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JPH1126236A - 磁気抵抗材料及びその製造方法 - Google Patents

磁気抵抗材料及びその製造方法

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Publication number
JPH1126236A
JPH1126236A JP9182396A JP18239697A JPH1126236A JP H1126236 A JPH1126236 A JP H1126236A JP 9182396 A JP9182396 A JP 9182396A JP 18239697 A JP18239697 A JP 18239697A JP H1126236 A JPH1126236 A JP H1126236A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conductive material
magnetic
magnetoresistive
ferromagnetic
substrate
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP9182396A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Iijima
誠 飯島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP9182396A priority Critical patent/JPH1126236A/ja
Publication of JPH1126236A publication Critical patent/JPH1126236A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B82NANOTECHNOLOGY
    • B82YSPECIFIC USES OR APPLICATIONS OF NANOSTRUCTURES; MEASUREMENT OR ANALYSIS OF NANOSTRUCTURES; MANUFACTURE OR TREATMENT OF NANOSTRUCTURES
    • B82Y25/00Nanomagnetism, e.g. magnetoimpedance, anisotropic magnetoresistance, giant magnetoresistance or tunneling magnetoresistance
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F10/00Thin magnetic films, e.g. of one-domain structure
    • H01F10/007Thin magnetic films, e.g. of one-domain structure ultrathin or granular films

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Nanotechnology (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Hall/Mr Elements (AREA)
  • Physical Vapour Deposition (AREA)
  • Thin Magnetic Films (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁壁の存在に起因するノイズをなくしあるい
は低減し、単一層での使用を可能にする新しい磁気抵抗
材料と、その製造方法を提供する。 【解決手段】 強磁性材料2と非磁性導電性材料3のど
ちらか一方を連続相とし、他方を不連続相として構成さ
れ、且つ、非磁性導電性材料3が5〜20原子%の割合
で存在するようにする。製造に際しては、基板上に、非
磁性導電性材料とこの非磁性導電性材料に対して固溶性
を持たない強磁性材料とを同時に堆積して薄膜を形成
し、この薄膜を真空中又は不活性気体中で熱処理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気記録の読み取
り用途、あるいは磁場の感知に用いる磁気センサ用の磁
