JPH10230102A - 鉄含有ポリ塩化アルミニウム水溶液の製造方法 - Google Patents
鉄含有ポリ塩化アルミニウム水溶液の製造方法Info
- Publication number
- JPH10230102A JPH10230102A JP3343597A JP3343597A JPH10230102A JP H10230102 A JPH10230102 A JP H10230102A JP 3343597 A JP3343597 A JP 3343597A JP 3343597 A JP3343597 A JP 3343597A JP H10230102 A JPH10230102 A JP H10230102A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- aqueous solution
- iron
- polyaluminum chloride
- added
- alkali
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Separation Of Suspended Particles By Flocculating Agents (AREA)
Abstract
含有ポリ塩化アルミニウム水溶液を再現性よく安価に製
造する方法を提供すること。 【解決手段】 ポリ塩化アルミニウム水溶液に、必要に
応じてアルカリ化合物を添加して該水溶液のpHを1.
5〜3.5の範囲に維持しつつ、3価の鉄塩水溶液を添
加、混合することを特徴とする鉄含有ポリ塩化アルミニ
ウム水溶液の製造方法。
Description
なポリ塩化アルミニウム水溶液(PAC)に鉄分を含有
させて高性能化させた長期間安定な鉄含有ポリ塩化アル
ミニウム水溶液の製造方法に関するものである。
環境問題が重視される社会的状況下にあり、安価で、且
つ高性能な凝集剤の需要が増加している。その中でもポ
リ塩化アルミニウム水溶液は、その性能及び価格等の理
由から水処理剤として広く使用されている凝集剤であ
る。このポリ塩化アルミニウム水溶液に、さらに鉄を含
有させることにより、フロックの沈降速度を大きくする
こと、硫化水素あるいは燐化合物を除去すること、さら
にはCOD、BOD等の除去効果を向上させること等の
試みがなされてきている。
ム水溶液に鉄を含有させる方法としては、下記(1)及
び(2)の方法等がある。 (1)アルミニウム及び鉄の強酸塩溶液に炭酸カルシウ
ム、炭酸ナトリウム、苛性ソーダ等のアルカリ物質を添
加反応させることによりアルミニウムと鉄の原子比(ア
ルミニウム/鉄)が約1より大きく、R/X(但しRは
アルミニウムと鉄の合計量、Xは1価の強酸基量)で示
される化学当量比が1.5〜4.0である組成の鉄含有
塩基性塩を製造する方法(特公昭41−17048号公
報参照)。 (2)可溶性アルミニウム塩と可溶性鉄塩とを炭酸アル
カリを含有する水性媒体中で、且つ鉄塩の配合比に応じ
てpHが一定の範囲となるように中和して、塩酸に易溶
な無定型炭酸根含有アルミニウム鉄水酸化物を得、この
ケーキを塩酸に溶解させる方法(特公昭59−1424
4号公報参照)。
ルミニウム及び鉄塩強酸性水溶液をアルカリで中和する
ため、多量の共雑塩類を含有することになる。また、有
効成分即ち、鉄を含有するポリ塩化アルミニウムの濃度
を高くすることが困難である。更に、この凝集剤はpH
が1.2乃至1.6と低く、凝集剤として使用するには
アルカリを必要とするのみならず、容器等を腐食すると
いう問題もある。一方、上記(2)の方法では、製造の
ための条件に種々の制約があること、及び、製造プロセ
スが煩雑であること、さらには再現性良く高性能な凝集
剤を製造することが困難で、工業的生産に際して技術的
課題が多く、好ましい方法とは言い難い。
有するポリ塩化アルミニウム水溶液を安価に製造するこ
とが困難な理由は、鉄の塩基性塩が通常の塩よりも加水
分解を起こしやすい性質があるので、一時的に塩基性塩
が製造できたとしても、水酸化鉄の沈殿もしくはコロイ
ドを生じ、実際に凝集剤として使用することが困難とな
るか、或いは凝集効果が大きい凝集剤が得られにくいた
めである。即ち、製造ロスが大きいことが、コストアッ
プの要因となっている。
消し、長期間に渡って安定で且つ凝集効果の高い鉄含有
ポリ塩化アルミニウム水溶液を再現性良く安価に製造す
る方法を提供することにある。
ミニウム水溶液に、必要に応じてアルカリ化合物を添加
して該水溶液のpHを1.5〜3.5の範囲に維持しつ
つ、3価の鉄塩水溶液を添加、混合することを特徴とす
る鉄含有ポリ塩化アルミニウム水溶液の製造方法を提供
することにより、上記目的を達成したものである。
ルミニウム水溶液の製造方法について詳述する。本発明
で使用するポリ塩化アルミニウム水溶液としては、比重
1.19(20℃)以上、酸化アルミニウム濃度10〜
11重量%、塩基度45〜65%のものが好ましく、凝
集剤として従来使用されているポリ塩化アルミニウム水
溶液を使用することができる。
としては、例えば、硫酸鉄(III) 水溶液、硝酸鉄(III)
水溶液、塩化鉄(III) 水溶液等が挙げられるが、特に好
ましいものは塩化鉄(III)水溶液である。これら3価の
鉄塩水溶液は高濃度水溶液であることが望ましく、通
常、飽和濃度近傍の水溶液が用いられる。
塩水溶液を添加、混合して、鉄含有ポリ塩化アルミニウ
ム水溶液とするに際して、鉄とアルミニウムの原子比
(鉄/アルミニウム)が0.3未満の鉄含有ポリ塩化ア
ルミニウム水溶液を製造する場合は、両水溶液を単に混
合するだけで長期間安定な製品を製造できるが、鉄塩水
溶液をさらに添加して上記原子比が0.3以上の鉄含有
ポリ塩化アルミニウム水溶液を製造しようとすると、ゲ
ル化して、液状の安定な製品が得難い。鉄とアルミニウ
ムの原子比が0.3以上の鉄含有ポリ塩化アルミニウム
水溶液を製造する場合には、アルカリ化合物、好ましく
は苛性アルカリ、炭酸アルカリもしくはこれらの混合物
の水溶液を添加してポリ塩化アルミニウム水溶液のpH
を1.5〜3.5の範囲、好ましくは1.5〜3.0の
範囲に調整しつつ3価の鉄塩水溶液を添加することによ
り、鉄とアルミニウムの原子比が約2.0までの極めて
広い範囲で鉄を含有するポリ塩化アルミニウム水溶液を
製造することができる。なお、混合時に、ポリ塩化アル
ミニウム水溶液のpHが3.5を超えると、鉄コロイド
が析出してゼリー化し、混合が困難になる。また、pH
が1.5未満になると、鉄がオキシ水酸化鉄として析出
して赤褐色スラリーとなり好ましくない。
単独でもしくは併用して使用することができ、特に、苛
性アルカリと炭酸アルカリのモル比(苛性アルカリ/炭
酸アルカリ)を0.5以下として苛性アルカリと炭酸ア
ルカリとを併用した場合に、より好ましい結果が得られ
る。この理由については明らかではないが、強アルカリ
存在下での炭酸根が、鉄のポリ塩化アルミニウム中への
溶解を促進するためと推定される。
ては、苛性ソーダ、苛性カリ、炭酸ソーダ、炭酸カリ等
があるが、特に、苛性ソーダ及び炭酸ソーダの使用が望
ましい。
が、本発明は以下の実施例に制限されるものではない。
なお、以下の実施例及び比較例で用いられているポリ塩
化アルミニウム水溶液(PAC)及び塩化鉄(III)水溶
液は下記の通りである。 PAC:市販品、比重1.19(20℃)以上、酸化ア
ルミニウム濃度10〜11重量%、塩基度45〜65% 塩化鉄(III)水溶液:市販品、試薬1級、塩化鉄(III)
濃度35重量%
500mlに、塩化鉄(III)水溶液100mlを徐々に
添加混合したところ、714gの暗褐色液が得られた。
反応系のpH値は1.6〜1.9であった。 得られた鉄含有PACの組成:Al1.62Fe0.38(O
H)3.09Cl2.91 塩基度:52% 酸化アルミニウム濃度:12.1重量% pH:1.9 比重:1.23 本実施例によって得られた鉄含有ポリ塩化アルミニウム
水溶液は、長期間保存(6カ月以上)しても溶液状態に
変化が見られず、安定性は極めて高いものであった。ま
た、凝集剤としての性能試験結果(ジャーテスト結果)
は下記〔表1〕に示した。
500mlに、塩化鉄(III)水溶液400mlを徐々に
定速定量(130ml/h)で添加混合し、その間該P
ACに、5.5M/l苛性ソーダ液100mlと1.9
M/l炭酸ソーダ水溶液1000mlの混合液をpHコ
ントローラーを介して間欠添加してpH値を2.5に維
持しつつ添加反応させたところ、1521gの暗褐色液
が得られた。 得られた鉄含有PACの組成:Al1.02Fe0.98(O
H)3.69Cl2.31 塩基度:61% 酸化アルミニウム濃度:10.2重量% pH:2.5 比重:1.22 本実施例によって得られた鉄含有ポリ塩化アルミニウム
水溶液は、長期間保存(6カ月以上)しても溶液状態に
変化が見られず、安定性は極めて高いものであった。ま
た、凝集剤としての性能試験結果(ジャーテスト結果)
は下記〔表1〕に示した。
500mlに、塩化鉄(III)水溶液700mlを徐々に
定量定速(230ml/h)で添加混合し、その間該P
ACに、5.5M/l苛性ソーダ液100mlと1.9
M/l炭酸ソーダ水溶液1000mlの混合液をpHコ
ントローラーを介して間欠添加してpH値を2.5に維
持しつつ添加反応させたところ、2554gの暗褐色液
が得られた。 得られた鉄含有PACの組成:Al0.75Fe1.25(O
H)3.98Cl2.02 塩基度:66% 酸化アルミニウム濃度:8.9重量% pH:2.7 比重:1.18 本実施例によって得られた鉄含有ポリ塩化アルミニウム
水溶液は、長期間保存(6カ月以上)しても溶液状態に
変化が見られず、安定性は極めて高いものであった。ま
た、凝集剤としての性能試験結果(ジャーテスト結果)
は下記〔表1〕に示した。
500mlに、塩化鉄(III)水溶液400mlを徐々に
定速定量(130ml/h)添加混合し、その間該PA
Cに、5.5M/l苛性ソーダ液100mlと1.9M
/l炭酸ソーダ水溶液1000mlの混合液をpHコン
トローラーを介して間欠添加してpH値を3.8に維持
しつつ添加反応させたところ、反応途中よりゼリー化
し、均一混合が不可能になり、pHを3.8に維持する
ことが困難になった。本比較例によって得られた赤茶色
高粘液を水に溶かした水溶液は茶濁液であり、凝集剤と
しての効果は極めて低いものであった。
500mlに、塩化鉄(III)水溶液400mlを攪拌下
で徐々に定速定量(130ml/h)で添加混合し、そ
の間該PACに、5.5M/l苛性ソーダ液100ml
と1.9M/l炭酸ソーダ水溶液1000mlの混合液
をpHコントローラーを介して間欠添加してpH値を
1.3に維持しつつ添加反応させたところ、約1400
gの暗茶濁液が得られた。このものの凝集剤としての効
果は極めて低いものであった。なお、下記〔表1〕に記
載の参考例は市販の塩基性塩化アルミニウム(PAC)
を凝集剤として用いたものである。
法)は下記の通りである。 〔凝集性能試験法(ジャーテスト法)〕原水(濁度64
ppm、pH7.1)500mlに、水で100倍に希
釈した凝集剤2mlを添加し、急速攪拌(120rp
m)を3分間、引き続き緩速攪拌(60rpm)を10
分間行った後、生成したフロックの大きさを目視観察す
る。更に、10分間静置後、水面より約2cm下の上澄
み液の濁度及びpHを測定する。フロックの大きさは以
下の基準に従って決定する。 大大:約5mm 大:3〜5mm
って安定で且つ凝集効果の高い鉄含有ポリ塩化アルミニ
ウム水溶液を再現性良く安価に製造することができる。
Claims (4)
- 【請求項1】 ポリ塩化アルミニウム水溶液に、3価の
鉄塩水溶液を添加、混合することを特徴とする鉄とアル
ミニウムの原子比(鉄/アルミニウム)が0.3未満の
鉄含有ポリ塩化アルミニウム水溶液の製造方法。 - 【請求項2】 ポリ塩化アルミニウム水溶液に、該水溶
液のpHを1.5〜3.5の範囲に維持するようにアル
カリ化合物を添加しつつ、3価の鉄塩水溶液を鉄とアル
ミニウムの原子比(鉄/アルミニウム)が0.3以上と
なるように添加、混合することを特徴とする鉄とアルミ
ニウムの原子比(鉄/アルミニウム)が0.3以上の鉄
含有ポリ塩化アルミニウム水溶液の製造方法。 - 【請求項3】 上記アルカリ化合物が炭酸アルカリ及び
苛性アルカリからなる群から選択される少なくとも1種
である請求項2に記載の製造方法。 - 【請求項4】 上記アルカリ化合物として、上記苛性ア
ルカリと上記炭酸アルカリとをモル比0.5(苛性アル
カリ/炭酸アルカリ)以下で併用する請求項3に記載の
製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3343597A JPH10230102A (ja) | 1997-02-18 | 1997-02-18 | 鉄含有ポリ塩化アルミニウム水溶液の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3343597A JPH10230102A (ja) | 1997-02-18 | 1997-02-18 | 鉄含有ポリ塩化アルミニウム水溶液の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10230102A true JPH10230102A (ja) | 1998-09-02 |
Family
ID=12386467
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3343597A Pending JPH10230102A (ja) | 1997-02-18 | 1997-02-18 | 鉄含有ポリ塩化アルミニウム水溶液の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10230102A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019026982A1 (ja) * | 2017-08-04 | 2019-02-07 | セントラル硝子株式会社 | 塩基性塩化アルミニウム溶液及びその製造方法 |
JP2019031406A (ja) * | 2017-08-04 | 2019-02-28 | 日本軽金属株式会社 | 硫酸イオン含有高塩基性塩化アルミニウムの製造方法 |
CN113955806A (zh) * | 2021-03-12 | 2022-01-21 | 衡阳市建衡实业有限公司 | 一种聚氯化铝铁的生产方法 |
-
1997
- 1997-02-18 JP JP3343597A patent/JPH10230102A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019026982A1 (ja) * | 2017-08-04 | 2019-02-07 | セントラル硝子株式会社 | 塩基性塩化アルミニウム溶液及びその製造方法 |
JP2019031406A (ja) * | 2017-08-04 | 2019-02-28 | 日本軽金属株式会社 | 硫酸イオン含有高塩基性塩化アルミニウムの製造方法 |
CN113955806A (zh) * | 2021-03-12 | 2022-01-21 | 衡阳市建衡实业有限公司 | 一种聚氯化铝铁的生产方法 |
CN113955806B (zh) * | 2021-03-12 | 2023-08-01 | 衡阳市建衡实业有限公司 | 一种聚氯化铝铁的生产方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4981675A (en) | Polymeric basic aluminum silicate-sulphate | |
CN106186019B (zh) | 一种低残留铝的聚合氯化铝的制备方法 | |
AU2014290034B2 (en) | Stable salt-free polyaluminum chlorosulfates | |
CA2001063C (en) | Method for producing aqueous solutions of basic poly aluminum sulphate | |
EP0110847B1 (en) | A method for producing basic aluminium sulphate (iii) | |
KR100735540B1 (ko) | 수처리용 응집제인 폴리수산화염화황산알루미늄의 제조방법 | |
US2444774A (en) | Purification of raw waters | |
KR101252710B1 (ko) | 수처리용 고염기도 폴리염화알루미늄칼슘계 무기 응집제 및 그 제조 방법 | |
JP3023323B2 (ja) | 塩基性ポリアルミニウムクロロスルフェートの製造方法とその利用 | |
JP2579313B2 (ja) | 固体状の塩基性金属ヒドロキシ硫酸塩錯体及びその製造方法 | |
JP3194176B2 (ja) | 硫酸根含有高塩基性塩化アルミニウム溶液の製造方法 | |
KR100733286B1 (ko) | 고염기도 염화알미늄계 응집제의 제조방법 | |
KR100245196B1 (ko) | 고중합 염화알루미늄 수처리용 응집제 및 그의 제조방법 | |
JPH10230102A (ja) | 鉄含有ポリ塩化アルミニウム水溶液の製造方法 | |
JP4136107B2 (ja) | 浄水用凝集剤及びその製造方法 | |
JP2020050540A (ja) | 高塩基性塩化アルミニウムおよびその製造方法 | |
JPH10245220A (ja) | 塩基性塩化アルミニウム及びその製造方法 | |
JPS5832019A (ja) | 塩基性硫酸アルミニウムの製造方法 | |
JPH0859245A (ja) | 塩基性硫酸第2鉄溶液の製造方法 | |
JP2000202207A (ja) | 水処理用凝集剤及びその製造方法 | |
KR20220078138A (ko) | 폐수 처리를 위한 pH 조절용 조성물 및 이를 이용한 폐수 처리 방법 | |
JP4270693B2 (ja) | 鉄・アルミニウム複合凝集剤の製造方法 | |
JP2019206469A (ja) | ケイ素含有塩基性塩化アルミニウム水溶液 | |
JPS6312645B2 (ja) | ||
JP2009203108A (ja) | 酸性アルミニウム塩水溶液の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Effective date: 20040212 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040212 |
|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20060831 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070206 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070605 |