JPH11238256A - 光学記録媒体とその製造方法とこれに用いる光学記録媒体の製造装置 - Google Patents
光学記録媒体とその製造方法とこれに用いる光学記録媒体の製造装置Info
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- JPH11238256A JPH11238256A JP10040456A JP4045698A JPH11238256A JP H11238256 A JPH11238256 A JP H11238256A JP 10040456 A JP10040456 A JP 10040456A JP 4045698 A JP4045698 A JP 4045698A JP H11238256 A JPH11238256 A JP H11238256A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 光学記録媒体の小型化を図る。
【解決手段】原盤上に、フォトリソグラフィーにより所
要のパターンを形成してパターンマスク板を形成し、基
板材上に、フォトレジストを塗布し、パターンマスク板
に形成されたパターンを、縮小投影露光装置により、1
/n(1<n)に縮小して、基板材上にフォトリソグラ
フィーにより縮小露光を行う。
要のパターンを形成してパターンマスク板を形成し、基
板材上に、フォトレジストを塗布し、パターンマスク板
に形成されたパターンを、縮小投影露光装置により、1
/n(1<n)に縮小して、基板材上にフォトリソグラ
フィーにより縮小露光を行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスク型光学記
録媒体とその製造方法およびこれに用いる光学記録媒体
の製造装置に係わる。
録媒体とその製造方法およびこれに用いる光学記録媒体
の製造装置に係わる。
【0002】
【従来の技術】従来、ディスク型光学記録媒体として、
いわゆるコンパクト・ディスク(以下、単にCDとい
う)が挙げられる。このCDは、寸法が、直径12c
m、厚さ1.2mmであり、例えばポリカーボネート等
の光透過性のプラスチック基板により形成される。
いわゆるコンパクト・ディスク(以下、単にCDとい
う)が挙げられる。このCDは、寸法が、直径12c
m、厚さ1.2mmであり、例えばポリカーボネート等
の光透過性のプラスチック基板により形成される。
【0003】このCDには、データ情報、トラッキング
サーボ信号等の記録がなされる位相ピット等の微細凹凸
が形成されている。この微細凹凸のピット列のトラック
ピッチを約1.6μm、最短のピット長を約0.83μ
mとすることにより、基板の一主面に650MBの容量
のディジタル情報を記録することができる。このCD
は、携帯用の音楽再生装置(いわゆるCDプレイヤー)
や、ノート型パーソナルコンピューターのCDドライブ
等により、記録情報の再生をすることができる。
サーボ信号等の記録がなされる位相ピット等の微細凹凸
が形成されている。この微細凹凸のピット列のトラック
ピッチを約1.6μm、最短のピット長を約0.83μ
mとすることにより、基板の一主面に650MBの容量
のディジタル情報を記録することができる。このCD
は、携帯用の音楽再生装置(いわゆるCDプレイヤー)
や、ノート型パーソナルコンピューターのCDドライブ
等により、記録情報の再生をすることができる。
【0004】以下、従来の単層構造の光ディスクの構造
とその製造方法について図を参照して説明する。この光
ディスクは、図11に示すように、例えばポリカーボネ
ート等の光透過性の樹脂よりなる例えば直径12cm、
厚さ1.2mmの基板101に微細凹凸102を形成
し、この微細凹凸102に、反射膜103を被着し、情
報記録層104を形成し、さらにこの情報記録層104
上に保護膜105を形成して成る。
とその製造方法について図を参照して説明する。この光
ディスクは、図11に示すように、例えばポリカーボネ
ート等の光透過性の樹脂よりなる例えば直径12cm、
厚さ1.2mmの基板101に微細凹凸102を形成
し、この微細凹凸102に、反射膜103を被着し、情
報記録層104を形成し、さらにこの情報記録層104
上に保護膜105を形成して成る。
【0005】この微細凹凸102を形成する方法の例を
以下に示す。先ず、図12に示すように、表面を充分に
平滑にしたガラス原盤110を回転基台111上に載置
し、所定の回転数で回転させた状態で、このガラス原盤
110上に、露光することによってアルカリ可溶性とな
るフォトレジスト、いわゆるポジ型フォトレジスト11
3を、ノズル112から供給して塗布する。
以下に示す。先ず、図12に示すように、表面を充分に
平滑にしたガラス原盤110を回転基台111上に載置
し、所定の回転数で回転させた状態で、このガラス原盤
110上に、露光することによってアルカリ可溶性とな
るフォトレジスト、いわゆるポジ型フォトレジスト11
3を、ノズル112から供給して塗布する。
【0006】次に、図13に示すように、ガラス原盤1
10を回転させ、フォトレジスト113を延伸し、図1
4に示すように、ガラス原盤110上にフォトレジスト
の層を全面的に塗布した状態とする。
10を回転させ、フォトレジスト113を延伸し、図1
4に示すように、ガラス原盤110上にフォトレジスト
の層を全面的に塗布した状態とする。
【0007】次に、図15に示すように、変調器Mによ
り変調された記録用レーザー光Lを、対物レンズ114
によってフォトレジスト113にで集光させ、このフォ
トレジスト113を所定のパターンの露光する。この露
光は、ガラス原盤110を回転させながら、記録用レー
ザー光をガラス原盤110の半径方向に一回転あたり等
距離ずつ送ることにより、一定のトラックピッチでスパ
イラル状に行う。
り変調された記録用レーザー光Lを、対物レンズ114
によってフォトレジスト113にで集光させ、このフォ
トレジスト113を所定のパターンの露光する。この露
光は、ガラス原盤110を回転させながら、記録用レー
ザー光をガラス原盤110の半径方向に一回転あたり等
距離ずつ送ることにより、一定のトラックピッチでスパ
イラル状に行う。
【0008】次に、ガラス原盤110をアルカリ現像液
で現像し、露光部を除去する。このようにすると、図1
6Aに示すように、また、図16Bにその拡大図を示す
ように、ガラス原盤110上のフォトレジスト113
に、透孔が穿設され、微細凹凸115が形成される。
