JPH11236603A - 押出成形方法およびその装置 - Google Patents
押出成形方法およびその装置Info
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- JPH11236603A JPH11236603A JP10041604A JP4160498A JPH11236603A JP H11236603 A JPH11236603 A JP H11236603A JP 10041604 A JP10041604 A JP 10041604A JP 4160498 A JP4160498 A JP 4160498A JP H11236603 A JPH11236603 A JP H11236603A
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- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22F—WORKING METALLIC POWDER; MANUFACTURE OF ARTICLES FROM METALLIC POWDER; MAKING METALLIC POWDER; APPARATUS OR DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR METALLIC POWDER
- B22F3/00—Manufacture of workpieces or articles from metallic powder characterised by the manner of compacting or sintering; Apparatus specially adapted therefor ; Presses and furnaces
- B22F3/20—Manufacture of workpieces or articles from metallic powder characterised by the manner of compacting or sintering; Apparatus specially adapted therefor ; Presses and furnaces by extruding
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22F—WORKING METALLIC POWDER; MANUFACTURE OF ARTICLES FROM METALLIC POWDER; MAKING METALLIC POWDER; APPARATUS OR DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR METALLIC POWDER
- B22F5/00—Manufacture of workpieces or articles from metallic powder characterised by the special shape of the product
- B22F5/10—Manufacture of workpieces or articles from metallic powder characterised by the special shape of the product of articles with cavities or holes, not otherwise provided for in the preceding subgroups
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22F—WORKING METALLIC POWDER; MANUFACTURE OF ARTICLES FROM METALLIC POWDER; MAKING METALLIC POWDER; APPARATUS OR DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR METALLIC POWDER
- B22F5/00—Manufacture of workpieces or articles from metallic powder characterised by the special shape of the product
- B22F2005/001—Cutting tools, earth boring or grinding tool other than table ware
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22F—WORKING METALLIC POWDER; MANUFACTURE OF ARTICLES FROM METALLIC POWDER; MAKING METALLIC POWDER; APPARATUS OR DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR METALLIC POWDER
- B22F5/00—Manufacture of workpieces or articles from metallic powder characterised by the special shape of the product
