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JPH10329015A - 研磨装置および研磨方法 - Google Patents

研磨装置および研磨方法

Info

Publication number
JPH10329015A
JPH10329015A JP6858698A JP6858698A JPH10329015A JP H10329015 A JPH10329015 A JP H10329015A JP 6858698 A JP6858698 A JP 6858698A JP 6858698 A JP6858698 A JP 6858698A JP H10329015 A JPH10329015 A JP H10329015A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polishing
polished
wafer
station
head
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6858698A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Kamono
隆 加茂野
Atsushi Ikeda
敦 池田
Takashi Ota
俊 太田
Matsuomi Nishimura
松臣 西村
一雄 ▲高▼▲橋▼
Kazuo Takahashi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP6858698A priority Critical patent/JPH10329015A/ja
Priority to US09/045,651 priority patent/US6183345B1/en
Publication of JPH10329015A publication Critical patent/JPH10329015A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B37/00Lapping machines or devices; Accessories
    • B24B37/005Control means for lapping machines or devices
    • B24B37/013Devices or means for detecting lapping completion
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B27/00Other grinding machines or devices
    • B24B27/0023Other grinding machines or devices grinding machines with a plurality of working posts
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B27/00Other grinding machines or devices
    • B24B27/0076Other grinding machines or devices grinding machines comprising two or more grinding tools
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B37/00Lapping machines or devices; Accessories
    • B24B37/04Lapping machines or devices; Accessories designed for working plane surfaces
    • B24B37/042Lapping machines or devices; Accessories designed for working plane surfaces operating processes therefor

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
  • Weting (AREA)
  • Mechanical Treatment Of Semiconductor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 大面積の被研磨体を効率よく所望の形状に研
磨する。 【解決手段】 被研磨体をその被研磨面が上を向く状態
で保持する為の第1の保持手段と、該被研磨面より大な
る面積の研磨面を有する研磨パッドを該被研磨面に接触
させて保持し回転させる為の第1の研磨ヘッドと、を有
する第1の研磨ステーションと、該被研磨体の該被研磨
面が上を向いた状態で該被研磨面の研磨状態を検出する
検出ステーションと、被研磨体をその被研磨面が上を向
く状態で保持する為の第2の保持手段と、被研磨面より
小なる面積の研磨面を有する研磨パッドを該被研磨面に
接触させて保持し回転させる為の第2の研磨ヘッドと、
を有する第2の研磨ステーションと、を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体ウエハー等の
基板を高精度に研磨するための精密研磨装置及び方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体デバイスの超微細化や多層
配線化が進み、これに伴って、Si,GaAs, InPやSOI等か
らなる半導体ウエハ等の基板の表面を高精度に平坦化す
る精密研磨装置が求められているが、その中でも半導体
素子が形成されたウエハ等の基板の表面を高精度に平坦
化するための精密研磨装置として化学機械研磨装置(CM
P装置;Chemical Mechanical Polishing装置)が知られ
ている。
【0003】従来のCMP装置は、図7、図8に示すよう
な2種類のタイプに分類することができる。
【0004】(1)図7は、ウエハー100の被研磨面
が下方を向く状態で研磨加工が行われるCMP装置の研磨
加工部の模式的な外観図である。図7に示したように、
ウエハー100は、被研磨面が下方を向く状態で保持さ
れ、回転しながらウエハー100よりも大口径の研磨パ
