JPH11256762A - 鉄筋コンクリートの鉄筋の様な働きをする板状の筋 - Google Patents
鉄筋コンクリートの鉄筋の様な働きをする板状の筋Info
- Publication number
- JPH11256762A JPH11256762A JP10168998A JP10168998A JPH11256762A JP H11256762 A JPH11256762 A JP H11256762A JP 10168998 A JP10168998 A JP 10168998A JP 10168998 A JP10168998 A JP 10168998A JP H11256762 A JPH11256762 A JP H11256762A
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- JP
- Japan
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- plate
- reinforced concrete
- concrete
- reinforcing steel
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】鉄筋コンクリートの鉄筋の様な働きをする板状
の筋で、板状という形の特性を利用して、鉄筋では不可
能だった厚さの薄い鉄筋コンクリートの構成が可能とな
るようにする。 【解決手段】板状の地1に突起2が連続して幾つも付い
ているものを、鉄筋コンクリートの従来の鉄筋のかわり
に構成する。
の筋で、板状という形の特性を利用して、鉄筋では不可
能だった厚さの薄い鉄筋コンクリートの構成が可能とな
るようにする。 【解決手段】板状の地1に突起2が連続して幾つも付い
ているものを、鉄筋コンクリートの従来の鉄筋のかわり
に構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、鉄筋コンクリー
トの鉄筋の様な働きをする板状の筋で、板状という形の
特性を利用して、鉄筋では不可能だった厚さの薄い鉄筋
コンクリートの構成が可能となる。そのような筋に関す
るものである。
トの鉄筋の様な働きをする板状の筋で、板状という形の
特性を利用して、鉄筋では不可能だった厚さの薄い鉄筋
コンクリートの構成が可能となる。そのような筋に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来の鉄筋コンクリートで厚さの薄いも
のを構成しようとした場合、厚さが薄ければ薄いほど鉄
筋を的確で正確な位置に納める必要がある。それは、厚
さが薄ければ薄いほど厚みの片方に寄ってしまう度合い
が大きくなるためである。もし、寄ってしまった場合、
鉄筋コンクリートとしての性能が著しく悪くなる。さら
に寄りすぎた場合、鉄筋コンクリートとしての特性が成
り立たなくなってしまう。従来の鉄筋で従来の製造方法
では、的確で正確な位置に納めることが難しかった。そ
のために厚さの薄い鉄筋コンクリートの板を造ることは
不可能とされてきた。
のを構成しようとした場合、厚さが薄ければ薄いほど鉄
筋を的確で正確な位置に納める必要がある。それは、厚
さが薄ければ薄いほど厚みの片方に寄ってしまう度合い
が大きくなるためである。もし、寄ってしまった場合、
鉄筋コンクリートとしての性能が著しく悪くなる。さら
に寄りすぎた場合、鉄筋コンクリートとしての特性が成
り立たなくなってしまう。従来の鉄筋で従来の製造方法
では、的確で正確な位置に納めることが難しかった。そ
のために厚さの薄い鉄筋コンクリートの板を造ることは
不可能とされてきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明
は、厚さの薄い鉄筋コンクリートの板が造れるように
し、鉄筋コンクリートの造形の幅を更に大きくする。
は、厚さの薄い鉄筋コンクリートの板が造れるように
し、鉄筋コンクリートの造形の幅を更に大きくする。
【0004】
【課題を解決するための手段】いま、その構成を説明す
ると。図1、2の様に、(1)板状の地に(2)突起が
連続して幾つも付いているものを、鉄筋コンクリートの
従来の鉄筋のかわりに構成する。また、図3、4の様
に、(1)板状の地に(3)穴が連続して幾つもあいて
いるものを、鉄筋コンクリートの従来の鉄筋のかわりに
構成する。
ると。図1、2の様に、(1)板状の地に(2)突起が
連続して幾つも付いているものを、鉄筋コンクリートの
従来の鉄筋のかわりに構成する。また、図3、4の様
に、(1)板状の地に(3)穴が連続して幾つもあいて
いるものを、鉄筋コンクリートの従来の鉄筋のかわりに
