JPH11336558A - エンジンの補機駆動装置 - Google Patents
エンジンの補機駆動装置Info
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- JPH11336558A JPH11336558A JP14326298A JP14326298A JPH11336558A JP H11336558 A JPH11336558 A JP H11336558A JP 14326298 A JP14326298 A JP 14326298A JP 14326298 A JP14326298 A JP 14326298A JP H11336558 A JPH11336558 A JP H11336558A
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- supercharger
- alternator
- engine
- pulley
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Supercharger (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 補機の中で軸方向にスペースのとれる一つの
補機に連動させるようにスーパーチャージャーを配置す
ることにより、エンジンの設計を容易にできるエンジン
の補機駆動装置の提供を課題とする。 【解決手段】 エンジン1の一側で、クランクプーリー
9に対しベルト19を介して複数の補機を駆動するエン
ジンの補機駆動装置において、スーパーチャージャー3
と補機の一つとを同軸上に設け、一つの入力で前記スー
パーチャージャー3と補機の一つの両方を駆動するよう
にしたことを特徴とする。
補機に連動させるようにスーパーチャージャーを配置す
ることにより、エンジンの設計を容易にできるエンジン
の補機駆動装置の提供を課題とする。 【解決手段】 エンジン1の一側で、クランクプーリー
9に対しベルト19を介して複数の補機を駆動するエン
ジンの補機駆動装置において、スーパーチャージャー3
と補機の一つとを同軸上に設け、一つの入力で前記スー
パーチャージャー3と補機の一つの両方を駆動するよう
にしたことを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スーパーチャージ
ャーを備えたエンジンの補機駆動装置に関する。
ャーを備えたエンジンの補機駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】トヨタ クラウン マジェスタ新型車解
説書品番61141,1991年10月11日発行2−
12に図7に示すようなエンジンの補機駆動装置が記載
されている。
説書品番61141,1991年10月11日発行2−
12に図7に示すようなエンジンの補機駆動装置が記載
されている。
【0003】これは、オルタネーター、ウォーターポン
プ、パワーステアリング、エアコン等の各補機は、エン
ジン101の一側で、クランク軸103に固定したクラ
ンクプーリー105と各補機のオルタネータープーリー
107,ウォーターポンププーリー109,パワーステ
アリングプーリー111及びエアコンプーリー113と
の間に一本のベルト115を懸回し、オートテンショナ
ー用マイドラープーリー117によってベルト115の
張力を一定に保ち、それぞれを駆動している。
プ、パワーステアリング、エアコン等の各補機は、エン
ジン101の一側で、クランク軸103に固定したクラ
ンクプーリー105と各補機のオルタネータープーリー
107,ウォーターポンププーリー109,パワーステ
アリングプーリー111及びエアコンプーリー113と
の間に一本のベルト115を懸回し、オートテンショナ
ー用マイドラープーリー117によってベルト115の
張力を一定に保ち、それぞれを駆動している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
エンジンの補機駆動装置では、スーパーチャージャーを
採用していない(通常はスーパーチャージャーを採用し
ない)が、グレードによっては、エンジンの出力向上の
ために採用する場合がある。
エンジンの補機駆動装置では、スーパーチャージャーを
採用していない(通常はスーパーチャージャーを採用し
ない)が、グレードによっては、エンジンの出力向上の
ために採用する場合がある。
【0005】しかしながら、最初のエンジン設計段階で
は、スーパーチャージャーの配置まで考慮すると、2タ
