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JPH1118007A - 全方向性画像表示システム - Google Patents

全方向性画像表示システム

Info

Publication number
JPH1118007A
JPH1118007A JP9172404A JP17240497A JPH1118007A JP H1118007 A JPH1118007 A JP H1118007A JP 9172404 A JP9172404 A JP 9172404A JP 17240497 A JP17240497 A JP 17240497A JP H1118007 A JPH1118007 A JP H1118007A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
circular
camera
circular image
fish
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9172404A
Other languages
English (en)
Inventor
Yusuke Suzuki
木 雄 介 鈴
Takahiro Nakamura
村 隆 宏 中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shogakukan Inc
Original Assignee
Shogakukan Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shogakukan Inc filed Critical Shogakukan Inc
Priority to JP9172404A priority Critical patent/JPH1118007A/ja
Publication of JPH1118007A publication Critical patent/JPH1118007A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
  • Studio Devices (AREA)
  • Stereoscopic And Panoramic Photography (AREA)
  • Studio Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 左右方向および上下方向について360度の
画角を有する全球視野内の被写体を簡易に表示すること
ができる全方向性画像表示システムを提供する。 【解決手段】 全方向性画像表示システムは、半球視野
内の被写体を撮影してフィルム2上に円形画像として結
像させる魚眼レンズ付きカメラ1と、魚眼レンズ付きカ
メラ1を順次180度の対称方向に向けて撮影すること
により得られたフィルム2上の2方向分の円形画像を電
子的に読み取る画像スキャナ3と、画像スキャナ3によ
り読み取られた画像データを保持する画像バッファ4
と、画像バッファ4に保持された画像データに含まれる
2方向分の円形画像に基づいて合成画像を作成する画像
合成装置5と、画像合成装置5により作成された合成画
像を部分的に平面画像に変換してディスプレイ11上に
表示する画像表示装置8とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は魚眼レンズ付きカメ
ラにより撮影された円形画像に基づいて全球視野内の全
ての被写体をコンピュータ上で表示する全方向性画像表
示システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、カメラ等により撮影された静
止画像をコンピュータ上で表示するシステムとして、左
右方向に広がった多数枚のパノラマ写真の画像をつなぎ
合わせるとともに、このようにしてつなぎ合わされた合
成画像をコンピュータ上の画像ビューワにより表示する
システム(第1の従来システム)が知られている。
【0003】また、監視や検査等に用いられるカメラ観
察システムとして、魚眼レンズ付きカメラにより撮影さ
れた動画像に対してパン、チルト、ズームおよび回転等
のカメラ操作をソフトウェア的に実現するシステム(第
2の従来システム)が知られている(特表平6−501
