JPH11336451A - 遮蔽体内蔵複層ガラスおよび窓サッシ - Google Patents
遮蔽体内蔵複層ガラスおよび窓サッシInfo
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- JPH11336451A JPH11336451A JP10148638A JP14863898A JPH11336451A JP H11336451 A JPH11336451 A JP H11336451A JP 10148638 A JP10148638 A JP 10148638A JP 14863898 A JP14863898 A JP 14863898A JP H11336451 A JPH11336451 A JP H11336451A
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Abstract
その加工および組立が容易にでき、また簡単な構造で遮
蔽体の端部を容易に覆い隠すことができるようにする。 【解決手段】 方形枠状にスぺーサ5a〜5dを設け、
このスぺーサ5a〜5dの両側をガラス板6,6で挟ん
で内部が密封された複層ガラス2を形成し、この複層ガ
ラス2内に遮蔽体4を内蔵し、前記スぺーサ5a〜5d
は面内方向に開放され、少なくとも一辺のスぺーサ5
b,5dの内部に、乾燥材39を収容した乾燥剤収容部
材40を設けている。
Description
ラスおよび窓サッシに関する。
サの両面をガラス板で挟んで内部が密封された複層ガラ
スを形成し、この複層ガラス内に梯子状の吊り紐を介し
てスラットの角度調節が可能なブラインドを吊設してな
るブラインド内蔵複層ガラスは、例えば実開昭60−1
46195号公報、特公平4−26034号公報等によ
り既に知られている。このブラインド内蔵複層ガラス
は、断熱性および遮蔽性を有するだけでなく、密封され
た複層ガラス内に遮蔽体が内蔵されていることから、ブ
ラインドが汚れ難く、例えば浴室等の窓ガラスとして好
適である。
ンド内蔵複層ガラスは、内面に結露が生じた場合、見栄
えが悪くなるだけでなく、結露を除去することが困難と
なる。そこで、複層ガラス内の結露の発生を防止するた
めに、例えばスぺーサ自体を中空に形成して内部に乾燥
剤を充填する構造(前者)や、あるいはスぺーサとして
の形材の外端部に乾燥剤を収容した乾燥剤収容部材を取
付ける構造(後者)が採用されている。
蔽体の端部を覆い隠して見栄えの向上を図る構造を採用
することが難しい。また、後者の構造においては、形材
に複層ガラスの内部と乾燥剤収容部材の内部とを連通す
るための孔開け加工を施す必要があり、加工および組立
に手間がかかる。
れたものであり、本発明の目的は、内部の結露を防止で
きる構造でありながら、加工および組立が容易にできる
遮蔽体内蔵複層ガラスおよび窓サッシを提供することに
ある。また、本発明の他の目的は、簡単な構造で遮蔽体
の端部を容易に覆い隠すことができ、見栄えの向上が図
れる遮蔽体内蔵複層ガラスおよび窓サッシを提供するこ
とにある。
記載の遮蔽体内蔵複層ガラスは、方形枠状にスぺーサを
設け、このスぺーサの両側をガラス板で挟んで内部が密
封された複層ガラスを形成し、この複層ガラス内に遮蔽
体を内蔵し、上記スぺーサは面内方向に開放され、少な
くとも一辺のスぺーサの内部に、乾燥材を収容した乾燥
材収容部材を設けてなることを特徴とする。
方形枠状にスぺーサを設け、このスぺーサの両側をガラ
ス板で挟んで内部が密封された複層ガラスを形成し、こ
の複層ガラス内に遮蔽体を内蔵し、上記スぺーサは面内
方向に開放され、上記遮蔽体の端部を覆う覆い部を有し
ており、少なくとも一辺のスぺーサの内部に、乾燥材を
収容した乾燥剤収容部材を設けてなることを特徴とす
る。
ぺーサを設け、このスぺーサの両側をガラス板で挟んで