- B22F2005/004—Article comprising helical form elements
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- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Powder Metallurgy (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 被押出し可塑性混練体を屈曲したダクトを経
て該ダクトの端末に設けたダイスの押出し開口から押出
す押出成形方法において、所要押出圧力の上昇を抑制
し、真直性が高い押出品または焼結品を得る。また、押
出品が螺旋状小孔を有するものである場合、この小孔の
螺旋のリードや位置精度が高い押出品または焼結品を得
る。 【解決手段】 被押出し可塑性混練体を屈曲したダクト
を経て該ダクトの端末に設けたダイスの押出し開口から
押出す押出成形方法において、ダクトの入口と出口の中
心線がなす角を90°未満とし、かつ出口の中心と、ダ
クトの各断面の中心線がなす角度は、前記断面が入口が
出口への移動とともに増加しないものとする。また、屈
曲ダクト内にマンドレルを有する押出し成形装置におい
て、ダクト内空間の可塑性混練体充満空間内にマンドレ
ル用の軸受を設ける。
て該ダクトの端末に設けたダイスの押出し開口から押出
す押出成形方法において、所要押出圧力の上昇を抑制
し、真直性が高い押出品または焼結品を得る。また、押
出品が螺旋状小孔を有するものである場合、この小孔の
螺旋のリードや位置精度が高い押出品または焼結品を得
る。 【解決手段】 被押出し可塑性混練体を屈曲したダクト
を経て該ダクトの端末に設けたダイスの押出し開口から
押出す押出成形方法において、ダクトの入口と出口の中
心線がなす角を90°未満とし、かつ出口の中心と、ダ
クトの各断面の中心線がなす角度は、前記断面が入口が
出口への移動とともに増加しないものとする。また、屈
曲ダクト内にマンドレルを有する押出し成形装置におい
て、ダクト内空間の可塑性混練体充満空間内にマンドレ
ル用の軸受を設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、可塑性混練体を押
出し成形する方法および装置に関し、特に内部に回転マ
ンドレルを有する等の理由で、ダイスの上流へ被押出材
を導入するダクト部分が湾曲等屈曲しているもの、特に
切削油供給孔を有する、いわゆる油孔付ツイストドリル
に代表される一対の螺旋状の小孔を有する工具等の押出
し成形体用の押出成形方法およびその装置に関する。
出し成形する方法および装置に関し、特に内部に回転マ
ンドレルを有する等の理由で、ダイスの上流へ被押出材
を導入するダクト部分が湾曲等屈曲しているもの、特に
切削油供給孔を有する、いわゆる油孔付ツイストドリル
に代表される一対の螺旋状の小孔を有する工具等の押出
し成形体用の押出成形方法およびその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】油孔付ツイストドリルは、軸心の周りに
一対の小孔が螺旋状に連なって設けられているが、次に
述べるようにその製造は困難で高コストである。溶製材
から製造される油孔付ツイストドリル用素材は、短尺の
棒状素材にその軸心の両側に対称状に平行にストレ−ト
の2個の孔をドリルであけた後、この孔に孔形状保持の
ため異種金属を差込み、その状態で所望の断面形状寸法
となるまで引抜き加工した後、孔中の金属を抜取り、該
引抜き材をその孔が所定のリ−ドとなるように機械的に
ねじり加工を加えて製造される。粉末冶金法の場合は高
速度工具鋼等の粉末混練体を押出し成形法により一対の
ストレ−ト孔を有するグリ−ンに押出し成形後、これを
焼結し、さらに前記溶製材と同様に機械的にねじりを与
えて螺旋状の小孔を形成する方法が行われている。
一対の小孔が螺旋状に連なって設けられているが、次に
述べるようにその製造は困難で高コストである。溶製材
から製造される油孔付ツイストドリル用素材は、短尺の
棒状素材にその軸心の両側に対称状に平行にストレ−ト
の2個の孔をドリルであけた後、この孔に孔形状保持の
ため異種金属を差込み、その状態で所望の断面形状寸法
となるまで引抜き加工した後、孔中の金属を抜取り、該
引抜き材をその孔が所定のリ−ドとなるように機械的に
ねじり加工を加えて製造される。粉末冶金法の場合は高
速度工具鋼等の粉末混練体を押出し成形法により一対の
ストレ−ト孔を有するグリ−ンに押出し成形後、これを
焼結し、さらに前記溶製材と同様に機械的にねじりを与
えて螺旋状の小孔を形成する方法が行われている。
【0003】しかし、上述のような、ストレ−トの孔を
有する素材を得た後、機械的にねじりを与える方法は、
この素材を得るまでの工程の上に、さらに高コストのね
じり加工が必要であるから、コスト高となるという問題
点がある。このため、粉末冶金法によるものでは、グリ
−ンの状態で一対の螺旋状小孔を有するように成形する
ことが提案されている。すなわち、特開昭61−227
101号,特開平1−156405号の各公報には、押
出し時にねじりを付与して螺旋状の小孔を有するドリル
用グリ−ンを得る成形方法が開示されている。
有する素材を得た後、機械的にねじりを与える方法は、
この素材を得るまでの工程の上に、さらに高コストのね
