Nothing Special   »   [go: up one dir, main page]

JPH10272020A - 収納部昇降方法及びそれを用いた昇降収納装置 - Google Patents

収納部昇降方法及びそれを用いた昇降収納装置

Info

Publication number
JPH10272020A
JPH10272020A JP9081126A JP8112697A JPH10272020A JP H10272020 A JPH10272020 A JP H10272020A JP 9081126 A JP9081126 A JP 9081126A JP 8112697 A JP8112697 A JP 8112697A JP H10272020 A JPH10272020 A JP H10272020A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
storage
lifting
storage device
support member
rotation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9081126A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3699558B2 (ja
Inventor
Ryohei Murakami
良平 村上
Makoto Oyama
真 大山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP08112697A priority Critical patent/JP3699558B2/ja
Priority to TW93209092U priority patent/TWM250594U/zh
Priority to TW90219811U priority patent/TW567780U/zh
Priority to CN 98105182 priority patent/CN1196214A/zh
Publication of JPH10272020A publication Critical patent/JPH10272020A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3699558B2 publication Critical patent/JP3699558B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Combinations Of Kitchen Furniture (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 上下に配列した2つの収納部の上下位置を自
在に入れ換えることができる収納部昇降方法及びそれを
用いた昇降収納装置を提供する。 【解決手段】 上下に配列された第1、第2の各収納部
61、62は支持部材64で回動自在に支持され、第1
の収納部61が回転支点Oまわりに回動するとき、支持
部材64がリンク68により昇降経路が規制されるため
支持部材64は摺動支持部65上を水平移動する。その
ため、第2の収納部62は上下方向に昇降し、第1の収
納部61が回動により下方位置に移動したとき、第2の
収納部62は上方位置に移動し、上下位置が入れ換えら
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、上下に配列した2
つの収納部を必要に応じてその上下位置を入れ換え、出
し入れが容易な下方位置に任意の収納部が位置するよう
に昇降させることができる収納部昇降方法及びそれを用
いた昇降収納装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】収納部を上方位置と下方位置との間に昇
降させる方法として、収納部を鉛直線上に直線的に昇降
させることが考えられるが、収納部に収納した物品の重
量が増したとき、上昇させることが困難になるため、よ
り軽い力で上昇させることができるように、回動により
収納部を昇降させる昇降収納装置が提案されている。図
14は回動による収納部の昇降装置の従来例を示すもの
で、リンク機構より収納部を昇降できるように構成され
ている。
【0003】この昇降装置は、図14に示すように、流
し台d等の作業台の上方に配置したキャビネットc内に
収容された収納部aをキャビネットc内と下方位置との
間に昇降できるように構成されている。収納部aがキャ
ビネットc内に収容されている状態では流し台dを使用
する作業に支障はなく、必要に応じてキャビネットcの
扉を開いて収納部aを引き下ろすと、自由に出し入れの
できる下方位置に降下させることができる。収納部aは
キャビネットcに回動自在に取り付けられた平行リンク
bの自由端で支持されているので、収納部aはキャビネ
ットc内と手前下方位置とに回動させて昇降動作を行う
ことができる。
【0004】このような厨房だけでなく、上方空間を物
品の収納場所としてキャビネット類を配置することがな
されるが、物の出し入れに踏み台等を用いないと自由に
出し入れができないので、上記のように収納部aを昇降
できるように構成すると、上方に設置した収納部を有効
活用できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成では収納部aはキャビネットcの手前側が下降位置と
なるので、収納部aを下降させた状態では流し台等の作
業台での作業ができなくなることや、昇降する高さ距離
が小さいためキャビネットcをあまり高い位置に配置す
ることができない問題点があった。
【0006】本発明の目的とするところは、上下に配列
された2つの収納部を上方位置からその真下の下方位置
に昇降させて上下を入れ換えることができる収納部昇降
