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JPH11191894A - 自動輝度補正装置 - Google Patents

自動輝度補正装置

Info

Publication number
JPH11191894A
JPH11191894A JP9358045A JP35804597A JPH11191894A JP H11191894 A JPH11191894 A JP H11191894A JP 9358045 A JP9358045 A JP 9358045A JP 35804597 A JP35804597 A JP 35804597A JP H11191894 A JPH11191894 A JP H11191894A
Authority
JP
Japan
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circuit
detection
signal
correction
luminance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9358045A
Other languages
English (en)
Inventor
Kichiji Tsuzuki
吉司 都築
Masanori Fujiwara
正則 藤原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba AVE Co Ltd filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP9358045A priority Critical patent/JPH11191894A/ja
Priority to KR1019980058054A priority patent/KR19990063401A/ko
Priority to US09/221,171 priority patent/US6388716B1/en
Priority to EP98310779A priority patent/EP0926890A3/en
Priority to CA002257586A priority patent/CA2257586A1/en
Publication of JPH11191894A publication Critical patent/JPH11191894A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/64Circuits for processing colour signals
    • H04N9/68Circuits for processing colour signals for controlling the amplitude of colour signals, e.g. automatic chroma control circuits
    • H04N9/69Circuits for processing colour signals for controlling the amplitude of colour signals, e.g. automatic chroma control circuits for modifying the colour signals by gamma correction
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/44Receiver circuitry for the reception of television signals according to analogue transmission standards
    • H04N5/57Control of contrast or brightness
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/64Circuits for processing colour signals
    • H04N9/73Colour balance circuits, e.g. white balance circuits or colour temperature control
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
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    • H04N17/04Diagnosis, testing or measuring for television systems or their details for receivers
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  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • Processing Of Color Television Signals (AREA)
  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
  • Television Receiver Circuits (AREA)
  • Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 中間レベルの映像信号に対して精度の高い自
動輝度補正を行う。 【解決手段】 コントローラ20は、検出パルス発生回
路14に対しては、制御信号c1を用いて中間レベルを
含む複数のレベルの検出パルスのディジタル信号を前記
検出パルス発生回路14に出力させる。そして、コント
ローラ20は、検出パルス発生回路14に発生させた検
出パルスの信号レベルが輝度情報検出部21に検出さ
れ、I/F22から電圧V1として出力されるタイミン
グでA/D変換回路23にA/D変換を行わせる制御信
号j1を供給するとともに基準値メモリ25に検出パル
ス発生回路14が出力した検出パルスに対応する基準値
データn1を出力させる制御信号m1を基準値メモリ2
5に供給し、これにより比較回路24から得られたデー
タ信号p1がずれを示す場合、レベル補正回路15に補
正値を変更する制御信号f1を供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は映像信号に対して自
動輝度補正を行う自動輝度補正装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動輝度補正装置は、主に赤
(R),緑(G),青(B)のRGB3原色のバランス
を調整する目的に使用されていた。このため、RGBそ
れぞれの映像信号の黒映像表示における輝度レベルを検
出してゲインを調整する方式であった。
【0003】このような自動輝度補正装置は、NHKテ
レビ技術教科書[上](日本放送協会編)7.3.1
(2)オート白バランス回路に記載されている。
【0004】このような従来の自動輝度補正装置は、映
像信号の最低レベル(黒信号)と最高レベル(白信号)
のみを検出して補正を行うので、中間レベルの細かい補
正をすることができなかった。
【0005】ここで、一般的なカラーCRT(陰極線
管)の場合は、1つのCRTにRGB計3個の電子銃が
設けてあり、経時変化によって各電子銃の性能が劣化す
る。また、各電子銃の性能劣化の程度にはばらつきがあ
る。このため、従来のRGBバランス補正では、黒レベ
ルと白レベルはバランスが保たれるが、中間レベルのバ
ランスは崩れてしまう。
【0006】一般のNTSC用テレビは、低解像度であ
り、また、主に動画を表示するために中間レベルのアン
バランスは目立たないが、たとえば医療用の高精細モニ
ターなどは、高精細な制止画像を表示するので、中間レ
ベルでのRGBのアンバランスは大きな問題となる。
【0007】また、単電子銃CRTは、カラーCRTと
違いRGBバランスの問題はないが、経時変化によって
中間レベルが初期設定状態からはずれてしまう。これも
医療用の高精細モニターなどの中間レベルが重要なモニ
ターでは問題となる。
【0008】また、複数のCRTで一つの映像を表示す
るマルチ画面表示装置は、隣り合うCRTの輝度に違い
