JPH10164404A - 撮像装置 - Google Patents
撮像装置Info
- Publication number
- JPH10164404A JPH10164404A JP8324085A JP32408596A JPH10164404A JP H10164404 A JPH10164404 A JP H10164404A JP 8324085 A JP8324085 A JP 8324085A JP 32408596 A JP32408596 A JP 32408596A JP H10164404 A JPH10164404 A JP H10164404A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- aspect ratio
- image
- lens
- unit
- image pickup
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N7/00—Television systems
- H04N7/01—Conversion of standards, e.g. involving analogue television standards or digital television standards processed at pixel level
- H04N7/0117—Conversion of standards, e.g. involving analogue television standards or digital television standards processed at pixel level involving conversion of the spatial resolution of the incoming video signal
- H04N7/0122—Conversion of standards, e.g. involving analogue television standards or digital television standards processed at pixel level involving conversion of the spatial resolution of the incoming video signal the input and the output signals having different aspect ratios
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Graphics (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Studio Devices (AREA)
- Camera Data Copying Or Recording (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来よりも各種性能が向上された撮像装置を
提供する。 【解決手段】 被写体像を撮像するCCD撮像素子17
と、入射した光を所定のアスペクト比を有するCCD撮
像素子17に結像する集光レンズ15との間に、上記集
光レンズ15から入射された光を上記CCD撮像素子1
7の撮像面全面に結像するように、上記集光レンズ15
を介して光学的に規定されたアスペクト比をCCD撮像
素子17のアスペクト比に略一致するように選択的に変
更する比率変更機構16を設ける。
提供する。 【解決手段】 被写体像を撮像するCCD撮像素子17
と、入射した光を所定のアスペクト比を有するCCD撮
像素子17に結像する集光レンズ15との間に、上記集
光レンズ15から入射された光を上記CCD撮像素子1
7の撮像面全面に結像するように、上記集光レンズ15
を介して光学的に規定されたアスペクト比をCCD撮像
素子17のアスペクト比に略一致するように選択的に変
更する比率変更機構16を設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオカメラをは
じめとするディジタル電子カメラ等の撮像装置に関する
ものである。
じめとするディジタル電子カメラ等の撮像装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、消費者のニーズに応えるべく、ア
スペクト比が16:9のワイドスクリーンにも対応する
ことができる撮像装置の開発が行われている。そこで、
アスペクト比が4:3の現行スクリーンサイズの被写体
像(画像)とワイドスクリーンサイズの被写体像(画
像)とを選択的に得る方法として、例えば、特開平5−
252452号公報には、ワイドスクリーン用のCCD
(Charge Coupled Device)撮像素子(アスペクト比1
6:9)を用いて、集光レンズを介して光学的に規定さ
れた被写体像のアスペクト比が16:9であればCCD
撮像素子の撮像面部全面を使用し、上記被写体像のアス
ペクト比が4:3であれば、上記CCD撮像素子の撮像
面部の中心部の4:3の面積のみを使用することによ
り、ワイドスクリーン用のCCD撮像素子を、現行スク
リーンサイズ(アスペクト比が4:3)に適合する大き
さのCCD撮像素子として使用する方法が開示されてい
る。
スペクト比が16:9のワイドスクリーンにも対応する
ことができる撮像装置の開発が行われている。そこで、
アスペクト比が4:3の現行スクリーンサイズの被写体
像(画像)とワイドスクリーンサイズの被写体像(画
像)とを選択的に得る方法として、例えば、特開平5−
252452号公報には、ワイドスクリーン用のCCD
(Charge Coupled Device)撮像素子(アスペクト比1
6:9)を用いて、集光レンズを介して光学的に規定さ
れた被写体像のアスペクト比が16:9であればCCD
撮像素子の撮像面部全面を使用し、上記被写体像のアス
ペクト比が4:3であれば、上記CCD撮像素子の撮像
面部の中心部の4:3の面積のみを使用することによ
り、ワイドスクリーン用のCCD撮像素子を、現行スク
リーンサイズ(アスペクト比が4:3)に適合する大き
さのCCD撮像素子として使用する方法が開示されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の方法は、使用するCCD撮像素子のアスペクト比と
は異なるアスペクト比の被写体像をCCD撮像素子に投
影する場合には、CCD撮像素子の全ての素子を使用し
ていないため、CCD撮像素子の全ての素子を使用した
場合と比較して、有効素子数が少なく、画質が損なわれ
るという問題点を有している。
来の方法は、使用するCCD撮像素子のアスペクト比と
は異なるアスペクト比の被写体像をCCD撮像素子に投
影する場合には、CCD撮像素子の全ての素子を使用し
ていないため、CCD撮像素子の全ての素子を使用した
場合と比較して、有効素子数が少なく、画質が損なわれ
るという問題点を有している。
【0004】尚、集光レンズを介して光学的に規定され
た現行スクリーンサイズの被写体像をワイドスクリーン
用のCCD撮像素子に投影する場合に、CCD撮像素子
の全ての素子を使用する方法として、特開平5−316
406号公報には、集光レンズにより入射された光を、
集光レンズの正面に設けられた第一の反射手段で反射さ
せ、この反射光を、上記第一の反射手段とは焦点距離の
異なる第二の反射手段で再び反射させることにより、現
行スクリーンサイズの被写体像を、ワイドスクリーン用
のCCD撮像素子に合わせてワイドスクリーンサイズの
被写体像に光学的に変更する方法が開示されている。
た現行スクリーンサイズの被写体像をワイドスクリーン
用のCCD撮像素子に投影する場合に、CCD撮像素子
の全ての素子を使用する方法として、特開平5−316
406号公報には、集光レンズにより入射された光を、
集光レンズの正面に設けられた第一の反射手段で反射さ
せ、この反射光を、上記第一の反射手段とは焦点距離の
異なる第二の反射手段で再び反射させることにより、現
行スクリーンサイズの被写体像を、ワイドスクリーン用
のCCD撮像素子に合わせてワイドスクリーンサイズの
被写体像に光学的に変更する方法が開示されている。
【0005】しかしながら、上記特開平5−31640
6号公報に記載の方法は、高画質の画像を得るために現
行スクリーンサイズの被写体像を素子数の多いワイドス
クリーン用のCCD撮像素子に投影する方法であり、1
つのスクリーンサイズの被写体像(画像)しか得ること
ができない。このため、複数のスクリーンサイズの被写
体像を、CCD撮像素子の有効素子数を損なう事なく撮
り込む(撮像する)ことができる撮像装置が望まれてい
る。
6号公報に記載の方法は、高画質の画像を得るために現
行スクリーンサイズの被写体像を素子数の多いワイドス
クリーン用のCCD撮像素子に投影する方法であり、1
つのスクリーンサイズの被写体像(画像)しか得ること
ができない。このため、複数のスクリーンサイズの被写
体像を、CCD撮像素子の有効素子数を損なう事なく撮
り込む(撮像する)ことができる撮像装置が望まれてい
る。
【0006】また、従来の撮像装置は、複数のスクリー
ンサイズの被写体像を画像信号として記憶し、再生させ
ることができたとしても、複数のスクリーンサイズの被
写体像を混在させて記憶させると、何れか一方のスクリ
ーンサイズでしか再生させることができないので、正確
なアスペクト比にて再生(表示)させることは困難であ
る。つまり、従来の撮像装置は、元のスクリーンサイズ
のまま被写体像を再生させることは困難である。このた
め、複数のスクリーンサイズの被写体像を記憶させたと
しても、正確なアスペクト比で表示を行うことができる
撮像装置が望まれている。
ンサイズの被写体像を画像信号として記憶し、再生させ
ることができたとしても、複数のスクリーンサイズの被
写体像を混在させて記憶させると、何れか一方のスクリ
ーンサイズでしか再生させることができないので、正確
なアスペクト比にて再生(表示)させることは困難であ
る。つまり、従来の撮像装置は、元のスクリーンサイズ
のまま被写体像を再生させることは困難である。このた
め、複数のスクリーンサイズの被写体像を記憶させたと
しても、正確なアスペクト比で表示を行うことができる
撮像装置が望まれている。
【0007】さらに、上記CCD撮像素子で撮り込んだ
被写体像を表示パネル等の表示画面上に表示させる際
に、上記表示画面の表示を制御するアプリケーションキ
ー等の制御パネルを上記表示画面上に表示させる場合に
は、異なるアスペクト比の被写体像を表示させる場合で
あっても、上記制御パネルは表示画面の同一箇所に表示
されるため、何も表示されない無駄な領域が発生した
り、被写体像が小さく表示されてしまう虞れがある。こ
のため、アスペクト比に応じて無駄のない表示を行うこ
とができる撮像装置が望まれている。
被写体像を表示パネル等の表示画面上に表示させる際
に、上記表示画面の表示を制御するアプリケーションキ
ー等の制御パネルを上記表示画面上に表示させる場合に
は、異なるアスペクト比の被写体像を表示させる場合で
あっても、上記制御パネルは表示画面の同一箇所に表示
されるため、何も表示されない無駄な領域が発生した
り、被写体像が小さく表示されてしまう虞れがある。こ
のため、アスペクト比に応じて無駄のない表示を行うこ
とができる撮像装置が望まれている。
【0008】また、一般に、使用者の前方の被写体の撮
影を行う場合には、撮影対象は広範囲に及ぶため、マイ
クも広範囲の音を捉える必要がある。一方、撮像装置の
集光レンズの向きを手前(使用者側)にして対面撮影を
行う場合には、主に、撮像装置のすぐそばの音を捉える
だけで良い場合が多い。
影を行う場合には、撮影対象は広範囲に及ぶため、マイ
クも広範囲の音を捉える必要がある。一方、撮像装置の
集光レンズの向きを手前(使用者側)にして対面撮影を
行う場合には、主に、撮像装置のすぐそばの音を捉える
だけで良い場合が多い。
【0009】しかしながら、従来の撮像装置は、比較的
広範囲の被写体を撮影対象として撮影する通常撮影と、
比較的近距離の被写体を撮影対象とする対面撮影とを行
う場合で、マイクの音声に対する指向性については考慮
されていない。
広範囲の被写体を撮影対象として撮影する通常撮影と、
比較的近距離の被写体を撮影対象とする対面撮影とを行
う場合で、マイクの音声に対する指向性については考慮
されていない。
【0010】本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされ
たものであって、その目的は、撮像装置の各種性能を従
来よりも向上させることにある。
たものであって、その目的は、撮像装置の各種性能を従
来よりも向上させることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明の撮
像装置は、上記課題を解決するために、入射した光を集
光レンズにて所定のアスペクト比を有する撮像手段(例
えばCCD撮像素子)に結像することで被写体像として
撮り込む撮像装置において、上記集光レンズと撮像手段
との間に配置され、集光レンズから入射された光を上記
撮像手段の撮像面全面に結像するように、上記集光レン
ズを介して光学的に規定されたアスペクト比を撮像手段
のアスペクト比に略一致するように選択的に変更するア
スペクト比変更手段(例えば、比率変更機構)を有して
いることを特徴としている。
像装置は、上記課題を解決するために、入射した光を集
光レンズにて所定のアスペクト比を有する撮像手段(例
えばCCD撮像素子)に結像することで被写体像として
撮り込む撮像装置において、上記集光レンズと撮像手段
との間に配置され、集光レンズから入射された光を上記
撮像手段の撮像面全面に結像するように、上記集光レン
ズを介して光学的に規定されたアスペクト比を撮像手段
のアスペクト比に略一致するように選択的に変更するア
スペクト比変更手段(例えば、比率変更機構)を有して
いることを特徴としている。
【0012】また、請求項2に係る発明の撮像装置は、
上記課題を解決するために、請求項1記載の撮像装置に
おいて、上記アスペクト比変更手段は、複数のアスペク
ト比から任意のアスペクト比を選択するアスペクト比選
択手段(例えば、比率変更機構に設けられたレバーやス
イッチ)と、回動することで入射光の屈折率を変更する
屈折率変更レンズ(例えば比率変更レンズ)とを有し、
上記アスペクト比選択手段に連動して上記屈折率変更レ
ンズを回動させることで、上記集光レンズを介して光学
的に規定されたアスペクト比を変更することを特徴とし
ている。
上記課題を解決するために、請求項1記載の撮像装置に
おいて、上記アスペクト比変更手段は、複数のアスペク
ト比から任意のアスペクト比を選択するアスペクト比選
択手段(例えば、比率変更機構に設けられたレバーやス
イッチ)と、回動することで入射光の屈折率を変更する
屈折率変更レンズ(例えば比率変更レンズ)とを有し、
上記アスペクト比選択手段に連動して上記屈折率変更レ
ンズを回動させることで、上記集光レンズを介して光学
的に規定されたアスペクト比を変更することを特徴とし
ている。
【0013】さらに、請求項3に係る発明の撮像装置
は、上記課題を解決するために、請求項1記載の撮像装
置において、上記アスペクト比変更手段は、複数のアス
ペクト比から任意のアスペクト比を選択するアスペクト
比選択手段(例えば、比率変更機構に設けられたレバー
やスイッチ)と、上記集光レンズと撮像手段とを結ぶ光
軸上に進退自在に配置され、入射光のアスペクト比を変
更するアスペクト比変更レンズ(例えば比率変更レン
ズ)とを有し、上記アスペクト比選択手段にて選択され
たアスペクト比が上記撮像手段のアスペクト比と異なる
場合にのみ、上記集光レンズが上記光軸上に配置される
ことを特徴としている。
は、上記課題を解決するために、請求項1記載の撮像装
置において、上記アスペクト比変更手段は、複数のアス
ペクト比から任意のアスペクト比を選択するアスペクト
