JPH1091753A - 画像入力装置 - Google Patents
画像入力装置Info
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- JPH1091753A JPH1091753A JP24435396A JP24435396A JPH1091753A JP H1091753 A JPH1091753 A JP H1091753A JP 24435396 A JP24435396 A JP 24435396A JP 24435396 A JP24435396 A JP 24435396A JP H1091753 A JPH1091753 A JP H1091753A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 画像入力装置において、構造を簡略化する。
【解決手段】 画像入力装置において、線形の領域の画
像を複数の領域に分割し、各領域を並列に再配置して撮
像素子に結像する光学系と、撮像素子により得た画像情
報を再配置して、線形の領域の画像に復元して記憶装置
に格納する手段とを備える。
像を複数の領域に分割し、各領域を並列に再配置して撮
像素子に結像する光学系と、撮像素子により得た画像情
報を再配置して、線形の領域の画像に復元して記憶装置
に格納する手段とを備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像入力装置に関す
る。
る。
【0002】
【従来の技術】紙などの原稿に印刷又は記入されたイメ
ージの入力には高い解像度が要求される。
ージの入力には高い解像度が要求される。
【0003】特に文字原稿の読み取りや認識には400
dpi程度の解像度が必要となる。そのため原稿読み取
り装置(イメージスキャナ)の撮像素子には、通常高解
像度のリニアセンサを用いる。リニアセンサは、例えば
解像度400dpi、ピクセル数3456ドット(A4
の短辺の長さに相当)のものが一般的でありこの目的に
適している。
dpi程度の解像度が必要となる。そのため原稿読み取
り装置(イメージスキャナ)の撮像素子には、通常高解
像度のリニアセンサを用いる。リニアセンサは、例えば
解像度400dpi、ピクセル数3456ドット(A4
の短辺の長さに相当)のものが一般的でありこの目的に
適している。
【0004】従来技術に於いて、エリアセンサを用いた
画像入力装置で原稿を読み取る場合、その解像度がネッ
クとなっていた。例えば41万画素のCCDエリアセン
サ(ピクセル数640×640ドット)で、A4サイズ
(210mm×297mm)の原稿を読み取ると、約5
5dpiとなる。
画像入力装置で原稿を読み取る場合、その解像度がネッ
クとなっていた。例えば41万画素のCCDエリアセン
サ(ピクセル数640×640ドット)で、A4サイズ
(210mm×297mm)の原稿を読み取ると、約5
5dpiとなる。
【0005】そのため原稿を複数の領域に分割して各領
域を別々に読み取り、これらを合成する方法が一般的で
ある。例えば前記のエリアセンサで400dpiの解像
度を得るには、原稿を40mm四方の領域に分割して読
み取ればよい。
域を別々に読み取り、これらを合成する方法が一般的で
ある。例えば前記のエリアセンサで400dpiの解像
度を得るには、原稿を40mm四方の領域に分割して読
み取ればよい。
【0006】また、特公平4−165772号公報記載
の、撮像素子を複数個設けることにより高解像度の画像
を得る技術も知られている。
の、撮像素子を複数個設けることにより高解像度の画像
を得る技術も知られている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、リニア
センサを用いたイメージスキャナは、原稿フィードのた
め読み取りに要する時間が長く、また焦点深度が極めて
浅いので、自然画像の撮影には向かない。そのため自然
画像の撮影用に別の画像入力装置を用意する必要があっ
た。
センサを用いたイメージスキャナは、原稿フィードのた
め読み取りに要する時間が長く、また焦点深度が極めて
浅いので、自然画像の撮影には向かない。そのため自然
画像の撮影用に別の画像入力装置を用意する必要があっ
た。
【0008】エリアセンサを用いた画像入力装置で原稿
