JPH11103441A - クリップ表示方法とその表示装置 - Google Patents
クリップ表示方法とその表示装置Info
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- JPH11103441A JPH11103441A JP9277996A JP27799697A JPH11103441A JP H11103441 A JPH11103441 A JP H11103441A JP 9277996 A JP9277996 A JP 9277996A JP 27799697 A JP27799697 A JP 27799697A JP H11103441 A JPH11103441 A JP H11103441A
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- 238000000034 method Methods 0.000 title claims abstract description 74
- 239000013598 vector Substances 0.000 claims description 49
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 18
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 10
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 5
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 2
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 2
- 239000000284 extract Substances 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 238000013507 mapping Methods 0.000 description 1
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-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B27/00—Editing; Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Monitoring; Measuring tape travel
- G11B27/10—Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel
- G11B27/34—Indicating arrangements
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B27/00—Editing; Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Monitoring; Measuring tape travel
- G11B27/02—Editing, e.g. varying the order of information signals recorded on, or reproduced from, record carriers
- G11B27/031—Electronic editing of digitised analogue information signals, e.g. audio or video signals
- G11B27/034—Electronic editing of digitised analogue information signals, e.g. audio or video signals on discs
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B27/00—Editing; Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Monitoring; Measuring tape travel
- G11B27/10—Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel
- G11B27/19—Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel by using information detectable on the record carrier
- G11B27/28—Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel by using information detectable on the record carrier by using information signals recorded by the same method as the main recording
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B2220/00—Record carriers by type
- G11B2220/20—Disc-shaped record carriers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Television Signal Processing For Recording (AREA)
- Processing Or Creating Images (AREA)
- Mirrors, Picture Frames, Photograph Stands, And Related Fastening Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 動画の編集が簡単にできるように、クリップ
の内容を分かり易く表示するクリップ表示方法を提供す
る。 【解決手段】 動画像を分割したクリップを、各クリッ
プの代表画像を用いて表示するクリップ表示方法におい
て、動画像全体の長さを表す図形24を各クリップの長さ
の比率で区分し、区分した図形上の各領域と代表画像の
各々とをリンク付けて、代表画像と併せて表示する。動
画全体に対する各クリップの位置や、長さが占める割合
を視覚的に認識することができる。
の内容を分かり易く表示するクリップ表示方法を提供す
る。 【解決手段】 動画像を分割したクリップを、各クリッ
プの代表画像を用いて表示するクリップ表示方法におい
て、動画像全体の長さを表す図形24を各クリップの長さ
の比率で区分し、区分した図形上の各領域と代表画像の
各々とをリンク付けて、代表画像と併せて表示する。動
画全体に対する各クリップの位置や、長さが占める割合
を視覚的に認識することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスクやビデオ
カメラなどから取り込んだ動画を編集する編集装置に、
編集素材となる各シーンの映像を表示する表示方法と、
その表示装置とに関し、特に、編集操作が仕易いように
編集素材を表示するものである。
カメラなどから取り込んだ動画を編集する編集装置に、
編集素材となる各シーンの映像を表示する表示方法と、
その表示装置とに関し、特に、編集操作が仕易いように
編集素材を表示するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、デジタル映像を扱うビデオカメラ
などの映像機器が一般家庭にも広く普及して来ている。
デジタル映像は編集が容易であり、デジタル・ビデオカ
メラで撮影した動画像を、編集装置を使って、シーンの
順番を入れ替えたり、必要なシーンだけを繋げて、思い
通りのストーリーを作成することができる。
などの映像機器が一般家庭にも広く普及して来ている。
デジタル映像は編集が容易であり、デジタル・ビデオカ
メラで撮影した動画像を、編集装置を使って、シーンの
順番を入れ替えたり、必要なシーンだけを繋げて、思い
通りのストーリーを作成することができる。
【0003】各シーンごとの映像の塊や、映像を一定時
間間隔で分割したときの映像の塊をクリップと言うが、
編集装置には、各クリップの代表静止画(インデック
ス)が表示され、編集者は、この画像を見ながら編集を
行なう。しかし、インデックスだけでは、各シーンのク
リップの長さなどが分からないため、編集が仕難い面が
ある。
間間隔で分割したときの映像の塊をクリップと言うが、
編集装置には、各クリップの代表静止画(インデック
ス)が表示され、編集者は、この画像を見ながら編集を
行なう。しかし、インデックスだけでは、各シーンのク
リップの長さなどが分からないため、編集が仕難い面が
ある。
【0004】こうした点を改善するため、特開平7−7
9404号公報には、図18に示すように、各クリップ
を3次元の直方体で表示し、直方体の手前の面にそのク
リップのインデックスを表示し、直方体の奥行きでクリ
ップの長さを表す表示方法が提案されている。
9404号公報には、図18に示すように、各クリップ
を3次元の直方体で表示し、直方体の手前の面にそのク
リップのインデックスを表示し、直方体の奥行きでクリ
ップの長さを表す表示方法が提案されている。
【0005】また、特開平7−79404号公報には、
図19に示すように、各クリップのインデックスを、そ
のクリップの長さに応じて縮小して表示する表示方法が
提案されている。
図19に示すように、各クリップのインデックスを、そ
のクリップの長さに応じて縮小して表示する表示方法が
提案されている。
【0006】こうした表示を行なう従来の表示装置は、
図20に示すように、ビデオカメラやディスクからデジ
タル映像を読み込む映像読み込み手段1と、読み込んだ
デジタル映像をクリップに分割するクリップ分割手段2
と、分割されたクリップのIN点及びOUT点情報を保
持するクリップ分割情報格納手段4と、クリップのイン
デックスを生成するインデックス生成手段3と、各クリ
ップの長さの比率を求めるクリップ長比率抽出手段5
と、インデックス生成手段3及びクリップ長比率抽出手
段5から送られた情報を用いてインデックスを表示する
インデックス表示手段6とを備えている。
図20に示すように、ビデオカメラやディスクからデジ
タル映像を読み込む映像読み込み手段1と、読み込んだ
デジタル映像をクリップに分割するクリップ分割手段2
と、分割されたクリップのIN点及びOUT点情報を保
持するクリップ分割情報格納手段4と、クリップのイン
デックスを生成するインデックス生成手段3と、各クリ
ップの長さの比率を求めるクリップ長比率抽出手段5