があると非常に見にくい映像となる。このため、従来の
方式を採用すれば各CRTの黒レベルと白レベルは輝度
を等しく保つことができる。しかし、中間レベルは時間
とともに差がでて見にくい映像となる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前記した従来の自動輝
度補正装置では、映像信号の最低レベル(黒信号)と最
高レベル(白信号)のみを検出して補正を行うので、中
間レベルの細かい補正をすることができず、経時変化に
よる電子銃の性能の劣化により、中間レベルでのRGB
のアンバランス等の画質低下が発生していた。
【0010】そこで本発明は、中間レベルの映像信号に
対して精度の高い自動輝度補正を行うことができる自動
輝度補正装置の提供を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の自動輝度
補正装置は、映像信号に対して自動輝度補正を行う自動
輝度補正装置において、前記映像信号に中間レベルを含
む複数のレベルの検出パルスを重畳して映像表示手段に
表示し、この映像表示手段に表示した検出パルスの輝度
の基準値からのずれを検出し、この検出結果に基づいて
前記映像信号を信号レベル毎にレベル補正することを特
徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0013】図1は本発明に係る自動輝度補正装置の第
1の実施の形態の基本概念を示すブロック図である。
【0014】図1において、本発明の実施の形態は、映
像信号に対して自動輝度補正を行う自動輝度補正装置に
おいて、前記映像信号に中間レベルを含む複数のレベル
の検出パルスを重畳して映像表示手段に表示し、この映
像表示手段に表示した検出パルスの輝度の基準値からの
ずれを検出し、この検出結果に基づいて前記映像信号を
信号レベル毎にレベル補正するものである。
【0015】符号11は、テレビジョン受像機の選局復
調回路やビデオテープレコーダからのベースバンドの映
像信号a1が導かれる映像信号入力端子であり、この映
像信号入力端子11に導かれた映像信号a1はアナログ
/ディジタル変換回路(A/D変換回路)12に供給さ
れる。A/D変換回路12は、供給される映像信号a1
に対してアナログ/ディジタル変換を行い、ディジタル
映像信号b1を作成して重畳回路13に供給する。
【0016】一方、検出パルス発生回路14は、コント
ローラ20からの制御信号c1に基づいて、信号レベル
の値を制御した検出パルスのディジタル信号d1を重畳
回路13に供給する。
【0017】重畳回路13は、A/D変換回路12から
の映像信号a1の所定位置に検出パルス発生回路14か
らの検出パルスのディジタル信号d1を重畳し、ディジ
タル映像信号e1としてレベル補正回路15に導く。
【0018】レベル補正回路15は、コントローラ20
からの制御信号f1に基づいて補正値が変更可能であ
り、重畳回路13からのディジタル映像信号e1を信号
レベル毎にレベル補正し、ディジタル映像信号g1とし
てディジタル/アナログ変換回路(D/A変換回路)1
6に供給する。
【0019】D/A変換回路16は、レベル補正回路1
5からのディジタル映像信号g1をアナログ映像信号h
1に変換して映像表示手段ドライブ回路17に供給す
る。
【0020】映像表示手段ドライブ回路17は、供給さ
れるアナログ映像信号h1により映像表示手段18のド
ライブを行い、アナログ映像信号h1を映像表示手段1
8に表示する。
【0021】映像表示手段18は、映像表示手段ドライ
ブ回路17のドライブによりアナログ映像信号h1を画
面に映像表示するようになっている。
【0022】輝度情報検出部21は、映像表示手段18
が表示する検出パルスの輝度を検出し、この検出結果の
輝度検出信号i1に変換し、インターフェース(以下、
I/Fと呼ぶ)22に供給する。I/F22は、輝度検
出信号i1を検出電圧V1に変換し、A/D変換回路2
3に供給する。A/D変換回路23は、コントローラ2
0からの制御信号j1により制御され、I/F22から
の検出電圧V1をアナログ/ディジタル変換することに
より、ディジタル輝度検出信号k1を作成して比較回路
24に供給する。
【0023】基準値メモリ25は、映像信号の中間レベ
ルを含む複数のレベルの検出パルスに対応する複数の基
準値を保管している。基準値メモリ25は、コントロー
ラ20からの読出し制御信号m1に基づいて基準値デー
タn1を読み出して比較回路24に供給する。
【0024】比較回路24は、前記A/D変換回路23
からのディジタル輝度検出信号k1と基準値メモリ25
からの基準値データn1とを比較検出し、この検出結果
のデータ信号p1をコントローラ20に供給する。
【0025】コントローラ20は、検出パルス発生回路
14に対しては、制御信号c1を用いて中間レベルを含
む複数のレベルの検出パルスのディジタル信号を前記検
出パルス発生回路14に出力させる。そして、コントロ
ーラ20は、検出パルス発生回路14に発生させた検出
パルスの信号レベルが輝度情報検出部21に検出され、
I/F22から検出電圧V1として出力されるタイミン
グでA/D変換回路23にA/D変換を行わせる制御信
号j1を供給するとともに基準値メモリ25に検出パル
ス発生回路14が出力した検出パルスに対応する基準値
データn1を出力させる制御信号m1を基準値メモリ2
5に供給し、これにより比較回路24から得られたデー
タ信号p1がずれを示す場合、レベル補正回路15に補
正値を変更する制御信号f1を供給する。
【0026】このような構成により、A/D変換回路1
2はアナログ映像信号a1をディジタル映像信号b1に
変換する第1のアナログ/ディジタル変換回路となり、
検出パルス発生回路14は中間レベルを含む複数のレベ
ルの検出パルスのディジタル信号d1を発生する検出パ
ルス発生回路となり、重畳回路13は、前記第1のアナ
ログ/ディジタル変換回路からのディジタル映像信号b
1の所定位置に前記検出パルス発生回路14からの検出
パルスのディジタル信号d1を映像信号に検出パルスが
重畳するように合成して出力する検出パルス重畳回路と
なり、レベル補正回路15は、この検出パルス重畳回路
からのディジタル映像信号e1を信号レベル毎にレベル
補正するレベル補正回路となり、D/A変換回路16は
このレベル補正回路からのディジタル映像信号g1をア
ナログ映像信号に変換するディジタル/アナログ変換回
路となり、輝度情報検出部21とI/F22とは、前記
ディジタル/アナログ変換回路からの前記検出パルスで
ドライブされた映像表示手段18の輝度を検出し、この
検出結果の輝度検出信号i1を出力する輝度検出手段と
なり、A/D変換回路23は、前記輝度検出手段からの
輝度検出信号をディジタル輝度検出信号に変換する第2
のアナログ/ディジタル変換手段となり、基準値メモリ
25は複数の基準値データを保管する基準値保管手段と
なり、コントローラ20は、前記基準値保管手段から前
記検出パルスに対応する基準値データを選択する基準値
選択手段となり、比較回路24は、前記第2のアナログ
/ディジタル変換手段からのディジタル輝度検出信号k
1と前記基準値選択手段に選択された基準値データn1
とを比較する比較回路となる。また、コントローラ20
は、前記比較回路24の比較結果に基づいて前記レベル
補正回路における前記検出パルスに対応する補正値を変
更する補正値変更回路となっている。
【0027】このような発明の実施の形態の動作を以下
に説明する。コントローラ20は、検出パルス発生回路
14に中間レベルを含む複数(N)の検出パルスのディ
ジタルデータの内の一つとなる第1のレベルの検出パル
スを発生させる。この場合、第1のレベルの検出パルス
は、レベル補正回路15により第1のレベルに対応した
補正値で補正され、映像表示手段18に表示される。映
像表示手段18に表示された検出パルスは、輝度情報検
出部21により検出され、I/F22とA/D変換回路
23を介して比較回路24で基準値メモリ25からの基
準値データn1と比較され、コントローラ20は比較結
果のデータ信号p1が示すずれを補正するようにレベル
補正回路15に対して第1のレベルに対応した補正値の
補正を行う。以下、第2のレベルから第Nのレベルまで
同様のレベル補正回路15に対して補正値の補正を行
う。
【0028】以上、説明したように、コントローラ20
