JPH11159334A - 内燃機関の吸入装置 - Google Patents
内燃機関の吸入装置Info
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- JPH11159334A JPH11159334A JP10272565A JP27256598A JPH11159334A JP H11159334 A JPH11159334 A JP H11159334A JP 10272565 A JP10272565 A JP 10272565A JP 27256598 A JP27256598 A JP 27256598A JP H11159334 A JPH11159334 A JP H11159334A
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- control flap
- cylinder
- area
- suction
- suction passage
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- 239000000446 fuel Substances 0.000 claims abstract description 16
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- 229920003023 plastic Polymers 0.000 claims description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 claims 1
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- MWUXSHHQAYIFBG-UHFFFAOYSA-N nitrogen oxide Inorganic materials O=[N] MWUXSHHQAYIFBG-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B31/00—Modifying induction systems for imparting a rotation to the charge in the cylinder
- F02B31/08—Modifying induction systems for imparting a rotation to the charge in the cylinder having multiple air inlets
- F02B31/085—Modifying induction systems for imparting a rotation to the charge in the cylinder having multiple air inlets having two inlet valves
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D9/00—Controlling engines by throttling air or fuel-and-air induction conduits or exhaust conduits
- F02D9/08—Throttle valves specially adapted therefor; Arrangements of such valves in conduits
- F02D9/10—Throttle valves specially adapted therefor; Arrangements of such valves in conduits having pivotally-mounted flaps
- F02D9/109—Throttle valves specially adapted therefor; Arrangements of such valves in conduits having pivotally-mounted flaps having two or more flaps
- F02D9/1095—Rotating on a common axis, e.g. having a common shaft
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Characterised By The Charging Evacuation (AREA)
- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
- Combustion Methods Of Internal-Combustion Engines (AREA)
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 作動位置においては最適なスワールが発生
し、フラップの初期位置においては流れへの影響が最小
である様にする。 【解決手段】 本発明は多気筒内燃機関の吸入装置に関
し、ここで、各シリンダーが、空気/燃料混合気のシリ
ンダーへの吸入のために、少なくとも2つの吸入弁1
8、19に向けて開いた吸入通路を有し、少なくとも一
つのシリンダーの吸入通路10には制御フラップ20が
あり、これは、吸入通路の長さ方向を横切って配置され
た回転軸30回りに、空気/燃料混合気のスワールが起
こる作動位置と初期位置との間で回転可能であって、回
転軸の両方の側で延びるウイングを有している。制御フ
ラップは、初期位置において流れに対して特に好ましい
滴形状を持つ。大きい方のウイングの境界線に隣接する
リセスは、制御フラップの基本面積の約33%の面積で
あるのが好ましい。
し、フラップの初期位置においては流れへの影響が最小
である様にする。 【解決手段】 本発明は多気筒内燃機関の吸入装置に関
し、ここで、各シリンダーが、空気/燃料混合気のシリ
ンダーへの吸入のために、少なくとも2つの吸入弁1
8、19に向けて開いた吸入通路を有し、少なくとも一
つのシリンダーの吸入通路10には制御フラップ20が
あり、これは、吸入通路の長さ方向を横切って配置され
た回転軸30回りに、空気/燃料混合気のスワールが起
こる作動位置と初期位置との間で回転可能であって、回
転軸の両方の側で延びるウイングを有している。制御フ
ラップは、初期位置において流れに対して特に好ましい
滴形状を持つ。大きい方のウイングの境界線に隣接する
リセスは、制御フラップの基本面積の約33%の面積で
あるのが好ましい。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は多気筒内燃機関の吸
入装置に関し、ここで、各シリンダーが、空気/燃料混
合気のシリンダーへの吸入のために、少なくとも2つの
吸入弁に向けて開いた吸入通路を有し、少なくとも一つ
のシリンダーの吸入通路には制御フラップがあり、これ
は、吸入通路の長さ方向を横切って配置された回転軸回
りに、空気/燃料混合気のスワールが起こる作動位置と
初期位置との間で回転可能であって、回転軸の両方の側
で延びるウイングを有している。
入装置に関し、ここで、各シリンダーが、空気/燃料混
合気のシリンダーへの吸入のために、少なくとも2つの
吸入弁に向けて開いた吸入通路を有し、少なくとも一つ
のシリンダーの吸入通路には制御フラップがあり、これ
は、吸入通路の長さ方向を横切って配置された回転軸回
りに、空気/燃料混合気のスワールが起こる作動位置と
初期位置との間で回転可能であって、回転軸の両方の側
で延びるウイングを有している。
【0002】
【従来の技術】内燃機関の吸入通路における流れ特性に
影響を与えるために、この様な制御フラップを用いるこ
とが知られている。作動位置においては、空気/燃料混
合気の流れの中にスワールや乱流が発生し、これらは吸
入弁を通り抜けて燃焼室内に広がり、そこでの燃焼をよ
り効率的かつ安定なものとする。これはスワールを介し
て燃料の微粒化が向上すると共に、燃焼過程での火炎伝
播速度が向上することによる。これによる特筆すべき結
果としては、リーン空燃比における燃焼がより安定する
ことである。この様な制御弁を用いることによって、例
えば失火などの燃焼不安定を起こす事無しにリーン・バ
ーン混合気中の燃料割合を減らすことが可能となる。エ
ンジンの運転がリーンで行われる程、未処理の窒素酸化
物量は減少するので、未処理窒素酸化物量の削減という
観点からこれが望ましいのである。
影響を与えるために、この様な制御フラップを用いるこ
とが知られている。作動位置においては、空気/燃料混
合気の流れの中にスワールや乱流が発生し、これらは吸
入弁を通り抜けて燃焼室内に広がり、そこでの燃焼をよ
り効率的かつ安定なものとする。これはスワールを介し
て燃料の微粒化が向上すると共に、燃焼過程での火炎伝
播速度が向上することによる。これによる特筆すべき結
果としては、リーン空燃比における燃焼がより安定する
ことである。この様な制御弁を用いることによって、例
えば失火などの燃焼不安定を起こす事無しにリーン・バ
