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JPH11271209A - 走査型サイトメータ - Google Patents

走査型サイトメータ

Info

Publication number
JPH11271209A
JPH11271209A JP10075510A JP7551098A JPH11271209A JP H11271209 A JPH11271209 A JP H11271209A JP 10075510 A JP10075510 A JP 10075510A JP 7551098 A JP7551098 A JP 7551098A JP H11271209 A JPH11271209 A JP H11271209A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cell
data
statistical
cells
display
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10075510A
Other languages
English (en)
Inventor
Kotaro Shimizu
光太朗 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP10075510A priority Critical patent/JPH11271209A/ja
Publication of JPH11271209A publication Critical patent/JPH11271209A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
  • Microscoopes, Condenser (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】煩わしい作業なしに、細胞データの統計的な表
示上で、マルチプルセル細胞データとシングルセル細胞
データの区別を容易に行う。 【解決手段】 レーザ光で細胞集団標本4の測定範囲を
二次元走査し、前記測定範囲からの光学像を取り込み、
これから細胞集団内の個々の細胞データを得て、統計処
理による解析結果を提示する走査型サイトメータであっ
て、前記細胞データに基いて、個々の細胞データによっ
て参照される細胞が、シングルセルであるか、若しく
は、実際には複数の細胞が接触によって一つの細胞と認
識されたマルチプルセルであるかを判定するマルチプル
セル判定部19と、前記マルチプルセル判定部19の判
定に基いて、シングルセルとマルチプルセルとを異なる
表示形式として1つの統計的表示上に表示する統計デー
タ表示部20(シングルセル/マルチプルセル表示形式
設定部21)を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、蛍光色素で生化
学的に標識された細胞集団にレーザスポットを照射・走
査し、個々の細胞の発する蛍光や散乱光を測光し、その
結果を細胞集団の免疫特性、遺伝的特性及び細胞増殖性
を表す統計的なデータとして解析し、提示する走査型サ
イトメータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】走査型サイトメータでは、スライドガラ
ス上の細胞集団をレーザスポットで走査し、この細胞集
団の個々の細胞が発する蛍光や散乱光を検出し、種々の
測定データを得る。そして、この測定データを当該細胞
の座標データと共に格納し、必要に応じて種々の統計処
理を行うことで前記細胞集団の解析を行なう。
【0003】また、この走査型サイトメータは、モニタ
画面上で前記測定データの選択を行なわせ、この測定デ
ータに対応する細胞像を顕微鏡視野内に再現することが
でき、これにより細胞の形態を観察できる環境を提供す
る(リコール機能)。また、このリコール機能を利用し
て細胞の形態を一つ一つ確認しながら、その細胞にタグ
を付けることによって細胞の分類を行うことができる
(タグ設定機能)。
【0004】ところで、走査型サイトメータに使用する
標本は、浮遊細胞液のスメア、組織細胞のタッチスメア
などスライドガラス上の細胞集団である。サイトメータ
としては数千個〜1万個の細胞データを収集するが、実
際のスライドガラス上の細胞は個々が単離しているとは
限らず、複数の細胞が接触している場合がある。
【0005】このような場合、画像処理によって細胞領
域を認識する際に、複数の細胞にもかかわらずあたかも
一つの細胞であるかのように認識してしまうといったこ
とが起こりうる。このように認識された細胞は、一般に