方法及びそのを用いた昇降収納装置を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本願の第1発明は、上下に配列した第1の収納部と第
2の収納部とを、それらの間の回転支点まわりに同期回
動させて、第1の収納部を第2の収納部の元の配列位置
に移動させるのと同時に第2の収納部を第1の収納部の
元の配列位置に移動させることにより、第1の収納部及
び第2の収納部の配列位置を入れ換えることを特徴とす
る収納部昇降方法である。
【0008】このように第1、第2の各収納部をそれら
の間の回転支点まわりに同期回動させて、それぞれ18
0度に回動移動させれば上下位置を入れ換えることがで
き、下方位置を収納物の出し入れのしやすい位置に設定
すれば、任意に上方位置の収納部を下方位置に移動で
き、上方の収納部を有効に利用することができる。
【0009】また、本願の第2発明は、上下に配列した
第1、第2の各収納部と、各収納部を所定の支持支点で
支持して第1の収納部と第2の収納部とを連結し、各支
持支点の間に設定した回転支点で回転する支持部材とを
備えたことを特徴とする昇降収納装置である。
【0010】上記構成によれば、支持部材で連結した第
1、第2の各収納部を支持部材の回転支点で180度に
回動させれば、上下に配列した第1、第2の各収納部を
上方位置とその真下の下方位置とに入れ換えることがで
きる。これを更に180度回動させるか、逆方向に回動
させることによって元に復帰させることもできる。
【0011】更に、本願の第3発明は、上下に配列した
第1、第2の各収納部と、各収納部を所定の支持支点で
支持して第1の収納部と第2の収納部とを連結し、各支
持支点の間に設定した回転支点で回転する支持部材と、
前記回転支点をその軸線と直角な向きに水平方向に移動
できるように支持する摺動支持部とを備えたことを特徴
とする昇降収納装置である。
【0012】上記構成によれば、回転支点は摺動支持部
上で水平移動できるので、支持部材は回転支点を移動さ
せつつ各収納部を回転させることができ、限られた空間
内での昇降移動や昇降経路の変化により収容部内に配列
した各収納部の上下位置の入れ換えを無駄なスペースを
設けることなく行うことができる。
【0013】上記構成は、第1、第2の各収納部を所定
の姿勢に規制する姿勢規制手段を備えて構成することが
でき、回動角度によって収納部の姿勢が変化することが
規制され、収納部としての安全性が保たれる。
【0014】また、第1、第2の各収納部が上下に配列
された位置で支持部材の回転を係止する停止位置規制手
段を設けて構成することができ、上下の配列位置での収
納部は安定した停止状態に係止され、物品の出し入れ等
の使用が容易となり、収容部内の所定位置に格納するこ
とができる。
【0015】更に、所定位置から移動した回転支点を摺
動支持部の前記所定位置に復帰させる回転支点復帰手段
を備えて構成することができ、各収納部が上下の配列位
置のような一定の位置に達する以前に昇降移動の加圧が
解除されたときにも、回転支点は自動的に所定位置に復
帰されるので、昇降の途中位置で停止されることがな
い。
【0016】上記回転支点復帰手段は、支持部材に対し
て作用するバネで構成することができ、バネの付勢によ
り回転支点を所定位置に戻すことが可能となる。
【0017】更に、第1、第2の各収納部の昇降経路を
規制する昇降経路規制手段を備えて構成することがで
き、収容部内などの限られた空間内で収納部を昇降させ
る場合に、その昇降経路を所望の軌道に設定することが
できる。
【0018】上記昇降経路規制手段は、第1、第2の各
収納部をその配列位置にて収容する収容部の壁面または
扉として構成でき、壁面または扉で一方の収納部の昇降
経路を規制することにより、他方の収納部の回転支点を
移動させて限られた空間内での昇降移動を可能とするこ
とができる。
【0019】また、上記昇降経路規制手段は、支持部材
の回転支点から外れた一点とこの支持部材を支持してい
る固定部材の一点とを連結するリンクで構成することが
でき、一方の収納部の回動による支持部材の回転支点を
リンクによって移動させ、他方の収納部の昇降移動を所
定経路に導くことによって限られた空間内での昇降移動
を可能とすることができる。
【0020】また、上記昇降経路規制手段は、支持部材
の回転支点から外れた少なくとも1点に設けた係合部
と、前記支持部材を支持している固定部材上に設けられ
て前記係合部の移動を案内する案内部とを備えて構成す
ることができ、一方の収納部の回動に伴って支持部材の
係合部が案内部により案内されることによって回転支点
を移動させ、他方の収納部の昇降移動を所定経路に導く
ことにより限られた空間内での昇降移動を可能とするこ
とができる。
【0021】上記構成は、係合部を支持部材の回転支点
に対して対称となる2点に設けて構成することができ、
係合部のいずれかの1点は常に案内部に案内されるの
で、交互に案内部に係合させるようにすると、360度
方向に昇降経路が規制され、各収納部は任意方向に回転
可能として上下位置を入れ換えることができる。
【0022】更に、第1、第2の各収納部を相対向する
両側で一対の支持部材により支持し、これら一対の支持
部材を同期回動させるように双方を連結する連結軸を備
えて構成すると、収納部を両側で支持する支持部材は同
期して回動するので、円滑な回動動作がなされる。
【0023】更に、連結軸を支持部材による第1、第2
の各収納部の支持支点の中間位置に設けて構成すること
により、各収納部間に無駄なスペースが生じず、限られ
た空間内に配列する各収納部の容積を最大化させること
ができる。
【0024】更に、摺動支持部は伸縮構造として構成す
ることにより、奥行きの狭い収容部内に各収納部を配列
して回動させたときにも、伸縮構造の摺動支持部により
支持部材の回転支点の移動範囲は大きく設定でき、昇降
移動時に伸長し移動終了と共に収縮して収容部内に納め
