JPH11204862A - ファイバーレーザーおよびファイバーアンプ - Google Patents
ファイバーレーザーおよびファイバーアンプInfo
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- JPH11204862A JPH11204862A JP637098A JP637098A JPH11204862A JP H11204862 A JPH11204862 A JP H11204862A JP 637098 A JP637098 A JP 637098A JP 637098 A JP637098 A JP 637098A JP H11204862 A JPH11204862 A JP H11204862A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 効率良く高出力の青色領域や緑色領域のレー
ザービームを発生可能で、小型に形成することができ、
しかも出力やビーム品質の安定性が高いファイバーレー
ザーを得る。 【解決手段】 Pr3+が添加されたコアを持つファイバ
ー13を、GaN系レーザーダイオード11によって励起す
る。
ザービームを発生可能で、小型に形成することができ、
しかも出力やビーム品質の安定性が高いファイバーレー
ザーを得る。 【解決手段】 Pr3+が添加されたコアを持つファイバ
ー13を、GaN系レーザーダイオード11によって励起す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、Pr3+が添加され
たコアを有するファイバーを、レーザーダイオード(半
導体レーザー)によって励起してレーザービームを発生
させるファイバーレーザーに関するものである。
たコアを有するファイバーを、レーザーダイオード(半
導体レーザー)によって励起してレーザービームを発生
させるファイバーレーザーに関するものである。
【0002】また本発明は、Pr3+が添加されたファイ
バーをレーザーダイオードで励起して蛍光を生じさせ、
ファイバーに入射した光をこの蛍光によって増幅するフ
ァイバーアンプに関するものである。
バーをレーザーダイオードで励起して蛍光を生じさせ、
ファイバーに入射した光をこの蛍光によって増幅するフ
ァイバーアンプに関するものである。
【0003】
【従来の技術】例えば電子情報通信学会技報,LQE95-30
(1995)p.30や、Optics communications 86(1991)p.337
に示されるように、Pr3+が添加された弗化物系のコア
を有するファイバーをレーザーダイオードによって励起
してレーザービームを発生させるファイバーレーザーが
知られている。
(1995)p.30や、Optics communications 86(1991)p.337
に示されるように、Pr3+が添加された弗化物系のコア
を有するファイバーをレーザーダイオードによって励起
してレーザービームを発生させるファイバーレーザーが
知られている。
【0004】また、同じく上記文献に示されるように、
Pr3+が添加されたコアを有するファイバーをレーザー
ダイオードによって励起して蛍光を生じさせ、この蛍光
の波長領域に含まれる光をファイバーに入射させて該蛍
光のエネルギーによって増幅するファイバーアンプが知
られている。
Pr3+が添加されたコアを有するファイバーをレーザー
ダイオードによって励起して蛍光を生じさせ、この蛍光
の波長領域に含まれる光をファイバーに入射させて該蛍
光のエネルギーによって増幅するファイバーアンプが知
られている。
【0005】特に後者の文献には、Arレーザー励起の
Pr3+ドープファイバーレーザーが記載されており、47
6.5nm励起による491nm、520nm、605nm、635n
mの発振が確認されている。
Pr3+ドープファイバーレーザーが記載されており、47
6.5nm励起による491nm、520nm、605nm、635n
mの発振が確認されている。
【0006】一方、例えば本出願人による特願平9−1
10554号明細書には、Pr3+が添加された固体レー
ザー結晶をレーザーダイオードによって励起する固体レ
ーザーが記載されている。
10554号明細書には、Pr3+が添加された固体レー
ザー結晶をレーザーダイオードによって励起する固体レ
ーザーが記載されている。
【0007】ところで、上記のファイバーレーザーやフ
ァイバーアンプ、それに固体レーザーは、青色や緑色領
域のレーザービームを発生させたり、あるいは増幅する
ことが可能であるから、それらによって、カラー感光材
料にカラー画像を書き込むための光源を構成することも
考えられる。
ァイバーアンプ、それに固体レーザーは、青色や緑色領
域のレーザービームを発生させたり、あるいは増幅する
ことが可能であるから、それらによって、カラー感光材
料にカラー画像を書き込むための光源を構成することも
