JPH10217320A - 布貼り中空成形品およびその製造方法 - Google Patents
布貼り中空成形品およびその製造方法Info
- Publication number
- JPH10217320A JPH10217320A JP3138897A JP3138897A JPH10217320A JP H10217320 A JPH10217320 A JP H10217320A JP 3138897 A JP3138897 A JP 3138897A JP 3138897 A JP3138897 A JP 3138897A JP H10217320 A JPH10217320 A JP H10217320A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wall
- cloth
- parison
- mold
- hollow
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 外壁の表面に貼着した布に毛羽の倒れが生ぜ
ず、外観性に優れた布貼り中空成形品と、その製造方法
を提供する。 【解決手段】 熱可塑性プラスチックをブロー成形して
成る中空成形品である。外壁2、内壁3および外壁2と
内壁3とを周壁4で連設して中空部5が閉じた中空二重
壁構造とする。中空二重壁構造の内壁3には外壁2に向
けて複数の補強リブ6を形成する。補強リブ6の頂端面
7を外壁2と溶着してその部分10の肉厚を内壁3と外
壁2の平均肉厚の和の約70%以上に形成する。外壁2
の表面には外方に向けて毛羽を有する布9をその繊維の
一部が外壁2を構成するプラスチック材料中に絡み込む
ように貼着する。
ず、外観性に優れた布貼り中空成形品と、その製造方法
を提供する。 【解決手段】 熱可塑性プラスチックをブロー成形して
成る中空成形品である。外壁2、内壁3および外壁2と
内壁3とを周壁4で連設して中空部5が閉じた中空二重
壁構造とする。中空二重壁構造の内壁3には外壁2に向
けて複数の補強リブ6を形成する。補強リブ6の頂端面
7を外壁2と溶着してその部分10の肉厚を内壁3と外
壁2の平均肉厚の和の約70%以上に形成する。外壁2
の表面には外方に向けて毛羽を有する布9をその繊維の
一部が外壁2を構成するプラスチック材料中に絡み込む
ように貼着する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱可塑性プラスチ
ックをブロー成形して成る中空成形品であって、ブロー
成形時に外壁の表面に毛羽を有する布を一体に貼着して
成る布貼り中空成形品およびその製造方法に関する。
ックをブロー成形して成る中空成形品であって、ブロー
成形時に外壁の表面に毛羽を有する布を一体に貼着して
成る布貼り中空成形品およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のカーゴフロアボックスは、ワゴ
ンなどの荷台部分に形成したボックス状の収納部で、通
常、スペアタイヤや工具類を収納するのに使用される
が、収納部はリッドという蓋体で塞がれており、リッド
は収納物を塞ぐとともに荷台の床面を成している。
ンなどの荷台部分に形成したボックス状の収納部で、通
常、スペアタイヤや工具類を収納するのに使用される
が、収納部はリッドという蓋体で塞がれており、リッド
は収納物を塞ぐとともに荷台の床面を成している。
【0003】自動車の荷台部分の床面にはカーペットが
敷かれていて、収納部のリッドはカーペットに隠されて
いるので、収納部を開閉するにはカーペットを捲らなけ
ればならず、スペアタイヤや工具類の出し入れに不便で
ある。そこで、カーペットの収納部に当たる部分を窓状
に切除し、表面に布を貼ったリッドを用いることも従来
から行われている。
敷かれていて、収納部のリッドはカーペットに隠されて
いるので、収納部を開閉するにはカーペットを捲らなけ
ればならず、スペアタイヤや工具類の出し入れに不便で
ある。そこで、カーペットの収納部に当たる部分を窓状
に切除し、表面に布を貼ったリッドを用いることも従来
から行われている。
【0004】このような表面に布を貼ったリッドは、外
壁の表面に布を貼着した中空成形品で構成することがあ
るが、中空成形品の場合には、所要の剛性と強度をもた
せるため、内壁に補強リブを形成してその頂面を外壁に
溶着して一体化したものが用いられる。
壁の表面に布を貼着した中空成形品で構成することがあ
るが、中空成形品の場合には、所要の剛性と強度をもた
せるため、内壁に補強リブを形成してその頂面を外壁に
溶着して一体化したものが用いられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、外壁の表面
に布を貼着した中空成形品であって内壁に補強リブを形
成してその頂端面を外壁に溶着して一体化したものは、
分割金型間にパリソンと布を配置してブロー成形時に外
壁の表面に外方に向けて布を同時に貼着したものとして
製造することができるが、内壁に補強リブを外壁に向け
形成してその頂端面を外壁に押圧して溶着一体化する
と、補強リブの頂端面にあたる部分で布が強く圧迫され