気抵抗材料及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気ディスク等の磁気記録媒体から情報
を読みとる手法として、これまでは検知部のコイルに発
生する誘導起電力を利用する、いわゆるインダクティブ
型のヘッドを用いていた。これに対して、近年、磁気抵
抗(MR)効果を用いたMRヘッドが用いられるように
なった。将来にわたって、磁気記録媒体への記録密度が
高くなるにつれて1記録単位(ビット)当たりから漏洩
してくる磁場の強度は現在のものよりも相当に小さくな
ることが予想され、これを読みとるために、巨大磁気抵
抗(Giant Magnetoresistance, GMR)効果を用いた読み
取りヘッドが検討されている。
【0003】GMR効果は、主として強磁性金属と非磁
性導電性金属との間に形成される界面を電流、つまり自
由電子が通過するときに、強磁性金属の磁化の向きと電
子のスピン方向の組み合わせによって電子が散乱される
強さが異なる現象(スピン依存散乱)に基づいている。
そしてこのようなGMR効果を示す材料の構造として、
非磁性金属と強磁性金属の多層膜構造(超格子構造)、
粒子分散型(グラニュラー)構造、スピンバルブ構造が
考案されている。
【0004】GMR素子を含めて、一般にMR素子は強
磁性金属の薄膜であるため、薄膜の内部において磁化の
方向の異なる部分が発生し、これらの境界部分に磁壁が
発生する。磁壁は外部磁場のないときに存在するが、外
部磁場強度が強くなるに従って強磁性金属薄膜内部で磁
化の方向が揃うとき解消される。このときに磁壁の移
動、消失が伴い、素子の磁気的挙動が不連続となる。こ
れはバルクハウゼン効果と呼ばれ、磁気センサの動作を
行う上ではパルス状のノイズとして検出される。このノ
イズは、磁気記録の高速の読みとりを阻害する要因とな
る。
【0005】その一方、これまでのGMR用磁気抵抗材
料は単層で用いることができなかった。例えば、超格子
構造の場合には、非磁性金属層と強磁性金属層を積層し
た多層構造が必要であり、またグラニュラー構造では、
単一層では十分な抵抗変化を得ることができないため、
グラニュラー構造の磁気抵抗材料層の間に非磁性金属層
を装入した多層構造が採用されている。このような多層
構造は、GMR素子の製造工程を複雑にし、処理時間を
長くしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、MR素子の
製造に使用されるこれまでの磁気抵抗材料の上述の欠点
を解消すること、すなわち磁壁の存在することに起因す
るノイズをなくしあるいは低減し、単一層での使用を可
能にする新しい磁気抵抗材料の提供を目的とする。この
磁気抵抗材料の製造方法を提供することも本発明の目的
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の磁気抵抗材料
は、強磁性材料と非磁性導電性材料のどちらか一方を連
続相とし、他方を不連続相として構成され、且つ、当該
材料中に非磁性導電性材料が5〜20原子%の割合で存
在していることを特徴とする。
【0008】本発明の磁気抵抗材料の製造方法は、基板
上に、非磁性導電性材料とこの非磁性導電性材料に対し
て固溶性を持たない強磁性材料とを同時に堆積して薄膜
を形成し、その際に当該薄膜における非磁性導電性材料
の含有量が5〜20原子%となるように両方の材料の堆
積量を制御し、そしてこの薄膜を真空中又は不活性気体
中で熱処理することを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の磁気抵抗材料は、強磁性
材料と非磁性導電性材料から構成され、これらの構成材
料のうちの一方が連続相として存在し、他方は不連続相
として存在する。
【0010】強磁性材料は、通常の磁気抵抗材料で用い
られているもののいずれでもよく、例えばニッケル(N
i)、コバルト(Co)、鉄(Fe)、あるいはこれら
の金属材料をベースとした合金を用いることができる。
非磁性導電性材料としては、強磁性材料と固溶体を形成
しない任意の非磁性導電性材料を用いることができ、代
表例として銀(Ag)、銅(Cu)、白金(Pt)、金
(Au)、あるいはそれらの合金等を挙げることができ
る。
【0011】強磁性材料と非磁性導電性材料は、どちら
か一方が連続相として、そして他方は不連続相として存
在する。どちらの構成材料が連続相となるかは、主とし
て両方の材料の相対的な存在比により、一例として非磁
性導電性材料の存在比が大きくなれば、これが連続相を
構成するようになる。
【0012】従って、本発明の磁気抵抗材料では、強磁
