Nothing Special   »   [go: up one dir, main page]

JPH10208459A - 光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク装置

Info

Publication number
JPH10208459A
JPH10208459A JP9013708A JP1370897A JPH10208459A JP H10208459 A JPH10208459 A JP H10208459A JP 9013708 A JP9013708 A JP 9013708A JP 1370897 A JP1370897 A JP 1370897A JP H10208459 A JPH10208459 A JP H10208459A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical disk
circuit
optical
disk drive
drive mechanism
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9013708A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Iwasaki
正明 岩崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP9013708A priority Critical patent/JPH10208459A/ja
Priority to US08/897,489 priority patent/US5881030A/en
Publication of JPH10208459A publication Critical patent/JPH10208459A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B33/00Constructional parts, details or accessories not provided for in the other groups of this subclass
    • G11B33/12Disposition of constructional parts in the apparatus, e.g. of power supply, of modules
    • G11B33/121Disposition of constructional parts in the apparatus, e.g. of power supply, of modules the apparatus comprising a single recording/reproducing device
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B33/00Constructional parts, details or accessories not provided for in the other groups of this subclass
    • G11B33/12Disposition of constructional parts in the apparatus, e.g. of power supply, of modules
    • G11B33/121Disposition of constructional parts in the apparatus, e.g. of power supply, of modules the apparatus comprising a single recording/reproducing device
    • G11B33/122Arrangements for providing electrical connections, e.g. connectors, cables, switches
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B11/00Recording on or reproducing from the same record carrier wherein for these two operations the methods are covered by different main groups of groups G11B3/00 - G11B7/00 or by different subgroups of group G11B9/00; Record carriers therefor
    • G11B11/10Recording on or reproducing from the same record carrier wherein for these two operations the methods are covered by different main groups of groups G11B3/00 - G11B7/00 or by different subgroups of group G11B9/00; Record carriers therefor using recording by magnetic means or other means for magnetisation or demagnetisation of a record carrier, e.g. light induced spin magnetisation; Demagnetisation by thermal or stress means in the presence or not of an orienting magnetic field
    • G11B11/105Recording on or reproducing from the same record carrier wherein for these two operations the methods are covered by different main groups of groups G11B3/00 - G11B7/00 or by different subgroups of group G11B9/00; Record carriers therefor using recording by magnetic means or other means for magnetisation or demagnetisation of a record carrier, e.g. light induced spin magnetisation; Demagnetisation by thermal or stress means in the presence or not of an orienting magnetic field using a beam of light or a magnetic field for recording by change of magnetisation and a beam of light for reproducing, i.e. magneto-optical, e.g. light-induced thermomagnetic recording, spin magnetisation recording, Kerr or Faraday effect reproducing
    • G11B11/1055Disposition or mounting of transducers relative to record carriers
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B25/00Apparatus characterised by the shape of record carrier employed but not specific to the method of recording or reproducing, e.g. dictating apparatus; Combinations of such apparatus
    • G11B25/04Apparatus characterised by the shape of record carrier employed but not specific to the method of recording or reproducing, e.g. dictating apparatus; Combinations of such apparatus using flat record carriers, e.g. disc, card
    • G11B25/043Apparatus characterised by the shape of record carrier employed but not specific to the method of recording or reproducing, e.g. dictating apparatus; Combinations of such apparatus using flat record carriers, e.g. disc, card using rotating discs
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/08Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers

Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ディスクドライブ機構と、制御回路を搭載
した回路基板とを有する光ディスク装置に関し、装置の
厚みを薄くする。 【解決手段】 光ディスクに光ビームを照射して、デー
タを読み取る光学ヘッドを有する光ディスクドライブ機
構と、光ディスクドライブ機構を制御するための制御回
路と、制御回路を光ディスクドライブ機構側の面にのみ
搭載した回路基板とを有する。制御回路は、光学ヘッド
を駆動するための駆動回路13と、光学ヘッドのデータ
のリードを行うリード回路10と、LSI回路1とを有
する。このLSI回路1は、主制御を行うプロセッサ2
と、プロセッサの実行のためのメモリ3と、プロセッサ
2のタイミングゲートを作成するロジック回路6と、外
部とのインターフェース制御を行うコントローラ4とを
ワンチップ上に形成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスクドライ
ブ機構と、制御回路を搭載した回路基板とを有する光デ
ィスク装置に関し、特に、装置の厚みを薄くするための
光ディスク装置に関する。
【0002】コンピュータシステムにおける記憶装置と
して、光ディスク装置が利用されている。このような光
ディスク装置においては、記憶容量の増加と、装置の小
型化が求められている。例えば、ラップトップ型コンピ
ュータへの光ディスク装置の搭載が求められている。
【0003】
【従来の技術】図6は、従来技術の全体構成図、図7
は、従来技術の回路ブロック図である。
【0004】図6、図7は、光ディスク装置として、光
磁気ディスク装置を例に示している。
【0005】図6に示すように、光磁気ディスク装置の
制御回路は、次のように構成されている。即ち、マイク
ロプロセッサ(MPU)61は、装置の主制御を行うも
のである。ランダムアクセスメモリ(RAM)65は、
MPU61が処理するために使用されるメモリである。
【0006】リードオンリーメモリ(ROM)66は、
MPU61が、実行する制御プログラムを格納するメモ
リである。オプチカルディスクコントローラ(ODC)
63は、ホストとのインターフェース制御を行い、且つ
データのエンコード/デコードを行うものである。ラン
ダムアクセスメモリ(RAM)67は、リードデータ・
ライトデータのバッファメモリとして使用される。
【0007】デジタルシグナルプロセッサ(DSP)6
4は、光ディスクドライブ機構の光学ヘッドのサーボ制
御を行うものである。制御ロジック回路62は、光ディ
スクドライブ機構の光学ヘッド等とデジタル信号のやり
とりを行うための論理回路群である。制御ロジック回路
62は、プロセッサ61と光学ヘッドとの間のデータの
送受信のためのタイミングゲートを作成する。
【0008】このような、デジタル回路61、65、6
3、64、66は、共通のアドレス/データバス線68
で接続されている。このデジタル回路に加え、アナログ
回路が設けられている。アナログ回路は、リード回路6
9、ライト回路71、駆動回路72、信号増幅回路75
等で構成される。
【0009】リード回路69は、光学ヘッドの光ディテ
クター90の出力を増幅した後、波形生成する。この生
成パルスは、リードデータとして、コントローラ63に
出力される。ライト回路71は、光学ヘッドのレーザー
ダイオード91を、所定のパワーでライトデータに応じ
て、パルス駆動する。これにより、光ディスクにデータ
をライトする。
【0010】駆動回路72は、DSP64からのサーボ
信号に応じて、光学ヘッドの駆動機構92を駆動する。
光学ヘッドの駆動機構92には、光学ヘッドのフォーカ
スアクチュエータ、光学ヘッドのトラックアクチュエー
タ、光学ヘッドの移動モータ等がある。
【0011】サーボ・AGC回路81は、光学ヘッド内
の光ディテクタ−90の検出出力からフォーカスエラー
信号及びトラックエラー信号を作成し、DSP64に出
力するものである。
【0012】図7の回路ブロック図に従い、説明する。
【0013】図7に示すように、MPU61と制御ロジ
ック回路62は、ワンチップに形成されている。そし
て、このワンチップLSIに、クロック源73が接続さ
れている。オプチカルディスクコントローラ63には、
RAM67と、ホストインタフェースの終端抵抗74と
が接続されている。MPU61には、RAM65とRO
M66とがアドレス/データバス線68により接続され
ている。
【0014】光学ヘッド80には、ライトLSI回路7
1と、プリアンプ・サーボAGC回路81とが設けられ
ている。ライトLSI回路71は、レーザーダイオード
(発光素子)91のリード/ライト発光制御を行う。ラ
イトLSI回路71は、制御ロジック回路62に接続さ
れ、MPU61の指示によりレーザーダイオード91を
リード/ライト発光制御する。
【0015】プリアンプ・サーボAGC回路81は、光
学ヘッド80の光ディテクター90の検出電流を電圧に
変換した後、再生信号、フォーカスエラー信号及びトラ
ックエラー信号を作成する。フォーカスエラー信号及び
トラックエラー信号は、DSP64に出力される。
【0016】リード回路(LSI)69は、プリアンプ
・サーボAGC回路81の再生信号の波形の生成を行
い、パルス化したリードデータをオプチカルディスクコ
ントローラ63に出力する。尚、リード回路69に対し
て、アナログスイッチ69−1と、反転回路69−2が
設けられている。
【0017】アナログLSI回路75は、装置内で使用
するオペアンプやコンパレータ等のアナログ回路を集積
化したものである。アナログLSI回路75は、フォー
カスエラー信号や、トラックエラー信号のフィルタリン
グ、増幅等を行う。
【0018】アンプ76は、アナログフィルタ用のオペ
アンプである。アンプ76は、プリアンプ・サーボAG
C回路81の出力をフィルタリングする。アンプ77
は、アナログフィルタ用のオペアンプであり、アナログ
LSI回路75からの出力を更にフィルタリングする。
【0019】光ディスクドライブのメカニズム82に
は、光学ヘッド80のレンズ位置を検出するためのレン
ズ位置検出回路93が設けられている。AGCアンプ7
0は、検出回路93のセンサ信号の電流/電圧変換を行
うための回路である。
【0020】又、光ディスクドライブのメカニズム82
には、光学ヘッド80の駆動機構として、フォーカスア
クチュエータ92−1、トラックアクチュエータ92−
2、ボイスコイルモータ92−3が設けられている。
【0021】フォーカスアクチュエータ92−1は、光
学ヘッド80のレンズをフォ−カス方向に駆動して、光
ビームのフォーカス位置を調整する。トラックアクチュ
エータ92−2は、光学ヘッド80のレンズをトラック
横断方向に駆動して、光ビームのトラック位置を微調整
する。ボイスコイルモータ92−3は、光学ヘッド80