るので、外方に向けて毛羽を有する布では毛羽の倒れが
部分的に生じてしまい、外観が損なわれる。
に布を貼着した中空成形品であって内壁に補強リブを形
成してその頂端面を外壁に溶着して一体化したものは、
分割金型間にパリソンと布を配置してブロー成形時に外
壁の表面に外方に向けて布を同時に貼着したものとして
製造することができるが、内壁に補強リブを外壁に向け
形成してその頂端面を外壁に押圧して溶着一体化する
と、補強リブの頂端面にあたる部分で布が強く圧迫され
るので、外方に向けて毛羽を有する布では毛羽の倒れが
部分的に生じてしまい、外観が損なわれる。
【0006】そこで、本発明の目的は、分割金型間にパ
リソンと布を配置してブロー成形時に外壁の表面に外方
に向けて毛羽を有する布を同時に貼着したものであっ
て、しかも内壁に補強リブを外壁に向け形成してその頂
端面を外壁に押圧して溶着一体化したものであっても、
外壁の表面に貼着した布に毛羽の倒れが生ぜず、外観性
に優れた布貼り中空成形品と、その製造方法を提供する
ことにある。
リソンと布を配置してブロー成形時に外壁の表面に外方
に向けて毛羽を有する布を同時に貼着したものであっ
て、しかも内壁に補強リブを外壁に向け形成してその頂
端面を外壁に押圧して溶着一体化したものであっても、
外壁の表面に貼着した布に毛羽の倒れが生ぜず、外観性
に優れた布貼り中空成形品と、その製造方法を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る布貼り中空成形品は、熱可塑性プラスチ
ックをブロー成形して成る中空成形品であって、外壁、
内壁および外壁と内壁とを周壁で連設して中空部が閉じ
た中空二重壁構造を成し、中空二重壁構造の内壁には外
壁に向けて複数の補強リブを形成するとともに補強リブ
の頂端面を外壁と溶着してその溶着部の肉厚を内壁と外
壁の平均肉厚の和の約70%以上に形成し、外壁の表面
には外方に向けて毛羽を有する布をその繊維の一部が外
壁を構成するプラスチック材料中に絡み込むように貼着
したことを特徴とするものである。
の本発明に係る布貼り中空成形品は、熱可塑性プラスチ
ックをブロー成形して成る中空成形品であって、外壁、
内壁および外壁と内壁とを周壁で連設して中空部が閉じ
た中空二重壁構造を成し、中空二重壁構造の内壁には外
壁に向けて複数の補強リブを形成するとともに補強リブ
の頂端面を外壁と溶着してその溶着部の肉厚を内壁と外
壁の平均肉厚の和の約70%以上に形成し、外壁の表面
には外方に向けて毛羽を有する布をその繊維の一部が外
壁を構成するプラスチック材料中に絡み込むように貼着
したことを特徴とするものである。
【0008】また、上記目的を達成するための本発明に
係る布貼り中空成形品の製造方法の一つは、外壁の表面
に布を貼着した中空二重壁構造の中空成形品をブロー成
形する方法であって、開いた分割金型間にパリソンを配
置するとともにパリソンと中空成形品の外壁側を構成す
る金型の間に外方に向けて毛羽を有する布を毛羽が金型
面側に対向するように配置し、次いで分割金型の型締め
を進行させるとともに型締め完了前にパリソンの内壁側
の補強リブとなる部分を金型の摺動部を外壁となる部分
に向け進出させて補強リブとなる部分の頂端面を外壁に
接触させて溶着し、この溶着部の肉厚を内壁と外壁の平
均肉厚の和の約70%以上となるように摺動部で押圧し
てから上記摺動部を後退させ、次いで金型の型締めを完
了させてパリソン内に圧力流体を導入してパリソンを金
型のキャビティの形状に成形するとともに外壁となる部
分の表面が布に押圧されることにより外壁となる部分の
表面に布を貼着した布貼り中空成形品を得ることを特徴
とするものである。
係る布貼り中空成形品の製造方法の一つは、外壁の表面
に布を貼着した中空二重壁構造の中空成形品をブロー成
形する方法であって、開いた分割金型間にパリソンを配
置するとともにパリソンと中空成形品の外壁側を構成す
る金型の間に外方に向けて毛羽を有する布を毛羽が金型
面側に対向するように配置し、次いで分割金型の型締め
を進行させるとともに型締め完了前にパリソンの内壁側
の補強リブとなる部分を金型の摺動部を外壁となる部分
に向け進出させて補強リブとなる部分の頂端面を外壁に
接触させて溶着し、この溶着部の肉厚を内壁と外壁の平
均肉厚の和の約70%以上となるように摺動部で押圧し
てから上記摺動部を後退させ、次いで金型の型締めを完
了させてパリソン内に圧力流体を導入してパリソンを金
型のキャビティの形状に成形するとともに外壁となる部
分の表面が布に押圧されることにより外壁となる部分の
表面に布を貼着した布貼り中空成形品を得ることを特徴
とするものである。
【0009】また、上記目的を達成するための本発明に
係る布貼り中空成形品の製造方法の他の一つは、外壁の
表面に布を貼着した中空二重壁構造の中空成形品をブロ
ー成形する方法であって、開いた分割金型間にパリソン
を配置するとともにパリソンと中空成形品の外壁側を構
成する金型の間に外方に向けて毛羽を有する布を毛羽が
金型面側に対向するように配置し、次いで分割金型の型
締めを進行させて型締め完了前に補強リブを形成する突
起部分でパリソンの内壁側の補強リブとなる部分を接触
