JPH1063063A - 多色像形成装置 - Google Patents
多色像形成装置Info
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- JPH1063063A JPH1063063A JP8222460A JP22246096A JPH1063063A JP H1063063 A JPH1063063 A JP H1063063A JP 8222460 A JP8222460 A JP 8222460A JP 22246096 A JP22246096 A JP 22246096A JP H1063063 A JPH1063063 A JP H1063063A
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-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
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- G03G13/01—Electrographic processes using a charge pattern for multicoloured copies
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- G03G2215/00—Apparatus for electrophotographic processes
- G03G2215/04—Arrangements for exposing and producing an image
- G03G2215/0495—Plural charge levels of latent image produced, e.g. trilevel
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- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明の目的は多色像形成においてオゾン発生
量を少なくすることができる多色像形成装置を提供する
ことにある。 【解決手段】正帯電感光体1には帯電手段2によって3
電位レベルの電荷潜像が形成され、そのうちの最高及び
最低電位レベルの電荷潜像の一方に第1現像機4により
正及び負の一方の極性の第1色トナ−が、他方に第2現
像機5により他方の極性の第2色トナ−がそれぞれ付着
される。その後負極性のトナ−の極性を転写前帯電手段
6によって正のコロナを用いて反転させて両トナ−の極
性が同じにされ、その極性が同じにされた両トナ−が転
写手段7によって用紙8に転写される。
量を少なくすることができる多色像形成装置を提供する
ことにある。 【解決手段】正帯電感光体1には帯電手段2によって3
電位レベルの電荷潜像が形成され、そのうちの最高及び
最低電位レベルの電荷潜像の一方に第1現像機4により
正及び負の一方の極性の第1色トナ−が、他方に第2現
像機5により他方の極性の第2色トナ−がそれぞれ付着
される。その後負極性のトナ−の極性を転写前帯電手段
6によって正のコロナを用いて反転させて両トナ−の極
性が同じにされ、その極性が同じにされた両トナ−が転
写手段7によって用紙8に転写される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複写機、プリンタ、
ファクシミリ等の電子写真装置に適用する多色像形成装
置に関する。
ファクシミリ等の電子写真装置に適用する多色像形成装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】多色像形成装置においては、感光体の周
囲に帯電手段、露光手段、第1現像機、第2現像機、転
写前帯電器、及び転写器が配置される。トライレベル2
色像を得るためには、まず、感光体は帯電手段により帯
電され、次いで、その感光体には露光手段により図6に
示されるように3電位レベルの電荷潜像が形成される。
図6において、L1はV0という最高電位レベル(帯電手
段によって帯電された電位レベル)の第1潜像部、L2
はVrという最低電位レベルの第2潜像部で、それぞれ
後述される第1色トナ−及び第2色トナ−が付着される
部分である。また、Vwという中間電位レベルは背景レ
ベルである。第2潜像部L2はネガ強露光によって形成
され得ると共に、Vwという中間電位レベルの潜像部分
はポジ弱露光によって形成され得る。
囲に帯電手段、露光手段、第1現像機、第2現像機、転
写前帯電器、及び転写器が配置される。トライレベル2
色像を得るためには、まず、感光体は帯電手段により帯
電され、次いで、その感光体には露光手段により図6に
示されるように3電位レベルの電荷潜像が形成される。
図6において、L1はV0という最高電位レベル(帯電手
段によって帯電された電位レベル)の第1潜像部、L2
はVrという最低電位レベルの第2潜像部で、それぞれ
後述される第1色トナ−及び第2色トナ−が付着される
部分である。また、Vwという中間電位レベルは背景レ
ベルである。第2潜像部L2はネガ強露光によって形成
され得ると共に、Vwという中間電位レベルの潜像部分
はポジ弱露光によって形成され得る。
【0003】第1潜像部は第1現像機によって現像さ
れ、第2潜像部は第2現像機によって現像される。すな
わち、第1現像機の現像バイアスをVb1に設定すること
によって感光体の帯電極性と逆極性の第1色トナ−が第
1潜像部L1に付着され(正規現像)、また、第2現像
機の現像バイアスをVb2に設定することによって感光体
の帯電極性と同極性の第2色トナ−が第2潜像部L2に
付着される(反転現像)。 このようにして付着された
第1色及び第2色トナ−は転写前帯電器によって正又は
負の一方の極性に統一された上、転写器によって記録媒
体に転写され、その転写されたトナ−は定着器によって
熱融解され、記録媒体に固着される。
れ、第2潜像部は第2現像機によって現像される。すな
わち、第1現像機の現像バイアスをVb1に設定すること
によって感光体の帯電極性と逆極性の第1色トナ−が第
1潜像部L1に付着され(正規現像)、また、第2現像
機の現像バイアスをVb2に設定することによって感光体
の帯電極性と同極性の第2色トナ−が第2潜像部L2に
付着される(反転現像)。 このようにして付着された
第1色及び第2色トナ−は転写前帯電器によって正又は
負の一方の極性に統一された上、転写器によって記録媒
体に転写され、その転写されたトナ−は定着器によって
熱融解され、記録媒体に固着される。
【0004】以上のような2色画像形成に関する技術は
特開昭48−57637号公報、米国特許第40789
29号明細書などに提案されており、また、正負のトナ
−をどちらか一方の極性に帯電させる転写前帯電に関す
る技術は特開昭48−53729号公報に記載されてい
る。
特開昭48−57637号公報、米国特許第40789
29号明細書などに提案されており、また、正負のトナ
−をどちらか一方の極性に帯電させる転写前帯電に関す
る技術は特開昭48−53729号公報に記載されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】多色像形成装置におい
ては、感光体としては一般に負帯電の有機感光体(OP
C)が用いられている。しかし、トライレベル方式では
2電位レベルの電荷潜像を形成するバイレベル方式より
も初期帯電電位が高くなる傾向があり、初期帯電電位が
高くなるとオゾン発生量が増大する傾向が生じている。
また、2電位レベルの電荷潜像を形成し、単色像を得る
単色像形成モ−ドにおいても、トナ−の極性によっては
転写前帯電を行う必要があり、それに伴いオゾン発生量
が増大する傾向が生じている。
ては、感光体としては一般に負帯電の有機感光体(OP
C)が用いられている。しかし、トライレベル方式では
2電位レベルの電荷潜像を形成するバイレベル方式より
も初期帯電電位が高くなる傾向があり、初期帯電電位が
高くなるとオゾン発生量が増大する傾向が生じている。
