JPH1052402A - 視覚疲労検査方法および立体視標呈示装置 - Google Patents
視覚疲労検査方法および立体視標呈示装置Info
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- JPH1052402A JPH1052402A JP8211186A JP21118696A JPH1052402A JP H1052402 A JPH1052402 A JP H1052402A JP 8211186 A JP8211186 A JP 8211186A JP 21118696 A JP21118696 A JP 21118696A JP H1052402 A JPH1052402 A JP H1052402A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 この発明は、立体視による視覚疲労を他覚的
かつ高精度に検査することができる視覚疲労検査方法を
提供することを目的とする。 【解決手段】 視覚疲労検査方法において、3次元映像
からなる立体視標を異なる周期条件で呈示し、各周期条
件ごとに、被験者から立体視標がちらついて見えたか、
立体視標が融合して見えたかに呼応する生理応答を得、
各周期条件ごとの被験者の応答結果に基づいて、被験者
の視覚疲労度を他覚的に測定する。
かつ高精度に検査することができる視覚疲労検査方法を
提供することを目的とする。 【解決手段】 視覚疲労検査方法において、3次元映像
からなる立体視標を異なる周期条件で呈示し、各周期条
件ごとに、被験者から立体視標がちらついて見えたか、
立体視標が融合して見えたかに呼応する生理応答を得、
各周期条件ごとの被験者の応答結果に基づいて、被験者
の視覚疲労度を他覚的に測定する。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、立体視による視
覚疲労を検査するための視覚疲労検査方法および立体視
による視覚疲労等を検査するために用いられる立体視標
呈示装置に関する。
覚疲労を検査するための視覚疲労検査方法および立体視
による視覚疲労等を検査するために用いられる立体視標
呈示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】視覚疲労を検査する方法として、いわゆ
るフリッカーテストと呼ばれる検査方法がある。この方
法は、点滅周期の異なる点滅を被験者に注視させ、刺激
がちらついて見えるあるいは融合したところで、被験者
にボタンを押させるという主観で応答させる方法であ
る。
るフリッカーテストと呼ばれる検査方法がある。この方
法は、点滅周期の異なる点滅を被験者に注視させ、刺激
がちらついて見えるあるいは融合したところで、被験者
にボタンを押させるという主観で応答させる方法であ
る。
【0003】一般に、点滅周期が長いほど刺激がちらつ
いて見えるようになり、点滅周期が短いほど刺激が融合
して見えるようになる。また、視覚の疲労度が高いほ
ど、刺激がちらついて見える最小点滅周期が長くなる。
したがって、点滅周期を徐々に長くしていき、刺激がち
らついて見える最小点滅周期を測定することによって、
被験者の視覚の疲労度を主観的にかつ自己申告で検査す
ることができる。
いて見えるようになり、点滅周期が短いほど刺激が融合
して見えるようになる。また、視覚の疲労度が高いほ
ど、刺激がちらついて見える最小点滅周期が長くなる。
したがって、点滅周期を徐々に長くしていき、刺激がち
らついて見える最小点滅周期を測定することによって、
被験者の視覚の疲労度を主観的にかつ自己申告で検査す
ることができる。
【0004】ところで、互いに視差を有する左目用映像
と右目用映像とを表示器に表示し、左目用映像を左目の
みで観察させ、右目用映像を右目のみで観察させること
によって、対象画像を立体視させる立体映像表示装置が
開発されている。このような立体映像表示装置によって
表示される3次元映像を注視した場合には、通常の2次
元映像を注視した場合に比べて、視覚疲労度が高くなる
といわれている。
と右目用映像とを表示器に表示し、左目用映像を左目の
みで観察させ、右目用映像を右目のみで観察させること
によって、対象画像を立体視させる立体映像表示装置が
開発されている。このような立体映像表示装置によって
表示される3次元映像を注視した場合には、通常の2次
元映像を注視した場合に比べて、視覚疲労度が高くなる
といわれている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、立体視に
よる視覚疲労を、今まで、主観的であったためあいまい
なところがあったが、生理レベルで限界がはっきりわか
るため、他覚的かつ高精度に検査することができる視覚
疲労検査方法を提供することを目的とする。
よる視覚疲労を、今まで、主観的であったためあいまい
なところがあったが、生理レベルで限界がはっきりわか
るため、他覚的かつ高精度に検査することができる視覚
疲労検査方法を提供することを目的とする。
【0006】また、この発明は、立体視による視覚疲労
検査等を行なう際に、様々な呈示条件に応じた呈示パタ
ーンで、立体視標を表示させることができる立体視標呈
示装置を提供することを目的とする。
検査等を行なう際に、様々な呈示条件に応じた呈示パタ
ーンで、立体視標を表示させることができる立体視標呈
示装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明による第1の視
覚疲労検査方法は、3次元映像からなる立体視標を異な
る周期条件で呈示し、各周期条件ごとに、被験者から立
体視標がちらついて見えたか、立体視標が融合して見え
たかに呼応する生理応答を得、各周期条件ごとの被験者