で現像し、露光部を除去する。このようにすると、図1
6Aに示すように、また、図16Bにその拡大図を示す
ように、ガラス原盤110上のフォトレジスト113
に、透孔が穿設され、微細凹凸115が形成される。
【0009】図17に示すように、フォトレジスト11
3により所定のパターンの微細凹凸115を形成した
後、ガラス原盤110上に、ニッケルメッキ118を施
し、その後、ニッケルメッキ118を剥離して、図18
に示すように、微細凹凸が転写されたスタンパー119
が形成される。
3により所定のパターンの微細凹凸115を形成した
後、ガラス原盤110上に、ニッケルメッキ118を施
し、その後、ニッケルメッキ118を剥離して、図18
に示すように、微細凹凸が転写されたスタンパー119
が形成される。
【0010】このようにして、図11に示す光学記録媒
体を構成する基板101上に形成する情報記録層104
を構成する微細凹凸103を転写するためのスタンパー
が作製される。
体を構成する基板101上に形成する情報記録層104
を構成する微細凹凸103を転写するためのスタンパー
が作製される。
【0011】上述のようにして作製したスタンパー11
9を用いて、図19に示すように、基板101を射出成
型するか、あるいは基板上に形成すた光硬化性樹脂上に
プレスして露光硬化する2P法(フォトポリマリゼイシ
ョン法)によって、スタンパー119の微細凹凸の転写
を行い、図20に示すように、スタンパー119を剥離
し、基板101を作製する。
9を用いて、図19に示すように、基板101を射出成
型するか、あるいは基板上に形成すた光硬化性樹脂上に
プレスして露光硬化する2P法(フォトポリマリゼイシ
ョン法)によって、スタンパー119の微細凹凸の転写
を行い、図20に示すように、スタンパー119を剥離
し、基板101を作製する。
【0012】その後、図11に示すように、微細凹凸1
02上にAl等の反射膜を積層して情報記録層104を
形成する。更に、この情報記録層104上に光硬化性樹
脂等により保護膜105を形成して目的とする光学記録
媒体を作製することができる。
02上にAl等の反射膜を積層して情報記録層104を
形成する。更に、この情報記録層104上に光硬化性樹
脂等により保護膜105を形成して目的とする光学記録
媒体を作製することができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】近年、携帯用情報機器
の、より小型軽量化が望まれている。これにより、CD
や、CDと同じディスク型の記録媒体で、情報の記録お
よび再生が可能な、いわゆるミニ・ディスク(以下、単
にMDという)等の光磁気ディスクについても、既存の
記録容量を維持したまま、これらの寸法を小型化するこ
とが望まれている。
の、より小型軽量化が望まれている。これにより、CD
や、CDと同じディスク型の記録媒体で、情報の記録お
よび再生が可能な、いわゆるミニ・ディスク(以下、単
にMDという)等の光磁気ディスクについても、既存の
記録容量を維持したまま、これらの寸法を小型化するこ
とが望まれている。
【0014】しかしながら、CDを、既存の記録容量す
なわち、基板の一主面に650MBの容量のディジタル
情報量を維持したまま、この寸法を従来の1/4、すな
わち、直径3cm程度の光ディスクとすると、上記微細
凹凸のピット列のトラックピッチを約0.4μm、最短
のピット長を約0.21μmとすることが必要となる。
このように微細なピットパターンは、従来のCD製造装
置によっては、形成することは難しい。また、MD等に
ついても上述と同様に、トラッキング・ガイド用のグル
ーブ等の微細凹凸のパターンを、トラックピッチを約
0.4μmに形成することは、従来のMD製造装置によ
っては難しい。
なわち、基板の一主面に650MBの容量のディジタル
情報量を維持したまま、この寸法を従来の1/4、すな
わち、直径3cm程度の光ディスクとすると、上記微細
凹凸のピット列のトラックピッチを約0.4μm、最短
のピット長を約0.21μmとすることが必要となる。
このように微細なピットパターンは、従来のCD製造装
置によっては、形成することは難しい。また、MD等に
ついても上述と同様に、トラッキング・ガイド用のグル
ーブ等の微細凹凸のパターンを、トラックピッチを約
0.4μmに形成することは、従来のMD製造装置によ
っては難しい。
【0015】そこで、本発明においては、光ディスクの
容量を維持したまま、光ディスクの小型化を実現するべ
く、記録情報、あるいはトラッキング・ガイドを形成す
る微細凹凸のパターンをより微細に形成した光学記録媒
体と、光学記録媒体の製造方法およびこれに用いる光学
記録媒体の製造装置を提供する。
容量を維持したまま、光ディスクの小型化を実現するべ
く、記録情報、あるいはトラッキング・ガイドを形成す
る微細凹凸のパターンをより微細に形成した光学記録媒
体と、光学記録媒体の製造方法およびこれに用いる光学
記録媒体の製造装置を提供する。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の光学記録媒体
は、基板の少なくとも一主面に、微細凹凸を有する情報
記録層を有し、情報記録層によって情報の記録、あるい
は再生を行うことのできる円板状の光学記録媒体であ
り、外径が直径20〜40mm、トラックピッチが、
0.1〜0.5μmであるものとする。
は、基板の少なくとも一主面に、微細凹凸を有する情報
記録層を有し、情報記録層によって情報の記録、あるい
は再生を行うことのできる円板状の光学記録媒体であ
り、外径が直径20〜40mm、トラックピッチが、
0.1〜0.5μmであるものとする。
【0017】本発明の光学記録媒体は、原盤上に、フォ
トリソグラフィーにより所要のパターンを形成してパタ
ーンマスク板を形成し、基板材上に、フォトレジストを
塗布し、パターンマスク板に形成されたパターンを、1
/n(1<n)に縮小して、基板材上にフォトリソグラ
フィーにより転写する縮小露光を行うことにより作製さ
れる。
トリソグラフィーにより所要のパターンを形成してパタ
ーンマスク板を形成し、基板材上に、フォトレジストを
塗布し、パターンマスク板に形成されたパターンを、1
/n(1<n)に縮小して、基板材上にフォトリソグラ
フィーにより転写する縮小露光を行うことにより作製さ
れる。
【0018】また、上述の本発明の光学記録媒体を作製
するために用いる装置は、光出射装置と、光出射装置か
らの出射光を、原盤上に、フォトリソグラフィーにより