また、2電位レベルの電荷潜像を形成し、単色像を得る
単色像形成モ−ドにおいても、トナ−の極性によっては
転写前帯電を行う必要があり、それに伴いオゾン発生量
が増大する傾向が生じている。
【0006】本発明の一つの目的は多色像形成において
オゾン発生量を少なくすることができる多色像形成装置
を提供することである。
オゾン発生量を少なくすることができる多色像形成装置
を提供することである。
【0007】本発明のもう一つの目的は像形成モ−ドを
多色像形成モ−ドから単色像形成モ−ドに切り替えて単
色トナ−画像を得るときのオゾン発生量を少なくするこ
とができる多色像形成装置を提供することである。
多色像形成モ−ドから単色像形成モ−ドに切り替えて単
色トナ−画像を得るときのオゾン発生量を少なくするこ
とができる多色像形成装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の多色像形成装置
は、その一つの観点によれば、正帯電感光体と、該正帯
電感光体に互いに異なる第1、第2及び第3の電位レベ
ルの電荷潜像を形成する手段と、前記正帯電感光体の、
前記第1、第2及び第3の電位レベルのうちの最高電位
レベルの電荷潜像及び最低電位レベルの電荷潜像がそれ
ぞれ形成される部分の一方に正のトナ−を、他方に負の
トナ−をそれぞれ付着させる手段と、その付着された負
のトナ−の極性を反転させるように正のコロナを発生さ
せる手段と、前記付着された正のトナ−と前記極性が反
転されたトナ−を記録媒体に転写する手段とを備えてい
ることを特徴とする。
は、その一つの観点によれば、正帯電感光体と、該正帯
電感光体に互いに異なる第1、第2及び第3の電位レベ
ルの電荷潜像を形成する手段と、前記正帯電感光体の、
前記第1、第2及び第3の電位レベルのうちの最高電位
レベルの電荷潜像及び最低電位レベルの電荷潜像がそれ
ぞれ形成される部分の一方に正のトナ−を、他方に負の
トナ−をそれぞれ付着させる手段と、その付着された負
のトナ−の極性を反転させるように正のコロナを発生さ
せる手段と、前記付着された正のトナ−と前記極性が反
転されたトナ−を記録媒体に転写する手段とを備えてい
ることを特徴とする。
【0009】これによれば、感光体として正帯電感光体
が用いられ、また、負のトナ−の極性反転のために正の
コロナが用いられているので、感光体の電荷潜像形成前
帯電及びトナ−の転写前極性反転に伴うオゾン発生量を
大幅に少なくすることができる。
が用いられ、また、負のトナ−の極性反転のために正の
コロナが用いられているので、感光体の電荷潜像形成前
帯電及びトナ−の転写前極性反転に伴うオゾン発生量を
大幅に少なくすることができる。
【0010】本発明の多色像形成装置は、もう一つの観
点によれば、正帯電感光体と、該正帯電感光体に互いに
異なる第1、第2及び第3の電位レベルの電荷潜像を形
成する手段と、前記正帯電感光体の、前記第1、第2及
び第3の電位レベルのうちの最高電位レベルの電荷潜像
及び最低電位レベルの電荷潜像がそれぞれ形成される部
分の一方に正のトナ−を、他方に負のトナ−をそれぞれ
付着させる手段と、その付着された正及び負のトナ−の
極性を統一する手段と、その極性統一されたトナ−を記
録媒体に転写する手段とを備え、前記正及び負のトナ−
のうちの一方のトナ−はカラ−トナ−、他方のトナ−は
黒トナ−からなり、前記極性統一手段は前記カラ−トナ
−の極性を反転させることを特徴とする。
点によれば、正帯電感光体と、該正帯電感光体に互いに
異なる第1、第2及び第3の電位レベルの電荷潜像を形
成する手段と、前記正帯電感光体の、前記第1、第2及
び第3の電位レベルのうちの最高電位レベルの電荷潜像
及び最低電位レベルの電荷潜像がそれぞれ形成される部
分の一方に正のトナ−を、他方に負のトナ−をそれぞれ
付着させる手段と、その付着された正及び負のトナ−の
極性を統一する手段と、その極性統一されたトナ−を記
録媒体に転写する手段とを備え、前記正及び負のトナ−
のうちの一方のトナ−はカラ−トナ−、他方のトナ−は
黒トナ−からなり、前記極性統一手段は前記カラ−トナ
−の極性を反転させることを特徴とする。
【0011】これによれば、感光体として正帯電感光体
が用いられているので、電荷潜像形成前の感光体の帯電
に伴うオゾン発生量が低減され、また、両トナ−の極性
統一のためにカラ−トナ−の極性を反転させているた
め、一般的に使用頻度の高い黒単色像形成時に、転写に
先立って黒トナ−の極性を反転する必要がなくなり、し
たがって、転写に先立って極性統一手段を作動させなく
て済むので、その作動に基づくオゾンの発生が防止され
る。
が用いられているので、電荷潜像形成前の感光体の帯電
に伴うオゾン発生量が低減され、また、両トナ−の極性
統一のためにカラ−トナ−の極性を反転させているた
め、一般的に使用頻度の高い黒単色像形成時に、転写に
先立って黒トナ−の極性を反転する必要がなくなり、し
たがって、転写に先立って極性統一手段を作動させなく
て済むので、その作動に基づくオゾンの発生が防止され
る。
【0012】本発明の多色像形成装置は、更にもう一つ
の観点によれば、感光体と、該感光体に電荷潜像を形成
する手段と、前記感光体の、前記電荷潜像が形成される
部分にトナ−を付着させる手段と、その付着されたトナ
−を記録媒体に転写する手段とを含み、前記トナ−付着
手段は第1及び第2のトナ−付着手段を備え、2色像を
得るときは極性が互いに反対のトナ−が前記電荷潜像の
対応部分にそれぞれ付着されるように前記第1及び第2
のトナ−付着手段が作動されると共に、前記付着された
第1及び第2のトナ−のうちの一方の極性が前記転写手
段による転写に先立って反転され、単色像を得るときは
前記第1及び第2のトナ−付着手段の一方が作動される
と共に他方が不作動にされ、かつその作動される方のト
ナ−付着手段において用いられるトナ−の極性に応じて
前記転写手段によるトナ−転写時の極性が切り替えられ
るようにしたことを特徴とする。
の観点によれば、感光体と、該感光体に電荷潜像を形成
する手段と、前記感光体の、前記電荷潜像が形成される
部分にトナ−を付着させる手段と、その付着されたトナ
−を記録媒体に転写する手段とを含み、前記トナ−付着
手段は第1及び第2のトナ−付着手段を備え、2色像を
得るときは極性が互いに反対のトナ−が前記電荷潜像の
対応部分にそれぞれ付着されるように前記第1及び第2
のトナ−付着手段が作動されると共に、前記付着された
第1及び第2のトナ−のうちの一方の極性が前記転写手
段による転写に先立って反転され、単色像を得るときは
前記第1及び第2のトナ−付着手段の一方が作動される
と共に他方が不作動にされ、かつその作動される方のト
ナ−付着手段において用いられるトナ−の極性に応じて
前記転写手段によるトナ−転写時の極性が切り替えられ
るようにしたことを特徴とする。
【0013】これによれば、多色像形成モ−ドと単色像
形成モ−ドの選択切り替え使用が可能であるだけでな
く、単色像形成モ−ド使用時における、トナ−の転写前
極性反転が不要となって、トナ−付着手段による感光体
へのトナ−付着後直ちに、その付着されたトナ−の記録
媒体への転写が可能となるので、つまり、転写前帯電が
不要となるので、一般的に使用頻度の高い単色像形成時
のオゾン発生量を低レベルに抑えることができる。
形成モ−ドの選択切り替え使用が可能であるだけでな
く、単色像形成モ−ド使用時における、トナ−の転写前
極性反転が不要となって、トナ−付着手段による感光体
へのトナ−付着後直ちに、その付着されたトナ−の記録
媒体への転写が可能となるので、つまり、転写前帯電が
不要となるので、一般的に使用頻度の高い単色像形成時
のオゾン発生量を低レベルに抑えることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1において、感光体1の周りに
は帯電手段2、露光手段3、第1現像手段4及び第2現
像手段5からなる現像手段、転写前帯電手段器6、並び
にクリ−ナ−10が配置されている。感光体1は帯電手
