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JPH11226732A - 自動溶接装置における溶接ワイヤ送給制御装置 - Google Patents

自動溶接装置における溶接ワイヤ送給制御装置

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Publication number
JPH11226732A
JPH11226732A JP3293098A JP3293098A JPH11226732A JP H11226732 A JPH11226732 A JP H11226732A JP 3293098 A JP3293098 A JP 3293098A JP 3293098 A JP3293098 A JP 3293098A JP H11226732 A JPH11226732 A JP H11226732A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
welding
welding wire
wire
welding torch
articulated robot
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3293098A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Takahashi
高橋  毅
Tsugio Udagawa
次男 宇田川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Construction Machinery Co Ltd filed Critical Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Priority to JP3293098A priority Critical patent/JPH11226732A/ja
Publication of JPH11226732A publication Critical patent/JPH11226732A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】溶接トーチの姿勢を変化させても、安定した溶
接を行うことができるようにした自動溶接装置における
溶接ワイヤ送給制御装置を提供する。 【解決手段】予め定められた作業内容を再生動作する多
関節型ロボット1を用いた自動溶接装置における溶接ワ
イヤ送給制御装置であって、前記多関節型ロボット1の
手首部2に取り付けられた溶接トーチ3と一体に支持さ
れ、前記溶接トーチ3の入口における溶接ワイヤ7の送
給速度を検出する送給速度検出器11と、前記多関節型
ロボット1の手首部2の回転による溶接トーチ3の姿勢
変化に伴う溶接トーチ3と溶接ワイヤ7の相対速度の変
化を算出する演算手段13と、前記溶接ワイヤ7の送給
速度および溶接トーチ3と溶接ワイヤ7の相対速度の変
化より、前記多関節型ロボット1の手首部2の回転期間
中における溶接ワイヤ7の送給速度を制御する制御装置
12とを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多関節型ロボット
を用いた自動溶接装置における溶接ワイヤ送給制御装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2は、多関節型ロボットを用いた自動
溶接装置の一例を示す斜視図である。同図に示すよう
に、多関節型ロボット1の手首部2には溶接トーチ3が
取り付けられ、ティーチングボックス4に記憶された教
示内容に従って、ロボット制御盤5によりその位置と姿
勢が空間3軸で任意に制御される。
【0003】ワイヤパック6から引き出された溶接ワイ
ヤ7は、多関節型ロボット1の前腕部に支持されたワイ
ヤ送給装置8で送り出され、溶接トーチ3を貫通してそ
の先端から突出する。ポジショナ9には、被溶接物10
が載置され位置決めされている。
【0004】なお、溶接ワイヤ7および被溶接物10に
対する電力の供給と、ワイヤ送給装置8の駆動は、図示
しない溶接機によって行われる。
【0005】このような自動溶接装置で、定電圧特性の
アーク溶接機を用いて溶接を行なった場合、溶接部のア
ーク長が変化すると溶接電流が増加または減少してアー
ク長を元に戻そうとする自己制御作用が働き、安定した
溶接作業を行うことができるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、多関節ロボッ
ト1の前腕に対し手首部2を旋回させた場合、ワイヤ送
給装置8と溶接トーチ3の間の距離が変わり、溶接ワイ
ヤ7の経路が変化するため、溶接トーチ3の先端からの
溶接ワイヤ7の突出量が変化する。
【0007】そして、手首部2の旋回速度が早くなる
と、溶接機の自己制御作用では制御しきれなくなり、ア
ークが切れたり、溶接ワイヤ7が溶融池に突っ込むなど
の不具合が発生する。
【0008】前記の事情に鑑み、本発明の目的は、多関
節ロボットを用いた自動溶接装置において、前腕部に対
して手首部を旋回させたときでも、溶接トーチの先端か
らの溶接ワイヤの突出量を一定に保つことができるよう
にした自動溶接装置における溶接ワイヤ送給制御装置を
提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、本発明においては、予め定められた作業内容を再生
動作する多関節型ロボットを用いた自動溶接装置におけ
る溶接ワイヤ送給制御装置であって、前記多関節型ロボ
ットの手首部に取り付けられた溶接トーチと一体に支持
され、前記溶接トーチの入口における溶接ワイヤの送給
速度を検出する送給速度検出手段と、前記多関節型ロボ
ットの手首部の回転による溶接トーチの姿勢変化に伴う
溶接トーチと溶接ワイヤの相対速度の変化を算出する演
