JPH11271239A - ガラス容器本体のひびの検出器 - Google Patents
ガラス容器本体のひびの検出器Info
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Abstract
供すること。 【解決手段】 ガラス容器10を所定の方向に向けて検
査ステーション16まで搬送するコンベア12と、ガラ
ス容器10を検査ステーション16にてガラス容器10
の軸線の周りで回転させる回転体18と、回転するガラ
ス容器10の本体のひびを検出する検査組立体とを備え
る、ガラス容器10の本体のひびの検出器が開示されて
いる。該検査組立体は、該ガラス容器10の所定の搬送
方向に対し垂直な方向に向けて回転するガラス容器10
の側壁に拡散光を向ける拡散光源20と、光を容器10
を通して集束させ、容器10の側壁上において合致する
垂直光線にし得るように、回転する容器10の上方に配
置された、関連する角度を付け一対の有向光源24と、
回転するガラス容器10の上方に配置されて、有向光源
の合致垂直光線上に焦点を合わせたリニアーアレーカメ
ラ26とを備えている。
Description
より具体的には、「ひび(check)」と一般に称さ
れる種類の欠陥を検査するガラス容器のひび検出器に関
する。
いて、種々の工程の変動に起因して特定の欠陥が生ず
る。これら欠陥の内、ひびは、一般的な種類の欠陥であ
る。ひびは、容器に構造的な欠陥を生じさせるガラスの
亀裂である。この欠陥は、充填中、又は充填後に容器の
破損を引き起こす可能性がある。ひびは、容器における
略あらゆる箇所にて生ずる可能性がある。仕上げ領域及
びヒール領域におけるひびは、幾つかの方法を使用して
検出される。その主たる方法は、瓶の上の特定の箇所に
向けられた光源を使用するものである。ひびすなわち亀
裂がその向けられた光をそのセンサ内に反射するように
光感知型センサが配置される。仕上げ領域及びヒール領
域におけるひびは、反復可能な予想位置にて生ずるた
め、この方法は、確実に機能する。
体)に生ずるひびは、反復可能な度合いは少ない。かか
るひびを生じさせる工程の変動は、反復可能な予想位置
にてひびを生じさせない。これらのひびは、湾曲した形
状の大きい亀裂となる傾向がある。これらのひびは、容
器の側壁の任意の箇所に生ずる可能性がある。
4,399,357号及び同第4,664,525号に
は、ひびの検出装置が開示されている。従って、本発明
の1つの目的は、ガラス容器本体のひびを検出すること
である。
なガラス容器本体のひびの検出器により達成される。す
なわち、ガラス容器を予め設定された方向に向けて検査
ステーションまで搬送するコンベアと、ガラス容器を検
査ステーションにてガラス容器の軸線の周りで回転させ
る回転体手段と、回転するガラス容器の本体のひびを検
出する検査手段とを備える。そして、検査手段は、拡散
光を、回転するガラス容器の側壁に、該ガラス容器の予
め設定された搬送方向に対して垂直な方向に向ける拡散
光源と、光を容器を通して、該容器の側壁上に焦点を合
わせて該側壁上で合致する垂直光線をなすように、回転
する容器の上方に配置された、角度を付けた関連する一
対の有向光源(方向付けされた光源)と、回転するガラ
ス容器の上方に配置され且つ有向光源の合致垂直光線上
に焦点を合わせるリニアーアレーカメラとを備える。合
致垂直光線は、容器の頂部から容器の底部まで伸長し、
また容器上の前記合致垂直光線の位置により、拡散光が
容器を照らす箇所において、角度が画成される。合致垂
直光線と拡散光が瓶を照らす側壁の位置との間の前記角
度、及び回転する容器の上方における有向光源の位置
は、像の視野が暗く現れて、ガラス容器本体の傾斜した
ひびにより、拡散光が前記リニアーアレーカメラまで上
方に反射され、ガラス容器本体の水平方向ひびの殆どに
より、有向光線が前記リニアーアレーカメラまで上方に
反射されるように、選択される。
例えば、15°の角度だけ分離される(一対の有向光源
間の開き角度が15°に設定される)。また、容器上の
合致垂直線の位置と拡散光が容器を照らす位置との間の
角度は、例えば、約90°に設定される。
点は、本発明の原理を具体化する現在の好適な実施の形
態を現行法の要件に従って示す、本明細書の以下の説明
及び添付図面から明らかになるであろう。
ン16まで連続的に供給する適当なコロ(car)14
によりコンベア12に沿って搬送される。この検査ステ
ーションにて、ガラス容器を回転体18により回転させ
ることができる十分な滞在時間がある。容器の側壁(本
体)の完全な360°の検査が為される。コロは、頂部