イプのエンジンを設計することとなり、より設計が面倒
になるという問題があった。
は、スーパーチャージャーの配置まで考慮すると、2タ
イプのエンジンを設計することとなり、より設計が面倒
になるという問題があった。
【0006】本発明は、上記の問題点に着目してなされ
たものであり、補機の中で軸方向のスペースのとれる一
つの補機に連動させるようにスーパーチャージャーを配
置することによりエンジンの設計を容易にできるエンジ
ンの補機駆動装置の提供を課題とする。
たものであり、補機の中で軸方向のスペースのとれる一
つの補機に連動させるようにスーパーチャージャーを配
置することによりエンジンの設計を容易にできるエンジ
ンの補機駆動装置の提供を課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載の発明は、エンジンの一側で、クラ
ンクプーリーに対しベルトを介して複数の補機を駆動す
るエンジンの補機駆動装置において、スーパーチャージ
ャーと補機の一つとを同軸上に設け、一つの入力で前記
スーパーチャージャーと補機の一つの両方を駆動するよ
うにしたことを特徴とする。
に、請求項1に記載の発明は、エンジンの一側で、クラ
ンクプーリーに対しベルトを介して複数の補機を駆動す
るエンジンの補機駆動装置において、スーパーチャージ
ャーと補機の一つとを同軸上に設け、一つの入力で前記
スーパーチャージャーと補機の一つの両方を駆動するよ
うにしたことを特徴とする。
【0008】したがって、従来の補機駆動装置のベルト
取り回しを変更することなくスーパーチャージャーを補
機の一つに連動させるように配置することができるた
め、最初のエンジン設計段階ではスーパーチャージャー
の配置まで考慮する必要がなく、設計が容易になる。
取り回しを変更することなくスーパーチャージャーを補
機の一つに連動させるように配置することができるた
め、最初のエンジン設計段階ではスーパーチャージャー
の配置まで考慮する必要がなく、設計が容易になる。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のエンジンの補機駆動装置であって、前記補機をスーパ
ーチャージャーの背後に配置したことを特徴とする。
のエンジンの補機駆動装置であって、前記補機をスーパ
ーチャージャーの背後に配置したことを特徴とする。
【0010】したがって、請求項1の発明と同等の作用
・効果が得られると共に、スーパーチャージャーの吸気
・排気関係のパイピングの配置が容易になる。
・効果が得られると共に、スーパーチャージャーの吸気
・排気関係のパイピングの配置が容易になる。
【0011】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
のエンジンの補機駆動装置であって、前記補機を前記ス
ーパーチャージャーの被駆動軸と同軸上に配置したこと
を特徴とする。
のエンジンの補機駆動装置であって、前記補機を前記ス
ーパーチャージャーの被駆動軸と同軸上に配置したこと
を特徴とする。
【0012】したがって、請求項2の発明と同等の作用
・効果が得られると共に、クランク軸の回転方向に対し
て補機を逆転させるように構成できるから、エンジンの
トルク変動を防止するようなイナーシャを発生する作用
が得られる。
・効果が得られると共に、クランク軸の回転方向に対し
て補機を逆転させるように構成できるから、エンジンの
トルク変動を防止するようなイナーシャを発生する作用
が得られる。
【0013】請求項4に記載の発明は、請求項1に記載
のエンジンの補機駆動装置であって、前記スーパーチャ
ージャーを前記補機の背後に配置したことを特徴とす
る。
のエンジンの補機駆動装置であって、前記スーパーチャ
ージャーを前記補機の背後に配置したことを特徴とす
る。
【0014】したがって、請求項1の発明と同等の作用
・効果が得られると共に、補機とスーパーチャージャー
を電磁クラッチ等によって連結することにより、必要時
以外はスーパーチャージャーの駆動を切り離し、その分
の負荷を減らすことができる。
・効果が得られると共に、補機とスーパーチャージャー
を電磁クラッチ等によって連結することにより、必要時
以外はスーパーチャージャーの駆動を切り離し、その分
の負荷を減らすことができる。
【0015】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
のエンジンの補機駆動装置であって、前記補機がオルタ
ネーターであることを特徴とする。
のエンジンの補機駆動装置であって、前記補機がオルタ
ネーターであることを特徴とする。
