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JPH1065461A - 差動増幅回路 - Google Patents

差動増幅回路

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Publication number
JPH1065461A
JPH1065461A JP22206496A JP22206496A JPH1065461A JP H1065461 A JPH1065461 A JP H1065461A JP 22206496 A JP22206496 A JP 22206496A JP 22206496 A JP22206496 A JP 22206496A JP H1065461 A JPH1065461 A JP H1065461A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
field
differential amplifier
terminal
differential
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP22206496A
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English (en)
Inventor
Takeshi Yamamoto
剛 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP22206496A priority Critical patent/JPH1065461A/ja
Publication of JPH1065461A publication Critical patent/JPH1065461A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 原理的には2次歪みを発生させることがな
く、低電圧化にも適すとともに、高周波特性にも優れた
MOS差動増幅器の基本となる差動増幅回路を提供す
る。 【解決手段】 NMOSトランジスタM1,M2のゲー
ト端子間に入力する差動信号の直流電圧を変化させるこ
とにより、入力からNMOSトランジスタM1とNMO
SトランジスタM2のドレイン端子間の差電流までのト
ランスコンダクタンスを変化させることができる。これ
によりトランスコンダクタンスを制御できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電界効果型の半
導体集積回路においてアナログ信号処理を行う場合の基
本となる、差動増幅回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、デジタル機器の増大とデジタル信
号処理技術の進歩によってデジタル信号処理に適したC
MOS集積回路が半導体市場の大部分を占めるようにな
ってきている。
【0003】ところが、映像や音声は入出力がアナログ
であるため、アナログで処理するほうが簡単であった
り、デジタルで処理するにしても、A/D、D/A変換
やその前後のフィルタ処理およびクロック発生のための
発振器などに、アナログ回路が必要である。アナログ回
路にはバイポーラが向いており、これまでCMOSはア
ナログスイッチやサンプルホールドなどの一部の回路を
除いては不向きとされてきた。
【0004】しかしながら、バイポーラやBiCMOS
プロセスはややコスト高になる上に、CMOSでのデジ
タルアナログ混載による1チップ化という要求が強く、
近年CMOSでアナログ信号処理を行うための回路開発
が盛んになってきている。この中心になるのがオペアン
プであったが、オペアンプ回路は素子数が多くなる上、
周波数上の制約があるため、帰還をかけないで使える差
動増幅器が求められていた。
【0005】このようなCMOSによる差動増幅器の従
来の回路例を図4に示し、以下これについて説明する。
図4は、P.R.グレイ/R.G.メイヤー共著、永田
穣監訳、培風館、1990年初版発行の「超LSIのた
めのアナログ集積回路設計技術(下)」のP.280に
掲載された、MOS差動増幅器の基本となるNMOSト
ランジスタのソース結合ペア回路である。
【0006】ここで、入力信号は完全差動信号であるこ
