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JPH11215174A - ネットワーク接続装置 - Google Patents

ネットワーク接続装置

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JPH11215174A
JPH11215174A JP2676198A JP2676198A JPH11215174A JP H11215174 A JPH11215174 A JP H11215174A JP 2676198 A JP2676198 A JP 2676198A JP 2676198 A JP2676198 A JP 2676198A JP H11215174 A JPH11215174 A JP H11215174A
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message
address
event
network
connection device
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Tetsuo Hasegawa
哲夫 長谷川
Shiyuuhei Kotoya
秀平 琴屋
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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  • Signal Processing (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】あるネットワークからそれとは異種の体系のネ
ットワークを利用しようとする場合に、相手の体系を意
識することなく行うことができるようにする。 【解決手段】体系の異なる少なくとも2種のネットワー
クNET1,NET2が繋がるネットワーク間で使用するルータ
装置10であって、伝送するメッセージの宛先情報に従っ
て当該メッセージを転送するルータ装置において、伝送
するメッセージの宛先情報である第一のアドレス対応に
転送先宛先情報である第二のアドレスの対応を記憶する
テーブル14を有し、特定の第一のアドレス宛てのメッセ
ージ受け取ると前記テーブルを参照してその第一のアド
レスに対応する第二のアドレス宛てに該メッセージを送
信する手段を備えると共に、前記テーブルが1つの第一
のアドレスに対して複数の第二のアドレスを対応づけ可
能にすることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、複数の制
御系のネットワークがインターネットやイントラネット
で接続された環境で、制御系ネットワーク内のメッセー
ジを、インター/イントラネット経由で他の制御系ネッ
トワークに送信したり、あるいは、インターネット/イ
ントラネットに接続される装置に送信する技術に関わる
ものであって、ネットワークの通信を他のネットワーク
を経由して目的の宛先に送るルータ装置や、特に体系の
異なるネットワークを経由して目的の宛先に送るゲート
ウェイ装置、あるいは、イベントをネットワークを通し
て目的の宛先に搬送するネットワーク接続装置に関わ
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、図25に示す如く、従来、第一
の体系(アドレス体系、メッセージフォーマット体系な
ど)を採るAなるネットワーク内のあるノードNDか
ら、第二の体系のネットワークINETを経由して、第
一の体系のBなるネットワーク内のあるノードNDにメ
ッセージが送信される場合、このメッセージを受け取っ
たAのネットワークと第二の体系のネットワークに接続
するルータ装置αにおいて、メッセージの宛先アドレス
がBのネットワーク内のノードであることを判断し、第
二の体系のネットワーク用にメッセージを変形し、Bの
ネットワークと第二の体系のネットワークに接続するル
ータ装置β宛てに、このメッセージを転送し、ルータ装
置βで第一の体系のネットワーク用に再変形して目的の
アドレス宛てに送信する、という手順を用いる。
【0003】具体的には、例えば、A工場に制御用ネッ
トワークであるLONを第一の体系(アドレス体系、メ
ッセージフォーマット体系など)を採るAなるネットワ
ークを構築し、A工場から離れた別のB工場に第一の体
系つまり制御用ネットワークであるLONを採るBなる
ネットワークを構築し、これらA,Bなるネットワーク
を別の体系のネットワーク、例えば、インターネットや
イントラネットで繋ぐネットワークを構築して情報の授
受を行いたいと云ったケースがある。
【0004】従来の場合、このような要求に対しての対
応は、Aなるネットワーク(LON−A)と第二の体系
のネットワークであるインターネット(あるいはイント
ラネット)との接続点にルータ装置αを設置し、また、
Bなるネットワーク(LON−B)と第二の体系のネッ
トワークであるインターネット(あるいはイントラネッ
ト)との接続点にルータ装置βを設置する。
【0005】そして、例えば、Aなるネットワーク(L
ON−A)内のあるノードから、第二の体系のネットワ
ークであるインターネット(あるいはイントラネット)
を経由して、第一の体系のBのネットワーク(LON−
B)内のあるノードにメッセージを送信する場合、この
メッセージを受け取ったAのネットワーク(LON−
A)と第二の体系のネットワークであるインターネット
(あるいはイントラネット)に接続するルータ装置αに
おいて、メッセージの宛先アドレスがBのネットワーク
(LON−B)内のノードであることを判断し、第二の
体系のネットワーク用にメッセージを変形処理し、Bの
ネットワーク(LON−B)と第二の体系のネットワー
クINETに接続するルータ装置β宛てに、このメッセ
ージを転送し、ルータ装置βで第一の体系のネットワー
ク用に再変形して目的のアドレス宛てに送信する、とい
う手順を用いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、離れた位
置にある同種のネットワーク間での通信を、これらと異
なる種類のネットワークを介して行う場合、これらネッ
トワーク間の接続のためのルータ装置を経由することに
なり、異種ネットワークでの情報受け渡しのために、宛
先情報やプロトコル情報等をこの経由するルータ装置に
おいて相手ネットワーク用に変形して送り出す。
【0007】ところがこの場合、メッセージを第二の体
系のネットワーク内のあるノード(この例の場合、イン
ターネット(あるいはイントラネット))で受け取りた
い場合や、本来の宛先を含む複数のノードで受け取りた
い場合に対応できないという問題がある。これはLON
の場合にはLONの各ノードについてそれぞれ特定でき
るように管理しているが、それとは別種の体系のネット
ワークのノードについては管理していないからであり、
従って、特定できないからである。
【0008】しかし、近年においてはビルのフロア毎に
閉じたLON間をイントラネットやインターネットで繋
いだり、離れた場所にある工場間のLON同士をイント
ラネットやインターネットで繋いで伝送したいと云った
要求や、また、このようなネットワークで授受される末
端間の情報をイントラネットやインターネットを介して
本社の管理部門の端末でも授受し、管理したいと云った
要求が出現し、体系の異なるネットワークでの特定端末
にも体系を意識することなく送ることができるようにし
たいと云った要求がある。
【0009】そこで、この発明の目的とするところは、
あるネットワークからそれとは異種の体系のネットワー
クを利用しようとする場合に、相手の体系を意識するこ
となく行うことができるようにし、また、転送先登録し
てあれば本来の宛先外の転送先にも同報することができ
るようにしたネットワーク接続装置を提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、まず、メッセージ内の宛先アドレスに