は中間レベルを含む複数(N)の検出パルスに対して基
準値データとのずれが0となるようにレベル補正回路1
5に対して補正値の補正を行うので、中間レベルの映像
信号に対して精度の高い自動輝度補正を行うことができ
る。
【0029】図2は図1の発明の実施の形態を単電子銃
のCRTを用いた映像表示装置に適用した場合を示すブ
ロック図であり、図1と共通の部分には同じ符号を付し
て説明を省略する。
【0030】図2において、ルックアップテーブルメモ
リ(以下、LUTメモリと呼ぶ)30は図1のレベル補
正回路15と成り、陰極線管ドライブ回路(以下、CR
Tドライブ回路31と呼ぶ)は映像表示手段ドライブ回
路17と成り、カソード電流検出用トランジスタ32と
CRT33は、図1の映像表示手段18と成る。また、
カソード電流検出用トランジスタ32とコレクタ抵抗R
1は、図1の輝度情報検出部21及びI/F22となっ
ている。
【0031】CRTドライブ回路31の出力端子は、カ
ソード電流検出用トランジスタ32のベースに接続され
る。CRT33のカソードは、カソード電流検出用トラ
ンジスタ32のエミッタ・コレクタ路とコレクタ抵抗R
1との直列接続を介して基準電位点に接続される。カソ
ード電流検出用トランジスタ32のコレクタ路とコレク
タ抵抗R1との接続点はA/D変換回路23の入力端子
に接続される。
【0032】また、本発明の実施の形態では、LUTメ
モリ30は、揮発性メモリとするので、電源オフ時にL
UTメモリ30の値を保管するための不揮発性のデータ
メモリ34をコントローラ20に接続している。
【0033】このような映像表示装置の動作を以下に説
明する。
【0034】映像信号a1は、入力端子11から入力
し、まずA/D変換回路12でディジタル映像信号b1
に変換される。このディジタル映像信号b1は、重畳回
路13で垂直帰線期間(未表示部分)に検出パルスのデ
ィジタル信号d1が重畳される。この場合、重畳回路1
3は、例えば検用パルスのディジタル信号d1を重畳す
るタイミング時に検出用パルス発生器14に接続し、そ
れ以外はA/D変換回路12と接続する切換え器でよ
い。
【0035】検用パルスのディジタル信号d1は、アナ
ログ信号の状態で考えると垂直走査期間毎に順次変化す
るパルスでパルス幅は例えば1水平走査期間とする。例
えば、A/D変換回路12を8ビット分解能とすると、
ディジタル化された映像信号の最小(黒)レベルは0、
最大(白)レベルは255となる。よって、例えば、J
を任意の整数とすると、検出用パルスは、J垂直走査期
間は0、(J+1)垂直走査期間は1のように垂直走査
期間周期に1ごと値が増加し、(J+255)垂直走査
期間で255となり、(J+256)垂直走査期間で再
び0に戻るようなパルスとする。この切り換えタイミン
グや値の設定などはコントローラ20が制御する。
【0036】上記検出用パルスを重畳された映像信号は
LUTメモリ30でレベル補正される。
【0037】LUTメモリ30は、例えば高速動作の揮
発性メモリで入力するディジタル映像信号e1の値に応
じて設定された補正値を出力する。例えば、A/D変換
回路12を8ビット分解能とすると、映像信号は0〜2
55の値となる。このディジタル映像信号e1はLUT
メモリ30のアドレス端子に入力する。つまり、ディジ
タル映像信号e1が0の時にはLUTメモリ30のアド
レス0番地に保管されている値が選択されて出力し、映
像信号がM(M=0,1,2,3,…,255)の時に
LUTメモリ30のアドレスM番地に保管されている値
が選択されて出力されることになる。LUTメモリ30
の保管データも8ビット分解能とすると、アドレスK番
地(K=0,1,2,3,…,255)の値がKとなる
ように保管してあれば入力映像信号は無修正で出力され
る事となり、アドレス番地と保管値の関係を制御するこ
とで映像信号に任意の補正が行えることとなる。LUT
メモリ30に保管するデータ数は、入力する映像信号の
0〜255値に対応すればよいので、本発明の実施の形
態では、256個あればよい。
【0038】次にLUTメモリ30でレベル補正された
映像信号は、D/A変換回路16でアナログ信号変換さ
れ、通常のCRTドライブ回路31、カソード電流検出
用トランジスタ32を通ってCRT33のカソードに印
加される。
【0039】CRT33は、カソードに印加された映像
信号により映像を表示し、その輝度に応じてカソード電
流が流れる。一般にカソード電流は輝度に比例関係にあ
るのでカソード電流を検出することで輝度状態を把握す
ることができる。このカソード電流は、カソード電流検
出用トランジスタ32から抵抗R1に流れ検出電圧V1
に変換され、A/D変換回路23でディジタル輝度検出
信号k1に変換される。この時コントローラ20でA/
D変換回路23の動作制御を行い、垂直帰線期間に重畳
した検出用パルスがCRT33をドライブしたカソード
電流信号だけを変換するようにする。
【0040】ディジタル輝度検出信号k1に変換された
検出用パルスのカソード電流信号は、比較回路24に供
給される。
【0041】基準値メモリ25は、コントローラ20に
よって現在比較する検出用パルスのカソード電流信号に
対応する値が選択されている。基準値メモリ25は、不
揮発性メモリで、予め良好な画像表示状態の検出用パル
スのカソード電流信号値が保管してあり、その保管デー
タ数は検出用パルスの数でよく、本発明の実施の形態に
おいては256個となる。
【0042】また、コントローラ20は、検出用パルス
発生器14の制御も行っているので、現在の検出用パル
スの値を認識しているため、基準値メモリ25を制御し
て対応する基準値を選択することは容易である。
【0043】データメモリ34は、不揮発性メモリで常
時LUTメモリ30と同じ値を保管している。LUTメ
モリ30は、リアルタイムでディジタル映像信号e1の
レベル変換を行うために高速動作が要求されるので、高
速動作の可能な揮発性メモリにする必要がある。そのた
め、電源オン時にデータメモリ34の値は、コントロー
ラ20によってLUTメモリ30に転送され、そして比
較回路24から出力される比較結果に基づいてLUTメ
モリ30のデータが変更されるときは、対応するデータ
メモリ34の値も同様に変更される。当然高速動作の不
揮発性メモリがあれば、データメモリ34は不要とな
る。また、保管データ数は、LUTメモリ30と同じな
ので256個で良い。
【0044】変更するLUTメモリ30のアドレスは、
比較した検出用パルス値の示すアドレス番地である。た
とえぱA/D変換回路12を8ビット分解能とし,現在
の検出パルス値が0とすると,検出パルスは前述したよ
うにLUTメモリ30のアドレス0番地の保管値に変換
される。このアドレス0番地の保管値がCRT33のカ
ソードに印加されカソード電流信号となり比較回路24
で基準値データn1による基準値と比較される。たとえ
ば比較結果がカソード電流信号値のほうが大きい場合、
LUTメモリ30のアドレス0番地の値を小さくすれば
カソード電流信号値も小さくなるので、コントローラ2
0でLUTメモリ30のアドレス0番地の値をデータメ
モリ34から読み込み,この値を1小さくして再びデー
タメモリ34に書き込むと同時にLUTメモリ30のア
ドレス0番地へも同じ値を書き込んでやれば良い。この
動作を繰り返せばカソード電流信号値は基準値と等しく
なる方向に収束して行き、最終的に基準値と等しくする
ことができる。当然1づつ増減していたのでは収束時間
がかかってしまうので、たとえば比較回路24から比較
結果として差分値が出力するようにして、その差分値が
大きいときは増滅量も大きくし、小さい時は増滅量も小
さくするなどして収束速度を改善しても良い。
【0045】このようにして検出用パルス0〜255ま
で全てカソード電流信号値と基準値が等しくなるように
LUTメモリ30とデータメモリ34の保管値を変更す
る。
【0046】CRT33は経時変化によってカソードに
印加する信号レベルが同じでも輝度が低下していき、輝
度の低下とともにカソード電流も滅少していく。カソー
ド電流が減少すれば、当然基準値メモリ25に記憶した
基準値と差分が発生するので、基準値とカソード電流信
号値が等しくなるようにLUTメモリ30の値が変更さ
れ、経時変化に伴う輝度低下を防ぐ事ができる。
【0047】また、本発明の実施の形態ではディジタル
的にカソード電流信号と基準値を比較して、LUTメモ