所要のパターンを形成したパターンマスク板に照射する
光照射装置と、パターンマスク板のパターンを被露光体
に縮小投影する縮小レンズを搭載した縮小投影露光装置
とを有するものとする。
するために用いる装置は、光出射装置と、光出射装置か
らの出射光を、原盤上に、フォトリソグラフィーにより
所要のパターンを形成したパターンマスク板に照射する
光照射装置と、パターンマスク板のパターンを被露光体
に縮小投影する縮小レンズを搭載した縮小投影露光装置
とを有するものとする。
【0019】すなわち、本発明においては、縮小露光に
よって従来の光学記録媒体よりも、ピット、グルーブの
微細凹凸のパターンをより微細に形成するものであっ
て、従来の記録容量を確保したまま、小型の光学記録媒
体を作製する。
よって従来の光学記録媒体よりも、ピット、グルーブの
微細凹凸のパターンをより微細に形成するものであっ
て、従来の記録容量を確保したまま、小型の光学記録媒
体を作製する。
【0020】更に、本発明では、縮小投影露光装置の縮
小投影装置からの露光光の集光スポットと、基板材との
相対的な位置関係を、変化させて、基板材の所定の位置
に、それぞれパターン露光を行って、多数の光学記録媒
体の基板を作製することができるため、一枚の基板材か
ら、複数の光学記録媒体を作製する。
小投影装置からの露光光の集光スポットと、基板材との
相対的な位置関係を、変化させて、基板材の所定の位置
に、それぞれパターン露光を行って、多数の光学記録媒
体の基板を作製することができるため、一枚の基板材か
ら、複数の光学記録媒体を作製する。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の光学記録媒体は、基板の
少なくとも一主面に、光学記録媒体の情報記録層を構成
するピット、グルーブの微細凹凸を有するものであっ
て、光学的ピックアップ、磁気ヘッド、あるいはそれら
の複合された光学ヘッドで情報の記録、あるいは再生を
行うことのできる円板状の光学記録媒体であり、外径が
直径20〜40mmであり、ピットまたはグルーブのト
ラックピッチが、0.1〜0.5μmの範囲にあるもの
である。
少なくとも一主面に、光学記録媒体の情報記録層を構成
するピット、グルーブの微細凹凸を有するものであっ
て、光学的ピックアップ、磁気ヘッド、あるいはそれら
の複合された光学ヘッドで情報の記録、あるいは再生を
行うことのできる円板状の光学記録媒体であり、外径が
直径20〜40mmであり、ピットまたはグルーブのト
ラックピッチが、0.1〜0.5μmの範囲にあるもの
である。
【0022】この光学記録媒体は、原盤上に、フォトリ
ソグラフィーにより所要のパターンを形成してパターン
マスクを形成する工程と、パターンマスクのパターン
を、1/nに縮小して、基板材上にフォトリソグラフィ
ーにより転写する工程により、作製することができる。
ソグラフィーにより所要のパターンを形成してパターン
マスクを形成する工程と、パターンマスクのパターン
を、1/nに縮小して、基板材上にフォトリソグラフィ
ーにより転写する工程により、作製することができる。
【0023】以下においては、光照射により情報の記
録、再生、書換えを行うことのできる光ディスクを得る
場合について説明するが、本発明はこの例に限定される
ものではなく、再生専用の光ディスク、その他各種光学
記録媒体に適用することができる。以下、本発明の光学
記録媒体とその製造方法を一例を挙げて説明するが、本
発明は、以下に示す光学記録媒体やその製造方法に限定
されるものではない。
録、再生、書換えを行うことのできる光ディスクを得る
場合について説明するが、本発明はこの例に限定される
ものではなく、再生専用の光ディスク、その他各種光学
記録媒体に適用することができる。以下、本発明の光学
記録媒体とその製造方法を一例を挙げて説明するが、本
発明は、以下に示す光学記録媒体やその製造方法に限定
されるものではない。
【0024】以下の例においては、基板の一主面に光学
記録媒体の情報記録層を構成するピット、グルーブの微
細凹凸を有し、情報の記録、あるいは再生を行うことの
できる円板状の光学記録媒体であって、外径が直径30
mmであり、厚さが1.2mmで、ピットまたはグルー
ブのトラックピッチが0.4μmに形成された光学記録
媒体を作製する場合について説明するが、光学記録媒体
の直径については、20〜40mmの大きさのものを適
宜作製することができ、また、光学記録媒体の厚さにつ
いても同様の各種寸法を選定することができ、本発明
は、以下に示す寸法の光ディスクを得る場合に限定され
るものではない。また、ピットまたはグルーブのトラッ
クピッチについても、以下に説明する縮小露光工程にお
ける縮小倍率や、投影するトラックピッチの大きさによ
って0.1〜0.5μmの範囲で適宜調整が可能であっ
て、以下に示す縮小倍率や、投影するトラックピッチの
大きさに限定されるものではない。
記録媒体の情報記録層を構成するピット、グルーブの微
細凹凸を有し、情報の記録、あるいは再生を行うことの
できる円板状の光学記録媒体であって、外径が直径30
mmであり、厚さが1.2mmで、ピットまたはグルー
ブのトラックピッチが0.4μmに形成された光学記録
媒体を作製する場合について説明するが、光学記録媒体
の直径については、20〜40mmの大きさのものを適
宜作製することができ、また、光学記録媒体の厚さにつ
いても同様の各種寸法を選定することができ、本発明
は、以下に示す寸法の光ディスクを得る場合に限定され
るものではない。また、ピットまたはグルーブのトラッ
クピッチについても、以下に説明する縮小露光工程にお
ける縮小倍率や、投影するトラックピッチの大きさによ
って0.1〜0.5μmの範囲で適宜調整が可能であっ
て、以下に示す縮小倍率や、投影するトラックピッチの
大きさに限定されるものではない。
【0025】図1に示すように、例えば円形、あるいは
正方形に成型された、例えば石英ガラスの原盤10上
に、例えばクロム等の金属膜11を成膜する。この金属
膜11上には、例えば従来のCD(Compact D
isc)、DVD(Digital Versatil
e Disc)等の光ディスクの作製に適用することが
できるレーザービームレコーダーから出射されるレーザ
ー光の露光波長、すなわち、波長が413nm、351
nmのレーザー光に対して露光されるフォトレジスト1
2を成膜する。
正方形に成型された、例えば石英ガラスの原盤10上
に、例えばクロム等の金属膜11を成膜する。この金属