性材料の島状構造を非磁性導電性材料が取り囲む構造が
可能であり、あるいは逆に強磁性材料中に非磁性導電性
材料が分散して存在する構造が可能である。前者の例を
図1に示し、この図においては、基板1の上に強磁性材
料から形成した島状部分2が多数存在し、非磁性導電性
材料3がこれらの島状部分2の隙間を埋めそしてそれら
を取り囲んでいる。また、後者の例を図2に示し、ここ
では、強磁性材料が連続相となってマトリクス5を形成
しており、その内部に非磁性導電性材料の粒子6が分散
している。
【0013】本発明の磁気抵抗材料においては、5〜2
0原子%の非磁性導電性材料が存在することによって、
磁気抵抗材料の構造が上述のもののいずれの構造になろ
うとも、磁気抵抗材料中に磁壁ができるのを効果的に防
止あるいは抑制するため、バルクハウゼン効果によるノ
ズルが激減する効果が得られる。非磁性導電性材料の割
合が5原子%を下回ると、磁壁の形成を防止する効果が
思いどおりに得られなくなり、ノイズの低減を期待でき
なくなる。非磁性導電性材料の割合が20原子%を超え
ると、磁気抵抗材料の示す磁気抵抗変化が小さくなって
しまう。本発明の磁気抵抗材料における非磁性導電性材
料の含有量は、より好ましくは10〜20原子%、最も
好ましくは16〜18原子%である。
【0014】本発明の磁気抵抗材料は、比較的大きな磁
気抵抗変化(磁場をかけることで材料が示す抵抗の変化
率であるMR比で表して例えば4%程度の変化)を示す
ので、従来のGMR素子で使用されている材料のように
多層構造を採用しなくても、単層での使用が十分可能で
ある。とは言え、本発明の磁気抵抗材料は、複数の層を
積層して使用してもよく、あるいは非磁性材料の薄膜と
積層して使用してもよく、あるいは本発明の磁気抵抗材
料の薄膜と非磁性材料の薄膜とを交互に繰り返し積層
(繰り返しの回数は、例えば2〜50回とすることがで
きる)して使用しても差し支えない。
【0015】本発明の磁気抵抗材料をMR素子で使用す
る場合には、単層で使用する場合にもあるいは積層して
使用するいずれの場合にも、層厚を10〜100Å(1
〜10nm)とするのが好適である。積層構造とする場
合の非磁性材料層の厚みは、やはり10〜100Å(1
〜10nm)とするのが適当である。
【0016】本発明の磁気抵抗材料を製造するのには、
まず、例えばスパッタ法、イオンビームスパッタ法、分
子線エピタキシー法、あるいはこれらの2種以上の方法
の組み合わせにより、基板上に非磁性導電性材料とこの
非磁性導電性材料に対して固溶性を持たない強磁性材料
とを同時に堆積させて製膜する。堆積基板としては、例
えばガラス、石英ガラス、シリコン、あるいはセラミッ
クス製のものを使用することができる。
【0017】強磁性材料と非磁性導電性材料との堆積比
率は、製膜した薄膜における非磁性導電性材料の含有量
が5〜20原子%となるように制御される。両方の構成
材料を所定の比率で、且つ同時に堆積させるためには、
強磁性材料と非磁性導電性材料とをその比率での製膜を
可能にするように混合して作製した一つのターゲットを
用いることができ、あるいはそれぞれの材料用のターゲ
ットを用い、そしてそれぞれのターゲットに印加する電
力を調整してもよい。また、強磁性材料のターゲット上
に非磁性導電性材料の小片を載置して堆積を行うことも
可能である。
【0018】本発明の磁気抵抗材料を構成する強磁性材
料と非磁性導電性材料とは、固溶体を形成しないように
選ばれる。これらの構成材料を基板上に同時に堆積する
と、これらの材料はその後の熱処理によりどちらかの構
成材料が不連続となる、いわゆる「強制固溶体」を形成
する。この強制固溶体の膜を、真空中で、あるいは不活
性気体中で熱処理することにより、どちらか一方の構成
材料が不連続となった本発明の磁気抵抗材料が得られ
る。
【0019】熱処理工程における昇温速度、熱処理保持
温度及び保持時間によって、不連続相である強磁性材料
の島状部分(図1において2で表される)あるいは非磁
性導電性材料の分散粒子(図2において6で表される)
の成長を制御することが可能である。具体的に言えば、
昇温速度を小さくすること、保持温度を低くすること、
保持時間を長くすることで、強磁性金属の島状部分を十
分成長させることができる。例として、非磁性材料の銀
の連続相中に強磁性材料のコバルトの不連続相を形成す
る場合には、昇温速度を50〜100℃/min、保持
温度を300℃、保持時間を10〜60分とすることが
できる。また、銀の連続相中に強磁性材料としてパーマ