の応答結果に基づいて、被験者の視覚疲労度を他覚的に
測定することを特徴とする。
覚疲労検査方法は、3次元映像からなる立体視標を異な
る周期条件で呈示し、各周期条件ごとに、被験者から立
体視標がちらついて見えたか、立体視標が融合して見え
たかに呼応する生理応答を得、各周期条件ごとの被験者
の応答結果に基づいて、被験者の視覚疲労度を他覚的に
測定することを特徴とする。
【0008】被験者の視覚疲労度の検査は、具体的には
次のようにして行なわれる。つまり、各周期条件ごとの
被験者の応答結果に基づいて、立体視標がちらついて見
えた最小周期を検出する。そして、検出された最小周期
に基づいて、被験者の立体視による視覚疲労度を測定す
る。
次のようにして行なわれる。つまり、各周期条件ごとの
被験者の応答結果に基づいて、立体視標がちらついて見
えた最小周期を検出する。そして、検出された最小周期
に基づいて、被験者の立体視による視覚疲労度を測定す
る。
【0009】この発明による第2の立体視による視覚疲
労検査方法は、3次元映像からなる立体視標を異なる周
期条件で呈示し、各周期条件ごとに被験者の脳波を測定
し、各周期条件ごとに、脳波を所定時間間隔ごとに加算
しかつその平均を算出することにより視覚誘発電位波形
を抽出し、各周期条件ごとに抽出された視覚誘発電位波
形に基づいて、被験者の視覚疲労度を測定することを特
徴とする。
労検査方法は、3次元映像からなる立体視標を異なる周
期条件で呈示し、各周期条件ごとに被験者の脳波を測定
し、各周期条件ごとに、脳波を所定時間間隔ごとに加算
しかつその平均を算出することにより視覚誘発電位波形
を抽出し、各周期条件ごとに抽出された視覚誘発電位波
形に基づいて、被験者の視覚疲労度を測定することを特
徴とする。
【0010】被験者の視覚疲労度の検査は、具体的には
次のようにして行なわれる。つまり、各周期条件ごとに
抽出された視覚誘発電位波形が、その周期条件における
周期と同様な周期性を有しているか否かに基づいて、各
周期条件ごとに、呈示された立体視標が被験者にはちら
ついて見えたか融合して見えたかを推定する。そして、
各周期条件ごとの推定結果に基づいて、被験者によって
立体視標がちらついて見える最小周期を検出し、検出さ
れた最小周期に基づいて、被験者の視覚疲労度を測定す
る。
次のようにして行なわれる。つまり、各周期条件ごとに
抽出された視覚誘発電位波形が、その周期条件における
周期と同様な周期性を有しているか否かに基づいて、各
周期条件ごとに、呈示された立体視標が被験者にはちら
ついて見えたか融合して見えたかを推定する。そして、
各周期条件ごとの推定結果に基づいて、被験者によって
立体視標がちらついて見える最小周期を検出し、検出さ
れた最小周期に基づいて、被験者の視覚疲労度を測定す
る。
【0011】この発明による立体視標呈示装置は、3次
元映像からなる立体視標の呈示パターンを規定する呈示
条件を設定する設定手段、立体視標となる3次元映像の
左目用映像および右目用映像ならびに休止映像を発生さ
せる映像発生手段、上記映像発生手段によって発生せし
められた上記左目用映像の奇数フィールドおよび偶数フ
ィールド、上記映像発生手段によって発生せしめられた
上記右目用映像の奇数フィールドおよび偶数フィールド
ならびに上記映像発生手段によって発生せしめられた上
記休止映像の奇数フィールドおよび偶数フィールドを、
それぞれ異なるフィールドメモリに記憶させる書き込み
制御手段、上記設定手段によって設定された呈示条件に
基づいて、各フィールドメモリからの映像の読み出しを
制御することにより、上記呈示条件に応じた呈示パター
ンで立体視標を呈示させる読み出し制御手段を備えてい
ることを特徴とする。
元映像からなる立体視標の呈示パターンを規定する呈示
条件を設定する設定手段、立体視標となる3次元映像の
左目用映像および右目用映像ならびに休止映像を発生さ
せる映像発生手段、上記映像発生手段によって発生せし
められた上記左目用映像の奇数フィールドおよび偶数フ
ィールド、上記映像発生手段によって発生せしめられた
上記右目用映像の奇数フィールドおよび偶数フィールド
ならびに上記映像発生手段によって発生せしめられた上
記休止映像の奇数フィールドおよび偶数フィールドを、
それぞれ異なるフィールドメモリに記憶させる書き込み
制御手段、上記設定手段によって設定された呈示条件に
基づいて、各フィールドメモリからの映像の読み出しを
制御することにより、上記呈示条件に応じた呈示パター
ンで立体視標を呈示させる読み出し制御手段を備えてい
ることを特徴とする。
【0012】上記設定手段としては、たとえば、立体視
標と休止映像とを交互に繰り返して呈示するための呈示
条件を設定するものであって、少なくとも立体視標の呈
示時間および休止映像の呈示時間を呈示条件として設定
するものが用いられる。
標と休止映像とを交互に繰り返して呈示するための呈示
条件を設定するものであって、少なくとも立体視標の呈
示時間および休止映像の呈示時間を呈示条件として設定
するものが用いられる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態について説明する。
の実施の形態について説明する。
【0014】〔1〕立体視による視覚疲労の検査方法に
ついての説明。
ついての説明。
【0015】図1は、呈示される立体視標の一例を示し
ている。
ている。
【0016】3次元映像からなる立体視標1の形状はネ
ッカーキューブである。立体視標の形状としては、丸
(○)、三角(△)、四角(□)等の形状であってもよ
い。立体視標の色は青色である。
ッカーキューブである。立体視標の形状としては、丸
(○)、三角(△)、四角(□)等の形状であってもよ
い。立体視標の色は青色である。
【0017】図2は、立体視標の呈示時間(Duration)
