JPH11112735A - 画像読取り装置 - Google Patents
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- JPH11112735A JPH11112735A JP9267218A JP26721897A JPH11112735A JP H11112735 A JPH11112735 A JP H11112735A JP 9267218 A JP9267218 A JP 9267218A JP 26721897 A JP26721897 A JP 26721897A JP H11112735 A JPH11112735 A JP H11112735A
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- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06K—GRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
- G06K7/00—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns
- G06K7/10—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation
- G06K7/10544—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation by scanning of the records by radiation in the optical part of the electromagnetic spectrum
- G06K7/10554—Moving beam scanning
- G06K7/10594—Beam path
- G06K7/10683—Arrangement of fixed elements
- G06K7/10702—Particularities of propagating elements, e.g. lenses, mirrors
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- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
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- G06K7/10712—Fixed beam scanning
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- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
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- H04N1/04—Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa
- H04N1/12—Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa using the sheet-feed movement or the medium-advance or the drum-rotation movement as the slow scanning component, e.g. arrangements for the main-scanning
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- H04N1/00—Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
- H04N1/04—Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa
- H04N1/19—Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa using multi-element arrays
- H04N1/191—Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa using multi-element arrays the array comprising a one-dimensional array, or a combination of one-dimensional arrays, or a substantially one-dimensional array, e.g. an array of staggered elements
- H04N1/192—Simultaneously or substantially simultaneously scanning picture elements on one main scanning line
- H04N1/193—Simultaneously or substantially simultaneously scanning picture elements on one main scanning line using electrically scanned linear arrays, e.g. linear CCD arrays
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 画像読取り装置に関し、両面印刷された薄い
原稿の一方の表面の画像を読み取る場合、原稿の裏面の
画像が読み取られることを防止することを目的とする。 【解決手段】 原稿搬送路に沿って原稿12を搬送する
原稿搬送手段16と、原稿搬送路に配置される裏当て部
材28と、原稿搬送路の原稿読取り位置に向かって所定
の入射光軸の方向に光を照射する光源26と、原稿読取
り位置から所定の読取り光軸の方向に反射する光を検出
することのできる検出器30と、画像処理手段32とを
備え、裏当て部材32の反射面32aは、裏当て部材で
反射して検出器で検出される光量が白色の基準値に相当
の光量以上であり、且つ原稿を透過して該裏当て部材で
反射して原稿を再透過して検出器で検出される光量が裏
うつりを防止できる光量以下となるように構成される構
成とする。
原稿の一方の表面の画像を読み取る場合、原稿の裏面の
画像が読み取られることを防止することを目的とする。 【解決手段】 原稿搬送路に沿って原稿12を搬送する
原稿搬送手段16と、原稿搬送路に配置される裏当て部
材28と、原稿搬送路の原稿読取り位置に向かって所定
の入射光軸の方向に光を照射する光源26と、原稿読取
り位置から所定の読取り光軸の方向に反射する光を検出
することのできる検出器30と、画像処理手段32とを
備え、裏当て部材32の反射面32aは、裏当て部材で
反射して検出器で検出される光量が白色の基準値に相当
の光量以上であり、且つ原稿を透過して該裏当て部材で
反射して原稿を再透過して検出器で検出される光量が裏
うつりを防止できる光量以下となるように構成される構
成とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像読取り装置に関
する。
する。
【0002】
【従来の技術】従来から、複写機や、ファクシミリや、
OCRや、ファイリングシステム等では、画像読取り手