を、光ディスクのトラックを横断する方向に移動させ
る。
【0022】DSP64は、アナログLSI回路75か
らのフォーカスエラー信号とトラックエラー信号と、A
GCアンプ70からのレンズ位置検出信号に応じて、各
種のサーボ制御処理を行う。即ち、DSP64は、フォ
ーカスサーボ制御、トラックサーボ制御及びシーク制御
を行う。
【0023】DSP64は、フォーカスエラー信号とト
ラックエラー信号とレンズ位置検出信号とをアナログ/
デジタル変換するA/Dコンバータ群を有する。そし
て、DSP64は、これらデジタル変換された信号に基
づいて、サーボ制御値(フォーカスサーボ制御値、トラ
ックサーボ制御値、シークサーボ制御値)を演算する。
【0024】DSP64は、各サーボ制御値をアナログ
のサーボ制御量に変換するD/Aコンバータ群を有す
る。DSP64には、サーボ及びシーク制御のための駆
動回路72が接続されている。
【0025】この駆動回路72は、フォーカスサーボ制
御量により、フォーカスアクチュエータ92−1を駆動
するためのフォーカスドライバー回路72−1と、トラ
ックサーボ制御量によりトラックアクチュエータ92−
2を駆動するためのトラックドライバー回路72−2
と、シークサーボ制御量によりボイスコイルモータ92
−3を駆動するためのVCMドライバー回路72−3で
構成される。
【0026】更に、メカニズム82には、光ディスクカ
ートリッジを外部にエジェクトするエジェクトモータ9
3−1と、光ディスクを回転するスピンドルモータ93
−2とが設けられている。
【0027】エジェクトドライバー回路78−1は、制
御ロジック回路62を介するMPU61の指示に応じ
て、エジェクトモータ93−1を駆動する。スピンドル
ドライバー回路78−2は、制御ロジック回路62を介
するMPU61の指示に応じて、スピンドルモータ93
−2を駆動する。
【0028】更に、光ディスクに磁界を印加するための
バイアス磁界用コイル94が設けられている。バイアス
ドライバー回路79は、制御ロジック回路62を介する
MPU61の指示に応じて、バイアス磁界用コイル94
を駆動する。バイアス磁界用コイル94に正負方向の所
定の電流を流すことにより、バイアス磁界用コイル94
は、正負両極性の磁界を発生する。
【0029】アンプ79−1は、バイアス駆動電流の検
出のためのオペアンプである。コンパレータ79−2
は、バイアス駆動電流値を設定するためのコンパレータ
である。
【0030】ディップスイッチ75は、外部からのアド
レス設定用のスイッチである。フリップフロップ76
は、ディップスイッチ75の設定値を保持するためのも
のである。これらは、SCSIインターフェースのため
に、設けられている。
【0031】図8及び図9は、従来技術の実装図(その
1)、(その2)、図10は、従来技術の構成図であ
る。
【0032】図8は、回路基板86の上面図、図9は、
回路基板86の下面図である。前述した各IC回路を実
装するために、従来では、1枚の回路基板86の上面
に、図8に示すように、各IC、LSIを実装してい
た。そして、回路基板86の下面には、図9のように、
残余のIC、LSI65、66、67−2を実装してい
た。尚、図8、図9の84−1〜84−5は、コネクタ
であり、光ディスクドライブ機構との接続のためのもの
である。又、85はインタフェース用コネクタであり、
SCSIインターフェースコネクタで構成される。
【0033】図9における回路基板86の点線内の領域
87、88、89は、アドレス/データバス線等の配線
領域である。光ディスクドライブ機構80、82のバイ
アスコイル94等の背の高い部分があり、部品を実装で
きる高さがとれない領域がある。この部分は、部品を実
装できないため、アドレス/データバス線等を設けてい
る。
【0034】図10に示すように、光ディスクドライブ
機構82の上に、回路基板86が、ネジ等により固定さ
れる。回路基板86は、比較的実装された部品の少ない
下面を光ディスクドライブ機構82に対向して、光ディ
スクドライブ機構82に取り付けられる。
【0035】
【発明が解決しようとする課題】近年、光ディスク装置
の利用分野の拡大が求められている。例えば、ラップト
ップ型コンピュータのフロッピーディスク装置の代わり
に使用することが求められている。ラップトップ型コン
ピュータは、厚さ約17mm、幅102mm、奥行き1
40mmの3.5インチのフロッピーディスク装置用ス
ロットを有している。
【0036】従って、ラップトップ型コンピュータに、
光ディスク装置を内蔵するには、光ディスク装置を、こ
のスロットに入る大きさにする必要がある。
【0037】しかしながら、従来技術では、回路基板8
6の両面に、IC等の部品を搭載していたため、光ディ
スク装置の厚みを薄くすることができないという問題が
生じていた。
【0038】又、光ディスク装置の制御回路は、共通の
バス線に接続された多数のデジタルLSIを有する。そ
して、それらが、共通のバス線を通じて接続されている
ため、回路基板上のバス線が比較的長くする必要があ
る。共通のバス線は、通常ランダムに配置することがで
きず、平行配線をする必要がある。このため、回路基板
においては、バス線が部品の配置に対して、大きな弊害
となっており、回路基板が大きく且つ回路基板の片面に
部品を実装することが困難であるという問題もあった。
【0039】更に、光ディスク装置の制御回路には、多
数のアナログ回路が存在する。これらアナログ回路は外
部ノイズに弱い。一方、デジタル回路が、共通バス線
に、高周波の信号を流すため、バス線からノイズが発生
する。このノイズが、回路基板に搭載したアナログ回路
に悪影響を及ぼすという問題があった。
【0040】しかも、回路基板に、多数のICを実装す
る必要があるため、実装の手間がかかる。又、回路基板
の両面に、部品を実装するため、両面に、リフロー半田
を施す必要がある。このため、製造コストが大きくなる
という問題もあった。
【0041】本発明の目的は、装置の厚みが薄く、且つ
幅や奥行きも小型な光ディスク装置を提供することにあ
る。
【0042】本発明の他の目的は、回路基板の片面にの
み部品を実装して、装置の厚みを薄くするための光ディ
スク装置を提供することにある。
【0043】本発明の更に他の目的は、回路基板に敷設
される共通のバス線の距離を短くして、回路基板自体を
小型化するとともに、回路基板の片面に部品を実装する
ことができる光ディスク装置を提供することにある。
【0044】本発明の更に他の目的は、回路基板に敷設
される共通のバス線の距離を短くして、アナログ回路へ
のノイズの放射を防止することができる光ディスク装置
を提供することにある。
【0045】
【課題を解決するための手段】光ディスク装置は、光デ
ィスクを回転するための回転手段と、光ディスクに光ビ
ームを照射して、前記光ディスクのデータを読み取るた