【0016】したがって、請求項4の発明と同等の作用
・効果が得られると共に、スーパーチャージャーの駆動
をOFFしたときにもオルタネーターを常時駆動して発
電させることができる。
・効果が得られると共に、スーパーチャージャーの駆動
をOFFしたときにもオルタネーターを常時駆動して発
電させることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の第1実施形態を図1〜図
3により説明する。符号を与えていない部材等は図示さ
れていない。
3により説明する。符号を与えていない部材等は図示さ
れていない。
【0018】図1のように、この実施形態は、エンジン
1はスーパーチャージャー3を備え、オルタネーター
5,ウォーターポンプ、パワーステアリング、エアコン
等の各補機を駆動している。
1はスーパーチャージャー3を備え、オルタネーター
5,ウォーターポンプ、パワーステアリング、エアコン
等の各補機を駆動している。
【0019】スーパーチャージャー3は、各補機の中で
軸方向にスペースをとれる一つの補機に連動させるよう
に配置している。この実施形態では、図1および図2に
示すように、スーパーチャージャー3の背後に補機の一
つであるオルタネーター5を配置し、両者を同軸に設け
ている。
軸方向にスペースをとれる一つの補機に連動させるよう
に配置している。この実施形態では、図1および図2に
示すように、スーパーチャージャー3の背後に補機の一
つであるオルタネーター5を配置し、両者を同軸に設け
ている。
【0020】そして、スーパーチャージャー3,オルタ
ネーター5,ウォーターポンプ、パワーステアリング、
エアコン等の各補機は、エンジン1の一側で、クランク
軸7に固定したクランクプーリー9とスーパーチャージ
ャー3とオルタネーター5の兼用プーリー11,ウォー
ターポンププーリー13,パワーステアリングプーリー
15およびエアコンプーリー17との間に一本のベルト
19を懸回し、オートテンショナー用アイドラープーリ
ー21によってベルト19の張力を一定に保ち、それぞ
れ駆動している。
ネーター5,ウォーターポンプ、パワーステアリング、
エアコン等の各補機は、エンジン1の一側で、クランク
軸7に固定したクランクプーリー9とスーパーチャージ
ャー3とオルタネーター5の兼用プーリー11,ウォー
ターポンププーリー13,パワーステアリングプーリー
15およびエアコンプーリー17との間に一本のベルト
19を懸回し、オートテンショナー用アイドラープーリ
ー21によってベルト19の張力を一定に保ち、それぞ
れ駆動している。
【0021】前記スーパーチャージャー3は、ルーツ式
スーパーチャージャー3Aを採用している。
スーパーチャージャー3Aを採用している。
【0022】図3は、ルーツ式スーパーチャージャー3
Aとオルタネーター5の配置を示す概略構成図である。
Aとオルタネーター5の配置を示す概略構成図である。
【0023】ルーツ式スーパーチャージャー3Aは、周
知のように、ハウジング23内に駆動軸25と被駆動軸
27とにそれぞれ固定した一対のロータ29,31と、
前記各軸25,27にそれぞれ設けたタイミングギヤ3
3,35とを有し、前記駆動軸25に回転力を入力し、
タイミングギヤ33,35を介してロータ29,31を
完全に同調させて回転し、1回転毎に大気側を空気を吸
入し、反対側の吐出口より送り出すという動作を繰り返
して空気を圧送する構成となっている。
知のように、ハウジング23内に駆動軸25と被駆動軸
27とにそれぞれ固定した一対のロータ29,31と、
前記各軸25,27にそれぞれ設けたタイミングギヤ3
3,35とを有し、前記駆動軸25に回転力を入力し、
タイミングギヤ33,35を介してロータ29,31を
完全に同調させて回転し、1回転毎に大気側を空気を吸
入し、反対側の吐出口より送り出すという動作を繰り返
して空気を圧送する構成となっている。
【0024】オルタネーター5は、周知のように、ハウ
ジング37内にロータ軸39に固定したロータ(電磁
石)41と、ハウジング37の内面に固定したステータ
(コイル)43とを有し、ロータ41の回転によって固
定されたステータ43に発生する3相交流を、ダイオー
ドによって全波整流し直流を取り出す構成となってい
る。
ジング37内にロータ軸39に固定したロータ(電磁
石)41と、ハウジング37の内面に固定したステータ
(コイル)43とを有し、ロータ41の回転によって固
定されたステータ43に発生する3相交流を、ダイオー
ドによって全波整流し直流を取り出す構成となってい
る。
【0025】そして、ルーツ式スーパーチャージャー3