算手段と、前記溶接ワイヤの送給速度および溶接トーチ
と溶接ワイヤの相対速度の変化より、前記多関節型ロボ
ットの手首部の回転期間中における溶接ワイヤの送給速
度を制御する送給速度制御手段とを設けた。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、本発明における自動溶接
装置における溶接ワイヤ送給制御装置の構成を示すブロ
ック線図である。
【0011】同図において、図2と同じものは同じ符号
をつけて示してある。11は速度検出器で、溶接トーチ
3の後端に固定されている。12は制御装置で、ワイヤ
送給装置12による溶接ワイヤ7の送給速度を制御す
る。13は演算装置で、制御装置12と速度検出器11
に接続されている。
【0012】このような構成で、溶接トーチ3が旋回し
ない通常の溶接時には、制御装置12は、予め設定され
た溶接ワイヤ7の送給速度V1をワイヤ送給装置8に指
令して、溶接トーチ3に対する溶接ワイヤ7の送給を行
わせる。この時、演算装置13には、制御装置12から
予め設定された送給速度V1が印加され、速度検出器1
1から溶接ワイヤ7の送給速度V1に見合った検出結果
が印加される。
【0013】溶接中に、多関節ロボット1の前腕部に対
して溶接トーチ3が旋回すると、ワイヤ送給装置8の出
口と溶接トーチ3の入口の間の溶接ワイヤの送給経路が
変化するために、溶接トーチ3と溶接ワイヤ7の間の相
対速度が変化する。この相対速度の変化は、速度検出器
11で検出される溶接ワイヤ7の送給速度V2として演
算装置13に印加される。
【0014】演算装置13では、ワイヤ送給装置8から
送給される溶接ワイヤ7の送給速度V1と溶接トーチ3
に送りこまれる溶接ワイヤ7の送給速度V2の速度差V
aを Va=V2−V1 で求め、溶接トーチ3の先端から突出する溶接ワイヤ7
の長さを一定に維持するための新たな送給速度Vbを Vb=V1−Va で求め、制御装置12に新たな送給速度Vbを指令す
る。
【0015】制御装置12は、演算装置13から指令さ
れた送給速度Vbに基づいてワイヤ送給装置8を駆動さ
せ、溶接ワイヤ7の送給速度V1を送給速度Vbに切り
替える。この時にも、制御装置12から演算装置13に
は、予め設定された送給速度V1が印加されている。
【0016】前記のような制御を行うことにより、溶接
トーチ3の旋回停止時には、速やかに速度検出器11で
検出される溶接ワイヤ7の送給速度V2が、ワイヤ送給
装置8から送り出される溶接ワイヤ7の送給速度V1と
等しくなるように制御され、溶接トーチ3の先端からの
溶接ワイヤ7の突出量をほぼ一定に制御することができ
る。
【0017】なお、上記の速度検出器11としては、タ
コメータダイナモやパルスエンコーダ、溶接ワイヤ7を
挾持するローラに付設されたモータの逆起電圧を検出す
る逆起電圧検出器などを用いることができる。
【0018】また、溶接ワイヤ7の送給速度の基準とし
て、ワイヤ送給装置8の出口に速度検出器11と同じタ
イプの速度検出器を配置し、溶接トーチ3を旋回させな
い通常の溶接状態におけるワイヤ送給装置8の出口の溶
接ワイヤの送給速度を演算装置に記憶させ、この送給速
度を基準として制御するようにしてもよい。
【0019】
【発明の効果】以上述べたごとく、本発明によれば、予
め定められた作業内容を再生動作する多関節型ロボット
を用いた自動溶接装置における溶接ワイヤ送給制御装置
であって、前記多関節型ロボットの手首部に取り付けら
れた溶接トーチと一体に支持され、前記溶接トーチの入
口における溶接ワイヤの送給速度を検出する送給速度検
出手段と、前記多関節型ロボットの手首部の回転による
溶接トーチの姿勢変化に伴う溶接トーチと溶接ワイヤの
相対速度の変化を算出する演算手段と、前記溶接ワイヤ
の送給速度および溶接トーチと溶接ワイヤの相対速度の
変化より、前記多関節型ロボットの手首部の回転期間中
における溶接ワイヤの送給速度を制御する送給速度制御
手段とを設けたので、溶接トーチ先端から突出する溶接
ワイヤの突出量を一定に維持することができ、溶接トー
チの姿勢を変化させても、安定した溶接を行うことがで
きる。また、品質、信頼性の高い溶接を行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における溶接ワイヤ送給制御装置の構成
を示すブロック線図。
【図2】多関節型ロボットを用いた自動溶接装置の一例
を示す斜視図。
【符号の説明】
1…多関節型ロボット、2…手首部、3…溶接トーチ、
7…溶接ワイヤ、11…送給速度検出器、12…制御装
置、13…演算手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】予め定められた作業内容を再生動作する多
    関節型ロボットを用いた自動溶接装置における溶接ワイ
    ヤ送給制御装置であって、前記多関節型ロボットの手首
    部に取り付けられた溶接トーチと一体に支持され、前記
    溶接トーチの入口における溶接ワイヤの送給速度を検出
    する送給速度検出手段と、前記多関節型ロボットの手首
    部の回転による溶接トーチの姿勢変化に伴う溶接トーチ
    と溶接ワイヤの相対速度の変化を算出する演算手段と、
    前記溶接ワイヤの送給速度および溶接トーチと溶接ワイ
    ヤの相対速度の変化より、前記多関節型ロボットの手首
    部の回転期間中における溶接ワイヤの送給速度を制御す
    る送給速度制御手段とを設け、溶接トーチ先端から突出
    する溶接ワイヤの突出量を一定に維持するようにしたこ
    とを特徴とする自動溶接機における溶接ワイヤ送給制御
    装置。
JP3293098A 1998-02-16 1998-02-16 自動溶接装置における溶接ワイヤ送給制御装置 Pending JPH11226732A (ja)

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