対して複数のノードで受け取るために、本来の宛先アド
レスに対して転送すべき第二の体系のアドレスを複数対
応づけることを特徴とする。
【0011】また、本来の宛先ノード以外の指定のノー
ドにもメッセージを送るために、宛先アドレス以外のた
とえば、通信元アドレスと宛先アドレスのぺアや、ある
いは、メッセージ内容の一部が特定の条件に合致した場
合に、指定のアドレス群に転送することを特徴とする。
さらに、体系の異なるネットワーク内のノードでメッセ
ージを受け取るために、メッセージをイベントという形
に変換してから送信することを特徴とする。
【0012】具体的には [1] 体系の異なる少なくとも2種のネットワークが
繋がるネットワーク間で使用するルータ装置やゲートウ
ェイ装置などの如きネットワーク接続装置であって、伝
送するメッセージの宛先情報に従って当該メッセージを
転送するネットワーク接続装置において、伝送するメッ
セージの宛先情報である第一のアドレスと転送先宛先情
報である第二のアドレスの対応を記憶するテーブルを有
し、特定の第一のアドレス宛てのメッセージ受け取ると
前記テーブルを参照してその第一のアドレスに対応する
第二のアドレス宛てに該メッセージを送信する手段を備
えると共に、前記テーブルが1つの第一のアドレスに対
して複数の第二のアドレスを対応づけ可能にすることを
特徴とする。
【0013】このような構成によれば、宛先を読み替え
るためのアドレス対応表をテーブルとして用意してこれ
に転送先を予め、複数登録しておくことで、本来、宛先
アドレスが1ヶ所のメッセージが、このテーブル(アド
レス対応表)に登録した異なる複数ヶ所の宛先へと転送
可能となる。
【0014】[2] 体系の異なる少なくとも2種のネ
ットワークが繋がるネットワーク間で使用するネットワ
ーク接続装置であって、伝送するメッセージの宛先情報
に従って当該メッセージを転送するネットワーク接続装
置において、伝送するメッセージと転送先宛先情報であ
る第二のアドレスの対応を記憶するテーブルであって、
第一の宛先アドレス、送信元のアドレス、メッセージ内
容の一部の中の1つ以上を鍵として受信するメッセージ
と1つ以上の第二のアドレスの対応づけを記憶するテー
ブルを有し、また、メッセージを受信すると該テーブル
を参照しで対応する第二のアドレスを判定してそのアド
レス宛てに当該メッセージを送信する手段を有すること
を特徴とする。
【0015】このような構成によれば、第一の体系ネッ
トワークの宛先アドレスと対応しない第二の体系のネッ
トワークのノードに対しても、宛先アドレス、送信元ア
ドレスやメッセージデータ内容、あるいはこれらの組み
合わせを条件としてメッセージを取り出し、転送するこ
とが可能となる。
【0016】[3] 体系の異なる少なくとも2種のネ
ットワークが繋がるネットワーク間で使用する接続装置
であって、伝送するメッセージの宛先情報に従って当該
メッセージを転送するネットワーク接続装置において、
通信メッセージを受け取ると実行可能なイベントに変換
するイベント変換手段と、実行可能なイベントを受け取
ると対応する処理を起動するイベント処理手段とを有す
ることを特徴とする。
【0017】この構成によれば、イベント対応に特定の
処理を実施させるようにしたことで、特定の体系のネッ
トワークの通信を、ネットワークに依存しないイベント
という形にして様々な処理をすることが可能となる。
【0018】[4] 更には上記の[3]のネットワー
ク接続装置において、イベントから読み取れる第一の宛
先のアドレス、送信元のアドレス、メッセージ内容の一
部の中の1つ以上を鍵として1つ以上の第二の宛先アド
レスとの対応を記憶するテーブルを有し、前記起動する
処理が、該テーブルを参照してイベントを対応する前記
第二の宛先アドレスに送信することを特徴とする。
【0019】この構成によれば、特定の体系のネットワ
ークの通信メッセージを、それとは異なる体系のネット
ワークに、ネットワークの体系に依存しないイベントと
いう形で転送することが可能となる。
【0020】[5] 実行可能なイベントを受け取ると
対応する処理を起動するイベント処理機能付ルータ装置
において、受信メッセージとイベント種類の変換対応を
記憶するテーブルと、通信メッセージを受け取ると前記
テーブルを参照して対応する実行可能なイベント種類に
変換するイベント変換手段とを有することを特徴とす
る。
【0021】このような構成によれば、受信した特定メ
ッセージをネットワークの体系に依存しないイベントと
いう形で記録が可能で、たとえば第二のネットワークへ
の転送は第一のネットワークからの受信回数数回毎に、
数回分のイベントをまとめて転送するなどの応用が可能
となり、ネットワークのスピード等の特性の違いを吸収
できる。
【0022】[6] 上記[5]記載のネットワーク接
続装置において、前記テーブルが受信メッセージの宛先
のアドレス、送信元のアドレス、メッセージ内容の一部
の中の1つ以上を鍵として変換するイベント種類に対応
づけることを特徴とする。
【0023】このような構成によれば、受信した特定メ
ッセージをネットワークの体系に依存しないイベントと
いう形で記録が可能で、たとえば第二のネットワークへ
の転送は第一のネットワークからの受信回数数回毎に、
数回分のイベントをまとめて転送するなどの応用が可能
となり、ネットワークのスピード等の特性の違いを吸収
できる。
【0024】[7] 上記[5]または[6]いずれか
記載のネットワーク接続装置において、イベント種類と
1つ以上の第二のアドレスの対応を記憶するテーブルを
有し、前記起動する処理が実行可能なイベントを、該テ
ーブルを参照して該イベントの種類に応じた1つ以上の
宛先アドレスに送信する手段を備えることを特徴とす
る。
【0025】このような構成によれば、特定の体系のネ
ットワークの通信メッセージを、それとは異なる体系の
ネットワークに、ネットワークの体系に依存しないイベ
ントという形で転送することが可能となる他、イベント
データの内容を判定せずにイベントIDのみを判定すれ
ば良く、従って、実行効率が格段に向上する。
【0026】[8] 上記[3]または[5]または
[6]または[7]いずれか記載のネットワーク接続装
置において、記憶媒体に記憶する手段とを有し、前記起
動する処理が、イベントを前記記憶媒体に記録する構成
とすることを特徴とする。
【0027】このような構成によれば、一定時間送信の
ない装置は対象から外され、今後、そのアドレスの装置
宛てにはメッセージは転送されず、従って、無駄な送信
を防ぎ、ネットワーク接続装置の効率向上が図れると共
に、ネットワークの負荷軽減を図ることができる。
【0028】[9] 上記[1]または[2]または
[4]または[7」に記載のネットワーク接続装置にお
いて、他のメッセージイベント処理機能付ルータ装置宛
てに一定期間送信が無いと何らかのメッセージを該ネッ
トワーク接続装置宛てに送信する生存通知部と、メッセ
ージの受信を監視し、一定期間内にメッセージの送信の
ない他のネットワーク接続装置装置のアドレスを第二の
アドレスとして持つテーブルの項目を削除処理する削除
部とを有することを特徴とする。
【0029】このような構成によれば、一定時間、送信
のないネットワーク接続装置のアドレスは、テーブルか
ら削除される結果、その後、その削除されたアドレス宛
てにはメッセージは転送されず、従って、無駄な送信を
防ぎ、ネットワーク接続装置の効率向上が図れると共
に、ネットワークの負荷軽減を図ることができる。
【0030】[10] 上記[1]または[2]または
[4]または[7」に記載のネットワーク接続装置にお
いて、自身を第二のアドレスとして含むテーブルの項目
追加要求からなる更新要求を他のメッセージイベント処
理装置宛てに送信する更新通知部と、該更新要求を受信
するとテーブルに前記項目の追加を行う更新部とを有す
ることを特徴とする。
【0031】このような構成とすることにより、ネット
ワーク接続装置を新規にネットワークに接続した場合
