JPH11287494A - 空気調和機 - Google Patents
空気調和機Info
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- JPH11287494A JPH11287494A JP10086554A JP8655498A JPH11287494A JP H11287494 A JPH11287494 A JP H11287494A JP 10086554 A JP10086554 A JP 10086554A JP 8655498 A JP8655498 A JP 8655498A JP H11287494 A JPH11287494 A JP H11287494A
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Abstract
内温度が設定温度より少しずれて安定しているために室
内温度と設定温度の表示が一致しないことがある。これ
を補正する制御手段を設ける。 【解決手段】室内温度表示が設定温度よりも高い温度表
示の場合、設定された温度を1℃低く設定し直し、室内
温度と設定温度の表示を一致させる。また、室内温度表
示が設定温度よりも低い温度表示の場合、設定された温
度を1℃高く設定し直し、室内温度と設定温度の表示を
一致させる。この操作を制御装置内部で行い使用者にわ
からないようにする。
Description
る室内温度センサと、この室内温度センサより検出され
た室内温度が設定温度となるように冷暖房等の空調運転
を制御する制御手段とを備えた空気調和機に関する。
室内熱交換器、送風機、制御部等により構成される室内
機と、圧縮機、室外熱交換器等とにより構成される室外
機とから構成される。その室内温度制御は、室内機の室
内温度センサにより室内温度を検出して、その温度が設
定温度になるように、送風機、圧縮機等を制御して行わ
れる。インバータ式空気調和機の場合、設定温度と室内
温度の差に応じて差の大きい時には圧縮機の運転周波数
を上げ、差の小さい時には下げて運転することにより、
室内温度を設定温度に近づけるようにしている。そし
て、室内温度が設定温度の1℃以内にある時には室内温
度が安定して維持されるように所定の低い周波数に固定
しておく。図5に示すように、運転開始時など室内温度
と設定温度の差が大きいときには、最大周波数で運転を
行い、室内温度を速く設定温度に近づくようする。室内
温度が設定温度に近づくに従って、インバータの周波数
を徐々に落として行き、室内温度と設定温度の差が1℃
以内になったら、所定の低い周波数で運転し惰性で室内
温度が設定温度と一致させるようにする。そしてその後
室内温度が設定温度に保たれるようにする。
り1℃近く離れた温度で安定してしまうこともある。例
えば図6に示すように設定温度を25℃に合わせて暖房
運転した場合、室内温度が24℃付近で安定してしまう
ことがある。室内温度表示のある空気調和機において、
室内温度は24℃と表示され、設定温度は25℃である
ので、表示が1℃ずれたままになる。これでは空気調和
機を使用する者が不信感を抱くことになる。そこで本発
明はこのような事情を考慮して室内温度表示と設定温度
表示が不一致の場合には、これを補正する制御手段を設
けた空気調和機を提供するものである。
に、室内温度を検出する室内温度センサと、この室内温
度センサより検出された室内温度が設定温度となるよう
に冷暖房等の空調運転を制御する制御手段とを備えた空
気調和機において、室内温度を表示する手段と、この室
内温度の表示と前記設定温度との間に温度差がある状態
が所定時間連続して持続される場合に前記設定温度の表
示を変えずに前記設定温度を前記室内温度から離れる方
向へ補正する制御手段とを設けたことを特徴とする。
付図面を参照して説明する。図1において、本発明に従
う空気調和機の室内機1が被調和室の壁面に取り付けら
れており、壁面の別の適当な箇所には、この空気調和機
を制御するためのリモートコントローラ10が取り付け
られている。空気調和機の室内機1にはリモートコント
ローラ10からの信号を受ける受信部11を有する。リ
モートコントローラ10は、空気調和機をオン/オフす
るための運転スイッチ12、暖房・冷房・ドライの運転
状態を切り替えるための切替スイッチ13、部屋の目標
温度を設定する設定温度ボタン14等が配された操作部
及び室内温度を測る室内温度センサ15を有する。また
設定温度及び室内温度が1℃単位で表示される表示部1
6が設けられている。室内温度表示は検出した室内温度
を少数点以下四捨五入して表示される。そして、このリ
モートコントローラ10のスイッチやボタン操作を示す
信号、あるいは検出した室内温度を示す信号は、室内機
1へ随時送信される。図2は、空気調和機の概略構成を
示す。同図において、空気調和機は、室内機1と室外機
2とで構成されている。室内機1側には後述する制御装
置17、室内送風機4及び室内熱交換器3が設けられて
おり、室外機2側には上記の制御装置17の制御下にお
かれるインバータ18、圧縮機6、アキュームレータ1
9、四方弁20、室外熱交換器7、室外送風機21、及
び電動式膨張弁22が設けられている。これらは冷凍サ
イクルを構成する。室内機1内の制御装置17は、マイ
クロコンピュータ23及び室内送風機4の駆動モータ制
御回路24を備えている。マイクロコンピュータ23は
受信部11に接続され、リモートコントローラ10から
送信された信号に基づいて駆動モータ制御回路24及び
インバータ18を制御し、最も快適且つ経済的な空調を
実現するようコントロールを行う。図4において、空気
調和機の設定温度を25℃に設定し、部屋を暖房する場
合、運転開始時インバータを最大周波数にし最大能力で
暖房運転し、速く設定温度25℃に達するようにする
(符号A付近)。室内温度が24℃付近に近づくと周波
数を落とし暖房能力を下げて設定温度に近づくようにす
る(符号B付近)。ところが部屋の状況によっては室内
温度が24℃付近で安定してしまうことがある(符号C
付近)。この場合室内温度が24℃を表示し、設定温度
が25℃の表示をし、表示の不一致になってしまう。そ
こで、この状態が30分以上連続して続いた場合には設
定温度の表示は25℃のままにし、制御装置内部だけを
変更して26℃に設定する。こうすることによって、室
内温度と設定温度の差が1℃以上になるため、圧縮機の
運転周波数が上がり暖房能力が大きくなる。そして、室
内温度が26℃になるように上がっていき、室内温度が
25℃を越えると、圧縮機の運転周波数を下げ、室内温
度を安定させる。室内温度の表示が25℃を示し設定温
度も25℃であるため室内温度と設定温度の表示が一致
する(符号D付近)。これで表示の不一致は解消され
る。また、その後、図4に示すように、室内温度が25
℃で安定せずに26℃付近で安定してしまうことがある
(符号E付近)。このとき室内温度表示は26℃、設定
温度は25℃を表示し、設定温度と室内温度の不一致と
なる。
には設定温度を変更し設定温度を1℃低く設定する。設
定温度表示は25℃のままにしておき、制御装置内部だ
けを26℃から25℃の設定温度に変更する。そしてさ
らに30分経過しても室内温度が下がらない場合にはさ
らに設定温度を1℃低く制御装置内部だけを25℃から
24℃の設定温度に変更する。こうすることによって、
室内温度が設定温度より1℃を越えて高くなるため、圧
縮機の運転周波数が下がり、または停止し暖房能力が小
さくなる。室内温度が25℃になると圧縮機の運転周波
数を少し上げて室内温度を保持する(符号F付近)。こ
うして室内温度表示が25℃になり設定温度と室内温度
の表示が一致し、表示の不一致を解消することができ
る。
くて室内温度と設定温度表示が一致しない場合には、設
定温度を1℃高くしてやり、設定温度に対して室内温度
が高くて一致しない場合には、設定温度を1℃低くして
やる。こうして室内温度と設定温度の表示の不一致を解
消することができる。
の場合も同じようにして室内温度と設定温度の表示の不
一致を解消することができる。
のようになる。
常の室温制御を行う。次にステップ31で30分間の室
内温度の変化幅を測定し、変化幅が0.5℃未満か否か
を判断する(ΔT<0.5℃)。これは室内温度が安定
したか否かを判断するためのものであり、運転開始直後
には温度の変化が大きいので普通0.5℃以上ある。そ
してNOと判断されればステップ51に移行する。
否かを判断し、NOであればステップ30に戻ってまた
通常の室温制御を続ける。そしてステップ31に移行
し、再度30分間の室内温度の変化幅を測定する。
し、30分間の室内温度の変化幅が0.5℃未満で安定
していればYESとなりステップ32に移行する。ステ
ップ32では室内温度と設定温度を比較する。室内温度
が設定温度より0.5℃を越えて低いか否かを判断し低
い場合(この時室内温度と設定温度の表示が不一致にな
っている)にはYESとなるのでステップ33に移る。
ステップ33では制御装置内部で設定温度表示を変えず
に設定温度を1℃上げる補正をする。設定温度を1℃上
げることによって設定温度と室内温度の差が大きくなる
のでインバータの周波数が変化する(圧縮機は温度差が
1℃以内では所定の低い周波数を保って運転されてい
る)。こうして表示の設定温度と室内温度を一致させ、
表示の不一致を解消する。ただし、ステップ31、32
において、いつまでも同じ状態が続いてもステップ33
での制御装置内部での温度補正は制限され、制御装置内
部の設定温度と表示の設定温度との差を2℃を限度とし
てこれを越えないようにしている。
ステップ41に移る。ステップ41では室内温度が設定
温度に比べて0.5℃以上高いか否かを判断する。高い
場合にはステップ42に移る。そして設定温度表示を変
えずに設定温度を1℃下げ補正する。設定温度を1℃下
げることによって設定温度と室内温度の差が大きくなる
ので圧縮機の運転周波数が変化する。表示の設定温度と
室内温度の表示を一致させ、表示の不一致を解消する。
ただし、ステップ31、32、41において、いつまで
も同じ状態が続いてもステップ42での制御装置内部で
の温度補正は制限され、制御装置内部の設定温度と表示
の設定温度との差を2℃を限度としてこれを越えないよ
うにしている。
一致の場合、制御装置内部で設定温度を1℃ずつ変更す
ることによってこれを補正することができ、より正確な
室内温度を保持することができる。
の30分間の室内温度の変化幅が0.5℃以上あり、設
定温度の内部補正中である場合(YESの場合)にはス
テップ52に移行する。ステップ52でリモコンの設定
温度を操作したか否かを判断する。リモコンで設定温度
を変更していれば室内温度は1℃以上変化するはずであ
る。YESと判断されると、ステップ53にて設定温度
の内部補正を解除した後ステップ30に移行する。
定温度を操作しなかった場合、ステップ30に戻る。
監視し、より設定温度に近く、安定した空調を可能にし
ている。
インバータ制御の空気調和機において、部屋の状態によ
って室内温度と設定温度の表示が一致しないことがあ
る。これを補正するため制御装置内部に設定温度の補正
手段を設け、表示を変えずに設定温度を変更することに
よって表示の不一致を解消するものである。こうして使
用者に不信感を与えず快適で経済性の高い空調が実現で
きる。
ート。
度の説明図。
室内温度の説明図。
明図。
示する表示部 17 室内温度を制御する制御装置
Claims (1)
- 【請求項1】室内温度を検出する室内温度センサと、こ
の室内温度センサより検出された室内温度が設定温度と
なるように冷暖房等の空調運転を制御する制御手段とを
備えた空気調和機において、室内温度を表示する手段
と、この室内温度の表示と前記設定温度との間に温度差
がある状態が所定時間連続して持続される場合に前記設
定温度の表示を変えずに前記設定温度を前記室内温度か
ら離れる方向へ補正する制御手段とを設けたことを特徴
とする空気調和機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10086554A JPH11287494A (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10086554A JPH11287494A (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | 空気調和機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11287494A true JPH11287494A (ja) | 1999-10-19 |
Family
ID=13890235
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10086554A Pending JPH11287494A (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | 空気調和機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11287494A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003185217A (ja) * | 2001-12-19 | 2003-07-03 | Daikin Ind Ltd | 空気調和機 |
JP2008121970A (ja) * | 2006-11-10 | 2008-05-29 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | マルチ型空気調和装置 |
JP2011047526A (ja) * | 2009-08-25 | 2011-03-10 | Sharp Corp | 空気調和機 |
JP2013096644A (ja) * | 2011-11-01 | 2013-05-20 | Espec Corp | 制御方法、制御装置および環境試験装置 |
JP2013117317A (ja) * | 2011-12-01 | 2013-06-13 | Mitsubishi Electric Corp | 空気調和機 |
JP2019174091A (ja) * | 2018-03-29 | 2019-10-10 | 株式会社富士通ゼネラル | 空気調和機 |
CN112413807A (zh) * | 2020-10-30 | 2021-02-26 | 武汉海尔电器股份有限公司 | 用于变频空调温度补偿控制的方法、装置及变频空调 |
-
1998
- 1998-03-31 JP JP10086554A patent/JPH11287494A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN112413807A (zh) * | 2020-10-30 | 2021-02-26 | 武汉海尔电器股份有限公司 | 用于变频空调温度补偿控制的方法、装置及变频空调 |
CN112413807B (zh) * | 2020-10-30 | 2022-06-14 | 武汉海尔电器股份有限公司 | 用于变频空调温度补偿控制的方法、装置及变频空调 |
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