JPH10138464A - 印字装置 - Google Patents
印字装置Info
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- JPH10138464A JPH10138464A JP8301462A JP30146296A JPH10138464A JP H10138464 A JPH10138464 A JP H10138464A JP 8301462 A JP8301462 A JP 8301462A JP 30146296 A JP30146296 A JP 30146296A JP H10138464 A JPH10138464 A JP H10138464A
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- Japan
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- guide rail
- print head
- gap
- capping mechanism
- head
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Links
- 238000010926 purge Methods 0.000 claims description 13
- 230000002459 sustained effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 3
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 2
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 2
- 230000002950 deficient Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000002349 favourable effect Effects 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J25/00—Actions or mechanisms not otherwise provided for
- B41J25/304—Bodily-movable mechanisms for print heads or carriages movable towards or from paper surface
- B41J25/308—Bodily-movable mechanisms for print heads or carriages movable towards or from paper surface with print gap adjustment mechanisms
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/005—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
- B41J2/01—Ink jet
- B41J2/135—Nozzles
- B41J2/165—Prevention or detection of nozzle clogging, e.g. cleaning, capping or moistening for nozzles
- B41J2/16505—Caps, spittoons or covers for cleaning or preventing drying out
- B41J2/16508—Caps, spittoons or covers for cleaning or preventing drying out connected with the printer frame
- B41J2/16511—Constructions for cap positioning
Landscapes
- Ink Jet (AREA)
- Common Mechanisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 キャッピング機構と印字ヘッドとの位置関係
のバラツキを軽減した印字装置を提供する。 【解決手段】 操作レバー31を回転によるガイドレー
ル8の偏心回転により、ガイドレール8の位置を変更し
て、ヘッドギャップの量を調整する。キャッピング機構
24を支持する支持フレーム23はガイドレール8に回
転可能に連結する。ガイドレール8の位置をヘッドギャ
ップの調整のために変更しても、キャッピング機構24
と印字ヘッド5との位置関係はほぼ一定である。
のバラツキを軽減した印字装置を提供する。 【解決手段】 操作レバー31を回転によるガイドレー
