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JPH10215354A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

Info

Publication number
JPH10215354A
JPH10215354A JP9018387A JP1838797A JPH10215354A JP H10215354 A JPH10215354 A JP H10215354A JP 9018387 A JP9018387 A JP 9018387A JP 1838797 A JP1838797 A JP 1838797A JP H10215354 A JPH10215354 A JP H10215354A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
image processing
image
image data
signal line
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9018387A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyoshi Watabe
弘好 渡部
Tsuneharu Miyamoto
恒晴 宮本
Tatsuhisa Suzuki
達久 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP9018387A priority Critical patent/JPH10215354A/ja
Publication of JPH10215354A publication Critical patent/JPH10215354A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 信号線の本数を減らして制御を容易化し、か
つ、拡張性を高めた画像処理装置を提供すること。 【解決手段】 処理すべき画像データを入力あるいは出
力する複数の画像処理手段2〜6と、これらの画像処理
手段2〜6に対応して複数設けられ、各画像処理手段2
〜6に対して画像データを導通状態とするか、あるい
は、遮断状態とするかを選択的に決定する選択決定手段
と、これらの選択決定手段を介して画像処理手段2〜6
間を共通接続する信号伝送路7と、画像処理手段2〜6
の中から、画像データを入力する任意の画像処理手段
4、5、6と画像データを出力する任意の画像処理手段
3、5、6とをそれぞれ1つずつ選択し、選択した画像
処理手段に対応する選択決定手段だけを導通状態となる
ように制御する制御手段2とを備えるするように構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定数の画像入力
部および画像出力部を備え、任意の画像入力部および画
像出力部との間で画像データを伝送する画像処理装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ファクシミリ装置や光ファイリン
グ装置等を拡張できる画像処理装置として、図17に示
すようなディジタル複写機501がある。このディジタ
ル複写機501は、大別して、レーザプリンタ502と
スキャナ503とから構成されている。そして、レーザ
プリンタ502側に設けられたインターフェース511
とスキャナ503側に設けられたインターフェース51
2とを信号線521、522によって接続することで、
スキャナ503で読み取った画像データをレーザプリン
タ502に転送し、所望の画像を印刷出力するようにな
っている。
【0003】さらに、レーザプリンタ502側には、予
め拡張用のインターフェース513および515が設け
られており、これらのインターフェース513、515
に、オプションの拡張ユニットである、ファクシミリユ
ニット504および光ファイリングユニット505を接
続することで、ディジタル複写機501に、ファクシミ
リ装置や光ファイリング装置としての機能を追加するこ
とができるようになっている。
【0004】具体的には、インターフェース513とフ
ァクシミリユニット504側に設けられたインターフェ
ース514とを信号線523、524によって接続する
ことで、ファクシミリユニット504で受信したファク
シミリ画像をレーザプリンタ502によって印刷出力し
たり、スキャナ503で読み取った画像データをレーザ
プリンタ502を介してファクシミリユニット504か
ら送信したりする。
【0005】そして、インターフェース515と光ファ
イリングユニット505側に設けられたインターフェー
ス516とを信号線525、526によって接続するこ
とで、光ファイリングユニット504内の画像データを
レーザプリンタ502によって印刷出力したり、スキャ
ナ503で読み取った画像データをレーザプリンタ50
2を介して光ファイリングユニット505内に格納す
る。
【0006】また、ファクシミリ装置や光ファイリング
装置等を複合することのできる画像装置としては、特開
平4−248679号公報に示すような画像処理装置が
提案されている。この画像処理装置は、画像入力部と画
像出力部とを備え、画像入力部によって入力した画像デ
ータを出力するための出力バッファ回路と、画像出力部
に対して出力すべき画像データを入力するための入力バ
ッファ回路とを設けるとともに、画像データを伝達する
ための入力信号線と出力信号線とを互いに独立した状態
で配線したものである。
【0007】そして、ファクシミリ装置や光ファイリン
グ装置等の拡張機能装置のように、画像データの入力お
よび出力を共に行うことのできる装置を、新たに接続可
能とするため、画像データや同期信号を双方向に伝達す
るスルーパスが設けられている。このスルーパスは、外
部より与えられる制御信号によってその伝送方向を決定
する。このように、本画像処理装置では、簡単な構成
で、数多くの拡張機能装置を付加することができ、画像
入力部、画像出力部および新たに付加される拡張機能装
置の間で自由に画像データのやりとりを行うことができ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
ディジタル複写機501にあっては、拡張予定の装置に