構成する。
【0005】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を述べ
ると。例えば、厚さの薄い鉄筋コンクリートの板を造る
場合、例えば(図5参照)、1m×2mの大きさで厚さ
4cmの板を造ろうとすると、先ず水平に1m×2mよ
りも大きい下の枠を設置し、その上に1m×2mの板の
小口面になる部分の枠を取り付ける、これで枠ができあ
がる。そこに(4)鉄筋を的確で正確な位置に置き、
(5)コンクリートを流し込んで表面を平らにすれば完
了。後は、(5)コンクリートが硬化した後、板を型枠
から取り出すといった具合である。そこで、この(4)
鉄筋を従来の鉄筋ではなく、本発明の筋を使う。以上の
ように、従来の鉄筋から本発明の筋に代えることが本発
明の実施の形態である。
ると。例えば、厚さの薄い鉄筋コンクリートの板を造る
場合、例えば(図5参照)、1m×2mの大きさで厚さ
4cmの板を造ろうとすると、先ず水平に1m×2mよ
りも大きい下の枠を設置し、その上に1m×2mの板の
小口面になる部分の枠を取り付ける、これで枠ができあ
がる。そこに(4)鉄筋を的確で正確な位置に置き、
(5)コンクリートを流し込んで表面を平らにすれば完
了。後は、(5)コンクリートが硬化した後、板を型枠
から取り出すといった具合である。そこで、この(4)
鉄筋を従来の鉄筋ではなく、本発明の筋を使う。以上の
ように、従来の鉄筋から本発明の筋に代えることが本発
明の実施の形態である。
【0006】また、鉄筋コンクリート以外のものでも筋
を使うものであれば、本発明の特性を利用するこてがで
きる。
を使うものであれば、本発明の特性を利用するこてがで
きる。
【0007】また、本発明の材質は、鋼製や鋼製以外の
金属、プラスチック、炭素繊維等、目的におおじて使う
ことができる。
金属、プラスチック、炭素繊維等、目的におおじて使う
ことができる。
【0008】また、図6の様に、(6)網を付けること
によって、さらに特性を向上させるこてができる。
によって、さらに特性を向上させるこてができる。
【0009】
【発明の効果】本発明の筋は板状なので、従来の丸棒状
の鉄筋よりも、筋から鉄筋コンクリートの表面までの最
短寸法が長くとれる。よって、鉄筋コンクリートの筋の
片寄りの度合いが従来の鉄筋よりも有利になり、厚さの
薄い板が造りやすくなる。
の鉄筋よりも、筋から鉄筋コンクリートの表面までの最
短寸法が長くとれる。よって、鉄筋コンクリートの筋の
片寄りの度合いが従来の鉄筋よりも有利になり、厚さの
薄い板が造りやすくなる。
【0010】また、図1、2の様に、(1)板状の地に
(2)突起を連続して幾つも付けることによって、コン
クリートの定着をよくし、筋としての役目を確実に担
う。
(2)突起を連続して幾つも付けることによって、コン
クリートの定着をよくし、筋としての役目を確実に担
う。
【0011】また、コンクリートを型枠に流し込んだ直
後に、コンクリートをしめ固める振動や衝撃があると、
従来の鉄筋は的確で正確な位置からずれてしまう恐れが
ある。それは、従来の丸棒状の鉄筋ではコンクリートの
流動に対する抵抗が小さいためである。そこで、その点
を本発明の筋と比較すると。本発明の筋は、従来の鉄筋
よりもコンクリートの流動に対する抵抗が大きいので、
的確で正確な位置からずれにくい、本発明はこの点も有
利であり、鉄筋の位置のずれの問題が解消される。
後に、コンクリートをしめ固める振動や衝撃があると、
従来の鉄筋は的確で正確な位置からずれてしまう恐れが
ある。それは、従来の丸棒状の鉄筋ではコンクリートの
流動に対する抵抗が小さいためである。そこで、その点
を本発明の筋と比較すると。本発明の筋は、従来の鉄筋
よりもコンクリートの流動に対する抵抗が大きいので、
的確で正確な位置からずれにくい、本発明はこの点も有
利であり、鉄筋の位置のずれの問題が解消される。
【0012】さらに、図3、4の様に、(1)板状の地
に(3)穴が幾つもあくことによって、コンクリートの
流動に対する抵抗を大きくすることができる。
に(3)穴が幾つもあくことによって、コンクリートの
流動に対する抵抗を大きくすることができる。
【0013】さらに、また、図6の様に、(6)網を付
けることによって、コンクリートの流動に対する抵抗を
大きくすることができる。
けることによって、コンクリートの流動に対する抵抗を
大きくすることができる。
【0014】また、本発明は従来のコンクリートを流し
込む手順を変えると、例えば「発明の実施の形態」の例
で説明すると、型枠ができあがった後に(4)鉄筋を置
くのではなくて、先に(5)コンクリートを筋が的確で
正確な位置になるところまで流し込み平らにならす。そ
こに本発明の(4)筋を置く、またさらに(5)コンク
リートを流し込む、ここから後は同じである。この様に
すれば確実に筋が的確で正確な位置に納まる。しかも、
従来の鉄筋よりも作業が簡易になり、また、さらに的確
で正確に納めるための、スペーサーという材料が不必要
になる。このことによっても、厚さの薄い鉄筋コンクリ
ートの板が造りやすくなる。
込む手順を変えると、例えば「発明の実施の形態」の例
で説明すると、型枠ができあがった後に(4)鉄筋を置
くのではなくて、先に(5)コンクリートを筋が的確で
正確な位置になるところまで流し込み平らにならす。そ
こに本発明の(4)筋を置く、またさらに(5)コンク
リートを流し込む、ここから後は同じである。この様に
すれば確実に筋が的確で正確な位置に納まる。しかも、
従来の鉄筋よりも作業が簡易になり、また、さらに的確
で正確に納めるための、スペーサーという材料が不必要
になる。このことによっても、厚さの薄い鉄筋コンクリ
ートの板が造りやすくなる。
【図1】本発明の請求項1の一例の斜視図
【図2】本発明の請求項1の一例の斜視図
【図3】本発明の請求項2の一例の斜視図
【図4】本発明の請求項2の一例の斜視図
【図5】本発明の実施の形態の説明用の構成斜視図
【図6】本発明の請求項3の一例の斜視図
1は板状の地 2は突起 3は穴 4は筋(鉄筋) 5はコンクリート 6は網
Claims (3)
- 【請求項1】図1、2の様に、(1)板状の地に(2)
突起が連続して幾つも付いているもの。以上の如く構成
された鉄筋コンクリートの鉄筋のような働きをする板状
の筋。 - 【請求項2】図3、4の様に、(1)板状の地に(3)
穴が連続して幾つもあいているもの。以上の如く構成さ
れた鉄筋コンクリートの鉄筋のような働きをする板状の
筋。 - 【請求項3】図6の様に、請求項1、2に(6)網を付
けたもの。請求項1、2の鉄筋コンクリートの鉄筋のよ
うな働きをする板状の筋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10168998A JPH11256762A (ja) | 1998-03-09 | 1998-03-09 | 鉄筋コンクリートの鉄筋の様な働きをする板状の筋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10168998A JPH11256762A (ja) | 1998-03-09 | 1998-03-09 | 鉄筋コンクリートの鉄筋の様な働きをする板状の筋 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11256762A true JPH11256762A (ja) | 1999-09-21 |
Family
ID=14307317
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10168998A Pending JPH11256762A (ja) | 1998-03-09 | 1998-03-09 | 鉄筋コンクリートの鉄筋の様な働きをする板状の筋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11256762A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013099874A (ja) * | 2011-11-08 | 2013-05-23 | Nihon Kogyo Co Ltd | コンクリートパネル、そのコンクリートパネルの製造設備および製造方法 |
JP2016079585A (ja) * | 2014-10-10 | 2016-05-16 | 学校法人日本大学 | 鉄筋部材、及び、その鉄筋部材を使用した鉄筋コンクリート構造 |
-
1998
- 1998-03-09 JP JP10168998A patent/JPH11256762A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013099874A (ja) * | 2011-11-08 | 2013-05-23 | Nihon Kogyo Co Ltd | コンクリートパネル、そのコンクリートパネルの製造設備および製造方法 |
JP2016079585A (ja) * | 2014-10-10 | 2016-05-16 | 学校法人日本大学 | 鉄筋部材、及び、その鉄筋部材を使用した鉄筋コンクリート構造 |
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