JPH11253330A - 金属製保温容器 - Google Patents
金属製保温容器Info
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- JPH11253330A JPH11253330A JP10058019A JP5801998A JPH11253330A JP H11253330 A JPH11253330 A JP H11253330A JP 10058019 A JP10058019 A JP 10058019A JP 5801998 A JP5801998 A JP 5801998A JP H11253330 A JPH11253330 A JP H11253330A
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-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47J—KITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
- A47J41/00—Thermally-insulated vessels, e.g. flasks, jugs, jars
- A47J41/0083—Accessories
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 容器胴部を手で掴んでも滑り難く、また、重
心位置の移動が大きくても操作しやすくする。 【解決手段】 内筒4と外筒5の間に断熱部6を形成し
た容器本体2の外筒5の外周のうち、金属製保温容器の
満量時の重心位置G1と空体時の重心位置G2を含む部
分に滑り止め手段8を設けた。
心位置の移動が大きくても操作しやすくする。 【解決手段】 内筒4と外筒5の間に断熱部6を形成し
た容器本体2の外筒5の外周のうち、金属製保温容器の
満量時の重心位置G1と空体時の重心位置G2を含む部
分に滑り止め手段8を設けた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯用の金属製保
温容器に関する。
温容器に関する。
【0002】
【従来の技術】金属製保温容器は、内筒と外筒との間に
断熱部を有する容器本体と、該容器本体の開口部に着脱
可能に装着した蓋部材とを備えている。この金属製保温
容器は、把手を備えたタイプと把手を備えないタイプと
に大別できる。一般に、大容量の金属製保温容器は、胴
径が太くなるため、携帯時や内容物を注ぐ時などの操作
性を考慮して把手を備えたタイプが多い。
断熱部を有する容器本体と、該容器本体の開口部に着脱
可能に装着した蓋部材とを備えている。この金属製保温
容器は、把手を備えたタイプと把手を備えないタイプと
に大別できる。一般に、大容量の金属製保温容器は、胴
径が太くなるため、携帯時や内容物を注ぐ時などの操作
性を考慮して把手を備えたタイプが多い。
【0003】一方、比較的小容量の金属製保温容器は、
容器本体の胴部を手で掴める程度の径に形成することが
可能であることから、利便性を考慮して把手を備えない
タイプが多い。また、比較的小容量の金属製保温容器
は、成形性等の問題から、容器胴部外周を凹凸の無い平
滑面に形成していることが多く、しかも、底部から頭部
あるいは胴部中間から頭部又は底部に向かって漸次小径
となる円筒状に形成されていることが多い。
容器本体の胴部を手で掴める程度の径に形成することが
可能であることから、利便性を考慮して把手を備えない
タイプが多い。また、比較的小容量の金属製保温容器
は、成形性等の問題から、容器胴部外周を凹凸の無い平
滑面に形成していることが多く、しかも、底部から頭部
あるいは胴部中間から頭部又は底部に向かって漸次小径
となる円筒状に形成されていることが多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このため、容器胴部を
手で掴んで注ぐ時などに滑りやすく、また、容量を若干
多くする場合には、胴径を太くするよりも背を高くする
ことから、金属製保温容器の満量時の重心位置と空体時
の重心位置とが大きく移動し、その時の重心位置に応じ
た容器本体の胴部位置を掴まないと操作しにくい問題が
ある。
手で掴んで注ぐ時などに滑りやすく、また、容量を若干
多くする場合には、胴径を太くするよりも背を高くする
ことから、金属製保温容器の満量時の重心位置と空体時
の重心位置とが大きく移動し、その時の重心位置に応じ
た容器本体の胴部位置を掴まないと操作しにくい問題が