内部が密封された複層ガラスを形成し、この複層ガラス
内に遮蔽体を内蔵し、上記スぺーサは面内方向に開放さ
れ、少なくとも一辺のスぺーサの内部に、乾燥材を収容
した乾燥剤収容部材を設けてなる遮蔽体内蔵複層ガラス
が装着されていることを特徴とする。
ぺーサを設け、このスぺーサの両側をガラス板で挟んで
内部が密封された複層ガラスを形成し、この複層ガラス
内に遮蔽体を内蔵し、上記スぺーサは面内方向に開放さ
れ、上記遮蔽体の端部を覆う覆い部を有しており、少な
くとも一辺のスぺーサの内部に、乾燥材を収容した乾燥
剤収容部材を設けてなる遮蔽体内蔵複層ガラスが装着さ
れていることを特徴とする。
付図面に基いて詳述する。図1は本発明の実施の形態で
ある遮蔽体内蔵複層ガラスを示す屋内側正面図、図2は
図1のA−A線拡大断面図、図3は図1のB−B線拡大
断面図、図4は図1の遮蔽体内蔵複層ガラスが装着され
た窓サッシを示す屋内側正面図、図5は伝達部材に連結
部材を介してラックを取付ける構造を示す斜視図、図6
はプーリケースの構造を示す図、図7はスぺーサ内に乾
燥剤収容部材を取付ける状態を示す斜視図である。
で、基本的には、内部が密封された複層ガラス2内に遮
蔽体4を内蔵して構成されている。図示例では、遮蔽体
4として、梯状の吊り紐3を介してスラット9の角度調
節が可能なブラインドが示されている。複層ガラス2
は、方形枠状に上下左右のスペーサ5a,5b,5c,
5dを設け、このスペーサ5a〜5dの両側(両面)を
図2ないし図3に示すように2枚のガラス板6,6で挟
み、スペーサ5a〜5dとガラス板6の間を図示しない
1次シール材でシールすると共に、両ガラス板6,6の
対向周縁部間を2次シール材7でシールすることにより
内部を密封した状態に形成される。
放された断面U字状に形成された金属製例えばアルミニ
ウム合金製の押出形材からなっていることが好ましい
が、合成樹脂製の形材であってもよい。形材(溝形材)
からなる四辺のスペーサ5a〜5dは、四隅に配置され
るコーナーピース8a,8b,8c,8dを介して方形
枠状に連結されることが好ましい。コーナーピース8a
〜8dは、好ましくは合成樹脂からなっているが、金属
製であってもよい。
間に横紐部3cを所定の間隔で設けてなる梯状の吊り紐
3と、遮蔽体幅に応じて適宜間隔で少なくとも2本以上
配置される上記吊り紐3の各段の横紐部3c相互間に掛
け渡されて略水平に支持されるスラット9とを備えてお
り、吊り紐3の両側の縦紐部3a,3bの一方を上方へ
他方を下方へ移動させることにより、スラット9の角度
を一斉に可変調節できるように構成されている。スラッ
ト9は、合成樹脂製もしくは金属製の帯状の薄板からな
り、撓みを防止するために断面が曲面状に形成されてい
る。
ス2内の上方、すなわち上部スペーサ5aには、各吊り
紐3を駆動するプーリ10がガラス面と平行にそれぞれ
回動可能に配設されている。組立性の向上を図るため
に、上記プーリ10は、上部のスペーサ5aに対して着
脱可能に構成されたプーリケース11内に軸12を介し
て回転可能に取付けられている。
2a内に収まる大きさの箱状に例えば合成樹脂により形
成されており、上部のスペーサ2a内に着脱可能に取付
けられるようになっている。また、上記プーリ10を回
動操作するために、上部のスペーサ2a内の上方には、
その長手方向に沿って直線移動可能にラック13を有す
る駆動部材14が設けられると共に、上記プーリ10に
は上記ラック13と噛合するピニオン15が設けられて
いる(図5、図6参照)。
内上方をその長手方向にって移動可能に形成された金属
製、例えばアルミ押出形材からなる長尺のバー材(ピッ
チバーともいう)からなっている。この駆動部材14に
は、各プーリ10と対応する位置に切欠部16が設けら
れ、各切欠部16に位置させてラック13が取付けられ