対応するインターフェースを予め用意しておく必要があ
るため、システム設計時に接続を予定している拡張装置
用のインターフェースしか用意されていない。このた
め、拡張予定外の装置を新たに拡張することはできず、
拡張性に乏しいという問題点があった。
【0009】一方、後者の画像処理装置では、入力信号
線と出力信号線とが別々になっていることから、入力信
号線および出力信号線を共通利用した場合と比較して、
単純に2倍の信号線が必要になる。また、スルーパス用
に複数のバッファ回路を必要としているため、回路が複
雑化するとともに、その制御も複雑なものとなるという
問題点があった。
【0010】さらに、前者および後者の画像処理装置は
共に、拡張装置の追加に伴って、新たな拡張装置と主装
置との間を接続する接続用信号線の数が多くなるため、
信号の流れを制御するための制御回路の構成および制御
処理が複雑になり、コストアップにつながるという問題
も生じてくる。
【0011】具体的には、図18に示すように、画像読
取部601、画像記録部602、通信部603、ホスト
インターフェース部604の4つのモジュールから構成
される画像処理装置を考えた場合、各モジュール間を接
続するためには、6本の信号線611〜616が必要と
なる。ここに、新たにモジュールを1つ追加してモジュ
ール総数を5とすると、さらに4本の信号線が必要とな
り、モジュールを追加する毎に現モジュール数から1減
じた数の信号線を追加しなくてはならない。
【0012】さらに、ここで説明した1本の信号線に
は、画像データを伝送するための画像データ用信号線
と、画像処理手段間における同期をとるための、ページ
同期信号用信号線、ライン同期信号用信号線およびドッ
ト同期信号用信号線の合計4つの信号線が含まれるた
め、前述した4つのモジュール間を接続するための信号
線数は、実際には24本にもなる。このように、モジュ
ールの追加に伴う信号線数の増大はかなりのものとな
る。
【0013】そこで本発明の目的は、上記問題点を解決
するため、信号線の本数を減らして制御を容易化し、か
つ、拡張性を高めた画像処理装置を提供することにあ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、処理すべき画像データを入力あるいは出力する複数
の画像処理手段と、これらの画像処理手段に対応して複
数設けられ、各画像処理手段に対して画像データを導通
状態とするか、あるいは、遮断状態とするかを選択的に
決定する選択決定手段と、これらの選択決定手段を介し
て画像処理手段間を共通接続する信号伝送路と、画像処
理手段の中から、画像データを入力する任意の画像処理
手段と画像データを出力する任意の画像処理手段とをそ
れぞれ1つずつ選択し、選択した画像処理手段に対応す
る選択決定手段だけを導通状態となるように制御する制
御手段とを備えるように構成している。
【0015】すなわち、請求項1記載の発明は、画像デ
ータを入力あるいは出力するすべての画像処理手段間
を、信号伝送路によって共通接続することで、信号線数
を大幅に削減することができる。また、画像データのや
りとりを行う一対の画像処理手段間だけを導通状態とす
ることで、共通接続されている他の画像処理手段によっ
て信号伝送路に対する誤った画像データの入出力を防止
できる。
【0016】請求項2記載の発明では、処理すべき画像
データを入力あるいは出力する複数の画像処理手段と、
これらの画像処理手段に対応して複数設けられ、各画像
処理手段に対して画像データを導通状態とするか、ある
いは、遮断状態とするかを選択的に決定する選択決定手
段と、これらの選択決定手段を介して画像処理手段間を
共通接続する信号伝送路と、選択決定手段によってすべ
ての画像処理手段に対する画像データを遮断状態とした
とき、信号伝送路における電位レベルを一定化するレベ
ル一定化手段と、画像処理手段の中から、画像データを
入力する任意の画像処理手段と画像データを出力する任
意の画像処理手段とをそれぞれ1つずつ選択し、選択し
た画像処理手段に対応する選択決定手段だけを導通状態
となるように制御する制御手段とを備えるように構成し
ている。
【0017】すなわち、請求項2記載の発明は、前述し
た請求項1に記載する発明に加えて、信号伝送路内に信
号が流れていない状態では、信号伝送路の電位レベル
を、例えば、低電位電源線の電位レベルに固定すること
で、信号伝送路と接続する回路に対し、中間電位レベル
等の誤った電位が印加されることを防止している。
【0018】請求項3記載の発明では、信号伝送路は、
画像データを伝送するための画像データ用信号線と、画
像処理手段間における同期をとるための同期信号用信号
線とを有し、制御手段によって選択された、画像データ
を入力する画像処理手段から画像データを出力する画像
処理手段に対して同期信号用信号線を介して同期信号を
出力し、制御手段によって選択された、画像データを出
力する画像処理手段から画像データを入力する画像処理
手段に対して画像データ用信号線を介して画像データ信
号を出力するように構成している。
【0019】すなわち、請求項3記載の発明は、前述し
た請求項1または2に記載する発明に加えて、選択され
た画像処理手段間だけで正しく画像データのやりとりを
行うことができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図示した一実施例に基づい
て本発明を詳細に説明する。
【0021】第1の実施例
【0022】図1は、本発明の第1の実施例における画
像処理装置の要部構成の一例を示したものである。同図
に示すように、本実施例での画像処理装置1は、画像処
理装置1における処理の全体制御を行う制御部(制御手
段)2と、制御部2から信号線101を介して出力され
る制御信号に基づき所望の画像データを読み取る画像読
取部(画像処理手段)3と、制御部2から信号線102
を介して出力される制御信号に基づき画像データを記録
する画像記録部(画像処理手段)4と、制御部2から信
号線103を介して出力される制御信号に基づき外部装
置との間で通信によるデータの送受信を行う通信部(画
像処理手段)5と、制御部2から信号線104を介して
出力される制御信号に基づいて、図示しないパソコン等
のホスト装置との入出力インターフェースとなるホスト
インターフェース部(画像処理手段)6とを備えてい
る。