、立体視標の非呈示時間(ISI) および刺激開始間隔(SO
A) を示している。
、立体視標の非呈示時間(ISI) および刺激開始間隔(SO
A) を示している。
【0018】立体視標の呈示時間は、16.7msecで一
定である。立体視標の非呈示時間は、16.7msec( 周波数
30Hz) 〜116.7msec(周波数7.5Hz)の範囲内で呈示条件毎
に変化せしめられる。
定である。立体視標の非呈示時間は、16.7msec( 周波数
30Hz) 〜116.7msec(周波数7.5Hz)の範囲内で呈示条件毎
に変化せしめられる。
【0019】表1は、呈示条件の一例を示している。
【0020】
【表1】
【0021】各呈示条件下で、立体視標を呈示する。各
呈示条件ごとに、被験者の脳波を測定する。そして、各
呈示条件ごとに、刺激呈示開始時から所定時間間隔T
(図2参照)、たとえば、512msec ごとに脳波を加
算し、その平均をとって、視覚誘発電位波形{VEP
(visual evoked potential )波形}を抽出する。上記
所定時間間隔Tを加算平均周期ということにする。
呈示条件ごとに、被験者の脳波を測定する。そして、各
呈示条件ごとに、刺激呈示開始時から所定時間間隔T
(図2参照)、たとえば、512msec ごとに脳波を加
算し、その平均をとって、視覚誘発電位波形{VEP
(visual evoked potential )波形}を抽出する。上記
所定時間間隔Tを加算平均周期ということにする。
【0022】各呈示条件ごとに得られたVEP波形が、
その呈示条件における周期(1/周波数)と同様な周期
性を有しているか否かを潜時及び振幅により判定する。
VEP波形が、その呈示条件における周期と同様な周期
性を有している場合には、被験者は各刺激を別々に認識
したと考えらるので、その呈示条件下においては被験者
には呈示された立体視標がちらついて見えたと推定す
る。VEP波形が、その呈示条件における周期と同様な
周期性を有していない場合には、被験者は各刺激を1つ
の刺激として認識したと考えられるので、その呈示条件
下においては被験者には呈示された立体視標が融合して
見えたと推定する。
その呈示条件における周期(1/周波数)と同様な周期
性を有しているか否かを潜時及び振幅により判定する。
VEP波形が、その呈示条件における周期と同様な周期
性を有している場合には、被験者は各刺激を別々に認識
したと考えらるので、その呈示条件下においては被験者
には呈示された立体視標がちらついて見えたと推定す
る。VEP波形が、その呈示条件における周期と同様な
周期性を有していない場合には、被験者は各刺激を1つ
の刺激として認識したと考えられるので、その呈示条件
下においては被験者には呈示された立体視標が融合して
見えたと推定する。
【0023】各呈示条件ごとに得られた推定結果から、
呈示された立体視標がちらついて見える最大周波数を特
定する。特定された最大周波数が小さいほど視覚疲労度
が高いと判定する。つまり、呈示された立体視標がちら
ついて見える最大周波数が小さいほど、すなわち、呈示
された立体視標がちらついて見える最小周期が大きいほ
ど、被験者の立体視による視覚疲労度が大きいと判定す
る。
呈示された立体視標がちらついて見える最大周波数を特
定する。特定された最大周波数が小さいほど視覚疲労度
が高いと判定する。つまり、呈示された立体視標がちら
ついて見える最大周波数が小さいほど、すなわち、呈示
された立体視標がちらついて見える最小周期が大きいほ
ど、被験者の立体視による視覚疲労度が大きいと判定す
る。
【0024】〔2〕立体視による視覚疲労の検査装置に
ついての説明
ついての説明
【0025】図3は、立体視による視覚疲労の検査装置
の構成を示している。
の構成を示している。
【0026】検査装置は、制御装置101、映像発生装
置102、表示装置103、解析装置104、電極10
5およびスイッチ106を備えている。
置102、表示装置103、解析装置104、電極10
5およびスイッチ106を備えている。
【0027】映像発生装置102は、立体視標の呈示時
間に表示すべき立体視標の左目用映像および右目用映
像、立体視標の非呈示時間に表示すべき休止映像を発生
させる。表示装置103は、映像処理回路111および
立体ディスプレイ112を備えている。映像処理回路1
11は、映像発生装置102から得られた立体視標の左
目用映像および右目用映像に基づいて、指定された呈示
条件に適合した3次元映像信号を生成して、立体ディス
プレイ112に供給する。また、映像処理回路111
は、刺激開始タイミングごとにトリガパルスを生成し
て、解析装置104に供給する。
間に表示すべき立体視標の左目用映像および右目用映
像、立体視標の非呈示時間に表示すべき休止映像を発生
させる。表示装置103は、映像処理回路111および
立体ディスプレイ112を備えている。映像処理回路1
11は、映像発生装置102から得られた立体視標の左
目用映像および右目用映像に基づいて、指定された呈示
条件に適合した3次元映像信号を生成して、立体ディス
プレイ112に供給する。また、映像処理回路111
は、刺激開始タイミングごとにトリガパルスを生成し
て、解析装置104に供給する。
【0028】電極105およびスイッチ106は、解析
装置104に接続されている。電極105は、被験者1
00の脳波を測定するためのものであり、被験者100
の頭部に装着されている。スイッチ106は、被験者1
00の主観的な応答を、被験者100によって入力させ
るためのものである。解析装置104は、電極105か
らの入力波形に基づいて視覚誘発電位(VEP)を測定
し、その測定値に基づいて、立体視による視覚疲労度を
測定する。
装置104に接続されている。電極105は、被験者1