ある。
【0005】そこで本発明は、容器胴部を手で掴んでも
滑り難く、また、重心位置の移動が大きくても操作しや
すい金属製保温容器を提供することを目的としている。
滑り難く、また、重心位置の移動が大きくても操作しや
すい金属製保温容器を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ため、本発明は、内筒と外筒との間に断熱部を有する容
器本体と、該容器本体の開口部に着脱可能に装着した蓋
部材とを備えた金属製保温容器において、前記外筒の外
周のうち、前記保温容器の満量時の重心位置と空体時の
重心位置とを含む部分に、滑り止め手段を設けたことを
特徴としている。また、本発明の滑り止め手段は、頭部
又は底部に向かって漸次小径となる円筒状の金属製保温
容器に使用すると好適である。また、前記滑り止め手段
は、前記外筒に一体に形成された凹部、凸部又は凹凸
部、あるいは前記外筒に設けられた合成樹脂製の巻回部
材であり、前記巻回部材は、表面にリブ又は突起を設け
ている。
ため、本発明は、内筒と外筒との間に断熱部を有する容
器本体と、該容器本体の開口部に着脱可能に装着した蓋
部材とを備えた金属製保温容器において、前記外筒の外
周のうち、前記保温容器の満量時の重心位置と空体時の
重心位置とを含む部分に、滑り止め手段を設けたことを
特徴としている。また、本発明の滑り止め手段は、頭部
又は底部に向かって漸次小径となる円筒状の金属製保温
容器に使用すると好適である。また、前記滑り止め手段
は、前記外筒に一体に形成された凹部、凸部又は凹凸
部、あるいは前記外筒に設けられた合成樹脂製の巻回部
材であり、前記巻回部材は、表面にリブ又は突起を設け
ている。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施形態例を図
面に基づいてさらに詳細に説明する。なお、各実施形態
例において同一又は同様の部分には、第1実施形態例と
同じ符号を用いてその説明を省略する。
面に基づいてさらに詳細に説明する。なお、各実施形態
例において同一又は同様の部分には、第1実施形態例と
同じ符号を用いてその説明を省略する。
【0008】図1は本発明の第1実施形態例を示すもの
で、金属製保温容器1は、断熱構造の金属製容器本体2
と、該容器本体2の開口部に着脱可能に装着したコップ
兼用の蓋部材3とを備えている。容器本体2は、金属製
の有底内筒4及び金属製の有底外筒5の上端開口部同士
を一体に接合したもので、両筒4,5間には真空断熱構
造の断熱部6を形成している。また、外筒5の底部に底
部材7を取り付けている。
で、金属製保温容器1は、断熱構造の金属製容器本体2
と、該容器本体2の開口部に着脱可能に装着したコップ
兼用の蓋部材3とを備えている。容器本体2は、金属製
の有底内筒4及び金属製の有底外筒5の上端開口部同士
を一体に接合したもので、両筒4,5間には真空断熱構
造の断熱部6を形成している。また、外筒5の底部に底
部材7を取り付けている。
【0009】前記外筒5の外周のうち、保温容器1の満
量時の重心位置G1と空体時の重心位置G2とを含む部
分に滑り止め手段8を設けている。本実施形態例の滑り
止め手段8は、前記含む部分の上下の部分よりも環状に
凹ませた凹部81である。なお、該凹部81に代えて環
状の凸部であってもよい。
量時の重心位置G1と空体時の重心位置G2とを含む部
分に滑り止め手段8を設けている。本実施形態例の滑り
止め手段8は、前記含む部分の上下の部分よりも環状に
凹ませた凹部81である。なお、該凹部81に代えて環
状の凸部であってもよい。
【0010】図2は本発明の第2実施形態例を示すもの
である。本実施形態例の金属製保温容器1は、断熱構造
の金属製容器本体2の開口部を覆う蓋部材3の天板3a
に、止水可能な吸い口11を突設するとともに減圧解除
弁12を設けている。吸い口11は、天板3aの一側か
ら立ち上がる、流路13aを有する円筒状の吸い口本体
部13と、該吸い口本体部13に沿って軸線方向に移動
可能に外嵌されて前記流路13aを開閉する吸い口部1
4と、該吸い口部14に着脱可能に被着される吸い口キ
ャップ15とで構成されている。
である。本実施形態例の金属製保温容器1は、断熱構造
の金属製容器本体2の開口部を覆う蓋部材3の天板3a
に、止水可能な吸い口11を突設するとともに減圧解除
弁12を設けている。吸い口11は、天板3aの一側か
ら立ち上がる、流路13aを有する円筒状の吸い口本体
部13と、該吸い口本体部13に沿って軸線方向に移動