ることができる。
【0025】更に、第1、第2の各収納部のうち、一方
の収納部の少なくとも前側の上角及び下角位置を切り欠
き、他方の収納部の少なくとも後側の上角及び下角を切
り欠いて形成することにより、限られた空間内に各収納
部を接近させて配列したときにも、回動により交差する
角部を切り欠いて形成することにより、無駄なスペース
を設けることなく各収納部を配列することができる。
【0026】更に、支持部材を摺動支持部上で移動させ
る昇降操作手段を設けて構成することにより、収納部を
操作することなく昇降移動が可能となり、操作する収納
部が高い位置にあるような場合に有効である。
【0027】更に、支持部材に働く収納部による回動ト
ルクを軽減または相殺する釣り合い手段を設けて構成す
ることにより、各収納部の重量バランスの崩れた状態で
も回動トルクの差を緩和させ、円滑な回動操作を行うこ
とができる。
【0028】更に、支持部材は1本のアームであり、姿
勢規制手段は移動支点と同心で非回動に設けられた固定
輪と、第1、第2の各収納部の支持部材による支持支点
と同心で各収納部と一体に回動する各回動輪と、これら
固定輪と各回動輪とに掛け渡したベルトとで構成するこ
とができ、1本アームの支持部材による不安定な支持状
態による各収納部の水平姿勢からの傾きを、非回転の固
定輪と収納部に固定された回動輪との間をベルトで連結
する構成により防止し、収納部の回動角度にかかわらず
一定の姿勢に規制することができる。
【0029】更に、支持部材または連結軸に電動モータ
を連結して構成することにより、昇降トルクを軽減さ
せ、あるいは電動駆動により昇降させることもできる。
【0030】更に、第1、第2の各収納部は作業台上に
あり、各収納部の下降位置は作業台と各収納部を収容す
る収容部との間のアイレベルに対応する高さとして構成
することにより、作業台の上方に作業に支障を与えない
空間を確保すると共に、下方位置を出し入れのしやすい
位置に設定することができ、随時上方位置の収納部を下
方位置に昇降移動させ上方位置の収納部を有効に使用で
きるようにすることができる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の一実施形態について説明し、本発明の理解に供する。
【0032】図1は、本発明の基本的構成である第1の
実施形態の構成とその動作順序とを模式的に示すもの
で、図示左右方向の前面、後面を開放状態にした収容部
70内に、第1の収納部61と第2の収納部62とを上
下に配列し、これらの支持支点P1 、P2 の間を支持部
材64で連結支持し、この支持部材64の中間点を収容
部70に支持された回転支点Oとして、各収納部61、
62を両側面で回転自在に収容部70で支持して構成し
ている。第1の収納部61または第2の収納部62を前
面または後面方向に引き出すように回動させると、支持
部材64で連結された他方も回動するので、(a)〜
(g)の順に図示するように180度の回動により第1
の収納部61と第2の収納部62との上下位置を入れ換
えることができる。
【0033】上記構成において、下方位置を収納物の出
し入れのしやすい位置に設定すると、上方位置からは収
納物の出し入れは困難であるが、上記のように回動によ
り上下位置を入れ換えることができるので、いずれの収
納部も有効に使用することができる。この構成は簡単な
構造で上下に配列した収納部の位置を入れ換えることが
でき、また、各収納部61、62の両面に出し入れ口を
設けておけば前面、後面の両方から出し入れでき、更
に、所望の回転方向に自在に回転させ得るので上下入れ
換え操作が楽になる利点があるが、収容部70の後面を
壁面に添わせて配置する一般的な配置状態では設置でき
ない欠点がある。そこで、回動または回転による昇降に
際して後面に収納部が突出しない昇降収納装置の構成に
ついて次に説明する。
【0034】図2は、本発明の第2の実施形態に係る昇
降収納装置の構成を示す側面図(a)と正面図(b)で
ある。
【0035】図2(a)において、第2の実施形態に係
る昇降収納装置は、収納キャビネット(収容部)63の
中上層に上下に配列された第1の収納部61及び第2の
収納部62と、各収納部61、62の上下位置を入れ換
える昇降動作を行うための昇降機構66とを備えて構成
されている。昇降機構66は、第1の収納部61の支持
支点P1 と第2の収納部62の支持支点P2 との間を連
結する支持部材64と、収納キャビネット63に取り付
けられて前記支持部材64の回転支点Oを水平方向に移
動自在に支持する摺動支持部65と、第1の収納部61
を回動角度にかかわらず一定の水平姿勢に維持する第1
の姿勢維持部(姿勢規制手段)71と、第2の収納部6
2を回動角度にかかわらず一定の水平姿勢に維持する第
2の姿勢維持部72と、各収納部61、62の昇降経路
を規制するリンク(昇降経路規制手段)68とを備え、
この昇降機構66は、図2(b)に示すように、左右対
称位置に昇降機構66R 、66L として配備され、各支
持部材64、64の各回転支点O間は連結軸67で連結
され、左右の昇降機構66R 、66L が同期して動作す
るように構成されている。
【0036】図3は、図1(b)に示す昇降機構66L
の構成を拡大図示するもので、支持部材64は、その回
転支点Oに位置する中間部で連結軸67に回動自在に支
持され、各収納部61、62の各支持支点P1 、P2
位置する両端部で各収納部61、62を回動自在に支持
している。また、前記連結軸67の両端部は、その上下
に配したローラ65a、65bを摺動支持部65の上下
にコの字状の断面形状に形成された凹部に嵌入させ、摺
動支持部65内を水平方向に円滑に移動できるように構
成されている。更に、連結軸67には固定輪74a、7
4bが固定され、各収納部61、62の支持支点P1
2 に固定された回動輪73a、73bとの間にそれぞ