リ30で変換を行うために、アナログシステムと比べて
精度の高い補正を行う事ができる。
【0048】このように本発明の実施の形態を用いれ
ば、映像信号の中間レベルも含めた全レベルで経時変化
などに伴う輝度変化を精度良く防ぐことができる。
【0049】図3は本発明に係る自動輝度補正装置の第
2の実施の形態を示すブロック図であり、赤(R),緑
(G),青(B)の3電子銃のカラーブラウン管を用い
た映像表示装置に適用したものである。
【0050】図3において、符号11R,11G,11
Bは、テレビジョン受像機の選局復調回路やビデオテー
プレコーダからのベースバンドの映像信号から作成した
赤(R),緑(G),青(B)の映像信号a2R,a2
G,a2Bが導かれるる映像信号入力端子であり、この
映像信号入力端子11R,11G,11Bに導かれた映
像信号a2R,a2G,a2Bはそれぞれアナログ/デ
ィジタル変換回路(A/D変換回路)12R,12G,
12Bに供給される。A/D変換回路12R,12G,
12Bは、供給されるRGBの映像信号a2R,a2
G,a2Bに対してアナログ/ディジタル変換を行い、
RGBのディジタル映像信号b2R,b2G,b2Bを
作成してそれぞれ重畳回路13R,13G,13Bに供
給する。
【0051】一方、検出パルス発生回路44は、コント
ローラ40からの制御信号c21に基づいて、信号レベ
ルの値を制御した検出パルスのディジタル信号d2を切
換回路45に供給する。この場合、図2の検出パルス発
生回路14は、1垂直走査期間に1水平走査期間だけ検
出パルスのディジタル信号d1を出力したが、検出パル
ス発生回路44は、1垂直走査期間では3水平走査期
間、検出パルスのディジタル信号d2を出力する。切換
回路45は、コントローラ40からの制御信号c22に
基づいて、RGB各映像信号で1水平走査期問づつずれ
た位置に重畳するために、検出パルスのディジタル信号
d2を1水平走査期間に順次切換えて、検出パルスのデ
ィジタル信号d2R,d2G,d2Bとしてそれぞれ重
畳回路13R,13G,13Bに供給する。
【0052】重畳回路13R,13G,13Bは、A/
D変換回路12R,12G,12Bからのデジタル映像
信号b2R,b2G,b2Bの所定位置に切換回路45
からのディジタル信号d2R,d2G,d2Bを重畳
し、ディジタル映像信号e2R,e2G,e2Bとして
それぞれLUTメモリ30R,30G,30Bに導く。
【0053】LUTメモリ30R,30G,30Bは、
例えば高速動作の揮発性メモリでそれぞれ入力するディ
ジタル映像信号e2R,e2G,e2Bの値に応じて設
定された補正値を出力する。即ち、LUTメモリ30
R,30G,30Bは、コントローラ40からの制御信
号f2R,f2G,f2Bにそれぞれ基づいて補正値を
変更でき、重畳回路13R,13G,13Bからのディ
ジタル映像信号e2R,e2G,e2Bをそれぞれ信号
レベル毎にレベル補正し、それぞれディジタル映像信号
g2R,g2G,g2BとしてそれぞれD/A変換回路
16R,16G,16Bに供給する。
【0054】D/A変換回路16R,16G,16B
は、それぞれLUTメモリ30R,30G,30Bから
のディジタル映像信号g2R,g2G,g2Bをそれぞ
れアナログ映像信号h2R,h2G,h2Bに変換して
それぞれCRTドライブ回路31R,31G,31Bに
供給する。
【0055】CRTドライブ回路31R,31G,31
Bの出力端子は、それぞれカソード電流検出用トランジ
スタ32R,32G,32Bのベースに接続される。C
RTのRGBの電子銃のカソードR,カソードG,カソ
ードBは、それぞれカソード電流検出用トランジスタ3
2R,32G,32Bのエミッタ・コレクタ路とそれぞ
れコレクタ抵抗R2R,R2G,R2Bとの直列接続を
介して基準電位点に接続される。カソード電流検出用ト
ランジスタ32R,32G,32Bのコレクタとコレク
タ抵抗R2R,R2G,R2Bとのそれぞれの接続点は
切換回路46の第1乃至第3の入力端子に接続される。
【0056】CRTドライブ回路31R,31G,31
Bは、それぞれD/A変換回路16R,16G,16B
からのデジタル映像信号g2R,g2G,g2Bをアナ
ログ信号変換し、カソード電流検出用トランジスタ32
R,32G,32Bを介してCRTのカソードR,カソ
ードG,カソードBに印加する。
【0057】CRTは、カソードR,カソードG,カソ
ードBに印加された映像信号により映像を表示し、その
輝度に応じてRGBのカソード電流が流れる。このカソ
ード電流は、カソード電流検出用トランジスタ32R,
32G,32Bからそれぞれ抵抗R2R,R2G,R2
Bを流れ検出電圧V2R,V2G,V2Bに変換され、
切換回路46に供給される。
【0058】切換回路46は、コントローラ40からの
制御信号q2に基づいてCRTのRGBの各カソード電
流による検出電圧V2R,V2G,V2Bを検出パルス
の重畳された順番にRGBごとに1水平走査期間単位で
選択し検出電圧V2としてA/D変換回路53に供給す
る。A/D変換回路53は、検出電圧V2をディジタル
輝度検出信号k2に変換する。
【0059】この場合、コントローラ40は、制御信号
j2でA/D変換回路53の動作制御を行い、垂直帰線
期間に重畳したRGBの検出用パルスがCRTをドライ
ブしたカソード電流信号だけを変換するようにする。
【0060】ディジタル輝度検出信号k2に変換された
検出用パルスのカソード電流信号は、比較回路54に供
給される。
【0061】基準値メモリ55は、中間レベルを含むR
GBの複数のレベルの検出パルスに対応する複数の基準
値データを保管しており、コントローラ40から読出し
た制御信号m2に基づいて基準値データn2を読み出し
て比較回路54に供給する。
【0062】比較回路54は、前記A/D変換回路53
からのディジタル輝度検出信号k2と基準値メモリ55
からの基準値データn2を比較検出し、この検出結果の
データ信号p2をコントローラ40に供給する。
【0063】コントローラ40は、検出パルス発生回路
44に対して制御信号c21を供給して中間レベルを含
むRGBの複数のレベルの検出パルスのディジタル信号
を前記検出パルス発生回路44に出力させ、切換回路4
5に対して制御信号c22を供給してRGBの複数のレ
ベルの検出パルスのディジタル信号d2をRGBで分割
して検出パルスのディジタル信号d2R,d2G,d2
Bとしてそれぞれ重畳回路13R,13G,13Bに供
給させる。そして、コントローラ40は、検出パルス発
生回路44に発生させた検出パルスの信号レベルが抵抗
R2R,R2G,R2Bに検出され、電圧値V2R,V
2G,V2Bとして出力されるタイミングで切換回路4
6の切換制御を行い、A/D変換回路53にA/D変換
を行わせる制御信号j2を供給するとともに基準値メモ
リ55に検出パルス発生回路44が出力した検出パルス
に対応する基準値データを出力させる制御信号m2を基
準値メモリ55に供給し、これにより比較回路54から
得られたデータ信号p2がずれを示す場合、LUTメモ
リ30R,30G,30Bに補正値を変更する制御信号
f2R,f2G,f2Bをそれぞれ供給する。
【0064】また、本発明の実施の形態では、LUTメ
モリ30R,30G,30Bは、揮発性メモリとするの
で、電源オフ時にLUTメモリ30R,30G,30B
の値を保管するための不揮発性のデータメモリ50をコ
ントローラ40に接続している。
【0065】このような発明の実施の形態の動作を図4
を参照して説明する。
【0066】図4は図3の発明の実施の形態の動作を説
明するタイミングチャートであり、図4(a)は重畳回
路13Rからのディジタル映像信号e2Rをアナログの
Rの映像信号として示し、図4(b)は重畳回路13G
からのディジタル映像信号e2GをアナログのGの映像
信号として示し、図4(c)は重畳回路13Bからのデ
ィジタル映像信号e2BをアナログのBの映像信号とし
て示している。
【0067】図4(a),図4(b),図4(c)に示
すように、検出パルスはRGBの各映像信号で1水平走
査期問づつずれた位置に重畳される。
【0068】このように検出パルスを重畳された各々の
映像信号は、LUTメモリ30R,30G,30Bでレ
ベル補正、D/A変換回路30R,30G,30Bでア
ナログ変換されCRTのカソードに印加される。そして
本発明の実施の形態ではRGBの各電子銃のカソード電