「マルチプルセル」と称され、そうでない細胞は「シン
グルセル」と称される。
【0006】このため、走査型サイトメータは、画像処
理によって認識された細胞がマルチプルセルであるか否
かの判定を行った上で、細胞データの統計グラフ・デー
タの表示、および、統計的な解析をするように構成され
ている。
【0007】ところが、マルチプルセルの判定におい
て、細胞径や状態によって最適な画像処理パラメータが
異なるために、シングルセルでもマルチプルセルと誤判
定されたり、反対にマルチプルセルがシングルセルと誤
判定される場合がある。この場合、誤判定の程度によっ
ては、測定の効率や精度に影響を与えかねない。
【0008】また、細胞集団標本の作成の仕方が悪いと
複数の細胞が凝集してしまい、測定に有効なシングルセ
ルに対してマルチプルセルと判定される細胞の割合が多
くなってしまう。これも、測定の効率や精度に影響を与
えることになる。
【0009】このため、観察者は、統計的な解析を行な
う前に、どの程度の細胞がマルチプルセルと判定された
のかというようなマルチプルセル判定の結果やその傾向
を把握しておく必要がある。
【0010】このため、従来の走査型サイトメータで
は、まず、マルチプルセルとシングルセルの両方の細胞
データをプロットした統計グラフを表示させ、その後マ
ルチプルセルの細胞データが除去されシングルセル細胞
データのみがプロットされた統計グラフを表示する機能
を有している。
【0011】観察者は、このような同じ形式の2つの統
計グラフから、マルチプルセル判定の結果や傾向を把握
し、これに基いて、データに付したタグの修正を行なっ
ている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した構
成であると、同じ形式の統計グラフを2つ用意しなけれ
ばならない。また、マルチプルセルとシングルセルの両
方の細胞データをプロットした統計グラフを表示させた
後、マルチプルセルのデータを利用しない旨の指定を行
なってシングルセル細胞データのグラフを表示するとい
う煩雑な作業を行なわなければならない。
【0013】この発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたもので、その目的とするところは、煩わしい作業な
しに、細胞データの統計的な表示上で、マルチプルセル
細胞データとシングルセル細胞データの区別を容易に行
える走査型サイトメータを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するために以下の構成を採用している。 (1) 光ビームで細胞集団標本の測定範囲を二次元走
査し、前記測定範囲からの光学像を取り込み、これから
細胞集団内の個々の細胞データを得て、統計処理による
解析結果を提示する走査型サイトメータにおいて、個々
の細胞データによって参照される細胞が、シングルセル
であるか、若しくは、実際には複数の細胞が接触によっ
て一つの細胞と認識されたマルチプルセルであるかを判
定するシングルセル/マルチプルセル判定手段と、前記
シングルセル/マルチプルセル判定手段の判定に基い
て、シングルセルとマルチプルセルとを異なる表示形式
として1つの統計的表示上に表示する統計データ表示手
段とを有することを特徴とする走査型サイトメータ。
【0015】このような構成によれば、観察者がそれぞ
れの細胞データを区別して表示する作業を行わなくて
も、自動的に、シングルセルとマルチプルセルの細胞デ
ータを区別した表示が単一の統計的表示上になされるこ
とになる。
【0016】したがって、煩わしい作業なしに、細胞デ
ータの統計的表示上で、マルチプルセル細胞データとシ
ングルセル細胞データの区別を容易に行える走査型サイ
トメータを提供できる。
【0017】なお、前記前記統計データ表示手段には、
前記シングルセル/マルチプルセルの表示形式を設定す
るシングルセル/マルチプルセル表示形式設定手段が接
続されていることが好ましく、また、表示形式は、色、
形等適宜のものを採用することが可能である。 (2) 光ビームで細胞集団標本の測定範囲を二次元走
査し、前記測定範囲からの光学像を取り込み、これから
細胞集団内の個々の細胞データを得て、統計処理による
解析結果を提示する走査型サイトメータにおいて、個々
の細胞データによって参照される細胞が、シングルセル
であるか、若しくは、実際には複数の細胞が接触によっ
て一つの細胞と認識されたマルチプルセルであるかを判
定するシングルセル/マルチプルセル判定手段と、前記
シングルセル/マルチプルセル判定手段の判定に基い
て、シングルセルとマルチプルセルとを、それぞれ異な
る統計的表示上に表示する統計データ表示手段とを有す
ることを特徴とする走査型サイトメータ。