と、インデックス生成手段3及びクリップ長比率抽出手
段5から送られた情報を用いてインデックスを表示する
インデックス表示手段6とを備えている。
【0007】この装置では、映像読み込み手段1がビデ
オカメラやディスクからデジタル映像を読み込むと、ク
リップ分割手段2が、読み込んだデジタル映像をクリッ
プに分割する。インデックス生成手段3は、分割された
各クリップの先頭フレームからインデックスとなる静止
画を生成してインデックス表示手段6に出力する。
オカメラやディスクからデジタル映像を読み込むと、ク
リップ分割手段2が、読み込んだデジタル映像をクリッ
プに分割する。インデックス生成手段3は、分割された
各クリップの先頭フレームからインデックスとなる静止
画を生成してインデックス表示手段6に出力する。
【0008】一方、分割されたクリップのIN点及びO
UT点情報はクリップ分割情報格納手段4に格納され、
クリップ長比率抽出手段5は、このIN点及びOUT点
情報から各クリップの長さの比率を算出してインデック
ス表示手段6に出力する。インデックス表示手段6は、
インデックス生成手段3及びクリップ長比率抽出手段5
から入力するデータを基に、各クリップのインデックス
と各クリップの長さの比とを図18や図19の形態で表
示する。
UT点情報はクリップ分割情報格納手段4に格納され、
クリップ長比率抽出手段5は、このIN点及びOUT点
情報から各クリップの長さの比率を算出してインデック
ス表示手段6に出力する。インデックス表示手段6は、
インデックス生成手段3及びクリップ長比率抽出手段5
から入力するデータを基に、各クリップのインデックス
と各クリップの長さの比とを図18や図19の形態で表
示する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、こうした表示
方法では、図18について言えば、動画全体に対する各
クリップの位置や、そのクリップの全体の長さに占める
割合などが視覚的に分かり難いという問題点があり、ま
た、図19について言えば、インデックスが縮小される
ため、折角の静止画が見辛くなるという問題点がある。
方法では、図18について言えば、動画全体に対する各
クリップの位置や、そのクリップの全体の長さに占める
割合などが視覚的に分かり難いという問題点があり、ま
た、図19について言えば、インデックスが縮小される
ため、折角の静止画が見辛くなるという問題点がある。
【0010】また、動画の編集が誰にでも簡単にできる
ようにするためには、編集画面に、クリップのインデッ
クスや長さだけでなく、クリップに含まれる映像の内容
を編集者に分かり易く示し、シーン選択操作を仕易くす
ることが大切であるが、従来のクリップの表示方法で
は、そうした点の配慮が十分になされていない。
ようにするためには、編集画面に、クリップのインデッ
クスや長さだけでなく、クリップに含まれる映像の内容
を編集者に分かり易く示し、シーン選択操作を仕易くす
ることが大切であるが、従来のクリップの表示方法で
は、そうした点の配慮が十分になされていない。
【0011】本発明は、こうした従来の問題点を解決す
るものであり、動画の編集が簡単にできるように、クリ
ップの内容を分かり易く表示するクリップ表示方法を提
供し、また、その表示装置を提供することを目的として
いる。
るものであり、動画の編集が簡単にできるように、クリ
ップの内容を分かり易く表示するクリップ表示方法を提
供し、また、その表示装置を提供することを目的として
いる。
【0012】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、動
画像を分割したクリップを、各クリップの代表画像を用
いて表示するクリップ表示方法において、動画像全体の
長さを表す図形を各クリップの長さの比率で区分し、区
分した図形上の各領域と代表画像の各々とをリンク付け
て、代表画像と併せて表示している。
画像を分割したクリップを、各クリップの代表画像を用
いて表示するクリップ表示方法において、動画像全体の
長さを表す図形を各クリップの長さの比率で区分し、区
分した図形上の各領域と代表画像の各々とをリンク付け
て、代表画像と併せて表示している。
【0013】また、動画像全体の長さを表す図形の区分
した各領域に、対応するクリップの画像の動きベクトル
や色の変化を表す表示、あるいはその画像の中の動く物
体などを表示している。
した各領域に、対応するクリップの画像の動きベクトル
や色の変化を表す表示、あるいはその画像の中の動く物
体などを表示している。
【0014】そのため、動画像全体に対する各クリップ
の位置や長さ、あるいは、各クリップに含まれる画像の
内容が一目で分かり、編集操作が非常にやり易い。
の位置や長さ、あるいは、各クリップに含まれる画像の
内容が一目で分かり、編集操作が非常にやり易い。
【0015】また、本発明のクリップ表示装置では、各
クリップの代表画像を表示するインデックス表示手段
と、動画像全体の長さを表す図形を各クリップの長さの
比率で区分して表示するクリップ長比率表示手段と、イ
ンデックス表示手段により表示される各代表画像とクリ
ップ長比率表示手段により表示される図形上の区分され
た各領域とをリンク付けるリンク付け手段とを設けてい
る。
クリップの代表画像を表示するインデックス表示手段
と、動画像全体の長さを表す図形を各クリップの長さの
比率で区分して表示するクリップ長比率表示手段と、イ
ンデックス表示手段により表示される各代表画像とクリ
ップ長比率表示手段により表示される図形上の区分され
た各領域とをリンク付けるリンク付け手段とを設けてい
る。
【0016】また、動画像から一定時間間隔で動きベク
トルを算出する手段や、動画像から一定時間間隔で色情
報を算出する色情報算出手段、動画像から一定時間間隔
で最大の動きを示す物体を抽出する動き最大物体抽出手
段などを設け、リンク付け手段が、算出された動きベク
トルや色情報、動き最大の物体などを、動画像全体の長
さを表す図形の区分された各領域にリンク付け、クリッ
プ長比率表示手段が、リンク付けられたそれらを、この
図形上の区分された各領域に表示するようにしている。
トルを算出する手段や、動画像から一定時間間隔で色情
報を算出する色情報算出手段、動画像から一定時間間隔
で最大の動きを示す物体を抽出する動き最大物体抽出手
段などを設け、リンク付け手段が、算出された動きベク
トルや色情報、動き最大の物体などを、動画像全体の長
さを表す図形の区分された各領域にリンク付け、クリッ
プ長比率表示手段が、リンク付けられたそれらを、この
図形上の区分された各領域に表示するようにしている。
【0017】これらの装置は、前述したクリップ表示方
法を実施することができる。
法を実施することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、動画像を分割したクリップを、各クリップの代表画
像を用いて表示するクリップ表示方法において、動画像
全体の長さを表す図形を各クリップの長さの比率で区分
し、区分した図形上の各領域と代表画像の各々とをリン
ク付けて、代表画像と併せて表示するようにしたもので
あり、動画全体の中での各クリップの位置や、動画全体
の長さに対する各クリップの長さが占める割合を視覚的
に認識することができる。
は、動画像を分割したクリップを、各クリップの代表画
像を用いて表示するクリップ表示方法において、動画像
全体の長さを表す図形を各クリップの長さの比率で区分
し、区分した図形上の各領域と代表画像の各々とをリン
ク付けて、代表画像と併せて表示するようにしたもので
あり、動画全体の中での各クリップの位置や、動画全体
の長さに対する各クリップの長さが占める割合を視覚的
に認識することができる。
【0019】請求項2に記載の発明は、この図形上の各
領域と代表画像の各々とを色または数字でリンク付ける
ようにしたものであり、動画像全体の長さを表す図形か
ら、代表画像に付された色や数字を有する領域を探すこ
とによって、代表画像で表されるクリップの動画全体に
対する位置付けが一目で分かる。
領域と代表画像の各々とを色または数字でリンク付ける
ようにしたものであり、動画像全体の長さを表す図形か
ら、代表画像に付された色や数字を有する領域を探すこ
とによって、代表画像で表されるクリップの動画全体に
対する位置付けが一目で分かる。
【0020】請求項3に記載の発明は、動画像を分割し
たクリップを、各クリップの代表画像を用いて表示する
クリップ表示方法において、動画像全体の長さを表す図
形をクリップの数で区分して、代表画像と併せて表示す
るとともに、区分した図形上の各領域に、対応するクリ
ップの画像の動きを表す動きベクトルを表示するように
したものであり、この動きベクトルを見ることによっ
て、クリップの代表画像の動きを把握することができ
る。
たクリップを、各クリップの代表画像を用いて表示する
クリップ表示方法において、動画像全体の長さを表す図
形をクリップの数で区分して、代表画像と併せて表示す
るとともに、区分した図形上の各領域に、対応するクリ
ップの画像の動きを表す動きベクトルを表示するように
したものであり、この動きベクトルを見ることによっ
て、クリップの代表画像の動きを把握することができ
る。
【0021】請求項4に記載の発明は、動画像を分割し
たクリップを、各クリップの代表画像を用いて表示する
クリップ表示方法において、動画像全体の長さを表す図
形をクリップの数で区分して、代表画像と併せて表示す
るとともに、区分した図形上の各領域に、対応するクリ
ップの画像の色の変化を表示するようにしたものであ
り、クリップの代表画像の色の変化を把握することがで
きる。
たクリップを、各クリップの代表画像を用いて表示する
クリップ表示方法において、動画像全体の長さを表す図
形をクリップの数で区分して、代表画像と併せて表示す
るとともに、区分した図形上の各領域に、対応するクリ
ップの画像の色の変化を表示するようにしたものであ
り、クリップの代表画像の色の変化を把握することがで
きる。
【0022】請求項5に記載の発明は、動画像を分割し
たクリップを、各クリップの代表画像を用いて表示する
クリップ表示方法において、動画像全体の長さを表す図
形をクリップの数で区分して、代表画像と併せて表示す
るとともに、区分した図形上の各領域間に、各領域に対
応するクリップの画像間の差分値に応じた形状の境界線
を表示するようにしたものであり、境界線の形状から、
境界線の前後のクリップで、シーンの違いが大きいか、
小さいかを知ることができる。
たクリップを、各クリップの代表画像を用いて表示する
クリップ表示方法において、動画像全体の長さを表す図
形をクリップの数で区分して、代表画像と併せて表示す
るとともに、区分した図形上の各領域間に、各領域に対
応するクリップの画像間の差分値に応じた形状の境界線
を表示するようにしたものであり、境界線の形状から、
