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JPH11328405A - 顔形判別装置 - Google Patents

顔形判別装置

Info

Publication number
JPH11328405A
JPH11328405A JP12723698A JP12723698A JPH11328405A JP H11328405 A JPH11328405 A JP H11328405A JP 12723698 A JP12723698 A JP 12723698A JP 12723698 A JP12723698 A JP 12723698A JP H11328405 A JPH11328405 A JP H11328405A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
feature point
point data
face shape
face
discriminating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12723698A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Suzuki
修 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP12723698A priority Critical patent/JPH11328405A/ja
Publication of JPH11328405A publication Critical patent/JPH11328405A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Collating Specific Patterns (AREA)
  • Lock And Its Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 顔形の特徴点データによって個人を判別する
際、判別を受ける意志のない人まで判別することを避け
るようにする。 【解決手段】 ITVカメラ1の前に立っただけでは、
その人の判別は開始されない。ITVカメラ1の前に立
ち、テンキー4を操作して暗証番号を入力すると、これ
が照合開始信号となって判別が開始される。また、顔形
の特徴点データが少なく、登録済みデータとの照合がで
きない人は、別の手段を追加して判別能力を向上するよ
うにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、読み取られ顔形
の特徴点データと登録済みの顔形の特徴点データとを照
合して個人を判別する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】特定の個人を判別する装置として、顔形
の特徴点を用いた判別装置が、例えば特開昭61−17
5509号公報に提案されている。これは、ITVカメ
ラで人の顔を撮像し、その特徴点データを抽出し、これ
と登録済みの顔形の特徴点データとを照合して、所定値
以上の一致点が得られれば本人と判別するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の顔
形判別装置では、ITVカメラで単に顔形を撮像してい
るため、判別を受ける意志のない人まで判別してしまう
ことになり、警備上支障が生じる。例えば、顔形の特徴
点を登録した人が、カメラの前を通過しただけで、一般
人の立入りを禁止したい区域への扉が開いてしまうとい
う問題点がある。
【0004】また、顔形の特徴点抽出手段には、上記従
来技術以外に、まゆ毛、目、鼻、口、耳、顔の輪郭等
を、指紋と同様に線にして把握して、特徴点を抽出する
手段があるが、いずれも指紋と異なり判別精度が低いた
め、顔形だけでは照合精度を確保できない。更にメモリ
に記憶されている多人数の特徴点データから読み取った
顔形の特徴点データと一致する特徴点データを検索する
には、長時間を要し、実用化に耐えないという問題点が
ある。
【0005】この発明は上記問題点を解消するためにな
されたもので、判別を受ける意志のある人について判別
し、かつ照合精度を向上し、照合時間を短縮することが
できるようにした顔形判別装置を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の第1発明に係
る顔形判別装置は、照合の開始を指令する照合開始信号
を人為操作により入力するようにしたものである。
【0007】また、第2発明に係る顔形判別装置は、第
1発明のものにおいて、照合開始信号を、所定のスイッ
チにより入力するようにしたものである。
