JPH1124205A - 架橋した弾性艶消ビーズを含む画像形成要素用の裏打ち層 - Google Patents
架橋した弾性艶消ビーズを含む画像形成要素用の裏打ち層Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 画像形成要素の裏打ち層に強く固着して容易
に脱落せず、しかも画像形成面に引掻ききずをつけない
ような艶消ビーズを提供する。 【解決手段】 支持体、画像形成層および裏打ち層を含
んでなる画像形成要素であって、その裏打ち層が、フィ
ルム形成性ポリマーバインダーおよび10℃以下のガラ
ス転移温度を有する架橋した弾性艶消ビーズを含む画像
形成要素。
に脱落せず、しかも画像形成面に引掻ききずをつけない
ような艶消ビーズを提供する。 【解決手段】 支持体、画像形成層および裏打ち層を含
んでなる画像形成要素であって、その裏打ち層が、フィ
ルム形成性ポリマーバインダーおよび10℃以下のガラ
ス転移温度を有する架橋した弾性艶消ビーズを含む画像
形成要素。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般には、例えば
写真要素のような画像形成要素に関し、詳しくは、支持
体、画像形成層および裏打ち層を含む画像形成要素に関
する。更に詳しくは、本発明は、裏打ち層に強く固定し
て要素の画像形成面に引掻ききずをつけないような、架
橋した弾性ビーズを含む改良された裏打ち層を有する画
像形成要素に関する。
写真要素のような画像形成要素に関し、詳しくは、支持
体、画像形成層および裏打ち層を含む画像形成要素に関
する。更に詳しくは、本発明は、裏打ち層に強く固定し
て要素の画像形成面に引掻ききずをつけないような、架
橋した弾性ビーズを含む改良された裏打ち層を有する画
像形成要素に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明に係る画像形成要素は、それが意
図する特定の用途にもよるが、多くの異なるタイプのも
のからなってもよい。かかる要素には、例えば、写真要
素、電子写真要素、静電写真要素、フォトサーモグラフ
ィック要素、マイグレーション要素、エレクトロサーモ
グラフィック要素、誘電記録要素、および感熱色素転写
画像形成要素が含まれる。
図する特定の用途にもよるが、多くの異なるタイプのも
のからなってもよい。かかる要素には、例えば、写真要
素、電子写真要素、静電写真要素、フォトサーモグラフ
ィック要素、マイグレーション要素、エレクトロサーモ
グラフィック要素、誘電記録要素、および感熱色素転写
画像形成要素が含まれる。
【0003】画像形成層以外の画像形成要素の層は、普
通、補助層といわれている。例えば、下塗り層、裏打ち
層、オーバーコート層、受容層、ストリッピング層、帯
電防止層、および透明磁性層等のような多くの異なるタ
イプの補助層がある。
通、補助層といわれている。例えば、下塗り層、裏打ち
層、オーバーコート層、受容層、ストリッピング層、帯
電防止層、および透明磁性層等のような多くの異なるタ
イプの補助層がある。
【0004】かかる補助層の一つの典型的な利用は、裏
打ち層として、耐引掻性や耐摩耗性を与えることにあ
る。裏打ち層は、直接支持体材料上に塗布されても、ま
た、下塗り層、即ち“下引き層”上に塗布されても、あ
るいはまた帯電防止層、透明磁性層およびハレーション
防止層等のような下層のオーバーコートとして塗布され
てもよい。裏打ち層が帯電防止層のオーバーコートであ
る場合は、画像処理後にフィルムの帯電防止性を維持す
るために、該裏打ち層は、フィルムの処理液による攻撃
から帯電防止層を保護することが必要である。裏打ち層
には、ブロッキングや、フェロタイピングや、また、画
像形成要素の裏面が該要素の製造、保存および使用中に
要素、鋼製またはゴム製ローラー、およびガラスまたは
金属表面のような他の表面と接触するときに形成される
ニュートンリングの生成を妨げるようにするため、艶消
ビーズを含むことが多い。グラフィックアート業界で使
用される画像形成要素の場合には、裏打ち層に含まれる
艶消ビーズは、米国特許第4,997,735号明細書
に記載されるような印刷および複製に用いられている真
空接触処理の使用を容易にする。
打ち層として、耐引掻性や耐摩耗性を与えることにあ
る。裏打ち層は、直接支持体材料上に塗布されても、ま
た、下塗り層、即ち“下引き層”上に塗布されても、あ
るいはまた帯電防止層、透明磁性層およびハレーション
防止層等のような下層のオーバーコートとして塗布され
てもよい。裏打ち層が帯電防止層のオーバーコートであ
る場合は、画像処理後にフィルムの帯電防止性を維持す
るために、該裏打ち層は、フィルムの処理液による攻撃
から帯電防止層を保護することが必要である。裏打ち層
には、ブロッキングや、フェロタイピングや、また、画
像形成要素の裏面が該要素の製造、保存および使用中に
要素、鋼製またはゴム製ローラー、およびガラスまたは
金属表面のような他の表面と接触するときに形成される
ニュートンリングの生成を妨げるようにするため、艶消
ビーズを含むことが多い。グラフィックアート業界で使
用される画像形成要素の場合には、裏打ち層に含まれる
艶消ビーズは、米国特許第4,997,735号明細書
に記載されるような印刷および複製に用いられている真
空接触処理の使用を容易にする。
【0005】裏打ち層は、例えばアクリル樹脂、セルロ
ース樹脂またはポリウレタンのようなガラス質の疎水性
ポリマーを含む水性あるいは有機溶媒の溶液または分散
液から塗布された、典型的には非常に薄い耐摩耗性の層
である。このような層は、典型的に1μ以下の厚さであ
り、屡々この裏打ち層から1μ以上突き出ている高濃度
の艶消ビーズを含む。かかる裏打ち層が画像形成要素の
製造および使用中に表面と触れ合うと、艶消ビーズは、
裏打ち層から取り除かれて、画像形成層に引きつけられ
るかあるいは該層に埋め込まれる可能性のある細かい粒
子塵を生成する。このようなことがあると、結果的に画
像形成要素における重大な画像欠陥となる。
ース樹脂またはポリウレタンのようなガラス質の疎水性
ポリマーを含む水性あるいは有機溶媒の溶液または分散
液から塗布された、典型的には非常に薄い耐摩耗性の層
である。このような層は、典型的に1μ以下の厚さであ
り、屡々この裏打ち層から1μ以上突き出ている高濃度
の艶消ビーズを含む。かかる裏打ち層が画像形成要素の
製造および使用中に表面と触れ合うと、艶消ビーズは、
裏打ち層から取り除かれて、画像形成層に引きつけられ
るかあるいは該層に埋め込まれる可能性のある細かい粒
子塵を生成する。このようなことがあると、結果的に画
像形成要素における重大な画像欠陥となる。
【0006】最近、画像形成要素の製造法および処理方
法に関して、重要な進歩がもたらされている。例えば、
塗布、仕上げ、切断および処理のスピードが、生産性を
最大に高めるべく増大し続けている。しかしながら、こ
のことはまたフィルムが、高速で巻取り、巻戻しがされ
るときに、画像形成要素上に艶消誘発性の引掻ききずや
摩耗きずの増大をもたらしている。これらの引掻ききず
や摩擦きずは、映写中に視認できるようになり、また、
複製または印刷中に転写される恐れがあり、これらのこ
とは全て非常に望ましくないことである。
法に関して、重要な進歩がもたらされている。例えば、
塗布、仕上げ、切断および処理のスピードが、生産性を
最大に高めるべく増大し続けている。しかしながら、こ
のことはまたフィルムが、高速で巻取り、巻戻しがされ
るときに、画像形成要素上に艶消誘発性の引掻ききずや
摩耗きずの増大をもたらしている。これらの引掻ききず
や摩擦きずは、映写中に視認できるようになり、また、
複製または印刷中に転写される恐れがあり、これらのこ
とは全て非常に望ましくないことである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明では、画像形成
要素用の改良された裏打ち層を提供することを目的とす
る。裏打ち層は、該層から簡単には除去されないし、ま
た画像形成要素の製造および使用中に起こる巻取りおよ
び巻戻し操作時に、要素の画像形成面上に引掻きおよび
摩耗きずをもたらさない艶消ビーズを含む。
要素用の改良された裏打ち層を提供することを目的とす
る。裏打ち層は、該層から簡単には除去されないし、ま
た画像形成要素の製造および使用中に起こる巻取りおよ
び巻戻し操作時に、要素の画像形成面上に引掻きおよび
摩耗きずをもたらさない艶消ビーズを含む。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、支持体、画像
形成層および裏打ち層を含む画像形成要素にある。その
裏打ち層には、フィルム形成性ポリマーバインダーおよ
び10℃以下のガラス転移温度を有する架橋した弾性艶
