JPH10305981A - エレベータの敷居装置 - Google Patents
エレベータの敷居装置Info
- Publication number
- JPH10305981A JPH10305981A JP11470297A JP11470297A JPH10305981A JP H10305981 A JPH10305981 A JP H10305981A JP 11470297 A JP11470297 A JP 11470297A JP 11470297 A JP11470297 A JP 11470297A JP H10305981 A JPH10305981 A JP H10305981A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sill
- car
- light source
- elevator
- slit
- Prior art date
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- Pending
Links
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 10
- 230000000694 effects Effects 0.000 abstract description 2
- 239000003973 paint Substances 0.000 description 2
- 230000003760 hair shine Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Elevator Door Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 敷居のあることを明確に判らせると共に、使
用年月や周囲の影響を受けにくいエレベータの敷居装置
を提供すること。 【解決手段】 乗かご1に設けられたかご敷居2と乗場
床3に設けられた乗場敷居4とを備え、かつ、乗かご敷
居2にL字形の落下防止片5を備えたエレベータの敷居
装置において、前記落下防止片5の内側に光源6を設
け、かつ、前記落下防止片5の上片に、前記光源6から
の光を透光させるスリット7を備え、利用者が段差を一
目でわかる構成とした。
用年月や周囲の影響を受けにくいエレベータの敷居装置
を提供すること。 【解決手段】 乗かご1に設けられたかご敷居2と乗場
床3に設けられた乗場敷居4とを備え、かつ、乗かご敷
居2にL字形の落下防止片5を備えたエレベータの敷居
装置において、前記落下防止片5の内側に光源6を設
け、かつ、前記落下防止片5の上片に、前記光源6から
の光を透光させるスリット7を備え、利用者が段差を一
目でわかる構成とした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はエレベータの敷居装
置に関する。
置に関する。
【0002】
【従来の技術】通常エレベータにおいては、乗かご着床
時、この乗かごに設けられた敷居と階床に設けられた敷
居とが同一の高さとなるように制御されている。しか
し、ブレーキの滑り等の原因で、着床位置がずれ、敷居
と敷居との間に段差が生じ、利用者がこの段差に気づか
ずつまずくという問題があった。
時、この乗かごに設けられた敷居と階床に設けられた敷
居とが同一の高さとなるように制御されている。しか
し、ブレーキの滑り等の原因で、着床位置がずれ、敷居
と敷居との間に段差が生じ、利用者がこの段差に気づか
ずつまずくという問題があった。
【0003】この問題を解決するため、実開昭62−1
73373号公報に示すように敷居に蛍光塗料を塗布
し、段差が生じた時、一方を光らせ乗客に段差のあるこ
とを気づかせるものが提案されている。
73373号公報に示すように敷居に蛍光塗料を塗布
し、段差が生じた時、一方を光らせ乗客に段差のあるこ
とを気づかせるものが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記提案されたもので
は、蛍光塗料であるため、ある年月がたつと汚れやはが
れによって効果がなくなるばかりか、外の光の具合では
見づらくなるという問題があった。
は、蛍光塗料であるため、ある年月がたつと汚れやはが
れによって効果がなくなるばかりか、外の光の具合では
見づらくなるという問題があった。
【0005】本発明の目的は、敷居のあることを明確に
判らせると共に、使用年月や周囲の影響を受けにくいエ
レベータの敷居装置を提供するためにある。
判らせると共に、使用年月や周囲の影響を受けにくいエ
レベータの敷居装置を提供するためにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、乗かごに設
けられたかご敷居と乗場床に設けられた乗場敷居とを備
え、かつ、乗かご敷居にL字形の落下防止片を備えたエ
レベータの敷居装置において、前記落下防止片の内側に
光源を設け、かつ、前記落下防止片の上片に、前記光源
からの光を透光させるスリットを備えたことにより達成
できる。
けられたかご敷居と乗場床に設けられた乗場敷居とを備
え、かつ、乗かご敷居にL字形の落下防止片を備えたエ
レベータの敷居装置において、前記落下防止片の内側に
光源を設け、かつ、前記落下防止片の上片に、前記光源
からの光を透光させるスリットを備えたことにより達成