めの光学ヘッドとを有する光ディスクドライブ機構と、
光ディスクドライブ機構を制御するための制御回路と、
光ディスクドライブ機構に設けられ、且つ制御回路を、
光ディスクドライブ機構側の面にのみ搭載した回路基板
とを有する。
【0046】この制御回路は、光学ヘッドを駆動するた
めの駆動回路と、光学ヘッドの検出信号を作成する作成
回路と、検出信号からリードデータを作成するためのリ
ード回路と、LSI回路とを有する。LSI回路は、主
制御を行うためのプロセッサと、前記プロセッサの実行
のためのメモリと、前記プロセッサにアドレス/データ
バス線を介して接続され、前記プロセッサが前記光学ヘ
ッドとデータの送受信を行うためのタイミングゲートを
作成するロジック回路と、ホストとのインターフェース
制御を行い且つデータのエンコード/デコードを行うた
めのコントローラとをワンチップ上に形成したものであ
る。
【0047】本発明では、第1に、回路基板の片面にの
み部品を実装するようにしたため、部品を実装した回路
基板の厚みを薄くすることができる。このため、この回
路基板を光ディスクドライブに搭載した光ディスク装置
の厚みを薄くできる。
【0048】第2に、回路基板の片面のみに部品を実装
するため、バス線に注目した。バス線は、通常ランダム
に結ぶことができず、平行配線が必要である。このた
め、バス線に接続されるLSIの数が多く、部品同志が
離れて配置されている場合には、長いバスラインが要求
される。これにより、回路基板の部品の配置の弊害にな
っていた。このため、従来では、回路基板の片面にのみ
部品を配置することができなかった。
【0049】そこで、本発明は、共通バス線に接続され
るデジタル回路を、できるだけワンチップLSI内に収
容し、バス線をLSI内に取り込むようにした。これに
より、回路基板上のバス線の長さが短くなり、部品の実
装の自由度が増した。このため、回路基板の片面のみに
部品を実装することができる。
【0050】又、各種のデジタル回路が、1つのLSI
内に収容されるため、これら回路の実装面積も小さくな
る。このため、回路基板自体の小型化が可能となり、且
つ回路基板の片面のみに部品を容易に実装できる。
【0051】更に、バス線でノイズを発生するデジタル
回路は入出力ともデジタル信号である回路が多い。そこ
で入出力ともデジタル信号である少なくともプロセッサ
と、メモリと、ロジック回路と、コントローラを一体に
形成している。デジタル回路がまとめられたので、外部
のアナログ回路へのノイズの放射を防止できる。このた
め、正確なサーボ制御や、データリード動作が可能とな
る。
【0052】しかも、回路基板の片面のみに実装するた
め、部品の実装の手間が軽減され、且つ片面のみの半田
で済むため、製造コストの大幅な低下も可能となった。
【0053】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施の形態の構
成図、図2は本発明の一実施の形態の回路ブロック図で
ある。
【0054】図1は、光磁気ディスク装置の制御回路の
ブロック図を示す。マイクロプロセッサ(MPU)2
は、装置の主制御を行うものである。ランダムアクセス
メモリ(RAM)3は、MPU2が演算処理するために
使用されるメモリである。
【0055】オプチカルディスクコントローラ(OD
C)4は、ホストとのインターフェース制御を行い、且
つデータのエンコード・デコードを行うものである。デ
ジタルシグナルプロセッサ(DSP)5は、光ディスク
ドライブの光学ヘッド等のサーボ制御を行うものであ
る。制御ロジック回路6は、MPU2、ODC4、DS
P5と、光学ヘッドや駆動機構との間で、データの送受
信を行うためのタイミングゲートを作成するための論理
回路群である。
【0056】MPU2、RAM3、ODC4、DSP
5、制御ロジック回路6は、内部アドレス/データバス
線9で接続されている。そして、MPU2、RAM3、
ODC4、DSP5、制御ロジック回路6、内部アドレ
ス/データバス線9は、ワンチップ上に形成され、且つ
LSI1を構成する。
【0057】リードオンリーメモリ(ROM)8は、M
PU2が、実行する制御プログラムを格納するメモリで
ある。ROM8は、LSI1の内部バス9に接続され
る。ランダムアクセスメモリ(RAM)7は、リードデ
ータ・ライトデータのバッファメモリとして使用される
メモリである。RAM7は、ODC4と外部アドレス/
データバス線9−1を介して接続される。
【0058】このデジタル回路に加え、アナログ回路が
設けられている。アナログ回路は、リード回路10、ラ
イト回路12、駆動回路13、サーボ・AGC回路21
等である。
【0059】リード回路10は、光学ヘッドの光ディテ
クター30の出力を増幅して、リードデータを、ODC
4に出力する。ライト回路12は、光学ヘッドのレーザ
ーダイオード31を、ODC4からのライトデータに応
じて、駆動する。これにより、光ディスクにデータを書
き込む。
【0060】駆動回路13は、DSP5からのサーボ信
号に応じて、光学ヘッドの駆動機構32を駆動する。光
学ヘッドの駆動機構32には、光学ヘッドのフォーカス
アクチュエータ、光学ヘッドのトラックアクチュエー
タ、光学ヘッドの移動モータ等がある。
【0061】サーボ・AGC回路21は、光学ヘッドの
光ディテクタ−30の検出出力からフォーカスエラー信
号及びトラックエラー信号を作成する。フォーカスエラ
ー信号及びトラックエラー信号は、DSP5に出力され
る。
【0062】このように、MPU2、RAM3、ODC
4、DSP5、制御ロジック回路6、内部アドレス/デ
ータバス線9を、LSI1内に収容している。このた
め、これら回路の収容面積が減少するので、これら回路
の大幅な小型化が可能となる。
【0063】又、LSI1内に、内部アドレス/データ
バス線9を設けたため、LSI1外部に設けられるアド
レス/データバス線の長さを短くできる。これにより、
回路基板上のアドレス/データバス線の専有面積を減少
できる。
【0064】デジタル信号の入出力を行うデジタル回路
とバス線9をまとめたので、外部アナログ回路へのノイ
ズの放射を防止することができる。このため、サーボ制
御が正確にでき、且つリード動作も安定となる。
【0065】更に、A/D、D/Aコンバータを含むD
SP5は、デジタル/アナログ混合回路である。しか
し、DSP5もバス線に接続されているので、DSP5
も一体化している。このため、より小型となる。しかも
ノイズの放射も低減できる。
【0066】ここで、ROM8及びRAM7を、LSI
1内に収容することは、技術的に可能である。しかし、
RAM7は、データバッファの役目を果たすため、OD
C4との接続のための外部バス9−1が、内部アドレス
/データバス線9とは異なる。又、バッファサイズの変
更の要求も考慮する必要がある。このため、RAM7
を、LSI1内に収容していない。