境界線の前後のクリップで、シーンの違いが大きいか、
小さいかを知ることができる。
【0023】請求項6に記載の発明は、この差分値に応
じて、境界線の太さ、または線種を変えるようにしたも
のであり、境界線が太いときはシーンの変化が大きく、
境界線が細いときはシーンの変化が小さいと認識するこ
とができ、また、境界線が実線で表されているときはシ
ーンの変化が大きく、境界線が点線で表されているとき
はシーンの変化が小さいと認識することができる。
じて、境界線の太さ、または線種を変えるようにしたも
のであり、境界線が太いときはシーンの変化が大きく、
境界線が細いときはシーンの変化が小さいと認識するこ
とができ、また、境界線が実線で表されているときはシ
ーンの変化が大きく、境界線が点線で表されているとき
はシーンの変化が小さいと認識することができる。
【0024】請求項7に記載の発明は、動画像を分割し
たクリップを、各クリップの代表画像を用いて表示する
クリップ表示方法において、動画像全体の長さを表す図
形をクリップの数で区分して、代表画像と併せて表示す
るとともに、区分した図形上の各領域に、対応するクリ
ップの画像の中で、最も動きの大きい物体を抽出して表
示するようにしたものであり、代表画像の中で何が動い
ているのかが、一目で分かる。
たクリップを、各クリップの代表画像を用いて表示する
クリップ表示方法において、動画像全体の長さを表す図
形をクリップの数で区分して、代表画像と併せて表示す
るとともに、区分した図形上の各領域に、対応するクリ
ップの画像の中で、最も動きの大きい物体を抽出して表
示するようにしたものであり、代表画像の中で何が動い
ているのかが、一目で分かる。
【0025】請求項8に記載の発明は、動画像を分割し
たクリップを、各クリップの代表画像を用いて表示する
クリップ表示方法において、動画像全体の長さを表す図
形をクリップの数で区分して、代表画像と併せて表示す
るとともに、区分した図形上の各領域に、対応するクリ
ップの画像と合わせて記録された音声の種別を表示する
ようにしたものであり、クリップの画像とともに記録さ
れている音が、人の話し声であるのか、音楽であるのか
を表すことによって、クリップの画像内容の把握が容易
になる。
たクリップを、各クリップの代表画像を用いて表示する
クリップ表示方法において、動画像全体の長さを表す図
形をクリップの数で区分して、代表画像と併せて表示す
るとともに、区分した図形上の各領域に、対応するクリ
ップの画像と合わせて記録された音声の種別を表示する
ようにしたものであり、クリップの画像とともに記録さ
れている音が、人の話し声であるのか、音楽であるのか
を表すことによって、クリップの画像内容の把握が容易
になる。
【0026】請求項9に記載の発明は、代表画像の一つ
が選択されたとき、動画像全体の長さを表す図形上の対
応する領域にマークを表示し、動画像全体の長さを表す
図形上の位置が選択されたとき、対応する代表画像を識
別できるように表示するようにしたものであり、動画像
全体の長さを表す図形の領域と、代表画像で表されたク
リップとの対応関係が一目で分かる。
が選択されたとき、動画像全体の長さを表す図形上の対
応する領域にマークを表示し、動画像全体の長さを表す
図形上の位置が選択されたとき、対応する代表画像を識
別できるように表示するようにしたものであり、動画像
全体の長さを表す図形の領域と、代表画像で表されたク
リップとの対応関係が一目で分かる。
【0027】請求項10に記載の発明は、動画像を分割
したクリップを、各クリップの代表画像を用いて表示す
るクリップ表示装置において、各クリップの代表画像を
表示するインデックス表示手段と、動画像全体の長さを
表す図形を各クリップの長さの比率で区分して表示する
クリップ長比率表示手段と、インデックス表示手段によ
り表示される各代表画像とクリップ長比率表示手段によ
り表示される図形上の区分された各領域とをリンク付け
るリンク付け手段とを設けたものであり、動画像全体の
長さを表す図形に、代表画像で表された各クリップの長
さの占める割合を、関連付けて表示することができる。
したクリップを、各クリップの代表画像を用いて表示す
るクリップ表示装置において、各クリップの代表画像を
表示するインデックス表示手段と、動画像全体の長さを
表す図形を各クリップの長さの比率で区分して表示する
クリップ長比率表示手段と、インデックス表示手段によ
り表示される各代表画像とクリップ長比率表示手段によ
り表示される図形上の区分された各領域とをリンク付け
るリンク付け手段とを設けたものであり、動画像全体の
長さを表す図形に、代表画像で表された各クリップの長
さの占める割合を、関連付けて表示することができる。
【0028】請求項11に記載の発明は、このリンク付
け手段が、リンク付けた代表画像と前記領域とに同一の
色または数字を割り当てるようにしたものであり、動画
像全体の長さを表す図形の各領域が、対応する代表画像
に付された色で表示されたり、この各領域に、対応する
代表画像に付された数字が表示される。
け手段が、リンク付けた代表画像と前記領域とに同一の
色または数字を割り当てるようにしたものであり、動画
像全体の長さを表す図形の各領域が、対応する代表画像
に付された色で表示されたり、この各領域に、対応する
代表画像に付された数字が表示される。
【0029】請求項12に記載の発明は、動画像から一
定時間間隔で連続する2枚のフレームを取り出して動き
ベクトルを算出する動きベクトル算出手段を設け、リン
ク付け手段が、算出された動きベクトルを前記図形上の
区分された各領域にリンク付け、クリップ長比率表示手
段が、リンク付けられた動きベクトルを、前記図形上の
区分された各領域に表示するようにしたものであり、請
求項3の方法でのクリップ表示を行なうことができる。
定時間間隔で連続する2枚のフレームを取り出して動き
ベクトルを算出する動きベクトル算出手段を設け、リン
ク付け手段が、算出された動きベクトルを前記図形上の
区分された各領域にリンク付け、クリップ長比率表示手
段が、リンク付けられた動きベクトルを、前記図形上の
区分された各領域に表示するようにしたものであり、請
求項3の方法でのクリップ表示を行なうことができる。
【0030】請求項13に記載の発明は、動画像から一
定時間間隔でフレームを取り出して、そこに主に含まれ
る色情報を算出する色情報算出手段を設け、リンク付け
手段が、算出された色情報を前記図形上の区分された各
領域にリンク付け、クリップ長比率表示手段が、リンク
付けられた色情報の示す色を、前記図形上の区分された
各領域に表示するようにしたものであり、請求項4の方
法でのクリップ表示を行なうことができる。
定時間間隔でフレームを取り出して、そこに主に含まれ
る色情報を算出する色情報算出手段を設け、リンク付け
手段が、算出された色情報を前記図形上の区分された各
領域にリンク付け、クリップ長比率表示手段が、リンク
付けられた色情報の示す色を、前記図形上の区分された
各領域に表示するようにしたものであり、請求項4の方
法でのクリップ表示を行なうことができる。
【0031】請求項14に記載の発明は、動画像をクリ
ップに分割するために算出された連続する2枚のフレー
ム間の差分値を格納する差分値格納手段を設け、リンク
付け手段が、この差分値に基づいて、前記図形上の区分
された各領域間の境界線の形状を指定し、クリップ長比
率表示手段が、指定された形状の境界線を前記図形上の
区分された各領域間に表示するようにしたものであり、
請求項5及び6の方法でのクリップ表示を行なうことが
できる。
ップに分割するために算出された連続する2枚のフレー
ム間の差分値を格納する差分値格納手段を設け、リンク
付け手段が、この差分値に基づいて、前記図形上の区分
された各領域間の境界線の形状を指定し、クリップ長比
率表示手段が、指定された形状の境界線を前記図形上の
区分された各領域間に表示するようにしたものであり、
請求項5及び6の方法でのクリップ表示を行なうことが
できる。
【0032】請求項15に記載の発明は、動画像から一
定時間間隔で連続する2枚のフレームを取り出して動き
ベクトルを算出し、動きが最大の物体を抽出する動き最
大物体抽出手段を設け、リンク付け手段が、抽出された
物体を前記図形上の区分された各領域にリンク付け、ク
リップ長比率表示手段が、リンク付けられた物体を、前
記図形上の区分された各領域に表示するようにしたもの
であり、請求項7の方法でのクリップ表示を行なうこと
ができる。
定時間間隔で連続する2枚のフレームを取り出して動き
ベクトルを算出し、動きが最大の物体を抽出する動き最
大物体抽出手段を設け、リンク付け手段が、抽出された
物体を前記図形上の区分された各領域にリンク付け、ク
リップ長比率表示手段が、リンク付けられた物体を、前
記図形上の区分された各領域に表示するようにしたもの
であり、請求項7の方法でのクリップ表示を行なうこと
ができる。
【0033】請求項16に記載の発明は、動画像ととも
に記録された音声を一定時間間隔で取り出して、音声の
種別を識別する音声情報取得手段を設け、リンク付け手
段が、識別された音声の種別を前記図形上の区分された
各領域にリンク付け、クリップ長比率表示手段が、リン
ク付けられた音声の種別を表す図形を、前記図形上の区
分された各領域に表示するようにしたものであり、請求
項8の方法でのクリップ表示を行なうことができる。
に記録された音声を一定時間間隔で取り出して、音声の
種別を識別する音声情報取得手段を設け、リンク付け手
段が、識別された音声の種別を前記図形上の区分された
各領域にリンク付け、クリップ長比率表示手段が、リン
ク付けられた音声の種別を表す図形を、前記図形上の区
分された各領域に表示するようにしたものであり、請求
項8の方法でのクリップ表示を行なうことができる。
【0034】請求項17に記載の発明は、動画像から一
定時間間隔で連続する2枚のフレームを取り出して動き
ベクトルを算出する動きベクトル算出手段、動画像から
一定時間間隔でフレームを取り出して、そこに主に含ま
れる色情報を算出する色情報算出手段、動画像をクリッ
プに分割するために算出された連続する2枚のフレーム
間の差分値を格納する差分値格納手段、動画像から一定
時間間隔で連続する2枚のフレームを取り出して動きベ
クトルを算出し、動きが最大の物体を抽出する動き最大
物体抽出手段、及び、動画像とともに記録された音声を
一定時間間隔で取り出して、音声の種別を識別する音声
情報取得手段の内の少なくとも2以上の手段と、これら
の手段の1または複数を選択する選択手段とを設け、動
きベクトル算出手段が選択されたときは、リンク付け手
段が、算出された動きベクトルを前記図形上の区分され
た各領域にリンク付け、クリップ長比率表示手段が、リ
ンク付けられた動きベクトルを、前記図形上の区分され
た各領域に表示し、色情報算出手段が選択されたとき
は、リンク付け手段が、算出された色情報を前記図形上