585号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、第1
の従来システムにおいては、左右方向に広がった多数枚
のパノラマ写真の画像をつなぎ合わせることにより左右
方向の画角を広くとるようにしている。しかしながら、
この第1の従来システムでは、左右方向の画角を広くと
ることはできるが、上下方向の画角を広くとることがで
きないという問題がある。また、左右方向に360度の
画角を得ようとする場合においても多数枚のパノラマ写
真の画像が必要となるので、これら多数枚のパノラマ写
真の画像間におけるつなぎ目の処理が煩雑となり、合成
処理に多大の時間を要してしまうという問題がある。
【0005】一方、第2の従来システムにおいては、魚
眼レンズ付きカメラにより撮影された画像を用いている
ので、左右方向に加えて上下方向の画角も広くとること
ができる。しかしながら、この第2の従来システムは元
来、カメラの可動部を省略してソフトウェア的に動画像
のパン、チルト等のカメラ操作を実現することを目的と
するものであり、実際の使用時においてカメラ本体は固
定して用いられ、また確保される視野も半球視野に限ら
れる。なお、この第2の従来システムにより全球視野を
確保しようとした場合には、2台のカメラを使用しなけ
ればならなくなるが、魚眼レンズの特性から互いに相手
のカメラが写り込まないように設置することは不可能で
あり、結局この第2の従来システムでは完全な全球視野
を確保することができない。
【0006】本発明はこのような点を考慮してなされた
ものであり、左右方向および上下方向について360度
の画角を有する全球視野内の被写体を簡易に表示するこ
とができる全方向性画像表示システムを提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、周囲を球面の
一方として捉えて撮影することにより一方の円形画像を
得るとともに、周囲を球面の他方として捉えて撮影する
ことにより他方の円形画像を得る魚眼レンズ付きカメラ
と、前記魚眼レンズ付きカメラにより得られた一方の円
形画像と他方の円形画像とに基づいて合成画像を作成す
る画像合成装置と、前記画像合成装置により作成された
合成画像を部分的に平面画像に変換して表示する画像表
示装置とを備えたことを特徴とする全方向性画像表示シ
ステムを提供する。
【0008】また本発明は、上述した全方向性画像表示
システムにおいて、前記魚眼レンズ付きカメラを載置す
る回転載置台をさらに備え、前記魚眼レンズ付きカメラ
は、鏡筒と、前記鏡筒の端部に取り付けられた魚眼レン
ズとを有し、前記回転載置台の回転軸は前記鏡筒の前面
に対応する位置に配置されていることを特徴とする。
【0009】本発明によれば、魚眼レンズ付きカメラに
より周囲を球面の一方として捉えて撮影することにより
得られた一方の円形画像と、周囲を球面の他方として捉
えて撮影することにより得られた他方の円形画像とに基
づいて画像合成装置により合成画像を作成するととも
に、この作成された合成画像を画像表示装置により部分
的に平面画像に変換して表示するようにしているので、
左右方向および上下方向について360度の画角を有す
る全球視野内の被写体をコンピュータ上で簡易に表示す
ることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図1乃至図9は本発明によ
る全方向性画像表示システムの一実施の形態を示す図で
ある。
【0011】まず、図1により、全方向性画像表示シス
テムの全体構成について説明する。図1に示すように、
全方向性画像表示システムは、半球視野内の被写体を撮
影してフィルム2上に円形画像として結像させる魚眼レ
ンズ付きカメラ1と、魚眼レンズ付きカメラ1を順次1
80度の対称方向に向けて撮影することにより得られた
フィルム2上の2方向分の円形画像を電子的に読み取る
画像スキャナ3と、画像スキャナ3により読み取られた
画像データを保持する画像バッファ4と、画像バッファ
4に保持された画像データに含まれる2方向分の円形画
像に基づいて合成画像を作成する画像合成装置5と、画
像合成装置5により作成された合成画像を部分的に平面
画像に変換してディスプレイ11上に表示する画像表示
装置8とを備えている。
【0012】ここで画像合成装置5は、画像合成用の各