や、故障回復後に再接続したような場合であっても、各
ネットワーク接続装置においてそのテーブルが自動的に
更新されることから、必要なメッセージイベント転送
が、抜けなく行われる。
【0032】[11] 上記[10]記載のネットワー
ク接続装置において、テーブルの更新依頼を受けると、
テーブルを更新するとともに、自身のテーブルに第二の
アドレスとして登録されている他のネットワーク接続装
置メッセージイベント処理機能付ルータ装置に該依頼を
送信する手段を備えることを特徴とする。
【0033】これにより、新規に接続、あるいは、故障
後に再接続するイベント処理装置付のルータ装置は、他
の一つのイベント処理機能付のルータ装置に更新依頼を
送信するのみで、他のすべてのイベント処理装置に更新
依頼を送ることができるようになる。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。本発明は、例えば、複数の制
御系のネットワークがインターネットやイントラネット
で接続された環境で、制御系ネットワーク内のメッセー
ジを、インター/イントラネット経由で他の制御系ネッ
トワークに送信したり、あるいは、インターネット/イ
ントラネットに接続される装置に送信する技術に関わる
ものであり、ネットワークの通信を他のネットワークを
経由して目的の宛先に送るルータ装置や、特に体系の異
なるネットワークを経由して目的の宛先に送るゲートウ
ェイ装置、あるいは、イベントをネットワークを通して
目的の宛先に搬送する装置などに適用することができる
ネットワーク接続装置である。以下の説明ではルータ装
置を中心に説明を進めるが、当然、ゲートウェイ装置、
あるいは、イベントをネットワークを通して目的の宛先
に搬送する装置などであってよい。
【0035】(基本的なシステム構成)図1は本発明を
適用するネットワークシステムの概略的な構成例を示す
図である。図に示すように、この例では第一の体系のネ
ットワークNET1が複数系統あり(NET1‐aとN
ET1‐b)、また、第二の体系のネットワークNET
2が1系統あって、この第二の体系のネットワークNE
T2と各第一の体系のネットワークNET1(NET1
‐aとNET1‐b)はそれぞれメッセージイベント処
理機能を有するネットワーク接続装置(NW接続装置)
10を介して接続されている。尚、ここではNW接続装
置10は特に区別する必要がある場合にはNET1‐a
用を10‐a、NET1‐b用を10‐bと表すことに
する。
【0036】本システムにおいては第一の体系のネット
ワークNET1‐aのノードからそのネットワークNE
T1‐a所属のいずれの端末のアドレスにも該当しない
アドレスを宛先アドレスとするメッセージが送出された
場合、その宛先アドレスからそのアドレスの該当する端
末の所属するネットワークへ第二のネットワークNET
2を介してそのメッセージを転送できるようにすべく、
メッセージを第二のネットワークNET2の体系に合う
ように加工したうえで第二のネットワークNET2に送
信し、第二のネットワークNET2から自己の所属する
第一の体系のネットワークNET1‐aの所属端末のア
ドレスを宛先アドレスとするメッセージを受信した場合
には、第二のネットワークNET2の第二のネットワー
クNET2の体系に合うように加工されているメッセー
ジを第一のネットワークNET1‐aの体系に合うよう
に加工し直し、第一のネットワークNET1‐aへと送
り出すと云った機能を有する。
【0037】また、同様に第一の体系のネットワークN
ET1‐bのノードからそのネットワークNET1‐b
所属のいずれの端末のアドレスにも該当しないアドレス
を宛先アドレスとするメッセージが送出された場合、そ
の宛先アドレスからそのアドレスの該当する端末の所属
するネットワークへ第二のネットワークNET2を介し
てそのメッセージを転送できるようにすべく、メッセー
ジを第二のネットワークNET2の体系に合うように加
工したうえで第二のネットワークNET2に送信し、第
二のネットワークNET2から自己の所属する第一の体
系のネットワークNET1‐bの所属端末のアドレスを
宛先アドレスとするメッセージを受信した場合には、第
二のネットワークNET2の第二のネットワークNET
2の体系に合うように加工されているメッセージを第一
のネットワークNET1‐bの体系に合うように加工し
直し、第一のネットワークNET1‐bへと送り出すと
云った機能を有する。
【0038】そして、これらの機能は本発明システムに
設けたルータ装置10a,10bが受け持つように構成
してある。
【0039】(実施例1)この例は、前記課題を解決す
るための手段の[1]項に該当する実施例であり、ここ
では、宛先を読み替えるためのアドレス対応表を用意し
てこのアドレス対応表に転送先を予め、複数登録してお
くことで、本来、宛先アドレスが1ヶ所のメッセージ
を、このアドレス対応表に登録した異なる複数ヶ所の宛
先へと転送可能にするルータ装置の例を説明する。
【0040】図2は本発明システムの構成例を示すブロ
ック図である。図において、NET1は第一の体系のネ
ットワーク、NET2は第二の体系のネットワーク、1
0はこれら第一の体系のネットワークNET1と第二の
体系のネットワークNET2とを繋ぐメッセージイベン
ト処理機能付きルータ装置(NW接続装置)であり、こ
のメッセージイベント処理機能付ルータ装置(NW接続
装置)10は第一の通信部11、判定部12、第二の通
信部13、アドレス対応表14とを備えている。
【0041】第一の通信部11は第一の体系のネットワ
ークNET1との間で通信するためのものであり、アド
レス対応表14は図3に示す如く“宛先アドレス”とそ
の宛先アドレス対応の“転送先アドレスリスト”を登録
したテーブルを登録したテーブルであって、フラッシュ
メモリ等の書き換え可能な不揮発性の記憶手段に保持さ
れたものである。
【0042】判定部12は第一の通信部11を介して第
一のネットワークNET1から元メッセージを受けた場
合に、このアドレス対応表14を参照して元メッセージ
に含まれる宛先アドレスに該当する宛先アドレスがある
か否かを調べ、該当するものがある場合にその該当欄に
対応する転送先アドレスリストの内容からアドレスを知
ってそのアドレス宛ての第二の体系のネットワークNE
T2用のメッセージとなるように元メッセージを加工処
理し、第二の体系のネットワークNET2に接続する第
二の通信部13に送信依頼を出すといった機能と、第二
の通信部13を介して第二のネットワークNET2から
メッセージを受けた場合に、この受け取った第二の体系
のネットワークNET2用のメッセージから第一の体系
のネットワークNET1用のメッセージとなるようにメ
ッセージを加工処理し、第一の体系のネットワークNE
T1に接続する第一の通信部11に送信依頼を出すとい
った機能とを有する。
【0043】また、第二の通信部13は第二の体系のネ
ットワークNET2との間で通信するためのものであ
り、判定部12からの送信依頼を受けると判定部12か
ら渡される加工済みのメッセージを第二の体系のネット
ワークNET2に送信すると云った機能の他、第二の体
系のネットワークNET2用のメッセージを受けると、
これを判定部12に渡すと云った機能を有する。
【0044】このような構成のイベント処理装置機能付
のルータ装置(NW接続装置)の動作例を説明する。
【0045】図2の構成において、第一の体系のネット
ワークNET1に接続する第一の通信部11がアドレス
“205”宛てのメッセージを受け取ったとする。する
とこの第一の通信部11はこの受け取ったメッセージを
判定部12に渡し、これを受けた判定部12では図5の
流れに従って次のように動作する。
【0046】すなわち、図3のアドレス対応表14の宛
先アドレスが“205”の欄を探し、その欄の転送先ア
ドレスリストにつながるアドレスを探す(図5のステッ
プS1)。宛先アドレスが“205”の場合、転送先ア
ドレスリストにつながるアドレスは“136.22.