【0018】このような構成によれば、観察者がそれぞ
れの細胞データを区別して表示する作業を行わなくて
も、自動的に、シングルセルとマルチプルセルの細胞デ
ータとが区別されそれぞれ異なる統計的表示上に表示さ
れることになる。
【0019】なお、前記統計データ表示手段には、前記
シングルセル/マルチプルセルの表示先を設定するシン
グルセル/マルチプルセル表示先設定手段が接続されて
いることが好ましい。 (3) (1)若しくは(2)の走査型サイトメータに
おいて、前記シングルセル/マルチプルセル判定手段の
判定に基いて、シングルセル/マルチプルセルと判定さ
れた細胞データの顕微鏡画像を選択的にリコール表示す
るリコール手段と、前記リコール手段により顕微鏡画像
が表示された細胞データのシングルセル/マルチプルセ
ル判定を変更する判定変更手段とをさらに有することを
特徴とする走査型サイトメータ。
【0020】このような構成によれば、予めシングルセ
ルとマルチプルセルとが区別されて表示されているか
ら、リコール及びシングルセル/マルチプルセル判定の
変更が容易となる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施形態を図
1〜図8を参照して説明する。 (第1の実施形態)この実施形態に係るサイトメータ
は、図1に示すように、レーザ走査型測定装置1とこれ
に接続された制御装置2とからなる。 (レーザ走査型測定装置1)レーザ走査型測定装置1
は、蛍光色素で生化学的に標識された細胞集団(標本
4)を走査ステージ5上に保持する。そしてレーザ光源
6から発せられたレーザ光をガルバノミラー7で反射さ
せることで、前記標本4に含まれる個々の細胞に対しレ
ーザスポットを走査する。そして、この標本4からの蛍
光を光電子増倍管8で検出すると共に散乱光をフォトダ
イオード9で検出する。
【0022】この光電子増倍管8及びフォトダイオード
9からの測光結果は、前記走査ステージ5及びガルバノ
ミラー7から得られる走査位置信号と共に制御装置2に
受け渡される。
【0023】また、このレーザ走査型測定装置1は、図
に10で示す光路切換ミラーを有し、この光路切換ミラ
ー10を光路から取り外すことで、標本4の像を顕微鏡
観察光学系11に導くことができ、この際、透過照明光
源12や落射照明光源13を用いることによって通常の
顕微鏡装置と同様に動作させることができる。前記観察
光学系11には、例えばCCDカメラ等の検出器が設け
られ、この検出器により得られる顕微鏡画像は、前記制
御装置2に送られ、図1に15で示すモニタ上に表示さ
れるようになっている。 (制御装置2)一方、前記制御装置2は、測定装置制御
部17と、細胞データ取得部18と、マルチプルセル判
定部19と、統計データ表示部20とを有する。この統
計データ表示部20には、前記マルチプルセル判定部1
9の判定に基いてシングルセル/マルチプルセルの表示
形式を設定するシングルセル/マルチプルセル表示形式
設定部21が設けられている。
【0024】この制御装置2は、具体的には、図示しな
いCPU、このCPUのバスに接続されたRAM、入出
力装置、ハードディスク等の外部記憶装置、画像入力装
置等とから構成される。この外部記憶装置には、前記C
PUを、測定装置制御部17、細胞データ取得部18、
マルチプルセル判定部19及び統計データ表示部20
(シングルセル/マルチプルセル表示形式設定部21)
としてそれぞれ作動させるためのコンピュータソフトウ
エアプログラムが格納されている。
【0025】また、これらのコンピュータソフトウエア
プログラムは、例えばマイクロソフト社のWindow
sを基本ソフトウェアとして作動し、すべての指令は、
マウス等のポインティングデバイスやキーボードからな
る入力装置22を介して与えられるようになっている。
また、細胞データや統計グラフ、前述した顕微鏡画像等
の出力は、前記モニタ15上にカラーグラフィックスに
より表示されるようになっている。
【0026】次に、前記制御装置2の各構成をその動作
と共に説明する。 (測定装置制御部17)この測定装置制御部17は、前
記測定装置1の光学系(レーザ光源6等)、走査ステー
ジ5及びガルバノミラー7を制御することで、細胞デー
タの測定に必要な動作を行わせる。そして、前記光電子
増倍管8及びフォトダイオード9からの検出信号は、前
記細胞データ取得部18に入力されるようになってい
る。 (細胞データ取得部18)この細胞データ取得部18
は、前記顕微鏡観察光学系11で得た前記散乱光信号及
び反射光信号を図2に示すような走査画像データ25に
成形する。
【0027】この走査画像データ25は、細胞集団内の
各細胞からの蛍光の強度もしくは散乱光の強度の平面分