種のパラメータを入力するためのパラメータ入力部6
と、パラメータ入力部6により入力されたパラメータに
基づいて画像バッファ4に保持された画像データに含ま
れる2方向分の円形画像の接合部のずれを修正すること
により合成画像を作成する合成処理部7とを有してい
る。なおパラメータ入力部6としては、例えばキーボー
ド等を用いることができる。
【0013】また画像表示装置8は、画像合成装置5に
より作成された合成画像の中から表示対象となる領域を
選択するための表示操作部9と、表示操作部9により選
択された領域に対応する合成画像を部分的に平面画像に
変換してディスプレイ11上に表示する表示処理部10
とを有している。なお表示操作部9としては、例えばマ
ウスやジョイスティック等の既存の各種の入力装置を用
いることができる。
【0014】次に、図2(a)(b)により、図1に示
す魚眼レンズ付きカメラ1およびこの魚眼レンズ付きカ
メラ1を載置する回転載置台について説明する。
【0015】図2(a)(b)に示すように、魚眼レン
ズ付きカメラ1は、カメラ本体1aと、カメラ本体1a
に取り付けられた鏡筒1bと、鏡筒1bの端部に取り付
けられた180度以上の画角を有する魚眼レンズ1cと
からなり、魚眼レンズ1cを介して取り込まれた画像は
カメラ本体1a内に内蔵されたフィルム2上に結像され
るようになっている。なお魚眼レンズ1cとしては、例
えばニコン社製の「フィッシュアイニッコール8mmF
2.8S」を用いることができる。
【0016】なお、魚眼レンズ1cとして「フィッシュ
アイニッコール8mmF2.8S」のような等距離射影
式のものを用いた場合には、魚眼レンズ付きカメラ1に
より撮影された半球視野内の被写体(天頂角α)と、フ
ィルム2上の像点の位置(中心からの距離γ)との間に
は次式(1)に示すような関係がある(図3(a)
(b)参照)。なお次式(1)において、kは定数であ
る。 γ = k・α … (1)
【0017】また図2(a)(b)に示すように、魚眼
レンズ付きカメラ1は、回転雲台(回転載置台)15上
に回動自在に載置されている。ここで回転雲台15は、
三脚14と、その一端が三脚14にねじ14aを介して
回動自在に接続されたL字形状の連結部材13と、連結
部材13の他端に固着された固定台12とを有し、固定
台12上には魚眼レンズ付きカメラ1のカメラ本体1a
の底部がねじ12aを介して固定されている。なお、回
転雲台15上での魚眼レンズ付きカメラ1の回転軸Aは
魚眼レンズ付きカメラ1の鏡筒1bの前面中央に対応す
る位置に配置されており、この回転軸Aのまわりに魚眼
レンズ付きカメラ1が回動するようになっている。
【0018】次に、このような構成からなる本実施の形
態の作用について説明する。
【0019】まず、魚眼レンズ付きカメラ1が載置され
た回転雲台15を撮影対象となる全球視野の中心に設置
する。その後、回転雲台15上で魚眼レンズ付きカメラ
1を回転軸Aのまわりに回動させ、魚眼レンズ1cが第
1の撮影方向に向けられた時点で回動を止めて固定す
る。そして、魚眼レンズ付きカメラ1により周囲を球面
の一方として捉えて撮影することにより、フィルム2上
に一方の円形画像を結像させる。続いて、回転雲台15
上で魚眼レンズ付きカメラ1を回転軸Aのまわりに再度
回動させ、魚眼レンズ1cが上記第1の撮影方向と18
0度の対称関係にある第2の撮影方向に向けられた時点
で回動を止めて固定する。そして、魚眼レンズ付きカメ
ラ1により周囲を球面の他方として捉えて撮影すること
により、フィルム2上に他方の円形画像を結像させる。
【0020】なお、このようにしてフィルム2上に結像
された第1の撮影方向および第2の撮影方向に対応する
一方の円形画像および他方の円形画像は画像スキャナ3
により電子的に読み取られ、この読み取られた画像デー
タは画像バッファ4に格納される。
【0021】次に、このようにして画像バッファ4に格
納された画像データに含まれる第1の撮影方向および第
2の撮影方向に対応する2方向分の円形画像に基づいて
画像合成装置5により合成画像が作成される。ここで画
像合成装置5では、パラメータ入力部6により画像合成
用の各種のパラメータを入力できるようになっており、
このパラメータ入力部6により入力されたパラメータに
基づいて合成処理部7により画像バッファ4に保持され
た画像データに含まれる2方向分の円形画像の接合部の
