JPH10507700A - 特に繊維材料からなる美的外観領域のライニングを有するパネルの製造方法 - Google Patents
特に繊維材料からなる美的外観領域のライニングを有するパネルの製造方法Info
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Abstract
(57)【要約】
本発明は、少なくとも一方の面に、少なくとも一つの繊維製の美的外観領域(4)を有するライニング(3)を具えているドア等の自動車の車体の内貼り材を製造する方法に関する。本発明によれば、前記ライニング(3)を具えた第1偏平エレメント(5)が設けられ、該第1偏平エレメント(5)の延長上に、前記第1偏平エレメント(5)の少なくとも一部に対面する第2偏平エレメント(6)が成形によって第1熱可塑性材料から形成され、この成形の際に、前記第1偏平エレメント(5)と前記第2偏平エレメント(6)との間の接合が前記接触面(21)の少なくとも一部に沿って行われる。
Description
【発明の詳細な説明】
特に繊維材料からなる美的外観領域のライニングを有するパネルの製造方法
本発明は、特に繊維材料からなる美的外観付与及び/又は快適領域が重畳され
たパネルの製造方法、並びにそれによって得られたパネルに関する。
本発明は、自動車の車体、例えばドア等の内側トリム用に特に開発されたもの
であるが、美的機能を有するライニング材料からなるパネルの製造及び/又は使
用を目的とする経済活動が行われるすべての分野にも、適用が可能である。
現在、このようなパネルを製造するには、中実の支持片を形成し、その上に美
的外観及び/又は快適領域を有するライニングを糊付けによって固定する種々の
方法が知られている。これらの方法によって満足な製品が得られる場合もあるが
、美的外観付与及び/又は快適領域が特にその周縁部において脆いパネルが製造
される欠点を有する。実際、そうした箇所において剥がれが生じることが多い。
この問題を解決するための第1の方策は、ライニングの周縁部の糊付けを強化
することである。しかし、このやり方は作業時間が長くなり、複雑な装置を必要
とするので、パネルのコストが高くなる。その上、糊付けに固有の欠点が残って
いる。
本発明の目的は、周縁部においても欠陥のないようにライニングを固定するこ
とによって、前述の欠点を解消した美的外観付与及び/又は快適領域を具えたラ
イニングを有するパネルを製造する方法と、これによって得られるパネルを提供
するものである。
本発明の目的の一つは、短い作業時間で高い生産速度の可能な美
的外観付与及び/又は快適領域を具えたライニングを有するパネルを製造する方
法を提供することにある。
本発明の目的の一つは、糊付け作業が少なくてすみ又は全くなくてもよい、美
的外観付与及び/又は快適領域を具えたライニングを有するパネルを製造する方
法を提供することにある。
本発明の一つは、パネル自体の材料によってパネルに固定された、美的外観付
与及び/又は快適領域を具えたライニングを有するパネルを製造する方法を提供
することにある。
本発明の利点の一つは、美的外観付与領域を別個に仕上げることができる点に
ある。
本発明のその他の目的と利点は、以下の説明によって明らかになるであろう。
しかし、本発明はこの説明の範囲に限定されるものではない。
本発明によれば、特に繊維で構成された少なくとも一つの美的外観付与及び/
又は快適領域を具えたライニングを、少なくともその一方の面の少なくとも一部
に具えた、ドア等の自動車の車体の内側トリムに使用されることを意図したパネ
ルを製造する方法が提供され、その特徴とするところは、
前記ライニングを具えた第1の偏平エレメントを設け、
該第1偏平エレメントの延長上に第2の偏平エレメントを形成する第1の熱可
塑性材料を成形によって設けて、その少なくとも一部に、前記第1偏平エレメン
トに対面する接触面を形成し、
前記成形時に、前記第1偏平エレメントと前記第2偏平エレメントとを、少な
くとも部分的に前記接触面に沿って確実に接合することである。
本発明は、又、特に繊維で構成された少なくとも一つの美的外観付与及び/又
は快適領域を具えたライニングを、少なくともその一
方の面の少なくとも一部に具えた、ドア等の自動車の車体の内側トリムに使用さ
れることを意図した、前記方法によって得られたパネルにも関し、該パネルは、