ッド1011に押し付けられることで研磨される。研磨
時は、研磨剤(スラリー)が研磨パッド1011の上面
に滴下される。この種の装置では、ウエハーチャック1
003にウエハー100を保持する方法は、真空吸着、
ワックス、溶液或いは純水による接着などがあり、ウエ
ハー100のずれを防止する目的でウエハー100外周
にガイドリンク1004を設ける場合もある。テーブル
1001上の研磨パッド1011の径はウエハー100
の3〜5倍であり、スラリーとしては、酸化シリコンの
微粉末を水酸化カリウム水溶液に混合した懸濁液が用い
られる。
【0005】(2)また、図8に示すように、ウエハー
テーブル1101に配された、ガイドリング1104を
有するウエハーチャック1103にウエハー100を研
磨面を上方に向けて、ウエハー100の径より小さな研
磨パッド1111を用いて研磨する方法も提案されてい
る。
【0006】これらの研磨装置及び研磨方法は、専ら現
在の8インチの半導体ウエハ等の基板を研磨することが
できるが、近年、半導体集積回路の微細化とウエハーの
大口径化が進んでおり、近い将来、ウエハーは8インチ
から12インチに移行するといわれている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】大口径のウエハーを研
磨するにあたり、従来の技術では以下のような解決すべ
き技術課題がある。
【0008】図7の装置では、ウエハー径とともに研磨
装置が大型化する。
【0009】図8の装置では、ウエハ全面を均一に研磨
するのに時間がかかる。
【0010】又、こうした従来の研磨装置は、8インチ
のウエハーを研磨するのに研磨パッドの厚さや弾力性な
どを最適化することで研磨性能の調節を試みているが、
その場合、研磨パッドの材質の微妙な調整や均一性を確
保することが困難であり、12インチといった、より口
径の大きいウエハーを高精度に研磨することは難しい。
【0011】特に、研磨パッドの研磨特性は、経時的に
悪くなる。例えば、研磨パッドの寿命は数百時間と長い
ものであるにもかかわらず、この時間内で研磨特性は数
十%低下する。
【0012】しかも、ICチップの大きさや配線の厚
さ、太さが異なる複数品種のICを高スループットで研
磨するという汎用性に乏しい。
【0013】本発明は、大面積の被研磨体を効率良く、
所望の形状に研磨できる汎用性の広い研磨装置及び研磨
方法を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は被研磨体をその
被研磨面が上を向く状態で保持する為の第1の保持手段
と、該被研磨面より大なる面積の研磨面を有する研磨パ
ッドを該被研磨面に接触させて保持し回転させる為の第
1の研磨ヘッドと、を有する第1の研磨ステーション
と、該被研磨体の該被研磨面が上を向いた状態で該被研
磨面の研磨状態を検出する検出ステーションと、被研磨
体をその被研磨面が上を向く状態で保持する為の第2の
保持手段と、該被研磨面より小なる面積の研磨面を有す
る研磨パッドを該被研磨面に接触させて保持し回転させ
る為の第2の研磨ヘッドと、を有する第2の研磨ステー
ションと、を備えたことを特徴とする研磨装置である。
【0015】更に本発明は被研磨体をその被研磨面が上
を向く状態で第1の保持手段上に載置し、該被研磨面よ
り大なる面積の研磨面を有する研磨パッドを該被研磨面
に接触回転させて、該被研磨面を研磨する第1の研磨工
程と、該被研磨体の該被研磨面が上を向いた状態で該被
研磨面の研磨状態を検出する検出工程と、被研磨体をそ
の被研磨面が上を向く状態で第2の保持手段上に載置
し、該被研磨面より小なる面積の研磨面を有する研磨パ
ッドを該被研磨面に接触回転させて該被研磨面を研磨す
る第2の研磨工程と、を含むことを特徴とする研磨方法
である。
【0016】(作用)本発明によれば、研磨ヘッドをさ
ほど大型化することなく、所望の研磨速度が得られ、被
研磨面全面を高精度に研磨出来る。
【0017】被研磨体の上面及び下面を反転させずに各
ステーション間を搬送出来るのでスループットが向上す
る。
【0018】第1の研磨ステーションによる研磨後に、
研磨状態を検出し必要に応じて小径パッドにより修正研
磨出来るので、如何なるIC作製用のウエハであっても
被研磨面の表面形状を高精度に研磨出来る。
【0019】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の好適な実施の形
態による研磨装置および研磨方法を説明する為の模式図
である。
【0020】図1の装置は、第1の研磨ステーション
と、第2の研磨ステーションと、研磨状態を検出する検
出ステーションを有している。第1の研磨ステーション
は、1次研磨ステーションと2次研磨ステーションとを
含んでおり、1次研磨ステーションでは、比較的高速で
全面研磨が行われる。
【0021】被研磨体である半導体ウエハ10は被研磨
面を上に向けて保持手段としてのウエハチャック15上
に載置される。研磨ヘッド11にはその下面に研磨パッ
ド21が取り付けられており、研磨パッド21の研磨面
の直径は、ウエハ10の直径より大きくウエハ10の直
径の2倍よりも小さい径とされている。研磨ヘッド11
およびウエハチャック15はそれぞれ独自に自転可能で
あり、ヘッド11の自転とともにそれに取り付けられた
パッド21も自転し、チャック15の自転とともにそれ
に取り付けられたウエハ10も自転する。これらウエハ
10とパッド21との自転方向を同方向とし、自転数を
ほぼ等しくすれば均一な研磨が行われる。更に必要に応
じてヘッド11又はチャック15の少なくともいずれか
一方を揺動させる為の揺動手段を設けることもできる。
このような揺動手段を用いれば、自転数を一致させなく
ても均一な研磨ができる。
【0022】以上の研磨ステーションの構成は、1次お
よび2次研磨ステーションのいずれにおいても共通であ
る。
【0023】1次研磨ステーションで高速の粗研磨を行
い、2次研磨ステーションでそれより低速の仕上げ研磨
を行う場合には、研磨パッド又はウエハの自転数を1次
研磨における自転数より少なくしたり、研磨時間を短く
したり、2次研磨で用いる研磨スラリーの供給量を減ら
したり、スラリー中の砥粒の粒径を小さくしたり、スラ
リー中の砥粒の分散密度を低くしたりすればよい。
【0024】研磨状態の検出ステーションでは膜厚計等
の検出手段13を用いて、ウエハ10の被研磨面の表面
状態を検出する。検出手段13により所望の表面形状と
異なる表面形状にウエハ10が研磨されている時には、
その情報を第2の研磨ステーションに伝達する。更に
は、その情報を第1の研磨ステーションにフィードバッ
クして研磨条件の設定を変更すれば、次に行われるウエ
ハの研磨精度が向上する。
【0025】第2の研磨ステーションでは、仕上げ研磨
が行われる。ここで用いられる研磨ヘッド14には、ウ
エハ10の直径より小さな直径をもつ研磨パッド23が
取り付けられ、ウエハの被研磨面を選択的に局所的に研
磨する。又、必要に応じて研磨ヘッド14を揺動させて
ウエハの被研磨面全面を研磨してもよい。第2の研磨ス
テーションには、検出ステーションで検出された研磨状
態の情報が供給されているので、第2の研磨ステーショ
ンにある制御装置がその情報を処理して、適切な研磨パ
ッド23の自転速度、ウエハ10の自転速度、更にはヘ
ッド14の位置や揺動範囲を定める。
【0026】研磨パッド23としては、ウエハの被研磨
面の面積より小さな面積の研磨面をもつパッドが用いら
れ、ヘッド14のパッド23が取り付けられる面もパッ
ド23とほぼ同じ径とすることが望ましい。具体的には
直径8インチのウエハーを研磨する場合には、直径10
mmないし直径30mmの円形のパッドを用いる。研磨
パッドの形状は、円形以外に矩形あるいは扇形でもよ
い。
【0027】又、各ステーション間に仕切り壁を設けた
り、各ステーションを独立した閉塞可能な4つの小部屋
内に配置する等の、仕切り手段を本発明の装置に設ける
ことが望ましい。又、図1の装置全体は一つのチャンバ
内に置かれ、クリーンルーム内の環境とは分離されて使
用されるべきである。
【0028】本発明において、研磨されるに適した被研
磨体としては、Si、GaAs、InP、等の半導体ウエハー
や、絶縁性表面上に半導体層が設けられたSOI等の半導
体ウエハーが挙げられる。特に、トランジスタ等の半導
体素子を形成したウエハーに配線を形成するための一工
程に本発明の研磨方法を用いるとよい。
【0029】本発明に用いられる研磨剤としては、材質
が酸化シリコン、酸化セリウム、酸化アルミニウム、酸
化ゼオライト、酸化クロム、酸化鉄、酸化マンガン、炭
化シリコン、炭化ホウ素、カーボン、アンモニウム塩等
の、径が数ミリオーダーからサブミクロンオーダーの範
囲内で比較的均一である微粒子が、水酸化ナトリウム水
溶液、水酸化カリウム水溶液、アンモニア水溶液、イソ
シアヌル酸溶液、Br-CH3OH、塩酸水溶液、等の溶液中で
分散している研磨液が好ましく用いられる。
【0030】各微粒子と溶液との組み合わせは、目的に
合わせて選択することが可能である。例えば、Si表面研
磨においては、酸化シリコン、酸化セリウム、アンモニ
ウム塩、二酸化マンガン等の微粒子を上記溶液に分散さ
せた研磨剤が、また、 SiO2表面研磨においては、酸化
シリコン微粒子を水酸化カリウム水溶液に分散させた研
磨剤が、また、 Al表面基板においては、酸化シリコン
微粒子を過酸化水素を含むアンモニア水溶液に分散させ
た研磨剤が好適である。
【0031】研磨剤の供給方法としては、被研磨面上に
直接ノズルから供給される方法や、研磨パッドがウエハ
ーを押し付けたままの状態で研磨パッドに設けられた孔
を介して供給する方法がある。均一に研磨を行う場合に
は、後者の方法が望ましい。ウエハー上に供給された研
磨剤は、ウエハーが高速に回転する間に遠心力によって
その殆どがウエハー上に残らず、わずかな量の研磨剤の
みがウエハー全面に渡り不均一に分布しやすい。よって
そのままの状態で研磨を行うと均一に研磨できない。そ
こで、パッドを通して被研磨面に研磨剤を供給すること
により均一な研磨を容易に行うことができる。
【0032】以下に本発明の実施の形態を図面に基づい
て説明する。
【0033】(第一の実施の形態)図2は、本発明の第
一の実施の形態に係る精密研磨装置の構成を示す模式図
である。第一の実施の形態は、移送手段としての円板状
のウエハーテーブル101に被研磨体保持手段としての
ウエハーチャック103と研磨能力回復手段としての研
磨パッドコンディショナー104とを夫々3つづつ配置
し、6つの処理ステーションにおいて、研磨、洗浄、あ
るいは搬入出の処理を行う形態である。
【0034】図2においてこの装置では、ウエハーチャ
ック103と研磨パッドコンディショナー104が夫々
ウエハーテーブル101の中心から等距離に、且つ互い
に60°づつ等間隔に配され、しかも交互に配置されて
いる。ウエハー搬入出位置102には、ここにウエハー
100を搬入・搬出するためのアームを有するウエハー
搬入出装置112が配置される。このウエハーテーブル
101は、後述する第2の駆動手段202によって矢印
Aが示す方向に、中心を軸として回転する。また、ウエ
ハーテーブル101の上部には、ウエハーチャック10
3や研磨パッドコンディショナー104に対向するよう
に、矢印Aにて示す方向にウエハー搬入出位置102か
ら、順に1次研磨ヘッド105a 、2次研磨ヘッド10
5b 、スクラブ洗浄機106a、洗浄装置107a、膜厚
測定装置108、仕上げ研磨ヘッド109、スクラブ洗
浄機106b、そして、洗浄装置107bが夫々図示した
ように5つの処理ステーションを構成するように配置さ
れる。このときスクラブ洗浄機106a、洗浄装置10
7a、膜厚測定装置108が1つのウエハーチャック1
03の直上にそれに対向して1つの処理ステーションを
構成するように配置され、また、スクラブ洗浄機106
b、洗浄装置107bが1つの研磨パッドコンディショナ
ー104の直上にそれに対向して1つの処理ステーショ
ンを構成するように配置される。1201は、各処理ス
テーションを仕切る為の仕切手段であり、ここではガラ
ス又は樹脂からなる仕切板を用いて、スラリーや異物の
拡散を防止している。
【0035】次に、研磨ステーションの構成について述
べる。
【0036】1次研磨ヘッド105a、2次研磨ヘッド
105bでは、ウエハの径より大きくウエハ径の2倍よ
り小さい半径をもつ研磨パッドが夫々配置されている。
同様に仕上げ研磨ヘッド109においては、ウエハ径よ
り小さな半径をもつパッドが配置されている。例えば研
磨パッドの直径は、ウエハの半径よりも数10mm程大き
くする。これは、数10mmの範囲内で揺動するウエハー