Aの駆動軸25にはクランクプーリー9からベルト19
を介して伝達される回転力を入力するプーリー11を固
定している。オルタネーター5のロータ軸39は、前記
駆動軸25のプーリー11と反対側の軸端にスプライン
嵌合45により連動連結されている。
Aの駆動軸25にはクランクプーリー9からベルト19
を介して伝達される回転力を入力するプーリー11を固
定している。オルタネーター5のロータ軸39は、前記
駆動軸25のプーリー11と反対側の軸端にスプライン
嵌合45により連動連結されている。
【0026】したがって、クランクプーリー9からベル
ト19を介してプーリー11に回転力が入力されると、
ルーツ式スーパーチャージャー3Aの駆動軸25からタ
イミングギヤ33,35を介してロータ29,31を回
転駆動し、同時に駆動軸25からスプライン嵌合45を
介してオルタネーター5のロータ軸39に回転力が伝達
され、ロータ41を回転駆動する。
ト19を介してプーリー11に回転力が入力されると、
ルーツ式スーパーチャージャー3Aの駆動軸25からタ
イミングギヤ33,35を介してロータ29,31を回
転駆動し、同時に駆動軸25からスプライン嵌合45を
介してオルタネーター5のロータ軸39に回転力が伝達
され、ロータ41を回転駆動する。
【0027】こうして、一つの入力でルーツ式スーパー
チャージャー3Aとオルタネーター5の両方を同時に駆
動する。
チャージャー3Aとオルタネーター5の両方を同時に駆
動する。
【0028】この実施形態によれば、従来の補機駆動装
置のベルト取り回しを変更することなくスーパーチャー
ジャー3をオルタネーター5に連動させるように配置す
ることができるため、最初のエンジン設計段階ではスー
パーチャージャーの配置まで考慮する必要がなく、設計
が容易になる。
置のベルト取り回しを変更することなくスーパーチャー
ジャー3をオルタネーター5に連動させるように配置す
ることができるため、最初のエンジン設計段階ではスー
パーチャージャーの配置まで考慮する必要がなく、設計
が容易になる。
【0029】また、スーパーチャージャー3の背後にオ
ルタネーター5を配置しているので、スーパーチャージ
ャー3の吸気、排気関係のパイピングの配置が容易にな
る。
ルタネーター5を配置しているので、スーパーチャージ
ャー3の吸気、排気関係のパイピングの配置が容易にな
る。
【0030】次に、本発明の第2実施形態を図4により
説明する。
説明する。
【0031】図4は、ルーツ式スーパーチャージャー3
Aとオルタネーター5の配置を示す概略構成図である。
上記第1実施形態の図3と同様の構成部材には同符号を
付し、説明を省略する。
Aとオルタネーター5の配置を示す概略構成図である。
上記第1実施形態の図3と同様の構成部材には同符号を
付し、説明を省略する。
【0032】この実施形態は、ルーツ式スーパーチャー
ジャー3AをON,OFFさせる必要がある場合におけ
るルーツ式スーパーチャージャー3Aとオルタネーター
5の配置を示すものである。
ジャー3AをON,OFFさせる必要がある場合におけ
るルーツ式スーパーチャージャー3Aとオルタネーター
5の配置を示すものである。
【0033】この実施形態では、上記第1実施形態と逆
にルーツ式スーパーチャージャー3Aとオルタネーター
5を配置している。すなわち、オルタネーター5の背後
にルーツ式スーパーチャージャー3Aを配置し、両者を
同軸上に設けている。
にルーツ式スーパーチャージャー3Aとオルタネーター
5を配置している。すなわち、オルタネーター5の背後
にルーツ式スーパーチャージャー3Aを配置し、両者を
同軸上に設けている。
【0034】そして、オルタネーター5のロータ軸39
にクランクプーリー9からベルト19を介して伝達され
る回転力を入力するプーリー11を固定している。ルー
ツ式スーパーチャージャー3Aの駆動軸25は、前記ロ
ータ軸39のプーリー11と反対側の軸端に電磁クラッ
チ47を介して連動連結されている。
にクランクプーリー9からベルト19を介して伝達され
る回転力を入力するプーリー11を固定している。ルー
ツ式スーパーチャージャー3Aの駆動軸25は、前記ロ
ータ軸39のプーリー11と反対側の軸端に電磁クラッ
チ47を介して連動連結されている。
【0035】したがって、クランクプーリー9からベル
ト19を介してプーリー11に回転力が入力されると、
オルタネーター5のロータ軸39を介してロータ41を
回転駆動する。そして、電磁クラッチ47がONのとき
は、ロータ軸39の回転力が電磁クラッチ47を介して
ルーツ式スーパーチャージャー3Aの駆動軸25に伝達