させることにより中空二重壁構造の内壁に外壁に向けて
複数の補強リブを形成するとともに補強リブの頂端面を
外壁と溶着して溶着部を形成し、型締め完了時にこの溶
着部の肉厚を内壁と外壁の平均肉厚の和の約70%以上
となるように突起部分で押圧してからパリソン内に圧力
流体を導入してパリソンを金型のキャビティの形状に成
形するとともに外壁となる部分の表面が布に押圧される
ことにより外壁となる部分の表面に布を貼着した布貼り
中空成形品を得ることを特徴とするものである。
係る布貼り中空成形品の製造方法の他の一つは、外壁の
表面に布を貼着した中空二重壁構造の中空成形品をブロ
ー成形する方法であって、開いた分割金型間にパリソン
を配置するとともにパリソンと中空成形品の外壁側を構
成する金型の間に外方に向けて毛羽を有する布を毛羽が
金型面側に対向するように配置し、次いで分割金型の型
締めを進行させて型締め完了前に補強リブを形成する突
起部分でパリソンの内壁側の補強リブとなる部分を接触
させることにより中空二重壁構造の内壁に外壁に向けて
複数の補強リブを形成するとともに補強リブの頂端面を
外壁と溶着して溶着部を形成し、型締め完了時にこの溶
着部の肉厚を内壁と外壁の平均肉厚の和の約70%以上
となるように突起部分で押圧してからパリソン内に圧力
流体を導入してパリソンを金型のキャビティの形状に成
形するとともに外壁となる部分の表面が布に押圧される
ことにより外壁となる部分の表面に布を貼着した布貼り
中空成形品を得ることを特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は自動車(ワゴン車)のカー
ゴフロアボックスに本発明に係る布貼り中空成形品で構
成した蓋体(リッド)を備えた態様を示す斜視図、図2
は図1の蓋体を拡大して表面側を示す斜視図、図3は図
1の蓋体を拡大して裏面側を示す斜視図、図4は蓋体の
部分断面図、図5は蓋体を構成する布貼り中空成形品の
ブロー成形態様を示し、分割金型を開いてパリソンと布
を配置した工程の断面図、図6は分割金型の型締め完了
前に分割金型の摺動部を進出させて補強リブを形成する
工程の断面図、図7は図6の状態から分割金型の摺動部
を後退させた工程の断面図、図8は図7の状態から型締
めを完了した工程の断面図、図9は図8の状態からブロ
ー成形が完了した工程の断面図である。
ゴフロアボックスに本発明に係る布貼り中空成形品で構
成した蓋体(リッド)を備えた態様を示す斜視図、図2
は図1の蓋体を拡大して表面側を示す斜視図、図3は図
1の蓋体を拡大して裏面側を示す斜視図、図4は蓋体の
部分断面図、図5は蓋体を構成する布貼り中空成形品の
ブロー成形態様を示し、分割金型を開いてパリソンと布
を配置した工程の断面図、図6は分割金型の型締め完了
前に分割金型の摺動部を進出させて補強リブを形成する
工程の断面図、図7は図6の状態から分割金型の摺動部
を後退させた工程の断面図、図8は図7の状態から型締
めを完了した工程の断面図、図9は図8の状態からブロ
ー成形が完了した工程の断面図である。
【0011】図1ないし図4において、1は蓋体であ
る。この蓋体1は、熱可塑性プラスチックをブロー成形
することにより外壁2、内壁3および外壁2と内壁3と
を周壁4で連設して中空部5を閉じた中空二重壁構造に
形成されたものである。中空二重壁構造の蓋体1の内壁
3には外壁2側に向けて凹設された補強リブ6が複数形
成されており、補強リブ6の頂端面7は外壁2と溶着一
体化されている。蓋体1の開閉操作側には、表壁2に手
掛け部8が形成されている。外壁2の表面には外方に向
けて毛羽を有する布9が貼着されている。布9は蓋体1
のブロー成形時にパリソンと分割金型間に配置して溶融
した状態の表壁2の表面に圧着することにより、毛羽を
有する布9はその繊維の一部が外壁2を構成するプラス
チック材料中に絡み込むように貼着される(図示せ
ず)。
る。この蓋体1は、熱可塑性プラスチックをブロー成形
することにより外壁2、内壁3および外壁2と内壁3と
を周壁4で連設して中空部5を閉じた中空二重壁構造に
形成されたものである。中空二重壁構造の蓋体1の内壁
3には外壁2側に向けて凹設された補強リブ6が複数形
成されており、補強リブ6の頂端面7は外壁2と溶着一
体化されている。蓋体1の開閉操作側には、表壁2に手
掛け部8が形成されている。外壁2の表面には外方に向
けて毛羽を有する布9が貼着されている。布9は蓋体1
のブロー成形時にパリソンと分割金型間に配置して溶融
した状態の表壁2の表面に圧着することにより、毛羽を
有する布9はその繊維の一部が外壁2を構成するプラス
チック材料中に絡み込むように貼着される(図示せ
ず)。
【0012】本発明に係る蓋体1において、補強リブ6
の頂端面7と外壁2とが溶着一体化されている部分10
の肉厚は、外壁2および内壁3の平均肉厚の和の約70
%以上である。また、補強リブ6の形状は、図3に示す
ような断続的な直線を縦、横交互に形成したものや、あ
るいは六角形のいわゆるハニカム形状のものなどが、蓋
体1の剛性を高くするうえで好適である。
の頂端面7と外壁2とが溶着一体化されている部分10
の肉厚は、外壁2および内壁3の平均肉厚の和の約70
%以上である。また、補強リブ6の形状は、図3に示す