ーン混合気中の燃料割合を減らすことが可能となる。エ
ンジンの運転がリーンで行われる程、未処理の窒素酸化
物量は減少するので、未処理窒素酸化物量の削減という
観点からこれが望ましいのである。
【0003】しかしながら、その作動位置においては制
御フラップは比較的大きな流れ抵抗を持つ。結果とし
て、シリンダーへの空気/燃料の流量を制限する流れ抵
抗が起こり、乱流生成用に吸入通路に固定的に組み込ま
れたデバイスを用いるのではなく、可変であって、高回
転/高負荷の要求があった場合には流量が妨げられてい
ない空気流量を得て内燃機関の充填効率を最大とするた
めに、エンジン制御ユニットの制御により作動位置から
初期位置へと動かすことが可能である制御フラップを用
いることが知られている。初期位置においてスワールを
減少させる更なる効果は、発火期間に影響を与え、それ
により燃焼ノイズにも影響があることである。
御フラップは比較的大きな流れ抵抗を持つ。結果とし
て、シリンダーへの空気/燃料の流量を制限する流れ抵
抗が起こり、乱流生成用に吸入通路に固定的に組み込ま
れたデバイスを用いるのではなく、可変であって、高回
転/高負荷の要求があった場合には流量が妨げられてい
ない空気流量を得て内燃機関の充填効率を最大とするた
めに、エンジン制御ユニットの制御により作動位置から
初期位置へと動かすことが可能である制御フラップを用
いることが知られている。初期位置においてスワールを
減少させる更なる効果は、発火期間に影響を与え、それ
により燃焼ノイズにも影響があることである。
【0004】制御フラップの設計に際しては、一方で作
動位置において可能な最良のスワールを得ようとし、他
方で初期位置において出来るだけ小さな程度だけ流れが
妨げられる様にされる。これは、流れに対して加わるい
かなる抵抗も、全負荷におけるエンジンの性能を悪化さ
せるからである。
動位置において可能な最良のスワールを得ようとし、他
方で初期位置において出来るだけ小さな程度だけ流れが
妨げられる様にされる。これは、流れに対して加わるい
かなる抵抗も、全負荷におけるエンジンの性能を悪化さ
せるからである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、制御
フラップを有する上述の種類の吸入装置を、制御フラッ
プの使用時において、その作動位置においては最適なス
ワールが発生し、フラップの初期位置においては流れへ
の影響が最小である様にすることである。
フラップを有する上述の種類の吸入装置を、制御フラッ
プの使用時において、その作動位置においては最適なス
ワールが発生し、フラップの初期位置においては流れへ
の影響が最小である様にすることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】このために、本発明によ
れば、この種の吸入装置において、制御フラップの基本
形状は吸入通路の内面形状にほぼ対応し、上記ウイング
は異なった基本面積を持ち、より大きな基本面積を持つ
ウイングは、制御フラップの初期位置において空気/燃
料混合気が流れて来る方向から離れて向いた境界線に隣
接したリセスを有し、ウイングは翼端に向けて狭くなる
断面形状を有する。
れば、この種の吸入装置において、制御フラップの基本
形状は吸入通路の内面形状にほぼ対応し、上記ウイング
は異なった基本面積を持ち、より大きな基本面積を持つ
ウイングは、制御フラップの初期位置において空気/燃
料混合気が流れて来る方向から離れて向いた境界線に隣
接したリセスを有し、ウイングは翼端に向けて狭くなる
断面形状を有する。
【0007】ここで「基本形状」とは、リセスについて
の考慮が無い場合の、制御フラップの形状として理解す
べきである。制御フラップの基本形状が吸入通路の内部
形状に略対応している結果、制御フラップの作動位置に
おいて、吸入通路はリセス以外においては実質的に閉じ
ている。作動位置における制御フラップの食い付きを防
止するためには、制御フラップの縁と吸入通路の内縁と
の間に空隙を残すことが出来る。
の考慮が無い場合の、制御フラップの形状として理解す
べきである。制御フラップの基本形状が吸入通路の内部
形状に略対応している結果、制御フラップの作動位置に
おいて、吸入通路はリセス以外においては実質的に閉じ
ている。作動位置における制御フラップの食い付きを防
止するためには、制御フラップの縁と吸入通路の内縁と
の間に空隙を残すことが出来る。
【0008】ウイングの基本面積とは、リセスの面積を