段としてイメージスキャナが使用されている。イメージ
スキャナは、原稿搬送路上の原稿読取り位置に向かって
入射光軸で光を照射する光源と、光源から照射され且つ
原稿読取り位置で反射光軸に反射する光を検出するよう
に配置されたCCD等の検出器と、検出器に接続された
画像処理手段とからなる。また、白色の裏当て部材が原
稿搬送路に配置される。
OCRや、ファイリングシステム等では、画像読取り手
段としてイメージスキャナが使用されている。イメージ
スキャナは、原稿搬送路上の原稿読取り位置に向かって
入射光軸で光を照射する光源と、光源から照射され且つ
原稿読取り位置で反射光軸に反射する光を検出するよう
に配置されたCCD等の検出器と、検出器に接続された
画像処理手段とからなる。また、白色の裏当て部材が原
稿搬送路に配置される。
【0003】近年、媒体として使用される原稿や用紙の
厚さは薄くなる傾向にある。また、オフィスで使用され
る文書類は、両面印刷されることが多くなってきてい
る。両面印刷された薄い原稿の一方の表面の画像を読み
取る場合、原稿の他方の表面(裏面)の印刷の画像がす
けてしまうために読取装置によって検出され、裏面の画
像が表面の画像と重なって出力され、画像品質の低下を
招くことがある。
厚さは薄くなる傾向にある。また、オフィスで使用され
る文書類は、両面印刷されることが多くなってきてい
る。両面印刷された薄い原稿の一方の表面の画像を読み
取る場合、原稿の他方の表面(裏面)の印刷の画像がす
けてしまうために読取装置によって検出され、裏面の画
像が表面の画像と重なって出力され、画像品質の低下を
招くことがある。
【0004】原稿の裏面の画像の読取りの原因は、原稿
を透過した光が白色の裏当て部材で反射し、再度原稿を
透過して検出器によって検出されることにある。従っ
て、原稿の裏面の画像が原稿の表面側から検出される場
合、裏面の画像は比較的に薄くなる。そこで、検出器の
出力信号を画像処理する際に画像を二値化するためのス
ライスレベルやガンマカーブを補正し、原稿の裏面の画
像に相当するような低い光量のレベルの検出値を白と判
断することにより、裏面の画像が出力されるのを防止す
ることができる。しかし、原稿上の画像が全体的に薄め
の場合には、原稿の表面側の薄めの画像も白と判断して
しまう可能性があり、必要な画像が欠落して画質が低下
して本来読み取られるべき表面の画像が読み取れなく、
特に細い線や細かい文字等の出力画像に大きく影響する
問題がある。
を透過した光が白色の裏当て部材で反射し、再度原稿を
透過して検出器によって検出されることにある。従っ
て、原稿の裏面の画像が原稿の表面側から検出される場
合、裏面の画像は比較的に薄くなる。そこで、検出器の
出力信号を画像処理する際に画像を二値化するためのス
ライスレベルやガンマカーブを補正し、原稿の裏面の画
像に相当するような低い光量のレベルの検出値を白と判
断することにより、裏面の画像が出力されるのを防止す
ることができる。しかし、原稿上の画像が全体的に薄め
の場合には、原稿の表面側の薄めの画像も白と判断して
しまう可能性があり、必要な画像が欠落して画質が低下
して本来読み取られるべき表面の画像が読み取れなく、
特に細い線や細かい文字等の出力画像に大きく影響する
問題がある。
【0005】原稿の裏面の画像の出力を防止する他の手
段として、裏当て部材の表面を黒色にすることが考えら
れる。裏当て部材の表面を黒色にすると裏当て部材の反
射率が小さくなるので、原稿を透過し、裏当て部材で反
射する光の反射光量が減少し、原稿の裏面がすけないた
め、裏面の画像が検出器で検出されなくなる。しかし、
原稿の幅が裏当ての幅よりもせまい場合、原稿から裏当
てがはみ出てしまい、裏当ての部分が黒の画像として読
み取られるという問題がある。
段として、裏当て部材の表面を黒色にすることが考えら
れる。裏当て部材の表面を黒色にすると裏当て部材の反
射率が小さくなるので、原稿を透過し、裏当て部材で反
射する光の反射光量が減少し、原稿の裏面がすけないた
め、裏面の画像が検出器で検出されなくなる。しかし、
原稿の幅が裏当ての幅よりもせまい場合、原稿から裏当
てがはみ出てしまい、裏当ての部分が黒の画像として読
み取られるという問題がある。
【0006】特開昭60−74765号公報は、裏当て
部材の反射率を可変とした画像入力装置を開示してい
る。この従来技術では、裏当て部材は液晶装置、あるい
は反射率の異なる2つの部分をもった可動のベルトで形
成され、原稿の裏面が白であるか又は印刷があるかを判
断し、原稿の裏面が白であるときには裏当て部材の反射
率を高くし、原稿の裏面が白でないときには裏当て部材
の反射率を低くするようにしている。しかし、この裏当
て部材は構成が複雑である。
部材の反射率を可変とした画像入力装置を開示してい
る。この従来技術では、裏当て部材は液晶装置、あるい
は反射率の異なる2つの部分をもった可動のベルトで形
成され、原稿の裏面が白であるか又は印刷があるかを判
断し、原稿の裏面が白であるときには裏当て部材の反射
率を高くし、原稿の裏面が白でないときには裏当て部材
の反射率を低くするようにしている。しかし、この裏当
て部材は構成が複雑である。
【0007】特開昭63−102452号公報は、裏当
て部材に相当するガイドに斜面を設け、光源の光がこの
斜面に入射してその反射光が検出器に最も多く入射する
ようにした読取り装置を開示している。検出器に入射す
る光量が多くなるようにしたものは、検出器への入射光
が少ないと原稿のまわりの裏当て部材の部分を黒と検出
してしまうのを防止するものである。この従来技術は、
両面印刷された薄い原稿の一方の表面の画像を読み取る
場合に、原稿の裏面の画像が読み取られることを防止し
ようとするものではない。
て部材に相当するガイドに斜面を設け、光源の光がこの
斜面に入射してその反射光が検出器に最も多く入射する
ようにした読取り装置を開示している。検出器に入射す
る光量が多くなるようにしたものは、検出器への入射光
が少ないと原稿のまわりの裏当て部材の部分を黒と検出
してしまうのを防止するものである。この従来技術は、
両面印刷された薄い原稿の一方の表面の画像を読み取る
場合に、原稿の裏面の画像が読み取られることを防止し
ようとするものではない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、両面
印刷された薄い原稿の一方の表面の画像を読み取る場
合、原稿の裏面の画像が読み取られることを防止するこ
とのできる画像読取り装置を提供することである。
印刷された薄い原稿の一方の表面の画像を読み取る場
合、原稿の裏面の画像が読み取られることを防止するこ
とのできる画像読取り装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による画像読取り
装置は、原稿搬送路に沿って原稿を搬送する原稿搬送手
段と、原稿搬送路に配置される裏当て部材と、原稿搬送
路の原稿読取り位置に向かって所定の入射光軸の方向に
光を照射する光源と、該原稿読取り位置から所定の読取
り光軸の方向に反射する光を検出することのできる検出
器と、該検出器に接続された画像処理手段とを備える。
該裏当て部材の反射面は、原稿なしのときに該裏当て部
材で反射して該検出器で検出される光量が白色の基準値
に相当する光量以上であり、且つ原稿ありのときに原稿
を透過して該裏当て部材で反射して原稿を再透過して該
検出器で検出される光量が裏写りを防止できる光量以下
となるように構成されることを特徴とする。裏写りを防
止するためには、原稿を透過した光が裏当て部材で反射