じり加工が必要であるから、コスト高となるという問題
点がある。このため、粉末冶金法によるものでは、グリ
−ンの状態で一対の螺旋状小孔を有するように成形する
ことが提案されている。すなわち、特開昭61−227
101号,特開平1−156405号の各公報には、押
出し時にねじりを付与して螺旋状の小孔を有するドリル
用グリ−ンを得る成形方法が開示されている。
【0004】本出願人も、成形のままでねじれ孔が得ら
れる焼結用成形体のねじり押出し方法を特開平1−96
305号で提案した。また、本出願人は図3に示すよう
に螺旋状のねじれピンを有するマンドレルを、機壁を貫
通して設け、押出速度と同期して回転させることによ
り、被押出し材にねじれ運動を強制することなく、ねじ
れ孔が得られる押出し方法およびその装置を、さらに、
後端に押出しダイスを有し上流側で湾曲したダクト内
に、マンドレルをその後端に螺旋状のねじれピン部がダ
イス開口部内に位置し、また、軸部がダクト機壁を貫通
するごとく配設して回転駆動し、ダクトの上流から可塑
性混練体を導入するに際し、押出しダイスのすぐ上流の
ダクトに適正な長さの真直部分を設けることより小孔位
置のズレを防止できる押出し方法を開発し、それぞれ特
開平3−107401号、特開平8−225809号と
して提案した。
れる焼結用成形体のねじり押出し方法を特開平1−96
305号で提案した。また、本出願人は図3に示すよう
に螺旋状のねじれピンを有するマンドレルを、機壁を貫
通して設け、押出速度と同期して回転させることによ
り、被押出し材にねじれ運動を強制することなく、ねじ
れ孔が得られる押出し方法およびその装置を、さらに、
後端に押出しダイスを有し上流側で湾曲したダクト内
に、マンドレルをその後端に螺旋状のねじれピン部がダ
イス開口部内に位置し、また、軸部がダクト機壁を貫通
するごとく配設して回転駆動し、ダクトの上流から可塑
性混練体を導入するに際し、押出しダイスのすぐ上流の
ダクトに適正な長さの真直部分を設けることより小孔位
置のズレを防止できる押出し方法を開発し、それぞれ特
開平3−107401号、特開平8−225809号と
して提案した。
【0005】押出成形体にねじり運動を与えつつ押出し
する方法のうち、例えば前記特開昭61−227101
号および特開平1−156405号にみられるような方
法があるが、これらの方法は、ダイスの内径に設けたね
じれ溝に沿って、被押出し材を押出すことにより該被押
出材にねじれ運動を与えんとするものである。しかし、
これらの方法では、ダイスの内径内を軸方法に押出され
る材料のうち、断面の中央部分を押出される被押出し材
は、ねじれ溝に沿うことでねじれ運動をうける外周側部
分の存在にもかかわらず直進しようとするため、螺旋状
小孔のリ−ドは、ダイスの内径のねじれ溝のリ−ドより
も大きくなり、かつバラつくという問題点があり、さら
に、グリ−ンの成形体外周にはダイスのねじれ溝形状が
反転されて凹凸溝が形成される。
する方法のうち、例えば前記特開昭61−227101
号および特開平1−156405号にみられるような方
法があるが、これらの方法は、ダイスの内径に設けたね
じれ溝に沿って、被押出し材を押出すことにより該被押
出材にねじれ運動を与えんとするものである。しかし、
これらの方法では、ダイスの内径内を軸方法に押出され
る材料のうち、断面の中央部分を押出される被押出し材
は、ねじれ溝に沿うことでねじれ運動をうける外周側部
分の存在にもかかわらず直進しようとするため、螺旋状
小孔のリ−ドは、ダイスの内径のねじれ溝のリ−ドより
も大きくなり、かつバラつくという問題点があり、さら
に、グリ−ンの成形体外周にはダイスのねじれ溝形状が
反転されて凹凸溝が形成される。
【0006】このグリ−ンの外周に形成された凹凸は、
ドリルの切り粉排除溝を研削等により形成する際、この
形成加工やこの加工の前工程として、曲がり矯正や外周
研磨の障害となるから、焼結後等に除去する工程が必要
であり、したがって加工コストが高くなり、かつこれに
より歩留が低下するという問題点がある。また、螺旋状
小孔のリ−ドは、これが乱れるとドリルとしての切り粉
排除溝形成加工時に、この溝に螺旋状小孔が開口してし
まうことになる。特に生産性向上のため、押出し材の単
長を長くしようとすると、この開口が生ずる危険が増加
する。また、前記特開平1−96305号では、ダイス
の開口内の軸方向の中央部にねじれフィンを配設して、
ダイスの内径のねじれ溝と共働するごとく被押出し材に
ねじれを付与している。しかし、これでも改善されたと
はいえ、断面の中央部分を流れる被成形材の直進作用の
ため充分なねじれを付与できず、したがって成形された
焼結用素材の螺旋状小孔のリ−ドはダイスの内径ねじれ
溝のリ−ドよりもやはり大きく、かつバラつく。
ドリルの切り粉排除溝を研削等により形成する際、この
形成加工やこの加工の前工程として、曲がり矯正や外周
研磨の障害となるから、焼結後等に除去する工程が必要
であり、したがって加工コストが高くなり、かつこれに
より歩留が低下するという問題点がある。また、螺旋状
小孔のリ−ドは、これが乱れるとドリルとしての切り粉
排除溝形成加工時に、この溝に螺旋状小孔が開口してし
まうことになる。特に生産性向上のため、押出し材の単
長を長くしようとすると、この開口が生ずる危険が増加
する。また、前記特開平1−96305号では、ダイス
の開口内の軸方向の中央部にねじれフィンを配設して、