され、タイミングギヤ33,35を介してロータ29,
31を回転駆動し、電磁クラッチ47がOFFのときに
は、オルタネーター5のロータ軸39は回転してロータ
41を回転駆動するがルーツ式スーパーチャージャー3
Aの駆動軸25には回転力が伝達されずロータ29,3
1は停止する。
ト19を介してプーリー11に回転力が入力されると、
オルタネーター5のロータ軸39を介してロータ41を
回転駆動する。そして、電磁クラッチ47がONのとき
は、ロータ軸39の回転力が電磁クラッチ47を介して
ルーツ式スーパーチャージャー3Aの駆動軸25に伝達
され、タイミングギヤ33,35を介してロータ29,
31を回転駆動し、電磁クラッチ47がOFFのときに
は、オルタネーター5のロータ軸39は回転してロータ
41を回転駆動するがルーツ式スーパーチャージャー3
Aの駆動軸25には回転力が伝達されずロータ29,3
1は停止する。
【0036】こうして、一つの入力でオルタネーター5
は常時駆動し、その背後に電磁クラッチ47を介して連
動連結したルーツ式スーパーチャージャー3Aは、電磁
クラッチ47のON,OFF操作により必要時以外は駆
動させないようにする。
は常時駆動し、その背後に電磁クラッチ47を介して連
動連結したルーツ式スーパーチャージャー3Aは、電磁
クラッチ47のON,OFF操作により必要時以外は駆
動させないようにする。
【0037】この実施形態によれば、従来の補機駆動装
置のベルト取り回しを変更することなくスーパーチャー
ジャー3をオルタネーター5に連動させるように配置す
ることができるため、最初のエンジン設計段階ではスー
パーチャージャーの配置まで考慮する必要がなく、設計
が容易になる。
置のベルト取り回しを変更することなくスーパーチャー
ジャー3をオルタネーター5に連動させるように配置す
ることができるため、最初のエンジン設計段階ではスー
パーチャージャーの配置まで考慮する必要がなく、設計
が容易になる。
【0038】また、スーパーチャージャー3をオルタネ
ーター5の背後に電磁クラッチ47を介して配置してい
るので、必要時以外にはスーパーチャージャー3の駆動
が切り離されるため、その分の負荷を減らすことができ
る。
ーター5の背後に電磁クラッチ47を介して配置してい
るので、必要時以外にはスーパーチャージャー3の駆動
が切り離されるため、その分の負荷を減らすことができ
る。
【0039】次に、本発明の第3実施形態を図5により
説明する。
説明する。
【0040】図5は、ルーツ式スーパーチャージャー3
Aとオルタネーター5の配置を示す概略構成図である。
Aとオルタネーター5の配置を示す概略構成図である。
【0041】上記第1実施形態の図3および第2実施形
態の図4と同様な構成部材に同符号を付し、説明を省略
する。
態の図4と同様な構成部材に同符号を付し、説明を省略
する。
【0042】この実施形態は、上記第1実施形態の変形
形態であって、ルーツ式スーパーチャージャー3Aの背
後にオルタネーター5を配置し、オルタネーター35の
ロータ軸39をルーツ式スーパーチャージャー3Aの被
駆動軸27の軸端にスプライン嵌合49により連動連結
している。
形態であって、ルーツ式スーパーチャージャー3Aの背
後にオルタネーター5を配置し、オルタネーター35の
ロータ軸39をルーツ式スーパーチャージャー3Aの被
駆動軸27の軸端にスプライン嵌合49により連動連結
している。
【0043】したがって、クラッチプーリー9からベル
ト19を介してプーリー11に回転力が入力されると、
ルーツ式スーパーチャージャー3Aの駆動軸25からタ
イミングギヤ33,35を介してロータ29,31を回
転駆動し、同時に被駆動軸27からスプライン嵌合49
を介してオルタネーター5のロータ軸39に回転力が伝
達され、ロータ41を回転駆動する。
ト19を介してプーリー11に回転力が入力されると、
ルーツ式スーパーチャージャー3Aの駆動軸25からタ
イミングギヤ33,35を介してロータ29,31を回
転駆動し、同時に被駆動軸27からスプライン嵌合49
を介してオルタネーター5のロータ軸39に回転力が伝
達され、ロータ41を回転駆動する。
【0044】こうして、一つの入力でルーツ式スーパー
チャージャー3Aとオルタネーター5の両方を同時に駆
動する。
チャージャー3Aとオルタネーター5の両方を同時に駆
動する。
【0045】この実施形態によれば、上記第1実施形態
および第2実施形態と同様に従来の補機駆動装置のベル
ト取り回しを変更することなくスーパーチャージャー3
をオルタネーター5に連動させるように配置することが
できるため、最初のエンジン設計段階ではスーパーチャ