を分割読み取りする技術により、撮影と原稿読み取りを
1つの装置で行えるが、原稿の分割された各領域を撮像
素子に捕捉する為、光学系または原稿を上下と左右の2
方向に移動させなければならない。
を分割読み取りする技術により、撮影と原稿読み取りを
1つの装置で行えるが、原稿の分割された各領域を撮像
素子に捕捉する為、光学系または原稿を上下と左右の2
方向に移動させなければならない。
【0009】すなわち、モーターとギアからなる駆動装
置とその制御回路を2組必要とし、構造が複雑化しコス
トアップにつながる。特公平4−165772号公報記
載の技術は、機械的構造は単純だが撮像素子を複数有す
るので、やはり高コストとなる。
置とその制御回路を2組必要とし、構造が複雑化しコス
トアップにつながる。特公平4−165772号公報記
載の技術は、機械的構造は単純だが撮像素子を複数有す
るので、やはり高コストとなる。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の画像入力
装置は線形の領域の画像を複数の領域に分割し、各領域
を並列に再配置して撮像素子に結像する光学系と、撮像
素子により得た画像情報を再配置して、線形の領域の画
像に復元して記憶装置に格納する手段とを備えた画像入
力装置である。
装置は線形の領域の画像を複数の領域に分割し、各領域
を並列に再配置して撮像素子に結像する光学系と、撮像
素子により得た画像情報を再配置して、線形の領域の画
像に復元して記憶装置に格納する手段とを備えた画像入
力装置である。
【0011】請求項2記載の画像入力装置は原稿をフィ
ードする手段を備え、原稿のフィードと撮像素子の画像
入力周期とを同期させたことを特徴とする請求項1に記
載の画像入力装置である。
ードする手段を備え、原稿のフィードと撮像素子の画像
入力周期とを同期させたことを特徴とする請求項1に記
載の画像入力装置である。
【0012】請求項3記載の画像入力装置は平面の領域
の画像を複数の領域に分割し、各領域を1つの撮像素子
に結像する光学系と、該光学系に隣接した液晶シャッタ
により特定の領域の像を選択的に透過させ、残りの領域
の像を遮蔽する手段とを備えた画像入力装置である。
の画像を複数の領域に分割し、各領域を1つの撮像素子
に結像する光学系と、該光学系に隣接した液晶シャッタ
により特定の領域の像を選択的に透過させ、残りの領域
の像を遮蔽する手段とを備えた画像入力装置である。
【0013】請求項4記載の画像入力装置は液晶シャッ
タの透過/遮蔽切り替えと撮像素子の画像入力周期とを
同期させたことを特徴とする請求項3に記載の画像入力
装置である。
タの透過/遮蔽切り替えと撮像素子の画像入力周期とを
同期させたことを特徴とする請求項3に記載の画像入力
装置である。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を図1〜図8に基
づいて説明する。
づいて説明する。
【0015】図1で光学系2は原稿1の帯状の領域を長
手方向に分割し(例図では5分割)、並べ換えて撮像素
子3に結像する。
手方向に分割し(例図では5分割)、並べ換えて撮像素
子3に結像する。
【0016】光学系2はここでは複数のプリズムのアレ
イである(後述の実施例では、複数のミラーを用いた別
の構造が例示されている)。
イである(後述の実施例では、複数のミラーを用いた別
の構造が例示されている)。
【0017】撮像素子3は例えば約41万画素のCCD
エリアセンサである。撮像素子3に結像した画像は撮像
素子I/F4を介して電気信号の画像データとして出力
される。
エリアセンサである。撮像素子3に結像した画像は撮像
素子I/F4を介して電気信号の画像データとして出力
される。
【0018】同期回路8は取り込み回路5とモーター制
御回路9を制御し、フィード機構11により原稿1の帯
状の領域1つ分をフィードする度に画像データを再配置
ロジック6に転送する。再配置ロジック6は画像データ
を光学系2で並べ換えられる前の状態に復元して画像メ
モリ7に格納する。
御回路9を制御し、フィード機構11により原稿1の帯
状の領域1つ分をフィードする度に画像データを再配置
ロジック6に転送する。再配置ロジック6は画像データ
を光学系2で並べ換えられる前の状態に復元して画像メ
モリ7に格納する。