ている。ラック13の背面部には、上記駆動部材14の
両側部を把持するように係合する係合部17が形成され
ている。
連結したクラッチバネ18が巻き付けて設けられ、この
クラッチバネ18は一定範囲以上回動しないように両端
の一方がストッパーであるピン19に当接するとプーリ
上10の拘束が解除されるように構成されている。これ
により、組立時に各吊り紐3の角度がずれていたとして
も、これらを簡単に整列させることができ、組立誤差を
吸収できるようになっている。
ーリ10とほぼ同じ径で巻回したコイルバネからなり、
その両端が径方向外方にハの字状に突出させて規制腕部
18a、18bとして形成されている。両規制腕部18
a,18bの開き角度がクラッチバネ18の回動範囲を
規制している。また、両規制腕部18a,18bの基部
には、吊り紐3の縦紐部3a,3b上端を止着するため
の止着部20a,20bがリング状に形成されている。
リ10の下方にその軸12と平行に設けられており、特
に両規制腕部18a,18b間で且つこれらの回動軌跡
上に設けられている。上記クラッチバネ18の両止着部
20a,20bに吊り紐3の両側縦紐部3a,3b上端
がそれぞれ止着され、両縦紐部3a,3bは上記ピン1
9に交差するように巻き掛けられて下方へ垂下されてい
る。
介して遮蔽体4の重さで下方へ引っ張られていることに
より、プーリ10を締め付ける方向に付勢されている。
そして、プーリ10を何れか一方向に回動させると、ク
ラッチバネ18がプーリ10と一体で回動し、一方の規
制腕部18aまたは18bがピン19に当接すると、そ
の規制腕部18aまたは18bにクラッチバネ18を緩
める方向の力が作用するため、クラッチバネ18の拘束
が解除されてプーリ10のみが空転し、クラッチバネ1
8が所定の角度で停止され、吊り紐3を所定の角度に揃
えることができるようになっている。
能に操作部21が設けられると共に、この操作部21に
磁力で吸着されて操作される被操作部22が複層ガラス
2内の側部のスペーサ5cに沿って上下移動可能に設け
られている。この被操作部22は、磁石23を収容した
箱状の内カバー24と、この内カバー24を複層ガラス
2の厚さ方向に移動可能に収容した箱状の外カバー25
とを備えている。内カバー24は、一方のガラス板6の
内面に摺動可能に接しているため、摩擦抵抗の少ない滑
りやすい材質例えばポリアセタール樹脂からなっている
ことが好ましい。上記外カバー25は、内カバー24を
一方のガラス板6の内面に接触させるために一側が開放
されている。
操作部22を上下移動可能に収容しており、その一方の
ガラス板6側には内カバー24をそのガラス板6の内面
に接触させて上下方向に移動可能とするための窓(開口
部)26が形成されている。上記操作部21には、上記
被操作部22の内カバー24と対応するように磁石収容
部27が形成さており、この磁石収容部27には上記ガ
ラス板6を挟んで上記被操作部22の磁石23と互に吸
着する磁石28が収容されている。
しも両方とも磁石である必要はなく、一方が磁石で、他
方が磁性体例えば鉄であってもよい。操作部21は、ガ
ラス板6の外面に取付けフレーム29を介して上下方向
に移動可能に取付けられている。取付けフレーム29
は、ガラス板6の外面に両面粘着テープ、接着剤等で固
定される。
30を介して連結されている。この伝達部材30は、可
撓性を有する長尺板状(帯状)のバー材からなってい
る。この伝達部材30は、その一端部に形成された係合
穴31に、上記外カバー25の外面に突設された突部3
2を係合させることにより、被操作部22と連結されて
いる。操作側の側部のスペーサ5cには、その長手方向
に沿って上下方向に上記伝達部材30を移動可能に支持
するガイド溝33が形成されている。
のスペーサ5aを連結する上隅部のコーナーピース(操
