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JPH10338078A - ドアトリムのポケット構造 - Google Patents

ドアトリムのポケット構造

Info

Publication number
JPH10338078A
JPH10338078A JP14805797A JP14805797A JPH10338078A JP H10338078 A JPH10338078 A JP H10338078A JP 14805797 A JP14805797 A JP 14805797A JP 14805797 A JP14805797 A JP 14805797A JP H10338078 A JPH10338078 A JP H10338078A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ornament
door trim
pocket
door
pocket structure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14805797A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Yokomine
準一 横峯
Kazunori Yamakawa
和教 山河
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Araco Co Ltd
Original Assignee
Araco Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Araco Co Ltd filed Critical Araco Co Ltd
Priority to JP14805797A priority Critical patent/JPH10338078A/ja
Publication of JPH10338078A publication Critical patent/JPH10338078A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 オーナメントとドアインナパネルとの間のス
ペースを有効に利用する。 【解決手段】 オーナメント20を装着するドアトリム
10において、前記オーナメント20を開閉蓋として利
用するポケット部13を設ける。ドアトリム10に設け
られるポケット部13が開閉蓋としてオーナメント20
を利用する小物入れとして使用できるので、オーナメン
ト20とドアインナパネル30との間のスペース40を
有効に利用することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両主として自動
車のドアにおけるドアトリムのポケット構造に関する。
【0002】
【従来の技術】車両のドアにおけるドアトリムにはオー
ナメントが装着される。このようなオーナメントは、同
一出願人による特開平6−83495号公報、発明協会
公開技報の公技番号95−10824号に開示されるよ
うに、ドアトリムにオーナメントの形状に対応する開口
部を形成しておき、その開口部を塞ぐようにドアトリム
に装着されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のドアトリムにあ
っては、オーナメントは装飾性を向上させるいわゆる見
栄えを良くするのみで、その他の用途に利用されていな
かった。また、ドアトリムが装着されるドアインナパネ
ルとオーナメントとの間にスペースをもたせる形状のド
アトリムがあるが、前記スペースが有効に利用されてい
ないのが現状である。
【0004】本発明は上記した問題点を解決するために
なされたものであって、本発明が解決しようとする課題
は、オーナメントとドアインナパネルとの間のスペース
を有効に利用することのできるドアトリムのポケット構
造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する請求
項1の発明は、オーナメントを装着するドアトリムにお
いて、前記オーナメントを開閉蓋として利用するポケッ
ト部を設けたことを特徴とするドアトリムのポケット構
造である。前記請求項1記載のドアトリムのポケット構
造によると、ドアトリムに設けられるポケット部が開閉
蓋としてオーナメントを利用する小物入れとして使用で
きるので、オーナメントとドアインナパネルとの間のス
ペースを有効に利用することができる。
【0006】請求項2の発明は、請求項1記載のドアト
リムのポケット構造であって、ドアトリムとオーナメン
トとの間には、相互に回動可能に係合するヒンジ手段及
び相互に解放可能に係合する閉止手段の各部をそれぞれ
一体成形したことを特徴とするドアトリムのポケット構
造である。前記請求項2記載のドアトリムのポケット構
造によると、ヒンジ手段及び閉止手段としてドアトリム
あるいはオーナメントに別部品のものを組付けて使用す
る場合と比べて、部品点数及び組付け工数を大幅に削減
することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態について図
面を参照して説明する。ドアトリムを斜視図で示した図
1において、ドアトリム10は、樹脂成形品からなるも
ので、図示はしない自動車のフロントドアのインナパネ
ルに装着される。ドアトリム10の所定部位には、樹脂
成形品からなるオーナメント20が装着されている。図
1のA−A線断面図が図2に示され、図1のB−B線断
面図が図3に示されている。なおオーナメント20の表
面には、本革、布類等の表皮を覆うように張り付けるこ
とも可能である。また、ドアトリム10の上部は、表面
方向へ膨らんだ形状をなしており、その膨らんだ部分に
オーナメント20が装着される。このため、ドアトリム
10が装着されるドアインナパネル(図2及び図3中、
二点鎖線30参照)とオーナメント20との間にはスペ
ース(図2及び図3中、二点鎖線40参照)がもたせら
れている。
【0008】図2及び図3に示すように、前記ドアトリ
ム10には、オーナメント20を開閉蓋として利用する
凹状のポケット部13が設けられている。ポケット部1
3は、ドアトリム10の当該部位にトリム裏面に張り出
すように形成された周囲を取り囲む側板部13a及びそ
の側板部13aの端面を塞ぐように形成された奥板部1
3bによって取り囲まれている。なおポケット部13
は、前記ドアトリム10とドアインナパネル30との間
のスペース40内に納まる大きさで形成されている。
【0009】前記ドアトリム10とオーナメント20と
の間には、図2に示すように相互に回動可能に係合する
ヒンジ手段H及び相互に解放可能に係合する閉止手段S
が設けられている。また図1及び図3に示すように、オ
ーナメント20の上縁部には指先を引っかけ可能な凹み
状の把手部14が形成されており、またポケット部13
の上縁部には前記把手部14に対応する凹み部24が形
成されている。なおヒンジ手段Hは、図1に点線で示す
ようにオーナメント20の下縁部に前後2箇所配設さ
れ、また閉止手段Sは、図1に点線で示すようにオーナ
メント20の上縁部に前後2箇所配設されている。
【0010】ヒンジ手段Hは、図2に示すように、ドア
トリム10に一体成形された軸受部11と、オーナメン
ト20に一体成形された支軸部21とからなる。詳しく
は、図4に分解斜視図で示すように、軸受部11は、ポ
ケット部13の底面に相当する側板部13a上に突出す
る立ち上がり片11aと、立ち上がり片11aの上端部
からポケット部13の開口方向へ延びる連結片11b
と、連結片11bの先端部に上方開口状のほぼC字状に
連設された受け入れ部11cとからなる。一方、支軸部
21は、オーナメント20の裏面の下端部に突出された
左右一対の支持片21aと、両支持片21aの先端部の
間に架設された軸状部21bとからなる。支軸部21の
両支持片21aの間隔は軸受部11の幅よりも大きく、
支軸部21の軸状部21bの軸径は軸受部11の受け入
れ部11cの口径とほぼ等しく形成されている。
【0011】支軸部21の軸状部21bは、軸受部11
の受け入れ部11cにその弾性変形を利用して嵌入する
ことにより、図2に示されるように回動可能に支持され
ている。オーナメントは、図2及び図3の状態が閉止
(閉じた)状態にあり、これより図3に示される把手部
14に指先を引っかけてオーナメント20を図2におい
て前記軸状部21bを支点に右回り方向に回動すること
により、二点鎖線で示すように開かれる。また、開くと
きと逆に、オーナメント20を開いた状態から図2にお
いて前記軸状部21bを支点に左回り方向に回動するこ
とにより、図2及び図3に示すように閉じられる。
【0012】閉止手段Sは、図2に示すように、ドアト
リム10のポケット部13に設けられた係合孔12と、
オーナメント20に一体成形されたクリップ部22とか
らなる。詳しくは、図5に分解斜視図で示すように、係
合孔12は、ポケット部13の上面に相当する側板部1
3a上にほぼ長四角形状に開口されている。一方、クリ
ップ部22は、オーナメント20の裏面の上端部に裏方
に突出された突出片22aと、突出片22aの先端部か
ら上方に折曲されかつオーナメント20に向けて折り返
し状に折曲された係合片22bとからなる。係合片22
bの先端部は山型状に形成されており、その頂部が係合
凸部22cとなっている。係合孔12の横幅は係合片2
2bの幅よりも大きく、係合凸部22cが係合孔12に
係合可能となっている。
【0013】クリップ部22の係合凸部22cは、オー
ナメント20が開いた状態から閉じられるときに、ドア
トリム10のポケット部13の上面を摺動する。このと
き、係合片22bが押し下げられるように弾性変形し、
係合凸部22cがポケット部13の係合孔12と対応し
たところで、係合片22bが弾性復元することにより、
係合凸部22cが係合孔12に係合し、これにより図2
に示されるようにオーナメント20が閉止状態に保持さ
れる。また、閉じられたオーナメント20を開くときに
は、把手部14に指先を引っかけてオーナメント20を
引くと、上記閉じるときと反対に、係合凸部22cが係
合孔21から抜けた後、ポケット部13の上面を摺動す
る。このとき係合片22bが前記と同様に弾性変形し、
係合凸部22cがポケット部13の上面の前端から解放
されることにより、係合片22bが弾性復元してオーナ
メント20が開かれる。
【0014】上記したドアトリム10のポケット構造に
よると、ドアトリム10に設けられるポケット部13が
開閉蓋としてオーナメント20を利用する小物入れとし
て使用できるので、オーナメント20とドアインナパネ
ルとの間のスペースを有効に利用することができる。
【0015】また、ドアトリム10にヒンジ手段Hの軸
受部11と閉止手段Sの係合孔12を一体成形し、また
オーナメント20にヒンジ手段Hの支軸部21と閉止手
段Sのクリップ部22を一体成形したものであるから、
ヒンジ手段H及び閉止手段Sとしてドアトリム10ある
いはオーナメント20に別部品のものを組付けて使用す
る場合と比べて、部品点数及び組付け工数を大幅に削減
することができる。
【0016】本発明は前記実施の形態に限定されるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更
が可能である。例えばヒンジ手段Hの軸受部11と支軸
部21を逆配置、すなわちドアトリム10に支軸部21
を設け、オーナメント20に軸受部11を設けてもよ
い。また閉止手段Sの係合孔12とクリップ部22を逆
配置、すなわちドアトリム10にクリップ部22を設
け、オーナメント20に係合孔12を設けてもよい。
【0017】
【発明の効果】本発明のドアトリムのポケット構造によ
れば、オーナメントとドアインナパネルとの間のスペー
スを有効に利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ドアトリムを示す斜視図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】図1のB−B線断面図である。
【図4】ヒンジ手段を示す分解斜視図である。
【図5】閉止手段を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
10 ドアトリム 13 ポケット部 20 オーナメント 30 ドアインナパネル 40 スペース H ヒンジ手段 S 閉止手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オーナメントを装着するドアトリムにお
    いて、前記オーナメントを開閉蓋として利用するポケッ
    ト部を設けたことを特徴とするドアトリムのポケット構
    造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のドアトリムのポケット構
    造であって、ドアトリムとオーナメントとの間には、相
    互に回動可能に係合するヒンジ手段及び相互に解放可能
    に係合する閉止手段の各部をそれぞれ一体成形したこと
    を特徴とするドアトリムのポケット構造。
JP14805797A 1997-06-05 1997-06-05 ドアトリムのポケット構造 Pending JPH10338078A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004009961A (ja) * 2002-06-10 2004-01-15 Kasai Kogyo Co Ltd 車両用ドアのポケット構造
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JP2008302814A (ja) * 2007-06-07 2008-12-18 Calsonic Kansei Corp 車両用小物入れの取付構造
JP2018131135A (ja) * 2017-02-17 2018-08-23 トヨタ紡織株式会社 乗物用内装材

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