れベルト75a、75bが掛け渡されて、それぞれ第1
の姿勢維持部71、第2の姿勢維持部72を構成してい
る。
【0037】上記構成において、回転支点Oは各支持支
点P1 、P2 の間の中間位置に設けることが望ましく、
収納キャビネット63内に格納する各収納部61、62
の容積を最も大きく構成することができる。また、収納
キャビネット63内に無駄な空間を設けることなく格納
して回動させるために、第1の収納部61の後側上角及
び下角、第2の収納部62の前側上角及び下角は、図示
するように切り欠いて回動時に各収納部61、62の角
部が接触しないように形成されている。
【0038】上記構成になる昇降収納装置Dによる各収
納部61、62の昇降動作について、昇降移動の状態を
各ステップ毎に(a)〜(g)として示す図4を参照し
て以下に説明する。
【0039】収納キャビネット63は前面に扉63aが
設けられており、格納した第1の収納部61と第2の収
納部62との上下位置を入れ換えるときには、扉62a
を開いて前面を開放し、図4(a)の状態から第1の収
納部61を手前に引き出しつつ回動させると、第1の収
納部61は支持支点P1 で支持部材64を回転支点Oを
中心として回動させるので、第2の収納部62も支持支
点P2 で後方に回動しようとするが、支持部材64の第
2の収納部62側にはリンク68が連結されているの
で、支持部材64が回動する動作で支持部材64の回転
支点Oを摺動支持部65内で水平方向に移動させ、図4
(b)〜(d)に示すように、第2の収納部62は第1
の収納部61の回動に伴って鉛直方向に上昇する。この
リンク68が支持部材64を水平移動させる最大点は図
4(d)に示す第1の収納部61と第2の収納部62と
が水平方向に並び、支持部材64が水平になった状態
で、更に第1の収納部61を回動させると、リンク68
による支持部材64の作用方向が変わるので、回転支点
Oは戻る方向に移動し、図4(e)〜(f)に示すよう
に、第1の収納部61は回動しつつ収納キャビネット6
3内の下方に侵入し、第2の収納部62は鉛直方向に更
に上昇して、図4(g)に示す第1の収納部61が第2
の収納部61が配列されていた下方位置に入ったとき、
第2の収納部62は第1の収納部61が配列されていた
上方位置に上昇して、第1の収納部61と第2の収納部
62との配列位置が入れ換わる。図4(g)に示す状態
から第1の収納部61を引出し、上記操作と逆方向に回
動させると、第2の収納部62は下降し、図4(f)〜
(a)の逆動作でそれぞれ元の配列位置に復帰させるこ
とができる。
【0040】前記下方位置を収納物の出し入れのしやす
い高さ位置、例えばアイレベルに設定しておくと、出し
入れのしにくい上方位置にある収納部も随時下方位置に
移動できるので、一般には出し入れがしにくく単なる保
管スペースとしてしか利用できない上方の収納スペース
を上記構成によって有効に利用することができる。
【0041】上記構成において、各収納部61、62は
支持部材64によって各支持支点P1 、P2 の1軸で回
動自在に支持されているので、回動角度によって水平姿
勢が傾く恐れがあるが、各支持支点P1 、P2 と回転支
点Oとの間には、それぞれ各姿勢維持部71、72が設
けられているので、回動角度にかかわらず常に一定の水
平姿勢が維持される。この各姿勢維持部71、72の構
成及び動作について、図5を参照して説明する。
【0042】図5において、第1の収納部61及び第2
の収納部62それぞれの支持支点P1 、P2 に固定され
た各回動輪73a、73bと、回動支点Oに配設された
連結軸67に固定された各固定輪74a、74b(図3
参照)との間には、回動輪73aと固定輪74aとの間
にベルト75a、回動輪73bと固定輪74bとの間に
ベルト75bがそれぞれ掛け渡されている。一方、各収
納部61、62は各支持支点P1 、P2 で支持部材64
に回動自在に支持されているので、それぞれ支持支点P
1 、P2 を中心として回動自在である。従って、支持部
材64が連結軸67を回動軸として回動したとき、各収
納部61、62の各支持支点P1 、P2に対する支持角
度は変化して各収納部61、62は回転して傾こうとす
るが、各収納部61、62はそれぞれ各回動輪73a、
73bと各固定輪74a、74bとの間がベルト75
a、75bで連結されているので、支持部材64の回動
によっても各回動輪73a、73b及び各固定輪74
a、74bと各ベルト75a、75bとの内接位置が移
動するのみで、ベルト75a、75bの緊張摩擦により
各収納部61、62は各支持支点P1 、P2 を中心とし
て水平姿勢から傾くことがなく、水平姿勢が維持された
状態で回動移動または昇降移動する。
【0043】上記構成において、第1の収納部61を回
転支点Oまわりに回動移動させ、これに伴って第2の収
納部62を昇降移動させるために、昇降経路規制手段と
してリンク68を採用しているが、この昇降経路規制手
段の他の実施形態について以下に説明する。
【0044】図6は、収納キャビネット63を構成する
壁面を昇降経路規制手段として利用した構成を示すもの
で、図6に示すように、第2の収納部62の背面にはコ
ロ76が取り付けられ、このコロ76を介して収納キャ
ビネット63の背部壁面63bに接して昇降できるよう
に構成されている。図4に示した昇降移動順序からも明
らかなように、第2の収納部62を収納キャビネット6
3の背部壁面63bに沿って昇降させるように規制する
ことによって、第1の収納部61を回動させることによ
る支持部材64の回転支点Oの摺動支持部65上での位
置を移動させることができる。
【0045】図6に示す状態は、第1の収納部61を下
方位置に移動させた状態であるが、再び第1の収納部6
1を収納キャビネット63の外に引き出して回動させる
と、支持部材64の第2の収納部62側の回動方向への
移動は背部壁面63bによって規制されるため、回転支