消ビーズが含まれる。
形成層および裏打ち層を含む画像形成要素にある。その
裏打ち層には、フィルム形成性ポリマーバインダーおよ
び10℃以下のガラス転移温度を有する架橋した弾性艶
消ビーズが含まれる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の画像形成要素は、それが
意図する特定の用途に応じて多くの種々のタイプのもの
とすることができる。その組成および機能の広範囲の種
々の画像形成要素に係る詳細は、米国特許第5,30
0,676号明細書並びにそこに記載の参考文献に提供
されている。
意図する特定の用途に応じて多くの種々のタイプのもの
とすることができる。その組成および機能の広範囲の種
々の画像形成要素に係る詳細は、米国特許第5,30
0,676号明細書並びにそこに記載の参考文献に提供
されている。
【0010】写真要素には、種々のポリマーフィルム、
紙、ガラス等が含まれるが、当該分野で周知なアセテー
ト支持体およびポリエステル支持体の両者が好ましい。
支持体の厚さは臨界的でない。2〜10ミル(0.00
2〜0.010インチ)の支持体の厚みが使用できる。
支持体には、典型的に、例えばポリエステル支持体の場
合に、塩化ビニリデン/メチルアクリレート/イタコン
酸のターポリマーまたは塩化ビニリデン/アクリロニト
リル/アクリル酸のターポリマーを含む、当該分野で周
知のアンダーコートまたは下塗り層が用いられる。
紙、ガラス等が含まれるが、当該分野で周知なアセテー
ト支持体およびポリエステル支持体の両者が好ましい。
支持体の厚さは臨界的でない。2〜10ミル(0.00
2〜0.010インチ)の支持体の厚みが使用できる。
支持体には、典型的に、例えばポリエステル支持体の場
合に、塩化ビニリデン/メチルアクリレート/イタコン
酸のターポリマーまたは塩化ビニリデン/アクリロニト
リル/アクリル酸のターポリマーを含む、当該分野で周
知のアンダーコートまたは下塗り層が用いられる。
【0011】本発明の裏打ち層には、フィルム形成性ポ
リマーバインダーおよび弾性の艶消ビーズが含まれる。
本発明の裏打ち層は、水性または溶媒型の塗布組成物の
いずれにより塗布されてもよい。本発明に用いられるフ
ィルム形成性バインダーは臨界的ではなく、有効に使用
されるバインダーには、例えばアクリル酸およびそのエ
ステル、メタクリル酸およびそのエステル、スチレンお
よびその誘導体、塩化ビニル、塩化ビニリデン、ブタジ
エン、マレイン酸、イタコネート、ビニルピロリドン、
アクリルアミドおよびメタクリルアミド等のようなエチ
レン系不飽和モノマーの共重合体が含まれる。その他有
用なバインダーポリマーには、ゼラチン、ポリビニルア
ルコール、ポリビニルブチラール、セルロース樹脂、ポ
リウレタン、ポリエステル、エポキシ樹脂および例え
ば、1996年9月11日出願になる米国同時係属出願第71
2,006号明細書に記載される中性化された塩基のカ
ルボン酸含有ラテックスポリマーが含まれる。
リマーバインダーおよび弾性の艶消ビーズが含まれる。
本発明の裏打ち層は、水性または溶媒型の塗布組成物の
いずれにより塗布されてもよい。本発明に用いられるフ
ィルム形成性バインダーは臨界的ではなく、有効に使用
されるバインダーには、例えばアクリル酸およびそのエ
ステル、メタクリル酸およびそのエステル、スチレンお
よびその誘導体、塩化ビニル、塩化ビニリデン、ブタジ
エン、マレイン酸、イタコネート、ビニルピロリドン、
アクリルアミドおよびメタクリルアミド等のようなエチ
レン系不飽和モノマーの共重合体が含まれる。その他有
用なバインダーポリマーには、ゼラチン、ポリビニルア
ルコール、ポリビニルブチラール、セルロース樹脂、ポ
リウレタン、ポリエステル、エポキシ樹脂および例え
ば、1996年9月11日出願になる米国同時係属出願第71
2,006号明細書に記載される中性化された塩基のカ
ルボン酸含有ラテックスポリマーが含まれる。
【0012】より硬くてより高いTgを有する艶消ビー
ズを利用する先行技術の裏打ち層に比して、より低いT
gを有する本発明の弾性艶消ビーズは弾力があり、それ
故、その裏打ち層が例えばローラーやその他の硬質表面
に接するようになると、艶消ビーズに及ぼす力が一時的
にビーズを変形することが見出されている。高いTgを
有する艶消ビーズが使用されるときは、その艶消ビーズ
は変形するには硬すぎて、硬い表面と接して艶消ビーズ
を脱落させることになる。本発明で使用される架橋した
弾性艶消ビーズは、10℃以下好ましくは0℃以下のT
gを有する。
ズを利用する先行技術の裏打ち層に比して、より低いT
gを有する本発明の弾性艶消ビーズは弾力があり、それ
故、その裏打ち層が例えばローラーやその他の硬質表面
に接するようになると、艶消ビーズに及ぼす力が一時的
にビーズを変形することが見出されている。高いTgを
有する艶消ビーズが使用されるときは、その艶消ビーズ
は変形するには硬すぎて、硬い表面と接して艶消ビーズ
を脱落させることになる。本発明で使用される架橋した
弾性艶消ビーズは、10℃以下好ましくは0℃以下のT
gを有する。
【0013】本発明に従って架橋した弾力性の艶消ビー
ズが用いられる場合のその他の利点は、画像形成要素の
表裏面が該要素の製造および使用中に接するようになる
ときに、艶消ビーズが画像形成層中で引掻ききずを起こ
しにくくすることである。一部架橋されていない非弾
性、低Tgの艶消ビーズが用いられる場合には、例え
ば、製造中または画像形成要素がロール形態で保管され
る時に、裏打ち層が高温、高圧に曝されると永久に変形
してしまう。よって、このような艶消ビーズは、本発明
では望ましくない。
ズが用いられる場合のその他の利点は、画像形成要素の
表裏面が該要素の製造および使用中に接するようになる
ときに、艶消ビーズが画像形成層中で引掻ききずを起こ
しにくくすることである。一部架橋されていない非弾
性、低Tgの艶消ビーズが用いられる場合には、例え
ば、製造中または画像形成要素がロール形態で保管され
る時に、裏打ち層が高温、高圧に曝されると永久に変形
してしまう。よって、このような艶消ビーズは、本発明
では望ましくない。
【0014】艶消ビーズの弾性は、その艶消ビーズの製
造に使用される架橋剤の量により定まる。架橋剤の使用
量が高すぎる場合には、得られる艶消ビーズが硬くなり
すぎる。艶消ビーズにおける架橋剤の量が低すぎる場合
には、艶消ビーズが圧力下で単に変形してしまうばかり
でなく、非弾性フローを受けて永久変形に至り、その原
形に復帰できないようになる。
造に使用される架橋剤の量により定まる。架橋剤の使用
量が高すぎる場合には、得られる艶消ビーズが硬くなり
すぎる。艶消ビーズにおける架橋剤の量が低すぎる場合
には、艶消ビーズが圧力下で単に変形してしまうばかり
でなく、非弾性フローを受けて永久変形に至り、その原
形に復帰できないようになる。
【0015】したがって、本発明で使用される架橋した
弾性の艶消ビーズは、適当なTgと所望程度の弾性に達
する量の架橋剤を併せ有している。
弾性の艶消ビーズは、適当なTgと所望程度の弾性に達
する量の架橋剤を併せ有している。
【0016】米国特許第5,536,627号明細書に
は、親水性バインダーとM90未満のロックウェル硬度
を有する艶消ビーズを含む要素の前面に保護オーバーコ
ートを含む写真要素が記載されている。このような艶消
ビーズは、該要素の製造および使用中の裏打ち層におけ
る艶消ビーズのシンチスクラッチおよび摩耗を減少す
る。艶消ビーズは、いかなる大規模な機械的変形をも阻
止するために、少なくとも50℃のTgを有する。この
先行技術によれば、10℃未満のTgを有する架橋した
弾性の艶消ビーズの使用については何ら教示も示唆もな
く、事実上は、そのような低いTgの艶消ビーズの使用
は避けることを教示している。
は、親水性バインダーとM90未満のロックウェル硬度
を有する艶消ビーズを含む要素の前面に保護オーバーコ
ートを含む写真要素が記載されている。このような艶消
ビーズは、該要素の製造および使用中の裏打ち層におけ
る艶消ビーズのシンチスクラッチおよび摩耗を減少す
る。艶消ビーズは、いかなる大規模な機械的変形をも阻
止するために、少なくとも50℃のTgを有する。この
先行技術によれば、10℃未満のTgを有する架橋した
弾性の艶消ビーズの使用については何ら教示も示唆もな
く、事実上は、そのような低いTgの艶消ビーズの使用
は避けることを教示している。
【0017】架橋した弾性の艶消ビーズは、意図する目
的に有効ないかなる量で使用してもよい。一般に、良好
な結果は、0.5〜250mg/m2 の付着量で得られ
る。架橋した弾性の艶消ビーズは、一般に、0.2μm
〜20μmの粒径、好ましくは0.5〜10μmの粒径
を有する。
的に有効ないかなる量で使用してもよい。一般に、良好