される量が非常に小さくされることが好ましく、そのた
めに、裏当て部材の反射面は反射率の小さい色で形成さ
れる。
装置は、原稿搬送路に沿って原稿を搬送する原稿搬送手
段と、原稿搬送路に配置される裏当て部材と、原稿搬送
路の原稿読取り位置に向かって所定の入射光軸の方向に
光を照射する光源と、該原稿読取り位置から所定の読取
り光軸の方向に反射する光を検出することのできる検出
器と、該検出器に接続された画像処理手段とを備える。
該裏当て部材の反射面は、原稿なしのときに該裏当て部
材で反射して該検出器で検出される光量が白色の基準値
に相当する光量以上であり、且つ原稿ありのときに原稿
を透過して該裏当て部材で反射して原稿を再透過して該
検出器で検出される光量が裏写りを防止できる光量以下
となるように構成されることを特徴とする。裏写りを防
止するためには、原稿を透過した光が裏当て部材で反射
される量が非常に小さくされることが好ましく、そのた
めに、裏当て部材の反射面は反射率の小さい色で形成さ
れる。
【0010】従って、この構成によれば、両面印刷され
た薄い原稿の一方の表面の画像を読み取る場合、原稿の
裏面の画像が読み取られることを防止することができる
とともに、原稿のまわりの裏当て部材の部分を黒と検出
してしまうのを防止することができる。上記構成ととも
に、下記の構成を採用することができる。
た薄い原稿の一方の表面の画像を読み取る場合、原稿の
裏面の画像が読み取られることを防止することができる
とともに、原稿のまわりの裏当て部材の部分を黒と検出
してしまうのを防止することができる。上記構成ととも
に、下記の構成を採用することができる。
【0011】該裏当て部材は、該裏当て部材で反射して
該検出器で検出される光量が該裏当て部材上を通る原稿
で反射して該検出器で検出される光量よりも大きく、且
つ原稿を透過して該裏当て部材で反射する光の反射率が
裏当て部材が白色で形成される場合の反射率より小さい
ように構成される。該裏当て部材の反射面と該入射光軸
との間の角度は、該裏当て部材の反射面と該読取り光軸
との間の角度とほぼ等しく、該裏当て部材上を通る原稿
の表面と該入射光軸との間の角度は、該裏当て部材上を
通る原稿の表面と該読取り光軸との間の角度とは異な
る。
該検出器で検出される光量が該裏当て部材上を通る原稿
で反射して該検出器で検出される光量よりも大きく、且
つ原稿を透過して該裏当て部材で反射する光の反射率が
裏当て部材が白色で形成される場合の反射率より小さい
ように構成される。該裏当て部材の反射面と該入射光軸
との間の角度は、該裏当て部材の反射面と該読取り光軸
との間の角度とほぼ等しく、該裏当て部材上を通る原稿
の表面と該入射光軸との間の角度は、該裏当て部材上を
通る原稿の表面と該読取り光軸との間の角度とは異な
る。
【0012】該裏当て部材の反射面が鏡面状に形成さ
れ、該光源から照射された光が該裏当て部材で全反射
し、該光源から照射された光が該裏当て部材上を通る原
稿の表面で拡散反射する。該裏当て部材は透明なボディ
からなり、該透明ボディの表面は該入射光軸と垂直な第
1表面と該反射光軸と垂直な第2表面とを有し、該反射
面は該透明なボディの内部に形成され、該光源から照射
された光が該第1の表面から該裏当て部材の内部に入射
し、該反射面で反射して該第2の表面から出射するよう
にした。
れ、該光源から照射された光が該裏当て部材で全反射
し、該光源から照射された光が該裏当て部材上を通る原
稿の表面で拡散反射する。該裏当て部材は透明なボディ
からなり、該透明ボディの表面は該入射光軸と垂直な第
1表面と該反射光軸と垂直な第2表面とを有し、該反射
面は該透明なボディの内部に形成され、該光源から照射
された光が該第1の表面から該裏当て部材の内部に入射
し、該反射面で反射して該第2の表面から出射するよう
にした。
【0013】該第1の表面には遮光層が形成され、該遮
光層は光を入射させるスリットを含む。該裏当て部材は
可動に形成され、且つ選択的に原稿搬送路に位置させる
ことができる第1及び第2の反射面を有し、該第1の反
射面が第1の反射面として作用し、該第2の反射面が白
基準反射面として作用する。
光層は光を入射させるスリットを含む。該裏当て部材は
可動に形成され、且つ選択的に原稿搬送路に位置させる
ことができる第1及び第2の反射面を有し、該第1の反
射面が第1の反射面として作用し、該第2の反射面が白
基準反射面として作用する。
【0014】また、本発明による画像読取り装置は、原
稿上に記録された画像を読み取る画像読取装置におい
て、原稿が搬送される搬送路と、前記搬送路を通過する
原稿の光を照射する光源と、前記光源により照明された
原稿からの反射光を検出する光検出器と、前記搬送路上
に配置され、前記光源からの入射光を反射する裏当て部
材とを備え、前記裏当て部材は、前記光源からの入射光
の入射角と、前記光検出器の光軸に入射する入射光の入
射角とが等しくなるように傾斜して配置されるととも
に、前記裏当て部材により反射される反射光のうち、前
記光軸方向に反射される光量が、前記原稿により反射さ
れる反射光のうち、前記光軸方向に反射される光量と等
しいか、あるいは大きくなるような反射率を持つ部材に
より形成されたことを特徴とする。
稿上に記録された画像を読み取る画像読取装置におい
て、原稿が搬送される搬送路と、前記搬送路を通過する
原稿の光を照射する光源と、前記光源により照明された
原稿からの反射光を検出する光検出器と、前記搬送路上
に配置され、前記光源からの入射光を反射する裏当て部
材とを備え、前記裏当て部材は、前記光源からの入射光
の入射角と、前記光検出器の光軸に入射する入射光の入
射角とが等しくなるように傾斜して配置されるととも
に、前記裏当て部材により反射される反射光のうち、前
記光軸方向に反射される光量が、前記原稿により反射さ
れる反射光のうち、前記光軸方向に反射される光量と等
しいか、あるいは大きくなるような反射率を持つ部材に
より形成されたことを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】図1を参照すると、本発明による
画像読取り装置10は、原稿12を載置するホッパ14
と、ピックローラ16と、フィードローラ18と、シー
トガイド20とを含む。ホッパ14は複数の原稿12を
載置することができ、ピックローラ16は原稿12を1
枚ずつ取り出す。複数の原稿12が同時に取り出される
のを防止するためにピックローラ16に隣接して分離手
段(図示せず)を設けることができる。原稿12は、シ
ートガイド20によって規定される原稿搬送路に沿って
フィードローラ18によって搬送され、原稿搬送路の途
中にある原稿読取り位置A、A′を通る。原稿読取り位
置A、A′はわずかに互いにずらした位置にある。
画像読取り装置10は、原稿12を載置するホッパ14
と、ピックローラ16と、フィードローラ18と、シー
トガイド20とを含む。ホッパ14は複数の原稿12を
載置することができ、ピックローラ16は原稿12を1
枚ずつ取り出す。複数の原稿12が同時に取り出される
のを防止するためにピックローラ16に隣接して分離手
段(図示せず)を設けることができる。原稿12は、シ
ートガイド20によって規定される原稿搬送路に沿って
フィードローラ18によって搬送され、原稿搬送路の途
中にある原稿読取り位置A、A′を通る。原稿読取り位
置A、A′はわずかに互いにずらした位置にある。
【0016】画像読取り装置10は上方読取りユニット
22と、下方読取りユニット24とを有する。上方読取
りユニット22は原稿搬送路の上側に配置され、原稿1
2の上面の印刷等の画像を読み取るものである。下方読