ような断続的な直線を縦、横交互に形成したものや、あ
るいは六角形のいわゆるハニカム形状のものなどが、蓋
体1の剛性を高くするうえで好適である。
【0013】本発明に係る蓋体1を構成する熱可塑性プ
ラスチック材料は、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン
樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル樹
脂、ABS樹脂(アクリロニトリル−スチレン−ブタジ
エン樹脂)、ポリアミド樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリ
エステル樹脂、さらにはポリカーボネート、変性ポリフ
ェニレンエーテルなどのエンジニアリングプラスチック
などのブロー成形可能な樹脂が使用できる。
ラスチック材料は、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン
樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル樹
脂、ABS樹脂(アクリロニトリル−スチレン−ブタジ
エン樹脂)、ポリアミド樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリ
エステル樹脂、さらにはポリカーボネート、変性ポリフ
ェニレンエーテルなどのエンジニアリングプラスチック
などのブロー成形可能な樹脂が使用できる。
【0014】また、外方に向けて毛羽を有する布9は、
綿、麻、羊毛、絹などの天然繊維、ビスコースレーヨ
ン、銅アンモニアレーヨンなどの再生繊維、アセテー
ト、レーヨンなどの半合成繊維、ナイロン、ポリエステ
ル、アクリル、ビニロン、ポリプロピレン、ポリウレタ
ンなどの合成繊維、およびこれらのブレンド繊維を加工
して得られる編物、織物、不織布を起毛した布地や剪毛
した布地であり、布の拡がり方向に対して垂直方向の一
方向に向けて起毛状態の毛羽を有するものである。
綿、麻、羊毛、絹などの天然繊維、ビスコースレーヨ
ン、銅アンモニアレーヨンなどの再生繊維、アセテー
ト、レーヨンなどの半合成繊維、ナイロン、ポリエステ
ル、アクリル、ビニロン、ポリプロピレン、ポリウレタ
ンなどの合成繊維、およびこれらのブレンド繊維を加工
して得られる編物、織物、不織布を起毛した布地や剪毛
した布地であり、布の拡がり方向に対して垂直方向の一
方向に向けて起毛状態の毛羽を有するものである。
【0015】本発明に係る蓋体1は、図1に示すよう
に、自動車(ワゴン車)11の荷台部分12に形成され
たカーゴフロアボックス13に備えられる。カーゴフロ
アボックス13は荷台床面14の下に形成されたスペア
タイヤや工具類を収納する収納部である。カーゴフロア
ボックス13は蓋体1で塞ぐと、他の部分と荷台床面1
4が同一面を成し、荷台部分12の荷台床面14は、蓋
体1の部分がその表面に貼着した毛羽を有する布9によ
り、他の部分が敷き込んだカーペットなどによる緩衝面
を成している。図1において15は後部座席である。
に、自動車(ワゴン車)11の荷台部分12に形成され
たカーゴフロアボックス13に備えられる。カーゴフロ
アボックス13は荷台床面14の下に形成されたスペア
タイヤや工具類を収納する収納部である。カーゴフロア
ボックス13は蓋体1で塞ぐと、他の部分と荷台床面1
4が同一面を成し、荷台部分12の荷台床面14は、蓋
体1の部分がその表面に貼着した毛羽を有する布9によ
り、他の部分が敷き込んだカーペットなどによる緩衝面
を成している。図1において15は後部座席である。
【0016】本発明に係る蓋体1においては、外壁2、
内壁3および外壁2と内壁3とを周壁4で連設して中空
部5が閉じた中空二重壁構造に形成されているうえ、内
壁3には外壁2と溶着一体化した複数の補強リブ6を形
成しているので、剛性および強度が大であり、荷重に対
する反りが生じ難いうえ、しかも軽量である。また、外
壁2の表面に貼着された毛羽を有する布9は、その繊維
の一部が外壁2を構成するプラスチック材料に絡み込む
ように一体化されているので、強く擦るなどの過酷な使
用下にあっても毛羽を有する布9が剥がれることがな
く、経時的にも同様である。
内壁3および外壁2と内壁3とを周壁4で連設して中空
部5が閉じた中空二重壁構造に形成されているうえ、内
壁3には外壁2と溶着一体化した複数の補強リブ6を形
成しているので、剛性および強度が大であり、荷重に対
する反りが生じ難いうえ、しかも軽量である。また、外
壁2の表面に貼着された毛羽を有する布9は、その繊維
の一部が外壁2を構成するプラスチック材料に絡み込む
ように一体化されているので、強く擦るなどの過酷な使
用下にあっても毛羽を有する布9が剥がれることがな
く、経時的にも同様である。
【0017】本発明に係る蓋体1は、図示のように自動
車11の荷台部分12に備えるほか、種々の実施の形態
をとることが可能である。
車11の荷台部分12に備えるほか、種々の実施の形態
をとることが可能である。
【0018】図5ないし図9は、本発明に係る布貼り中
空成形品で成る蓋体1のブロー成形態様を示している。
