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JPH10187089A - 表示制御装置及び表示制御方法 - Google Patents

表示制御装置及び表示制御方法

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Publication number
JPH10187089A
JPH10187089A JP8357170A JP35717096A JPH10187089A JP H10187089 A JPH10187089 A JP H10187089A JP 8357170 A JP8357170 A JP 8357170A JP 35717096 A JP35717096 A JP 35717096A JP H10187089 A JPH10187089 A JP H10187089A
Authority
JP
Japan
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input signal
resolution
display device
display
signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP8357170A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazumi Suga
和巳 須賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP8357170A priority Critical patent/JPH10187089A/ja
Priority to US08/994,447 priority patent/US6967687B1/en
Priority to CNB971256853A priority patent/CN1150447C/zh
Publication of JPH10187089A publication Critical patent/JPH10187089A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
  • Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 リフレッシュレートの低いドットマトリクス
表示装置でも動きの多い画像をリアルタイムで表示可能
とすると共に、種々の解像度の表示モードをもつコンピ
ュータ信号やTV信号でも固定解像度のドットマトリク
ス表示装置に表示可能とした表示制御装置及び表示制御
方法を提供する。 【解決手段】 アナログ入力信号を画像信号と同期信号
に分離する同期信号分離部11と、デジタル画像信号を
出力するA/D変換部13と、入力信号の表示モードを
判定するシステム判定部15と、動きの多い画像かを判
定する動き検知部16と、動きの多い画像の時は水平方
向のみ表示装置18の水平解像度と等しい解像度に、そ
うでない時は水平及び垂直方向共に表示装置18の水平
及び垂直解像度と等しい解像度に補間処理する補間処理
部14と、動きの多い画像の時は表示装置18の垂直解
像度と入力信号の垂直解像度で除した値Nライン同時に
同じデータを、そうでない時は1ラインずつ表示させる
駆動制御部17とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドットマトリクス
ディスプレイ等の表示装置の表示制御を行う表示制御装
置及び表示制御方法に係り、更に詳しくは表示装置の解
像度と異なる解像度の入力信号であってもこれを表示装
置に表示可能とする場合に好適な表示制御装置及び表示
制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、パーソナルコンピュータ、ワーク
ステーションといったホストコンピュータ装置の表示装
置として、ラスタスキャン型のいわゆるCRT表示装置
が広範に使用されている。しかし、昨今は省スペース、
省エネルギー、エルゴノミクス(最適な作業環境を調べ
人間の特性を中心とするシステムを構成するための方法
論)等の観点から、液晶パネル、プラズマディスプレイ
等のフラットパネル表示装置が注目されている。
【0003】前述したホストコンピュータ装置とCRT
表示装置との接続には、いわゆるビデオ信号、即ちアナ
ログの画像データと垂直同期信号及び水平同期信号、或
いはこれらの複合信号(コンポジット信号)の組み合わ
せが使用されるが、これらには非常に多くの仕様があ
り、特にパーソナルコンピュータでは複数の解像度を有
する場合がある。例えば、IBM社のPC互換機等は、
320*200、640*400、720*400、64
0*350、640*480、800*600、1024*
768、1280*1024等の各表示が可能な機器が
ある。
【0004】これに対し、CRT表示装置では、いわゆ
るマルチシンクCRT表示装置と呼ばれるものが存在
し、前記ビデオ信号の同期信号を測定し、走査線の駆動
周期と振れ幅を当該ビデオ信号の同期信号に合わせるこ
とで対応している。その際、予め幾つかのホストコンピ
ュータに関しては、前記ビデオ信号或いは同期信号を測
定すると共に当該測定結果を前記CRT表示装置内のメ
モリに表示パラメータとして格納しておき、前記同期信
号測定時に、ホストコンピュータが特定できた場合は、
前記メモリ内の表示パラメータを使用し、表示位置等、
より高い表示を行うようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来例においては下記のような問題があった。即ち、
現在の液晶パネルやプラズマといったドットマトリクス
ディスプレイは、その表示制御がデジタル信号による制
御が適しているため、入力されたアナログ画像信号を一
度A/D変換し、その後表示するという方式が採用され
ることが多いが、この場合、水平方向のサンプリング
は、現在のドットマトリクスディスプレイの性能、即ち
「1画素がCRTのシャドウマスクに比べて大きい、制
御が困難である」という点から、ビデオ信号の1画素を
表示パネル1画素に対応させてサンプリングし、表示す
るのが一般的である。
【0006】従って、低解像度のビデオ信号を、高解像
度のドットマトリクスディスプレイに表示させる場合に
は、補間によるビデオ信号の拡大処理が必要となる問題
があった。また一方では、リフレッシュレートの遅い表
示装置において、動きの多い画像を表示させるために
は、表示装置の垂直解像度よりも低解像度の画像データ
を表示させなければ、リアルタイムな表示を行うことは
できないという問題があった。
【0007】本発明は、上述した点に鑑みなされたもの
であり、リフレッシュレートの低いドットマトリクス表
示装置でも動きの多い画像をリアルタイムで表示可能と
すると共に、種々の解像度の表示モードをもつコンピュ
ータ信号やTV信号でも固定解像度のドットマトリクス
表示装置に表示可能とした表示制御装置及び表示制御方
法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、第1の発明は、表示装置の解像度と相異する入力信
号を前記表示装置へ表示可能とした表示制御装置であっ
て、入力信号を入力する入力手段と、前記入力信号の解
像度を判定する判定手段と、前記入力信号の変化を検出