考えられる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記Arレー
ザー励起のファイバーレーザーやファイバーアンプは、
カラー画像書き込み等のために数W〜数10Wクラスのパ
ワーで励起しようとすると、水冷手段が必要となること
から、装置の大型化、低寿命、低効率の問題を招く。
ザー励起のファイバーレーザーやファイバーアンプは、
カラー画像書き込み等のために数W〜数10Wクラスのパ
ワーで励起しようとすると、水冷手段が必要となること
から、装置の大型化、低寿命、低効率の問題を招く。
【0009】一方、Pr3+が添加された固体レーザー結
晶をレーザーダイオードによって励起する固体レーザー
は、小さな固体レーザー結晶に励起光の熱エネルギーが
集中する構造であるため、該結晶の熱吸収による発熱や
熱レンズ効果によって、ビーム品質および出力の安定性
が損なわれるという問題が認められている。この問題
は、やはり、数W〜数10Wクラスのパワーで励起しよう
とする場合に特に顕著となる。
晶をレーザーダイオードによって励起する固体レーザー
は、小さな固体レーザー結晶に励起光の熱エネルギーが
集中する構造であるため、該結晶の熱吸収による発熱や
熱レンズ効果によって、ビーム品質および出力の安定性
が損なわれるという問題が認められている。この問題
は、やはり、数W〜数10Wクラスのパワーで励起しよう
とする場合に特に顕著となる。
【0010】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
であり、効率良く高出力の青色領域や緑色領域のレーザ
ービームを発生可能で、小型に形成することができ、し
かも出力やビーム品質の安定性が高いファイバーレーザ
ーを提供することを目的とする。
であり、効率良く高出力の青色領域や緑色領域のレーザ
ービームを発生可能で、小型に形成することができ、し
かも出力やビーム品質の安定性が高いファイバーレーザ
ーを提供することを目的とする。
【0011】また本発明は、青色領域や緑色領域のレー
ザービームを効率良く増幅可能で、小型に形成すること
ができ、しかも出力やビーム品質の安定性が高いファイ
バーアンプを提供することを目的とする。
ザービームを効率良く増幅可能で、小型に形成すること
ができ、しかも出力やビーム品質の安定性が高いファイ
バーアンプを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明によるファイバー
レーザーは、前述のPr3+が添加されたコアを持つファ
イバーを、GaN系レーザーダイオードによって励起す
る構成を有することを特徴とするものである。
レーザーは、前述のPr3+が添加されたコアを持つファ
イバーを、GaN系レーザーダイオードによって励起す
る構成を有することを特徴とするものである。
【0013】なおこのファイバーレーザーにおいては、
3P0 → 3H4 の遷移によって465〜495 nmの青色領
域のレーザービームを発振させることもできるし、 3P
1 →3H5 の遷移によって515 〜555 nmの緑色領域の
レーザービームを発振させることもできる。
3P0 → 3H4 の遷移によって465〜495 nmの青色領
域のレーザービームを発振させることもできるし、 3P
1 →3H5 の遷移によって515 〜555 nmの緑色領域の
レーザービームを発振させることもできる。
【0014】さらには、 3P0 → 3F2 もしくは 3P0
→ 3H6 の遷移によって600 〜660nmの赤色領域のレ
ーザービームを発振させることもできる。
→ 3H6 の遷移によって600 〜660nmの赤色領域のレ
ーザービームを発振させることもできる。
【0015】また励起光源としてのGaN系レーザーダ
イオードは、より具体的には、例えばInGaN、In
GaNAsあるいはGaNAsからなる活性層を有する
ものを使用することができる。
イオードは、より具体的には、例えばInGaN、In
GaNAsあるいはGaNAsからなる活性層を有する
ものを使用することができる。
【0016】一方本発明によるファイバーアンプは、P
r3+が添加されたコアを持つファイバーを、GaN系レ
ーザーダイオードによって励起し、該励起により生じる
蛍光の波長領域に含まれる波長の入射光を増幅する構成
を有することを特徴とするものである。
r3+が添加されたコアを持つファイバーを、GaN系レ
ーザーダイオードによって励起し、該励起により生じる
蛍光の波長領域に含まれる波長の入射光を増幅する構成
を有することを特徴とするものである。
【0017】このファイバーアンプにおいては、 3P0
→ 3H4 の遷移によって465 〜495nmの波長領域の蛍
光を発生させて、この領域に含まれる波長の入射光を増
幅することもできるし、 3P1 → 3H5 の遷移によっ
て515 〜555 nmの波長領域の蛍光を発生させて、この
領域に含まれる波長の入射光を増幅することもできる
し、さらには、 3P0 → 3F2 もしくは 3P0 → 3H