膜11上には、例えば従来のCD(Compact D
isc)、DVD(Digital Versatil
e Disc)等の光ディスクの作製に適用することが
できるレーザービームレコーダーから出射されるレーザ
ー光の露光波長、すなわち、波長が413nm、351
nmのレーザー光に対して露光されるフォトレジスト1
2を成膜する。
【0026】図2に示すように、レーザービームレコー
ダー13から、所定の波長、例えば413nm、351
nmのレーザー光L1 を出射し、ミラー14によりレー
ザー光L1 の方向を調整して、対物レンズ15によりフ
ォトレジスト12上に集光させ、フォトリソグラフィー
により、ピット、グルーブ状の、所要のパターンの潜像
を形成する。次に、例えばアルカリ現像液により現像を
行い、フォトレジスト12を所定のパターンに形成す
る。
ダー13から、所定の波長、例えば413nm、351
nmのレーザー光L1 を出射し、ミラー14によりレー
ザー光L1 の方向を調整して、対物レンズ15によりフ
ォトレジスト12上に集光させ、フォトリソグラフィー
により、ピット、グルーブ状の、所要のパターンの潜像
を形成する。次に、例えばアルカリ現像液により現像を
行い、フォトレジスト12を所定のパターンに形成す
る。
【0027】前述のようにフォトレジスト12に所定の
パターンを形成した後、このフォトレジストのパターン
をマスクとして、金属膜11のエッチングを行う。その
後、フォトレジストを除去し、図3に示すように、原盤
10上に、金属膜のパターン11aが形成されたパター
ンマスク板20を形成する。この、金属膜のパターン1
1aは、原盤10の半径24〜58mmに範囲に、トラ
ックピッチを例えば1.6μm程度に形成する。
パターンを形成した後、このフォトレジストのパターン
をマスクとして、金属膜11のエッチングを行う。その
後、フォトレジストを除去し、図3に示すように、原盤
10上に、金属膜のパターン11aが形成されたパター
ンマスク板20を形成する。この、金属膜のパターン1
1aは、原盤10の半径24〜58mmに範囲に、トラ
ックピッチを例えば1.6μm程度に形成する。
【0028】次に、パターンマスク板20のパターン
を、縮小投影露光装置により、1/nに縮小して、光学
記録媒体を構成する基板の元となる基板材上にフォトリ
ソグラフィーにより転写する。図4に、本発明の光学記
録媒体の製造装置の要部である縮小投影露光装置50の
概略図を示す。この縮小投影露光装置50は、例えば、
KrFエキシマレーザーを出射する光出射装置21と、
出射レーザー光をパターンマスク板20に照射する光照
射装置22と、例えば開口数N.A.が0.65、フィ
ールドサイズが、直径30mmのレンズである縮小レン
ズ(図示せず)を搭載した縮小投影装置23と、被露光
体である基板材30を載置する基台24より成る。この
基台24は、パターンマスク板20と、露光光の集光ス
ポットと、基板材30との相対位置を調整することがで
きるように、基台24の面方向および法線方向のいずれ
にも移動することができるようにされている。
を、縮小投影露光装置により、1/nに縮小して、光学
記録媒体を構成する基板の元となる基板材上にフォトリ
ソグラフィーにより転写する。図4に、本発明の光学記
録媒体の製造装置の要部である縮小投影露光装置50の
概略図を示す。この縮小投影露光装置50は、例えば、
KrFエキシマレーザーを出射する光出射装置21と、
出射レーザー光をパターンマスク板20に照射する光照
射装置22と、例えば開口数N.A.が0.65、フィ
ールドサイズが、直径30mmのレンズである縮小レン
ズ(図示せず)を搭載した縮小投影装置23と、被露光
体である基板材30を載置する基台24より成る。この
基台24は、パターンマスク板20と、露光光の集光ス
ポットと、基板材30との相対位置を調整することがで
きるように、基台24の面方向および法線方向のいずれ
にも移動することができるようにされている。
【0029】図4に示した縮小投影露光装置50を用い
て、パターンマスク板20のパターンを縮小して、基板
材上にフォトリソグラフィーにより転写する工程を、以
下に説明する。
て、パターンマスク板20のパターンを縮小して、基板
材上にフォトリソグラフィーにより転写する工程を、以
下に説明する。
【0030】先ず、例えば直径が200mm(8イン
チ)、厚さが0.5〜2mm、例えば1.2mmの円板
状の、例えばシリコンよりなる基板材30上に、露光光
の波長に対して好適なフォトレジスト31を、例えば
0.1μm程度の厚さに均一に塗布する。
チ)、厚さが0.5〜2mm、例えば1.2mmの円板
状の、例えばシリコンよりなる基板材30上に、露光光
の波長に対して好適なフォトレジスト31を、例えば
0.1μm程度の厚さに均一に塗布する。
【0031】その後、基板材30を基台24上に載置す
る。この基板材30のパターンマスク板20との相対的
な位置関係は、基台24を上下方向、あるいは面方向に
移動させることにより調整する。
る。この基板材30のパターンマスク板20との相対的
な位置関係は、基台24を上下方向、あるいは面方向に
移動させることにより調整する。
【0032】光出射装置21から、例えば、波長248
nmのKrFエキシマレーザー光L2 を出射し、光照射
装置22により、パターンマスク板20に照射する。
nmのKrFエキシマレーザー光L2 を出射し、光照射
装置22により、パターンマスク板20に照射する。
【0033】所定のパターンが形成されたパターンマス
ク板20を通過したレーザー光L2は、縮小投影装置2
3を介して基板材30上に集光させる。すなわち、パタ
ーンマスク板20に形成されたパターンが、基板材30
上のフォトレジスト31に、所定の倍率、例えば1/4
に縮小して投影され、露光が行われる。このように、1
/4に縮小して投影露光を行うと、パターンマスク板2
0に形成された所定のパターンのトラックピッチを1.
6μm程度とすると、基板材30上には、トラックピッ
チが、0.4μm程度の微細なパターンを形成すること
ができる。
ク板20を通過したレーザー光L2は、縮小投影装置2
3を介して基板材30上に集光させる。すなわち、パタ
ーンマスク板20に形成されたパターンが、基板材30
上のフォトレジスト31に、所定の倍率、例えば1/4
に縮小して投影され、露光が行われる。このように、1
/4に縮小して投影露光を行うと、パターンマスク板2
0に形成された所定のパターンのトラックピッチを1.
6μm程度とすると、基板材30上には、トラックピッ
チが、0.4μm程度の微細なパターンを形成すること
ができる。
【0034】次に、図5に示すように、基台24を基板
材30の面方向に移動させることにより、露光光の集光
スポットと、基板材30との相対位置を順次変化させ、
基板材30上のフォトレジスト31に、パターンマスク
板20に形成されたパターンを例えば1/4に縮小し
て、複数のパターンを順次投影させ、それぞれ露光を行
う。このとき、上述のように、直径は200mmの基板
材30を用いて、ここから例えば直径30mmの光ディ
スク用の基板を作製する場合、例えば約19回投影する
ことができる。
材30の面方向に移動させることにより、露光光の集光
スポットと、基板材30との相対位置を順次変化させ、
基板材30上のフォトレジスト31に、パターンマスク
板20に形成されたパターンを例えば1/4に縮小し
て、複数のパターンを順次投影させ、それぞれ露光を行
う。このとき、上述のように、直径は200mmの基板
材30を用いて、ここから例えば直径30mmの光ディ
スク用の基板を作製する場合、例えば約19回投影する
ことができる。
【0035】前述したように、フォトレジスト31を露
光した後、例えばアルカリ現像液により現像を行い、図
6に示すようにフォトレジスト31により所定にパター
ンを形成する。
光した後、例えばアルカリ現像液により現像を行い、図
6に示すようにフォトレジスト31により所定にパター
ンを形成する。
【0036】次に、図7に示すように、フォトレジスト
のパターンをマスクとして、ドライエッチングを行い、
所望の深さ、例えば0.03〜0.3μmの深さの微細
凹凸32のパターンを基板材30に形成し、その後フォ
トレジスト31を除去する。これにより、例えば直径2
00mmのシリコンの基板材30に、複数の、例えば直
径30mmの光学記録媒体の基板が形成される。
のパターンをマスクとして、ドライエッチングを行い、
所望の深さ、例えば0.03〜0.3μmの深さの微細
凹凸32のパターンを基板材30に形成し、その後フォ
トレジスト31を除去する。これにより、例えば直径2
00mmのシリコンの基板材30に、複数の、例えば直
径30mmの光学記録媒体の基板が形成される。
【0037】次に、図8に示すように、基板材30上に
形成された微細凹凸32上に、相変化材料を含む記録再
生可能な光ディスクに適用される材料膜40を順次積層
して情報記録層70を形成する。材料膜40は、図8に
示す反射膜33,第1の誘電体保護層34,相変化膜3
5,第2の誘電体保護層36よりなるものとする。すな
わち、微細凹凸32上に順次、反射膜33例えばAl,
第1の誘電体保護層34例えばZnS−SiO2 ,相変
化膜35例えばGeSbTe,第2の誘電体保護膜36
例えばZnS−SiO2 を、それぞれスパッタリングに
より積層形成して光学記録媒体の情報記録層70を形成
する。
形成された微細凹凸32上に、相変化材料を含む記録再
生可能な光ディスクに適用される材料膜40を順次積層
して情報記録層70を形成する。材料膜40は、図8に
示す反射膜33,第1の誘電体保護層34,相変化膜3
5,第2の誘電体保護層36よりなるものとする。すな
わち、微細凹凸32上に順次、反射膜33例えばAl,
第1の誘電体保護層34例えばZnS−SiO2 ,相変
化膜35例えばGeSbTe,第2の誘電体保護膜36
例えばZnS−SiO2 を、それぞれスパッタリングに
より積層形成して光学記録媒体の情報記録層70を形成
する。
【0038】次に、図9に示すように、材料膜40上
に、例えば液状光硬化性樹脂により、保護膜37を材料
膜40を保護し、また高N.A.の記録再生用光学ピッ
クアップに対応して好適な厚さに、例えば50μmの厚
さに形成する。
に、例えば液状光硬化性樹脂により、保護膜37を材料
膜40を保護し、また高N.A.の記録再生用光学ピッ
クアップに対応して好適な厚さに、例えば50μmの厚
さに形成する。
【0039】次に、図10に示すように、例えば直径2
00mmのシリコンの基板材30から、直径30mmの
光学記録媒体60を切り出す。その後、光学記録媒体の
端面の処理を行い、側面を滑らかにし、最終的に目的と
する記録再生可能な直径30mmの小型の相変化型の光
ディスクを作製することができる。なお、このようにし
て作製された光学記録媒体の記録又は再生は、上記保護
膜37を通じて、高N.A.の光学ピックアップにより
行われる。
00mmのシリコンの基板材30から、直径30mmの
光学記録媒体60を切り出す。その後、光学記録媒体の
端面の処理を行い、側面を滑らかにし、最終的に目的と
する記録再生可能な直径30mmの小型の相変化型の光
ディスクを作製することができる。なお、このようにし
て作製された光学記録媒体の記録又は再生は、上記保護
膜37を通じて、高N.A.の光学ピックアップにより
行われる。
【0040】上述のようにして作製した記録と再生の双
方可能な光ディスクの記録容量を、DVD−RAM(R
andom Access Memory)を基準にし
て比較する。DVD−RAMは、GeSbTe系の相変
化膜を有し、波長が650nmの赤色半導体レーザーに
より記録、再生が可能な光ディスクである。このDVD
−RAMには、直径120mmのディスクに2.6GB
の記録情報が収められている。また、トラックピッチは
0.74μmであり、情報記録部を構成する微細凹凸の
ランド、グルーブの双方に記録可能な構成を有してい
る。また、最短のマーク長は0.61μmである。光学
ピックアップのレーザー光の波長λは650nmで、対
物レンズの開口数N.A.は0.6であり、光ディスク
上の集光スポットサイズをλ/N.A.により近似する
と、1.08μmとなる。
方可能な光ディスクの記録容量を、DVD−RAM(R
andom Access Memory)を基準にし
て比較する。DVD−RAMは、GeSbTe系の相変
化膜を有し、波長が650nmの赤色半導体レーザーに
より記録、再生が可能な光ディスクである。このDVD
−RAMには、直径120mmのディスクに2.6GB
の記録情報が収められている。また、トラックピッチは
0.74μmであり、情報記録部を構成する微細凹凸の
ランド、グルーブの双方に記録可能な構成を有してい
る。また、最短のマーク長は0.61μmである。光学
ピックアップのレーザー光の波長λは650nmで、対
物レンズの開口数N.A.は0.6であり、光ディスク
上の集光スポットサイズをλ/N.A.により近似する
と、1.08μmとなる。
【0041】これに対し、上述した実施例における本発
明の光学記録媒体であって、相変化型の光ディスクにお
いては、DVD−RAMと同様にランド、グルーブの双
方に記録可能な構成とすると、トラックピッチは約0.
2μmである。また、将来実現される光学ピックアップ
の短波長化、および高N.A.化を見込んで、例えば光
学ピックアップのレーザー光の波長λを400nmと
し、N.A.を0.90とすると、集光スポットサイズ
は0.44μmとなる。DVD−RAMのマーク長から
単純にこのサイズ比の分だけ最短マーク長が縮小される
とすると、最短マーク長は0.25μmとなる。
明の光学記録媒体であって、相変化型の光ディスクにお
いては、DVD−RAMと同様にランド、グルーブの双
方に記録可能な構成とすると、トラックピッチは約0.
2μmである。また、将来実現される光学ピックアップ
の短波長化、および高N.A.化を見込んで、例えば光
学ピックアップのレーザー光の波長λを400nmと
し、N.A.を0.90とすると、集光スポットサイズ
は0.44μmとなる。DVD−RAMのマーク長から
単純にこのサイズ比の分だけ最短マーク長が縮小される
とすると、最短マーク長は0.25μmとなる。
【0042】上述したように、トラックピッチおよび最
短マーク長を従来のものと比較すると、上述した実施例
における本発明の光ディスクは、DVD−RAMに比べ
て約9.1倍の面密度を有することになる。また、上述
した実施例における本発明の光ディスクは、直径30m
mであり、従来の光ディスクを1/4に縮小したもので
あるから、面積比では1/16となる。このことから、
上述した実施例における本発明の光ディスクの記録容量
は、〔2.6(GB)×9.1〕/16=約1.5(G
B)となる。
短マーク長を従来のものと比較すると、上述した実施例
における本発明の光ディスクは、DVD−RAMに比べ
て約9.1倍の面密度を有することになる。また、上述
した実施例における本発明の光ディスクは、直径30m
mであり、従来の光ディスクを1/4に縮小したもので
あるから、面積比では1/16となる。このことから、
上述した実施例における本発明の光ディスクの記録容量
は、〔2.6(GB)×9.1〕/16=約1.5(G
B)となる。
【0043】一方、再生専用の光ディスクについては、
従来のDVD−ROM(ReadOnly Memor
y)を基準にして比較する。DVD−ROMは、波長が
650nmの赤色半導体レーザーにより再生が可能な光
ディスクである。このDVD−ROMは、トラックピッ
チは0.74μmであり、最短のピット長は0.4μm
で、直径120mmのディスクに4.7GBの記録容量
を有する。
従来のDVD−ROM(ReadOnly Memor
y)を基準にして比較する。DVD−ROMは、波長が
650nmの赤色半導体レーザーにより再生が可能な光
ディスクである。このDVD−ROMは、トラックピッ
チは0.74μmであり、最短のピット長は0.4μm
で、直径120mmのディスクに4.7GBの記録容量
を有する。
【0044】本発明の実施例における光ディスクにおい
ては、トラックピッチ0.4μm、最短ピット長を0.
2μmに形成することができるため、DVD−ROMに
比べて約3.7倍の面密度を有することになる。また、
上述した実施例における本発明の光ディスクは、直径3
0mmであり、従来の光ディスクを1/4に縮小したも
のであるから、面積比では1/16となる。このことか
ら、上述した実施例における本発明の光ディスクの記録
容量は、〔4.7(GB)×3.7〕/16=約1(G
B)となる。
ては、トラックピッチ0.4μm、最短ピット長を0.
2μmに形成することができるため、DVD−ROMに
比べて約3.7倍の面密度を有することになる。また、
上述した実施例における本発明の光ディスクは、直径3
0mmであり、従来の光ディスクを1/4に縮小したも
のであるから、面積比では1/16となる。このことか
ら、上述した実施例における本発明の光ディスクの記録
容量は、〔4.7(GB)×3.7〕/16=約1(G
B)となる。
【0045】上述したように、本発明の本実施例におい
ては、記録、再生が可能な記録容量が1.5GBの光デ
ィスク、および再生専用で記録容量が1GBの光ディス
クを得ることができる。
ては、記録、再生が可能な記録容量が1.5GBの光デ
ィスク、および再生専用で記録容量が1GBの光ディス
クを得ることができる。
【0046】上述の実施例においては、所定のパターン
が形成されたパターンマスク板20を通過したレーザー
光L2 が、縮小投影装置23を介して基板材30上に集
光して、パターンマスク板20に形成されたパターンの
縮小投影を行う場合について説明したが、本発明はこの
例に限定されるものではなく、更に半導体リソグラフィ
で実用化されつつある位相シフトマスク技術、例えばレ
ベンソン型位相シフト方式を適用すれば、さらに微細な
パターンの縮小投影露光することが可能となる。すなわ
ち、パターンマスク板20と、所定のパターンを形成し
た位相シフトマスクを積層して、これにより縮小露光を
行う場合についても適用できる。この場合、位相シフト
マスクによる光の干渉を利用することができ、この影響
により上記実施例の、パターンマスク板20のみを使用
した場合よりも更に1/2以下程度微細化されたパター
ンの縮小投影露光が可能となる。すなわち、上述した実
施例においては、トラックピッチを0.1μm〜0.2
μm程度にすることができる。これにより、従来の光学
記録媒体の情報記録層を構成するピット、グルーブの微
細凹凸をより微細化して形成することができるので、従
来の記録容量を保持したまま、より小型の光学記録媒体
を得ることができる。
が形成されたパターンマスク板20を通過したレーザー
光L2 が、縮小投影装置23を介して基板材30上に集
光して、パターンマスク板20に形成されたパターンの
縮小投影を行う場合について説明したが、本発明はこの
例に限定されるものではなく、更に半導体リソグラフィ
で実用化されつつある位相シフトマスク技術、例えばレ
ベンソン型位相シフト方式を適用すれば、さらに微細な
パターンの縮小投影露光することが可能となる。すなわ
ち、パターンマスク板20と、所定のパターンを形成し
た位相シフトマスクを積層して、これにより縮小露光を
行う場合についても適用できる。この場合、位相シフト
マスクによる光の干渉を利用することができ、この影響
により上記実施例の、パターンマスク板20のみを使用
した場合よりも更に1/2以下程度微細化されたパター
ンの縮小投影露光が可能となる。すなわち、上述した実
施例においては、トラックピッチを0.1μm〜0.2
μm程度にすることができる。これにより、従来の光学
記録媒体の情報記録層を構成するピット、グルーブの微
細凹凸をより微細化して形成することができるので、従
来の記録容量を保持したまま、より小型の光学記録媒体
を得ることができる。
【0047】上述の実施例においては、図9に示すよう
に、光学記録媒体を構成する基板上に形成された微細凹
凸のパターンに、相変化材料を含む材料膜40を形成し
た構成の、いわゆる記録と再生が可能な光学記録媒体を
得る場合について説明したが、本発明はこの例に限定さ
れるものではなく、あらかじめ記録情報を構成するピッ
トの上記微細凹凸として形成させ、この上にAl等の金
属を蒸着させて反射膜を形成した構成の、いわゆる再生
専用の光ディスクを得る場合についても適用することが
でき、上述した実施例と同様に、従来の光学記録媒体の
有する記録容量を保持したまま、小型の光学記録媒体を
作製することができる。この場合、従来の光ディスクに
おいては、最短ピット長は0.8μm程度に形成される
ため、本発明の本実施例の縮小投影露光を行うことによ
り、最短ピット長を、1/4程度の縮小することがで
き、0.2μm程度に形成することができる。
に、光学記録媒体を構成する基板上に形成された微細凹
凸のパターンに、相変化材料を含む材料膜40を形成し
た構成の、いわゆる記録と再生が可能な光学記録媒体を
得る場合について説明したが、本発明はこの例に限定さ
れるものではなく、あらかじめ記録情報を構成するピッ
トの上記微細凹凸として形成させ、この上にAl等の金
属を蒸着させて反射膜を形成した構成の、いわゆる再生
専用の光ディスクを得る場合についても適用することが
でき、上述した実施例と同様に、従来の光学記録媒体の
有する記録容量を保持したまま、小型の光学記録媒体を
作製することができる。この場合、従来の光ディスクに
おいては、最短ピット長は0.8μm程度に形成される
ため、本発明の本実施例の縮小投影露光を行うことによ
り、最短ピット長を、1/4程度の縮小することがで
き、0.2μm程度に形成することができる。
【0048】また、本発明の光学記録媒体は、材料膜と
して相変化材料を形成する場合に限定されることなく、
GdFeCo系材料、PtCo系材料等、光磁気材料膜
を形成することによって、記録と再生が可能な光磁気デ
ィスクを作製する場合についても適用することができ
る。
して相変化材料を形成する場合に限定されることなく、
GdFeCo系材料、PtCo系材料等、光磁気材料膜
を形成することによって、記録と再生が可能な光磁気デ
ィスクを作製する場合についても適用することができ
る。
【0049】上述の実施例においては、微細凹凸を有す
る情報記録層が1層形成されているいわゆる単層構造の
光学記録媒体を作製する場合について説明したが、本発
明はこの実施例に限定されるものではなく、本発明方法
により作製することができる基板を2層以上積層した構
造の、多層構造の光学記録媒体を作製する場合について
も適用することができる。
る情報記録層が1層形成されているいわゆる単層構造の
光学記録媒体を作製する場合について説明したが、本発
明はこの実施例に限定されるものではなく、本発明方法
により作製することができる基板を2層以上積層した構
造の、多層構造の光学記録媒体を作製する場合について
も適用することができる。
【0050】上述の実施例においては、シリコン基板材
30上にフォトレジスト31を塗布し、この基板材30
上に、所定のパターンを縮小露光した後、これを現像
し、所定のパターンの微細凹凸を形成して、この微細凹
凸上に材料膜40を形成し、この材料膜40上に保護膜
37を形成し、その後、このシリコン基板材30から所
要の大きさに切り出して最終的に目的とする小型の光デ
ィスクを作製する場合について説明したが、本発明は、
この例に限定されるものではない。
30上にフォトレジスト31を塗布し、この基板材30
上に、所定のパターンを縮小露光した後、これを現像
し、所定のパターンの微細凹凸を形成して、この微細凹
凸上に材料膜40を形成し、この材料膜40上に保護膜
37を形成し、その後、このシリコン基板材30から所
要の大きさに切り出して最終的に目的とする小型の光デ
ィスクを作製する場合について説明したが、本発明は、
この例に限定されるものではない。
【0051】すなわち、上述の実施例において、図4お
よび図5に示して説明したように、基板材30上に所定
のパターンを縮小露光した後、図6に示すように現像を
行い、その後、図7に示すようにエッチングを行い、そ
の後フォトレジスト31の除去を行って、微細凹凸32
の形成を行った後、この基板材30に形成した微細凹凸
32上に、例えばニッケルメッキを施して、ニッケルス
タンパーを形成し、この所定のパターンが形成されたス
タンパーを用いて、ポリカーボネート等の光透過性樹脂
の射出成型や、フォトポリマリゼーション法いわゆる2
P法により、所定のパターンの微細凹凸を転写して、そ
の後、上述と同様の方法により、光学記録媒体を切り出
して作製する場合についても適用することができる。こ
の場合も、上述した実施例と同様に、従来の光学記録媒
体の情報記録層を構成するピット、グルーブの微細凹凸
をより微細化して形成することができるので、従来の記
録容量を保持したまま、より小型の光学記録媒体を得る
ことができる。
よび図5に示して説明したように、基板材30上に所定
のパターンを縮小露光した後、図6に示すように現像を
行い、その後、図7に示すようにエッチングを行い、そ
の後フォトレジスト31の除去を行って、微細凹凸32
の形成を行った後、この基板材30に形成した微細凹凸
32上に、例えばニッケルメッキを施して、ニッケルス
タンパーを形成し、この所定のパターンが形成されたス
タンパーを用いて、ポリカーボネート等の光透過性樹脂
の射出成型や、フォトポリマリゼーション法いわゆる2
P法により、所定のパターンの微細凹凸を転写して、そ
の後、上述と同様の方法により、光学記録媒体を切り出
して作製する場合についても適用することができる。こ
の場合も、上述した実施例と同様に、従来の光学記録媒
体の情報記録層を構成するピット、グルーブの微細凹凸
をより微細化して形成することができるので、従来の記
録容量を保持したまま、より小型の光学記録媒体を得る
ことができる。
【0052】上述の実施例においては、光学記録媒体を
構成する基板の材料としてシリコンを使用したが、本発
明はこの例に限定されるものではなく、ガラス、Al,
Cu,Ni等の金属材料、その他、ポリカーボネート等
の各種プラスチック等の有機系樹脂も同様に適用するこ
とができる。
構成する基板の材料としてシリコンを使用したが、本発
明はこの例に限定されるものではなく、ガラス、Al,
Cu,Ni等の金属材料、その他、ポリカーボネート等
の各種プラスチック等の有機系樹脂も同様に適用するこ
とができる。
【0053】
【発明の効果】本発明の光学記録媒体および本発明の光
学記録媒体の製造方法によれば、光学記録媒体の情報記
録層を構成する微細凹凸のパターンを、縮小露光を行っ
て形成するものとしたため、より微細に形成することが
でき、これにより、従来の光学記録媒体が有する記録容
量を確保したまま、小型の光学記録媒体を作製すること
ができた。
学記録媒体の製造方法によれば、光学記録媒体の情報記
録層を構成する微細凹凸のパターンを、縮小露光を行っ
て形成するものとしたため、より微細に形成することが
でき、これにより、従来の光学記録媒体が有する記録容
量を確保したまま、小型の光学記録媒体を作製すること
ができた。
【0054】また、本発明の光学記録媒体および本発明
の光学記録媒体の製造装置を用いた光学記録媒体の製造
方法によれば、従来の光ディスクに比して小型の光ディ
スクが得られるため、基板の反り等の変形の低減化を図
ることができ、これにより、回転による面振れを低減す
ることができ、安定した情報の再生あるいは記録を行う
ことができた。また、光ディスクの小型化を図ることが
できたため、携帯用情報機器の一層の小型化、コンパク
ト化、軽量化を図ることができた。
の光学記録媒体の製造装置を用いた光学記録媒体の製造
方法によれば、従来の光ディスクに比して小型の光ディ
スクが得られるため、基板の反り等の変形の低減化を図
ることができ、これにより、回転による面振れを低減す
ることができ、安定した情報の再生あるいは記録を行う
ことができた。また、光ディスクの小型化を図ることが
できたため、携帯用情報機器の一層の小型化、コンパク
ト化、軽量化を図ることができた。
【0055】また、本発明の光学記録媒体の製造方法に
よれば、一枚の基板材上に、露光光のスポットと、基板
材との相対的な位置関係を変化させることにより、複数
回パターン露光を行って、多数の光学記録媒体の基板を
作製することができるため、光学記録媒体の製造工程の
円滑化を図ることができ、これにより光学記録媒体の生
産性の向上を図ることができた。
よれば、一枚の基板材上に、露光光のスポットと、基板
材との相対的な位置関係を変化させることにより、複数
回パターン露光を行って、多数の光学記録媒体の基板を
作製することができるため、光学記録媒体の製造工程の
円滑化を図ることができ、これにより光学記録媒体の生
産性の向上を図ることができた。
【図1】本発明の一例の光学記録媒体の製造工程図を示
す。
す。
【図2】本発明の一例の光学記録媒体の製造工程図を示
す。
す。
【図3】本発明の一例の光学記録媒体の製造工程図を示
す。
す。
【図4】本発明の一例の光学記録媒体の製造に適用する
縮小投影露光装置の概略図を示す。
縮小投影露光装置の概略図を示す。
【図5】縮小投影露光を順次行う状態の概略図を示す。
【図6】本発明の一例の光学記録媒体の製造工程図を示
す。
す。
【図7】本発明の一例の光学記録媒体の製造工程図を示
す。
す。
【図8】本発明の一例の光学記録媒体の製造工程図を示
す。
す。
【図9】本発明の一例の光学記録媒体の製造工程図を示
す。
す。
【図10】本発明の一例の光学記録媒体を、基板材から
切り出す状態の概略図を示す。
切り出す状態の概略図を示す。
【図11】従来の単層構造の光学記録媒体の概略断面図
を示す。
を示す。
【図12】光学記録媒体の原盤の作製工程図を示す。
【図13】光学記録媒体の原盤の作製工程図を示す。
【図14】光学記録媒体の原盤の作製工程図を示す。
【図15】光学記録媒体の原盤の作製工程図を示す。
【図16】A 露光後の原盤の概略斜視図を示す。 B 露光後の原盤に形成された微細凹凸の拡大図を示
す。
す。
【図17】露光後の原盤にニッケルメッキを施した状態
の概略断面図を示す。
の概略断面図を示す。
【図18】スタンパーの概略断面図を示す。
【図19】光学記録媒体の基板にスタンパーにより微細
凹凸を転写する状態図を示す。
凹凸を転写する状態図を示す。
【図20】スタンパーにより微細凹凸を転写した基板の
概略断面図を示す。
概略断面図を示す。
10…原盤、11…金属膜、12…フォトレジスト、1
3…レーザービームレコーダー、14…ミラー、15…
対物レンズ、11a…金属膜パターン、20…パターン
マスク板、21…光出射装置、22…光照射装置、23
…縮小投影装置、24…基台、30…基板材、31…フ
ォトレジスト、32…微細凹凸、33…反射膜、34…
第1の誘電体保護層、35…相変化膜、36…第2の誘
電体保護層、37…保護膜、40…材料膜、50…縮小
投影露光装置、60…光学記録媒体、70…情報記録
層、101…基板、102…微細凹凸、103…反射
膜、104…情報記録層、105…保護膜、110…ガ
ラス原盤、111…回転基台、112…ノズル、113
…フォトレジスト、114…対物レンズ、115…微細
凹凸、118…ニッケルメッキ、119…スタンパー、
125…微細凹凸
3…レーザービームレコーダー、14…ミラー、15…
対物レンズ、11a…金属膜パターン、20…パターン
マスク板、21…光出射装置、22…光照射装置、23
…縮小投影装置、24…基台、30…基板材、31…フ
ォトレジスト、32…微細凹凸、33…反射膜、34…
第1の誘電体保護層、35…相変化膜、36…第2の誘
電体保護層、37…保護膜、40…材料膜、50…縮小
投影露光装置、60…光学記録媒体、70…情報記録
層、101…基板、102…微細凹凸、103…反射
膜、104…情報記録層、105…保護膜、110…ガ
ラス原盤、111…回転基台、112…ノズル、113
…フォトレジスト、114…対物レンズ、115…微細
凹凸、118…ニッケルメッキ、119…スタンパー、
125…微細凹凸
Claims (7)
- 【請求項1】 基板の少なくとも一主面に、微細凹凸を
有する情報記録層が形成され、 上記情報記録層によって情報の記録、あるいは再生を行
うことのできる円板状の光学記録媒体であって、 外径が直径20〜40mmであり、 トラックピッチが、0.1〜0.5μmであることを特
徴とする光学記録媒体。 - 【請求項2】 原盤上に、フォトリソグラフィーにより
所要のパターンを形成してパターンマスク板を形成する
工程と、 基板材上に、フォトレジストを塗布する工程と、 上記パターンマスク板に形成されたパターンを、1/n
(1<n)に縮小して、基板材上にフォトリソグラフィ
ーにより転写する縮小露光工程とを有することを特徴と
する光学記録媒体の製造方法。 - 【請求項3】 光出射装置と、 該光出射装置からの出射光を、原盤上に、フォトリソグ
ラフィーにより所要のパターンを形成したパターンマス
ク板に照射する光照射装置と、 上記パターンマスク板のパターンを被露光体に縮小投影
する縮小レンズを搭載した縮小投影露光装置とを有する
ことを特徴とする光学記録媒体の製造装置。 - 【請求項4】 上記パターンマスク板上に位相シフトマ
スクを積層して、上記縮小露光工程を行うことを特徴と
する請求項2に記載の光学記録媒体の製造方法。 - 【請求項5】 上記nが、n=4であることを特徴とす
る請求項2に記載の光学記録媒体の製造方法。 - 【請求項6】 上記縮小露光工程後、上記基板材上のフ
ォトレジストを現像し、エッチングを行ってパターン化
する工程と、 上記基板材上に材料膜を成膜する工程とを有することを
特徴とする請求項2に記載の光学記録媒体の製造方法。 - 【請求項7】 上記縮小露光工程後、上記基板材上のフ
ォトレジストを現像し、エッチングを行ってパターン化
する工程と、 上記基板材上に、ニッケルメッキを施し、これを剥離し
てスタンパーを形成する工程と、 上記スタンパーに形成されたパターンを光透過性樹脂に
転写する工程とを有することを特徴とする請求項2に記
載の光学記録媒体の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10040456A JPH11238256A (ja) | 1998-02-23 | 1998-02-23 | 光学記録媒体とその製造方法とこれに用いる光学記録媒体の製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10040456A JPH11238256A (ja) | 1998-02-23 | 1998-02-23 | 光学記録媒体とその製造方法とこれに用いる光学記録媒体の製造装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11238256A true JPH11238256A (ja) | 1999-08-31 |
Family
ID=12581156
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10040456A Pending JPH11238256A (ja) | 1998-02-23 | 1998-02-23 | 光学記録媒体とその製造方法とこれに用いる光学記録媒体の製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11238256A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2809857A1 (fr) * | 2000-06-06 | 2001-12-07 | Yves Sennegon | Procede de realisation d'un disque compact de type cd-rom de dimensions reduites |
KR100451951B1 (ko) * | 2002-09-23 | 2004-10-08 | 김진곤 | 위상판 제조방법 및 그 제조장치 |
-
1998
- 1998-02-23 JP JP10040456A patent/JPH11238256A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2809857A1 (fr) * | 2000-06-06 | 2001-12-07 | Yves Sennegon | Procede de realisation d'un disque compact de type cd-rom de dimensions reduites |
KR100451951B1 (ko) * | 2002-09-23 | 2004-10-08 | 김진곤 | 위상판 제조방법 및 그 제조장치 |
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