【0019】これにより、光学系2は、図2(A)に示
す原稿1の一部、寸法200mm×8mmの細長い領域
(解像度400dpiで3,200dot×128do
tに相当)を撮像素子3に結像する。
す原稿1の一部、寸法200mm×8mmの細長い領域
(解像度400dpiで3,200dot×128do
tに相当)を撮像素子3に結像する。
【0020】このとき長手方向に5つの小区画に等分割
され(各区画の寸法は40mm×8mm、解像度400
dpiで640dot×128dotに相当)、並列に
並べ換えられて640dot×640dotの像に変換
される。
され(各区画の寸法は40mm×8mm、解像度400
dpiで640dot×128dotに相当)、並列に
並べ換えられて640dot×640dotの像に変換
される。
【0021】即ち、図2(A)の小区画(左から右に順
にA〜Eとする)が、図2(B)の通り上から下に順に
配置される。
にA〜Eとする)が、図2(B)の通り上から下に順に
配置される。
【0022】こうして得られた画像のデータは、再配置
ロジック6で元の画像に復元されてから画像メモリ7に
格納される。
ロジック6で元の画像に復元されてから画像メモリ7に
格納される。
【0023】即ち、上から下に配置された小区画A〜E
を再び左から右に並べ換えて、図2(C)に示す3,2
00dot×128dotのイメージとして画像メモリ
7に格納する。
を再び左から右に並べ換えて、図2(C)に示す3,2
00dot×128dotのイメージとして画像メモリ
7に格納する。
【0024】原稿全体の画像を入力する為に、フィード
機構11は原稿1を領域の短辺方向にフィードする。同
期回路8は、原稿1が領域の短辺の長さ分(8mm)フ
ィードされる度に画像データが取り込まれる様、取り込
み回路5とモーター制御回路9を制御する。
機構11は原稿1を領域の短辺方向にフィードする。同
期回路8は、原稿1が領域の短辺の長さ分(8mm)フ
ィードされる度に画像データが取り込まれる様、取り込
み回路5とモーター制御回路9を制御する。
【0025】図3は制御のタイミング図である。同期回
路8はまずモーター制御回路9に対して制御信号aを出
力し、モーターを駆動させて原稿を所定量フィードす
る。
路8はまずモーター制御回路9に対して制御信号aを出
力し、モーターを駆動させて原稿を所定量フィードす
る。
【0026】撮像素子I/F4はシステムとは非同期に
画像信号cを出力し続けるが、原稿フィード中は画像信
号は無視される(図3の画像信号cの内S1からS5ま
では無効となる)。
画像信号cを出力し続けるが、原稿フィード中は画像信
号は無視される(図3の画像信号cの内S1からS5ま
では無効となる)。
【0027】モーターの停止後、取り込み回路5への制
御信号bはHighとなり、画像取り込みをイネーブル
にする。
御信号bはHighとなり、画像取り込みをイネーブル
にする。
【0028】取り込みイネーブル時に撮像素子I/F4
よりのフレーム開始信号dを検出すると、制御信号bは
再びLowとなり、これをトリガとして取り込み回路5
は画像信号cを入力し、再配置ロジック6にデータを転
送する(例図では画像信号cのS6が転送されることに
なる)。
よりのフレーム開始信号dを検出すると、制御信号bは
再びLowとなり、これをトリガとして取り込み回路5
は画像信号cを入力し、再配置ロジック6にデータを転
送する(例図では画像信号cのS6が転送されることに
なる)。
【0029】また、取り込み回路5は転送期間中を表す
ステータス信号eを同期回路8に返す。同期回路8はス
テータス信号eによりデータ転送の完了を確認すると、
再び原稿のフィード動作を行う。以降、原稿全体の入力
が完了するまでフィード動作と読み取り動作を順次反復
する。
ステータス信号eを同期回路8に返す。同期回路8はス
テータス信号eによりデータ転送の完了を確認すると、
再び原稿のフィード動作を行う。以降、原稿全体の入力
が完了するまでフィード動作と読み取り動作を順次反復
する。
【0030】また、図5で光学系2は原稿1の2次元に
分割された複数の領域(例図では縦4×横4の16領
域)を全て撮像素子3に結像する。
分割された複数の領域(例図では縦4×横4の16領
域)を全て撮像素子3に結像する。