ージャーの配置まで考慮する必要がなく、設計が容易に
なる。
および第2実施形態と同様に従来の補機駆動装置のベル
ト取り回しを変更することなくスーパーチャージャー3
をオルタネーター5に連動させるように配置することが
できるため、最初のエンジン設計段階ではスーパーチャ
ージャーの配置まで考慮する必要がなく、設計が容易に
なる。
【0046】また、スーパーチャージャー3の背後にオ
ルタネーター5を配置しているので、スーパーチャージ
ャー3の吸気・排気関係のパイピングの配置が容易にな
る。
ルタネーター5を配置しているので、スーパーチャージ
ャー3の吸気・排気関係のパイピングの配置が容易にな
る。
【0047】また、スーパーチャージャー3の被駆動軸
27にオルタネーター5のロータ軸39を連結している
ので、エンジン1のトルク変動を防止するようなイナー
シャを発生する作用が得られる。
27にオルタネーター5のロータ軸39を連結している
ので、エンジン1のトルク変動を防止するようなイナー
シャを発生する作用が得られる。
【0048】つぎに、本発明の第4実施形態を図6によ
り説明する。
り説明する。
【0049】図6は、遠心式スーパーチャージャー3B
とオルタネーター5の配置を示す概略構成図である。
とオルタネーター5の配置を示す概略構成図である。
【0050】上記第1実施形態の図3,第2実施形態の
図4及び図3実施形態の図5と同様な構成部材には同符
号を付し、説明を省略する。
図4及び図3実施形態の図5と同様な構成部材には同符
号を付し、説明を省略する。
【0051】この実施形態は、スーパーチャージャー3
は遠心式スーパーチャージャー3Bを採用し、該遠心式
スーパーチャージャー3Bの背後にオルタネーター5を
配置し、両者を同軸上に設けている。
は遠心式スーパーチャージャー3Bを採用し、該遠心式
スーパーチャージャー3Bの背後にオルタネーター5を
配置し、両者を同軸上に設けている。
【0052】遠心式スーパーチャージャー3Bは、周知
のように、ハウジング51内に入力軸53に連結した増
速歯車装置55と、前記増速歯車装置55を介して回転
するランナ付きランナ軸57とを有し、前記入力軸53
に回転力を入力し、増速歯車装置55を介してランナ付
きランナ軸57を増速回転し、大気側の空気を吸入し、
吐出口より空気を圧送する構成となっている。
のように、ハウジング51内に入力軸53に連結した増
速歯車装置55と、前記増速歯車装置55を介して回転
するランナ付きランナ軸57とを有し、前記入力軸53
に回転力を入力し、増速歯車装置55を介してランナ付
きランナ軸57を増速回転し、大気側の空気を吸入し、
吐出口より空気を圧送する構成となっている。
【0053】そして、遠心式スーパーチャージャー3B
の入力軸53には、クランクプーリー9からベルト19
を介して伝達される回転力を入力するプーリー11を固
定している。オルタネーター5のロータ軸39はランナ
付きランナ軸57にスプライン嵌合59により連動連結
されている。
の入力軸53には、クランクプーリー9からベルト19
を介して伝達される回転力を入力するプーリー11を固
定している。オルタネーター5のロータ軸39はランナ
付きランナ軸57にスプライン嵌合59により連動連結
されている。
【0054】したがって、クラッチプーリー9からベル
ト19を介してプーリー11に回転力が入力されると、
遠心式スーパーチャージャー3Bの入力軸53から増速
歯車装置55を介してランナ付きランナ軸57を回転駆
動し、同時にランナ軸57からスプライン嵌合59を介
してオルタネーター5のロータ軸39に回転力が伝達さ
れ、ロータ41を回転駆動する。
ト19を介してプーリー11に回転力が入力されると、
遠心式スーパーチャージャー3Bの入力軸53から増速
歯車装置55を介してランナ付きランナ軸57を回転駆
動し、同時にランナ軸57からスプライン嵌合59を介
してオルタネーター5のロータ軸39に回転力が伝達さ
れ、ロータ41を回転駆動する。
【0055】こうして、一つの入力で遠心式スーパーチ
ャージャー3Bとオルタネーター5の両方を同時に駆動
する。
ャージャー3Bとオルタネーター5の両方を同時に駆動
する。
【0056】この実施形態によれば、上記第1実施形
態、第2実施形態及び第3実施形態と同様に、従来の補
機駆動装置のベルト取り回しを変更することなく、スー
パーチャージャー3をオルタネーター5に連動させるよ
うに配置することができるため、最初のエンジン設計段
階ではスーパーチャージャーの配置まで考慮する必要が
なく、設計の自由度が拡げられる。
態、第2実施形態及び第3実施形態と同様に、従来の補
