JPH1080018A - 引出形高圧開閉装置 - Google Patents
引出形高圧開閉装置Info
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- JPH1080018A JPH1080018A JP23437496A JP23437496A JPH1080018A JP H1080018 A JPH1080018 A JP H1080018A JP 23437496 A JP23437496 A JP 23437496A JP 23437496 A JP23437496 A JP 23437496A JP H1080018 A JPH1080018 A JP H1080018A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】引出形高圧開閉装置において、３相電源側端子
と３相電力ヒューズを接続する各相の電気導体間の絶縁
隔離寸法を空間絶縁のみで確保する 【解決手段】引出架台１に、少なくとも３相電源側端子
と接続される各相の電気導体と３相電力ヒューズとを有
する電気機器を備えた引出形高圧開閉装置において、第
１相電気導体１０ａは第１相電源側端子１３ａから水平
に配設されて第１相電力ヒューズ４ａと接続し、第２相
電気導体１０ｂは第２相電源側端子１３ａから第１相電
力ヒューズ絶縁筒の３分割位置で直角に交差しかつ匍匐
配設されて第２相電力ヒューズ４ｂと接続し、第３相電
気導体１０ｃは第３相電源側端子１３ｃから第１相電力
ヒューズ絶縁筒の３分割位置で直角に交差しかつ匍匐配
設され、さらに第２相電力ヒューズの絶縁管と直角に交
差しかつ匍匐配設されて第３相電力ヒューズ４ｃと接続
する。
と３相電力ヒューズを接続する各相の電気導体間の絶縁
隔離寸法を空間絶縁のみで確保する 【解決手段】引出架台１に、少なくとも３相電源側端子
と接続される各相の電気導体と３相電力ヒューズとを有
する電気機器を備えた引出形高圧開閉装置において、第
１相電気導体１０ａは第１相電源側端子１３ａから水平
に配設されて第１相電力ヒューズ４ａと接続し、第２相
電気導体１０ｂは第２相電源側端子１３ａから第１相電
力ヒューズ絶縁筒の３分割位置で直角に交差しかつ匍匐
配設されて第２相電力ヒューズ４ｂと接続し、第３相電
気導体１０ｃは第３相電源側端子１３ｃから第１相電力
ヒューズ絶縁筒の３分割位置で直角に交差しかつ匍匐配
設され、さらに第２相電力ヒューズの絶縁管と直角に交
差しかつ匍匐配設されて第３相電力ヒューズ４ｃと接続
する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、電力ヒューズ、高
圧接触器、計器用変圧器、変流器等の電気機器を引出架
台に装着し、移動自在にした引出形高圧開閉装置に関す
る。
圧接触器、計器用変圧器、変流器等の電気機器を引出架
台に装着し、移動自在にした引出形高圧開閉装置に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来のこの種の技術としては、特公平３
−７３１号公報に示される引出形開閉装置が知られてお
り、図５〜図６を用いてこの従来技術を説明する。
−７３１号公報に示される引出形開閉装置が知られてお
り、図５〜図６を用いてこの従来技術を説明する。
【０００３】図５は引出形開閉装置の側面図であり、図
６は図５のＡーＡ間の断面図である。 引出架台１０１
の前後両端には、引き出し可能のための車輪１０２が設
けられており、引出架台１０１の絶縁ケース１０３内に
は、開閉機能を有する高圧真空接触器１０４と、この高
圧真空接触器１０４の各真空バルブ１０５と直列に接続
される高圧回路短絡保護用の各電力ヒューズ１０７とが
収納設置されている。
６は図５のＡーＡ間の断面図である。 引出架台１０１
の前後両端には、引き出し可能のための車輪１０２が設
けられており、引出架台１０１の絶縁ケース１０３内に
は、開閉機能を有する高圧真空接触器１０４と、この高
圧真空接触器１０４の各真空バルブ１０５と直列に接続
される高圧回路短絡保護用の各電力ヒューズ１０７とが
収納設置されている。
【０００４】前記各真空バルブ１０５の前記電力ヒュー
ズ１０７と接続される端子との反対側は、前記絶縁ケー
ス１０３内に埋設された負荷側導体１０８を介して負荷
側出力端子１０９に接続されている。
ズ１０７と接続される端子との反対側は、前記絶縁ケー
ス１０３内に埋設された負荷側導体１０８を介して負荷
側出力端子１０９に接続されている。
【０００５】また、前記電力ヒューズ１０７の前記真空
バルブ１０５と接続される端子との反対側は、前記絶縁
ケース１０３内に埋設された電源側導体１１０を介して
電源側出力端子１１１に接続されている。
バルブ１０５と接続される端子との反対側は、前記絶縁
ケース１０３内に埋設された電源側導体１１０を介して
電源側出力端子１１１に接続されている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術は、
絶縁ケース１０３内に負荷側導体１０８と電源側導体１
１０とが一体に埋め込まれているので小型化されるが、
絶縁ケース１０３を成形する金型が大きくなり高価なも
のとなる。また、前記負荷側導体１０８と電源側導体１
１０が前記絶縁ケース１０３内に埋設されているため
に、各導体１０８、１１０からの発熱などにより絶縁ケ
ース１０３に亀裂が生じたり、絶縁破壊を起す心配もあ
り、安全面から望ましい構成とは言えなかった。
絶縁ケース１０３内に負荷側導体１０８と電源側導体１
１０とが一体に埋め込まれているので小型化されるが、
絶縁ケース１０３を成形する金型が大きくなり高価なも
のとなる。また、前記負荷側導体１０８と電源側導体１
１０が前記絶縁ケース１０３内に埋設されているため
に、各導体１０８、１１０からの発熱などにより絶縁ケ
ース１０３に亀裂が生じたり、絶縁破壊を起す心配もあ
り、安全面から望ましい構成とは言えなかった。
【０００７】本発明はこのような事情に鑑みて発明され
たもので、構造の簡素化と、安全性の向上を図った、単
位引出形高圧開閉装置を提供することにある。
たもので、構造の簡素化と、安全性の向上を図った、単
位引出形高圧開閉装置を提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するために、次のような手段を採用した。
解決するために、次のような手段を採用した。
【０００９】移動自在な引出架台に、少なくとも、固定
枠に装着された３相電源側端子と接離可能に接続される
各相の電気導体と、該各相の電気導体に接続される各相
の電力ヒューズとを有する電気機器を備えた引出形高圧
開閉装置において、第１相の前記電気導体が、第１相の
前記電源側端子から水平に配設されて、第１相の前記電
力ヒューズと接続され、第２相の前記電気導体が、第２
相の前記電源側端子から第１相の前記電力ヒューズの絶
縁筒と直角に交差し、かつ匍匐配設されて、第２相の前
記電力ヒューズと接続され、第３相の前記電気導体が、
第３相の前記電源側端子から第１相の前記電力ヒューズ
の絶縁筒および第２相の前記電力ヒューズの絶縁筒と直
角に交差し、かつ匍匐配設されて、第３相の前記電力ヒ
ューズと接続されることを特徴とする。
枠に装着された３相電源側端子と接離可能に接続される
各相の電気導体と、該各相の電気導体に接続される各相
の電力ヒューズとを有する電気機器を備えた引出形高圧
開閉装置において、第１相の前記電気導体が、第１相の
前記電源側端子から水平に配設されて、第１相の前記電
力ヒューズと接続され、第２相の前記電気導体が、第２
相の前記電源側端子から第１相の前記電力ヒューズの絶
縁筒と直角に交差し、かつ匍匐配設されて、第２相の前
記電力ヒューズと接続され、第３相の前記電気導体が、
第３相の前記電源側端子から第１相の前記電力ヒューズ
の絶縁筒および第２相の前記電力ヒューズの絶縁筒と直
角に交差し、かつ匍匐配設されて、第３相の前記電力ヒ
ューズと接続されることを特徴とする。
【００１０】また、第２相の前記電気導体が、第１相の