【0031】例図では光学系2は複数のプリズムのアレ
イとして表現されている(レンチキュラー・レンズのア
レイ、又は単一のフレネルレンズを使用する場合もあ
る)。撮像素子3は例えば約41万画素のCCDエリア
センサである。
イとして表現されている(レンチキュラー・レンズのア
レイ、又は単一のフレネルレンズを使用する場合もあ
る)。撮像素子3は例えば約41万画素のCCDエリア
センサである。
【0032】撮像素子3に結像した画像は撮像素子I/
F4を介して電気信号の画像データとして出力される。
液晶シャッタ12は原稿1の各領域の内任意の一つを透
過させ、残りをマスクする。
F4を介して電気信号の画像データとして出力される。
液晶シャッタ12は原稿1の各領域の内任意の一つを透
過させ、残りをマスクする。
【0033】同期回路8は取り込み回路5と液晶シャッ
タ制御回路10を制御し、液晶シャッタ12を切り替え
る度に画像データを再配置ロジック6に転送する。
タ制御回路10を制御し、液晶シャッタ12を切り替え
る度に画像データを再配置ロジック6に転送する。
【0034】再配置ロジック6は画像データを、画像メ
モリ7の各領域に対応したアドレスに格納する。
モリ7の各領域に対応したアドレスに格納する。
【0035】これにより、光学系2によって、原稿1の
16分割された領域の画像は、全て重ね合わされ撮像素
子3に結像する。液晶シャッタ12は各領域に1対1に
対応したセグメントNo.1〜No.16を持つ。
16分割された領域の画像は、全て重ね合わされ撮像素
子3に結像する。液晶シャッタ12は各領域に1対1に
対応したセグメントNo.1〜No.16を持つ。
【0036】セグメントの一つをOFF(透過状態)に
し、残りの15セグメントを全てON(遮蔽状態)にす
ることにより、原稿1の任意の領域が撮像素子3に結像
される。
し、残りの15セグメントを全てON(遮蔽状態)にす
ることにより、原稿1の任意の領域が撮像素子3に結像
される。
【0037】図6(B)の様に液晶シャッタ12のセグ
メントNo.1〜No.16を一つずつ順にOFF(透
過状態)にした状態で画像が取り込まれ、再配置ロジッ
ク6により図6(A)に示す配置で順次画像メモリ7に
格納される。
メントNo.1〜No.16を一つずつ順にOFF(透
過状態)にした状態で画像が取り込まれ、再配置ロジッ
ク6により図6(A)に示す配置で順次画像メモリ7に
格納される。
【0038】液晶シャッタ12の切り替えと画像データ
取り込みのタイミングの調停の為、同期回路8は取り込
み回路5と液晶シャッタ制御回路10を制御する。
取り込みのタイミングの調停の為、同期回路8は取り込
み回路5と液晶シャッタ制御回路10を制御する。
【0039】図7は制御のタイミング図である。
【0040】撮像素子I/F4はシステムとは非同期に
画像信号cを出力し続けている。
画像信号cを出力し続けている。
【0041】同期回路8は撮像素子I/F4よりのフレ
ーム開始信号dを検出すると、液晶シャッタ制御回路1
0に対して制御信号aを出力し、透過セグメントを切り
替える(まずセグメントNo.1が透過状態になる)。
ーム開始信号dを検出すると、液晶シャッタ制御回路1
0に対して制御信号aを出力し、透過セグメントを切り
替える(まずセグメントNo.1が透過状態になる)。
【0042】また、取り込み回路5への制御信号bをH
ighにして画像取り込みをイネーブルにする。取り込
みイネーブル時に撮像素子I/F4よりのフレーム開始
信号dを検出すると、制御信号bは再びLowとなり、
これをトリガとして取り込み回路5は画像信号cを入力
し、再配置ロジック6にデータを転送する(例図では画
像信号cのS1が転送される)。
ighにして画像取り込みをイネーブルにする。取り込
みイネーブル時に撮像素子I/F4よりのフレーム開始
信号dを検出すると、制御信号bは再びLowとなり、
これをトリガとして取り込み回路5は画像信号cを入力
し、再配置ロジック6にデータを転送する(例図では画
像信号cのS1が転送される)。
【0043】また、取り込み回路5は転送期間中を表す
ステータス信号eを同期回路8に返す。同期回路8は、
転送期間中にフレーム開始信号dを検出しても液晶シャ
ッタ制御信号aを出力しない。データ転送が完了してか
ら最初に発生したフレーム開始信号dにより、液晶シャ