ずれが修正される。
【0022】図4(a)(b)は画像合成装置5を用い
て合成画像を作成する方法を説明するための図である。
ここで、図4(a)は2方向分の円形画像の接合をこれ
らに対応する半球視野20,30同士の接合として概念
的に示す図、図4(b)はディスプレイ上に表示される
画像合成用のウィンドウを模式的に示す図である。
【0023】図4(a)に示すように、2方向分の円形
画像の各々に対応する半球視野20,30はともに18
0度をわずかに越えた画角を有しており、この180度
を越えた画角の部分20a,30aは半球視野20,3
0を互いに接合するための糊代部分となっている。ここ
で、半球視野20,30を互いに接合して合成画像を作
成する際には、画像合成用のウィンドウ40上で半球視
野20,30の接合部近傍(図4(a)の符号21,3
1参照)における糊代部分20a,30aのずれを確認
しながら、パラメータ入力部6により画像合成用のパラ
メータを適宜調整する。なお、画像合成用のウィンドウ
40上には、図4(b)に示すように、後述する画像変
換方法により平面画像に変換された後の画像21,31
が表示されている。
【0024】ここで、半球視野20,30の接合部にお
けるずれを修正するためのパラメータとしては、「直
径」、「中心X,Y」および「軸回転」という3種類の
パラメータがあり、これらのパラメータを適宜調整する
ことにより半球視野20,30の接合部のずれを修正す
ることができる。
【0025】なお「直径」とは、円形画像の有効直径の
ことであり、初期値としてはフィルム2上の円形画像の
直径よりもわずかに小さな値が設定されている。そし
て、この「直径」の値を適宜変えることにより、半球視
野20,30の糊代部分20a,30aの幅を変えるこ
とができる(図4(a)(b)の符号A,A′参照)。
【0026】また「中心X,Y」とは、半球視野20,
30の天頂に対応する円形画像の中心点の座標値のこと
である。なお、この中心点の座標値はカメラ本体1a内
でのフィルム2の保持精度、および画像スキャナ3によ
る読取り時の機械精度等によって変化するので、各円形
画像に対して後述する中心点算出方法によりその都度中
心点の座標値を求め、この求められた中心点の座標値を
初期値として設定している。そして、この「中心X,
Y」の値を適宜変えることにより、図3(b)に示すよ
うに、例えばフィルム2上に結像された全体の円形画像
から抽出される円形画像の領域をずらすことができる
(図3(b)の符号B参照)。
【0027】さらに「軸回転」とは、円形画像の回転状
況を表す値であり、この「軸回転」の値を適宜変えるこ
とにより、半球視野20,30の接合部における円周方
向(画像合成用のウィンドウ40上では上下方向)のず
れを修正することができる(図4(a)(b)の符号
C,C′参照)。
【0028】ここで、図5乃至図8により、フィルム2
上に結像された円形画像の中心点の座標値を幾何学的に
求める中心点算出方法について説明する。なお、このよ
うな中心点算出の処理は例えば画像合成装置5の合成処
理部7により実行されるようにするとよい。
【0029】図5に示すように、まず、画像スキャナ3
により読み取られた画像データ(グレースケール画像)
に対してメディアンフィルタをかけ、これにより画像デ
ータ中に含まれるノイズを除去する(ステップ10
1)。
【0030】次に、ノイズが除去されたグレースケール
画像に基づいて局所的な明度差を用いてフィルム2上に
結像された円形画像のエッジを抽出した後(ステップ1
02)、エッジの抽出がなされたグレースケール画像を
二値化画像に変換する(ステップ103)。ここで、二
値化画像への変換がなされた後の画像データの一例を図
6に示す。図6に示すように、二値化画像への変換後の
画像データでは、読み取られた(0,0)−(99,5
9)の範囲内で、円形画像の内側の領域には“1”が、
円形画像の外側の領域には“0”が設定されている。
【0031】このようにして二値化画像への変換がなさ
れた後、2方向分の円形画像の中心点が求められる(ス
テップ104)。以下、図5に示すステップ104の中
心点算出工程について図7および図8により詳細に説明
する。なお、本実施の形態では円形画像のエッジはドッ
ト単位で表現されているので、接点の位置は本質的に接
線方向について正確ではない。ただし、同一の傾きを有