ダイスの内径のねじれ溝と共働するごとく被押出し材に
ねじれを付与している。しかし、これでも改善されたと
はいえ、断面の中央部分を流れる被成形材の直進作用の
ため充分なねじれを付与できず、したがって成形された
焼結用素材の螺旋状小孔のリ−ドはダイスの内径ねじれ
溝のリ−ドよりもやはり大きく、かつバラつく。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】特開平3−10740
1号の方法は、図3のように、被押出し材を渦巻状の部
屋10a,10bからダイスの上流のダクト部分に圧入
しつつ、被押出し材に無理にねじり回転させることはせ
ず、逆にマンドレルを回転することでリ−ドのバラつき
を抑制するものである。しかし、ねじれピンを有するマ
ンドレルが、被押出し材が側方(渦巻状の部屋)から導
入されるときの横圧力により偏心し、小孔位置がずれる
という問題点があり、また、渦巻室からダクト部分への
流入状態が全円周上で均一とはならないため、この影響
が押出し開口まで及び、押出しダイスから出るとき成形
体に既に曲りが生じたり、成形体の密度差による焼結時
の収縮率の差により曲りや偏心を生ずる等の問題点があ
ることが判った。
1号の方法は、図3のように、被押出し材を渦巻状の部
屋10a,10bからダイスの上流のダクト部分に圧入
しつつ、被押出し材に無理にねじり回転させることはせ
ず、逆にマンドレルを回転することでリ−ドのバラつき
を抑制するものである。しかし、ねじれピンを有するマ
ンドレルが、被押出し材が側方(渦巻状の部屋)から導
入されるときの横圧力により偏心し、小孔位置がずれる
という問題点があり、また、渦巻室からダクト部分への
流入状態が全円周上で均一とはならないため、この影響
が押出し開口まで及び、押出しダイスから出るとき成形
体に既に曲りが生じたり、成形体の密度差による焼結時
の収縮率の差により曲りや偏心を生ずる等の問題点があ
ることが判った。
【0008】また、前記、特開平8−225809号に
よる方法では、押出しダイスの上流のダクトの真直状の
部分の長さが長く、摩擦抵抗が増加し、また、押出し製
品または焼結後の製品の曲りや孔位置精度が向上された
とはいえ、まだ満足できないことが判った。また、該提
案の方法では、例えば、成形後のリ−ドを安定させるた
め可塑性混練体の水分量を減らして被押出し材の粘度を
上げると、被押出し材の流動性が低下して成形が困難と
なったり、スクリュ−押出成形機を用いた場合は成形機
にかかる負荷が増大し、極端な場合にはスクリュ−が折
損するという問題点があることが判った。
よる方法では、押出しダイスの上流のダクトの真直状の
部分の長さが長く、摩擦抵抗が増加し、また、押出し製
品または焼結後の製品の曲りや孔位置精度が向上された
とはいえ、まだ満足できないことが判った。また、該提
案の方法では、例えば、成形後のリ−ドを安定させるた
め可塑性混練体の水分量を減らして被押出し材の粘度を
上げると、被押出し材の流動性が低下して成形が困難と
なったり、スクリュ−押出成形機を用いた場合は成形機
にかかる負荷が増大し、極端な場合にはスクリュ−が折
損するという問題点があることが判った。
【0009】本発明は、以上の問題に鑑み、特開平3−
107401号、特開平8−225809号等被押出し
材を屈曲したダクトを介して導入して押出しする方法に
おいて、押出し品の曲り、形状精度、成形体の断面形状
内の密度差等の均一性が高い押出し材や、螺旋状小孔の
リ−ド精度が高く、偏心の少ない押出し材を得、また、
押出成形機に加わる負荷を少なくして成形できる等の効
果を単独または複合して得られる押出成形方法およびそ
の装置を提供することを目的とする。
107401号、特開平8−225809号等被押出し
材を屈曲したダクトを介して導入して押出しする方法に
おいて、押出し品の曲り、形状精度、成形体の断面形状
内の密度差等の均一性が高い押出し材や、螺旋状小孔の
リ−ド精度が高く、偏心の少ない押出し材を得、また、
押出成形機に加わる負荷を少なくして成形できる等の効
果を単独または複合して得られる押出成形方法およびそ
の装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者は、真直性精度
の高い押出し材やリ−ド精度の高い螺旋状小孔を有する
押出し材を得るために種々検討を重ねた結果、被押出し
材を屈曲したダクトを経て押出しダイスへ導く押出し方
法、装置においては、この屈曲は、所要押出し圧力の増
加の抑制や押出し成形体の特に焼結後の曲り発生の抑制
のため、この屈曲に伴う被押出し材の塑性変形量を最小
にすることが適当であり、そのためにはダクトの入口と
出口がなす角度を90°未満、望ましくは45°以下と
小さくし、かつ、出口の中心線の方向と入口から出口ま
での間のダクトの中心線のなす角度は、入口から出口へ
の移動とともに増加することのないように、望ましくは
漸減するようにすることが有効であることが判った。ま
た、屈曲部にマンドレル等の被押出し材の通過を妨げる
障害物が存在する場合、この障害物はダクトの屈曲によ
る曲り発生を助長することが判った。
の高い押出し材やリ−ド精度の高い螺旋状小孔を有する
押出し材を得るために種々検討を重ねた結果、被押出し
材を屈曲したダクトを経て押出しダイスへ導く押出し方
法、装置においては、この屈曲は、所要押出し圧力の増
加の抑制や押出し成形体の特に焼結後の曲り発生の抑制
