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JPH11119348A - プリント発注方法及びdp袋 - Google Patents

プリント発注方法及びdp袋

Info

Publication number
JPH11119348A
JPH11119348A JP28352797A JP28352797A JPH11119348A JP H11119348 A JPH11119348 A JP H11119348A JP 28352797 A JP28352797 A JP 28352797A JP 28352797 A JP28352797 A JP 28352797A JP H11119348 A JPH11119348 A JP H11119348A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
print
reception
orderer
film
bag
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28352797A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Tsuji
淳一 辻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP28352797A priority Critical patent/JPH11119348A/ja
Publication of JPH11119348A publication Critical patent/JPH11119348A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Photographic Processing Devices Using Wet Methods (AREA)
  • Projection-Type Copiers In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 DP受付店に出向く回数を少なくするととも
に、必要なコマのみをプリントする。 【解決手段】 DP袋と受付伝票とにネットワークでの
プリント発注用のパスワードを記入しておく。発注者は
受付店に出向き、写真フイルムカートリッジを提出して
ネットワーク発注を依頼する。受注者はフイルム現像と
この現像済みフイルムの画像の取り込みとを行いこれを
記憶しておく。発注者は受付伝票のパスワードを用いて
ネットワークに接続して現像済みの画像を参照し、プリ
ントの発注を行う。店頭に2度出向くだけで、必要なコ
マのみをプリントすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプリント発注方法及
びDP袋に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在の写真プリントシステムでは、撮影
済みフイルムを現像及びプリントするために、DP(同
時プリント)受付店等に持ち込んでDP処理を依頼し、
受付時に指定された受渡し日時以降にプリントを受けと
っている。このとき、受付店では、DP袋に複数枚数綴
じられた複写機能を有する受付伝票に受付内容を記入す
ることで受付処理を行い、最上層の受付伝票を剥がして
注文者に渡す。そして、この渡された受付伝票により仕
上がったプリントやフイルムの受け渡しを行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、プリント
処理の依頼と受取のために、DP受付店等に2度にわた
って出向く必要がある。更に、焼増しプリントやトリミ
ングプリント等を注文する場合には、再度DP受付店に
出向く必要があり、しかもこの注文したプリントを再度
受け取りに出向く必要もある。このように、焼増しプリ
ント等を注文する場合には、DP処理の受け取りの際に
行うときには3度、通常はDP処理の注文と受け取り、
及び焼増し注文と受け取りとのために受付店に4度出向
く必要があり、面倒であった。
【0004】本発明は上記課題を解決するためのもので
あり、何度も受付店に出向く必要もなくプリントの焼増
し等が簡単に行えるようにしたプリント発注方法及びD
P袋を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載のプリント注文方法は、DP袋と受付
伝票とにネットワークを介してのプリント発注用のパス
ワードを記入しておき、受注者はフイルム現像とこの現
像済みフイルムの画像の取り込みとを行い、発注者は前