可能に外嵌されて前記流路13aを開閉する吸い口部1
4と、該吸い口部14に着脱可能に被着される吸い口キ
ャップ15とで構成されている。
【0011】吸い口本体部13は、先端中央に円柱状の
ガイド13bと、該ガイド13bの周囲に形成した前記
流路13aと、先端外周に突出形成した前記吸い口部1
4の抜け止めストッパ13cとを有している。吸い口部
14は、筒体14aの天面14の中央に形成した前記ガ
イド13bが挿入される貫通孔14cと、筒体14aの
中間部内周に形成した前記抜け止めストッパ13cに係
合する突状部14dと、筒体14aの上部外周に形成し
た吸い口キャップ15の係止部14eとを有している。
吸い口キャップ15は、吸い口部14に被着されるキャ
ップ部15aと、吸い口本体部13の基部に取り付けら
れる保持リング15bと、キャップ部15aと保持リン
グ15bとを繋いでU字状に屈曲される保持帯15cと
を有している。キャップ部15aは、上部内周に形成し
た前記吸い口部14の係止部14eに係合する係止部1
5dと、上部外周に形成したキャップ部15aを開ける
手掛かりとなる突起15eとを有している。
ガイド13bと、該ガイド13bの周囲に形成した前記
流路13aと、先端外周に突出形成した前記吸い口部1
4の抜け止めストッパ13cとを有している。吸い口部
14は、筒体14aの天面14の中央に形成した前記ガ
イド13bが挿入される貫通孔14cと、筒体14aの
中間部内周に形成した前記抜け止めストッパ13cに係
合する突状部14dと、筒体14aの上部外周に形成し
た吸い口キャップ15の係止部14eとを有している。
吸い口キャップ15は、吸い口部14に被着されるキャ
ップ部15aと、吸い口本体部13の基部に取り付けら
れる保持リング15bと、キャップ部15aと保持リン
グ15bとを繋いでU字状に屈曲される保持帯15cと
を有している。キャップ部15aは、上部内周に形成し
た前記吸い口部14の係止部14eに係合する係止部1
5dと、上部外周に形成したキャップ部15aを開ける
手掛かりとなる突起15eとを有している。
【0012】また、蓋部材3の天板3aの他側には、容
器本体2内の減圧を防止するための空気孔16がスリッ
ト状に形成され、該空気孔16に前記減圧解除弁12が
設けられている。減圧解除弁12は、空気孔16に挿通
される弁軸12aと、該弁軸12aの下部に設けられた
弁体12bと、弁軸12aの上部に形成された抜け止め
部12cとを有し、天板3aの内面側に配置した弁体1
2bは、容器本体2内が減圧されると撓んで空気孔16
を開き、容器本体2内が正圧に戻った場合及び容器本体
2内の飲料水の圧力が作用した場合は空気孔16を閉じ
る。
器本体2内の減圧を防止するための空気孔16がスリッ
ト状に形成され、該空気孔16に前記減圧解除弁12が
設けられている。減圧解除弁12は、空気孔16に挿通
される弁軸12aと、該弁軸12aの下部に設けられた
弁体12bと、弁軸12aの上部に形成された抜け止め
部12cとを有し、天板3aの内面側に配置した弁体1
2bは、容器本体2内が減圧されると撓んで空気孔16
を開き、容器本体2内が正圧に戻った場合及び容器本体
2内の飲料水の圧力が作用した場合は空気孔16を閉じ
る。
【0013】前記外筒5の外周のうち、保温容器1の満
量時の重心位置G1と空体時の重心位置G2とを含む部
分に、滑り止め手段8として複数本のリブからなる環状
の凹凸部82を設けている。なお、滑り止め手段8は、
該凹凸部82に代えて複数の突起であってもよい。
量時の重心位置G1と空体時の重心位置G2とを含む部
分に、滑り止め手段8として複数本のリブからなる環状
の凹凸部82を設けている。なお、滑り止め手段8は、
該凹凸部82に代えて複数の突起であってもよい。
【0014】このように構成された金属製保温容器1
は、図2に示されるように、吸い口11の吸い口部14
に吸い口キャップ15が被着された状態では、貫通孔1
2cと流路11aとが閉じ、空気孔16も弁体12bに
より閉じている。
は、図2に示されるように、吸い口11の吸い口部14
に吸い口キャップ15が被着された状態では、貫通孔1
2cと流路11aとが閉じ、空気孔16も弁体12bに
より閉じている。
【0015】そして、前記滑り止め手段8を掴んで、手
又は口で突起15eを引き上げると、吸い口部14が吸
い口キャップ15と共に引上げられ、吸い口部14は、
突状部14dが抜け止めストッパ13cに係合するまで
移動し、係止部15dが係止部14eを乗り越えると、
吸い口キャップ15が吸い口部14から外れ、これによ