00の脳波を測定するためのものであり、被験者100
の頭部に装着されている。スイッチ106は、被験者1
00の主観的な応答を、被験者100によって入力させ
るためのものである。解析装置104は、電極105か
らの入力波形に基づいて視覚誘発電位(VEP)を測定
し、その測定値に基づいて、立体視による視覚疲労度を
測定する。
【0029】制御装置101は、映像発生装置102、
表示装置103および解析装置104を制御する。
表示装置103および解析装置104を制御する。
【0030】〔2−1〕映像処理回路についての説明
【0031】図4は、映像処理回路111の構成を示し
ている。
ている。
【0032】映像処理回路111の入力端子201に
は、映像発生装置102からの2次元映像信号が入力さ
れる。映像発生装置102から送られてくる2次元映像
信号には、立体視標の呈示時間に表示すべき立体視標の
左目用映像および右目用映像、立体視標の非呈示時間に
表示すべき休止映像がある。
は、映像発生装置102からの2次元映像信号が入力さ
れる。映像発生装置102から送られてくる2次元映像
信号には、立体視標の呈示時間に表示すべき立体視標の
左目用映像および右目用映像、立体視標の非呈示時間に
表示すべき休止映像がある。
【0033】映像処理回路111の入力端子201に入
力された2次元映像信号aは、2次元映像記憶装置20
2に送られる。2次元映像記憶装置202は、複数のフ
ィールドメモリを備えている。各フィールドメモリへの
映像信号の書き込みおよび各フィールドメモリからの映
像信号の読み出しは、メモリ制御回路205によって行
なわれる。メモリ制御回路205は、CPU204によ
って制御される。
力された2次元映像信号aは、2次元映像記憶装置20
2に送られる。2次元映像記憶装置202は、複数のフ
ィールドメモリを備えている。各フィールドメモリへの
映像信号の書き込みおよび各フィールドメモリからの映
像信号の読み出しは、メモリ制御回路205によって行
なわれる。メモリ制御回路205は、CPU204によ
って制御される。
【0034】2次元映像記憶装置202から読み出され
た映像信号は、映像切換回路203に送られる。映像切
換回路203は、CPU204からの制御指令に基づい
て、入力された映像信号を、左目用映像出力端子OLま
たは右目用映像出力端子ORに出力する。
た映像信号は、映像切換回路203に送られる。映像切
換回路203は、CPU204からの制御指令に基づい
て、入力された映像信号を、左目用映像出力端子OLま
たは右目用映像出力端子ORに出力する。
【0035】映像切換回路203の左目用映像出力端子
OLに出力された映像信号は、水平位相を制御するため
の位相制御回路206および端子208を介して倍速映
像混合回路216に送られる。映像切換回路203の右
目用映像出力端子ORに出力された映像信号は、水平位
相を制御するための位相制御回路207および端子20
9を介して倍速映像混合回路216に送られる。各位相
制御回路206、207による水平位相のずらし量およ
びずらし方向は、CPU204によって制御される。
OLに出力された映像信号は、水平位相を制御するため
の位相制御回路206および端子208を介して倍速映
像混合回路216に送られる。映像切換回路203の右
目用映像出力端子ORに出力された映像信号は、水平位
相を制御するための位相制御回路207および端子20
9を介して倍速映像混合回路216に送られる。各位相
制御回路206、207による水平位相のずらし量およ
びずらし方向は、CPU204によって制御される。
【0036】立体ディスプレイ112として、時分割立
体ディスプレイが用いられている場合には、倍速映像混
合回路216は、位相制御回路206から出力される左
目用映像信号と、位相制御回路207から出力される右
目用映像信号とを、1/2フィールド毎に交互に切替
え、倍速用出力端子217から出力する。倍速映像混合
回路216の切替えタイミングは、フィールドメモリか
らの映像信号の読み出しに同期し、CPU204により
制御される。
体ディスプレイが用いられている場合には、倍速映像混
合回路216は、位相制御回路206から出力される左
目用映像信号と、位相制御回路207から出力される右
目用映像信号とを、1/2フィールド毎に交互に切替
え、倍速用出力端子217から出力する。倍速映像混合
回路216の切替えタイミングは、フィールドメモリか
らの映像信号の読み出しに同期し、CPU204により
制御される。
【0037】なお、立体ディスプレイ112として、
L、Rごとの2chの入力端子を有する2眼式立体ディ
スプレイが用いられている場合には、記憶装置202か
らは1フィールドごとに左目用映像信号と右目用映像信
号とが同時に読み出される。この場合には、倍速映像混
合回路216は、位相制御回路206から出力される左
目用映像信号を左目用出力端子217に送り、位相制御
回路207から出力される右目用映像信号を右目用出力
端子218に送る。
L、Rごとの2chの入力端子を有する2眼式立体ディ
スプレイが用いられている場合には、記憶装置202か
らは1フィールドごとに左目用映像信号と右目用映像信
号とが同時に読み出される。この場合には、倍速映像混
合回路216は、位相制御回路206から出力される左
目用映像信号を左目用出力端子217に送り、位相制御
回路207から出力される右目用映像信号を右目用出力
端子218に送る。
【0038】CPU204は、そのプログラム等を記憶
するROM210および必要なデータを記憶するRAM
211を備えている。また、CPU204には、各種入
力手段および表示器を備えた操作・表示部212が接続
されている。
するROM210および必要なデータを記憶するRAM