取りユニット24は原稿搬送路の下側に配置され、原稿
12の裏面の印刷等の画像を読み取るためのものであ
る。従って、この画像読取り装置10は原稿12の両面
の画像を同時に読み取ることができる。原稿読取り位置
Aは上方読取りユニット22のためのものであり、原稿
読取り位置A′は下方読取りユニット24のためのもの
である。
22と、下方読取りユニット24とを有する。上方読取
りユニット22は原稿搬送路の上側に配置され、原稿1
2の上面の印刷等の画像を読み取るものである。下方読
取りユニット24は原稿搬送路の下側に配置され、原稿
12の裏面の印刷等の画像を読み取るためのものであ
る。従って、この画像読取り装置10は原稿12の両面
の画像を同時に読み取ることができる。原稿読取り位置
Aは上方読取りユニット22のためのものであり、原稿
読取り位置A′は下方読取りユニット24のためのもの
である。
【0017】図2は上方読取りユニット22を示してい
る。図1及び図2において、上方読取りユニット22
は、原稿搬送路の原稿読取り位置Aに向かって入射光軸
Bの方向に光を照射する光源26と、原稿搬送路に配置
される裏当て部材28と、原稿読取り位置Aから読取り
光軸Cの方向に反射する光を検出することのできる検出
器30と、検出器30に接続された画像処理手段32と
を含む。この場合、原稿読取り位置Aから検出器30ま
での光路は次に述べるミラーにより曲がって形成されて
いるが、読取り光軸Cはこの読取り光軸Cを通った光が
そのような光路に沿って検出器30の光軸に入射するよ
うに設定されている。
る。図1及び図2において、上方読取りユニット22
は、原稿搬送路の原稿読取り位置Aに向かって入射光軸
Bの方向に光を照射する光源26と、原稿搬送路に配置
される裏当て部材28と、原稿読取り位置Aから読取り
光軸Cの方向に反射する光を検出することのできる検出
器30と、検出器30に接続された画像処理手段32と
を含む。この場合、原稿読取り位置Aから検出器30ま
での光路は次に述べるミラーにより曲がって形成されて
いるが、読取り光軸Cはこの読取り光軸Cを通った光が
そのような光路に沿って検出器30の光軸に入射するよ
うに設定されている。
【0018】複数のミラー34が裏当て部材28と検出
器30との間に配置され、原稿読取り位置Aで反射する
光を検出器30に導くようになっている。図1ではミラ
ー34は1個だけ示されているが、1個のミラーに限定
されない。さらに、1組のレンズ36が光を検出器30
で焦点を結ばせるように配置される。検出器30はイメ
ージセンサ等の光を検出して電気信号を発生する公知の
検出器であり、原稿読取り位置Aで原稿搬送方向に対し
て垂直な方向に原稿12の画像を走査する。画像処理手
段32は検出器30の電気信号を受けて画像信号に変換
するものである。
器30との間に配置され、原稿読取り位置Aで反射する
光を検出器30に導くようになっている。図1ではミラ
ー34は1個だけ示されているが、1個のミラーに限定
されない。さらに、1組のレンズ36が光を検出器30
で焦点を結ばせるように配置される。検出器30はイメ
ージセンサ等の光を検出して電気信号を発生する公知の
検出器であり、原稿読取り位置Aで原稿搬送方向に対し
て垂直な方向に原稿12の画像を走査する。画像処理手
段32は検出器30の電気信号を受けて画像信号に変換
するものである。
【0019】図2に示されるように、裏当て部材28は
反射面28aを有し、この反射面28aは原稿搬送路に
対して傾斜して設けられている。裏当て部材28の反射
面28aと入射光軸(光源26の中心と読取り位置Aと
を結ぶ光軸)Bとの間の角度はθで示され、裏当て部材
28の反射面28aと読取り光軸Cとの間の角度はαで
示されている。裏当て部材28は、角度θと角度αとが
ほぼ等しくなるように原稿搬送路に対して傾斜して配置
されている。読取り光軸Cは原稿搬送路に対して垂直に
配置され、光源26は読取り光軸Cの前側又は後側にず
らして配置される。
反射面28aを有し、この反射面28aは原稿搬送路に
対して傾斜して設けられている。裏当て部材28の反射
面28aと入射光軸(光源26の中心と読取り位置Aと
を結ぶ光軸)Bとの間の角度はθで示され、裏当て部材
28の反射面28aと読取り光軸Cとの間の角度はαで
示されている。裏当て部材28は、角度θと角度αとが
ほぼ等しくなるように原稿搬送路に対して傾斜して配置
されている。読取り光軸Cは原稿搬送路に対して垂直に
配置され、光源26は読取り光軸Cの前側又は後側にず
らして配置される。
【0020】裏当て部材28の反射面28aの形状及び
色は、裏当て部材28で反射して検出器30で検出され
る光量が白色の基準値に相当する光量以上であるように
形成される。こうすることによって、仮に裏当て部材2
8の反射面28aの色が白でなくても、使用時に原稿の
まわりの裏当て部材28の部分が黒と判断されるのを防
止することができる。なお、裏当て部材28の反射面2
8aで反射して検出器30によって検出される光量は、
反射面28aの色にのみ依存するものではなく、その他
のファクター、例えば反射面28aの角度や平滑度にも
依存する。これについては後で説明される。よって反射
面28aは必ずしも「白色」である必要はない。光検知
器に入射する光量が白基準レベルに達するのであれば、
反射面は灰色その他の色でもよい。反射率の問題であ
る。
色は、裏当て部材28で反射して検出器30で検出され
る光量が白色の基準値に相当する光量以上であるように
形成される。こうすることによって、仮に裏当て部材2
8の反射面28aの色が白でなくても、使用時に原稿の
まわりの裏当て部材28の部分が黒と判断されるのを防
止することができる。なお、裏当て部材28の反射面2
8aで反射して検出器30によって検出される光量は、
反射面28aの色にのみ依存するものではなく、その他
のファクター、例えば反射面28aの角度や平滑度にも
依存する。これについては後で説明される。よって反射
面28aは必ずしも「白色」である必要はない。光検知
器に入射する光量が白基準レベルに達するのであれば、
反射面は灰色その他の色でもよい。反射率の問題であ
る。
【0021】さらに、裏当て部材28の反射面28a
は、裏当て部材28上に原稿があるときに、原稿12を
透過して裏当て部材28の反射面28aで反射して再度
原稿12を透過して検出器30で検出される光量が、裏
うつりを防止できる光量以下となるような特徴をもつ。
裏写りを防止できる光量は、例えば後で述べるスライス
レベルS相当とすることができる。一例として、裏当て
部材28の少なくとも反射面28aの領域は暗色や、グ
レーや黒色の材料で形成され、裏当て部材28の反射面
28aの反射率が例えば裏当て部材28が白色で形成さ
れる場合の反射率より小さいようにする(但し、白色を
除外する必要はない)。それによって、原稿12の上面
の画像を読むときに、原稿12の裏面に画像があって
も、そのような画像を含む光が裏当て部材28の反射面
28aで反射されて検出器30に達する可能性が小さく
なるので、裏写りを防止することができる。
は、裏当て部材28上に原稿があるときに、原稿12を
透過して裏当て部材28の反射面28aで反射して再度
原稿12を透過して検出器30で検出される光量が、裏
うつりを防止できる光量以下となるような特徴をもつ。
裏写りを防止できる光量は、例えば後で述べるスライス
レベルS相当とすることができる。一例として、裏当て
部材28の少なくとも反射面28aの領域は暗色や、グ
レーや黒色の材料で形成され、裏当て部材28の反射面
28aの反射率が例えば裏当て部材28が白色で形成さ
れる場合の反射率より小さいようにする(但し、白色を
除外する必要はない)。それによって、原稿12の上面
の画像を読むときに、原稿12の裏面に画像があって
も、そのような画像を含む光が裏当て部材28の反射面
28aで反射されて検出器30に達する可能性が小さく
なるので、裏写りを防止することができる。
【0022】以下裏当て部材28の特徴についてさらに
詳細に説明する。図3は、光源26から照射され、原稿
読取り位置Aにおいて裏当て部材28の反射面28aで
反射した光の分布を示す図である。光源26は完全な線
光源ではないので、図3のような反射光の分布ができ
る。この光の分布では、上記した角度θと角度αとが等
しくなるように裏当て部材28を傾けているため、読取
り光軸Cを通る反射光の成分が最も大きくなる。読取り
光軸Cを通る反射光の成分の光量がXで示されている。
詳細に説明する。図3は、光源26から照射され、原稿
読取り位置Aにおいて裏当て部材28の反射面28aで
反射した光の分布を示す図である。光源26は完全な線
光源ではないので、図3のような反射光の分布ができ
る。この光の分布では、上記した角度θと角度αとが等
しくなるように裏当て部材28を傾けているため、読取
り光軸Cを通る反射光の成分が最も大きくなる。読取り
光軸Cを通る反射光の成分の光量がXで示されている。
【0023】図4は光源26から照射され、原稿読取り
位置Aにおいて裏当て部材28上を通る原稿12の白地
の部分で反射した光の分布を示す図である。裏当て部材
28上を通る原稿12の表面と入射光軸Bとの間の角度
は、裏当て部材28上を通る原稿12の表面と読取り光
軸Cとの間の角度とは異なる。従って、この光の分布で
は、読取り光軸Cを通る反射光の成分は最も大きくなら
ない。読取り光軸Cを通る反射光の成分の光量がYで示
されている。
位置Aにおいて裏当て部材28上を通る原稿12の白地
の部分で反射した光の分布を示す図である。裏当て部材
28上を通る原稿12の表面と入射光軸Bとの間の角度
は、裏当て部材28上を通る原稿12の表面と読取り光
軸Cとの間の角度とは異なる。従って、この光の分布で
は、読取り光軸Cを通る反射光の成分は最も大きくなら
ない。読取り光軸Cを通る反射光の成分の光量がYで示
されている。
【0024】好ましくは、光量Xが光量Yと同程度ある
いは若干大きくなるように設定される。裏当て部材28
の反射面28aが実際には白色ではなくても、裏当て反
射面での反射光量が大きければ、上記した白色基準値を
使用した判断では、裏当て部材28の反射面28aは白
色と判断されることになる。しかも、裏当て部材28の
反射面28aが鏡面状に平坦に形成されているならば、
光源から入射する光は反射面でほぼ全反射する。裏当て
部材28の反射面28aにアルミ蒸着等の鏡面加工を施
すことも有効である。裏当て部材28の反射面28aは
鏡面状に形成されていると、光源26から照射された光
は裏当て部材28の反射面28aでほぼ全反射し、裏当
て部材28で反射して検出器30に入射する光量はさら
に多くなる。一方、原稿12においては光は拡散反射す
る。よって、図4に示されるように、原稿12で反射し
て検出器30に入射する光量は比較的に少ない。このよ
うにして、裏当て部材28の反射面28aが完全な白色
でなくても、光量Xを光量Yよりも大きくでき、それに
よって原稿のまわりの裏当て部材28の部分が黒色であ
ると判断されるのを防止できる。
いは若干大きくなるように設定される。裏当て部材28
の反射面28aが実際には白色ではなくても、裏当て反
射面での反射光量が大きければ、上記した白色基準値を
使用した判断では、裏当て部材28の反射面28aは白
色と判断されることになる。しかも、裏当て部材28の
反射面28aが鏡面状に平坦に形成されているならば、
光源から入射する光は反射面でほぼ全反射する。裏当て
部材28の反射面28aにアルミ蒸着等の鏡面加工を施
すことも有効である。裏当て部材28の反射面28aは
鏡面状に形成されていると、光源26から照射された光
は裏当て部材28の反射面28aでほぼ全反射し、裏当
て部材28で反射して検出器30に入射する光量はさら
に多くなる。一方、原稿12においては光は拡散反射す
る。よって、図4に示されるように、原稿12で反射し
て検出器30に入射する光量は比較的に少ない。このよ
うにして、裏当て部材28の反射面28aが完全な白色
でなくても、光量Xを光量Yよりも大きくでき、それに
よって原稿のまわりの裏当て部材28の部分が黒色であ
ると判断されるのを防止できる。
【0025】図5は、角度θと角度αとが等しくない場
合の裏当て部材28pの反射面28qで反射した光の分
布を示す図である。この場合には、読取り光軸Cの方向
へ反射する光の成分は非常に少ないので、光量Xが大き
くならず、よって図3及び図4に示した関係のように光
量Xが光量Yよりも大きくなるようにするのは難しい。
すると、原稿の外側の裏当ての部分が黒枠としてあらわ
れてしまう。
合の裏当て部材28pの反射面28qで反射した光の分
布を示す図である。この場合には、読取り光軸Cの方向
へ反射する光の成分は非常に少ないので、光量Xが大き
くならず、よって図3及び図4に示した関係のように光
量Xが光量Yよりも大きくなるようにするのは難しい。
すると、原稿の外側の裏当ての部分が黒枠としてあらわ
れてしまう。
【0026】図6は従来技術において原稿の上面の画像
を読み取る場合に原稿12の裏面の画像が検出される場
合を示す図である。原稿12の裏面の画像の読取り(裏
写り)の原因は、原稿12を透過した光L1が裏当て部
材28pの反射面28qで反射し、この反射光L2が再
度原稿12を透過して検出器30によって検出されるこ
とにある。その際、原稿12上の多くの点において拡散
光が原稿12を透過し、そして反射面28q上の多くの
点で光が拡散反射する。原稿12と反射面28qとは平
行である。反射面28q上の多くの点から光が読取り位
置Aへ向いて反射すると、合計すると読取り光軸Cの方
向に原稿12を透過する光の光量が多くなる。読取り光
軸Cの方向に原稿12を透過する光量が多くなると、裏
写りの可能性が高くなる。そこで、反射光L2の光量が
小さくなれば、原稿12の裏面の画像が原稿の表面側か
ら検出されることがなくなる。
を読み取る場合に原稿12の裏面の画像が検出される場
合を示す図である。原稿12の裏面の画像の読取り(裏
写り)の原因は、原稿12を透過した光L1が裏当て部
材28pの反射面28qで反射し、この反射光L2が再
度原稿12を透過して検出器30によって検出されるこ
とにある。その際、原稿12上の多くの点において拡散
光が原稿12を透過し、そして反射面28q上の多くの
点で光が拡散反射する。原稿12と反射面28qとは平
行である。反射面28q上の多くの点から光が読取り位
置Aへ向いて反射すると、合計すると読取り光軸Cの方
向に原稿12を透過する光の光量が多くなる。読取り光
軸Cの方向に原稿12を透過する光量が多くなると、裏
写りの可能性が高くなる。そこで、反射光L2の光量が
小さくなれば、原稿12の裏面の画像が原稿の表面側か
ら検出されることがなくなる。
【0027】図4には、原稿12を透過する拡散光が例
示され、その拡散光の一部が裏当て部材28で読取り光
軸Cの方向へ反射する様子が示されている。上記したよ
うに裏当て部材28の反射面28aは完全な白色の材料
で形成される必要がなく、反射率の比較的に小さな材料
で形成することができる。裏当て部材28の反射面28
aの反射率が小さいと、原稿12を透過して裏当て部材