記受付伝票のパスワードを用いてネットワークに接続し
て前記画像を参照し、写真プリントの発注を行うように
したものである。また、請求項2記載のDP袋は、受付
伝票を有するDP袋において、受付伝票及びDP袋に、
ネットワークを介してのプリント発注を行うためのパス
ワードを記録するものである。
【0006】
【作用】受付伝票及びDP袋には、ネットワークを介し
てのプリント発注を行うためのパスワードが記録されて
いる。ネットワークを介してのプリント発注が希望され
た注文の場合には、フイルムの現像後に同時プリントが
行われることなく、各コマの撮像が行われる。そして、
この撮像された画像データは受付番号毎に画像メモリに
記憶される。発注者は、パスワードを用いてネットワー
クに接続し、現像済みの自己の画像を参照する。そし
て、画像を見ながら、プリント枚数、プリントサイズ等
の発注データを入力する。この発注データは受注者に送
信される。受注者はこの発注データに基づき写真フイル
ムのプリント対象コマを特定しプリントを行う。得られ
たプリントとフイルムとは発注者に受け渡される。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は、本発明のDP袋である。
DP袋10には、周知のように4枚複写となっている受
付伝票綴り11が貼りつけられている。この受付伝票綴
り11の最上層の伝票は発注者用受付伝票12とされて
おり、受付処理時に受付内容を手書きした後に発注者に
渡される。2枚目の伝票は受付時の受付店控え用伝票1
3とされており、3枚目の伝票は現像所控え用伝票14
とされており、4枚目の伝票は受け渡し時の受付店控え
用伝票15とされている。なお、受付伝票綴り11の各
伝票の種類及び枚数は上記に限定されることなく、流通
経路に応じて適宜変更されて使用される。
【0008】各伝票12〜15及びこれら伝票12〜1
5が貼られたDP袋10の裏面10aには、それぞれ同
じ位置で、発注者特定欄20、受付等の日時欄21、受
付処理内容欄22、請求金額欄23、受付店名欄24、
受付番号・パスワード欄25、備考欄26などが配置さ
れており、これらに手書きやドットインパクトプリンタ
50(図2参照)によるプリントが行われる。これら手
書きやプリントされた文字は受付伝票12よりも下層の
伝票13,14及びDP袋10の裏面10aに感圧複写
される。
【0009】前記発注者特定欄20には、発注者の名
前、連絡先電話番号が受付時に記入される。また、受付
等の日時欄21には、受付時に受付日時が記入される。
同時プリント等の注文の際には仕上がり予定日時が記入
される。更には、ネットワーク発注が選択された場合に
は、発注可能予定日時等が受付時に記入される。受付処
理内容欄22には、「同時プリント」,「現像のみ」,
「焼増し」,「ネットワーク発注」,「白黒」,「リバ
ーサル」の処理内容や、各フイルムメーカー,規定撮影
枚数,35mm,APS(IX240タイプ),パノラ
マ,混在,ブローニー等のフイルム種別などが印刷され
ており、受付時に対応する処理内容に〇をつけるように
なっている。請求金額欄23には、品名,数量,単価,
金額等の記入欄が設けられており、プリント処理後にド
ットインパクトプリンタにより、請求金額の内容が印字
される。
【0010】受付店名欄24には受付店名、受付店コー
ド番号、及び電話番号が、受付番号・パスワード欄25
には受付番号27及びパスワード28が、ドットインパ
クトプリンタ50により予めプリントされている。受付
番号27は一連の番号が順番に用いられる。また、パス
ワード28は、英数字を用いた例えば10桁の順列から
構成されており、これらが受付番号順に連続することの
ないようにアトランダムに用いられる。また、一度発行
されたパスワード28はパスワードの順列総数が終わる
までは再発行されることはなく、同一パスワードによる
混乱が発生することがない。このパスワード28は後に
詳しく説明するように、ネットワークを介してプリント
発注を行うときに用いられ、受付処理を行った発注者か
否かが判定される。
【0011】DP袋10の裏面10aで、受付伝票綴り
11の下方には、店コード,受付番号,パスワードの各
バーコード記入欄30,31,32が設けられており、
この欄内に各バーコード33,34,35がドットイン
パクトプリンタ50によりプリントされている。これら
バーコード33〜35は、受付処理やプリント処理、集
配処理の際に読みだされ、これら各処理時のオーダーの
識別等に利用される。受付店名、受付番号27、パスワ
ード28やこれらのバーコード33〜35等のDP袋1
0へのプリントは、プリント仕上げ業者42のドットイ
ンパクトプリンタ50により定期的に行われ、作成され