な結果は、0.5〜250mg/m2 の付着量で得られ
る。架橋した弾性の艶消ビーズは、一般に、0.2μm
〜20μmの粒径、好ましくは0.5〜10μmの粒径
を有する。
【0018】特に好ましい実施態様では、本発明で用い
られる架橋した弾性ビーズは、例えば、ブチル−、エチ
ル−、プロピル−、ヘキシル−、2−エチルヘキシル
−、2−クロロエチル−、4−クロロブチル−、もしく
は2−エトキシエチル−アクリレートまたはメタクリレ
ートのようなアクリル酸またはメタクリル酸およびそれ
らのエステル、ヒドロキシエチルアクリレートまたはヒ
ドロキシメタクリレート、スチレンおよびその誘導体、
ブタジエン、エチレン、プロピレン、塩化ビニル、塩化
ビニリデン、イタコン酸およびそのエステル等のエチレ
ン系不飽和モノマーの共重合体から作製される。
られる架橋した弾性ビーズは、例えば、ブチル−、エチ
ル−、プロピル−、ヘキシル−、2−エチルヘキシル
−、2−クロロエチル−、4−クロロブチル−、もしく
は2−エトキシエチル−アクリレートまたはメタクリレ
ートのようなアクリル酸またはメタクリル酸およびそれ
らのエステル、ヒドロキシエチルアクリレートまたはヒ
ドロキシメタクリレート、スチレンおよびその誘導体、
ブタジエン、エチレン、プロピレン、塩化ビニル、塩化
ビニリデン、イタコン酸およびそのエステル等のエチレ
ン系不飽和モノマーの共重合体から作製される。
【0019】架橋した弾性ビーズは、また、ポリウレタ
ン、ポリシロキサン、ポリエステルおよびポリエーテル
のような重縮合物を含む。ビーズは、また“Rubbe
rTechnology(ゴム技術)”,Werner
Hofmann,Hanser Publisher
s発行、1989年ニューヨークに記載されるような天
然および合成ゴムから作製してもよい。かかるゴム材料
には、ポリイソプレン、フルオロエラストマー、エピク
ロロヒドリンゴム、ポリプロピレンオキサイドゴム、塩
素化ポリエチレンゴム、天然ゴム等が含まれる。
ン、ポリシロキサン、ポリエステルおよびポリエーテル
のような重縮合物を含む。ビーズは、また“Rubbe
rTechnology(ゴム技術)”,Werner
Hofmann,Hanser Publisher
s発行、1989年ニューヨークに記載されるような天
然および合成ゴムから作製してもよい。かかるゴム材料
には、ポリイソプレン、フルオロエラストマー、エピク
ロロヒドリンゴム、ポリプロピレンオキサイドゴム、塩
素化ポリエチレンゴム、天然ゴム等が含まれる。
【0020】弾性ビーズは種々の架橋剤で架橋される
が、それは、また例えば、ジビニルベンゼン、エチレン
グリコールジアクリレート、エチレングリコールジメタ
クリレート、1,4−シクロヘキシレン−ビス(オキシ
エチル)ジメタクリレート、1,4−シクロヘキシレン
−ビス(オキシプロピル)ジアクリレート、1,4−シ
クロヘキシレン−ビス(オキシプロピル)ジメタクリレ
ート等のような、弾性共重合体の一部であってもよい。
架橋した弾性艶消ビーズは、塗布層に対する艶消ビーズ
の付着性を促進し、更に改善するために、分子間架橋に
よって、あるいは架橋剤との反応によってバインダーポ
リマーと共有結合を形成させることができる反応性官能
基を含んでもよい。好適な反応性官能基には、ヒドロキ
シル、カルボキシル、カルボジイミド、エポキシド、ア
ジリジン、ビニルスルホン、スルフィン酸、活性メチレ
ン、アミノ、アミド、アリル等が含まれる。弾性ビーズ
は、3重量%以上の架橋剤、最も好ましくは3〜40重
量%の架橋剤を含むことが好ましい。
が、それは、また例えば、ジビニルベンゼン、エチレン
グリコールジアクリレート、エチレングリコールジメタ
クリレート、1,4−シクロヘキシレン−ビス(オキシ
エチル)ジメタクリレート、1,4−シクロヘキシレン
−ビス(オキシプロピル)ジアクリレート、1,4−シ
クロヘキシレン−ビス(オキシプロピル)ジメタクリレ
ート等のような、弾性共重合体の一部であってもよい。
架橋した弾性艶消ビーズは、塗布層に対する艶消ビーズ
の付着性を促進し、更に改善するために、分子間架橋に
よって、あるいは架橋剤との反応によってバインダーポ
リマーと共有結合を形成させることができる反応性官能
基を含んでもよい。好適な反応性官能基には、ヒドロキ
シル、カルボキシル、カルボジイミド、エポキシド、ア
ジリジン、ビニルスルホン、スルフィン酸、活性メチレ
ン、アミノ、アミド、アリル等が含まれる。弾性ビーズ
は、3重量%以上の架橋剤、最も好ましくは3〜40重
量%の架橋剤を含むことが好ましい。
【0021】米国特許第5,538,935号明細書に
は、感熱色素転写材料用に色素受容層あるいは色素受容
層のオーバーコート中に架橋した弾性ビーズを使用する
ことが記載されている。その弾性ビーズは、45℃未満
のTgを有し、印刷中に感熱プリントヘッドの重みで押
圧されて、それにより、色素供与体と色素受容要素との
間に良好な接触を許容する。 '935特許明細書には、
裏打ち層に10℃未満のTgを有する架橋した弾性艶消
ビーズを使用することによる艶消ビーズの付着性に関す
る利点について教示されていないし、示唆もない。本発
明では、艶消ビーズの機能が異なるので、艶消ビーズの
Tgが '935特許のものより低いことが必要である。
'935特許では、艶消ビーズは、感熱色素転写処理に
存する高温下での供与体と受容材料との間のより密接し
た接触を許容するため変形しなければならない。
は、感熱色素転写材料用に色素受容層あるいは色素受容
層のオーバーコート中に架橋した弾性ビーズを使用する
ことが記載されている。その弾性ビーズは、45℃未満
のTgを有し、印刷中に感熱プリントヘッドの重みで押
圧されて、それにより、色素供与体と色素受容要素との
間に良好な接触を許容する。 '935特許明細書には、
裏打ち層に10℃未満のTgを有する架橋した弾性艶消
ビーズを使用することによる艶消ビーズの付着性に関す
る利点について教示されていないし、示唆もない。本発
明では、艶消ビーズの機能が異なるので、艶消ビーズの
Tgが '935特許のものより低いことが必要である。
'935特許では、艶消ビーズは、感熱色素転写処理に
存する高温下での供与体と受容材料との間のより密接し
た接触を許容するため変形しなければならない。
【0022】フィルム形成性ポリマーと架橋した弾性艶
消ビーズに加えて、本発明に従う裏打ち層には、また、
アルデヒド、エポキシ化合物、多官能アジリジン、ビニ
ルスルホン、メトキシアルキルメラミン、トリアジン、
ポリイソシアネート、ジヒドロキシジオキサンのような
ジオキサン誘導体、カルボジイミド等を含む適当な架橋
剤を含んでもよい。架橋剤は、ポリマーバインダー上に
存在する官能基と反応してもよいし、また塗布組成物中
に存在する架橋した弾性艶消ビーズと反応してもよい。
消ビーズに加えて、本発明に従う裏打ち層には、また、
アルデヒド、エポキシ化合物、多官能アジリジン、ビニ
ルスルホン、メトキシアルキルメラミン、トリアジン、
ポリイソシアネート、ジヒドロキシジオキサンのような
ジオキサン誘導体、カルボジイミド等を含む適当な架橋
剤を含んでもよい。架橋剤は、ポリマーバインダー上に
存在する官能基と反応してもよいし、また塗布組成物中
に存在する架橋した弾性艶消ビーズと反応してもよい。
【0023】本発明の裏打ち層中で使用できるその他の
添加化合物には、界面活性剤、塗工助剤、凝集助剤、滑
剤、色素、殺生剤、紫外線および熱安定剤、磁性記録粒
子、および画像形成分野で周知なその他の添加剤が含ま
れる。
添加化合物には、界面活性剤、塗工助剤、凝集助剤、滑
剤、色素、殺生剤、紫外線および熱安定剤、磁性記録粒
子、および画像形成分野で周知なその他の添加剤が含ま
れる。
【0024】本発明の裏打ち層化合物は、当該分野で周
知の塗布法によって20%までの全固体で塗布してよ
い。例えば、ホッパー塗布法、グラビア塗布法、スキム
パン/エアナイフ塗布法、スプレー塗布法、およびその
他の方法が、非常に満足な結果を得るものとして使用さ
れる。塗膜は、150℃までの温度で乾燥されて、全乾
燥塗膜量20mg/m2 〜10g/m2 を与える。
知の塗布法によって20%までの全固体で塗布してよ
い。例えば、ホッパー塗布法、グラビア塗布法、スキム
パン/エアナイフ塗布法、スプレー塗布法、およびその
他の方法が、非常に満足な結果を得るものとして使用さ
れる。塗膜は、150℃までの温度で乾燥されて、全乾
燥塗膜量20mg/m2 〜10g/m2 を与える。
【0025】本発明の裏打ち層は、下塗り層のない支持
体、先に記載した下塗り層またはアンダーコート層、溶
解性色素もしくは固体粒子色素を有するハレーション防
止層、または帯電防止下塗り層上に塗布される。この裏
打ち層が帯電防止層の上にある場合は、帯電防止下塗り