作側の上部コーナーピースともいう)8aには、上記伝
達部材30を側部のスぺーサ5c側から上部のスペーサ
5a側に90度方向転換させて案内するための曲線状ガ
イド部34が形成されている。そして、上記伝達部材3
0の先端部には、この先端部に形成された係合穴34に
上記駆動部材14の一端に突設された突部36を係合さ
せることにより、駆動部材14が連結されている。上記
操作部21、伝達部材30、コーナーピース8a〜8d
等は、被操作部22の内カバー24と同様、滑りやすい
材質例えばポリアセタール樹脂からなっていることが好
ましい。
端は、バー部材(ボトムバーともいう)37に連結され
ている。尚、吊り紐3の両側縦紐部3a,3bは、U字
状につながっていて、バー部材37に転回可能(Uター
ン可能)に巻き掛けられていてもよい。吊り紐3により
下部のスペーサ5bより上方へ浮いた状態に吊り下げら
れた上記バー部材37を吊り紐3の伸びに対応して一定
の範囲で上下移動可能に規制するために、左右両側のス
ペーサ5c,5dの下端側および下隅部に配置される下
部コーナーピース8c,8dには、上記バー部材37の
両端部を上下移動可能に規制する規制部としての図示し
ない長穴が設けられている。
蔽体4の端部を覆う覆い部38a〜38dを有してい
る。また、少なくとも一辺のスぺーサ、図示例では操作
部側の側部のスぺーサ5cと対向する側部のスぺーサ5
dおよび下部のスぺーサ5bの計二辺の内部には、例え
ばシリカゲル等の乾燥剤39を収容した乾燥剤収容部材
40が設けられている。側部のスぺーサ5dと下部のス
ぺーサ5bは、図7にも示すように、両側部の先端側が
覆い部38d,38bとして長く形成されている。すな
わち、側部と下部のスぺーサ5d,5bには、覆い部3
8d,38bが一体形成されている。
内底部に乾燥剤収容部材40を収容保持するために、ス
ぺーサ5d,5bの内側部には、乾燥部材収容部材40
の上面両側縁部を係止するための係止条部41a,41
bが一体形成されており、乾燥剤収容部材40を長手方
向に沿って一端から挿入して保持できるようになってい
る。なお、上記乾燥剤収容部材40は、スぺーサ5d,
5bの内底部に上方(開放側)から嵌め込んでもよい。
また、上記スぺーサ5d,5bの一方の内壁部には、乾
燥剤収容部材40が幅方向に移動したり、がたつかない
ように規制する規制部42が一体形成されている。上記
乾燥剤収容部材40は、例えばアルミニウムにより中空
棒状に形成された容器(ケーシング)43内に乾燥剤3
9を充填し、両端部に図示しないキャップを挿入して構
成されている。この容器43の上面には、通気用の孔部
44が適宜間隔で設けられている。
のスぺーサ5aには、覆い部38c,38aが別部材と
して取付けられている。これらの覆い部38c,38a
は、面内方向に開放された断面U字状のアルミ押出形材
からなり、その外端部には操作部側の側部のスぺーサ5
cおよび上部のスぺーサ5aの両側先端部に形成された
内向きフランジ部45に係止される一対の係止部46が
突設されている。なお、上部のスぺーサ5aに取付けら
れる覆い部38aには、吊り紐3を通すための図示しな
い開口部が設けられている。
ラス1は、窓サッシ47に装着されて使用される。図4
は、遮蔽体内蔵複層ガラス1を引き違い式の窓サッシ4
7に装着した一例を示している。この窓サッシ47は、
好ましくは断熱構造のサッシ枠48と、このサッシ枠4
8内に開閉可能に取付けられた引き違い式の障子49と
から主に構成されている。障子49は、方形に框組みさ
れる、好ましくは断熱構造の框50を有し、この框50
内に図示しないパッキンであるグレーチングチャンネル
(ビードともいう)を介して上述した遮蔽体内蔵複層ガ
ラス1が装着されている。なお、窓サッシとしては、引
き違い式以外に、例えば縦すべり式、嵌め殺し式等であ