布を表わすものであり、各細胞の位置は、縦軸及び横軸
方向に沿うピクセル座標に変換して表示されている。
【0028】この細胞データ取得部18は、この走査画
像データ25を、画像のしきい値処理によりバックグラ
ウンド26とそれ以外の部分とに分離し、バックグラウ
ンド以外の部分を一定の面積を有する細胞領域として認
識する。この実施形態においては、細胞(1)〜(9)
(1〜9は認識細胞番号(No))がバックグラウンド
26と分離され、細胞領域として認識されている。
【0029】次に、この細胞データ取得部18は、認識
された細胞(1)〜(9)の各々の細胞領域について、
蛍光(散乱光)値の総和(Value値)、面積(Ar
ea値)、最大蛍光(最大散乱光)値(Peak値)、
細胞の走査ステージ上での座標、一番近い細胞までの距
離(最隣接細胞間距離)、外周、細胞内のスポット数等
を演算し、それらを細胞データとして図1に示す細胞デ
ータデータベース28内に格納する。これらの細胞デー
タは、例えば、図3に示すような表形式に整理されて格
納されている。 (マルチプルセル判定部19)マルチプルセル判定部1
9は、前記細胞データ取得部18により認識された細胞
(1)〜(9)が、複数の細胞が接触して一つとして認
識されている細胞、すなわちマルチプルセルかどうかの
判定を行い、その結果を前記細胞データと共に、前記細
胞データデータベース28内に格納する。図3に示した
例では、マルチプルセルであれば値1が、シングルセル
であれば値0が格納される。
【0030】マルチプルセルかどうかの判定は、まず、
前記細胞領域内で蛍光値が最大値を示す座標(ピーク位
置)を求め、次に、前記ピーク位置の座標点を中心点と
して周方向に22.5度づつずらした8方向に沿ってこ
の細胞領域を横切るようにトレースする。このとき、前
記ピーク位置以外の座標にピークが存在するようなトレ
ースラインが一つでも存在すれば、マルチプルセルと判
断する。
【0031】図3に示す細胞データの例では、図2に示
すように単離している認識細胞(1)〜(6)はマルチ
プルセルではない、すなわちシングルセルと判定されて
いる。一方、2つの細胞が隣接して一つの細胞と認識さ
れている認識細胞(7)はマルチプルセルと判定されて
いる。また、2つの細胞が重なり合って一つの細胞と認
識されている認識細胞(8)はマルチプルセルではなく
シングルセルと判定されている。また、認識細胞(9)
は単離している状態であるがノイズによって最大値以外
の座標にピークが存在しておりマルチプルセルと判定さ
れている。 (統計データ表示部20)この統計データ表示部20
は、細胞データデータベース28内に格納された細胞デ
ータを統計処理し、その結果を統計グラフとしてモニタ
上に表示する。この統計グラフとしては種々のものが挙
げられるが、この実施例では、図8(a)、(b)に示
す2つの異なる形式の第1、第2の統計グラフを作成す
る場合を例にとって説明する。ここで、図5(a)に示
す第1の統計グラフは、縦軸に細胞領域の面積(Are
a値)、横軸に蛍光(散乱光)値の総和(Value
値)をとったものであり、図5(b)に示す第2の統計
グラフは、縦軸にY座標位置(Y−positio
n)、横軸にX座標位置(X−position)をと
ったものである。
【0032】また、前記統計データ表示部20は、シン
グルセル/マルチプルセル細胞データ表示形式設定部2
1を有する。このシングルセル/マルチプルセル細胞デ
ータ表示形式設定部21は、前記マルチプルセル判定部
19によりマルチプルセルと判定された細胞データ(マ
ルチプル細胞データ)と、シングルセルと判定された細
胞データ(シングルセル細胞データ)のそれぞれに、異
なる表示形式を設定する。これに基づき、前記統計デー
タ表示部20は、前記統計グラフ上にそれぞれを異なる
表示形式で表示する。
【0033】この実施形態では、シングルセル/マルチ
プルセル細胞データ表示形式設定部21により設定され
る表示形式は、統計的な表示上での細胞データプロット
の表示属性としている。すなわち、細胞データプロット
の色、形、動作などといった表示属性が、マルチプルセ
ル細胞データとシングルセル細胞データとで異なるよう
に設定される。
【0034】以下、この表示形式の設定手順及びこれに
基く統計グラフの表示手順を詳しく説明する。また、こ
の実施形態では、前記第1、第2の統計グラフを生成し
表示した後、細胞データをリコールし再分類を行なう環
境を提供する。したがって、統計グラフの表示手順と、
リコール・再分類手順とに分けて説明する。 (統計グラフ表示手順)まず、統計グラフの表示手順を
図4に示すフローチャートに基いて説明する。
【0035】最初に、ステップS30で、前記認識細胞
番号(No)を初期化(No=1を設定)する。次に、
ステップS31で、前記細胞データデータベース28か
ら、認識細胞番号Noの細胞データを検索し、その細胞
データから細胞面積(Area[No])、蛍光値の総
和(Value[No]、X座標(X−Positio
n[No])、Y座標(Y−Position[N
o])及びマルチプルセル判定結果(Multi[N
o])を読み出す。
【0036】ステップS32〜S34では、マルチプル
セル判定部の判定結果(Multi[No])に応じ
て、表示色(Color)を設定する。すなわち、ステ
ップS32で前記マルチプルセル判定結果を調べ、シン
グルセル(Multi[No]=0)ならば表示色を黒
(Color=黒)に設定し(ステップS33)、マル
チプルセル(Multi[No]=1)ならば表示色を
水色(Color=水色)に設定する(ステップS3
4)。
【0037】次に、ステップS35で、図5(a)に示
す第1の統計グラフ(Value−Area統計グラ
フ)上の(Value[No])、Area[No])
座標に[Color]で指定された色(=黒or水色)
の四角マークを表示する。また、ステップS36で、図
8(b)に示す第2の統計グラフ(X−Positio
n、Y−Position統計グラフ)上の(X−Po
sition[No]、Y−Position[N
o])座標に[Color]で指定された色(=黒or
水色)の四角マークを表示する。
【0038】そして、ステップS37で認識細胞番号N
oをインクリメントし、ステップS38でNo>9でな
いと判断されたならば、再度ステップS31〜S38を
繰り返す。
【0039】以上の処理によって、全細胞データ(No
=1〜9の細胞データ)についての統計処理がなされ、
図5(a)に示すような第1の統計グラフ及び図5
(b)に示すような第2の統計グラフが完成する。
【0040】なお、この例では、細胞データの統計的な
表示として、統計グラフのみを示したが、この他にも、
例えば、マルチプルセル細胞データの数やシングルセル
細胞データの数を表示したり、あるいは、数の比を表示
したりすることもできる。
【0041】また、表示属性として色を採用している
が、この他にも、四角や丸などといった表示形状や、点
灯・点滅などといった表示動作などを表示属性として採
用してもよい。
【0042】さらに、シングルセル/マルチプルセル細
胞データ表示形式設定部21は統計データ表示部20内
に設けられているが、このデータ表示部20に接続され
ていれば良い。 (細胞データのリコール・再分類手順)次に、前記統計
グラフ等に基く細胞データのリコール・再分類手順につ
いて、図6のフローチャートを参照して説明する。
【0043】まず、観察者は、前記入力装置22を用
い、リコール・再分類対象を入力する。すなわち、リコ
ールを行なう対象として、(a)シングルセル細胞デー
タのみ、(b)マルチプルセル細胞データのみ、(c)
両方の細胞データのいずれかを選択して入力する。前記
統計データ表示部20は、ステップS41で、この選択
を受け付け、これに基いて細胞データタイプ(Typ
e)に値を設定する。例えば、(a)シングルセルのみ
の場合:Type=0、(b)マルチプルセルのみの場
合:Type=1、(c)両方の場合:Type=2と
設定する。
【0044】次に、ステップS42で観察者から、解析
・リコール・分類対象とする統計グラフの選択を受け付
ける。この例では、前記第1の統計グラフ(図8
(a))、前記第2の統計グラフ(図8(b))のいず
れかが選択される。
【0045】対象となる統計グラフが選択されたなら
ば、リコール機能が開始される。すなわち、まず、ステ
ップS43で認識細胞番号(No)を初期化(No=1
を設定)する。次に、前記細胞データデータベース28
内の細胞データからマルチプルセル判定結果(Mult
i[No])を読み出す(ステップS44)。
【0046】そして、ステップS45では、前記ステッ
プS41で選択された細胞データタイプ(Type)
が、Type=2であるかを調べる。Type=2の場
合には、リコールの対象がマルチプルセルとシングルセ
ルの両方という意味であるから、後述するステップS4
6を実行せずにステップS47以下のリコール処理に移
行する。
【0047】一方、このステップS46では、前記ステ
ップS44で読み出したマルチプルセル判定結果(Mu
lti[No])と、前記細胞データタイプ(Typ
e)とを比較し、これが一致している場合(Multi
[No]=Type)には、リコール対象であると判定
し、ステップS47以下のリコール処理へ移行する。
【0048】なお、ステップS46で、Multi[N
o]=Typeではないと判定された場合には、当該認