前記電力ヒューズと第２相の前記電力ヒューズ間におい
て、Ｌ字状に曲折し第２相の前記電力ヒューズの絶縁筒
に沿って匍匐配設され、第３相の前記電気導体が、第２
相の前記電力ヒューズと第３相の前記電力ヒューズ間に
おいて、Ｌ字状に曲折し第３相の前記電力ヒューズの絶
縁筒に沿って匍匐配設されることを特徴とする。
前記電力ヒューズと第２相の前記電力ヒューズ間におい
て、Ｌ字状に曲折し第２相の前記電力ヒューズの絶縁筒
に沿って匍匐配設され、第３相の前記電気導体が、第２
相の前記電力ヒューズと第３相の前記電力ヒューズ間に
おいて、Ｌ字状に曲折し第３相の前記電力ヒューズの絶
縁筒に沿って匍匐配設されることを特徴とする。
【００１１】また、第２相および第３相の前記各電気導
体が、第１相の前記電力ヒューズの絶縁筒の長手方向に
３等分した分割点のそれぞれを通って、配設されること
を特徴とする。
体が、第１相の前記電力ヒューズの絶縁筒の長手方向に
３等分した分割点のそれぞれを通って、配設されること
を特徴とする。
【００１２】本発明は上記の手段を採用することによ
り、単位引出形高圧開閉装置において、第１相電力ヒュ
ーズの絶縁筒近傍に第２相と第３相の電力ヒューズの電
気導体を配設することにより、電源側の電気導体相互間
の電気的な隔離空間を確保し、安全な絶縁寸法を実現で
きる。
り、単位引出形高圧開閉装置において、第１相電力ヒュ
ーズの絶縁筒近傍に第２相と第３相の電力ヒューズの電
気導体を配設することにより、電源側の電気導体相互間
の電気的な隔離空間を確保し、安全な絶縁寸法を実現で
きる。
【００１３】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の一実施形態を図
１〜図４に従って説明する。
１〜図４に従って説明する。
【００１４】図１は本発明に係る単位引出形高圧開閉装
置の全体構成を示す側面図である。図２は図１の符号Ａ
〜Ａにおける断面図、図３は図１の符号Ｂ〜Ｂにおける
断面図、図４は図１の符号Ｃ〜Ｃにおける断面図をそれ
ぞれ示す。
置の全体構成を示す側面図である。図２は図１の符号Ａ
〜Ａにおける断面図、図３は図１の符号Ｂ〜Ｂにおける
断面図、図４は図１の符号Ｃ〜Ｃにおける断面図をそれ
ぞれ示す。
【００１５】図１〜図４において、１は引出架台、１Ａ
は車輪、２は固定枠、３は開閉機能を有する高圧真空接
触器、４ａ〜４ｃは高圧回路短絡保護用の電力ヒュー
ズ、５ａ〜５ｃは電力ヒューズの絶縁筒、６ａ〜６ｃ，
８ａ〜８ｃは電力ヒューズの通電端子、７ａ〜７ｃ，９
ａ〜９ｃ，１１ａ〜１１ｃ，１７ａ〜１７ｃは絶縁碍
子、１０ａ〜１０ｃは導体接続金具、１２ａ〜１２ｃ，
１９ａ〜１９ｃは絶縁支持ブッシング、１３ａ〜１３ｃ
は電源側端子、１４ａ〜１４ｃは接触金具、１５ａ〜１
５ｂは真空バルブ、１６ａ及び１６ｃは変流器、１８ａ
〜１８ｃは導体接続金具、２０ａ〜２０ｃは負荷側端
子、２１ａは及び２１ｂは操作用変圧器を示す。なお、
上記各符号に示されるａ〜ｃは３相の各相を表す。
は車輪、２は固定枠、３は開閉機能を有する高圧真空接
触器、４ａ〜４ｃは高圧回路短絡保護用の電力ヒュー
ズ、５ａ〜５ｃは電力ヒューズの絶縁筒、６ａ〜６ｃ，
８ａ〜８ｃは電力ヒューズの通電端子、７ａ〜７ｃ，９
ａ〜９ｃ，１１ａ〜１１ｃ，１７ａ〜１７ｃは絶縁碍
子、１０ａ〜１０ｃは導体接続金具、１２ａ〜１２ｃ，
１９ａ〜１９ｃは絶縁支持ブッシング、１３ａ〜１３ｃ
は電源側端子、１４ａ〜１４ｃは接触金具、１５ａ〜１
５ｂは真空バルブ、１６ａ及び１６ｃは変流器、１８ａ
〜１８ｃは導体接続金具、２０ａ〜２０ｃは負荷側端
子、２１ａは及び２１ｂは操作用変圧器を示す。なお、
上記各符号に示されるａ〜ｃは３相の各相を表す。
【００１６】本発明の単位引出形高圧開閉装置には、引
出架台１の前後両端に、移動可能のための車輪１Ａが設
けられており、図１では左右方向に水平に移動可能とな
っている。引出架台１内には、開閉機能を有する高圧真
空接触器３、高圧真空接触器３の３相分の真空バルブ１
５ａ〜１５ｃ、接触金具１４ａ〜１４ｃを介して接続さ