機駆動装置のベルト取り回しを変更することなく、スー
パーチャージャー3をオルタネーター5に連動させるよ
うに配置することができるため、最初のエンジン設計段
階ではスーパーチャージャーの配置まで考慮する必要が
なく、設計の自由度が拡げられる。
【0057】また、スーパーチャージャー3の背後にオ
ルタネーター5を配置しているので、スーパーチャージ
ャー3の吸気・排気関係のパイピングの配置が容易にな
る。
ルタネーター5を配置しているので、スーパーチャージ
ャー3の吸気・排気関係のパイピングの配置が容易にな
る。
【0058】また、増速歯車装置55によってランナ付
きランナ軸57の回転が増速されるので、このランナ軸
57に連動連結するオルタネーター5を小型化できる。
きランナ軸57の回転が増速されるので、このランナ軸
57に連動連結するオルタネーター5を小型化できる。
【0059】尚、上記第1,第2,第3及び第4実施形
態において、スーパーチャージャーと補機の一つ、例え
ばオルタネーターとを同軸上に設け、一つの入力で同時
に回転させることから、ベルトの負担増、回転数の差な
どが懸念されるが、ベルトについては幅を増し、コグベ
ルトの使用などで対応でき、また、回転数の差もプーリ
ー径の比でみると、1〜1.2倍程度である為問題はな
い。
態において、スーパーチャージャーと補機の一つ、例え
ばオルタネーターとを同軸上に設け、一つの入力で同時
に回転させることから、ベルトの負担増、回転数の差な
どが懸念されるが、ベルトについては幅を増し、コグベ
ルトの使用などで対応でき、また、回転数の差もプーリ
ー径の比でみると、1〜1.2倍程度である為問題はな
い。
【0060】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1に記載の発明によれば、エンジンの一側で、クランク
プーリーに対しベルトを介して複数の補機を駆動するエ
ンジンの補機駆動装置において、スーパーチャージャー
と補機の一つとを同軸上に設け、一つの入力で前記スー
パーチャージャーと補機の一つの両方を駆動するように
しているので、従来の補機駆動装置のベルト取り回しを
変更することなくスーパーチャージャーを補機の一つに
連動させるように配置することができるため、最初のエ
ンジン設計段階ではスーパーチャージャーの配置まで考
慮する必要がなく、設計が容易になる。
1に記載の発明によれば、エンジンの一側で、クランク
プーリーに対しベルトを介して複数の補機を駆動するエ
ンジンの補機駆動装置において、スーパーチャージャー
と補機の一つとを同軸上に設け、一つの入力で前記スー
パーチャージャーと補機の一つの両方を駆動するように
しているので、従来の補機駆動装置のベルト取り回しを
変更することなくスーパーチャージャーを補機の一つに
連動させるように配置することができるため、最初のエ
ンジン設計段階ではスーパーチャージャーの配置まで考
慮する必要がなく、設計が容易になる。
【0061】請求項2に記載の発明によれば、補機をス
ーパーチャージャーの背後に配置しているので、請求項
1の発明と同等の効果が得られると共に、スーパーチャ
ージャーの吸気・排気関係のパイピングの配置が容易に
なる。
ーパーチャージャーの背後に配置しているので、請求項
1の発明と同等の効果が得られると共に、スーパーチャ
ージャーの吸気・排気関係のパイピングの配置が容易に
なる。
【0062】請求項3に記載の発明によれば、請求項2
の発明と同等の効果が得られると共に、クランク軸の回
転方向に対して補機を逆転させるように構成できるか
ら、エンジンのトルク変動を防止するようなイナーシャ
を発生する作用が得られる。
の発明と同等の効果が得られると共に、クランク軸の回
転方向に対して補機を逆転させるように構成できるか
ら、エンジンのトルク変動を防止するようなイナーシャ
を発生する作用が得られる。
【0063】請求項4に記載の発明によれば、請求項1
の発明と同等の効果が得られると共に、補機とスーパー
チャージャーを電磁クラッチ等によって連結することに
より、必要時以外はスーパーチャージャーの駆動を切り
離し、その分の負荷を減らすことができる。
の発明と同等の効果が得られると共に、補機とスーパー
チャージャーを電磁クラッチ等によって連結することに
より、必要時以外はスーパーチャージャーの駆動を切り
離し、その分の負荷を減らすことができる。
【0064】請求項5に記載の発明によれば、請求項4
の発明と同等の効果が得られると共に、スーパーチャー
ジャーの駆動をOFFしたときにもオルタネーターを常
時駆動して発電させることができる。