ってもよい。
ガラス1およびこれを備えた窓サッシ47の作用を述べ
る。遮蔽体内蔵複層ガラス1を組立てる場合には、先ず
操作部21、伝達部材30、ラック13を有する駆動部
材14を組込んだスペーサ5a〜5dを方形枠状に組立
て、このスペーサ5a〜5dの一方の面にガラス板6を
一次シール材を介して張り付ける。
11が取付けられた遮蔽体4を上記スペーサ5a〜5d
の内側の空間に収容配置し、そのバー部材37の両端を
両側部のスぺーサ5c,5dおよび下部コーナーピース
8c,8dの図示しない長穴に係合させ、上記プーリケ
ース11を上部のスペーサ5a内に装着する。そして、
上記スペーサ5a〜5dの他方の面にガラス板6を一次
シール材を介して張り付け、両ガラス板6,6の対向周
縁部間に二次シール材7を充填し、一方のガラス板6の
外面に操作部21を取付けることにより、遮蔽体内蔵複
層ガラス1が完成する。また、この遮蔽体内蔵複層ガラ
ス1を窓サッシ47に装着することにより、窓サッシ4
7が完成する。
ス1もしくは窓サッシ47によれば、操作部21を上方
もしくは下方に移動すると、磁石23,28の吸着作用
で複層ガラス2内の被操作部22が操作部21に追従し
て操作される。その操作力は伝達部材30を介して上部
のスペーサ5a内の駆動部材14に伝達され、駆動部材
14に設けられたラック13と、プーリケース11内の
プーリ10に設けられたピニオン15とを介してプーリ
10が回動操作され、吊り紐3を介して遮蔽体4のスラ
ット9の角度を任意に調節することができる。
は窓サッシ47においては、方形枠状に上下左右のスペ
ーサ5a〜5dを連結し、このスペーサ5a〜5dの両
面をガラス板6,6で挟んで内部が密封される複層ガラ
ス2を形成し、この複層ガラス2内に梯状の吊り紐3を
介してスラット9の角度調節が可能な遮蔽体4を吊設
し、上記スぺーサ5a〜5dは面内方向に開放され、少
なくとも一辺図示例では二辺のスぺーサ5b,5dの内
部に、乾燥材39を収容した乾燥材収容部材40を設け
ている。
ありながら、その加工および組立が容易にでき、コスト
の低減が図れる。すなわち、形材からなるスぺーサ5
b,5dには乾燥剤材通気用の孔開け加工が不要であ
り、しかもスぺーサ5b,5d内の底部にその一端から
乾燥剤収容部材40を差し込むか、あるいは上方から嵌
め込むことにより乾燥剤収容部材40を容易に取付ける
ことができる。また、上記スぺーサ5a〜5dは、上記
遮蔽体4の端部を覆う覆い部38a〜38dを一体また
は別体で有しているため、簡単な構造で遮蔽体の端部を
容易に覆い隠すことができ、見栄えの向上が図れる。
述してきたが、本発明は上記実施の形態に限定されるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲での種々の
設計変更等が可能である。例えば、上記実施の形態で
は、遮蔽体が昇降可能に構成されていないが本発明は遮
蔽体が昇降可能に構成されている場合も含む。また、遮
蔽体としては、スラットを有するブラインドに限定され
ず、例えば蛇腹状の折れ体からなるもの、ロール式のも
の、中空体の連続したもの等であってもよい。上記実施
の形態では二辺のスぺーサに乾燥剤収容部材が設けられ
ているが、乾燥剤収容部材は少なくとも一辺のスぺーサ
に設けられていればよい。
効果を奏することができる。
スまたは請求項3記載の窓サッシによれば、方形枠状に
スぺーサを設け、このスぺーサの両側をガラス板で挟ん
で内部が密封された複層ガラスを形成し、この複層ガラ
ス内に遮蔽体を内蔵し、上記スぺーサは面内方向に開放
され、少なくとも一辺のスぺーサの内部に、乾燥材を収
容した乾燥材収容部材を設けているため、内部の結露を
防止できる構造でありながら、その加工および組立が容
易にでき、コストの低減が図れる。
スまたは請求項4記載の窓サッシによれば、方形枠状に
スぺーサを設け、このスぺーサの両側をガラス板で挟ん
で内部が密封された複層ガラスを形成し、この複層ガラ
ス内に遮蔽体を内蔵し、上記スぺーサは面内方向に開放
され、上記遮蔽体の端部を覆う覆い部を有しており、少
なくとも一辺のスぺーサの内部に、乾燥材を収容した乾
燥剤収容部材を設けているため、内部の結露を防止でき
る構造でありながら、その加工および組立が容易にで
き、コストの低減が図れると共に、簡単な構造で遮蔽体
の端部を容易に覆い隠すことができ、見栄えの向上が図
れる。
スを示す屋内側正面図である。
ッシを示す屋内側正面図である。
構造を示す斜視図である。
示す斜視図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 方形枠状にスぺーサを設け、このスぺー
サの両側をガラス板で挟んで内部が密封された複層ガラ
スを形成し、この複層ガラス内に遮蔽体を内蔵し、上記
スぺーサは面内方向に開放され、少なくとも一辺のスぺ
ーサの内部に、乾燥材を収容した乾燥剤収容部材を設け
てなることを特徴とする遮蔽体内蔵複層ガラス。 - 【請求項2】 方形枠状にスぺーサを設け、このスぺー
サの両側をガラス板で挟んで内部が密封された複層ガラ
スを形成し、この複層ガラス内に遮蔽体を内蔵し、上記
スぺーサは面内方向に開放され、上記遮蔽体の端部を覆
う覆い部を有しており、少なくとも一辺のスぺーサの内
部に、乾燥材を収容した乾燥剤収容部材を設けてなるこ
とを特徴とする遮蔽体内蔵複層ガラス。 - 【請求項3】 方形枠状にスぺーサを設け、このスぺー
サの両側をガラス板で挟んで内部が密封された複層ガラ
スを形成し、この複層ガラス内に遮蔽体を内蔵し、上記
スぺーサは面内方向に開放され、少なくとも一辺のスぺ
ーサの内部に、乾燥材を収容した乾燥剤収容部材を設け
てなる遮蔽体内蔵複層ガラスが装着されていることを特
徴とする窓サッシ。 - 【請求項4】 方形枠状にスぺーサを設け、このスぺー
サの両側をガラス板で挟んで内部が密封された複層ガラ
スを形成し、この複層ガラス内に遮蔽体を内蔵し、上記
スぺーサは面内方向に開放され、上記遮蔽体の端部を覆
う覆い部を有しており、少なくとも一辺のスぺーサの内
部に、乾燥材を収容した乾燥剤収容部材を設けてなる遮
蔽体内蔵複層ガラスが装着されていることを特徴とする
窓サッシ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10148638A JPH11336451A (ja) | 1998-05-29 | 1998-05-29 | 遮蔽体内蔵複層ガラスおよび窓サッシ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10148638A JPH11336451A (ja) | 1998-05-29 | 1998-05-29 | 遮蔽体内蔵複層ガラスおよび窓サッシ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11336451A true JPH11336451A (ja) | 1999-12-07 |
Family
ID=15457278
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10148638A Pending JPH11336451A (ja) | 1998-05-29 | 1998-05-29 | 遮蔽体内蔵複層ガラスおよび窓サッシ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JPH11336451A (ja) |
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