28で読取り光軸Cの方向へ反射する光量はかなり少な
くなる。さらに、裏当て部材28の反射面28aは鏡面
加工されていて反射面28aにおいて拡散反射しにくい
ので、原稿12を透過した光のうち、特定の角度で反射
面28aへ向かう光aが反射面28aで反射して読取り
光軸Cの方向に進むことになる。光bなどの成分は光軸
Cに向けてはほとんど反射されない。従って、裏写りの
可能性はさらに小さくなる。なお、裏当て部材28の反
射面28aの反射率は、検出器30の検出感度の高い波
長成分の光に対して反射率が低いようにするのが望まし
い。
示され、その拡散光の一部が裏当て部材28で読取り光
軸Cの方向へ反射する様子が示されている。上記したよ
うに裏当て部材28の反射面28aは完全な白色の材料
で形成される必要がなく、反射率の比較的に小さな材料
で形成することができる。裏当て部材28の反射面28
aの反射率が小さいと、原稿12を透過して裏当て部材
28で読取り光軸Cの方向へ反射する光量はかなり少な
くなる。さらに、裏当て部材28の反射面28aは鏡面
加工されていて反射面28aにおいて拡散反射しにくい
ので、原稿12を透過した光のうち、特定の角度で反射
面28aへ向かう光aが反射面28aで反射して読取り
光軸Cの方向に進むことになる。光bなどの成分は光軸
Cに向けてはほとんど反射されない。従って、裏写りの
可能性はさらに小さくなる。なお、裏当て部材28の反
射面28aの反射率は、検出器30の検出感度の高い波
長成分の光に対して反射率が低いようにするのが望まし
い。
【0028】図1においては、下方読取りユニット24
は、原稿搬送路の反対側に配置される点を除くと上方読
取りユニット22と同様に構成される。すなわち、下方
読取りユニット24は、下方読取りユニット24の各部
材と同様に、光源26と、裏当て部材(図示せず)28
と、検出器30と、検出器30に接続された画像処理手
段(図示せず)32とを含む。ミラー34及びレンズ3
6が裏当て部材28と検出器30との間に配置される。
また、下方読取りユニット24は図1の左右方向に移動
可能であり、フラットベッドFB上に置かれた原稿12
を読み取ることもできる。
は、原稿搬送路の反対側に配置される点を除くと上方読
取りユニット22と同様に構成される。すなわち、下方
読取りユニット24は、下方読取りユニット24の各部
材と同様に、光源26と、裏当て部材(図示せず)28
と、検出器30と、検出器30に接続された画像処理手
段(図示せず)32とを含む。ミラー34及びレンズ3
6が裏当て部材28と検出器30との間に配置される。
また、下方読取りユニット24は図1の左右方向に移動
可能であり、フラットベッドFB上に置かれた原稿12
を読み取ることもできる。
【0029】図7は画像処理する例を示している。
(A)は白レベルの検出方法か(しくみ)を示す。原稿
搬送路の裏当て部材28の近くには白基準シート29が
配置されており、読取りユニット22は白基準シート2
9上へ動かされ、そこで検出器30によって白基準シー
ト29を走査することにより、白基準レベルが検出され
る。(B)は白基準シート29を走査したときの検出器
の出力のなりを示し、これを白基準レベルとして、原稿
読取りの基準レベルとなる。(B)の特性は、光源の光
量が不均一であるなどの理由により、フラットにならな
い。白レベルは装置内に記憶される。それから読取りユ
ニット22を読取り位置Aに動かし、原稿搬送路に沿っ
て原稿を搬送しながら、検出器30によって原稿を搬送
する。(C)は原稿を走査したときの検出器30の出力
の例を示している。検出器30の出力は原稿で反射した
光の光量をあらわし、光量が大きいほど白い色であるこ
とを示す。従って、白レベルに対して下方に下がってい
る部分は文字や線等の黒い部分である。(C)は(B)
の検出値を(A)の白レベルで割った補正値を示す。濃
度データ特性がフラットになる(光源の光量の不均一の
解消)この処理において、適当にA−D変換、D−A変
換が行なわれる。画像データのうち、所望のスライスレ
ベルSよりも白色側のデータは全て白色とされ、スライ
スレベルSよりも黒色側のデータが濃淡に応じた画像デ
ータになる。
(A)は白レベルの検出方法か(しくみ)を示す。原稿
搬送路の裏当て部材28の近くには白基準シート29が
配置されており、読取りユニット22は白基準シート2
9上へ動かされ、そこで検出器30によって白基準シー
ト29を走査することにより、白基準レベルが検出され
る。(B)は白基準シート29を走査したときの検出器
の出力のなりを示し、これを白基準レベルとして、原稿
読取りの基準レベルとなる。(B)の特性は、光源の光
量が不均一であるなどの理由により、フラットにならな
い。白レベルは装置内に記憶される。それから読取りユ
ニット22を読取り位置Aに動かし、原稿搬送路に沿っ
て原稿を搬送しながら、検出器30によって原稿を搬送
する。(C)は原稿を走査したときの検出器30の出力
の例を示している。検出器30の出力は原稿で反射した
光の光量をあらわし、光量が大きいほど白い色であるこ
とを示す。従って、白レベルに対して下方に下がってい
る部分は文字や線等の黒い部分である。(C)は(B)
の検出値を(A)の白レベルで割った補正値を示す。濃
度データ特性がフラットになる(光源の光量の不均一の
解消)この処理において、適当にA−D変換、D−A変
換が行なわれる。画像データのうち、所望のスライスレ
ベルSよりも白色側のデータは全て白色とされ、スライ
スレベルSよりも黒色側のデータが濃淡に応じた画像デ
ータになる。
【0030】図8及び図9は本発明の他の実施例の画像
読取り装置10の一部を示す図である。画像読取り装置
10は基本的に図1及び図2の実施例と同様に形成さ
れ、この実施例では裏当て部材28の構成が変えられて
いる。裏当て部材28は透明なボディ28bからなり、
上記した傾斜した反射面28aは透明なボディ28bの
内部に形成されている。透明ボディ28bの表面は上記
入射光軸Bに対して垂直な第1表面28cと、読取り光
軸Cに対して垂直な第2表面28dとを有する。光源2
6から照射された光が第1の表面28cから裏当て部材
28(透明なボディ28b)の内部に入射し、反射面2
8aで反射して第2の表面28dから出射するようにな
っている。
読取り装置10の一部を示す図である。画像読取り装置
10は基本的に図1及び図2の実施例と同様に形成さ
れ、この実施例では裏当て部材28の構成が変えられて
いる。裏当て部材28は透明なボディ28bからなり、
上記した傾斜した反射面28aは透明なボディ28bの
内部に形成されている。透明ボディ28bの表面は上記
入射光軸Bに対して垂直な第1表面28cと、読取り光
軸Cに対して垂直な第2表面28dとを有する。光源2
6から照射された光が第1の表面28cから裏当て部材
28(透明なボディ28b)の内部に入射し、反射面2
8aで反射して第2の表面28dから出射するようにな
っている。
【0031】こうすることによって、第1表面28cは
原稿搬送路に対して傾斜しているが、その傾斜部分の長
さは短く、第2表面28dは原稿搬送路と平行に延びて
原稿の下面をガイドするので、原稿12が裏当て部材2
8上に通りかかったときに原稿12の先端がひっかかる
ことが緩和される。よって、原稿12が不意にたわんて
読取り光軸Cに対する角度が変り、検出器30の読取り
光量が変化するのを防止する。また、第1表面28cは
入射光軸Bに対して垂直であるので、透明ボディ28b
の表面における読取り位置Aの方向への望ましくない光
源からの光の反射を低減することができる。さらに、第