ロイ(Ni−Fe合金)の不連続相を形成する場合に
は、昇温速度を50〜100℃/min、保持温度を3
10〜320℃、保持時間を10〜60分とすることが
できる。
【0020】先に述べたように、本発明の磁気抵抗材料
は単独層として用いることができるのはもちろんであ
り、また非磁性導電性層との多層構造で使用することも
できる。非磁性導電性層との多層構造とする場合には、
磁気抵抗材料層を作る際に用いたものと同じあるいは異
なる非磁性導電性材料の層を重ねることができる。いず
れの場合にも、堆積層の変更は使用ターゲットを交換す
ることで簡単に行うことができる。
【0021】
【実施例】次に、実施例により本発明を更に説明する。
言うまでもなく、本発明はこれらの実施例に少しも限定
されるものではない。
【0022】〔実施例1〕この例では、強磁性材料とし
てコバルトを、そして非磁性導電性材料として銀を使用
して、磁気抵抗材料をガラス基板上に形成した。スパッ
タ装置にガラス基板を入れ、そしてこの装置の下部にA
gターゲットとCoターゲットを配置して、これらを同
時に放電させることにより、ガラス基板上に銀とコバル
トを強制固溶体として蒸着した。基板上での組成分布の
偏りをなくすため、基板はこれらのターゲット上を15
rpm で公転するようにした。Coターゲットの放電条件
は、印加電力150W、スパッタ速度1.2Å(0.1
2nm)/sec とし、またAgターゲットの放電条件は、
印加電力100W、スパッタ速度1.5Å(0.15n
m)/sec として、膜厚50Å(5nm)まで製膜し
た。その後、真空中で、昇温速度100℃/min で30
0℃まで加熱し、300℃で1時間保持して熱処理を行
った。
【0023】このようにして作製した膜を直流四端子法
(センス電流1mA、探知間距離1mm)によって、外
部磁界強度1kOe(80kAT/m)における磁気抵
抗変化を測定した。その結果、MR比4%でノイズのな
い抵抗変化を確認することができた。この結果を、通常
の強磁性体連続膜(非磁性材料を含まない強磁性材料の
みからなる膜)との比較して表1に示す。
【0024】
【表1】
【0025】〔実施例2〕この例では、強磁性金属ター
ゲット上に非磁性導電性金属の薄板を配置することで、
両方の材料を同時に基板上に蒸着させた。実施例1と同
じスパッタ装置とガラス基板を使用し、6インチ(約1
5cm)のCoターゲット上に20mm×20mmのA
gチップを8個放射状に配置し、印加電力200Wでガ
ラス基板上に50Å(5nm)の膜を作製した。この膜
における非磁性金属(銀)の組成は約16原子%であっ
た。続いて、実施例1で説明したのと同様の熱処理を施
し、MR比を測定したところ、製膜方法による磁気抵抗
効果及びノイズの発生状況に変化は見られなかった。
【0026】〔実施例3〕実施例2の方法で作成したG
MR膜を、実際に幅2μm、高さ1μmの素子構造とし
て、外部磁界の変化に対する抵抗変化を測定したとこ
ろ、ノイズの少ない磁気抵抗曲線が得られた。この磁気
抵抗曲線を図3に示す。
【0027】〔実施例4〕実施例1と同じスパッタ装置
とガラス基板を使用し、6インチ(約15cm)のCo
ターゲット上に10mm×10mmのAgチップを8個
放射状に配置し、印加電力150Wでガラス基板上に5
00Å(50nm)の膜を堆積した。この膜における非
磁性金属(銀)の組成は約8原子%であった。次いで、
真空中で300℃、1時間の熱処理を行い、そして幅1
μm、長さ4μmの素子に加工後、銅により電極を形成
し、四端子法にて磁気抵抗を測定したところ、外部磁場
強度500Oe(4kAT/m)の交流磁場中で低ノイ
ズの再生波形が観察された。
【0028】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明によれば、
強磁性材料が不連続膜あるいは連続性の乱れた膜となる
ことから、その磁区構造が単磁区構造あるいはそれに近
いものとなるため、磁壁移動によるバルクハウゼンノイ
ズ等の発生を抑制し、ノイズの少ない、良好な再生信号
を発生することが可能となる。そしてこのことから、磁
区構造を考慮する必要のない、低ノイズのMR素子を作
製することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の磁気抵抗材料の構造の一つを説明する
図である。
【図2】本発明の磁気抵抗材料のもう一つの構造を説明
する図である。
【図3】実施例3で得られたMR素子の磁場強度−磁気
抵抗曲線を示すグラフである。