する一対の接線の各々に対応する一対の接点の中点を通
る中心線(図8参照)についてはほぼ中心点を通ること
が予想されるので、このような中心線のうち傾きの異な
る少なくとも2つの中心線の交点として円形画像の中心
点を求めることができる。
【0032】図7に示すように、まず、所定の角度範囲
においてN個(例えば18個)の傾きを設定するととも
に(ステップ201)、接線の傾き、および接点の座標
の初期値を設定する(ステップ202)。なお、接点の
座標の初期値とは、後述するステップ204の処理にお
いて順次更新される第1接点候補および第2接点候補の
初期値であり、ステップ204の処理において最初の時
点で必ず更新されるよう極端に大きい値または小さい値
が設定される。
【0033】次に、n=1とし(ステップ203)、n
(n=1)番目の傾きを持つ接線についての接点Q1
2を求めた後(ステップ204)、この求められた接
点Q1,Q2間の距離d、および接点Q1,Q2の中点Mを
通る中心線を求める(ステップ205)。
【0034】なお、接点Q1,Q2を求める方法は次のと
おりである。すなわち図8に示すように、座標(0,
0)の点から順に横方向、すなわち(0,0),(0,
1)…(0,99),(1,0),(1,1)…(1,
99)というように“1”の値を持つ点(以下「明点」
という)を探していき、明点を見つけたら(図8では点
P)、指定された傾きでかつこの点Pを通る直線のy切
片aを求める。ここで、最小のy切片aminおよび最大
のy切片amaxに対応する点が接点となるので、明点が
見つかるたびに同様にしてY切片aを求め、その時点で
最小のy切片に対応する点を第1接点候補、最大のy切
片に対応する点を第2接点候補として保持する。このこ
とにより、例えば点Pの存在する横一列の探索を終えた
時点では点P,Tがそれぞれ第1接点候補および第2接
点候補となり、全ての探索を終えた場合には点Q1,Q2
が接点として求められる。なお、傾きが無限大でy切片
がない場合には明点のx座標が最小のものを第1接点と
し、最大のものを第2接点として求める。
【0035】その後、n=n+1とし(ステップ20
6)、n≦Nの場合には(ステップ207)、上述した
ステップ204乃至ステップ206の処理を繰り返す。
【0036】これに対し、n>NとなりN個の傾きの全
てに対応する接点Q1,Q2の距離d、および接点Q1
2の中点Mを通る中心線が求められた場合には(ステ
ップ207)、このN個の距離dの中央値を求め、この
中央値の近い順に接点Q1,Q2の距離d、および接点Q
1,Q2の中点Mを通る中心線を整列する(ステップ20
8)。
【0037】そして、接点Q1,Q2間の距離dの中央値
の近い順に異なる傾きを有する中心線を適宜組み合わ
せ、この組合せの中で中心線同士のなす角度が所定値以
上のものについてその組合せに係る中心線同士の交点と
して中心点の候補を求める(ステップ209)。
【0038】その後、求められた中心点の候補に基づい
て中心点のx座標およびy座標を求める(ステップ21
0)。ここで、これらのx座標およびy座標は例えば中
心点の候補の中央値をとることにより求められる。な
お、このようにして求められた円形画像の中心点のx,
y座標は、上述した画像合成用のパラメータの一つであ
る「中心X,Y」の初期値として設定される。
【0039】なお、以上のようにして画像合成装置5に
より「直径」、「中心X,Y」および「軸回転」という
3種類のパラメータを調整して画像合成用のウィンドウ
40上でずれのない合成画像が得られた場合には、その
時点における「直径」、「中心X,Y」および「軸回
転」の値が合成パラメータとして画像表示装置8の表示
処理部10に入力される。
【0040】そして画像表示装置8の表示処理部10
は、魚眼レンズ1cにより得られた円形画像を歪みのな
い平面画像に変換するための変換式に上記合成パラメー
タを反映させ、画像バッファ4に保持された画像データ
に含まれる一方の円形画像および他方の円形画像に基づ
いて表示操作部9により選択された領域を部分的に平面
画像に変換してディスプレイ11上にウィンドウ形式
(図4(b)と同様の形式)で表示する。なお、表示操
作部9による選択はディスプレイ11上のウィンドウで
現在表示されている平面画像を基準にした視点の移動、
すなわち視点の水平方向への移動、垂直方向への移動、
回転、および拡大・縮小といった形で行われる。
【0041】ここで、魚眼レンズ1cにより得られた円
形画像を歪みのない平面画像へ変換するための変換式に
ついて図9(a)(b)により説明する。なお、図9
(a)はフィルム上に結像された円形画像に対応する画
像面と、平面画像に変換される対象となる対象面との位
置関係を示す図、図9(b)は図9(a)に示す視野ベ
クトルVをYZ平面上に配置した場合の位置関係を示す
図である。
【0042】図9(a)において、対象面はディスプレ
イ11上のウィンドウに表示される領域に対応してお
り、このような対象面を画像面上に写像するための式を
求めることにより円形画像を平面画像へ変換するための
変換式が得られる。
【0043】まず、画像面が規定される画像面座標系X
YZにおける対象面の原点O2の位置は次式(2)
(3)(4)により求められる。なお次式(2)(3)
(4)において、Dは画像面原点O1から対象面原点O2
までの長さ、βはY軸が天頂を向いているとした場合の
天頂角、δは画像面座標系XYZにおける方位角であ
る。
【数1】
【0044】なお上式(2)(3)(4)から、画像面
原点O1から対象面原点O2へ向かう視野ベクトルV
[x,y,z]は次式(5)のように表される。
【数2】
【0045】ここで上式(5)を簡略化するために、視
野ベクトルV[x,y,z]をYZ平面上に配置してδ
=0となるようにすると、あらたな画像面座標系X′
Y′Z′における視野ベクトルV[x′,y′,z′]
は次式(6)のように表される。
【数3】
【0046】このような新たな画像面座標系X′Y′
Z′において、対象面座標系UVで規定される対象面上
の点P(u,v)の対象面原点O2についての位置ベク
トルP2[x′,y′,z′]は次式(7)のように表
される。
【数4】
【0047】また、点Pの画像面原点O1についての位
置ベクトルP1[x′,y′,z′]は上式(6)で表
される視野ベクトルV[x′,y′,z′]を用いて次
式(8)のように表される。
【数5】
【0048】ここで、画像面に対応する半径Rの半球を
基準にして上式(8)で表された位置ベクトルP
1[x′,y′,z′]のスケールを変更すると、スケ
ール変更後の位置ベクトルS[x′,y′,z′]は次
式(9)のように表される。
【数6】
【0049】なお、画像面原点O1から対象面原点O2
での長さDと半径Rとの間の関係は倍率係数mを用いて
次式(10)のように表される。 D=m・R … (10)
【0050】このため、画像面に対応する半径Rの半球
上に配置された対象面上の点P(u,v)の位置は画像
面座標系X′Y′Z′において次式(11)(12)
(13)のように求められる。
【数7】
【0051】ここで、上式(11)(12)(13)は
画像面座標系X′Y′Z′における位置であるので、次
式(14)(15)(16)に従って元の画面座標系X
YZにおける位置を求める。
【数8】
【0052】上式(11)(12)(13)を上式(1
4)(15)(16)に代入することにより、対象面上
の点P(u,v)の画像面座標系XYZにおける位置は
次式(17)(18)(19)のように求められる。
【数9】
【0053】なお、本実施の形態で用いた等距離射影式
の魚眼レンズ1cには上式(1)のような関係があるの
で、上式(17)(18)(19)で表された点P
(x,y,z)は画像面上の像点Kとして次式(20)
(21)に従って写像される。
【0054】
【数10】 なお上式(20)(21)において、αは魚眼レンズ1
cの光軸(図9(a)のZ軸)を基準にした天頂角であ
り、上式(17)(18)(19)により表されるベク
トルとZ軸との内積をとることにより次式(22)のよ
うに求められる。
【数11】
【0055】また上式(20)(21)において、θは
画像面上の像点Kの回転角であり、上式(17)(1
8)に基づいて次式(23)のように求められる。
【数12】
【0056】このように、対象面上の点P(u,v)と
画像面上の像点K(X,Y)との間には上式(20)
(21)(22)(23)で表される関係があるので、
ディスプレイ11上のウィンドウに対応する対象面上の
点P(u,v)について、この点P(u,v)に対応す
る画像面上の像点K(X,Y)を抽出して表示すること
により、ディスプレイ11上のウィンドウで歪みのない
平面画像を表示することができる。
【0057】ここで、上式(20)(21)(22)
(23)に関連する変数をまとめると、 R:円形画像の有効半径 m:倍率 β:(Y軸方向を天頂とした場合の)天頂角 δ:視野ベクトルの方位角 θ:画像面上での回転角 (u,v):対象面上の座標 (X,Y):画像面上の座標 となる。
【0058】なお以上においては、図9(a)(b)に
示された半球視野を対象とする一方の円形画像に基づい
た変換についてのみ説明したが、z≦0に対応する半球
視野についても180度の対称方向に向けて撮影した他
方の円形画像に基づいて同様の変換を行うことができ
る。ただし、両方の円形画像により得られる半球視野の
接合部には互いにずれが生じるので、このずれは上述し
た画像合成装置5により修正される必要がある。
【0059】なお、上式(20)(21)(22)(2
3)に即して説明すれば、上述した画像合成装置5によ
り求められるパラメータ「直径」、「中心X,Y」およ
び「軸回転」はそれぞれ、上式(20)(21)(2
2)(23)の変数のうち円形画像の有効半径R、画像
面上の座標(X,Y)および画像面上での回転角θに関
係しており、画像合成装置5においてこれらの変数が調
整されることにより一方の円形画像および他方の円形画
像の接合部のずれが修正される。
【0060】また同様に、画像表示装置8の表示操作部
9により入力される視点の移動、すなわち視点の水平方
向への移動、垂直方向への移動、回転、および拡大・縮
小はそれぞれ、上式(20)(21)(22)(23)
の変数のうち視野ベクトルの方位角δ、天頂角β、画像
面上での回転角θおよび倍率mに対応しており、画像表
示装置8においてこれらの変数が変更されることにより
ディスプレイ11上のウィンドウでの表示対象となる領
域が変更される。
【0061】このように本実施の形態によれば、魚眼レ
ンズ付きカメラ1により周囲を球面の一方として捉えて
撮影することにより得られた一方の円形画像と、周囲を
球面の他方として捉えて撮影することにより得られた他
方の円形画像とに基づいて画像合成装置5により合成画
像を作成するとともに、この作成された合成画像を画像
表示装置8により部分的に平面画像に変換してディスプ
レイ11上にウィンドウ形式で表示するようにしている
ので、ディスプレイ11上に表示される領域を視点の向
きに合わせて変更することで左右方向および上下方向に
ついて360度の画角を有する全球視野内の被写体を簡
易に表示することができる。
【0062】また、魚眼レンズ付きカメラ1による周囲
の撮影は180度の対称方向について2カット分の撮影
を行うだけで済むので、撮影に要する時間を短縮するこ
とができる。
【0063】さらに、画像合成装置5により合成される
円形画像は2つだけであるので、これらの画像を短時間
で容易に合成することができる。
【0064】さらにまた、図2に示す回転雲台15によ
り魚眼レンズ1cを正確に180度の対称方向に向ける
ことが可能となるので、画像合成装置5により作成され
る合成画像の接合部のずれを最小限に抑えることができ
る。
【0065】なお、上述した実施の形態において、画像
合成装置5および画像表示装置8はいずれもコンピュー
タ上で稼働するプログラムモジュールとして実現するこ
とができる。ここで、このようなプログラムモジュール
を含むプログラムは、コンピュータ上のメモリやハード
ディスク等の内部記憶装置、およびフレキシブルディス
クやCD−ROM等の外部記憶装置のような機械読み取
り可能な各種の記録媒体に格納され、コンピュータ上の
CPU(中央演算処理装置)から逐次読み出されて実行
されることにより上述したような機能を実現する。
【0066】また、上述した実施の形態においては、魚
眼レンズ付きカメラ1のカメラ本体1aとしてフィルム
2が内蔵されるアナログ式のものを用いたが、カメラ本
体1aはこのようなものに限定されるものではなく、魚
眼レンズ1cを通して結像された画像をデジタルデータ
として取り込むCCD(Charge Coupled Device)カメ
ラのようなデジタル式のものを用いることもできる。な
お、カメラ本体1aとしてデジタル式のものを用いた場
合には図1に示す画像スキャナ3の構成を省略すること
ができる。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、魚