れる３相分の電力ヒューズ４ａ〜４ｃ、電力ヒューズ４
ａ、４ｃと接続される変流器１６ａ，１６ｃ、および操
作用変圧器２１ａ，２１ｂからなる電気機器が収納設置
されている。
出架台１の前後両端に、移動可能のための車輪１Ａが設
けられており、図１では左右方向に水平に移動可能とな
っている。引出架台１内には、開閉機能を有する高圧真
空接触器３、高圧真空接触器３の３相分の真空バルブ１
５ａ〜１５ｃ、接触金具１４ａ〜１４ｃを介して接続さ
れる３相分の電力ヒューズ４ａ〜４ｃ、電力ヒューズ４
ａ、４ｃと接続される変流器１６ａ，１６ｃ、および操
作用変圧器２１ａ，２１ｂからなる電気機器が収納設置
されている。
【００１７】また、第１相から第３相の電源側端子１３
ａ〜１３ｃおよび第１相から第３相の負荷側端子２０ａ
〜２０ｃは固定枠２に固着支持された絶縁ブッシング１
２ａ〜１２ｃおよび１７ａ〜１７ｃにそれぞれ固着支持
されている。
ａ〜１３ｃおよび第１相から第３相の負荷側端子２０ａ
〜２０ｃは固定枠２に固着支持された絶縁ブッシング１
２ａ〜１２ｃおよび１７ａ〜１７ｃにそれぞれ固着支持
されている。
【００１８】次に、本実施形態における各相の電気機器
の構成を説明する。
の構成を説明する。
【００１９】第１相の電気機器は次のように構成され
る。
る。
【００２０】電力ヒューズ４ａは、通電端子６ａ，８ａ
および絶縁筒５ａを備え、絶縁碍子７ａと絶縁碍子９ａ
間に設けられている。
および絶縁筒５ａを備え、絶縁碍子７ａと絶縁碍子９ａ
間に設けられている。
【００２１】導体接続金具１０ａは、第１相の電源側端
子１３ａと一端が接離可能に接続され、絶縁碍子１１ａ
で固着支持され水平方向に配設される。他端は電力ヒュ
ーズ４ａの通電端子６ａに接続され、かつ絶縁碍子７ａ
に固着支持されている。
子１３ａと一端が接離可能に接続され、絶縁碍子１１ａ
で固着支持され水平方向に配設される。他端は電力ヒュ
ーズ４ａの通電端子６ａに接続され、かつ絶縁碍子７ａ
に固着支持されている。
【００２２】通電端子８ａは接続金具１４ａ、真空バル
ブ１５ａ、変流器１６ａ、絶縁碍子１７ａに支持された
導体接続金具１８ａの順に接続され、導体接続金具１８
ａは第１相の負荷側端子２０ａと接離可能に接続されて
いる。
ブ１５ａ、変流器１６ａ、絶縁碍子１７ａに支持された
導体接続金具１８ａの順に接続され、導体接続金具１８
ａは第１相の負荷側端子２０ａと接離可能に接続されて
いる。
【００２３】次に、第２相の電気機器は次のように構成
される。
される。
【００２４】電力ヒューズ４ｂは、通電端子６ｂ，８ｂ
および絶縁筒５ｂを備え、絶縁碍子７ｂと絶縁碍子９ｂ
間に設けられている。
および絶縁筒５ｂを備え、絶縁碍子７ｂと絶縁碍子９ｂ
間に設けられている。
【００２５】導体接続金具１０ｂは、第２相の電源側端
子１３ｂと一端が接離可能に接続され、絶縁碍子１１ｂ
で固着支持され、水平方向に配設される。中間部は第１
相の電力ヒューズ４ａの絶縁筒５ａと直角に交差するよ
うにかつ匍匐（ほふく）配設され、さらに、第２相の電
力ヒューズ４ｂの絶縁筒５ｂ付近でＬ字状に曲折後、前
記絶縁筒５ｂに沿って匍匐配設される。他端は電力ヒュ
ーズ４ｂの通電端子６ｂに接続され、かつ絶縁碍子７ｂ
に固着支持されている。
子１３ｂと一端が接離可能に接続され、絶縁碍子１１ｂ
で固着支持され、水平方向に配設される。中間部は第１
相の電力ヒューズ４ａの絶縁筒５ａと直角に交差するよ
うにかつ匍匐（ほふく）配設され、さらに、第２相の電
力ヒューズ４ｂの絶縁筒５ｂ付近でＬ字状に曲折後、前
記絶縁筒５ｂに沿って匍匐配設される。他端は電力ヒュ
ーズ４ｂの通電端子６ｂに接続され、かつ絶縁碍子７ｂ
に固着支持されている。
【００２６】また、導体接続金具１０ｂの中間部は、第
１相の電力ヒューズ４ａの絶縁筒５ａと直角に交差しか
つ匍匐して配設される際、図１に示すごとく、前記電力
ヒューズ４ａの絶縁筒５ａを３等分した分割点付近を通
って配設される。その結果、導体接続金具１０ｂの中間
