JPH10309381A - 移動体用遊戯装置 - Google Patents
移動体用遊戯装置Info
- Publication number
- JPH10309381A JPH10309381A JP9137418A JP13741897A JPH10309381A JP H10309381 A JPH10309381 A JP H10309381A JP 9137418 A JP9137418 A JP 9137418A JP 13741897 A JP13741897 A JP 13741897A JP H10309381 A JPH10309381 A JP H10309381A
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- JP
- Japan
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- image
- moving
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- Pending
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63G—MERRY-GO-ROUNDS; SWINGS; ROCKING-HORSES; CHUTES; SWITCHBACKS; SIMILAR DEVICES FOR PUBLIC AMUSEMENT
- A63G7/00—Up-and-down hill tracks; Switchbacks
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63G—MERRY-GO-ROUNDS; SWINGS; ROCKING-HORSES; CHUTES; SWITCHBACKS; SIMILAR DEVICES FOR PUBLIC AMUSEMENT
- A63G31/00—Amusement arrangements
- A63G31/16—Amusement arrangements creating illusions of travel
Landscapes
- Processing Or Creating Images (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 予め用意した種々の疑似体験コースの情報か
ら、各遊戯者に任意に選択させることにより、移動コー
スのカーブや起伏などを変更することなく、それまでと
は異なる疑似体験が可能で、かつ、各遊戯者の加減速度
感、向きに合わせた画像を適切に提供することによっ
て、より現実に近い体験が可能である移動体用遊戯装置
を提供する。 【解決手段】 移動体に搭乗した遊戯者の移動コース上
の位置を検知する位置検知手段と、移動コースの変化に
関連する画像音響情報を記憶する記憶手段と、前記位置
検知手段からの情報に基づいて画像音響情報を選択する
手段と、選択した画像音響情報を表示出力する手段とを
備える。
ら、各遊戯者に任意に選択させることにより、移動コー
スのカーブや起伏などを変更することなく、それまでと
は異なる疑似体験が可能で、かつ、各遊戯者の加減速度
感、向きに合わせた画像を適切に提供することによっ
て、より現実に近い体験が可能である移動体用遊戯装置
を提供する。 【解決手段】 移動体に搭乗した遊戯者の移動コース上
の位置を検知する位置検知手段と、移動コースの変化に
関連する画像音響情報を記憶する記憶手段と、前記位置
検知手段からの情報に基づいて画像音響情報を選択する
手段と、選択した画像音響情報を表示出力する手段とを
備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、仮想現実を体験で
きる移動体用遊戯装置に関する。
きる移動体用遊戯装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、テーマパークなどの遊戯施設にお
いて、移動コース、例えば、カーブや起伏などを設けた
軌道に沿って車両を走行させ、遊戯者に疾走感、爽快感
を与える軌道走行遊戯装置は、人気のある代表的な遊戯
装置であり、遊戯者を立たせた状態で走行するものや、
軌道から遊戯者をぶら下げた状態で走行するものなど、
様々なタイプのものが提供されている。また、流路に沿
って移動体を移動させ、流路の周囲に設けた背景や造形