6 の遷移によって600 〜660 nmの波長領域の蛍光を発
生させて、この領域に含まれる波長の入射光を増幅する
こともできる。
→ 3H4 の遷移によって465 〜495nmの波長領域の蛍
光を発生させて、この領域に含まれる波長の入射光を増
幅することもできるし、 3P1 → 3H5 の遷移によっ
て515 〜555 nmの波長領域の蛍光を発生させて、この
領域に含まれる波長の入射光を増幅することもできる
し、さらには、 3P0 → 3F2 もしくは 3P0 → 3H
6 の遷移によって600 〜660 nmの波長領域の蛍光を発
生させて、この領域に含まれる波長の入射光を増幅する
こともできる。
【0018】またこのファイバーアンプにおいても、励
起光源としてのGaN系レーザーダイオードは、より具
体的には、例えばInGaN、InGaNAsあるいは
GaNAsからなる活性層を有するものを使用すること
ができる。
起光源としてのGaN系レーザーダイオードは、より具
体的には、例えばInGaN、InGaNAsあるいは
GaNAsからなる活性層を有するものを使用すること
ができる。
【0019】
【発明の効果】Pr3+が添加された固体レーザー結晶
は、一例として波長440 nm程度の励起光(ポンピング
光)によって励起され得る。一方InGaN系レーザー
ダイオードは、発振波長450 nm以下では結晶性悪化の
問題から免れるので、波長440 nm程度の励起光を得る
ために好適に利用できる。
は、一例として波長440 nm程度の励起光(ポンピング
光)によって励起され得る。一方InGaN系レーザー
ダイオードは、発振波長450 nm以下では結晶性悪化の
問題から免れるので、波長440 nm程度の励起光を得る
ために好適に利用できる。
【0020】そしてこのInGaN系レーザーダイオー
ドは熱伝導係数が130 W/m℃と、ZnMgSSe系レ
ーザーダイオードの4W/m℃等と比べて極めて大き
い。またそれに加えて、転移の移動度もZnMgSSe
系レーザーダイオードと比べて非常に小さいことから、
COD(カタストロフィック・オプティカル・ダメー
ジ)が非常に高く、高寿命、高出力が得やすいものであ
る。このように高寿命、高出力が得やすいInGaN系
レーザーダイオードを励起光源として用いることによ
り、本発明のファイバーレーザーは、高寿命で、高出力
の青色や緑色領域のレーザービームを発生可能となる。
ドは熱伝導係数が130 W/m℃と、ZnMgSSe系レ
ーザーダイオードの4W/m℃等と比べて極めて大き
い。またそれに加えて、転移の移動度もZnMgSSe
系レーザーダイオードと比べて非常に小さいことから、
COD(カタストロフィック・オプティカル・ダメー
ジ)が非常に高く、高寿命、高出力が得やすいものであ
る。このように高寿命、高出力が得やすいInGaN系
レーザーダイオードを励起光源として用いることによ
り、本発明のファイバーレーザーは、高寿命で、高出力
の青色や緑色領域のレーザービームを発生可能となる。
【0021】以上のことは、InGaNAs系レーザー
ダイオードやGaNAs系レーザーダイオードを用いる
場合も同様である。
ダイオードやGaNAs系レーザーダイオードを用いる
場合も同様である。
【0022】また本発明に用いられるPr3+が添加され
たコアを持つファイバーは、長さ0.5m以上に形成する
ことも容易であり、そのようにすれば、ファイバーに励
起光の熱エネルギーが局所的に集中することがなくな
る。そこで、熱によってビーム品質および出力の安定性
が損なわれることがなくなり、出力やビーム品質が安定
する。
たコアを持つファイバーは、長さ0.5m以上に形成する
ことも容易であり、そのようにすれば、ファイバーに励
起光の熱エネルギーが局所的に集中することがなくな
る。そこで、熱によってビーム品質および出力の安定性
が損なわれることがなくなり、出力やビーム品質が安定
する。
【0023】また本発明のファイバーレーザーは、基本
的にはファイバー1本とレーザーダイオードとで構成さ
れ、Arレーザー励起ファイバーレーザーのように水冷
手段は必要としないから、装置の小型化、高寿命化、高
効率化が実現される。
的にはファイバー1本とレーザーダイオードとで構成さ
れ、Arレーザー励起ファイバーレーザーのように水冷
手段は必要としないから、装置の小型化、高寿命化、高
効率化が実現される。
【0024】以上説明した全ての効果は、本発明のファ
イバーアンプにおいても同様に得られるものである。
イバーアンプにおいても同様に得られるものである。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。
施の形態を詳細に説明する。
【0026】<第1実施形態>図1は、本発明の第1の
実施形態によるファイバーレーザーを示すものである。
このファイバーレーザーは、励起光としてのレーザービ
ーム10を発するレーザーダイオード11と、発散光である
レーザービーム10を集光する集光レンズ12と、Pr3+が
ドープされたコアを持つファイバー13とからなる。
実施形態によるファイバーレーザーを示すものである。
このファイバーレーザーは、励起光としてのレーザービ
ーム10を発するレーザーダイオード11と、発散光である
レーザービーム10を集光する集光レンズ12と、Pr3+が
ドープされたコアを持つファイバー13とからなる。
【0027】レーザーダイオード11としては、発振波長
444nmのブロードエリア型のInGaN系レーザーダ
イオードが用いられている。
444nmのブロードエリア型のInGaN系レーザーダ
イオードが用いられている。
【0028】またファイバー13は図2に断面形状を示す
ように、断面正円形のコア20と、その外側に配された断
面ほぼ矩形の第1クラッド21と、その外側に配された断
面正円形の第2クラッド22とからなる。コア20はPr3+
がドープされたZr系弗化物ガラス、例えばZBLAN
P(ZrF4−BaF2−LaF3−AlF3−AlF3−
NaF−PbF2)からなり、第1クラッド21は一例と
してZBLAN(ZrF4−BaF2−LaF3−AlF3
−NaF)からなり、第2クラッド22は一例としてポリ
マーからなる。
ように、断面正円形のコア20と、その外側に配された断
面ほぼ矩形の第1クラッド21と、その外側に配された断
面正円形の第2クラッド22とからなる。コア20はPr3+
がドープされたZr系弗化物ガラス、例えばZBLAN
P(ZrF4−BaF2−LaF3−AlF3−AlF3−
NaF−PbF2)からなり、第1クラッド21は一例と
してZBLAN(ZrF4−BaF2−LaF3−AlF3
−NaF)からなり、第2クラッド22は一例としてポリ
マーからなる。
【0029】なおコア20は上記ZBLANPに限らず、
ZBLANや、In/Ga系弗化物ガラス、例えばIG
PZCLすなわち(InF3−GaF3−LaF3)−
(PbF2−ZnF2)−CdF等を用いて形成されても
よい。
ZBLANや、In/Ga系弗化物ガラス、例えばIG
PZCLすなわち(InF3−GaF3−LaF3)−
(PbF2−ZnF2)−CdF等を用いて形成されても
よい。
【0030】集光レンズ12により集光された波長444n
mのレーザービーム10は、上記ファイバー13の第1クラ
ッド21に入力され、そこを導波モードで伝搬する。つま
りこの第1クラッド21は、励起光であるレーザービーム
10に対してはコアとして作用する。
mのレーザービーム10は、上記ファイバー13の第1クラ
ッド21に入力され、そこを導波モードで伝搬する。つま
りこの第1クラッド21は、励起光であるレーザービーム
10に対してはコアとして作用する。
【0031】レーザービーム10は、このように伝搬する
間にコア20の部分も通過する。コア20においては、入射
したレーザービーム10によりPr3+が励起されて、 3P
0 →3H4 の遷移によって波長491 nmの蛍光が生じ
る。この蛍光はコア20を導波モードで伝搬する。
間にコア20の部分も通過する。コア20においては、入射
したレーザービーム10によりPr3+が励起されて、 3P
0 →3H4 の遷移によって波長491 nmの蛍光が生じ
る。この蛍光はコア20を導波モードで伝搬する。
【0032】ZBLANPからなるコア20においては、
その他に、 3P1 → 3H5 の遷移によって波長520nm
の蛍光、 3P0 → 3F2 の遷移によって波長605nmの
蛍光、3P0 → 3F3 の遷移によって635nmの蛍光が発
生し得る。
その他に、 3P1 → 3H5 の遷移によって波長520nm
の蛍光、 3P0 → 3F2 の遷移によって波長605nmの
蛍光、3P0 → 3F3 の遷移によって635nmの蛍光が発
生し得る。
【0033】そこで、ファイバー13の入射端面13aに
は、波長491 nmに対してHR(高反射)、波長520n
m、605nm、635nm並びに励起光波長444nmに対し
てAR(無反射)となる特性のコートが施され、ファイ
バー13の出射端面13bには、波長491 nmの光を1%だ
け透過させるコートが施されている。
は、波長491 nmに対してHR(高反射)、波長520n
m、605nm、635nm並びに励起光波長444nmに対し
てAR(無反射)となる特性のコートが施され、ファイ
バー13の出射端面13bには、波長491 nmの光を1%だ
け透過させるコートが施されている。
【0034】それにより、上記波長491 nmの蛍光はフ
ァイバー13の両端面13a、13b間で共振して、レーザー
発振を引き起こす。こうして波長491 nmの青緑色のレ
ーザービーム15が発生し、このレーザービーム15はファ
イバー13の出射端面13bから前方に出射する。
ァイバー13の両端面13a、13b間で共振して、レーザー
発振を引き起こす。こうして波長491 nmの青緑色のレ
ーザービーム15が発生し、このレーザービーム15はファ
イバー13の出射端面13bから前方に出射する。
【0035】なお本例では、レーザービーム15はコア20
においてシングルモードで、一方励起光であるレーザー
ビーム10は第1クラッド21においてマルチモードで伝搬
する構成とされている。それにより、高出力のブロード
エリア型レーザーダイオード11を励起光源に適用して、
レーザービーム10を高い結合効率でファイバー13に入力
させることが可能となっている。
においてシングルモードで、一方励起光であるレーザー
ビーム10は第1クラッド21においてマルチモードで伝搬
する構成とされている。それにより、高出力のブロード
エリア型レーザーダイオード11を励起光源に適用して、
レーザービーム10を高い結合効率でファイバー13に入力
させることが可能となっている。
【0036】それに加えて、第1クラッド21の断面形状
がほぼ矩形とされているため、レーザービーム10がクラ
ッド断面内で不規則な反射経路を辿り、コア20に入射す
る確率が高められている。
がほぼ矩形とされているため、レーザービーム10がクラ
ッド断面内で不規則な反射経路を辿り、コア20に入射す
る確率が高められている。
【0037】以上により、高い発振効率が確保され、高
出力のレーザービーム15が得られるようになる。本実施
形態では、ファイバー13の長さが0.5m、レーザーダイ
オード11の出力が1Wのとき、出力100mWのレーザー
ビーム15が得られた。
出力のレーザービーム15が得られるようになる。本実施
形態では、ファイバー13の長さが0.5m、レーザーダイ
オード11の出力が1Wのとき、出力100mWのレーザー
ビーム15が得られた。
【0038】<第2実施形態>図3は、本発明の第2の
実施形態によるファイバーレーザーを示すものである。
このファイバーレーザーは図1のファイバーレーザーと
比べると、ファイバー13に代えて、両端面のコートが異
なるファイバー33が用いられている点が基本的に異なる
ものである。
実施形態によるファイバーレーザーを示すものである。
このファイバーレーザーは図1のファイバーレーザーと
比べると、ファイバー13に代えて、両端面のコートが異
なるファイバー33が用いられている点が基本的に異なる
ものである。
【0039】すなわちこの図3のファイバーレーザーに
おいて、ファイバー33の入射端面33aには、波長520n
mに対してHR(高反射)、波長491nm、605nm、63
5nm並びに励起光波長444nmに対してAR(無反射)
となる特性のコートが施され、ファイバー33の出射端面
33bには、波長520nmの光を2%だけ透過させるコー
トが施されている。
おいて、ファイバー33の入射端面33aには、波長520n
mに対してHR(高反射)、波長491nm、605nm、63
5nm並びに励起光波長444nmに対してAR(無反射)
となる特性のコートが施され、ファイバー33の出射端面
33bには、波長520nmの光を2%だけ透過させるコー
トが施されている。
【0040】それにより、上記波長520nmの蛍光はフ
ァイバー33の両端面33a、33b間で共振して、レーザー
発振を引き起こす。このようして波長520nmの緑色の
レーザービーム35が発生し、このレーザービーム35はフ
ァイバー33の出射端面33bから前方に出射する。本実施
形態では、ファイバー33の長さが1m、レーザーダイオ
ード11の出力が1Wのとき、出力200mWのレーザービ
ーム35が得られた。
ァイバー33の両端面33a、33b間で共振して、レーザー
発振を引き起こす。このようして波長520nmの緑色の
レーザービーム35が発生し、このレーザービーム35はフ
ァイバー33の出射端面33bから前方に出射する。本実施
形態では、ファイバー33の長さが1m、レーザーダイオ
ード11の出力が1Wのとき、出力200mWのレーザービ
ーム35が得られた。
【0041】<第3実施形態>図4は、本発明の第3の
実施形態によるファイバーレーザーを示すものである。
このファイバーレーザーも図1のファイバーレーザーと
比べると、ファイバー13に代えて、両端面のコートが異
なるファイバー43が用いられている点が基本的に異なる
ものである。
実施形態によるファイバーレーザーを示すものである。
このファイバーレーザーも図1のファイバーレーザーと
比べると、ファイバー13に代えて、両端面のコートが異
なるファイバー43が用いられている点が基本的に異なる
ものである。
【0042】すなわちこの図4のファイバーレーザーに
おいて、ファイバー43の入射端面43aには、波長635n
mに対してHR(高反射)、波長491nm、520nm、60
5nm並びに励起光波長444nmに対してAR(無反射)
となる特性のコートが施され、ファイバー43の出射端面
43bには、波長635nmの光を3.5%だけ透過させるコー
トが施されている。
おいて、ファイバー43の入射端面43aには、波長635n
mに対してHR(高反射)、波長491nm、520nm、60
5nm並びに励起光波長444nmに対してAR(無反射)
となる特性のコートが施され、ファイバー43の出射端面
43bには、波長635nmの光を3.5%だけ透過させるコー
トが施されている。
【0043】それにより、上記波長635nmの蛍光はフ
ァイバー43の両端面43a、43b間で共振して、レーザー
発振を引き起こす。このようして波長635nmの赤色の
レーザービーム45が発生し、このレーザービーム45はフ
ァイバー43の出射端面43bから前方に出射する。本実施
形態では、ファイバー43の長さが1m、レーザーダイオ
ード11の出力が1Wのとき、出力300mWのレーザービ
ーム45が得られた。
ァイバー43の両端面43a、43b間で共振して、レーザー
発振を引き起こす。このようして波長635nmの赤色の
レーザービーム45が発生し、このレーザービーム45はフ
ァイバー43の出射端面43bから前方に出射する。本実施
形態では、ファイバー43の長さが1m、レーザーダイオ
ード11の出力が1Wのとき、出力300mWのレーザービ
ーム45が得られた。
【0044】<第4実施形態>図5は、本発明の第4の
実施形態によるファイバーアンプを示すものである。こ
のファイバーアンプは、励起光としての波長444nmの
レーザービーム10を発するレーザーダイオード11と、発
散光であるレーザービーム10を平行光化するコリメータ
ーレンズ50と、平行光となったレーザービーム10を集光
する集光レンズ51と、Pr3+がドープされたコアを持つ
ファイバー53とを有している。
実施形態によるファイバーアンプを示すものである。こ
のファイバーアンプは、励起光としての波長444nmの
レーザービーム10を発するレーザーダイオード11と、発
散光であるレーザービーム10を平行光化するコリメータ
ーレンズ50と、平行光となったレーザービーム10を集光
する集光レンズ51と、Pr3+がドープされたコアを持つ
ファイバー53とを有している。
【0045】またコリメーターレンズ50と集光レンズ51
との間には、ビームスプリッタ52が配されている。そし
てこのビームスプリッタ52の図中下方には、波長520n
mのレーザービーム55を発するSHG(第2高調波発
生)レーザー56が配設されている。このレーザービーム
55はコリメーターレンズ57によって平行光化され、平行
光となったレーザービーム55は上記ビームスプリッタ52
に入射する。
との間には、ビームスプリッタ52が配されている。そし
てこのビームスプリッタ52の図中下方には、波長520n
mのレーザービーム55を発するSHG(第2高調波発
生)レーザー56が配設されている。このレーザービーム
55はコリメーターレンズ57によって平行光化され、平行
光となったレーザービーム55は上記ビームスプリッタ52
に入射する。
【0046】ファイバー53は、基本的には図1に示され
たものと同様の構成を有するが、その端面53aおよび53
bには、以上述べた各波長に対してAR(無反射)とな
る特性のコートが施されている。
たものと同様の構成を有するが、その端面53aおよび53
bには、以上述べた各波長に対してAR(無反射)とな
る特性のコートが施されている。
【0047】一方SHGレーザー56は、基本波光源とし
てのDBR(分布ブラッグ反射型)レーザーダイオード
から発せられた波長1040nmのレーザービームを、周期
ドメイン反転構造を有する非線形光学材料からなる光導
波路に入射させて、1/2の波長つまり520nmのレー
ザービーム55を得るものである。
てのDBR(分布ブラッグ反射型)レーザーダイオード
から発せられた波長1040nmのレーザービームを、周期
ドメイン反転構造を有する非線形光学材料からなる光導
波路に入射させて、1/2の波長つまり520nmのレー
ザービーム55を得るものである。
【0048】このレーザービーム55はビームスプリッタ
52で反射して、レーザービーム10とともにファイバー53
に入射する。ファイバー53においては、第1実施形態で
説明した通り、レーザービーム10により励起されて波長
520nmの蛍光が生じる。レーザービーム55は、それと
同波長の上記蛍光からエネルギーを受けて増幅され、フ
ァイバー53の出射端面53bから前方に出射する。
52で反射して、レーザービーム10とともにファイバー53
に入射する。ファイバー53においては、第1実施形態で
説明した通り、レーザービーム10により励起されて波長
520nmの蛍光が生じる。レーザービーム55は、それと
同波長の上記蛍光からエネルギーを受けて増幅され、フ
ァイバー53の出射端面53bから前方に出射する。
【0049】本実施形態では、SHGレーザー56の出力
が10mWのとき、ファイバー53から出力200mWのレー
ザービーム55を取り出すことができた。
が10mWのとき、ファイバー53から出力200mWのレー
ザービーム55を取り出すことができた。
【0050】なお、SHGレーザー56の基本波光源であ
る上記DBRレーザーダイオードに変調機能を付加させ
ることにより、ファイバー53から増幅して取り出される
レーザービーム55を変調することも可能である。
る上記DBRレーザーダイオードに変調機能を付加させ
ることにより、ファイバー53から増幅して取り出される
レーザービーム55を変調することも可能である。
【0051】以上、InGaN系レーザーダイオードを
励起光源とする実施形態について説明したが、InGa
NAs系材料あるいはGaNAs系材料から活性層を構
成したレーザーダイオードを励起光源として用いること
も可能である。特に、ファイバーコアの吸収帯が長波長
側にずれている場合は、InGaN系レーザーダイオー
ドと比べてより長波長化が実現しやすいInGaNAs
系あるいはGaNAs系レーザーダイオードを用いるの
が望ましく、それにより吸収効率を向上させることがで
きる。
励起光源とする実施形態について説明したが、InGa
NAs系材料あるいはGaNAs系材料から活性層を構
成したレーザーダイオードを励起光源として用いること
も可能である。特に、ファイバーコアの吸収帯が長波長
側にずれている場合は、InGaN系レーザーダイオー
ドと比べてより長波長化が実現しやすいInGaNAs
系あるいはGaNAs系レーザーダイオードを用いるの
が望ましく、それにより吸収効率を向上させることがで
きる。
【図1】本発明の第1実施形態によるファイバーレーザ
ーを示す概略側面図
ーを示す概略側面図
【図2】図1のファイバーレーザーに用いられたファイ
バーの断面図
バーの断面図
【図3】本発明の第2実施形態によるファイバーレーザ
ーを示す概略側面図
ーを示す概略側面図
【図4】本発明の第3実施形態によるファイバーレーザ
ーを示す概略側面図
ーを示す概略側面図
【図5】本発明の第4実施形態によるファイバーアンプ
を示す概略側面図
を示す概略側面図
10 レーザービーム(励起光) 11 InGaN系レーザーダイオード 12 集光レンズ 13 ファイバー 13a、13b ファイバーの端面 15 レーザービーム 20 コア 21 第1クラッド 22 第2クラッド 33 ファイバー 33a、33b ファイバーの端面 35 レーザービーム 43 ファイバー 43a、43b ファイバーの端面 45 レーザービーム 50 コリメーターレンズ 51 集光レンズ 52 ビームスプリッタ 53 ファイバー 53a、53b ファイバーの端面 55 レーザービーム 56 SHGレーザー 57 コリメーターレンズ
Claims (10)
- 【請求項1】 Pr3+が添加されたコアを持つファイバ
ーを、GaN系レーザーダイオードによって励起する構
成を有することを特徴とするファイバーレーザー。 - 【請求項2】 3P0 → 3H4 の遷移によって465 〜49
5 nmの波長領域のレーザービームを発振させることを
特徴とする請求項1記載のファイバーレーザー。 - 【請求項3】 3P1 → 3H5 の遷移によって515 〜55
5 nmの波長領域のレーザービームを発振させることを
特徴とする請求項1記載のファイバーレーザー。 - 【請求項4】 3P0 → 3F2 もしくは 3P0 → 3H6
の遷移によって600〜660 nmの波長領域のレーザービ
ームを発振させることを特徴とする請求項1記載のファ
イバーレーザー。 - 【請求項5】 前記GaN系レーザーダイオードが、I
nGaN、InGaNAsあるいはGaNAsからなる
活性層を有するものであることを特徴とする請求項1か
ら4いずれか1項記載のファイバーレーザー。 - 【請求項6】 Pr3+が添加されたコアを持つファイバ
ーを、GaN系レーザーダイオードによって励起し、該
励起により生じる蛍光の波長領域に含まれる波長の入射
光を増幅する構成を有することを特徴とするファイバー
アンプ。 - 【請求項7】 3P0 → 3H4 の遷移によって465 〜49
5 nmの波長領域の蛍光を発生させて、この領域に含ま
れる波長の入射光を増幅することを特徴とする請求項6
記載のファイバーアンプ。 - 【請求項8】 3P1 → 3H5 の遷移によって515 〜55
5 nmの波長領域の蛍光を発生させて、この領域に含ま
れる波長の入射光を増幅することを特徴とする請求項6
記載のファイバーアンプ。 - 【請求項9】 3P0 → 3F2 もしくは 3P0 → 3H6
の遷移によって600〜660 nmの波長領域の蛍光を発生
させて、この領域に含まれる波長の入射光を増幅するこ
とを特徴とする請求項6記載のファイバーアンプ。 - 【請求項10】 前記GaN系レーザーダイオードが、
InGaN、InGaNAsあるいはGaNAsからな
る活性層を有するものであることを特徴とする請求項6
から9いずれか1項記載のファイバーアンプ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP637098A JPH11204862A (ja) | 1998-01-16 | 1998-01-16 | ファイバーレーザーおよびファイバーアンプ |
US09/066,910 US6125132A (en) | 1997-04-28 | 1998-04-28 | Laser diode pumped solid state laser, fiber laser and fiber amplifier |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP637098A JPH11204862A (ja) | 1998-01-16 | 1998-01-16 | ファイバーレーザーおよびファイバーアンプ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11204862A true JPH11204862A (ja) | 1999-07-30 |
Family
ID=11636493
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP637098A Pending JPH11204862A (ja) | 1997-04-28 | 1998-01-16 | ファイバーレーザーおよびファイバーアンプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11204862A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000174346A (ja) * | 1998-12-01 | 2000-06-23 | Mitsubishi Cable Ind Ltd | 発光装置 |
US6490309B1 (en) | 1999-07-21 | 2002-12-03 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Laser-diode-pumped laser apparatus in which Pr3+-doped laser medium is pumped with GaN-based compound laser diode |
JP2007103704A (ja) * | 2005-10-05 | 2007-04-19 | Nichia Chem Ind Ltd | 発光装置、レーザディスプレイ、内視鏡 |
JP2007157764A (ja) * | 2005-11-30 | 2007-06-21 | Sumita Optical Glass Inc | 蛍光ファイバを用いた多波長レーザ光源 |
JP2007258466A (ja) * | 2006-03-23 | 2007-10-04 | Sumita Optical Glass Inc | 照明装置及び発光装置 |
JP2008023262A (ja) * | 2006-07-25 | 2008-02-07 | Nichia Chem Ind Ltd | 発光装置、レーザディスプレイ、内視鏡 |
WO2010007938A1 (ja) * | 2008-07-16 | 2010-01-21 | セントラル硝子株式会社 | 紫外レーザ装置 |
KR101038853B1 (ko) * | 2008-04-18 | 2011-06-02 | 삼성엘이디 주식회사 | 레이저 시스템 |
JP2012027215A (ja) * | 2010-07-22 | 2012-02-09 | Nikon Corp | 紫外レーザ装置 |
WO2015005107A1 (ja) * | 2013-07-12 | 2015-01-15 | ウシオ電機株式会社 | ファイバーレーザ光源装置 |
-
1998
- 1998-01-16 JP JP637098A patent/JPH11204862A/ja active Pending
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US6490309B1 (en) | 1999-07-21 | 2002-12-03 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Laser-diode-pumped laser apparatus in which Pr3+-doped laser medium is pumped with GaN-based compound laser diode |
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WO2015005107A1 (ja) * | 2013-07-12 | 2015-01-15 | ウシオ電機株式会社 | ファイバーレーザ光源装置 |
JP2015018984A (ja) * | 2013-07-12 | 2015-01-29 | ウシオ電機株式会社 | ファイバーレーザ光源装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020115 |