211を備えている。また、CPU204には、各種入
力手段および表示器を備えた操作・表示部212が接続
されている。
【0039】CPU204には、入力端子213および
通信用ドライバ214を介して、制御装置101からの
制御データが入力される。
通信用ドライバ214を介して、制御装置101からの
制御データが入力される。
【0040】CPU204は、刺激開始タイミングごと
にトリガパルスを発生させる。このトリガパルスは、出
力端子215を介して解析装置104に送られる。
にトリガパルスを発生させる。このトリガパルスは、出
力端子215を介して解析装置104に送られる。
【0041】〔2−3〕立体視による視覚疲労の検査装
置の動作の説明
置の動作の説明
【0042】以下、検査装置の動作について説明する。
ここでは、説明の便宜上、2次元映像記憶装置202に
は、第1〜第6の6つのフィールドメモリM1〜M6が
設けられているものとする。
ここでは、説明の便宜上、2次元映像記憶装置202に
は、第1〜第6の6つのフィールドメモリM1〜M6が
設けられているものとする。
【0043】まず、制御装置101から、映像発生装置
102に対して所定の立体視標に対する右目用映像信号
(2次元映像信号)を再生すべき旨の指令が出力される
とともに、映像処理回路111のCPU204に対して
入力映像信号を所定のフィールドメモリに格納する旨の
指令が出力される。
102に対して所定の立体視標に対する右目用映像信号
(2次元映像信号)を再生すべき旨の指令が出力される
とともに、映像処理回路111のCPU204に対して
入力映像信号を所定のフィールドメモリに格納する旨の
指令が出力される。
【0044】これにより、映像発生装置102によっ
て、所定の立体視標に対する右目用映像信号が再生され
る。再生された右目用映像信号は、表示装置103内の
映像処理回路111に送られる。映像処理回路111に
送られてきた右目用映像信号の奇数フィールドは所定の
第1のフィールドメモリM1に格納され、偶数フィール
ドは所定の第2のフィールドメモリM2に格納される。
て、所定の立体視標に対する右目用映像信号が再生され
る。再生された右目用映像信号は、表示装置103内の
映像処理回路111に送られる。映像処理回路111に
送られてきた右目用映像信号の奇数フィールドは所定の
第1のフィールドメモリM1に格納され、偶数フィール
ドは所定の第2のフィールドメモリM2に格納される。
【0045】次に、制御装置101から、映像発生装置
102に対して所定の立体視標に対する左目用映像信号
(2次元映像信号)を再生すべき旨の指令が出力される
とともに、映像処理回路111のCPU204に対して
入力映像信号を所定のフィールドメモリに格納する旨の
指令が出力される。
102に対して所定の立体視標に対する左目用映像信号
(2次元映像信号)を再生すべき旨の指令が出力される
とともに、映像処理回路111のCPU204に対して
入力映像信号を所定のフィールドメモリに格納する旨の
指令が出力される。
【0046】これにより、映像発生装置102によっ
て、所定の立体視標に対する左目用映像信号が再生され
る。再生された左目用映像信号は、表示装置103内の
映像処理回路111に送られる。映像処理回路111に
送られてきた左目用映像信号の奇数フィールドは所定の
第3のフィールドメモリM3に格納され、偶数フィール
ドは所定の第4のフィールドメモリM4に格納される。
て、所定の立体視標に対する左目用映像信号が再生され
る。再生された左目用映像信号は、表示装置103内の
映像処理回路111に送られる。映像処理回路111に
送られてきた左目用映像信号の奇数フィールドは所定の
第3のフィールドメモリM3に格納され、偶数フィール
ドは所定の第4のフィールドメモリM4に格納される。
【0047】次に、制御装置101から、映像発生装置
102に対して所定の立体視標に対する休止映像信号を
再生すべき旨の指令が出力されるとともに、映像処理回
路111のCPU204に対して入力映像信号を所定の
フィールドメモリに格納する旨の指令が出力される。
102に対して所定の立体視標に対する休止映像信号を
再生すべき旨の指令が出力されるとともに、映像処理回
路111のCPU204に対して入力映像信号を所定の
フィールドメモリに格納する旨の指令が出力される。
【0048】これにより、映像発生装置102によっ
て、所定の立体視標に対する2次元の休止映像信号が再
生される。再生された休止映像信号は、表示装置103
内の映像処理回路111に送られる。映像処理回路11
1に送られてきた休止映像信号の奇数フィールドは所定
の第5のフィールドメモリM5に格納され、偶数フィー
ルドは所定の第6のフィールドメモリM6に格納され
る。
て、所定の立体視標に対する2次元の休止映像信号が再
生される。再生された休止映像信号は、表示装置103
内の映像処理回路111に送られる。映像処理回路11
1に送られてきた休止映像信号の奇数フィールドは所定
の第5のフィールドメモリM5に格納され、偶数フィー
ルドは所定の第6のフィールドメモリM6に格納され
る。
【0049】次に、制御装置101から、映像処理回路
111のCPU204に対して、第1〜第6のフィール
ドメモリに蓄積された映像信号を、どのような条件で表
示させるかを示す指令(呈示条件に関する指令)が出力
される。すなわち、立体視標を何フレーム表示するか
(呈示時間)、休止映像を何フレーム表示するか(非呈
示時間)、立体視標と休止映像との組を何回繰り返すか
(呈示回数)等が指定される。
111のCPU204に対して、第1〜第6のフィール
ドメモリに蓄積された映像信号を、どのような条件で表
示させるかを示す指令(呈示条件に関する指令)が出力
される。すなわち、立体視標を何フレーム表示するか
(呈示時間)、休止映像を何フレーム表示するか(非呈
示時間)、立体視標と休止映像との組を何回繰り返すか
(呈示回数)等が指定される。
【0050】次に、制御装置101から、解析装置10
4に対して、被験者100の頭部に装着された電極10
5から得られる脳波、被験者100に持たせたスイッチ
106のオン・オフ結果、映像処理回路111のCPU
204から出力されるトリガパルスの記録を開始する旨
の指令が出力される。
4に対して、被験者100の頭部に装着された電極10
5から得られる脳波、被験者100に持たせたスイッチ
106のオン・オフ結果、映像処理回路111のCPU
204から出力されるトリガパルスの記録を開始する旨
の指令が出力される。
【0051】この後、制御装置101から、映像処理回
路111のCPU204に対して、既に指定した呈示条
件下において立体映像の表示を開始させるための指令が
出力される。
路111のCPU204に対して、既に指定した呈示条
件下において立体映像の表示を開始させるための指令が
出力される。
【0052】これにより、映像処理回路111によっ
て、次のような動作が行なわれる。第1のフィールドメ
モリM1に格納された立体視標の左目用映像の奇数フィ
ールドをALo、第2のフィールドメモリM2に格納さ
れた立体視標の左目用映像の偶数フィールドをALe、
第3のフィールドメモリM3に格納された立体視標の右
目用映像の奇数フィールドをARo、第4のフィールド
メモリM4に格納された立体視標の右目用映像の偶数フ
ィールドをARe、第5のフィールドメモリM5に格納
された休止映像の奇数フィールドをBo、第6のフィー
ルドメモリM6に格納された休止映像の偶数フィールド
をBeとする。
て、次のような動作が行なわれる。第1のフィールドメ
モリM1に格納された立体視標の左目用映像の奇数フィ
ールドをALo、第2のフィールドメモリM2に格納さ
れた立体視標の左目用映像の偶数フィールドをALe、
第3のフィールドメモリM3に格納された立体視標の右
目用映像の奇数フィールドをARo、第4のフィールド
メモリM4に格納された立体視標の右目用映像の偶数フ
ィールドをARe、第5のフィールドメモリM5に格納
された休止映像の奇数フィールドをBo、第6のフィー
ルドメモリM6に格納された休止映像の偶数フィールド
をBeとする。
【0053】また、立体視標の連続呈示フレーム数(呈
示時間)をm、休止映像の連続呈示フレーム数(非呈示
時間)をn、立体視標と休止映像との組の繰り返し呈示
数(呈示回数)をXとする。
示時間)をm、休止映像の連続呈示フレーム数(非呈示
時間)をn、立体視標と休止映像との組の繰り返し呈示
数(呈示回数)をXとする。
【0054】立体ディスプレイ112として時分割立体
ディスプレイが用いられている場合には、フィールドメ
モリから読み出されて立体ディスプレイ112に出力さ
れる映像信号は、図5のようになる。この場合には、立
体視標の映像および二次元の休止映像は、共に、フィー
ルドメモリから通常の2倍の速度で読み出される。
ディスプレイが用いられている場合には、フィールドメ
モリから読み出されて立体ディスプレイ112に出力さ
れる映像信号は、図5のようになる。この場合には、立
体視標の映像および二次元の休止映像は、共に、フィー
ルドメモリから通常の2倍の速度で読み出される。
【0055】なお、立体ディスプレイ112として2眼
式立体ディスプレイが用いられている場合には、フィー
ルドメモリから読み出されて立体ディスプレイ112に
出力される映像信号は、図6のようになる。この場合に
は、立体視標の映像および二次元の休止映像は、共に、
フィールドメモリから通常速度で読み出される。
式立体ディスプレイが用いられている場合には、フィー
ルドメモリから読み出されて立体ディスプレイ112に
出力される映像信号は、図6のようになる。この場合に
は、立体視標の映像および二次元の休止映像は、共に、
フィールドメモリから通常速度で読み出される。
【0056】このようにして、立体視標を構成する映像
信号および休止映像を構成する映像信号が立体ディスプ
レイ112に送られることにより、図2に示すように、
立体視標と休止映像とが交互に表示される。
信号および休止映像を構成する映像信号が立体ディスプ
レイ112に送られることにより、図2に示すように、
立体視標と休止映像とが交互に表示される。
【0057】解析装置104は、以下のようにして、被
験者の視覚疲労度を測定する。つまり、まず、各呈示条
件ごとに、電極105から得られた脳波を加算平均周期
Tごとに加算し、その平均をとって、VEP波形を抽出
する。
験者の視覚疲労度を測定する。つまり、まず、各呈示条
件ごとに、電極105から得られた脳波を加算平均周期
Tごとに加算し、その平均をとって、VEP波形を抽出
する。
【0058】各呈示条件ごとに得られたVEP波形が、
その呈示条件における周期と同様な周期性を有している
か否かを判定する。VEP波形が、その呈示条件におけ
る周期と同様な周期性を有している場合には、その呈示
条件下においては被験者には呈示された立体視標がちら
ついて見えたと推定する。VEP波形が、その呈示条件
における呈示周期と同様な周期性を有していない場合に
は、その呈示条件下においては被験者には呈示された立
体視標が融合して見えたと推定する。
その呈示条件における周期と同様な周期性を有している
か否かを判定する。VEP波形が、その呈示条件におけ
る周期と同様な周期性を有している場合には、その呈示
条件下においては被験者には呈示された立体視標がちら
ついて見えたと推定する。VEP波形が、その呈示条件
における呈示周期と同様な周期性を有していない場合に
は、その呈示条件下においては被験者には呈示された立
体視標が融合して見えたと推定する。
【0059】そして、各呈示条件ごとに得られた推定結
果から、呈示された立体視標がちらついて見える最大呈
示周波数を特定する。特定された最大呈示周波数が小さ
いほど視覚疲労度が高いと判定する。
果から、呈示された立体視標がちらついて見える最大呈
示周波数を特定する。特定された最大呈示周波数が小さ
いほど視覚疲労度が高いと判定する。
【0060】
【発明の効果】この発明によれば、立体視による視覚疲
労を他覚的かつ高精度に検査することができる視覚疲労
検査方法が得られる。
労を他覚的かつ高精度に検査することができる視覚疲労
検査方法が得られる。
【0061】また、この発明によれば、立体視による視
覚疲労検査等を行なう際に、様々な呈示条件に応じた呈
示パターンで、立体視標を表示させることができる立体
視標呈示装置が得られる。
覚疲労検査等を行なう際に、様々な呈示条件に応じた呈
示パターンで、立体視標を表示させることができる立体
視標呈示装置が得られる。
【図1】3次元映像の立体視標の例を示す模式図であ
る。
る。
【図2】立体視標の呈示パターンを示すタイムチャート
である。
である。
【図3】立体視による視覚疲労の検査装置の構成を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図4】映像処理回路の構成を示すブロック図である。
【図5】立体ディスプレイとして時分割立体ディスプレ
イが用いられている場合に、映像処理回路から出力され
る映像信号を示すタイムチャートである。
イが用いられている場合に、映像処理回路から出力され
る映像信号を示すタイムチャートである。
【図6】立体ディスプレイとして2眼式立体ディスプレ
イが用いられている場合に、映像処理回路から出力され
る映像信号を示すタイムチャートである。
イが用いられている場合に、映像処理回路から出力され
る映像信号を示すタイムチャートである。
101 制御装置 102 映像発生装置 103 表示装置 104 解析装置 105 電極 106 スイッチ 111 映像処理回路 112 立体ディスプレイ 204 CPU 202 二次元映像記憶装置 210 ROM 211 RAM 216 倍速映像混合回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菊本 誠 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 山下 周悟 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 小山田 健二 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 金谷 経一 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内
Claims (6)
- 【請求項1】3次元映像からなる立体視標を異なる周期
条件で呈示し、各周期条件ごとに、被験者から立体視標
がちらついて見えたか、立体視標が融合して見えたかに
呼応する生理応答を得、各周期条件ごとの被験者の応答
結果に基づいて、被験者の視覚疲労度を他覚的に測定す
る視覚疲労検査方法。 - 【請求項2】 各周期条件ごとの被験者の応答結果に基
づいて、立体視標がちらついて見えた最小周期を検出
し、検出された最小周期に基づいて、被験者の立体視に
よる視覚疲労度を測定する請求項1に記載の視覚疲労検
査方法。 - 【請求項3】3次元映像からなる立体視標を異なる周期
条件で呈示し、各周期条件ごとに被験者の脳波を測定
し、各周期条件ごとに、脳波を所定時間間隔ごとに加算
しかつその平均を算出することにより視覚誘発電位波形
を抽出し、各周期条件ごとに抽出された視覚誘発電位波
形に基づいて、被験者の視覚疲労度を測定する視覚疲労
検査方法。 - 【請求項4】 各周期条件ごとに抽出された視覚誘発電
位波形が、その周期条件における周期と同様な周期性を
有しているか否かに基づいて、各周期条件ごとに、呈示
された立体視標が被験者にはちらついて見えたか融合し
て見えたかを推定し、各周期条件ごとの推定結果に基づ
いて、被験者によって立体視標がちらついて見える最小
周期を検出し、検出された最小周期に基づいて、被験者
の視覚疲労度を測定する請求項3に記載の視覚疲労検査
方法。 - 【請求項5】 立体視標の呈示パターンを規定する呈示
条件を設定する設定手段、 立体視標となる3次元映像の左目用映像および右目用映
像ならびに休止映像を発生させる映像発生手段、 上記映像発生手段によって発生せしめられた上記左目用
映像の奇数フィールドおよび偶数フィールド、上記映像
発生手段によって発生せしめられた上記右目用映像の奇
数フィールドおよび偶数フィールドならびに上記映像発
生手段によって発生せしめられた上記休止映像の奇数フ
ィールドおよび偶数フィールドを、それぞれ異なるフィ
ールドメモリに記憶させる書き込み制御手段、 上記設定手段によって設定された呈示条件に基づいて、
各フィールドメモリからの映像の読み出しを制御するこ
とにより、上記呈示条件に応じた呈示パターンで立体視
標を呈示させる読み出し制御手段、 を備えている立体視標呈示装置。 - 【請求項6】 上記設定手段は、立体視標と休止映像と
を交互に繰り返して呈示するための呈示条件を設定する
ものであって、少なくとも立体視標の呈示時間および休
止映像の呈示時間を呈示条件として設定するものである
請求項5に記載の立体視標呈示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8211186A JPH1052402A (ja) | 1996-08-09 | 1996-08-09 | 視覚疲労検査方法および立体視標呈示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8211186A JPH1052402A (ja) | 1996-08-09 | 1996-08-09 | 視覚疲労検査方法および立体視標呈示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1052402A true JPH1052402A (ja) | 1998-02-24 |
Family
ID=16601838
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8211186A Pending JPH1052402A (ja) | 1996-08-09 | 1996-08-09 | 視覚疲労検査方法および立体視標呈示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1052402A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000055954A1 (fr) * | 1999-03-16 | 2000-09-21 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Circuit de commande de batterie rechargeable |
US6477407B1 (en) | 1998-05-08 | 2002-11-05 | The University Of Sydney | Electrophysiological visual field measurement |
US7396127B2 (en) | 2005-12-30 | 2008-07-08 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Method and system for quantifying degree of fatigue resulting from use of three-dimensional display |
JP2008262474A (ja) * | 2007-04-13 | 2008-10-30 | Toyota Infotechnology Center Co Ltd | 警報装置 |
WO2009139740A1 (en) * | 2008-05-12 | 2009-11-19 | Thomson Licensing | System and method for measuring potential eyestrain of stereoscopic motion pictures |
US7944481B2 (en) | 2005-11-28 | 2011-05-17 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Apparatus and method for processing 3D video signal |
WO2013146040A1 (ja) * | 2012-03-30 | 2013-10-03 | 株式会社ニコン | 情報提示装置、情報提示システム、サーバ、情報提示方法及びプログラム |
KR101402739B1 (ko) * | 2011-11-01 | 2014-06-30 | 기초과학연구원 | 뇌파 변화 분석을 통한 시각 피로도 측정 장치 및 방법 |
CN110974145A (zh) * | 2019-12-20 | 2020-04-10 | 南京五能电子科技有限公司 | 一种人的视觉频率测量方法与设备 |
-
1996
- 1996-08-09 JP JP8211186A patent/JPH1052402A/ja active Pending
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US6477407B1 (en) | 1998-05-08 | 2002-11-05 | The University Of Sydney | Electrophysiological visual field measurement |
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WO2013146040A1 (ja) * | 2012-03-30 | 2013-10-03 | 株式会社ニコン | 情報提示装置、情報提示システム、サーバ、情報提示方法及びプログラム |
JP2013208260A (ja) * | 2012-03-30 | 2013-10-10 | Nikon Corp | 情報提示装置、情報提示システム、サーバ、情報提示方法及びプログラム |
US9420946B2 (en) | 2012-03-30 | 2016-08-23 | Nikon Corporation | Information provision device, information provision system, server, information provision method and program |
CN110974145A (zh) * | 2019-12-20 | 2020-04-10 | 南京五能电子科技有限公司 | 一种人的视觉频率测量方法与设备 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041222 |
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A02 | Decision of refusal |
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