部は、電力ヒューズ４ａの通電端子４ａと後述する導体
接続金具１０ｃとは空間的に等間隔に配置され、良好な
絶縁空間を確保できる。 通電端子８ｂは接続金具１４
ｂ、真空バルブ１５ｂ、絶縁碍子１７ｂに支持される導
体接続金具１８ｂの順に接続され、導体接続金具１８ｂ
は第２相の負荷側端子２０ｂと接離可能に接続されてい
る。
１相の電力ヒューズ４ａの絶縁筒５ａと直角に交差しか
つ匍匐して配設される際、図１に示すごとく、前記電力
ヒューズ４ａの絶縁筒５ａを３等分した分割点付近を通
って配設される。その結果、導体接続金具１０ｂの中間
部は、電力ヒューズ４ａの通電端子４ａと後述する導体
接続金具１０ｃとは空間的に等間隔に配置され、良好な
絶縁空間を確保できる。 通電端子８ｂは接続金具１４
ｂ、真空バルブ１５ｂ、絶縁碍子１７ｂに支持される導
体接続金具１８ｂの順に接続され、導体接続金具１８ｂ
は第２相の負荷側端子２０ｂと接離可能に接続されてい
る。
【００２７】次に、第３相の電気機器は次のように構成
される。
される。
【００２８】電力ヒューズ４ｃは、通電端子６ｃ，８ｃ
および絶縁筒５ｃを備え、絶縁碍子７ｃと絶縁碍子９ｃ
間に設けられている。
および絶縁筒５ｃを備え、絶縁碍子７ｃと絶縁碍子９ｃ
間に設けられている。
【００２９】導体接続金具１０ｃは、第３相の電源側端
子１３ｃと一端が接離可能に接続され、絶縁碍子１１ｃ
で固着支持され水平方向に配設される。中間部は第１相
および第２相の電力ヒューズ４ａ，４ｂの絶縁筒部５
ａ，５ｂと直角に交差するようにかつ匍匐配設され、さ
らに、第３相の電力ヒューズ４ｃの絶縁筒５ｃ付近でＬ
字状に曲折後、前記絶縁筒５ｃに沿って匍匐配設され
る。他端は電力ヒューズ４ｃの通電端子６ｃに接続さ
れ、かつ絶縁碍子７ｃに固着支持されている。
子１３ｃと一端が接離可能に接続され、絶縁碍子１１ｃ
で固着支持され水平方向に配設される。中間部は第１相
および第２相の電力ヒューズ４ａ，４ｂの絶縁筒部５
ａ，５ｂと直角に交差するようにかつ匍匐配設され、さ
らに、第３相の電力ヒューズ４ｃの絶縁筒５ｃ付近でＬ
字状に曲折後、前記絶縁筒５ｃに沿って匍匐配設され
る。他端は電力ヒューズ４ｃの通電端子６ｃに接続さ
れ、かつ絶縁碍子７ｃに固着支持されている。
【００３０】また、導体接続金具１０ｃの中間部は、第
１相の電力ヒューズ４ａの絶縁筒５ａと直角に交差しか
つ匍匐して配設される際、図１に示すごとく、前記電力
ヒューズ４ａの絶縁筒５ａを３等分した分割点付近を通
って配設される。その結果、導体接続金具１０ｃの中間
部は、導体接続金具１０ｂと電力ヒューズ４ａの通電端
子８ａと空間的に等間隔に配置され、良好な絶縁空間が
確保される。
１相の電力ヒューズ４ａの絶縁筒５ａと直角に交差しか
つ匍匐して配設される際、図１に示すごとく、前記電力
ヒューズ４ａの絶縁筒５ａを３等分した分割点付近を通
って配設される。その結果、導体接続金具１０ｃの中間
部は、導体接続金具１０ｂと電力ヒューズ４ａの通電端
子８ａと空間的に等間隔に配置され、良好な絶縁空間が
確保される。
【００３１】通電端子８ｃは接続金具１４ｃ、真空バル
ブ１５ｃ、変流器１６ｃ、絶縁碍子１７ｃに支持される
導体接続金具１８ｃの順に接続され、導体接続金具１８
ｃは第３相の負荷側端子２０ｃと接離可能に接続されて
いる。
ブ１５ｃ、変流器１６ｃ、絶縁碍子１７ｃに支持される
導体接続金具１８ｃの順に接続され、導体接続金具１８
ｃは第３相の負荷側端子２０ｃと接離可能に接続されて
いる。
【００３２】以上のごとく、本実施形態によれば、第１
相の導体接続金具１０ａは、第１相の電力ヒューズ４ａ
の通電端子６ａから折り曲げることなく水平に延びるよ
うに配設され、第２相の導体接続金具１０ｂと第３相の
導体接続金具１０ｃは、第１相の電力ヒューズ４ａの絶
縁筒５ａの長手方向をほぼ３分の１となるように分割し
た位置に、第１相の電力ヒューズ４ａを匍匐するように
配設されており、第１相の導体接続金具１０ａと第３相
の導体接続金具１０ｃは、第２相の導体接続金具１０ｂ
に対して上下にほぼ等間隔に配設されることになる。