層に使用するための好ましい導電剤には、次のものが含
まれる。
体、先に記載した下塗り層またはアンダーコート層、溶
解性色素もしくは固体粒子色素を有するハレーション防
止層、または帯電防止下塗り層上に塗布される。この裏
打ち層が帯電防止層の上にある場合は、帯電防止下塗り
層に使用するための好ましい導電剤には、次のものが含
まれる。
【0026】(1)ドナーをドープした金属酸化物を含
む電導性金属含有粒子、酸素欠陥を含む金属酸化物、並
びに導電性窒化物、炭化物および臭化物。特に有用な粒
子の特定例には、TiO2 ,SnO2 ,V2 O5 ,Al
2 O3 ,ZrO2 ,In2 O 3 ,ZnO,ZnSb2 O
6 ,InSbO4 ,TiB2 ,ZrB2 ,NbB2 ,T
aB2 ,CrB,MoB,WB,LaB6 ,ZrN,T
iN,WC,HfC,HfN、およびZrCが含まれ
る。これらの電導性粒子を記載する特許の例には、米国
特許第4,275,103号、同第4,394,441
号、同第4,416,963号、同第4,418,14
1号、同第4,431,764号、同第4,495,2
76号、同第4,571,361号、同第4,999,
276号、同第5,122,445号および同第5,3
68,995号明細書が含まれる。
む電導性金属含有粒子、酸素欠陥を含む金属酸化物、並
びに導電性窒化物、炭化物および臭化物。特に有用な粒
子の特定例には、TiO2 ,SnO2 ,V2 O5 ,Al
2 O3 ,ZrO2 ,In2 O 3 ,ZnO,ZnSb2 O
6 ,InSbO4 ,TiB2 ,ZrB2 ,NbB2 ,T
aB2 ,CrB,MoB,WB,LaB6 ,ZrN,T
iN,WC,HfC,HfN、およびZrCが含まれ
る。これらの電導性粒子を記載する特許の例には、米国
特許第4,275,103号、同第4,394,441
号、同第4,416,963号、同第4,418,14
1号、同第4,431,764号、同第4,495,2
76号、同第4,571,361号、同第4,999,
276号、同第5,122,445号および同第5,3
68,995号明細書が含まれる。
【0027】(2)例えば、米国特許第4,845,3
69号および同第5,116,666号明細書に記載さ
れるような非導電性チタン酸ナトリウムウイスカー上に
塗布されたアンチモンをドープした酸化錫を含む繊維質
導電性粉体、および1996年11月2日出願の米国特
許出願第08/747,480号および同第08/74
6,618号明細書に記載されるようなアンチモンをド
ープした酸化錫繊維、即ち“ウイスカー”。
69号および同第5,116,666号明細書に記載さ
れるような非導電性チタン酸ナトリウムウイスカー上に
塗布されたアンチモンをドープした酸化錫を含む繊維質
導電性粉体、および1996年11月2日出願の米国特
許出願第08/747,480号および同第08/74
6,618号明細書に記載されるようなアンチモンをド
ープした酸化錫繊維、即ち“ウイスカー”。
【0028】(3)米国特許第4,237,194号、
同第5,370,981号明細書、および日本国特許出
願第2282245号、同第2282248号明細書に
記載の電導性ポリアセチレン、ポリチオフェンおよびポ
リピロール。 (4)米国特許第4,070,189号明細書に記載の
イオン導電性架橋ビニルベンジル第4級アンモニウムポ
リマー。 (5)米国特許第4,203,769号、同第5,00
6,451号、同第5,221,598号および同第
5,284,714号明細書に記載されるような電導性
コロイド状ゲルのバナジウムペントキサイドまたは銀を
ドープしたバナジウムペントキサイド。
同第5,370,981号明細書、および日本国特許出
願第2282245号、同第2282248号明細書に
記載の電導性ポリアセチレン、ポリチオフェンおよびポ
リピロール。 (4)米国特許第4,070,189号明細書に記載の
イオン導電性架橋ビニルベンジル第4級アンモニウムポ
リマー。 (5)米国特許第4,203,769号、同第5,00
6,451号、同第5,221,598号および同第
5,284,714号明細書に記載されるような電導性
コロイド状ゲルのバナジウムペントキサイドまたは銀を
ドープしたバナジウムペントキサイド。
【0029】特に好ましい実施態様では、本発明の画像
形成要素は、画像形成層が放射線感光ハロゲン化銀乳剤
層である、例えば写真フィルム、写真印画紙または写真
ガラス乾板のような写真要素である。かかる乳剤層は、
典型的にフィルム形成性親水性コロイドを含む。これら
のうち最も普通に使用されるものはゼラチンであり、ゼ
ラチンは、本発明での使用に特に好ましい材料である。
有用なゼラチンには、アルカリ処理ゼラチン(牛骨また
は皮革ゼラチン)、酸処理ゼラチン(豚皮ゼラチン)お
よびアセチル化ゼラチン、フタレート化ゼラチン等のよ
うなゼラチン誘導体が含まれる。単独で、あるいはゼラ
チンと組合せて使用できるその他の親水性コロイドに
は、デキシトラン、アラビアゴム、ゼイン、カゼイン、
ペクチン、コラーゲン誘導体、コロジオン、寒天、アロ
ールート澱粉、アルブミン等が含まれる。更に他の有用
な親水性コロイドは、ポリビニルアルコール、ポリアク
リルアミド、ポリ(ビニルピロリドン)等のような水溶
性ポリビニル化合物である。
形成要素は、画像形成層が放射線感光ハロゲン化銀乳剤
層である、例えば写真フィルム、写真印画紙または写真
ガラス乾板のような写真要素である。かかる乳剤層は、
典型的にフィルム形成性親水性コロイドを含む。これら
のうち最も普通に使用されるものはゼラチンであり、ゼ
ラチンは、本発明での使用に特に好ましい材料である。
有用なゼラチンには、アルカリ処理ゼラチン(牛骨また
は皮革ゼラチン)、酸処理ゼラチン(豚皮ゼラチン)お
よびアセチル化ゼラチン、フタレート化ゼラチン等のよ
うなゼラチン誘導体が含まれる。単独で、あるいはゼラ
チンと組合せて使用できるその他の親水性コロイドに
は、デキシトラン、アラビアゴム、ゼイン、カゼイン、
ペクチン、コラーゲン誘導体、コロジオン、寒天、アロ
ールート澱粉、アルブミン等が含まれる。更に他の有用
な親水性コロイドは、ポリビニルアルコール、ポリアク
リルアミド、ポリ(ビニルピロリドン)等のような水溶
性ポリビニル化合物である。
【0030】本発明の写真要素は、感光性ハロゲン化銀
乳剤の層を支承した支持体を含む単純な黒白単色要素で
あってよく、また、それらは、多層および/または多色
要素であってもよい。
乳剤の層を支承した支持体を含む単純な黒白単色要素で
あってよく、また、それらは、多層および/または多色
要素であってもよい。
【0031】本発明のカラー写真要素は、典型的に、ス
ペクトルの3原色域のそれぞれに感光性の色素画像形成
ユニットを含む。各ユニットは、スペクトルの所定域に
感光性の単一のハロゲン化銀乳剤層から、あるいは多層
乳剤層からなってもよい。画像形成ユニットの層を含む
該要素の層は、当該分野において周知なように種々の順
序に配置してよい。
ペクトルの3原色域のそれぞれに感光性の色素画像形成
ユニットを含む。各ユニットは、スペクトルの所定域に
感光性の単一のハロゲン化銀乳剤層から、あるいは多層
乳剤層からなってもよい。画像形成ユニットの層を含む
該要素の層は、当該分野において周知なように種々の順
序に配置してよい。
【0032】本発明による好ましい写真要素は、イエロ
ー画像色素供与物質を含む少なくとも一つの青感性ハロ
ゲン化銀乳剤層、マゼンタ画像色素供与物質を含む少な
くとも一つの緑感性ハロゲン化銀乳剤層およびシアン画
像色素供与物質を含む少なくとも一つの赤感性ハロゲン
化銀乳剤層を有する支持体を含む。
ー画像色素供与物質を含む少なくとも一つの青感性ハロ
ゲン化銀乳剤層、マゼンタ画像色素供与物質を含む少な
くとも一つの緑感性ハロゲン化銀乳剤層およびシアン画
像色素供与物質を含む少なくとも一つの赤感性ハロゲン
化銀乳剤層を有する支持体を含む。
【0033】乳剤層に加えて、本発明の要素には、オー
バーコート層、スペーサー層、フィルター層、中間層、
ハレーション防止層、pH低減層(時々、「酸性層」およ
び「中性化層」と呼ばれる)、タイミング層、不透明反
射層、不透明光吸収層等のような、写真要素に慣用の補
助層を含んでもよい。支持体は、写真要素に用いられる
いかなる適当な支持体であってもよい。典型的な支持体
には、ポリマーフィルム、紙(ポリマーコート紙を含
む)、ガラス等が含まれる。本発明の支持体および写真
要素のその他の層に関する詳細は、Research
Disclosure、第36544節、1994年9
月に含まれている。
バーコート層、スペーサー層、フィルター層、中間層、
ハレーション防止層、pH低減層(時々、「酸性層」およ
び「中性化層」と呼ばれる)、タイミング層、不透明反
