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JPH10145078A - 電子機器筐体の不要輻射電磁波の遮蔽構造 - Google Patents

電子機器筐体の不要輻射電磁波の遮蔽構造

Info

Publication number
JPH10145078A
JPH10145078A JP31007796A JP31007796A JPH10145078A JP H10145078 A JPH10145078 A JP H10145078A JP 31007796 A JP31007796 A JP 31007796A JP 31007796 A JP31007796 A JP 31007796A JP H10145078 A JPH10145078 A JP H10145078A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
outer peripheral
shielding
shield case
device housing
unnecessary
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31007796A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidenori Minami
英徳 南
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP31007796A priority Critical patent/JPH10145078A/ja
Publication of JPH10145078A publication Critical patent/JPH10145078A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部に空冷用ファンモータを取り付けた電子
機器筐体の不要輻射電磁波の遮蔽構造を提供する。 【解決手段】 空冷用ファンモータが取り付けられた電
子機器筐体の空冷用ファンモータにファンカバーが取り
付けられ、空冷用ファンモータ及びファンカバーと共締
めで電子機器筐体に不要輻射電磁波遮蔽用シールドケー
ス4が締結されている。この不要輻射電磁波遮蔽用シー
ルドケース4は、それぞれ板ばね7が形成された4個の
分離された外周壁4a〜4dから成り、外周壁4bと4
dには隣り合う外周壁の四隅の合わせ目に生じる隙間を
塞ぐ折り曲げ部11が設けられている。このシールドケ
ース4を空冷用ファンモータ、ファンカバー、電子機器
筐体と締結して遮蔽構造とすると、シールドケース4の
合わせ目からの不要輻射電磁波を遮蔽することができる
とともに四隅近傍の剛性が増す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空冷用ファンモー
タが外側に取り付けられた電子機器筐体の不要輻射電磁
波の遮蔽構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図3において、図3の(A)の分解斜視
図及び図3の(B)の要部組み立て図に示すように、従
来、空冷用ファンモータ2(以下、ファンモータとい
う。)が取り付けられた電子機器筐体1において、該フ
ァンモータ2は一定期間ごとに交換する必要があり、交
換のし易さを考慮して前記ファンモータ2を電子機器筐
体1の外側に取り付ける場合が多い。
【0003】このようなファンモータ2には箱型のファ
ンカバー3が被せられており、さらにEMC対策として
不要輻射電磁波遮蔽用のシールドケース4が前記電子機
器筐体1と前記ファンモータ2との間に挿入され、ねじ
5などよって前記電子機器筐体1に共締めで締結されて
いる。また、前記電子機器筐体1及び前記シールドケー
ス4には前記ファンモータ2から導出されるハーネス2
aの通過穴4e、1aや通風孔6、1bがそれぞれ形成
されている。
【0004】図3の(B)及び図4の(A)に示すよう
に、前記シールドケース4は、通風用の孔6を備えた平
板の4辺を所定高さに曲げ起こして形成された外周壁4
a、4b、4c及び4dを備えている。前記これらシー
ルドケース4の外周壁4a〜4dは、長さ方向に所定間
隔で分割され、く字状に曲げられた複数の板ばね7を有
し、前記ファンカバー3の内壁面に接触するようになっ
ており、これら板ばねにて前記電子機器筐体1と前記フ
ァンカバー3との導通を全周で確保しつつ、前記電子機
器筐体1と前記ファンカバー3との隙間8を塞いでい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記シールドケース4
によって、前記電子機器筐体1と前記ファンカバー3と
の間の隙間8から漏れる不要輻射電磁波は遮蔽すること
はできるが、以下述べるように幾つかの不要輻射電磁波
が漏れている。図4の(A)に示すように、前記シール
ドケース4の前記外周壁4a、4b、4c及び4dの四
隅では、隣り合った外周壁4aと4b、4bと4c、4
cと4d及び4dと4aの両端の板ばね間に隙間9a、
9b、9c及び9dがそれぞれ生じている。
【0006】図4の(B)及び図4の(C)に示すよう
に、前記ファンカバー3についても、前記シールドケー
ス4と同様に4枚の外周壁3a、3b、3c及び3dを
有する構造であるため、これらの外周壁の四隅では、隣
り合った外周壁3aと3b、3bと3c、3cと3d及
び3dと3aの合わせ目10a、10b、10c及び1
0dには、例えば合わせ目10dには10e隙間が生じ
ている。
【0007】前記シールドケース4及び前記ファンカバ
ー3が前記電子機器筐体1に組み込まれた状態におい
て、前記ファンカバー3の合わせ目10a〜10dは、
前記シールドケース4の隙間9a〜9dと重なり合った
位置にあり、電子機器筐体1の内外を繋ぐ通路を形成
し、この通路が不要輻射電磁波の漏れる場所となり、こ
れらの隙間の遮蔽が望まれる。
【0008】また、前記シールドケース4は、前記ファ
ンカバー3と接触する板ばね全体の柔軟性を確保するた
め、例えば、0.15mm程度の厚さを有する薄板で作
られる。短い間隔で折り曲げられて前記板ばね7が形成
された場合は、これら板ばねの剛性を高く取れるが、平
板のままの部分の面積が大きいため、シールドケース全
体としては剛性が低くなる。そのため、取り付け前のシ
ールドケース単品では不用意な変形をする恐れがあり、
さらに前記ファンカバー3の取り付けの際などに前記板
ばね7に加わった力によって外周壁4a〜4dが根本か
ら変形してしまい、不要輻射電磁波の遮蔽効果を低減す
る恐れがある。
【0009】本発明は、前記問題点に鑑み、前記隙間か
らの不要輻射電磁波の漏れをなくし、前記シールドケー
スの剛性を強化した電子機器筐体の不要輻射電磁波の漏
れ防止構造を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の電子機器筐体の
不要輻射電磁波の遮蔽構造は、空冷用ファンモータ及び
ファンカバーと電子機器筐体との間に挿入されて、空冷
用ファンモータ及びファンカバーと共締めで前記電子機
器筐体に締結された不要輻射電磁波遮蔽用シールドケー
スから構成され、該シールドケースは、分離された4個
の外周壁から成り、隣り合う外周壁の四隅の合わせ目に
生じる隙間を塞ぐ不要輻射電磁波遮蔽体を設ける。前記
不要輻射電磁波遮蔽体にて前記各隙間から漏れる不要輻
射電磁波を遮蔽する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の不要輻射電磁波の
漏れ防止構造を図1及び図2を参照しながら説明する。
なお、前記図3及び図4と同じ機能の構成要素には同一
符号を付している。図1に示すように、本発明の電子機
器筐体の不要輻射電磁波の漏れ防止構造は、電子機器筐
体とファンモータとの間に挿入される不要輻射遮蔽用の
シールドケース4の四隅において、隣り合う外周壁のう
ちの一方の外周壁の両端に他方の外周壁及び板ばねの内
側に重なるように、折り曲げ部11を例えば外周壁4b
及び4dに一体に設けて不要輻射電磁波遮蔽体を構成す
る。
【0012】これによって図4の(A)に示すような前
記隙間9a、9b、9c及び9dを塞ぐことができる。
前記実施の形態では、折り曲げ部を対向する2つの外周
壁の両端に設けたが、それぞれの外周壁の一端にそれぞ
れ設け、隣り合う外周壁及び板ばねの内側に重ねて隙間
を塞いでも良い。
【0013】このように、ファンカバー3の合わせ目1
0a〜10d(図4の(B))の内側には前記隙間9a
〜9d(図4の(A))の代わりに前記折り曲げ部11
がそれぞれ存在するようになり、不要輻射電磁波が漏れ
る通路が塞がれて、外部へ不要輻射電磁波の漏れを遮蔽
することができる。
【0014】不要輻射電磁波遮蔽体の他の実施の形態と
して図2の(A)に示すように、外周壁の四隅におい
て、例えば外周壁4dと外周壁4aの隅において、折り
曲げ部11に重なるように外周壁4aにも折り曲げ部1
2を設けて重なり部を二重化する。
【0015】また、図2の(B)に示すように、一方の
外周壁4dの一端に設けられた折り曲げ部11に重なる
ように他方の外周壁4aの一端に設けられた折り返し部
13を設けて重ね合わせて三重化する。
【0016】さらに、図2の(C)に示すように外周壁
4dに設けられた折り曲げ部11との重なり部をスポッ
ト溶接14などによって強固に結合させる。
【0017】このように構成すると、図1に示す実施の
形態よりもさらに剛性を上げることもできる。これらの
実施の形態においても、図1の実施の形態と同様にシー
ルドケースの四隅においてそれぞれ適用される。
【0018】
【発明の効果】本発明は、シールドケースに前記折り曲
げ部を設けたから、ファンカバーの合わせ目に対応する
隙間が塞がれて電磁波が外部に漏れにくくなり、不要輻
射電磁波の遮蔽効果が向上する。また、シールドケース
の四隅近傍における剛性が増し、薄板であっても箱形を
良く保つため、不必要な変形が抑制される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子機器筐体の不要輻射電磁波の遮蔽
構造に用いるシールドケースの斜視図及び要部拡大図で
ある。
【図2】本発明の電子機器筐体の不要輻射電磁波の遮蔽
構造に用いるシールドケースの他の要部拡大図である。
【図3】従来の電子機器筐体の不要輻射電磁波の遮蔽構
造の分解斜視図及び要部組み立て図である。
【図4】従来の電子機器筐体の不要輻射電磁波の遮蔽構
造に用いられるシールドケース、ファンカバーの問題点
の説明図である。
【符号の説明】
4・・シールドケース 7・・板ばね 11・・外周壁
に設けられシールドケースの四隅を塞ぎ不要輻射電磁波
を遮蔽する折り曲げ部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 その外部に空冷用ファンモータが取り付
    けられた電子機器筐体と、前記空冷用ファンモータに取
    り付けられたファンカバーと、前記空冷用ファンモータ
    及び前記ファンカバーと前記電子機器筐体との間に挿入
    されて、前記空冷用ファンモータ及び前記ファンカバー
    と共締めで前記電子機器筐体に締結された不要輻射電磁
    波遮蔽用シールドケースとを有する電子機器筐体の不要
    輻射電磁波の遮蔽構造において、前記不要輻射電磁波遮
    蔽用シールドケースは、4個の分離された外周壁から成
    り、隣り合う外周壁の四隅の合わせ目に生じる隙間を塞
    ぐ不要輻射電磁波遮蔽体を設けたことを特徴とする電子
    機器筐体の不要輻射電磁波の遮蔽構造。
  2. 【請求項2】 前記不要輻射電磁波遮蔽用シールドケー
    スの4個の外周壁の各々に、前記ファンカバーの内面に
    接触する複数の板ばねを設けたことを特徴とする請求項
    1の電子機器筐体の不要輻射電磁波の遮蔽構造。
  3. 【請求項3】 前記不要輻射電磁波遮蔽体は、前記不要
    輻射電磁波遮蔽用シールドケースの4個の外周壁のうち
    対向する2個の外周壁の各々の両端に一体に設けられ、
    隣り合う外周壁の内面に重なる折り曲げ部で構成された
    ことを特徴とする請求項1の電子機器筐体の不要輻射電
    磁波の遮蔽構造。
  4. 【請求項4】 前記不要輻射電磁波遮蔽用シールドケー
    スの4個の外周壁の各々に、前記ファンカバーの内面に
    接触する複数の板ばねを設けたことを特徴とする請求項
    3の電子機器筐体の不要輻射電磁波の遮蔽構造。
  5. 【請求項5】 前記不要輻射電磁波遮蔽体は、前記不要
    輻射電磁波遮蔽用シールドケースの4個の外周壁の各々
    の両端に一体に設けられ、隣り合う外周壁にそれぞれ重
    なる折り曲げ部で構成されたことを特徴とする請求項1
    の電子機器筐体の不要輻射電磁波の遮蔽構造。
  6. 【請求項6】 前記不要輻射電磁波遮蔽用シールドケー
    スの4個の外周壁の各々に、前記ファンカバーの内面に
    接触する複数の板ばねを設けたことを特徴とする請求項
    5の電子機器筐体の不要輻射電磁波の遮蔽構造。
  7. 【請求項7】 前記各折り曲げ部に折り返されて重なる
    折り返し部を前記隣り合う外周壁の両端に一体に設けた
    ことを特徴とする請求項3の電子機器筐体の不要輻射電
    磁波の遮蔽構造。
  8. 【請求項8】 前記隣り合う外周壁の内面に重なる折り
    曲げ部と前記隣り合う外周壁とをスポット溶接にて固着
    したことを特徴とする請求項3の電子機器筐体の不要輻
    射電磁波の遮蔽構造。
  9. 【請求項9】 前記不要輻射電磁波遮蔽用シールドケー
    スの4個の外周壁の各々に、前記ファンカバーの内面に
    接触する複数の板ばねを設けたことを特徴とする請求項
    8の電子機器筐体の不要輻射電磁波の遮蔽構造。
JP31007796A 1996-11-06 1996-11-06 電子機器筐体の不要輻射電磁波の遮蔽構造 Pending JPH10145078A (ja)

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JP31007796A JPH10145078A (ja) 1996-11-06 1996-11-06 電子機器筐体の不要輻射電磁波の遮蔽構造

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JP31007796A JPH10145078A (ja) 1996-11-06 1996-11-06 電子機器筐体の不要輻射電磁波の遮蔽構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10145078A true JPH10145078A (ja) 1998-05-29

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ID=18000908

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JP31007796A Pending JPH10145078A (ja) 1996-11-06 1996-11-06 電子機器筐体の不要輻射電磁波の遮蔽構造

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JP (1) JPH10145078A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6501016B1 (en) 1998-06-02 2002-12-31 Laird Technologies, Inc. Electromagnetic shielding system for printed circuit board
JP2008028054A (ja) * 2006-07-20 2008-02-07 Nitto Electric Works Ltd 電磁シールド型ルーバー
WO2015124252A1 (de) * 2014-02-19 2015-08-27 Kathrein-Werke Kg Antenne, insbesondere mobilfunkantenne
US10024984B2 (en) 2015-09-18 2018-07-17 Toshiba Medical Systems Corporation Radiation detector, detector module, and medical image diagnosis apparatus

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