識細胞番号Noの細胞データがリコール対象ではないと
いうことであるので、ステップS47〜S51の処理を
行なうことなくステップS52に移行し次の細胞につい
ての判断処理が行われる。
【0049】ステップS47〜S51では、当該認識細
胞番号Noの細胞データについてのリコール・再分類処
理が実行される。まず、ステップS47では、前記細胞
データデータベース28から認識細胞番号Noの細胞デ
ータを検索し、当該細胞のX位置座標(X−Posit
ion[No]、Y位置座標(Y−Position
[No])を読み出す。
【0050】次に、ステップS48で、前記測定装置1
を制御し、前記顕微鏡観察光学系11で当該細胞の顕微
鏡画像を取得する。すなわち、前記読み出したX−Po
sition[No]、Y−Position[No]
が前記測定装置制御部17に送出され、これに基いて前
記走査ステージ5が制御され、前記測定装置の対物レン
ズを標本4の細胞集団内の所望の細胞に対向させる(ス
テップS49)。そして、前記観察光学系11を使用し
て当該細胞の顕微鏡画像を得る。この顕微鏡画像は、こ
の制御装置2に入力され、前記モニタ上に表示される
(ステップS50)。
【0051】観察者は、このモニタ15上に表示された
認識細胞番号Noの細胞の形態を確認し、複数細胞が接
触しているのにシングルセルであると判定されていた
り、単離した細胞なのにマルチプルセルであると判定さ
れているような場合には、正しい細胞データタイプのタ
グを付けることにより前記細胞データデータベース28
に記憶されているマルチプルセル判定結果のデータを訂
正し再分類する。(ステップS51)。
【0052】ついで、ステップS52で認識細胞番号N
oをインクリメントし、ステップS53でNo>9と判
断されなければ再び前記処理に戻り、残りの認識細胞分
だけ上記の処理(ステップS44〜S52)を繰り返
す。そして、ステップS53でN>9と判断されたなら
ば、リコール・分類処理を終了する。なお、ここでは、
認識細胞番号Noの更新をインクリメントによって行っ
ているが、これに限らず、デクリメントしてもよいし、
任意の認識細胞番号を指定できるようにしてもよい。
【0053】このような処理の流れにより、マルチプル
セル細胞データのみ(Type=1)リコール・再分類
したとすると、図2に示した認識細胞番号No=7、9
の細胞のみリコールすることができる。そして、観察者
により、認識細胞番号No=9の細胞は単離した細胞な
のに誤ってマルチプルセルと判定されている、という判
断が下されたならば、前記細胞データデータベース28
に格納されている当該認識細胞番号の細胞データのマル
チプルセル判定結果(Multi[9])が、1(マル
チプルセル)→0(シングルセル)へと訂正される。以
降、この訂正結果は、細胞データの統計グラフへの表示
や、解析・リコール・分類に反映されることになる。 (第1の実施形態の効果)以上の構成・作用を有する本
実施形態の走査型サイトメータにおいては、以下の効果
を得ることができる。
【0054】第1に、細胞データを統計グラフに表示す
る前に、シングルセル/マルチプルセル細胞データ表示
形式設定手段により、自動的に、マルチプルセル細胞デ
ータとシングルセル細胞データに対して異なる表示属性
が設定されるので、単一の統計グラフに、マルチプルセ
ル細胞データとシングルセル細胞データとがそれぞれ異
なる表示属性で表示される。
【0055】これにより、観察者がわざわざマルチプル
セル細胞データとシングルセル細胞データを区別して表
示する必要がなくなるから、操作性が向上する。第2
に、統計グラフで、マルチプルセル細胞データとシング
ルセル細胞データの対比が必然的になされることになる
から、標本4の善し悪しや、マルチプルセル判定部19
による判定結果の妥当性の判断を、観察者が忘れてしま
って行われないということを防ぐことができる。
【0056】第3に、マルチプルセル細胞データとシン
グルセル細胞データとの区別を行うために要する統計グ
ラフは、単一のグラフで済むため、統計グラフを表示す
る領域を節約することができる。
【0057】特に、統計グラフとして、横軸:細胞の位
置するステージ上のX座標(X−Position)・
縦軸:Y座標(Y−Position)の統計グラフを
表示した場合には、マルチプルセルと判定された細胞と
シングルセルと判定された細胞の細胞集団標本4上での
分布の様子を一目で捉えることができる。
【0058】また、単離した細胞であるのに誤ってマル
チプルセルと判定された細胞の細胞データを、単一の統
計グラフに基いてリコールし再分類することができるの
で、細胞データの解析結果の精度向上につながる。 (第2の実施形態)次に、この発明の第2の実施形態を