射層、不透明光吸収層等のような、写真要素に慣用の補
助層を含んでもよい。支持体は、写真要素に用いられる
いかなる適当な支持体であってもよい。典型的な支持体
には、ポリマーフィルム、紙(ポリマーコート紙を含
む)、ガラス等が含まれる。本発明の支持体および写真
要素のその他の層に関する詳細は、Research
Disclosure、第36544節、1994年9
月に含まれている。
【0034】本発明の写真要素に用いられる感光性ハロ
ゲン化銀乳剤には、粗粒、中粒または細粒のハロゲン化
銀結晶またはそれらの混合物が含まれ、そして、塩化
銀、臭化銀、臭沃化銀、塩臭化銀、塩沃化銀、塩臭沃化
銀およびそれらの混合物のようなハロゲン化銀からなっ
てよい。この乳剤は、例えば平板状粒子の感光性ハロゲ
ン化銀乳剤であってよい。乳剤は、ネガ型あるいはポジ
型乳剤であってよい。それらは、主として、ハロゲン化
銀粒子の表面上に、あるいはハロゲン化銀粒子の内部に
潜像を形成する。それらは、通常の処方によって化学増
感および分光増感してもよい。該乳剤は、その他の親水
性コロイドが通常の処方に従って用いられるとしても、
典型的にゼラチン乳剤である。ハロゲン化銀乳剤に関す
る詳細は、Research Disclosure、
第36544節、1994年9月、およびそこに掲載さ
れる参考文献に含まれている。
ゲン化銀乳剤には、粗粒、中粒または細粒のハロゲン化
銀結晶またはそれらの混合物が含まれ、そして、塩化
銀、臭化銀、臭沃化銀、塩臭化銀、塩沃化銀、塩臭沃化
銀およびそれらの混合物のようなハロゲン化銀からなっ
てよい。この乳剤は、例えば平板状粒子の感光性ハロゲ
ン化銀乳剤であってよい。乳剤は、ネガ型あるいはポジ
型乳剤であってよい。それらは、主として、ハロゲン化
銀粒子の表面上に、あるいはハロゲン化銀粒子の内部に
潜像を形成する。それらは、通常の処方によって化学増
感および分光増感してもよい。該乳剤は、その他の親水
性コロイドが通常の処方に従って用いられるとしても、
典型的にゼラチン乳剤である。ハロゲン化銀乳剤に関す
る詳細は、Research Disclosure、
第36544節、1994年9月、およびそこに掲載さ
れる参考文献に含まれている。
【0035】本発明に用いられる写真ハロゲン化銀乳剤
は、写真分野で慣用されるその他の添加剤を含んでもよ
い。有用な添加剤は、例えば、Research Di
sclosure、第36544節、1994年9月に
記載されている。有用な添加剤には、分光増感色素、減
感剤、カブリ防止剤、マスキングカプラー、DIRカプ
ラー、DIR化合物、ステイン防止剤、画像色素安定化
剤、フィルター色素およびUV吸収剤のような吸収物
質、光散乱物質、塗工助剤、可塑剤および滑剤等が含ま
れる。
は、写真分野で慣用されるその他の添加剤を含んでもよ
い。有用な添加剤は、例えば、Research Di
sclosure、第36544節、1994年9月に
記載されている。有用な添加剤には、分光増感色素、減
感剤、カブリ防止剤、マスキングカプラー、DIRカプ
ラー、DIR化合物、ステイン防止剤、画像色素安定化
剤、フィルター色素およびUV吸収剤のような吸収物
質、光散乱物質、塗工助剤、可塑剤および滑剤等が含ま
れる。
【0036】写真要素に用いられる色素画像供与物質に
もよるが、色素画像供与物質は、ハロゲン化銀乳剤層中
に、あるいは該乳剤層に含まれる剤の層中に含まれても
よい。この色素画像供与物質は、当該分野で知られてい
る多くのもの、例えば、色素生成カプラー、漂白可能色
素、色素現像薬およびレドックスダイレリーサーのいず
れであってもよいが、使用される特定のものは、要素の
性質および所望の画像タイプに左右される。
もよるが、色素画像供与物質は、ハロゲン化銀乳剤層中
に、あるいは該乳剤層に含まれる剤の層中に含まれても
よい。この色素画像供与物質は、当該分野で知られてい
る多くのもの、例えば、色素生成カプラー、漂白可能色
素、色素現像薬およびレドックスダイレリーサーのいず
れであってもよいが、使用される特定のものは、要素の
性質および所望の画像タイプに左右される。
【0037】別個の溶液で処理されるように設計された
慣用の発色物質と共に用いられる色素画像供与物質は、
好ましくは色素生成カプラー;即ち、酸化された現像主
薬と結合して色素を生成する化合物である。シアン色素
像を生成する好ましいカプラーは、フェノールおよびナ
フトールである。マゼンタ色素像を生成する好ましいカ
プラーは、ピラゾロンおよびピラゾロトリアゾールであ
る。イエロー色素像を生成する好ましいカプラーは、ベ
ンゾイルアセトアニリドおよびピバリルアセトアニリド
である。
慣用の発色物質と共に用いられる色素画像供与物質は、
好ましくは色素生成カプラー;即ち、酸化された現像主
薬と結合して色素を生成する化合物である。シアン色素
像を生成する好ましいカプラーは、フェノールおよびナ
フトールである。マゼンタ色素像を生成する好ましいカ
プラーは、ピラゾロンおよびピラゾロトリアゾールであ
る。イエロー色素像を生成する好ましいカプラーは、ベ
ンゾイルアセトアニリドおよびピバリルアセトアニリド
である。
【0038】本発明は、また、前述したような写真要素
を装填してある単一使用カメラを指向している。単一使
用カメラは、当該分野では種々の名前:即ち、レンズ付
きフィルム、感光材料パッケージユニット、ボックスカ
メラおよび写真フィルムパッケージで知られている。他
の名前も使われているが、名前とは関係なく、それぞれ
が多くの共通の特性を共有している。各々は、本質的
に、露光機能を備え、かつ写真材料を予め装填した写真
製品(カメラ)である。この写真製品は、写真材料を装
填した内部カメラの外殻、レンズ開孔部とレンズ、およ
びある種の外装を含んでいる。写真材料がカメラ内で露
光され、次いで、この製品は写真材料を取り出してそれ
を現像するデベロッパーに送られる。該製品の消費者へ
の返還は、通常行わない。
を装填してある単一使用カメラを指向している。単一使
用カメラは、当該分野では種々の名前:即ち、レンズ付
きフィルム、感光材料パッケージユニット、ボックスカ
メラおよび写真フィルムパッケージで知られている。他
の名前も使われているが、名前とは関係なく、それぞれ
が多くの共通の特性を共有している。各々は、本質的
に、露光機能を備え、かつ写真材料を予め装填した写真
製品(カメラ)である。この写真製品は、写真材料を装
填した内部カメラの外殻、レンズ開孔部とレンズ、およ
びある種の外装を含んでいる。写真材料がカメラ内で露
光され、次いで、この製品は写真材料を取り出してそれ
を現像するデベロッパーに送られる。該製品の消費者へ
の返還は、通常行わない。
【0039】本発明に従って要素に用いられるのに好適
な磁性層には、ResearchDisclosur
e、第34390節、1992年11月、並びに米国特
許第5,395,743号、同第5,397,826
号、同第5,113,903号、同第5,432,05
0号、同第5,434,037号および同第5,43
6,120号明細書に記載されるものが含まれる。
な磁性層には、ResearchDisclosur
e、第34390節、1992年11月、並びに米国特
許第5,395,743号、同第5,397,826
号、同第5,113,903号、同第5,432,05
0号、同第5,434,037号および同第5,43
6,120号明細書に記載されるものが含まれる。
【0040】単一使用カメラおよびその製造および使用
方法は、米国特許第4,801,957号、同第4,9
01,097号、同第4,866,459号、同第4,
849,325号、同第4,751,536号および同
第4,827,298号明細書、欧州特許出願第46
0,400号、同第533,785号および同第53
7,225号明細書(これらの全ては、ここに参照する
ことによって本明細書中に含める)に記載されている。
方法は、米国特許第4,801,957号、同第4,9
01,097号、同第4,866,459号、同第4,
849,325号、同第4,751,536号および同
第4,827,298号明細書、欧州特許出願第46
0,400号、同第533,785号および同第53
7,225号明細書(これらの全ては、ここに参照する
ことによって本明細書中に含める)に記載されている。
【0041】生フィルムが受ける写真処理工程は以下に
含まれるが、これに限定されない。 1)発色現像→漂白−定着→洗浄/安定化; 2)発色現像→漂白→定着→洗浄/安定化; 3)発色現像→漂白→漂白−定着→洗浄/安定化; 4)発色現像→停止→洗浄→漂白→洗浄→定着→洗浄/
安定化; 5)発色現像→漂白−定着→定着→洗浄/安定化; 6)発色現像→漂白→漂白−定着→定着→洗浄/安定
化。