り、貫通孔14c及び流路13aが開く。
又は口で突起15eを引き上げると、吸い口部14が吸
い口キャップ15と共に引上げられ、吸い口部14は、
突状部14dが抜け止めストッパ13cに係合するまで
移動し、係止部15dが係止部14eを乗り越えると、
吸い口キャップ15が吸い口部14から外れ、これによ
り、貫通孔14c及び流路13aが開く。
【0016】この状態で、吸い口部14に口を付け、吸
い口11が下側になるように保温容器1を傾けて飲料水
を吸うと金属製保温容器1内が減圧され、減圧解除弁1
2の弁体12bが撓んで空気孔16を開き、空気孔16
から外気が導入され、保温容器1内が負圧にならず、保
温容器1内の飲料水を流路13aを介して貫通孔14c
から飲むことができる。
い口11が下側になるように保温容器1を傾けて飲料水
を吸うと金属製保温容器1内が減圧され、減圧解除弁1
2の弁体12bが撓んで空気孔16を開き、空気孔16
から外気が導入され、保温容器1内が負圧にならず、保
温容器1内の飲料水を流路13aを介して貫通孔14c
から飲むことができる。
【0017】本実施形態例は、吸い口11の開閉操作や
金属製保温容器1の傾け操作等を、金属製保温容器1の
満量時の重心位置G1と空体時の重心位置G2とを含む
部分に設けた滑り止め手段8を掴んで行うので、金属製
保温容器1の把持が確実にできて上記操作が容易であ
る。
金属製保温容器1の傾け操作等を、金属製保温容器1の
満量時の重心位置G1と空体時の重心位置G2とを含む
部分に設けた滑り止め手段8を掴んで行うので、金属製
保温容器1の把持が確実にできて上記操作が容易であ
る。
【0018】図3は本発明の第3実施形態例を示すもの
で、本実施形態例は、前記第2実施形態例と同様の吸い
口構造を有する金属製保温容器1に施されたもので、外
筒5の外周のうち、保温容器1の満量時の重心位置G1
と空体時の重心位置G2とを含む部分に、滑り止め手段
8として合成樹脂製の筒状の巻回部材83を設けてい
る。この巻回部材83は、エラストマー樹脂材、シリコ
ン樹脂材等の弾性材が望ましく、弾性を利用して外筒5
に取り付けることができる。また、皮製の巻回部材を同
様の箇所に貼着してもよい。
で、本実施形態例は、前記第2実施形態例と同様の吸い
口構造を有する金属製保温容器1に施されたもので、外
筒5の外周のうち、保温容器1の満量時の重心位置G1
と空体時の重心位置G2とを含む部分に、滑り止め手段
8として合成樹脂製の筒状の巻回部材83を設けてい
る。この巻回部材83は、エラストマー樹脂材、シリコ
ン樹脂材等の弾性材が望ましく、弾性を利用して外筒5
に取り付けることができる。また、皮製の巻回部材を同
様の箇所に貼着してもよい。
【0019】図4は本発明の第4実施形態例を示すもの
で、本実施形態例は、前記第1実施形態例と同様の蓋部
材構造を有する金属製保温容器1に施されたもので、保
温容器1の満量時の重心位置G1と空体時の重心位置G
2とを含む外筒5の外周部分の上下に、環状の凸部5
a,5bをそれぞれ一体に形成し、凸部5a,5b間に
滑り止め手段8として、表面に多数の環状リブ84aを
有する巻回部材84を設けている。
で、本実施形態例は、前記第1実施形態例と同様の蓋部
材構造を有する金属製保温容器1に施されたもので、保
温容器1の満量時の重心位置G1と空体時の重心位置G
2とを含む外筒5の外周部分の上下に、環状の凸部5
a,5bをそれぞれ一体に形成し、凸部5a,5b間に
滑り止め手段8として、表面に多数の環状リブ84aを
有する巻回部材84を設けている。
【0020】図5は本発明の第5実施形態例を示すもの
で、本実施形態例は、前記第2実施形態例と同様の吸い
口構造を有する金属製保温容器1に施されたもので、外
筒5の外周のうち、保温容器1の満量時の重心位置G1
と空体時の重心位置G2とを含む部分に環状の凹部5c
を一体に形成し、該凹部5cに滑り止め手段8として、
第4実施形態例と同様の巻回部材84を設けている。
で、本実施形態例は、前記第2実施形態例と同様の吸い
口構造を有する金属製保温容器1に施されたもので、外
筒5の外周のうち、保温容器1の満量時の重心位置G1
と空体時の重心位置G2とを含む部分に環状の凹部5c
を一体に形成し、該凹部5cに滑り止め手段8として、
第4実施形態例と同様の巻回部材84を設けている。
【0021】図6は本発明の第6実施形態例を示すもの
で、本実施形態例は、前記第2実施形態例と同様の吸い
口構造を有する金属製保温容器1に施されたもので、第
4実施形態例と同様に形成した環状の凸部5a,5b間
に滑り止め手段8として、表面に多数の突起85aをを
有する巻回部材85を設けている。
で、本実施形態例は、前記第2実施形態例と同様の吸い
口構造を有する金属製保温容器1に施されたもので、第
4実施形態例と同様に形成した環状の凸部5a,5b間
に滑り止め手段8として、表面に多数の突起85aをを
有する巻回部材85を設けている。
【0022】このように構成することにより、携帯時や
内容物を注ぐ時や飲む時等の掴む位置が明確となり、保
温容器の重心位置を掴むことができ、容易に操作ができ
る。また、滑り止め手段にリブや突起を設けことによ
り、滑り止め効果がより発揮できる。
内容物を注ぐ時や飲む時等の掴む位置が明確となり、保
温容器の重心位置を掴むことができ、容易に操作ができ
る。また、滑り止め手段にリブや突起を設けことによ
り、滑り止め効果がより発揮できる。
【0023】なお、上記各実施形態例に適用した滑り止
め手段を他の実施形態例の滑り止め手段に適用すること
は当然可能である。また、上記各実施形態例では、容器
本体2を真空断熱構造のもので説明したが、断熱構造は
これに限らず、低熱伝導率ガスを封入した断熱構造、発
泡ウレタン等の断熱材を用いた断熱構造等であってもよ
い。
め手段を他の実施形態例の滑り止め手段に適用すること
は当然可能である。また、上記各実施形態例では、容器
本体2を真空断熱構造のもので説明したが、断熱構造は
これに限らず、低熱伝導率ガスを封入した断熱構造、発
泡ウレタン等の断熱材を用いた断熱構造等であってもよ
い。
【0024】
【発明の効果】以上のように、本発明の金属製保温容器
は、内筒と外筒との間に断熱部を有する容器本体の前記
外筒の外周のうち、前記保温容器の満量時の重心位置と
空体時の重心位置とを含む部分に滑り止め手段を設けた
ので、該滑り止め手段により携帯時や内容物を注ぐ時や
飲む時等の掴む位置が明確となり、保温容器の重心位置
を掴むことができ、容易に操作ができる。
は、内筒と外筒との間に断熱部を有する容器本体の前記
外筒の外周のうち、前記保温容器の満量時の重心位置と
空体時の重心位置とを含む部分に滑り止め手段を設けた
ので、該滑り止め手段により携帯時や内容物を注ぐ時や
飲む時等の掴む位置が明確となり、保温容器の重心位置
を掴むことができ、容易に操作ができる。
【図1】 本発明の第1実施形態例の金属製保温容器の
一部断面図である。
一部断面図である。
【図2】 本発明の第2実施形態例の金属製保温容器の
上半分を示す断面図である。
上半分を示す断面図である。
【図3】 本発明の第3実施形態例の金属製保温容器の
一部断面図である。
一部断面図である。
【図4】 本発明の第4実施形態例の金属製保温容器の
上半分を示す一部断面図である。
上半分を示す一部断面図である。
【図5】 本発明の第5実施形態例の金属製保温容器の
上半分を示す一部断面図である。
上半分を示す一部断面図である。
【図6】 本発明の第6実施形態例の金属製保温容器の
上半分を示す一部断面図である。
上半分を示す一部断面図である。
1…金属製保温容器、2…金属製容器本体、3…蓋部
材、4…内筒、5…外筒、6…断熱部、8…滑り止め手
段、81…凹部、82…凹凸部、83,84,85…巻
回部材、G1…満量時の重心位置、G2…空体時の重心
位置
材、4…内筒、5…外筒、6…断熱部、8…滑り止め手
段、81…凹部、82…凹凸部、83,84,85…巻
回部材、G1…満量時の重心位置、G2…空体時の重心
位置
Claims (5)
- 【請求項1】 内筒と外筒との間に断熱部を有する容器
本体と、該容器本体の開口部に着脱可能に装着した蓋部
材とを備えた金属製保温容器において、前記外筒の外周
のうち、前記保温容器の満量時の重心位置と空体時の重
心位置とを含む部分に、滑り止め手段を設けたことを特
徴とする金属製保温容器。 - 【請求項2】 前記金属製保温容器は、頭部又は底部に
向かって漸次小径となる円筒状であることを特徴とする
請求項1記載の金属製保温容器。 - 【請求項3】 前記滑り止め手段は、前記外筒に一体に
形成された凹部、凸部又は凹凸部であることを特徴とす
る請求項1又は2記載の金属製保温容器。 - 【請求項4】前記滑り止め手段は、前記外筒に設けられ
た合成樹脂製の巻回部材であることを特徴とする請求項
1又は2記載の金属製保温容器。 - 【請求項5】 前記巻回部材は、表面にリブ又は突起を
設けていることを特徴とする請求項4記載の金属製保温
容器。
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