物などを見て楽しむものもある。
いて、移動コース、例えば、カーブや起伏などを設けた
軌道に沿って車両を走行させ、遊戯者に疾走感、爽快感
を与える軌道走行遊戯装置は、人気のある代表的な遊戯
装置であり、遊戯者を立たせた状態で走行するものや、
軌道から遊戯者をぶら下げた状態で走行するものなど、
様々なタイプのものが提供されている。また、流路に沿
って移動体を移動させ、流路の周囲に設けた背景や造形
物などを見て楽しむものもある。
【0003】さらに、近年、画像と同調させて座席を動
かして、画像と加減速度体験とを一体化させ、遊戯者に
疑似体験をさせるといった遊戯装置が提供されている。
これも、単に乗車しているだけのものや、シューティン
グを組み合わせたゲーム性を有するものなど様々なタイ
プのものがある。
かして、画像と加減速度体験とを一体化させ、遊戯者に
疑似体験をさせるといった遊戯装置が提供されている。
これも、単に乗車しているだけのものや、シューティン
グを組み合わせたゲーム性を有するものなど様々なタイ
プのものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前者は、移動
コースが固定されているため、視覚的変化に乏しく飽き
られてしまう問題があった。かといって、飽きられてし
まった遊戯装置の移動コースを変更したり、周囲の設備
を変更するにも多額の資金が必要となるため、短いサイ
クルでこれらを変更することは運営上困難であった。
コースが固定されているため、視覚的変化に乏しく飽き
られてしまう問題があった。かといって、飽きられてし
まった遊戯装置の移動コースを変更したり、周囲の設備
を変更するにも多額の資金が必要となるため、短いサイ
クルでこれらを変更することは運営上困難であった。
【0005】また、後者は、画像と座席の動かし方の変
更、すなわち、ソフトの変更だけで、今までのものと異
なる疑似体験が可能となるので、短期間かつ低コストで
の変更が可能であったが、前者ほど加減速度感を体験す
ることができないと共に、人工的に作り出した重力のた
め、現実に体感したことのある重力との違和感を感じ、
加減速度感が欠ける場合があった。さらに、走行体験時
に受ける風圧などについても同様、違和感が生じるなど
の欠点があった。
更、すなわち、ソフトの変更だけで、今までのものと異
なる疑似体験が可能となるので、短期間かつ低コストで
の変更が可能であったが、前者ほど加減速度感を体験す
ることができないと共に、人工的に作り出した重力のた
め、現実に体感したことのある重力との違和感を感じ、
加減速度感が欠ける場合があった。さらに、走行体験時
に受ける風圧などについても同様、違和感が生じるなど
の欠点があった。
【0006】本発明は、予め用意した種々の疑似体験コ
ースの情報から、各遊戯者に任意に選択させることによ
り、移動コースのカーブや起伏などを変更することな
く、それまでとは異なる疑似体験が可能で、かつ、各遊
戯者の加減速度感、向きに合わせた画像を適切に提供す
ることによって、より現実に近い体験が可能である移動
体用遊戯装置を提供することを目的とする。
ースの情報から、各遊戯者に任意に選択させることによ
り、移動コースのカーブや起伏などを変更することな
く、それまでとは異なる疑似体験が可能で、かつ、各遊
戯者の加減速度感、向きに合わせた画像を適切に提供す
ることによって、より現実に近い体験が可能である移動
体用遊戯装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明は、移動体に搭乗した遊戯者の移動コース上の
位置を検知する位置検知手段と、移動コースの変化に関
連する画像音響情報を記憶する記憶手段と、前記位置検
知手段からの情報に基づいて画像音響情報を選択する手
段と、選択した画像音響情報を表示出力する手段とを備
えている。
め本発明は、移動体に搭乗した遊戯者の移動コース上の
位置を検知する位置検知手段と、移動コースの変化に関
連する画像音響情報を記憶する記憶手段と、前記位置検
知手段からの情報に基づいて画像音響情報を選択する手
段と、選択した画像音響情報を表示出力する手段とを備
えている。
【0008】また、移動体に搭乗した遊戯者の移動コー
ス上の位置を検知する位置検知手段と、前記遊戯者の視
野の方向を検知する方向検知手段と、移動コースの変化
に関連する画像音響情報を記憶する記憶手段と、前記位
置検知手段と前記方向検知手段からの情報に基づいて画
像音響情報を選択する手段と、選択した画像音響情報を
表示出力する手段とを備えている。さらに、前記遊戯者
が操作できる入力手段を備えている。
ス上の位置を検知する位置検知手段と、前記遊戯者の視
野の方向を検知する方向検知手段と、移動コースの変化
に関連する画像音響情報を記憶する記憶手段と、前記位
置検知手段と前記方向検知手段からの情報に基づいて画
像音響情報を選択する手段と、選択した画像音響情報を
表示出力する手段とを備えている。さらに、前記遊戯者
が操作できる入力手段を備えている。
【0009】上述した移動体用遊戯装置は、あらかじ
め、移動コースの変化に関連して、ストーリー展開する
画像音響情報を記憶手段に記憶させることができるの
で、画像音響情報を変えることによって、簡単にストー
リーを変更することができる。そして、入力手段を有す
る場合は、複数のストーリーを記憶させておき、各遊戯
者に体験したいストーリーを選択させることもできる。
また、この入力手段を用いることにより、ゲームを行う
こともできる。
め、移動コースの変化に関連して、ストーリー展開する
画像音響情報を記憶手段に記憶させることができるの
で、画像音響情報を変えることによって、簡単にストー
リーを変更することができる。そして、入力手段を有す
る場合は、複数のストーリーを記憶させておき、各遊戯
者に体験したいストーリーを選択させることもできる。
また、この入力手段を用いることにより、ゲームを行う
こともできる。
【0010】そして、位置検知手段により、移動コース
上における遊戯者の位置を検知し、この位置検知手段か
らの位置情報を基にして、移動コース上における遊戯者
の位置に対応する画像音響情報を前記記憶手段から選択
し、選択した画像音響情報を表示出力手段に送信する。
ここで、方向検知手段を有する場合、方向検知手段が遊
戯者の見ている方向を検知できるので、方向検知手段か
らの方向情報と、位置検知手段からの位置情報とを基
に、移動コース上における遊戯者の位置及び遊戯者の見
ている方向に対応する画像音響情報を前記記憶手段から
選択し、選択した画像音響情報を表示出力手段に送信す
る。そして、表示出力手段では、随時送られて来る画像
音響情報に基づいて画像音響を表示出力する。
上における遊戯者の位置を検知し、この位置検知手段か
らの位置情報を基にして、移動コース上における遊戯者
の位置に対応する画像音響情報を前記記憶手段から選択
し、選択した画像音響情報を表示出力手段に送信する。
ここで、方向検知手段を有する場合、方向検知手段が遊
戯者の見ている方向を検知できるので、方向検知手段か
らの方向情報と、位置検知手段からの位置情報とを基
に、移動コース上における遊戯者の位置及び遊戯者の見
ている方向に対応する画像音響情報を前記記憶手段から
選択し、選択した画像音響情報を表示出力手段に送信す
る。そして、表示出力手段では、随時送られて来る画像
音響情報に基づいて画像音響を表示出力する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の一形態を詳細に説明する。図1において、1は移動コ
ースとなるカーブや起伏などを有する周回軌道で、この
軌道1に沿って、遊戯者の位置を検知するための被検知
体2が複数設けられている。特に、軌道1の傾斜や角度
が変化する位置、例えば、起伏の上下地点やカーブな
ど、の前後には被検知体2は必ず設けられている。な
お、移動コースとしては、周回軌道1の他、水路や道路
などが挙げられる。
の一形態を詳細に説明する。図1において、1は移動コ
ースとなるカーブや起伏などを有する周回軌道で、この
軌道1に沿って、遊戯者の位置を検知するための被検知
体2が複数設けられている。特に、軌道1の傾斜や角度
が変化する位置、例えば、起伏の上下地点やカーブな
ど、の前後には被検知体2は必ず設けられている。な
お、移動コースとしては、周回軌道1の他、水路や道路
などが挙げられる。
【0012】また、3は軌道に沿って走行する船型の移
動体で、この移動体3には、遊戯者に振動などを体感さ
せ得る座席4が設置され、かつ、座席4ごとに、各遊戯
者が操作する入力指示装置5、各遊戯者に画像を提供す
るディスプレイ6及び各遊戯者に音響を提供するスピー
カ7が設置されている。さらに、図2に示すように、中
央処理部11に、画像記憶部12、音響記憶部13、イ
ンターフェース部14、画像表示制御部15を接続する
と共に、このインターフェース部14を介して入力指示