できる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下本発明の一実施の形態を図に
基づき説明する。図1は本発明の一実施形態によるエレ
ベータの敷居装置を示す全体側面図、図2は敷居に段差
の生じた状態を示す拡大側面図、図3は敷居部分の拡大
平面図である。
基づき説明する。図1は本発明の一実施形態によるエレ
ベータの敷居装置を示す全体側面図、図2は敷居に段差
の生じた状態を示す拡大側面図、図3は敷居部分の拡大
平面図である。
【0008】図において、1は乗かごで、この乗かご1
にはかごドア(図示せず)を案内するかご敷居2が設け
られている。3は乗場床で、この乗場床3には乗場ドア
(図示せず)を案内する敷居4が設けられている。5は
乗かご敷居2の先端に設けられたL字形の落下防止片
で、この落下防止片5の下側には、ドア開閉時に点灯す
る光源6が設けられ、この光源6の光は前記落下防止片
5の水平片5Aに設けられたスリット7を介して上部
へ、或いは乗場側へと出るようになっている。このスリ
ット7は、乗かご敷居2に対し直角に、しかも、その幅
は2〜5mmで、所定間隔ここでは100mm間隔で用
いられている。8は乗場敷居4の側面に設けられた反射
板である。
にはかごドア(図示せず)を案内するかご敷居2が設け
られている。3は乗場床で、この乗場床3には乗場ドア
(図示せず)を案内する敷居4が設けられている。5は
乗かご敷居2の先端に設けられたL字形の落下防止片
で、この落下防止片5の下側には、ドア開閉時に点灯す
る光源6が設けられ、この光源6の光は前記落下防止片
5の水平片5Aに設けられたスリット7を介して上部
へ、或いは乗場側へと出るようになっている。このスリ
ット7は、乗かご敷居2に対し直角に、しかも、その幅
は2〜5mmで、所定間隔ここでは100mm間隔で用
いられている。8は乗場敷居4の側面に設けられた反射
板である。
【0009】しかして今、乗かご1が着床し、乗場敷居
4との間に段差が生じた場合、光源6の光は、スリット
7を介して外部へ放出する。このため、利用客は一目で
段差が生じていることを知ることができる。
4との間に段差が生じた場合、光源6の光は、スリット
7を介して外部へ放出する。このため、利用客は一目で
段差が生じていることを知ることができる。
【0010】又、乗場敷居4に反射板8を設けた場合、
図2のように着床した時に、反射板8が光るため、より
明確に段差の生じたことを知ることができる。更にスリ
ット7をかご敷居2に対し直角に設けたため、ゴムでで
きている落下防止片5の強度を下げることがない。又、
スリット7の幅が2mm以上としたのは、これ以下では
光がよく見えないためであり、5mm以下としたのは、
これ以上では強度上に問題を生じるためである。
図2のように着床した時に、反射板8が光るため、より
明確に段差の生じたことを知ることができる。更にスリ
ット7をかご敷居2に対し直角に設けたため、ゴムでで
きている落下防止片5の強度を下げることがない。又、
スリット7の幅が2mm以上としたのは、これ以下では
光がよく見えないためであり、5mm以下としたのは、
これ以上では強度上に問題を生じるためである。
【0011】
【発明の効果】本発明によれば、敷居のあることを明確
に判らせると共に、使用年月や周囲の影響をうけること
なく、段差表示を行うことのできるものを提供できる。
に判らせると共に、使用年月や周囲の影響をうけること
なく、段差表示を行うことのできるものを提供できる。
【図1】本発明の一実施形態になるエレベータの敷居装
置を示す全体側面図である。
置を示す全体側面図である。
【図2】敷居に段差の生じた状態を示す拡大側面図であ
る。
る。
【図3】敷居部分の拡大平面図である。
1 乗かご 2 かご敷居 3 乗場床 4 乗場敷居 5 落下防止片 6 光源 7 スリット 8 反射板
Claims (3)
- 【請求項1】 乗かごに設けられたかご敷居と乗場床に
設けられた乗場敷居とを備え、かつ、乗かご敷居にL字
形の落下防止片を備えたエレベータの敷居装置におい
て、前記落下防止片の内側に光源を設け、かつ、前記落
下防止片の上片に、前記光源からの光を透光させるスリ
ットを備えたことを特徴とするエレベータの敷居装置。 - 【請求項2】 前記階床敷居前面に、前記光源からの光
を反射させる反射体を備えたことを特徴とする請求項1
記載のエレベータの敷居装置。 - 【請求項3】 前記スリットを、敷居に対し直角方向に
設け、かつ、このスリットの幅を2〜5mmとしたこと
を特徴とする請求項1記載のエレベータの敷居装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11470297A JPH10305981A (ja) | 1997-05-02 | 1997-05-02 | エレベータの敷居装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11470297A JPH10305981A (ja) | 1997-05-02 | 1997-05-02 | エレベータの敷居装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10305981A true JPH10305981A (ja) | 1998-11-17 |
Family
ID=14644493
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11470297A Pending JPH10305981A (ja) | 1997-05-02 | 1997-05-02 | エレベータの敷居装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10305981A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008105871A1 (en) * | 2007-02-28 | 2008-09-04 | Otis Elevator Company | Illuminated elevator door sill |
US7677364B2 (en) * | 2004-10-25 | 2010-03-16 | Inventio Ag | Elevator installation comprising a light module in the door sill profile |
JP2010269890A (ja) * | 2009-05-21 | 2010-12-02 | Hitachi Ltd | エレベーターの安全装置及び安全制御方法 |
WO2013001260A1 (en) * | 2011-06-28 | 2013-01-03 | Ridair Systems Limited | Hazard highlighting method and apparatus |
GB2537695A (en) * | 2015-04-20 | 2016-10-26 | Vip Lift & Escalator Services Ltd | An elevator system and a method of adapting an elevator system |
EP3216738A1 (en) * | 2016-03-07 | 2017-09-13 | Thyssenkrupp Elevadores, S.L.U. | Landing floor offset warning through light from sill |
JP2019094018A (ja) * | 2017-11-27 | 2019-06-20 | 株式会社総合車両製作所 | 鉄道車両 |
-
1997
- 1997-05-02 JP JP11470297A patent/JPH10305981A/ja active Pending
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7677364B2 (en) * | 2004-10-25 | 2010-03-16 | Inventio Ag | Elevator installation comprising a light module in the door sill profile |
WO2008105871A1 (en) * | 2007-02-28 | 2008-09-04 | Otis Elevator Company | Illuminated elevator door sill |
JP2010269890A (ja) * | 2009-05-21 | 2010-12-02 | Hitachi Ltd | エレベーターの安全装置及び安全制御方法 |
WO2013001260A1 (en) * | 2011-06-28 | 2013-01-03 | Ridair Systems Limited | Hazard highlighting method and apparatus |
CN103748027A (zh) * | 2011-06-28 | 2014-04-23 | 空气干燥机有限公司 | 危险突出显示方法和装置 |
US20160185571A1 (en) * | 2011-06-28 | 2016-06-30 | Airdri Limited | Hazard highlighting method and apparatus |
GB2537695A (en) * | 2015-04-20 | 2016-10-26 | Vip Lift & Escalator Services Ltd | An elevator system and a method of adapting an elevator system |
GB2537695B (en) * | 2015-04-20 | 2018-06-13 | Vip Lift & Escalator Services Ltd | Elevator trip hazard light system and method |
EP3286125B1 (en) * | 2015-04-20 | 2024-01-03 | Vip Lift & Escalator Services Limited | An elevator system and a method of adapting an elevator system |
EP3216738A1 (en) * | 2016-03-07 | 2017-09-13 | Thyssenkrupp Elevadores, S.L.U. | Landing floor offset warning through light from sill |
JP2019094018A (ja) * | 2017-11-27 | 2019-06-20 | 株式会社総合車両製作所 | 鉄道車両 |
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