含まれるが、これに限定されない。 1)発色現像→漂白−定着→洗浄/安定化; 2)発色現像→漂白→定着→洗浄/安定化; 3)発色現像→漂白→漂白−定着→洗浄/安定化; 4)発色現像→停止→洗浄→漂白→洗浄→定着→洗浄/
安定化; 5)発色現像→漂白−定着→定着→洗浄/安定化; 6)発色現像→漂白→漂白−定着→定着→洗浄/安定
化。
【0042】上記に示した処理工程の中で、工程1),
2),3)および4)は、好ましく適用される。更に、
示された各工程は、Hahmの米国特許第4,719,
173号明細書に記載されるような多段利用を用いて、
多段処理機の補充と操作に並流配置、対向流配置、およ
び逆並流配置で用いることができる。
2),3)および4)は、好ましく適用される。更に、
示された各工程は、Hahmの米国特許第4,719,
173号明細書に記載されるような多段利用を用いて、
多段処理機の補充と操作に並流配置、対向流配置、およ
び逆並流配置で用いることができる。
【0043】当該分野で知られるいかなる写真処理機
も、本明細書に記載される写真材料を処理するのに使用
できる。例えば、大量処理機、および、いわゆるミニラ
ボおよびミクロラボ処理機が用いられてもよい。特に好
都合なのは、次の参考文献、即ち、WO92/1079
0,WO92/17819,WO93/04404,W
O92/17370,WO91/19226,WO91
/12567,WO92/07302,WO93/00
612,WO92/07301,WO02/0993
2;米国特許第5,294,956号明細書、欧州特許
第559,027号明細書、米国特許第5,179,4
04号明細書、欧州特許第559,025号明細書、米
国特許第5,270,762号明細書、欧州特許第55
9,026号明細書、米国特許第5,313,243
号、同第5,339,131号明細書に記載されるよう
な、小量薄型タンク処理機を使用することであろう。
も、本明細書に記載される写真材料を処理するのに使用
できる。例えば、大量処理機、および、いわゆるミニラ
ボおよびミクロラボ処理機が用いられてもよい。特に好
都合なのは、次の参考文献、即ち、WO92/1079
0,WO92/17819,WO93/04404,W
O92/17370,WO91/19226,WO91
/12567,WO92/07302,WO93/00
612,WO92/07301,WO02/0993
2;米国特許第5,294,956号明細書、欧州特許
第559,027号明細書、米国特許第5,179,4
04号明細書、欧州特許第559,025号明細書、米
国特許第5,270,762号明細書、欧州特許第55
9,026号明細書、米国特許第5,313,243
号、同第5,339,131号明細書に記載されるよう
な、小量薄型タンク処理機を使用することであろう。
【0044】本発明は、また、被処理要素がカセットに
再導入される写真システムを指向している。これらのシ
ステムは、被処理要素が追加プリントのため、あるいは
表示装置と連結するために取り出される時まで、その簡
単で清潔な保管を可能にする。ロールでの保管は、所望
の露光枠の位置決めを容易にし、かつネガとの接触を最
小限にするのに好ましい。米国特許第5,173,73
9号明細書には、機械的または手動手段でフィルムと接
触する必要性を排除して、写真要素をカセットから押し
出すように設計されたカセットが開示されている。公開
欧州特許出願第0476535号A1には、現像済みフ
ィルムをそのようなカセットに保管する方法が記載され
ている。
再導入される写真システムを指向している。これらのシ
ステムは、被処理要素が追加プリントのため、あるいは
表示装置と連結するために取り出される時まで、その簡
単で清潔な保管を可能にする。ロールでの保管は、所望
の露光枠の位置決めを容易にし、かつネガとの接触を最
小限にするのに好ましい。米国特許第5,173,73
9号明細書には、機械的または手動手段でフィルムと接
触する必要性を排除して、写真要素をカセットから押し
出すように設計されたカセットが開示されている。公開
欧州特許出願第0476535号A1には、現像済みフ
ィルムをそのようなカセットに保管する方法が記載され
ている。
【0045】
【実施例】以下の実施例は、本発明を説明するために用
いられる。しかし、本発明はこれらの実施例に限定され
ないことが理解されるべきである。
いられる。しかし、本発明はこれらの実施例に限定され
ないことが理解されるべきである。
【0046】架橋した弾性艶消ビーズの製法 特別の凝集法(米国特許第4,965,131号および
同第5,133,912号明細書)を、好適なモノマー
を含む艶消ビーズを調製するのに用いた。ポリ(n−ブ
チルアクリレート−co−エチレングリコールジアクリ
レート)(95/5)を含む架橋した弾性艶消ビーズを
製造する所定の手順は、以下のとおりであった。
同第5,133,912号明細書)を、好適なモノマー
を含む艶消ビーズを調製するのに用いた。ポリ(n−ブ
チルアクリレート−co−エチレングリコールジアクリ
レート)(95/5)を含む架橋した弾性艶消ビーズを
製造する所定の手順は、以下のとおりであった。
【0047】475gのn−ブチルアクリレート、25
gのエチレングリコールジアクリレート、および5gの
Vazo52(DuPont製のアゾ開始剤)のモノマ
ー混合物を、3.7gのポリ(メチルアミノエタノール
アジペート)および30gのLudox Tm分散剤
(DuPontから入手可能)の混合物と1.5Lの水
中で混ぜ合せた。この混合物を実験室用の撹拌機で急速
撹拌して、粗乳剤を得た。粗乳剤は、次いでこれをガウ
リンホモジナイザー(Gaulin Homogeni
zer)に通過させて、7.5μmの水中モノマー滴状
物を得た。得られた分散液を5Lのフラスコ中で一晩、
49℃で加熱して、モノマー滴状物を重合させた。これ
らの架橋した弾性艶消ビーズは、これをB−1と呼ぶ
が、それは−35℃のTgを有している。この水性艶消
ビーズの分散液は、水性型の裏打ち層の塗布に使用し
た。溶液型の塗布の場合は、艶消ビーズを乾燥物質とし
て単離し、次いで溶媒塗布組成物中に分散させた。乾燥
ビーズ物質を得るために、ビーズは水性分散液からロー
ト上に集めた。湿ったケーキをメタノール中で撹拌し
て、その後ビーズを再度ロート上に集めた。この物質を
室温で空気乾燥した。
gのエチレングリコールジアクリレート、および5gの
Vazo52(DuPont製のアゾ開始剤)のモノマ
ー混合物を、3.7gのポリ(メチルアミノエタノール
アジペート)および30gのLudox Tm分散剤
(DuPontから入手可能)の混合物と1.5Lの水
中で混ぜ合せた。この混合物を実験室用の撹拌機で急速
撹拌して、粗乳剤を得た。粗乳剤は、次いでこれをガウ
リンホモジナイザー(Gaulin Homogeni
zer)に通過させて、7.5μmの水中モノマー滴状
物を得た。得られた分散液を5Lのフラスコ中で一晩、
49℃で加熱して、モノマー滴状物を重合させた。これ
らの架橋した弾性艶消ビーズは、これをB−1と呼ぶ
が、それは−35℃のTgを有している。この水性艶消
ビーズの分散液は、水性型の裏打ち層の塗布に使用し
た。溶液型の塗布の場合は、艶消ビーズを乾燥物質とし
て単離し、次いで溶媒塗布組成物中に分散させた。乾燥
ビーズ物質を得るために、ビーズは水性分散液からロー
ト上に集めた。湿ったケーキをメタノール中で撹拌し
て、その後ビーズを再度ロート上に集めた。この物質を
室温で空気乾燥した。
【0048】ポリ(エチルアクリレート−co−エチレ
ングリコールジメタクリレート)95/5を含む、B−
2と呼ばれる架橋した弾性艶消ビーズを、類似の方法で
調製した。これらの艶消ビーズは、3.0μmの平均粒
径および−7.5℃のTgを有する。
ングリコールジメタクリレート)95/5を含む、B−
2と呼ばれる架橋した弾性艶消ビーズを、類似の方法で
調製した。これらの艶消ビーズは、3.0μmの平均粒
径および−7.5℃のTgを有する。
【0049】ポリ(メチルアクリレート−co−エチル
アクリレート−co−エチレングリコールジメタクリレ
ート)45/50/5を含む、B−3と呼ばれる架橋し
た弾性艶消ビーズを、Ludox Tm分散剤無しで、
また実施例の塗布に用いた。これらの艶消ビーズは、
3.0μmの平均粒径および7.5℃のTgを有する。
アクリレート−co−エチレングリコールジメタクリレ
ート)45/50/5を含む、B−3と呼ばれる架橋し
た弾性艶消ビーズを、Ludox Tm分散剤無しで、
また実施例の塗布に用いた。これらの艶消ビーズは、
3.0μmの平均粒径および7.5℃のTgを有する。
【0050】ポリ(n−ブチルメタクリレート−co−
エチレングリコールジメタクリレート)95/5を含
み、3μmの粒径および38℃のTgを有する、C−1
と呼ばれる対照の架橋した艶消ビーズを、また調製し