相の導体接続金具１０ａは、第１相の電力ヒューズ４ａ
の通電端子６ａから折り曲げることなく水平に延びるよ
うに配設され、第２相の導体接続金具１０ｂと第３相の
導体接続金具１０ｃは、第１相の電力ヒューズ４ａの絶
縁筒５ａの長手方向をほぼ３分の１となるように分割し
た位置に、第１相の電力ヒューズ４ａを匍匐するように
配設されており、第１相の導体接続金具１０ａと第３相
の導体接続金具１０ｃは、第２相の導体接続金具１０ｂ
に対して上下にほぼ等間隔に配設されることになる。
【００３３】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
第１相の電力ヒューズの絶縁筒の長手方向の絶縁部分を
分割利用することにより、他相の電気導体との絶縁隔離
寸法を空間絶縁のみで確保することができ、絶縁空間を
補う特別の絶縁部材、または絶縁部材に一体に埋込成形
する高度な技術も必要がなく、安価な引出形高圧開閉装
置を提供することができる。
第１相の電力ヒューズの絶縁筒の長手方向の絶縁部分を
分割利用することにより、他相の電気導体との絶縁隔離
寸法を空間絶縁のみで確保することができ、絶縁空間を
補う特別の絶縁部材、または絶縁部材に一体に埋込成形
する高度な技術も必要がなく、安価な引出形高圧開閉装
置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施形態である単位引出形高圧開閉
装置の全体構成を示す側面図である。
装置の全体構成を示す側面図である。
【図２】本発明の一実施形態を示す図１の符号Ａ〜Ａに
おける断面図である。
おける断面図である。
【図３】本発明の一実施形態を示す図１の符号Ｂ〜Ｂに
おける断面図である。
おける断面図である。
【図４】本発明の一実施形態を示す図１の符号Ｃ〜Ｃに
おける断面図である。
おける断面図である。
【図５】従来技術の引出形開閉装置の全体構成を示す側
面図である。
面図である。
【図６】従来技術を示す図５の符号Ａ〜Ａにおける断面
図である。
図である。
１ 引出架台 １Ａ 車輪 ２ 固定枠 ３ 高圧真空接触器 ４ａ〜４ｃ 電力ヒューズ ５ａ〜５ｃ 絶縁筒 ６ａ〜６ｃ ，８ａ〜８ｃ 電力ヒューズの通電端子 ７ａ〜７ｃ ，９ａ〜９ｃ，１１ａ〜１１ｃ ，１７ａ
〜１７ｃ 絶縁碍子 １０ａ〜１０ｃ，１８ａ〜１８ｃ 導体接続金具 １２ａ〜１２ｃ，１９ａ〜１９ｃ 絶縁支持ブッシング １３ａ〜１３ｃ 電源側端子 １４ａ〜１４ｃ 接触金具 １５ａ〜１５ｃ 真空バルブ １６ａ，１６ｃ 変流器 ２０ａ〜２０ｃ 負荷側端子 ２１ａ，２１ｂ 操作用変圧器
〜１７ｃ 絶縁碍子 １０ａ〜１０ｃ，１８ａ〜１８ｃ 導体接続金具 １２ａ〜１２ｃ，１９ａ〜１９ｃ 絶縁支持ブッシング １３ａ〜１３ｃ 電源側端子 １４ａ〜１４ｃ 接触金具 １５ａ〜１５ｃ 真空バルブ １６ａ，１６ｃ 変流器 ２０ａ〜２０ｃ 負荷側端子 ２１ａ，２１ｂ 操作用変圧器
Claims (3)
- 【請求項１】 移動自在な引出架台に、少なくとも、固
定枠に装着された３相電源側端子と接離可能に接続され
る各相の電気導体と、該各相の電気導体に接続される各
相の電力ヒューズとを有する電気機器を備えた引出形高
圧開閉装置において、 第１相の前記電気導体が、第１相の前記電源側端子から
水平に配設されて、第１相の前記電力ヒューズと接続さ
れ、 第２相の前記電気導体が、第２相の前記電源側端子から
第１相の前記電力ヒューズの絶縁筒と直角に交差し、か
つ匍匐配設されて、第２相の前記電力ヒューズと接続さ
れ、 第３相の前記電気導体が、第３相の前記電源側端子から
第１相の前記電力ヒューズの絶縁筒および第２相の前記
電力ヒューズの絶縁筒と直角に交差し、かつ匍匐配設さ
れて、第３相の前記電力ヒューズと接続されることを特
徴とする引出形高圧開閉装置。 - 【請求項２】 請求項１において、 第２相の前記電気導体が、第１相の前記電力ヒューズと
第２相の前記電力ヒューズ間において、Ｌ字状に曲折し
第２相の前記電力ヒューズの絶縁筒に沿って匍匐配設さ
れ、 第３相の前記電気導体が、第２相の前記電力ヒューズと
第３相の前記電力ヒューズ間において、Ｌ字状に曲折し
第３相の前記電力ヒューズの絶縁筒に沿って匍匐配設さ
れることを特徴とする引出形高圧開閉装置。 - 【請求項３】 請求項１ないしは請求項２のいずれか１
つに記載の請求項において、 第２相および第３相の前記各電気導体が、第１相の前記
電力ヒューズの絶縁筒の長手方向に３等分した分割点の
それぞれを通って、配設されることを特徴とする引出形
高圧開閉装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23437496A JPH1080018A (ja) | 1996-09-04 | 1996-09-04 | 引出形高圧開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23437496A JPH1080018A (ja) | 1996-09-04 | 1996-09-04 | 引出形高圧開閉装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1080018A true JPH1080018A (ja) | 1998-03-24 |
Family
ID=16970011
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23437496A Pending JPH1080018A (ja) | 1996-09-04 | 1996-09-04 | 引出形高圧開閉装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1080018A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100463600B1 (ko) * | 2001-12-07 | 2004-12-29 | 엘지산전 주식회사 | 가스절연용기 내장형 퓨즈하우징을 구비한 고압가스부하개폐기 |
| KR100711234B1 (ko) | 2007-02-15 | 2007-04-25 | 주식회사 광명전기 | 파워휴즈 조합형 가스절연부하개폐기의 기구적 조작부 |
| WO2009060724A1 (ja) * | 2007-11-05 | 2009-05-14 | Meidensha Corporation | 電磁接触器 |
| KR20140084321A (ko) * | 2011-12-08 | 2014-07-04 | 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 | 스위치 기어 |
-
1996
- 1996-09-04 JP JP23437496A patent/JPH1080018A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100463600B1 (ko) * | 2001-12-07 | 2004-12-29 | 엘지산전 주식회사 | 가스절연용기 내장형 퓨즈하우징을 구비한 고압가스부하개폐기 |
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| JP2009118616A (ja) * | 2007-11-05 | 2009-05-28 | Meidensha Corp | 電磁接触器 |
| KR20140084321A (ko) * | 2011-12-08 | 2014-07-04 | 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 | 스위치 기어 |
| JPWO2013084572A1 (ja) * | 2011-12-08 | 2015-04-27 | 三菱電機株式会社 | スイッチギヤ |
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