100の研磨面全域を研磨するためである。ウエハー1
00の駆動手段の構成については後述する。
【0037】また、仕上げ研磨ヘッド109は1次研磨
ヘッド105a、2次研磨ヘッド105b に比べて径が
小さい。以降仕上げ研磨ヘッド109に対して、1次研
磨ヘッド105a,2次研磨ヘッド105bを総して粗
研磨ヘッド105とする。
【0038】図3は、図2の研磨装置の1次(又は2次)
研磨ヘッド105a(105b)とウエハーテーブル10
1とを示した模式的な断面図である。ウエハーテーブル
101は、前述した第2の駆動手段によって矢印Aが示す
方向にウエハーテーブル101の円板中心を軸に回転す
る。ウエハーチャック103は、ウエハーテーブル10
1内に設けられた駆動手段によりウエハーチャック10
3自体が回転、あるいは揺動される。その構成について
は図4を参照して後述する。
【0039】1次研磨ヘッド105aは、研磨ユニット
209と第3の駆動手段204と加圧装置208とで構
成されている。研磨ユニット209は、研磨パッド11
1が取り付けられる1つのプラテン210と、プラテン
210を支持する支持体211とを有している。プラテ
ンのことをヘッドということもある。支持体211は、
加圧装置208によって上下方向に運動し、第3の駆動
手段204によって矢印Dが示す方向に中心を軸にして
回転する。これにより、各パッドが自転可能となる。ま
た、研磨パッド111は中央に小孔を有し、そこから研
磨剤がウエハー100上に供給される。
【0040】図4は、図3で示した、ウエハーテーブル
101内のαの部分に配置されるウエハーチャック10
3の駆動装置の構成を示す模式図である。図のようにウ
エハーチャック103は、第4の駆動手段301と第5
の駆動手段302を有し、第4の駆動手段301によっ
てウエハーテーブル101の円板面に沿って揺動し、第
5の駆動手段302によって矢印方向にウエハーチャッ
ク103の円板中心を軸に矢印Eが示す方向に回転す
る。揺動は数10mmの範囲内で行われる。第4の駆動装
置301は、動力部とガイド部とで構成されている。
【0041】なお、図3、図4を参照して1次研磨ヘッ
ド105aについて説明したが、2次研磨ヘッド105b
に関しても同様の構成により、自転乃至揺動によりウエ
ハー100の研磨ができるようになっている。1次研磨
ヘッド105a、2次研磨ヘッド105b、仕上げ研磨ヘ
ッド109は、図4に示す構成によりウエハー側を揺動
するかわりに駆動手段をヘッドに設けてヘッド側を揺動
しても構わないし、あるいは両者を揺動してもよい。
【0042】ところで図3に示した第1の駆動手段20
1は、必要に応じて設けられるもので、例えば研磨時に
更に複雑な運動を要する場合などに、この第1の駆動手
段201を使用する。第1の駆動手段201は、ガイド
部と動力部とで構成され、この第1の駆動手段201に
よってウエハーテーブル101は、矢印Bが示す方向に
ウエハーテーブル101の円板面に沿って揺動する。そ
の場合揺動は数10mmの範囲内で行われる。
【0043】また、各研磨パッドの研磨性能と駆動は、
夫々独立し、いずれも研磨条件に合わせて可変可能であ
る。つまり、同じ研磨パッドを1次研磨ヘッド105
a、2次研磨ヘッド105bに取り付けて、これら1次研
磨ヘッド105a、2次研磨ヘッド105bを同じ研磨性
能に設定することもできるし、あるいは、1次研磨ヘッ
ド105a、2次研磨ヘッド105bに取り付ける研磨パ
ッドとして異なるものを選択したり、1次研磨ヘッド1
05a、2次研磨ヘッド105bの回転数を異ならせるこ
とで1次研磨ヘッド105a、2次研磨ヘッド105bと
の間に異なる研磨特性をもたせることもできる。
【0044】また、本実施例はウエハーチャック103
と研磨パッドコンディショナー104は等間隔に配置さ
れているが、必要ならば一部の間隔を他の間隔と異なら
しめても構わない。更にウエハーチャック103と研磨
パッドコンディショナー104の数は作業行程の度合い
と工程時間によって決定されるので、必要とされる研磨
量が得られる場合は、2次研磨ヘッド105bを省略し
て1次研磨ヘッド1つとしても構わないし、反対に3つ
以上としても構わない。
【0045】次にウエハー上に付着した異物を除去する
ための異物除去手段である洗浄ステーションについて述
べる。
【0046】スクラブ洗浄機106a、106bは、例え
ば円筒形の柔らかいブラシで構成され、洗浄装置107
a、107bは、複数のノズルを有し、そこから純水など
の洗浄液をウエハーに注ぎ、研磨剤や異物を取り除く。
【0047】次に研磨状態を検出するための検出手段で
ある膜厚分布測定装置108について述べる。
【0048】膜厚分布測定装置108は、膜厚分布測定
結果を仕上げ研磨ヘッド109、及び粗研磨ヘッド10
5にフィードバックする。膜厚分布測定結果の処理方法
については後述するが、ここでは、設定条件について言
及する。
【0049】仕上げ研磨ヘッド109、及び研磨ヘッド
105の運転条件となる要素とは、被研磨物の種類、研
磨材の種類、研磨パッドの材質及び研磨特性、研磨圧
力、そして、研磨パッド及び研磨ヘッドの回転数であ
る。1次研磨ヘッド105a、2次研磨ヘッド105b、
そして仕上げ研磨ヘッド109は、夫々独立して運転す
ることが可能なので、前述した運転条件を予め互いに異
なった設定にすることができる。また、同じ設定にした
場合は、研磨すべきウエハーの特性に応じて、1次研磨
ヘッド105a、2次研磨ヘッド105bの少なくともい
ずれか一方のヘッドを選択し、より適した方の研磨ヘッ
ドで研磨量を調節することも可能である。
【0050】また、図示したウエハーテーブル101に
配置されるウエハーチャック103、研磨パッドコンデ
ィショナー104の総数は6であるが、総数が6以外で
も構わない。また、夫々等数である必要もない。つま
り、総数が4、8、10等でもよいし、ウエハーチャッ
ク103と研磨パッドコンディショナー104の数が夫
々2、4等でもよい。その場合は、ウエハーチャック1
03と研磨パッドコンディショナー104が1次研磨ヘ
ッド105a、2次研磨ヘッド105b、そして仕上げ研
磨ヘッド109の直下に位置するよう、第2の駆動手段
202の回転角度を随時変化させればよい。
【0051】また、ウエハーチャック103と研磨パッ
ドコンディショナー104は、必ずしも交互に配置され
る必要はない。ウエハーチャック103が連続して配置
されていてもよいし、あるいは、研磨パッドコンディシ
ョナー104が連続して配置されてもよい。その場合は
ウエハーテーブル101の回転運動を随時変化させれば
よい。
【0052】次に第一の実施の形態による精密研磨装置
を用いた場合の半導体基板の精密研磨方法について説明
する。
【0053】ウエハー搬入出装置112によってウエハ
ー搬入出位置102より搬入されたウエハー100は、
ウエハーチャック103に固定される。固定されたウエ
ハー100は、ウエハーテーブル101が矢印Aが示す
方向に60°回転することで1次研磨ヘッド105aに
よる研磨が行われる。
【0054】ウエハー100が1次研磨ヘッド105a
の直下に配置されると、研磨ヘッド105aの加圧装置
208によって1次研磨ヘッド105aがウエハー10
0を圧迫し、研磨剤が小孔205からウエハー100上
に供給され、ウエハーチャック103が回転と揺動を行
い、研磨パッド111が自転をすることでウエハー10
0は研磨される。この時の上記各運動に際し、前述した
運動条件の初期条件を予め設定することで精度の良い研
磨が行われる。以下に運動条件の詳細な例を示す。
【0055】研磨時のウエハーチャック103、研磨パ
ッド111、1次研磨ヘッド105aの回転数と回転す
る方向は、夫々同じで、その回転数の選択範囲は100
0rpm以下であり、より好ましくは50〜300rpmであ
る。
【0056】また、1次研磨ヘッド105aがウエハー
100に加える圧力は、0〜1kg/cm2の範囲程度に収め
るとよい。
【0057】1次研磨ヘッド105aで研磨された後、
ウエハー100はウエハーテーブル101が60°回転
することで移動し、新たに2次研磨ヘッド105bによ
る研磨が行われる。研磨方法は1次研磨ヘッド105a
で研磨する場合と同様である。
【0058】このとき、1次研磨ヘッド105aの直下
には、研磨パッドコンディショナー104が対向するよ
うに位置し、また、別のウエハーが、ウエハー搬入出位
置102からウエハーチャック103に固定される。こ
の時、1次研磨ヘッド105aは、研磨パッド111の
小孔205から研磨剤の代わりに純水を供給し、研磨パ
ッドコンディショナー104と摺動し、研磨パッド11
1表面の残留物、つまり、研磨屑と研磨剤とを取り除
く。こうして研磨パッド111は、研磨工程前の研磨性
能にまで回復される。
【0059】このように研磨の都度、一度研磨パッドを
コンディショニングすることで、研磨パッドの連続使用
に伴う研磨性能の低下という問題が解消する。先述した
通り、連続使用に伴う研磨性能の低下は、ウエハーの品
質のばらつきに大きく関与するからである。
【0060】ウエハー100は、2次研磨ヘッド105
bで研磨が終了すると更に60°回転移動し、スクラブ
洗浄機106aと洗浄装置107a、膜厚測定装置10
8を有する洗浄ステーションの直下におかれる。ここで
はウエハー100の表面の研磨剤や研磨屑をスクラブ洗
浄機106aのブラシでこすり、水で洗い流し、残留物
を除去する。その後膜厚分布が計測される。
【0061】この時、2次研磨ヘッド105bの直下に
は、研磨パッドコンディショナー104が位置する。1
次研磨ヘッド105aの研磨性能を回復させた場合と同
様のコンディショニング方法で2次研磨ヘッド105b
の研磨性能を回復させることができる。
【0062】また、同時に前述した別のウエハーが1次
研磨ヘッド105aの直下に位置し、ウエハー100と
同様の方法で研磨がおこなわれる。また、ウエハー搬入
出位置102には、研磨パッドコンディショナー104
が配置されている。
【0063】計測された膜厚分布の情報は、最終工程で
ある仕上げ研磨ヘッド109にフィードバックされる。
また同時に、粗研磨ヘッド105にもフィードバックす
ることができて、後続するウエハーの研磨条件を設定す
る際に利用される。
【0064】膜厚測定が終了すると、ウエハー100は
仕上げ研磨ヘッド109の直下に位置し、仕上げ研磨が
行われる。同時に、ウエハー100の直後に続いた研磨
パッドコンディショナー104は、スクラブ洗浄機10
6aと洗浄装置107aによって残留物が取り除かれ、ま
た、2次研磨ヘッド105bの直下には、後続するウエ
ハーが配置され、研磨される。また、1次研磨ヘッド1
05aの直下には、研磨パッドコンディショナー104
が配置され、研磨パッド111をコンディショニングす
る。また、ウエハー搬入出位置102では新たなウエハ
ーがウエハーチャック103に固定される。
【0065】仕上げ研磨が終わったウエハー100は、
最終的にスクラブ洗浄機106bと洗浄装置107bによ
って残留物が除去されて研磨工程を終了する。研磨工程
終了後、ウエハー100はウエハー搬入出位置102ま
で運ばれてウエハー搬入出装置112によってそこから
外に搬出される。
【0066】同様にして、ウエハー100に後続するウ
エハーも、ウエハー100と同様の研磨工程を経た後、
ウエハー搬入出装置112によってウエハー搬入出位置
102から外に搬出される。
【0067】本実施例ではウエハーチャック103と研
磨パッドコンディショナー104とが交互に配置され、
ウエハーの研磨の後に研磨パッドがコンディショニング
されるので研磨パッドの高い研磨性能が常に保たれ、更
に膜厚分布測定装置108が測定結果をフィードバック
し、その情報を基に各研磨ヘッドが独立に研磨性能を制
御できるので、後続するウエハーとの研磨量のばらつき
が少なくなる。
【0068】次に、膜厚測定の結果の処理方法について
説明する。
【0069】研磨すべきウエハーの初期膜厚或いは膜厚
分布、膜の材質、マクロな回路パターンの分布、膜厚の
除去量の目標値等を制御装置(不図示)に予め入力す
る。2次研磨ヘッド105bで研磨されたウエハー10
0を洗浄後に膜厚計測装置108で計測し、除去量の目
標値と比較し、仕上げ研磨での除去量或いは除去量の分
布を求める。
【0070】制御装置のメモリーには、単位時間当たり
の除去量(即ち研磨速度)と各種パラメーターの相関関
係をテーブルまたは演算式として格納しておく。こうし
て、仕上げ研磨で求める除去量及びその分布から適した
研磨条件とメモリーに格納された情報に基づいて定め、
仕上げ研磨ヘッド109に最適な運転条件を選択し、駆
動させる。
【0071】また、 膜厚計測の結果から、装置の運転
当初決めた1次研磨ヘッド105aと2次研磨ヘッド1
05bで除去すべき量が、著しく異なる場合には、前記
テーブル或いは演算式と同様の粗研磨ヘッド用の運転条
件設定データベースを用意しておき、ここから最適な条
件を選択して、1次研磨ヘッド105aと2次研磨ヘッ
ド105bの少なくともいずれか一方にフィードバック
して、粗研磨条件を再設定し、次のウエハーの研磨を効
率よく行わせることもできる。更にウエハーごとの除去
量をメモリーに記憶させておき、この除去量の変化率か
ら研磨パッドのコンディショニング条件、研磨パッド交
換時期等を決めることも望ましい。
【0072】このように、情報を逐次伝達し、応用する
ことによって、作業工程時間を管理することができる。
【0073】又、本発明の膜厚分布測定装置は、例えば
被研磨面を画像として観察することが出来る装置であっ
てもよい。またこのとき白色瞬間光をもちいて落射照射
することで被研体を静止画像として撮像してもよいし、
回転する被研磨体を動画像として撮像してもよい。これ
により、被研磨面を平面で観察することができる。
【0074】(第二の実施の形態)図5は、本発明の第
二の実施の形態に係る精密研磨装置を示す模式図であ
る。第二の実施の形態においては、第一の実施の形態で
用いられた装置と同様の装置で構成された形態である
が、7つのインライン配置された処理ステーションにお
いて、ウエハを移動することで研磨、洗浄、あるいは搬
入出の処理を行う形態である。
【0075】前述した第一の実施の形態と異なる点は、
第一の実施の形態では、円板状のウエハーテーブル10
1の回転により、ウエハーチャック103と研磨パッド
コンディショナー104が移動したのに対して、本実施
の形態では、ウエハーテーブル101上のウエハーチャ
ック103が一方向に移動する。ウエハーテーブル10
1が矢印Fの方向に移動することに伴い、ウエハーチャ
ック103が矢印Fが示す方向に順次移動し、各処理ス
テーションにおいてウエハー100の研磨と洗浄が行わ
れる。
【0076】また、この装置は、ウエハー搬入位置10
2aとウエハー搬出位置102bとが別位置に一連の処理
ステーションの前後に設けられている。また、ウエハー
チャック103は、ウエハー100を回転及び/または
揺動させるための駆動手段(不図示)を備えている。1
201は処理ステーションを仕切る仕切壁であり、各処
理ステーションは独立したチャンバ内にある。
【0077】(第三の実施の形態)図6は、本発明の第
三の実施の形態に係る精密研磨装置の構成を研磨工程部
の上方から示した模式図である。第三の実施の形態は、
ウエハーテーブル101にウエハーチャック103と脱
着可能な研磨パッドコンディショナー104とを夫々2
つづつ配置し、仕切板1201にて仕切られた4つの処
理ステーションにおいて、全体研磨と部分仕上げ研磨、
洗浄、そして搬入出の処理を行う形態である。
【0078】図6においてこの装置は、ウエハーチャッ
ク103と研磨パッドコンディショナー104が夫々ウ
エハーテーブル101の中心から等距離に、且つ互いに
90°づつ等間隔に配され、しかも交互に配置されてい
る。ウエハー搬入出位置102には、ここにウエハー1
00を搬入・搬出するためのアームを有するウエハー搬
入出装置112が配置される。研磨パッドコンディショ
ナー104にはダイアモンド砥粒が固着されている。
【0079】このウエハーテーブル101は、第一の実
施の形態の場合と同様に第2の駆動手段202(不図
示)によって矢印Aが示す方向に、中心を軸として回転
してウエハを移動させる。また、ウエハーテーブル10
1の上部には、ウエハーチャック103や研磨パッドコ
ンディショナー104に対向するように、矢印Aにて示
す方向にウエハー搬入出位置から、順に全面研磨ヘッド
801 、スクラブ洗浄機106a、洗浄装置107a、
膜厚測定装置108、仕上げ研磨ヘッド109、スクラ
ブ洗浄機106b、そして、洗浄装置107bが夫々図示
したように4つの処理ステーションを構成するように配
置される。ウエハーチャック103は、図4と同じよう
に第6の駆動手段302と第5の駆動手段301を有
し、回転及び揺動を行う。全面研磨ヘッド801の径
は、ウエハー100のそれよりもおよそ10ミリメート
ル大きい。これは、揺動をおよそ10ミリメートルの範
囲で行うからである。
【0080】第一の実施の形態と同様にスクラブ洗浄機
106a、洗浄装置107a、膜厚測定装置108は、1
つのウエハーチャック103の直上にそれに対向して1
つの処理ステーションを構成するように配置され、ま
た、スクラブ洗浄機106b、洗浄装置107bが1つの
ウエハーチャック103の直上にそれに対向して1つの
処理ステーションを構成するように配置される。
【0081】仕上げ研磨ヘッド109、ウエハーテーブ
ル101、ウエハーチャック103や研磨パッドコンデ
ィショナー104の各駆動方法は、第一の実施の形態と
同様である。また、全面研磨ヘッド801の駆動方法も
第一の実施の形態における1次研磨ヘッド105a、又
は2次研磨ヘッド105bの駆動方法と同様である。
【0082】以下に作業行程によって必要に追加される
ことが望ましいものについて言及する。
【0083】全面研磨ヘッド801も仕上げ研磨ヘッド
109も自転できるが、必要ならば、ウエハーを揺動さ
せるかわりに駆動手段をヘッドに設けてヘッド側を揺動
しても構わないし、あるいは両者を揺動してもよい。
【0084】また、ウエハーテーブル101が、不図示
の駆動手段によって矢印Bが示す方向にウエハーテーブ
ル101の円板面に沿って揺動してもよい。
【0085】また、本実施例はウエハーチャック103
と研磨パッドコンディショナー104は等間隔に配置さ
れているが、研磨工程において必要ならば一部の間隔を
他の間隔と異ならしめても構わない。更にウエハーチャ
ック103と研磨パッドコンディショナー104の数
は、その総数が1、2、3、あるいは5以上でも構わな
い。また、夫々が必ずしも同じ数である必要はない。
【0086】また、全面研磨ヘッド801の数を増やし
ても構わない。
【0087】研磨条件、研磨方法、膜厚分布測定装置に
ついては第一の実施の形態と同様である。つまり、ウエ
ハー搬入出装置112によってウエハー搬入出位置10
2からウエハーチャック103に搬入されたウエハー1
00は、ウエハーテーブル101によって矢印Aの方向
に運ばれ、順に全体研磨、洗浄、仕上げ部分研磨、洗浄
を施され、ウエハー搬入出位置102からウエハー搬入
出装置112によって搬出される。
【0088】本実施例においても第一の実施の形態と同
様にウエハーチャック103と研磨パッドコンディショ
ナー104とが交互に配置され、研磨パッドがウエハー
を研磨するたびにコンディショニングされるので研磨パ
ッドの高い研磨性能が常に保たれる。更に膜厚分布測定
装置108が測定結果をフィードバックし、その情報を
基に各研磨ヘッドが独立に研磨性能を制御できるので、
後続するウエハーとの研磨量のばらつきが少なくなる。
【0089】ウエハーチャックと研磨パッドコンディシ
ョナーとを各々複数同一面上に有するとともに、ウエハ
ーチャック及び研磨パッドコンディショナーを研磨ヘッ
ドが設けられた処理ステーションに移送手段によって順
次移送することで、工程時間を短縮することができる。
例えば、第一の実施の形態において、ウエハー搬入出位
置102より搬入され、各工程を経て再びウエハー搬入
出位置102から搬出するまでの時間(タクトタイム)
は、仮にウエハーテーブル101が60°回転する時間
(インデックスタイム)を1分とすると、5枚目以降は
1分毎に研磨を終了したウエハーがウエハー搬入出位置
102より搬出されることが可能になる。また、第一の
実施の形態においては、ウエハー搬入出位置102より
搬入され、各工程を経て再びウエハー搬入出位置102
から搬出するまでの時間(タクトタイム)は、仮にウエ
ハーテーブル101が60°回転する時間(インデック
スタイム)を1分とすると、5枚目以降は1分毎に研磨
を終了したウエハーがウエハー搬入出位置102より搬
出されることが可能になる。従って、半導体製造工程
で、多量のウエハーを連続して処理する場合には本発明
は非常に有利な構成となっている。また、研磨を終了す
るたびに研磨パッドに付着した異物を除去し、パッドの
状態を常に一定に保つことができるので歩留まりの高い
ウエハーを得ることができる。
【0090】
【発明の効果】また、従来の8インチウエハーだけでな
く12インチのウエハーも高精度且つ高スループットで
研磨することが可能となる。これは、研磨工程を全面研
磨とウエハーの一部分のみを研磨する修正研磨とに差別
化することでウエハーが大口径になることに伴うウエハ
ー自体の凹凸とプロセス工程による多層配線化で生じた
凹凸を粗研磨工程において、そして、仕上げ研磨におい
て部分的に修正研磨することが可能であるからである。
【0091】そもそもデバイス形成工程によってパター
ンニングから生じる凹凸は、その間隔がサブミクロンか
らミリメートルの範囲であり、また、凹凸の高さが1ミ
クロン程度である。また、ベアウエハは、被研磨面に垂
直な方向に凹凸が存在する。これはベアウエハのそり
や、厚みのばらつきによるもので、例えばそりが75μ
m程度発生していたり、あるいは、厚みムラが25μm
程度存在していることがある。
【0092】加えて、ウエハーのそりによっても面方向
に向かって10ミリメートル位の範囲で凹凸が生じる。
【0093】このように10ミリメートル程度の巨視的
な凹凸と、サブミクロン以上での微視的な凹凸の両方が
同時に存在し、またウエハー自体のそりや、厚さといっ
たウエハーの被研磨面に対して垂直な方向における凹凸
も存在している。
【0094】この場合、ウエハよりやや大きい径を持つ
研磨パッドを用いてウエハーを全面研磨する工程と、ウ
エハより小さい径の小径研磨パッドを用いてウエハーを
部分的に研磨する修正研磨とを組み合わせ目的とする表
面形状に合致した研磨が可能となる。
【0095】また、ウエハーチャックの回転と揺動、ウ
エハーテーブルの揺動、研磨パッドの自転と揺動と等を
任意に組み合わせることで目的とする研磨条件が確保で
き、高品質の研磨が可能となる。
【0096】また、ウエハーの膜厚測定結果を仕上げ研
磨工程にフィードバックし、修正研磨の設定条件を調整
することで、正確な仕上げ研磨が可能となる。同時に膜
厚測定結果を研磨工程にフィードバックすることで後続
するウエハーを粗研磨する際の設定条件に利用すること
ができ、より効果的な研磨を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による化学機械研磨装置及び研磨方法を
説明する為の模式図である。
【図2】本発明の第一の実施の形態に係る化学機械研磨
装置の模式図である。
【図3】第一の実施の形態による全面研磨装置の模式的
側面図である。
【図4】本発明に用いられるウエハーチャックと、その
駆動手段を示す模式図である。
【図5】本発明の第二の実施の形態に係る化学機械研磨
装置の模式図である。
【図6】本発明の第三の実施の形態に係る精密機械研磨
装置の模式図である。
【図7】従来の被研磨面が下方に向く精密機械研磨装置
の研磨作業部の模式図である。
【図8】従来の被研磨面が上方に向く精密機械研磨装置
の研磨作業部の模式図である。
【符号の説明】
100 ウエハー 101、901、1101 ウエハーテーブル 102 ウエハー搬入出位置 102a ウエハー搬入位置 102b ウエハー搬出位置 103、1003、1103 ウエハーチャック 104 研磨パッドコンディショナー 105 粗研磨ヘッド 105a 1次研磨ヘッド 105b 2次研磨ヘッド 106a、106b スクラブ洗浄機 107a、107b 洗浄装置 108 膜厚分布測定装置 109 仕上げ研磨ヘッド 110 仕上げ研磨パッド 111 研磨パッド 112 ウエハー搬入出装置 201 第1の駆動手段 202 第2の駆動手段 204 第3の駆動手段 205 小孔 208 加圧装置 209 粗研磨ユニット 210 プラテン 211 支持体 301 第4の駆動手段 302 第5の駆動手段 801 全面研磨ヘッド 911、1011、1111 研磨パッド 903 駆動装置 1001 テーブル 1004、1104 ガイドリング 1201 仕切手段
フロントページの続き (72)発明者 西村 松臣 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 ▲高▼▲橋▼ 一雄 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被研磨体をその被研磨面が上を向く状態
    で保持する為の第1の保持手段と、該被研磨面より大な
    る面積の研磨面を有する研磨パッドを該被研磨面に接触
    させて保持し回転させる為の第1の研磨ヘッドと、を有
    する第1の研磨ステーションと、 該被研磨体の該被研磨面が上を向いた状態で該被研磨面
    の研磨状態を検出する検出ステーションと、 被研磨体をその被研磨面が上を向く状態で保持する為の
    第2の保持手段と、 該被研磨面より小なる面積の研磨面を有する研磨パッド
    を該被研磨面に接触させて保持し回転させる為の第2の
    研磨ヘッドと、を有する第2の研磨ステーションと、 を備えたことを特徴とする研磨装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の研磨ステーションと前記検出
    ステーションと第2の研磨ステーションとは、仕切り手
    段により分離されている請求項1に記載の研磨装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の研磨ステーションは、所定の
    研磨速度で研磨を行う1次研磨ステーションと、該1次
    研磨ステーションの研磨速度より低い速度で研磨を行う
    2次研磨ステーションと、に別れている請求項1に記載
    の研磨装置。
  4. 【請求項4】 前記被研磨体をその被研磨面が上を向い
    た状態で、前記第1の研磨ステーションと前記検出ステ
    ーションと第2の研磨ステーションとの間の、搬送を行
    う被研磨体搬送手段を有する請求項1に記載の研磨装
    置。
  5. 【請求項5】 前記第1の研磨ステーションと前記検出
    ステーションと第2の研磨ステーションとは、仕切り手
    段により分離され、且つ外気とは分離された室内に設け
    られている請求項1に記載の研磨装置。
  6. 【請求項6】 前記第1の研磨ヘッドに取り付けられる
    前記研磨パッドの直径は、前記被研磨面の直径の2倍よ
    り小さい請求項1に記載の研磨装置。
  7. 【請求項7】 被研磨体をその被研磨面が上を向く状態
    で第1の保持手段上に載置し、該被研磨面より大なる面
    積の研磨面を有する研磨パッドを該被研磨面に接触回転
    させて、該被研磨面を研磨する第1の研磨工程と、 該被研磨体の該被研磨面が上を向いた状態で該被研磨面
    の研磨状態を検出する検出工程と、 被研磨体をその被研磨面が上を向く状態で第2の保持手
    段上に載置し、該被研磨面より小なる面積の研磨面を有
    する研磨パッドを該被研磨面に接触回転させて該被研磨
    面を研磨する第2の研磨工程と、 を含むことを特徴とする研磨方法。
  8. 【請求項8】 前記第1の研磨工程と前記検出工程と前
    記第2の研磨工程とは、仕切り手段により分離されてい
    る処理ステーションにおいて行われる請求項7に記載の
    研磨方法。
  9. 【請求項9】 前記第1の研磨工程は、所定の研磨速度
    で研磨を行う1次研磨工程と、該1次研磨工程の研磨速
    度より低い速度で研磨を行う2次研磨工程とを含む請求
    項7に記載の研磨方法。
  10. 【請求項10】 前記被研磨体をその被研磨面が上を向
    いた状態で、前記第1の研磨ステーションと前記検出ス
    テーションと第2の研磨ステーションとの間の、搬送を
    行う搬送工程を含む請求項7に記載の研磨方法。
  11. 【請求項11】 前記第1の研磨工程と前記検出工程と
    前記第2の研磨工程とは、仕切り手段により分離され、
    且つ外気とは分離された室内において行われる請求項7
    に記載の研磨方法。
  12. 【請求項12】 前記第1の研磨工程では前記研磨パッ
    ドの直径は、前記被研磨面の直径の2倍より小さい直径
    の研磨パッドにより研磨がなされる請求項7に記載の研
    磨方法。
  13. 【請求項13】 前記被研磨体は、半導体ウエハーであ
    る請求項1記載の研磨装置。
  14. 【請求項14】 前記被研磨体保持手段は、駆動手段に
    よって前記被研磨体の被研磨面中心を軸に回転する請求
    項1記載の研磨装置。
  15. 【請求項15】 前記被研磨体保持手段は、駆動手段に
    よって前記被研磨体の被研磨面に沿って揺動する請求項
    1記載の研磨装置。
  16. 【請求項16】 前記研磨ヘッドには、加圧手段と、前
    記研磨パッドを軸を中心に回転させるための駆動手段が
    設けられている請求項1記載の研磨装置。
  17. 【請求項17】 前記研磨ヘッドには、前記被研磨体の
    被研磨面に沿って前記研磨パッドを揺動するための駆動
    手段が設けられてる請求項1記載の研磨装置。
  18. 【請求項18】 前記第1の研磨ステーションは、被研
    磨体の被研磨面を粗研磨するための粗研磨パッドが取り
    付けられる粗研磨ヘッドと、被研磨体の被研磨面を仕上
    げ研磨するための仕上げ研磨パッドが取り付けられる仕
    上げ研磨ヘッドを含む請求項1記載の研磨装置。
  19. 【請求項19】 前記研磨ヘッドは、研磨剤、あるいは
    洗浄液を供給する為の小孔を有する請求項1記載の研磨
    装置。
  20. 【請求項20】 前記被研磨体上に付着した異物を除去
    するための異物除去手段を有することを特徴とする請求
    項1記載の研磨装置。
  21. 【請求項21】 前記異物除去手段は、スクラブ洗浄器
    と洗浄液を供給するための洗浄供給ノズルとを有する請
    求項20記載の研磨装置。
  22. 【請求項22】 前記スクラブ洗浄器は、円筒形のブラ
    シを有する請求項21記載の研磨装置。
  23. 【請求項23】 前記被研磨体は、半導体ウエハである
    請求項7記載の研磨方法。
  24. 【請求項24】 前記被研磨体は、半導体素子が形成さ
    れたウエハである請求項7記載の研磨方法。
  25. 【請求項25】 前記研磨工程終了後の被研磨体の研磨
    状態を検出し、検出結果を前記第1の研磨工程と前記第
    2の研磨工程の少なくともいずれか一方にフィードバッ
    クする請求項7記載の研磨方法。
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