段2により帯電される。帯電された感光体1は露光手段
3により図2に示されるように3電位レベルの電荷潜像
が形成される。図2において、L1はVrという最低電位
レベルの第1潜像部、L2はV0という最高電位レベル
(帯電手段2によって帯電された電位レベル)の第2潜
像部で、それぞれ第1色トナ−及び第2色トナ−が付着
される部分である(後述)。また、Vwという中間電位
レベルは背景レベルである。第1潜像部L1はネガ強露
光によって形成され、Vwという中間電位レベルの潜像
部分はポジ弱露光によって形成される。
は帯電手段2、露光手段3、第1現像手段4及び第2現
像手段5からなる現像手段、転写前帯電手段器6、並び
にクリ−ナ−10が配置されている。感光体1は帯電手
段2により帯電される。帯電された感光体1は露光手段
3により図2に示されるように3電位レベルの電荷潜像
が形成される。図2において、L1はVrという最低電位
レベルの第1潜像部、L2はV0という最高電位レベル
(帯電手段2によって帯電された電位レベル)の第2潜
像部で、それぞれ第1色トナ−及び第2色トナ−が付着
される部分である(後述)。また、Vwという中間電位
レベルは背景レベルである。第1潜像部L1はネガ強露
光によって形成され、Vwという中間電位レベルの潜像
部分はポジ弱露光によって形成される。
【0015】第1潜像部L1は第1現像手段4によって
現像され、第2潜像部L2は第2現像手段5によって現
像される。すなわち、第1現像手段4の現像バイアス電
圧をVb1に設定することによって感光体1の帯電極性と
同極性の第1色トナ−が第1潜像部L1に付着され(反
転現像)、また、第2現像手段5の現像バイアス電圧を
Vb2に設定することによって感光体1の帯電極性と逆極
性の第2色トナ−が第2潜像部L2に付着される(正規
現像)。
現像され、第2潜像部L2は第2現像手段5によって現
像される。すなわち、第1現像手段4の現像バイアス電
圧をVb1に設定することによって感光体1の帯電極性と
同極性の第1色トナ−が第1潜像部L1に付着され(反
転現像)、また、第2現像手段5の現像バイアス電圧を
Vb2に設定することによって感光体1の帯電極性と逆極
性の第2色トナ−が第2潜像部L2に付着される(正規
現像)。
【0016】このようにして付着された第1色トナ−及
び第2色トナ−はそのうちの一方の極性を転写前帯電手
段6を用いて反転させることによって正又は負の一方の
極性に統一された後、転写手段7によって記録媒体であ
る用紙8に転写される。その転写されたトナ−は定着手
段9によって熱融解され、用紙8に定着される。転写後
は感光体1はクリ−ナ−10によって清掃され、残留す
る第1及び第2トナ−は除去される。
び第2色トナ−はそのうちの一方の極性を転写前帯電手
段6を用いて反転させることによって正又は負の一方の
極性に統一された後、転写手段7によって記録媒体であ
る用紙8に転写される。その転写されたトナ−は定着手
段9によって熱融解され、用紙8に定着される。転写後
は感光体1はクリ−ナ−10によって清掃され、残留す
る第1及び第2トナ−は除去される。
【0017】(1)第1の実施例 図1及び図2において、感光体1としては正帯電感光体
が用いられた。第1色トナ−はカラ−トナ−とし、第2
色トナ−は黒トナ−とした。V0は850〜950v、
Vrは50〜100v、Vwは500〜600vとした。
が用いられた。第1色トナ−はカラ−トナ−とし、第2
色トナ−は黒トナ−とした。V0は850〜950v、
Vrは50〜100v、Vwは500〜600vとした。
【0018】さらに、転写前帯電手段6では、正と負に
帯電した2色のトナ−像に正のコロナ、又は正のコロナ
成分が多い交流コロナを照射し、正負のトナ−の極性を
両者共に正極性になるようにした。転写手段7としては
負のコロナ帯電手段を用いた。
帯電した2色のトナ−像に正のコロナ、又は正のコロナ
成分が多い交流コロナを照射し、正負のトナ−の極性を
両者共に正極性になるようにした。転写手段7としては
負のコロナ帯電手段を用いた。
【0019】正帯電感光体1としては、アモルファスシ
リコン感光体、セレン系感光体、正帯電OPC等を用い
ることができるが、高電圧まで帯電可能なセレン系感光
体や正帯電OPCがより望ましい。
リコン感光体、セレン系感光体、正帯電OPC等を用い
ることができるが、高電圧まで帯電可能なセレン系感光
体や正帯電OPCがより望ましい。
【0020】正帯電OPCは、単層型OPC、例えば、
三田工業(株)製OPC(商品名:MARINE OP
Cドラム)、が好適であるが、感光層が2層型(電荷発
生層CGL、電荷移動層CTLから成る)のOPCを用
いてもよい。さらに、AL層と感光層との間にブロッキ
ング層を設けた構成としてもよい。
三田工業(株)製OPC(商品名:MARINE OP
Cドラム)、が好適であるが、感光層が2層型(電荷発
生層CGL、電荷移動層CTLから成る)のOPCを用
いてもよい。さらに、AL層と感光層との間にブロッキ
ング層を設けた構成としてもよい。
【0021】転写前帯電手段6としては、正のコロナ帯
電器や正の直流成分と交流成分を重畳した交流コロナ帯
電器を用い、負トナ−の極性を反転させるように構成し
た。例えば、交流コロナ帯電器を用いた場合、直流成分
(DC)は2乃至5kv、交流成分(AC)は3乃至7
kv(ピ−ク間)、周波数は500乃至1000Hzに
設定される。転写手段7としては、コロナ帯電手段の例
を示したが、ベルト転写手段、転写ロ−ラ利用の転写手
段等が使用できる。
電器や正の直流成分と交流成分を重畳した交流コロナ帯
電器を用い、負トナ−の極性を反転させるように構成し
た。例えば、交流コロナ帯電器を用いた場合、直流成分
(DC)は2乃至5kv、交流成分(AC)は3乃至7
kv(ピ−ク間)、周波数は500乃至1000Hzに
設定される。転写手段7としては、コロナ帯電手段の例
を示したが、ベルト転写手段、転写ロ−ラ利用の転写手
段等が使用できる。
【0022】第1現像手段4の現像剤としては、画像濃
度の確保やフリンジの抑制の面で低抵抗現像剤を用いる
ことが望ましい。さらに、低抵抗現像剤を感光体に接触
させ、第1色現像を行うが、第1色現像に伴い、感光体
表面電荷を低抵抗現像剤にリ−クさせるようにすると、
第2現像手段5による第2色現像におけるキャリア付着
を低減することができる利点がある。低抵抗現像剤とし
ては、キャリアの抵抗が106〜109Ωcm、現像に対
応する電圧200〜600vを印加した場合の電流値が
1〜100μAを用いる。
度の確保やフリンジの抑制の面で低抵抗現像剤を用いる
ことが望ましい。さらに、低抵抗現像剤を感光体に接触
させ、第1色現像を行うが、第1色現像に伴い、感光体
表面電荷を低抵抗現像剤にリ−クさせるようにすると、
第2現像手段5による第2色現像におけるキャリア付着
を低減することができる利点がある。低抵抗現像剤とし
ては、キャリアの抵抗が106〜109Ωcm、現像に対
応する電圧200〜600vを印加した場合の電流値が
1〜100μAを用いる。
【0023】第1色用キャリアとしては平均粒径60〜
120μm、嵩比重2.2乃至2.8g/cm3、飽和
磁化60乃至100emu/gのフェライト、又は、マ
グネタイトキャリアを用いた。
120μm、嵩比重2.2乃至2.8g/cm3、飽和
磁化60乃至100emu/gのフェライト、又は、マ
グネタイトキャリアを用いた。
【0024】キャリアの表面はシリコン系、又はアクリ
ル系樹脂でコ−ティングし、帯電性、安定性を良好にす
ると共にコ−ティング樹脂中にカ−ボンを添加すること
により抵抗値を調整して用いた。
ル系樹脂でコ−ティングし、帯電性、安定性を良好にす
ると共にコ−ティング樹脂中にカ−ボンを添加すること
により抵抗値を調整して用いた。
【0025】第1色トナ−としては、平均粒径が6〜1
1μmで、キャリアとの混合比3乃至6Wt%において
7乃至11μc/gのカラ−トナ−を用いた。
1μmで、キャリアとの混合比3乃至6Wt%において
7乃至11μc/gのカラ−トナ−を用いた。
【0026】第1色現像ロ−ルと感光体との間隙は0.
7乃至1.6mm、第1色現像ロ−ルと規制板との間隙
は、現像ロ−ルと感光体との間隙よりも0.1乃至0.
3mm狭く設定した。
7乃至1.6mm、第1色現像ロ−ルと規制板との間隙
は、現像ロ−ルと感光体との間隙よりも0.1乃至0.
3mm狭く設定した。
【0027】また、第1現像手段4の現像ロ−ル表面と
ア−ス間の抵抗値を50〜5000MΩに設定し、第1
色現像に伴い、感光体表面電荷をア−スにリ−クさせる
ようにしてもよい。
ア−ス間の抵抗値を50〜5000MΩに設定し、第1
色現像に伴い、感光体表面電荷をア−スにリ−クさせる
ようにしてもよい。
【0028】第2色キャリアとしては、第1色キャリア
と同様な構成のものを用いた。第2色トナ−としては、
平均粒径が7〜12μmで、キャリアとの混合比3乃至
6Wt%において−7乃至−11μc/gの黒トナ−を
用いた。第1色及び第2色トナ−については、表面にシ
リカや導電性粒子(酸化チタン)を外添し、抵抗値、流
動性、帯電性を調整した。さらに、第1色トナ−は第2
色キャリアとの摩擦帯電に対し帯電量が4μc/g程度
以下と小さくなるように第1色及び第2色現像剤の相互
関係を設定したところ、2色像形成時の背景かぶりを低
減することができた。
と同様な構成のものを用いた。第2色トナ−としては、
平均粒径が7〜12μmで、キャリアとの混合比3乃至
6Wt%において−7乃至−11μc/gの黒トナ−を
用いた。第1色及び第2色トナ−については、表面にシ
リカや導電性粒子(酸化チタン)を外添し、抵抗値、流
動性、帯電性を調整した。さらに、第1色トナ−は第2
色キャリアとの摩擦帯電に対し帯電量が4μc/g程度
以下と小さくなるように第1色及び第2色現像剤の相互
関係を設定したところ、2色像形成時の背景かぶりを低
減することができた。
【0029】なお、第1色を正帯電カラ−トナ−、第2
色を負帯電黒トナ−としたが、第1色を正帯電黒トナ
−、第2色を負帯電カラ−トナ−としてもよい。
色を負帯電黒トナ−としたが、第1色を正帯電黒トナ
−、第2色を負帯電カラ−トナ−としてもよい。
【0030】以上の実施例においては、感光体1として
正帯電OPCを用いたので、2色プロセスの主帯電に伴
うオゾン発生量を低減できる。又、転写前帯電において
は正側にシフトした交流を印加し、コロナ帯電を行うの
で、負側にシフトした交流を印加し、コロナ帯電を行う
場合と比較して、転写前帯電に伴うオゾン発生量を低減
することができる。したがって、トライレベル方式を用
いた2色プロセスにおいて、主帯電及び転写前帯電に伴
うオゾンの発生量を大幅に低減することができる効果が
ある。
正帯電OPCを用いたので、2色プロセスの主帯電に伴
うオゾン発生量を低減できる。又、転写前帯電において
は正側にシフトした交流を印加し、コロナ帯電を行うの
で、負側にシフトした交流を印加し、コロナ帯電を行う
場合と比較して、転写前帯電に伴うオゾン発生量を低減
することができる。したがって、トライレベル方式を用
いた2色プロセスにおいて、主帯電及び転写前帯電に伴
うオゾンの発生量を大幅に低減することができる効果が
ある。
【0031】(2)第2の実施例 図3を参照するに、第2の実施例が第1の実施例と異な
る点は、転写手段としてロ−ラ転写手段を用いた点であ
る。ロ−ラ転写は、導電性のゴムロ−ラで構成する転写
ロ−ラ13と、転写ロ−ラ用電源電源15と、給電部品
14とを含む。本例の場合、転写手段以外は第1の実施
例と同一の構成であるので、感光体1上に形成される2
色のトナ−像は転写前帯電により同一極性に整えられ、
正極性となる。したがって、転写ロ−ラ13に−500
乃至−1000vの負の転写バイアスを印加し、2色の
トナ−像を用紙に転写した。
る点は、転写手段としてロ−ラ転写手段を用いた点であ
る。ロ−ラ転写は、導電性のゴムロ−ラで構成する転写
ロ−ラ13と、転写ロ−ラ用電源電源15と、給電部品
14とを含む。本例の場合、転写手段以外は第1の実施
例と同一の構成であるので、感光体1上に形成される2
色のトナ−像は転写前帯電により同一極性に整えられ、
正極性となる。したがって、転写ロ−ラ13に−500
乃至−1000vの負の転写バイアスを印加し、2色の
トナ−像を用紙に転写した。
【0032】本例の場合、転写工程においては転写ロ−
ラを用いて転写を行うので、コロナ帯電手段を用いる第
1の実施例と比較して、転写工程におけるオゾン発生量
を大幅に低減することができる効果がある。
ラを用いて転写を行うので、コロナ帯電手段を用いる第
1の実施例と比較して、転写工程におけるオゾン発生量
を大幅に低減することができる効果がある。
【0033】(3)第3の実施例 第3の実施例を図1、図2を用いて説明する。第3の実
施例が第1の実施例と異なる点は、転写前帯電手段6
で、カラ−トナ−の帯電極性を反転させるように、負の
コロナ、又は負のコロナ成分が多い交流コロナを照射
し、2色のトナ−の極性を黒トナ−の帯電極性である負
極性になるようにし、転写手段7としては、正のコロナ
帯電手段を用いた点である。なお、転写手段はベルト転
写方式やロ−ラ転写方式のものであってもよい。
施例が第1の実施例と異なる点は、転写前帯電手段6
で、カラ−トナ−の帯電極性を反転させるように、負の
コロナ、又は負のコロナ成分が多い交流コロナを照射
し、2色のトナ−の極性を黒トナ−の帯電極性である負
極性になるようにし、転写手段7としては、正のコロナ
帯電手段を用いた点である。なお、転写手段はベルト転
写方式やロ−ラ転写方式のものであってもよい。
【0034】本例の場合、転写前帯電手段6において
は、負のコロナ、又は負のコロナ成分が多い交流コロナ
を照射するので、第1の実施例と比較して転写前帯電で
のオゾン発生量が多くなる傾向があるが、転写工程にお
いては正のコロナ帯電を行うので、負のコロナ帯電を用
いる第1の実施例と比較して、転写工程におけるオゾン
発生量を低減することができる効果がある。
は、負のコロナ、又は負のコロナ成分が多い交流コロナ
を照射するので、第1の実施例と比較して転写前帯電で
のオゾン発生量が多くなる傾向があるが、転写工程にお
いては正のコロナ帯電を行うので、負のコロナ帯電を用
いる第1の実施例と比較して、転写工程におけるオゾン
発生量を低減することができる効果がある。
【0035】さらに、本例の場合、転写手段7の極性は
黒の帯電極性と反対に設定してあるので、黒単色像形成
時は、転写前帯電手段6を作動しなくてもよいことにな
る。その結果、2色像形成やカラ−単色像形成の場合よ
りも使用頻度が高くなる傾向がある黒単色像形成時にお
いてオゾン発生量を低いレベルに維持できる効果があ
る。
黒の帯電極性と反対に設定してあるので、黒単色像形成
時は、転写前帯電手段6を作動しなくてもよいことにな
る。その結果、2色像形成やカラ−単色像形成の場合よ
りも使用頻度が高くなる傾向がある黒単色像形成時にお
いてオゾン発生量を低いレベルに維持できる効果があ
る。
【0036】(4)第4の実施例 第4の実施例を図3、図4を用いて説明する。電荷潜像
形成(図4)については図6と同じなので、重複を避け
るために説明を省略する。第4の実施例が第2、第3の
実施例と異なる点は、V0という最高電位レベルの潜像
部を第1潜像部L1、Vrという最低電位レベルの潜像部
を第2の潜像部L2とし、第1色トナ−16を負帯電カ
ラ−トナ−、第2色トナ−17を正帯電黒トナ−とし、
第1、第2の現像手段4、5により負帯電カラ−トナ−
と正帯電黒トナ−をそれぞれ感光体1上の第1潜像部L
1及び第2潜像部L2に形成するようにし、転写前帯電手
段6では、カラ−トナ−の帯電極性を反転させるように
正のコロナ、又は正のコロナ成分が多い交流コロナを照
射して、2色のトナ−の極性を黒トナ−の帯電極性であ
る正極性になるようにし、さらに、転写手段7として
は、負の転写バイアスを印加するロ−ラ転写方式を用い
た点である。
形成(図4)については図6と同じなので、重複を避け
るために説明を省略する。第4の実施例が第2、第3の
実施例と異なる点は、V0という最高電位レベルの潜像
部を第1潜像部L1、Vrという最低電位レベルの潜像部
を第2の潜像部L2とし、第1色トナ−16を負帯電カ
ラ−トナ−、第2色トナ−17を正帯電黒トナ−とし、
第1、第2の現像手段4、5により負帯電カラ−トナ−
と正帯電黒トナ−をそれぞれ感光体1上の第1潜像部L
1及び第2潜像部L2に形成するようにし、転写前帯電手
段6では、カラ−トナ−の帯電極性を反転させるように
正のコロナ、又は正のコロナ成分が多い交流コロナを照
射して、2色のトナ−の極性を黒トナ−の帯電極性であ
る正極性になるようにし、さらに、転写手段7として
は、負の転写バイアスを印加するロ−ラ転写方式を用い
た点である。
【0037】本例の場合、転写前帯電手段6では、正の
コロナ、又は正のコロナ成分が多い交流コロナを照射す
るので、第1の実施例と同様に転写前帯電でのオゾン発
生量を低減することができ、転写工程においては、転写
ロ−ラを用いて転写を行うので、第2の実施例と同様に
転写工程でのオゾン発生量を大幅に低減することがで
き、さらに、第3の実施例と同様に転写手段7の極性は
黒の帯電極性と反対に設定してあるので、黒単色像形成
時は、転写前帯電手段6を作動しなくてもよいことにな
る。その結果、2色像形成の場合やカラ−単色像形成の
場合よりも使用頻度が高くなる傾向がある黒単色像形成
時においてオゾン発生量を低いレベルに維持することが
できる効果がある。
コロナ、又は正のコロナ成分が多い交流コロナを照射す
るので、第1の実施例と同様に転写前帯電でのオゾン発
生量を低減することができ、転写工程においては、転写
ロ−ラを用いて転写を行うので、第2の実施例と同様に
転写工程でのオゾン発生量を大幅に低減することがで
き、さらに、第3の実施例と同様に転写手段7の極性は
黒の帯電極性と反対に設定してあるので、黒単色像形成
時は、転写前帯電手段6を作動しなくてもよいことにな
る。その結果、2色像形成の場合やカラ−単色像形成の
場合よりも使用頻度が高くなる傾向がある黒単色像形成
時においてオゾン発生量を低いレベルに維持することが
できる効果がある。
【0038】なお、これまで、第1色がカラ−、第2色
が黒の例を主に説明したが、第1色が黒、第2色がカラ
−の場合にも本発明は適用できる。しかし、以下に述べ
るように、第2色画像の色濁りを緩和するには、第1色
がカラ−、第2色が黒の構成がより望ましい。すなわ
ち、2色像形成の場合は、第2現像手段5による第2現
像を行う過程で、感光体1上の第1色トナ−が第2現像
手段5の現像剤(磁気ブラシ)と接触し、僅かではある
が掻き取られ、第2現像手段5の現像剤中に混入する傾
向がある。その結果、次第に、第2色画像トナ−への第
1色トナ−混入量が増え、意図しない混色(色濁り)を
呈するようになる。したがって、第2色を黒、第1色を
カラ−に構成した方が混色が目立たなくなるので、色濁
りを緩和する上でより望ましい。
が黒の例を主に説明したが、第1色が黒、第2色がカラ
−の場合にも本発明は適用できる。しかし、以下に述べ
るように、第2色画像の色濁りを緩和するには、第1色
がカラ−、第2色が黒の構成がより望ましい。すなわ
ち、2色像形成の場合は、第2現像手段5による第2現
像を行う過程で、感光体1上の第1色トナ−が第2現像
手段5の現像剤(磁気ブラシ)と接触し、僅かではある
が掻き取られ、第2現像手段5の現像剤中に混入する傾
向がある。その結果、次第に、第2色画像トナ−への第
1色トナ−混入量が増え、意図しない混色(色濁り)を
呈するようになる。したがって、第2色を黒、第1色を
カラ−に構成した方が混色が目立たなくなるので、色濁
りを緩和する上でより望ましい。
【0039】(5)第5の実施例 図5は図3に示した第2の実施例に加えて、さらに、正
極性の転写電源19と、負極性の転写電源20と、極性
切り替え部18と、極性制御部21と、像形成制御部2
2とを設け、色選択信号23に基づいて、転写ロ−ラ1
3へ給電する転写電源の極性を切り替え、単色像形成時
に現像するトナ−に応じ転写電源の極性を現像するトナ
−の極性と反対極性となるようにしたものである。
極性の転写電源19と、負極性の転写電源20と、極性
切り替え部18と、極性制御部21と、像形成制御部2
2とを設け、色選択信号23に基づいて、転写ロ−ラ1
3へ給電する転写電源の極性を切り替え、単色像形成時
に現像するトナ−に応じ転写電源の極性を現像するトナ
−の極性と反対極性となるようにしたものである。
【0040】なお、転写手段としては、転写ロ−ラ13
を有するロ−ラ転写方式の例を示したが、コロナ帯電方
式やベルト転写方式のものを使用してもよい。しかし、
この場合、転写工程でのオゾン発生の低減を図るにはロ
−ラ転写方式のものがより望ましい。
を有するロ−ラ転写方式の例を示したが、コロナ帯電方
式やベルト転写方式のものを使用してもよい。しかし、
この場合、転写工程でのオゾン発生の低減を図るにはロ
−ラ転写方式のものがより望ましい。
【0041】また、、感光体1が負帯電感光体の場合に
も本例の発明思想は適用できるが、感光体の主帯電にお
けるオゾン発生を低減するには正帯電感光体を用いるこ
とがより望ましい。
も本例の発明思想は適用できるが、感光体の主帯電にお
けるオゾン発生を低減するには正帯電感光体を用いるこ
とがより望ましい。
【0042】本例の場合は、単色像形成用トナ−に応じ
て転写電源の極性を切り替えるように構成してあるの
で、単色像形成時に転写前帯電手段6を不動作とするこ
とができ、転写前帯電手段6の作動に伴うオゾン発生を
なくすることができる効果がある。
て転写電源の極性を切り替えるように構成してあるの
で、単色像形成時に転写前帯電手段6を不動作とするこ
とができ、転写前帯電手段6の作動に伴うオゾン発生を
なくすることができる効果がある。
【0043】また、2色像形成時においても、感光体に
正帯電感光体を用いたり、負トナ−の極性を反転させる
正のコロナを発生させる転写前帯電を行うので、主帯電
や転写手段でのオゾン発生を低減することができる効果
がある。
正帯電感光体を用いたり、負トナ−の極性を反転させる
正のコロナを発生させる転写前帯電を行うので、主帯電
や転写手段でのオゾン発生を低減することができる効果
がある。
【0044】なお、単色像形成の場合は、その前提とし
て必ず2電位レベルの電荷潜像を形成しなければならな
いというわけではなく、3電位レベルの電荷潜像を形成
した上でそのうちの一つの電位レベルの電荷潜像に単色
トナ−を付着させることで単色像を得ることも可能であ
る。
て必ず2電位レベルの電荷潜像を形成しなければならな
いというわけではなく、3電位レベルの電荷潜像を形成
した上でそのうちの一つの電位レベルの電荷潜像に単色
トナ−を付着させることで単色像を得ることも可能であ
る。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、多色像形成においてオ
ゾン発生量を少なくすることができる多色像形成装置が
提供される。
ゾン発生量を少なくすることができる多色像形成装置が
提供される。
【0046】本発明によれば、像形成モ−ドを多色像形
成モ−ドから単色像形成モ−ドに切り替えて単色トナ−
画像を得るときのオゾン発生量を少なくすることができ
る多色像形成装置が提供される。
成モ−ドから単色像形成モ−ドに切り替えて単色トナ−
画像を得るときのオゾン発生量を少なくすることができ
る多色像形成装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づく多色像形成装置の一例の概略構
成図である。
成図である。
【図2】本発明において用いられる、感光体に形成され
る3電位レベルの電荷潜像の一例を示す図である。
る3電位レベルの電荷潜像の一例を示す図である。
【図3】本発明に基づく多色像形成装置のもう一つの例
の概略構成図である。
の概略構成図である。
【図4】本発明において用いられる、感光体に形成され
る3電位レベルの電荷潜像のもう一つの例を示す図であ
る。
る3電位レベルの電荷潜像のもう一つの例を示す図であ
る。