減算しない場合の、回転軸の2つの側におけるウイング
の面積として、理解されるべきである。ウイングが異な
った基本面積を有する結果として、回転軸は制御フラッ
プを非対称的に貫くことになる。
減算しない場合の、回転軸の2つの側におけるウイング
の面積として、理解されるべきである。ウイングが異な
った基本面積を有する結果として、回転軸は制御フラッ
プを非対称的に貫くことになる。
【0009】より大きな基本面積を持つウイングが、制
御フラップの初期位置において空気/燃料混合気が流れ
て来る方向から離れて向いた境界線に隣接してリセスを
有し、ウイングが翼端に向けて狭くなる断面形状を有す
る結果として、制御フラップの形状は初期位置におい
て、流れに対して特に好ましいものとなる。上流側から
見ると、制御フラップの断面形状は短い距離で大きくな
って、回転軸の領域において最大となる。断面はそし
て、残りの距離においては小さくなっていく。この結果
が、かなり層状の流れを可能とし、フラップの初期位置
においてリセスの後端(流れの方向において)における
望ましくないスワールの形成を避ける非対称の「滴形
状」である。
御フラップの初期位置において空気/燃料混合気が流れ
て来る方向から離れて向いた境界線に隣接してリセスを
有し、ウイングが翼端に向けて狭くなる断面形状を有す
る結果として、制御フラップの形状は初期位置におい
て、流れに対して特に好ましいものとなる。上流側から
見ると、制御フラップの断面形状は短い距離で大きくな
って、回転軸の領域において最大となる。断面はそし
て、残りの距離においては小さくなっていく。この結果
が、かなり層状の流れを可能とし、フラップの初期位置
においてリセスの後端(流れの方向において)における
望ましくないスワールの形成を避ける非対称の「滴形
状」である。
【0010】他方において、作動位置では、大きな基本
面積のウイングの境界線に隣接するリセスを介して、強
力なスワールが得られる。
面積のウイングの境界線に隣接するリセスを介して、強
力なスワールが得られる。
【0011】本発明の好ましい実施例においては、リセ
スの面積は制御フラップの基本面積の約33%である。
リセスのこの様な形状によって、小さなリセスによって
良くなる傾向があるスワール生成と、大きなリセスによ
り小さくなる傾向がある望ましくない流路抵抗との間
の、最適な妥協が図られる。
スの面積は制御フラップの基本面積の約33%である。
リセスのこの様な形状によって、小さなリセスによって
良くなる傾向があるスワール生成と、大きなリセスによ
り小さくなる傾向がある望ましくない流路抵抗との間
の、最適な妥協が図られる。
【0012】本出願の別の発明によれば、制御フラップ
のリセスの輪郭は第1区間においては回転軸の方向に延
び、第2区間においては回転軸を横切って延びる。この
様にリセスを直角形状とした結果、制御フラップが作動
位置にある時に、燃焼室内でのスワール生成を促進する
好ましくは2つである吸入弁の一つに対してより大量に
空気/燃料混合気が導かれる。
のリセスの輪郭は第1区間においては回転軸の方向に延
び、第2区間においては回転軸を横切って延びる。この
様にリセスを直角形状とした結果、制御フラップが作動
位置にある時に、燃焼室内でのスワール生成を促進する
好ましくは2つである吸入弁の一つに対してより大量に
空気/燃料混合気が導かれる。
【0013】本発明の好ましい実施例によれば、各シリ
ンダーの吸入通路に伴なう複数の制御フラップは、共通
の連続した回転軸回りに回転可能であって、プラスチッ
ク材料により形成され、回転軸に対して回転不能に接続
されている。制御フラップがプラスチック材料により形
成されている場合には、制御フラップの断面は回転軸の
領域において最も大きく、軸を収容する空洞のための充
分なスペースがあり、流れにとって有益な制御フラップ
の断面形状が影響を受けることがないので、特に好まし
い。制御フラップは、個別の吸入通路の位置決め誤差を
補償するために、回転軸状で軸方向に移動可能にするこ
とが出来る。これを実現する好ましい方法は、回転軸と
対応する空洞とを、捩じれに対しての保証がされた角張
った形状とすることである。
ンダーの吸入通路に伴なう複数の制御フラップは、共通
の連続した回転軸回りに回転可能であって、プラスチッ
ク材料により形成され、回転軸に対して回転不能に接続
されている。制御フラップがプラスチック材料により形
成されている場合には、制御フラップの断面は回転軸の
領域において最も大きく、軸を収容する空洞のための充
分なスペースがあり、流れにとって有益な制御フラップ
の断面形状が影響を受けることがないので、特に好まし
い。制御フラップは、個別の吸入通路の位置決め誤差を
補償するために、回転軸状で軸方向に移動可能にするこ
とが出来る。これを実現する好ましい方法は、回転軸と
対応する空洞とを、捩じれに対しての保証がされた角張
った形状とすることである。
【0014】以下に図面を参照し、例を用いて本発明を
より詳細に説明する。
より詳細に説明する。
【0015】
【発明の実施の形態】図1に示す様に、4気筒内燃機関
の吸入装置は、各シリンダーに対応し吸気マニフォール
ドに形成され、各シリンダーの燃焼室に空気/燃料混合
気を供給する4つの吸入通路10、12、14、16を
含む。吸気マニフォールドの吸入通路断面は制御フラッ
プ20、22、24、26により部分的に閉じることが
出来る。流れ方向において制御フラップの後において、
各吸入マニフォールドは独立吸入通路に向けて開いてい
て、各独立吸入通路は、吸入マニフォールド10に関し
てだけが概略的に図示されている2本の吸入弁18、1
9を伴なう。制御フラップ20、22、24、26は、
偏心器32により非対称に構成された回転軸30と負圧
アクチュエーター34を用いて、回転される。負圧アク
チュエーター34は、入力信号としてエンジン回転速度
と吸気圧力を受信する制御ユニットにより不図示の負圧
制御弁を介して制御される。制御フラップは、負圧アク
チュエーター34を用いて2つの異なった位置へと回転
させられる。つまり、低回転又は低負荷においては、制
御フラップが流れ方向を横切り各吸入通路の断面を部分
的に閉じる様に回転される。制御フラップ20、22、
24、26の形状によってスワールが起こり、スワール
が燃焼安定性及び燃焼効率を向上させる。高回転速度又
は高負荷が要求される場合には、制御フラップは、流れ
方向に平行になるまで、つまり図1に示す初期位置まで
回転される。初期位置においては、吸入通路の流れ状態
は制御フラップにより殆ど影響を受けることがない。
の吸入装置は、各シリンダーに対応し吸気マニフォール
ドに形成され、各シリンダーの燃焼室に空気/燃料混合
気を供給する4つの吸入通路10、12、14、16を
含む。吸気マニフォールドの吸入通路断面は制御フラッ
プ20、22、24、26により部分的に閉じることが
出来る。流れ方向において制御フラップの後において、
各吸入マニフォールドは独立吸入通路に向けて開いてい
て、各独立吸入通路は、吸入マニフォールド10に関し
てだけが概略的に図示されている2本の吸入弁18、1
9を伴なう。制御フラップ20、22、24、26は、
偏心器32により非対称に構成された回転軸30と負圧
アクチュエーター34を用いて、回転される。負圧アク
チュエーター34は、入力信号としてエンジン回転速度
と吸気圧力を受信する制御ユニットにより不図示の負圧
制御弁を介して制御される。制御フラップは、負圧アク
チュエーター34を用いて2つの異なった位置へと回転
させられる。つまり、低回転又は低負荷においては、制
御フラップが流れ方向を横切り各吸入通路の断面を部分
的に閉じる様に回転される。制御フラップ20、22、
24、26の形状によってスワールが起こり、スワール
が燃焼安定性及び燃焼効率を向上させる。高回転速度又
は高負荷が要求される場合には、制御フラップは、流れ
方向に平行になるまで、つまり図1に示す初期位置まで
回転される。初期位置においては、吸入通路の流れ状態
は制御フラップにより殆ど影響を受けることがない。
【0016】図2に示す様に、制御フラップ20、2
2、24、26の各々は、回転軸30の対向する側にそ
れぞれウイング50、52、54、56と51、53、
55、57とを有し、回転軸30は各制御フラップの低
い方の領域の空洞の中を非対称的に通っている。面積が
大きい方のウイング51、53、55、57は、それら
の縁にリセス40、42、44、46を備えている。こ
れらのリセスの面積はウインクの基本面積の約33%で
ある。リセス40、42は右側に配置される一方で、リ
セス44、46は左側に配置される。
2、24、26の各々は、回転軸30の対向する側にそ
れぞれウイング50、52、54、56と51、53、
55、57とを有し、回転軸30は各制御フラップの低
い方の領域の空洞の中を非対称的に通っている。面積が
大きい方のウイング51、53、55、57は、それら
の縁にリセス40、42、44、46を備えている。こ
れらのリセスの面積はウインクの基本面積の約33%で
ある。リセス40、42は右側に配置される一方で、リ
セス44、46は左側に配置される。
【0017】図3に示す様に、制御フラップ(例として
制御フラップ20を挙げている)は滴形状をしている。
ウイング50を流れる空気/混合気は、制御フラップが
初期位置にある限り、制御フラップの流れに適したこの
形状によって、最小限にしか影響を受けない。
制御フラップ20を挙げている)は滴形状をしている。
ウイング50を流れる空気/混合気は、制御フラップが
初期位置にある限り、制御フラップの流れに適したこの
形状によって、最小限にしか影響を受けない。
【0018】
【発明の効果】フラップの初期位置においてリセスの後
端(流れの方向において)における望ましくないスワー
ルの形成を避けることが出来る。作動位置では、大きな
基本面積のウイングの境界線に隣接するリセスを介し
て、強力なスワールが得られる。
端(流れの方向において)における望ましくないスワー
ルの形成を避けることが出来る。作動位置では、大きな
基本面積のウイングの境界線に隣接するリセスを介し
て、強力なスワールが得られる。
【図1】本発明による吸入装置の概略平面図である。
【図2】図1に示された制御フラップの図である。
【図3】制御フラップの断面形状の拡大図である。
10、12、14、16 吸入通路 18、19 吸入弁 20、22、24、26 制御フラップ 30 回転軸 50―57 ウイング 40、42、44、46 リセス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クレメンス、グリーザー ドイツ連邦共和国ランゲンフェルト、ザイ デンベーバーシュトラーセ、46 (72)発明者 パトリック、フィルプス ドイツ連邦共和国ケルン、フォーゲルザン ガー・ベック、12 (72)発明者 トーマス、エー、エイヤー ドイツ連邦共和国ベー・エム・グレッセ ン、ハイデンプフール、31
Claims (4)
- 【請求項1】 各シリンダーが、空気/燃料混合気のシ
リンダーへの吸入のために、少なくとも2つの吸入弁
(18、19)に向けて開いた吸入通路(10、12、
14、16)を有し、少なくとも一つのシリンダーの上
記吸入通路には制御フラップ(20、22、24、2
6)があり、該制御フラップは、上記吸入通路の長さ方
向を横切って配置された回転軸(30)回りに、上記空
気/燃料混合気のスワールが起こる作動位置と初期位置
との間で回転可能であって、上記回転軸の両方の側で延
びるウイング(50、52、54、56、51、53、
55、57)を有し、上記制御フラップの基本形状は上
記吸入通路の内面形状にほぼ対応し、上記ウイングは異
なった基本面積を持ち、より大きな基本面積を持つ上記
ウイング(51、53、55、57)は、上記制御フラ
ップの上記初期位置において上記空気/燃料混合気が流
れて来る方向から離れて向いた境界線に隣接したリセス
(40、42、44、46)を有し、上記ウイングは翼
端に向けて狭くなる断面形状を有することを特徴とする
多気筒内燃機関の吸入装置。 - 【請求項2】 上記リセス(40、42、44、46)
の面積は上記制御フラップ(20、22、24、26)
の基本面積の約33%であることを特徴とする請求項1
に記載の吸入装置。 - 【請求項3】 上記制御フラップの上記リセスの輪郭は
第1区間においては上記回転軸の方向に延び、第2区間
においては上記回転軸を横切って延びることを特徴とす
る請求項1又は2に記載の吸入装置。 - 【請求項4】 各シリンダーの上記吸入通路に伴なう複
数の制御フラップ(20、24、26、28)は、共通
の連続した軸(30)回りに回転可能であって、プラス
チック材料により形成され、上記回転軸(30)に対し
て回転不能に接続されていることを特徴とする請求項1
又は3のいずれかに記載の吸入装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19743419.3 | 1997-10-01 | ||
DE19743419A DE19743419A1 (de) | 1997-10-01 | 1997-10-01 | Einlaßanordnung eines Verbrennungsmotors |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11159334A true JPH11159334A (ja) | 1999-06-15 |
Family
ID=7844299
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