装置5、位置検知部8及び方向検知部9を接続した制御
ユニット10が座席数と同数設けられている。
動体で、この移動体3には、遊戯者に振動などを体感さ
せ得る座席4が設置され、かつ、座席4ごとに、各遊戯
者が操作する入力指示装置5、各遊戯者に画像を提供す
るディスプレイ6及び各遊戯者に音響を提供するスピー
カ7が設置されている。さらに、図2に示すように、中
央処理部11に、画像記憶部12、音響記憶部13、イ
ンターフェース部14、画像表示制御部15を接続する
と共に、このインターフェース部14を介して入力指示
装置5、位置検知部8及び方向検知部9を接続した制御
ユニット10が座席数と同数設けられている。
【0013】座席4には、中央処理部11から送られる
体感情報に従って、遊戯者に振動などの刺激を与える体
感装置16が内蔵されており、体感情報を音響情報と同
期させることによって、より一層の臨場感を与えること
ができる。
体感情報に従って、遊戯者に振動などの刺激を与える体
感装置16が内蔵されており、体感情報を音響情報と同
期させることによって、より一層の臨場感を与えること
ができる。
【0014】入力指示装置5は、仮想現実感体験をゲー
ムとして楽しむときに使用したり、ディスプレイ6に表
示させる画像のストーリー展開を選択できるなど、遊戯
者ごとに各種の操作が可能な入力手段であり、ゲーム、
例えば、シューティングゲーム、に用いる場合、スティ
ック又は視線センサ等を操作してディスプレイ6に表示
したカーソルを標的に合わせ、ボタンを押すことにより
標的を撃つなどの操作が可能である。
ムとして楽しむときに使用したり、ディスプレイ6に表
示させる画像のストーリー展開を選択できるなど、遊戯
者ごとに各種の操作が可能な入力手段であり、ゲーム、
例えば、シューティングゲーム、に用いる場合、スティ
ック又は視線センサ等を操作してディスプレイ6に表示
したカーソルを標的に合わせ、ボタンを押すことにより
標的を撃つなどの操作が可能である。
【0015】ディスプレイ6及びスピーカ7は、頭に装
着するヘルメット17に設けられ、このヘルメット17
を各遊戯者が装着すると、ディスプレイ6が目の前を覆
うと共に、スピーカ7が耳に当接して、ディスプレイ6
に画像表示制御部15を介して表示される画像を見るこ
とができ、かつ、スピーカ7から音響を聞くことができ
る。このディスプレイ6は、左右の眼に別々の画像を見
せることができ、遠近感のある三次元画像の表示が可能
である。また、スピーカ7は立体の音響出力が可能であ
り、視覚、聴覚の両方で臨場感を味わうことができる。
着するヘルメット17に設けられ、このヘルメット17
を各遊戯者が装着すると、ディスプレイ6が目の前を覆
うと共に、スピーカ7が耳に当接して、ディスプレイ6
に画像表示制御部15を介して表示される画像を見るこ
とができ、かつ、スピーカ7から音響を聞くことができ
る。このディスプレイ6は、左右の眼に別々の画像を見
せることができ、遠近感のある三次元画像の表示が可能
である。また、スピーカ7は立体の音響出力が可能であ
り、視覚、聴覚の両方で臨場感を味わうことができる。
【0016】画像表示制御部15は、画像情報、三次元
データ、ゲームデータなどを合成して、ディスプレイ7
に表示させる。ここで、三次元画像を見せる場合、画像
表示制御部15は、ディスプレイ7に、左眼が見る二次
元画像と、右眼が見る二次元画像とをそれぞれ表示させ
る。
データ、ゲームデータなどを合成して、ディスプレイ7
に表示させる。ここで、三次元画像を見せる場合、画像
表示制御部15は、ディスプレイ7に、左眼が見る二次
元画像と、右眼が見る二次元画像とをそれぞれ表示させ
る。
【0017】なお、本例では、ディスプレイ6やスピー
カ7などをヘルメット17に設けているが、これに限定
されるものではなく、例えば、ゴーグル型のディスプレ
イや座席固定型のディスプレイ、また、ヘッドホン型の
スピーカや座席固定型のスピーカなどでも良い。
カ7などをヘルメット17に設けているが、これに限定
されるものではなく、例えば、ゴーグル型のディスプレ
イや座席固定型のディスプレイ、また、ヘッドホン型の
スピーカや座席固定型のスピーカなどでも良い。
【0018】位置検知部8は、移動体3ごとに設けら
れ、軌道1に沿って設けた被検知体2を検知して、軌道
1上における移動体3の位置情報を中央処理部11に順
次供給する。なお、位置検知部8を座席4ごとに配設
し、軌道1上における遊戯者の位置を遊戯者ごとに検知
しても良く、この場合の方向検知部9では、遊戯者の見
ている方向を検知する。また、移動体3の進行方向に対
して直交する座席列ごとに位置検知部8を配設しても良
く、この場合の方向検知部9では、遊戯者の見ている方
向と、移動体3の座席列における遊戯者の位置とを検知
すれば良い。さらに、位置検知部の他の例としては、人
工衛星を用いたGPS(グローバル・ポジショニング・
システム)などでも良い。
れ、軌道1に沿って設けた被検知体2を検知して、軌道
1上における移動体3の位置情報を中央処理部11に順
次供給する。なお、位置検知部8を座席4ごとに配設
し、軌道1上における遊戯者の位置を遊戯者ごとに検知
しても良く、この場合の方向検知部9では、遊戯者の見
ている方向を検知する。また、移動体3の進行方向に対
して直交する座席列ごとに位置検知部8を配設しても良
く、この場合の方向検知部9では、遊戯者の見ている方
向と、移動体3の座席列における遊戯者の位置とを検知
すれば良い。さらに、位置検知部の他の例としては、人
工衛星を用いたGPS(グローバル・ポジショニング・
システム)などでも良い。
【0019】また、方向検知部9はヘルメット17に設
けられ、ヘルメット17を装着した遊戯者がどの方向を
見ているかを検知すると共に、移動体3における遊戯者
の位置を検知し、遊戯者の方向情報を中央処理部11に
供給する。方向検知部9の例としては、ジャイロセンサ
と加速度センサを種々組合せ、ヘルメット17の三次元
角度の検知とポジショニングを行うものや、移動体3に
磁界を発生させ、ヘルメット17の動きを磁気的に検知
するものなどがある。
けられ、ヘルメット17を装着した遊戯者がどの方向を
見ているかを検知すると共に、移動体3における遊戯者
の位置を検知し、遊戯者の方向情報を中央処理部11に
供給する。方向検知部9の例としては、ジャイロセンサ
と加速度センサを種々組合せ、ヘルメット17の三次元
角度の検知とポジショニングを行うものや、移動体3に
磁界を発生させ、ヘルメット17の動きを磁気的に検知
するものなどがある。
【0020】中央処理部11は、インターフェース部1
4を介して得られた位置情報と方向情報とを基にして、
軌道1上の遊戯者の位置及び遊戯者の見ている方向に対
応した画像情報や三次元データを画像表示制御部15に
送ると共に、この画像情報に同期させて、画像情報に対
応した音響情報を音響記憶部13を介してスピーカ7に
送り、さらに、この音響情報に同期させて体感情報を体
感装置16に送る。そして、画像、三次元データ及び体
感情報は画像記憶部12に、音響情報は音響記憶部13
に記憶され、移動コースの変化に関連する内容になって
いる。
4を介して得られた位置情報と方向情報とを基にして、
軌道1上の遊戯者の位置及び遊戯者の見ている方向に対
応した画像情報や三次元データを画像表示制御部15に
送ると共に、この画像情報に同期させて、画像情報に対
応した音響情報を音響記憶部13を介してスピーカ7に
送り、さらに、この音響情報に同期させて体感情報を体
感装置16に送る。そして、画像、三次元データ及び体
感情報は画像記憶部12に、音響情報は音響記憶部13
に記憶され、移動コースの変化に関連する内容になって
いる。
【0021】なお、各記憶部12,13に、体験コース
の選択が可能なように、様々な展開の画像情報を記憶
し、画像情報に対応する体感情報、音響情報を記憶して
おくと良い。また、記憶した情報を変更することによ
り、まったく新しい画像、音響などを遊戯者に提供する
ことができる。
の選択が可能なように、様々な展開の画像情報を記憶
し、画像情報に対応する体感情報、音響情報を記憶して
おくと良い。また、記憶した情報を変更することによ
り、まったく新しい画像、音響などを遊戯者に提供する
ことができる。
【0022】画像記憶部12,音響記憶部13として
は、ROMやRAMなどが挙げられ、中央処理部11の
動作手順を規定するプログラムや中央処理部11で処理
されるべき情報も記憶しておくと良い。なお、図示しな
いが、光ディスクなどを記憶媒体とした読み取り装置
や、磁気記憶装置などを併用することによって、大量の
画像音響情報を予め用意し、遊戯者が選択したストーリ
ーや移動体3の位置に応じて、適宜、必要となる情報を
画像記憶部12や音響記憶部13に記憶させていくよう
にしても良い。この場合、読み取り装置又は磁気記憶装
置を制御ユニット10とは別の場所に設置して送受信を