ッタ制御信号aを出力する。
ステータス信号eを同期回路8に返す。同期回路8は、
転送期間中にフレーム開始信号dを検出しても液晶シャ
ッタ制御信号aを出力しない。データ転送が完了してか
ら最初に発生したフレーム開始信号dにより、液晶シャ
ッタ制御信号aを出力する。
【0044】以降、16領域全てを読み取り終えるまで
液晶シャッタ切り替え動作と読み取り動作を順次反復す
る。
液晶シャッタ切り替え動作と読み取り動作を順次反復す
る。
【0045】本発明の第1の実施例を図4に示す。
【0046】本実施例の装置は撮像素子に41万画素の
カラーCCDエリアセンサを使用し、解像度400dp
iのA4原稿読み取りとカメラの機能とを併せ持つ。
カラーCCDエリアセンサを使用し、解像度400dp
iのA4原稿読み取りとカメラの機能とを併せ持つ。
【0047】本実施例に於いて光学系は複数のミラーと
レンズで構成されている(光学系を構成するミラーとレ
ンズは、実際は像の歪みを補正する特殊な形状をなして
いるが、例図では詳細な形状を省略する)。
レンズで構成されている(光学系を構成するミラーとレ
ンズは、実際は像の歪みを補正する特殊な形状をなして
いるが、例図では詳細な形状を省略する)。
【0048】尚、図では回路基板、配線ケーブル等は省
略されている。
略されている。
【0049】本実施例の装置を原稿読み取りに使用する
場合は、可動ミラー15をAの位置に移動させる。原稿
1は装置に挿入されると、モーター11a及び搬送ロー
ラー11bによって8mmずつフィードされる。原稿の
200mm×8mmの領域(図2(A)に示す領域)は
第1ミラー2aに面しており、光源13で照明される。
光源はタングステンランプ等の白色灯である。
場合は、可動ミラー15をAの位置に移動させる。原稿
1は装置に挿入されると、モーター11a及び搬送ロー
ラー11bによって8mmずつフィードされる。原稿の
200mm×8mmの領域(図2(A)に示す領域)は
第1ミラー2aに面しており、光源13で照明される。
光源はタングステンランプ等の白色灯である。
【0050】この領域の像は第1ミラー2a、第2ミラ
ー2b、第3ミラー2c、レンズ2dを経て撮像素子3
に結像する。
ー2b、第3ミラー2c、レンズ2dを経て撮像素子3
に結像する。
【0051】第1ミラー2aは原稿上の領域の5つの小
区画(40mm×8mm)を上下方向にずらして第2ミ
ラー2bに投影し、第2ミラー2bは各々の小区画を左
右方向にずらして第3ミラー2cに投影する。
区画(40mm×8mm)を上下方向にずらして第2ミ
ラー2bに投影し、第2ミラー2bは各々の小区画を左
右方向にずらして第3ミラー2cに投影する。
【0052】第3ミラー2c、レンズ2dを経て撮像素
子3に結像される像は図2bに示す640dot×64
0dotのイメージとなる。このイメージは図示しない
回路基板上に搭載された再配置ロジックで元の画像のイ
メージ(図2cに示す3,200dot×128dot
のイメージ)に復元される。
子3に結像される像は図2bに示す640dot×64
0dotのイメージとなる。このイメージは図示しない
回路基板上に搭載された再配置ロジックで元の画像のイ
メージ(図2cに示す3,200dot×128dot
のイメージ)に復元される。
【0053】本実施例の装置をカメラとして使用する場
合は、可動ミラー15をBの位置に移動させる。
合は、可動ミラー15をBの位置に移動させる。
【0054】この状態では、原稿1の像は可動ミラー1
5の背面で遮蔽され、撮影用光学系14よりの像が可動
ミラー15を介して撮像素子3に結像する。可動ミラー
15の位置は図示しないセンサによって検出され、Aの
位置であれば読み取り時に再配置ロジックを有効にし、
Bの位置であれば無効にする。
5の背面で遮蔽され、撮影用光学系14よりの像が可動
ミラー15を介して撮像素子3に結像する。可動ミラー
15の位置は図示しないセンサによって検出され、Aの
位置であれば読み取り時に再配置ロジックを有効にし、
Bの位置であれば無効にする。
【0055】本発明の第2の実施例を図8に示す。
【0056】尚、本図では回路基板、ケーブル・コネク
タ類は省略されている。本実施例の装置は撮影用ユニッ
トと原稿読取用アタッチメントから構成される。
タ類は省略されている。本実施例の装置は撮影用ユニッ
トと原稿読取用アタッチメントから構成される。
【0057】撮影用ユニットは41万画素のカラーCC
Dエリアセンサを内蔵し、単体でカメラとして機能す
る。
Dエリアセンサを内蔵し、単体でカメラとして機能す
る。
【0058】撮影用ユニットを原稿読取用アタッチメン
トに接続すると、解像度400dpiでA4原稿の読み
取りが可能となる。本実施例では原稿の最大寸法は32
0mm×240mm(ほぼA4サイズ強)であり、これ
を縦8×横6の48領域(一辺40mm)に分けて読み
取る。
トに接続すると、解像度400dpiでA4原稿の読み
取りが可能となる。本実施例では原稿の最大寸法は32
0mm×240mm(ほぼA4サイズ強)であり、これ
を縦8×横6の48領域(一辺40mm)に分けて読み
取る。
【0059】撮影用ユニットは撮像素子3、撮影用光学
系14、及び図示しない回路基板とコネクタより構成さ
れる。撮影用ユニット単体では風景などの通常の画像が
撮影用光学系14によって撮像素子3に結像される。回
路基板上には再配置ロジックが搭載される。撮影用ユニ
ット単体では再配置ロジックの有効/無効が選択でき
る。再配置ロジックを有効にすれば、連続撮影した48
枚の映像を画像メモリの異なる領域に格納できる。
系14、及び図示しない回路基板とコネクタより構成さ
れる。撮影用ユニット単体では風景などの通常の画像が
撮影用光学系14によって撮像素子3に結像される。回
路基板上には再配置ロジックが搭載される。撮影用ユニ
ット単体では再配置ロジックの有効/無効が選択でき
る。再配置ロジックを有効にすれば、連続撮影した48
枚の映像を画像メモリの異なる領域に格納できる。
【0060】原稿読取用アタッチメントはレンズ群2
e、レンズ2d、液晶シャッタ12、2本の光源13、
及び図示しないコネクタで構成される。上部は撮影用ユ
ニットの接続部であり、コネクタにより液晶シャッタ1
2と光源13の制御信号ライン及び電源ラインが撮影用
ユニットの回路基板と接続される。底部には原稿1がセ
ットされる。
e、レンズ2d、液晶シャッタ12、2本の光源13、
及び図示しないコネクタで構成される。上部は撮影用ユ
ニットの接続部であり、コネクタにより液晶シャッタ1
2と光源13の制御信号ライン及び電源ラインが撮影用
ユニットの回路基板と接続される。底部には原稿1がセ
ットされる。
【0061】原稿1は2本の光源13で全体を照明され
る。光源はタングステンランプ等の白色灯である。原稿
の48箇所の領域は1つずつ順に液晶シャッタ12によ
り選択的に透過状態になり、その像はレンズ群2e、レ
ンズ2d、及び撮影用光学系14を経て撮像素子3に結
像する。レンズ群2eは原稿の48箇所の領域全ての像
をレンズ2dに投影するフレネルレンズである(詳細な
構造は省略)。
る。光源はタングステンランプ等の白色灯である。原稿
の48箇所の領域は1つずつ順に液晶シャッタ12によ
り選択的に透過状態になり、その像はレンズ群2e、レ
ンズ2d、及び撮影用光学系14を経て撮像素子3に結
像する。レンズ群2eは原稿の48箇所の領域全ての像
をレンズ2dに投影するフレネルレンズである(詳細な
構造は省略)。
【0062】レンズ2dは撮影用光学系14の焦点を原
稿の像に合わせる為の補正光学系である。
稿の像に合わせる為の補正光学系である。
【0063】尚、原稿読取用アタッチメントの使用時
は、再配置ロジックは常に有効である。
は、再配置ロジックは常に有効である。
【0064】
【発明の効果】請求項1乃至2記載の発明によれば、エ
リアセンサを高解像度のラインセンサとして使用するこ
とができるので、カメラ用の撮像素子1基と原稿フィー
ド機構からなる簡単な構造で原稿読み取り装置を構成す
ることができる。
リアセンサを高解像度のラインセンサとして使用するこ
とができるので、カメラ用の撮像素子1基と原稿フィー
ド機構からなる簡単な構造で原稿読み取り装置を構成す
ることができる。
【0065】エリアセンサを採用している為、撮影装置
兼原稿読み取り装置を構築できる。
兼原稿読み取り装置を構築できる。
【0066】構造的には従来のイメージスキャナ同等で
あり、原稿を1方向にフィードする機構のみ必要とし、
従来技術に於いてカメラで原稿を読み取る場合のよう
に、光学系または原稿を上下左右に移動させる機構を必
要としない。
あり、原稿を1方向にフィードする機構のみ必要とし、
従来技術に於いてカメラで原稿を読み取る場合のよう
に、光学系または原稿を上下左右に移動させる機構を必
要としない。
【0067】以上のように、簡単な構造で低コストの撮
影装置兼原稿読み取り装置が提供される。
影装置兼原稿読み取り装置が提供される。
【0068】請求項3乃至4記載の発明によれば、光学
系と原稿をともに移動させることなく原稿を分割読み取
りできるので、モーターやギアからなる機構を持たない
小型軽量かつ低コストの原稿読み取り装置を構成でき
る。
系と原稿をともに移動させることなく原稿を分割読み取
りできるので、モーターやギアからなる機構を持たない
小型軽量かつ低コストの原稿読み取り装置を構成でき
る。
【0069】また、エリアセンサを採用している為、撮
影装置兼原稿読み取り装置を構築できる。
影装置兼原稿読み取り装置を構築できる。
【図1】本発明の構成図(その1)である。
【図2】(A)原稿の読み取りイメージを表す図であ
る。 (B)撮像素子への結像イメージを表す図である。 (C)画像メモリへの格納イメージを表す図である。
る。 (B)撮像素子への結像イメージを表す図である。 (C)画像メモリへの格納イメージを表す図である。
【図3】本発明のタイミングチャート図(その1)であ
る。
る。
【図4】本発明の第1の実施例の構造図である。
【図5】本発明の構成図(その2)である。
【図6】(A)画像の格納順序を表す図である。 (B)液晶シャッタの駆動順序を表す図である。
【図7】本発明のタイミングチャート図(その2)であ
る。
る。
【図8】本発明の第2の実施例の構造図である。
1 原稿 2 光学系 3 撮像素子 4 撮像素子I/F 5 取り込み回路 6 再配置ロジック 7 画像メモリ 8 同期回路 9 モーター制御回路 10 液晶シャッタ制御回路 11 フィード機構 12 液晶シャッタ 13 光源 14 撮影用光学系
Claims (4)
- 【請求項1】 線形の領域の画像を複数の領域に分割
し、各領域を並列に再配置して撮像素子に結像する光学
系と、撮像素子により得た画像情報を再配置して、線形
の領域の画像に復元して記憶装置に格納する手段とを備
えた画像入力装置。 - 【請求項2】 原稿をフィードする手段を備え、原稿の
フィードと撮像素子の画像入力周期とを同期させたこと
を特徴とする請求項1に記載の画像入力装置。 - 【請求項3】 平面の領域の画像を複数の領域に分割
し、各領域を1つの撮像素子に結像する光学系と、該光
学系に隣接した液晶シャッタにより特定の領域の像を選
択的に透過させ、残りの領域の像を遮蔽する手段とを備
えた画像入力装置。 - 【請求項4】 液晶シャッタの透過/遮蔽切り替えと撮
像素子の画像入力周期とを同期させたことを特徴とする
請求項3に記載の画像入力装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24435396A JPH1091753A (ja) | 1996-09-17 | 1996-09-17 | 画像入力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24435396A JPH1091753A (ja) | 1996-09-17 | 1996-09-17 | 画像入力装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1091753A true JPH1091753A (ja) | 1998-04-10 |
Family
ID=17117445
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24435396A Pending JPH1091753A (ja) | 1996-09-17 | 1996-09-17 | 画像入力装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1091753A (ja) |
-
1996
- 1996-09-17 JP JP24435396A patent/JPH1091753A/ja active Pending
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