点Oは第1の収納部61の回動に伴って摺動支持部65
上を水平移動する。他の構成及び動作は先の構成と同様
なので、その説明は省略する。
【0046】図7は、支持部材69の第2の収納部62
側の端部の移動経路を規制するようにした昇降経路規制
手段の構成を示すもので、支持部材69の第2の収納部
62側の端部にはローラ(係合部)78が取り付けられ
ており、このローラ78が嵌入される回動ガイド(案内
部)77が収納キャビネット63の側壁面に取り付けら
れている。この回動ガイド77にはローラ78を案内す
る溝が形成されており、その上下端は各収納部61、6
2が鉛直線上の上下位置にあるとき、支持部材69の回
動支点Oからローラ78までの距離で、摺動支持部65
位置での水平線上で回転支点Oからの距離が最短となる
形状に形成されている。従って、第1の収納部61の回
動により支持部材69が回動するとき、ローラ78の移
動が回動ガイド77により案内されるため、回転支点O
を摺動支持部65上で水平移動させ、第1の摺動部61
の回動に伴って第2の収納部62を昇降移動させる。
【0047】上記昇降経路規制手段の構成は、図8に示
すようにローラ78、79と回転ガイド80とを設ける
ことによって、各収納部61a、62aの回転移動を可
能にすることができる。
【0048】図8に示すように、支持部材81の両端部
にはそれぞれローラ78、79が取り付けられ、このロ
ーラ78、79が嵌入される回転ガイド80が収納キャ
ビネット63の側壁面に取り付けられている。前記回転
ガイド80の両端部は各収納部61a、62aが回転す
る方向に開放されており、各収納部61a、62aを図
示矢印方向に回転させることによって支持部材81が回
転したとき、第2の収納部62a側のローラ78は回転
ガイド80の上方開放部から脱出し、第1の収納部61
a側のローラ79は回転ガイド80内を中心方向に移動
する。この動作によって第2の収納部62aは回転支点
Oまわりに回動し、第1の収納部61aは回転支点Oの
摺動支持部65内での移動により上昇移動する。更に第
2の収納部62aを回動させると、ローラ78は回転ガ
イド80の下方開放部から回転ガイド80内に入り、支
持部材81が鉛直方向に向いた位置で第2の収納部62
aは下方位置に、第1の収納部61aは上方位置にと入
れ換えられる。
【0049】先に述べた各構成では、第1の収納部61
の往復回動により第2の収納部62との間の上下位置の
入れ換えであったが、本構成によれば、上方位置にある
第1の収納部61aまたは第2の収納部62aを引き下
ろす方向の一方方向への回動で上下位置を入れ換えるこ
とができる。従って、この構成による回転支点Oは36
0度に回転することができ、その回転方向は常に各収納
部61a、62aを引き下ろす方向なので入れ換え操作
を楽に行うことができる。
【0050】尚、本構成による場合、各収納部61a、
62aは、図示するように各角部を切り欠いて形成し、
一方方向への回転時に双方の角部が接触しないようにし
ている。
【0051】以上説明した構成において、各収納部6
1、62がそれぞれ上方位置と下方位置とに位置したと
き、その位置に安定して停止させるため、図9に示すよ
うに、支持部材82の回動を係止させる停止位置規制手
段を設けることができる。
【0052】図9に示すように、前記停止位置規制手段
は、支持部材82の両端部にそれぞれコロ83、83を
取り付け、図9(b)に示すように、収納キャビネット
63の内壁面に支持部材82を停止させる鉛直方向位置
にそれぞれ凹部を形成した係止部84、84を取り付け
て構成している。各収納部61、62が昇降移動してそ
れぞれ上下の所定位置に移動したとき、支持部材82の
両端のコロ83、83はそれぞれ係止部84、84の凹
部に嵌まり込むので、支持部材82の停止が安定する。
この停止状態は、第1の収納部61を回動させる操作を
加えることによって各コロ83、83は各係止部84、
84への嵌入状態から外れるので、昇降操作に支障を与
えることはない。この停止位置規制手段は、図9に示す
構成だけでなく、他の構成に同様に適用できる。
【0053】また、図9に示すように、支持部材82を
摺動支持部65上で直接移動させる昇降操作手段を設け
て構成することもできる。昇降操作手段85は、摺動支
持部65内を回転移動するローラ86と、このローラ8
6を枢支すると共に支持部材82に連結する移動板87
と、移動板87のローラ86枢支位置から収納キャビネ
ット63の扉63a方向に延長して取り付けられた操作
レバー88とを備えて構成されている。本構成におい
て、前記操作レバー88を引くと、移動板87はローラ
86の回転により摺動支持部65上で移動し、連結され
た支持部材82の回転支点Oを摺動支持部65上で水平
移動させる。支持部材82の回転支点Oの水平移動によ
り支持部材82の一方端がローラ78と回動ガイド77
とにより規制されていることによって、他方端に支持さ
れた第1の収納部62を回動させると共に、第2の収納
部62を下降させる。この構成は、各収納部61、62
の配列位置が比較的高い位置にある場合、特に昇降の主
体となる第1の収納部61が上方位置にある場合に、低
い位置にある操作レバー88の操作により昇降動作を行
うことにより楽な昇降操作が可能となる。
【0054】更に、図10に示すように、支持部材69
の回転支点Oを設定した所定位置に自動的に復帰させる
回転支点復帰手段を設けて構成することができる。本構
成では収納キャビネット89の両側に扉89a、89b
を設けて前後面の任意側を開放可能とし、双方向への回
転により各収納部61a、62aを昇降移動できるよう
にしており、収納キャビネット89の前後面に至る延長
幅の摺動支持部90に支持部材69の回転支点Oを支持
し、この回転支点Oの両側にバネ91、91を配して、
支持部材69の回転支点Oが設定した所定位置に位置す
るように両側から付勢している。人力により各収納部6
1a、62aを回動させたときには、回動方向によりバ
ネ91、91の付勢力に抗して回転支点Oが摺動支持部
90上を移動し、各収納部61a、62aの上下入れ換
えができる。この回動による上下入れ換えが所定位置に
達する以前に人力による加圧を解除しても、バネ91、
91の付勢により回転支点Oは所定位置に自動的に復帰
する。前記所定位置は各収納部61、62が上下位置に
配列される位置であるが、任意位置に設定することもで
きる。
【0055】更に、各構成における連結軸67にロータ
リーダンパ等の釣り合い手段を連結することにより、各
収納部61、62に収納した物品の重量差により昇降操
作が困難になる状態は、重量の大きい側が下降方向にな
ったときの急激な下降を抑制し、安定した昇降動作を行
わせることができる。また、連結軸67にモータを連結
して昇降動作の補助動力する他、電動により昇降動作を
行わせることもできる。
【0056】更に、図11は、伸縮可能な摺動支持部9
2を備えた昇降収納装置の構成及び昇降動作を示し、奥
行きの狭い収納キャビネット93にも適用することがで
きるものである。
【0057】図11に示す昇降収納装置に設けられた摺
動支持部92は、図12に示すように、本体92a内に
延長部92bが進退自在に挿入されている。各収納部6
1b、62bも収納キャビネット93に合わせて奥行き
寸法を小さく形成されており、各収納部61b、62b
が上下配列位置にある(a)または(g)に示す状態で
は、前記摺動支持部92は収納キャビネット93内に納
まる収縮状態にあり、第1の収納部61bの回動に伴っ
てリンク95により押し出される支持部材94の回転支
点Oが摺動支持部92の延長部92bの端部ストッパ9
2cに当接して延長部92bを押し出すことにより、摺
動支持部92は伸長して収納キャビネット93外にまで
回転支点Oを移動させる(c)〜(e)。第1の収納部
61bが下方位置に入る方向に移動するときには、リン
ク95の作用により回転支点Oは収納キャビネット93
内に向かい、反対側の端部ストッパ92dを進入方向に
押し入れるので、延長部92bは本体92aに進入して
摺動支持部92は元のサイズに収縮する。このように各
収納部61a、62aが上下位置に配列された状態で
は、摺動支持部92は収納キャビネット93内に納まっ
ているので、扉93aを閉じることができる。
【0058】以上説明した各昇降収納装置の構成は、収
納キャビネット内に装備した形態として示したが、作業
台等の上方に配設することもできる。図13に示すよう
に、壁面の添って配置された作業台96の上方の壁面に
取り付けた収容部97に第1、第2の各収納部61、6
2が上下に格納されており、この下方位置をアイレベル
に設定すれば、作業台96の上方には作業に支障のない
空間が確保され、必要に応じて各収納部61、62の上
下位置を入れ換えれば、出し入れのしにくい上方位置か
らも収納物の出し入れが容易となり、作業に必要な収納
部として有効活用できる。
【0059】
【発明の効果】以上の説明の通り本願の第1発明によれ
ば、第1、第2の各収納部をそれらの間の回転支点まわ
りに同期回動させて、それぞれ180度に回動移動させ
れば上下位置を入れ換えることができ、下方位置を収納
物の出し入れのしやすい位置に設定すれば、任意に上方
位置の収納部を下方位置に移動でき、上方の収納部を有
効に利用することができる。
【0060】また、本願の第2発明によれば、支持部材
で連結した第1、第2の各収納部を支持部材の回転支点
で180度に回動させれば、上下に配列した第1、第2
の各収納部を上方位置とその真下の下方位置とに入れ換
えることができる。従って、昇降操作が楽な回動による
昇降により、上方位置の収納部をその真下の下方位置に
移動できるので、前方への突出がなく作業台の上方に配
置しても作業に支障を与えることがない。
【0061】更に、本願の第3発明によれば、回転支点
は摺動支持部上で水平移動できるので、支持部材は回転
支点を移動させつつ各収納部を回転させることができ、
限られた空間内での昇降移動や昇降経路の変化により収
容部内に配列した各収納部の上下位置の入れ換えを無駄
なスペースを設けることなく行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る昇降収納装置の
構成及び動作を説明する側面図。
【図2】第2の実施形態に係る昇降収納装置の側面
(a)と正面(b)から見た構成図。
【図3】昇降機構の構成を拡大図示する構成図。
【図4】第2の実施形態に係る昇降収納装置の動作順序
を説明する側面図。
【図5】姿勢規制手段の構成を説明する側面構成図。
【図6】昇降経路規制手段の構成を示す側面構成図。
【図7】昇降経路規制手段の別構成を示す側面(a)及
び正面(b)からの構成図。
【図8】昇降経路規制手段の別構成を示す側面構成図。
【図9】停止位置規制手段及び昇降操作手段の構成を示
す側面(a)及び正面(b)からの構成図。
【図10】回転支点復帰手段の構成を示す側面構成図。
【図11】伸縮構造の摺動支持部を用いた昇降収納装置
の構成及び動作順を示す側面図。
【図12】伸縮構造の摺動支持部の例を示す平面図。
【図13】昇降収納装置を作業台上に設置した例を示す
側面図。
【図14】従来例に係る昇降収納装置の概略構成を示す
側面図。
【符号の説明】
61 第1の収納部 62 第2の収納部 63 収納キャビネット(収容部) 64、69、81、82、94 支持部材 65 、90、92 摺動支持部 66 昇降機構 67 連結軸 68 リンク(昇降経路規制手段) 71 第1の姿勢維持部(姿勢規制手段) 72 第2の姿勢維持部(姿勢規制手段) 76 コロ(昇降経路規制手段) 77、80 回動ガイド(昇降経路規制手段) 78、70 ローラト(昇降経路規制手段) 84 係止部(停止位置規制手段) 85 昇降操作手段 91 バネ(回転支点復帰手段)