ル8の偏心回転により、ガイドレール8の位置を変更し
て、ヘッドギャップの量を調整する。キャッピング機構
24を支持する支持フレーム23はガイドレール8に回
転可能に連結する。ガイドレール8の位置をヘッドギャ
ップの調整のために変更しても、キャッピング機構24
と印字ヘッド5との位置関係はほぼ一定である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクの液滴を飛
翔させて記録媒体に記録させる印字装置に関する。
翔させて記録媒体に記録させる印字装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、インクの液滴を飛翔させて記
録媒体に記録させる印字装置として、記録媒体に対しイ
ンクを噴射して印字する印字ヘッドと、該印字ヘッドが
搭載されガイドレールに沿って移動可能に設けられたキ
ャリッジと、該キャリッジを移動させるキャリッジ移動
手段とを備えるものは知られている。かかる装置におい
ては、組立時において一定の印字性能を確保するため
や、記録媒体の厚さにかかわらず良好な印字性能を確保
するために、前記印字ヘッドと記録媒体(プラテンロー
ルのプラテン面)との間隔であるヘッドギャップの量を
指示するギャップ指示手段やギャップ調整機構が設けら
れ、該ギャップ指示手段に基づき使用者がヘッドギャッ
プの量を設定することにより、ギャプ調整機構によって
ヘッドギャップが調整されるようになっているものがあ
る。
録媒体に記録させる印字装置として、記録媒体に対しイ
ンクを噴射して印字する印字ヘッドと、該印字ヘッドが
搭載されガイドレールに沿って移動可能に設けられたキ
ャリッジと、該キャリッジを移動させるキャリッジ移動
手段とを備えるものは知られている。かかる装置におい
ては、組立時において一定の印字性能を確保するため
や、記録媒体の厚さにかかわらず良好な印字性能を確保
するために、前記印字ヘッドと記録媒体(プラテンロー
ルのプラテン面)との間隔であるヘッドギャップの量を
指示するギャップ指示手段やギャップ調整機構が設けら
れ、該ギャップ指示手段に基づき使用者がヘッドギャッ
プの量を設定することにより、ギャプ調整機構によって
ヘッドギャップが調整されるようになっているものがあ
る。
【0003】また、印字ヘッドにおいて良好なインク吐
出状態を維持するために、吸引キャップで印字ヘッドを
覆い印字ヘッド内のインクを吸引除去するパージ装置
や、印字ヘッドのノズル面をワイピング部材でワイピン
グするワイピング装置を設けることも知られている。
出状態を維持するために、吸引キャップで印字ヘッドを
覆い印字ヘッド内のインクを吸引除去するパージ装置
や、印字ヘッドのノズル面をワイピング部材でワイピン
グするワイピング装置を設けることも知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記ヘッド
ギャップの調整時において、印字ヘッドの位置を変更す
ると、それに伴って吸引キャップやワイピング部材と印
字ヘッドとの位置関係が変化するので、吸引キャップの
キャッピング性能やワイピング部材のワイピング性能が
バラツクという課題がある。
ギャップの調整時において、印字ヘッドの位置を変更す
ると、それに伴って吸引キャップやワイピング部材と印
字ヘッドとの位置関係が変化するので、吸引キャップの
キャッピング性能やワイピング部材のワイピング性能が
バラツクという課題がある。
【0005】そこで、そのようなバラツキの影響を最小
限にするために、少なくとも吸引キャップによるキャッ
ピングやワイピング部材によるワイピングが確実になさ
れるように、吸引キャップやワイピング部材のストロー
ク量を増大することが考えられる。しかしながら、その
ようにストローク量を増大するようにすると、それらの
装置が大型化し、それに伴い、装置全体が大型化すると
いう課題がある。また、ワイピング部材については、ワ
イピング時における印字ヘッドとのラップ量のバラツキ
の増大によるワイピング荷重のバラツキから、ノズル面
のコーティングが剥離したり、又は拭き残しがあったり
する。
限にするために、少なくとも吸引キャップによるキャッ
ピングやワイピング部材によるワイピングが確実になさ
れるように、吸引キャップやワイピング部材のストロー
ク量を増大することが考えられる。しかしながら、その
ようにストローク量を増大するようにすると、それらの
装置が大型化し、それに伴い、装置全体が大型化すると
いう課題がある。また、ワイピング部材については、ワ
イピング時における印字ヘッドとのラップ量のバラツキ
の増大によるワイピング荷重のバラツキから、ノズル面
のコーティングが剥離したり、又は拭き残しがあったり
する。
【0006】本発明はかかる点に鑑みてなされたもの
で、キャッピング機構と印字ヘッドとの位置関係の変化
を防止した印字装置を提供することを目的とする。
で、キャッピング機構と印字ヘッドとの位置関係の変化
を防止した印字装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、記録
媒体に対しインクを噴射して印字する印字ヘッドと、該
印字ヘッドが搭載されガイドレールに沿って移動可能に
設けられたキャリッジと、該印字ヘッドのノズル面を気
密的に覆うキャップを有し該キャップを印字ヘッドのノ
ズル面に進退可能に接触させるキャッピング機構とを有
する印字装置において、前記ガイドレールの位置を変更
することで、前記印字ヘッドと記録媒体との間隔である
ヘッドギャップの量を調整するギャップ調整機構と、少
なくとも前記キャッピング機構を支持し前記ガイドレー
ルに回転可能に連結される支持フレームとを備える。
媒体に対しインクを噴射して印字する印字ヘッドと、該
印字ヘッドが搭載されガイドレールに沿って移動可能に
設けられたキャリッジと、該印字ヘッドのノズル面を気
密的に覆うキャップを有し該キャップを印字ヘッドのノ
ズル面に進退可能に接触させるキャッピング機構とを有
する印字装置において、前記ガイドレールの位置を変更
することで、前記印字ヘッドと記録媒体との間隔である
ヘッドギャップの量を調整するギャップ調整機構と、少
なくとも前記キャッピング機構を支持し前記ガイドレー
ルに回転可能に連結される支持フレームとを備える。
【0008】よって、ギャップ調整機構によってヘッド
ギャップの量を調整するために、ガイドレールの位置が
変更されると、その変更に伴って、キャッピング機構を
支持する支持フレームの位置も変化することとなり、キ
ャッピング機構と印字ヘッドとの位置関係が略一定に維
持される。
ギャップの量を調整するために、ガイドレールの位置が
変更されると、その変更に伴って、キャッピング機構を
支持する支持フレームの位置も変化することとなり、キ
ャッピング機構と印字ヘッドとの位置関係が略一定に維
持される。
【0009】請求項2の発明においては、前記ギャップ
調整機構が、前記ガイドレールを偏心回転可能に支持す
る支持部と、前記ガイドレールに連結され、前記ガイド
レールをヘッドギャップに応じて偏心回転させる操作レ
バーとを備える。よって、操作レバーによってガイドレ
ールを偏心回転させることで、ヘッドギャップに応じ
て、ガイドレールの位置が変更され、ヘッドギャップが
調整される。
調整機構が、前記ガイドレールを偏心回転可能に支持す
る支持部と、前記ガイドレールに連結され、前記ガイド
レールをヘッドギャップに応じて偏心回転させる操作レ
バーとを備える。よって、操作レバーによってガイドレ
ールを偏心回転させることで、ヘッドギャップに応じ
て、ガイドレールの位置が変更され、ヘッドギャップが
調整される。
【0010】請求項3の発明においては、前記ガイドレ
ールが、記録媒体の厚い場合の第1の位置と、記録媒体
が薄い場合の第2の位置とを有し、前記操作レバーは、
前記ガイドレールを第1の位置又は第2の位置に保持す
る付勢手段に連係されている。よって、付勢手段にて操
作レバーが第1又は第2の位置に保持される。
ールが、記録媒体の厚い場合の第1の位置と、記録媒体
が薄い場合の第2の位置とを有し、前記操作レバーは、
前記ガイドレールを第1の位置又は第2の位置に保持す
る付勢手段に連係されている。よって、付勢手段にて操
作レバーが第1又は第2の位置に保持される。
【0011】請求項4の発明においては、前記支持フレ
ームが、前記キャッピング機構に加えて、前記印字ヘッ
ドのノズル面をワイピングするワイパー部材を支持する
ものである。よって、ワイパー部材と印字ヘッドとの位
置関係が略一定に維持される。
ームが、前記キャッピング機構に加えて、前記印字ヘッ
ドのノズル面をワイピングするワイパー部材を支持する
ものである。よって、ワイパー部材と印字ヘッドとの位
置関係が略一定に維持される。
【0012】請求項5の発明においては、前記キャッピ
ング機構が、該キャッピング機構と関連して前記印字ヘ
ッド内のインクを吸引するパージ機構と連結されてい
る。よって、パージ機構によって、印字ヘッド内のイン
クが吸引される。
ング機構が、該キャッピング機構と関連して前記印字ヘ
ッド内のインクを吸引するパージ機構と連結されてい
る。よって、パージ機構によって、印字ヘッド内のイン
クが吸引される。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
【0014】印字装置の外観を示す図1において、印字
装置1は、左右方向に延びる回転軸(図示せず)によっ
て装置フレーム2に回転可能に支承される円筒形状のプ
ラテンローラ3を有する。プラテンローラ3は、給紙カ
セット又は手差し給紙部から供給された印刷用紙4(記