図面を参照して説明する。
【0059】この実施形態の走査型サイトメータの特徴
は、シングルセル/マルチプルセル細胞データ表示形式
設定部21により設定される表示形式が、細胞データの
表示出力先である統計的な表示の種類であるという点で
ある。つまり、マルチプルセル細胞データの統計的な表
示と、シングルセル細胞データの統計的な表示とが、そ
れぞれ別個の統計的な表示上にデータプロットされる点
である。
【0060】この機能に関する構成以外の構成は、前記
第1の実施形態と同様であるので、それらについての詳
しい説明は省略する。図7は、この実施形態の統計デー
タ表示部20及びシングルセル/マルチプルセル表示形
式設定部21による処理手順を示したフローチャートで
ある。
【0061】まず、ステップS60で、認識細胞番号
(No)を初期化(No=1と設定)する。次に、ステ
ップS61において、前記細胞データデータベース28
から当該細胞番号(No)の細胞データを検索し、この
細胞データからマルチプルセル判定結果(Multi
[No])を読み出す。
【0062】次に、ステップS62〜S64で、前記読
み出したマルチプルセル判定結果(Multi[N
o])に応じて細胞データの表示出力先の統計グラフを
設定する。すなわち、ステップS62でMulti[ N
o] を調べ、Multi[No]=0(シングルセル)
ならば、出力先のグラフ番号(G_No)を値1に設定
し(ステップS63)、Multi[No]=1(マル
チプルセル)ならば、出力先のグラフ番号(G_No)
を値2に設定する(ステップS64)。
【0063】次に、ステップS65で、前記細胞データ
データベース28から、認識細胞番号Noの細胞面積
(Area[No])、蛍光値の総和(Value[N
o])のデータを読み出した後、ステップS66で、グ
ラフ番号(G_No)の統計グラフ上の座標(Valu
e[No],Area[No])に例えば四角マークを
表示する。
【0064】ついで、ステップS67で、認識細胞番号
Noをインクリメントした後、ステップS68でNo>
9であるかの判断を行い、No>9でなければ、残りの
細胞データについて前記ステップS61〜ステップS6
7の処理を行なう。一方、ステップS68でN>9と判
断されたならば処理は終了する。
【0065】このようにして、全細胞データ(この例で
は、No=1〜9の細胞データ)について、統計グラフ
上への細胞データの表示を繰り返すと、図8(a)に示
すようにシングルセル細胞データのみが表示された第3
の統計グラフと、図8(b)に示すようにマルチプルセ
ル細胞データのみが表示された第4の統計グラフの2つ
の統計グラフが得られる。
【0066】なお、このような処理の後、細胞データの
リコール・再分類を行うが、この処理手順は第1の実施
形態の処理手順(図6)と略同じであるので詳しい説明
及び図示は省略する。ただし、第1の実施形態の処理手
順と異なる点が2点あるので以下に説明する。
【0067】第1点は、図6のステップS42におい
て、解析・リコール・分類対象とする統計グラフを選択
する際に、シングルセル細胞データ統計グラフ(前記第
3の統計グラフ)かマルチプルセル細胞データ統計グラ
フ(前記第4の統計グラフ)のどちらかを選ぶという点
である。ただし、解析・リコール・分類対象とする統計
グラフを選ぶ、という意味においては、何ら変わりはな
い。
【0068】第2点は、前記したように、本実施例にお
いては、統計グラフを選択することにより、解析・リコ
ール・分類対象となる細胞データの種類が決定されるの
で、図6のステップS51が不要であるという点であ
る。
【0069】それ以外の処理手順は第1の実施形態と全
く同様である。このような処理の流れにより、マルチプ
ルセル細胞データをリコール・再分類したとすると、図
8(b)に示すマルチプルセル細胞データ統計グラフ上
の認識細胞番号No=7、9の細胞のみがリコールさ
れ、その細胞の顕微鏡画像がモニタ15上に表示され
る。そして、観察者により、認識細胞番号No=9の細
胞は単離した細胞なのに誤ってマルチプルセルと判定さ
れている、という判断が下されると、前記細胞データデ
ータベース28内に格納されているマルチプルセル判定
結果のデータ(Multi[9])が、1(マルチプル
セル)→0(シングルセル)へと訂正され、以降、この
訂正結果は、細胞データの統計グラフへの表示や、解析
・リコール・分類に反映されることになる。
【0070】以上の構成・作用を有する第2の実施形態
の走査型サイトメータによっても、第1の実施形態と同
様の効果を得ることができる。また、この第2の実施形
態によれば、シングルセル細胞データとマルチプルセル
細胞データを別々の統計グラフ上に表示することができ