図5に示すように、16,17は分割金型である。その
一方の分割金型16は蓋体1の外壁2を、他方の分割金
型17は内壁3を成形するものであり、分割金型17に
は、補強リブ6を成形する摺動部18を備えている。摺
動部18はエアシリンダ19によって分割金型17のキ
ャビティから進出後退可能に構成されているものであ
る。
空成形品で成る蓋体1のブロー成形態様を示している。
図5に示すように、16,17は分割金型である。その
一方の分割金型16は蓋体1の外壁2を、他方の分割金
型17は内壁3を成形するものであり、分割金型17に
は、補強リブ6を成形する摺動部18を備えている。摺
動部18はエアシリンダ19によって分割金型17のキ
ャビティから進出後退可能に構成されているものであ
る。
【0019】図5に示すように、分割金型16,17を
型開きし、その間にパリソン20を配置するとともに、
その内壁となる部分と分割金型16との間に毛羽を有す
る布9を配置する。図5において21は押出ダイ、22
は布吊り部である。
型開きし、その間にパリソン20を配置するとともに、
その内壁となる部分と分割金型16との間に毛羽を有す
る布9を配置する。図5において21は押出ダイ、22
は布吊り部である。
【0020】次いで、図6に示すように、分割金型1
6,17の型締めを進行させるとともに、型締め完了前
に摺動部18を進出させてパリソン20の内壁となる部
分を外壁となる方向に押し出して内壁となる部分を外壁
となる部分に押圧して接触させる。そして、型締め完了
前にパリソン20の内壁となる部分と外壁となる部分と
を溶着させる。
6,17の型締めを進行させるとともに、型締め完了前
に摺動部18を進出させてパリソン20の内壁となる部
分を外壁となる方向に押し出して内壁となる部分を外壁
となる部分に押圧して接触させる。そして、型締め完了
前にパリソン20の内壁となる部分と外壁となる部分と
を溶着させる。
【0021】次いで、図7に示すように、摺動部18を
後退させ、図8に示すように、パリソン20が毛羽を有
する布9を圧迫する力を抑制して、分割金型16,17
の型締めを進行させ、型締めを完了する。
後退させ、図8に示すように、パリソン20が毛羽を有
する布9を圧迫する力を抑制して、分割金型16,17
の型締めを進行させ、型締めを完了する。
【0022】そして、図9に示すように、パリソン20
内に加圧流体(空気)を導入してブロー成形すれば、毛
羽を有する布9は吹膨するパリソン20の外壁となる部
分と分割金型16のキャビティとの間で押圧され、毛羽
を有する布9はその繊維の一部が溶融状態であるパリソ
ン20の外壁となる部分の構成材料中に絡み込むように
一体に貼着される。
内に加圧流体(空気)を導入してブロー成形すれば、毛
羽を有する布9は吹膨するパリソン20の外壁となる部
分と分割金型16のキャビティとの間で押圧され、毛羽
を有する布9はその繊維の一部が溶融状態であるパリソ
ン20の外壁となる部分の構成材料中に絡み込むように
一体に貼着される。
【0023】図9に示すように、分割金型16,17の
型締め完了により、パリソン20の内壁3の補強リブ6
は外壁2に向けて押圧され、補強リブ6の頂端面7は外
壁2に溶着一体化されるが、その溶着一体化される部分
10の肉厚は、外壁2および内壁3の平均肉厚の和の約
70%以上に設定される。
型締め完了により、パリソン20の内壁3の補強リブ6
は外壁2に向けて押圧され、補強リブ6の頂端面7は外
壁2に溶着一体化されるが、その溶着一体化される部分
10の肉厚は、外壁2および内壁3の平均肉厚の和の約
70%以上に設定される。
【0024】このため、補強リブ6を形成するとともに
その頂端面7を外壁2に押圧して溶着一体化したもので
あっても、外壁2の表面に貼着した毛羽を有する布9に
毛羽の倒れが生ぜず、外観性に優れた布貼り中空成形品
が得られる。
その頂端面7を外壁2に押圧して溶着一体化したもので
あっても、外壁2の表面に貼着した毛羽を有する布9に
毛羽の倒れが生ぜず、外観性に優れた布貼り中空成形品
が得られる。
【0025】図10は本発明に係る他の実施の形態を示
している。すなわち、図10は蓋体を構成する布貼り中
空成形品の他のブロー成形態様を示し、ブロー成形が完
了した工程の断面図である。
している。すなわち、図10は蓋体を構成する布貼り中
空成形品の他のブロー成形態様を示し、ブロー成形が完
了した工程の断面図である。
【0026】図10に示すように、分割金型16′,1
7′のうち分割金型17′には補強リブを形成する突起
部分18′を有しており、分割金型16′,17′の型
締めを進行させて型締め完了前に突起部分18′でパリ
ソンの内壁3′側の補強リブ6′となる部分の頂端面
7′を接触させることにより、内壁3′に外壁2′に向
けて複数の補強リブ6′を形成する。なお、その他の工
程は前述の実施の形態と同等である。
7′のうち分割金型17′には補強リブを形成する突起
部分18′を有しており、分割金型16′,17′の型
締めを進行させて型締め完了前に突起部分18′でパリ
ソンの内壁3′側の補強リブ6′となる部分の頂端面
7′を接触させることにより、内壁3′に外壁2′に向
