JPH10221114A - 検出装置 - Google Patents
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- JPH10221114A JPH10221114A JP9026736A JP2673697A JPH10221114A JP H10221114 A JPH10221114 A JP H10221114A JP 9026736 A JP9026736 A JP 9026736A JP 2673697 A JP2673697 A JP 2673697A JP H10221114 A JPH10221114 A JP H10221114A
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-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01D—MEASURING NOT SPECIALLY ADAPTED FOR A SPECIFIC VARIABLE; ARRANGEMENTS FOR MEASURING TWO OR MORE VARIABLES NOT COVERED IN A SINGLE OTHER SUBCLASS; TARIFF METERING APPARATUS; MEASURING OR TESTING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G01D5/00—Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable
- G01D5/12—Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using electric or magnetic means
- G01D5/14—Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using electric or magnetic means influencing the magnitude of a current or voltage
- G01D5/142—Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using electric or magnetic means influencing the magnitude of a current or voltage using Hall-effect devices
- G01D5/147—Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using electric or magnetic means influencing the magnitude of a current or voltage using Hall-effect devices influenced by the movement of a third element, the position of Hall device and the source of magnetic field being fixed in respect to each other
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
- G01R33/00—Arrangements or instruments for measuring magnetic variables
- G01R33/02—Measuring direction or magnitude of magnetic fields or magnetic flux
- G01R33/06—Measuring direction or magnitude of magnetic fields or magnetic flux using galvano-magnetic devices
- G01R33/09—Magnetoresistive devices
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- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 磁石と磁気検出素子の配置位置精度による磁
性体回転体の凹凸に対応する検出出力のエッジの擦れを
低減することができる検出装置をを得る。 【解決手段】 磁界を発生する磁石(20)と、磁石
(20)と所定の間隙を持って配置され、この磁石(2
0)によって発生された磁界を変化させる磁性体回転体
(2)と、この磁性体回転体(2)で変化された磁界に
応じて抵抗値が変化する磁気検出素子(3)とを備え、
磁気検出素子(3)と対向する磁石(20)の面に傾斜
をもたせる構成とする。
性体回転体の凹凸に対応する検出出力のエッジの擦れを
低減することができる検出装置をを得る。 【解決手段】 磁界を発生する磁石(20)と、磁石
(20)と所定の間隙を持って配置され、この磁石(2
0)によって発生された磁界を変化させる磁性体回転体
(2)と、この磁性体回転体(2)で変化された磁界に
応じて抵抗値が変化する磁気検出素子(3)とを備え、
磁気検出素子(3)と対向する磁石(20)の面に傾斜
をもたせる構成とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、印加磁界の変化
を検出する検出装置に関し、特に例えば内燃機関の回転
情報を検出する場合等に用いる検出装置に関するもので
ある。
を検出する検出装置に関し、特に例えば内燃機関の回転
情報を検出する場合等に用いる検出装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図7は従来の検出装置を示す構成図であ
り、図7の(a)はその側面図、図7の(b)はその平
面図である。この検出装置は、回転軸1と、少なくとも
1つ以上の凹凸を有し、回転軸1と同期して回転する磁
界変化付与手段としての磁性体回転体2と、この磁性体
回転体2と所定の間隙を持って配置された磁気検出素子
3と、磁気検出素子3に磁界を与える磁石4とからな
り、磁気検出素子3は、薄膜面(感磁面)3aを有し、
この感磁面の部分に磁気抵抗パターン(図示せず)が形
成されている。また、この磁気検出素子3は非磁性体の
固定部材(図示せず)により磁石4に取り付けられる。
そこで、磁性体回転体2が回転することで磁気検出素子
3の感磁面3aの磁界が変化し、その磁気抵抗パターン
の抵抗値が変化する。
り、図7の(a)はその側面図、図7の(b)はその平
面図である。この検出装置は、回転軸1と、少なくとも
1つ以上の凹凸を有し、回転軸1と同期して回転する磁
界変化付与手段としての磁性体回転体2と、この磁性体
回転体2と所定の間隙を持って配置された磁気検出素子
3と、磁気検出素子3に磁界を与える磁石4とからな
り、磁気検出素子3は、薄膜面(感磁面)3aを有し、
この感磁面の部分に磁気抵抗パターン(図示せず)が形
成されている。また、この磁気検出素子3は非磁性体の
固定部材(図示せず)により磁石4に取り付けられる。
そこで、磁性体回転体2が回転することで磁気検出素子
3の感磁面3aの磁界が変化し、その磁気抵抗パターン
の抵抗値が変化する。
【0003】図8は磁気検出素子を用いた慣用の検出装
置を示すブロック図である。この検出装置は、磁性体回
転体2と所定の間隙を持って配置され、磁石4より磁界
が与えられる磁気検出素子を用いたホイートストンブリ
ッジ回路11と、このホイートストンブリッジ回路11
の出力を増幅する差動増幅回路12と、この差動増幅回
路12の出力を基準値と比較して“O”または“1”の
信号を出力する比較回路13と、この比較回路13の出
力を更に波形整形して立ち上がり、立ち下がりの急峻な
“O”または“1”の信号を出力端子15に出力する波
形整形回路14とを備える。
置を示すブロック図である。この検出装置は、磁性体回
転体2と所定の間隙を持って配置され、磁石4より磁界
が与えられる磁気検出素子を用いたホイートストンブリ
ッジ回路11と、このホイートストンブリッジ回路11
の出力を増幅する差動増幅回路12と、この差動増幅回
路12の出力を基準値と比較して“O”または“1”の
信号を出力する比較回路13と、この比較回路13の出
力を更に波形整形して立ち上がり、立ち下がりの急峻な
“O”または“1”の信号を出力端子15に出力する波
形整形回路14とを備える。
【0004】図9は図8のブロック図の具体的回路構成
の一例を示す図である。ホイートストンブリッジ回路1
1は、例えば各辺にそれぞれ磁気検出素子10A,10
B,10Cおよび10Dを有し、磁気検出素子10Aと
10Cの各一端は共通接続され、接続点16を介して電
源端子Vccに接続され、磁気検出素子10Bと10Dの
各一端は共通接続され、接続点17を介して接地され、
磁気検出素子10Aと10Bの各他端は接続点18に接
続され、磁気検出素子10Cと10Dの各他端は接続点
19に接続される。
の一例を示す図である。ホイートストンブリッジ回路1
1は、例えば各辺にそれぞれ磁気検出素子10A,10
B,10Cおよび10Dを有し、磁気検出素子10Aと
10Cの各一端は共通接続され、接続点16を介して電
源端子Vccに接続され、磁気検出素子10Bと10Dの
各一端は共通接続され、接続点17を介して接地され、
磁気検出素子10Aと10Bの各他端は接続点18に接
続され、磁気検出素子10Cと10Dの各他端は接続点
19に接続される。
【0005】そして、ホイートストンブリッジ回路11
の接続点18が抵抗器を介して差動増幅回路12のアン
プ12aの反転入力端子に接続され、接続点19が抵抗
器を介してアンプ12aの非反転入力端子に接続される
と共に更に抵抗器を介して基準電源を構成する分圧回路
に接続される。更に、アンプ12aの出力端子は、比較
回路13の反転入力端子に接続され、比較回路13の非
反転入力端子は基準電源を構成する分圧回路に接続され
ると共に抵抗器を介して自己の出力端子に接続される。
比較回路13の出力側は、波形整形回路14のトランジ
スタ14aのベースに接続され、そのコレクタは出力端
子15に接続されると共に抵抗器を介して電源端子Vcc
に接続され、そのエミッタは接地される。
の接続点18が抵抗器を介して差動増幅回路12のアン
プ12aの反転入力端子に接続され、接続点19が抵抗
器を介してアンプ12aの非反転入力端子に接続される
と共に更に抵抗器を介して基準電源を構成する分圧回路
に接続される。更に、アンプ12aの出力端子は、比較
回路13の反転入力端子に接続され、比較回路13の非
反転入力端子は基準電源を構成する分圧回路に接続され
ると共に抵抗器を介して自己の出力端子に接続される。
比較回路13の出力側は、波形整形回路14のトランジ
スタ14aのベースに接続され、そのコレクタは出力端
子15に接続されると共に抵抗器を介して電源端子Vcc
に接続され、そのエミッタは接地される。
【0006】次に、動作について、図10を参照して説
明する。磁性体回転体2が回転することで、図10の
(a)に示すその凹凸に対応して、ホイートストンブリ
ッジ回路11を構成する磁気検出素子10Aと10Dに
は同じ磁界変化が与えられ、磁気検出素子10Bと10
Cには磁気検出素子10A、10Dとは異なる磁界変化
が与えられるようになる。この結果、磁性体回転体2の
凹凸に対応して磁気検出素子10A、10Dと10B、
10Cの感磁面に磁界の変化が発生し、つまり、実質的
に一つの磁気検出素子の磁界変化の4倍の磁界変化を得
られ、その抵抗値も同様に変化して、磁気検出素子10
A、10Dと10B、10Cの抵抗値の最大、最少とな
る位置が逆となり、ホイートストンブリッジ回路11の
接続点18、19の中点電圧も同様に変化する。
明する。磁性体回転体2が回転することで、図10の
(a)に示すその凹凸に対応して、ホイートストンブリ
ッジ回路11を構成する磁気検出素子10Aと10Dに
は同じ磁界変化が与えられ、磁気検出素子10Bと10
Cには磁気検出素子10A、10Dとは異なる磁界変化
が与えられるようになる。この結果、磁性体回転体2の
凹凸に対応して磁気検出素子10A、10Dと10B、
10Cの感磁面に磁界の変化が発生し、つまり、実質的
に一つの磁気検出素子の磁界変化の4倍の磁界変化を得
られ、その抵抗値も同様に変化して、磁気検出素子10
A、10Dと10B、10Cの抵抗値の最大、最少とな
る位置が逆となり、ホイートストンブリッジ回路11の
接続点18、19の中点電圧も同様に変化する。
【0007】そして、この中点電圧の差が差動増幅回路
12により増幅され、その出力側には、図10の(b)
に示すような、図10の(a)に示す磁性体回転体2の
凹凸に対応した実線で示すような出力VDO、つまり、実
質的に一つの磁気検出素子の4倍の出力が得られる。こ
の差動増幅回路12の出力は,比較回路13に供給され
てその比較レベルである基準値VTHと比較されて“O”
または“1”の信号に変換され、この信号は更に波形整
形回路14で波形整形され、この結果、その出力側即ち
出力端子15には図10の(c)に実線で示すようにそ
の立ち上がり、立ち下がりの急峻な“O”または“1”
の出力が得られる。
12により増幅され、その出力側には、図10の(b)
に示すような、図10の(a)に示す磁性体回転体2の
凹凸に対応した実線で示すような出力VDO、つまり、実
質的に一つの磁気検出素子の4倍の出力が得られる。こ
の差動増幅回路12の出力は,比較回路13に供給され
てその比較レベルである基準値VTHと比較されて“O”
または“1”の信号に変換され、この信号は更に波形整
形回路14で波形整形され、この結果、その出力側即ち
出力端子15には図10の(c)に実線で示すようにそ
の立ち上がり、立ち下がりの急峻な“O”または“1”
の出力が得られる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の検出
装置においては、磁石と磁気検出素子の配置位置精度に
より磁気検出素子への印加磁界が変化し、差動増幅回路
の出力が変動し、磁性体回転体の凹凸の検出においては
その凹凸に対応する波形整形回路の出力のエッジにズレ
が生じるという問題点があった。
装置においては、磁石と磁気検出素子の配置位置精度に
より磁気検出素子への印加磁界が変化し、差動増幅回路
の出力が変動し、磁性体回転体の凹凸の検出においては
その凹凸に対応する波形整形回路の出力のエッジにズレ
が生じるという問題点があった。
【0009】このことを図10および図11を参照して
説明する。図11において、磁石4に対して本来磁気検
出素子3の位置が実線で示すように正確に配置されてい
る場合は磁石4からの磁界は磁気検出素子3の感磁面を
垂直に横切るので問題ないが、同図に破線で示すように
磁石4に対して磁気検出素子3の位置が擦れて配置され
ると、磁石4からの磁界は磁気検出素子3の感磁面を垂
直に横切らなくなり、このため、磁気検出素子3の配置
位置の擦れにより磁界ベクトル方向が異なり、磁気検出
素子3に印加されるバイアス磁界が変化することにな
る。このことは、特に例えば図9で説明したように複数
の磁気検出素子が使用されている場合には、磁気検出素
子の配置位置の擦れによりそれぞれの磁気検出素子に対
する磁界ベクトル方向が異なり、各磁気検出素子に印加
されるバイアス磁界が顕著に変化することになる。この
結果、図10の(b)に破線で示すように、差動増幅回
路12の出力VDOは正常時の実線で示す出力VDOよりオ
フセットするようになり、波形整形回路14の出力即ち
検出装置の出力も図10の(c)に破線で示すように磁
性体回転体2の凹凸に対応しなくなり、その出力のエッ
ジに擦れが生じることになる。
説明する。図11において、磁石4に対して本来磁気検
出素子3の位置が実線で示すように正確に配置されてい
る場合は磁石4からの磁界は磁気検出素子3の感磁面を
垂直に横切るので問題ないが、同図に破線で示すように
磁石4に対して磁気検出素子3の位置が擦れて配置され
ると、磁石4からの磁界は磁気検出素子3の感磁面を垂
直に横切らなくなり、このため、磁気検出素子3の配置
位置の擦れにより磁界ベクトル方向が異なり、磁気検出
素子3に印加されるバイアス磁界が変化することにな
る。このことは、特に例えば図9で説明したように複数
の磁気検出素子が使用されている場合には、磁気検出素
子の配置位置の擦れによりそれぞれの磁気検出素子に対
する磁界ベクトル方向が異なり、各磁気検出素子に印加
されるバイアス磁界が顕著に変化することになる。この
結果、図10の(b)に破線で示すように、差動増幅回
路12の出力VDOは正常時の実線で示す出力VDOよりオ
フセットするようになり、波形整形回路14の出力即ち
検出装置の出力も図10の(c)に破線で示すように磁
性体回転体2の凹凸に対応しなくなり、その出力のエッ
ジに擦れが生じることになる。
【0010】この発明は、上記のような問題点を解決す
るためになされたもので、磁石と磁気検出素子の配置位
置精度による磁性体回転体の凹凸に対応する検出出力の
エッジの擦れを低減することができる検出装置を提供す
ることを目的とする。
るためになされたもので、磁石と磁気検出素子の配置位
置精度による磁性体回転体の凹凸に対応する検出出力の
エッジの擦れを低減することができる検出装置を提供す
ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
る検出装置は、磁界を発生する磁界発生手段と、磁界発
生手段と所定の間隙を持って配置され、この磁界発生手
段によって発生された磁界を変化させる磁界変化付与手
段と、この磁界変化付与手段で変化された磁界に応じて
抵抗値が変化する磁気検出素子とを備え、磁気検出素子
と対向する磁界発生手段の面に傾斜をもたせたものであ
る。
る検出装置は、磁界を発生する磁界発生手段と、磁界発
生手段と所定の間隙を持って配置され、この磁界発生手
段によって発生された磁界を変化させる磁界変化付与手
段と、この磁界変化付与手段で変化された磁界に応じて
抵抗値が変化する磁気検出素子とを備え、磁気検出素子
と対向する磁界発生手段の面に傾斜をもたせたものであ
る。
【0012】請求項2記載の発明に係る検出装置は、請
求項1の発明において、磁界発生手段を磁石で構成した
ものである。
求項1の発明において、磁界発生手段を磁石で構成した
ものである。
【0013】請求項3記載の発明に係る検出装置は、請
求項1の発明において、磁界発生手段を磁石と、この磁
石に設けられ、磁気検出素子と対向する面に所定の傾斜
を有する磁束ガイドとで構成したものである。
求項1の発明において、磁界発生手段を磁石と、この磁
石に設けられ、磁気検出素子と対向する面に所定の傾斜
を有する磁束ガイドとで構成したものである。
【0014】請求項4記載の発明に係る検出装置は、請
求項1〜3のいずれかの発明において、傾斜が曲面をな
すものである。
求項1〜3のいずれかの発明において、傾斜が曲面をな
すものである。
【0015】請求項5記載の発明に係る検出装置は、請
求項1〜3のいずれかの発明において、傾斜が三角状を
なすものである。
求項1〜3のいずれかの発明において、傾斜が三角状を
なすものである。
【0016】請求項6記載の発明に係る検出装置は、請
求項1〜5のいずれかの発明において、磁界変化付与手
段を少なくとも1つの凹凸を有する磁性体回転体で構成
したものである。
求項1〜5のいずれかの発明において、磁界変化付与手
段を少なくとも1つの凹凸を有する磁性体回転体で構成
したものである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係る検出装置の
一実施の形態を図について説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1を示す構
成図であり、図1の(a)はその側面図、図1の(b)
はその平面図である。図において、図7と対応する部分
には同一符号を付し、その詳細説明を省略する。本実施
の形態では、磁気検出素子の感磁面と対向する磁石の面
に所定形状の傾斜を設け、磁石と磁気検出素子の配置位
置精度に影響されることなく常に磁石からの磁界が磁気
検出素子の感磁面を垂直に通過するようにするものであ
る。
一実施の形態を図について説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1を示す構
成図であり、図1の(a)はその側面図、図1の(b)
はその平面図である。図において、図7と対応する部分
には同一符号を付し、その詳細説明を省略する。本実施
の形態では、磁気検出素子の感磁面と対向する磁石の面
に所定形状の傾斜を設け、磁石と磁気検出素子の配置位
置精度に影響されることなく常に磁石からの磁界が磁気
検出素子の感磁面を垂直に通過するようにするものであ
る。
【0018】なお、ここで用いられる磁気検出素子とし
ては、例えば磁気抵抗素子(以下、MR素子という)で
もよいし、或いは巨大磁気抵抗素子(以下、GMR素子
と云う)でもよい。ここで、これらの素子について簡単
に説明する。一般にMR素子は、強磁性体(例えば、N
i−Fe、Ni−Co等)薄膜の磁化方向と電流方向の
なす角度によって抵抗値が変化する素子である。このM
R素子は、電流方向と磁化方向とが直角に交わるときに
抵抗値は最小になり、0度すなわち電流方向と磁化方向
とが同一あるいは全く逆方向になるとき抵抗値が最大に
なる。この抵抗値の変化をMR効果またはMR変化率と
呼び、一般にNi−Feで2〜3%、Ni−Coで5〜
6%である。
ては、例えば磁気抵抗素子(以下、MR素子という)で
もよいし、或いは巨大磁気抵抗素子(以下、GMR素子
と云う)でもよい。ここで、これらの素子について簡単
に説明する。一般にMR素子は、強磁性体(例えば、N
i−Fe、Ni−Co等)薄膜の磁化方向と電流方向の
なす角度によって抵抗値が変化する素子である。このM
R素子は、電流方向と磁化方向とが直角に交わるときに
抵抗値は最小になり、0度すなわち電流方向と磁化方向
とが同一あるいは全く逆方向になるとき抵抗値が最大に
なる。この抵抗値の変化をMR効果またはMR変化率と
呼び、一般にNi−Feで2〜3%、Ni−Coで5〜
6%である。
【0019】また、GMR素子は、MR素子より出力レ
ベルの大きなもので、例えば日本応用磁気学会誌Vol.1
5,No.51991,p813〜821の「人工格子の磁気抵抗効果」と
題する論文に記載されている数オングストロームから数
十オングストロームの厚さの磁性層と非磁性層とを交互
に積層させた積層体、いわゆる人工格子膜であり、(F
e/Cr)n、(パーマロイ/Cu/Co/Cu)n、
(Co/Cu)nが知られており、これは、上述のMR
素子と比較して格段に大きなMR効果(MR変化率)を
有すると共に、隣り合った磁性層の磁化の向きの相対角
度にのみ依存するので、外部磁界の向きが電流に対して
どのような角度差をもっていても同じ抵抗値の変化が得
られるいわゆる面内感磁の素子である。
ベルの大きなもので、例えば日本応用磁気学会誌Vol.1
5,No.51991,p813〜821の「人工格子の磁気抵抗効果」と
題する論文に記載されている数オングストロームから数
十オングストロームの厚さの磁性層と非磁性層とを交互
に積層させた積層体、いわゆる人工格子膜であり、(F
e/Cr)n、(パーマロイ/Cu/Co/Cu)n、
(Co/Cu)nが知られており、これは、上述のMR
素子と比較して格段に大きなMR効果(MR変化率)を
有すると共に、隣り合った磁性層の磁化の向きの相対角
度にのみ依存するので、外部磁界の向きが電流に対して
どのような角度差をもっていても同じ抵抗値の変化が得
られるいわゆる面内感磁の素子である。
【0020】図1において、本実施の形態による磁界発
生手段としての磁石20は、磁気検出素子3の感磁面3
aと対向する面に所定形状の傾斜、例えば曲面を有す
る。この場合の曲面は、磁石20と磁気検出素子3の配
置位置精度に影響されることなく常に磁石20からの磁
界が磁気検出素子3の感磁面3aを垂直に通過するよう
に設定する。また、磁気検出素子3の感磁面3aの中心
と磁石20の曲面の中心とを一致させるように配置す
る。その他の構成は、図7の場合と同様である。また、
本実施の形態で用いられるブロック図およびその具体的
回路構成も、図8および図9の場合と同様のものを用い
てもよく、従って、その記載を省略する。
生手段としての磁石20は、磁気検出素子3の感磁面3
aと対向する面に所定形状の傾斜、例えば曲面を有す
る。この場合の曲面は、磁石20と磁気検出素子3の配
置位置精度に影響されることなく常に磁石20からの磁
界が磁気検出素子3の感磁面3aを垂直に通過するよう
に設定する。また、磁気検出素子3の感磁面3aの中心
と磁石20の曲面の中心とを一致させるように配置す
る。その他の構成は、図7の場合と同様である。また、
本実施の形態で用いられるブロック図およびその具体的
回路構成も、図8および図9の場合と同様のものを用い
てもよく、従って、その記載を省略する。
【0021】次に、動作について、図3を参照して説明
する。磁性体回転体2が回転することで、図3の(a)
に示すその凹凸に対応して、ホイートストンブリッジ回
路11を構成する磁気検出素子10Aと10Dには同じ
磁界変化が与えられ、磁気検出素子10Bと10Cには
磁気検出素子10A、10Dとは異なる磁界変化が与え
られるようになる。この結果、磁性体回転体2の凹凸に
対応して磁気検出素子10A、10Dと10B、10C
の感磁面に磁界の変化が発生し、つまり、実質的に一つ
の磁気検出素子の磁界変化の4倍の磁界変化を得られ、
その抵抗値も同様に変化して、磁気検出素子10A、1
0Dと10B、10Cの抵抗値の最大、最少となる位置
が逆となり、ホイートストンブリッジ回路11の接続点
18、19の中点電圧も同様に変化する。
する。磁性体回転体2が回転することで、図3の(a)
に示すその凹凸に対応して、ホイートストンブリッジ回
路11を構成する磁気検出素子10Aと10Dには同じ
磁界変化が与えられ、磁気検出素子10Bと10Cには
磁気検出素子10A、10Dとは異なる磁界変化が与え
られるようになる。この結果、磁性体回転体2の凹凸に
対応して磁気検出素子10A、10Dと10B、10C
の感磁面に磁界の変化が発生し、つまり、実質的に一つ
の磁気検出素子の磁界変化の4倍の磁界変化を得られ、
その抵抗値も同様に変化して、磁気検出素子10A、1
0Dと10B、10Cの抵抗値の最大、最少となる位置
が逆となり、ホイートストンブリッジ回路11の接続点
18、19の中点電圧も同様に変化する。
【0022】ここで、磁気検出素子3に対する磁石20
からの磁界の磁界ベクトル方向に着目すると、図2に示
すように、磁気検出素子3の感磁面に対向する磁石20
の面が曲面をなしているので、磁石20からの磁界は磁
気検出素子3の位置が実線で示すように正確に配置され
ている場合は勿論、同図に破線で示すように磁石20の
中心に対して擦れて配置されている場合でも、常に磁石
20Aからの磁界は磁気検出素子3の感磁面を垂直に横
切るようになり、このため、磁気検出素子3の配置位置
の擦れにより磁界ベクトル方向の変化は小さく、磁気検
出素子3に印加されるバイアス磁界は殆ど変化しない。
からの磁界の磁界ベクトル方向に着目すると、図2に示
すように、磁気検出素子3の感磁面に対向する磁石20
の面が曲面をなしているので、磁石20からの磁界は磁
気検出素子3の位置が実線で示すように正確に配置され
ている場合は勿論、同図に破線で示すように磁石20の
中心に対して擦れて配置されている場合でも、常に磁石
20Aからの磁界は磁気検出素子3の感磁面を垂直に横
切るようになり、このため、磁気検出素子3の配置位置
の擦れにより磁界ベクトル方向の変化は小さく、磁気検
出素子3に印加されるバイアス磁界は殆ど変化しない。
【0023】かくして、ホイートストンブリッジ回路1
1の接続点18、19の中点電圧の差が差動増幅回路1
2により増幅され、その出力側には、図3の(b)に示
すような、図3の(a)に示す磁性体回転体2の凹凸に
対応した出力、つまり、実質的に一つの磁気検出素子の
4倍の出力が得られる。この差動増幅回路12の出力
は,比較回路13に供給されてその比較レベルである基
準値VTHと比較されて“O”または“1”の信号に変換
され、この信号は更に波形整形回路14で波形整形さ
れ、この結果、その出力側即ち出力端子15には図3の
(c)に示すようにその立ち上がり、立ち下がりの急峻
な“O”または“1”の磁性体回転体2の凹凸に対応し
た出力が得られる。
1の接続点18、19の中点電圧の差が差動増幅回路1
2により増幅され、その出力側には、図3の(b)に示
すような、図3の(a)に示す磁性体回転体2の凹凸に
対応した出力、つまり、実質的に一つの磁気検出素子の
4倍の出力が得られる。この差動増幅回路12の出力
は,比較回路13に供給されてその比較レベルである基
準値VTHと比較されて“O”または“1”の信号に変換
され、この信号は更に波形整形回路14で波形整形さ
れ、この結果、その出力側即ち出力端子15には図3の
(c)に示すようにその立ち上がり、立ち下がりの急峻
な“O”または“1”の磁性体回転体2の凹凸に対応し
た出力が得られる。
【0024】このように、本実施の形態では、磁気検出
素子の感磁面と対向する磁石の面に曲面を設けたので、
たとえ磁気検出素子の取り付けが磁石の面に対して擦れ
たとしてもその磁石と磁気検出素子の配置位置精度に影
響されることなく常に磁石からの磁界が磁気検出素子の
感磁面を垂直に通過するようになり、磁性体回転体の凹
凸に対応した検出出力を正確に得ることが可能となる。
素子の感磁面と対向する磁石の面に曲面を設けたので、
たとえ磁気検出素子の取り付けが磁石の面に対して擦れ
たとしてもその磁石と磁気検出素子の配置位置精度に影
響されることなく常に磁石からの磁界が磁気検出素子の
感磁面を垂直に通過するようになり、磁性体回転体の凹
凸に対応した検出出力を正確に得ることが可能となる。
【0025】実施の形態2.図4はこの発明の実施の形
態2の要部を示す配置図である。上述の実施の形態1で
は、磁気検出素子3の感磁面と対向する磁石20の面に
曲面を設ける場合であったが、図4に示すように磁気検
出素子3の感磁面と対向する磁界発生手段としての磁石
20Aの面に所定形状の傾斜として例えば三角状の面を
設けた場合である。この場合の三角状の傾き等は、磁石
20Aと磁気検出素子3の配置位置精度に影響されるこ
となく常に磁石20Aからの磁界が磁気検出素子3の感
磁面を垂直に通過するように設定する。また、同図に示
すように、三角状の一番凹んだ部分が磁気検出素子3の
感磁面の中心と一致するようにする。
態2の要部を示す配置図である。上述の実施の形態1で
は、磁気検出素子3の感磁面と対向する磁石20の面に
曲面を設ける場合であったが、図4に示すように磁気検
出素子3の感磁面と対向する磁界発生手段としての磁石
20Aの面に所定形状の傾斜として例えば三角状の面を
設けた場合である。この場合の三角状の傾き等は、磁石
20Aと磁気検出素子3の配置位置精度に影響されるこ
となく常に磁石20Aからの磁界が磁気検出素子3の感
磁面を垂直に通過するように設定する。また、同図に示
すように、三角状の一番凹んだ部分が磁気検出素子3の
感磁面の中心と一致するようにする。
【0026】ここで、磁気検出素子3に対する磁石20
Aからの磁界の磁界ベクトル方向に着目すると、図4に
示すように、磁気検出素子3の感磁面に対向する磁石2
0Aの面が三角状をなしているので、磁石20Aからの
磁界は磁気検出素子3の位置が実線で示すように正確に
配置されている場合は勿論、同図に破線で示すように磁
石20Aの中心に対して擦れて配置されている場合で
も、常に磁石20Aからの磁界は磁気検出素子3の感磁
面を垂直に横切るようになり、このため、磁気検出素子
3の配置位置の擦れにより磁界ベクトル方向の変化は小
さく、磁気検出素子3に印加されるバイアス磁界は殆ど
変化しない。かくして、本実施の形態でも、上記実施の
形態と同様の効果が得られる。
Aからの磁界の磁界ベクトル方向に着目すると、図4に
示すように、磁気検出素子3の感磁面に対向する磁石2
0Aの面が三角状をなしているので、磁石20Aからの
磁界は磁気検出素子3の位置が実線で示すように正確に
配置されている場合は勿論、同図に破線で示すように磁
石20Aの中心に対して擦れて配置されている場合で
も、常に磁石20Aからの磁界は磁気検出素子3の感磁
面を垂直に横切るようになり、このため、磁気検出素子
3の配置位置の擦れにより磁界ベクトル方向の変化は小
さく、磁気検出素子3に印加されるバイアス磁界は殆ど
変化しない。かくして、本実施の形態でも、上記実施の
形態と同様の効果が得られる。
【0027】実施の形態3.図5はこの発明の実施の形
態3を示す構成図であり、図5の(a)はその平面図、
図5の(b)はその側面図である。本実施の形態では、
磁気検出素子の感磁面と対向する磁石の前面に所定形状
の傾斜を有する磁束ガイドを設け、磁石と磁気検出素子
の配置位置精度に影響されることなく常に磁石からの磁
界が磁束ガイドを介して磁気検出素子の感磁面を垂直に
通過するようにするものである。
態3を示す構成図であり、図5の(a)はその平面図、
図5の(b)はその側面図である。本実施の形態では、
磁気検出素子の感磁面と対向する磁石の前面に所定形状
の傾斜を有する磁束ガイドを設け、磁石と磁気検出素子
の配置位置精度に影響されることなく常に磁石からの磁
界が磁束ガイドを介して磁気検出素子の感磁面を垂直に
通過するようにするものである。
【0028】図5において、本実施の形態による磁石2
1としては上述した磁石4と同様のものを用いてよい。
そして、この磁石21の磁気検出素子3(図1参照)の
感磁面と対向する前面に磁性体からなる磁束ガイド21
を設ける。この磁束ガイド21は、磁気検出素子3の感
磁面と対向する面に所定形状の傾斜、例えば曲面を有す
る。この場合の曲面は、磁石21と磁気検出素子3の配
置位置精度に影響されることなく常に磁石21からの磁
界が磁束ガイド22を介して磁気検出素子3の感磁面を
垂直に通過するように設定する。また、磁気検出素子3
の感磁面の中心と磁束ガイド21の曲面の中心とを一致
させるように配置する。なお、この場合、磁石21と磁
束ガイド22は磁界発生手段を構成する。
1としては上述した磁石4と同様のものを用いてよい。
そして、この磁石21の磁気検出素子3(図1参照)の
感磁面と対向する前面に磁性体からなる磁束ガイド21
を設ける。この磁束ガイド21は、磁気検出素子3の感
磁面と対向する面に所定形状の傾斜、例えば曲面を有す
る。この場合の曲面は、磁石21と磁気検出素子3の配
置位置精度に影響されることなく常に磁石21からの磁
界が磁束ガイド22を介して磁気検出素子3の感磁面を
垂直に通過するように設定する。また、磁気検出素子3
の感磁面の中心と磁束ガイド21の曲面の中心とを一致
させるように配置する。なお、この場合、磁石21と磁
束ガイド22は磁界発生手段を構成する。
【0029】ここで、磁気検出素子3に対する磁石21
からの磁界の磁界ベクトル方向に着目すると、図6に示
すように、磁気検出素子3の感磁面に対向する磁石21
の前面に設けられた磁束ガイド22が曲面をなしている
ので、磁石21からの磁界は磁性体である磁束ガイド2
2により同図に示すような磁界ベクトル方向に分布さ
れ、磁気検出素子3の位置が実線で示すように正確に配
置されている場合は勿論、破線で示すように磁石21の
中心に対して擦れて配置されている場合でも、常に磁石
21からの磁界は磁束ガイド22を介して磁気検出素子
3の感磁面を垂直に横切るようになり、このため、磁気
検出素子3の配置位置の擦れにより磁界ベクトル方向の
変化は小さく、磁気検出素子3に印加されるバイアス磁
界は殆ど変化しない。
からの磁界の磁界ベクトル方向に着目すると、図6に示
すように、磁気検出素子3の感磁面に対向する磁石21
の前面に設けられた磁束ガイド22が曲面をなしている
ので、磁石21からの磁界は磁性体である磁束ガイド2
2により同図に示すような磁界ベクトル方向に分布さ
れ、磁気検出素子3の位置が実線で示すように正確に配
置されている場合は勿論、破線で示すように磁石21の
中心に対して擦れて配置されている場合でも、常に磁石
21からの磁界は磁束ガイド22を介して磁気検出素子
3の感磁面を垂直に横切るようになり、このため、磁気
検出素子3の配置位置の擦れにより磁界ベクトル方向の
変化は小さく、磁気検出素子3に印加されるバイアス磁
界は殆ど変化しない。
【0030】このように、本実施の形態でも、上記実施
の形態と同様の効果が得られると共に、更に、本実施の
形態では、磁気検出素子の感磁面と対向する磁石の面に
所定形状の傾斜を設ける代わりに、その前面に磁束ガイ
ドを設け、この磁束ガイドに所定形状の傾斜を設けるよ
うにしているので、磁束ガイドに比べて加工しにくい磁
石に対する加工を省くことができ、それだけ加工時の作
業性を向上できる。なお、磁気検出素子3の感磁面と対
向する磁束ガイド22の面に設ける所定形状の傾斜は、
上述した曲面の代わりに、図4で説明したような三角状
としてもよい。
の形態と同様の効果が得られると共に、更に、本実施の
形態では、磁気検出素子の感磁面と対向する磁石の面に
所定形状の傾斜を設ける代わりに、その前面に磁束ガイ
ドを設け、この磁束ガイドに所定形状の傾斜を設けるよ
うにしているので、磁束ガイドに比べて加工しにくい磁
石に対する加工を省くことができ、それだけ加工時の作
業性を向上できる。なお、磁気検出素子3の感磁面と対
向する磁束ガイド22の面に設ける所定形状の傾斜は、
上述した曲面の代わりに、図4で説明したような三角状
としてもよい。
【0031】実施の形態4.なお、上述した各実施の形
態では、磁界変化付与手段として、回転軸に同期して回
転する磁性体回転体の場合について説明したが、直線変
位する磁性体移動体についても同様に適用でき、同様の
効果を奏する。
態では、磁界変化付与手段として、回転軸に同期して回
転する磁性体回転体の場合について説明したが、直線変
位する磁性体移動体についても同様に適用でき、同様の
効果を奏する。
【0032】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、磁界
を発生する磁界発生手段と、磁界発生手段と所定の間隙
を持って配置され、この磁界発生手段によって発生され
た磁界を変化させる磁界変化付与手段と、この磁界変化
付与手段で変化された磁界に応じて抵抗値が変化する磁
気検出素子とを備え、磁気検出素子と対向する磁界発生
手段の面に傾斜をもたせたので、磁気検出素子の配置位
置擦れによる磁気検出素子への印加磁界の変化を低減し
て磁気検出素子の出力変化を抑えることができ、以て実
質的に磁界変化付与手段による磁界の変化に対応した検
出出力を確実に得ることができ、検出精度を向上できる
という効果がある。
を発生する磁界発生手段と、磁界発生手段と所定の間隙
を持って配置され、この磁界発生手段によって発生され
た磁界を変化させる磁界変化付与手段と、この磁界変化
付与手段で変化された磁界に応じて抵抗値が変化する磁
気検出素子とを備え、磁気検出素子と対向する磁界発生
手段の面に傾斜をもたせたので、磁気検出素子の配置位
置擦れによる磁気検出素子への印加磁界の変化を低減し
て磁気検出素子の出力変化を抑えることができ、以て実
質的に磁界変化付与手段による磁界の変化に対応した検
出出力を確実に得ることができ、検出精度を向上できる
という効果がある。
【0033】また、この発明によれば、磁界発生手段を
磁石で構成すると共に、磁界変化付与手段を凹凸を有す
る磁性体回転体で構成し、磁石の前面に設けた傾斜を曲
面または三角状としたので、磁気検出素子の配置位置擦
れによる磁気検出素子への印加磁界の変化を低減して磁
気検出素子の出力変化を抑えることができ、以て磁性体
回転体の凹凸に対応した検出出力のエッジのばらつきが
低減され、検出精度を向上できるという効果がある。
磁石で構成すると共に、磁界変化付与手段を凹凸を有す
る磁性体回転体で構成し、磁石の前面に設けた傾斜を曲
面または三角状としたので、磁気検出素子の配置位置擦
れによる磁気検出素子への印加磁界の変化を低減して磁
気検出素子の出力変化を抑えることができ、以て磁性体
回転体の凹凸に対応した検出出力のエッジのばらつきが
低減され、検出精度を向上できるという効果がある。
【0034】また、この発明によれば、磁界発生手段を
磁石と、この磁石に設けられて磁気検出素子と対向する
面に所定の傾斜を有する磁束ガイドとで構成すると共
に、磁界変化付与手段を凹凸を有する磁性体回転体で構
成したので、磁気検出素子の配置位置擦れによる磁気検
出素子への印加磁界の変化を低減して磁気検出素子の出
力変化を抑えることができ、以て磁性体回転体の凹凸に
対応した検出出力のエッジのばらつきが低減され、検出
精度を向上でき、しかも磁束ガイドに比べて加工しにく
い磁石に対する加工を省くことができ、それだけ加工時
の作業性を向上できるという効果がある。
磁石と、この磁石に設けられて磁気検出素子と対向する
面に所定の傾斜を有する磁束ガイドとで構成すると共
に、磁界変化付与手段を凹凸を有する磁性体回転体で構
成したので、磁気検出素子の配置位置擦れによる磁気検
出素子への印加磁界の変化を低減して磁気検出素子の出
力変化を抑えることができ、以て磁性体回転体の凹凸に
対応した検出出力のエッジのばらつきが低減され、検出
精度を向上でき、しかも磁束ガイドに比べて加工しにく
い磁石に対する加工を省くことができ、それだけ加工時
の作業性を向上できるという効果がある。
【図1】 この発明に係る検出装置の実施の形態1を示
す構成図である。
す構成図である。
【図2】 この発明に係る検出装置の実施の形態1にお
ける磁気検出素子に対する磁石からの磁界ベクトルの分
布を示す図である。
ける磁気検出素子に対する磁石からの磁界ベクトルの分
布を示す図である。
【図3】 この発明に係る検出装置の実施の形態1の動
作説明に供するための波形図である。
作説明に供するための波形図である。
【図4】 この発明に係る検出装置の実施の形態2にお
ける磁気検出素子に対する磁石からの磁界ベクトルの分
布を示す図である。
ける磁気検出素子に対する磁石からの磁界ベクトルの分
布を示す図である。
【図5】 この発明に係る検出装置の実施の形態3を示
す構成図である。
す構成図である。
【図6】 この発明に係る検出装置の実施の形態3にお
ける磁気検出素子に対する磁石からの磁界ベクトルの分
布を示す図である。
ける磁気検出素子に対する磁石からの磁界ベクトルの分
布を示す図である。
【図7】 従来の検出装置を示す構成図である。
【図8】 磁気検出素子を用いた検出装置の回路構成を
概略的に示すブロック図である。
概略的に示すブロック図である。
【図9】 図8の具体的回路構成の一例を示す回路図で
ある。
ある。
【図10】 図9の動作説明に供するための波形図であ
る。
る。
【図11】 従来の検出装置における磁気検出素子に対
する磁石からの磁界ベクトルの分布を示す図である。
する磁石からの磁界ベクトルの分布を示す図である。
1 回転軸、2 磁性体回転体、20,20A,21
磁石、10,10A〜10D 磁気検出素子、11 ホ
イートストンブリッジ回路、12 差動増幅回路、13
比較回路、14 波形整形回路、22 磁束ガイド。
磁石、10,10A〜10D 磁気検出素子、11 ホ
イートストンブリッジ回路、12 差動増幅回路、13
比較回路、14 波形整形回路、22 磁束ガイド。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G01P 3/488 G01P 3/488 F G01R 33/06 G01R 33/06
Claims (6)
- 【請求項1】 磁界を発生する磁界発生手段と、 上記磁界発生手段と所定の間隙を持って配置され、該磁
界発生手段によって発生された磁界を変化させる磁界変
化付与手段と、 該磁界変化付与手段で変化された磁界に応じて抵抗値が
変化する磁気検出素子とを備え、上記磁気検出素子と対
向する上記磁界発生手段の面に傾斜をもたせたことを特
徴とする検出装置。 - 【請求項2】 上記磁界発生手段を磁石で構成したこと
を特徴とする請求項1記載の検出装置。 - 【請求項3】 上記磁界発生手段を磁石と、該磁石に設
けられ、上記磁気検出素子と対向する面に所定の傾斜を
有する磁束ガイドとで構成したことを特徴とする請求項
1記載の検出装置。 - 【請求項4】 上記傾斜が曲面をなす請求項1〜3のい
ずれかに記載の検出装置。 - 【請求項5】 上記傾斜が三角状をなす請求項1〜3の
いずれかに記載の検出装置。 - 【請求項6】 上記磁界変化付与手段を少なくとも1つ
の凹凸を有する磁性体回転体で構成したことを特徴とす
る請求項1〜5のいずれかに記載の検出装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9026736A JPH10221114A (ja) | 1997-02-10 | 1997-02-10 | 検出装置 |
US08/890,670 US6107793A (en) | 1997-02-10 | 1997-07-09 | Magnetic sensing device unaffected by positioning error of magnetic field sensing elements |
DE19729808A DE19729808C2 (de) | 1997-02-10 | 1997-07-11 | Sensoreinrichtung |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9026736A JPH10221114A (ja) | 1997-02-10 | 1997-02-10 | 検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10221114A true JPH10221114A (ja) | 1998-08-21 |
Family
ID=12201601
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9026736A Pending JPH10221114A (ja) | 1997-02-10 | 1997-02-10 | 検出装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6107793A (ja) |
JP (1) | JPH10221114A (ja) |
DE (1) | DE19729808C2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002219914A (ja) * | 2001-01-29 | 2002-08-06 | Toyo Tire & Rubber Co Ltd | タイヤ回転数検出装置及びタイヤ製造方法及びタイヤ |
JP2004514875A (ja) * | 2000-02-26 | 2004-05-20 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | 強磁性の対象物を無接触で検出する測定装置 |
JP2013076394A (ja) * | 2011-09-29 | 2013-04-25 | Hyundai Motor Co Ltd | 自動車用カムターゲットホイール |
JP2015535339A (ja) * | 2012-10-31 | 2015-12-10 | 江▲蘇▼多▲維▼科技有限公司Multidimension Technology Co., Ltd. | 磁気通貨検証ヘッド |
Families Citing this family (40)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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