た。ポリ(メチルアクリレート−co−エチレングリコ
ールジメタクリレート)95/5を含み、3μmの粒径
および21℃のTgを有する、C−2と呼ばれる対照の
架橋艶消ビーズを、また調製した。C−1およびC−2
の両艶消ビーズは、45℃より低いTgを有する架橋し
た弾性艶消ビーズを記載している米国特許第5,53
8,935号明細書に教示されるものに相当している。
その他の対照の艶消ビーズは、また以下の塗布に使用し
たが、C−3と呼ばれるこれらの艶消ビーズは、ポリ
(メチルメタクリレート)を含む。艶消ビーズC−3
は、架橋されてなく弾性でもないが、3μmの粒径およ
び100℃より高いTgを有する。
エチレングリコールジメタクリレート)95/5を含
み、3μmの粒径および38℃のTgを有する、C−1
と呼ばれる対照の架橋した艶消ビーズを、また調製し
た。ポリ(メチルアクリレート−co−エチレングリコ
ールジメタクリレート)95/5を含み、3μmの粒径
および21℃のTgを有する、C−2と呼ばれる対照の
架橋艶消ビーズを、また調製した。C−1およびC−2
の両艶消ビーズは、45℃より低いTgを有する架橋し
た弾性艶消ビーズを記載している米国特許第5,53
8,935号明細書に教示されるものに相当している。
その他の対照の艶消ビーズは、また以下の塗布に使用し
たが、C−3と呼ばれるこれらの艶消ビーズは、ポリ
(メチルメタクリレート)を含む。艶消ビーズC−3
は、架橋されてなく弾性でもないが、3μmの粒径およ
び100℃より高いTgを有する。
【0051】実施例1,2および対照サンプルA,B フィルム形成性ポリエステルイオノマーバインダー(A
Q55D,Eastman Chemical社)およ
びポリマー艶消ビーズを含む裏打ち層を、下塗りされた
ポリエステル支持体上に、1000mg/m2 の全乾燥付
着量で塗布した。その塗膜は、50mg/m2 の艶消ビー
ズを含有していた。塗膜は、以下の試験によって、塗膜
における艶消ビーズの付着性により評価した。サンプル
片を、サンプルの末端に500gの重りを吊り下げるこ
とによって得られる一定張力下に、1インチ径の滑らか
な回転しないステンレス鋼のロッド上を搬送した。該サ
ンプルは、その裏打ち層がステンレス鋼のロッドと接す
るようにして搬送した。この試験中に脱落した艶消ビー
ズを一枚の薄黒い紙上に集め、その粒子の脱落量をもっ
て、優れる(艶消ビーズの脱落がほとんど無いか全く無
い場合)〜劣る(艶消ビーズの脱落が多い場合)の尺度
によって艶消剤の付着性を評価するのに用いた。結果を
表1に示す。
Q55D,Eastman Chemical社)およ
びポリマー艶消ビーズを含む裏打ち層を、下塗りされた
ポリエステル支持体上に、1000mg/m2 の全乾燥付
着量で塗布した。その塗膜は、50mg/m2 の艶消ビー
ズを含有していた。塗膜は、以下の試験によって、塗膜
における艶消ビーズの付着性により評価した。サンプル
片を、サンプルの末端に500gの重りを吊り下げるこ
とによって得られる一定張力下に、1インチ径の滑らか
な回転しないステンレス鋼のロッド上を搬送した。該サ
ンプルは、その裏打ち層がステンレス鋼のロッドと接す
るようにして搬送した。この試験中に脱落した艶消ビー
ズを一枚の薄黒い紙上に集め、その粒子の脱落量をもっ
て、優れる(艶消ビーズの脱落がほとんど無いか全く無
い場合)〜劣る(艶消ビーズの脱落が多い場合)の尺度
によって艶消剤の付着性を評価するのに用いた。結果を
表1に示す。
【0052】
【表1】
【0053】表1に示される結果から、本発明の艶消ビ
ーズは、未架橋で高いTgの艶消ビーズ(即ち、C−
3)または '935特許に教示される架橋した弾性艶消
ビーズ(即ち、C−1)に比して、優れた付着性を有し
ていることがわかる。
ーズは、未架橋で高いTgの艶消ビーズ(即ち、C−
3)または '935特許に教示される架橋した弾性艶消
ビーズ(即ち、C−1)に比して、優れた付着性を有し
ていることがわかる。
【0054】実施例3および対照サンプルC,D フィルム形成性の水性ポリウレタン分散液(Neore
zR960,Zeneca樹脂)およびポリマー艶消ビ
ーズから調製した裏打ち層を、下塗りされたポリエステ
ル支持体上に1000mg/m2 の全乾燥付着量で塗布し
た。その塗膜は、10mg/m2 の艶消ビーズを含有して
いた。塗膜は、前述した方法を用いて、艶消ビーズの付
着性を評価した。結果を表2に示す。
zR960,Zeneca樹脂)およびポリマー艶消ビ
ーズから調製した裏打ち層を、下塗りされたポリエステ
ル支持体上に1000mg/m2 の全乾燥付着量で塗布し
た。その塗膜は、10mg/m2 の艶消ビーズを含有して
いた。塗膜は、前述した方法を用いて、艶消ビーズの付
着性を評価した。結果を表2に示す。
【0055】
【表2】
【0056】表2に示される結果から、本発明の艶消ビ
ーズは、 '935特許に教示される架橋した弾性艶消ビ
ーズ(即ち、C−1およびC−2)に比して、優れた付
着性を有することがわかる。
ーズは、 '935特許に教示される架橋した弾性艶消ビ
ーズ(即ち、C−1およびC−2)に比して、優れた付
着性を有することがわかる。
【0057】実施例4および5 裏打ち層(実施例4)は、フィルム形成性の水性ポリウ
レタン分散液(Witcobond 232,Witc
o社)および艶消ビーズB−1水性分散液から作製し
た。その他の裏打ち層(実施例5)は、Elvacit
e 2041ポリメチルメタクリレート(ICI Ac
rylics社)バインダーおよび分散性乾燥B−1艶
消ビーズを溶媒混合物中に溶解させることによって調製
されたアセトン/メタノール配合物から塗布した。裏打
ち層は、下塗りされたポリエステル支持体上に4500
mg/m2 の全乾燥付着量で塗布した。塗膜は、25mg/
m2の艶消ビーズを含有していた。塗膜は、前述した方
法を用いて、艶消ビーズの付着性を評価した。実施例4
および5は、それぞれ優れたおよび良好な艶消剤の付着
性を有していることがわかった。
レタン分散液(Witcobond 232,Witc
o社)および艶消ビーズB−1水性分散液から作製し
た。その他の裏打ち層(実施例5)は、Elvacit
e 2041ポリメチルメタクリレート(ICI Ac
rylics社)バインダーおよび分散性乾燥B−1艶
消ビーズを溶媒混合物中に溶解させることによって調製
されたアセトン/メタノール配合物から塗布した。裏打
ち層は、下塗りされたポリエステル支持体上に4500
mg/m2 の全乾燥付着量で塗布した。塗膜は、25mg/
m2の艶消ビーズを含有していた。塗膜は、前述した方
法を用いて、艶消ビーズの付着性を評価した。実施例4
および5は、それぞれ優れたおよび良好な艶消剤の付着
性を有していることがわかった。
【0058】実施例6,7および対照サンプルE,F Neorez R960水性ポリウレタン分散液および
ポリマー艶消ビーズから調製された裏打ち層を、下塗り
されたポリエステル支持体上に、1000mg/m2 の全
乾燥付着量で塗布した。塗膜は、50mg/m2 の艶消ビ
ーズを含有していた。これらの裏打ち層のサンプルは、
以下の方法を用いて、前後の接触中の乳剤層におけるシ
ンチスクラッチの起こり易さで評価した。35mm×30
0mmの写真フィルムを、その乳剤面を外側にして100
mm径のドラムに巻きつけた。40mm平方のサンプルの裏
打ち層側を、裏打ち層とレバーアーム間のゴムパッドを
備えたレバーアームの下で、前記写真フィルムの乳剤層
に押圧した。ゴムパッドは、サンプルの裏打ち層と写真
フィルムの乳剤層の間に均一な接触を確保するために使
用されている。500gの荷重をレバーアームにかけ
る。このシンチスクラッチ試験中は、裏打ち層をもつサ
ンプルは静止したままとし、その間写真フィルムを含む
ドラムは10〜1000フィート/分の所定スピードで
回転させる。艶消ビーズを含む裏打ち層のシンチスクラ
ッチの起こし易さの傾向は、試験後の乳剤層における引
掻ききずを肉眼観察することによって決定した。
ポリマー艶消ビーズから調製された裏打ち層を、下塗り
されたポリエステル支持体上に、1000mg/m2 の全
乾燥付着量で塗布した。塗膜は、50mg/m2 の艶消ビ
ーズを含有していた。これらの裏打ち層のサンプルは、
以下の方法を用いて、前後の接触中の乳剤層におけるシ
ンチスクラッチの起こり易さで評価した。35mm×30
0mmの写真フィルムを、その乳剤面を外側にして100
mm径のドラムに巻きつけた。40mm平方のサンプルの裏
打ち層側を、裏打ち層とレバーアーム間のゴムパッドを
備えたレバーアームの下で、前記写真フィルムの乳剤層
に押圧した。ゴムパッドは、サンプルの裏打ち層と写真
フィルムの乳剤層の間に均一な接触を確保するために使