のため、この屈曲に伴う被押出し材の塑性変形量を最小
にすることが適当であり、そのためにはダクトの入口と
出口がなす角度を90°未満、望ましくは45°以下と
小さくし、かつ、出口の中心線の方向と入口から出口ま
での間のダクトの中心線のなす角度は、入口から出口へ
の移動とともに増加することのないように、望ましくは
漸減するようにすることが有効であることが判った。ま
た、屈曲部にマンドレル等の被押出し材の通過を妨げる
障害物が存在する場合、この障害物はダクトの屈曲によ
る曲り発生を助長することが判った。
【0011】また、被押出し混練体をダイスの開口から
押出すための押出し圧力は、バインダの添加量にも関係
するが一般には非常に高い。したがって、従来、被押出
し混練体が充満する中で軸受けによりマンドレル等を回
転支持することは、軸受け部内への混練体の侵入のため
軸受けが損傷されるので実用化は困難であると考えられ
ていた。本発明者は、成形体の保形性向上を図る必要に
迫られ、可塑性混練体の水分量を減らして粘度を上げた
ところ、マンドレルはその側方から加わる可塑性混練体
による圧力がさらに増加し、軸心から変位しやすいこと
から、あえて軸受けの設置を試みた。その結果、軸受け
内部への混練体の侵入は杞憂に過ぎないことが判った。
すなわち、ダクトまたは押出しダイス部分内に設けられ
た軸受けによりマンドレルを回転支持することは充分可
能で、マンドレルの偏心を防止することができ、非常に
有効であることが判明した。
押出すための押出し圧力は、バインダの添加量にも関係
するが一般には非常に高い。したがって、従来、被押出
し混練体が充満する中で軸受けによりマンドレル等を回
転支持することは、軸受け部内への混練体の侵入のため
軸受けが損傷されるので実用化は困難であると考えられ
ていた。本発明者は、成形体の保形性向上を図る必要に
迫られ、可塑性混練体の水分量を減らして粘度を上げた
ところ、マンドレルはその側方から加わる可塑性混練体
による圧力がさらに増加し、軸心から変位しやすいこと
から、あえて軸受けの設置を試みた。その結果、軸受け
内部への混練体の侵入は杞憂に過ぎないことが判った。
すなわち、ダクトまたは押出しダイス部分内に設けられ
た軸受けによりマンドレルを回転支持することは充分可
能で、マンドレルの偏心を防止することができ、非常に
有効であることが判明した。
【0012】そこで、本願の第1発明は、被押出し可塑
性混練体を屈曲したダクトを経て該ダクトの端末に設け
たダイスの押出し開口から押出す押出し成形方法におい
て、前記屈曲したダクトの入口と出口の中心線がなす角
度は90°未満とし、かつ、前記出口の中心線の方向
と、前記入口から出口までの間のダクトの中心線の方向
とがなす角度は、前記入口から出口への移動とともに、
増加する区間が実質的にないことを特徴とする押出し成
形方法であり、第2発明は、被押出し可塑性混練体を屈
曲したダクトを経て該ダクトの端末に設けたダイスの押
出し開口から押出す押出し成形装置において、前記屈曲
したダクトの入口と出口の中心線がなす角度は90°未
満であり、かつ、前記出口の中心線の方向と、前記入口
から出口までの間のダクトの中心線の方向とがなす角度
は、前記前記入口から出口への移動とともに、増加する
区間が実質的にないことを特徴とする押出し成形装置で
ある。
性混練体を屈曲したダクトを経て該ダクトの端末に設け
たダイスの押出し開口から押出す押出し成形方法におい
て、前記屈曲したダクトの入口と出口の中心線がなす角
度は90°未満とし、かつ、前記出口の中心線の方向
と、前記入口から出口までの間のダクトの中心線の方向
とがなす角度は、前記入口から出口への移動とともに、
増加する区間が実質的にないことを特徴とする押出し成
形方法であり、第2発明は、被押出し可塑性混練体を屈
曲したダクトを経て該ダクトの端末に設けたダイスの押
出し開口から押出す押出し成形装置において、前記屈曲
したダクトの入口と出口の中心線がなす角度は90°未
満であり、かつ、前記出口の中心線の方向と、前記入口
から出口までの間のダクトの中心線の方向とがなす角度
は、前記前記入口から出口への移動とともに、増加する
区間が実質的にないことを特徴とする押出し成形装置で
ある。
【0013】本願の第1、2の発明は、押出しダイスへ
その上流の屈曲したダクトを介して被押出し混練体を導
入するとき、屈曲が90゜未満、望ましくは45゜以下
とすれば、もはや混練体を屈曲して導入したことによる
影響はほぼ無視し得ることを見出したことによるもので
あり、このような角度で押出すことにより押出成形機に
過大な負荷を加えることなく、保形性のよい、真直度と
焼結時の収縮の均一性を有する成形体を得ることができ
ることが判った。
その上流の屈曲したダクトを介して被押出し混練体を導
入するとき、屈曲が90゜未満、望ましくは45゜以下
とすれば、もはや混練体を屈曲して導入したことによる
影響はほぼ無視し得ることを見出したことによるもので
あり、このような角度で押出すことにより押出成形機に
過大な負荷を加えることなく、保形性のよい、真直度と
焼結時の収縮の均一性を有する成形体を得ることができ
ることが判った。
【0014】本願の第3発明は、可塑性混練体中に軸受
けを設けたとき、この軸受けは可塑性混練体の侵入によ
って損傷されることはないことを見出したことに基くも
のである。すなわち、第3発明は、被押出し可塑性混練
体を屈曲したダクトを経て該ダクトの端末に設けたダイ