眼レンズ付きカメラにより周囲を球面の一方として捉え
て撮影することにより得られた一方の円形画像と、周囲
を球面の他方として捉えて撮影することにより得られた
他方の円形画像とに基づいて画像合成装置により合成画
像を作成するとともに、この作成された合成画像を画像
表示装置により部分的に平面画像に変換して表示するよ
うにしているので、左右方向および上下方向について3
60度の画角を有する全球視野内の被写体を簡易に表示
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による全方向性画像表示システムの一実
施の形態を示すブロック図。
【図2】図1に示す魚眼レンズ付きカメラおよびこの魚
眼レンズ付きカメラを載置する回転雲台を示す図。
【図3】図1に示す魚眼レンズ付きカメラにより撮影さ
れるフィルム上の円形画像を説明するための図。
【図4】合成画像の作成の様子を説明するための図。
【図5】フィルム上の円形画像の中心点を算出する処理
を説明するためのフローチャート。
【図6】2値化処理が施されたフィルムの画像イメージ
を示す図。
【図7】図5に示す中心点算出工程を詳細に説明するた
めのフローチャート。
【図8】円形画像の中心点を算出する処理を模式的に示
す図。
【図9】円形画像から平面画像への変換を説明するため
の図。
【符号の説明】
1 魚眼レンズ付きカメラ 2 フィルム 3 画像スキャナ 4 画像バッファ 5 画像合成装置 6 パラメータ入力部 7 合成処理部 8 画像表示装置 9 表示操作部 10 表示処理部 11 ディスプレイ 15 回転雲台

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】周囲を球面の一方として捉えて撮影するこ
    とにより一方の円形画像を得るとともに、周囲を球面の
    他方として捉えて撮影することにより他方の円形画像を
    得る魚眼レンズ付きカメラと、 前記魚眼レンズ付きカメラにより得られた一方の円形画
    像と他方の円形画像とに基づいて合成画像を作成する画
    像合成装置と、 前記画像合成装置により作成された合成画像を部分的に
    平面画像に変換して表示する画像表示装置とを備えたこ
    とを特徴とする全方向性画像表示システム。
  2. 【請求項2】前記魚眼レンズ付きカメラを載置する回転
    載置台をさらに備え、 前記魚眼レンズ付きカメラは、鏡筒と、前記鏡筒の端部
    に取り付けられた魚眼レンズとを有し、前記回転載置台
    の回転軸は前記鏡筒の前面に対応する位置に配置されて
    いることを特徴とする請求項1記載の全方向性画像表示
    システム。
  3. 【請求項3】前記画像合成装置は、前記一方の円形画像
    と前記他方の円形画像との接合部のずれを修正すること
    により前記合成画像を作成する合成処理部を有すること
    を特徴とする請求項1または2記載の全方向性画像表示
    システム。
  4. 【請求項4】前記合成処理部は、前記一方の円形画像お
    よび前記他方の円形画像の中心を求め、この求められた
    円形画像の中心に基づいて前記一方の円形画像と前記他
    方の円形画像との接合部のずれを修正することを特徴と
    する請求項3記載の全方向性画像表示システム。
  5. 【請求項5】前記合成処理部は、前記一方の円形画像ま
    たは前記他方の円形画像における同一の傾きを有する一
    対の接線に基づいてこの一対の接線の各々に対応する一
    対の接点の中点を通る中心線を求め、このようにして求
    められた少なくとも2つの互いに異なる傾きを有する中
    心線の交点として前記一方の円形画像または前記他方の
    円形画像の中心を求めることを特徴とする請求項4記載
    の全方向性画像表示システム。
  6. 【請求項6】前記画像表示装置は、表示対象となる領域
    を選択するための表示操作部と、前記表示操作部により
    選択された領域に対応する合成画像を部分的に平面画像
    に変換して表示する表示処理部とを有することを特徴と
    する請求項1乃至5のいずれか記載の全方向性画像表示
    システム。
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