する検出手段と、前記判定手段の判定結果と前記検出手
段の検出結果と前記表示装置の解像度とに応じて前記入
力信号を補間処理する補間手段とを有することを特徴と
する。
【0009】上記目的を達成するため、第2の発明は、
表示装置の解像度と相異する入力信号を前記表示装置へ
表示可能とした表示制御装置であって、入力信号を入力
する入力手段と、前記入力信号の解像度を判定する判定
手段と、前記入力信号を前記表示装置に表示させる第
1、第2の表示モードを選択する選択手段と、前記判定
手段の判定結果と前記選択手段の選択結果と前記表示装
置の解像度とに応じて前記入力信号を補間処理する補間
手段とを有することを特徴とする。
【0010】上記目的を達成するため、第3の発明は、
表示装置の解像度と相異する入力信号を前記表示装置へ
表示可能とした表示制御装置であって、コンピュータ入
力信号とテレビジョン入力信号とを選択的に入力する入
力手段と、前記入力手段によって入力された入力信号の
解像度を判定する判定手段と、前記入力手段によって入
力された入力信号と前記判定手段の判定結果と前記表示
装置の解像度とに応じて前記入力信号を補間処理する補
間手段とを有することを特徴とする。
【0011】上記目的を達成するため、第4の発明は、
表示装置の解像度と相異する入力信号を前記表示装置へ
表示可能とした表示制御方法であって、入力信号を入力
する入力ステップと、前記入力信号の解像度を判定する
判定ステップと、前記入力信号の変化を検出する検出ス
テップと、前記判定ステップの判定結果と前記検出ステ
ップの検出結果と前記表示装置の解像度とに応じて前記
入力信号を補間処理する補間ステップとを有することを
特徴とする。
【0012】上記目的を達成するため、第5の発明は、
表示装置の解像度と相異する入力信号を前記表示装置へ
表示可能とした表示制御方法であって、入力信号を入力
する入力ステップと、前記入力信号の解像度を判定する
判定ステップと、前記入力信号を前記表示装置に表示さ
せる第1、第2の表示モードを選択する選択ステップ
と、前記判定ステップの判定結果と前記選択ステップの
選択結果と前記表示装置の解像度とに応じて前記入力信
号を補間処理する補間ステップとを有することを特徴と
する。
【0013】上記目的を達成するため、第6の発明は、
表示装置の解像度と相異する入力信号を前記表示装置へ
表示可能とした表示制御方法であって、コンピュータ入
力信号とテレビジョン入力信号とを選択的に入力する入
力ステップと、前記入力ステップによって入力された入
力信号の解像度を判定する判定ステップと、前記入力ス
テップによって入力された入力信号と前記判定ステップ
の判定結果と前記表示装置の解像度とに応じて前記入力
信号を補間処理する補間ステップとを有することを特徴
とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0015】(1)第1の実施の形態 先ず、第1の実施の形態に係る表示制御装置の構成を図
1に基づき説明する。表示制御装置は、同期信号分離部
11と、PLL(Phase Locked Loop:位相同期ルー
プ)&VCO(Voltage Controlled Oscillator:電
圧制御発振器)部12と、A/D(アナログ/デジタ
ル)変換部13と、補間処理部14と、システム制御部
15と、動き検知部16と、駆動制御部17と、ディス
プレイ制御部19とを備える構成となっている。表示制
御装置は、表示装置18の表示制御を行うものでありホ
ストコンピュータ(図示略)等に接続されている。
【0016】表示制御装置各部の構成を詳述すると、同
期信号分離部11は、ホストコンピュータ等からのRG
B画像信号と、コンポジットシンク、セパレートシンク
またはシンクオングリーン等の同期信号とからなるビデ
オ信号を入力し、画像信号と同期信号との分離を行い、
分離した同期信号から負極性の水平同期信号並びに垂直
同期信号と、同期信号極性判別信号とを生成する。これ
らの水平同期信号、垂直同期信号、及び同期信号極性判
別信号は後述のシステム制御部15並びにPLL&VC
O部12へ出力され、画像信号は後述のA/D変換部1
3へ出力される。
【0017】PLL&VCO部12は、水平同期信号、
垂直同期信号、同期信号極性判別信号を受け、A/Dの
サンプリングクロックを生成し、A/D変換部13へ出
力する。A/D変換部13は、サンプリングクロックに
より、アナログ入力信号をA/D変換し、後述の補間処
理部14へ出力する。
【0018】システム制御部15は、水平同期信号、垂
直同期信号を受け、入力信号の水平同期信号周波数、垂
直同期信号周波数並びに垂直同期信号極性を測定し、こ
れらから入力信号の表示モード判定を行う。システム制
御部15は、後述する水平同期信号パルス数カウント用
タイマT1、垂直同期信号周期カウント用タイマT2、
垂直同期信号極性判定用タイマT3を内蔵している。
尚、システム制御部15による入力信号の水平同期信号
周波数、垂直同期信号周波数並びに垂直同期信号極性の
測定については後述する。
【0019】動き検知部16は、図5に示す如く、比較
部16aとフレーム記憶部16bとを備えている。動き
検知部16は、A/D変換部13から出力されたデジタ
ル画像信号を受け、この画像が動きの多い画像であるか
否かを判定し、判定結果に基づく情報をシステム制御部
15へ転送する。尚、動き検知部16による動き検知に
ついては後述する。
【0020】補間処理部14は、A/D変換部13によ
り得られるデジタル化されたRGB画像信号に対し、後
述する高画質モード、高速モードに応じた補間処理を行
う。もし高画質モードの場合には、表示装置18の水平
解像度、垂直解像度と同じ画像サイズに補間処理を行
う。これに対し、もし高速モードの場合には、水平方向
のみ表示装置18の解像度と等しい大きさに補間処理を
行う。但し、補間処理する倍率については、システム制
御部15においてなされた表示モード判定の結果得られ
た入力信号の水平解像度、垂直解像度と、予め判明して
いる表示装置18の解像度とに基づき、システム制御部
15が判断する。尚、補間処理部14による補間処理に
ついては後述する。
【0021】駆動制御部17は、システム制御部15に
よりコントロールされ、ディスプレイ制御部19に所定
の処理を指示する。尚、駆動制御部17による処理につ
いては後述する。ディスプレイ制御部19は、駆動制御
部17からの指示に基づき、表示装置18に2ライン同
時に同じデータを駆動表示させたり、表示装置18に水
平解像度、垂直解像度と等しい解像度のデータを通常通
り駆動表示させる。尚、ディスプレイ制御部19による
ディスプレイ制御については後述する。
【0022】次に、上記の如く構成してなる表示制御装
置のシステム制御部15による入力信号の水平同期信号
周波数、垂直同期信号周波数並びに垂直同期信号極性の
測定について、図2のフローチャート及び図3のタイム
チャートに基づき詳細に説明する。
【0023】先ず、システム制御部15は、水平同期信
号パルス数カウント用タイマT1、垂直同期信号周期カ
ウント用タイマT2、垂直同期信号極性判定用タイマT
3による計測を同時にスタートさせ、水平同期信号パル
ス数のカウントを開始する(ステップS81)。そし
て、垂直同期信号のアクティブ期間よりは長く1周期よ
りは充分短い期間(垂直同期信号極性判定用タイマT
3)毎に、パルスがハイレベルかローレベルかを判定す
る(ステップS82、ステップS83)。これを例えば