の発明と同等の効果が得られると共に、スーパーチャー
ジャーの駆動をOFFしたときにもオルタネーターを常
時駆動して発電させることができる。
【図1】第1実施形態の側面図である。
【図2】第1実施形態の一部を破断した要部を示す斜視
図である。
図である。
【図3】第1実施形態のスーパーチャージャーとオルタ
ネーターの配置を示す概略構成図である。
ネーターの配置を示す概略構成図である。
【図4】第2実施形態のスーパーチャージャーとオルタ
ネーターの配置を示す概略構成図である。
ネーターの配置を示す概略構成図である。
【図5】第3実施形態のスーパーチャージャーとオルタ
ネーターの配置を示す概略構成図である。
ネーターの配置を示す概略構成図である。
【図6】第4実施形態のスーパーチャージャーとオルタ
ネーターの配置を示す概略構成図である。
ネーターの配置を示す概略構成図である。
【図7】従来例の側面図である。
1 エンジン 3(3A,3B) スーパーチャージャー 5 オルタネーター(補機) 9 クランクプーリー 11 プーリー(スーパーチャージャーとオルタネータ
ー兼用) 19 ベルト
ー兼用) 19 ベルト
Claims (5)
- 【請求項1】 エンジンの一側で、クランクプーリーに
対しベルトを介して複数の補機を駆動するエンジンの補
機駆動装置において、 スーパーチャージャーと補機の一つとを同軸上に設け、
一つの入力で前記スーパーチャージャーと補機の一つの
両方を駆動するようにしたことを特徴とするエンジンの
補機駆動装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載のエンジンの補機駆動装
置であって、 前記補機をスーパーチャージャーの背後に配置したこと
を特徴とするエンジンの補機駆動装置。 - 【請求項3】 請求項2に記載のエンジンの補機駆動装
置であって、 前記補機を前記スーパーチャージャーの被駆動軸と同軸
上に配置したことを特徴とするエンジンの補機駆動装
置。 - 【請求項4】 請求項1に記載のエンジンの補機駆動装
置であって、 前記スーパーチャージャーを前記補機の背後に配置した
ことを特徴とするエンジンの補機駆動装置。 - 【請求項5】 請求項4に記載のエンジンの補機駆動装
置であって、 前記補機がオルタネーターであることを特徴とするエン
ジンの補機駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14326298A JPH11336558A (ja) | 1998-05-25 | 1998-05-25 | エンジンの補機駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14326298A JPH11336558A (ja) | 1998-05-25 | 1998-05-25 | エンジンの補機駆動装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11336558A true JPH11336558A (ja) | 1999-12-07 |
Family
ID=15334662
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14326298A Pending JPH11336558A (ja) | 1998-05-25 | 1998-05-25 | エンジンの補機駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11336558A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102005061418A1 (de) * | 2005-12-22 | 2007-07-12 | Volkswagen Ag | Brennkraftmaschine mit mindestens einem Nebenaggregat |
-
1998
- 1998-05-25 JP JP14326298A patent/JPH11336558A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102005061418A1 (de) * | 2005-12-22 | 2007-07-12 | Volkswagen Ag | Brennkraftmaschine mit mindestens einem Nebenaggregat |
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