【符号の説明】 1…基板 2…強磁性材料の島状部分 3…非磁性導電性材料 5…強磁性材料のマトリクス 6…非磁性導電性材料の粒子

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 強磁性材料と非磁性導電性材料のどちら
    か一方を連続相とし、他方を不連続相として構成され、
    且つ、非磁性導電性材料が5〜20原子%の割合で存在
    していることを特徴とする磁気抵抗材料。
  2. 【請求項2】 前記強磁性材料がニッケル、コバルト、
    鉄、あるいはそれらの合金であり、前記非磁性導電性材
    料が銀、銅、白金、金、あるいはそれらの合金である、
    請求項1記載の磁気抵抗材料。
  3. 【請求項3】 ガラス、石英ガラス、シリコン又はセラ
    ミックスの基板に被着されている、請求項1又は2記載
    の磁気抵抗材料。
  4. 【請求項4】 前記基板上に単層として被着されてい
    る、請求項3記載の磁気抵抗材料。
  5. 【請求項5】 前記基板上に単層として被着された当該
    磁気抵抗材料の上に、当該磁気抵抗材料を構成する非磁
    性材料と同じ又はそれとは異なる非磁性材料の膜が被着
    されている、請求項4記載の磁気抵抗材料。
  6. 【請求項6】 前記基板上に、当該磁気抵抗材料の複数
    の層が、これらの各層の間に当該磁気抵抗材料を構成す
    る非磁性材料と同じ又はそれとは異なる非磁性材料の層
    を挿入して被着されている、請求項3記載の磁気抵抗材
    料。
  7. 【請求項7】 基板上に、非磁性導電性材料とこの非磁
    性導電性材料に対して固溶性を持たない強磁性材料とを
    同時に堆積して薄膜を形成し、その際に当該薄膜におけ
    る非磁性導電性材料の含有量が5〜20原子%となるよ
    うに両方の材料の堆積量を制御し、そしてこの薄膜を真
    空中又は不活性気体中で熱処理することを特徴とする磁
    気抵抗材料の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記強磁性材料がニッケル、コバルト、
    鉄、あるいはそれらの合金であり、前記非磁性導電性材
    料が銀、銅、白金、金、あるいはそれらの合金である、
    請求項7記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記基板がガラス、石英ガラス、シリコ
    ン又はセラミックスの基板である、請求項7又は8記載
    の方法。
  10. 【請求項10】 前記堆積をスパッタ法、イオンビーム
    スパッタ法、分子線エピタキシー法、あるいはこれらの
    組み合わせにより行う、請求項7から9までのいずれか
    一つに記載の方法。
JP9182396A 1997-07-08 1997-07-08 磁気抵抗材料及びその製造方法 Withdrawn JPH1126236A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100397613B1 (ko) * 2001-06-20 2003-09-13 삼성전자주식회사 나노 크기의 강자성체 분말 제조방법
US7332008B2 (en) 2004-04-16 2008-02-19 Samsung Gwangju Electronics Co., Ltd. Cyclone dust collecting apparatus and a vacuum cleaner having the same
JP2011184706A (ja) * 2010-03-04 2011-09-22 Konica Minolta Holdings Inc 成膜方法、及びその成膜方法を用いて製造された薄膜材料

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KR100397613B1 (ko) * 2001-06-20 2003-09-13 삼성전자주식회사 나노 크기의 강자성체 분말 제조방법
US7332008B2 (en) 2004-04-16 2008-02-19 Samsung Gwangju Electronics Co., Ltd. Cyclone dust collecting apparatus and a vacuum cleaner having the same
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