【0023】画像読取部3、画像記録部4、通信部5、
ホストインターフェース部6は、それぞれ独立したモジ
ュール(以下、画像読取部3、画像記録部4、通信部
5、ホストインターフェース部6をそれぞれサブモジュ
ールと呼称する)を構成し、各サブモジュールは、信号
線(信号伝送路)7によって相互に共通接続されてい
る。
【0024】なお、図1中、信号線7は、1本の信号線
として表されているが、実際には、画像データを伝送す
るための画像データ用信号線と、同期信号を伝送するた
めの同期信号用信号線となるページ同期信号用信号線、
ライン同期信号用信号線およびドット同期信号用信号線
との合計4つの信号線を含んでいる。また、信号線7の
一方端部はプルダウン抵抗(レベル一定化手段)8を介
して低電位電源線に接続されている。
【0025】制御部2は、システムバス100に対し、
信号線105を介して接続するCPU(Central Proces
sing Unit )11と、信号線106を介して接続するR
OM(Read Only Memory)12と、信号線107を介し
て接続するRAM(Random Access Memory)13と、信
号線108を介して接続する操作パネル14と、信号線
109を介して接続するシリアル入出力部(以下、本文
および図中において、シリアル入出力部をSIO部と略
す)15と、信号線110を介して接続するSIO部1
6と、信号線111を介して接続するSIO部17と、
信号線112を介して接続するSIO部18とを備えて
いる。
【0026】ここで、CPU11は、制御部2の中枢と
なるプロセッサであり、ROM12内に格納されたプロ
グラム処理手順に基づいて、各種制御処理を実行する。
ROM12は、CPU11によって利用される各種制御
プログラムやデータ等を格納する半導体メモリであり、
RAM13は、CPU11におけるプログラム処理実行
中に利用されるプログラムデータ等を格納したり、処理
に関連するデータ等を一時的に記憶し、作業領域として
利用するための半導体メモリである。なお、後述するキ
ューレジスタは、RAM13内の所定領域を用いて実現
する。操作パネル14は、制御部2に対する各種指示項
目を入力するためのインターフェースである。
【0027】SIO部15は、信号線101を介して接
続される画像読取部3に対して、CPU11から出力さ
れる制御信号を伝達するためのものであり、同様に、S
IO部16は、信号線102を介して接続される画像記
録部4に対して、SIO部17は、信号線103を介し
て接続される通信部5に対して、SIO部18は、信号
線104を介して接続されるホストインターフェース部
6に対して、CPU11から出力される制御信号をそれ
ぞれ伝達するためのものである。
【0028】図2は、図1における画像読取部の要部構
成を詳細に示したものである。画像読取部3は、バス2
00に対し、信号線201を介して接続するCPU21
と、信号線202を介して接続するROM22と、信号
線203を介して接続するRAM23と、信号線204
を介して接続するSIO部24と、信号線205を介し
て接続する画像信号インターフェース部25と、信号線
206を介して接続するA/D変換部26と、信号線2
09を介して接続するモータ28と、信号線210を介
して接続するセンサ29とを備えている。
【0029】さらに、A/D変換部26に対して信号線
208を介して接続するCCD(Charge Coupled Devic
e )27と、画像信号インターフェース部25から信号
線211を介して入力される画像データ信号VDを、信
号線212を介して出力するバッファ回路30と、信号
線213を介して入力されるドット同期信号VCLK
を、信号線214を介して画像信号インターフェース部
25に出力するバッファ回路31と、信号線215を介
して入力されるライン同期信号LSYNCを、信号線2
16を介して画像信号インターフェース部25に出力す
るバッファ回路32と、信号線217を介して入力され
るページ同期信号PSYNCを、信号線218を介して
画像信号インターフェース部25に出力するバッファ回
路33とを備えている。
【0030】これらバッファ回路30〜33は、画像信
号インターフェース部25と共に選択決定手段としての
機能を有し、画像信号インターフェース部25から信号
線219を介して出力されるイネーブル信号E1 によっ
て各信号を入出力状態を制御する。具体的には、イネー
ブル信号E1 をハイレベル(以下、“H”)とすること
でアイドル状態とし、ローレベル(以下、“L”)とす
ることで動作状態とする。また、A/D変換部26は、
信号線207を介して画像信号インターフェース部25
にタイミング信号を出力する。これによって、画像読取
部3は、制御部2から入力される制御信号に基づいて、
CCD27によって所望の画像データを読み取り、読み
取った画像データを信号線212(すなわち、信号線
7)に出力する。
【0031】図3は、図1における画像記録部の要部構
成を詳細に示したものである。画像記録部4は、バス2
20に対し、信号線221を介して接続するCPU41
と、信号線222を介して接続するROM42と、信号
線223を介して接続するRAM43と、信号線224
を介して接続するSIO部44と、信号線226を介し
て接続する画像信号インターフェース部45と、信号線
229を介して接続するモータ47と、信号線230を
介して接続するセンサ48とを備えている。
【0032】そしてさらに、画像信号インターフェース
部45から信号線227を介して接続する露光部46
と、信号線231を介して入力される画像データ信号V
Dを、信号線232を介して画像信号インターフェース
部45に出力するバッファ回路49と、画像信号インタ
ーフェース部45から信号線233を介して入力される
ドット同期信号VCLKを、信号線234を介して出力
するバッファ回路50と、画像信号インターフェース部
45から信号線235を介して入力されるライン同期信
号LSYNCを、信号線236を介して出力するバッフ
ァ回路51と、画像信号インターフェース部45から信
号線237を介して入力されるページ同期信号PSYN
Cを、信号線238を介して出力するバッファ回路52
とを備えている。
【0033】これらバッファ回路49〜52は、画像信
号インターフェース部45と共に選択決定手段としての