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下に配列した第1の収納部と第2の収
    納部とを、それらの間の回転支点まわりに同期回動させ
    て、第1の収納部を第2の収納部の元の配列位置に移動
    させるのと同時に第2の収納部を第1の収納部の元の配
    列位置に移動させることにより、第1の収納部及び第2
    の収納部の配列位置を入れ換えることを特徴とする収納
    部昇降方法。
  2. 【請求項2】 上下に配列した第1、第2の各収納部
    と、各収納部を所定の支持支点で支持して第1の収納部
    と第2の収納部とを連結し、各支持支点の間に設定した
    回転支点で回転する支持部材とを備えたことを特徴とす
    る昇降収納装置。
  3. 【請求項3】 上下に配列した第1、第2の各収納部
    と、各収納部を所定の支持支点で支持して第1の収納部
    と第2の収納部とを連結し、各支持支点の間に設定した
    回転支点で回転する支持部材と、前記回転支点をその軸
    線と直角な向きに水平方向に移動できるように支持する
    摺動支持部とを備えたことを特徴とする昇降収納装置。
  4. 【請求項4】 第1、第2の各収納部を所定の姿勢に規
    制する姿勢規制手段を備えた請求項2または3記載の昇
    降収納装置。
  5. 【請求項5】 第1、第2の各収納部が上下に配列され
    た位置で支持部材の回転を係止する停止位置規制手段を
    設けた請求項2〜4いずれか一項に記載の昇降収納装
    置。
  6. 【請求項6】 設定位置から移動した回転支点を摺動支
    持部の前記設定位置に復帰させる回転支点復帰手段を備
    えた請求項3〜5いずれか一項に記載の昇降収納装置。
  7. 【請求項7】 回転支点復帰手段は、支持部材に対して
    作用するバネである請求項6記載の昇降収納装置。
  8. 【請求項8】 第1、第2の各収納部の昇降経路を規制
    する昇降経路規制手段を備えた請求項3〜7いずれか一
    項に記載の昇降収納装置。
  9. 【請求項9】 昇降経路規制手段は、第1、第2の各収
    納部をその配列位置にて収容する収容部の壁面または扉
    である請求項8記載昇降収納装置。
  10. 【請求項10】 昇降経路規制手段は、支持部材の回転
    支点から外れた一点とこの支持部材を支持している固定
    部材の一点とを連結するリンクである請求項8記載の収
    納部昇降支持装置。
  11. 【請求項11】 昇降経路規制手段は、支持部材の回転
    支点から外れた少なくとも1点に設けた係合部と、前記
    支持部材を支持している固定部材上に設けられて前記係
    合部の移動を案内する案内部とを備えた請求項8記載の
    昇降収納装置。
  12. 【請求項12】 係合部を支持部材の回転支点に対して
    対称となる2点に設け、前記係合部のいずれか一方を脱
    出させる開放部を両端部に設けた案内部を備えた請求項
    11記載の昇降収納装置。
  13. 【請求項13】 第1、第2の各収納部を相対向する両
    側で一対の支持部材により支持し、これら一対の支持部
    材を同期回動させるように双方を連結する連結軸を備え
    た請求項2〜12いずれか一項に記載の昇降収納装置。
  14. 【請求項14】 連結軸を支持部材による第1、第2の
    各収納部の支持支点の中間位置に設けた請求項2〜13
    いずれか一項に記載の昇降収納装置。
  15. 【請求項15】 摺動支持部は伸縮構造である請求項3
    〜14いずれか一項に記載の昇降収納装置。
  16. 【請求項16】 第1、第2の各収納部のうち、一方の
    収納部の少なくとも前側の上角及び下角位置を切り欠
    き、他方の収納部の少なくとも後側の上角及び下角を切
    り欠いて形成した請求項2〜15いずれか一項に記載の
    昇降収納装置。
  17. 【請求項17】 支持部材を摺動支持部上で移動させる
    昇降操作手段を設けた請求項3〜16いずれか一項に記
    載の昇降収納装置。
  18. 【請求項18】 支持部材に働く収納部による回動トル
    クを軽減または相殺する釣り合い手段を設けた請求項2
    〜17いずれか一項に記載の昇降収納装置。
  19. 【請求項19】 支持部材は1本のアームであり、姿勢
    規制手段は移動支点と同心で非回動に設けられた固定輪
    と、第1、第2の各収納部の支持部材による支持支点と
    同心で各収納部と一体に回動する各回動輪と、これら固
    定輪と各回動輪とに掛け渡したベルトとで構成した請求
    項2〜18いずれか一項に記載の昇降収納装置。
  20. 【請求項20】 支持部材に電動モータを連結した請求
    項2〜19いずれか一項に記載の昇降収納装置。
  21. 【請求項21】 第1、第2の各収納部は作業台上にあ
    り、各収納部の下降位置は作業台と各収納部を収容する
    収容部との間のアイレベルに対応する高さである請求項
    2〜20いずれか一項に記載の昇降収納装置。
JP08112697A 1997-03-31 1997-03-31 収納部昇降方法及びそれを用いた昇降収納装置 Expired - Fee Related JP3699558B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08112697A JP3699558B2 (ja) 1997-03-31 1997-03-31 収納部昇降方法及びそれを用いた昇降収納装置
TW93209092U TWM250594U (en) 1997-03-31 1998-03-27 Elevating accepting apparatus
TW90219811U TW567780U (en) 1997-03-31 1998-03-27 Elevating accepting apparatus
CN 98105182 CN1196214A (zh) 1997-03-31 1998-03-31 容纳部升降方法及使用该方法的容纳部升降装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08112697A JP3699558B2 (ja) 1997-03-31 1997-03-31 収納部昇降方法及びそれを用いた昇降収納装置

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003327813A Division JP2004000785A (ja) 2003-09-19 2003-09-19 昇降収納キャビネット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10272020A true JPH10272020A (ja) 1998-10-13
JP3699558B2 JP3699558B2 (ja) 2005-09-28

Family

ID=13737710

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP08112697A Expired - Fee Related JP3699558B2 (ja) 1997-03-31 1997-03-31 収納部昇降方法及びそれを用いた昇降収納装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3699558B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103445524A (zh) * 2013-08-09 2013-12-18 安徽黄氏和盛经济发展有限公司 一种能够伸缩折叠的厨房用橱柜
CN104273946A (zh) * 2013-07-03 2015-01-14 梁明珠 上下翻转衣柜

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104273946A (zh) * 2013-07-03 2015-01-14 梁明珠 上下翻转衣柜
CN103445524A (zh) * 2013-08-09 2013-12-18 安徽黄氏和盛经济发展有限公司 一种能够伸缩折叠的厨房用橱柜

Also Published As

Publication number Publication date
JP3699558B2 (ja) 2005-09-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6777166B2 (ja) 天井搬送車
EP3323587A1 (en) A bottle blowing machine
JP6958639B2 (ja) 搬送車
JP2016158688A (ja) 昇降棚
JPH10272020A (ja) 収納部昇降方法及びそれを用いた昇降収納装置
JP6933269B2 (ja) 搬送車
JP6683341B2 (ja) 昇降式収納装置
JP2004000785A (ja) 昇降収納キャビネット
JP2000060664A (ja) 昇降収納装置
KR100760673B1 (ko) 전동식 리프트
JP2000060661A (ja) 昇降収納装置
JPH0310526B2 (ja)
JP3708302B2 (ja) 収納装置
JP2020138820A (ja) 搬送車
JPH0534826A (ja) スクリーン構造
KR20060099671A (ko) 휴대용 컴퓨터
JPH10272021A (ja) 収納装置
JP3704963B2 (ja) 昇降収納装置および昇降収納キャビネット
JP2001052474A (ja) ロック機構を備えたデッキ装置
JPH11196946A (ja) 昇降収納装置
JPH10272017A (ja) 収納部昇降方法及びそれを用いた昇降収納装置
JP3592698B2 (ja) 昇降装置
JP6372934B2 (ja) 移動間仕切り壁
JP2000060664A5 (ja)
JP2005095613A (ja) 昇降装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040812

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050208

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050407

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050705

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050708

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050407

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090715

Year of fee payment: 4

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090715

Year of fee payment: 4

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090715

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100715

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100715

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110715

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120715

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120715

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130715

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees