JPH107009A - パワーステアリングシリンダーの取付構造 - Google Patents
パワーステアリングシリンダーの取付構造Info
- Publication number
- JPH107009A JPH107009A JP8158342A JP15834296A JPH107009A JP H107009 A JPH107009 A JP H107009A JP 8158342 A JP8158342 A JP 8158342A JP 15834296 A JP15834296 A JP 15834296A JP H107009 A JPH107009 A JP H107009A
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- Japan
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- power steering
- steering cylinder
- input shaft
- axle case
- longitudinal direction
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D9/00—Steering deflectable wheels not otherwise provided for
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60K—ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
- B60K17/00—Arrangement or mounting of transmissions in vehicles
- B60K17/30—Arrangement or mounting of transmissions in vehicles the ultimate propulsive elements, e.g. ground wheels, being steerable
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Power Steering Mechanism (AREA)
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 パワーステアリングシリンダーの固定側の枢
着部をフロントアクスルケースの左右中心よりも外側に
配置すると、ストロークが短くなっていた。 【解決手段】 アクスルケース15の長手方向の両端部
に駆動輪11を操向自在に支持し、その長手方向中途部
に前記駆動輪へ動力を伝える入力軸21を機体前後方向
に沿って突設支持した構成において、パワーステアリン
グシリンダー10をアクスルケースの長手方向に沿って
配し、該パワーステアリングシリンダー10の固定側と
可動側のうちの一方を前記入力軸21の上方位置を横切
ってアクスルケース15側に枢着し、その他方をタイロ
ッド24にて相互連結された各々の駆動輪のナックルア
ーム23の一方に枢着し、前記アクスルケース15に固
定された、前記入力軸21を支持する蓋体20に前記パ
ワーステアリングシリンダー10を枢着するための枢着
部を設けた。
着部をフロントアクスルケースの左右中心よりも外側に
配置すると、ストロークが短くなっていた。 【解決手段】 アクスルケース15の長手方向の両端部
に駆動輪11を操向自在に支持し、その長手方向中途部
に前記駆動輪へ動力を伝える入力軸21を機体前後方向
に沿って突設支持した構成において、パワーステアリン
グシリンダー10をアクスルケースの長手方向に沿って
配し、該パワーステアリングシリンダー10の固定側と
可動側のうちの一方を前記入力軸21の上方位置を横切
ってアクスルケース15側に枢着し、その他方をタイロ
ッド24にて相互連結された各々の駆動輪のナックルア
ーム23の一方に枢着し、前記アクスルケース15に固
定された、前記入力軸21を支持する蓋体20に前記パ
ワーステアリングシリンダー10を枢着するための枢着
部を設けた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、走行車輌の前後駆
動輪のうちの一方側を操向輪とし、この操向輪をパワー
ステアリングシリンダーによって回動して操向を行うよ
うにした場合の、パワーステアリングシリンダーの取付
構成に関する。