及び底部寄りにて側壁に係合する、上方対及び下方対の
ローラ15(図2)を有している(コロは、明確化のた
め、検査ステーションにて容器から省略してある)。
る。拡散光源20は、ガラス容器全体を照射する光を提
供する。該拡散光源は、光源(図示せず)と、拡散器パ
ネル22とを備えている。該光源は、例えば、LED、
白熱灯又はハロゲン電球列とすることができる。ガラス
容器の上方に配置された、2つの有向光源(方向付けさ
れた光源:directed light)24は、集束した光線をガ
ラス容器を通して向ける。有向光源は、集束した光線
が、検査されるガラス容器の遠方の側壁上(光線が通過
する、光源に近い側壁と反対側の光源から離れた遠方の
側壁上)で合致して、ガラス容器の頂部からガラス容器
のヒール又は底部まで下方に伸長するように、方向が設
定される(照準が設定される)。有向光源の各々は、レ
ンズ組立体がフィラメントの像をガラス容器の側壁に容
易に集束させ得るように、垂直に支持された線形フィラ
メントを有する白熱灯とすることができる。2つの有向
光源は、光線が互いの頂部上に集束されて(互いに重な
るように集束されて)、互いに対して約15°の角度に
配置されている(約15°の開き角度をもって配置され
ている)。
が垂直面内に支持されて、鋭角で下方を見たとき、容器
の頂部から底部に伸長する、合致光線(合致垂直光線)
を見る(リニアーアレーは合致光線上に焦点が合わされ
る)と共に、隣接する瓶の影を回避するようにして、リ
ニアーアレーカメラ26もガラス容器の上方に搭載され
ている。このリニアーアレーは、ひびを検出し得るよう
に、走査する(ガラス容器上を走査する)。拡散光の方
向(コンベアの方向に対して垂直方向)及び光源の位置
は、リニアーアレーカメラに対して暗い視界像を形成し
得るように選択される。その像をカメラに向けるためミ
ラーを使用することができる。
から離れさせ、カメラに向けて反射させることができ
る。拡散光源20は、容器に対する全体的な光(容器全
体を照射する光)を提供する。光は、多くの異なる方向
からひびまで進む。光はひびに向けて容器の側壁を貫通
するときに、屈折する。ひびが垂直線に対し傾斜する箇
所にて、容器内の光は、ひびの内面から反射されて、カ
メラに向けて上方に進む。ひびが水平方向(水平方向又
は略水平方向)を向いている場合、通常の光は、ひびか
らカメラに向けて反射されることはない。有向光源から
の光は、水平方向ひび又はひび部分から反射し且つカメ
ラまで上方に向けられる。
体のひび検出器の一部分の平面図である。
一部分の正面図である。
ル 24 光源 26 リニアーアレ
ーカメラ
Claims (3)
- 【請求項1】 ガラス容器本体のひびの検出器におい
て、 ガラス容器を予め設定された方向に向けて検査ステーシ
ョンまで搬送するコンベアと、 ガラス容器を検査ステーションにてガラス容器の軸線の
周りで回転させる回転体手段と、 回転するガラス容器の本体のひびを検出する検査手段と
を備え、 該検査手段が、 拡散光を、回転するガラス容器の側壁に、該ガラス容器
の予め設定された搬送方向に対して垂直な方向に向ける
拡散光源と、 光を容器を通して、該容器の側壁上に焦点を合わせて該
側壁上で合致する垂直光線をなすように、回転する容器
の上方に配置された、角度を付けた関連する一対の有向
光源と、 回転するガラス容器の上方に配置され且つ有向光源の合
致垂直光線上に焦点を合わせるリニアーアレーカメラと
を備え、 前記合致垂直光線が、容器の頂部から容器の底部まで伸
長し、また容器上の前記合致垂直光線の位置により、拡
散光が容器を照らす箇所において、角度が画成され、 合致垂直光線と拡散光が瓶を照らす側壁の位置との間の
前記角度、及び回転する容器の上方における有向光源の
位置が、 像の視野が暗く現れて、 ガラス容器本体の傾斜したひびにより、拡散光が前記リ
ニアーアレーカメラまで上方に反射され、 ガラス容器本体の水平方向ひびの殆どにより、有向光線
が前記リニアーアレーカメラまで上方に反射されるよう
に、選択される、ガラス容器本体のひび検出器。 - 【請求項2】 請求項1に記載のガラス容器本体のひび
検出器において、 前記一対の角度を付けた関連した有向光源が、15°の
角度だけ分離される、ガラス容器本体のひび検出器。 - 【請求項3】 請求項2に記載のガラス容器本体のひび
検出器において、 容器上の前記合致垂直線の位置と拡散光が容器を照らす
位置との間の角度が、約90°である、ガラス容器本体
のひび検出器。
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