の区分された各領域にリンク付け、クリップ長比率表示
手段が、リンク付けられた色情報の示す色を、前記図形
上の区分された各領域に表示し、差分値格納手段が選択
されたときは、リンク付け手段が、差分値に基づいて、
前記図形上の区分された各領域間の境界線の形状を指定
し、クリップ長比率表示手段が、指定された形状の境界
線を前記図形上の区分された各領域間に表示し、動き最
大物体抽出手段が選択されたときは、リンク付け手段
が、抽出された物体を前記図形上の区分された各領域に
リンク付け、クリップ長比率表示手段が、リンク付けら
れた物体を、前記図形上の区分された各領域に表示し、
また、音声情報取得手段が選択されたときは、リンク付
け手段が、識別された音声の種別を前記図形上の区分さ
れた各領域にリンク付け、クリップ長比率表示手段が、
リンク付けられた音声の種別を表す図形を、前記図形上
の区分された各領域に表示するようにしたものであり、
請求項1から8までのクリップ表示方法から、任意の複
数の方法を選択してクリップ表示を行なうことができ
る。
定時間間隔で連続する2枚のフレームを取り出して動き
ベクトルを算出する動きベクトル算出手段、動画像から
一定時間間隔でフレームを取り出して、そこに主に含ま
れる色情報を算出する色情報算出手段、動画像をクリッ
プに分割するために算出された連続する2枚のフレーム
間の差分値を格納する差分値格納手段、動画像から一定
時間間隔で連続する2枚のフレームを取り出して動きベ
クトルを算出し、動きが最大の物体を抽出する動き最大
物体抽出手段、及び、動画像とともに記録された音声を
一定時間間隔で取り出して、音声の種別を識別する音声
情報取得手段の内の少なくとも2以上の手段と、これら
の手段の1または複数を選択する選択手段とを設け、動
きベクトル算出手段が選択されたときは、リンク付け手
段が、算出された動きベクトルを前記図形上の区分され
た各領域にリンク付け、クリップ長比率表示手段が、リ
ンク付けられた動きベクトルを、前記図形上の区分され
た各領域に表示し、色情報算出手段が選択されたとき
は、リンク付け手段が、算出された色情報を前記図形上
の区分された各領域にリンク付け、クリップ長比率表示
手段が、リンク付けられた色情報の示す色を、前記図形
上の区分された各領域に表示し、差分値格納手段が選択
されたときは、リンク付け手段が、差分値に基づいて、
前記図形上の区分された各領域間の境界線の形状を指定
し、クリップ長比率表示手段が、指定された形状の境界
線を前記図形上の区分された各領域間に表示し、動き最
大物体抽出手段が選択されたときは、リンク付け手段
が、抽出された物体を前記図形上の区分された各領域に
リンク付け、クリップ長比率表示手段が、リンク付けら
れた物体を、前記図形上の区分された各領域に表示し、
また、音声情報取得手段が選択されたときは、リンク付
け手段が、識別された音声の種別を前記図形上の区分さ
れた各領域にリンク付け、クリップ長比率表示手段が、
リンク付けられた音声の種別を表す図形を、前記図形上
の区分された各領域に表示するようにしたものであり、
請求項1から8までのクリップ表示方法から、任意の複
数の方法を選択してクリップ表示を行なうことができ
る。
【0035】請求項18に記載の発明は、代表画像また
は動画像全体の長さを表す図形上の位置を選択する選択
手段と、代表画像の一つが選択されたとき、動画像全体
の長さを表す図形上の対応する領域にマークを表示し、
動画像全体の長さを表す図形上の位置が選択されたと
き、対応する代表画像を識別できるように表示するマー
キング手段とを設けたものであり、請求項9の方法での
クリップ表示を行なうことができる。
は動画像全体の長さを表す図形上の位置を選択する選択
手段と、代表画像の一つが選択されたとき、動画像全体
の長さを表す図形上の対応する領域にマークを表示し、
動画像全体の長さを表す図形上の位置が選択されたと
き、対応する代表画像を識別できるように表示するマー
キング手段とを設けたものであり、請求項9の方法での
クリップ表示を行なうことができる。
【0036】以下、本発明の実施の形態について、図面
を用いて説明する。
を用いて説明する。
【0037】(第1の実施形態)第1の実施形態では、
動画全体に対して、各クリップの位置や各クリップの長
さが占める割合について視覚的に分かり易く表示するク
リップ表示について説明する。
動画全体に対して、各クリップの位置や各クリップの長
さが占める割合について視覚的に分かり易く表示するク
リップ表示について説明する。
【0038】まず、発明者等を含むグループが開発した
動画像編集装置の操作画面について説明すると、図2に
示すように、この画面には、ファイルからデジタル画像
を取り込むための操作ボタン21、デジタル・ビデオカメ
ラから映像を取り込むための操作ボタン22、編集前の各
クリップのインデックスが表示される編集前インデック
ス表示部23、動画全体に対する各クリップの関係が表示
されるバー24、編集者によりシーン選択されたクリップ
のインデックスが表示される編集後インデックス表示部
25などの領域が表示される。
動画像編集装置の操作画面について説明すると、図2に
示すように、この画面には、ファイルからデジタル画像
を取り込むための操作ボタン21、デジタル・ビデオカメ
ラから映像を取り込むための操作ボタン22、編集前の各
クリップのインデックスが表示される編集前インデック
ス表示部23、動画全体に対する各クリップの関係が表示
されるバー24、編集者によりシーン選択されたクリップ
のインデックスが表示される編集後インデックス表示部
25などの領域が表示される。
【0039】この操作画面で、編集者が、操作ボタン21
を操作した場合には、ファイルからデジタル画像が読み
込まれ、また、操作ボタン22を操作した場合には、ビデ
オカメラからデジタル映像が読み込まれる。それらの映
像は、シーンごとのクリップに分割され、編集前インデ
ックス表示部23に、各クリップのインデックスが表示さ
れ、また、バー24に、動画全体に対する各クリップの関
係が表示される。
を操作した場合には、ファイルからデジタル画像が読み
込まれ、また、操作ボタン22を操作した場合には、ビデ
オカメラからデジタル映像が読み込まれる。それらの映
像は、シーンごとのクリップに分割され、編集前インデ
ックス表示部23に、各クリップのインデックスが表示さ
れ、また、バー24に、動画全体に対する各クリップの関
係が表示される。
【0040】編集者が、バー24の表示を参考にして、編
集に用いるクリップを編集前インデックス表示部23に表
示されたインデックスにより選択すると、選択されたク
リップのインデックスが、編集後インデックス表示部25
に表示され、クリップは選択された順に繋ぎ合わされ
る。なお、この編集装置に関しては別の出願で詳しく説
明している。
集に用いるクリップを編集前インデックス表示部23に表
示されたインデックスにより選択すると、選択されたク
リップのインデックスが、編集後インデックス表示部25
に表示され、クリップは選択された順に繋ぎ合わされ
る。なお、この編集装置に関しては別の出願で詳しく説
明している。
【0041】この発明のクリップ表示方法は、この編集
前インデックス表示部23とバー24との表示をリンク付け
て、それぞれのクリップの内容を編集者にできるだけ分
かり易く示すものであり、第1の実施形態のクリップ表
示方法では、図1に示すように、編集前インデックス表
示部23の各クリップのインデックスに各種の色を対応さ
せ、バー24に、この色を用いて各クリップの長さを表示
し、それぞれのクリップが動画全体に対してどの程度の
長さを占め、また、それぞれのクリップが動画全体の中
でどのような位置にあるかを、一目で分かるようにして
いる。
前インデックス表示部23とバー24との表示をリンク付け
て、それぞれのクリップの内容を編集者にできるだけ分
かり易く示すものであり、第1の実施形態のクリップ表
示方法では、図1に示すように、編集前インデックス表
示部23の各クリップのインデックスに各種の色を対応さ
せ、バー24に、この色を用いて各クリップの長さを表示
し、それぞれのクリップが動画全体に対してどの程度の
長さを占め、また、それぞれのクリップが動画全体の中
でどのような位置にあるかを、一目で分かるようにして
いる。
【0042】この表示を行なう表示装置は、図3に示す
ように、ビデオカメラやハードディスクからデジタル映
像を読み込む映像読み込み手段1と、読み込んだデジタ
ル映像をクリップに分割するクリップ分割手段2と、分
割されたクリップのIN点及びOUT点情報を保持する
クリップ分割情報格納手段4と、クリップのインデック
スを生成するインデックス生成手段3と、インデックス
生成手段3で生成されたインデックスを表示するインデ
ックス表示手段6と、各クリップの長さの比率を求める
クリップ長比率抽出手段5と、バー24の領域を各クリッ
プの長さの比に区分して表示するクリップ長比率表示手
段8と、インデックス表示手段6に表示される各インデ
ックスと区分されたバー24の各領域とをリンク付ける各
表示手段リンク付け手段7とを備えている。
ように、ビデオカメラやハードディスクからデジタル映
像を読み込む映像読み込み手段1と、読み込んだデジタ
ル映像をクリップに分割するクリップ分割手段2と、分
割されたクリップのIN点及びOUT点情報を保持する
クリップ分割情報格納手段4と、クリップのインデック
スを生成するインデックス生成手段3と、インデックス
生成手段3で生成されたインデックスを表示するインデ
ックス表示手段6と、各クリップの長さの比率を求める
クリップ長比率抽出手段5と、バー24の領域を各クリッ
プの長さの比に区分して表示するクリップ長比率表示手
段8と、インデックス表示手段6に表示される各インデ
ックスと区分されたバー24の各領域とをリンク付ける各
表示手段リンク付け手段7とを備えている。
【0043】この表示装置の映像読み込み手段1は、例
えばハードディスク等の記憶装置からDV方式で符号化
された映像信号を1フレーム(120KB)ずつ読み込
み、クリップ分割手段2に送る。
えばハードディスク等の記憶装置からDV方式で符号化
された映像信号を1フレーム(120KB)ずつ読み込
み、クリップ分割手段2に送る。
【0044】DV方式は、デジタルビデオカメラなど、
デジタルビデオ機器向けの規格であり、1996年に制
定されたビデオカセットレコーダ向けの規格である、
「Specifications of Consumer-Use Digital VCRs (HD
Digital VCR Conference, 1996)」に準拠している。D
Vデータは、ブロック単位でDCT(離散コサイン変
換)が施され、この処理によるフレーム内の空間的な冗
長度の削減により、画像圧縮が図られている。また、D
Vデータの1マクロブロックは、横に並ぶ4つの輝度信
号ブロックと、同じ位置に相当する2種類の色差信号