とを前提とし、NMOSトランジスタM1,M2は同じ
特性であり、ともに飽和モード領域にバイアスされてい
ると仮定する。出力抵抗と基板バイアス効果を無視すれ
ば、NMOSトランジスタM1,M2のそれぞれのドレ
イン電流I1,I2は次のように表わされる。
【0007】 M1 :I1=(β1 /2)(VGS1−Vth1)2 … (1) M2 :I2=(β1 /2)(VGS2 −Vth1)2 … (2) ただし、β=μCoxW/L=μ(εox/tox)W
/Lで表され、μはチャネルの平均電子移動度、Cox
は酸化膜ゲートの容量値、Wはゲート幅、Lはゲート
長、εoxは酸化膜誘電率、toxは酸化膜厚さであ
る。また、VGSはゲート・ソース間電圧、Vthはトラン
ジスタのスレッシールド電圧である。
【0008】NMOSトランジスタM1とM2のドレイ
ン電流の差電流を出力とすると、出力I1−I2は
(1)−(2)より、
【数1】 と表わすことができる。従って、この回路の差動入力電
圧Vinから差動出力電流Iout までのトランスコンダク
タンスは、
【数2】 で表される。この式において、β1 とIo は一定の値で
あるが、差動入力電圧Vinの項を含んでいるため、差動
入力電圧Vinの値によってトランスコンダクタンスが変
化することになる。これは出力に抵抗やコンデンサなど
の線形な特性を持つ負荷を付けた場合に出力信号が歪む
ことを意味する。
【0009】このように図4の回路は出力に抵抗を付け
て差動アンプとしたり、出力にコンデンサを付けてフィ
ルタ回路を構成する積分器として用いた場合、素子のミ
スマッチが全くない理想的な場合でも、原理的に出力信
号に歪みが発生してしまうという問題があった。
【0010】この対策として、図5に示すように出力負
荷としてNMOSトランジスタを使う方法がある。この
場合も入力信号は完全差動信号であることを前提とし、
M1とM2およびM3とM4のNMOSトランジスタ対
はそれぞれ同じ特性でありともに飽和モード領域にバイ
アスされていると仮定する。また出力抵抗と基板バイア
ス効果を無視すれば、4つのNMOSトランジスタM1
〜M4のドレイン電流は次のように表わされる。
【0011】 M1:I1=(β1 /2)(VGS1 −Vth1 )2 … (5) M2:I2=(β1 /2)(VGS2 −Vth1 )2 … (6) M3:I1=(β2 /2)(VGS3 −Vth2 )2 … (7) M4:I2=(β2 /2)(VGS4 −Vth2 )2 … (8) ここで、(5)−(6)を計算すると、 I1−I2=(β1 /2)(VGS1 +VGS2 −2Vth1)(VGS1 −VGS2) =(β1 /2)(VGS1 +VGS2 −2Vth1)Vin となる。同じように、(7)−(8)を計算すると、 I1−I2=(β2 /2)(VGS3 +VGS4 −2Vth2)(VGS3 −VGS4) =(β2 /2)(VGS3 +VGS4 −2Vth2)Vout となる。従って、この回路の差動入力電圧Vinから差動
出力電圧Vout までのゲインは、
【数3】 と求めることができる。これによると素子のペアマッチ
ング(M1=M2、M3=M4)が完全にとれていれば
ゲインは、理想的には素子の物理的な形状W/L比だけ
で決まることになり、入力振幅に依存する項が出て結果
として信号歪みになるようなこともない。しかし、出力
信号の同相成分を考えると、式(5)〜(8)より、
【数4】 となり、(3)式を用いて
【数5】 ということになる。つまり、出力の同相成分に入力の2
次成分が載ることになる。これは差動回路で信号処理し
ている限りは理想的には問題ないが、厳密には差動回路
の同相除去比が有限のため結局出力に2次歪みが表れる
ことになる。また、素子ミスマッチなどによる回路の非
対称性によって、2次歪みが発生しやすいということに
なる。
【0012】また、図4と図5の回路のもう一つの問題
として回路のバイアスに電流源を使っているので、その
分だけ電源電圧から入力と出力に配分できる電圧が小さ
くなる。それでも電源電圧が5Vまでなら影響は小さい
が、半導体プロセスの微細化に伴う耐圧低下と消費電力
低減の要求から、CMOS−ICの電源電圧は3V程度
まで下がる方向にある。低電圧で動作するCMOSアナ