3回繰り返し(ステップS84)、例えば2回以上ハイ
レベルであった場合は、当該垂直同期信号の極性はアク
ティブLowであると判定することができる(ステップ
S85)。図3は水平同期信号、垂直同期信号、タイマ
T1、タイマT2、タイマT3の時間的関係を示してい
る。
【0024】前記垂直同期信号極性の判定後、水平同期
信号パルス数カウント用タイマT1のカウントが終了す
るまでに、何回水平同期信号パルスがあったかに基づき
水平同期信号周波数を算出する。例えば10msをカウ
ントする間に500個パルスがあったならば、このとき
の水平同期信号周期は50KHzである(ステップS8
6、ステップS87)。この後、水平同期信号の1周期
の時間を垂直同期信号周期カウント用タイマT2により
計測し、垂直同期信号周期を算出する。例えば垂直同期
信号周期カウント用タイマT2が20msをカウントし
たならば、このときの垂直同期信号周期は50Hzであ
る(ステップS88、ステップS89)。
【0025】システム制御部15は、上記の如く求めた
水平同期信号周波数、垂直同期信号周波数並びに垂直同
期信号極性に基づき入力信号の表示モード(水平解像
度、垂直解像度)を判定する。当該表示モード判定につ
いて、図4のフローチャートに基づき説明する。
【0026】上記図2に示した測定で求めた水平同期信
号周波数(以下HSと称する)がAHz、垂直同期信号
周波数(以下VSと称する)がBHz、垂直同期信号極
性(以下VPと称する)がアクティブLowであったと
仮定する(ステップS101)。次に、例えばa―2<
A<a+2 かつ b―2<B<b+2が成立するか否
かを判定する(ステップS102)。ステップS102
の判定が肯定の場合、即ちHS、VSがそれぞれ表示モ
ード1のHS、VSに近い場合(例えばそれぞれ―2か
ら+2の範囲に入っている場合)は、表示モード1(H
S=a、VS=b)と判定する(ステップS103)。
【0027】上記ステップS102の判定が否定の場合
は、例えばc―2<A<c+2 かつ d―2<B<d
+2が成立するか否かを判定する(ステップS10
4)。ステップS104の判定が肯定の場合は、VPが
アクティブLowか否かを判定する(ステップS10
5)。ステップS105の判定が肯定の場合は、表示モ
ード2(HS=c、VS=d、VP:アクティブLo
w)と判定する(ステップS106)。ステップS10
5の判定が否定の場合は、表示モード3(HS=c、V
S=d、VP:アクティブHigh)と判定する(ステ
ップS107)。
【0028】上記ステップS104の判定が否定の場合
は、例えばe―2<A<e+2 かつ f―2<B<f
+2が成立するか否かを判定する(ステップS10
8)。ステップS108の判定が肯定の場合は、表示モ
ードN(HS=e、VS=f)と判定する(ステップS
109)。
【0029】即ち、表示モードの中にはHS、VSの値
が等しくVPのみ異なるモードがあるが、上記ステップ
S102〜ステップS107までは、この場合における
判定処理を示している。
【0030】上記ステップS108の判定が否定の場
合、即ち何れの表示モードにも判定されなかった場合
は、予め定めた表示モードZ(HS=x、VS=z、V
P:アクティブLow)に決定する(ステップS11
0)。
【0031】次に、表示制御装置の動き検知部16によ
る動き検知について、上記図5のブロック図及び図6の
フローチャートに基づき詳細に説明する。
【0032】動き検知部16は、A/D変換部13から
比較部16aに新しいフレームデータが入力されたか否
かを判定する(ステップS41)。新しいフレームデー
タが入力された場合は、比較部16aにより当該新しい
フレームデータと、フレーム記憶部16bに格納されて
いる1フレーム前の画像データとを画素単位に比較し、
両データの差が予め定めたしきい値よりも大きいなら
ば、その画素は動きがあったと判定する(ステップS4
2)。
【0033】更に、動きのあった画素の数が一定値以上
であるか否かを判定する(ステップS43)。動きのあ
った画素の数が一定数以上である場合は、システム制御
部15に対して、後述する高速モードを指示する情報を
転送する(ステップS44)。他方、動きのあった画素
の数が一定数以下である場合は、システム制御部15に
対して、後述する高画質モードを指示する情報を転送す
る(ステップS45)。
【0034】次に、表示制御装置の補間処理部14によ
る補間処理について、図7(a)、(b)を参照して説
明する。
【0035】一般的に用いられる補間処理方法として
は、線形補間法(1次内挿法)、3次たたみ込み補間法
(Cubic補間法)等がある。これらの方法はオリジナル
データを保存しない方法であり、滑らかな補間を行うこ
とができるが、全体的にぼけが発生しやすい。
【0036】先ず、図7(b)を参照して上記3次たた
み込み補間法について説明する。3次たたみ込み補間法
は、内挿したい画素の両脇2画素ずつの画素データと、
3次たたみ込み関数を用いて内挿する画素の画素データ
を求める方法である。3次たたみ込み関数fは、内挿す
る画素(b2)と距離間隔1で並んでいる両脇4画素
(a0、a1、a2、a3)との距離をtとすると、式
(1)で与えられる。
【0037】
【数1】 上記の式(1)はtの範囲により、式(2)、(3)、
(4)のように展開される。
【0038】
【数2】
【0039】
【数3】
【0040】
【数4】 例えば上記図7(b)に示した如く、距離間隔1で並ん
でいる画素a0、a1、a2、a3からそれぞれu1、
u2、u3、u4の距離にある位置(画素a2とa3の
間)に画素b2を内挿する場合、画素b2の画素データ
は上記3次たたみ込み関数fを用いて式(5)で求めら
れる。
【0041】
【数5】 ここで式(1)、(5)を用いて、例として4画素から
5画素へ、3次たたみ込み補間法による補間処理を行う
場合について説明する。この例の場合、4画素の補間前
データから5画素の補間データを作成する。そのため、
線形補間後の画素データbn及び3次たたみ込み補間法
による補間後の画素データbnは、補間前の画素データ
anを用いて式(6)で与えられる。
【0042】
【数6】 一方、図7(a)を参照して上述した3次たたみ込み補
間法のように複雑な計算を必要とせず、オリジナルデー
タを保存しながら、部分的に線形補間を行う方法につい
て説明する。図7(a)は例として1画素から2画素へ
補間する場合について示している。
【0043】入力データa1、a2、a3は、それぞれ
出力データb1、b3、b5として保存される。そし
て、それらの間に内挿される出力データb2は、それぞ
れ両脇に位置する入力データa1、a2の平均として求
める。この方法はオリジナルデータをかなり残す方法で
あるため、簡単な処理しか行わないにも関わらず、完全
な線形補間のようにぼけることがない。しかも、滑らか
な中間調部分も線形補間を用いているため、補間により
滑らかさが損なわれることはない。
【0044】次に、表示制御装置の駆動制御部17及び
ディスプレイ制御部19の動作について、動き検知部1
6により高速モードを指示された場合と、高画質モード
を指示された場合とに分けて、表示装置18に表示され
までの処理について図8(a)、(b)を参照して説明
する。
【0045】先ず、高速モードの場合は、補間処理部1
4は、システム制御部15によるコントロールにより、
水平方向のみ表示装置18の水平解像度に補間処理す
る。そして、ディスプレイ制御部19は、表示装置18
に2ライン同時に同じデータを駆動表示させる(図8
(a)参照)。但し、2ライン同時に同じデータを駆動
表示させるのは、入力データの垂直解像度が表示装置1
8の垂直解像度の半分以下の場合のみで、そうでない場
合には通常通り1ラインずつ駆動表示させる。更に、入
力データの垂直解像度が表示装置18の垂直解像度の3
分の1以下である場合には、3ライン同時に同じデータ
を駆動表示させる。勿論、入力データの垂直解像度が表
示装置18の垂直解像度の4分の1以下である場合に
は、4ライン以上同時に同じデータを駆動表示させるこ
とは言うまでもない。
【0046】他方、高画質モードの場合は、補間処理部
14は、システム制御部15によるコントロールによ
り、入力データの水平解像度、垂直解像度を表示装置1
8の水平解像度、垂直解像度に補間処理する。そして、
ディスプレイ制御部19は、表示装置18に当該表示装
置18の水平解像度、垂直解像度と等しい解像度のデー
タを通常通り駆動表示させる(図8(b)参照)。
【0047】上述したように、第1の実施の形態によれ
ば、表示制御装置は、コンピュータ等のアナログ入力信
号を画像信号と同期信号とに分離し、水平及び垂直同期
信号、同期信号極性信号を生成する同期信号分離部11
と、アナログ入力信号に基づきデジタル画像信号を出力
するA/D変換部13と、水平及び垂直同期信号から入
力信号の水平及び垂直同期信号周波数を測定し、該測定
結果に基づき入力信号の表示モードを判定するシステム
判定部15と、A/D変換部13から出力されたデジタ
ル画像信号が動きの多い画像か否かを判定する動き検知
部16と、動き検知部16により動きの多い画像と判定
された場合は水平方向のみ前記表示装置の水平解像度と
等しい解像度に補間処理し、動きの多い画像でないと判
定された場合は水平及び垂直方向共に表示装置18の水
平及び垂直解像度と等しい解像度に補間処理する補間処
理部14と、動き検知部16により動きの多い画像と判
定された場合は表示装置18の垂直解像度と入力信号の
垂直解像度で除算した値Nに基づきNライン同時に同じ
データを表示装置18へ表示させ、動きの多い画像でな
いと判定された場合は1ラインずつ表示させる駆動制御
部17とを具備しているため、リフレッシュレートの低
いドットマトリクス式表示装置であっても動きの多い画
像をリアルタイムで表示することができると共に、種々
の解像度の表示モードをもつコンピュータ信号並びにT
V信号であっても固定解像度のドットマトリクス式表示
装置に表示することが可能となる。
【0048】(2)第2の実施の形態 第2の実施の形態では、上記第1の実施の形態において
動き検知部16を用いて自動的に行っていた高速モード
と高画質モードとの切り替えを操作者によるキー入力処
理によりマニュアルで行わせるものである。
【0049】第2の実施の形態に係る表示制御装置の構
成を図9に基づき説明する。表示制御装置は、同期信号
分離部21と、PLL(Phase Locked Loop:位相同
期ループ)&VCO(Voltage Controlled Oscillat
or:電圧制御発振器)部22と、A/D(アナログ/デ
ジタル)変換部23と、補間処理部24と、システム制
御部25と、OSD(オンスクリーンディスプレイ)制
御部26と、スイッチ27と、キー入力部28と、駆動
制御部29と、ディスプレイ制御部30とを備える構成
となっている。表示制御装置は、表示装置18の表示制
御を行うものでありホストコンピュータ(図示略)等に
接続されている。
【0050】表示制御装置各部の構成を詳述すると、同
期信号分離部21は、ホストコンピュータ等からのRG
B画像信号と、コンポジットシンク、セパレートシンク
またはシンクオングリーン等の同期信号とからなるビデ
オ信号を入力し、画像信号と同期信号との分離を行い、
分離した同期信号から負極性の水平同期信号並びに垂直
同期信号と、同期信号極性判別信号とを生成する。これ
らの水平同期信号、垂直同期信号、及び同期信号極性判
別信号は後述のシステム制御部25並びにPLL&VC
O部22へ出力され、画像信号は後述のA/D変換部2
3へ出力される。
【0051】PLL&VCO部12は、水平同期信号、
垂直同期信号、同期信号極性判別信号を受け、A/Dの
サンプリングクロックを生成し、A/D変換部23へ出
力する。A/D変換部23は、サンプリングクロックに
より、アナログ入力信号をA/D変換し、後述の補間処
理部24へ出力する。
【0052】システム制御部25は、水平同期信号、垂
直同期信号を受け、入力信号の水平同期信号周波数、垂
直同期信号周波数並びに垂直同期信号極性を測定し、こ
れらから入力信号の表示モード判定を行う。尚、システ
ム制御部25による入力信号の水平周波数、垂直周波数
並びに垂直同期信号極性の測定は上記第1の実施の形態
で詳述した通りであるため説明は省略する。
【0053】また、システム制御部25は、以上求めた
水平同期信号周波数、垂直同期信号周波数並びに垂直同
期信号極性から入力信号の表示モード(水平解像度、垂
直解像度)を判定する。尚、システム制御部25による
表示モード判定は上記第1の実施の形態で詳述した通り
であるため説明は省略する。
【0054】OSD(オンスクリーンディスプレイ)制
御部26は、システム制御部25によりコントロールさ
れ、操作者によるキー入力部28を介しての表示モード
切り替えを容易にする機能を有する。ここで、操作者に
よるキー入力部28を用いての表示モード切り替え操作
と、その際のOSD制御部26からの出力データについ
て図10を参照して説明する。
【0055】操作者が図10(c)に示すようなキー入
力部28のMENUボタンを押下すると、図10(a)
または図10(b)に示すようなOSD表示データが、
OSD制御部26から後述のスイッチ27を介して表示
装置18へ送られる。操作者は図10(c)に示すよう
なSELECTボタンを操作して、表示モードを高速モ
ードと高画質とに切り替える。その切り替えの度にOS
D表示は図10(a)及び図10(b)のように切り替
わる。
【0056】スイッチ27は、後述の補間処理部24か
ら出力される画像データと、OSD制御部26から出力
されるOSD表示データとを切り替えて、後述のディス
プレイ制御部30へ出力することにより、画像データと
OSD表示データとを1つの画像として合成する。
【0057】補間処理部24は、A/D変換部23によ
り得られるデジタル化されたRGB画像信号に対し、後
述する高画質モード、高速モードに応じた補間処理を行
う。高画質モードの場合には、表示装置18の水平解像
度、垂直解像度と同じ画像サイズに補間処理を行う。こ
れに対し、高速モードの場合には、水平方向のみ表示装
置18の解像度と等しい大きさに補間処理を行う。但
し、補間処理する倍率については、システム制御部25
においてなされた表示モード判定の結果得られた入力信
号の水平解像度、垂直解像度と、予め判明している表示
装置18の解像度とに基づき、システム制御部25が判
断する。
【0058】駆動制御部29は、システム制御部25に
よりコントロールされ、ディスプレイ制御部30に所定
の処理を指示する。ディスプレイ制御部30は、駆動制
御部29からの指示に基づき、表示装置18に2ライン
同時に同じデータを駆動表示させたり、表示装置18に
水平解像度、垂直解像度と等しい解像度のデータを通常
通り駆動表示させる。尚、駆動制御部29及びディスプ
レイ制御部30の詳細動作は上記第1の実施の形態で詳
述した通りであるため説明は省略する。
【0059】上述したように、第2の実施の形態によれ
ば、表示制御装置は、コンピュータ等のアナログ入力信
号を画像信号と同期信号とに分離し、水平及び垂直同期
信号、同期信号極性信号を生成する同期信号分離部21
と、アナログ入力信号に基づきデジタル画像信号を出力
するA/D変換部23と、水平及び垂直同期信号から入
力信号の水平及び垂直同期信号周波数を測定し、該測定
結果に基づき入力信号の表示モードを判定するシステム
判定部25と、高速モードと高画質モードとの何れかを
選択するキー入力部28と、キー入力部28により選択
された表示モード切り替え状況を表示装置18への表示
データとして出力するOSD制御部26と、キー入力部
28により高速モードが選択された場合は水平方向のみ
表示装置18の水平解像度と等しい解像度に補間処理
し、高画質モードが選択された場合は水平及び垂直方向
共に表示装置18の水平及び垂直解像度と等しい解像度
に補間処理する補間処理部24と、補間処理部24から
出力された画像データとOSD制御部26から出力され
た表示データとを切り替えて出力するスイッチ27と、
キー入力部28により高速モードが選択された場合は表
示装置18の垂直解像度と入力信号の垂直解像度で除算
した値Nに基づきNライン同時に同じデータを表示装置
18へ表示させ、高画質モードが選択された場合は1ラ
インずつ表示させる駆動制御部29とを具備しているた
め、リフレッシュレートの低いドットマトリクス式表示
装置であっても動きの多い画像をリアルタイムで表示す
ることができると共に、種々の解像度の表示モードをも
つコンピュータ信号並びにTV信号であっても固定解像
度のドットマトリクス式表示装置に表示することが可能
となる。また、高速モードと高画質モードの切り替えを
操作者がキー入力処理によりマニュアルで行うことがで
きる。
【0060】(3)第3の実施の形態 第3の実施の形態では、上記第1及び第2の実施の形態
がアナログコンピュータ入力信号1系統のみであったの
に対して、アナログコンピュータ入力信号の他にTV入
力信号も含めた2系統の入力形態について説明する。但
し、高速モードと高画質モードとの切り替えは、コンピ
ュータ入力信号表示時、TV入力信号表示時の何れにお
いても上記第1の実施の形態と同じ動き検知部を用いて
自動的に行う。
【0061】第3の実施の形態に係る表示制御装置の構
成を図11に基づき説明する。表示制御装置は、同期信
号分離部71と、PLL(Phase Locked Loop:位相
同期ループ)&VCO(Voltage Controlled Oscill
ator:電圧制御発振器)部72と、A/D(アナログ/
デジタル)変換部73と、スイッチ74と、システム制
御部75と、動き検知部76と、補間処理部77と、キ
ー入力部78と、駆動制御部79と、デコーダ部80
と、フレーム変換部81と、ディスプレイ制御部82と
を備える構成となっている。表示制御装置は、表示装置
18の表示制御を行うものでありホストコンピュータ
(図示略)等に接続されている。
【0062】表示制御装置各部の構成を詳述すると、同
期信号分離部71は、ホストコンピュータ等からのRG
B画像信号と、コンポジットシンク、セパレートシンク
またはシンクオングリーン等の同期信号とからなるビデ
オ信号を入力し、画像信号と同期信号との分離を行い、
分離した同期信号から負極性の水平同期信号並びに垂直
同期信号と、同期信号極性判別信号とを生成する。これ
らの水平同期信号、垂直同期信号、及び同期信号極性判
別信号は後述のシステム制御部75並びにPLL&VC
O部72へ出力され、画像信号は後述のA/D変換部7
3へ出力される。
【0063】PLL&VCO部72は、水平同期信号、
垂直同期信号、同期信号極性判別信号を受け、A/Dの
サンプリングクロックを生成し、A/D変換部73へ出
力する。A/D変換部73は、サンプリングクロックに
より、アナログ入力信号をA/D変換し、後述の補間処
理部77へ出力する。
【0064】システム制御部75は、水平同期信号、垂
直同期信号を受け、入力信号の水平同期信号周波数、垂
直同期信号周波数並びに垂直同期信号極性を測定し、こ
れらから入力信号の表示モード判定を行う。尚、システ
ム制御部75による入力信号の水平周波数、垂直周波数
並びに垂直同期信号極性の測定は上記第1の実施の形態
で詳述した通りであるため説明は省略する。
【0065】また、システム制御部75は、以上求めた
水平同期信号周波数、垂直同期信号周波数並びに垂直同
期信号極性から入力信号の表示モード(水平解像度、垂
直解像度)を判定する。尚、システム制御部75による
表示モード判定は上記第1の実施の形態で詳述した通り
であるため説明は省略する。但し、操作者が後述のキー
入力部78を用いて行うコンピュータ信号入力とTV信
号入力の切り替えにより、TV信号が選択されている場
合には640x480の水平解像度、垂直解像度のデー
タとして取り扱う。
【0066】デコーダ部80は、図12に示す如く、A
/D変換部80aと、色差復調部80bと、RGB変換
部80cとを備えている。デコーダ部80は、NTSC
(National Television System Committee)等のT
V入力信号を受けて、A/D変換部80aでA/D変換
を行い、色差復調部80bで色差信号の復調を行った
後、RGB変換部80cでYCrCb信号からRGB信
号へのマトリクス変換を行って、640x240画素の
デジタル画像データ(フィールドデータ)を、入力と同
じ60Hzの周期で生成し出力する。
【0067】フレーム変換部81は、図13に示す如
く、60Hz周期のフィールド単位のデータを1ライン
ずつ互い違いに組み合わせることにより、30Hz周期
のフレーム単位のデータに変換する。この結果、画像の
水平解像度、垂直解像度は640x480となって、後
述のスイッチ74へ出力される。
【0068】キー入力部78は、上記図10(c)に示
したようなキーパネルのTV/PCボタンを操作者が押
下することにより、コンピュータ入力とTV入力との切
り替えを行うことを可能とする機能を有する。当該コン
ピュータ入力とTV入力との切り替えは、キー入力部7
8からシステム制御部75へ送られた切り替え情報に基
づき、システム制御部75がスイッチ74を制御して行
う。
【0069】動き検知部76は、A/D変換部73から
出力されたコンピュータ画像信号、及びフレーム変換部
81から出力されたTV画像を受け、この画像が動きの
多い画像であるか否かを判定し、判定結果に基づく情報
をシステム制御部75へ転送する。尚、動き検知部16
による動き検知は上記第1の実施の形態で詳述した通り
であるため説明は省略する。
【0070】補間処理部77は、スイッチ74から出力
されたコンピュータ画像信号或いはTV画像信号に対
し、高画質モード、高速モードに応じた補間処理を行
う。高画質モードの場合には、表示装置18の水平解像
度、垂直解像度と同じ画像サイズに補間処理を行う。こ
れに対し、高速モードの場合には、水平方向のみ表示装
置18の解像度と等しい大きさに補間処理を行う。但
し、補間処理する倍率については、システム制御部75
においてなされた表示モード判定の結果得られた入力信
号の水平解像度、垂直解像度と、予め判明している表示
装置18の解像度とに基づき、システム制御部25が判
断する。
【0071】駆動制御部79は、システム制御部75に
よりコントロールされ、ディスプレイ制御部82に所定
の処理を指示する。ディスプレイ制御部82は、駆動制
御部79からの指示に基づき、表示装置18に2ライン
同時に同じデータを駆動表示させたり、表示装置18に
水平解像度、垂直解像度と等しい解像度のデータを通常
通り駆動表示させる。尚、駆動制御部79及びディスプ
レイ制御部82の詳細動作は上記第1の実施の形態で詳
述した通りであるため説明は省略する。
【0072】上述したように、第3の実施の形態によれ
ば、表示制御装置は、コンピュータ等のアナログ入力信
号を画像信号と同期信号とに分離し、水平及び垂直同期
信号、同期信号極性信号を生成する同期信号分離部71
と、アナログ入力信号に基づきデジタル画像信号を出力
するA/D変換部73と、水平及び垂直同期信号から入
力信号の水平及び垂直同期信号周波数を測定し、該測定
結果に基づき入力信号の表示モードを判定するシステム
判定部75と、TV入力信号に基づくRGBデータをフ
ィールド単位からフレーム単位へ変換するフレーム変換
部81と、A/D変換部73から出力されたデジタル画
像信号とフレーム変換部81から出力されたRGBデー
タとを比較し、動きの多い画像か否かを判定する動き検
知部76と、TV信号入力とコンピュータ信号入力との
何れかを選択するキー入力部78と、キー入力部78に
よる選択に基づきTV信号入力とコンピュータ信号入力
とを切り替えて出力するスイッチ74と、動き検知部7
6により動きの多い画像と判定された場合は水平方向の
み表示装置18の水平解像度と等しい解像度に補間処理
し、動きの多い画像でないと判定された場合は水平及び
垂直方向共に表示装置18の水平及び垂直解像度と等し
い解像度に補間処理する補間処理部77と、動き検知部
76により動きの多い画像と判定された場合は表示装置
18の垂直解像度と入力信号の垂直解像度で除算した値
Nに基づきNライン同時に同じデータを表示装置18へ
表示させ、動きの多い画像でないと判定された場合は1
ラインずつ表示させる駆動制御部79とを具備している
ため、リフレッシュレートの低いドットマトリクス式表
示装置であっても動きの多い画像をリアルタイムで表示
することができると共に、種々の解像度の表示モードを
もつコンピュータ信号並びにTV信号であっても固定解
像度のドットマトリクス式表示装置に表示することが可
能となる。また、コンピュータ等のアナログ信号1系統
のみならず、TV入力信号も含めた2系統の入力形態が
可能となる。
【0073】(4)第4の実施の形態 第4の実施の形態では、上記第1及び第2の実施の形態
がアナログコンピュータ入力信号1系統のみであったの
に対して、上記第3の実施の形態と同様にアナログコン
ピュータ入力信号の他にTV入力信号も含めた2系統の
入力形態について説明する。但し、高速モードと高画質
モードとの切り替えは、上記第3の実施の形態とは異な
り、コンピュータ入力信号表示時には高画質モード、T
V入力信号表示時には高速モードに自動的に固定され
る。
【0074】第4の実施の形態に係る表示制御装置の構
成を図14に基づき説明する。表示制御装置は、同期信
号分離部121と、PLL(Phase Locked Loop:位
相同期ループ)&VCO(Voltage Controlled Osci
llator:電圧制御発振器)部122と、A/D(アナロ
グ/デジタル)変換部123と、スイッチ124と、シ
ステム制御部125と、補間処理部126と、キー入力
部127と、駆動制御部128と、デコーダ部129
と、フレーム変換部130と、ディスプレイ制御部13
1とを備える構成となっている。表示制御装置は、表示
装置18の表示制御を行うものでありホストコンピュー
タ(図示略)等に接続されている。
【0075】表示制御装置各部の構成を詳述すると、同
期信号分離部121は、ホストコンピュータ等からのR
GB画像信号と、コンポジットシンク、セパレートシン
クまたはシンクオングリーン等の同期信号とからなるビ
デオ信号を入力し、画像信号と同期信号との分離を行
い、分離した同期信号から負極性の水平同期信号並びに
垂直同期信号と、同期信号極性判別信号とを生成する。
これらの水平同期信号、垂直同期信号、及び同期信号極
性判別信号は後述のシステム制御部125並びにPLL
&VCO部122へ出力され、画像信号は後述のA/D
変換部123へ出力される。
【0076】PLL&VCO部122は、水平同期信
号、垂直同期信号、同期信号極性判別信号を受け、A/
Dのサンプリングクロックを生成し、A/D変換部12
3へ出力する。A/D変換部123は、サンプリングク
ロックにより、アナログ入力信号をA/D変換し、後述
のスイッチ124へ出力する。
【0077】システム制御部125は、水平同期信号、
垂直同期信号を受け、入力信号の水平同期信号周波数、
垂直同期信号周波数並びに垂直同期信号極性を測定し、
これらから入力信号の表示モード判定を行う。尚、シス
テム制御部125による入力信号の水平周波数、垂直周
波数並びに垂直同期信号極性の測定は上記第1の実施の
形態で詳述した通りであるため説明は省略する。
【0078】また、システム制御部125は、以上求め
た水平同期信号周波数、垂直同期信号周波数並びに垂直
同期信号極性から入力信号の表示モード(水平解像度、
垂直解像度)を判定する。尚、システム制御部125に
よる表示モード判定は上記第1の実施の形態で詳述した
通りであるため説明は省略する。但し、操作者が後述の
キー入力部127を用いて行うコンピュータ信号入力と
TV信号入力の切り替えにより、TV信号が選択されて
いる場合には640x480の水平解像度、垂直解像度
のデータとして取り扱う。
【0079】デコーダ部129は、上記第3の実施の形
態と同様に、NTSC(NationalTelevision System
Committee)等のTV入力信号を受けて、A/D変換
部123のA/D変換部でA/D変換を行い、色差復調
部で色差信号の復調を行った後、RGB変換部でYCr
Cb信号からRGB信号へのマトリクス変換を行って、
640x240画素のデジタル画像データ(フィールド
データ)を、入力と同じ60Hzの周期で生成し出力す
る。
【0080】フレーム変換部130は、上記第3の実施
の形態と同様に、60Hz周期のフィールド単位のデー
タを1ラインずつ互い違いに組み合わせることにより、
30Hz周期のフレーム単位のデータに変換する。この
結果、画像の水平解像度、垂直解像度は640x480
となって、スイッチ124へ出力される。
【0081】キー入力部127は、上記第3の実施の形
態と同様に、上記図10(c)に示したようなキーパネ
ルのTV/PCボタンを操作者が押下することにより、
コンピュータ入力とTV入力との切り替えを行うことを
可能とする機能を有する。当該コンピュータ入力とTV
入力との切り替えは、キー入力部127からシステム制
御部125へ送られた切り替え情報に基づき、システム
制御部125がスイッチ124を制御して行う。
【0082】補間処理部126は、もし、スイッチ12
4から出力された信号がコンピュータ画像信号の場合に
は、表示装置18の水平解像度、垂直解像度と同じ画像
サイズに補間処理を行う。これに対し、TV画像信号の
場合には、水平方向のみ表示装置18の解像度と等しい
大きさに補間処理を行う。但し、補間処理する倍率につ
いては、システム制御部125においてなされた表示モ
ード判定の結果得られた入力信号の水平解像度、垂直解
像度と、予め判明している表示装置18の解像度とに基
づき、システム制御部125が判断する。
【0083】駆動制御部128は、システム制御部12
5によりコントロールされ、ディスプレイ制御部131
に所定の処理を指示する。ディスプレイ制御部131
は、駆動制御部128からの指示に基づき、表示装置1
8に2ライン同時に同じデータを駆動表示させたり、表
示装置18に水平解像度、垂直解像度と等しい解像度の
データを通常通り駆動表示させる。
【0084】即ち、駆動制御部128及びディスプレイ
制御部131の詳細動作について説明すると、先ず、操
作者によるコンピュータ画像信号とTV画像信号の切り
替えにおいて、TV画像信号を選択している場合、補間
処理部126は、システム制御部125によるコントロ
ールにより、水平方向のみ表示装置18の水平解像度に
補間処理する。そして、ディスプレイ制御部131は、
表示装置18に2ライン同時に同じデータを駆動表示さ
せる。但し、表示装置18の垂直解像度が480の3倍
以上である場合には、3ライン同時に同じデータを駆動
表示させる。勿論、表示装置18の垂直解像度が480
の4倍以上である場合にも、4ライン以上同時に同じデ
ータを駆動表示させることは言うまでもない。
【0085】そして、操作者がコンピュータ画像信号を
選択した場合には、補間処理部126は、システム制御
部125によるコントロールにより、入力データの水平
解像度、垂直解像度を表示装置18の水平解像度、垂直
解像度に補間処理する。そして、ディスプレイ制御部1
31は、表示装置18に当該表示装置18の水平解像
度、垂直解像度と等しい解像度のデータを通常通り駆動
表示させる。
【0086】上述したように、第4の実施の形態によれ
ば、表示制御装置は、コンピュータ等のアナログ入力信
号を画像信号と同期信号とに分離し、水平及び垂直同期
信号、同期信号極性信号を生成する同期信号分離部12
1と、アナログ入力信号に基づきデジタル画像信号を出
力するA/D変換部123と、水平及び垂直同期信号か
ら入力信号の水平及び垂直同期信号周波数を測定し、該
測定結果に基づき入力信号の表示モードを判定するシス
テム判定部125と、TV入力信号に基づくRGBデー
タをフィールド単位からフレーム単位へ変換するフレー
ム変換部130と、TV信号入力とコンピュータ信号入
力との何れかを選択するキー入力部127と、キー入力
部127による選択に基づきTV信号入力とコンピュー
タ信号入力とを切り替えて出力するスイッチ124と、
キー入力部127によりTV信号入力が選択された場合
は水平方向のみ表示装置18の水平解像度と等しい解像
度に補間処理し、コンピュータ信号入力が選択された場
合は水平及び垂直方向共に表示装置18の水平及び垂直
解像度と等しい解像度に補間処理する補間処理部126
と、キー入力部127によりTV信号入力が選択された
場合は表示装置18の垂直解像度と入力信号の垂直解像
度で除算した値Nに基づきNライン同時に同じデータを
表示装置18へ表示させ、コンピュータ信号入力が選択
された場合は1ラインずつ表示させる駆動制御部とを具
備しているため、リフレッシュレートの低いドットマト
リクス式表示装置であっても動きの多い画像をリアルタ
イムで表示することができると共に、種々の解像度の表
示モードをもつコンピュータ信号並びにTV信号であっ
ても固定解像度のドットマトリクス式表示装置に表示す
ることが可能となる。また、コンピュータ等のアナログ
信号1系統のみならず、TV入力信号も含めた2系統の
入力形態が可能となる。
【0087】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によればリ
フレッシュレートの低いドットマトリクス式表示装置で
あっても動きの多い画像をリアルタイムで表示すること
を可能とすると共に、種々の解像度をもつコンピュータ
信号並びにTV信号であっても表示装置の解像度に合わ
せて最適な表示を可能とする。
【0088】また、本発明によればユーザーの所望する
表示モード(例えば高画質に表示するモード、高速に表
示するモード)により表示することを可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る表示制御装置
の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る入力信号の水
平、垂直同期信号周波数測定を説明するためのフローチ
ャートである。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係る入力信号の水
平、垂直同期信号周波数測定を説明するためのタイムチ
ャートである。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係る表示モード検
出を説明するためのフローチャートである。
【図5】本発明の第1の実施の形態に係る動き検知部の
構成を示すブロック図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態に係る動き検知処理
を説明するためのフローチャートである。
【図7】本発明の第1の実施の形態に係る補間処理例を
示し、(a)は線形補間法の説明図、(b)は3次たた
み込み補間法の説明図である。
【図8】本発明の第1の実施の形態に係る高速モード、
高画質モードにおける補間処理、駆動表示を示し、
(a)は高速モードにおける補間処理、駆動表示の説明
図、(b)は高画質モードにおける補間処理、駆動表示
の説明図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態に係る表示制御装置
の構成を示すブロック図である。
【図10】本発明の第2の実施の形態に係るOSD表示
例を示し、(a)は高速モードを選択した場合の説明
図、(b)は高画質モードを選択した場合の説明図、
(c)はキーパネルの説明図である。
【図11】本発明の第3の実施の形態に係る表示制御装
置の構成を示すブロック図である。
【図12】本発明の第3の実施の形態に係るデコーダ部
の構成を示すブロック図である。
【図13】本発明の第3の実施の形態に係るフレーム変
換の説明図である。
【図14】本発明の第4の実施の形態に係る表示制御装
置の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
11、21、71、121 同期信号分離部 12、22、72、122 PLL&VCO部 13、23、73、123 A/D変換部 14、24、77、126 補間処理部 15、25、75、125 システム制御部 16、76 動き検知部 17、29、79、128 駆動制御部 18 表示装置 19、30、82、131 ディスプレイ制御部 26 OSD制御部 27、74、124 スイッチ 80、129 デコーダ部 81、130 フレーム変換部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 5/66 H04N 5/66 B

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示装置の解像度と相異する入力信号を
    前記表示装置へ表示可能とした表示制御装置であって、 入力信号を入力する入力手段と、 前記入力信号の解像度を判定する判定手段と、 前記入力信号の変化を検出する検出手段と、 前記判定手段の判定結果と前記検出手段の検出結果と前
    記表示装置の解像度とに応じて前記入力信号を補間処理
    する補間手段とを有することを特徴とする表示制御装
    置。
  2. 【請求項2】 前記入力手段はコンピュータからの入力
    信号とテレビジョン方式の入力信号とを選択的に入力す
    ることができることを特徴とする請求項1記載の表示制
    御装置。
  3. 【請求項3】 更に前記テレビジョン方式の入力信号を
    フィールド単位からフレーム単位の信号へ変換する変換
    手段を有することを特徴とする請求項2記載の表示制御
    装置。
  4. 【請求項4】 前記補間手段は、前記検出手段により変
    化が大きいと判断された場合は前記入力信号の水平解像
    度を前記表示装置の水平解像度と等しくなるように補間
    処理し、それ以外のときは前記入力信号の水平及び垂直
    解像度を前記表示装置の水平及び垂直解像度と等しくな
    るように補間処理することを特徴とする請求項1乃至3
    記載の表示制御装置。
  5. 【請求項5】 更に前記検出手段により変化が大きいと
    判断された場合に前記表示装置の垂直解像度と前記入力
    信号の垂直解像度で除算した値Nに基づきNライン同時
    にデータを前記表示装置に表示させるための制御手段を
    有することを特徴とする請求項4記載の表示制御装置。
  6. 【請求項6】 前記判定手段は前記入力信号に付加され
    ている同期信号に基づいて判定することを特徴とする請
    求項1乃至5記載の表示制御装置。
  7. 【請求項7】 前記判定手段は前記入力信号の水平及び
    垂直同期信号周波数を測定して判定することを特徴とす
    る請求項6記載の表示制御装置。
  8. 【請求項8】 前記入力信号は画像信号であることを特
    徴とする請求項1記載の表示制御装置。
  9. 【請求項9】 表示装置の解像度と相異する入力信号を
    前記表示装置へ表示可能とした表示制御装置であって、 入力信号を入力する入力手段と、 前記入力信号の解像度を判定する判定手段と、 前記入力信号を前記表示装置に表示させる第1、第2の
    表示モードを選択する選択手段と、 前記判定手段の判定結果と前記選択手段の選択結果と前
    記表示装置の解像度とに応じて前記入力信号を補間処理
    する補間手段とを有することを特徴とする表示制御装
    置。
  10. 【請求項10】 前記第1の表示モードとは前記入力信
    号の水平解像度を前記表示装置の水平解像度と等しくな
    るように補間処理し、前記表示装置の垂直解像度と前記
    入力信号の垂直解像度で除算した値Nに基づきNライン
    同時に同じデータを前記表示装置に表示させるモードで
    あり、前記第2の表示モードとは前記入力信号の水平及
    び垂直解像度を前記表示装置の水平及び垂直解像度と等
    しくなるように補間処理し、前記表示装置に表示させる
    モードであることを特徴とする請求項9記載の表示制御
    装置。
  11. 【請求項11】 前記判定手段は前記入力信号に付加さ
    れている同期信号に基づいて判定することを特徴とする
    請求項9又は10記載の表示制御装置。
  12. 【請求項12】 前記判定手段は前記入力信号の水平及
    び垂直同期信号周波数を測定して判定することを特徴と
    する請求項11記載の表示制御装置。
  13. 【請求項13】 表示装置の解像度と相異する入力信号
    を前記表示装置へ表示可能とした表示制御装置であっ
    て、 コンピュータ入力信号とテレビジョン入力信号とを選択
    的に入力する入力手段と、 前記入力手段によって入力された入力信号の解像度を判
    定する判定手段と、 前記入力手段によって入力された入力信号と前記判定手
    段の判定結果と前記表示装置の解像度とに応じて前記入
    力信号を補間処理する補間手段とを有することを特徴と
    する表示制御装置。
  14. 【請求項14】 前記補間手段は、前記入力手段よりテ
    レビジョン入力信号が入力された時は前記テレビジョン
    入力信号の水平解像度を前記表示装置の水平解像度と等
    しくなるように補間処理し、前記入力手段よりコンピュ
    ータ入力信号が入力された時は前記コンピュータ入力信
    号の水平及び垂直解像度を前記表示装置の水平及び垂直
    解像度と等しくなるように補間処理することを特徴とす
    る請求項13記載の表示制御装置。
  15. 【請求項15】 更に前記テレビジョン入力信号が入力
    された時に前記表示装置の垂直解像度と前記テレビジョ
    ン入力信号の垂直解像度で除算した値Nに基づきNライ
    ン同時に同じデータを前記表示装置に表示させる制御手
    段を有することを特徴とする請求項14記載の表示制御
    装置。
  16. 【請求項16】 前記判定手段は前記入力信号に付加さ
    れている同期信号に基づいて判定することを特徴とする
    請求項13乃至15記載の表示制御装置。
  17. 【請求項17】 前記判定手段は前記入力信号の水平及
    び垂直同期信号周波数を測定して判定することを特徴と
    する請求項16記載の表示制御装置。
  18. 【請求項18】 更に前記テレビジョン方式の入力信号
    をフィールド単位からフレーム単位の信号へ変換する変
    換手段を有することを特徴とする請求項13乃至17記
    載の表示制御装置。
  19. 【請求項19】 表示装置の解像度と相異する入力信号
    を前記表示装置へ表示可能とした表示制御方法であっ
    て、 入力信号を入力する入力ステップと、 前記入力信号の解像度を判定する判定ステップと、 前記入力信号の変化を検出する検出ステップと、 前記判定ステップの判定結果と前記検出ステップの検出
    結果と前記表示装置の解像度とに応じて前記入力信号を
    補間処理する補間ステップとを有することを特徴とする
    表示制御方法。
  20. 【請求項20】 表示装置の解像度と相異する入力信号
    を前記表示装置へ表示可能とした表示制御方法であっ
    て、 入力信号を入力する入力ステップと、 前記入力信号の解像度を判定する判定ステップと、 前記入力信号を前記表示装置に表示させる第1、第2の
    表示モードを選択する選択ステップと、 前記判定ステップの判定結果と前記選択ステップの選択
    結果と前記表示装置の解像度とに応じて前記入力信号を
    補間処理する補間ステップとを有することを特徴とする
    表示制御方法。
  21. 【請求項21】 表示装置の解像度と相異する入力信号
    を前記表示装置へ表示可能とした表示制御方法であっ
    て、 コンピュータ入力信号とテレビジョン入力信号とを選択
    的に入力する入力ステップと、 前記入力ステップによって入力された入力信号の解像度
    を判定する判定ステップと、 前記入力ステップによって入力された入力信号と前記判
    定ステップの判定結果と前記表示装置の解像度とに応じ
    て前記入力信号を補間処理する補間ステップとを有する
    ことを特徴とする表示制御方法。
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