【0008】また、第3発明に係る顔形判別装置は、第
1発明のものにおいて、照合開始信号を、撮像カメラへ
の入力を通常とは異なる状態にすることにより入力する
ようにしたものである。
【0009】また、第4発明に係る顔形判別装置は、第
1発明のものにおいて、照合開始信号を、個人ごとに設
定された特定番号としたものである。
【0010】また、第5発明に係る顔形判別装置は、顔
形の特徴点データの判別に加えて、顔形の特徴点データ
以外の付加特徴点データと登録済みの付加特徴点データ
とを照合して両者が一致するかを判別するようにしたも
のである。
【0011】また、第6発明に係る顔形判別装置は、第
5発明のものにおいて、付加特徴点データを、横顔の特
徴点データとしたものである。
【0012】また、第7発明に係る顔形判別装置は、第
5発明のものにおいて、付加特徴点データを、顔の部分
の一つ以上を同時に隠す又は同時に動かし、若しくは顔
の部分の二つ以上を所定の順序で隠すか又は所定の順序
で動かすことによるデータとしたものである。
【0013】また、第8発明に係る顔形判別装置は、第
5発明のものにおいて、顔の各部に番号を与え、それら
を隠すか又は動かすことによって個人番号を設定するよ
うにしたものである。
【0014】また、第9発明に係る顔形判別装置は、第
7発明のものにおいて、顔の部分を動かすとは、顔の部
分を一つの状態から他の状態に変化させてその状態を保
持するか、又は顔の部分を一つの状態から次の状態に変
化させる動作を繰り返すようにしたものである。
【0015】また、第10発明に係る顔形判別装置は、
顔形の特徴点データが所定値以下のときは、入力された
個人番号の判別により照合を代行するようにしたもので
ある。
【0016】また、第11発明に係る顔形判別装置は、
第5発明〜第9発明のものにおいて、付加判別による操
作手順を記号で表示するようにしたものである。
【0017】また、第12発明に係る顔形判別装置は、
第7発明又は第9発明のものにおいて、データの照合を
することなく、顔の部分を隠したり、動かしたりする行
為自体を付加特徴点データとするようにしたものであ
る。
【0018】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1〜図4はこの
発明の第1発明及び第5発明の一実施の形態を示す図
で、図1は制御装置部分の斜視図、図2は制御装置のブ
ロック線図、図3は登録動作フローチャート、図4は照
合動作フローチャートであり、図中同一符号は同一部分
を示す。
【0019】図1及び図2において、1はITVカメ
ラ、2は制御装置、3は液晶等を用いた表示器、4は
「0」「1」〜「9」「*」「#」キーからなるテンキ
ー、5はCPU、6はROM7、7はRAM、8はIT
Vカメラ1に接続され映像信号をディジタル信号に変換
するA/D変換器、9はOKパルス信号9aを出力する
インタフェースである。
【0020】次に、この実施の形態の動作を説明する。 A 顔形登録動作(図3) 顔形を登録する人はITVカメラ1の前に立ち、テンキ
ー4を操作して暗証番号を入力し、かつテンキー4の登
録キー(例えば「#」キー)を押すものとする。これら
の動作は照合開始信号の入力を意味する。ステップS1
で上記動作が実行されるのを待ち、実行されればステッ
プS2へ進み、顔形の特徴点を演算する。
【0021】顔形の特徴点とは、顔の外形、まゆ毛、
目、鼻、耳、口等の相対関係、すなわちそれらの位置、
大きさ、太さ、角度等を指し、例えば特開昭61−17
5509号公報に開示されている。そして、ステップS
3で所定値以上の特徴点データが得られたかを判断し、
得られればステップS9へ飛んで暗証番号と特徴点デー
タとを1対としてRAM7に記憶して処理は終了する。
所定値以上の特徴点データが得られなければステップS
4へ進み、顔の部分、例えばまゆ毛、目、鼻、耳、口等
の一つの手で隠すことを表示器3に表示する。なお、隠
し方(手の置き方)、隠す場所、その数等は、個人が記
憶しておくものとする。
【0022】ステップS5で所定値以上の特徴点データ
が得られたかを判断し、得られれば上記と同様にステッ
プS9へ飛んで記憶して処理は終了する。得られなけれ
ばステップS6で上記顔の部分を二つ手で隠すことを表
示器3に表示する。ステップS7で所定値以上の特徴点
データが得られたかを判断し、得られれば上記と同様に
ステップS9へ飛んで記憶して処理は終了する。得られ
なければ、ステップS8へ進み、暗証番号と「特徴点な
し」を1対としてRAM7に記憶して処理は終了する。
【0023】B 顔形照合動作(図4) 顔形を照合する人はITVカメラ1の前に立ち、テンキ
ー4を操作して暗証番号を入力するものとする。ステッ
プS11で上記動作が実行されるのを待ち、実行されれ