比選択手段(例えば、比率変更機構に設けられたレバー
やスイッチ)と、上記集光レンズと撮像手段とを結ぶ光
軸上に進退自在に配置され、入射光のアスペクト比を変
更するアスペクト比変更レンズ(例えば比率変更レン
ズ)とを有し、上記アスペクト比選択手段にて選択され
たアスペクト比が上記撮像手段のアスペクト比と異なる
場合にのみ、上記集光レンズが上記光軸上に配置される
ことを特徴としている。
【0014】請求項4に係る発明の撮像装置は、上記課
題を解決するために、請求項1記載の撮像装置におい
て、上記アスペクト比変更手段は、複数のアスペクト比
から任意のアスペクト比を選択するアスペクト比選択手
段(例えば、比率変更機構に設けられたレバーやスイッ
チ)と、上記集光レンズと撮像手段とを結ぶ光軸に平
行、且つ、回動可能に設けられた反射板とを有し、上記
反射板が、上記アスペクト比選択手段に連動して上記入
射光を反射するように回動することで、入射光のアスペ
クト比を変更することを特徴としている。
題を解決するために、請求項1記載の撮像装置におい
て、上記アスペクト比変更手段は、複数のアスペクト比
から任意のアスペクト比を選択するアスペクト比選択手
段(例えば、比率変更機構に設けられたレバーやスイッ
チ)と、上記集光レンズと撮像手段とを結ぶ光軸に平
行、且つ、回動可能に設けられた反射板とを有し、上記
反射板が、上記アスペクト比選択手段に連動して上記入
射光を反射するように回動することで、入射光のアスペ
クト比を変更することを特徴としている。
【0015】上記の構成によれば、例えば、集光レンズ
から入射された光を上記撮像手段の撮像面全面に結像す
るように、上記集光レンズを介して光学的に規定された
アスペクト比を、請求項2〜4に示すように、撮像手段
のアスペクト比に略一致するように選択的に変更するこ
とができる。この結果、複数のスクリーンサイズの被写
体像を、撮像手段の有効素子数を損なう事なく撮り込む
ことができる。従って、従来よりも性能に優れた撮像装
置を提供することができる。また、上記撮像装置によれ
ば、撮像手段の有効素子数が損なわれないので、高画質
で良好な画像(被写体像)を得ることができる。
から入射された光を上記撮像手段の撮像面全面に結像す
るように、上記集光レンズを介して光学的に規定された
アスペクト比を、請求項2〜4に示すように、撮像手段
のアスペクト比に略一致するように選択的に変更するこ
とができる。この結果、複数のスクリーンサイズの被写
体像を、撮像手段の有効素子数を損なう事なく撮り込む
ことができる。従って、従来よりも性能に優れた撮像装
置を提供することができる。また、上記撮像装置によれ
ば、撮像手段の有効素子数が損なわれないので、高画質
で良好な画像(被写体像)を得ることができる。
【0016】請求項5に係る発明の撮像装置は、上記課
題を解決するために、請求項1〜4の何れか1項に記載
の撮像装置において、上記撮像手段にて結像した被写体
像を画像信号として、上記アスペクト比選択手段にて選
択されたアスペクト比を識別するアスペクト比識別信号
と共に記憶する記憶手段(例えばRAM)と、上記記憶
手段に記憶された画像信号を出力して被写体像として表
示する際に、上記画像信号と共に記憶されたアスペクト
比識別信号に応じて、該記憶手段に記憶されている画像
信号の出力速度を切り換える出力速度切換え手段(例え
ばクロックコントローラ)とを有している上記の構成に
よれば、記億手段に画像信号と共に記憶されているアス
ペクト比識別信号により、画像信号の出力速度を出力速
度切換え手段にて切り換えることができる。この結果、
複数のスクリーンサイズの被写体像を記憶させたとして
も、前記アスペクト比選択手段により選択したアスペク
ト比で再生(表示)させることができると共に、アスペ
クト比が変わっても表示が詰まることなく、正確で良好
な表示を実現させることができる。
題を解決するために、請求項1〜4の何れか1項に記載
の撮像装置において、上記撮像手段にて結像した被写体
像を画像信号として、上記アスペクト比選択手段にて選
択されたアスペクト比を識別するアスペクト比識別信号
と共に記憶する記憶手段(例えばRAM)と、上記記憶
手段に記憶された画像信号を出力して被写体像として表
示する際に、上記画像信号と共に記憶されたアスペクト
比識別信号に応じて、該記憶手段に記憶されている画像
信号の出力速度を切り換える出力速度切換え手段(例え
ばクロックコントローラ)とを有している上記の構成に
よれば、記億手段に画像信号と共に記憶されているアス
ペクト比識別信号により、画像信号の出力速度を出力速
度切換え手段にて切り換えることができる。この結果、
複数のスクリーンサイズの被写体像を記憶させたとして
も、前記アスペクト比選択手段により選択したアスペク
ト比で再生(表示)させることができると共に、アスペ
クト比が変わっても表示が詰まることなく、正確で良好
な表示を実現させることができる。
【0017】請求項6に係る発明の撮像装置は、上記課
題を解決するために、請求項5に記載の撮像装置におい
て、上記記憶手段に記憶された画像信号を出力して被写
体像として表示する際に、上記被写体像を表示する表示
画面(例えば表示部とタブレットとが一体化された入出
力部の表示画面)に、上記表示画面の表示を制御する制
御パネル(例えばアプリケーションキー)を表示すると
共に、上記画像信号と共に記憶されたアスペクト比識別
信号に応じて上記制御パネルの表示位置を切り換える制
御パネル表示手段(例えばタブレット制御部並びに液晶
駆動回路部)がさらに設けられている上記の構成によれ
ば、上記記憶手段に記憶された画像信号を出力して被写
体像として表示する際に、上記画像信号と共に記憶され
たアスペクト比識別信号に応じて上記制御パネルの表示
位置を切り換えることができるので、被写体像のアスペ
クト比に応じて無駄のない表示を行うことができる。こ
のため、表示画面上に何も表示されない無駄な領域が発
生したり、被写体像が小さく表示されてしまうといった
問題が生じることがなく、良好な表示を実現させること
ができる。
題を解決するために、請求項5に記載の撮像装置におい
て、上記記憶手段に記憶された画像信号を出力して被写
体像として表示する際に、上記被写体像を表示する表示
画面(例えば表示部とタブレットとが一体化された入出
力部の表示画面)に、上記表示画面の表示を制御する制
御パネル(例えばアプリケーションキー)を表示すると
共に、上記画像信号と共に記憶されたアスペクト比識別
信号に応じて上記制御パネルの表示位置を切り換える制
御パネル表示手段(例えばタブレット制御部並びに液晶
駆動回路部)がさらに設けられている上記の構成によれ
ば、上記記憶手段に記憶された画像信号を出力して被写
体像として表示する際に、上記画像信号と共に記憶され
たアスペクト比識別信号に応じて上記制御パネルの表示
位置を切り換えることができるので、被写体像のアスペ
クト比に応じて無駄のない表示を行うことができる。こ
のため、表示画面上に何も表示されない無駄な領域が発
生したり、被写体像が小さく表示されてしまうといった
問題が生じることがなく、良好な表示を実現させること
ができる。
【0018】請求項7に係る発明の撮像装置は、上記課
題を解決するために、被写体像を撮像すると共に、通常
方向と逆方向とに回動自在な撮像手段(例えばCCD撮
像素子)と、上記撮像手段の回動に連動して移動する録
音手段(例えばマイク)と、上記撮像手段の回動方向に
応じて上記録音手段の録音方向を切り換える録音方向切
換え手段(例えば固定管とマイク支持管)とを有するこ
とを特徴としている。
題を解決するために、被写体像を撮像すると共に、通常
方向と逆方向とに回動自在な撮像手段(例えばCCD撮
像素子)と、上記撮像手段の回動に連動して移動する録
音手段(例えばマイク)と、上記撮像手段の回動方向に
応じて上記録音手段の録音方向を切り換える録音方向切
換え手段(例えば固定管とマイク支持管)とを有するこ
とを特徴としている。
【0019】上記の構成によれば、上記撮像手段の回動
に連動して録音方向を切り換えることができるので、上
記撮像手段の向いている方向に応じて上記録音手段の指
向性を切り換えることができる。このため、比較的広範
囲の被写体を対象として撮影する通常撮影と、比較的近
距離の被写体を撮影対象とする対面撮影との各々に適し
た録音を行うことができる。従って、従来よりも性能に
優れた撮像装置を提供することができる。本発明の撮像
装置によれば、上記録音手段の指向性を、通常撮影時に
は無指向性、対面撮影時には単一指向性を有するように
切り換えが可能である。
に連動して録音方向を切り換えることができるので、上
記撮像手段の向いている方向に応じて上記録音手段の指
向性を切り換えることができる。このため、比較的広範
囲の被写体を対象として撮影する通常撮影と、比較的近
距離の被写体を撮影対象とする対面撮影との各々に適し
た録音を行うことができる。従って、従来よりも性能に
優れた撮像装置を提供することができる。本発明の撮像
装置によれば、上記録音手段の指向性を、通常撮影時に
は無指向性、対面撮影時には単一指向性を有するように
切り換えが可能である。
【0020】
〔実施の形態1〕本発明の実施の一形態について図1な
いし図10に基づいて説明すれば、以下の通りである。
図3に示すように、本実施の形態に係る撮像装置は、入
出力部2を有する本体キャビネット部1に、カメラ部3
およびスピーカ部4が設けられた構成を有している。
いし図10に基づいて説明すれば、以下の通りである。
図3に示すように、本実施の形態に係る撮像装置は、入
出力部2を有する本体キャビネット部1に、カメラ部3
およびスピーカ部4が設けられた構成を有している。
【0021】上記カメラ部3は、図2に示すように、被
写体像を撮像する撮像手段としてのCCD撮像素子1
7、入射した光を上記CCD撮像素子17に結像するた
めの結像手段としての集光レンズ15、上記集光レンズ
15により入射された光がCCD撮像素子17の撮像面
全面に結像するように、光学系で規定されたアスペクト
比(つまり、上記集光レンズ15を介して光学的に規定
されたアスペクト比)を、CCD撮像素子17のアスペ
クト比に略一致するように選択的に変更するアスペクト
比変更手段としての比率変更機構16、外部の音を取り
込む録音手段としてのマイク14等を内蔵している。
写体像を撮像する撮像手段としてのCCD撮像素子1
7、入射した光を上記CCD撮像素子17に結像するた
めの結像手段としての集光レンズ15、上記集光レンズ
15により入射された光がCCD撮像素子17の撮像面
全面に結像するように、光学系で規定されたアスペクト
比(つまり、上記集光レンズ15を介して光学的に規定
されたアスペクト比)を、CCD撮像素子17のアスペ
クト比に略一致するように選択的に変更するアスペクト
比変更手段としての比率変更機構16、外部の音を取り
込む録音手段としてのマイク14等を内蔵している。
【0022】そして、上記入出力部2は、カメラ部3で
撮像された被写体像を表示し、上記スピーカ部4は、カ
メラ部3のマイク14から取り込んだ音声データや、本
体キャビネット部1に記憶している音データを出力する
ようになっている。尚、上記カメラ部3の構成について
は、後に詳述する。
撮像された被写体像を表示し、上記スピーカ部4は、カ
メラ部3のマイク14から取り込んだ音声データや、本
体キャビネット部1に記憶している音データを出力する
ようになっている。尚、上記カメラ部3の構成について
は、後に詳述する。
【0023】また、上記本体キャビネット部1は、本実
施の形態に係る撮像装置の外装として用いられ、その内
部には、図1に示すように、上記入出力部2、タブレッ
ト制御部5、液晶駆動回路部6、コモン回路7、セグメ
ント回路8、中央制御部(Central Proccesing Unit )
9、本体電源部10、RTC(Rewritable ConsumerTim
e Code)出力部11、ROM12、RAM13、およ
び、図示しない赤外線通信部やインターフェイス等を備
えている。さらに、上記本体キャビネット部1の外面側
には、図示しない電源スイッチや、上記入出力部2に当
接して、情報を入力したり、選択したりする図示しない
入力ペンを保持するためのペン保持部等が設けられてい
る。
施の形態に係る撮像装置の外装として用いられ、その内
部には、図1に示すように、上記入出力部2、タブレッ
ト制御部5、液晶駆動回路部6、コモン回路7、セグメ
ント回路8、中央制御部(Central Proccesing Unit )
9、本体電源部10、RTC(Rewritable ConsumerTim
e Code)出力部11、ROM12、RAM13、およ
び、図示しない赤外線通信部やインターフェイス等を備
えている。さらに、上記本体キャビネット部1の外面側
には、図示しない電源スイッチや、上記入出力部2に当
接して、情報を入力したり、選択したりする図示しない
入力ペンを保持するためのペン保持部等が設けられてい
る。
【0024】上記入出力部2は、図4に示すように、例
えば、薄型で文字等の表示が可能なマトリクス方式から
なる液晶表示部2aと、この液晶表示部2aを覆う大き
さを有する液晶タブレット2bとが一体化された構成を
有している。
えば、薄型で文字等の表示が可能なマトリクス方式から
なる液晶表示部2aと、この液晶表示部2aを覆う大き
さを有する液晶タブレット2bとが一体化された構成を
有している。
【0025】上記液晶タブレット2bは、例えば、一対
の透明なシート2b1 ・2b2 を備えている。そして、
上記シート2b1 におけるシート2b2 との対向面およ
びシート2b2 におけるシート2b1 との対向面には、
各々、図示しない透明電極が設けられると共に、小さな
突起状のスペーサ(図示せず)が規則正しく印刷されて
いる。
の透明なシート2b1 ・2b2 を備えている。そして、
上記シート2b1 におけるシート2b2 との対向面およ
びシート2b2 におけるシート2b1 との対向面には、
各々、図示しない透明電極が設けられると共に、小さな
突起状のスペーサ(図示せず)が規則正しく印刷されて
いる。
【0026】これにより、各々のシート2b1 ・2b2
に対向して設けられた各透明電極は、通常状態において
は互いに接触しないが、指あるいはペンで指示(押圧)
されると、指示された箇所において互いに接触するよう
になっている。これにより、上記液晶タブレット2bが
指あるいはペンで指示されると、各透明電極に接続され
たタブレット制御部5により、指示された座標位置の検
出が可能になっている。
に対向して設けられた各透明電極は、通常状態において
は互いに接触しないが、指あるいはペンで指示(押圧)
されると、指示された箇所において互いに接触するよう
になっている。これにより、上記液晶タブレット2bが
指あるいはペンで指示されると、各透明電極に接続され
たタブレット制御部5により、指示された座標位置の検
出が可能になっている。
【0027】つまり、上記タブレット制御部5は、上記
液晶タブレット2bから座標情報を取り出すようになっ
ている。そして、液晶表示部2aにて表示された表示内
容の位置情報を液晶タブレット2bの座標情報に重ね合
わせることにより、上記タブレット制御部5は、液晶表
示部2aにおいて使用者が選択した表示内容を、液晶タ
ブレット2bの座標位置で認識することができるように
なっている。
液晶タブレット2bから座標情報を取り出すようになっ
ている。そして、液晶表示部2aにて表示された表示内
容の位置情報を液晶タブレット2bの座標情報に重ね合
わせることにより、上記タブレット制御部5は、液晶表
示部2aにおいて使用者が選択した表示内容を、液晶タ
ブレット2bの座標位置で認識することができるように
なっている。
【0028】また、上記液晶駆動回路部6は、液晶を点
灯させるドット位置をビットマップとして記憶してお
り、必要に応じてコモン回路7、セグメント回路8に信
号を送ることにより上記液晶表示部2aに表示を行うよ
うになっている。
灯させるドット位置をビットマップとして記憶してお
り、必要に応じてコモン回路7、セグメント回路8に信
号を送ることにより上記液晶表示部2aに表示を行うよ
うになっている。
【0029】つまり、上記液晶タブレット2bは、図1
に示すように、タブレット制御部5を介して中央制御部
9に接続されている。また、液晶表示部2aは、上記コ
モン回路7またはセグメント回路8と液晶駆動回路部6
とを介して中央制御部9に接続されている。
に示すように、タブレット制御部5を介して中央制御部
9に接続されている。また、液晶表示部2aは、上記コ
モン回路7またはセグメント回路8と液晶駆動回路部6
とを介して中央制御部9に接続されている。
【0030】そして、上記中央制御部9には、さらに、
カメラ部3、スピーカ部4、本体電源部10、RTC出
力部11、カメラ回動部27、並びに、記憶手段として
のROM12およびRAM13等が接続されており、上
記中央制御部9は、各種命令により、入力情報或いは出
力情報の制御を行うようになっている。
カメラ部3、スピーカ部4、本体電源部10、RTC出
力部11、カメラ回動部27、並びに、記憶手段として
のROM12およびRAM13等が接続されており、上
記中央制御部9は、各種命令により、入力情報或いは出
力情報の制御を行うようになっている。
【0031】ここで、上記本体電源部10は、上記中央
制御部9等の必要箇所に電源を供給するための電源供給
源であり、本体キャビネット部1の外面側に設けられた
図示しない電源スイッチと接続されている。
制御部9等の必要箇所に電源を供給するための電源供給
源であり、本体キャビネット部1の外面側に設けられた
図示しない電源スイッチと接続されている。
【0032】また、上記RTC出力部11は、図示しな
いクロック信号により時間を計測し、現在の年月日、時
間を示すRTCを出力するようになっている。
いクロック信号により時間を計測し、現在の年月日、時
間を示すRTCを出力するようになっている。
【0033】さらに、上記カメラ回動部27は、撮像時
にカメラ部3を回動させることにより、比較的広範囲の
被写体を撮影対象(撮像対象)として使用者の前方の撮
影を行う通常撮影と、比較的近距離の被写体を撮影対象
(撮像対象)として集光レンズ15の向きを手前(使用
者側)にして撮影を行う対面撮影とを可能にしている。
にカメラ部3を回動させることにより、比較的広範囲の
被写体を撮影対象(撮像対象)として使用者の前方の撮
影を行う通常撮影と、比較的近距離の被写体を撮影対象
(撮像対象)として集光レンズ15の向きを手前(使用
者側)にして撮影を行う対面撮影とを可能にしている。
【0034】また、上記ROM12には、上記中央制御
部9の動作を示したプログラムを記載したプログラムエ
リア12a、CCD撮像素子17から出力される画像信
号を液晶表示部2aに表示するための画像情報に変換す
るプログラムを記載した画像変換プログラムエリア12
b、上記画像情報の表示座標をタブレット制御部5にて
検出された座標の位置に対応する座標への変換を行うた
めのプログラムを記載した座標変換プログラムエリア1
2c、日付を計算するプログラムを記載したカレンダー
情報プログラムエリア12d等が設けられている。
部9の動作を示したプログラムを記載したプログラムエ
リア12a、CCD撮像素子17から出力される画像信
号を液晶表示部2aに表示するための画像情報に変換す
るプログラムを記載した画像変換プログラムエリア12
b、上記画像情報の表示座標をタブレット制御部5にて
検出された座標の位置に対応する座標への変換を行うた
めのプログラムを記載した座標変換プログラムエリア1
2c、日付を計算するプログラムを記載したカレンダー
情報プログラムエリア12d等が設けられている。
【0035】上記RAM13には、使用者が入出力部2
より入力した文章などの文字情報を記憶する文字記憶部
13a、カメラ部3により撮り込んだ被写体像を画像信
号として記憶する読み込み画像記憶部13b、アプリケ
ーションキーの情報を記憶しているアプリケーションキ
ー情報記憶部13c等が設けられている。
より入力した文章などの文字情報を記憶する文字記憶部
13a、カメラ部3により撮り込んだ被写体像を画像信
号として記憶する読み込み画像記憶部13b、アプリケ
ーションキーの情報を記憶しているアプリケーションキ
ー情報記憶部13c等が設けられている。
【0036】また、RAM13には、図2に示すよう
に、カメラ部3のマイク14からの音データも保存され
ている。
に、カメラ部3のマイク14からの音データも保存され
ている。
【0037】上記撮像装置を用いて撮像する際の動作に
ついて説明すれば、以下の通りである。集光レンズ15
に光が入射されると、図2に示すように、まず、光学系
で規定されたアスペクト比が比率変更機構16により変
更されて、CCD撮像素子17の撮像面部に被写体像が
投影される。尚、集光レンズ15と比率変更機構16と
の間には、CCD撮像素子17で光電変換を行う前にピ
ントを調節する為に、図示しない補正用レンズが設けら
れている。
ついて説明すれば、以下の通りである。集光レンズ15
に光が入射されると、図2に示すように、まず、光学系
で規定されたアスペクト比が比率変更機構16により変
更されて、CCD撮像素子17の撮像面部に被写体像が
投影される。尚、集光レンズ15と比率変更機構16と
の間には、CCD撮像素子17で光電変換を行う前にピ
ントを調節する為に、図示しない補正用レンズが設けら
れている。
【0038】次いで、CCD撮像素子17では、上記集
光レンズ15から比率変更機構16を介して投影された
光を光電変換し、電気信号としての画像信号に変換して
A/D( Analog-to-Digital)変換器18に出力する。A
/D変換器18によりデジタルデータに変換された画像
信号は、一時バッファ19に一旦保存され、出力速度切
換え手段としてのクロックコントローラ20により決定
された転送速度でOR回路21に送信される。
光レンズ15から比率変更機構16を介して投影された
光を光電変換し、電気信号としての画像信号に変換して
A/D( Analog-to-Digital)変換器18に出力する。A
/D変換器18によりデジタルデータに変換された画像
信号は、一時バッファ19に一旦保存され、出力速度切
換え手段としてのクロックコントローラ20により決定
された転送速度でOR回路21に送信される。
【0039】次に、上記OR回路21で前記RTC出力
部11から出力された日付データと、光学系で規定され
たアスペクト比のデータと一時バッファ19から送信さ
れた画像データ(画像信号)とを合成し、この合成後の
データを前記RAM13に保存する。
部11から出力された日付データと、光学系で規定され
たアスペクト比のデータと一時バッファ19から送信さ
れた画像データ(画像信号)とを合成し、この合成後の
データを前記RAM13に保存する。
【0040】この場合、使用者がカメラ部3により撮像
した被写体像は、画像データ(画像信号)としてRAM
13の前記読み込み画像記憶部13bに記憶される。
した被写体像は、画像データ(画像信号)としてRAM
13の前記読み込み画像記憶部13bに記憶される。
【0041】上記読み込み画像記憶部13bには、図5
に示すように、1画像データの記憶位置の初めを示す開
始コード「0000」、撮影(撮像)された日時(例え
ば「1996/07/10 12:31」)、撮影タイ
トル(例えば、「クウコウ」)、光学系で規定されたア
スペクト比を示すコード番号(例えば「1」)、画像デ
ータ、1画像データの記憶位置の終わりを示す終了コー
ド「1111」が、各々の画像データ毎に記憶されてい
る。
に示すように、1画像データの記憶位置の初めを示す開
始コード「0000」、撮影(撮像)された日時(例え
ば「1996/07/10 12:31」)、撮影タイ
トル(例えば、「クウコウ」)、光学系で規定されたア
スペクト比を示すコード番号(例えば「1」)、画像デ
ータ、1画像データの記憶位置の終わりを示す終了コー
ド「1111」が、各々の画像データ毎に記憶されてい
る。
【0042】ここで、上記図5に示す読み込み画像記憶
部13bには、使用者により選択されたアスペクト比、
つまり、光学系で規定されたアスペクト比を示すコード
番号として、上記アスペクト比が16:9であることを
示す「1」がセットされている。尚、上記アスペクト比
が例えば4:3のときには、「0」がセットされる。
部13bには、使用者により選択されたアスペクト比、
つまり、光学系で規定されたアスペクト比を示すコード
番号として、上記アスペクト比が16:9であることを
示す「1」がセットされている。尚、上記アスペクト比
が例えば4:3のときには、「0」がセットされる。
【0043】つまり、本実施の形態に係る撮像装置は、
カメラ部3により撮像した被写体像をRAM13に記憶
させる際に、アスペクト比を識別するアスペクト比識別
信号をコード番号として同時に記憶させるようになって
いる。そして、上記クロックコントローラ20は、上記
画像信号と共に記憶されたアスペクト比識別信号に応じ
て、RAM13に記憶されている画像信号の出力速度を
低速または高速に切り換えるようになっている。
カメラ部3により撮像した被写体像をRAM13に記憶
させる際に、アスペクト比を識別するアスペクト比識別
信号をコード番号として同時に記憶させるようになって
いる。そして、上記クロックコントローラ20は、上記
画像信号と共に記憶されたアスペクト比識別信号に応じ
て、RAM13に記憶されている画像信号の出力速度を
低速または高速に切り換えるようになっている。
【0044】そして、上記被写体像を液晶表示部2aに
表示する際には、図1に示すように、RAM13に保存
したデータを画像情報として液晶駆動回路部6(制御パ
ネル表示手段)を介して液晶表示部2aに表示すると共
に、タブレット制御部5(制御パネル表示手段)によ
り、液晶タブレット2bのアスペクト比に合ったアプリ
ケーションキー情報を、RAM13のアプリケーション
キー情報記憶部13cから読み出して、制御パネルとし
て液晶タブレット2bに配置するようになっている。
表示する際には、図1に示すように、RAM13に保存
したデータを画像情報として液晶駆動回路部6(制御パ
ネル表示手段)を介して液晶表示部2aに表示すると共
に、タブレット制御部5(制御パネル表示手段)によ
り、液晶タブレット2bのアスペクト比に合ったアプリ
ケーションキー情報を、RAM13のアプリケーション
キー情報記憶部13cから読み出して、制御パネルとし
て液晶タブレット2bに配置するようになっている。
【0045】ここで、上記カメラ部3の構成およびアス
ペクト比の変更方法について、図6〜図8を用いて以下
に詳しく説明する。
ペクト比の変更方法について、図6〜図8を用いて以下
に詳しく説明する。
【0046】本実施の形態において、上記カメラ部3
は、図6(b)に示すように、集光レンズ15、比率変
更機構16、CCD撮像素子17、前カメラカバー3
1、後カメラカバー32等を備えている。さらに、上記
比率変更機構16は、水平方向の屈折率と垂直方向の屈
折率とが異なる屈折率変更レンズとしての比率変更レン
ズ16aと、比率変更レンズ16aを回動させることに
より、複数のアスペクト比から任意のアスペクト比を選
択するアスペクト比選択手段としてのレバー16bとを
備えている。
は、図6(b)に示すように、集光レンズ15、比率変
更機構16、CCD撮像素子17、前カメラカバー3
1、後カメラカバー32等を備えている。さらに、上記
比率変更機構16は、水平方向の屈折率と垂直方向の屈
折率とが異なる屈折率変更レンズとしての比率変更レン
ズ16aと、比率変更レンズ16aを回動させることに
より、複数のアスペクト比から任意のアスペクト比を選
択するアスペクト比選択手段としてのレバー16bとを
備えている。
【0047】上記レバー16bは、比率変更レンズ16
aの側面に、例えばピン16cによって固定されてい
る。尚、上記レバー16bの固定方法としては、特に限
定されるものではなく、例えば、ネジや接着剤等により
固定されていてもよい。
aの側面に、例えばピン16cによって固定されてい
る。尚、上記レバー16bの固定方法としては、特に限
定されるものではなく、例えば、ネジや接着剤等により
固定されていてもよい。
【0048】上記前カメラカバー31には集光レンズ1
5が設けられると共に、比率変更機構16が配置される
位置に、比率変更レンズ16aの側面に沿って、略円弧
状の開口部33が形成されている。一方、上記後カメラ
カバー32における、集光レンズ15と比率変更レンズ
16aとの光軸上には、CCD撮像素子17が配置され
ている。そして、上記比率変更機構16は、図6(a)
に示すように、上記レバー16bが開口部33から突出
するように上記集光レンズ15とCCD撮像素子17と
の間に配置されている。そして、本実施の形態に係る撮
像装置は、上記レバー16bを開口部33内にて回動さ
せることにより、比率変更レンズ16aを回動させて、
アスペクト比を選択、変更するようになっている。
5が設けられると共に、比率変更機構16が配置される
位置に、比率変更レンズ16aの側面に沿って、略円弧
状の開口部33が形成されている。一方、上記後カメラ
カバー32における、集光レンズ15と比率変更レンズ
16aとの光軸上には、CCD撮像素子17が配置され
ている。そして、上記比率変更機構16は、図6(a)
に示すように、上記レバー16bが開口部33から突出
するように上記集光レンズ15とCCD撮像素子17と
の間に配置されている。そして、本実施の形態に係る撮
像装置は、上記レバー16bを開口部33内にて回動さ
せることにより、比率変更レンズ16aを回動させて、
アスペクト比を選択、変更するようになっている。
【0049】例えば、上記レバー16bが開口部33の
上端部33aに位置する場合にはアスペクト比が16:
9のワイドビジョンモードとなり、レバー16bを図6
(b)に示す矢印の方向に回動させて開口部33の下端
部33bに移動させた場合にはアスペクト比が4:3の
通常モードとなるように設定されている。本実施の形態
では、アスペクト比が16:9のCCD撮像素子17を
アスペクト比3:2の大きさで使用する。
上端部33aに位置する場合にはアスペクト比が16:
9のワイドビジョンモードとなり、レバー16bを図6
(b)に示す矢印の方向に回動させて開口部33の下端
部33bに移動させた場合にはアスペクト比が4:3の
通常モードとなるように設定されている。本実施の形態
では、アスペクト比が16:9のCCD撮像素子17を
アスペクト比3:2の大きさで使用する。
【0050】つまり、使用者がワイドビジョンモードに
しているときには、図7に示すように、比率変更レンズ
16aの垂直方向の屈折率が+10%、水平方向の屈折
率が−4%となるように設定することで、光学系により
規定された被写体像41のアスペクト比(16:9)
は、上記比率変更レンズ16aによって、下記の如く変
更される。 16×0.96:9×1.1=15.36:9.9≒
3:2 これにより、アスペクト比16:9の被写体像41は、
アスペクト比3:2の被写体像42としてアスペクト比
3:2のCCD撮像素子17の撮像面のほぼ全面に投影
される。
しているときには、図7に示すように、比率変更レンズ
16aの垂直方向の屈折率が+10%、水平方向の屈折
率が−4%となるように設定することで、光学系により
規定された被写体像41のアスペクト比(16:9)
は、上記比率変更レンズ16aによって、下記の如く変
更される。 16×0.96:9×1.1=15.36:9.9≒
3:2 これにより、アスペクト比16:9の被写体像41は、
アスペクト比3:2の被写体像42としてアスペクト比
3:2のCCD撮像素子17の撮像面のほぼ全面に投影
される。
【0051】また、使用者が通常モードにしているとき
には、図8に示すように、比率変更レンズ16aの垂直
方向の屈折率が−4%、水平方向の屈折率が+10%と
なるように設定することで、光学系により規定された被
写体像43のアスペクト比(4:3)は、上記比率変更
レンズ16aによって、下記の如く変更される。 4×1.1:3×0.96=4.4:2.88≒3:2 これにより、アスペクト比4:3の被写体像43は、ア
スペクト比3:2の被写体像44としてアスペクト比
3:2のCCD撮像素子17の撮像面のほぼ全面に投影
される。
には、図8に示すように、比率変更レンズ16aの垂直
方向の屈折率が−4%、水平方向の屈折率が+10%と
なるように設定することで、光学系により規定された被
写体像43のアスペクト比(4:3)は、上記比率変更
レンズ16aによって、下記の如く変更される。 4×1.1:3×0.96=4.4:2.88≒3:2 これにより、アスペクト比4:3の被写体像43は、ア
スペクト比3:2の被写体像44としてアスペクト比
3:2のCCD撮像素子17の撮像面のほぼ全面に投影
される。
【0052】尚、上記比率変更レンズ16aの屈折率
は、例えば、比率変更レンズ16aに歪みをもたせた
り、比率変更レンズ16a表面に凹凸をつけたり、部分
的に厚みを変更する等、種々の方法により容易に変更す
ることができる。
は、例えば、比率変更レンズ16aに歪みをもたせた
り、比率変更レンズ16a表面に凹凸をつけたり、部分
的に厚みを変更する等、種々の方法により容易に変更す
ることができる。
【0053】このように、本実施の形態によれば、上記
集光レンズ15と撮像手段としてのCCD撮像素子17
との間にアスペクト比変更手段として比率変更機構16
が設けられていることで、集光レンズ15から入射され
た光を上記CCD撮像素子17の撮像面全面に結像すべ
く、上記集光レンズ15を介して光学的に規定されたア
スペクト比をCCD撮像素子17のアスペクト比に略一
致するように選択的に変更することができる。
集光レンズ15と撮像手段としてのCCD撮像素子17
との間にアスペクト比変更手段として比率変更機構16
が設けられていることで、集光レンズ15から入射され
た光を上記CCD撮像素子17の撮像面全面に結像すべ
く、上記集光レンズ15を介して光学的に規定されたア
スペクト比をCCD撮像素子17のアスペクト比に略一
致するように選択的に変更することができる。
【0054】この結果、本実施の形態に係る撮像装置
は、複数のスクリーンサイズの被写体像を、CCD撮像
素子17の有効素子数を損なうことなく撮り込むことが
できるので、アスペクト比の異なる被写体像を、選択
的、かつ、高画質で得ることができる。従って、本実施
の形態によれば、従来よりも優れた表示性能を有する撮
像装置を提供することができる。
は、複数のスクリーンサイズの被写体像を、CCD撮像
素子17の有効素子数を損なうことなく撮り込むことが
できるので、アスペクト比の異なる被写体像を、選択
的、かつ、高画質で得ることができる。従って、本実施
の形態によれば、従来よりも優れた表示性能を有する撮
像装置を提供することができる。
【0055】次に、上記カメラ部3で撮像された被写体
像を入出力部2に表示させる際の動作について図9を用
いて以下に説明する。
像を入出力部2に表示させる際の動作について図9を用
いて以下に説明する。
【0056】図9(a)は入出力部2において、アスペ
クト比4:3の通常モードで表示を行った場合の表示画
面の表示の仕方を示す。一方、図9(b)は、入出力部
2において、アスペクト比16:9のワイドビジョンモ
ードで表示を行った場合の表示画面の表示の仕方を示
す。
クト比4:3の通常モードで表示を行った場合の表示画
面の表示の仕方を示す。一方、図9(b)は、入出力部
2において、アスペクト比16:9のワイドビジョンモ
ードで表示を行った場合の表示画面の表示の仕方を示
す。
【0057】上記カメラ部3で撮像された被写体像を画
像情報として入出力部2に表示させる際に、ワイドビジ
ョンモードで撮像された被写体像と通常モードで撮像さ
れた被写体像とを同じ転送速度で表示させた場合、ワイ
ドビジョンモードでは通常モードよりも表示が詰まるこ
とになる。
像情報として入出力部2に表示させる際に、ワイドビジ
ョンモードで撮像された被写体像と通常モードで撮像さ
れた被写体像とを同じ転送速度で表示させた場合、ワイ
ドビジョンモードでは通常モードよりも表示が詰まるこ
とになる。
【0058】そこで、表示の均一性を図るために、本実
施の形態に係る撮像装置では、光学系で規定されたアス
ペクト比、つまり、RAM13の読み込み画像記憶部1
3bに記憶された、アスペクト比を示すコード番号に応
じて、高速転送か低速転送かを決定するようになってい
る。
施の形態に係る撮像装置では、光学系で規定されたアス
ペクト比、つまり、RAM13の読み込み画像記憶部1
3bに記憶された、アスペクト比を示すコード番号に応
じて、高速転送か低速転送かを決定するようになってい
る。
【0059】つまり、本実施の形態に係る撮像装置で
は、ワイドビジョンモードの場合(即ち、ワイドスクリ
ーンサイズの表示を行う場合)には、クロックが低速に
なるように設定し、通常モードの場合(即ち、現行スク
リーンサイズの表示を行う場合)には、クロックが高速
になるように設定することで、ワイドビジョンモードと
通常モードとで転送モードを切り換えて表示を行ってい
る。
は、ワイドビジョンモードの場合(即ち、ワイドスクリ
ーンサイズの表示を行う場合)には、クロックが低速に
なるように設定し、通常モードの場合(即ち、現行スク
リーンサイズの表示を行う場合)には、クロックが高速
になるように設定することで、ワイドビジョンモードと
通常モードとで転送モードを切り換えて表示を行ってい
る。
【0060】このように、本実施の形態に係る撮像装置
は、撮像手段として上記CCD撮像素子17にて結像し
た被写体像を画像信号として、上記アスペクト比選択手
段としてのレバー16bにて選択されたアスペクト比を
識別するアスペクト比識別信号と共に、記憶手段として
のRAM13に記憶している。そして、該撮像装置は、
上記RAM13に記憶された画像信号を出力して被写体
像として入出力部2に表示する際に、上記画像信号と共
に記憶されたアスペクト比識別信号に応じて、RAM1
3に記憶されている画像信号の出力速度を、出力速度切
換え手段としてのクロックコントローラ20により切り
換えるようになっている。
は、撮像手段として上記CCD撮像素子17にて結像し
た被写体像を画像信号として、上記アスペクト比選択手
段としてのレバー16bにて選択されたアスペクト比を
識別するアスペクト比識別信号と共に、記憶手段として
のRAM13に記憶している。そして、該撮像装置は、
上記RAM13に記憶された画像信号を出力して被写体
像として入出力部2に表示する際に、上記画像信号と共
に記憶されたアスペクト比識別信号に応じて、RAM1
3に記憶されている画像信号の出力速度を、出力速度切
換え手段としてのクロックコントローラ20により切り
換えるようになっている。
【0061】これにより、本実施の形態に係る撮像装置
は、複数のスクリーンサイズの被写体像を記憶させたと
しても、上記レバー16bで選択したアスペクト比で再
生(表示)させることができると共に、アスペクト比が
変わっても表示が詰まることなく、正確で良好な表示を
実現することができる。
は、複数のスクリーンサイズの被写体像を記憶させたと
しても、上記レバー16bで選択したアスペクト比で再
生(表示)させることができると共に、アスペクト比が
変わっても表示が詰まることなく、正確で良好な表示を
実現することができる。
【0062】また、本実施の形態に係る撮像装置では、
アスペクト比が4:3の通常モードでは、図9(a)に
示すように、入出力部2の余った領域(つまり、アスペ
クト比が4:3となるように表示を行うため、撮像され
た被写体像の表示を行わない領域)である表示画面の左
右の両端にアプリケーションキー45を表示するように
なっている。
アスペクト比が4:3の通常モードでは、図9(a)に
示すように、入出力部2の余った領域(つまり、アスペ
クト比が4:3となるように表示を行うため、撮像され
た被写体像の表示を行わない領域)である表示画面の左
右の両端にアプリケーションキー45を表示するように
なっている。
【0063】一方、アスペクト比が16:9のワイドビ
ジョンモードでは、図9(b)に示すように、入出力部
2の余った領域(つまり、アスペクト比が16:9とな
るように表示を行うため、撮像された被写体像の表示を
行わない領域)である表示画面下部にアプリケーション
キー46を表示するようになっている。
ジョンモードでは、図9(b)に示すように、入出力部
2の余った領域(つまり、アスペクト比が16:9とな
るように表示を行うため、撮像された被写体像の表示を
行わない領域)である表示画面下部にアプリケーション
キー46を表示するようになっている。
【0064】以下、上記カメラ部3で撮像された被写体
像(画像)を入出力部2に表示させる際の手順につい
て、図10に示すフローチャートを用いて説明する。
像(画像)を入出力部2に表示させる際の手順につい
て、図10に示すフローチャートを用いて説明する。
【0065】上記カメラ部3で撮像された被写体像を入
出力部2に表示させる命令がなされると、中央制御部9
は、まず、RAM13の読み込み画像記憶部13bか
ら、表示する被写体像のアスペクト比を読み出し(S
1)、このアスペクト比が16:9であるかどうかを判
断する(S2)。
出力部2に表示させる命令がなされると、中央制御部9
は、まず、RAM13の読み込み画像記憶部13bか
ら、表示する被写体像のアスペクト比を読み出し(S
1)、このアスペクト比が16:9であるかどうかを判
断する(S2)。
【0066】中央制御部9は、S2において、読み出さ
れたアスペクト比が16:9であると判定した場合に
は、クロックコントローラ20により、クロックを低速
に設定する(S3)。次いで、中央制御部9は、上記ク
ロックコントローラ20で設定された転送速度で、RA
M13に保存した画像信号(画像データ)を画像情報
(画像)として、液晶駆動回路部6を介して液晶表示部
2aに表示する(S4)。さらに、RAM13のアプリ
ケーションキー情報記憶部13cから、タブレット制御
部5を介して、液晶タブレット2bのアスペクト比に合
ったアプリケーションキー情報を読み出し(S5)、前
記図9(b)に示すように出力部2における表示画面下
部にアプリケーションキー46を表示する(S6)。
れたアスペクト比が16:9であると判定した場合に
は、クロックコントローラ20により、クロックを低速
に設定する(S3)。次いで、中央制御部9は、上記ク
ロックコントローラ20で設定された転送速度で、RA
M13に保存した画像信号(画像データ)を画像情報
(画像)として、液晶駆動回路部6を介して液晶表示部
2aに表示する(S4)。さらに、RAM13のアプリ
ケーションキー情報記憶部13cから、タブレット制御
部5を介して、液晶タブレット2bのアスペクト比に合
ったアプリケーションキー情報を読み出し(S5)、前
記図9(b)に示すように出力部2における表示画面下
部にアプリケーションキー46を表示する(S6)。
【0067】一方、中央制御部9は、S2において、読
み出されたアスペクト比が16:9でないと判断した場
合には、クロックコントローラ20により、クロックを
高速に設定する(S7)。次いで、中央制御部9は、上
記クロックコントローラ20で設定された転送速度で、
RAM13に保存した画像信号(画像データ)を画像情
報(画像)として、液晶駆動回路部6を介して液晶表示
部2aに表示する(S8)。さらに、RAM13のアプ
リケーションキー情報記憶部13cから、タブレット制
御部5を介して、液晶タブレット2bのアスペクト比に
合ったアプリケーションキー情報を読み出し(S9)、
前記図9(a)に示すように入出力部2における表示画
面左右にアプリケーションキー45を表示する(S1
0)。以上の処理によって、アスペクト比に応じて無駄
のない表示を行う事ができる。
み出されたアスペクト比が16:9でないと判断した場
合には、クロックコントローラ20により、クロックを
高速に設定する(S7)。次いで、中央制御部9は、上
記クロックコントローラ20で設定された転送速度で、
RAM13に保存した画像信号(画像データ)を画像情
報(画像)として、液晶駆動回路部6を介して液晶表示
部2aに表示する(S8)。さらに、RAM13のアプ
リケーションキー情報記憶部13cから、タブレット制
御部5を介して、液晶タブレット2bのアスペクト比に
合ったアプリケーションキー情報を読み出し(S9)、
前記図9(a)に示すように入出力部2における表示画
面左右にアプリケーションキー45を表示する(S1
0)。以上の処理によって、アスペクト比に応じて無駄
のない表示を行う事ができる。
【0068】つまり、本実施の形態によれば、上記記憶
手段としてのRAM13に記憶された画像信号を出力し
て被写体像として入出力部2に表示する際に、制御パネ
ル表示手段としての液晶駆動回路部6およびタブレット
制御部5により、上記被写体像を表示する入出力部2の
表示画面に、上記表示画面の表示を制御する制御パネル
としてアプリケーションキー(例えばアプリケーション
キー45またはアプリケーションキー46)を表示する
と共に、上記画像信号と共に記憶されたアスペクト比識
別信号に応じて上記アプリケーションキーの表示位置を
切り換えるようになっている。
手段としてのRAM13に記憶された画像信号を出力し
て被写体像として入出力部2に表示する際に、制御パネ
ル表示手段としての液晶駆動回路部6およびタブレット
制御部5により、上記被写体像を表示する入出力部2の
表示画面に、上記表示画面の表示を制御する制御パネル
としてアプリケーションキー(例えばアプリケーション
キー45またはアプリケーションキー46)を表示する
と共に、上記画像信号と共に記憶されたアスペクト比識
別信号に応じて上記アプリケーションキーの表示位置を
切り換えるようになっている。
【0069】従って、本実施の形態に係る撮像装置を用
いれば、表示画面上に何も表示されない無駄な領域が発
生したり、被写体像が小さく表示されてしまうといった
問題が生じることがなく、アスペクト比に応じた無駄の
ない表示を行うことができるので、良好な表示を実現す
ることができる。
いれば、表示画面上に何も表示されない無駄な領域が発
生したり、被写体像が小さく表示されてしまうといった
問題が生じることがなく、アスペクト比に応じた無駄の
ない表示を行うことができるので、良好な表示を実現す
ることができる。
【0070】〔実施の形態2〕本実施の形態について図
11および図12に基づいて説明すれば、以下の通りで
ある。尚、説明の便宜上、前記実施の形態1と同様の機
能を有する構成要素には同一の番号を付し、その説明を
省略する。本実施の形態では、主に、前記実施の形態1
との相違点について説明する。
11および図12に基づいて説明すれば、以下の通りで
ある。尚、説明の便宜上、前記実施の形態1と同様の機
能を有する構成要素には同一の番号を付し、その説明を
省略する。本実施の形態では、主に、前記実施の形態1
との相違点について説明する。
【0071】図11に示すように、本実施の形態に係る
撮像装置は、前記比率変更機構16に代えて、屈折率の
違う2枚のレンズ52・53をアスペクト比変更レンズ
(比率変更レンズ)として有するアスペクト比変更手段
としての比率変更機構51を備えている。
撮像装置は、前記比率変更機構16に代えて、屈折率の
違う2枚のレンズ52・53をアスペクト比変更レンズ
(比率変更レンズ)として有するアスペクト比変更手段
としての比率変更機構51を備えている。
【0072】図11において、一方のレンズ52は、縦
の中心線を通る垂直断面が凸状のカマボコ型の凸レンズ
であり、他方のレンズ53は、縦の中心線を通る垂直断
面が凹状のアーチ型の凹レンズである。上記レンズ52
・53は、レンズ52の凸面が、レンズ53の凹面の背
面側と対向するように平行に配置されている。さらに、
上記各レンズ52・53の下部における一方の端部(図
中、レンズ52・53の各下部左端)には、上記レンズ
52・53を支持するためのレンズ回動軸54が連通さ
れている。また、上記各レンズ52・53のレンズ回動
軸54形成側とは反対側の側面(図中、レンズ52・5
3の右側面)における下端には、上記レンズ52・53
を回動させることにより、複数のアスペクト比から任意
のアスペクト比を選択するアスペクト比選択手段として
のレバー55が固定されている。
の中心線を通る垂直断面が凸状のカマボコ型の凸レンズ
であり、他方のレンズ53は、縦の中心線を通る垂直断
面が凹状のアーチ型の凹レンズである。上記レンズ52
・53は、レンズ52の凸面が、レンズ53の凹面の背
面側と対向するように平行に配置されている。さらに、
上記各レンズ52・53の下部における一方の端部(図
中、レンズ52・53の各下部左端)には、上記レンズ
52・53を支持するためのレンズ回動軸54が連通さ
れている。また、上記各レンズ52・53のレンズ回動
軸54形成側とは反対側の側面(図中、レンズ52・5
3の右側面)における下端には、上記レンズ52・53
を回動させることにより、複数のアスペクト比から任意
のアスペクト比を選択するアスペクト比選択手段として
のレバー55が固定されている。
【0073】上記比率変更機構51は、凸レンズである
レンズ52によってアスペクト比の横の比率を変更し、
凹レンズであるレンズ53によってアスペクト比の縦の
比率を変更するようになっている。
レンズ52によってアスペクト比の横の比率を変更し、
凹レンズであるレンズ53によってアスペクト比の縦の
比率を変更するようになっている。
【0074】本実施の形態において、上記カメラ部3
は、図12(b)に示すように、集光レンズ15、比率
変更機構51、CCD撮像素子17、前カメラカバー3
1、後カメラカバー32等を有している。上記前カメラ
カバー31には集光レンズ15が設けられると共に、比
率変更機構51が配置される位置に、略円弧状の開口部
33が形成されている。一方、上記後カメラカバー32
における、集光レンズ15とレンズ52・53との光軸
上にあたる位置には、CCD撮像素子17が配置されて
いる。
は、図12(b)に示すように、集光レンズ15、比率
変更機構51、CCD撮像素子17、前カメラカバー3
1、後カメラカバー32等を有している。上記前カメラ
カバー31には集光レンズ15が設けられると共に、比
率変更機構51が配置される位置に、略円弧状の開口部
33が形成されている。一方、上記後カメラカバー32
における、集光レンズ15とレンズ52・53との光軸
上にあたる位置には、CCD撮像素子17が配置されて
いる。
【0075】上記比率変更機構51は、レンズ52・5
3が上記レンズ回動軸54により支持されると共に、レ
ンズ回動軸54形成側とは反対側の側面における下端に
固定されたレバー55が、図12(a)に示すように、
上記開口部33から突出するように、上記集光レンズ1
5とCCD撮像素子17との間に配置されている。
3が上記レンズ回動軸54により支持されると共に、レ
ンズ回動軸54形成側とは反対側の側面における下端に
固定されたレバー55が、図12(a)に示すように、
上記開口部33から突出するように、上記集光レンズ1
5とCCD撮像素子17との間に配置されている。
【0076】上記レンズ52・53は、レバー54を、
開口部33内にて、レンズ回動軸54を支点として回動
させることで、集光レンズ15とCCD撮像素子17と
を結ぶ光軸上から除くことができる。つまり、上記比率
変更機構51のレンズ52・53は、集光レンズ15と
CCD撮像素子17とを結ぶ光軸上に進退自在に配置さ
れている。これにより、本実施の形態では、上記レンズ
52・53を回動させて、CCD撮像素子17に投影さ
れる被写体像のアスペクト比を選択、変更するようにな
っている。
開口部33内にて、レンズ回動軸54を支点として回動
させることで、集光レンズ15とCCD撮像素子17と
を結ぶ光軸上から除くことができる。つまり、上記比率
変更機構51のレンズ52・53は、集光レンズ15と
CCD撮像素子17とを結ぶ光軸上に進退自在に配置さ
れている。これにより、本実施の形態では、上記レンズ
52・53を回動させて、CCD撮像素子17に投影さ
れる被写体像のアスペクト比を選択、変更するようにな
っている。
【0077】本実施の形態では、上記レバー55が開口
部33の上端部33aに位置する場合、即ち、上記レン
ズ52・53が集光レンズ15とCCD撮像素子17と
を結ぶ光軸上から除かれた状態にある場合をアスペクト
比16:9のワイドビジョンモードとし、レバー54が
開口部33の下端部33bに位置する場合、即ち、上記
レンズ52・53が集光レンズ15とCCD撮像素子1
7とを結ぶ光軸上に配置されている状態にある場合を、
アスペクト比4:3の通常モードとしている。
部33の上端部33aに位置する場合、即ち、上記レン
ズ52・53が集光レンズ15とCCD撮像素子17と
を結ぶ光軸上から除かれた状態にある場合をアスペクト
比16:9のワイドビジョンモードとし、レバー54が
開口部33の下端部33bに位置する場合、即ち、上記
レンズ52・53が集光レンズ15とCCD撮像素子1
7とを結ぶ光軸上に配置されている状態にある場合を、
アスペクト比4:3の通常モードとしている。
【0078】つまり、本実施の形態では、上記アスペク
ト比選択手段としてのレバー55にて選択されたアスペ
クト比が上記CCD撮像素子17のアスペクト比と異な
る場合にのみ、上記集光レンズ15が上記光軸上に配置
されるようになっている。
ト比選択手段としてのレバー55にて選択されたアスペ
クト比が上記CCD撮像素子17のアスペクト比と異な
る場合にのみ、上記集光レンズ15が上記光軸上に配置
されるようになっている。
【0079】このように、本実施の形態によれば、上記
集光レンズ15と撮像手段としてのCCD撮像素子17
との間にアスペクト比変更手段として比率変更機構51
が設けられていることで、集光レンズ15から入射され
た光を上記CCD撮像素子17の撮像面全面に結像すべ
く、上記集光レンズ15を介して光学的に規定されたア
スペクト比をCCD撮像素子17のアスペクト比に略一
致するように選択的に変更することができる。
集光レンズ15と撮像手段としてのCCD撮像素子17
との間にアスペクト比変更手段として比率変更機構51
が設けられていることで、集光レンズ15から入射され
た光を上記CCD撮像素子17の撮像面全面に結像すべ
く、上記集光レンズ15を介して光学的に規定されたア
スペクト比をCCD撮像素子17のアスペクト比に略一
致するように選択的に変更することができる。
【0080】この結果、本実施の形態に係る撮像装置
は、複数のスクリーンサイズの被写体像を、CCD撮像
素子17の有効素子数を損なうことなく撮り込むことが
できるので、アスペクト比の異なる被写体像を、選択
的、かつ、高画質で得ることができる。従って、本実施
の形態によれば、従来よりも優れた表示性能を有する撮
像装置を提供することができる。
は、複数のスクリーンサイズの被写体像を、CCD撮像
素子17の有効素子数を損なうことなく撮り込むことが
できるので、アスペクト比の異なる被写体像を、選択
的、かつ、高画質で得ることができる。従って、本実施
の形態によれば、従来よりも優れた表示性能を有する撮
像装置を提供することができる。
【0081】また、本実施の形態では、以上のように、
集光レンズ15を介して光学的に規定されたアスペクト
比が4:3であっても、レンズ52・53によってアス
ペクト比16:9に変更してCCD撮像素子17に投影
することができるので、使用するCCD撮像素子17の
アスペクト比とは異なるアスペクト比の被写体像を得る
場合であっても、CCD撮像素子17の全ての素子を使
用することができる。
集光レンズ15を介して光学的に規定されたアスペクト
比が4:3であっても、レンズ52・53によってアス
ペクト比16:9に変更してCCD撮像素子17に投影
することができるので、使用するCCD撮像素子17の
アスペクト比とは異なるアスペクト比の被写体像を得る
場合であっても、CCD撮像素子17の全ての素子を使
用することができる。
【0082】さらに、本実施の形態によれば、実施の形
態1と比べて構成要素は増加するものの、垂直方向の屈
折率の変更と水平方向の屈折率の変更とを別々に行うた
め、屈折率の調整や製造をより容易に行うことができ
る。また、本実施の形態によれば、CCD撮像素子17
の全ての素子を使用するので、実施の形態1よりもさら
に高画質の画像を得ることができる。
態1と比べて構成要素は増加するものの、垂直方向の屈
折率の変更と水平方向の屈折率の変更とを別々に行うた
め、屈折率の調整や製造をより容易に行うことができ
る。また、本実施の形態によれば、CCD撮像素子17
の全ての素子を使用するので、実施の形態1よりもさら
に高画質の画像を得ることができる。
【0083】尚、本実施の形態では、2枚のレンズ52
・53にてアスペクト比の変更を行っているが、凹レン
ズのみあるいは凸レンズのみを用いても、アスペクト比
4:3の画像をアスペクト比16:9のCCD撮像素子
17の撮像面のほぼ全面に投影することは可能である。
つまり、例えばアスペクト比が4:3の画像を上記CC
D撮像素子17の撮像面のほぼ全面に投影する場合に
は、凸レンズを用いることによって、上記画像の縦の幅
をそのままにして横幅を狭くすることによってアスペク
ト比の変更を行ってもよいし、凹レンズを用いることに
よって上記画像の横の幅をそのままにして縦の幅を広く
することによってアスペクト比の変更を行ってもよい。
・53にてアスペクト比の変更を行っているが、凹レン
ズのみあるいは凸レンズのみを用いても、アスペクト比
4:3の画像をアスペクト比16:9のCCD撮像素子
17の撮像面のほぼ全面に投影することは可能である。
つまり、例えばアスペクト比が4:3の画像を上記CC
D撮像素子17の撮像面のほぼ全面に投影する場合に
は、凸レンズを用いることによって、上記画像の縦の幅
をそのままにして横幅を狭くすることによってアスペク
ト比の変更を行ってもよいし、凹レンズを用いることに
よって上記画像の横の幅をそのままにして縦の幅を広く
することによってアスペクト比の変更を行ってもよい。
【0084】しかしながら、上述したように2枚のレン
ズ52・53にてアスペクト比の変更を行うことで、凹
レンズあるいは凸レンズの一方のレンズのみを用いた場
合と比較して焦点距離を短くすることができるので、カ
メラ部3、ひいては撮像装置全体の小型化を図ることが
できる。
ズ52・53にてアスペクト比の変更を行うことで、凹
レンズあるいは凸レンズの一方のレンズのみを用いた場
合と比較して焦点距離を短くすることができるので、カ
メラ部3、ひいては撮像装置全体の小型化を図ることが
できる。
【0085】また、上記凹レンズあるいは凸レンズの一
方のレンズのみを用いてアスペクト比の変更を行う場
合、レンズの交換作業を必要とすると共に、取り外した
レンズを収納する場所が別途必要になる。しかしなが
ら、前述したように凸レンズであるレンズ52と凹レン
ズであるレンズ53とを組み合わせて用いることによ
り、上記レンズ52・53を回転させるだけでアスペク
ト比を変換することができ、レンズの交換や別途収納場
所を必要としない。
方のレンズのみを用いてアスペクト比の変更を行う場
合、レンズの交換作業を必要とすると共に、取り外した
レンズを収納する場所が別途必要になる。しかしなが
ら、前述したように凸レンズであるレンズ52と凹レン
ズであるレンズ53とを組み合わせて用いることによ
り、上記レンズ52・53を回転させるだけでアスペク
ト比を変換することができ、レンズの交換や別途収納場
所を必要としない。
【0086】〔実施の形態3〕本実施の形態について図
13および図14に基づいて説明すれば、以下の通りで
ある。尚、説明の便宜上、前記実施の形態1と同様の機
能を有する構成要素には同一の番号を付し、その説明を
省略する。本実施の形態では、主に、前記実施の形態1
との相違点について説明する。
13および図14に基づいて説明すれば、以下の通りで
ある。尚、説明の便宜上、前記実施の形態1と同様の機
能を有する構成要素には同一の番号を付し、その説明を
省略する。本実施の形態では、主に、前記実施の形態1
との相違点について説明する。
【0087】本実施の形態に係る撮像装置は、図13
(b)に示すように、アスペクト比変更手段として、前
記比率変更機構16に代えて、反射板の役割を果たす4
枚のガラス板62…が設けられた比率変更機構61を有
している。
(b)に示すように、アスペクト比変更手段として、前
記比率変更機構16に代えて、反射板の役割を果たす4
枚のガラス板62…が設けられた比率変更機構61を有
している。
【0088】本実施の形態に係る比率変更機構61は、
上記ガラス板62…、ガラス板支持台63、各ガラス板
62…を回動させてガラス板62…の角度を変えること
により、複数のアスペクト比から任意のアスペクト比を
選択するアスペクト比選択手段としてのスイッチ64、
上記ガラス板支持台63の各端部に設けられ、上記ガラ
ス板62…を各ガラス板62…の一方の側面で支持する
4本のガラス板支持軸65…、および上記ガラス板支持
軸65…とは反対側の側面に設けられ、上記ガラス板6
2…を上記ガラス板支持軸65…とは反対側の側面で支
持すると共に、上記ガラス板62…とスイッチ64とを
接続するための4本のスイッチ支持軸66…等で構成さ
れている。
上記ガラス板62…、ガラス板支持台63、各ガラス板
62…を回動させてガラス板62…の角度を変えること
により、複数のアスペクト比から任意のアスペクト比を
選択するアスペクト比選択手段としてのスイッチ64、
上記ガラス板支持台63の各端部に設けられ、上記ガラ
ス板62…を各ガラス板62…の一方の側面で支持する
4本のガラス板支持軸65…、および上記ガラス板支持
軸65…とは反対側の側面に設けられ、上記ガラス板6
2…を上記ガラス板支持軸65…とは反対側の側面で支
持すると共に、上記ガラス板62…とスイッチ64とを
接続するための4本のスイッチ支持軸66…等で構成さ
れている。
【0089】該比率変更機構61において、上記ガラス
板62…は、上記ガラス板支持台63の各端部に設けら
れたガラス板支持軸65…に支持されて、上下左右に2
枚づつ、互いに平行、かつ、上下のガラス板62・62
同士が対面するように配されている。上記ガラス板62
…は、上記ガラス板支持軸65…およびスイッチ支持軸
66…により回動可能に支持されており、上記スイッチ
64の移動に連動して回動することにより、集光レンズ
15による入射光を反射するようになっている。
板62…は、上記ガラス板支持台63の各端部に設けら
れたガラス板支持軸65…に支持されて、上下左右に2
枚づつ、互いに平行、かつ、上下のガラス板62・62
同士が対面するように配されている。上記ガラス板62
…は、上記ガラス板支持軸65…およびスイッチ支持軸
66…により回動可能に支持されており、上記スイッチ
64の移動に連動して回動することにより、集光レンズ
15による入射光を反射するようになっている。
【0090】本実施の形態では、カメラ部3は、集光レ
ンズ15、比率変更機構61、CCD撮像素子17、前
カメラカバー71、後カメラカバー72等を有してい
る。上記前カメラカバー71には集光レンズ15が設け
られると共に、スイッチ64が配置される位置に、コの
字状の切り欠き部71aが形成されている。一方、上記
後カメラカバー72には、集光レンズ15の光軸上にあ
たる位置にCCD撮像素子17が配置されると共に、ス
イッチ64が配置される位置に、コの字状の切り欠き部
72aが形成されている。上記切り欠き部71a・72
aは、互いに対向して配置され、図13(a)に示す開
口部73を形成している。そして、上記比率変更機構6
1は、図13(a)に示すように、スイッチ64が、上
記開口部73から突出するように、集光レンズ15とC
CD撮像素子17との間に配置されている。
ンズ15、比率変更機構61、CCD撮像素子17、前
カメラカバー71、後カメラカバー72等を有してい
る。上記前カメラカバー71には集光レンズ15が設け
られると共に、スイッチ64が配置される位置に、コの
字状の切り欠き部71aが形成されている。一方、上記
後カメラカバー72には、集光レンズ15の光軸上にあ
たる位置にCCD撮像素子17が配置されると共に、ス
イッチ64が配置される位置に、コの字状の切り欠き部
72aが形成されている。上記切り欠き部71a・72
aは、互いに対向して配置され、図13(a)に示す開
口部73を形成している。そして、上記比率変更機構6
1は、図13(a)に示すように、スイッチ64が、上
記開口部73から突出するように、集光レンズ15とC
CD撮像素子17との間に配置されている。
【0091】本実施の形態では、例えば、上記スイッチ
64が開口部73の下端部73bに位置する場合をアス
ペクト比16:9のワイドビジョンモードとし、上記ス
イッチ64が開口部73の上端部73aに位置する場合
をアスペクト比4:3の通常モードに設定する。
64が開口部73の下端部73bに位置する場合をアス
ペクト比16:9のワイドビジョンモードとし、上記ス
イッチ64が開口部73の上端部73aに位置する場合
をアスペクト比4:3の通常モードに設定する。
【0092】これにより、例えば、上記スイッチ64が
開口部73の下端部73bに位置する場合には、図14
(a)に示すように、集光レンズ15により入射された
光(図中、二点鎖線で示す)は、上記ガラス板62…が
集光レンズ15とCCD撮像素子17との光軸を挟むよ
うに上記光軸と平行に配置されていることで、そのまま
ガラス板62…間を通過してCCD撮像素子17に結像
される。従って、アスペクト比16:9の被写体像は、
そのままアスペクト比16:9の被写体像としてCCD
撮像素子17に投影される。
開口部73の下端部73bに位置する場合には、図14
(a)に示すように、集光レンズ15により入射された
光(図中、二点鎖線で示す)は、上記ガラス板62…が
集光レンズ15とCCD撮像素子17との光軸を挟むよ
うに上記光軸と平行に配置されていることで、そのまま
ガラス板62…間を通過してCCD撮像素子17に結像
される。従って、アスペクト比16:9の被写体像は、
そのままアスペクト比16:9の被写体像としてCCD
撮像素子17に投影される。
【0093】一方、この状態からスイッチ64を開口部
73の上端部73a(図13(a)参照)まで押し上げ
ると、スイッチ64に接続されたスイッチ支持軸66…
がスイッチ64と同時に引き上げられる。この結果、図
14(b)に示すように、集光レンズ15により入射さ
れた光(図中、二点鎖線で示す)は、スイッチ支持軸6
6…の移動に伴って回動することにより上記光軸上に移
動されたガラス板62…によって、順次、矢印の方向に
反射されてCCD撮像素子17に結像される。従って、
上記ガラス板62…のうち、少なくとも一つのガラス板
62を凸形状あるいは凹形状に湾曲させることにより、
アスペクト比4:3の被写体像は、ガラス板62…によ
りアスペクト比16:9の被写体像に変更されてCCD
撮像素子17に投影される。
73の上端部73a(図13(a)参照)まで押し上げ
ると、スイッチ64に接続されたスイッチ支持軸66…
がスイッチ64と同時に引き上げられる。この結果、図
14(b)に示すように、集光レンズ15により入射さ
れた光(図中、二点鎖線で示す)は、スイッチ支持軸6
6…の移動に伴って回動することにより上記光軸上に移
動されたガラス板62…によって、順次、矢印の方向に
反射されてCCD撮像素子17に結像される。従って、
上記ガラス板62…のうち、少なくとも一つのガラス板
62を凸形状あるいは凹形状に湾曲させることにより、
アスペクト比4:3の被写体像は、ガラス板62…によ
りアスペクト比16:9の被写体像に変更されてCCD
撮像素子17に投影される。
【0094】このように、本実施の形態によれば、上記
集光レンズ15と撮像手段としてのCCD撮像素子17
との間にアスペクト比変更手段として比率変更機構61
が設けられていることで、集光レンズ15から入射され
た光を上記CCD撮像素子17の撮像面全面に結像すべ
く、上記集光レンズ15を介して光学的に規定されたア
スペクト比をCCD撮像素子17のアスペクト比に略一
致するように選択的に変更することができる。
集光レンズ15と撮像手段としてのCCD撮像素子17
との間にアスペクト比変更手段として比率変更機構61
が設けられていることで、集光レンズ15から入射され
た光を上記CCD撮像素子17の撮像面全面に結像すべ
く、上記集光レンズ15を介して光学的に規定されたア
スペクト比をCCD撮像素子17のアスペクト比に略一
致するように選択的に変更することができる。
【0095】この結果、本実施の形態に係る撮像装置
は、複数のスクリーンサイズの被写体像を、CCD撮像
素子17の有効素子数を損なうことなく撮り込むことが
できるので、アスペクト比の異なる被写体像を、選択
的、かつ、高画質で得ることができる。従って、本実施
の形態によれば、従来よりも優れた表示性能を有する撮
像装置を提供することができる。
は、複数のスクリーンサイズの被写体像を、CCD撮像
素子17の有効素子数を損なうことなく撮り込むことが
できるので、アスペクト比の異なる被写体像を、選択
的、かつ、高画質で得ることができる。従って、本実施
の形態によれば、従来よりも優れた表示性能を有する撮
像装置を提供することができる。
【0096】尚、本実施の形態では、上記ガラス板62
…を4枚使用した例を挙げたが、上記光軸と平行、且
つ、回動可能に設けられ、回動することにより上記光軸
上に移動し、集光レンズ15により入射された光を反射
することができる構成であれば、上記ガラス板62…の
使用枚数は特に限定されるものではない。
…を4枚使用した例を挙げたが、上記光軸と平行、且
つ、回動可能に設けられ、回動することにより上記光軸
上に移動し、集光レンズ15により入射された光を反射
することができる構成であれば、上記ガラス板62…の
使用枚数は特に限定されるものではない。
【0097】〔実施の形態4〕本実施の形態について図
15〜図17に基づいて説明すれば、以下の通りであ
る。尚、説明の便宜上、前記実施の形態1と同様の機能
を有する構成要素には同一の番号を付し、その説明を省
略する。
15〜図17に基づいて説明すれば、以下の通りであ
る。尚、説明の便宜上、前記実施の形態1と同様の機能
を有する構成要素には同一の番号を付し、その説明を省
略する。
【0098】本実施の形態にかかる撮像装置では、カメ
ラ部3に設けられたマイク14の指向性について説明す
る。本実施の形態において、上記カメラ部3は、回動手
段としてのカメラ回動部27(図1参照)を有し、CC
D撮像素子17をカメラ部3ごと回動させることによ
り、使用者の前方の被写体を撮影する通常撮影と、カメ
ラ部3の集光レンズ15の向きを手前(使用者側)にし
て撮影する対面撮影とが可能となっている。
ラ部3に設けられたマイク14の指向性について説明す
る。本実施の形態において、上記カメラ部3は、回動手
段としてのカメラ回動部27(図1参照)を有し、CC
D撮像素子17をカメラ部3ごと回動させることによ
り、使用者の前方の被写体を撮影する通常撮影と、カメ
ラ部3の集光レンズ15の向きを手前(使用者側)にし
て撮影する対面撮影とが可能となっている。
【0099】一般的に、通常撮影を行う場合、撮影対象
は広範囲に及ぶ。そのため通常撮影時には、広範囲の音
を捉える必要がある。また、カメラ部3の集光レンズ1
5の向きを手前にして対面撮影を行う場合には、主にカ
メラ部3のすぐそばの音を捉えるだけで良い場合が多
い。
は広範囲に及ぶ。そのため通常撮影時には、広範囲の音
を捉える必要がある。また、カメラ部3の集光レンズ1
5の向きを手前にして対面撮影を行う場合には、主にカ
メラ部3のすぐそばの音を捉えるだけで良い場合が多
い。
【0100】そこで、マイク14は、使用者の前方の被
写体を撮影しているときには広範囲の集音を可能とし、
対面撮影を行っているときには狭い範囲の集音に切り換
えが可能であることが好ましい。つまり、マイク14
は、対面撮影の場合には単一指向性、通常撮影の場合に
は無指向性である事が望ましい。
写体を撮影しているときには広範囲の集音を可能とし、
対面撮影を行っているときには狭い範囲の集音に切り換
えが可能であることが好ましい。つまり、マイク14
は、対面撮影の場合には単一指向性、通常撮影の場合に
は無指向性である事が望ましい。
【0101】本実施の形態では、マイク14の指向性を
撮影状況に合わせて切り換えるために、図15(a)・
(b)に示すように、カメラ部3の内部に、開口部81
aを有する固定管81が設けられると共に、上記固定管
81の周囲に、マイク14を支持し、固定管81とマイ
ク部3のカメラカバー83における集光レンズ15配置
部付近とを繋げる通路としてのマイク支持管82が、固
定管81の外壁81bに隣接して設けられている。
撮影状況に合わせて切り換えるために、図15(a)・
(b)に示すように、カメラ部3の内部に、開口部81
aを有する固定管81が設けられると共に、上記固定管
81の周囲に、マイク14を支持し、固定管81とマイ
ク部3のカメラカバー83における集光レンズ15配置
部付近とを繋げる通路としてのマイク支持管82が、固
定管81の外壁81bに隣接して設けられている。
【0102】上記マイク支持管82は、固定管81との
対向面側に開口部82aを有すると共に、マイク部3に
おけるカメラカバー83表面付近に開口部82bを有し
ている。また、上記開口部82b側には、上記マイク1
4が配置されている。そして、上記固定管81は、カメ
ラ部3の回動時にも回動しないように固定されている。
対向面側に開口部82aを有すると共に、マイク部3に
おけるカメラカバー83表面付近に開口部82bを有し
ている。また、上記開口部82b側には、上記マイク1
4が配置されている。そして、上記固定管81は、カメ
ラ部3の回動時にも回動しないように固定されている。
【0103】次に、通常撮影時および対面撮影時のカメ
ラ部3の動作および指向性について図15および図16
を用いて以下に説明する。
ラ部3の動作および指向性について図15および図16
を用いて以下に説明する。
【0104】ここで、図15(a)は通常撮影時のカメ
ラ部3の断面の概略構成図であり、図15(b)は対面
撮影時のカメラ部3の断面の概略構成図である。
ラ部3の断面の概略構成図であり、図15(b)は対面
撮影時のカメラ部3の断面の概略構成図である。
【0105】図15(a)に示すように、通常撮影時に
は、上記マイク支持管82は、その開口部82aが固定
管81の外壁81bによって閉ざされている。従って、
通常撮影時には、マイク14は、その後面側(固定管8
1形成側)が固定管81の外壁81bによって閉ざされ
ていることになる。
は、上記マイク支持管82は、その開口部82aが固定
管81の外壁81bによって閉ざされている。従って、
通常撮影時には、マイク14は、その後面側(固定管8
1形成側)が固定管81の外壁81bによって閉ざされ
ていることになる。
【0106】この場合、マイク支持管82は、図16
(a)に示すように、その片側(マイク14前面側)の
みが開放状態にあるので、音源からの音波は、マイク1
4前面側から、マイク14後面側からの音波に打ち消さ
れることなくマイク14に入ってくる。従って、マイク
14は、通常撮影時には、カメラ部3前方の音を広範囲
に渡って集音することが可能であり、無指向性状態とな
る。
(a)に示すように、その片側(マイク14前面側)の
みが開放状態にあるので、音源からの音波は、マイク1
4前面側から、マイク14後面側からの音波に打ち消さ
れることなくマイク14に入ってくる。従って、マイク
14は、通常撮影時には、カメラ部3前方の音を広範囲
に渡って集音することが可能であり、無指向性状態とな
る。
【0107】一方、図15(b)に示すように、対面撮
影時には、上記マイク支持管82と固定管81とは、上
記マイク支持管82の開口部82aが固定管81の開口
部81aと対向するように接している。従って、対面撮
影時には、マイク14は、その後面が固定管81の内壁
81c側に開放されている。
影時には、上記マイク支持管82と固定管81とは、上
記マイク支持管82の開口部82aが固定管81の開口
部81aと対向するように接している。従って、対面撮
影時には、マイク14は、その後面が固定管81の内壁
81c側に開放されている。
【0108】この場合、マイク支持管82は、図16
(b)に示すように、その両側(マイク14の前面およ
び後面側)が開放状態にあるので、音源からの音波はマ
イク支持管82の両側(マイク14の前面および後面
側)から入ってくる。このため、マイク14の前面およ
び後面側から上記マイク支持管82内に入ってきた音波
は、上記マイク14の配置部においてそれぞれ打ち消さ
れ、マイク14に拾われなくなる。このため、マイク1
4は、カメラ部3のすぐそばの狭い範囲の音を選択的に
集音することになる。従って、対面撮影時におけるマイ
ク14の指向性は、単一指向性状態となる。
(b)に示すように、その両側(マイク14の前面およ
び後面側)が開放状態にあるので、音源からの音波はマ
イク支持管82の両側(マイク14の前面および後面
側)から入ってくる。このため、マイク14の前面およ
び後面側から上記マイク支持管82内に入ってきた音波
は、上記マイク14の配置部においてそれぞれ打ち消さ
れ、マイク14に拾われなくなる。このため、マイク1
4は、カメラ部3のすぐそばの狭い範囲の音を選択的に
集音することになる。従って、対面撮影時におけるマイ
ク14の指向性は、単一指向性状態となる。
【0109】また、本実施の形態に係る撮像装置におい
て、上記指向性の切り換えは、カメラ部3の回動、つま
り、集光レンズ15やCCD撮像素子17の回動に連動
している。そして、例えばCCD撮像素子17の向きに
応じてマイク14後方の固定管81の開閉状態を切り換
えることで、録音方向を切り換えるようになっている。
て、上記指向性の切り換えは、カメラ部3の回動、つま
り、集光レンズ15やCCD撮像素子17の回動に連動
している。そして、例えばCCD撮像素子17の向きに
応じてマイク14後方の固定管81の開閉状態を切り換
えることで、録音方向を切り換えるようになっている。
【0110】上記カメラ部3における前記カメラ回動部
27について、図17を用いて以下に説明する。図17
(b)は、図17(a)に示すカメラ部3のA−A線矢
視断面図である。
27について、図17を用いて以下に説明する。図17
(b)は、図17(a)に示すカメラ部3のA−A線矢
視断面図である。
【0111】上記撮像装置において、カメラ部3におけ
る本体キャビネット部1との接合部には、本体キャビネ
ット部1側に設けられたネジ84と螺合するネジ85が
設けられ、これによりカメラ部3のカメラ回動部27を
形成している。上記カメラ部3は、上記ネジ84・85
により本体キャビネット部1を挟み込むように、本体キ
ャビネット部1に回動可能に固定され、使用者によって
所望する方向に回動させることができるようになってい
る。
る本体キャビネット部1との接合部には、本体キャビネ
ット部1側に設けられたネジ84と螺合するネジ85が
設けられ、これによりカメラ部3のカメラ回動部27を
形成している。上記カメラ部3は、上記ネジ84・85
により本体キャビネット部1を挟み込むように、本体キ
ャビネット部1に回動可能に固定され、使用者によって
所望する方向に回動させることができるようになってい
る。
【0112】以上のように、本実施の形態に係る撮像装
置は、被写体像を撮像すると共に、通常方向と逆方向と
に回動自在な撮像手段としてのCCD撮像素子17と、
上記CCD撮像素子17の回動に連動して移動する録音
手段としてのマイク14と、上記CCD撮像素子17の
回動方向に応じて上記マイク14の録音方向を切り換え
る録音方向切換え手段としての固定管81およびマイク
支持管82とを有している。
置は、被写体像を撮像すると共に、通常方向と逆方向と
に回動自在な撮像手段としてのCCD撮像素子17と、
上記CCD撮像素子17の回動に連動して移動する録音
手段としてのマイク14と、上記CCD撮像素子17の
回動方向に応じて上記マイク14の録音方向を切り換え
る録音方向切換え手段としての固定管81およびマイク
支持管82とを有している。
【0113】本実施の形態では、上記CCD撮像素子1
7が設けられたカメラ部3は、例えばカメラ回動部27
により回動可能に支持されており、上記カメラ部3を回
動させることにより、CCD撮像素子17を回動させる
ことができるようになっている。そして、本実施の形態
では、上記CCD撮像素子17を回動させ、上記CCD
撮像素子17の回動方向、つまり、CCD撮像素子17
の向きに応じてマイク14後方の固定管81の開閉状態
を切り換えることで、録音方向を切り換えるようになっ
ている。
7が設けられたカメラ部3は、例えばカメラ回動部27
により回動可能に支持されており、上記カメラ部3を回
動させることにより、CCD撮像素子17を回動させる
ことができるようになっている。そして、本実施の形態
では、上記CCD撮像素子17を回動させ、上記CCD
撮像素子17の回動方向、つまり、CCD撮像素子17
の向きに応じてマイク14後方の固定管81の開閉状態
を切り換えることで、録音方向を切り換えるようになっ
ている。
【0114】従って、本実施の形態によれば、上記CC
D撮像素子17の回動に連動して録音方向を切り換える
ことができるので、上記CCD撮像素子17の向いてい
る方向に応じて上記マイク14の指向性を切り換えるこ
とができる。このため、比較的広範囲の被写体を対象と
して撮影する通常撮影と、比較的近距離の被写体を撮影
対象とする対面撮影の各々に適した録音を行うことがで
きる。従って、従来よりも録音性能に優れた撮像装置を
提供することができる。上記の撮像装置によれば、上記
マイク14の指向性を、通常撮影時には無指向性、対面
撮影時には単一指向性を有するように切り換えが可能で
ある。
D撮像素子17の回動に連動して録音方向を切り換える
ことができるので、上記CCD撮像素子17の向いてい
る方向に応じて上記マイク14の指向性を切り換えるこ
とができる。このため、比較的広範囲の被写体を対象と
して撮影する通常撮影と、比較的近距離の被写体を撮影
対象とする対面撮影の各々に適した録音を行うことがで
きる。従って、従来よりも録音性能に優れた撮像装置を
提供することができる。上記の撮像装置によれば、上記
マイク14の指向性を、通常撮影時には無指向性、対面
撮影時には単一指向性を有するように切り換えが可能で
ある。
【0115】
【発明の効果】請求項1に係る発明の撮像装置は、以上
のように、入射した光を集光レンズにて所定のアスペク
ト比を有する撮像手段に結像することで被写体像として
撮り込む撮像装置において、上記集光レンズと撮像手段
との間に配置され、集光レンズから入射された光を上記
撮像手段の撮像面全面に結像するように、上記集光レン
ズを介して光学的に規定されたアスペクト比を撮像手段
のアスペクト比に略一致するように選択的に変更するア
スペクト比変更手段を有している構成である。
のように、入射した光を集光レンズにて所定のアスペク
ト比を有する撮像手段に結像することで被写体像として
撮り込む撮像装置において、上記集光レンズと撮像手段
との間に配置され、集光レンズから入射された光を上記
撮像手段の撮像面全面に結像するように、上記集光レン
ズを介して光学的に規定されたアスペクト比を撮像手段
のアスペクト比に略一致するように選択的に変更するア
スペクト比変更手段を有している構成である。
【0116】また、請求項2に係る発明の撮像装置は、
以上のように、請求項1記載の撮像装置において、上記
アスペクト比変更手段は、複数のアスペクト比から任意
のアスペクト比を選択するアスペクト比選択手段と、回
動することで入射光の屈折率を変更する屈折率変更レン
ズとを有し、上記アスペクト比選択手段に連動して上記
屈折率変更レンズを回動させることで、上記集光レンズ
を介して光学的に規定されたアスペクト比を変更する構
成である。
以上のように、請求項1記載の撮像装置において、上記
アスペクト比変更手段は、複数のアスペクト比から任意
のアスペクト比を選択するアスペクト比選択手段と、回
動することで入射光の屈折率を変更する屈折率変更レン
ズとを有し、上記アスペクト比選択手段に連動して上記
屈折率変更レンズを回動させることで、上記集光レンズ
を介して光学的に規定されたアスペクト比を変更する構
成である。
【0117】さらに、請求項3に係る発明の撮像装置
は、以上のように、請求項1記載の撮像装置において、
上記アスペクト比変更手段は、複数のアスペクト比から
任意のアスペクト比を選択するアスペクト比選択手段
と、上記集光レンズと撮像手段とを結ぶ光軸上に進退自
在に配置され、入射光のアスペクト比を変更するアスペ
クト比変更レンズとを有し、上記アスペクト比選択手段
にて選択されたアスペクト比が上記撮像手段のアスペク
ト比と異なる場合にのみ、上記集光レンズが上記光軸上
に配置される構成である。
は、以上のように、請求項1記載の撮像装置において、
上記アスペクト比変更手段は、複数のアスペクト比から
任意のアスペクト比を選択するアスペクト比選択手段
と、上記集光レンズと撮像手段とを結ぶ光軸上に進退自
在に配置され、入射光のアスペクト比を変更するアスペ
クト比変更レンズとを有し、上記アスペクト比選択手段
にて選択されたアスペクト比が上記撮像手段のアスペク
ト比と異なる場合にのみ、上記集光レンズが上記光軸上
に配置される構成である。
【0118】請求項4に係る発明の撮像装置は、以上の
ように、請求項1記載の撮像装置において、上記アスペ
クト比変更手段は、複数のアスペクト比から任意のアス
ペクト比を選択するアスペクト比選択手段と、上記集光
レンズと撮像手段とを結ぶ光軸に平行、且つ、回動可能
に設けられた反射板とを有し、上記反射板が、上記アス
ペクト比選択手段に連動して上記入射光を反射するよう
に回動することで、入射光のアスペクト比を変更する構
成である。
ように、請求項1記載の撮像装置において、上記アスペ
クト比変更手段は、複数のアスペクト比から任意のアス
ペクト比を選択するアスペクト比選択手段と、上記集光
レンズと撮像手段とを結ぶ光軸に平行、且つ、回動可能
に設けられた反射板とを有し、上記反射板が、上記アス
ペクト比選択手段に連動して上記入射光を反射するよう
に回動することで、入射光のアスペクト比を変更する構
成である。
【0119】上記の構成によれば、例えば、集光レンズ
から入射された光を上記撮像手段の撮像面全面に結像す
るように、上記集光レンズを介して光学的に規定された
アスペクト比を、請求項2〜4に示すように、撮像手段
のアスペクト比に略一致するように選択的に変更するこ
とができる。この結果、複数のスクリーンサイズの被写
体像を、撮像手段の有効素子数を損なう事なく撮り込む
ことができる。従って、従来よりも性能に優れた撮像装
置を提供することができるという効果を奏する。また、
上記撮像装置によれば、撮像手段の有効素子数が損なわ
れないので、高画質で良好な画像(被写体像)を得るこ
とができる。
から入射された光を上記撮像手段の撮像面全面に結像す
るように、上記集光レンズを介して光学的に規定された
アスペクト比を、請求項2〜4に示すように、撮像手段
のアスペクト比に略一致するように選択的に変更するこ
とができる。この結果、複数のスクリーンサイズの被写
体像を、撮像手段の有効素子数を損なう事なく撮り込む
ことができる。従って、従来よりも性能に優れた撮像装
置を提供することができるという効果を奏する。また、
上記撮像装置によれば、撮像手段の有効素子数が損なわ
れないので、高画質で良好な画像(被写体像)を得るこ
とができる。
【0120】請求項5に係る発明の撮像装置は、以上の
ように、請求項1〜4の何れか1項に記載の撮像装置に
おいて、上記撮像手段にて結像した被写体像を画像信号
として、上記アスペクト比選択手段にて選択されたアス
ペクト比を識別するアスペクト比識別信号と共に記憶す
る記憶手段と、上記記憶手段に記憶された画像信号を出
力して被写体像として表示する際に、上記画像信号と共
に記憶されたアスペクト比識別信号に応じて、該記憶手
段に記憶されている画像信号の出力速度を切り換える出
力速度切換え手段とを有している構成である。
ように、請求項1〜4の何れか1項に記載の撮像装置に
おいて、上記撮像手段にて結像した被写体像を画像信号
として、上記アスペクト比選択手段にて選択されたアス
ペクト比を識別するアスペクト比識別信号と共に記憶す
る記憶手段と、上記記憶手段に記憶された画像信号を出
力して被写体像として表示する際に、上記画像信号と共
に記憶されたアスペクト比識別信号に応じて、該記憶手
段に記憶されている画像信号の出力速度を切り換える出
力速度切換え手段とを有している構成である。
【0121】上記の構成によれば、請求項1〜4の効果
に加えて、記億手段に画像信号と共に記憶されているア
スペクト比識別信号により、画像信号の出力速度を出力
速度切換え手段にて切り換えることができる。この結
果、複数のスクリーンサイズの被写体像を記憶させたと
しても、前記アスペクト比選択手段により選択したアス
ペクト比で再生(表示)させることができると共に、ア
スペクト比が変わっても表示が詰まることなく、正確で
良好な表示を実現させることができるという効果を奏す
る。
に加えて、記億手段に画像信号と共に記憶されているア
スペクト比識別信号により、画像信号の出力速度を出力
速度切換え手段にて切り換えることができる。この結
果、複数のスクリーンサイズの被写体像を記憶させたと
しても、前記アスペクト比選択手段により選択したアス
ペクト比で再生(表示)させることができると共に、ア
スペクト比が変わっても表示が詰まることなく、正確で
良好な表示を実現させることができるという効果を奏す
る。
【0122】請求項6に係る発明の撮像装置は、以上の
ように、請求項5に記載の撮像装置において、上記記憶
手段に記憶された画像信号を出力して被写体像として表
示する際に、上記被写体像を表示する表示画面に、上記
表示画面の表示を制御する制御パネルを表示すると共
に、上記画像信号と共に記憶されたアスペクト比識別信
号に応じて上記制御パネルの表示位置を切り換える制御
パネル表示手段がさらに設けられている構成である。
ように、請求項5に記載の撮像装置において、上記記憶
手段に記憶された画像信号を出力して被写体像として表
示する際に、上記被写体像を表示する表示画面に、上記
表示画面の表示を制御する制御パネルを表示すると共
に、上記画像信号と共に記憶されたアスペクト比識別信
号に応じて上記制御パネルの表示位置を切り換える制御
パネル表示手段がさらに設けられている構成である。
【0123】上記の構成によれば、請求項1〜5の効果
に加えて、記億手段に画像信号と共に記憶されているア
スペクト比識別信号により、画像信号の出力速度を出力
速度切換え手段にて切り換えることができる。この結
果、複数のスクリーンサイズの被写体像を記憶させたと
しても、前記アスペクト比選択手段により選択したアス
ペクト比で再生(表示)させることができると共に、ア
スペクト比が変わっても表示が詰まることなく、正確で
良好な表示を実現させることができるという効果を奏す
る。
に加えて、記億手段に画像信号と共に記憶されているア
スペクト比識別信号により、画像信号の出力速度を出力
速度切換え手段にて切り換えることができる。この結
果、複数のスクリーンサイズの被写体像を記憶させたと
しても、前記アスペクト比選択手段により選択したアス
ペクト比で再生(表示)させることができると共に、ア
スペクト比が変わっても表示が詰まることなく、正確で
良好な表示を実現させることができるという効果を奏す
る。
【0124】請求項7に係る発明の撮像装置は、以上の
ように、被写体像を撮像すると共に、通常方向と逆方向
とに回動自在な撮像手段と、上記撮像手段の回動に連動
して移動する録音手段と、上記撮像手段の回動方向に応
じて上記録音手段の録音方向を切り換える録音方向切換
え手段とを有する構成である。
ように、被写体像を撮像すると共に、通常方向と逆方向
とに回動自在な撮像手段と、上記撮像手段の回動に連動
して移動する録音手段と、上記撮像手段の回動方向に応
じて上記録音手段の録音方向を切り換える録音方向切換
え手段とを有する構成である。
【0125】上記の構成によれば、上記撮像手段の回動
に連動して録音方向を切り換えることができるので、上
記撮像手段の向いている方向に応じて上記録音手段の指
向性を切り換えることができる。このため、比較的広範
囲を対象として撮影する通常撮影と、比較的近距離を撮
影対象とする対面撮影との各々に適した録音を行うこと
ができる。従って、従来よりも性能に優れた撮像装置を
提供することができるという効果を奏する。本発明の撮
像装置によれば、上記録音手段の指向性を、通常撮影時
には無指向性、対面撮影時には単一指向性を有するよう
に切り換えが可能である。
に連動して録音方向を切り換えることができるので、上
記撮像手段の向いている方向に応じて上記録音手段の指
向性を切り換えることができる。このため、比較的広範
囲を対象として撮影する通常撮影と、比較的近距離を撮
影対象とする対面撮影との各々に適した録音を行うこと
ができる。従って、従来よりも性能に優れた撮像装置を
提供することができるという効果を奏する。本発明の撮
像装置によれば、上記録音手段の指向性を、通常撮影時
には無指向性、対面撮影時には単一指向性を有するよう
に切り換えが可能である。
【図1】本発明の一実施の形態に係る撮像装置の構成を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図2】上記撮像装置を用いて撮像する際の動作を説明
する説明図である。
する説明図である。
【図3】上記撮像装置の外観を示す概略構成図である。
【図4】上記撮像装置に設けられた入出力部を示す概略
構成図である。
構成図である。
【図5】上記撮像装置に備えられたRAM内の読み込み
画像記憶部の説明図である。
画像記憶部の説明図である。
【図6】上記撮像装置におけるカメラ部の構成を示すも
のであって、(a)は斜視図、(b)は(a)のカメラ
部の分解斜視図である。
のであって、(a)は斜視図、(b)は(a)のカメラ
部の分解斜視図である。
【図7】光学的に規定されたアスペクト比を、上記カメ
ラ部に備えられたアスペクト比変更機構を用いて変更す
る方法を説明する図である。
ラ部に備えられたアスペクト比変更機構を用いて変更す
る方法を説明する図である。
【図8】光学的に規定されたアスペクト比を、上記カメ
ラ部に備えられたアスペクト比変更機構を用いて変更す
る方法を説明する図である。
ラ部に備えられたアスペクト比変更機構を用いて変更す
る方法を説明する図である。
【図9】上記撮像装置の入出力部における表示画面の表
示の仕方を説明する図であり、(a)はワイドビジョン
モード選択時の表示の仕方、(b)は通常モード選択時
の表示の仕方を説明する図である。
示の仕方を説明する図であり、(a)はワイドビジョン
モード選択時の表示の仕方、(b)は通常モード選択時
の表示の仕方を説明する図である。
【図10】上記撮像装置のカメラ部で撮像された画像を
入出力部に表示させる際の動作を示すフローチャートで
ある。
入出力部に表示させる際の動作を示すフローチャートで
ある。
【図11】本発明に係る他の実施の形態の撮像装置に用
いられるアスペクト比変更機構を示す概略構成図であ
る。
いられるアスペクト比変更機構を示す概略構成図であ
る。
【図12】図11に示すアスペクト比変更機構を備える
カメラ部の構成を示すものであって、(a)は斜視図、
(b)は(a)のカメラ部の分解斜視図である。
カメラ部の構成を示すものであって、(a)は斜視図、
(b)は(a)のカメラ部の分解斜視図である。
【図13】本発明に係るさらに他の実施の形態の撮像装
置に備えられたカメラ部の構成を示すものであって、
(a)は斜視図、(b)は(a)のカメラ部の分解斜視
図である。
置に備えられたカメラ部の構成を示すものであって、
(a)は斜視図、(b)は(a)のカメラ部の分解斜視
図である。
【図14】図13に示すカメラ部に設けられたアスペク
ト比変更機構を用いた場合のアスペクト比の変更方法を
説明する図であり、(a)はワイドビジョンモード選択
時のアスペクト比の変更方法、(b)は通常モード選択
時のアスペクト比の変更方法を説明する図である。
ト比変更機構を用いた場合のアスペクト比の変更方法を
説明する図であり、(a)はワイドビジョンモード選択
時のアスペクト比の変更方法、(b)は通常モード選択
時のアスペクト比の変更方法を説明する図である。
【図15】本発明に係るさらに他の実施の形態の撮像装
置に備えられたカメラ部のマイク配置部付近の構成を概
略的に示すものであって、(a)は通常撮影時のカメラ
部の断面の概略構成図であり、(b)は対面撮影時のカ
メラ部の断面の概略構成図である。
置に備えられたカメラ部のマイク配置部付近の構成を概
略的に示すものであって、(a)は通常撮影時のカメラ
部の断面の概略構成図であり、(b)は対面撮影時のカ
メラ部の断面の概略構成図である。
【図16】上記マイクの指向性の説明図であって、
(a)は通常撮影時の指向性の説明図であり、(b)は
対面撮影時の指向性の説明図である。
(a)は通常撮影時の指向性の説明図であり、(b)は
対面撮影時の指向性の説明図である。
【図17】上記カメラ部における回動部の構造を示す図
であり、(a)はカメラ部の側面図であり、(b)は
(a)のA−A線矢視断面図である。
であり、(a)はカメラ部の側面図であり、(b)は
(a)のA−A線矢視断面図である。
【符号の説明】 1 本体キャビネット部 2 入出力部 3 カメラ部 4 スピーカ部 5 タブレット制御部(制御パネル表示手段) 6 液晶駆動回路部(制御パネル表示手段) 9 中央制御部 13 RAM(記憶手段) 14 マイク(録音手段) 15 集光レンズ 16 比率変更機構(アスペクト比変更手段) 16a 比率変更レンズ(屈折率変更レンズ) 16b レバー(アスペクト比選択手段) 17 CCD撮像素子(撮像手段) 20 クロックコントローラ(出力速度切換え手段) 27 カメラ回動部 45 アプリケーションキー(制御パネル) 46 アプリケーションキー(制御パネル) 51 比率変更機構(アスペクト比変更手段) 52 レンズ(アスペクト比変更レンズ) 53 レンズ(アスペクト比変更レンズ) 54 レンズ回動軸 55 レバー(アスペクト比選択手段) 61 比率変更機構(アスペクト比変更手段) 62 ガラス板(反射板) 63 ガラス板支持台 64 スイッチ(アスペクト比選択手段) 65 ガラス板支持軸 66 スイッチ支持軸 81 固定管(録音方向切換え手段) 81a 開口部 82 マイク支持管(録音方向切換え手段) 82a 開口部 84 ネジ(回動部) 85 ネジ(回動部)
Claims (7)
- 【請求項1】入射した光を集光レンズにて所定のアスペ
クト比を有する撮像手段に結像することで被写体像とし
て撮り込む撮像装置において、 上記集光レンズと撮像手段との間に配置され、集光レン
ズから入射された光を上記撮像手段の撮像面全面に結像
するように、上記集光レンズを介して光学的に規定され
たアスペクト比を撮像手段のアスペクト比に略一致する
ように選択的に変更するアスペクト比変更手段を有して
いることを特徴とする撮像装置。 - 【請求項2】上記アスペクト比変更手段は、 複数のアスペクト比から任意のアスペクト比を選択する
アスペクト比選択手段と、 回動することで入射光の屈折率を変更する屈折率変更レ
ンズとを有し、 上記アスペクト比選択手段に連動して上記屈折率変更レ
ンズを回動させることで、上記集光レンズを介して光学
的に規定されたアスペクト比を変更することを特徴とす
る請求項1記載の撮像装置。 - 【請求項3】上記アスペクト比変更手段は、 複数のアスペクト比から任意のアスペクト比を選択する
アスペクト比選択手段と、 上記集光レンズと撮像手段とを結ぶ光軸上に進退自在に
配置され、入射光のアスペクト比を変更するアスペクト
比変更レンズとを有し、 上記アスペクト比選択手段にて選択されたアスペクト比
が上記撮像手段のアスペクト比と異なる場合にのみ、上
記集光レンズが上記光軸上に配置されることを特徴とす
る請求項1記載の撮像装置。 - 【請求項4】上記アスペクト比変更手段は、 複数のアスペクト比から任意のアスペクト比を選択する
アスペクト比選択手段と、 上記集光レンズと撮像手段とを結ぶ光軸に平行、且つ、
回動可能に設けられた反射板とを有し、 上記反射板が、上記アスペクト比選択手段に連動して上
記入射光を反射するように回動することで、入射光のア
スペクト比を変更することを特徴する請求項1記載の撮
像装置。 - 【請求項5】上記撮像手段にて結像した被写体像を画像
信号として、上記アスペクト比選択手段にて選択された
アスペクト比を識別するアスペクト比識別信号と共に記
憶する記憶手段と、 上記記憶手段に記憶された画像信号を出力して被写体像
として表示する際に、上記画像信号と共に記憶されたア
スペクト比識別信号に応じて、該記憶手段に記憶されて
いる画像信号の出力速度を切り換える出力速度切換え手
段とを有していることを特徴する請求項1〜4の何れか
1項に記載の撮像装置。 - 【請求項6】上記記憶手段に記憶された画像信号を出力
して被写体像として表示する際に、上記被写体像を表示
する表示画面に、上記表示画面の表示を制御する制御パ
ネルを表示すると共に、上記画像信号と共に記憶された
アスペクト比識別信号に応じて上記制御パネルの表示位
置を切り換える制御パネル表示手段がさらに設けられて
いることを特徴とする請求項5記載の撮像装置。 - 【請求項7】被写体像を撮像すると共に、通常方向と逆
方向とに回動自在な撮像手段と、 上記撮像手段の回動に連動して移動する録音手段と、 上記撮像手段の回動方向に応じて上記録音手段の録音方
向を切り換える録音方向切換え手段とを有することを特
徴とする撮像装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8324085A JPH10164404A (ja) | 1996-12-04 | 1996-12-04 | 撮像装置 |
US08/982,343 US6307591B1 (en) | 1996-12-04 | 1997-12-02 | Imaging apparatus including device for a selectively changing aspect ratios |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8324085A JPH10164404A (ja) | 1996-12-04 | 1996-12-04 | 撮像装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002026217A Division JP2002237985A (ja) | 2002-02-04 | 2002-02-04 | 撮像装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10164404A true JPH10164404A (ja) | 1998-06-19 |
Family
ID=18161992
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8324085A Pending JPH10164404A (ja) | 1996-12-04 | 1996-12-04 | 撮像装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6307591B1 (ja) |
JP (1) | JPH10164404A (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6812959B1 (en) * | 2000-03-17 | 2004-11-02 | Sinar Ag | Camera with optoelectric transducer arrangement rotatable about axis perpendicular to image plane |
JP4032210B2 (ja) * | 2001-01-30 | 2008-01-16 | 富士フイルム株式会社 | 携帯機器、画像送信システム、画像送信方法 |
TW563344B (en) * | 2002-06-06 | 2003-11-21 | Veutron Corp | Lens module to adjust the magnification |
KR100940207B1 (ko) * | 2003-12-30 | 2010-02-10 | 삼성전자주식회사 | 마우스 포인팅 방법 및 제어 장치 |
TWI294601B (en) * | 2006-10-16 | 2008-03-11 | Innolux Display Corp | Display device |
CN101165809B (zh) * | 2006-10-18 | 2010-10-06 | 群康科技(深圳)有限公司 | 显示装置 |
JP5045929B2 (ja) * | 2008-01-17 | 2012-10-10 | ティアック株式会社 | ポータブル録音装置 |
JP5790414B2 (ja) * | 2011-11-02 | 2015-10-07 | ティアック株式会社 | ステレオマイク装置 |
JP5786654B2 (ja) | 2011-11-02 | 2015-09-30 | ティアック株式会社 | ステレオマイク装置 |
Family Cites Families (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4706122A (en) * | 1984-08-30 | 1987-11-10 | Nec Corporation | Solid-state imaging device compatible with different television systems |
US4805998A (en) * | 1987-11-13 | 1989-02-21 | Chen Ying T | Variable anamorphic lens system |
JP3035863B2 (ja) * | 1990-07-23 | 2000-04-24 | カネテック株式会社 | 磁気固定装置 |
JP2687712B2 (ja) * | 1990-07-26 | 1997-12-08 | 三菱電機株式会社 | 一体型ビデオカメラ |
JPH04252452A (ja) * | 1991-01-29 | 1992-09-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | モータ駆動装置 |
JPH04316406A (ja) * | 1991-04-12 | 1992-11-06 | Iseki & Co Ltd | トラクタのコントロールボックス取付装置 |
US5309241A (en) * | 1992-01-24 | 1994-05-03 | Loral Fairchild Corp. | System and method for using an anamorphic fiber optic taper to extend the application of solid-state image sensors |
KR950003031B1 (ko) * | 1992-03-30 | 1995-03-29 | 주식회사 금성사 | Tv수상기의 영상신호 보상장치 |
US5794090A (en) * | 1993-02-01 | 1998-08-11 | Canon Kabushiki Kaisha | Zoom lens |
US6097900A (en) * | 1993-12-07 | 2000-08-01 | Canon Kabushiki Kaisha | Apparatus for switching an aspect ratio of an imaging field frame |
US5550754A (en) * | 1994-05-13 | 1996-08-27 | Videoptic Research | Teleconferencing camcorder |
JP3183056B2 (ja) * | 1994-08-26 | 2001-07-03 | 株式会社日立製作所 | 撮像装置 |
WO1997039573A1 (fr) * | 1996-04-12 | 1997-10-23 | Sony Corporation | Processeur de signaux d'images numeriques et capteur d'images |
-
1996
- 1996-12-04 JP JP8324085A patent/JPH10164404A/ja active Pending
-
1997
- 1997-12-02 US US08/982,343 patent/US6307591B1/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US6307591B1 (en) | 2001-10-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7852399B2 (en) | Multi-eye image pickup device | |
EP1720045A1 (en) | Optical device and beam splitter | |
CN104980541A (zh) | 一种摄像模组和移动终端 | |
JP2008245055A (ja) | 画像表示装置、撮影装置および画像表示方法 | |
TWI231050B (en) | Moveable mirror module for an image capturing apparatus capable of taking multi angle pictures | |
JP2009086175A (ja) | レンズ装置及び撮像装置 | |
US7526195B2 (en) | Digital photographing apparatus having two display panels, and method of controlling the same | |
JP4210189B2 (ja) | 撮像装置 | |
JP2002300438A (ja) | デジタルカメラ | |
JPH10164404A (ja) | 撮像装置 | |
JP2006081089A (ja) | 撮像装置 | |
KR100216232B1 (ko) | 촬상장치 | |
JP2002062578A (ja) | カメラ撮影用ホルダ | |
JP2003250071A (ja) | イメージセンサおよび撮像装置 | |
JP2000165730A (ja) | 電子カメラ | |
JP3978640B2 (ja) | 電子カメラ | |
JP2002237985A (ja) | 撮像装置 | |
JP2000175100A (ja) | 電子カメラ | |
JP3724701B2 (ja) | 固体撮像装置及び解像度変換装置 | |
JP2000184245A (ja) | カメラ装置 | |
JP2010135963A (ja) | 撮像装置および撮像装置の制御方法 | |
JP4899994B2 (ja) | デジタルカメラ | |
JP3546996B2 (ja) | カメラ付き携帯情報端末装置 | |
JPH1023302A (ja) | 撮像装置 | |
JP2006235278A (ja) | 撮像装置 |