1の表面28cには遮光層28eがその表面に形成さ
れ、遮光層28eは光を入射させるスリット28fを含
む。これによれば、透明ボディ28bの表面における反
射はさらに低減される(遮光層は反射率が低い)。
L3 ,L4 等の余分な光が遮光層でさえぎられるためス
リット28fに入らなくなり、入射光軸Bに平行な光L
5 のみがスリット28fを通って反射面28aで反射
し、読取り光軸Cの方向に進む。これによって、読取り
の精度がさらに高くなる。また、原稿12を透過した拡
散も大部分が反射面28aへ達するのが阻止され、スリ
ット28fを通過した拡散光L6 ,L7 は反射面28a
で反射して読取り光軸Cの方向へ進むことがない。よっ
て望ましくない原稿12の下面の画像の読取りをさらに
防止することができる。透明なボディ28bは一体的に
形成される必要はなく、例えば、上下2分割の構造に
し、下の部分に反射面28aを形成しておき、上の部分
を下の部分に接合するようにすることができる。上の部
分はつやの少ない光学ガラスで形成し、下の部分はグレ
ー等の暗色系の着色を行ったガラスで形成することがで
きる。また、透明なボディ28bを一つの部材からなる
ものとし、その底部に反射面28aを設けることもでき
る。
原稿搬送路に対して傾斜しているが、その傾斜部分の長
さは短く、第2表面28dは原稿搬送路と平行に延びて
原稿の下面をガイドするので、原稿12が裏当て部材2
8上に通りかかったときに原稿12の先端がひっかかる
ことが緩和される。よって、原稿12が不意にたわんて
読取り光軸Cに対する角度が変り、検出器30の読取り
光量が変化するのを防止する。また、第1表面28cは
入射光軸Bに対して垂直であるので、透明ボディ28b
の表面における読取り位置Aの方向への望ましくない光
源からの光の反射を低減することができる。さらに、第
1の表面28cには遮光層28eがその表面に形成さ
れ、遮光層28eは光を入射させるスリット28fを含
む。これによれば、透明ボディ28bの表面における反
射はさらに低減される(遮光層は反射率が低い)。
L3 ,L4 等の余分な光が遮光層でさえぎられるためス
リット28fに入らなくなり、入射光軸Bに平行な光L
5 のみがスリット28fを通って反射面28aで反射
し、読取り光軸Cの方向に進む。これによって、読取り
の精度がさらに高くなる。また、原稿12を透過した拡
散も大部分が反射面28aへ達するのが阻止され、スリ
ット28fを通過した拡散光L6 ,L7 は反射面28a
で反射して読取り光軸Cの方向へ進むことがない。よっ
て望ましくない原稿12の下面の画像の読取りをさらに
防止することができる。透明なボディ28bは一体的に
形成される必要はなく、例えば、上下2分割の構造に
し、下の部分に反射面28aを形成しておき、上の部分
を下の部分に接合するようにすることができる。上の部
分はつやの少ない光学ガラスで形成し、下の部分はグレ
ー等の暗色系の着色を行ったガラスで形成することがで
きる。また、透明なボディ28bを一つの部材からなる
ものとし、その底部に反射面28aを設けることもでき
る。
【0032】図10は本発明の他の実施例の画像読取り
装置10の一部を示す図である。この実施例では、裏当
て部材28は円筒体を平行な2平面で切り取った形状に
形成され、反射面28a及び他の反射面28gを有す
る。裏当て部材28は中心Oの回りで回転可能に形成さ
れ、図示しない軸受によって支持される。裏当て部材2
8を図示しない駆動手段により回転させて、読取り中に
は反射面28aを図2に示すような傾斜した位置にし、
裏当て部材28の反射面として作用させることができ
る。
装置10の一部を示す図である。この実施例では、裏当
て部材28は円筒体を平行な2平面で切り取った形状に
形成され、反射面28a及び他の反射面28gを有す
る。裏当て部材28は中心Oの回りで回転可能に形成さ
れ、図示しない軸受によって支持される。裏当て部材2
8を図示しない駆動手段により回転させて、読取り中に
は反射面28aを図2に示すような傾斜した位置にし、
裏当て部材28の反射面として作用させることができ
る。
【0033】他の反射面28gは光源26からの光を拡
散反射させる白色面として形成され、図10に示される
ように原稿搬送路に平行に配置されることができる。こ
の反射面28gは図7(A)の白基準シート29の代り
に使用されることができる。すなわち、反射面28gで
拡散反射した光は検出器30によって読み取られ、白色
の基準値を提供する。これにより、原稿12の中間階調
の再現性のよい読取りを行うことができるようになる。
また、実際の読取り時には、他の反射面28gは原稿搬
送路に露出していないため、白基準面の磨耗がなく、原
稿搬送時の紙粉の付着もない。図1に示すようなフラッ
トベッドFBを有する画像読取り装置では、他の反射面
28gに相当する白基準部をフラットベッドFBの裏面
に設けることもできる。
散反射させる白色面として形成され、図10に示される
ように原稿搬送路に平行に配置されることができる。こ
の反射面28gは図7(A)の白基準シート29の代り
に使用されることができる。すなわち、反射面28gで
拡散反射した光は検出器30によって読み取られ、白色
の基準値を提供する。これにより、原稿12の中間階調
の再現性のよい読取りを行うことができるようになる。
また、実際の読取り時には、他の反射面28gは原稿搬
送路に露出していないため、白基準面の磨耗がなく、原
稿搬送時の紙粉の付着もない。図1に示すようなフラッ
トベッドFBを有する画像読取り装置では、他の反射面
28gに相当する白基準部をフラットベッドFBの裏面
に設けることもできる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
両面印刷された薄い原稿の一方の表面の画像を読み取る
場合、原稿の裏面の画像が読み取られることを防止する
ことができるとともに、原稿のまわりの裏当て部材の部
分を黒と検出してしまうのを防止することができる。
両面印刷された薄い原稿の一方の表面の画像を読み取る
場合、原稿の裏面の画像が読み取られることを防止する
ことができるとともに、原稿のまわりの裏当て部材の部
分を黒と検出してしまうのを防止することができる。
【図1】本発明の実施例による画像読取り装置を示す図
である。
である。
【図2】図1の上側の読取りユニットを示す拡大図であ
る。
る。
【図3】裏当て部材で反射した光の分布を示す図であ
る。
る。
【図4】原稿で反射した光の分布を示す図である。
【図5】裏当て部材への入射角と反射角が異なる場合を
示す図である。
示す図である。
【図6】原稿を透過した光が裏当て部材で反射し、再度
原稿を透過して検出器によって検出される場合を説明す
る図である。
原稿を透過して検出器によって検出される場合を説明す
る図である。
【図7】画像処理した検出器の検出信号の例を示す図で
ある。
ある。
【図8】本発明の他の実施例による画像読取り装置の一
部を示す図である。
部を示す図である。
【図9】図7の読取り装置の作用を説明する図である。
【図10】本発明の他の実施例による画像読取り装置の
一部を示す図である。
一部を示す図である。
10…原稿 16…フィードローラ 20…シートガイド 22…上方読取りユニット 24…下方読取りユニット 26…光源 28…裏当て部材 30…検出器
Claims (8)
- 【請求項1】 原稿搬送路に沿って原稿を搬送する原稿
搬送手段と、 原稿搬送路に配置される裏当て部材と、 原稿搬送路の原稿読取り位置に向かって所定の入射光軸