スの押出し開口から押出す押出し成形装置において、前
記屈曲したダクトの入口と出口の中心線がなす角度は9
0°未満であり、かつ、前記出口の中心線の方向と、前
記入口から出口までの間のダクトの中心線の方向とがな
す角度は、前記入口から出口への移動とともに、増加す
る区間が実質的になく、前記ダイスおよびダクト内に
は、後端が前記押出し開口部に達し、他端側はダクト壁
を貫通して延長され該延長側から回転駆動されるマンド
レル体を有し、該マンドレル体は前記ダクト内に設けた
軸受で回転可能に支持されていることを特徴とする押出
成形装置である。
けを設けたとき、この軸受けは可塑性混練体の侵入によ
って損傷されることはないことを見出したことに基くも
のである。すなわち、第3発明は、被押出し可塑性混練
体を屈曲したダクトを経て該ダクトの端末に設けたダイ
スの押出し開口から押出す押出し成形装置において、前
記屈曲したダクトの入口と出口の中心線がなす角度は9
0°未満であり、かつ、前記出口の中心線の方向と、前
記入口から出口までの間のダクトの中心線の方向とがな
す角度は、前記入口から出口への移動とともに、増加す
る区間が実質的になく、前記ダイスおよびダクト内に
は、後端が前記押出し開口部に達し、他端側はダクト壁
を貫通して延長され該延長側から回転駆動されるマンド
レル体を有し、該マンドレル体は前記ダクト内に設けた
軸受で回転可能に支持されていることを特徴とする押出
成形装置である。
【0015】これにより、前述の特開平3−10740
1号の場合にもマンドレルを軸受けにより回転支持して
側圧等によるねじれピンの偏心を防止でき、したがっ
て、小孔位置のズレもなくすことができる。なお、螺旋
状小孔付き押出し材の押出しにおいて、マンドレルを回
転する理由は、自転しないで直進しようとする可塑性混
練体の特性に逆らわないで螺旋状小孔を成形するためで
ある。したがって、ダイス内径にねじれ溝等を設ける必
要はなく、成形体の外周面に溝が付くことがなく、後加
工工数低減と歩留を向上させることができる。さらに、
成形体は回転しないので取出しトレイとの摩擦によるリ
−ドのバラつきの発生はない。
1号の場合にもマンドレルを軸受けにより回転支持して
側圧等によるねじれピンの偏心を防止でき、したがっ
て、小孔位置のズレもなくすことができる。なお、螺旋
状小孔付き押出し材の押出しにおいて、マンドレルを回
転する理由は、自転しないで直進しようとする可塑性混
練体の特性に逆らわないで螺旋状小孔を成形するためで
ある。したがって、ダイス内径にねじれ溝等を設ける必
要はなく、成形体の外周面に溝が付くことがなく、後加
工工数低減と歩留を向上させることができる。さらに、
成形体は回転しないので取出しトレイとの摩擦によるリ
−ドのバラつきの発生はない。
【0016】
【発明の実施の形態】次に本発明をその実施に用いた押
出成形装置の例に基いて詳述する。図1は、上記実施例
の装置の断面図である。口金2はヘ字形に45°屈曲し
た二辺を軸心とする円形断面空間であるダクトを形成し
ており、該二辺のうち、下流側の一辺部にはこの辺を軸
心とするごとく、上流側部を口金2の屈曲部の外側機壁
を貫通して設けられた機壁軸受2cで、また下流側をダ
クト内に設けた軸受2bで回転支持された軸2aが設け
られ、外部から図示しない駆動機構により回転駆動され
る。また、該下流側の一辺の最下流端には直径12.6
mmの押出し開口を有するダイス1が固着されている。
上記軸2aの下流側端には、端末がダイス1の押出し開
口に達するごとく延長し、螺旋状に連なる一対のピン部
を有するヨ−ク3がねじ込まれている。軸2aおよびヨ
−ク3はマンドレル体を構成する。該例のピンは直径
2.08mm,中心間隔6.28mm,螺旋のリ−ドは
56.7mmである。図1において、図示しないスクリ
ュ型押出機から矢印のように加圧して供給された可塑性
混練体はダクト空間を充満して、ダイス1の開口を経て
押出し成形される。
出成形装置の例に基いて詳述する。図1は、上記実施例
の装置の断面図である。口金2はヘ字形に45°屈曲し
た二辺を軸心とする円形断面空間であるダクトを形成し
ており、該二辺のうち、下流側の一辺部にはこの辺を軸
心とするごとく、上流側部を口金2の屈曲部の外側機壁
を貫通して設けられた機壁軸受2cで、また下流側をダ
クト内に設けた軸受2bで回転支持された軸2aが設け
られ、外部から図示しない駆動機構により回転駆動され
る。また、該下流側の一辺の最下流端には直径12.6
mmの押出し開口を有するダイス1が固着されている。
上記軸2aの下流側端には、端末がダイス1の押出し開
口に達するごとく延長し、螺旋状に連なる一対のピン部
を有するヨ−ク3がねじ込まれている。軸2aおよびヨ
−ク3はマンドレル体を構成する。該例のピンは直径
2.08mm,中心間隔6.28mm,螺旋のリ−ドは
56.7mmである。図1において、図示しないスクリ
ュ型押出機から矢印のように加圧して供給された可塑性
混練体はダクト空間を充満して、ダイス1の開口を経て
押出し成形される。
【0017】上述した装置のねじれピン付きヨ−ク3を
軸2aから外し、ネジ穴にダミ−ボルト(押出し開口に
達する円筒状尾部(直径2.94mm)を有する)をね
じ込んだ後、押出し機を駆動して、焼結後にAISI
T15に相当する合金組成となる粉末をバインダと混合
混練した被押出し材を供給して押出しダイス1から押出
し、押出し速度が1020.6mm/minとなるよう
に図示しない押出機を調整した。続いて、軸2aを回転
駆動させる図示しない可変モ−タを駆動し、軸2aの回
転が18rpmとなるように調整した後、押出機および
可変モ−タを止め、軸2aのダミ−ボルトと、ねじれピ
ン付きヨ−ク3とを交換し、再び押出し機および可変モ
−タを駆動し、押出し成形を行なった。押出し成形体を
所定の長さまで押出して切断し、外径12.7mmφ,
孔径2.09mmφ,孔間隔6.27mm,螺旋状孔の
リ−ド56.8mmの焼結用素材を得た。
軸2aから外し、ネジ穴にダミ−ボルト(押出し開口に
達する円筒状尾部(直径2.94mm)を有する)をね
じ込んだ後、押出し機を駆動して、焼結後にAISI
T15に相当する合金組成となる粉末をバインダと混合
混練した被押出し材を供給して押出しダイス1から押出
し、押出し速度が1020.6mm/minとなるよう
に図示しない押出機を調整した。続いて、軸2aを回転
駆動させる図示しない可変モ−タを駆動し、軸2aの回
転が18rpmとなるように調整した後、押出機および
可変モ−タを止め、軸2aのダミ−ボルトと、ねじれピ
ン付きヨ−ク3とを交換し、再び押出し機および可変モ
−タを駆動し、押出し成形を行なった。押出し成形体を
所定の長さまで押出して切断し、外径12.7mmφ,
孔径2.09mmφ,孔間隔6.27mm,螺旋状孔の
リ−ド56.8mmの焼結用素材を得た。
【0018】この時の押出し機の負荷を示す駆動用誘導
電動機の電流は2.5Aであり、比較として、ダクトの
屈曲角度が90°であること以外は図1と同じ押出成形
装置による同条件の押出しでは、電流は5Aを超える場
合があり、時には過電流のため押出し機が停止した。こ
のことから、ダクトの屈曲が90°から45°へと減少
することにより、該屈曲部および軸2aによる被押出混
練体の所要押出圧力が大きく減少すること、軸2aが横
方向から大きな圧力を受け、したがって軸受2bを設け
ることの重要性が理解できる。
電動機の電流は2.5Aであり、比較として、ダクトの
屈曲角度が90°であること以外は図1と同じ押出成形
装置による同条件の押出しでは、電流は5Aを超える場
合があり、時には過電流のため押出し機が停止した。こ
のことから、ダクトの屈曲が90°から45°へと減少
することにより、該屈曲部および軸2aによる被押出混
練体の所要押出圧力が大きく減少すること、軸2aが横
方向から大きな圧力を受け、したがって軸受2bを設け
ることの重要性が理解できる。
【0019】また、この時の成形体から輪切り状の試料
を採取し、ねじれ孔の変位を調査した。その結果、偏心
は図2に示すように、成形体のX軸方向で0.04mm
/2=0.02mm,Y軸方向で0.02mmであり、
目標の0.1mm以内に優に入れることができた。これ
に対し、屈曲角度が90°の場合の孔の変位は、X方
向:0.15mm、Y方向:0.1mmであった。
を採取し、ねじれ孔の変位を調査した。その結果、偏心
は図2に示すように、成形体のX軸方向で0.04mm
/2=0.02mm,Y軸方向で0.02mmであり、
目標の0.1mm以内に優に入れることができた。これ
に対し、屈曲角度が90°の場合の孔の変位は、X方
向:0.15mm、Y方向:0.1mmであった。
【0020】上記本発明装置による焼結用素材を、還元
雰囲気中で400〜650℃に2時間保持して、脱バイ
ンダを行なった後、1200〜1250℃で2時間の真
空焼結を行なった。焼結後、寸法測定を行なった結果
は、外径10.35mmφ(目標10.3mmφ),孔
径1.7mmφ(目標1.7mmφ±0.08mm),
孔間距離5.11mm(目標5.12mm±0.12m
m)でリ−ドは46.1mm〜46.5mm(目標4
6.2mm±0.5mm)となり目標とする寸法精度を
得ることができ、また、曲りは前記屈曲角度が90°で
ある従来の押出成形装置によるものが、全長700mm
当り0.3mmであったのに対し、0.1mmとするこ
とができた。尚、ここでは被押出材としてAISI T
15相当の高速度工具鋼粉末を用いた例を示したが、こ
れに限るものではなく、工具鋼他の各種鋼、超硬合金、
セラミックスなどの各種材料に適用可能である。
雰囲気中で400〜650℃に2時間保持して、脱バイ
ンダを行なった後、1200〜1250℃で2時間の真
空焼結を行なった。焼結後、寸法測定を行なった結果
は、外径10.35mmφ(目標10.3mmφ),孔
径1.7mmφ(目標1.7mmφ±0.08mm),
孔間距離5.11mm(目標5.12mm±0.12m
m)でリ−ドは46.1mm〜46.5mm(目標4
6.2mm±0.5mm)となり目標とする寸法精度を
得ることができ、また、曲りは前記屈曲角度が90°で
ある従来の押出成形装置によるものが、全長700mm
当り0.3mmであったのに対し、0.1mmとするこ
とができた。尚、ここでは被押出材としてAISI T
15相当の高速度工具鋼粉末を用いた例を示したが、こ
れに限るものではなく、工具鋼他の各種鋼、超硬合金、
セラミックスなどの各種材料に適用可能である。
【0021】
【発明の効果】以上述べたように、本願の第1または第
2の発明によれば、被押出し混練体を側方から導入し
て、その進行方向をダクト内で90°変化させる従来の
方法または装置に比し、押出機に加わる負荷を低減で
き、かつ、真直性が非常に高い製品を得ることができ
る。また、第3発明によれば、上記第1または第2発明
による効果の上に、マンドレルの位置精度を向上するこ
とができ、これが直接的に、また、焼結時の収縮をも均
一化して高小孔位置精度、高真直性を有する焼結品を得
ることができる。以上に述べるように、本発明は、粉末
冶金の押出成形装置に負荷をかけず、寸法精度の高い油
孔付ツイストドリル素材等の製造を容易化するもので、
現在実用化されているねじり加工を伴うものに比べて、
大幅なコストダウンを実現するものである。
2の発明によれば、被押出し混練体を側方から導入し
て、その進行方向をダクト内で90°変化させる従来の
方法または装置に比し、押出機に加わる負荷を低減で
き、かつ、真直性が非常に高い製品を得ることができ
る。また、第3発明によれば、上記第1または第2発明
による効果の上に、マンドレルの位置精度を向上するこ
とができ、これが直接的に、また、焼結時の収縮をも均
一化して高小孔位置精度、高真直性を有する焼結品を得
ることができる。以上に述べるように、本発明は、粉末
冶金の押出成形装置に負荷をかけず、寸法精度の高い油
孔付ツイストドリル素材等の製造を容易化するもので、
現在実用化されているねじり加工を伴うものに比べて、
大幅なコストダウンを実現するものである。
【図1】本発明の押出成形装置の一例を示す断面図であ
る。
る。
【図2】本発明の押出成形装置で成形を行なった成形体
のねじれ孔位置の測定結果を示す図である。
のねじれ孔位置の測定結果を示す図である。
【図3】特開平3−107401号の発明による螺旋状
孔を有する焼結用素材の押出成形方法およびその装置を
示す断面図である。
孔を有する焼結用素材の押出成形方法およびその装置を
示す断面図である。
1 押出しダイス、2 口金、3 ねじれピン付きヨ−
ク、2a 軸、2b 軸受け、2c 機壁軸受、10a
入口、10b 渦巻室
ク、2a 軸、2b 軸受け、2c 機壁軸受、10a
入口、10b 渦巻室
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B29L 31:28
Claims (5)
- 【請求項1】 被押出し可塑性混練体を屈曲したダクト
を経て該ダクトの端末に設けたダイスの押出し開口から
押出す押出成形方法において、前記屈曲したダクトの入
口と出口の中心線がなす角度は90°未満とし、かつ、
前記出口の中心線の方向と、前記入口から出口までの間
のダクトの中心線の方向とがなす角度は、前記入口から
出口への移動とともに、増加する区間が実質的にないこ
とを特徴とする押出成形方法。 - 【請求項2】 被押出し可塑性混練体を屈曲したダクト
を経て該ダクトの端末に設けたダイスの押出し開口から
押出す押出成形装置において、前記屈曲したダクトの入
口と出口の中心線がなす角度は90°未満であり、か
つ、前記出口の中心線の方向と、前記入口から出口まで
の間のダクトの中心線の方向とがなす角度は、前記入口
から出口への移動とともに、増加する区間が実質的にな
いことを特徴とする押出成形装置。 - 【請求項3】 ダクトの入口と出口の中心線がなす角度
は45°以下である請求項2の押出成形装置。 - 【請求項4】 被押出し可塑性混練体を屈曲したダクト
を経て該ダクトの端末に設けたダイスの押出し開口から
押出す押出成形装置において、前記屈曲したダクトの入
口と出口の中心線がなす角度は90°未満であり、か
つ、前記出口の中心線の方向と、前記入口から出口まで
の間のダクトの中心線の方向とがなす角度は、前記入口
から出口への移動とともに、増加する区間が実質的にな
く、前記ダイスおよびダクト内には、後端が前記押出し
開口部に達し、他端側はダクト壁を貫通して延長され該
延長側から回転駆動されるマンドレル体を有し、該マン
ドレル体は前記ダクト内に設けた軸受けで回転可能に支
持されていることを特徴とする押出成形装置。 - 【請求項5】 マンドレル体の後端部は一対の螺旋状に
連なるピンである請求項4の押出成形装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10041604A JPH11236603A (ja) | 1998-02-24 | 1998-02-24 | 押出成形方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10041604A JPH11236603A (ja) | 1998-02-24 | 1998-02-24 | 押出成形方法およびその装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11236603A true JPH11236603A (ja) | 1999-08-31 |
Family
ID=12612987
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10041604A Pending JPH11236603A (ja) | 1998-02-24 | 1998-02-24 | 押出成形方法およびその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11236603A (ja) |
-
1998
- 1998-02-24 JP JP10041604A patent/JPH11236603A/ja active Pending
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