7”であることが図3のアドレス対応表14からわかる
ので、判定部13は宛先を、この“136.22.7”
とした第二の体系のネットワークNET2用のメッセー
ジを作成し(図5のステップS2)、この作成したメッ
セージと共に送信依頼を第二の体系のネットワークNE
T2に接続する第二の通信部13に送る(図5のステッ
プS3)。
【0047】これにより第二の通信部13は判定部13
から受け取った第二の体系のネットワークNET2用の
メッセージを第二の体系のネットワークNET2に送信
する。
【0048】判定部13はこれが終わると対応する宛先
アドレスがまだあるか否かを調べ、あれば、上述の動作
を繰り返し、無い場合は終了する(図5のステップS
4)。
【0049】この例の場合、図3のアドレス対応表14
の宛先アドレスが“205”の欄には、転送先アドレス
リストに先の“136.22.7”とは別の“158.
25.6”というアドレスも有るので、このアドレスを
宛先とした第二の体系のネットワークNET2用のメッ
セージを作成し(図5のステップS2)、この作成した
メッセージと共に送信依頼を第二の通信部13に送る
(図5のステップS3)。
【0050】これにより第二の通信部13は判定部13
から受け取った第二の体系のネットワークNET2用の
メッセージを第二の体系のネットワークNET2に送信
する。
【0051】これにより、第一の体系のネットワークN
ET1用のネットワークアドレス“205”宛てのメッ
セージが、第二の体系のネットワークNET2用のアド
レス“136.22.7”および“158.25.6”
という異なる2ヶ所の宛先に転送することが可能とな
る。
【0052】つまり、宛先を読み替えるためのアドレス
対応表14を用意してこのアドレス対応表14に転送先
を予め、複数登録しておくことで、本来、宛先アドレス
が1ヶ所のメッセージが、このアドレス対応表14に登
録した異なる2ヶ所の宛先へと転送可能となる。
【0053】(実施例2)この例は、前記課題を解決す
るための手段の[2]項に該当する実施例であり、ここ
では宛先アドレス形式が全く対応しない異種の体系のネ
ットワークに対しても、宛先アドレス、送信元アドレス
やメッセージデータ内容、あるいはこれらの組み合わせ
を条件としてメッセージを取り出し、異種体系のネット
ワークの特定アドレスに転送することが可能なルータ装
置(NW接続装置)の実施例を次に説明する。
【0054】この例は、アドレス対応表14を図4に示
す如きの構成とするもので、このようにした場合でのイ
ベント処理装置機能付のルータ装置(NW接続装置)1
0の動作例を説明する。すなわち、基本構成としては、
図2に示した実施例1のものと変わらないが、アドレス
対応表14が図4に示すように“宛先アドレス”や“送
信元アドレス”および“データ位置と内容”といった各
種の転送メッセージ条件とこれらの条件対応に転送先ア
ドレスリストを登録したテーブルとしたものを使用して
おり、このテーブルはフラッシュメモリ等の書き換え可
能な不揮発性の記憶手段に保持されているものである。
【0055】この場合でのイベント処理装置機能付のル
ータ装置(NW接続装置)10には、アドレス対応表1
4における転送メッセージ条件の合う欄を探し、注目し
ている欄の転送先アドレスリストの中のアドレスを宛先
とする第二のネットワークNET2用の体系のメッセー
ジを作成し、第二の通信部13に渡して第二のネットワ
ークNET2に送信させると云った機能を持たせてあ
る。
【0056】いま、図2の構成において第一の体系のネ
ットワークNET1に接続する第一の通信部11が宛先
アドレス“205”、送信元アドレス“574”のメッ
セージを受け取ったとする。すると第一の通信部11は
これを判定部12に渡す。
【0057】すると判定部12は図6の流れに従い、図
4に示すアドレス対応表14を参照して、該メッセージ
が条件に合う欄を探す(図6のステップS11)。
【0058】この例では、宛先アドレスとデータ内容が
空白で、送信元アドレスが“574”となっている欄の
みの条件が合致する。
【0059】従って、その欄の転送先アドレスリストに
つながるアドレス“136.22.7”を宛先と決め
る。そして、判定部12はアドレス“136.22.
7”を宛先とする第二の体系のネットワークNET2用
のメッセージに、元のメッセージを加工し(図6のステ
ップS12)、これを第二の体系のネットワークNET
2に接続する第二の通信部13に送信依頼と共に渡す
(図6のステップS13)。
【0060】これを受けた第二の通信部13では受け取
ったメッセージを第二の体系のネットワークNET2に
送信することになる。
【0061】そして、判定部12は、対応する宛先アド
レスリストがアドレス対応表14中に他にもあるか否か
をチェックし(図6のステップS14)、まだあればス
テップS12以降に処理を繰り返し、もう無ければ、次
に条件が該当する欄があるか否かをチェックし(図6の
ステップS15)、まだあればステップS12以降に処
理を繰り返し、もう無ければ終了する。
【0062】この例では転送先アドレスは1つのみなの
で、この一ヶ所への転送のみである。また、条件の合致
する欄もこの1つのみなので、これで処理を終わる。
【0063】他の例としてメッセージデータの“102
バイト目”の値が“10”の場合には、図4の4欄目の
条件が合致し、その結果、アドレス“136.22.
7”と“158.25.6”に転送される。
【0064】このようにして、本発明のルータ装置10
によれば、第一の体系ネットワークNET1の宛先アド
レスと対応しない第二の体系のネットワークNET2の
ノードに対しても、宛先アドレス、送信元アドレスやメ
ッセージデータ内容、あるいはこれらの組み合わせを条
件としてメッセージを取り出し、転送することが可能と
なる。
【0065】(実施例3)次に、イベント対応に特定の
処理を実施させるようにすることで、特定の体系のネッ
トワークの通信を、ネットワークに依存しないイベント
という形にして様々な処理をすることを可能とする例を
説明する。
【0066】この例は、前記課題を解決するための手段
の[2],[5],[6]項に該当する実施例であり、
この例においては図7に示すように、ルータ装置(NW
接続装置)10は第一の通信部11、変換部21、各種
イベント処理部22、イベント対応表23とを備えて構
成されている。
【0067】第一の通信部11は第一の体系のネットワ
ークNET1に接続して通信するためのものであり、変
換部21は転送メッセージ条件対応のイベントIDをイ
ベント対応表23から得て、そのイベントIDをイベン
ト処理部22に渡すものである。また、各種イベント処
理部22はイベントの種類対応の処理を行うものであ
り、イベント別に、つまり、各イベント固有に用意され
ていて、そのイベント対応に特定の処理を行うものであ
る。また、イベント対応表23は転送メッセージ条件と
その条件対応のイベントIDとを登録したテーブルであ
り、図示しないメモリ上に置かれる。
【0068】このような構成において、図7で第一の体
系のネットワークNET1に接続する第一の通信部11
が、当該ネットワークNET1内のあるノードから、宛
先アドレス“205”、送信元アドレス“574”なる
情報を含むメッセージを受け取ったとする。
【0069】すると通信部11はこれを変換部21に渡
し、変換部21は図9の流れに従い、図8のイベント対
応表を参照して、該メッセージが条件に合う欄を探し
(図9のステップS21)、そして、条件に合う欄があ
るか否かをチェックする(図9のステップS22)。
【0070】この例では、“宛先アドレス”と“データ
内容が空白で送信元アドレスが“574”となつている
欄の条件が合致するので、その欄のイベントIDである
“12346”をイベントIDとするイベントを作成
し、当該イベントIDに対応するイベント処理に渡す
(図9のステップS23)。すなわち、変換部21は条
件に合う欄があったときは対応するイベントIDを添付
してイベントに変換し、該イベントIDに対応するイベ
ント処理部22に渡す。ステップS22において、条件
に合う欄が無かったときは、処理を終了する。
【0071】イベント処理部22はイベントの種類対応
の処理を行うものであり、イベント別に、つまり、各イ
ベント固有に用意されていて、そのイベント対応に特定
の処理を行う。
【0072】このようにして、このイベント対応に特定
の処理を実施させるようにしたことで、特定の体系のネ
ットワークの通信を、ネットワークに依存しないイベン
トという形にして様々な処理をすることが可能となる。
【0073】(実施例4)次に、特定の体系のネットワ
ークの通信メッセージを、それとは異なる体系のネット
ワークに、ネットワークの体系に依存しないイベントと
いう形で転送できるようするイベント処理装置機能付の
ルータ装置(NW接続装置)の実施例を説明する。
【0074】この例は、前記課題を解決するための手段
の[4]項に該当する実施例であり、図10に示す構成
図を用いて説明する。
【0075】この例においては図10に示すように、ル
ータ装置(NW接続装置)10は第一の通信部11、変
換部21、判定部12、イベント対応表23、アドレス
対応表14、第二の通信部13とを備えて構成されてい
る。
【0076】第一の通信部11は第一の体系のネットワ
ークNET1に接続して通信するためのものであり、第
二の通信部13は第二の体系のネットワークNET2に
接続して通信するためのものである。また、変換部21
は通信部11より得たメッセージから当該メッセージに
含まれる転送メッセージ条件対応のイベントIDをイベ
ント対応表23から得て、そのイベントIDをメッセー
ジに付加するためのものである。判定部12はイベント
処理を行う機能を有するもので、イベントの種類対応の
処理を行うものであって、イベント別に、つまり、各イ
ベント固有に用意されていて、そのイベント対応に特定
の処理を行うものである。また、イベント対応表23は
転送メッセージ条件とその条件対応のイベントIDとを
登録したテーブルであり、また、アドレス対応表14は
転送先アドレスの情報を登録したものであって、これら
はいずれも図示しないメモリ上に置かれる。
【0077】このような構成において、第一の体系のネ
ットワークNET1に接続する通信部11が当該ネット
ワークNET1におけるあるノードより宛先アドレス
“205”、送信元アドレス“574”の情報を持つメ
ッセージを受け取ったとする。
【0078】すると通信部11はこれを変換部21に渡
す。変換部21では請求項3の実施例の場合と同様に、
これをイベントに変換する。
【0079】そして、対応するイベント処理として判定
部12にイベントを渡す。ここで図10の判定部12は
図7に示す各種イベント処理の1つという位置づけを持
つ。
【0080】判定部12では請求項2の場合と同様に、
図4に示す如き内容のアドレス対応表14を参照し、該
イベントが条件に合う欄を探す。ただし、本実施例にお
いてはメッセージがイベントという形として渡されてお
り、宛先アドレス、送信元アドレス、メッセージデータ
などがすべてイベントデータとして渡される点のみに違
いがある。
【0081】結果として前記実施例2の場合と同様に、
アドレス“136.22.7”宛ての第二の体系のネッ
トワークNET2用のメッセージとして判定部12は該
イベントを構成した上で、第二の体系のネットワークN
ET2に接続する通信部13に送信依頼を出す。その結
果、通信部13は判定部12から受け取ったネットワー
クNET2用のメッセージを、第二の体系のネットワー
クNET2に送信する。
【0082】このようにして特定の体系のネットワーク
の通信メッセージを、それとは異なる体系のネットワー
クに、ネットワークの体系に依存しないイベントという
形で転送することが可能となる。
【0083】(実施例5)次に、前記課題を解決するた
めの手段の[7]項に該当する実施例を、図10に示す
構成図を用いて説明する。この実施例では、基本的には
実施例4と構成及び機能は変わらないが、実施例4に比
較して判定部12においては、イベントデータの内容を
判定せずにイベントIDのみを判定する構成としてあ
る。
【0084】このような構成において、第一の体系のネ
ットワークNET1に接続する通信部11が当該ネット
ワークNET1におけるあるノードより第一の体系のネ
ットワークNET1に接続する通信部11が宛先アドレ
ス“205”、送信元アドレス“574”のメッセージ
を受け取ったとする。
【0085】すると通信部11はこれを変換部21に渡
し、変換部21では実施例3の場合と同様にイベントI
Dが“12346”のイベントに変換して、対応するイ
ベント処理として図10の判定部12にイベントを渡
す。
【0086】判定部12では図11に示す如きの処理の
流れに従い、図12のアドレス対応表を参照して、該イ
ベント種類に対応する欄を探す(図11のステップS3
1)。そして、イベントIDが該当する欄の有無をチェ
ックし(図11のステップS32)、該当する欄が無い
場合は処理を終了し、該当する欄がある場合には未送信
の対応する第二の体系のネットワークアドレス宛の第二
の体系のメッセージを作る(図11のステップS3
3)。そして、第二の体系のネットワークに繋がる通信
部13にこの作った第二の体系のメッセージと、その送
信依頼とを送る(図11のステップS34)。これによ
り、通信部13は当該第二の体系のメッセージを第二の
体系のネットワークNET2へと送る。
【0087】通信部13を介して当該第二の体系のメッ
セージを第二の体系のネットワークNET2へと送る処
理が終わると、再び、対応する宛先のアドレスがまだあ
るか否かをチェックし(図10のステップS35)、無
ければ処理を終了し、まだあればステップS33以降の
処理を繰り返す。
【0088】すなわち、通信部11が宛先アドレス“2
05”、送信元アドレス“574”のメッセージを受け
取った例の場合、通信部11はこれを変換部21に渡
し、変換部21ではイベント対応表を元にイベントID
が“12346”のイベントに変換して、対応するイベ
ント処理として判定部12にイベントを渡し、判定部1
2では図12のアドレス対応表を参照して、該イベント
種類に対応する欄を探す(図11のステップS31)。
そして、イベントIDが該当する欄の有無をチェックし
(図11のステップS32)、該当する欄が無い場合は
処理を終了し、該当する欄がある場合には未送信の対応
する第二の体系のネットワークアドレス宛の第二の体系
のメッセージを作る(図11のステップS33)。
【0089】この例では、対応する欄が存在するため、
転送先アドレスリストにつながるアドレス“136.2
2.7”宛ての第二の体系のネットワークNET2用の
メッセージとして元イベントを構成する。
【0090】そして、第二の体系のネットワークNET
2に接続する通信部13に送信依頼を出して、第二の体
系のネットワークNET2に送信する。
【0091】この例では転送先アドレスは1つのみであ
るので、この一ケ所への転送のみである。
【0092】このように、実行結果としでは発明を解決
する手段の[4]項に対応する実施例である上記実施例
4の場合と同様となるが、この実施例のシステムでは判
定部12において、イベントデータの内容を判定せずに
イベントIDのみを判定すれば良く、従って、実行効率
が格段に向上する。
【0093】(実施例6)次に、受信した特定メッセー
ジをネットワークの体系に依存しないイベントという形
で記録が可能で、たとえば第二のネットワークへの転送
は第一のネットワークからの受信回数数回毎に、数回分
のイベントをまとめて転送するなどの応用が可能で、ネ
ットワークのスピード等の特性の違いを吸収できるよう
にする例を説明する。
【0094】この例は、前記課題を解決するための手段
の[8]項に該当する実施例であって、このような機能
を持つイベント処理装置機能付のルータ装置(NW接続
装置)の動作例を図7に示す構成図を用いて説明する。
この実施例において、第一の体系のネットワークNET
1のメッセージを通信部11が受信して、変換部21が
これをイベントに変換し、そのイベントに対応する処理
を実施するイベント処理部22に渡されるまでは発明の
解決手段における[3]項対応の実施例の場合と同様で
ある。
【0095】本実施例の場合は、対応するイベント処理
部22が記憶媒体に記録するようにしたことを特徴とす
る。
【0096】この処理は該イベント処理を行うイベント
処理部22が、別に第一の体系のネットワークNET1
への転送を行うか行わないかとは無関係に、独立に行う
ようにしてある。従って、このようなイベント処理部2
2を設けたことで、受信した特定メッセージが、ネット
ワークの体系に依存しないイベントという形で記録媒体
に記録されていくことになる。
【0097】このように、本実施例によれば、受信した
特定メッセージをネットワークの体系に依存しないイベ
ントという形で記録が可能で、たとえば第二のネットワ
ークへの転送は第一のネットワークからの受信回数数回
毎に、数回分のイベントをまとめて転送するなどの応用
が可能となり、ネットワークのスピード等の特性の違い
を吸収できる。
【0098】(実施例7)次にあるルータ装置(NW接
続装置)が故障したり、電源を断にしたりした場合など
において、それを知らずにそのルータ装置(NW接続装
置)に、メッセージを送信したりする無駄を避け、ま
た、新規に参加したり、故障等が回復して再度、参加す
るようになった場合に、これを認識して通信に参加でき
るようにする例を説明する。
【0099】これは、前記課題を解決するための手段の
[9]項に該当する実施例であり、その動作例を図13
に示す構成図を用いて説明する。この実施例では、第一
の通信部11、変換部21、判定部12、第二の通信部
13、アドレス対応表14,イベント対応表23の他
に、どのルータ装置(NW接続装置)が通信に参加でき
るかを把握したり、自己が通信可能であることを他のル
ータ装置(NW接続装置)に知らせたりするために、生
存通知部31,最終送受信時刻表32、削除部33とを
設けてルータ装置(NW接続装置)10を構成してあ
る。
【0100】最終送受信時刻表32は例えば、図15に
示す如き構成のテーブルであって、各イベント処理装置
(NW接続装置)のアドレスと、その装置が最後に送信
した時刻情報、そして、最後に受信した時刻の情報とが
登録されている。時刻情報は更新可能である。
【0101】第一の体系用のネットワークNET1のメ
ッセージを、当該第一の体系用の通信部11が受信して
から、変換部21に渡し、ここでの処理を経て判定部1
2の処理に至るまでの処理内容は発明の形態[4],ま
たは[7]対応の実施例の場合と同様である。
【0102】本実施例では判定部12が第二の体系用の
ネットワークNET2への送信依頼を第二の体系用の通
信部13に渡す際に、その送信依頼は同時に生存通知部
31にも伝わり、生存通知部31では図14に示す如き
の処理の流れに従い、図15に示す最終送受信時刻表3
2から第二のネットワークNET2の宛先アドレスに相
当する欄を探し、該欄の最終送信時刻を現在時刻に更新
する。
【0103】この時、該生存通知部31は常時、図16
の処理の流れに従って動作している。
【0104】すなわち、生存通知部31は一定時間毎に
(図16のステップS51)、図15の如き構成の最終
送受信時刻表32を走査し、すべてのアドレスの記入の
ある欄に関して、最後に送信してから一定時間が経過し
ている第二の体系のネットワークNET2に接続する他
のイベント処理機能付きルータ装置(NW接続装置)1
0を探す(図16のステップS52、S53)。そし
て、第二の体系におけるネットワークNET2内のルー
タ装置(NW接続装置)10に対しての生存通知メッセ
ージを作成し、これを第二の通信部13に送ると共に、
該通信部13に送信依頼を出す(図16のステップS5
4,S55)。
【0105】これを受けた通信部13は上記探したルー
タ装置(NW接続装置)10に対して生存通知のメッセ
ージを送信する。
【0106】最終送受信時刻表32に対して、生存通知
部31は生存通知メッセージの送り先ルータ装置(NW
接続装置)の宛先アドレスに対応する欄における最終送
信時刻を現在時刻に更新する(図16のステップS5
6)。このようにして、一定時間が経過しているものに
対して、生存通知のメッセージを送信し、送信したなら
ば最終送信時刻を更新する。
【0107】本実施例においては、現在時刻が“15:
11:00”であり、最終送受信時刻表が図15の値に
なっており、かつ、一定時間として“1分”という値が
採用されているとすると、アドレス“136.25.4
3”および“135.24.69”のイベント処理機能
付きルータ装置(NW接続装置)10に対して生存通知
メッセージを送信した後、最終送受信時刻表の両欄の最
終送信時刻の項目は共に“15:11:00”に更新さ
れる。
【0108】一方、第二の体系のネットワークNET2
からこれらのメッセージを受信した第二の体系のネット
ワークNET2に接続する通信部13は、受信したメッ
セージを図13の削除部33にも渡し、これを受け取っ
た削除部33は図17の処理の流れに従い、図15に示
す最終送受信時刻表32から第二のネットワークNET
2の送信元アドレスに相当する欄を探し(図17のステ
ップS61)、当該欄の最終受信時刻を現在時刻に更新
する(図17のステップS62)。
【0109】この時、該削除部33は常時、図18の処
理の流れに従って動作している。
【0110】すなわち、一定時間毎に(図18のステッ
プS71)、図15の最終送受信時刻表32を走査し、
最終送受信時刻表32のイベント処理装置(NW接続装
置)のアドレスの書かれた今回未調査の欄の有無を調べ
(図18のステップS72)、すべてのアドレスの記入
のある欄に関して、最後に受信してから一定時間が経過
している他のイベント処理機能付ルータ装置(NW接続
装置)のアドレスに対して、最終送受信時刻表の該アド
レスに対応する欄を削除すると共に(図18のステップ
S73,S74)、アドレス対応表の転送先アドレスリ
ストとして該アドレスを持つ項目を削除する(図18の
ステップS75)。
【0111】本実施例で、定時刻として“2分”という
値が設定されており、現在時刻が“15:11:00”
であるとすると、例えば、アドレス“125.35.
1”を持つイベント処理装置(NW接続装置)が故障し
たり、あるいはネットワークが切断された場合には、最
終送受信時刻表32が図15に示す如きの値を持ち、ア
ドレス対応表14の例である図12に示す如きの値を持
つ。
【0112】この場合は前記の処理によって、図15の
イベント処理機能付ルータ装置(NW接続装置)のアド
レス“125.35.1”の欄が削除され、かつ、図1
2の転送アドレスリストの中からアドレス“125.3
5.1”の項目削除される。その結果、最終送受信時刻
表32は図19に示す如きに更新され、アドレス対応表
14は図20に示す如きに更新される。
【0113】このように動作することにより、今後、ア
ドレス“125.35.1”宛てにはメッセージは転送
されず、従って、無駄な送信を防ぎ、イベント処理装置
付のルータ装置(NW接続装置)の効率向上が図れると
共に、ネットワークの負荷軽減を図ることができる。
【0114】(実施例8)次に、前記課題を解決するた
めの手段の[10]項に該当する実施例を、図21に示
す構成図を用いて説明する。
【0115】この構成は第一の通信部11、変換部2
1、判定部12、第二の通信部13、アドレス対応表1
4,イベント対応表23の他に、どのルータ装置(NW
接続装置)が通信に参加できるかを把握したり、自己が
通信可能であることを他のルータ装置(NW接続装置)
に知らせたりするために、更新を通知する更新通知部4
1と、更新通知部41からの通知に従ってアドレス対応
表14の内容を更新する更新部42とを更に設けた構成
である。
【0116】本実施例では、あるイベント処理装置付の
ルータ装置(NW接続装置)10が第二の体系のネット
ワークNET2に新規接続され、あるいは、故障が回復
して再接続された例を想定して説明する。
【0117】あるイベント処理装置付のルータ装置(N
W接続装置)10が第二の体系のネットワークNET2
に新規接続されたとすると、この時、当該あるイベント
処理装置付のルータ装置(NW接続装置)10の更新通
知部41は図22の処理の流れに従い、自イベント処理
装置付ルータ装置(NW接続装置)宛てに転送して欲し
いメッセージやイベントの条件一覧と自イベント処理装
置のアドレスを含むアドレス対応表更新要求を、イベン
トとして作成する(図22のステップS81)。
【0118】そして、このイベントを他のイベント処理
装置付のルータ装置(NW接続装置)10あてのメッセ
ージとして作成し(図22のステップS82)、これを
第二の体系のネットワークNET2の通信部13に送信
依頼と共に与える(図22のステップS84)。
【0119】そして、この処理を他のイベント処理装置
付のルータ装置(NW接続装置)全てに送信するまで繰
り返す(図22のステップS84)。
【0120】このようにして、イベントあるいは第一の
体系のネットワークNET1のメッセージの、宛先アド
レスあるいはメッセージ選択の条件あるいはイベント種
類と、自装置の第二の体系のネットワークアドレスの組
を更新依頼として、他のイベント処理装置すべてに送信
する。
【0121】一方、この更新依頼を受信した他のイベン
ト処理装置付ルータ装置(NW接続装置)の通信部は該
依頼を更新部42に渡す。更新部42は図23の処理の
流れに従い、アドレス対応表14を更新する。すなわ
ち、更新部42はアドレス対応表14中に、更新依頼に
含まれる条件と同一の条件を持つ欄があるか否かをチェ
ックし(図23のステップS91)、存在すれば当該欄
の転送アドレスリストに、送信元のイベント処理装置の
アドレスを追加する(図23のステップS92)。ま
た、更新依頼に含まれる条件と同一の条件を持つ欄がア
ドレス対応表14中に無い場合には新規欄を追加し、条
件項目に該条件を追加し、転送アドレスリストには送信
元イベント処理装置のアドレスを追加する(図23のス
テップS93)。
【0122】本実施例において、アドレス対応表14の
内容がイベント種類(イベントID)を鍵とし、それぞ
れどのアドレスを転送先とするかを転送先アドレスリス
トとして登録したものであって、図20に示す如きの値
を持っていたとし、更新情報として図24に示す如きの
情報を受信したとすると、これを受けた更新部42での
処理の結果、アドレス対応表14の登録内容は図12の
如きとなる。つまり、添付イベントID“12347”
と、“12348”それぞれの該当する転送先アドレス
リストに“125.35.1”が追加される。
【0123】このように、本実施例によれば、イベント
処理装置付のルータ装置(NW接続装置)を新規にネッ
トワークに接続した場合や、故障回復後に再接続したよ
うな場合であっても、イベント処理装置機能付の他のル
ータ装置(NW接続装置)においてそのアドレス対応表
14が自動的に更新されることから、必要なメッセージ
イベント転送が、抜けなく行われる。
【0124】(実施例9)次に、前記課題を解決するた
めの手段の[11]項に該当する実施例、を図21に示
す構成図を用いて説明する。
【0125】本実施例は、前記実施例8での更新部42
が前記実施例8と同様の処理を行った後に、さらに、次
の処理が行われるようにしてある。すなわち、アドレス
対応表14に登録されているイベント処理装置機能付の
ルータ装置(NW接続装置)の全アドレス宛てに更新依
頼を再送する。
【0126】これにより、新規に接続、あるいは、故障
後に再接続するイベント処理装置付のルータ装置(NW
接続装置)は、他の一つのイベント処理機能付ルータ装
置(NW接続装置)に更新依頼を送信するのみで、他の
すべてのイベント処理装置に更新依頼を送ることができ
るようになる。
【0127】従って、新規接続あるいは再接続するイベ
ント処理装置は他のすべてのイベント処理装置のアドレ
スを知ることなく、いずれかただ1つのイベント処理装
置のアドレス(例えば、システム内の誰でもが知ってい
ることの多い管理センタのインテリジェント端末の繋が
るイベント処理装置(NW接続装置))を知っているの
みで自己の接続を全てのイベント処理装置に知らせて認
識させることができる。
【0128】上記実施例の他の典型的なイベント処理と
しては、他に第二の体系のネットワークNET2を通じ
て得たメッセージやイベントを、再度、第一の体系のネ
ットワークNET1のメッセージに変形して、適当な第
一の体系のネットワークNET1のノード宛てに送信す
る処理がある。
【0129】以上、種々の実施例を説明したが、本発明
は上述した実施例に限定されるものではなく、任意に変
形して実施可能である。
【0130】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
第一の体系のネットワークのメッセージを、体系の異な
る第二のネットワークの複数のノードで受け取ったり、
あるいは、第一の体系のネットワークのアドレスからは
対応できない第二のネットワークのアドレスを持つノー
ドで受け取ったりすることが可能となる。さらに、第二
のネットワークにおいて、イベント処理装置が故障や切
断、あるいは、新規に接続したり再接続した場合でも、
これらイベント処理装置が持つ転送のためのアドレステ
ーブルは整合性を保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を説明するための図であって、本発明の
一具体例の全体構成を示すブロック図。
【図2】本発明を説明するための図であって、実施例1
及び2の装置の要部構成例を示すブロック図。
【図3】本発明を説明するための図であって、実施例1
におけるアドレス対応表の例を示す図。
【図4】本発明を説明するための図であって、実施例2
において使用するアドレス対応表14の例を示す図。
【図5】本発明を説明するための図であって、実施例1
における判定部12の処理の流れを説明するための図。
【図6】本発明を説明するための図であって、実施例2
における判定部12の処理の流れを説明するための図。
【図7】本発明を説明するための図であって、実施例6
におけるイベント処理装置付ルータ装置の構成例を示す
説明する図。
【図8】本発明を説明するための図であって、実施例3
におけるイベント対応表23の一例を示す図。
【図9】本発明を説明するための図であって、実施例3
における変換部21の処理の流れを説明するための図。
【図10】本発明を説明するための図であって、実施例
4および実施例5におけるイベント処理装置付ルータ装
置の構成例を示す図。
【図11】本発明を説明するための図であって、実施例
5における判定部の動作例を説明するための図。
【図12】本発明を説明するための図であって、アドレ
ス対応表の例を示す図。
【図13】本発明を説明するための図であって、実施例
7におけるイベント処理装置付ルータ装置の構成例を示
す図。
【図14】本発明を説明するための図であって、生存通
知部が判定部から通信部への通信依頼をウオッチした際
の動作例を説明するための図。
【図15】本発明を説明するための図であって、実施例
7における最終送受信時刻表32の例を示す図。
【図16】本発明を説明するための図であって、実施例
7における生存通知部31の処理の流れを説明する図。
【図17】本発明を説明するための図であって、削除部
が受信したメッセージをウオッチ債の動作例を説明する
ための図。
【図18】本発明を説明するための図であって、削除部
のバックグラウンド動作例を説明するための図。
【図19】本発明を説明するための図であって、削除部
動作後の最終送受信時刻表の例を示す図。
【図20】本発明を説明するための図であって、削除部
動作後のアドレス対応表の例を示す図。
【図21】本発明を説明するための図であって、実施例
9におけるイベント処理装置付ルータ装置の構成例を示
す図。
【図22】本発明を説明するための図であって、実施例
8における更新通知部41が更新依頼を他のイベント処
理装置付のルータ装置に送る時の動作例を説明するため
の図。
【図23】本発明を説明するための図であって、更新部
が更新依頼を受け取った時の動作例を説明する図。
【図24】本発明を説明するための図であって、更新依
頼のデータ例を示す図。
【図25】従来技術を説明するための図。
【符号の説明】
10…イベント処理装置付のルータ装置(NW接続装
置) 11…第一の通信部 12…判定部 13…第二の通信部 14…アドレス対応表 21…変換部 22…イベント処理部 23…イベント対応表 NET1…は第一の体系のネットワーク NET2…第二の体系のネットワーク

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】体系の異なる少なくとも2種のネットワー
    クが繋がるネットワーク間で使用する接続装置であっ
    て、伝送するメッセージの宛先情報に従って当該メッセ
    ージを転送するネットワーク接続装置において、 伝送するメッセージの宛先情報である第一のアドレスと
    転送先宛先情報である第二のアドレスの対応を記憶する
    テーブルを有し、特定の第一のアドレス宛てのメッセー
    ジ受け取ると前記テーブルを参照してその第一のアドレ
    スに対応する第二のアドレス宛てに該メッセージを送信
    する手段を備えると共に、前記テーブルが1つの第一の
    アドレスに対して複数の第二のアドレスを対応づけ可能
    にすることを特徴とするネットワーク接続装置。
  2. 【請求項2】体系の異なる少なくとも2種のネットワー
    クが繋がるネットワーク間で使用する接続装置であっ
    て、伝送するメッセージの宛先情報に従って当該メッセ
    ージを転送するネットワーク接続装置において、 伝送するメッセージと転送先宛先情報である第二のアド
    レスの対応を記憶するテーブルであって、第一の宛先ア
    ドレス、送信元のアドレス、メッセージ内容の一部の中
    の1つ以上を鍵として受信するメッセージと1つ以上の
    第二のアドレスの対応づけを記憶するテーブルを有し、
    また、メッセージを受信すると該テーブルを参照しで対
    応する第二のアドレスを判定してそのアドレス宛てに当
    該メッセージを送信する手段を有することを特徴とする
    ネットワーク接続装置。
  3. 【請求項3】体系の異なる少なくとも2種のネットワー
    クが繋がるネットワーク間で使用する接続装置であっ
    て、伝送するメッセージの宛先情報に従って当該メッセ
    ージを転送するネットワーク接続装置において、 通信メッセージを受け取ると実行可能なイベントに変換
    するイベント変換手段と、 実行可能なイベントを受け取ると対応する処理を起動す
    るイベント処理手段と、を有することを特徴とするネッ
    トワーク接続装置。
  4. 【請求項4】請求項3記載のネットワーク接続装置にお
    いて、 イベントから読み取れる第一の宛先のアドレス、送信元
    のアドレス、メッセージ内容の一部の中の1つ以上を鍵
    として1つ以上の第二の宛先アドレスとの対応を記憶す
    るテーブルを有し、前記起動する処理が、該テーブルを
    参照してイベントを対応する前記第二の宛先アドレスに
    送信することを特徴とするネットワーク接続装置。
  5. 【請求項5】実行可能なイベントを受け取ると対応する
    処理を起動するイベント処理機能を有するネットワーク
    接続装置であって、 受信メッセージとイベント種類の変換対応を記憶するテ
    ーブルと、通信メッセージを受け取ると前記テーブルを
    参照して対応する実行可能なイベント種類に変換するイ
    ベント変換手段と、を有することを特徴とするネットワ
    ーク接続装置。
  6. 【請求項6】請求項5記載のネットワーク接続装置にお
    いて、 前記テーブルが受信メッセージの宛先のアドレス、送信
    元のアドレス、メッセージ内容の一部の中の1つ以上を
    鍵として変換するイベント種類に対応づけることを特徴
    とするネットワーク接続装置。
  7. 【請求項7】請求項5または6いずれか一項記載のネッ
    トワーク接続装置において、 イベント種類と1つ以上の第二のアドレスの対応を記憶
    するテーブルを有し、前記起動する処理が実行可能なイ
    ベントを、該テーブルを参照して該イベントの種類に応
    じた1つ以上の宛先アドレスに送信する手段を備えるこ
    とを特徴とするネットワーク接続装置。
  8. 【請求項8】請求項3または5または6または7いずれ
    か1項記載のネットワーク接続装置において、 記憶媒体に記憶する手段とを有し、前記起動する処理
    が、イベントを前記記憶媒体に記録する構成とすること
    を特徴とするネットワーク接続装置。
  9. 【請求項9】請求項1または2または4または7いずれ
    か1項記載のネットワーク接続装置において、 他のメッセージイベント処理機能付ルータ装置宛てに一
    定期間送信が無いと何らかのメッセージを該メッセージ
    イベント処理装置宛てに送信する生存通知部と、 メッセージの受信を監視し、一定期間内にメッセージの
    送信のない他のメッセージイベント処理機能付ルータ装
    置のアドレスを第二のアドレスとして持つテーブルの項
    目を削除処理する削除部と、を有することを特徴とする
    ネットワーク接続装置。
  10. 【請求項10】請求項1または2または4または7いず
    れか1項記載のネットワーク接続装置において、 自身を第二のアドレスとして含むテーブルの項目追加要
    求からなる更新要求を他のメッセージイベント処理装置
    宛てに送信する更新通知部と、 該更新要求を受信するとテーブルに前記項目の追加を行
    う更新部と、を有することを特徴とするネットワーク接
    続装置。
  11. 【請求項11】請求項10記載のネットワーク接続装置
    において、 テーブルの更新依頼を受けると、テーブルを更新すると
    ともに、自身のテーブルに第二のアドレスとして登録さ
    れている他のメッセージイベント処理機能装置付ルータ
    装置に該依頼を送信する手段を備えることを特徴とする
    ネットワーク接続装置。
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