の方向に光を照射する光源と、 該原稿読取り位置から所定の読取り光軸の方向に反射す
る光を検出することのできる検出器と、 該検出器に接続された画像処理手段とを備え、 該裏当て部材の反射面は、原稿なしのときに該裏当て部
材で反射して該検出器で検出される光量が白色の基準値
に相当する光量以上であり、且つ原稿ありのときに原稿
を透過して該裏当てを防止できる部材で反射して原稿を
再透過して該検出器で検出される光量が裏うつり光量以
下となるように構成されることを特徴とする画像読取り
装置。 - 【請求項2】 該裏当て部材は、該裏当て部材で反射し
て該検出器で検出される光量が該裏当て部材上を通る原
稿で反射して該検出器で検出される光量よりも大きく、
且つ原稿を透過して該裏当て部材で反射する光の反射率
が裏当て部材が白色で形成される場合の反射率より小さ
いように構成されることを特徴とする請求項1に記載の
画像読取り装置。 - 【請求項3】 該裏当て部材の反射面と該入射光軸との
間の角度は、該裏当て部材の反射面と該読取り光軸との
間の角度とほぼ等しく、該裏当て部材上を通る原稿の表
面と該入射光軸との間の角度は、該裏当て部材上を通る
原稿の表面と該読取り光軸との間の角度とは異なること
を特徴とする請求項1に記載の画像読取り装置。 - 【請求項4】 該裏当て部材の反射面が鏡面状に形成さ
れ、該光源から照射された光が該裏当て部材で全反射
し、該光源から照射された光が該裏当て部材上を通る原
稿の表面で拡散反射することを特徴とする請求項1に記
載の画像読取り装置。 - 【請求項5】 該裏当て部材は透明なボディからなり、
該透明ボディの表面は該入射光軸と垂直な第1表面と該
反射光軸と垂直な第2表面とを有し、該反射面は該透明
なボディの内部に形成され、該光源から照射された光が
該第1の表面から該裏当て部材の内部に入射し、該反射
面で反射して該第2の表面から出射するようにしたこと
を特徴とする請求項1に記載の画像読取り装置。 - 【請求項6】 該第1の表面には遮光層が形成され、該
遮光層は光を入射させるスリットを含むことを特徴とす
る請求項5に記載の画像読取り装置。 - 【請求項7】 該裏当て部材は可動に形成され、且つ選
択的に原稿搬送路に位置させることができる第1及び第
2の反射面を有し、該第1の反射面が前記第1の反射面
として作用し、該第2の反射面が白基準反射面として作
用することを特徴とする請求項1に記載の画像読取り装
置。 - 【請求項8】 原稿上に記録された画像を読み取る画像
読取装置において、 原稿が搬送される搬送路と、 前記搬送路を通過する原稿に光を照射する光源と、 前記光源により照明された原稿からの反射光を検出する
光検出器と、 前記搬送路上に配置され、前記光源からの入射光を反射
する裏当て部材とを備え、 前記裏当て部材は、前記光源からの入射光の入射角と、
前記光検出器の光軸に入射する入射光の入射角とが等し
くなるように傾斜して配置されるとともに、前記裏当て
部材により反射される反射光のうち、前記光軸方向に反
射される光量が、前記原稿により反射される反射光のう
ち、前記光軸方向に反射される光量と等しいか、あるい
は大きくなるような反射率を持つ部材により形成された
ことを特徴とする画像読取装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9267218A JPH11112735A (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | 画像読取り装置 |
US09/030,019 US6002892A (en) | 1997-09-30 | 1998-02-25 | Image reading apparatus with specular reflection backing member arranged to prevent reading of an unwanted image on a reverse side of a thin original |
DE19812390A DE19812390A1 (de) | 1997-09-30 | 1998-03-20 | Bildlesevorrichtung mit spiegelndem Reflexions-Hintergrundteil |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9267218A JPH11112735A (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | 画像読取り装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11112735A true JPH11112735A (ja) | 1999-04-23 |
Family
ID=17441784
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9267218A Pending JPH11112735A (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | 画像読取り装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6002892A (ja) |
JP (1) | JPH11112735A (ja) |
DE (1) | DE19812390A1 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US6989915B2 (en) | 2000-09-21 | 2006-01-24 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Image reading apparatus for optically reading image information recorded on sheetlike recording medium |
JP2011147027A (ja) * | 2010-01-15 | 2011-07-28 | Pfu Ltd | 画像読取装置および画像読取システム |
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JP2015012347A (ja) * | 2013-06-27 | 2015-01-19 | 富士ゼロックス株式会社 | 原稿読取装置及び画像形成装置 |
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-
1997
- 1997-09-30 JP JP9267218A patent/JPH11112735A/ja active Pending
-
1998
- 1998-02-25 US US09/030,019 patent/US6002892A/en not_active Expired - Fee Related
- 1998-03-20 DE DE19812390A patent/DE19812390A1/de not_active Ceased
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
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US6002892A (en) | 1999-12-14 |
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