無線で行うことにより、天候や、移動体3の振動や揺れ
に影響されなくなる。また、画像音響記憶部として、読
み取り装置や磁気記憶装置を用いても良い。
は、ROMやRAMなどが挙げられ、中央処理部11の
動作手順を規定するプログラムや中央処理部11で処理
されるべき情報も記憶しておくと良い。なお、図示しな
いが、光ディスクなどを記憶媒体とした読み取り装置
や、磁気記憶装置などを併用することによって、大量の
画像音響情報を予め用意し、遊戯者が選択したストーリ
ーや移動体3の位置に応じて、適宜、必要となる情報を
画像記憶部12や音響記憶部13に記憶させていくよう
にしても良い。この場合、読み取り装置又は磁気記憶装
置を制御ユニット10とは別の場所に設置して送受信を
無線で行うことにより、天候や、移動体3の振動や揺れ
に影響されなくなる。また、画像音響記憶部として、読
み取り装置や磁気記憶装置を用いても良い。
【0023】上述の例では、移動体3に搭乗する遊戯者
ごとに制御ユニット10を設けたが、制御ユニット10
を移動体3以外の場所に設け、さらに、制御ユニット1
0と、ヘルメット17若しくは移動体3に図示しない無
線通信手段を設けて情報を送受信しても良い。また、一
つの制御ユニットで、複数の遊戯者に画像音響などを提
供できるようにしても良い。
ごとに制御ユニット10を設けたが、制御ユニット10
を移動体3以外の場所に設け、さらに、制御ユニット1
0と、ヘルメット17若しくは移動体3に図示しない無
線通信手段を設けて情報を送受信しても良い。また、一
つの制御ユニットで、複数の遊戯者に画像音響などを提
供できるようにしても良い。
【0024】以下、上述した移動体用遊戯装置の作用を
説明する。まず、あらかじめ、画像記憶部12及び音響
記憶部13に、移動コースの変化に関連するストーリー
を数パターン記憶させておくか、又は異なるストーリー
を記憶させた画像記憶部及び音響記憶部を複数用意す
る。記憶情報例としては、遊戯者が架空の乗り物に搭乗
し、非現実的な空間を走行するストーリーなどが挙げら
れ、走行中、移動コースのカーブに合わせて水平線に対
して傾斜する画像や、移動コースの上下に合わせて、雲
に突入したり地面に突入する画像、また、加減速に合わ
せて景色が変化する画像を有し、さらに、これらの画像
に合わせて、速度感を出すための効果音や、突入時の衝
撃音などの音響などを有しているストーリーが適当であ
る。
説明する。まず、あらかじめ、画像記憶部12及び音響
記憶部13に、移動コースの変化に関連するストーリー
を数パターン記憶させておくか、又は異なるストーリー
を記憶させた画像記憶部及び音響記憶部を複数用意す
る。記憶情報例としては、遊戯者が架空の乗り物に搭乗
し、非現実的な空間を走行するストーリーなどが挙げら
れ、走行中、移動コースのカーブに合わせて水平線に対
して傾斜する画像や、移動コースの上下に合わせて、雲
に突入したり地面に突入する画像、また、加減速に合わ
せて景色が変化する画像を有し、さらに、これらの画像
に合わせて、速度感を出すための効果音や、突入時の衝
撃音などの音響などを有しているストーリーが適当であ
る。
【0025】さらに、現実のスピードより速く動く画像
や、現実のスピードより遅く動く画像を写し出すことも
できる。そうすることによって、よりスリルを求める遊
戯者には速く動く画像、子供や年配の遊戯者には遅く動
く画像を見せることによって、難易度(怖さ)を遊戯者
に選ばせることができる。
や、現実のスピードより遅く動く画像を写し出すことも
できる。そうすることによって、よりスリルを求める遊
戯者には速く動く画像、子供や年配の遊戯者には遅く動
く画像を見せることによって、難易度(怖さ)を遊戯者
に選ばせることができる。
【0026】遊戯者は、まず、移動体3の座席4ごとに
設けられたヘルメット17を装着して座席4に座り、入
力指示装置5によって各自ストーリーを選択する。この
時点において移動体3は静止しているので、方向検知部
9によって各遊戯者の移動体3における位置及び各遊戯
者の見ている方向を検知し、これに対応した位置及び方
向情報をインターフェイス部14を介して中央処理部1
1に送る。そして、中央処理部11はこれらの情報を基
にして、選択されたストーリーの中から、遊戯者の見て
いる方向に対応する画像情報及び三次元データを画像記
憶部12から画像表示制御部15に送り、画像表示制御
部15は、3次元画像が見えるように、ディスプレイ6
に二次元画像を2画面表示させる。この際、対応する音
響などがあれば、中央処理部11は、音響記憶部13か
ら対応する音響情報をスピーカ7に送って出力させる。
設けられたヘルメット17を装着して座席4に座り、入
力指示装置5によって各自ストーリーを選択する。この
時点において移動体3は静止しているので、方向検知部
9によって各遊戯者の移動体3における位置及び各遊戯
者の見ている方向を検知し、これに対応した位置及び方
向情報をインターフェイス部14を介して中央処理部1
1に送る。そして、中央処理部11はこれらの情報を基
にして、選択されたストーリーの中から、遊戯者の見て
いる方向に対応する画像情報及び三次元データを画像記
憶部12から画像表示制御部15に送り、画像表示制御
部15は、3次元画像が見えるように、ディスプレイ6
に二次元画像を2画面表示させる。この際、対応する音
響などがあれば、中央処理部11は、音響記憶部13か
ら対応する音響情報をスピーカ7に送って出力させる。
【0027】次に、移動体3が発進すると、移動体3に
設けた位置検知部8は、軌道1に設けた被検知体2を検
知して、移動コースにおける移動体3の位置に対応する
位置情報をインターフェイス部14を介して中央処理部
11に送る。そして、中央処理部11は、この位置検知
部8からの位置情報と、方向検知部9からの位置及び方
向情報とを基に、選択されたストーリーの中から遊戯者
の位置及び遊戯者の見ている方向に対応する画像情報な
どを、画像記憶部12から画像表示制御部15に送ると
共に、画像情報に対応する音響情報を音響記憶部13か
ら読み出しスピーカ7から出力させ、かつ、座席4に設
けた体感装置16に体感データを送り、画像に対応する
振動を座席4に与える。
設けた位置検知部8は、軌道1に設けた被検知体2を検
知して、移動コースにおける移動体3の位置に対応する
位置情報をインターフェイス部14を介して中央処理部
11に送る。そして、中央処理部11は、この位置検知
部8からの位置情報と、方向検知部9からの位置及び方
向情報とを基に、選択されたストーリーの中から遊戯者
の位置及び遊戯者の見ている方向に対応する画像情報な
どを、画像記憶部12から画像表示制御部15に送ると
共に、画像情報に対応する音響情報を音響記憶部13か
ら読み出しスピーカ7から出力させ、かつ、座席4に設
けた体感装置16に体感データを送り、画像に対応する
振動を座席4に与える。
【0028】従って、同じ移動体3に搭乗した場合で
も、移動体3上における各遊戯者の位置も考慮した画像
が各遊戯者のディスプレイ6に表示されるため、同じス
トーリーを選択し、かつ、同じ方向を見ていても、異な
る画像が表示され、各遊戯者は、各自が実際に体感する
加減速度感、無重力感などに同期した画像を見ることが
でき、より現実に近い状態で非現実的な世界を体験する
ことができる。例えば、右を向いた場合に、隣に座って
いる遊技者が見えるなど現実的な体験が可能である上
に、隣に有名なキャラクターが座っているなどの非現実
的な体験もより現実的に体験することができる。
も、移動体3上における各遊戯者の位置も考慮した画像
が各遊戯者のディスプレイ6に表示されるため、同じス
トーリーを選択し、かつ、同じ方向を見ていても、異な
る画像が表示され、各遊戯者は、各自が実際に体感する
加減速度感、無重力感などに同期した画像を見ることが
でき、より現実に近い状態で非現実的な世界を体験する
ことができる。例えば、右を向いた場合に、隣に座って
いる遊技者が見えるなど現実的な体験が可能である上
に、隣に有名なキャラクターが座っているなどの非現実
的な体験もより現実的に体験することができる。
【0029】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、画像音響情報などを変更することにより、遊戯
者に新しい疑似体験を提供することができるので、何回
乗っても新しい乗り物に乗っているような新しい体験を
常に与えることができ、多くのリピーターを確保するこ
とができる。また、画像音響情報を新しくすることが、
新しい遊技装置を提供するのと同等となるため、従来か
かっていた多額のコストを大幅に削減することができ
る。
よれば、画像音響情報などを変更することにより、遊戯
者に新しい疑似体験を提供することができるので、何回
乗っても新しい乗り物に乗っているような新しい体験を
常に与えることができ、多くのリピーターを確保するこ
とができる。また、画像音響情報を新しくすることが、
新しい遊技装置を提供するのと同等となるため、従来か
かっていた多額のコストを大幅に削減することができ
る。
【0030】さらに、遊戯者の選択、移動体における遊
戯者の位置及び遊戯者の見ている方向などに対応する別
々の画像や音響を、各遊戯者ごとに提供することができ
るので、より現実的な疑似体験を提供することができ
る。
戯者の位置及び遊戯者の見ている方向などに対応する別
々の画像や音響を、各遊戯者ごとに提供することができ
るので、より現実的な疑似体験を提供することができ
る。
【図1】本発明を用いた遊戯装置の実施の一形態を示す
概略説明図である。
概略説明図である。
【図2】本発明の実施の一形態の一部を示す概略説明図
である。
である。
【図3】本発明の制御ユニットの構成の一例を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図4】図1に示す遊戯装置の全体を示す概略説明図で
ある。
ある。
1 軌道 2 被検知体 3 移動体 6 ディスプレイ 7 スピーカ 8 位置検知部 9 方向検知部 10 制御ユニット 11 中央処理部 12 画像記憶部 13 音響記憶部
Claims (3)
- 【請求項1】 移動体に搭乗した遊戯者の移動コース上
の位置を検知する位置検知手段と、移動コースの変化に
関連する画像音響情報を記憶する記憶手段と、前記位置
検知手段からの情報に基づいて画像音響情報を選択する
手段と、選択した画像音響情報を表示出力する手段とを
有することを特徴とする移動体用遊戯装置。 - 【請求項2】 移動体に搭乗した遊戯者の移動コース上
の位置を検知する位置検知手段と、前記遊戯者の視野の
方向を検知する方向検知手段と、移動コースの変化に関
連する画像音響情報を記憶する記憶手段と、前記位置検
知手段と前記方向検知手段からの情報に基づいて画像音
響情報を選択する手段と、選択した画像音響情報を表示
出力する手段とを有することを特徴とする移動体用遊戯
装置。 - 【請求項3】 前記遊戯者が操作できる入力手段を有す
る請求項1又は2記載の移動体用遊戯装置。
Priority Applications (4)
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JP9137418A JPH10309381A (ja) | 1997-05-13 | 1997-05-13 | 移動体用遊戯装置 |
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AU72363/98A AU7236398A (en) | 1997-05-13 | 1998-05-12 | Game machine for moving body |
PCT/JP1998/002098 WO1998051385A1 (fr) | 1997-05-13 | 1998-05-12 | Machine de jeux pour corps en mouvement |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP9137418A JPH10309381A (ja) | 1997-05-13 | 1997-05-13 | 移動体用遊戯装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JPH10309381A true JPH10309381A (ja) | 1998-11-24 |
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ID=15198176
Family Applications (1)
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JP9137418A Pending JPH10309381A (ja) | 1997-05-13 | 1997-05-13 | 移動体用遊戯装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
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JP (1) | JPH10309381A (ja) |
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