【0067】又、ROM8は、制御プログラムを格納す
る。このため、ROM8単体で、制御プログラムを書き
込めるようにした方が、便利である。又、制御プログラ
ムのバージョンアップのために、制御プログラムを書き
換えることもある。この場合にも、ROM8単体で、制
御プログラムを書き換えることができる方が、便利であ
る。このため、ROM8を、LSI1内に収容していな
い。
【0068】勿論、ROM8及び/又はRAM7を、L
SI1内に収容することもできる。このようにすると、
より小型化が可能となる。
【0069】図2の回路ブロック図に従い、更に詳細に
説明する。
【0070】図2に示すように、LSI1は、図1に示
したように、MPU2、ODC4、DSP5、制御ロジ
ック回路6、SRAM3とを、ワンチップに形成したも
のである。そして、このワンチップLSI1に、3つの
クロック源(水晶発振器)18が接続されている。クロ
ック源18は、システムクロックを発生するクロック源
と、媒体タイプ1用(230M/128M媒体用)リフ
ァレンスクロックを発生するクロック源と、媒体タイプ
2用(640M/540M媒体用)リファレンスクロッ
クを発生するクロック源とを有する。
【0071】RAM7は、汎用の4メガのDRAMで構
成されている。ROM8は、汎用の4メガのFLASH
ROMで構成されている。
【0072】光学ヘッド20には、ライトLSI回路1
2と、プリアンプ・サーボAGC回路21とが設けられ
ている。ライトLSI回路12は、レーザーダイオード
(発光素子)31のリード/ライト発光制御を行う。そ
して、ライトLSI回路12は、LSI1の制御ロジッ
ク回路6に接続され、MPU1の指示によりレーザーダ
イオード31をリード/ライト発光制御する。
【0073】プリアンプ・サーボAGC回路21は、光
ディテクター30の検出電流を電圧に変換した後、再生
信号、フォーカスエラー信号及びトラックエラー信号を
作成するものである。プリアンプ・サーボAGC回路2
1は、再生信号の作成回路、フォーカスエラー信号の作
成回路、トラックエラー信号の作成回路等で構成されて
いる。
【0074】リード回路(LSI)10は、プリアンプ
・AGC回路21の再生信号(リード信号)の波形の生
成を行い、パルス化されたリードデータをODC4に出
力する。リードLSI10は、波形生成回路で構成され
ている。
【0075】アナログLSI回路14は、装置内で使用
される各種のアナログ回路を集積化したものである。ア
ナログLSI回路14は、フォーカスエラー信号や、ト
ラックエラー信号のフィルタリング、増幅等を行う。
【0076】光ディスクドライブのメカニズム22に
は、光学ヘッド20のレンズ位置を検出するためのレン
ズ位置検出回路33が設けられている。AGCアンプ1
1は、検出回路33のセンサ信号の電流/電圧変換を行
うための回路である。
【0077】又、光ディスクドライブのメカニズム22
には、光学ヘッド20の駆動機構として、フォーカスア
クチュエータ34−1、トラックアクチュエータ34−
2、ボイスコイルモータ34−3が設けられている。
【0078】フォーカスアクチュエータ34−1は、光
学ヘッド20のレンズをフォ−カス方向に駆動して、光
ビームのフォーカス位置を調整する。トラックアクチュ
エータ34−2は、光学ヘッド20のレンズをトラック
横断方向に駆動して、光ビームのトラック位置を調整す
る。ボイスコイルモータ34−3は、光学ヘッド20
を、光ディスクのトラックを横断する方向に移動する。
【0079】DSP5は、アナログLSI回路14から
のフォーカスエラー信号とトラックエラー信号と、AG
Cアンプ11からのレンズ位置検出信号に応じて、各種
のサーボ制御処理を行う。即ち、DSP5は、フォーカ
スサーボ制御、トラックサーボ制御及びシーク制御を行
う。
【0080】DSP5は、フォーカスエラー信号とトラ
ックエラー信号とレンズ位置検出信号とをアナログ/デ
ジタル変換するA/Dコンバータ群を有する。そして、
DSP5は、これらデジタル変換された信号に基づい
て、サーボ制御値(フォーカスサーボ制御値、トラック
サーボ制御値、シークサーボ制御値)を演算する。
【0081】DSP5は、各サーボ制御値をアナログの
サーボ制御量に変換するD/Aコンバータ群を有する。
DSP5は、サーボ制御のための駆動回路13−1、1
3−4に制御量を出力する。
【0082】この駆動回路13−1は、フォーカスアク
チュエータ34−1及びトラックアクチュエータ34−
2を駆動するためのフォーカス/トラックドライバー回
路13−1である。フォーカス/トラックドライバー回
路13−1は、周知の回路で構成されている。即ち、フ
ォーカス/トラックドライバー回路13−1は、それぞ
れ独立した2チャンネルのH型ブリッジ回路ICから構
成される。
【0083】このフォーカス/トラックドライバー回路
13−1には、駆動電流検出用のオペアンプ13−2
と、駆動電流値設定用のコンパレータ13−3とが接続
されている。
【0084】又、駆動回路13−4は、ボイスコイルモ
ータ34−3を駆動するためのVCMドライバー回路1
3−4である。VCMドライバー回路13−4は、汎用
のフルブリッジ回路で構成されている。
【0085】更に、メカニズム22には、光ディスクカ
ートリッジを外部にエジェクトするエジェクトモータ3
6と、光ディスクを回転するスピンドルモータ35とが
設けられている。
【0086】エジェクトドライバー回路15は、制御ロ
ジック回路6に接続され、MPU2の指示に応じて、エ
ジェクトモータ36を駆動する。
【0087】スピンドルドライバー回路13−5は、制
御ロジック回路6に接続され、MPU2の指示に応じ
て、スピンドルモータ35を駆動する。スピンドルドラ
イバー回路13−5は、3相のセンサレスモータドライ
バで構成される。
【0088】更に、光ディスクに磁界を印加するための
バイアスコイル37が設けられている。バイアスドライ
バー回路16は、制御ロジック回路6に接続され、MP
U2の指示に応じて、バイアスコイル37を駆動する。
バイアスドライバー回路16は、H型ブリッジ回路で構
成される。
【0089】DC−DCコンバータ19は、5ボルト電
圧を、3.3ボルトに変換して、電源を供給する。
【0090】この制御回路の動作は、周知のように、D
SP5が、アナログLSI回路14のフォーカスエラー
信号とトラックエラー信号をデジタル信号に変換した
後、この信号に応じて、フォーカスサーボ制御及びトラ
ックサーボ制御を行う。即ち、DSP5は、フォーカス
/トラック駆動回路13−1に制御量を出力して、フォ
ーカスアクチュエータ34−1、トラックアクチュエー
タ34−2を駆動する。
【0091】リード/ライト命令は、外部のコンピュー
タからODC4を介してMPU2に与えられる。MPU
2は、指定された光ディスクのトラック位置に光学ヘッ
ドを位置付けるため、DSP5に、移動距離を指示す
る。DSP5は、VCMドライバー回路13−4を介し
て、ボイスコイルモータ34−3を駆動する。DSP5
は、アナログLSI回路14のトラックエラー信号によ
り、光学ヘッドの位置を検出しながら、ボイスコイルモ
ータ34−3を駆動して、光学ヘッドを指定トラックへ
位置付ける。
【0092】ODC4で受信されたライトデータは、D
RAM7に格納された後、ライトLSI12に出力さ
れ、レーザーダイオード31が駆動される。これによ
り、光ディスクに書き込みが行われる。
【0093】又、リード命令を受けた時は、光学ヘッド
20の光ディテクタ30の検出信号からプリアンプ・サ
ーボAGC回路21が再生信号を作成する。再生信号
は、リード回路10で、パルス化され、リードデータが
得られる。リードデータは、リードLSI10からOD
C4に出力された後、DRAM7に格納される。DRA
M7に格納されたリードデータは、ODC4から外部に
出力される。
【0094】図3は、本発明の一実施の形態の回路実装
図、図4は、ドライブの上面図、図5は、光磁気ディス
ク装置の断面図である。
【0095】図3は、回路基板40の光ディスクドライ
ブ側の実装面を示す。図3に示すように、回路基板40
の中央に、部品実装不可の領域41が設けられている。
図4に示すように、光ディスクドライブ機構の対応する
位置には、バイアスコイル37が設けられている。この
ため、回路基板40の中央には、部品を実装できない。
【0096】この回路基板40の領域41に、アドレス
/データバス線等が配線される。この領域41を囲むよ
うに、LSI回路1、ROM8、RAM7、アナログL
SI回路14、リードLSI回路10が設けられてい
る。ドライバー回路13−1、13−4、13−5、1
6は、その下に設けられている。
【0097】回路基板40の反対面には、部品が実装さ
れていない。尚、23は、IDE(Integrated Device
Electronic)インターフェースコネクタ、24−1〜2
4−5は、光ディスクドライブとの接続のためのコネク
タである。又、フリップフロップ回路17は、外部アド
レス駆動用のフリップフロップである。
【0098】図5に示すように、光ディスクドライブ機
構52は、スピンドルモータ35と、光学ヘッド20と
を有する。スピンドルモータ35は、カートリッジケー
ス50内の光ディスク51を回転するものである。
【0099】光学ヘッド20は、固定部20−1と可動
部20−2とを有する。固定部20−1には、前述した
レーザーダイオード31と、光ディテクタ30とが設け
られ、装置ベースに固定されている。
【0100】可動部20−2は、ボイスコイルモータ3
4−3により、光ディスク51のトラック横断方向に、
移動される。可動部20−2は、前述のレンズ、フォー
カスアクチュエータ34−1、トラックアクチュエータ
34−2、レンズ位置検出器33が設けられている。
【0101】この固定部20−1の上に、カートリッジ
ホルダー53が取り付けられる。カートリッジホルダー
53は、挿入されるカートリッジケース50を保持する
ものである。カートリッジホルダー53は、上面と2つ
の側面とを有する。カートリッジホルダー53の上面の
中央には、バイアス磁界印加用コイル37が設けられて
いる。
【0102】図5に示すように、回路基板40の上面に
は、部品が搭載されていない。回路基板40の下面に、
全ての部品が搭載されている。そして、回路基板40
は、下面を、光ディスクドライブ52に対向させて、光
ディスクドライブ52に取り付けられる。
【0103】ここで、回路基板40に設けられたLSI
回路1、ドライバー回路13−5、13−1、16は、
比較的背が高い。このため、回路基板40を光ディスク
ドライブ52のカートリッジホルダー53に密接させ
て、取り付けた場合には、LSI回路1、ドライバー回
路13−5、13−1、16は、カートリッジホルダー
53との間に、余裕がなくなる。そして、背の高い回路
1、13−5、13−1、16は、カートリッジホルダ
ー53の上面に接触する可能性がある。
【0104】これを防止するため、図4に示すように、
カートリッジホルダー53の上面には、部品挿入用の穴
53−1〜53−4が設けられている。そして、回路基
板40を光ディスクドライブ52に取り付けた時に、比
較的背の高いLSI回路1、ドライバー回路13−5、
13−1、16が、各々穴53−1〜53−4に対向す
る。
【0105】即ち、光ディスクドライブ52のカートリ
ッジホルダー53の上面の板厚の部分を、比較的背の高
い部品を収容する空間に利用している。
【0106】このように、回路基板40の上面に、部品
を搭載しないで、且つ部品を搭載した回路基板40を光
ディスクドライブ機構52に密着して設けたので、回路
基板40を含めた光ディスク装置の厚みを、より小さく
することができる。従って、厚さ約17ミリメートルの
光ディスク装置を実現できる。
【0107】このように、光ディスクドライブ機構52
に取り付けられる回路基板40の片面のみに、部品を実
装したため、光ディスク装置の厚みを薄くできる。
【0108】又、アドレス/データバス線と、これらに
接続するMPU2、RAM3、ODC4、DSP5、制
御ロジック回路6を、ワンチップ化して、1つのLSI
内に収容したため、これら回路を小さくでき、且つ回路
基板上のアドレス/データバス線を最小限の長さにする
ことができる。このため、回路基板40の小型化が可能
となり且つ回路基板40の片面にのみ部品の実装が可能
となる。
【0109】これにより、光ディスク装置の厚みを薄く
できる。又、片面の実装のため、製造コストも低減でき
る。更に、デジタル系をまとめたので、回路基板40上
のアドレス/データバス線を最小限の長さにすることが
できるため、回路基板に実装されたアナログ回路へのノ
イズの放射を低減できる。
【0110】尚、光ディスク装置として、リード/ライ
ト可能な光磁気ディスク装置で説明したが、リードのみ
可能な光ディスク装置等の他の光ディスク装置にも適用
できる。
【0111】以上、本発明を実施の形態により説明した
が、本発明の主旨の範囲内で種々の変形が可能であり、
これらを本発明の範囲から排除するものではない。
【0112】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
次の効果を奏する。
【0113】回路基板の片面にのみ部品を実装するよ
うにしたため、部品を実装した回路基板の厚みを薄くす
ることができる。このため、この回路基板を光ディスク
ドライブ機構に搭載した光ディスク装置の厚みを薄くで
きる。
【0114】アドレス/データバス線に接続される回
路を、できるだけワンチップLSI内に収容し、アドレ
ス/データバス線をLSI内に取り込むようにした。こ
れにより、回路基板上のアドレス/データバス線の長さ
が短くなり、部品の実装の自由度が増した。このため、
回路基板の片面のみに部品を実装することができる。
【0115】各種のデジタル回路が、1つのLSI内
に収容されるため、これら回路の実装面積も小さくな
る。このため、回路基板の片面のみに部品を容易に実装
できる。
【0116】バス線でノイズを発生するデジタル回路
を一体化したので、回路基板のアナログ回路へのノイズ
の放射を防止できる。このため、アナログ信号がノイズ
の影響を受けにくくなり、正確なサーボ制御や、データ
リード動作が可能となる。
【0117】しかも、回路基板の片面のみに実装する
ため、部品の実装の手間が軽減され、且つ片面のみの半
田で済むため、製造コストの大幅な低下も可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の構成図である。
【図2】本発明の一実施の形態の回路ブロック図であ
る。
【図3】図2の実施の形態の回路実装図である。
【図4】本発明の一実施の形態のドライブ機構の上面図
である。
【図5】本発明の一実施の形態の装置の断面図である。
【図6】従来技術の構成図である。
【図7】従来技術の回路ブロック図である。
【図8】従来技術の実装図(その1)である。
【図9】従来技術の実装図(その2)である。
【図10】従来技術の説明図である。
【符号の説明】
1 LSI回路 2 MPU 3 RAM 4 ODC 5 DSP 6 制御ロジック回路 7 RAM 8 ROM 9 内部アドレス/データバス線 20 光学ヘッド 40 回路基板 51 光ディスク 52 光ディスクドライブ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ディスクを回転するための回転手段
    と、光ディスクに光ビームを照射して、前記光ディスク
    のデータを読み取るための光学ヘッドとを有する光ディ
    スクドライブ機構と、 前記光ディスクドライブ機構を制御するための制御回路
    と、 前記光ディスクドライブ機構に設けられ、且つ前記制御
    回路を、前記光ディスクドライブ機構側の面にのみ搭載
    した回路基板とを有し、 前記制御回路は、 前記光学ヘッドを駆動するための駆動回路と、 前記光学ヘッドの検出信号を作成する作成回路と、 前記検出信号からリードデータを作成するためのリード
    回路と、 主制御を行うためのプロセッサと、前記プロセッサの実
    行のためのメモリと、前記プロセッサにアドレス/デー
    タバス線を介して接続され、前記プロセッサが前記光学
    ヘッドとデータの送受信を行う為のタイミングゲートを
    作成するロジック回路と、ホストとのインターフェース
    制御を行い且つデータのエンコード/デコードを行うた
    めのコントローラとをワンチップ上に形成したLSI回
    路とを有することを特徴とする光ディスク装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の光ディスク装置において、 前記LSI回路は、 前記プロセッサにアドレス/データバス線により接続さ
    れ、前記光学ヘッドの検出信号に応じて、前記駆動回路
    を制御するためのデジタルシグナルプロセッサを含むこ
    とを特徴とする光ディスク装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2の光ディスク装置におい
    て、 前記光ディスクドライブ機構は、 前記回路基板が搭載される面に、前記制御回路の一部又
    は前部を収容するための穴部を有することを特徴とする
    光ディスク装置。
  4. 【請求項4】 請求項3の光ディスク装置において、 前記光ディスクドライブ機構は、光ディスクを収容した
    光ディスクカートリッジを保持するためのカートリッジ
    ホルダーを有し、 前記カートリッジホルダーの上面に、前記穴部を設けた
    ことを特徴とする光ディスク装置。
  5. 【請求項5】 請求項4の光ディスク装置において、 前記カートリッジホルダーの上面に、前記光ディスクに
    磁界を与えるための磁界印加コイルを設け、 前記カートリッジホルダーの上面の前記磁界印加コイル
    を設けた部分以外の部分に、前記穴部を設けたことを特
    徴とする光ディスク装置。
  6. 【請求項6】 請求項1又は2又は3又は4の光ディス
    ク装置において、 前記光ディスクドライブ機構は、光ディスクを収容した
    光ディスクカートリッジを保持するためのカートリッジ
    ホルダーを有し、 前記カートリッジホルダーの上面に、前記光ディスクに
    磁界を与えるための磁界印加コイルを設け、 前記回路基板は、前記光ディスクドライブの前記磁界印
    加コイルを設けた部分以外の部分の対応する部分に、前
    記制御回路を搭載したことを特徴とする光ディスク装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項1又は2又は3又は4又は5又は
    6の光ディスク装置において、 前記制御回路は、 前記デジタル回路の前記プロセッサの実行するプログラ
    ムを格納するためのROMと、 前記リードされたデータを格納するための第2のメモリ
    とを更に有することを特徴とする光ディスク装置。
  8. 【請求項8】 請求項1又は2又は3又は4又は5又は
    6又は7の光ディスク装置において、 前記光学ヘッドは、 前記光ビームのフォーカス方向の位置付けを行うための
    フォーカス制御機構と、 前記光ビームのトラック横断方向の位置付けを行うため
    のトラック制御機構とを有し、 且つ前記光学ヘッドを前記光ディスクに対して移動する
    移動機構を設け、 前記駆動回路は、 前記フォーカス制御機構と前記トラック制御機構とを駆
    動する第1の駆動回路と、 前記移動機構を駆動する第2の駆動回路とを有すること
    を特徴とする光ディスク装置。
JP9013708A 1997-01-28 1997-01-28 光ディスク装置 Pending JPH10208459A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9013708A JPH10208459A (ja) 1997-01-28 1997-01-28 光ディスク装置
US08/897,489 US5881030A (en) 1997-01-28 1997-07-21 Downsized magneto-optical disk drive device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9013708A JPH10208459A (ja) 1997-01-28 1997-01-28 光ディスク装置

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003045972A Division JP3792659B2 (ja) 2003-02-24 2003-02-24 光ディスク装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10208459A true JPH10208459A (ja) 1998-08-07

Family

ID=11840736

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9013708A Pending JPH10208459A (ja) 1997-01-28 1997-01-28 光ディスク装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5881030A (ja)
JP (1) JPH10208459A (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1086464A4 (en) * 1998-04-09 2001-05-23 Dcard Inc MEMORY CARD AND DEVICE
US6442169B1 (en) 1998-11-20 2002-08-27 Level 3 Communications, Inc. System and method for bypassing data from egress facilities
CN100339796C (zh) * 2004-03-19 2007-09-26 联发科技股份有限公司 一种光驱的自动省电方法

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2260019A (en) * 1991-09-27 1993-03-31 Nsk Ltd Optical disk drive and read/write apparatus
US5329503A (en) * 1991-10-31 1994-07-12 Sony Corporation Magneto-optical disc recording/reproducing apparatus
US5392273A (en) * 1992-02-28 1995-02-21 Fujitsu Limited Optical storage drive controller with predetermined light source drive values stored in non-volatile memory
JP2812636B2 (ja) * 1993-04-22 1998-10-22 株式会社日立製作所 光学的記録装置
JP3550700B2 (ja) * 1993-09-24 2004-08-04 ソニー株式会社 光ディスク装置

Also Published As

Publication number Publication date
US5881030A (en) 1999-03-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7391607B2 (en) Composite storage apparatus and a card board thereof
EP0614564A1 (en) Microminiature hard disk drive
KR960011842B1 (ko) 자기디스크장치
US7051423B2 (en) Testing method for a head IC
JP4192783B2 (ja) 対物レンズ駆動装置、光ピックアップ装置及び光情報記録及び/又は再生装置
JPH10208459A (ja) 光ディスク装置
JP3145241B2 (ja) 光ディスク駆動装置
JP3792659B2 (ja) 光ディスク装置
US20040156278A1 (en) Method and apparatus for tilt correction and tilt driving signal generating circuit
JP4458842B2 (ja) 周辺装置
US8822881B2 (en) Selective soldering using fiber optic device
JP2008251084A (ja) 対物レンズ支持装置
JP2005116042A (ja) 回転速度設定方法、プログラム及び記録媒体、並びに光ディスク装置
JP3150406B2 (ja) 磁気ディスク装置、及びこれを備えたパーソナルコンピュータ
JP3287796B2 (ja) 光ディスク記憶装置
JP2002111114A (ja) レーザダイオード固定方法
JP3805699B2 (ja) 光ヘッド装置、光ヘッド支持装置および光ディスク装置
JPH09312068A (ja) 磁気記録再生装置
JP3247479B2 (ja) 情報記録再生装置
JP2001084624A (ja) 光ディスク装置
WO2021154324A1 (en) Suspension standoff arrangement for confining adhesive
JPH11328701A (ja) ディスク装置
JP3715124B2 (ja) 記録装置とインタフェース接続用治具
JPH1185404A (ja) ドライブ制御装置および光記憶装置
JP2002304756A (ja) ピックアップヘッド

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20031021

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20040521

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051212

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060320