ばステップS12へ進み、暗証番号は正しいかを判断す
る。正しくなければステップS13で表示器3に「N
G」を表示してステップS11へ戻る。正しければステ
ップS14へ進み、暗証番号と1対でRAM7に記憶さ
れている特徴点データを検索し、これが「特徴点なし」
と記憶されているかを判断する。このとき、顔形の一部
を隠して顔形の特徴点データを登録した人は、同様の動
作をして照合するものとする。
【0024】「特徴点なし」と記憶されていれば、ステ
ップS15で表示器3に「OK」を表示し、ステップS
16でインタフェース9からOKパルス信号9aを出力
して処理は終了する。このOKパルス信号9aはドアの
電気錠解錠等の出力信号として利用される。ステップS
14で「特徴点なし」と記憶されていなければ、ステッ
プS17へ進み、既述のように顔形の特徴点を演算す
る。ステップS18で上記演算された顔形の特徴点と、
RAM7に暗証番号と1対で記憶されている特徴点デー
タと、所定範囲内で一致したかを判断する。
【0025】一致すれば、ステップS15で「OK」を
表示し、ステップS16でOKパルス信号9aを出力す
る。一致しなければステップS19へ進み、表示器3に
「初めからやり直してください」と表示する。利用者は
この表示に従って再度顔形の照合を実行することにな
る。そして、ステップS20で所定時間内に同一人の照
合に対して所定回数一致しなかったかを判断し、一致し
た場合はステップS11へ戻り、一致しなかった場合は
ステップS21へ進んで表示器3に「NG」を表示して
処理は終了する。ここで、ステップS4〜S7は付加判
別手段、S11は照合開始入力手段を構成している。
【0026】このようにして、顔形の照合に先立ち、暗
証番号を入力して、これを照合開始を指令する照合開始
信号としたため、利用者の照合意志が入力されることに
なり、むだな照合動作が開始されることを防止すること
が可能となる。例えば、単に人がITVカメラ1の前を
通過しただけで、電気錠が解錠されてドアが開くような
ことがなくなる。また、顔形の特徴点データが少ない人
でも、何らかの条件下で特徴点データが登録されている
ため、照合に要する時間は短くなる。
【0027】実施の形態1では、暗証番号の入力により
照合開始信号を入力するものとしたが、実施の形態2〜
実施の形態4のように実施することも可能であり、ステ
ップS11,S12を変更することにより実施でき、実
施の形態1と同様の効果がある。
【0028】実施の形態2.この発明の第2発明の一実
施の形態を示し、暗証番号の入力の代わりに、テンキー
4の特定のキーを押すか、専用のスイッチを別設してこ
れを操作して照合開始信号を入力するようにしたもので
ある。なお、その後、実施の形態1と同様にテンキー4
から暗証番号を入力してもよく、また、暗証番号を入力
することなく、入力された顔形の特徴点データとRAM
7の全特徴点データとを照合するようにしてもよい。
【0029】実施の形態3.この発明の第3発明の一実
施の形態を示し、暗証番号の入力の代わりに、ITVカ
メラ1への入力を通常とは異なる状態にして入力するよ
うにしたものである。例えば、ITVカメラ1を手で覆
ってその映像を真黒にしたり、ITVカメラ1に光線を
当ててその映像を真白にしたり、ITVカメラ1を手で
モールス符号のように断続して覆ったりして、照合開始
信号を入力する。
【0030】実施の形態4.この発明の第4発明の一実
施の形態を示し、テンキー4から暗証番号を入力する代
わりに、IDカード(磁気、IC、光、非接触)からI
D番号を入力するようにしたものである。
【0031】実施の形態5.この発明の第6発明の一実
施の形態を示す。実施の形態1では顔形の特徴点以外の
判別手段、すなわち付加判別手段として、顔の部分の一
つ又は二つを手で隠すものとしたが、実施の形態5では
これを横顔の特徴点データとするものである。なお、実
施の形態6〜実施の形態10も、付加判別手段の実施の
形態を示すものである。
【0032】実施の形態6.この発明の第7発明の一実
施の形態を示し、顔の部分の一つ又は二つを手で隠す代
わりに、それ以上の数を隠すか、又は所定の順序(例え
ば、左目→口→鼻の順序)で隠すようにしたものであ
る。
【0033】実施の形態7.この発明の第7発明の他の
実施の形態を示し、顔の部分を隠す代わりに、顔の部分
の一つ以上を動かすか、又は所定の順序(例えば、右目
→口の順序)で動かすようにしたものである。
【0034】実施の形態8.この発明の第8発明の一実
施の形態を示し、顔の各部に番号(例えば、左まゆ毛=
1、右まゆ毛=2、右目=3、左目=4)を与え、それ
らの部分を隠すか又は動かすことによって、テンキー4
の代わりの番号入力として使用するようにしたものであ
る。また、上記番号の与え方を変更して、例えば左目を
隠す=4、左目を動かす=5のように設定してもよい。
【0035】実施の形態9.この発明の第9発明の一実
施の形態を示す。実施の形態7では、各の部分を動かす
ものとしたが、これを次のように、一つの状態から他の
状態に変化させてその状態を保持するようにしたもので
ある。 (1) まゆ毛を上又は下に動かして静止させる。 (2) みけんにしわを寄せる。 (3) 目を閉じるか又は開く。また、目を開いて眼球を上
下左右に移動して静止させる。 (4) 鼻孔を開けるか又は閉じる方向に動かして静止させ
る。
【0036】(5) 口を開くか又は閉じて静止させる。ま
た、口を開く場合として、大きく開くか小さく開くかを
含み、また、歯を見せるか、見せないかを含む。また、
口を閉じる場合として、おちょぼ口にしたり、への字状
にしたりすることも含む。 (6) 耳を上又は下に動かして(ただし、可能な人だけ)
静止させる。
【0037】実施の形態10.この発明の第9発明の他
の実施の形態を示す。実施の形態7では、顔の部分を動
かすものとしたが、これを次のように、一つの状態から
他の状態に変化させる動作を繰り返すようにしたもので
ある。 (1) まゆ毛を上→下→上→下と繰り返して動かす。 以下、実施の形態9の(1)〜(6)を繰り返して動かす。
【0038】実施の形態11.この発明の第10発明の
一実施の形態を示す。この実施の形態は顔形の特徴点デ
ータが少なく、照合不能な場合は、暗証番号等の個人番
号だけで判別をするものであり、これが「正」であれば
判別OKとする照合代行手段を設けたものである。これ
で、顔形の特徴点の少ない人も判別でき、実用上有用な
ものとすることが可能である。
【0039】実施の形態12.この発明の第11発明の
一実施の形態を示し、利用者に実施の形態5の付加判別
手段による操作手順を表示するようにしたものである。
すなわち、操作手順を他人に知られるとセキュリティ性
が低下するため、実施の形態1では操作手順を表示しな
いようにしている。しかし、これでは、操作手順を失念
した人に不親切なものとなるので、操作手順を表示器3
に記号で表示してもよい。例えば、「右目を閉じる」は
RCと、「左目を閉じる」はLCと表示する。これで、
セキュリティ性を保ちながら、操作手順を教えることが
可能となる。
【0040】実施の形態13.この発明の第12発明の
一実施の形態を示し、実施の形態6〜実施の形態10で
は、顔の一部を隠したり、動かしたりして、顔形の特徴
点データ以外の特徴点データとしているが、これを無視
するようにしたものである。すなわち、実施の形態13
では、隠したり、動かしたりする行為自体を特徴点と見
なすようにするものである。これで、特徴点の少ない人
も判別でき、実用上有用なものとすることが可能であ
る。
【0041】なお、次のように実施することも可能であ
る。 (1) 実施の形態11では、顔形の特徴点データが少な
く、照合不能な場合に、個人番号だけで判別したが、こ
れに顔形の特徴点がないということを特徴点として照合
することを追加する。 (2) 撮像カメラはITVカメラに限ることはなく、映像
が得られるものであればよく、例えばレーザスキャナ等
も利用できる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したとおりこの発明の第1発明
では、照合の開始を指令する照合開始信号を人為操作に
より入力し、第2発明では、照合開始信号を、特定のス
イッチにより入力し、第3発明では、同じく撮像カメラ
への入力を通常とは異なる状態にすることにより入力
し、第4発明では、同じく個人ごとに設定された特定番
号を入力するようにしたので、利用者の照合意志が入力
されることになり、むだな照合動作が開始されることを
防止することができ、セキュリティ性を向上することが
できる。
【0043】また、第5発明では、顔形の特徴点データ
の判別に加えて、顔形の特徴点データ以外の付加特徴点
データと登録済みの付加特徴点データとを照合して両者
が一致するかを判別するようにし、第6発明では、付加
特徴点データを横顔の特徴点データとし、第7発明で
は、付加特徴点データを顔の部分の一つ以上を同時に隠
すか又は同時に動かし、若しくは顔の部分の二つ以上を
所定の順序で隠すか又は所定の順序で動かすことによる
データとしたので、顔形の特徴点データが少ない人に対
しても適用でき、照合精度を向上することができる。
【0044】また、第8発明では、顔の各部に番号を与
え、それらを隠すか又は動かすことによって個人番号を
設定するようにし、第9発明では、顔の部分を一つの状
態から他の状態に変化させてその状態を保持するか、又
は上記変化を繰り返すようにし、第10発明では、顔形
の特徴点データが所定値以下のときは、入力された個人
番号の判別により照合を代行するようにしたので、顔形
の特徴点データが少ない人に対しても適用でき、照合精
度を向上することができる。
【0045】また、第11発明では、付加判別による操
作手順を記号で表示するようにしたので、操作手順を忘
れた人に対してもセキュリティ性を保ちながら、操作手
順を教えることができる。
【0046】また、第12発明では、データの照合をす
ることなく、顔の部分を隠したり、動かしたりする行為
自体を付加特徴点データとするようにしたので、顔形の
特徴点データが少ない人に対しても適用でき、照合精度
を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示す制御装置部分
の斜視図。
【図2】 図1の制御装置のブロック線図。
【図3】 この発明の実施の形態1を示す登録動作フロ
ーチャート。
【図4】 この発明の実施の形態1を示す照合動作フロ
ーチャート。
【符号の説明】
1 撮像カメラ(ITVカメラ)、2 制御装置、3
表示器、4 照合開始入力手段(テンキー)、S4〜S
7 付加判別手段、S11 照合開始入力手段。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像カメラで読み取られた顔形の特徴点
    データと、登録済みの顔形の特徴点データとを照合して
    両者が一致するかを判別する装置において、上記照合の
    開始を指令する照合開始信号を人為操作により入力する
    照合開始入力手段を備えたことを特徴とする顔形判別装
    置。
  2. 【請求項2】 照合開始信号を、所定のスイッチにより
    入力するものとしたことを特徴とする請求項1記載の顔
    形判別装置。
  3. 【請求項3】 照合開始信号を、撮像カメラへの入力を
    通常とは異なる状態にすることにより入力するものとし
    たことを特徴とする請求項1記載の顔形判別装置。
  4. 【請求項4】 照合開始信号を、個人ごとに設定された
    特定番号としたことを特徴とする請求項1記載の顔形判
    別装置。
  5. 【請求項5】 撮像カメラで読み取られた顔形の特徴点
    データと、登録済みの顔形の特徴点データとを照合して
    両者が一致するかを判別する装置において、上記顔形の
    特徴点データの判別に加えて、上記顔形の特徴点データ
    以外の付加特徴点データと登録済みの付加特徴点データ
    とを照合して両者が一致するかを判別する付加判別手段
    を備えたことを特徴とする顔形判別装置。
  6. 【請求項6】 付加特徴点データを、横顔の特徴点デー
    タとしたことを特徴とする請求項5記載の顔形判別装
    置。
  7. 【請求項7】 付加特徴点データを、顔の部分の一つ以
    上を同時に隠すか又は同時に動かし、若しくは顔の部分
    の二つ以上を所定の順序で隠すか又は所定の順序で動か
    すことによるデータとしたことを特徴とする請求項5記
    載の顔形判別装置。
  8. 【請求項8】 付加判別手段を、顔の各部に番号を与
    え、それらを隠すか動かすことによって個人番号を設定
    するように構成したことを特徴とする請求項5記載の顔
    形判別装置。
  9. 【請求項9】 顔の部分を動かすとは、上記顔の部分を
    一つの状態から他の状態に変化させてその状態を保持す
    るか、又は上記顔の部分を一つの状態から他の状態に変
    化させる動作を繰り返すものとしたことを特徴とする請
    求項7記載の顔形判別装置。
  10. 【請求項10】 撮像カメラで読み取られた顔形の特徴
    点データと、登録済みの顔形の特徴点データとを照合し
    て両者が一致するかを判別する装置において、個人番号
    を入力する番号入力装置を設け、上記顔形の特徴点デー
    タが所定値以下のときは、上記入力された個人番号の判
    別により上記照合を代行する照合代行手段を備えたこと
    を特徴とする顔形判別装置。
  11. 【請求項11】 付加判別手段による操作手順を記号で
    表示する記号表示手段を設けたことを特徴とする請求項
    5〜請求項9のいずれかに記載の顔形判別装置。
  12. 【請求項12】 データの照合をすることなく、顔の部
    分を隠したり、動かしたりする行為自体を付加特徴点デ
    ータとしたことを特徴とする請求項7又は請求項9記載
    の顔形判別装置。
JP12723698A 1998-05-11 1998-05-11 顔形判別装置 Pending JPH11328405A (ja)

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