(CR,CB)ブロックとから成り、4:1:1のカラ
ーコンポーネント形式を有している。このマクロブロッ
クが27個集まってスーパーブロックを構成し、5×1
0のスーパーブロックにより1フレームが構成される。
デジタルビデオ機器向けの規格であり、1996年に制
定されたビデオカセットレコーダ向けの規格である、
「Specifications of Consumer-Use Digital VCRs (HD
Digital VCR Conference, 1996)」に準拠している。D
Vデータは、ブロック単位でDCT(離散コサイン変
換)が施され、この処理によるフレーム内の空間的な冗
長度の削減により、画像圧縮が図られている。また、D
Vデータの1マクロブロックは、横に並ぶ4つの輝度信
号ブロックと、同じ位置に相当する2種類の色差信号
(CR,CB)ブロックとから成り、4:1:1のカラ
ーコンポーネント形式を有している。このマクロブロッ
クが27個集まってスーパーブロックを構成し、5×1
0のスーパーブロックにより1フレームが構成される。
【0045】映像信号が送られたクリップ分割手段2
は、操作者の指定に基づいて、映像をある一定の間隔
(例えば1秒間隔)で分割する方法、または、シーンの
切れ目を自動的に検出して分割する方法でクリップを生
成する。後者の方法が指定された場合は、連続する2フ
レーム間での映像情報の差分を求める(DVデータの場
合では、マクロブロック毎の圧縮率を算出用の映像情報
に用いて、フレーム間での差分和を求める)。そして、
その差分が、ある閾値よりも大きければ、シーンの切れ
目と判断する。
は、操作者の指定に基づいて、映像をある一定の間隔
(例えば1秒間隔)で分割する方法、または、シーンの
切れ目を自動的に検出して分割する方法でクリップを生
成する。後者の方法が指定された場合は、連続する2フ
レーム間での映像情報の差分を求める(DVデータの場
合では、マクロブロック毎の圧縮率を算出用の映像情報
に用いて、フレーム間での差分和を求める)。そして、
その差分が、ある閾値よりも大きければ、シーンの切れ
目と判断する。
【0046】インデックス生成手段3は、クリップ分割
手段2で分割されたクリップの先頭フレームからインデ
ックスを生成する。例えば、DV映像の場合では、直流
成分部分を抜き出して生成したBitmapをインデックスと
する。
手段2で分割されたクリップの先頭フレームからインデ
ックスを生成する。例えば、DV映像の場合では、直流
成分部分を抜き出して生成したBitmapをインデックスと
する。
【0047】インデックス表示手段6は、インデックス
生成手段3が生成したBitmapを時間軸に順番に表示す
る。
生成手段3が生成したBitmapを時間軸に順番に表示す
る。
【0048】クリップ分割情報格納手段4は、クリップ
分割手段2で分割されたクリップのIN点及びOUT点
情報を格納し、クリップ長比率抽出手段5は、このクリ
ップ分割情報のIN点、OUT点情報から、各クリップ
の映像全体に対する長さの比率を求める。クリップ長比
率表示手段8は、各クリップの全体に対する比率が分か
るように、バー24の領域を、時間軸に沿って、クリップ
長比率抽出手段5が求めた比率で順番に区分して表示す
る。
分割手段2で分割されたクリップのIN点及びOUT点
情報を格納し、クリップ長比率抽出手段5は、このクリ
ップ分割情報のIN点、OUT点情報から、各クリップ
の映像全体に対する長さの比率を求める。クリップ長比
率表示手段8は、各クリップの全体に対する比率が分か
るように、バー24の領域を、時間軸に沿って、クリップ
長比率抽出手段5が求めた比率で順番に区分して表示す
る。
【0049】各表示手段リンク付け手段7は、インデッ
クス表示手段6により表示されたインデックスと、クリ
ップ長比率表示手段8により表示されたバーの各領域と
のリンク付けを行なう。例えば、クリップxのインデッ
クスに対応するバーの領域に「x」と表示したり、ある
いは、n個の色をクリップに順番に割り当て、クリップ
に該当する色を、対応するバーの領域に割り当てる。
クス表示手段6により表示されたインデックスと、クリ
ップ長比率表示手段8により表示されたバーの各領域と
のリンク付けを行なう。例えば、クリップxのインデッ
クスに対応するバーの領域に「x」と表示したり、ある
いは、n個の色をクリップに順番に割り当て、クリップ
に該当する色を、対応するバーの領域に割り当てる。
【0050】従って、編集者は、表示されたインデック
スとバーとを見ることによって、それぞれのクリップの
長さが動画全体に占める割合や、それぞれのクリップが
動画全体の中でどのような位置にあるかを、視覚的に一
目で把握することができ、編集操作が仕易くなる。
スとバーとを見ることによって、それぞれのクリップの
長さが動画全体に占める割合や、それぞれのクリップが
動画全体の中でどのような位置にあるかを、視覚的に一
目で把握することができ、編集操作が仕易くなる。
【0051】(第2の実施形態)第2の実施形態では、
各クリップの映像の動きを視覚的に分かり易く表示する
クリップ表示について説明する。
各クリップの映像の動きを視覚的に分かり易く表示する
クリップ表示について説明する。
【0052】この表示方法では、図4に示すように、バ
ー24の領域を各クリップの映像全体に対する長さの比で
区分し、区分した各領域に、対応するクリップの映像の
動きを矢印で表示する。例えば、クリップのインデック
スに人物が表示されている場合に、その人物が映像の中
でどちらの方向に移動するのかが、バー24の対応する領
域の矢印を見ることによって一目で分かる。
ー24の領域を各クリップの映像全体に対する長さの比で
区分し、区分した各領域に、対応するクリップの映像の
動きを矢印で表示する。例えば、クリップのインデック
スに人物が表示されている場合に、その人物が映像の中
でどちらの方向に移動するのかが、バー24の対応する領
域の矢印を見ることによって一目で分かる。
【0053】この表示を行なう表示装置は、図5に示す
ように、読み込まれた映像から、その動きを検出する動
きベクトル算出手段9を備えている。その他の構成は第
1の実施形態の装置(図3)と変わりがない。
ように、読み込まれた映像から、その動きを検出する動
きベクトル算出手段9を備えている。その他の構成は第
1の実施形態の装置(図3)と変わりがない。
【0054】この装置の動きベクトル算出手段9は、一
定時間間隔(例えば2秒間隔)で2つの連続するフレー
ムを映像読み込み手段9から取り出し、フレームの所定
領域(例えば、フレーム中央)の動きベクトルを求め
る。動きベクトルの求め方は、Mpeg1,2での求め
方と同じである。動きベクトル算出手段9は、動きベク
トルが得られたときは、そのベクトルを、n方向(例え
ば4方向)のベクトルの内、最も近似するベクトルに変
換する。もし、動きベクトルが得られなければ、ベクト
ルはなしとする。
定時間間隔(例えば2秒間隔)で2つの連続するフレー
ムを映像読み込み手段9から取り出し、フレームの所定
領域(例えば、フレーム中央)の動きベクトルを求め
る。動きベクトルの求め方は、Mpeg1,2での求め
方と同じである。動きベクトル算出手段9は、動きベク
トルが得られたときは、そのベクトルを、n方向(例え
ば4方向)のベクトルの内、最も近似するベクトルに変
換する。もし、動きベクトルが得られなければ、ベクト
ルはなしとする。
【0055】各表示手段リンク付け手段7は、動きベク
トル算出手段4により求められたベクトルを用いて、ク
リップ長比率表示手段8で表示されるバー24にマッピン
グを行なう。
トル算出手段4により求められたベクトルを用いて、ク
リップ長比率表示手段8で表示されるバー24にマッピン
グを行なう。
【0056】こうして、バー24には、各クリップの映像
における動きベクトルを表す矢印が表示され、映像全体
に占める長さの比が大きいクリップの場合には、一定時
間ごとの動きベクトルを表す複数の矢印が表示される。
における動きベクトルを表す矢印が表示され、映像全体
に占める長さの比が大きいクリップの場合には、一定時
間ごとの動きベクトルを表す複数の矢印が表示される。
【0057】従って、編集者は、表示されたインデック
スとバーとを見ることによって、それぞれのクリップの
映像における動きを知ることができ、編集でのシーン選
択が仕易くなる。
スとバーとを見ることによって、それぞれのクリップの
映像における動きを知ることができ、編集でのシーン選
択が仕易くなる。
【0058】(第3の実施形態)第3の実施形態では、
各クリップの映像における色の変化を表示するクリップ
表示について説明する。
各クリップの映像における色の変化を表示するクリップ
表示について説明する。
【0059】この表示方法では、図6に示すように、バ
ー24の領域を各クリップの映像全体に対する長さの比で
区分し、区分した各領域に、対応するクリップの映像に
占める主な色と、その変化とを表示する。例えば、クリ
ップのシーンが日暮れの情景を映したものであれば、該
当するバー24の領域に表示される色が、時間軸に沿って
暗い色に移り変わる。それにより、クリップの映像の色
の変化を知ることができる。
ー24の領域を各クリップの映像全体に対する長さの比で
区分し、区分した各領域に、対応するクリップの映像に
占める主な色と、その変化とを表示する。例えば、クリ
ップのシーンが日暮れの情景を映したものであれば、該
当するバー24の領域に表示される色が、時間軸に沿って
暗い色に移り変わる。それにより、クリップの映像の色
の変化を知ることができる。
【0060】この表示を行なう表示装置は、図7に示す
ように、読み込まれた映像から色情報を取得する色情報
取得手段10を備えている。その他の構成は第1の実施形
態の装置(図3)と変わりがない。
ように、読み込まれた映像から色情報を取得する色情報
取得手段10を備えている。その他の構成は第1の実施形
態の装置(図3)と変わりがない。
【0061】この装置の色情報取得手段10は、一定時間
間隔で映像読み込み手段1から1フレームを取得し、色
差信号に基づいて、そのフレームに含まれる色情報を各
ブロック単位に求める。次に、各ブロックの色情報をn
色の内、最も近い色に変換する。そして、フレーム内で
最も使用されているn色の中の色を決定し、それをフレ
ームの代表色とする。なお、ここではフレームの代表色
を1色にしているが、フレームを複数(m)の領域に分
割し、その領域内の代表色を求め、得られたm色をフレ
ームの代表色としてもよい。
間隔で映像読み込み手段1から1フレームを取得し、色
差信号に基づいて、そのフレームに含まれる色情報を各
ブロック単位に求める。次に、各ブロックの色情報をn
色の内、最も近い色に変換する。そして、フレーム内で
最も使用されているn色の中の色を決定し、それをフレ
ームの代表色とする。なお、ここではフレームの代表色
を1色にしているが、フレームを複数(m)の領域に分
割し、その領域内の代表色を求め、得られたm色をフレ
ームの代表色としてもよい。
【0062】各表示手段リンク付け手段7は、色情報算
出手段10で求めた代表色を用いて、クリップ長比率表示
手段8で表示されるバー24にマッピングを行なう。
出手段10で求めた代表色を用いて、クリップ長比率表示
手段8で表示されるバー24にマッピングを行なう。
【0063】こうして、バー24には、各クリップの映像
の代表色が表示され、映像全体に占める長さの比が大き
いクリップの場合には、一定時間ごとに求めた代表色が
順番に表示される。
の代表色が表示され、映像全体に占める長さの比が大き
いクリップの場合には、一定時間ごとに求めた代表色が
順番に表示される。
【0064】従って、編集者は、表示されたインデック
スとバーとを見ることによって、それぞれのクリップの
映像における色の変化を知ることができ、編集でのシー
ン選択が仕易くなる。
スとバーとを見ることによって、それぞれのクリップの
映像における色の変化を知ることができ、編集でのシー
ン選択が仕易くなる。
【0065】(第4の実施形態)第4の実施形態では、
シーンの変化の度合いを表示するクリップ表示について
説明する。
シーンの変化の度合いを表示するクリップ表示について
説明する。
【0066】この表示方法では、図8に示すように、バ
ー24の領域を各クリップの映像全体に対する長さの比で
区分するとともに、その区分線の太さを、シーンの変化
の度合いに応じた幅で表示する。例えば、あるクリップ
と次のクリップの映像シーンが全く異なる場合には、区
分線が太く表示され、それらの映像シーンが似通ってい
る場合には、区分線が細く表示される。従って、バー24
の区分線により、シーンの変化の度合いを知ることがで
きる。
ー24の領域を各クリップの映像全体に対する長さの比で
区分するとともに、その区分線の太さを、シーンの変化
の度合いに応じた幅で表示する。例えば、あるクリップ
と次のクリップの映像シーンが全く異なる場合には、区
分線が太く表示され、それらの映像シーンが似通ってい
る場合には、区分線が細く表示される。従って、バー24
の区分線により、シーンの変化の度合いを知ることがで
きる。
【0067】この表示を行なう表示装置は、図9に示す
ように、クリップ分割手段2でシーン検出のために算出
された差分値を保持する差分値格納手段11を備えてい
る。その他の構成は第1の実施形態の装置(図3)と変
わりがない。
ように、クリップ分割手段2でシーン検出のために算出
された差分値を保持する差分値格納手段11を備えてい
る。その他の構成は第1の実施形態の装置(図3)と変
わりがない。
【0068】この装置では、クリップ分割手段2が、読
み込まれた映像信号から、シーンの切れ目を検出してク
リップへの分割を行なった場合に、この分割のためにク
リップ分割手段2で算出されたフレーム間の映像の差分
値が、差分値格納手段11に格納される。
み込まれた映像信号から、シーンの切れ目を検出してク
リップへの分割を行なった場合に、この分割のためにク
リップ分割手段2で算出されたフレーム間の映像の差分
値が、差分値格納手段11に格納される。
【0069】また、クリップ分割手段2は、映像を一定
時間間隔で分割する場合には、分割後、分割点の前後の
フレーム間の映像の差分値を算出し、差分値格納手段11
が、その差分値を格納する。
時間間隔で分割する場合には、分割後、分割点の前後の
フレーム間の映像の差分値を算出し、差分値格納手段11
が、その差分値を格納する。
【0070】各表示手段リンク付け手段7は、差分値格
納手段11に格納された差分値情報から、各クリップ間の
映像の切れ方をn個のグループに分類し、その情報をク
リップ長比率表示手段8に伝える。クリップ長比率表示
手段8は、伝えられた情報に基づいて、バー24の区分線
の太さを変えて表示する。
納手段11に格納された差分値情報から、各クリップ間の
映像の切れ方をn個のグループに分類し、その情報をク
リップ長比率表示手段8に伝える。クリップ長比率表示
手段8は、伝えられた情報に基づいて、バー24の区分線
の太さを変えて表示する。
【0071】こうして、バー24には、シーンの変化の度
合いに応じた幅の区分線が表示される。なお、クリップ
長比率表示手段8は、区分線の太さの代わりに、区分線
の種類(点線、波線など)を変えたり、区分線の色を変
えるようにしてもよい。
合いに応じた幅の区分線が表示される。なお、クリップ
長比率表示手段8は、区分線の太さの代わりに、区分線
の種類(点線、波線など)を変えたり、区分線の色を変
えるようにしてもよい。
【0072】従って、編集者は、表示されたインデック
スとバーとを見ることによって、クリップ間の映像にお
ける変化の大きさを知ることができ、編集でのシーン選
択が仕易くなる。
スとバーとを見ることによって、クリップ間の映像にお
ける変化の大きさを知ることができ、編集でのシーン選
択が仕易くなる。
【0073】(第5の実施形態)第5の実施形態では、
各クリップの映像の中で動きの大きい物体を表示するク
リップ表示について説明する。
各クリップの映像の中で動きの大きい物体を表示するク
リップ表示について説明する。
【0074】この表示方法では、図10に示すように、
バー24の領域を各クリップの映像全体に対する長さの比
で区分し、区分した各領域に、それぞれのクリップの映
像の中で最も大きい動きを示す物体の映像を抽出して表
示する。例えば、バー24の領域の中に、飛行機が二つ表
示されている場合は、該当するクリップのインデックス
の中で飛行機が動いており、また、一定時間後の映像に
も飛行中の飛行機が映っていることを表している。ま
た、バー24の領域の右側だけに馬が表示されている場合
は、インデックスの中に動く物体は映っていないが、一
定時間後の映像には牛の動く姿が映っていることを示し
ている。
バー24の領域を各クリップの映像全体に対する長さの比
で区分し、区分した各領域に、それぞれのクリップの映
像の中で最も大きい動きを示す物体の映像を抽出して表
示する。例えば、バー24の領域の中に、飛行機が二つ表
示されている場合は、該当するクリップのインデックス
の中で飛行機が動いており、また、一定時間後の映像に
も飛行中の飛行機が映っていることを表している。ま
た、バー24の領域の右側だけに馬が表示されている場合
は、インデックスの中に動く物体は映っていないが、一
定時間後の映像には牛の動く姿が映っていることを示し
ている。
【0075】この表示を行なう表示装置は、図11に示
すように、読み込まれた映像から、その動きが最大の物
体を検出する動き最大物体抽出手段12を備えている。そ
の他の構成は第1の実施形態の装置(図3)と変わりが
ない。
すように、読み込まれた映像から、その動きが最大の物
体を検出する動き最大物体抽出手段12を備えている。そ
の他の構成は第1の実施形態の装置(図3)と変わりが
ない。
【0076】この装置の動き最大物体抽出手段12は、一
定時間間隔で2つの連続するフレームを映像読み込み手
段9から取り出し、フレームの全域に渡って、マクロブ
ロック単位で動きベクトルを求め、最大の動きベクトル
を示す、同じ動きをする画像部分を切り出す。
定時間間隔で2つの連続するフレームを映像読み込み手
段9から取り出し、フレームの全域に渡って、マクロブ
ロック単位で動きベクトルを求め、最大の動きベクトル
を示す、同じ動きをする画像部分を切り出す。
【0077】各表示手段リンク付け手段7は、動き最大
物体抽出手段12で抽出された画像を、クリップ長比率表
示手段8が表示するバー24にマッピングする。
物体抽出手段12で抽出された画像を、クリップ長比率表
示手段8が表示するバー24にマッピングする。
【0078】こうして、バー24には、各クリップの映像
の中で最も大きい動きを示す物体が表示され、映像全体
に占める長さの比が大きいクリップの場合には、一定時
間ごとの映像の中で最も大きい動きを示す物体が時間軸
に沿って複数表示される。
の中で最も大きい動きを示す物体が表示され、映像全体
に占める長さの比が大きいクリップの場合には、一定時
間ごとの映像の中で最も大きい動きを示す物体が時間軸
に沿って複数表示される。
【0079】従って、編集者は、表示されたインデック
スとバーとを見ることによって、各クリップの映像の中
で何が動くのかを知ることができ、編集でのシーン選択
が容易になる。
スとバーとを見ることによって、各クリップの映像の中
で何が動くのかを知ることができ、編集でのシーン選択
が容易になる。
【0080】(第6の実施形態)第6の実施形態では、
映像と一緒に録音された音の種別を表示するクリップ表
示について説明する。
映像と一緒に録音された音の種別を表示するクリップ表
示について説明する。
【0081】この表示方法では、図12に示すように、
バー24の領域を各クリップの映像全体に対する長さの比
で区分し、区分した各領域に、それぞれのクリップの映
像とともに録音された音が人の話し声であるときは人型
を、音楽であるときは音符を表示する。また、人の話し
声と音楽とが一緒に録音されているときは、人型と音符
とを重ね合わせて表示する。
バー24の領域を各クリップの映像全体に対する長さの比
で区分し、区分した各領域に、それぞれのクリップの映
像とともに録音された音が人の話し声であるときは人型
を、音楽であるときは音符を表示する。また、人の話し
声と音楽とが一緒に録音されているときは、人型と音符
とを重ね合わせて表示する。
【0082】この表示を行なう表示装置は、図13に示
すように、映像とともに録音された音声を入手して、音
声の種別を識別する音声情報取得手段13を備えている。
その他の構成は第1の実施形態の装置(図3)と変わり
がない。
すように、映像とともに録音された音声を入手して、音
声の種別を識別する音声情報取得手段13を備えている。
その他の構成は第1の実施形態の装置(図3)と変わり
がない。
【0083】この装置の音声情報取得手段13は、映像と
ともに録音された音声情報を一定時間ごとに映像読み込
み手段9から取り出し、その音声の周波数帯域や周波数
変化の規則性、無音部の有無などから、その音声が人の
話し声であるか音楽であるかを識別する(人の話し声に
は無音部があり、音楽には無音部が無い)。
ともに録音された音声情報を一定時間ごとに映像読み込
み手段9から取り出し、その音声の周波数帯域や周波数
変化の規則性、無音部の有無などから、その音声が人の
話し声であるか音楽であるかを識別する(人の話し声に
は無音部があり、音楽には無音部が無い)。
【0084】各表示手段リンク付け手段7は、音声情報
取得手段13が識別した音声情報をクリップ長比率表示手
段8に伝え、クリップ長比率表示手段8は、識別された
音声情報に基づいて、バー24の各領域に人型または音符
を表示する。
取得手段13が識別した音声情報をクリップ長比率表示手
段8に伝え、クリップ長比率表示手段8は、識別された
音声情報に基づいて、バー24の各領域に人型または音符
を表示する。
【0085】こうして、バー24には、音声の種別を表す
人型や音符が表示され、映像全体に占める長さの比が大
きいクリップの場合には、一定時間ごと識別された音声
の種別が時間軸に沿って複数表示される。
人型や音符が表示され、映像全体に占める長さの比が大
きいクリップの場合には、一定時間ごと識別された音声
の種別が時間軸に沿って複数表示される。
【0086】従って、編集者は、表示されたインデック
スとバーとを見ることによって、各クリップの映像と一
緒に録音された音声の種別を知ることができ、編集での
シーン選択が容易になる。
スとバーとを見ることによって、各クリップの映像と一
緒に録音された音声の種別を知ることができ、編集での
シーン選択が容易になる。
【0087】(第7の実施形態)第7の実施形態の表示
装置は、第2から第6までの実施形態の表示方法を、任
意に組み合わせることができる。
装置は、第2から第6までの実施形態の表示方法を、任
意に組み合わせることができる。
【0088】図14は、第2の実施形態の表示方法と第
5の実施形態の表示方法とを組み合わせた場合を示して
おり、これらの表示によって、インデックスの中のどの
物体がどの方向に動いて行くのかが分かる。
5の実施形態の表示方法とを組み合わせた場合を示して
おり、これらの表示によって、インデックスの中のどの
物体がどの方向に動いて行くのかが分かる。
【0089】この表示装置は、図15に示すように、動
きベクトル算出手段、色情報算出手段、差分値格納手
段、動き最大物体抽出手段及び音声情報取得手段より成
る各手段14と、各手段14の中からいくつかの手段を選択
する表示情報選択手段15とを備えている。その他の構成
は第1の実施形態の装置(図3)と変わりがない。
きベクトル算出手段、色情報算出手段、差分値格納手
段、動き最大物体抽出手段及び音声情報取得手段より成
る各手段14と、各手段14の中からいくつかの手段を選択
する表示情報選択手段15とを備えている。その他の構成
は第1の実施形態の装置(図3)と変わりがない。
【0090】この装置では、編集者が表示情報選択手段
15を操作して、各手段14の中から任意の手段を1または
複数選択すると、選択された手段が起動して、第2から
第6までの実施形態の表示方法の内、選択された表示方
法が実行される。
15を操作して、各手段14の中から任意の手段を1または
複数選択すると、選択された手段が起動して、第2から
第6までの実施形態の表示方法の内、選択された表示方
法が実行される。
【0091】このように、クリップ表示の方法を組み合
わせることによって、編集者は、クリップの映像の内容
をよりよく理解することができ、また、選択したいシー
ンを効率的に見つけだすことができ、編集操作が容易に
なる。
わせることによって、編集者は、クリップの映像の内容
をよりよく理解することができ、また、選択したいシー
ンを効率的に見つけだすことができ、編集操作が容易に
なる。
【0092】(第8の実施形態)第8の実施形態では、
バーに表示された各領域と、クリップとの対応関係を、
分かり易く示すクリップ表示について説明する。
バーに表示された各領域と、クリップとの対応関係を、
分かり易く示すクリップ表示について説明する。
【0093】この表示方法では、図16に示すように、
バー24の領域を各クリップの映像全体に対する長さの比
で区分して表示するとともに、編集者が、あるクリップ
のインデックスを選択したとき、そのクリップに対応す
るバー24の領域に三角のマークを表示する。また、逆
に、編集者がバー24の領域の一つを選択したときは、そ
れに対応するクリップのインデックスにマークを表示す
る。従って、編集者は、クリップとバー24の領域との関
係が直ぐに分かり、また、動画の大体の位置をバー24上
で指定することによって、それに該当するクリップを直
ぐに見つけることができる。
バー24の領域を各クリップの映像全体に対する長さの比
で区分して表示するとともに、編集者が、あるクリップ
のインデックスを選択したとき、そのクリップに対応す
るバー24の領域に三角のマークを表示する。また、逆
に、編集者がバー24の領域の一つを選択したときは、そ
れに対応するクリップのインデックスにマークを表示す
る。従って、編集者は、クリップとバー24の領域との関
係が直ぐに分かり、また、動画の大体の位置をバー24上
で指定することによって、それに該当するクリップを直
ぐに見つけることができる。
【0094】この表示を行なう表示装置は、図17に示
すように、編集者が領域を選択するための領域選択手段
16と、選択領域とそのリンク先にマークを付すマーキン
グ手段17とを備えている。その他の構成は第1の実施形
態の装置(図3)と変わりがない。
すように、編集者が領域を選択するための領域選択手段
16と、選択領域とそのリンク先にマークを付すマーキン
グ手段17とを備えている。その他の構成は第1の実施形
態の装置(図3)と変わりがない。
【0095】この装置では、編集者が領域選択手段16を
用いて一つのインデックスを選択すると、選択された位
置が各表示手段リンク付け手段7に伝えられる。
用いて一つのインデックスを選択すると、選択された位
置が各表示手段リンク付け手段7に伝えられる。
【0096】マーキング手段17は、選択されたインデッ
クスに付すマーク図形とリンクするバー24上の位置に付
すマーク図形とを指定し、各表示手段リンク付け手段7
は、インデックス表示手段6に対して、選択されたイン
デックスを示す情報と、そのインデックスに付すマーク
図形とを伝え、また、クリップ長比率表示手段8に対し
て、選択されたインデックスにリンクするバー24上の位
置と、そこに付すマーク図形とを伝える。
クスに付すマーク図形とリンクするバー24上の位置に付
すマーク図形とを指定し、各表示手段リンク付け手段7
は、インデックス表示手段6に対して、選択されたイン
デックスを示す情報と、そのインデックスに付すマーク
図形とを伝え、また、クリップ長比率表示手段8に対し
て、選択されたインデックスにリンクするバー24上の位
置と、そこに付すマーク図形とを伝える。
【0097】これを受けて、クリップ長比率表示手段8
は、バー上の指定された位置に三角マークを表示し、イ
ンデックス表示手段6は、選択されたインデックスに影
マークを表示する。
は、バー上の指定された位置に三角マークを表示し、イ
ンデックス表示手段6は、選択されたインデックスに影
マークを表示する。
【0098】また、編集者が領域選択手段16を用いてバ
ー24上の位置を選択した場合は、同様の動作により、リ
ンクするインデックスに影マークが表示され、バー上の
選択位置に三角マークが表示される。
ー24上の位置を選択した場合は、同様の動作により、リ
ンクするインデックスに影マークが表示され、バー上の
選択位置に三角マークが表示される。
【0099】従って、編集者は、領域選択手段16を操作
することによって、クリップとバー上の領域との対応関
係を簡単に知ることができ、編集操作が容易になる。
することによって、クリップとバー上の領域との対応関
係を簡単に知ることができ、編集操作が容易になる。
【0100】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のクリップ表示方法は、動画全体に対して、各クリップ
がどのような位置にあり、また、各クリップの長さが動
画全体に対してどの程度の割合を占めているか、という
ことを視覚的に明確に示すことができる。
のクリップ表示方法は、動画全体に対して、各クリップ
がどのような位置にあり、また、各クリップの長さが動
画全体に対してどの程度の割合を占めているか、という
ことを視覚的に明確に示すことができる。
【0101】また、動きベクトルを表示する表示方法で
は、クリップの代表画像の動きが分かり、色の変化を表
示する表示方法では、クリップの画像の色の変化が分か
り、また、画像間の差分値に応じて境界線の形状を変え
る表示方法では、境界線の太さや線種から、シーンの変
化の大きさを知ることができる。また、最大の動きを示
す物体を表示する表示方法では、代表画像の中で何が動
いているのかが分かり、音声の種別を表示する表示方法
では、クリップの画像とともに記録された音の種別を知
ることができる。
は、クリップの代表画像の動きが分かり、色の変化を表
示する表示方法では、クリップの画像の色の変化が分か
り、また、画像間の差分値に応じて境界線の形状を変え
る表示方法では、境界線の太さや線種から、シーンの変
化の大きさを知ることができる。また、最大の動きを示
す物体を表示する表示方法では、代表画像の中で何が動
いているのかが分かり、音声の種別を表示する表示方法
では、クリップの画像とともに記録された音の種別を知
ることができる。
【0102】従って、編集者は、これらの表示から、自
ら撮影した動画像や、事前に一覧した動画像の各クリッ
プの内容を明確に思い起こすことができ、編集操作を的
確、且つ効率的に行なうことができる。
ら撮影した動画像や、事前に一覧した動画像の各クリッ
プの内容を明確に思い起こすことができ、編集操作を的
確、且つ効率的に行なうことができる。
【0103】また、代表画像を選択したとき、動画像全
体の長さを表す図形上にマークを表示し、また、この図
形上の位置を選択したとき、対応する代表画像を識別で
きるように表示する表示方法では、動画像全体の長さを
表す図形の領域と、代表画像で表されたクリップとの対
応関係が一目で分かる。また、この図形上から動画の大
体の位置を選択して、該当するクリップを探すことがで
きる。
体の長さを表す図形上にマークを表示し、また、この図
形上の位置を選択したとき、対応する代表画像を識別で
きるように表示する表示方法では、動画像全体の長さを
表す図形の領域と、代表画像で表されたクリップとの対
応関係が一目で分かる。また、この図形上から動画の大
体の位置を選択して、該当するクリップを探すことがで
きる。
【0104】本発明のクリップ表示装置は、これらのク
リップ表示方法の各々を実施することができる。
リップ表示方法の各々を実施することができる。
【0105】また、これらのクリップ表示方法の組み合
わせが可能な表示装置では、複数の表示方法を併せて実
施することにより、クリップの内容をより良く認識する
ことができ、編集操作の効率を一層高めることができ
る。
わせが可能な表示装置では、複数の表示方法を併せて実
施することにより、クリップの内容をより良く認識する
ことができ、編集操作の効率を一層高めることができ
る。
【図1】第1の実施形態のクリップ表示方法を示す説明
図、
図、
【図2】編集装置の編集操作画面を示す図、
【図3】第1の実施形態のクリップ表示装置の構成を示
すブロック図、
すブロック図、
【図4】第2の実施形態のクリップ表示方法を示す説明
図、
図、
【図5】第2の実施形態のクリップ表示装置の構成を示