けて複数の補強リブ6′を形成する。なお、その他の工
程は前述の実施の形態と同等である。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、分割金型間にパリソン
と布を配置してブロー成形時に外壁の表面に外方に向け
て毛羽を有する布を同時に貼着したものであって、しか
も内壁に補強リブを外壁に向けて形成しその頂端面を外
壁に押圧して溶着一体化したものであっても、外壁の表
面に貼着した布に毛羽の倒れが生ぜず、外観性に優れた
布貼り中空成形品を得ることができる。
と布を配置してブロー成形時に外壁の表面に外方に向け
て毛羽を有する布を同時に貼着したものであって、しか
も内壁に補強リブを外壁に向けて形成しその頂端面を外
壁に押圧して溶着一体化したものであっても、外壁の表
面に貼着した布に毛羽の倒れが生ぜず、外観性に優れた
布貼り中空成形品を得ることができる。
【図1】自動車(ワゴン車)のカーゴフロアボックスに
本発明に係る布貼り成形品で構成した蓋体を備えた態様
を示す斜視図である。
本発明に係る布貼り成形品で構成した蓋体を備えた態様
を示す斜視図である。
【図2】図1の蓋体を拡大して表面側を示す斜視図であ
る。
る。
【図3】図1の蓋体を拡大して裏面側を示す斜視図であ
る。
る。
【図4】蓋体の部分断面図である。
【図5】蓋体を構成する布貼り中空成形品のブロー成形
態様を示し、分割金型を開いてパリソンと布を配置した
工程の断面図である。
態様を示し、分割金型を開いてパリソンと布を配置した
工程の断面図である。
【図6】金型の型締め完了前に分割金型の摺動部を進出
させて補強リブを形成する工程の断面図である。
させて補強リブを形成する工程の断面図である。
【図7】図6の状態から分割金型の摺動部を後退させた
工程の断面図である。
工程の断面図である。
【図8】図7の状態から型締めを完了した工程の断面図
である。
である。
【図9】図8の状態からブロー成形が完了した工程の断
面図である。
面図である。
【図10】蓋体を構成する布貼り中空成形品の他のブロ
ー成形態様を示し、ブロー成形が完了した工程の断面図
である。
ー成形態様を示し、ブロー成形が完了した工程の断面図
である。
【符号の説明】 1 蓋体 2,2′ 外壁 3,3′ 内壁 4 周壁 5 中空部 6,6′ 補強リブ 7,7′ 頂端面 8 手掛け部 9,9′ 外方に向けて毛羽を有する布 10 補強リブ6の頂端面7と外壁2とが溶着一体化さ
れている部分 11 自動車(ワゴン車) 12 荷台部分 13 カーゴフロアボックス 14 荷台床面 15 後部座席 16,16′,17,17′ 分割金型 18 摺動部 18′ 突起部分 19 エアシリンダ 20 パリソン 21 押出ダイ 22 布吊り部
れている部分 11 自動車(ワゴン車) 12 荷台部分 13 カーゴフロアボックス 14 荷台床面 15 後部座席 16,16′,17,17′ 分割金型 18 摺動部 18′ 突起部分 19 エアシリンダ 20 パリソン 21 押出ダイ 22 布吊り部
Claims (3)
- 【請求項1】 熱可塑性プラスチックをブロー成形して
成る中空成形品であって、外壁、内壁および外壁と内壁
とを周壁で連設して中空部が閉じた中空二重壁構造を成
し、中空二重壁構造の内壁には外壁に向けて複数の補強
リブを形成するとともに補強リブの頂端面を外壁と溶着
してその溶着部の肉厚を内壁と外壁の平均肉厚の和の約
70%以上に形成し、外壁の表面には外方に向けて毛羽
を有する布をその繊維の一部が外壁を構成するプラスチ
ック材料中に絡み込むように貼着したことを特徴とする
布貼り中空成形品。 - 【請求項2】 外壁の表面に布を貼着した中空二重壁構
造の中空成形品をブロー成形する方法であって、開いた
分割金型間にパリソンを配置するとともにパリソンと中
空成形品の外壁側を構成する金型の間に外方に向けて毛
羽を有する布を毛羽が金型面側に対向するように配置
し、次いで分割金型の型締めを進行させるとともに型締
め完了前にパリソンの内壁側の補強リブとなる部分を金
型の摺動部を外壁となる部分に向け進出させて補強リブ
となる部分の頂端面を外壁に接触させて溶着し、この溶
着部の肉厚を内壁と外壁の平均肉厚の和の約70%以上
となるように摺動部で押圧してから上記摺動部を後退さ
せ、次いで金型の型締めを完了させてパリソン内に圧力
流体を導入してパリソンを金型のキャビティの形状に成
形するとともに外壁となる部分の表面が布に押圧される
ことにより外壁となる部分の表面に布を貼着した布貼り
中空成形品を得ることを特徴とする布貼り中空成形品の
製造方法。 - 【請求項3】 外壁の表面に布を貼着した中空二重壁構
造の中空成形品をブロー成形する方法であって、開いた
分割金型間にパリソンを配置するとともにパリソンと中
空成形品の外壁側を構成する金型の間に外方に向けて毛
羽を有する布を毛羽が金型面側に対向するように配置
し、次いで分割金型の型締めを進行させて型締め完了前
に補強リブを形成する突起部分でパリソンの内壁側の補
強リブとなる部分を接触させることにより中空二重壁構
造の内壁に外壁に向けて複数の補強リブを形成するとと
もに補強リブの頂端面を外壁と溶着して溶着部を形成
し、型締め完了時にこの溶着部の肉厚を内壁と外壁の平
均肉厚の和の約70%以上となるように突起部分で押圧
してからパリソン内に圧力流体を導入してパリソンを金
型のキャビティの形状に成形するとともに外壁となる部
分の表面が布に押圧されることにより外壁となる部分の
表面に布を貼着した布貼り中空成形品を得ることを特徴
とする布貼り中空成形品の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3138897A JPH10217320A (ja) | 1997-01-31 | 1997-01-31 | 布貼り中空成形品およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3138897A JPH10217320A (ja) | 1997-01-31 | 1997-01-31 | 布貼り中空成形品およびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10217320A true JPH10217320A (ja) | 1998-08-18 |
Family
ID=12329886
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3138897A Pending JPH10217320A (ja) | 1997-01-31 | 1997-01-31 | 布貼り中空成形品およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10217320A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008213342A (ja) * | 2007-03-06 | 2008-09-18 | Aitec:Kk | パネル |
JP2009269219A (ja) * | 2008-04-30 | 2009-11-19 | Kyoraku Co Ltd | 積層樹脂成形品及びその製造方法 |
US9174382B2 (en) | 2011-01-12 | 2015-11-03 | Salflex Polymers Ltd. | Hollow article with pillar structural members |
CN106273354A (zh) * | 2011-11-24 | 2017-01-04 | 京洛株式会社 | 树脂制板材及成形方法 |
US9854870B2 (en) | 2015-04-08 | 2018-01-02 | Nike, Inc. | Method of manufacturing a bladder element with an impression of etched area of mold assembly and article having bladder element with impression |
US9974360B2 (en) | 2015-04-08 | 2018-05-22 | Nike, Inc. | Method of manufacturing a bladder element with an etched feature and article having a bladder element with an etched feature |
US10327506B2 (en) | 2015-04-08 | 2019-06-25 | Nike, Inc. | Article with overlay secured to bladder element over image and method of manufacturing the article |
US10842225B2 (en) | 2015-04-08 | 2020-11-24 | Nike, Inc. | Article including a bladder element with an image and method of manufacturing the article |
-
1997
- 1997-01-31 JP JP3138897A patent/JPH10217320A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008213342A (ja) * | 2007-03-06 | 2008-09-18 | Aitec:Kk | パネル |
JP2009269219A (ja) * | 2008-04-30 | 2009-11-19 | Kyoraku Co Ltd | 積層樹脂成形品及びその製造方法 |
US9174382B2 (en) | 2011-01-12 | 2015-11-03 | Salflex Polymers Ltd. | Hollow article with pillar structural members |
US10357934B2 (en) | 2011-01-12 | 2019-07-23 | Abc Technologies Inc. | Hollow article with pillar structural members |
CN106273354A (zh) * | 2011-11-24 | 2017-01-04 | 京洛株式会社 | 树脂制板材及成形方法 |
US9854870B2 (en) | 2015-04-08 | 2018-01-02 | Nike, Inc. | Method of manufacturing a bladder element with an impression of etched area of mold assembly and article having bladder element with impression |
US9974360B2 (en) | 2015-04-08 | 2018-05-22 | Nike, Inc. | Method of manufacturing a bladder element with an etched feature and article having a bladder element with an etched feature |
US10327506B2 (en) | 2015-04-08 | 2019-06-25 | Nike, Inc. | Article with overlay secured to bladder element over image and method of manufacturing the article |
US10842225B2 (en) | 2015-04-08 | 2020-11-24 | Nike, Inc. | Article including a bladder element with an image and method of manufacturing the article |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4819674B2 (ja) | 車両用内装パネルおよびその製造方法 | |
JPH10235720A (ja) | 表皮付パネルおよびその製造方法 | |
US10112361B2 (en) | Core material for sandwich panel, method of molding core material for sandwich panel, sandwich panel, and method of molding sandwich panel | |
JP5678406B2 (ja) | 樹脂製パネルおよびその製造方法 | |
EP1864781B1 (en) | Interior automotive trim part and process for producing the same | |
JPWO2006043703A1 (ja) | 表皮付きブロー成形品およびその製造方法 | |
JP4545581B2 (ja) | 車両用内装パネルおよびその製造方法 | |
US6136259A (en) | Vehicle load floor and method of making same | |
JPH10217320A (ja) | 布貼り中空成形品およびその製造方法 | |
JP2003511178A (ja) | 射出成型したラゲージ・シェルを作製する方法およびそれで作製されたかばん | |
US7736721B2 (en) | Hollow structural member with reinforced bulwark and process for producing same | |
JP2008055806A (ja) | 表皮付き中空成形品およびその製造方法 | |
JP2009034872A (ja) | 蝶番付きプラスチック成形体 | |
JP2013103422A (ja) | 湾曲自在あるいは屈曲自在樹脂製中空薄型パネル構造の製造方法 | |
JPH0450176B2 (ja) | ||
JP3791924B2 (ja) | 自動車用の表皮付パネルの製造方法 | |
JPH0138659B2 (ja) | ||
JP3680194B2 (ja) | 布張り中空成形品およびその製造方法 | |
JP3806439B2 (ja) | 表皮付き中空成形品の製造方法 | |
JPS6350262B2 (ja) | ||
JPS624057A (ja) | プラスチック容器 | |
JP7165301B2 (ja) | 荷室ボード | |
CN113710456A (zh) | 后备箱隔板 | |
JP7116883B2 (ja) | 成形品及びその製造方法 | |
JPH0939078A (ja) | 布張り中空成形品 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050419 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050426 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20050823 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |