JPH10179563A - X線透視撮影装置 - Google Patents
X線透視撮影装置Info
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- JPH10179563A JPH10179563A JP8356378A JP35637896A JPH10179563A JP H10179563 A JPH10179563 A JP H10179563A JP 8356378 A JP8356378 A JP 8356378A JP 35637896 A JP35637896 A JP 35637896A JP H10179563 A JPH10179563 A JP H10179563A
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Landscapes
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Abstract
異なる姿勢、位置および異なるX線条件を設定する際の
操作性と信頼性の向上を図る。 【解決手段】 透視撮影装置を使用する検査の目的を選
択する選択操作器1と、操作器1により選択した各検査
目的に対応する透視撮影台の姿勢、位置の組み合せを記
憶する記憶回路と、選択された検査目的に対応し各検査
目的で共通に使用する操作器2を用意し、選択操作器1
により検査目的を選択した後に操作器2を操作すると、
各軸ごとにその時に選択されている検査目的に応じた姿
勢、位置になるように動作し、操作器1により選択した
各検査目的をX線制御装置に入力し対応するX線条件を
設定できるようにした。
Description
に係り、特に同一のX線透視撮影装置を複数の目的に使
用し、各目的ごとに異なるX線透視撮影台の姿勢、位置
およびX線条件で使用する事ができる多目的X線透視撮
影装置に関する。
撮影台において、天板起倒動1、天板横移動2、天板縦
移動3、映像系縦移動4、X線管斜入動5、X線管装置
回転6、X線管装置上下動7、圧迫動8、断層面上下動
9、等の多くの動作軸を持ち、通常はこれらの各動作軸
毎に対応する個別の操作器を備えており操作者により検
査目的や被検者の状態などに応じた姿勢、位置の組み合
せとなるように操作される。これは、例えば、上部消化
管の造影検査を行う場合、まず、被検者が天板に乗り易
いように起倒角度を立位、圧迫筒を待避位置、天板、映
像系はそれぞれ基準位置といった具合に操作し、検査中
には被検者の体位変換及び造影剤の状態を制御するため
に起倒角度、映像系位置、天板位置、圧迫筒等を個別に
操作する。また、断層撮影を行うときには、起倒角度を
水平、X線管装置上下動を下限、天板・映像系を中心近
傍の位置、斜入角度を左限界位置または右限界位置、X
線管装置回転を基準位置、といった具合に操作する。ま
た、ストレッチャー上の患者をカセッテにより単発撮影
をするような場合には、起倒角度を立位、支柱をセンタ
ー位置に、X線管装置回転を下向き90°に操作する。
さらに、フィルムチェンジャーとの組み合せにより連続
撮影を行うときには、斜入角度を左限界位置、X線管装
置上下動を上限、X線管装置回転を右限界位置、映像系
を上限、といった具合に操作する。一方、X線制御装置
では上部消化管造影検査では、X線管に印加する電圧
(管電圧)は比較的低く、X線管に流れる電流(管電
流)を中程度にし撮影時間が長くなりすぎないように
し、透視撮影ともすべて自動的に決めるフルオートモー
ド、また、断層撮影では、透視条件は自動、撮影条件
は、断層撮影の撮影時間に合わせて、比較的小さい管電
流を使用し管電圧とともに手動設定する。さらに、連続
撮影では、透視条件は自動、撮影条件は、血管をコント
ラスト良く描出するため比較的低い管電圧で、運動ぼけ
を防止するため短時間大管電流となるように手動設定す
る。
置では、検査目的に合わせてX線透視撮影台の姿勢、位
置を決めるに当たり、これらX線透視撮影台の各動作軸
の組み合せは使用する目的ごとに異なるのはもちろん、
設置されている部屋の壁や天井等との機械的な干渉の防
止という安全上の配慮から、例えばX線管装置の上下動
によるX線管の位置が上方に在るときには斜入動作は出
来ない等の相互のインターロック機能があるのが一般的
であり、上記のような組み合せを実現するためには動作
させる順番を考えながら操作を行わなければならず、極
めて煩雑であるという問題があった。さらに、選択した
検査の目的ごとに対応するX線条件がそれぞれ異なるた
め、X線条件についても同様に選択した検査目的に応じ
てそれぞれ設定しなければならなかった。
問題点を解決し、複数の使用目的に対し、X線透視撮影
台の異なる姿勢、位置状態、およびX線条件を設定する
際の操作性が良好なX線透視撮影装置を提供することに
ある。
め、検査の目的を選択する選択操作器1と、操作器1に
より選択した各検査目的に対応するX線透視撮影台の姿
勢、位置の組み合せを記憶する記憶回路と、選択された
検査目的に対応し各検査目的で共通に使用する操作器2
を用意し、選択操作器1により検査目的を選択した後に
操作器2を操作すると、各軸ごとにその時に選択されて
いる検査目的に応じた姿勢、位置になるように動作する
ように構成した。さらに、操作器1により選択した各検
査目的をX線制御装置に入力し対応するX線条件を設定
できるようにした。
目的を選択する選択操作器1によって選択された各検査
目的に対応するX線透視撮影台の姿勢、位置の組み合せ
は記憶回路に記憶されるとともにX線制御装置に入力さ
れ、対応するX線条件を自動設定する。次に操作者が、
実際に透視撮影台を検査目的に応じた各動作軸の組み合
せの姿勢、位置になるように操作器2を操作すると、前
記記憶回路に記憶されている各動作軸の姿勢、位置の組
み合わせ内容が呼び出されて、各軸ごとにその時に選択
されている検査目的に応じた姿勢、位置になるように動
作する。したがって、X線透視撮影台の各動作軸の姿
勢、位置の組み合わせとX線条件の設定を一つの操作で
行うことができ、操作性が向上し、診断効率が向上する
ことになる。
より説明する。図1において、上部消化管撮影、断層撮
影、連続撮影、ストレッチャー撮影、カッセテ撮影とい
った動作モード毎に、例えば、上部消化管撮影であれ
ば、被検者が天板に乗り易いようにX線透視撮影台の起
倒角度を立位、圧迫筒を待避位置、天板、映像系はそれ
ぞれ基準姿勢、位置といった具合に、断層撮影を行うと
きには、前記起倒角度を水平、X線管装置上下動を下
限、天板・映像系を中心近傍の位置、X線管装置の斜入
角度を左限界位置または右限界位置、X線管装置回転を
基準姿勢、位置といった具合に、各動作軸毎の姿勢、位
置の組み合せを記憶回路2に記憶させておく。また、X
線制御装置3では各動作目的毎に標準的なX線条件を記
憶させておく。操作者は、まず、動作モード選択スイッ
チ1により上部消化管撮影、断層撮影、連続撮影、スト
レッチャー撮影、カッセテ撮影の中から検査目的に応じ
て動作モードを選択する。この選択された動作モードは
記憶回路2に伝えられるとともにX線制御装置3に伝え
られ、X線制御装置3では予め記憶してある検査目的に
応じた標準的なX線条件を自動的に設定する。次に、実
際にX線透視撮影台を操作するに当たってデッドマン式
(操作器に人が力を加えている間だけその回路を作動状
態に保ち、人がその力を取り除けば直ちに回路が自動的
に復帰する開閉回路の制御方式)のポジションセット操
作器4のSET釦を押すことにより記憶回路2から予め
記憶してある各動作軸の姿勢、位置の組み合せが呼び出
され、これを制御回路5に入力しポジションセット操作
器4のSET釦を押している間だけそれぞれの基準位置
に向かって各動作軸が同時に動作する。但し、設置され
ている部屋の壁や天井等との機械的な干渉の怖れがある
ような場合、例えば、映像系の位置を中心付近まで移動
させてから起倒動作をさせる等の動作の順番付けをする
必要があるフィルムチェンジャを使用した血管造影撮影
をする場合は、水平位で天板を頭側に+1200mmの
位置、X線管装置の斜入角度頭側30°の姿勢から、消
化管造影撮影用に患者が乗りやすい姿勢である立位の姿
勢に変える場合は、 (1)映像系を基準位置(踏み台から約1300mm)
まで下げる。 (2)天板を頭側+100mmより下に下げる。 (3)X線管装置回転を中心位置まで戻す。 (4)X線焦点から天板までの距離を1000mmに戻
す。 (5)X線管装置の支柱を中立位に戻す。 (6)X線透視撮影台を立位とする。 の手順でこれを自動的に判断して(図示省略)順次各動
作軸を動作させていく。
ステムの動作モードを選択する動作モード選択スイッチ
1により目的とする動作モードを選択するとともに、こ
れに対応するX線条件とともに、各動作モードの基準と
なるX線透視撮影台のポジションを選択することがで
き、これに引き続きデッドマン式のポジションセット操
作器4のSET釦を押すことによりワンタッチで基準と
なるX線透視撮影台の姿勢、位置にすることができるた
め、極めて簡単に、各動作軸毎のインターロック関係等
に煩わされることが無く操作することができる。また、
実際に透視撮影台の動作をさせる時にはデッドマン式の
ポジションセット操作器4のSET釦を操作するような
構成としたことで回路動作の信頼性も損なうことなく操
作性の向上が可能となる。なお、検査目的毎の各動作軸
の姿勢、位置の組み合せや、標準的なX線条件の記憶は
据え付け時に据え付け作業者が行っても良いし、操作者
が行えるような手段を設けても良い。
撮影装置に於いて、その使用目的毎に基準となる透視撮
影台の各動作軸の姿勢、位置の組み合せとX線条件の設
定を一つの操作で行うことができ、信頼性が高く、操作
性も良好なX線透視撮影装置を提供することができる。
Claims (1)
- 【請求項1】 複数の動作軸を持ち、検査の目的ごとに
各軸の異なるX線透視撮影台の姿勢、位置の組み合わせ
により使用されるX線透視撮影装置に於いて、検査の目
的を選択する選択操作器1と、操作器1の選択内容に応
じて複数の動作軸についての前記X線透視撮影台の姿
勢、位置の組み合せを記憶する記憶回路と、前記記憶回
路の記憶内容に従い前記各軸の動作を同時に行うための
操作器2を備え、前記操作器1により選択した検査の目
的をX線制御装置に伝達し、これに基づき前記X線制御
装置で検査手技に対応したX線条件を設定し、前記操作
器2により選択した検査目的に応じた前記X線透視撮影
台の姿勢、位置および前記X線制御装置に設定したX線
条件に応じて透視撮影を行うことを特徴とするX線透視
撮影装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8356378A JPH10179563A (ja) | 1996-12-26 | 1996-12-26 | X線透視撮影装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8356378A JPH10179563A (ja) | 1996-12-26 | 1996-12-26 | X線透視撮影装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10179563A true JPH10179563A (ja) | 1998-07-07 |
Family
ID=18448721
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8356378A Pending JPH10179563A (ja) | 1996-12-26 | 1996-12-26 | X線透視撮影装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10179563A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1996
- 1996-12-26 JP JP8356378A patent/JPH10179563A/ja active Pending
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