るため、解析・リコール・分類対象となる細胞データの
種類の選択は、所望とする細胞データ(シングルセル細
胞データ又はマルチプルセル細胞データ)の統計グラフ
を選択するのみでよく、操作性の向上につながるという
効果がある。
【0071】なお、この発明は、上記一実施形態に限定
されるものではなく、実施形態の説明中にも適宜指摘し
て述べたように、この発明の要旨を変更しない範囲で種
々変形可能である。
【0072】
【発明の効果】以上説明した構成によれば、煩わしい作
業なしに、細胞データの統計的表示上で、マルチプルセ
ル細胞データとシングルセル細胞データの区別を容易に
行える走査型サイトメータを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態を示す概略概念図。
【図2】第1実施例の走査型サイトメータにおいて、細
胞が認識された様子を示した走査画像の模式図。
【図3】第1実施例の走査型サイトメータの細胞データ
データベース内に格納されている細胞データを示した
図。
【図4】第1実施例の走査型サイトメータの統計データ
表示部(シングルセル/マルチプルセル表示形式設定
部)における処理を説明するフローチャート。
【図5】第1実施例の走査型サイトメータの統計データ
表示部により表示された統計グラフを示す図。
【図6】第1実施例の走査型サイトメータの細胞データ
のリコール・再分類処理を説明するフローチャート。
【図7】第2実施例の走査型サイトメータの統計データ
表示部(シングルセル/マルチプルセル表示形式設定
部)における処理を説明するフローチャート。
【図8】第2実施例の走査型サイトメータの統計データ
表示部により表示された統計グラフを示す図。
【符号の説明】 1…レーザ走査型測定装置 2…制御装置 4…標本 5…走査ステージ 6…レーザ光源 7…ガルバノミラー 8…光電子増倍管 9…フォトダイオード 10…光路切換ミラー 11…顕微鏡観察光学系 12…透過照明光源 13…落射照明光源 15…モニタ 17…測定装置制御部 18…細胞データ取得部 19…マルチプルセル判定部 20…統計データ表示部 21…シングルセル/マルチプルセル細胞データ表示形
式設定部 22…入力装置 25…走査画像データ 26…バックグラウンド 28…細胞データデータベース No…認識細胞番号

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ビームで細胞集団標本の測定範囲を二
    次元走査し、前記測定範囲からの光学像を取り込み、こ
    れから細胞集団内の個々の細胞データを得て、統計処理
    による解析結果を提示する走査型サイトメータにおい
    て、 前記個々の細胞データによって参照される細胞が、シン
    グルセルであるか、若しくは、実際には複数の細胞が接
    触によって一つの細胞と認識されたマルチプルセルであ
    るかを判定するシングルセル/マルチプルセル判定手段
    と、 前記シングルセル/マルチプルセル判定手段の判定に基
    いて、シングルセルとマルチプルセルとを異なる表示形
    式として1つの統計的表示上に表示する統計データ表示
    手段とを有することを特徴とする走査型サイトメータ。
  2. 【請求項2】 光ビームで細胞集団標本の測定範囲を二
    次元走査し、前記測定範囲からの光学像を取り込み、こ
    れから細胞集団内の個々の細胞データを得て、統計処理
    による解析結果を提示する走査型サイトメータにおい
    て、 前記個々の細胞データによって参照される細胞が、シン
    グルセルであるか、若しくは、実際には複数の細胞が接
    触によって一つの細胞と認識されたマルチプルセルであ
    るかを判定するシングルセル/マルチプルセル判定手段
    と、 前記シングルセル/マルチプルセル判定手段の判定に基
    いて、シングルセルとマルチプルセルとを、それぞれ異
    なる統計的表示上に表示する統計データ表示手段とを有
    することを特徴とする走査型サイトメータ。
  3. 【請求項3】 請求項1若しくは請求項2記載の走査型
    サイトメータにおいて、 前記シングルセル/マルチプルセル判定手段の判定に基
    いて、シングルセル/マルチプルセルと判定された細胞
    データの顕微鏡画像を選択的にリコール表示するリコー
    ル手段と、 前記リコール手段により顕微鏡画像が表示された細胞デ
    ータのシングルセル/マルチプルセル判定を変更する判
    定変更手段とをさらに有することを特徴とする走査型サ
    イトメータ。
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