用されている。500gの荷重をレバーアームにかけ
る。このシンチスクラッチ試験中は、裏打ち層をもつサ
ンプルは静止したままとし、その間写真フィルムを含む
ドラムは10〜1000フィート/分の所定スピードで
回転させる。艶消ビーズを含む裏打ち層のシンチスクラ
ッチの起こし易さの傾向は、試験後の乳剤層における引
掻ききずを肉眼観察することによって決定した。
【0059】シンチスクラッチ試験を、80%の相対湿
度下で行った。この湿度下では、乳剤層は全く柔軟であ
り、したがってこれは過酷な試験条件を示す。得られた
結果を表3に示す。
度下で行った。この湿度下では、乳剤層は全く柔軟であ
り、したがってこれは過酷な試験条件を示す。得られた
結果を表3に示す。
【0060】
【表3】
【0061】この結果によると、本発明の架橋した弾性
艶消ビーズを含む裏打ち層は、未架橋で高いTgの艶消
ビーズ(即ち、C−3)および先行技術の架橋した弾性
艶消ビーズ(即ち、C−1)を含む裏打ち層に比して、
優れた耐シンチスクラッチ性を示すことが明らかであ
る。
艶消ビーズを含む裏打ち層は、未架橋で高いTgの艶消
ビーズ(即ち、C−3)および先行技術の架橋した弾性
艶消ビーズ(即ち、C−1)を含む裏打ち層に比して、
優れた耐シンチスクラッチ性を示すことが明らかであ
る。
【0062】最後に、本発明の好ましい実施態様を挙げ
ると以下のとおりである。 1.支持体、画像形成層、およびフィルム形成性ポリマ
ーバインダーおよび10℃以下のガラス転移温度を有す
る架橋した弾性艶消ビーズを含む裏打ち層を含んでなる
画像形成要素。
ると以下のとおりである。 1.支持体、画像形成層、およびフィルム形成性ポリマ
ーバインダーおよび10℃以下のガラス転移温度を有す
る架橋した弾性艶消ビーズを含む裏打ち層を含んでなる
画像形成要素。
【0063】2.前記フィルム形成性ポリマーバインダ
ーが、エチレン系不飽和モノマーの共重合体、ゼラチ
ン、ポリビニルアルコール、ポリビニルブチラール、セ
ルロース樹脂、ポリウレタン、ポリエステル、エポキシ
樹脂、および中性塩基カルボン酸含有ラテックスポリマ
ーからなる群より選ばれる、前記1に記載の画像形成要
素。
ーが、エチレン系不飽和モノマーの共重合体、ゼラチ
ン、ポリビニルアルコール、ポリビニルブチラール、セ
ルロース樹脂、ポリウレタン、ポリエステル、エポキシ
樹脂、および中性塩基カルボン酸含有ラテックスポリマ
ーからなる群より選ばれる、前記1に記載の画像形成要
素。
【0064】3.前記架橋した弾性艶消ビーズが、アク
リル酸、メタクリル酸、アクリル酸のエステル、メタク
リル酸のエステル、スチレン、スチレンの誘導体ブタジ
エン、塩化ビニル、塩化ビニリデン、イタコン酸および
イタコン酸のエステルからなる群より選ばれるエチレン
系不飽和モノマーの共重合体を含む、前記1に記載の画
像形成要素。
リル酸、メタクリル酸、アクリル酸のエステル、メタク
リル酸のエステル、スチレン、スチレンの誘導体ブタジ
エン、塩化ビニル、塩化ビニリデン、イタコン酸および
イタコン酸のエステルからなる群より選ばれるエチレン
系不飽和モノマーの共重合体を含む、前記1に記載の画
像形成要素。
【0065】4.前記架橋した弾性艶消ビーズが、ポリ
ウレタン、ポリシロキサン、ポリエステルおよびポリエ
ーテルからなる群より選ばれる重縮合物を含む、前記1
に記載の画像形成要素。
ウレタン、ポリシロキサン、ポリエステルおよびポリエ
ーテルからなる群より選ばれる重縮合物を含む、前記1
に記載の画像形成要素。
【0066】5.前記裏打ち層が、更に架橋剤、界面活
性剤、塗工助剤、凝集助剤、滑剤、色素、殺生剤、UV
安定剤、熱安定剤、およびその他の添加剤を含む、前記
1に記載の画像形成要素。
性剤、塗工助剤、凝集助剤、滑剤、色素、殺生剤、UV
安定剤、熱安定剤、およびその他の添加剤を含む、前記
1に記載の画像形成要素。
【0067】6.前記架橋した弾性艶消ビーズが、0.
5μm〜20μmの粒度を有する、前記1に記載の画像
形成要素。
5μm〜20μmの粒度を有する、前記1に記載の画像
形成要素。
【0068】7.更に、透明磁性層を含む、前記1に記
載の画像形成要素。
載の画像形成要素。
【0069】8.前記画像形成層がハロゲン化銀感光性
乳剤を含む、前記1に記載の画像形成要素。
乳剤を含む、前記1に記載の画像形成要素。
【0070】9.前記支持体がポリマーフィルム、紙お
よびガラスからなる群より選ばれる、前記1に記載の画
像形成要素。
よびガラスからなる群より選ばれる、前記1に記載の画
像形成要素。
【0071】10.前記支持体が2〜10ミルの厚さを
有する、前記1に記載の画像形成要素。
有する、前記1に記載の画像形成要素。
【0072】11.更に、アンダーコートまたは下塗り
層を含む、前記1に記載の画像形成要素。
層を含む、前記1に記載の画像形成要素。
【0073】12.前記弾性艶消ビーズが3重量%以上
の架橋剤を含む、前記1に記載の画像形成要素。
の架橋剤を含む、前記1に記載の画像形成要素。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ポール エドワード ウッドゲイト アメリカ合衆国,ニューヨーク 14559, スペンサーポート,コルビー ストリート 665 (72)発明者 デブラ リー デリー ファブ アメリカ合衆国,ニューヨーク 14624, ロチェスター,アンドニー レーン 20
Claims (1)
- 【請求項1】 支持体、画像形成層、およびフィルム形
成性ポリマーバインダーおよび10℃以下のガラス転移
温度を有する架橋した弾性艶消ビーズを含む裏打ち層を
含んでなる画像形成要素。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US08/848,115 US5786298A (en) | 1997-04-28 | 1997-04-28 | Backing layers for imaging elements containing crosslinked elastomeric matte beads |
US08/848115 | 1997-04-28 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1124205A true JPH1124205A (ja) | 1999-01-29 |
Family
ID=25302393
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10113220A Pending JPH1124205A (ja) | 1997-04-28 | 1998-04-23 | 架橋した弾性艶消ビーズを含む画像形成要素用の裏打ち層 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5786298A (ja) |
EP (1) | EP0875786B1 (ja) |
JP (1) | JPH1124205A (ja) |
DE (1) | DE69815433T2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005112968A (ja) * | 2003-10-07 | 2005-04-28 | Asahi Denka Kogyo Kk | 水性塗料用艶消し剤 |
JP2005513282A (ja) * | 2001-12-18 | 2005-05-12 | アルジョ ウィギンス デッサン エ パピエ ファン | 絹の触感を有する塗工紙 |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5965304A (en) * | 1997-11-06 | 1999-10-12 | Eastman Kodak Company | Protecting layer for gelatin based AGX photographic products |
JP4316696B2 (ja) * | 1998-02-12 | 2009-08-19 | 株式会社きもと | アンチニュートンリング性フィルム |
US6007962A (en) * | 1998-06-15 | 1999-12-28 | Eastman Kodak Company | Spacer beads for laser ablative imaging |
US6225038B1 (en) * | 1999-11-04 | 2001-05-01 | Eastman Kodak Company | Thermally processable imaging element |
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