動輪のうちの一方側を操向輪とし、この操向輪をパワー
ステアリングシリンダーによって回動して操向を行うよ
うにした場合の、パワーステアリングシリンダーの取付
構成に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から走行車両には、操向操作力を軽
減するためにパワーステアリング装置が取り付けられて
いる。該パワーステアリング装置はハンドルの回転に応
じた油をパワーステアリングシリンダーに供給して、パ
ワーステアリングシリンダーの可動側を伸縮させて、操
向輪を左右回動する構成としている。そして、前輪を駆
動可能として操向輪とした場合、パワーステアリングシ
リンダーはフロントアクスルケース上に設けて、アーム
を介してタイロッドを左右に移動させたり、パワーステ
アリングシリンダーをアクスルケースに平行な左右方向
に配置して、パワーステアリングシリンダーの可動側ま
たは固定側をアクスルケースに、他方をナックルアーム
に連結して、パワーステアリングシリンダー伸縮させる
ことで、操向できるようにした構成等が公知となってい
る。このパワーステアリングシリンダーを左右方向に配
置した場合においても、フロントアクスルケースの前側
に配置したり、後側に配置したり構成でき、前方の障害
物からシリンダーを保護する構成の場合には、フロント
アクスルケースの後側に配置している。例えば、実公平
1−37337号の技術が公知となっている。
減するためにパワーステアリング装置が取り付けられて
いる。該パワーステアリング装置はハンドルの回転に応
じた油をパワーステアリングシリンダーに供給して、パ
ワーステアリングシリンダーの可動側を伸縮させて、操
向輪を左右回動する構成としている。そして、前輪を駆
動可能として操向輪とした場合、パワーステアリングシ
リンダーはフロントアクスルケース上に設けて、アーム
を介してタイロッドを左右に移動させたり、パワーステ
アリングシリンダーをアクスルケースに平行な左右方向
に配置して、パワーステアリングシリンダーの可動側ま
たは固定側をアクスルケースに、他方をナックルアーム
に連結して、パワーステアリングシリンダー伸縮させる
ことで、操向できるようにした構成等が公知となってい
る。このパワーステアリングシリンダーを左右方向に配
置した場合においても、フロントアクスルケースの前側
に配置したり、後側に配置したり構成でき、前方の障害
物からシリンダーを保護する構成の場合には、フロント
アクスルケースの後側に配置している。例えば、実公平
1−37337号の技術が公知となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記のようにパワース
テアリングシリンダーをフロントアクスルケースの後側
に左右(軸心或いは長手)方向に配置する場合では、パ
ワーステアリングシリンダーは機体左右中心を横切る構
成とせず、フロントアクスルケースへ動力を伝える伝動
軸または入力軸と干渉しない配置として、上下方向の高
さが高くならないようにしていた。しかし、パワーステ
アリングシリンダーの固定側の枢着部をフロントアクス
ルケースの左右中心よりも外(ナックルアーム)側に配
置する構成であると、ストロークを長くとれないため
に、パワーステアリングシリンダー自体の長さを短くし
なければならず、また、パワーステアリングシリンダー
の可動側の枢着部は、ナックルアームの回動中心からの
距離を短くして、短いストロークでタイロッドを規定量
移動させる構成としていたので、パワーステアリングシ
リンダーは容量を大きくして回動させる力が大きくなる
ようにし、ナックルアームやアクスルケースとパワース
テアリングシリンダーの枢着部の強度も上げ、アクスル
ケース自体の強度も上げていた。従って、パワーステア
リングシリンダーは性能の高いものが必要となり、ケー
スや支持部の肉厚は厚くなって重量増加を招き、コスト
アップとなっていた。
テアリングシリンダーをフロントアクスルケースの後側
に左右(軸心或いは長手)方向に配置する場合では、パ
ワーステアリングシリンダーは機体左右中心を横切る構
成とせず、フロントアクスルケースへ動力を伝える伝動
軸または入力軸と干渉しない配置として、上下方向の高
さが高くならないようにしていた。しかし、パワーステ
アリングシリンダーの固定側の枢着部をフロントアクス
ルケースの左右中心よりも外(ナックルアーム)側に配
置する構成であると、ストロークを長くとれないため
に、パワーステアリングシリンダー自体の長さを短くし
なければならず、また、パワーステアリングシリンダー
の可動側の枢着部は、ナックルアームの回動中心からの
距離を短くして、短いストロークでタイロッドを規定量
移動させる構成としていたので、パワーステアリングシ
リンダーは容量を大きくして回動させる力が大きくなる
ようにし、ナックルアームやアクスルケースとパワース
テアリングシリンダーの枢着部の強度も上げ、アクスル
ケース自体の強度も上げていた。従って、パワーステア
リングシリンダーは性能の高いものが必要となり、ケー
スや支持部の肉厚は厚くなって重量増加を招き、コスト
アップとなっていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
する為に次の如く構成したものである。即ち、アクスル
ケース15の長手方向の両端部に駆動輪11を操向自在
に支持し、その長手方向中途部に前記駆動輪へ動力を伝
える入力軸21を機体前後方向に沿って突設支持した構
成において、パワーステアリングシリンダー10をアク
スルケースの長手方向に沿って配し、該パワーステアリ
ングシリンダー10の固定側と可動側のうちの一方を前
記入力軸21の上方位置を横切ってアクスルケース15
側に枢着し、その他方をタイロッド24にて相互連結さ
れた各々の駆動輪のナックルアーム23の一方に枢着し
たものである。この場合、前記パワーステアリングシリ
ンダー10を枢着するための一方の枢着部は、アクスル
ケース15に固定された、前記入力軸21を支持する蓋
体20に設けるのが好ましい。
する為に次の如く構成したものである。即ち、アクスル
ケース15の長手方向の両端部に駆動輪11を操向自在
に支持し、その長手方向中途部に前記駆動輪へ動力を伝
える入力軸21を機体前後方向に沿って突設支持した構
成において、パワーステアリングシリンダー10をアク
スルケースの長手方向に沿って配し、該パワーステアリ
ングシリンダー10の固定側と可動側のうちの一方を前
記入力軸21の上方位置を横切ってアクスルケース15
側に枢着し、その他方をタイロッド24にて相互連結さ
れた各々の駆動輪のナックルアーム23の一方に枢着し
たものである。この場合、前記パワーステアリングシリ
ンダー10を枢着するための一方の枢着部は、アクスル
ケース15に固定された、前記入力軸21を支持する蓋
体20に設けるのが好ましい。
【0005】
【発明の実施の形態】次に添付の図面に示した本発明の
実施例の構成を説明する。図1は四輪駆動型の走行車輌
の全体側面図、図2はパワーステアリングシリンダーの
取付部を示すフロントアクスルケースの側面図一部断面
図、図3は同じく平面図、図4は同じく後面図一部断面
図である。
実施例の構成を説明する。図1は四輪駆動型の走行車輌
の全体側面図、図2はパワーステアリングシリンダーの
取付部を示すフロントアクスルケースの側面図一部断面
図、図3は同じく平面図、図4は同じく後面図一部断面
図である。
【0006】図1において、本発明のパワーステアリン
グシリンダーの取付構造を適用した、四輪駆動型の走行
車両の全体構成から説明する。機体前部上のボンネット
1内にエンジンEを収納し、該エンジンEをフロントフ
レーム5によって支持して、該エンジンEによって油圧
ポンプを駆動し、ミッションケースに動力を伝えて前輪
11や後輪12やPTO軸を駆動できるようにしてい
る。前記ボンネット1後部にダッシュボード2を配置
し、該ダッシュボード2上にハンドル3を突出してい
る。該ハンドル3の回転軸の下部に切換弁4を配置し
て、ハンドル3の回転によって切り換えられるように
し、該切換弁4に後述するパワーステアリングシリンダ
ー10や油圧ポンプと配管6を介して接続して、ハンド
ル3の回動に応じてパワーステアリングシリンダー10
を伸縮できるようにしている。
グシリンダーの取付構造を適用した、四輪駆動型の走行
車両の全体構成から説明する。機体前部上のボンネット
1内にエンジンEを収納し、該エンジンEをフロントフ
レーム5によって支持して、該エンジンEによって油圧
ポンプを駆動し、ミッションケースに動力を伝えて前輪
11や後輪12やPTO軸を駆動できるようにしてい
る。前記ボンネット1後部にダッシュボード2を配置
し、該ダッシュボード2上にハンドル3を突出してい
る。該ハンドル3の回転軸の下部に切換弁4を配置し
て、ハンドル3の回転によって切り換えられるように
し、該切換弁4に後述するパワーステアリングシリンダ
ー10や油圧ポンプと配管6を介して接続して、ハンド
ル3の回動に応じてパワーステアリングシリンダー10
を伸縮できるようにしている。
【0007】次に本発明の要部であるパワーステアリン
グシリンダーの取付構造を図2、図3、図4より説明す
る。前記フロントフレーム5の前下部に前後一対の支持
プレート13・13を横設し、該支持プレート13・1
3にセンターピン14を介してフロントアクスルケース
15の機体左右方向略中央上部を支持し、フロントアク
スルケース15の両端側を上下揺動自在に構成してい
る。該フロントアクスルケース15は、デフ装置を収納
し前記デフ装置より動力伝達可能に突出した伝動軸19
の一方を収納する筒体15aと、伝動軸19の他方を収
納する筒体15bとを接合して構成される。
グシリンダーの取付構造を図2、図3、図4より説明す
る。前記フロントフレーム5の前下部に前後一対の支持
プレート13・13を横設し、該支持プレート13・1
3にセンターピン14を介してフロントアクスルケース
15の機体左右方向略中央上部を支持し、フロントアク
スルケース15の両端側を上下揺動自在に構成してい
る。該フロントアクスルケース15は、デフ装置を収納
し前記デフ装置より動力伝達可能に突出した伝動軸19
の一方を収納する筒体15aと、伝動軸19の他方を収
納する筒体15bとを接合して構成される。
【0008】前記フロントアクスルケース15の筒体1
5aの機体左右方向の中央後面には開口部を設け、この
開口部は蓋体20によって閉じられており、該蓋体20
の下部に機体前後方向に沿う入力軸21を回転自在に軸
支し、該入力軸21の後部はユニバーサルジョイント、
伝動軸22を介して座席下方に設けたミッションケース
に連動連結している。入力軸21の前部は筒体15a内
に突入し、ピニオンを介してデフ装置のリングギアに動
力伝えるようにしている。また、前記フロントアクスル
ケース15の両端側には上部キングピン16a、下部キ
ングピン16bを中心として左右方向に回動自在な回動
ケース17を支持し、該回動ケース17に前輪11を軸
支している。そして、前記伝動軸19・19の他端側よ
りフロントアクスルケース15内に収容されたベベルギ
アや伝動軸等を介して前輪11・11に動力を伝達でき
るようにしている。
5aの機体左右方向の中央後面には開口部を設け、この
開口部は蓋体20によって閉じられており、該蓋体20
の下部に機体前後方向に沿う入力軸21を回転自在に軸
支し、該入力軸21の後部はユニバーサルジョイント、
伝動軸22を介して座席下方に設けたミッションケース
に連動連結している。入力軸21の前部は筒体15a内
に突入し、ピニオンを介してデフ装置のリングギアに動
力伝えるようにしている。また、前記フロントアクスル
ケース15の両端側には上部キングピン16a、下部キ
ングピン16bを中心として左右方向に回動自在な回動
ケース17を支持し、該回動ケース17に前輪11を軸
支している。そして、前記伝動軸19・19の他端側よ
りフロントアクスルケース15内に収容されたベベルギ
アや伝動軸等を介して前輪11・11に動力を伝達でき
るようにしている。
【0009】また、前記左右の回動ケース17・17上
部にはナックルアーム23L・23Rが前方へ突出して
固設され、該ナックルアーム23L・23Rの両先端は
機体前方を向き、フロントアクスルケース15の前方で
その長手方向に沿って配されたタイロッド24の両端に
枢結され、左右の前輪11・11が同時に同方向に回動
できるようにしている。そして、一側のナックルアーム
23Lは後方へアーム23aを延出し、一方、前記蓋体
20の後面上部には機体後方側へ延びた支持ステー25
を後方へ一体的に形成し、該支持ステー25と前記アー
ム23aの先端との間にパワーステアリングシリンダー
10を枢結している。
部にはナックルアーム23L・23Rが前方へ突出して
固設され、該ナックルアーム23L・23Rの両先端は
機体前方を向き、フロントアクスルケース15の前方で
その長手方向に沿って配されたタイロッド24の両端に
枢結され、左右の前輪11・11が同時に同方向に回動
できるようにしている。そして、一側のナックルアーム
23Lは後方へアーム23aを延出し、一方、前記蓋体
20の後面上部には機体後方側へ延びた支持ステー25
を後方へ一体的に形成し、該支持ステー25と前記アー
ム23aの先端との間にパワーステアリングシリンダー
10を枢結している。
【0010】即ち、パワーステアリングシリンダー10
の固定側を蓋体20の支持ステー25の先端にボールジ
ョイントを介し枢着して枢着部を構成し、この枢着部は
図2に示すようにフロントアクスルケース15の上下高
さHの範囲内に入るように構成している。そして、パワ
ーステアリングシリンダー10の可動側であるピストン
ロッド10a先端を前記ナックルアーム23Lの後方へ
延出したアーム23a先端にボールジョイントを介し枢
着し枢着部を構成している。よって、該パワーステアリ
ングシリンダー10は、フロントアクスルケース15の
後方で長手方向に沿って左右方向に配置され、入力軸2
1の上方位置を横切って配置されるよう構成しているの
である。なお、ピストンロッド10aを支持ステー25
に、固定側をアーム23aに夫々枢着しても構わない。
の固定側を蓋体20の支持ステー25の先端にボールジ
ョイントを介し枢着して枢着部を構成し、この枢着部は
図2に示すようにフロントアクスルケース15の上下高
さHの範囲内に入るように構成している。そして、パワ
ーステアリングシリンダー10の可動側であるピストン
ロッド10a先端を前記ナックルアーム23Lの後方へ
延出したアーム23a先端にボールジョイントを介し枢
着し枢着部を構成している。よって、該パワーステアリ
ングシリンダー10は、フロントアクスルケース15の
後方で長手方向に沿って左右方向に配置され、入力軸2
1の上方位置を横切って配置されるよう構成しているの
である。なお、ピストンロッド10aを支持ステー25
に、固定側をアーム23aに夫々枢着しても構わない。
【0011】このような構成において、パワーステアリ
ングシリンダー10の枢着部は左右中央の入力軸21の
上方位置を横切るようになるので、従来よりも固定側の
枢着部と可動側の枢着部との間の距離を長くすることが
でき、ストロークを長くとれて、ナックルアーム23も
長くできる。よって、それらを構成する部材や支持部材
の材質に強度アップを図る必要がなく、また、枢着部の
一方を蓋体20に構成した場合には、フロントアクスル
ケース15に取り付けるのに比べて荷重が集中する蓋体
20のみが強度を有していればよく、フロントアクスル
ケース15は全体的に均一な材料で構成できて、同様に
重量を軽減できる。
ングシリンダー10の枢着部は左右中央の入力軸21の
上方位置を横切るようになるので、従来よりも固定側の
枢着部と可動側の枢着部との間の距離を長くすることが
でき、ストロークを長くとれて、ナックルアーム23も
長くできる。よって、それらを構成する部材や支持部材
の材質に強度アップを図る必要がなく、また、枢着部の
一方を蓋体20に構成した場合には、フロントアクスル
ケース15に取り付けるのに比べて荷重が集中する蓋体
20のみが強度を有していればよく、フロントアクスル
ケース15は全体的に均一な材料で構成できて、同様に
重量を軽減できる。
【0012】ハンドル3を回動すると、ハンドル3の基
部の切換弁4が切り換えられて、油圧ポンプからの圧油
がパワーステアリングシリンダー10の伸長側または縮
小側の油室に送油されて、ピストンロッド10aを伸長
或いは縮小駆動し、これによりナックルアクスル23L
のアーム23aがキングピン16回りに回動されて前輪
11を左右に回動させ機体の操向を行うことができる。
パワーステアリングシリンダー10は、フロントアクス
ルケース15の後方で入力軸21よりも上方であるため
に、走行中に地上の障害物より保護される。
部の切換弁4が切り換えられて、油圧ポンプからの圧油
がパワーステアリングシリンダー10の伸長側または縮
小側の油室に送油されて、ピストンロッド10aを伸長
或いは縮小駆動し、これによりナックルアクスル23L
のアーム23aがキングピン16回りに回動されて前輪
11を左右に回動させ機体の操向を行うことができる。
パワーステアリングシリンダー10は、フロントアクス
ルケース15の後方で入力軸21よりも上方であるため
に、走行中に地上の障害物より保護される。
【0013】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏するのである。即ち、パワーステアリン
グシリンダーをフロントアクスルケースの入力軸の上方
を横切るように配置するので、パワーステアリングシリ
ンダーのストロークを長くすることができ、パワーステ
アリングシリンダーの性能を上げたり、支持部やアクス
ルケースの強度を上げる必要がなくなり、コスト低減化
を図ることができる。また、パワーステアリングシリン
ダーを入力軸を支持する蓋体に枢着することによって
は、フロントアクスルケースの構造は複雑とならず、枢
着部の構成を簡単にできる。
ような効果を奏するのである。即ち、パワーステアリン
グシリンダーをフロントアクスルケースの入力軸の上方
を横切るように配置するので、パワーステアリングシリ
ンダーのストロークを長くすることができ、パワーステ
アリングシリンダーの性能を上げたり、支持部やアクス
ルケースの強度を上げる必要がなくなり、コスト低減化
を図ることができる。また、パワーステアリングシリン
ダーを入力軸を支持する蓋体に枢着することによって
は、フロントアクスルケースの構造は複雑とならず、枢
着部の構成を簡単にできる。
【図1】四輪駆動型の走行車輌の全体側面図である。
【図2】パワーステアリングシリンダーの取付部を示す
フロントアクスルケースの側面図一部断面図である。
フロントアクスルケースの側面図一部断面図である。
【図3】同じく平面図である。
【図4】同じく後面図一部断面図である。
10 パワーステアリングシリンダー 11 前輪 15 フロントアクスルケース 20 蓋体 21 入力軸 23 ナックルアーム 24 タイロッド
Claims (2)
- 【請求項1】 アクスルケースの長手方向の両端部に駆
動輪を操向自在に支持し、その長手方向中途部に前記駆
動輪へ動力を伝える入力軸を機体前後方向に沿って突設
支持した構成において、パワーステアリングシリンダー
をアクスルケースの長手方向に沿って配し、該パワース
テアリングシリンダーの固定側と可動側のうちの一方を
前記入力軸の上方位置を横切ってアクスルケース側に枢
着し、その他方をタイロッドにて相互連結された各々の
駆動輪のナックルアームの一方に枢着したことを特徴と
するパワーステアリングシリンダーの取付構造。 - 【請求項2】 前記アクスルケースに固定された、前記
入力軸を支持する蓋体に前記パワーステアリングシリン
ダーを枢着するための一方の枢着部を、構成してあるこ
とを特徴とする請求項1記載のパワーステアリングシリ
ンダーの取付構造。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8158342A JPH107009A (ja) | 1996-06-19 | 1996-06-19 | パワーステアリングシリンダーの取付構造 |
US08/821,417 US5921343A (en) | 1996-06-19 | 1997-03-21 | Power steering structure for a running vehicle |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8158342A JPH107009A (ja) | 1996-06-19 | 1996-06-19 | パワーステアリングシリンダーの取付構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH107009A true JPH107009A (ja) | 1998-01-13 |
Family
ID=15669552
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8158342A Pending JPH107009A (ja) | 1996-06-19 | 1996-06-19 | パワーステアリングシリンダーの取付構造 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5921343A (ja) |
JP (1) | JPH107009A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012131260A (ja) * | 2010-12-20 | 2012-07-12 | Yanmar Co Ltd | トラクタのステアリング装置 |
WO2015046499A1 (ja) | 2013-09-30 | 2015-04-02 | ヤンマー株式会社 | 作業車両 |
Families Citing this family (23)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6039143A (en) * | 1997-06-02 | 2000-03-21 | General Motors Corporation | Steerable drive axle with electrically-powered steering apparatus |
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