ログ回路の要求は益々高まってきている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】以上述べてきたよう
に、従来のMOS差動増幅器の基本となるNMOSソー
ス結合ペア回路は、抵抗を負荷にして差動アンプを構成
したり、コンデンサを負荷にしてフィルタ回路を構成す
る積分回路を構成した場合、素子のマッチングが完全に
とれている理想ケースでも原理的に出力に大きな2次歪
みを発生させる。またソ―ス結合ペアを構成するトラン
ジスタと同じ種類のトランジスタを負荷にして差動アン
プを構成すれば差動出力に2次歪みは理想的には発生し
ない。しかしこの場合も出力の同相成分に大きな2次成
分が発生し、結果的に次段で2次歪みを発生させること
になる。このように従来回路では2次歪みの発生が避け
られないため、信号にある程度以上の品位が要求される
場合には使えないという問題があった。また、従来回路
は低電圧化には適さないという問題もあって利用価値が
低かった。
【0014】この発明は、負荷が抵抗、コンデンサある
いはMOSトランジスタのいずれであっても、原理的に
は2次歪みを発生させることがなく、低電圧化にも適
し、高周波特性にもすぐれたMOS差動増幅器の基本と
なる差動増幅回路を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、この発明では、ソース端子がそれぞれ第1の定
電圧端子に接続された第1および第2の電界効果型トラ
ンジスタで構成する差動増幅回路において、前記第1お
よび第2の電界効果型トランジスタのゲート端子には、
直流電圧が等しく交流電圧が互いに逆相の関係にある差
動信号を入力し、前記第1および第2の電界効果型トラ
ンジスタのドレイン端子間の差電流を出力としてなるこ
とを特徴とする。
【0016】この回路において、前記第1の電界効果型
トランジスタと第2の電界効果型トランジスタのゲート
端子間に入力する差動信号の直流電圧を変化させること
により、入力から前記第1の電界効果型トランジスタと
第2の電界効果型トランジスタのドレイン端子間の差電
流までのトランスコンダクタンスを変化させることがで
き、これによりトランスコンダクタンスを制御できる。
【0017】さらに、上記した課題を解決するために、
この発明では、ソース端子がそれぞれ第1の定電圧端子
に接続された第1および第2の電界効果型トランジスタ
で構成する差動増幅回路において、前記第1および第2
の電界効果型トランジスタのゲート端子には、直流電圧
が等しく交流電圧が互いに逆相の関係にある差動信号を
入力し、前記第1の電界効果型トランジスタのドレイン
端子に、第3の電界効果型トランジスタのソース端子を
接続し、前記第2の電界効果型トランジスタのドレイン
端子に、第4の電界効果型トランジスタのソース端子を
接続し、前記第3の電界効果型トランジスタと第4の電
界効果型トランジスタのドレイン端子は第2の定電圧端
子に接続し、前記第3の電界効果型トランジスタと第4
の電界効果型トランジスタのゲート端子は第3の定電圧
端子に接続し、前記第1の電界効果型トランジスタと第
2の電界効果型トランジスタのドレイン端子間の差電圧
を出力とすることを特徴とする。
【0018】このように構成された回路において、前記
第3の定電圧端子を変化することにより出力信号の直流
電位を制御することができる。また、前記第1の電界効
果型トランジスタと第2の電界効果型トランジスタのゲ
ート端子間に入力する差動信号の直流電圧を変化させる
ことにより、出力信号の直流電位を制御することもでき
る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて、図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、こ
の発明の第1の実施の形態ついて説明するための回路図
である。この実施の形態は、図4のNMOSソース結合
ペア回路構成のうち、バイアス電流源を外し、ソース端
子を直接GNDに接続した構成の部分が異なる。図4の
同一の構成部分には同一の符号を付して説明する。
【0020】図1の構成による歪み改善効果について計
算で説明する。ここで、従来回路の解析の場合と同様に
で入力信号は完全差動信号であることを前提とし、両ト
ランジスタは同じ特性でありともに飽和モード領域にバ
イアスされていると仮定する。出力抵抗と基板バイアス
効果を無視すれば、2つのNMOSトランジスタのドレ
イン電流は次のように表わされる。
【0021】 M1: I1=(β1 /2)(VGS1 −Vth1 )2 … (10) M2: I2=(β1 /2)(VGS2 −Vth1 )2 … (11) M1とM2のドレイン電流の差電流を出力とすると、出
力I1−I2は、(10)−(11)より、 I1−I2=(β1 /2)(VGS1 +VGS2 −2Vth1)(VGS1 −VGS2) =(β1 /2)(VGS1 +VGS2 −2Vth1)Vin となる。入力信号の直流電圧をVbとすると、入力は完
全差動信号であり、今回はM1とM2のソース端子がG
NDに接続され固定であることから、VGS1 +VGS2 =
2Vb ということになる。従って、 I1−I2=β1 (Vb −Vth1)Vin … (12) となり、この回路の差動入力電圧から差動出力電流まで
のトランスコンダクタンスは、 Gm=Iout /Vin=(I1 −I2 ) /Vin =β1 (Vb −Vth1) … (13) と表わすことができる。(13)式は従来回路の場合の
ように「Vin2 」の項を含まず定数だけで表わされてい
る。
【0022】従って、従来例のような2次歪みを発生す
ることはない。素子ペア(M1=M2)が完全にとれて
いれば、Gmは理想的には主に素子のW/L比で決まり
一定である。Vth1のばらつきは、入力のバイアス電圧
Vbを調整することによって調整でき、さらにこの電圧
によってGm値を積極的に変えることもできる。これを
利用して負荷にコンデンサを付けて積分器を構成し、調
整可能なフィルタ回路に応用することもできる。(1
2)式より電圧と電流の関係は完全に線形なので、負荷
側に抵抗や容量などの線形な素子を接続して歪みのない
信号を出力することができる。なお、バイアス電流がい
らない分だけGNDに近い電位で動作させることができ
るため、低電圧化に向いていると言うことができる。
【0023】この発明の第2の実施の形態について、図
2の回路図を用いて説明する。これは図5に示した従来
のNMOSトランジスタ負荷の差動アンプの改良であ
り、従来回路からバイアス電流源を外し、ソース端子を
直接GNDに接続するものである。これによる改善効果
を計算で説明する。ここでの仮定は、先の第1の実施の
形態の場合と同様とする。NMOSトランジスタM1〜
M4のドレイン電流は、次のように表わされる。
【0024】 M1: I1=(β1 /2)(VGS1 −Vth1 )2 … (14) M2: I2=(β1 /2)(VGS2 −Vth1 )2 … (15) M3: I1=(β2 /2)(VGS3 −Vth2 )2 … (16) M4: I2=(β2 /2)(VGS4 −Vth2 )2 … (17) これは従来回路の図5を記述した(5)〜(8)と全く
同じなので、上述の計算と同じように、この回路の差動
入力電圧Vinから差動出力電圧Vout までのゲインは、
【数6】 と求めることができる。これによると、素子のペアマッ
チング(M1=M2、M2=M4)が完全にとれていれ
ば、ゲインは理想的には素子の物理的形状W/L比だけ
で決まることになり、入力振幅に依存する項が出て結果
として信号歪みになるようなこともない。また、出力信
号の同相成分を考えると、これも従来回路での計算と同
じように、
【数7】 となるが、今度の場合は、
【数8】 だから、これを(19)に代入して
【数9】 となる。つまり、出力の同相成分は純粋に直流電圧とな
り、入力信号の2次成分は載らない。よって、出力を差
動ではなくシングルで取り出しても歪まないことにな
る。
【0025】また、この回路に対応した図5の従来回路
ではA点にトランジスタM5 寄生容量がつく。この場
合、入力を完全作動信号としてもA点には信号の2次成
分が現われる。この成分が上記寄生容量を充放電し、こ
の電流がM1 、M2 を通して出力側に流れ、出力側に2
次歪を発生させる。この回路では電流源がなく、差動ペ
アのソース結合端はGNDで固定されているため、この
ような寄生容量の充放電はない。従って、高域での2次
歪みが増大するようなことはない。
【0026】この回路の出力の直流電圧は(21)式で
表わされるが、電界効果型トランジスタのβやVthで大
きく変動することが予想される。従って、何らかの電圧
制御手段が必要になる。一つは(21)式から明らかな
ように入力信号の直流電圧Vbを制御することである
が、図3に示すように負荷の電界効果型トランジスタの
ゲート電位を変えることにより制御することもできる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係る電
界効果型トランジスタのソース結合ペア回路は、完全差
動信号を入力し、差動出力で取り出す限り、原理的に2
次歪みは発生しないため、信号にある程度以上の品位が
要求される場合にも十分な性能を確保できる。また低電
圧化には適しており高周波特性も良い。しかも少ない素
子数で構成でき、バイアスの制御やトランスコンダクタ
ンス制御も容易である。このように優れた特徴を持ち、
あらゆる回路に応用が可能という点で極めて利用価値が
高いMOS集積回路の基本回路である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態について説明する
ための回路図。
【図2】この発明の第2の実施の形態について説明する
ための回路図。
【図3】この発明の第2の実施の形態の変形例について
説明するための回路図。
【図4】CMOSによる差動増幅器の従来の回路図。
【図5】図4の出力信号歪みを対策した従来の回路図。
【符号の説明】
M1〜M4…NMOSトランジスタ、Vin…差動入力電
圧、Vout …差動出力電圧、I1,I2…ドレイン電
流。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ソース端子がそれぞれ第1の定電圧端子
    に接続された第1および第2の電界効果型トランジスタ
    で構成する差動増幅回路において、 前記第1および第2の電界効果型トランジスタのゲート
    端子には、直流電圧が等しく交流電圧が互いに逆相の関
    係にある差動信号を入力し、 前記第1および第2の電界効果型トランジスタのドレイ
    ン端子間の差電流を出力としてなることを特徴とする差
    動増幅回路。
  2. 【請求項2】 前記第1および第2の電界効果型トラン
    ジスタのゲート端子間に入力する差動信号の直流電圧を
    変化させることにより、入力から前記第1および第2の
    電界効果型トランジスタのドレイン端子間の差電流まで
    のトランスコンダクタンスを変化させてなることを特徴
    とする前記請求項1記載の差動増幅回路。
  3. 【請求項3】 ソース端子がそれぞれ第1の定電圧端子
    に接続された第1および第2の電界効果型トランジスタ
    で構成する差動増幅回路において、 前記第1および第2の電界効果型トランジスタのゲート
    端子には、直流電圧が等しく交流電圧が互いに逆相の関
    係にある差動信号を入力し、 前記第1の電界効果型トランジスタのドレイン端子に、
    第3の電界効果型トランジスタのソース端子を接続し、 前記第2の電界効果型トランジスタのドレイン端子に、
    第4の電界効果型トランジスタのソース端子を接続し、 前記第3の電界効果型トランジスタと第4の電界効果型
    トランジスタのドレイン端子は第2の定電圧端子に接続
    し、前記第3の電界効果型トランジスタと第4の電界効
    果型トランジスタのゲート端子は第3の定電圧端子に接
    続し、 前記第1の電界効果型トランジスタと第2の電界効果型
    トランジスタのドレイン端子間の差電圧を出力とするこ
    とを特徴とする差動増幅回路。
  4. 【請求項4】 前記第2および第3の定電圧端子を共通
    としたことを特徴とする請求項3記載の差動増幅回路。
  5. 【請求項5】 前記第3の定電圧端子を変化させること
    により出力信号の直流電位を制御することを特徴とする
    請求項3記載の差動増幅回路。
  6. 【請求項6】 前記第1および第2の電界効果型トラン
    ジスタのゲート端子間に入力する差動信号の直流電圧を
    変化させることにより、出力信号の直流電位を制御する
    ことを特徴とする請求項3記載の差動増幅回路。
JP22206496A 1996-08-23 1996-08-23 差動増幅回路 Withdrawn JPH1065461A (ja)

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