すブロック図、
すブロック図、
【図6】第3の実施形態のクリップ表示方法を示す説明
図、
図、
【図7】第3の実施形態のクリップ表示装置の構成を示
すブロック図、
すブロック図、
【図8】第4の実施形態のクリップ表示方法を示す説明
図、
図、
【図9】第4の実施形態のクリップ表示装置の構成を示
すブロック図、
すブロック図、
【図10】第5の実施形態のクリップ表示方法を示す説
明図、
明図、
【図11】第5の実施形態のクリップ表示装置の構成を
示すブロック図、
示すブロック図、
【図12】第6の実施形態のクリップ表示方法を示す説
明図、
明図、
【図13】第6の実施形態のクリップ表示装置の構成を
示すブロック図、
示すブロック図、
【図14】第7の実施形態のクリップ表示方法を示す説
明図、
明図、
【図15】第7の実施形態のクリップ表示装置の構成を
示すブロック図、
示すブロック図、
【図16】第8の実施形態のクリップ表示方法を示す説
明図、
明図、
【図17】第8の実施形態のクリップ表示装置の構成を
示すブロック図、
示すブロック図、
【図18】従来のクリップ表示方法を示す説明図、
【図19】従来のクリップ表示方法の他の例を示す説明
図、
図、
【図20】従来のクリップ表示装置の構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
1 映像読み込み手段 2 クリップ分割手段 3 インデックス生成手段 4 クリップ分割情報格納手段 5 クリップ長比率抽出手段 6 インデックス表示手段 7 各表示手段リンク付け手段 8 クリップ長比率表示手段 9 動きベクトル算出手段 10 色情報算出手段 11 差分値格納手段 12 動き最大物体抽出手段 13 音声情報取得手段 14 各手段 15 表示情報選択手段 16 領域選択手段 17 リンク先マーキング手段 21 操作ボタン 22 操作ボタン 23 編集前インデックス表示部 24 バー 25 編集後インデックス表示部
フロントページの続き (72)発明者 加賀 友美 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (18)
- 【請求項1】 動画像を分割したクリップを、各クリッ
プの代表画像を用いて表示するクリップ表示方法におい
て、 動画像全体の長さを表す図形を各クリップの長さの比率
で区分し、区分した図形上の各領域と前記代表画像の各
々とをリンク付けて、前記代表画像と併せて表示するこ
とを特徴とするクリップ表示方法。 - 【請求項2】 前記図形上の各領域と前記代表画像の各
々とを色または数字でリンク付けることを特徴とする請
求項1に記載のクリップ表示方法。 - 【請求項3】 動画像を分割したクリップを、各クリッ
プの代表画像を用いて表示するクリップ表示方法におい
て、 動画像全体の長さを表す図形を前記クリップの数で区分
して、前記代表画像と併せて表示するとともに、前記区
分した図形上の各領域に、対応するクリップの画像の動
きを表す動きベクトルを表示することを特徴とするクリ
ップ表示方法。 - 【請求項4】 動画像を分割したクリップを、各クリッ
プの代表画像を用いて表示するクリップ表示方法におい
て、 動画像全体の長さを表す図形を前記クリップの数で区分
して、前記代表画像と併せて表示するとともに、前記区
分した図形上の各領域に、対応するクリップの画像の色
の変化を表示することを特徴とするクリップ表示方法。 - 【請求項5】 動画像を分割したクリップを、各クリッ
プの代表画像を用いて表示するクリップ表示方法におい
て、 動画像全体の長さを表す図形を前記クリップの数で区分
して、前記代表画像と併せて表示するとともに、前記区
分した図形上の各領域間に、各領域に対応するクリップ
の画像間の差分値に応じた形状の境界線を表示すること
を特徴とするクリップ表示方法。 - 【請求項6】 前記差分値に応じて、前記境界線の太
さ、または線種を変えることを特徴とする請求項5に記
載のクリップ表示方法。 - 【請求項7】 動画像を分割したクリップを、各クリッ
プの代表画像を用いて表示するクリップ表示方法におい
て、 動画像全体の長さを表す図形を前記クリップの数で区分
して、前記代表画像と併せて表示するとともに、前記区
分した図形上の各領域に、対応するクリップの画像の中
で、最も動きの大きい物体を抽出して表示することを特
徴とするクリップ表示方法。 - 【請求項8】 動画像を分割したクリップを、各クリッ
プの代表画像を用いて表示するクリップ表示方法におい
て、 動画像全体の長さを表す図形を前記クリップの数で区分
して、前記代表画像と併せて表示するとともに、前記区
分した図形上の各領域に、対応するクリップの画像と合
わせて記録された音声の種別を表示することを特徴とす
るクリップ表示方法。 - 【請求項9】 前記代表画像の一つが選択されたとき、
前記動画像全体の長さを表す図形上の対応する領域にマ
ークを表示し、前記動画像全体の長さを表す図形上の位
置が選択されたとき、対応する前記代表画像を識別でき
るように表示することを特徴とする請求項1乃至8に記
載のクリップ表示方法。 - 【請求項10】 動画像を分割したクリップを、各クリ
ップの代表画像を用いて表示するクリップ表示装置にお
いて、 各クリップの代表画像を表示するインデックス表示手段
と、 動画像全体の長さを表す図形を各クリップの長さの比率
で区分して表示するクリップ長比率表示手段と、 前記インデックス表示手段により表示される各代表画像
と前記クリップ長比率表示手段により表示される前記図
形上の区分された各領域とをリンク付けるリンク付け手
段とを備えることを特徴とするクリップ表示装置。 - 【請求項11】 前記リンク付け手段が、リンク付けた
前記代表画像と前記領域とに同一の色または数字を割り
当てることを特徴とする請求項10に記載のクリップ表
示装置。 - 【請求項12】 前記動画像から一定時間間隔で連続す
る2枚のフレームを取り出して動きベクトルを算出する
動きベクトル算出手段を具備し、前記リンク付け手段
が、算出された前記動きベクトルを前記図形上の区分さ
れた各領域にリンク付け、前記クリップ長比率表示手段
が、リンク付けられた前記動きベクトルを、前記図形上
の区分された各領域に表示することを特徴とする請求項
10に記載のクリップ表示装置。 - 【請求項13】 前記動画像から一定時間間隔でフレー
ムを取り出して、そこに主に含まれる色情報を算出する
色情報算出手段を具備し、前記リンク付け手段が、算出
された前記色情報を前記図形上の区分された各領域にリ
ンク付け、前記クリップ長比率表示手段が、リンク付け
られた前記色情報の示す色を、前記図形上の区分された
各領域に表示することを特徴とする請求項10に記載の
クリップ表示装置。 - 【請求項14】 前記動画像をクリップに分割するため
に算出された連続する2枚のフレーム間の差分値を格納
する差分値格納手段を具備し、前記リンク付け手段が、
前記差分値に基づいて、前記図形上の区分された各領域
間の境界線の形状を指定し、前記クリップ長比率表示手
段が、指定された形状の境界線を前記図形上の区分され
た各領域間に表示することを特徴とする請求項10に記
載のクリップ表示装置。 - 【請求項15】 前記動画像から一定時間間隔で連続す
る2枚のフレームを取り出して動きベクトルを算出し、
動きが最大の物体を抽出する動き最大物体抽出手段を具
備し、前記リンク付け手段が、抽出された前記物体を前
記図形上の区分された各領域にリンク付け、前記クリッ
プ長比率表示手段が、リンク付けられた前記物体を、前
記図形上の区分された各領域に表示することを特徴とす
る請求項10に記載のクリップ表示装置。 - 【請求項16】 前記動画像とともに記録された音声を
一定時間間隔で取り出して、音声の種別を識別する音声
情報取得手段を具備し、前記リンク付け手段が、識別さ
れた音声の種別を前記図形上の区分された各領域にリン
ク付け、前記クリップ長比率表示手段が、リンク付けら
れた音声の種別を表す図形を、前記図形上の区分された
各領域に表示することを特徴とする請求項10に記載の
クリップ表示装置。 - 【請求項17】 前記動画像から一定時間間隔で連続す
る2枚のフレームを取り出して動きベクトルを算出する
動きベクトル算出手段、前記動画像から一定時間間隔で
フレームを取り出して、そこに主に含まれる色情報を算
出する色情報算出手段、前記動画像をクリップに分割す
るために算出された連続する2枚のフレーム間の差分値
を格納する差分値格納手段、前記動画像から一定時間間
隔で連続する2枚のフレームを取り出して動きベクトル
を算出し、動きが最大の物体を抽出する動き最大物体抽
出手段、及び、前記動画像とともに記録された音声を一
定時間間隔で取り出して、音声の種別を識別する音声情
報取得手段の内の少なくとも2以上の手段と、これらの
手段の1または複数を選択する選択手段とを具備し、前
記動きベクトル算出手段が選択されたときは、前記リン
ク付け手段が、算出された前記動きベクトルを前記図形
上の区分された各領域にリンク付け、前記クリップ長比
率表示手段が、リンク付けられた前記動きベクトルを、
前記図形上の区分された各領域に表示し、前記色情報算
出手段が選択されたときは、前記リンク付け手段が、算
出された前記色情報を前記図形上の区分された各領域に
リンク付け、前記クリップ長比率表示手段が、リンク付
けられた前記色情報の示す色を、前記図形上の区分され
た各領域に表示し、前記差分値格納手段が選択されたと
きは、前記リンク付け手段が、前記差分値に基づいて、
前記図形上の区分された各領域間の境界線の形状を指定
し、前記クリップ長比率表示手段が、指定された形状の
境界線を前記図形上の区分された各領域間に表示し、前
記動き最大物体抽出手段が選択されたときは、前記リン
ク付け手段が、抽出された前記物体を前記図形上の区分
された各領域にリンク付け、前記クリップ長比率表示手
段が、リンク付けられた前記物体を、前記図形上の区分
された各領域に表示し、また、前記音声情報取得手段が
選択されたときは、前記リンク付け手段が、識別された
音声の種別を前記図形上の区分された各領域にリンク付
け、前記クリップ長比率表示手段が、リンク付けられた
音声の種別を表す図形を、前記図形上の区分された各領
域に表示することを特徴とする請求項10に記載のクリ
ップ表示装置。 - 【請求項18】 前記代表画像または前記動画像全体の
長さを表す図形上の位置を選択する選択手段と、前記代
表画像の一つが選択されたとき、前記動画像全体の長さ
を表す図形上の対応する領域にマークを表示し、前記動
画像全体の長さを表す図形上の位置が選択されたとき、
対応する前記代表画像を識別できるように表示するマー
キング手段とを具備することを特徴とする請求項10乃
至17に記載のクリップ表示装置。
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