【図5】本発明に基づく多色像形成装置のさらにもう一
つの例の概略構成図である。
つの例の概略構成図である。
【図6】感光体に形成される3電位レベルの電荷潜像の
一般的な例を示す図である。
一般的な例を示す図である。
1:感光体、2:帯電手段、3:露光手段、4:第1現
像手段、5:第2現像手段、6:転写前帯電手段、7:
転写手段、8:記録媒体としての用紙、9:定着手段、
10:クリ−ナ−、11:第1色トナ−、12:第2色
トナ−、13:転写ロ−ラ、14:給電部品、15:転
写ロ−ラ用電源、16:第1色トナ−、17:第2色ト
ナ−、18:極性切り替え部、19:正極性転写電源、
20:負極性転写電源、21:極性制御部、22:像形
成制御部、23:色選択信号。
像手段、5:第2現像手段、6:転写前帯電手段、7:
転写手段、8:記録媒体としての用紙、9:定着手段、
10:クリ−ナ−、11:第1色トナ−、12:第2色
トナ−、13:転写ロ−ラ、14:給電部品、15:転
写ロ−ラ用電源、16:第1色トナ−、17:第2色ト
ナ−、18:極性切り替え部、19:正極性転写電源、
20:負極性転写電源、21:極性制御部、22:像形
成制御部、23:色選択信号。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年9月20日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】多色像形成装置においては、感光体の周
囲に帯電手段、露光手段、第1現像機、第2現像機、転
写前帯電器、及び転写器が配置される。トライレベル2
色像を得るためには、まず、感光体は帯電手段により帯
電され、次いで、その感光体には露光手段により図6に
示されるように3電位レベルの電荷潜像が形成される。
図6において、L1はV0という最高電位レベル(帯電手
段によって帯電された電位レベル)の第1潜像部、L2
はVrという最低電位レベルの第2潜像部で、それぞれ
後述される第1色トナ−及び第2色トナ−が付着される
部分である。また、Vwという中間電位レベルは背景部
である。第2潜像部L 2は強露光によって形成され得る
と共に、Vwという中間電位レベルは弱露光によって形
成され得る。
囲に帯電手段、露光手段、第1現像機、第2現像機、転
写前帯電器、及び転写器が配置される。トライレベル2
色像を得るためには、まず、感光体は帯電手段により帯
電され、次いで、その感光体には露光手段により図6に
示されるように3電位レベルの電荷潜像が形成される。
図6において、L1はV0という最高電位レベル(帯電手
段によって帯電された電位レベル)の第1潜像部、L2
はVrという最低電位レベルの第2潜像部で、それぞれ
後述される第1色トナ−及び第2色トナ−が付着される
部分である。また、Vwという中間電位レベルは背景部
である。第2潜像部L 2は強露光によって形成され得る
と共に、Vwという中間電位レベルは弱露光によって形
成され得る。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】これによれば、感光体として正帯電感光体
が用いられ、また、負のトナ−の極性反転のために正の
コロナが用いられているので、感光体の電荷潜像形成の
ための帯電及びトナ−の極性反転のための転写前帯電に
伴うオゾン発生量を大幅に少なくすることができる。
が用いられ、また、負のトナ−の極性反転のために正の
コロナが用いられているので、感光体の電荷潜像形成の
ための帯電及びトナ−の極性反転のための転写前帯電に
伴うオゾン発生量を大幅に少なくすることができる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】これによれば、感光体として正帯電感光体
が用いられているので、電荷潜像形成のための感光体の
帯電に伴うオゾン発生量が低減され、また、両トナ−の
極性統一のためにカラ−トナ−の極性を反転させている
ため、一般的に使用頻度の高い黒単色像形成時に、転写
に先立って黒トナ−の極性を反転する必要がなくなり、
したがって、転写に先立って極性統一手段を作動させな
くて済むので、その作動に基づくオゾンの発生が防止さ
れる。
が用いられているので、電荷潜像形成のための感光体の
帯電に伴うオゾン発生量が低減され、また、両トナ−の
極性統一のためにカラ−トナ−の極性を反転させている
ため、一般的に使用頻度の高い黒単色像形成時に、転写
に先立って黒トナ−の極性を反転する必要がなくなり、
したがって、転写に先立って極性統一手段を作動させな
くて済むので、その作動に基づくオゾンの発生が防止さ
れる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】
【発明の実施の形態】図1において、感光体1の周りに
は帯電手段2、露光手段3、第1現像手段4及び第2現
像手段5からなる現像手段、転写前帯電手段器6、並び
にクリ−ナ−10が配置されている。感光体1は帯電手
段2により帯電される。帯電された感光体1は露光手段
3により図2に示されるように3電位レベルの電荷潜像
が形成される。図2において、L1はVrという最低電位
レベルの第1潜像部、L2はV0という最高電位レベル
(帯電手段2によって帯電された電位レベル)の第2潜
像部で、それぞれ第1色トナ−及び第2色トナ−が付着
される部分である(後述)。また、Vwという中間電位
レベルは背景部である。第1潜像部L1はネガ強露光に
よって形成され、Vwという中間電位レベルは弱露光に
よって形成される。
は帯電手段2、露光手段3、第1現像手段4及び第2現
像手段5からなる現像手段、転写前帯電手段器6、並び
にクリ−ナ−10が配置されている。感光体1は帯電手
段2により帯電される。帯電された感光体1は露光手段
3により図2に示されるように3電位レベルの電荷潜像
が形成される。図2において、L1はVrという最低電位
レベルの第1潜像部、L2はV0という最高電位レベル
(帯電手段2によって帯電された電位レベル)の第2潜
像部で、それぞれ第1色トナ−及び第2色トナ−が付着
される部分である(後述)。また、Vwという中間電位
レベルは背景部である。第1潜像部L1はネガ強露光に
よって形成され、Vwという中間電位レベルは弱露光に
よって形成される。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】このようにして付着された第1色トナ−及
び第2色トナ−はそのうちの一方の極性を転写前帯電手
段6を用いて反転させることによって正又は負の一方の
極性に統一された後、転写手段7によって記録媒体であ
る用紙8に転写される。その転写されたトナ−は定着手
段9によって熱融解され、用紙8に定着される。転写後
は感光体1はクリ−ナ−10によって清掃され、残留す
る第1色及び第2色トナ−は除去される。
び第2色トナ−はそのうちの一方の極性を転写前帯電手
段6を用いて反転させることによって正又は負の一方の
極性に統一された後、転写手段7によって記録媒体であ
る用紙8に転写される。その転写されたトナ−は定着手
段9によって熱融解され、用紙8に定着される。転写後
は感光体1はクリ−ナ−10によって清掃され、残留す
る第1色及び第2色トナ−は除去される。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】さらに、転写前帯電手段6では、正と負に
帯電した2色のトナ−像に正の直流コロナ、又は正のコ
ロナ成分が多い交流コロナを照射し、正負のトナ−の極
性を両者共に正極性になるようにした。転写手段7とし
ては負のコロナ帯電手段を用いた。
帯電した2色のトナ−像に正の直流コロナ、又は正のコ
ロナ成分が多い交流コロナを照射し、正負のトナ−の極
性を両者共に正極性になるようにした。転写手段7とし
ては負のコロナ帯電手段を用いた。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0035
【補正方法】変更
【補正内容】
【0035】さらに、本例の場合、転写手段7の極性は
黒の帯電極性と反対に設定してあるので、黒単色像形成
時は、転写前帯電手段6を作動しなくてもよいことにな
る。その結果、2色印刷やカラ−単色印刷の場合よりも
使用頻度が高くなる傾向がある黒単色印刷においてオゾ
ン発生量を低いレベルに維持できる効果がある。
黒の帯電極性と反対に設定してあるので、黒単色像形成
時は、転写前帯電手段6を作動しなくてもよいことにな
る。その結果、2色印刷やカラ−単色印刷の場合よりも
使用頻度が高くなる傾向がある黒単色印刷においてオゾ
ン発生量を低いレベルに維持できる効果がある。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0037
【補正方法】変更
【補正内容】
【0037】本例の場合、転写前帯電手段6では、正の
直流コロナ、又は正のコロナ成分が多い交流コロナを照
射するので、第1の実施例と同様に転写前帯電でのオゾ
ン発生量を低減することができ、転写工程においては、
転写ロ−ラを用いて転写を行うので、第2の実施例と同
様に転写工程でのオゾン発生量を大幅に低減することが
でき、さらに、第3の実施例と同様に転写手段7の極性
は黒の帯電極性と反対に設定してあるので、黒単色像形
成時は、転写前帯電手段6を作動しなくてもよいことに
なる。その結果、2色印刷の場合やカラ−単色印刷の場
合よりも使用頻度が高くなる傾向がある黒単色印刷にお
いてオゾン発生量を低いレベルに維持することができる
効果がある。
直流コロナ、又は正のコロナ成分が多い交流コロナを照
射するので、第1の実施例と同様に転写前帯電でのオゾ
ン発生量を低減することができ、転写工程においては、
転写ロ−ラを用いて転写を行うので、第2の実施例と同
様に転写工程でのオゾン発生量を大幅に低減することが
でき、さらに、第3の実施例と同様に転写手段7の極性
は黒の帯電極性と反対に設定してあるので、黒単色像形
成時は、転写前帯電手段6を作動しなくてもよいことに
なる。その結果、2色印刷の場合やカラ−単色印刷の場
合よりも使用頻度が高くなる傾向がある黒単色印刷にお
いてオゾン発生量を低いレベルに維持することができる
効果がある。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0043
【補正方法】変更
【補正内容】
【0043】また、2色像形成時においても、感光体に
正帯電感光体を用いたり、負トナ−の極性を反転させる
正のコロナを発生させる転写前帯電を行うので、主帯電
や転写前帯電手段でのオゾン発生を低減することができ
る効果がある。
正帯電感光体を用いたり、負トナ−の極性を反転させる
正のコロナを発生させる転写前帯電を行うので、主帯電
や転写前帯電手段でのオゾン発生を低減することができ
る効果がある。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0046
【補正方法】変更
【補正内容】
【0046】本発明によれば、像形成モ−ドを多色像形
成モ−ドから単色像形成モ−ドに切り替えて単色トナ−
画像を得る際のオゾン発生量を少なくすることができる
多色像形成装置が提供される。
成モ−ドから単色像形成モ−ドに切り替えて単色トナ−
画像を得る際のオゾン発生量を少なくすることができる
多色像形成装置が提供される。
Claims (10)
- 【請求項1】正帯電感光体と、該正帯電感光体に互いに
異なる第1、第2及び第3の電位レベルの電荷潜像を形
成する手段と、前記正帯電感光体の、前記第1、第2及
び第3の電位レベルのうちの最高電位レベルの電荷潜像
及び最低電位レベルの電荷潜像がそれぞれ形成される部
分の一方に正のトナ−を、他方に負のトナ−をそれぞれ
付着させる手段と、その付着された負のトナ−の極性を
反転させるように正のコロナを発生させる手段と、前記
付着された正のトナ−と前記極性が反転されたトナ−を
記録媒体に転写する手段とを備えていることを特徴とす
る多色像形成装置。 - 【請求項2】前記転写手段は転写ロ−ラ−式のものであ
ることを特徴とする請求項1に記載された多色像形成装
置。 - 【請求項3】前記正及び負のトナ−のうちの一方のトナ
−はカラ−トナ−、他方のトナ−は黒トナ−からなり、
前記トナ−付着手段は前記感光体に初めに前記カラ−ト
ナ−をを付着させる第1トナ−付着手段と次いで前記黒
トナ−を付着させる第2トナ−付着手段とを含む請求項
1又は2に記載された多色像形成装置。 - 【請求項4】正帯電感光体と、該正帯電感光体に互いに
異なる第1、第2及び第3の電位レベルの電荷潜像を形
成する手段と、前記正帯電感光体の、前記第1、第2及
び第3の電位レベルのうちの最高電位レベルの電荷潜像
及び最低電位レベルの電荷潜像がそれぞれ形成される部
分の一方に正のトナ−を、他方に負のトナ−をそれぞれ
付着させる手段と、その付着された正及び負のトナ−の
極性を統一する手段と、その極性統一されたトナ−を記
録媒体に転写する手段とを備え、前記正及び負のトナ−
のうちの一方のトナ−はカラ−トナ−、他方のトナ−は
黒トナ−からなり、前記極性統一手段は前記カラ−トナ
−の極性を反転させることを特徴とする多色像形成装
置。 - 【請求項5】前記トナ−付着手段は前記感光体に初めに
前記カラ−トナ−を付着させる第1トナ−付着手段と次
いで前記黒トナ−を付着させる第2のトナ−付着手段と
を含む請求項4に記載された多色像形成装置。 - 【請求項6】感光体と、該感光体に電荷潜像を形成する
手段と、前記感光体の、前記電荷潜像が形成される部分
にトナ−を付着させる手段と、その付着されたトナ−を
記録媒体に転写する手段とを含み、前記トナ−付着手段
は第1及び第2のトナ−付着手段を備え、2色像を得る
ときは極性が互いに反対のトナ−が前記電荷潜像の対応
部分にそれぞれ付着されるように前記第1及び第2のト
ナ−付着手段が作動されると共に、前記付着された第1
及び第2のトナ−のうちの一方の極性が前記転写手段に
よる転写に先立って反転され、単色像を得るときは前記
第1及び第2のトナ−付着手段の一方が作動されると共
に他方が不作動にされ、かつその作動される方のトナ−
付着手段において用いられるトナ−の極性に応じて前記
転写手段によるトナ−転写時の極性が切り替えられるよ
うにしたことを特徴とする多色像形成装置。 - 【請求項7】前記感光体は正帯電感光体からなることを
特徴とする請求項6に記載された多色像形成装置。 - 【請求項8】正のコロナを発生させる手段を備え、該コ
ロナ発生手段は前記第1及び第2のトナ−のうちの負の
トナ−の極性を前記転写手段による転写に先立って反転
させることを特徴とする請求項6又は7に記載された多
色像形成装置。 - 【請求項9】前記転写手段は転写ロ−ラ−を含み、該転
写ロ−ラ−を用いて前記転写を行うことを特徴とする請
求項6又は7に記載された多色像形成装置。 - 【請求項10】前記正帯電感光体は正帯電OPCである
ことを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載された
多色像形成装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8222460A JPH1063063A (ja) | 1996-08-23 | 1996-08-23 | 多色像形成装置 |
US08/914,882 US5893664A (en) | 1996-08-23 | 1997-08-20 | Multi-color image forming apparatus having arrangements for reducing ozone generation |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8222460A JPH1063063A (ja) | 1996-08-23 | 1996-08-23 | 多色像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1063063A true JPH1063063A (ja) | 1998-03-06 |
Family
ID=16782770
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8222460A Pending JPH1063063A (ja) | 1996-08-23 | 1996-08-23 | 多色像形成装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5893664A (ja) |
JP (1) | JPH1063063A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006251585A (ja) * | 2005-03-14 | 2006-09-21 | Ricoh Co Ltd | 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 |
KR100727936B1 (ko) * | 2005-05-26 | 2007-06-13 | 삼성전자주식회사 | 3레벨 현상 방법을 채용한 프린터의 하프톤 처리 방법, 이에 적합한 프린팅 방법, 그리고 이에 적합한 프로그램을 기록한 것을 특징으로 하는 컴퓨터로 읽을 수 있는 기록 매체 |
US7702259B2 (en) | 2005-06-15 | 2010-04-20 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Multi-pass image forming apparatus and image forming method using the same for providing plural print modes with different numbers of passes depending on desired print speed and image quality |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6006061A (en) * | 1998-11-02 | 1999-12-21 | Xerox Corporation | Method and apparatus for forming high quality images in an electrostatic printing machine |
KR101080419B1 (ko) * | 2006-12-26 | 2011-11-04 | 삼성전자주식회사 | 투명토너 및 백색토너를 채용한 전자사진방식 화상형성장치 |
US10180649B2 (en) * | 2015-12-04 | 2019-01-15 | Xerox Corporation | Systems and methods for implementing electrophotographic layered manufacturing of three dimensional (3D) objects, parts and components using tri-level electrophotography |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4857637A (ja) * | 1971-10-15 | 1973-08-13 | ||
JPS556222B2 (ja) * | 1971-11-04 | 1980-02-14 | ||
US4078929A (en) * | 1976-11-26 | 1978-03-14 | Xerox Corporation | Method for two-color development of a xerographic charge pattern |
JPS6028351B2 (ja) * | 1977-10-13 | 1985-07-04 | 株式会社リコー | 2色電子写真複写装置 |
JPS6032191B2 (ja) * | 1978-05-24 | 1985-07-26 | 株式会社リコー | 二色現像方法 |
JPS55137538A (en) * | 1979-04-13 | 1980-10-27 | Fujitsu Ltd | Electrophotographic recording method |
JPS5723953A (en) * | 1980-07-18 | 1982-02-08 | Toshiba Corp | Bicolor printing method |
US4937629A (en) * | 1986-11-18 | 1990-06-26 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Composite image recording apparatus |
US4937630A (en) * | 1986-12-10 | 1990-06-26 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus employing non-magnetic and magnetic toner |
JPH087475B2 (ja) * | 1990-01-29 | 1996-01-29 | 富士ゼロックス株式会社 | カラー画像形成装置及びその使用方法 |
JPH04174878A (ja) * | 1990-11-07 | 1992-06-23 | Mita Ind Co Ltd | 画像形成装置 |
US5459563A (en) * | 1992-03-27 | 1995-10-17 | Konica Corporation | Method of forming a multicolor toner image on a photoreceptor and transferring the formed image to a recording sheet |
-
1996
- 1996-08-23 JP JP8222460A patent/JPH1063063A/ja active Pending
-
1997
- 1997-08-20 US US08/914,882 patent/US5893664A/en not_active Expired - Lifetime
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JP4643317B2 (ja) * | 2005-03-14 | 2011-03-02 | 株式会社リコー | 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 |
KR100727936B1 (ko) * | 2005-05-26 | 2007-06-13 | 삼성전자주식회사 | 3레벨 현상 방법을 채용한 프린터의 하프톤 처리 방법, 이에 적합한 프린팅 방법, 그리고 이에 적합한 프로그램을 기록한 것을 특징으로 하는 컴퓨터로 읽을 수 있는 기록 매체 |
US7702259B2 (en) | 2005-06-15 | 2010-04-20 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Multi-pass image forming apparatus and image forming method using the same for providing plural print modes with different numbers of passes depending on desired print speed and image quality |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5893664A (en) | 1999-04-13 |
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