流の検出は、切換回路46を使い、検出パルスの重畳さ
れた順番にRGB毎に1水平走査期間単位に行う。
【0069】はじめにRの映像信号の検出パルスのカー
ソド電流信号(検出電圧V2)をA/D変換回路53で
変換し、比較回路54で比較する。この時比較する基準
値はRの像信号の対応する値となっている。
【0070】この比較結果に基づいてLUTメモリ30
Rおよびデータメモリ50のRの映像信号用データの対
応する値を変更する。次にA/D変換回路53は、Gの
映像信号のカソード電流信号を変換し、LUTメモリ3
0Gの値を変更し、次はBの映像信号の順に動作する。
各動作は図2の発明の実施の形態と同じだが、RGBの
順で1水平走査期間ごとに連続して動作を行なう点が異
なっている。A/D変換回路53でディジタル変換して
比較回路54で比較を行ないLUTメモリ及びデータメ
モリ50のデータを変更するのに要する時間は数μ秒な
ので、一連の動作を完了するのに1水平走査期間は充分
な時問である。
【0071】また、基準値メモリ55およびデータメモ
リ50にはRGB3系統の値を保管してある。このた
め、本発明の実施の形態では、図2の発明の実施の形態
と比ベデータ数が3倍となる。ただし、基準値メモリ5
5は、1系統だけ保管しておきRGBで同じ値を使用す
ることも可能である。
【0072】またコントローラ40は、切換回路54,
45の切り替えタイミングを制御し、RGB各々のLU
Tメモリの値変更や基準値選択などを1水平走査期間ご
と操作する必要がある。
【0073】このような発明の実施の形態によれば、本
発明を3電子銃式のカラーブラウン管を用いた映像表示
装置に適用でき、全輝度レベルでRGBの白バランスも
良好に保つ事ができる。
【0074】図5は図3の発明の実施の形態の変形例を
示す要部の回路図である。
【0075】図5において、本変形例では、カソード電
流検出用トランジスタ32R,32G,32Bのコレク
タと切換回路46の間に切換スイッチ61R,61G,
61Bを設け、切換回路46の出力側にRGB共通のコ
レクタ抵抗R3を設けている。コントローラ60は、図
3のコントローラ40の機能の他に切換回路46の制御
に合わせて切換スイッチ61R,61G,61Bの制御
も行っている。
【0076】さらに詳細に説明すると、カソード電流検
出用トランジスタ32R,32G,32Bのコレクタ
は、切換スイッチ61R,61G,61Bのコモン端子
C1に接続される。切換スイッチ61R,61G,61
Bは、出力端子A1がそれぞれ切換回路46の第1乃至
第3の入力端子に接続され、出力端子A2が基準電位点
に接続されている。それぞれ切換回路46の出力端子は
コレクタ抵抗R3を介して基準電位点に接続されるとと
もに、A/D変換回路53の入力端子に接続される。
【0077】コントローラ60は、切換スイッチ61
R,61G,61Bの内、カソード電流検出用トランジ
スタ32R,32G,32Bから検出パルスが重畳され
た電流が流れるものに対して端子A1を選択させ、それ
以外のものに端子A2を選択させる。また、コントロー
ラ60は、切換回路46を制御して、切換スイッチ61
R,61G,61Bの内、端子A1を選択した切換スイ
ッチのコモン端子Cをコレクタ抵抗R3の一端に接続す
る。
【0078】これにより、カソード電流検出用トランジ
スタ32R,32G,32Bからの電流は、検出パルス
が重畳された場合にコレクタ抵抗R3を流れ、検出電圧
V3に変換され、A/D変換回路53に供給される。
【0079】このような変形例によれば、RGB共通の
コレクタ抵抗R3により、検出パルスの検出電圧V3を
得ることができるので、抵抗器の抵抗値による検出電圧
のばらつきを無くすことができる。
【0080】図6は本発明に係る自動輝度補正装置の第
3の実施の形態を示すブロック図であり、複数の表示表
示ユニットを用いたマルチ画面表示装置に適用したもの
である。
【0081】図6において、符号11−1,11−2,
11−3,11−4は、例えば1つの画面の映像信号を
縦横に4分割した第1乃至第4の画面の映像から作成し
た映像信号a4−1,a4−2,a4−3,a4−4が
導かれる映像信号入力端子であり、この映像信号入力端
子11−1,11−2,11−3,11−4に導かれた
映像信号a4−1,a4−2,a4−3,a4−4はそ
れぞれA/D変換回路12−1,12−2,12−3,
12−4に供給される。A/D変換回路12−1,12
−2,12−3,12−4は、それぞれ供給される第1
乃至第4の画面の映像信号a4−1,a4−2,a4−
3,a4−4に対してアナログ/ディジタル変換を行
い、第1乃至第4の画面のディジタル映像信号b4−
1,b4−2,b4−3,b4−4を作成してそれぞれ
重畳回路13−1,13−2,13−3,13−4に供
給する。
【0082】一方、検出パルス発生回路74は、コント
ローラ80からの制御信号c41に基づいて、信号レベ
ルの値を制御した検出パルスのディジタル信号d4を切
換回路75に供給する。検出パルス発生回路74は、1
垂直走査期間では4水平走査期間、検出パルスのディジ
タル信号d4を出力する。切換回路75は、コントロー
ラ70からの制御信号c42に基づいて、第1乃至第4
の画面の各映像信号で1水平走査期問づつずれた位置に
重畳するために、検出パルスのディジタル信号d4を1
水平走査期間に順次切換えて、検出パルスのディジタル
信号d4−1,d4−2,d4−3,d4−4として重
畳回路13−1,13−2,13−3,13−4に供給
する。
【0083】重畳回路13−1,13−2,13−3,
13−4は、A/D変換回路12−1,12−2,12
−3,12−4からのデジタル映像信号b4−1,b4
−2,b4−3,b4−4の所定位置に検出パルス発生
回路74からの検出パルスのディジタル信号d4−1,
d4−2,d4−3,d4−4をそれぞれ重畳し、ディ
ジタル映像信号e4−1,e4−2,e4−3,e4−
4として第1乃至第4の画面のレベル補正回路15−
1,15−2,15−3,15−4に導く。
【0084】レベル補正回路15−1,15−2,15
−3,15−4は、例えば高速動作の揮発性メモリでそ
れぞれ入力するディジタル映像信号e4−1,e4−
2,e4−3,e4−4の値に応じて設定された補正値
を出力する。即ち、レベル補正回路15−1,15−
2,15−3,15−4は、コントローラ80からの制
御信号f4−1,f4−2,f4−3,f4−4にそれ
ぞれ基づいて補正値を変更でき、重畳回路13−1,1
3−2,13−3,13−4からのディジタル映像信号
e4−1,e4−2,e4−3,e4−4をそれぞれ信
号レベル毎にレベル補正し、それぞれディジタル映像信
号g4−1,g4−2,g4−3,g4−4としてそれ
ぞれD/A変換回路16−1,16−2,16−3,1
6−4に供給する。
【0085】D/A変換回路16−1,16−2,16
−3,16−4は、それぞれレベル補正回路15−1,
15−2,15−3,15−4からのディジタル映像信
号g4−1,g4−2,g4−3,g4−4をそれぞれ
アナログ映像信号h4−1,h4−2,h4−3,h4
−4に変換してそれぞれ映像表示手段ドライブ回路17
−1,17−2,17−3,17−4に供給する。
【0086】映像表示手段ドライブ回路17−1,17
−2,17−3,17−4は、供給されるアナログ映像
信号h4−1,h4−2,h4−3,h4−4により映
像表示手段17−1,17−2,17−3,17−4の
ドライブを行い、アナログ映像信号h4−1,h4−
2,h4−3,h4−4を映像表示手段18−1,18
−2,18−3,18−4に表示する。
【0087】映像表示手段18−1,18−2,18−
3,18−4は、映像表示手段ドライブ回路17−1,
17−2,17−3,17−4のドライブによりアナロ
グ映像信号h4−1,h4−2,h4−3,h4−4を
第1乃至第4の画面に映像表示するようになっている。
【0088】輝度情報検出部21−1,21−2,21
−3,21−4は、映像表示手段18が表示する検出パ
ルスの輝度を検出し、この検出結果の輝度検出信号i4
−1,i4−2,i4−3,i4−4に変換し、切換回
路76に供給される。
【0089】切換回路76は、コントローラ80からの
制御信号q4に基づいて映像表示手段の第1乃至第4の
画面の輝度検出信号i4−1,i4−2,i4−3,i
