JPH10238864A - 浴槽湯吹出吸込切替装置及び浴槽湯口金具 - Google Patents
浴槽湯吹出吸込切替装置及び浴槽湯口金具Info
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- JPH10238864A JPH10238864A JP9059997A JP5999797A JPH10238864A JP H10238864 A JPH10238864 A JP H10238864A JP 9059997 A JP9059997 A JP 9059997A JP 5999797 A JP5999797 A JP 5999797A JP H10238864 A JPH10238864 A JP H10238864A
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- Details Of Fluid Heaters (AREA)
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Abstract
接続されたならば、吹出装置になり、戻湯管と接続され
たならば、吸込装置となるような浴槽湯吹出吸込切替装
置を提供する。 【解決手段】 筒形の出入流路22又は24内に滑走可
能に内嵌できるようにすると共に、一端61を閉じて側
面62に吹出口63及び吸込口64を内設けた内筒65
を備えて、内筒65が出入流路22又は24に嵌入され
た時、内筒65の閉じた一端61が、出入流路22又は
24を閉じると共に、内筒65の吸込口64が、出入流
路22又は24の吸込口27に重なるようにし、また、
内筒65が出入流路22又は24から突き出した時、内
筒65の吹出口が、出入流路22又24の外で開口する
ようにしたもの。
Description
環加熱釜との間で循環させる際に使用される浴槽湯吹出
吸込切替装置及び浴槽湯口金具に関する。
た熱湯を、給湯管を介して、浴槽に取り付けた浴槽湯口
金具の給湯口から、浴槽内に供給すると共に、冷たくな
つた冷湯を、戻湯として、浴槽湯口金具の戻湯口から、
戻湯管を介して循環加熱釜に戻して、再び加熱する浴槽
湯の循環過程を繰り返すものであつた。しかし、従来の
浴槽湯口金具は、循環加熱釜で加熱された熱湯が浴槽に
流出する給湯口を、網カバーの側面に対面するように設
けると共に、浴槽で冷たくなつた冷湯が流入する戻湯口
を、網カバーの前面と対面するように設けていたので、
循環加熱釜と浴槽湯口金具との間を連結する2本の配管
(給湯管及び戻湯管)を間違えて接続した場合、熱湯が
網カバーの前面から浴槽内に流出する危険があつた。ま
た、この危険をなくすために、浴槽湯口金具に吐水室と
吸水室とを形成し、更に、吐水室及び吸水室と2本の配
管とを接続する連通部に多数の逆止弁を設けて、循環口
金具と2本の配管との接続には関係なく、熱湯が、常
に、吐水室に送られて、吐水室に設けた吐水口から浴槽
に送り出されるようにして、吐水口の前には金網ストレ
ーナを設けないようにした浴槽湯口金具が出現したが、
この浴槽湯口金具は、多数の逆止弁を設けているので、
構造が複雑で高価になり、また、しばしば弁の劣化や消
耗による故障が起きる欠点があつた。
戻湯管を接続する際に、給湯管と接続されたならば、吹
出装置になり、戻湯管と接続されたならば、吸込装置と
なるようにすると共に、長寿命で故障の起きない浴槽湯
吹出吸込切替装置を提供するものである。
する際に、接続の間違いが全く起きることがない浴槽湯
口金具を提供するものである。
切替装置は、上記の目的を達成するため、図示するよう
に、筒形の出入流路22又は24内に滑走可能に内嵌で
きるようにすると共に、一端61を閉じて側面62に吹
出口63及び吸込口64を設けた内筒65を備えてな
り、内筒65が出入流路22又は24に嵌入された時、
内筒65の閉じた一端61が、出入流路22又は24を
閉じる共に、内筒65の吸込口64が、出入流路22又
は24の吸込口27に重なるようにし、また、内筒65
が出入流路22又は24から突き出した時、内筒65の
吹出口63が出入流路22又は24の外で開口するよう
にしたものである。
成するため、図示するように、前面11に金網ストレー
ナ12を設けると共に、側面13に穴部14を設けた網
カバー10と、仕切板21の裏面に沿つて側面13方向
に向く吹出吸込切替装置60を持つた筒形の出入流路2
2を有する内筒23及び仕切板21の裏面に沿つて側面
13方向に向く吹出吸込切替装置60を持つた筒形の出
入流路24を有する外筒25を設けた分流筒20と、フ
ランジ部31及び雄ねじ部32を設けた雄ねじ筒30
と、出入口41に連通する内筒42及び出入口43に連
通する外筒44を設けた循環口本体40とを備えて、網
カバー10の側面13を、穴部14が出入流路22及び
24に対面するように、雄ねじ筒30のフランジ部31
に外嵌して取り付けると共に、分流筒20の内筒23を
循環口本体40の内筒42に内嵌し、雄ねじ筒30の雄
ねじ部32を循環口本体40の外筒44に螺合すること
によつて、出入流路22が出入口41に連通し、出入流
路24が出入口43に連通するようにして、循環加熱釜
の給湯管を、出入口41又は出入口43のいずれに接続
しても使用できるようにしたものである。
の実施例が、図4に示されている。浴槽湯吹出吸込切替
装置60は、図4に示すように、断面楕円状筒形の出入
流路22又は24内に滑走可能に内嵌できるようにした
内筒65を備える。内筒65は、一端61を閉じ、側面
62に吹出口63及び吸込口64を設けている。内筒6
5が筒形の出入流路22又は24に嵌入された時、内筒
65の閉じた一端61が出入流路22又は24の開口を
閉じて、内筒65の吸込口64が出入流路22又は24
の吸込口27に重なるようになつている。更に、内筒6
5の一部が出入流路22又は24から突き出した時、出
入流路22又は24の吸込口27が閉じられて、吹出口
63が出入流路22又は24から外に出るようになつて
いる。66は、内筒65が突き出し過ぎないように、ま
た引つ込み過ぎないように設けたストツパである。
図1乃至図4に示されている。本例の浴槽湯口金具は、
網カバー10と、分流筒20と、雄ねじ筒30と、循環
口本体40とを備えている。
に、前面11に金網ストレーナ12を設け、側面13に
穴部14を設けたトレイ状のもので、内側フランジ15
と複数個の係止突起16を設けている。側面13を、雄
ねじ筒30のフランジ部31に外嵌させ、内側フランジ
15と係止突起16とによつて、着脱可能に取り付けら
れるようになつている。
に、盲板状の仕切板21の裏面に沿つて側面13方向に
向いた断面楕円状筒形の出入流路22有する内筒23
と、仕切板21の裏面に沿つて側面13方向に向いた断
面楕円状筒形の出入流路24を有する外筒25とを備え
ている。仕切板21は、ねじ26を、雄ねじ筒30のフ
ランジ部31の環状突起部35に設けたねじ孔に螺合さ
せて、取り外し可能に螺着されている。これによつて、
外筒25が、パツキン33を介して雄ねじ筒30のフラ
ンジ部31に密着されて、雄ねじ筒30に連通され、ま
た、内筒23が、循環口本体40の内筒42に連通され
るようになつている。また、仕切板21には、出入流路
22の吸込口27に連通する吸込口及び出入流路24の
吸込口64に連通する吸込口が、それぞれ、設けられて
いる。
に、フランジ部31と雄ねじ部32とからなり、フラン
ジ部31は、パツキン52を介して浴槽の側壁51に密
着するように設けられ、雄ねじ部32は、循環口本体4
0の外筒44の雌ねじ部45と螺合するようになつてい
る。34は切欠で、網カバー10を取り付ける際に、網
カバー10の係止突起16がフランジ部31を通過でき
るように設けられたものである。
うに、出入口41に連通した内筒42と、出入口43に
連通した外筒44とを備える。内筒42は、分流筒20
の内筒23を嵌入して、内筒23を内筒42に連通でき
るようになつている。外筒44は、雄ねじ筒30の雄ね
じ部32と螺合する雌ねじ部45を設け、これによつ
て、フランジ部46を、パツキン53を介して浴槽の側
壁51に密着させるようになつている。外筒44の外周
面には、スパナ又はモンキーのつかみ代台47を設けて
いる。
うに構成されているので、配管工事の際に、もし、給湯
管が出入口41に接続されたならば、熱湯が、出入口4
1から内筒42及び内筒23を経て、出入流路22に滑
走可能に内嵌できるようにした内筒65に達し、内筒6
5の一部を出入流路22から押し出して、このため、吹
出口63が開口して、吸込口64が閉口するように働
く。また、もし、戻湯管が出入口41に接続されたなら
ば、出入口41に吸い込まれて行く冷湯と一緒に、内筒
65が出入流路22の内部に吸い込まれ、このために、
吸込口64が開口して、吹出口63が閉口するように働
く。本発明の浴槽湯口金具は、上述のように構成されて
いるので、配管工事の際に、もし、給湯管が出入口41
に接続されたならば、熱湯が、出入口41から内筒42
及び内筒23を経て、出入流路22に達し、出入流路2
2の浴槽湯吹出吸込切替装置60の内筒65の一部を出
入流路22から押し出し、これによって吹出口63を開
口し、吸込口64を閉口して、熱湯が浴槽内に供給され
るように働く。また、もし、戻湯管が出入口41に接続
されたならば、出入口41に向けて流れる冷湯が、出入
流路22の浴槽湯吹出吸込切替装置60の内筒65を移
動して、吸込口64を開口し、吹出口63を閉口して、
冷湯が、内筒23及び内筒42を経て出入口41に達
し、循環加熱釜に戻されるように働く。
ば、給湯管に接続された時は、吹出装置になり、また、
戻湯管に接続された時は、吸込装置になる。従つて、配
管工事の際に給湯管と戻湯管とを区別する必要が全くな
く、配管工事が極めて容易である。更に、本発明の浴槽
湯吹出吸込切替装置は、全て金属又はエンジニアリング
プラスチツクで製作しうるので、長寿命と無故障を期待
できる。本発明の浴槽湯口金具によれば、筒形の出入流
路にそれぞれ浴槽湯吹出吸込切替装置を備えるので、給
湯管に接続された出入口から供給された熱湯は、これに
接続された出入流路を経て、浴槽内に供給されることが
でき、また、冷湯は、戻湯管に接続された出入流路か
ら、戻湯管に接続された出入口を経て、循環加熱釜に戻
されることができる。従つて、配管の際に給湯管と戻湯
管とを区別する必要が全くなく、配管工事が極めて容易
である。
図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 筒形の出入流路22又は24内に滑走可
能に内嵌できるようにすると共に、一端61を閉じて側
面62に吹出口63及び吸込口64を設けた内筒65を
備えてなり、内筒65が出入流路22又は24に嵌入さ
れた時、内筒65の閉じた一端61が、出入流路22又
は24を閉じる共に、内筒65の吸込口64が、出入流
路22又は24の吸込口27に重なるようにし、また、
内筒65が出入流路22又は24から突き出した時、内
筒65の吹出口63が、出入流路22又は24の外で開
口するようにしたことを特徴とする浴槽湯吹出吸込切替
装置。 - 【請求項2】 前面11に金網ストレーナ12を設ける
と共に、側面13に穴部14を設けた網カバー10と、
仕切板21の裏面に沿つて側面13方向に向く吹出吸込
切替装置60を持つた筒形の出入流路22を有する内筒
23及び仕切板21の裏面に沿つて側面13方向に向く
吹出吸込切替装置60を持つた筒形の出入流路24を有
する外筒25を設けた分流筒20と、フランジ部31及
び雄ねじ部32を設けた雄ねじ筒30と、出入口41に
連通する内筒42及び出入口43に連通する外筒44を
設けた循環口本体40とを備えて、網カバー10の側面
13を、穴部14が出入流路22及び24に対面するよ
うに、雄ねじ筒30のフランジ部31に外嵌して取り付
けると共に、分流筒20の内筒23を循環口本体40の
内筒42に内嵌し、雄ねじ筒30の雄ねじ部32を循環
口本体40の外筒44に螺合することによつて、出入流
路22が出入口41に連通し、出入流路24が出入口4
3に連通するようにして、循環加熱釜の給湯管を、出入
口41又は出入口43のいずれに接続しても使用できる
ようにしたことを特徴とする浴槽湯口金具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9059997A JP2903308B2 (ja) | 1997-02-26 | 1997-02-26 | 浴槽湯吹出吸込切替装置及び浴槽湯口金具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9059997A JP2903308B2 (ja) | 1997-02-26 | 1997-02-26 | 浴槽湯吹出吸込切替装置及び浴槽湯口金具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10238864A true JPH10238864A (ja) | 1998-09-08 |
JP2903308B2 JP2903308B2 (ja) | 1999-06-07 |
Family
ID=13129327
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9059997A Expired - Lifetime JP2903308B2 (ja) | 1997-02-26 | 1997-02-26 | 浴槽湯吹出吸込切替装置及び浴槽湯口金具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2903308B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101047183B1 (ko) | 2008-07-14 | 2011-07-06 | 주식회사 경동나비엔 | 보일러의 급수밸브 연결구조 |
JP2013224804A (ja) * | 2012-04-23 | 2013-10-31 | Yamamoto:Kk | 循環風呂湯口装置 |
-
1997
- 1997-02-26 JP JP9059997A patent/JP2903308B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101047183B1 (ko) | 2008-07-14 | 2011-07-06 | 주식회사 경동나비엔 | 보일러의 급수밸브 연결구조 |
JP2013224804A (ja) * | 2012-04-23 | 2013-10-31 | Yamamoto:Kk | 循環風呂湯口装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2903308B2 (ja) | 1999-06-07 |
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