前記ライニングを有する第1偏平エレメントと、該第1偏平エレメントに少なく
とも部分的に対面する接触面を形成する第1偏平エレメントとを具え、前記接触
面に沿う前記第1偏平エレメント上のスカートと、該スカートに対面して前記第
2偏平エレメント上に設けられた、溝を形成する側壁とを特徴としている。
本発明は、次の説明と、それに関連する部分を示した添付図面とを参照して、
更に容易に理解し得るであろう。
図1は、本発明の美的外観付与及び/又は快適領域を具えたライニングを有す
るパネルの平面図である。
図2は、図1の線II−IIに沿う断面図で、本発明のパネルの詳細を示している
。
図3は、本発明のパネルの製造方法の一実施例を示している。
本発明は、美的外観付与及び/又は快適領域を具えたライニングの製造方法と
、これによって得られたパネルとに関する。
本発明は、特にドア等の自動車の車体の内側トリムを意図したものではあるが
、少なくとも一方の面に美的外観及び/又は快適領域、即ちパネルの美的性質を
改善する機能を有する領域を具えたパネルを使用する経済活動のすべての分野に
も適用可能である。
図1は本発明の製造方法を用いて得られたパネル1の一例を示す。このパネル
は、少なくともその一方の面2の少なくとも一部に、特に繊維で作られた少なく
とも一つの美的外観付与及び/又は快適領域4を具えたライニング3を有する。
このパネルの材料も合成材料、紙、塗料その他の材料である。
図2から判るように、本発明の製造方法によれば、ライニング3
を具え、第1偏平エレメント5を形成するピース5が設けられる。この第1偏平
エレメント5の延長上に、第2偏平エレメント6を形成する第1熱可塑性材料が
成形によって設けられ、前記第1偏平エレメント5に少なくとも部分的に対面す
る接触面21が形成されている。
ここで、「接触面」とは、第1及び第2偏平エレメント5,6の間の接合が行
われる領域を意味する。「偏平エレメント」とは、厚さがその全表面に対して小
さいエレメントのことを意味し、該表面は変形していることもある。
本発明の方法によれば、第1及び第2偏平エレメントの接合は、成形時に接触
面21に沿ってその少なくとも一部で行われる。図1に示す本発明の好適実施例
によれば、偏平エレメント5によって、別部材として準備されたインサート等の
挿入部材が形成されている。
同じ実施例において、第2偏平エレメント6によって、前記挿人部材5の少な
くとも一部を取り囲むフレームが形成され、挿入部材5とフレーム6との間の接
合は、挿入部材5の外周の少なくとも一部において行われている。図示の例によ
れば、フレーム6は挿入部材5を完全に取り囲んでいる。本発明の製造方法によ
れば、フレーム6が挿入部材5の外周の一部を取り囲んでいるパネルも得ること
ができる。
第1の熱可塑性材料として、ポリプロピレンその他の材料を選ぶことができる
。
本発明の製造方法の一実施例によれば、第1及び第2偏平エレメント5,6の
間の接合は、接触面21に沿って設置された型による成形によって行われる。こ
れには、縁接合即ち第1偏平エレメント5の後部で行われる接合と、それ以外の
ものが含まれる。
更に詳しくは、準備段階として、支持層7を射出成形することによって第1偏
平エレメント5を形成する。この目的のために、ポリプロピレンその他の第2熱
可塑性材料が使用される。
本発明の一実施例によれば、第1,第2熱可塑性材料は同じ種類のものであっ
てもよい。更に、これらの材料は物理化学的に適合性を有しており、型による成
形の際に相互の接着性が改善される。
本発明の別の実施例によれば、支持層7は繊維材料、特にセルロース繊維で構
成されている。
前述の第1偏平エレメント5を形成する場合の特別な例では、ライニング3が
支持層7と一体化されている。この作業は糊付け等によって行われる。
この作業は機械的な接合によって行うことも可能である。この目的のために、
第1偏平エレメント5に接する層が不織布で形成されている多層の繊維ライニン
グ3が使用される。このライニング3と支持層7の熱可塑性材料は、後者がまだ
液状の間に接触せしめられる。
図示の実施例の場合、ライニング3と支持層7の寸法は実質的に同一なので、
美的外観付与領域4を構成する材料を、その支持体即ち第2熱可塑性材料の前記
支持層7に円滑且つ均一に固定できる。
図2からは、第1偏平エレメント5が、支持層7とこれに変形接触が可能な厚
さと材料の性質を有する層8とからなる多層片を形成していることが判る。層8
の材料には発泡ポリウレタンが使用される。
第1偏平エレメント5は、変形接触が可能な層8と支持層7との接着を行うの
に適した層を具えることもできる。この層は、例えば熱可塑性材料及び/又はセ
ルロース系材料からなる。
こうして、ライニング3と第1偏平エレメント5の各層、特に繊
維材料によって形成された全体の層は、支持層7を除いて弾性的性質を有する。
図2を更に参照すると、接触面21に沿ってスカート9が第1偏平エレメント
5に設けられ、該スカート9に対面して第2偏平エレメント6には側壁10が設
けられ、溝11を形成している。
本発明の方法の一実施例においては、ライニング3がこの溝11内に引き込ま
れ、ライニング3による第1偏平エレメント5の把持が強化されている。
更に、ライニング3は溝11の領域で部分的に締めつけられている。これによ
って、偶発的な裂けや外れが防止され、ライニング3の美的外観付与及び/又は
快適領域4によって、パネル1に実際上の欠陥のない美的外観が与えられる。
実際、ライニング3は完全にピンと張った状態にある。更に、接触面21に対
面しているその周縁部は溝11によって保護されている。
特別な例においては、第2偏平エレメント6の成形時に、支持層7の上にリブ
等の補強手段を設けている。
図3に示す本発明の方法の更に別の実施例によれば、ライニング3を構成して
いる第1偏平エレメント5が第1の型12内で形成される。第2偏平エレメント
6が第2の型13内で形成され、第1及び第2偏平エレメント5,6間の接合は
、この第2型13内で行われる。
この実施例によれば、第1型12と第2型13は同じ装置14に設置されてい
る。この装置14において、第1,第2熱可塑性材料がそれぞれの型13,12
内に同時に注入される。この目的のために、共通点20から材料を注入するため
の回路15が設けられている。
注入の後に、ライニング3によってカバーされた第1偏平エレメント5は、第
1型12から第2型13内のキャビティ16に直接移される。この目的のために
、キャビティ16は第1偏平エレメント5と同じ大きさを持つように構成されて
いる。更に、装置14は、二段階成形型で構成されてもよい。
この装置と材料の同時注入とによって、両方の型12,13のそれぞれで行わ
れる作業は接近して行われ、射出成形後の第1偏平エレメント5の材料のクリー
プが避けられる。
第1型12が設けられている第1段17と、第2型13が設けられている第2
段18とを有する二段階方式の型においては、第1,第2偏平エレメント5,6
同時に且つ別個に成形される。各成形作業の後、第1段17は矢印19の方向に
第2段18の位置まで運ばれる。
本発明は、前述の方法を実施して得られたパネル1にも関する。このパネル1
は、ライニング3を有する第1偏平エレメント5と、該第1偏平エレメント5に
少なくとも部分的に対面する接触面21を形成する第2偏平エレメント6とによ
って形成されている。本発明によれば、このパネルは、接触面21に沿って第1
偏平エレメント5上にスカート9を有すると共に、該スカート9に対面して第2
偏平エレメント6上に、溝11を形成する側壁10を具えている。
一実施例によれば、パネル1は挿入部材を形成する第1偏平エレメント5と、
少なくとも該挿入部材5を部分的に取り囲むフレームを形成する第2偏平エレメ
ント6とを具えている。
当業者によって行うことの可能な本発明のその他の実施例も勿論、本出願の範
囲に入っている。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項
【提出日】1996年9月12日
【補正内容】
明細書
この問題を解決するための第1の方策は、ライニングの周縁部の糊付けを強化
することである。しかし、このやり方は作業時間が長くなり、複雑な装置を必要
とするので、パネルのコストが高くなる。その上、糊付けに固有の欠点が残って
いる。
EP-A-0,482,270,EP-A-0,348,358又はJP-A-63-312,249等には、一体物のイン
サートをカバーする一つ以上の美的外観付与シートを有するパネルの製造方法が
開示されている。このインサートは、前記シートの周縁部に溝を具え、シートが
この溝内に引き込まれている。
しかし、これらの公報によれば、インサートは前記美的外観付与シートの下側
に設けられた層を構成している。従って、これらの方法は多くの材料を使用する
欠点を有する。
更に、GB-A-2,271,956には、少なくとも一方の面の少なくとも一部に、少なく
とも一つの美的外観付与及び/又は快適領域を具えたライニングを、第1平坦エ
レメント上に具えたパネルの製造方法が開示されている。
しかし、この公報には、前記ライニングとパネルの残りの部分との間の接合が
十分に行われず、美的外観領域のきちんと保持することができない。
本発明によれば、特に繊維で構成された少なくとも一つの美的外観付与及び/
又は快適領域を第1偏平エレメント上に具えたライニングを、少なくともその一
方の面の少なくとも一部に具えた、ドア等の自動車の車体の内側トリムに使用さ
れることを意図したパネルを製造する方法が提供され、その特徴とするところは
、
該第1偏平エレメントの延長上に第2の偏平エレメントを形成する第1の熱可
塑性材料を成形によって設けて、その少なくとも一部に、前記第1偏平エレメン
トに対面する接触面を形成し、
前記接触面に沿って前記第1偏平エレメント上にスカートを設け、該スカート
に対面して前記第2偏平エレメント上に溝を形成するための側壁を設けることに
よって、前記成形時に、前記第1偏平エレメントと前記第2偏平エレメントとを
、少なくとも部分的に前記接触面に沿って確実に接合することである。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項
【提出日】1996年10月25日
【補正内容】
明細書
一実施例によれば、パネル1は挿入部材を形成する第1偏平エレメント5と、
少なくとも該挿入部材5を部分的に取り囲むフレームを形成する第2偏平エレメ
ント6とを具えている。
請求の範囲
1.特に繊維で構成された少なくとも一つの美的外観付与及び/又は快適領域
(4)を第1偏平エレメント上に具えたライニング(3)を、少なくともその一
方の面(2)の少なくとも一部に具え、該第1偏平エレメント(5)の延長上に
第2の偏平エレメント(6)を形成する第1の熱可塑性材料を成形によって設け
た、ドア等の自動車の車体の内側トリムに使用されることを意図したパネル(1
)を製造する方法であって、
前記第1偏平エレメント(5)に少なくとも一部が対面する接触面(21)を
形成し、
前記成形時に、該接触面(21)に沿って前記第1偏平エレメント(5)上に
スカート(9)を設け、該スカート(9)に対面して第2偏平エレメント(6)
上に溝(11)を形成する側壁(10)を設けることによって、前記第1偏平エ
レメント(5)と前記第2偏平エレメント(6)とを、少なくとも部分的に前記
接触面(21)に沿って確実に接合し、前記ライニング(3)は前記溝(11)
内に引き込まれると共に、該溝(11)内で局部的に挟まれていることを特徴と
する方法。
2.前記第1偏平エレメント(5)によって挿入部材が構成され、
該挿入部材(5)の少なくとも一部を取り囲むフレームが前記第2偏平エレメ
ント(6)によって構成され、
これら挿入部材(5)とフレーム(6)との間の接合が、前記挿入部材(5)
の周縁部の少なくとも一部で行われることを特徴とする請求項1に記載の方法。
3.前記第1偏平エレメント(5)が、第2熱可塑性材料の射出
成形によって形成され、前記ライニング(3)が、前記支持層(7)の上にこれ
と一体的に設けられることを特徴とする請求項1に記載の方法。
4.前記ライニング(3)でカバーされた前記第1偏平エレメント(5)が、
第1の成形型(12)で形成され、
前記第2偏平エレメント(6)が第2の成形型(13)で形成され、
前記第1偏平エレメント(5)と第2偏平エレメント(6)との間の接合が、
前記第2成形型(13)内で行われることを特徴とする請求項1に記載の方法。
5.前記第1成形型(12)と第2成形型(13)が、同じ装置(14)内に
設置されていることを特徴とする請求項7に記載の方法。
6.前記第1及び第2材料が、それぞれの成形型(13,12)に同時に注入
され、ライニング(3)でカバーされた第1偏平エレメント(5)が、前記第1
成形型(12)から第2成形型(13)に設けられたキャビティ(16)内に直
接移転されることを特徴とする請求項8に記載の方法。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.特に繊維で構成された少なくとも一つの美的外観付与及び/又は快適領域 (4)を具えたライニング(3)を、少なくともその一方の面(2)の少なくと も一部に具えた、ドア等の自動車の車体の内側トリムに使用されることを意図し たパネル(1)を製造する方法であって、 前記ライニング(3)を具えた第1の偏平エレメント(5)を設け、 該第1偏平エレメント(5)の延長上に第2の偏平エレメント(6)を形成す る第1の熱可塑性材料を成形によって設けて、その少なくとも一部に、前記第1 偏平エレメント(5)に対面する接触面(21)を形成し、 前記成形時に、前記第1偏平エレメント(5)と前記第2偏平エレメント(6 )とを、少なくとも部分的に前記接触面(21)に沿って確実に接合することを 特徴とする方法。 2.前記第1偏平エレメント(5)によって挿入部材が構成され、 該挿入部材(5)の少なくとも一部を取り囲むフレームが前記第2偏平エレメ ント(6)によって構成され、 これら挿入部材(5)とフレーム(6)との間の接合が、前記挿入部材(5) の周縁部の少なくとも一部で行われることを特徴とする請求項1に記載の方法。 3.前記第1偏平エレメント(5)が、第2熱可塑性材料の射出成形によって 形成され、前記ライニング(3)が、前記支持層(7)の上にこれと一体的に設 けられることを特徴とする請求項1に記載の方法。 4.前記第1偏平エレメント(5)上に、接触面(21)に沿ってスカート( 9)が設けられ、該スカート(9)に対面して前記第2偏平エレメント(6)上 に、溝(11)を形成する側壁(10が設けられていることを特徴とする請求項 1に記載の方法。 5.前記ライニング(3)が前記溝(11)内に引き込まれ、第1偏平エレメ ント(5)上のライニング(3)の把持が強化されていることを特徴とする請求 項4に記載の方法。 6.前記ライニング(3)が前記溝(11)の領域内で局部的に挟まれている ことを特徴とする請求項4に記載の方法。 7.前記ライニング(3)でカバーされた前記第1偏平エレメント(5)が、 第1の成形型(12)で形成され、 前記第2偏平エレメント(6)が第2の成形型(13)で形成され、 前記第1偏平エレメント(5)と第2偏平エレメント(6)との間の接合が、 前記第2成形型(13)内で行われることを特徴とする請求項1に記載の方法。 8.前記第1成形型(12)と第2成形型(13)が、同じ装置(14)内に 設置されていることを特徴とする請求項7に記載の方法。 9.前記第1及び第2材料が、それぞれの成形型(13,12)に同時に注入 され、ライニング(3)でカバーされた第1偏平エレメント(5)が、前記第1 成形型(12)から第2成形型(13)に設けられたキャビティ(16)内に直 接移転されることを特徴とする請求項8に記載の方法。 10.特に繊維で構成された少なくとも一つの美的外観付与及び/又は快適領 域(4)を具えたライニング(3)を、少なくともその一方の面の少なくとも一 部に具えた第1偏平エレメント(5)と 、該第1偏平エレメント(5)に少なくとも部分的に対面する接触面(21)を 形成する第2偏平エレメントとを具えた、ドア等の自動車の車体の内側トリムに 使用されることを意図した、請求項4に記載の方法によって得られたパネル(1 )であって、前記接触面(21)に沿う前記第1偏平エレメント(5)上のスカ ート(9)と、該スカート(9)に対面して前記第2偏平エレメント(6)上に 設けられた、溝(11)を形成する側壁(10)とを具えていることを特徴とす るパネル。
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FR9411546A FR2724869B1 (fr) | 1994-09-22 | 1994-09-22 | Procede de fabrication d'un panneau de matiere revetu d'une zone d'aspect, notamment textile |
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JP8510656A Pending JPH10507700A (ja) | 1994-09-22 | 1995-09-22 | 特に繊維材料からなる美的外観領域のライニングを有するパネルの製造方法 |
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