機能を有し、画像信号インターフェース部45から信号
線239を介して出力されるイネーブル信号E2 によっ
て各信号を入出力状態を制御する。これによって、画像
記録部4は、制御部2から入力される制御信号に基づい
て、露光部46において所望の画像データを形成し、形
成した画像データを所定の画像記録用紙に印刷出力す
る。
【0034】図4は、図1における通信部の要部構成を
詳細に示したものである。通信部5は、バス240に対
し、信号線241を介して接続するCPU61と、信号
線242を介して接続するROM62と、信号線243
を介して接続するRAM63と、信号線244を介して
接続するSIO部64と、信号線246を介して接続す
る画像信号インターフェース部65と、信号線248を
介して接続する圧縮・伸長部66と、信号線249を介
して接続するモデム67と、信号線251を介して接続
する回線インターフェース68とを備えている。
【0035】さらに、信号線253を介して入力される
画像データ信号VDを、信号線255を介して画像信号
インターフェース部65に出力するバッファ回路69
と、画像信号インターフェース部65から信号線254
を介して入力される画像データ信号VDを、信号線25
3を介して出力するバッファ回路70と、信号線256
を介して入力されるドット同期信号VCLKを、信号線
258を介して画像信号インターフェース部65に出力
するバッファ回路71と、画像信号インターフェース部
65から信号線257を介して入力されるドット同期信
号VCLKを、信号線256を介して出力するバッファ
回路72と、信号線259を介して入力されるライン同
期信号LSYNCを、信号線261を介して画像信号イ
ンターフェース部65に出力するバッファ回路73と、
画像信号インターフェース部65から信号線260を介
して入力されるライン同期信号LSYNCを、信号線2
59を介して出力するバッファ回路74と、信号線26
2を介して入力されるページ同期信号PSYNCを、信
号線264を介して画像信号インターフェース部65に
出力するバッファ回路75と、画像信号インターフェー
ス部65から信号線263を介して入力されるページ同
期信号PSYNCを、信号線262を介して出力するバ
ッファ回路76とを備えている。
【0036】バッファ回路69、71、73、75は、
画像信号インターフェース部65と共に選択決定手段と
しての機能を有し、画像信号インターフェース部65か
ら信号線265を介して出力されるイネーブル信号E3
によって各信号を入出力状態を制御する。また、バッフ
ァ回路70、72、74、76は、画像信号インターフ
ェース部65から信号線266を介して出力されるイネ
ーブル信号E4 によって各信号を入出力状態を制御す
る。すなわち、通信部5は、画像信号および同期信号の
入力および出力を行うため、入出力を2種類のイネーブ
ル信号によって制御する必要があるためである。
【0037】圧縮・伸長部66は、信号線247を介し
て画像信号インターフェース部65との間で画像信号の
やりとりを行い、画像信号の圧縮あるいは伸長を行う。
また、モデム67は、信号線250を介して回線インタ
ーフェース68に接続されており、回線インターフェー
ス68に出力すべき信号を変調したり、回線インターフ
ェース68から入力される信号を復調したりするもので
ある。回線インターフェース68は、信号線252を介
して、アナログ一般公衆回線等の外部回線に接続し、外
部回線を通して画像信号の入出力を行うものである。こ
れによって、通信部5は、制御部2から入力される制御
信号に基づいて、外部回線との間で画像データの入出力
を行う。
【0038】図5は、図1におけるホストインターフェ
ース部の要部構成を詳細に示したものである。ホストイ
ンターフェース部6は、バス270に対し、信号線27
1を介して接続するCPU81と、信号線272を介し
て接続するROM82と、信号線273を介して接続す
るRAM83と、信号線274を介して接続するSIO
部84と、信号線276を介して接続する画像信号イン
ターフェース部85と、信号線278を介して接続する
ページメモリ86と、信号線279を介して接続する双
方向パラレルインターフェース87とを備えている。
【0039】さらに、信号線281を介して入力される
画像データ信号VDを、信号線283を介して画像信号
インターフェース部85に出力するバッファ回路89
と、画像信号インターフェース部85から信号線282
を介して入力される画像データ信号VDを、信号線28
1を介して出力するバッファ回路90と、信号線285
を介して入力されるドット同期信号VCLKを、信号線
287を介して画像信号インターフェース部85に出力
するバッファ回路91と、画像信号インターフェース部
85から信号線286を介して入力されるドット同期信
号VCLKを、信号線285を介して出力するバッファ
回路92と、信号線288を介して入力されるライン同
期信号LSYNCを、信号線290を介して画像信号イ
ンターフェース部85に出力するバッファ回路93と、
画像信号インターフェース部85から信号線289を介
して入力されるライン同期信号LSYNCを、信号線2
88を介して出力するバッファ回路94と、信号線29
1を介して入力されるページ同期信号PSYNCを、信
号線293を介して画像信号インターフェース部85に
出力するバッファ回路95と、画像信号インターフェー
ス部85から信号線292を介して入力されるページ同
期信号PSYNCを、信号線291を介して出力するバ
ッファ回路96とを備えている。
【0040】バッファ回路89、91、93、95は、
画像信号インターフェース部85と共に選択決定手段と
しての機能を有し、画像信号インターフェース部85か
ら信号線294を介して出力されるイネーブル信号E5
によって各信号を入出力状態を制御する。また、バッフ
ァ回路90、92、94、96は、画像信号インターフ
ェース部85から信号線295を介して出力されるイネ
ーブル信号E6 によって各信号を入出力状態を制御す
る。すなわち、ホストインターフェース部6は、通信部
5と同様に、画像信号および同期信号の入力および出力
を行うため、入出力を2種類のイネーブル信号によって
制御する必要があるためである。
【0041】ページメモリ86は、信号線277を介し
て画像信号インターフェース部85との間で画像信号の
やりとりを行い、1ページ分の画像データを格納する。
また、双方向パラレルインターフェース87は、信号線
280を介して、ホスト装置となるパーソナルコンピュ
ータ(以下、パソコン)88と接続するためのインター
フェースであり、この双方向パラレルインターフェース
87によって、パソコン88との間で画像信号の入出力
を行うものである。これによって、ホストインターフェ
ース部6は、制御部2から入力される制御信号に基づい
て、パソコン88との間で画像データの入出力を行う。
【0042】以上の構成において、各サブモジュール内
の画像信号インターフェース部25、45、65、85
には、それぞれ、ページ同期信号用信号線、ライン同期
信号用信号線、ドット同期信号用信号線、画像データ用
信号線の4本の信号線が接続され、これらの4本の信号
線によって信号線7が形成されている。
【0043】図6は、アイドル時における、ページ同期
信号、ライン同期信号、ドット同期信号、画像データ信
号の波形を示し、図7は、動作時における、ページ同期
信号、ライン同期信号、ドット同期信号、画像データ信
号の波形を示したものである。なお、図6および図7
中、(a)はページ同期信号PSYNC、(b)はライ
ン同期信号LSYNC、(c)はドット同期信号VCL
K、(d)は画像データ信号VDを示す。
【0044】アイドル時には、図6に示すように、ペー
ジ同期信号用信号線、ライン同期信号用信号線、ドット
同期信号用信号線の各信号線電位は、非活性状態の
“L”に固定する。このため、プルダウン抵抗8には、
数百Ω〜数kΩの抵抗値を有する抵抗を用い、非活性状
態における同期信号線の電位レベルを一定に保ってい
る。また、画像データ用信号線は、ハイインピーダンス
(以下、“Z”)とする。
【0045】一方、動作時には、制御部2によって画像
出力を行う所定のサブモジュール(この場合、画像読取
部2、通信部4、ホストインターフェース部5のいずれ
か)と、画像入力を行う所定のサブモジュール(この場
合、画像記録部3、通信部4、ホストインターフェース
部5のいずれか)とを活性状態とし、画像データ信号V
Dの入力を求めるサブモジュールから画像データ信号V
Dを出力するサブモジュールに対して、図7に示すよう
な、ページ同期信号PSYNC、ライン同期信号LSY
NC、ドット同期信号VCLKを信号線7に出力する。
すると、画像データ信号VDを出力するサブモジュール
側では、入力されるページ同期信号PSYNC、ライン
同期信号LSYNC、ドット同期信号VCLKに同期し
て、画像データ信号VDを信号線7に出力する。
【0046】このとき、画像データ信号VDを出力すべ
きサブモジュール、および、画像データ信号VDを入力
すべきサブモジュール以外のサブモジュールは、アイド
ル状態となっているため、信号線7とは電気的に接続さ
れていない状態となっている。すなわち、選択された2
つのサブモジュール間だけを、ページ同期信号用信号
線、ライン同期信号用信号線、ドット同期信号用信号
線、画像データ用信号線によって接続したものと等価な
状態となる。なお、各信号は、原稿または記録紙サイ
ズ、読み取りまたは記録解像度によって異なった時間周
期となる。
【0047】図8は、画像データの入出力を行うサブモ
ジュールの動作可能な組み合わせを示したものである。
画像出力側となるサブモジュールは、画像読取部2、通
信部4、ホストインターフェース部5のいずれかであ
り、一方、画像入力側となるサブモジュールは、画像記
録部3、通信部4、ホストインターフェース部5のいず
れかである。そして、各サブモジュール同士の組み合わ
せによって、図8に示すように、「コピー」(01
H)、「送信蓄積」(02H)、「ローカルスキャン」
(03H)、「受信プリント」(04H)、「PCファ
ックス受信」(05H)、「PCプリント」(06
H)、「PCファックス送信」(07H)の7つの動作
モードを実現している。そして、各動作モードには、
“01H”〜“07H”の番号が振られている。
【0048】本実施例の画像処理装置1は、動作時にお
いて、活性状態となる画像出力側および画像入力側のサ
ブモジュールはそれぞれ1つだけであり、一度に2つの
動作を行うことはできない。このため、アイドル中のサ
ブモジュールから動作要求があった場合、RAM13内
のキューレジスタに対して、その要求がキューイングさ
れる。キューレジスタは、前述したように、RAM13
内の所定領域に設けられ、CPU11によって管理され
ている。また、本実施例では、2つのサブモジュールが
動作中に、残り2つのサブモジュールから動作要求が発
生する可能性があるため、図9に示すように、3段のキ
ューレジスタを用意している。
【0049】図9は、動作要求に伴うキューレジスタ内
部値の変化を説明するためのものである。電源投入直後
のキューレジスタは、1段目から3段目まで共に“00
H”を格納している(図9中、A参照)。ここで、画像
読取部2から「送信蓄積」の動作要求があると、キュー
レジスタの1段目に“02H”を書き込み、「送信蓄
積」動作を実行する(図9中、B参照)。
【0050】そして、「送信蓄積」動作の最中にホスト
インターフェース部5から「PCプリント」の動作要求
があると、現在「送信蓄積」動作を実行中であるため、
キューレジスタの2段目に“06H”を書き込む(図9
中、C参照)。「送信蓄積」動作が終了すると、キュー
レジスタの2段目の内容が1段目にコピーされるととも
に、3段目の内容が2段目にコピーされ、3段目に“0
0H”が書き込まれる。これによって、2段目に格納さ
れていた“06H”が1段目に書き込まれ、「PCプリ
ント」動作を実行する(図9中、D参照)。
【0051】次に、上述の実施例における画像処理装置
1の動作例を図10〜図16に基づいて説明する。
【0052】図10は、画像処理装置の電源投入後の処
理手順を示したものである。画像処理装置1に電源が投
入されると、CPU11は、RAM13内のキューレジ
スタに対して“00H”を書き込み、キューレジスタを
初期化する(ステップS101)。そして、各サブモジ
ュール内は、画像信号インターフェース部25、45、
65、85から出力するイネーブル信号E1 〜E6 をそ
れぞれ“H”とする。これによって、ページ同期信号用
信号線、ライン同期信号用信号線、ドット同期信号用信
号線の各信号線電位を非活性状態の“L”に固定し、ア
イドル状態とする(ステップS102)。次いで、その
他の初期化処理を実行する(ステップS103)。
【0053】図11〜図13は、本実施例の画像処理装
置でファクシミリ送信を行う場合の処理手順を示したも
のである。オペレータによって操作パネル14から「送
信蓄積」の指示入力があると(ステップS201)、C
PU11は、キューレジスタの1段目の内容を読み出
し、その内容が“00H”であり、現在の動作状態がア
イドル状態であることを確認する(ステップS20
2)。そして、CPU11は、キューレジスタの1段目
に“02H”を書き込み、動作モードとして「送信蓄
積」を選択する(ステップS203)。続いて、CPU
11は、SIO部15から信号線101を介して画像読
取部3に対して原稿の読み取りを指示し(ステップS2
04)、画像読取部3がレディ状態であるか否かを判断
する(ステップS205)。
【0054】ステップS205の判断処理において、画
像読取部3からレディステータス信号の返答がない場合
には、画像読取部3はまだレディ状態ではないものと判
断し(ステップS205;N)、レディステータス信号
を受信するまで待機する。一方、ステップS205の判
断処理において、画像読取部3からレディステータス信
号の返答があった場合には、画像読取部3がレディ状態
であるものと判断する(ステップS205;Y)。レデ
ィ状態となった画像読取部3は、画像信号インターフェ
ース部25から出力するイネーブル信号E1 を“L”と
して、ページ同期信号用信号線、ライン同期信号用信号
線、ドット同期信号用信号線を動作状態とするととも
に、センサ29によって原稿サイズを検出し、検出した
原稿サイズの情報をSIO部44からCPU11に通知
する(ステップS206)。
【0055】次に、CPU11は、SIO部17から信
号線103を介して通信部5に対して送信を指示すると
ともに、原稿サイズ、送信モード、相手先電話番号等の
必要な情報も伝達する(ステップS207)。CPU1
1からの送信指示を受けた通信部5は、画像信号インタ
ーフェース部65から出力するイネーブル信号E3
“L”として、ページ同期信号用信号線、ライン同期信
号用信号線、ドット同期信号用信号線の動作状態とし、
ページ同期信号PSYNC、ライン同期信号LSYN
C、ドット同期信号VCLKの各同期信号を送出可能な
状態とする(ステップS208)。
【0056】次いで、通信部5は、原稿サイズに応じた
所定のページ同期信号PSYNC、ライン同期信号LS
YNC、ドット同期信号VCLKの各同期信号を信号線
7に出力し、信号線7を介して画像読取部3は、これら
の同期信号を入力する(ステップS209)。これによ
って、画像読取部3は、信号線7に画像データ信号VD
を出力し、信号線7を介して通信部5は、画像データ信
号VDを入力する。さらに、通信部5は、圧縮・伸長部
66によって画像データ信号VDの圧縮を行い、圧縮し
た画像データをRAM63に蓄積する(ステップS21
0)。
【0057】そして、通信部5は、1ページ分の「送信
蓄積」が終了すると、ページ終了の情報をSIO部64
からCPU11に通知する(ステップS211)。する
と、CPU11は、SIO部15から信号線101を介
して画像読取部3に対して原稿の残りがあるか否かを確
認し(ステップS212)、画像読取部3に原稿がまだ
あるか否かを判断する(ステップS213)。ステップ
S213の判断処理において、画像読取部3に原稿がま
だある場合(ステップS213;Y)、CPU11は、
SIO部17から信号線103を介して通信部5に対し
て次原稿の入力を指示し(ステップS214)、ステッ
プS209からの処理を実行する。
【0058】一方、ステップS213の判断処理におい
て、画像読取部3に原稿がもうない場合(ステップS2
13;N)、CPU11は、SIO部15から信号線1
01を介して画像読取部3に対して「送信蓄積」動作の
終了を通知する(ステップS215)。「送信蓄積」動
作の終了通知を受けた画像読取部3は、画像信号インタ
ーフェース部25から出力するイネーブル信号E1
“H”として、ページ同期信号用信号線、ライン同期信
号用信号線、ドット同期信号用信号線をアイドル状態と
する(ステップS216)。続いて、CPU11は、S
IO部17から信号線103を介して通信部5に対して
「送信蓄積」動作の終了を通知する(ステップS21
7)。
【0059】「送信蓄積」動作の終了通知を受けた通信
部5は、画像信号インターフェース部65から出力する
イネーブル信号E3 を“H”として、ページ同期信号用
信号線、ライン同期信号用信号線、ドット同期信号用信
号線をアイドル状態とする(ステップS218)。次い
で、CPU61は、RAM63内に蓄積された圧縮画像
データをモデム67で変調した後、回線インターフェー
ス68を介して通信相手先に送信する(ステップS21
9)。そして、CPU11は、キューレジスタの1段目
に“00H”を書き込み、「送信蓄積」の終了を設定す
る(ステップS220)。
【0060】図14〜図16は、本実施例の画像処理装
置でファクシミリ送信を行っている最中に、他の動作要
求があった場合の処理手順を示したものである。なお、
本例では、他の動作要求として、ホストインターフェー
ス部6に接続されているパソコン88から「PCプリン
ト」動作要求があった場合についての説明となっている
が、「PCプリント」動作要求以外の動作要求について
も該当箇所の変更だけで同様の処理手順となる。
【0061】ホストインターフェース部6に接続された
パソコン88から双方向パラレルインターフェース87
を介してプリント要求の入力があると(ステップS30
1)、ホストインターフェース部6は、パソコン88か
ら送られてくる印字データをページメモリ86内に格納
する(ステップS302)。そして、ページメモリ86
内に1ページ分の印字データが格納された時点で、ホス
トインターフェース部6は、SIO部84から信号線1
04を介してCPU11にプリント要求がある旨を通知
する(ステップS303)。このとき、記録紙サイズ等
の情報も一緒に通知する。
【0062】ホストインターフェース部6からの通知を
受け取ったCPU11は、キューレジスタの1段目の内
容を読み出し、内容をチェックする(ステップS30
4)。この場合、キューレジスタの1段目の内容は、図
9中、Bに示すように「送信蓄積」を表す“02H”と
なっているため、現在の動作状態が「送信蓄積」状態で
あることを確認する。続いて、CPU11は、キューレ
ジスタの2段目の内容を読み出し、その内容が“00
H”であることを確認すると、ここに“06H”を書き
込み、次の動作モードとして「PCプリント」の動作要
求がある旨を記録する(ステップS305)。そして、
CPU11は、現在「送信蓄積」動作中であるため、S
IO部18から信号線104を介してホストインターフ
ェース部6に一時待機することを指示する(ステップS
306)。以後、CPU11は、一定周期でキューレジ
スタの内容をチェックする(ステップS307)。
【0063】すなわち、キューレジスタの1段目が“0
0H”となったか否かを一定周期毎に判断し(ステップ
S308)、“00H”となった場合(ステップS30
8;Y)、CPU11は、キューレジスタの1段目に2
段目の内容(この場合、“06H”)をコピーするとと
もに、2段目の内容を“00H”に書き込み、キューレ
ジスタの内容を更新する(ステップS309)。続い
て、CPU11は、SIO部18から信号線104を介
してホストインターフェース部6に対してプリント開始
を指示する(ステップS310)。
【0064】プリント開始の指示が与えられたホストイ
ンターフェース部6は、画像信号インターフェース部8
5から出力するイネーブル信号E6 を“L”として、画
像信号を出力可能状態とする(ステップS311)。そ
して、CPU11は、SIO部16から信号線102を
介して画像記録部4に対して印字を指示し(ステップS
312)、画像記録部4がレディ状態であるか否かを判
断する(ステップS313)。ステップS313の判断
処理において、画像記録部4からレディステータス信号
の返答がない場合には、画像記録部4はまだレディ状態
ではないものと判断し(ステップS313;N)、レデ
ィステータス信号を受信するまで待機する。
【0065】一方、ステップS313の判断処理におい
て、画像記録部4からレディステータス信号の返答があ
った場合には、画像記録部4がレディ状態であるものと
判断する(ステップS313;Y)。レディ状態となっ
た画像記録部4は、画像信号インターフェース部45か
ら出力するイネーブル信号E2 を“L”として、ページ
同期信号用信号線、ライン同期信号用信号線、ドット同
期信号用信号線を動作状態とし、ページ同期信号PSY
NC、ライン同期信号LSYNC、ドット同期信号VC
LKの各同期信号を送出可能な状態とする(ステップS
314)。
【0066】次いで、画像記録部4は、原稿サイズに応
じた所定のページ同期信号PSYNC、ライン同期信号
LSYNC、ドット同期信号VCLKの各同期信号を信
号線7に出力し、信号線7を介してホストインターフェ
ース部6は、これらの同期信号を入力する(ステップS
315)。これによって、ホストインターフェース部6
は、信号線7に画像データ信号VDを出力し、信号線7
を介して画像記録部4は、画像データ信号VDを入力す
る。
【0067】そして、ホストインターフェース部6は、
画像記録部4に対して画像データ信号VDを出力しつ
つ、パソコン88から送られてくる次の印字データをペ
ージメモリ86内に格納し(ステップS316)、ホス
トインターフェース部6は、1ページ分の印字データの
格納が終了すると、ページ終了の情報をSIO部84か
らCPU11に通知する(ステップS317)。する
と、CPU11は、SIO部18から信号線104を介
してホストインターフェース部6に対して印字データの
残りがあるか否かを確認し(ステップS318)、ペー
ジメモリ86内に印字データがまだあるか否かを判断す
る(ステップS319)。
【0068】ステップS319の判断処理において、ペ
ージメモリ86内に印字データがまだある場合(ステッ
プS319;Y)、ステップS315からの処理を再度
実行する。一方、ステップS319の判断処理におい
て、ページメモリ86内に印字データがもうない場合
(ステップS319;N)、CPU11は、SIO部1
8から信号線104を介してホストインターフェース部
6に対して「PCプリント」動作の終了を通知する(ス
テップS320)。
【0069】「PCプリント」動作の終了通知を受けた
ホストインターフェース部6は、画像信号インターフェ
ース部85から出力するイネーブル信号E6 を“H”と
して、ページ同期信号用信号線、ライン同期信号用信号
線、ドット同期信号用信号線をアイドル状態とする(ス
テップS321)。続いて、CPU11は、SIO部1
6から信号線102を介して画像記録部4に対して「P
Cプリント」動作の終了を通知する(ステップS32
2)。
【0070】「PCプリント」動作の終了通知を受けた
画像記録部4は、画像信号インターフェース部45から
出力するイネーブル信号E2 を“H”として、ページ同
期信号用信号線、ライン同期信号用信号線、ドット同期
信号用信号線をアイドル状態とする(ステップS32
3)。そして、CPU11は、キューレジスタの1段目
に“00H”を書き込み、「PCプリント」の終了を設
定する(ステップS324)。
【0071】以上説明したように、本実施例では、各サ
ブモジュール間で、画像データ用信号線、ページ同期信
号用信号線、ライン同期信号用信号線、ドット同期信号
用信号線の4つの信号線を共通の信号線として使用する
ので、新たにサブモジュールを増加することによって、
信号線数が増えることがない。また、信号線を共通化す
ることによって、後からサブモジュールを増設すること
が容易であり、システムの拡張性に優れている。
【0072】第1の実施例における第1の変形例
【0073】前述した実施例でのファクシミリ送信は、
通信部5内のRAM63に送信すべき画像データを蓄積
した後に行うようにしているが、すべての画像データを
蓄積してから送信するのではなく、通信部5に入力され
る画像データを、入力された時点で順次送信するように
してもよい。
【0074】なお、前述の実施例では、サブモジュール
の一例として、画像読取部3、画像記録部4、通信部
5、ホストインターフェース部6の4つを挙げている
が、他にも画像データの入力あるいは出力を行う機能を
有するものであれば、どのようなものをサブモジュール
として接続しても構わない。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明では、画像データを入力あるいは出力するすべての画
像処理手段間を、信号伝送路によって共通接続したこと
により、信号線数を大幅に削減することができ、画像処
理手段の追加に伴う信号線数の増加をなくすことができ
る。また、画像データのやりとりを行う一対の画像処理
手段間だけを導通状態とすることにより、共通接続され
ている他の画像処理手段が信号伝送路に対して画像デー
タを入出力しようとしても、これをを防止することがで
き、共通接続による不都合を回避できる。
【0076】請求項2記載の発明では、前述した請求項
1に記載する発明に加えて、信号伝送路内に信号が流れ
ていない状態では、信号伝送路の電位レベルを一定レベ
ルに固定することにより、信号伝送路と接続する他の画
像処理手段に対し、中間電位レベル等の誤った電位の印
加を防止でき、安全性を高めることができる。
【0077】請求項3記載の発明では、前述した請求項
1または2に記載する発明に加えて、画像データ伝送の
ために外部から同期信号を供給することなく、選択され
た画像処理手段間だけで正しく画像データのやりとりを
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例における画像処理装置
の要部構成を示す図である。
【図2】 図1における画像読取部の要部構成を詳細に
示す図である。
【図3】 図1における画像記録部の要部構成を詳細に
示す図である。
【図4】 図1における通信部の要部構成を詳細に示す
図である。
【図5】 図1におけるホストインターフェース部の要
部構成を詳細に示す図である。
【図6】 アイドル時における、ページ同期信号、ライ
ン同期信号、ドット同期信号、画像データ信号の波形を
示す図である。
【図7】 動作時における、ページ同期信号、ライン同
期信号、ドット同期信号、画像データ信号の波形を示す
図である。
【図8】 画像データの入出力を行うサブモジュールの
動作可能な組み合わせを示す図である。
【図9】 動作要求に伴うキューレジスタ内部値の変化
を説明するための図である。
【図10】 画像処理装置の電源投入後の処理手順を示
す図である。
【図11】 本実施例の画像処理装置でファクシミリ送
信を行う場合の処理手順を示す図である。
【図12】 図11に続く、本実施例の画像処理装置で
ファクシミリ送信を行う場合の処理手順を示す図であ
る。
【図13】 図12に続く、本実施例の画像処理装置で
ファクシミリ送信を行う場合の処理手順を示す図であ
る。
【図14】 本実施例の画像処理装置でのある動作中に
他の動作要求があった場合の処理手順を示す図である。
【図15】 図14に続く、本実施例の画像処理装置で
のある動作中に他の動作要求があった場合の処理手順を
示す図である。
【図16】 図15に続く、本実施例の画像処理装置で
のある動作中に他の動作要求があった場合の処理手順を
示す図である。
【図17】 第1の従来例における画像処理装置の要部
構成を示す図である。
【図18】 第2の従来例における画像処理装置の要部
構成を示す図である。
【符号の説明】
1…画像処理装置、2…制御部(制御手段)、3…画像
読取部(画像処理手段)、4…画像記録部(画像処理手
段)、5…通信部(画像処理手段)、6…ホストインタ
ーフェース部(画像処理手段)、7…信号線(信号伝送
路)、8…プルダウン抵抗(レベル一定化手段)、11
…CPU、12…ROM、13…RAM、14…操作パ
ネル、15〜18…SIO部、100…システムバス、
101〜112…信号線
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 1/32 H04N 1/04 102

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理すべき画像データを入力あるいは出
    力する複数の画像処理手段と、 これらの画像処理手段に対応して複数設けられ、各画像
    処理手段に対して画像データを導通状態とするか、ある
    いは、遮断状態とするかを選択的に決定する選択決定手
    段と、 これらの選択決定手段を介して前記画像処理手段間を共
    通接続する信号伝送路と、 前記画像処理手段の中から、画像データを入力する任意
    の画像処理手段と画像データを出力する任意の画像処理
    手段とをそれぞれ1つずつ選択し、選択した画像処理手
    段に対応する選択決定手段だけを導通状態となるように
    制御する制御手段とを具備することを特徴とする画像処
    理装置。
  2. 【請求項2】 処理すべき画像データを入力あるいは出
    力する複数の画像処理手段と、 これらの画像処理手段に対応して複数設けられ、各画像
    処理手段に対して画像データを導通状態とするか、ある
    いは、遮断状態とするかを選択的に決定する選択決定手
    段と、 これらの選択決定手段を介して前記画像処理手段間を共
    通接続する信号伝送路と、 前記選択決定手段によってすべての画像処理手段に対す
    る画像データを遮断状態としたとき、前記信号伝送路に
    おける電位レベルを一定化するレベル一定化手段と、 前記画像処理手段の中から、画像データを入力する任意
    の画像処理手段と画像データを出力する任意の画像処理
    手段とをそれぞれ1つずつ選択し、選択した画像処理手
    段に対応する選択決定手段だけを導通状態となるように
    制御する制御手段とを具備することを特徴とする画像処
    理装置。
  3. 【請求項3】 前記信号伝送路は、画像データを伝送す
    るための画像データ用信号線と、画像処理手段間におけ
    る同期をとるための同期信号用信号線とを有し、 前記制御手段によって選択された、画像データを入力す
    る画像処理手段から画像データを出力する画像処理手段
    に対して前記同期信号用信号線を介して同期信号を出力
    し、前記制御手段によって選択された、画像データを出
    力する画像処理手段から画像データを入力する画像処理
    手段に対して前記画像データ用信号線を介して画像デー
    タ信号を出力することを特徴とする請求項1または2記
    載の画像処理装置。
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