4−4を検出パルスの重畳された順番に第1乃至第4の
画面ごとに1水平走査期間単位で選択し輝度検出信号i
4としてI/F82に供給する。I/F82は、輝度検
出信号i4を検出電圧V4に変換し、A/D変換回路8
3に供給する。A/D変換回路83は、コントローラ8
0からの制御信号j4により制御され、I/F82から
の検出電圧V4をアナログ/ディジタル変換することに
より、ディジタル輝度検出信号k4を作成して比較回路
84に供給する。
【0090】この場合、コントローラ80は、制御信号
j4でA/D変換回路回路83の動作制御を行い、垂直
帰線期間に重畳した第1乃至第4の画面の検出用パルス
が映像表示手段をドライブしたカソード電流信号だけを
変換するようにする。
【0091】A/D変換回路回路83からのディジタル
輝度検出信号k4は、比較回路64に供給される。
【0092】基準値メモリ85は、中間レベルを含む第
1乃至第4の画面の複数のレベルの検出パルスに対応す
る複数の基準値を保管しており、コントローラ80から
の読み出し制御信号m4に基づいて基準値データn4を
読み出して比較回路84に供給する。
【0093】比較回路84は、前記A/D変換回路83
からのディジタル輝度検出信号k4と基準値メモリ85
からの基準値データn4を比較検出し、この検出結果の
データ信号p4をコントローラ80に供給する。
【0094】コントローラ80は、検出パルス発生回路
74に対して制御信号c41を供給して中間レベルを含
む第1乃至第4の画面の複数のレベルの検出パルスのデ
ィジタル信号を前記検出パルス発生回路74に出力さ
せ、切換回路75に対して制御信号c42を供給して第
1乃至第4の画面の複数のレベルの検出パルスのディジ
タル信号のディジタル信号d4を第1乃至第4の画面で
分割して検出パルスのディジタル信号d4−1,d4−
2,d4−3,d4−4としてそれぞれ重畳回路13−
1,13−2,13−3,13−4に供給させる。そし
て、コントローラ80は、検出パルス発生回路74に発
生させた検出パルスの信号レベルが輝度情報検出部21
−1,21−2,21−3,21−4で検出され輝度検
出信号i4−1,i4−2,i4−3,i4−4として
出力されるタイミングで切換回路76の切換制御を行
い、A/D変換回路83にA/D変換を行わせる制御信
号j4を供給するとともに基準値メモリ85に検出パル
ス発生回路74が出力した検出パルスに対応する基準値
データを出力させる制御信号m4を基準値メモリ85に
供給し、これにより比較回路84から得られたデータ信
号p4がずれを示す場合、レベル補正回路15−1,1
5−2,15−3,15−4に補正値を変更する制御信
号f4−1,f4−2,f4−3,f4−4を供給す
る。
【0095】このような構成により、図6の自動輝度補
正装置は、映像表示手段を複数設け、これらにそれぞれ
対応する複数の輝度検出手段(輝度情報検出部21−
1,21−2,21−3,21−4)を設けるととも
に、これら複数の輝度検出手段が検出した輝度検出信号
を切換える輝度検出切換手段(切換回路76)を設け、
前記第2のアナログ/ディジタル変換回路83、基準値
選択手段(コントローラ80)、比較回路84及び補正
値変更回路(コントローラ80)を前記複数の映像表示
手段にそれぞれ表示する複数の映像信号に対応して時分
割動作させるようになっている。
【0096】このような映像表示手段を複数用いたマル
チ画面表示装置は、動作については図3の実施の形態と
同様で、切換回路75,76を使い4系統を切り替え、
時分割に動作させる。表示装置の数にあわせた切替器を
設置すれば4以上の場合についても同様に実現できる。
【0097】マルチ画面表示装置の場合、隣り合う映像
表示手段の映像を比較できるため少しの輝度差があって
も容易に認識できてしまう。これに対して中間輝度を含
めた全輝度において精度良く輝度補正の行える本発明の
実施の形態は大きな効果がある。
【0098】図7は本発明に係る自動輝度補正装置の第
4の実施の形態を示すブロック図であり、図2と同じ構
成要素には同じ符号を付して説明を省略している。
【0099】図7において、本発明の実施の形態で図2
と異なる点はA/D変換回路23の前段に信号補正回路
35を追加したしたことである。
【0100】このような構成により、本発明の実施の形
態は、輝度検出手段(カソード電流検出用トランジスタ
32、抵抗R1)からの輝度検出信号を第2のアナログ
/ディジタル変換回路23に供給する経路に、前記輝度
検出信号に対して検出レベルに応じた補正を行う輝度検
出信号補正回路(信号補正回路35)を設けている。図
8は図7の信号補正回路35の動作を示す説明図であ
り、図8(a)は信号補正回路35を無補正とした場合
のA/D変換回路23が検出するカソード印加電圧Vk
対カソード電流Ik のグラフを示し、図8(b)は信号
補正回路35で補正した場合のA/D変換回路23が検
出するカソード印加電圧Vk 対カソード電流Ik のグラ
フを示している。
【0101】一般のCRTはカソード印加電圧Vk 対カ
ソード電流Ik (輝度)に図8(a)の実線に示すよう
なガンマ特性がある。
【0102】この場合のガンマ特性は以下の式(1)で
示すことができる。
【0103】
【数8】 式(1)の場合、γは約2.2〜2.8となる。
【0104】たとえばA/D変換回路12,A/D変換
回路23の分解能が8ビット、検出用パルスが図2の発
明の実施の形態と同様に0〜255まで変化する信号と
し、LUTメモリ30のデータを無補正になるように設
定して、検出パルスのカソード印加電圧Vk 、カソード
電流Ik (この場合、コレクタ抵抗R1による検出電圧
に相当する)ともに便宜上0〜255とすると、図8
(a)の破線に示す線であればカソード印加電圧Vk の
変化に対してカソード電流Ik の変化は等しくなる。と
ころが図8(a)の実線で示すガンマ特性では、カソー
ド印加電圧Vk の値の小さい部分のように破線の傾きよ
り小さな傾きの部分は、カソード印加電圧Vk が1変化
してもカソード電流Ik は1変化しないこととなる。逆
にカソード印加電圧Vk の値の大きい部分のように破線
の傾きより大きい傾きの部分は、カソード印加電圧Vk
が1変化するとカソード電流Ik は1以上の変化をする
こととなる。カソ−ド印加電圧Vk が1変化するとカソ
ード電流Ik が1以上の変化をする場合は問題ないが、
カソード印加電圧Vk が1変化してもカソード電流Ik
が1変化しない場合は問題となる。この問題の理由は、
検出パルスのステップ数が多いほど検出数も多くなりレ
ベル補正回路(LUTメモリ30)で細かな輝度補正を
行なえることになるのだが、検出パルスを変化させても
検出値が変化しないということは検出数が少なくなった
こととなり補正も粗くなるからである。
【0105】この対策として、輝度情報検出部のA/D
変換回路23の分解能を高くする方法がある。しかしな
がら、通常の回路で使用する汎用の部品は10ビットま
でのものが多く、それ以上のビット数の部品は高価であ
りまた品種も少ない。また、輝度情報検出部は高圧回路
(カソード)周辺にあるため、ノイズが発生しやすく分
解能を高くしてもノイズの影響で効果を上げることがで
きない。
【0106】そこで、本発明の実施の形態では、信号補
正回路35を使い信号を補正することによりA/D変換
回路23の分解能を高くせずに細かな調整を行えるよう
にしている。信号補正回路35は、図8(b)破線に示
すような1点折れ線の補正特性を作ることができる。こ
れによりA/D変換回路23に入力するカソード電流I
k による検出電圧は図8(b)実線に示す特性に補正さ
れる。実線から判るようにカソード印加電圧Vk の小さ
い部分の傾きが大きくなっており、図8(a)の破線に
より近い特性となっている。したがってA/D変換回路
23の分解能を高くすること無く、検出パルスのステッ
プ数通りの細かな補正が行える。当然信号補正回路35
を複数の折れ点補正特性となる回路や、非線型の特性と
なる回路にすればより細かな補正を行うことも可能であ
る。
【0107】図9は図7の信号補正回路35の一例を示
すに示す回路図である。、図9において、符号36はカ
ソード電流検出用トランジスタ32とコレクタ抵抗の接
続点に接続される信号補正回路35の入力端子であり、
この入力端子36は抵抗R11を介して差動増幅器37
の非反転入力端子(+)に接続される。抵抗R11差動
増幅器37の非反転入力端子(+)の接続点は可変抵抗
VR11とPNPトランジスタTr11のエミッタ・コ
レクタ路の直列接続を介して基準電位点に接続される。
PNPトランジスタTr11のベースは可変抵抗VR1
2の摺動接点に接続される。可変抵抗VR12は、一端
が電圧値が一定の電源に接続され、他端が基準電位点に
接続される。差動増幅器37の出力端子は、その非反転
入力端子(+)に接続されるとともに、出力端子38に
接続される。出力端子38は、信号補正回路35の出力
端子となっており、A/D変換回路23に接続される。
【0108】このような構成により、図7の信号補正回
路35を実現できる。
【0109】図7の発明の実施の形態で検出パルスと検
出数について、検出パルスのステップ数と同じ検出数が
あれば細かな補正ができると記述したが、これは検出パ
ルスが細かな補正をするのに必要なステップ数となるよ
うに設定されているためで、検出パルスのステップ数と
検出数が同じであれば細かな補正ができるわけではな
い。つまり検出数が重要であって、検出数が細かな補正
を行うのに必要な数あれば良いのである。
【0110】このことから、一度に2ステップ以上変化
させた検出パルスを検出し、飛ばしたステップ部分の検
出値を演算によって求めて最終的な検出数を必要な数に
する方法が考えられる。この方式の構成を図10に示
す。
【0111】図10は本発明に係る自動輝度補正装置の
第5の実施の形態を示すブロック図であり、図2と同じ
構成要素には同じ符号を付して説明を省略している。
【0112】図10において、本発明の実施の形態で図
2と異なる点は、コントローラ90と検出パルス発生回
路91、基準値メモリ92、データメモリ93である。
【0113】検出パルス発生回路91が発生するパルス
は、図2の検出パルス発生回路14の形態1と同様の0
〜255の範囲とするが、1垂直走査期間ごとに0,
2,4,6,…,244,0,2…のように2づつレベ
ルが変化する。そして、重畳回路13,LUTメモリ3
0,D/A変換回路16,CRTドライブ回路31,カ
ソード電流検出用トランジスタ32及び抵抗R1が図2
の発明の実施の形態と同様の動作をし、カソード電流I
k による検出電圧V1をA/D変換回路23に供給す
る。カソード電流Ik による検出電圧V1は、A/D変
換回路23でディジタル変換され、比較回路24で比較
が行われる。ここで、検出用パルスの数が、図2の発明
の実施の形態の半分なので、基準値メモリ92は図2の
基準値メモリ25と比べて半分のデータ数を記憶すれば
よいことになる。この後、コントローラ90は、比較回
路24の比較結果に基づいて図1の発明の実施の形態と
同様にレベル補正回路30の値を変更するのだが、この
ままでは、レベル補正回路30の半分の値しか変更させ
る事ができないので残りの半分の値は内蔵の演算器94
の演算によって求める。
【0114】このような演算器94による演算について
以下に説明する。
【0115】検出パルスの値が2N(N=0,1,2,
3,…,127)とすると、コントローラ90は、図2
の発明の実施の形態と同様に比較結果に基づき、データ
メモリ93から検出パルス値2Nに対応する値を読み出
し、その値を増減させ、再びデータメモリ93に書き込
み、同時にLUTメモリ30の値も変更させる。図2の
発明の実施の形態では、LUTメモリ30の値変更は1
垂直走査期間周期だったが、本発明の実施の形態ではた
とえば1/2垂直走査期間周期で行なう。よってコント
ローラ90は、1/2垂直走査期問後に検出用パルス値
2Nに対応する値と検出用パルス値2(N−1)に対応
する値をデータメモリ93から読み出し、この2値から
の演算器94を使い、検出用パルス値2N−1に対応す
る値を演算し、LUTメモリ30の対応するアドレスを
この演算値に変更する。この演算は、単純に2値を平均
化しても2つ以上の値から複雑な補問演算を行なっても
良い。また、1/2垂直走査期間周期にLUTメモリ3
0の変更を行なわずに演算結果を保管しておき1垂直走
査期間ごとにLUTメモリ30の値を2つまとめて変更
しても良い。
【0116】上記では、検出用パルスが1垂直走査期間
ごとに0,2,4,6,…,244,0,2…のように
2づつレベルが変化するパルスで説明したが、検出パル
スの間隔は任意で良い。また、すべて同じ間隔でなくて
も良い。たとえばCRTの場合は、図8で説明したよう
にガンマ特性があるので、カソード電流信号Ik が小さ
い時(検出用パルスが小さい時)は0,1,2,3,4
…のように1づつ増え、カソード電流信号Ik が中間値
の時(検出用パルスが中間値の時)は100,103,
106,…のように3づつ増え、カソード電流信号Ik
が大きい時(検出用パルスが大きい時)は200,20
5,210,…のように5づつ増えるようにガンマ特性
に整合した検出用パルスとすると効率が良い。この時、
基準値メモリ92およびデータメモリ93は、検出用パ
ルスに対応する値を用意する必要がある。
【0117】このような構成により、図10の発明の実
施の形態は、前記レベル補正回路(LUTメモリ30)
の補正値を前記比較回路24の比較結果より求めた補正
値から演算によって求める補正値演算器(演算器94)
を設けている。
【0118】このような発明の実施の形態によれば、図
2の発明の実施の形態と同様の効果があるとともに、基
準値メモリ92およびデータメモリ93の保管データ数
を減らす事ができる。図6で記載したマルチ画面表示装
置の場合、基準メモリおよびデータメモリは複数の映像
表示手段分必要となるのでのデータ数が多くなるが、本
発明の実施の形態を適用すれば大幅にデータ数を少なく
する事ができる。また検出パルスのステップ数が減るの
で検出サイクルを短くする事もできる。
【0119】図11は本発明に係る自動輝度補正装置の
第6の実施の形態を表示装置に適用したものを示すブロ
ック図であり、図1と同じ構成要素には同じ符号を付し
て説明を省略している。
【0120】図11において、本発明の実施の形態で
は、図1の映像表示手段ドライブ回路17,映像表示手
段18、輝度情報検出部21に、それぞれ液晶ドライブ
回路95、液晶表示ユニット96、輝度検出用光センサ
97を用いている。
【0121】液晶ドライブ回路95は、供給されるアナ
ログ映像信号h1により液晶表示ユニット96のドライ
ブを行い、アナログ映像信号h1を液晶表示ユニット9
6に表示する。
【0122】液晶表示ユニット96は、液晶ドライブ回
路95のドライブによりアナログ映像信号h1を液晶画
面に映像表示するようになっている。
【0123】輝度検出用光センサ97は、液晶表示ユニ
ット96が表示する映像光の輝度を検出し、この検出結
果の輝度検出信号i1に変換し、I/F22に供給す
る。
【0124】図12は図11の輝度検出用光センサ97
の取り付け位置を示す説明図である。
【0125】図12において、液晶表示ユニット96の
最上部の1水平画素行を非表示となるようにして輝度検
出用画素として使い、この画素の任意の位置にフオトダ
イオードなどの輝度検出用光センサ97を設置する。そ
してCRTの場合と同様に1水平走査期間の検出用パル
スを映像信号のこの画素行に対応する位置に重畳させ、
輝度検出用光センサ97で検出パルスの輝度を測定す
る。図11に示すように輝度検出用光センサ97からの
出力信号はI/F22を通して適当な電圧レベルに変換
してA/D変換回路23に入力させる。その他の動作は
発明の実施の形態1と同様である。
【0126】また、一般のカラー液晶表示装置は、水平
方向にRGBの画素が順番に並んでいるので、輝度検出
用光センサをRGBの画素それぞれに対応するように3
つ設置してそれぞれの輝度を監視すれば、図3の発明の
実施の形態と同様にRGBのカラーバランスを安定に保
つことができる。
【0127】このような構成によれば、液晶表示装置に
おいてもCRTの場合と同様の効果を得る事ができる。
また、液晶表示装置以外の表示装置であっても、輝度セ
ンサーを設置できる装置であれば同様の効果がある。さ
らに、CRTのカソード電流のように輝度に応じて比例
的にレベルの変化する信号をもつ映像表示装置であれば
同様に本発明を適用できる。
【0128】図13は図11のレベル補正回路に保管す
る基準値の一例を示すグラフであり、横軸にアドレス値
を示し、縦軸に保管データを示している。
【0129】一般にNTSC放送は、CRTのガンマ特
性に整合するように放送局側で逆ガンマ補正を行なって
いる。このような信号をCRT以外の表示装置で表示す
る場合、逆ガンマ特性を補正して元のリニアな特性の映
像信号にするためにガンマ補正回路を設けている。
【0130】しかし、図11に示した発明の実施の形態
では、基準値メモリ25に保管する基準値に図13の実
線のようなガンマ特性を持たせれば新たにガンマ回路を
設ける事無くガンマ補正が行える。
【0131】前述したようにレベル補正回路(LUTメ
モリ)は最終的に輝度情報信号と基準値が等しくなる値
になるので基準値にガンマ特性を持たせればレベル補正
回路のデータも図13の実線のようなガンマ特性を持
つ。そして映像信号はレベル補正回路のアドレス端子に
入力してそのアドレスに保管してあるデータを出力させ
るでレベル補正回路が図13の実線のような特性を持て
ば映像信号にガンマ補正ができる事となる。
【0132】図14は本発明に係る自動輝度補正装置の
第7の実施の形態を示すブロック図であり、図1と同じ
構成要素には同じ符号を付して説明を省略している。
【0133】図14において、本発明の実施の形態で
は、第1及び第2の基準値メモリ101,102を設
け、切換回路103が第1及び第2の基準値メモリ10
1,102の内、一方を選択し比較回路24に接続して
いる。
【0134】このような構成により、本発明の実施の形
態は、前記基準値保管手段(第1及び第2の基準値メモ
リ101,102)を複数設け、これら複数の基準値保
管手段を入力アナログ映像信号の種類に対応して切換え
るようになっている。
【0135】例えば、第1の基準値メモリ101は、N
TSC放送表示時に最適な表示が行える補正特性をもつ
基準値を格納し、第2の基準値メモリ102は、パソコ
ン信号時に最適な表示が行える補正特性の無い基準値を
設定しておき、これを図示しない映像信号方式判別回路
から出力される切換信号q7で制御される切替器103
で切り替える。このようにNTSC時は第1の基準値メ
モリ101を使い、パソコン信号は第2の基準値メモリ
102を使えばそれぞれに最適な映像表示を行える。当
然。基準値メモリの数を増やせば多数の映像信号に対応
する事が可能となる。このようにすれば入力映像信号の
違いに関わらずに常時最適な映像表示が行うことがで
き、経時変化にともなう輝度変化も防ぐ事ができる。
【0136】
【発明の効果】以上述べた様にこの発明によれば、中間
レベルの映像信号に対して精度の高い自動輝度補正を行
うことができるので、従来できなかった中間輝度まで含
めた全輝度レベルで精度良い輝度補正を行うことができ
る。これにより、全輝度レベルのおける経時変化による
輝度の変化やホワイトバランス(RGBバランス)の変
化をなくす事ができる。また、マルチ画面表示装置での
経時変化に伴うCRT間の輝度差もなくす事ができ常時
良好な画質を表示できる。また、映像信号に表示装置に
あわせた補正特性により補正(ガンマ補正など)を行う
事ができ、その補正特性も入力する映像信号にあわせて
容易に切り替える事もでき、常時良好な映像表示を行え
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動輝度補正装置の第1の実施の
形態の基本概念を示すブロック図。
【図2】図1の発明の実施の形態を単電子銃のCRTを
用いた映像表示装置に適用した場合を示すブロック図。
【図3】本発明に係る自動輝度補正装置の第2の実施の
形態を示すブロック図。
【図4】図3の発明の実施の形態の動作を説明するタイ
ミングチャート。
【図5】図3の発明の実施の形態の変形例を示す要部の
回路図。
【図6】本発明に係る自動輝度補正装置の第3の実施の
形態を示すブロック図。
【図7】本発明に係る自動輝度補正装置の第4の実施の
形態を示すブロック図。
【図8】図7の信号補正回路の動作を示す説明図。
【図9】図7の信号補正回路の一例を示すに示す回路
図。
【図10】本発明に係る自動輝度補正装置の第5の実施
の形態を示すブロック図。
【図11】本発明に係る自動輝度補正装置の第6の実施
の形態を示すブロック図。
【図12】図11の輝度検出用光センサの取り付け位置
を示す説明図。
【図13】図11のレベル補正回路に保管する基準値の
一例を示すグラフ。
【図14】本発明に係る自動輝度補正装置の第7の実施
の形態を示すブロック図。
【符号の説明】
12,23 A/D変換回路 13 重畳回路 14 検出パルス発生回路 15 レベル補正回路 16 D/A変換回路 17 映像表示手段ドライブ回路 18 映像表示手段 20 コントローラ 21 輝度情報検出部 22 I/F 24 比較回路 25 基準値メモリ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像信号に対して自動輝度補正を行う自
    動輝度補正装置において、 前記映像信号に中間レベルを含む複数のレベルの検出パ
    ルスを重畳して映像表示手段に表示し、この映像表示手
    段に表示した検出パルスの輝度の基準値からのずれを検
    出し、この検出結果に基づいて前記映像信号を信号レベ
    ル毎にレベル補正することを特徴とする自動輝度補正装
    置。
  2. 【請求項2】 入力アナログ映像信号をディジタル映像
    信号に変換する第1のアナログ/ディジタル変換回路
    と、 中間レベルを含む複数のレベルの検出パルスのディジタ
    ル信号を発生する検出パルス発生回路と、 前記第1のアナログ/ディジタル変換回路からのディジ
    タル映像信号の所定位置に前記検出パルス発生回路から
    の検出パルスのディジタル信号を映像信号に検出パルス
    が重畳するように合成して出力する検出パルス重畳回路
    と、 この検出パルス重畳回路からのディジタル映像信号を信
    号レベル毎に対応する補正値によってレベル補正するレ
    ベル補正回路と、 このレベル補正回路からのディジタル映像信号をアナロ
    グ映像信号に変換するディジタル/アナログ変換回路
    と、 このディジタル/アナログ変換回路が出力する検出パル
    スでドライブされた映像表示手段の輝度を検出し、この
    検出結果の輝度検出信号を出力する輝度検出手段と、 この輝度検出手段からの輝度検出信号をディジタル輝度
    検出データに変換する第2のアナログ/ディジタル変換
    回路と、 複数の基準値を保管する基準値保管手段と、 この基準値保管手段から前記検出パルスに対応する基準
    値を選択する基準値選択手段と、 前記第2のアナログ/ディジタル変換回路からのディジ
    タル輝度検出データと前記基準値選択手段に選択された
    基準値とを比較する比較回路と、 この比較回路の比較結果に基づいて前記レベル補正回路
    における前記検出パルスの信号レベルに対応する補正値
    を変更する補正値変更回路と、 を具備したことを特徴とする自動輝度補正装置。
  3. 【請求項3】 映像表示手段を複数設け、これらにそれ
    ぞれ対応する複数の輝度検出手段を設けるとともに、こ
    れら複数の輝度検出手段が検出した輝度検出信号を切換
    える輝度検出切換手段を設け、 前記第2のアナログ/ディジタル変換回路、基準値選択
    手段、比較回路及び補正値変更回路を前記複数の映像表
    示手段にそれぞれ表示する複数の映像信号に対応して時
    分割動作させることを特徴とする請求項2記載の自動輝
    度補正装置。
  4. 【請求項4】 前記輝度検出手段からの輝度検出信号を
    第2のアナログ/ディジタル変換回路に供給する経路
    に、前記輝度検出信号に対して検出レベルに応じた補正
    を行う輝度検出信号補正回路を設けたことを特徴とする
    請求項2記載の自動輝度補正装置。
  5. 【請求項5】 前記レベル補正回路の補正値を前記比較
    回路の比較結果より求めた補正値から演算によって求め
    る補正値演算器を設けたことを特徴とする請求項2記載
    の自動輝度補正装置。
  6. 【請求項6】 前記基準値保管手段を複数設け、これら
    複数の基準値保管手段を入力アナログ映像信号の種類に
    対応して切換えることを特徴とする請求項2記載の自動
    輝度補正装置。
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