たDP袋10はDP受付店に配られる。
【0012】図2は、本発明のプリント発注方法で用い
るシステムの一例を示す概略図である。発注者(ユーザ
ー)40側にはパソコン41が設けられている。また、
受注者としてのプリント仕上げ業者42側には受付用ワ
ークステーション43、大容量の記憶装置44、フイル
ムプロセサ45、フイルムスキャナ46、プリンタ4
7,48,49及びDP袋印字用のドットインパクトプ
リンタ50が設けられている。受付用ワークステーショ
ン43は、受付処理データを入力するためにディスプレ
イ43a、バーコードリーダー43b及びキーボード4
3cを備えている。
【0013】発注者40側のパソコン41は、周知のよ
うに、パソコン本体,キーボード,マウス,ディスプレ
ィ,ハードディスク装置,モデム等から構成されてい
る。前記モデムには有線又は無線の電話回線53が接続
されている。この電話回線53を介して、パソコン41
は、パソコン通信ソフトによりプリント仕上げ業者42
のデータベース52に接続される。パソコン通信ソフト
には、周知のように接続の前に接続IDコードとパスワ
ードとの入力が促されるようになっており、この時、接
続IDコードとして受付伝票12に記録されている受付
番号27が、またパスワードとして受付伝票12に記録
されたパスワード28が入力される。
【0014】プリント仕上げ業者42側の受付用ワーク
ステーション43も、基本的には発注者40側のパソコ
ン41と同じ構成となっているが、扱うデータ量が多い
ため、高機能及び高速なコンピュータからなるシステム
構成になっている。この受付用ワークステーション43
には、周知のデータベースソフトが組み込まれており、
ワークステーション43と記憶装置44とモデム51と
によりデータベース52が構築されている。また、この
ワークステーション43にも、発注者側のパソコン通信
ソフトに対応する通信ソフトがインストールされてい
る。この通信ソフトは、発注者からの接続IDコードと
パスワードとが、データベースに記憶されているものと
一致する場合には接続を許可し、発注処理を可能にす
る。
【0015】DP袋10が各DP受付店から配送される
と、受付用ワークステーション43を用いて受付データ
が入力される。受付データの入力では、受付処理内容と
受付番号とパスワードとフイルムIDコード(フイルム
識別コード)とを対応させてデータベース51に記憶す
る。まず、バーコードリーダー43bにより、DP袋1
0に記録されたそれぞれのバーコードを読み取ること
で、受付番号27とパスワード28とが入力される。ま
た、発注者氏名及び電話番号はキーボード43cからオ
ペレータの操作により入力される。また、写真フイルム
カートリッジがDP袋10から取り出され、カートリッ
ジに付されたフイルムIDコードがバーコードリーダー
43bにより読み取られ、データベース52に記憶され
る。
【0016】本実施形態ではIX240タイプの写真フ
イルムカートリッジを用いており、このIX240タイ
プは周知のようにフイルム面に透明磁気記録層が形成さ
れており、この透明磁気記録層にはフイルムIDコード
やDXコードの他に、撮影データやプリント指示データ
等が磁気記録されている。また、IX240タイプのカ
ートリッジの外面には、フイルムIDコード及びそのバ
ーコードを記録したラベルが貼られている。なお、13
5タイプフイルム等のように、磁気記録層を持たないフ
イルムでは、従来と同じようにチェックラベルを用いて
DP袋とフイルムとを関連づける。例えば、DP袋10
から店コードと受付番号とを読み取り、これらの例えば
下3桁を組み合わせたフイルム識別コードを作成する。
そして、フイルム識別コードとこれのバーコードとをラ
ベルに印刷してチェックラベルを作製し、これらを写真
フイルム及びDP袋に貼りつけることで、各オーダーと
フイルムとの対応を図る。また、チェックラベルをDP
袋の店コードや受付コードに基づき個別に作製する代わ
りに、予め作製しておいた同一番号及びこれのバーコー
ドを記録した3枚組のチェックラベルをDP袋、フイル
ムカートリッジ、写真フイルムにそれぞれ貼りつけるこ
とで、これらの対応を図るようにしてもよい。
【0017】受付処理後は、DP袋10から写真フイル
ムカートリッジが取り出され、フイルムプロセサ45で
現像処理される。この現像処理は、周知のように多数の
オーダーの写真フイルムをスプライステープを用いて接
合し長尺化して行われる。なお、長尺化する代わりに、
個別又は複数個単位で現像処理してもよい。
【0018】現像処理された写真フイルムは、受付処理
の内容に応じてプリント処理が行われる。従来のように
同時プリントが指定されたオーダーに対しては、写真プ
リンタ47を用いて各コマの画像が感光材料に焼付露光
され、この感光材料が現像処理されることで、プリント
写真が作成される。ネットワーク発注が指定された写真
フイルムは同時プリントは行われずに、フイルムの現像
後にフイルムスキャナ46により各コマの画像が読み込
まれる。読み取った画像データは、フイルムIDコード
に基づき、データベース52に記憶される。データベー
ス52に記憶された画像データは、フイルムIDコー
ド、受付コード、パスワードを検索キーとして読みだす
ことができる。
【0019】発注者40は受付伝票12に記載されたプ
リント発注可能日時以降に、パソコン41によりプリン
ト仕上げ業者42のデータベース52に接続して、プリ
ントの発注処理を行う。この発注処理では、発注者側の
パソコン41は、発注のためのインデックス画像データ
をプリント仕上げ業者42のデータベース52から受け
取る。発注者側のパソコン41は、このインデックス画
像データに基づきをディスプレイにインデックス画像を
表示する。
【0020】図3にインデックス画像60の一例を示
す。インデックス画像60は、図示のように各コマ61
を4コマ1画面として、ページ単位で表示される。イン
デックス画像60の右上にはページ数62とページめく
りボタン63とが配置されている。なお、1ページの表
示コマ数は4コマに限定されることなく、6コマ1画面
や、2コマ1画面など適宜コマ数を変更してよい。ま
た、インデックス画像60の上側には、タイトル64及
び説明65が表示される。説明文65では、プリント仕
上がり日時が表示される。なお、説明文65には、この
他に、料金やプリント発注の一覧表を表示させてもよ
い。
【0021】インデックス画像60の各コマ61の下方
にはコマ番号66と発注データ入力部67とが設けられ
ている。発注データ入力部67は、プリント枚数指定枠
68、プリントサイズ指定枠69、プリント方式指定枠
70から構成されており、各コマ61に対して各種プリ
ント注文の指定が可能になっている。
【0022】プリント枚数指定枠68には、デフォルト
で「1」の数字が入力されており、例えば3枚プリント
したい場合には、指定枠68の右端に表示されている増
減ボタン68a,68bをマウスでクリックすることに
より表示数字を「3」に変更する。なお、マウスを用い
た入力の他にキーボードにより直接入力してもよい。ま
た、プリント不要コマに対してはプリント枚数を「0」
にする。
【0023】プリントサイズ指定枠69には、デフォル
トでC(標準サイズ)が入力されており、これを例えば
P(パノラマサイズ)に変更する場合には、指定枠69
の右端に表示されている変更ボタン69aをクリックす
る。これにより、プリント可能なサイズがこの指定枠6
9の下方に一覧表示される。この一覧表示の中から、
「P(パノラマサイズ)」をクリックすることにより、
プリントサイズ指定枠に「P(パノラマサイズ)」が入
力される。プリント可能なサイズとしては、「C」,
「P」,の他に、「H(迫力サイズ)」,「キャビネサ
イズ」,「A4サイズ」,「ポスターサイズ(A
2)」,「ポスターサイズ(A1)」,「ポスターサイ
ズ(A0)」などがある。
【0024】プリント方式指定枠70には、デフォルト
で「フイルムプリント」が入力されており、変更ボタン
70aをクリックすることにより、「トリミングプリン
ト」,「デジタルプリント」の選択が可能になってい
る。フイルムプリントでは写真フイルムを用いて写真プ
リンタ47によりプリントされる。
【0025】トリミングプリントでは、プリント対象コ
マの画像が画面に表示され、この表示画面に対してトリ
ミング枠を表示して、表示画面内でこのトリミング枠を
移動させてトリミングを決定する。このときのトリミン
グ枠サイズ及び位置情報がトリミング情報とされる。
【0026】デジタルプリントでは、「マルチプリン
ト」,「シールプリント」、「インデックスプリン
ト」,「合成プリント」、「階調補正プリント」、「ポ
スターサイズプリント」等を変更ボタンの操作により選
択することができる。
【0027】マルチプリントは1つの画面内に複数個の
コマを表示したもので、表示例を選択することで、同一
コマや複数コマが1つの画面内に複数個表示される。シ
ールプリントは剥離紙に貼り付けられており、剥がして
他のものに貼り付けて使用するもので、多くはマルチプ
リントと併用される。インデックスプリントは1本の写
真フイルムの全コマを一覧に表示したものである。
【0028】合成プリントでは、多数の合成対象画像が
表示され、これら合成対象画像を選択することで、合成
対象画像にプリント対象コマの画像が嵌め込み合成され
る。嵌め込み合成写真を観察してこれでよければ、プリ
ント対象コマ番号と、合成対象画像番号とが特殊プリン
ト指定情報とともに、仕上げ業者に送られる。嵌め込み
合成画像は、背景、前景、人物画像、キャラクター画像
等の種々のものがあり、定期的に更新される。
【0029】階調補正プリントでは、暗部がつぶれたコ
マや白くとんだコマを適正な階調に補正する。この階調
補正量の入力は周知の写真修正ソフトが用いられ、階調
補正量を入力することで、この入力値に応じてプリント
対象画像の階調が変化し、最適な階調となる補正値を決
定することができる。
【0030】上記発注データ入力部67で各種プリント
データが入力され、これが決定されると、プリント仕上
げ業者の受付用ワークステーションにこの発注データが
データ送信される。この発注データにより、フイルムプ
リント及びトリミングプリントが指示されると写真プリ
ンタ47が選択され、これを用いてプリントが行われ
る。この写真プリンタ47では、写真フイルムの透過光
を用いて銀塩式感光材料を焼付露光し、これを現像処理
することによりプリント写真を得る。
【0031】また、デジタルプリントが指示されると、
レーザー光を走査して感光材料を焼付露光するレーザー
露光式のデジタル写真プリンタ48が選択され、これに
よりプリントが行われる。露光済みの感光材料は熱現像
転写され所定のプリントが作成される。なお、熱現像転
写方式に変えて銀塩式感光材料を用いて、写真プリンタ
と同じようにペーパープロセサを用いて現像処理しても
よい。
【0032】また、デジタルプリント中のポスターサイ
ズプリントが選択されると、インクジェットプリンタ4
9が用いられ、ポスターサイズのプリントが作成され
る。なお、デジタルプリントが指定された場合には、ネ
ットワーク発注用とは別個にフイルムスキャナ46によ
り高解像度でプリント対象画像が走査される。そして、
この高解像度画像データを用いてデジタルプリントが作
成される。
【0033】これらのプリント処理はプリント工程表に
基づきオペレータが各種プリンタを操作してプリントを
行う。プリント工程表は、受付用ワークステーション4
3が受付処理状況に基づき作成する。
【0034】1件分のプリントが終了すると、ドットイ
ンパクトプリンタ50によりDP袋10の請求金額欄2
3に請求金額がプリントされる。仕上がったプリントと
写真フイルムとは照合された後にDP袋10に装填され
る。なお、DP袋10に入らないポスターサイズ等のプ
リントの場合には別の納品袋や納品筒に入れられ、DP
袋10と一緒にされる。これらのDP袋10等は受付店
コードに基づき各受付店に送られる。受付店では、発注
者が提出した受付伝票12と引き換えに対応するDP袋
10等を発注者に引き渡す。
【0035】次に、図5を参照して、本実施形態の作用
を簡単に説明する。発注者40はDP受付店に撮影済み
の写真フイルムカートリッジを持ち込み、プリント注文
を依頼する。プリント注文を行うと、DP袋10の受付
伝票綴り11に発注者の氏名、電話番号、処理内容等が
書き込まれる。そして、最上層の受付伝票12が剥がさ
れ、これが発注者40に仕上がりプリントの引き換え票
として渡される。受付られた写真フイルムカートリッジ
はDP袋10に挿入され、プリント仕上げ業者に配送さ
れる。
【0036】プリント仕上げ業者は配送されたDP袋1
0を各プリント処理内容毎に仕分ける。本発明のネット
ワーク発注が選択されたプリント処理の場合には、フイ
ルムプロセサ45でフイルム現像が行われた後に、フイ
ルムスキャナ46で各コマの画像が撮像される。この撮
像した画像は、フイルムID番号に基づきデータベース
52に記憶される。データベース52は、フイルムID
番号の他に、受付番号、発注者氏名、電話番号、パスワ
ード等が検索キーとなっており、これら検索キーを用い
て該当する画像データを取り出すことができる。
【0037】発注者40は受付伝票12に記載された発
注可能予定日時を経過した後に、プリント仕上げ業者4
2のデータベース52に接続する。この接続のときに、
受付伝票12の受付番号27を接続IDコードとし、受
付伝票12のパスワード28をネットワーク接続のパス
ワードとして入力する。プリント仕上げ業者42のデー
タベース52には、受付番号27とパスワード28とが
組になって記憶されており、これらの組み合わせと、接
続により転送された受付番号27及びパスワード26の
組み合わせとが一致したときに、接続中のものを受付処
理を行った発注者40と判定して、ネットワーク接続を
許可する。また、発注者側からのインデックス画像デー
タの転送要求により、インデックス画像60用データを
作成し、これを発注者側のパソコン41にデータ転送す
る。
【0038】発注者側のパソコン41では、このインデ
ックス画像60を参照して、プリント注文したい画像の
発注データ入力部67を用いて希望するプリント内容を
入力する。入力された発注データは、プリント仕上げ業
者42のデータベース52に受付番号27に基づき記憶
される。ワークステーション43は受け付けた発注デー
タに基づきプリント工程表を作成する。オペレータはこ
れに基づき発注データの内容のプリントを行う。作成さ
れたプリントはDP袋10や必要に応じて納品袋等に入
れられ、受付店に送られる。また、プリント工程表に基
づき仕上がり納期が予測され、この仕上がり納期が発注
者側のパソコンに表示される。発注者はこの仕上がり納
期に基づき受付店に出向きフイルムとプリントとを受け
とる。
【0039】上記実施形態では、ネットワーク発注でプ
リントを指示するようにしたが、この他に、プリントを
行うことなく、指定した画素サイズでプリント対象コマ
の画像を読み取り、これを指定した記録媒体例えばCD
ーROMやICメモリカード、MO等に記録してもよ
い。また、記録媒体に記録する代わりにネットワークを
介して発注者に直接に画像データを送るようにしてもよ
い。この場合には、周知のJPEG(Joint Photgraphi
c Experts Group)圧縮等を行ってデータ転送を行うと
よい。また、本発明のDP袋を焼増し注文に用いてもよ
い。この場合には、ラボ側ではフイルム現像することな
く、各画像をスキャナ等で取込み、ネットワークを介し
てプリントの発注を受け付ける。
【0040】上記実施形態では、発注者は、受付伝票1
2に記入された発注可能日時を過ぎてから、プリント仕
上げ業者42のデータベース52に接続して、発注処理
を行うようにしたが、この他に、プリント仕上げ業者4
2側で、フイルム現像とこれに続く画像の取り込みを終
了したときに、予め電子メールアドレスの登録があった
発注者に対しては、発注者に発注可能電子メールを送付
してもよい。また、受付伝票12を受け取った後に、プ
リント仕上げ業者42のデータベース52にパスワード
28を用いてアクセスして発注者登録を行い電子メール
アドレスを登録した場合には、発注可能電子メールを送
る代わりに、注文用インデックス画像データを発注可能
電子メールとともに発注者に送付してもよい。
【0041】上記実施形態では、発注者を特定するため
に受付番号27とパスワード28とを組にして記憶して
おくことで発注者40を特定するようにしたが、この他
に、発注者氏名や電話番号とパスワードとの組み合わせ
により、発注者40を特定してもよい。更には、第1回
のプリントの注文の際に、発注者識別データを発注者4
0に付与しておき、次回以降のプリントの際には、この
発注者識別データとパスワードとの一致により、発注者
40を特定してもよい。この場合には、発注者特定欄に
発注者識別データ記入欄を設けておくとよい。また、発
注者氏名や電話番号を用いて、データベース52から発
注者識別データを検索してもよく、この場合には、写真
受付時には、発注者識別データを特別に書き込む必要も
なく構成が簡単になる。
【0042】上記実施形態では、パソコン通信ソフトに
よりプリント仕上げ業者のデータベースに直接に接続し
てプリント発注を行うようにしたが、この他にインター
ネットを介してプリント発注してもよい。この場合に
は、周知のWWWプラウザを用いて、プリント仕上げ業
者のホームページに接続し、パスワードを用いて、発注
者のみが接続可能なプリント対象インデックス画像のペ
ージに入り、ここで、上記と同じようなプリント指定枠
を用いて、プリント指定データを入力する。
【0043】また、ネットワーク発注データを受け取っ
た時に、ワークステーション13では、ネットワーク発
注データに基づきプリント料金を算出し、オンラインで
プリント料金を表示するようにしてもよい。
【0044】上記実施形態では、プリント工程表を見な
がらオペレータがマニュアルでプリント処理を行うよう
にしたが、この他に、オートフイルムハンドリング装置
を用いて、各プリントを自動的に行うようにしてもよ
い。この場合には、フイルム現像及び撮像が終了した時
点でフイルムリザーバにフイルムを各オーダー毎に収納
する。そして、ネットワーク発注データが得られたフイ
ルムをフイルムリザーバから取り出して、これをオート
フイルムハンドリング装置で該当する機器にセットし
て、写真プリントや高解像度読み取りを行い、発注デー
タに対応したプリントを行う。また、ネットワーク発注
データをプリント対象コマの磁気記録層に磁気記録して
もよく、この場合には、各機器で磁気記録層からネット
ワーク発注データを読みだして、この発注データに基づ
き対応するプリント処理を行う。
【0045】上記実施形態では、家庭内に設置されたパ
ソコンを用いて発注データを入力するようにしたが、こ
の他にポケットサイズの情報処理端末やノートサイズパ
ソコンを用いて、ネットワークやデータベースに接続
し、発注データを入力してもよい。
【0046】なお、受付伝票綴り11を有するDP袋1
0を用いたが、DP袋10と受付伝票綴り11とは別体
としたものでもよい。この場合には、いずれか一方に予
めパスワードを記録しておき、受付処理の際に、他方に
同じパスワードを記録するとよい。
【0047】
【発明の効果】本発明では、DP袋と受付伝票とにネッ
トワークを介してのプリント発注用のパスワードを記入
しておき、受注者はフイルム現像とこの現像済みフイル
ムの画像の取り込みとを行い、発注者は受付伝票のパス
ワードを用いてネットワークに接続して前記画像を参照
し、プリントの発注を行うようにしたから、従来のよう
に店頭に出向いてプリント写真の仕上がりを確認後に焼
増し注文をする必要がなく、店頭に出向く回数を少なく
することができる。しかも、仕上がり状態を確認して最
良のものをプリント発注することができ、無駄のないプ
リントを行うことができる。また、仕上がり状態を確認
した後に、補正や各種形態のプリントを指示することも
でき、より好ましいプリントを簡単に得ることができ
る。
【0048】受付伝票及びDP袋に、ネットワークを介
してのプリント発注を行うためのパスワードを記録した
から、このパスワードを用いることで、本人確認を容易
に行うことができる。しかも、予めパスワードを受付伝
票及びDP袋に記録してあるので、受付の際にその都度
パスワードを発行する必要もなく受付処理を簡単に行う
ことができる。更に、単にパスワードを記録しただけで
あるから、従来の同時プリントやその他のプリントに対
しても本発明のDP袋を用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のDP袋を示す正面図である。
【図2】プリントの発注システムを示す概略図である。
【図3】ネットワーク発注のためのインデックス画像の
一例を示す説明図である。
【図4】発注データ入力部の一例を示す説明図である。
【図5】本発明のプリントの発注方法の処理手順を示す
フローチャートである。
【符号の説明】
10 DP袋 11 受付伝票綴り 12 受付伝票 25 受付番号・パスワード欄 26 受付番号 27 パスワード 30〜32 バーコード記入欄 33〜35 バーコード 40 発注者 41 パソコン 42 プリント仕上げ業者(受注者) 43 ワークステーション 52 データベース

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受注者が、発注者から写真フイルムを受
    け取るとともに、DP袋と受付伝票に注文内容を記入し
    て前記受付伝票を発行し、写真プリントの注文処理を行
    うプリント発注方法において、 前記DP袋と受付伝票とにネットワークを介してのプリ
    ント発注用のパスワードを記入しておき、受注者はフイ
    ルム現像とこの現像済みフイルムの画像の取り込みとを
    行い、発注者は前記受付伝票のパスワードを用いてネッ
    トワークに接続して前記画像を参照し、写真プリントの
    発注を行うようにしたことを特徴とするプリント発注方
    法。
  2. 【請求項2】 受付伝票を有するDP袋において、前記
    受付伝票及びDP袋に、ネットワークを介してのプリン
    ト発注を行うためのパスワードを記録することを特徴と
    するDP袋。
JP28352797A 1997-10-16 1997-10-16 プリント発注方法及びdp袋 Pending JPH11119348A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003006483A (ja) * 2001-06-22 2003-01-10 Fuji Color Service Co Ltd 写真注文受付方法、写真注文受付システム、写真注文受付プログラム、及び写真プリント作成方法
JP2007047523A (ja) * 2005-08-11 2007-02-22 Dainippon Printing Co Ltd 写真処理情報提供システム
US7295834B2 (en) 2000-03-28 2007-11-13 Nec Corporation Telephone number display method and set

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