録媒体)を、インクジェット式の印字ヘッド5に対面さ
せながら搬送するものであり、紙送り装置の一部を構成
している。
装置1は、左右方向に延びる回転軸(図示せず)によっ
て装置フレーム2に回転可能に支承される円筒形状のプ
ラテンローラ3を有する。プラテンローラ3は、給紙カ
セット又は手差し給紙部から供給された印刷用紙4(記
録媒体)を、インクジェット式の印字ヘッド5に対面さ
せながら搬送するものであり、紙送り装置の一部を構成
している。
【0015】尚、前記印刷用紙4は、装置フレーム2の
後方の図示しない用紙供給口から矢符Aの方向に供給さ
れ、プラテンローラ3の回転により矢符Bの方向に送給
され、図示しない用紙排出口から矢符Cの方向に排出さ
れるように構成されている。
後方の図示しない用紙供給口から矢符Aの方向に供給さ
れ、プラテンローラ3の回転により矢符Bの方向に送給
され、図示しない用紙排出口から矢符Cの方向に排出さ
れるように構成されている。
【0016】前記プラテンローラ3の前方には、キャリ
ッジ6がプラテンローラ3の軸線に沿って矢符Dの方向
に移動可能に設けられている。キャリッジ6は、前記印
字ヘッド5のほか、該印字ヘッド5に供給するためのイ
ンクを収容するインクカートリッジ7がそれぞれ着脱可
能に搭載されている。また、キャリッジ6の一側部分
は、プラテンローラ3の軸線と平行に設けられたガイド
レール8にスライド移動可能に嵌挿され、これによっ
て、キャリッジ6に搭載された印字ヘッド5は、プラテ
ンローラ3の軸線に沿って、スライド移動により往復移
動可能となっている。また、前記キャリッジ6の他側部
分には係合部6aが形成され、該係合部6aが、ガイド
レール8と平行に設けられた案内部材9にスライド移動
可能に係合している。よって、この係合部6aと案内部
材9との係合関係で、キャリッジ6がガイドレール6を
中心に回転することが禁止されるようになっている。
ッジ6がプラテンローラ3の軸線に沿って矢符Dの方向
に移動可能に設けられている。キャリッジ6は、前記印
字ヘッド5のほか、該印字ヘッド5に供給するためのイ
ンクを収容するインクカートリッジ7がそれぞれ着脱可
能に搭載されている。また、キャリッジ6の一側部分
は、プラテンローラ3の軸線と平行に設けられたガイド
レール8にスライド移動可能に嵌挿され、これによっ
て、キャリッジ6に搭載された印字ヘッド5は、プラテ
ンローラ3の軸線に沿って、スライド移動により往復移
動可能となっている。また、前記キャリッジ6の他側部
分には係合部6aが形成され、該係合部6aが、ガイド
レール8と平行に設けられた案内部材9にスライド移動
可能に係合している。よって、この係合部6aと案内部
材9との係合関係で、キャリッジ6がガイドレール6を
中心に回転することが禁止されるようになっている。
【0017】前記キャリッジ6を往復移動させるキャリ
ッジ移動手段は、キャリッジ駆動モータ11によって、
ベルト12及びプーリ13,14を介してキャリッジ6
を駆動するように構成されている。
ッジ移動手段は、キャリッジ駆動モータ11によって、
ベルト12及びプーリ13,14を介してキャリッジ6
を駆動するように構成されている。
【0018】前記プラテンローラ3に対応する印字エリ
アの右側には、印字ヘッド5の不吐出あるいは吐出不良
を回復するための回復エリアが形成され、かかる回復エ
リアには、回復装置として、印字ヘッド5のノズル面を
ワイピングするワイピング部材21、及び印字ヘッド5
内の残留インクを吸引するパージ装置22が設けられて
いる。
アの右側には、印字ヘッド5の不吐出あるいは吐出不良
を回復するための回復エリアが形成され、かかる回復エ
リアには、回復装置として、印字ヘッド5のノズル面を
ワイピングするワイピング部材21、及び印字ヘッド5
内の残留インクを吸引するパージ装置22が設けられて
いる。
【0019】前記パージ装置22は、図2に詳細を示す
ように、支持フレーム23上に支持され、該支持フレー
ム23は一側にガイドレール8に回転可能に連結される
延長部23aを、他側に装置フレーム2の支持部2aに
支持されプラテンロール3の軸線に直交する方向の移動
を許容する被支持部23b,23b,23cをそれぞれ
有し、後述する操作レバー31の操作に伴って、支持部
2aにて支持された状態を維持して、ガイドレール8と
一緒にプラテンロール3に直交する方向に移動するよう
になっている。なお、前記支持フレーム23には、前記
パージ装置22に加えて、ワイパー部材21も支持され
ている。
ように、支持フレーム23上に支持され、該支持フレー
ム23は一側にガイドレール8に回転可能に連結される
延長部23aを、他側に装置フレーム2の支持部2aに
支持されプラテンロール3の軸線に直交する方向の移動
を許容する被支持部23b,23b,23cをそれぞれ
有し、後述する操作レバー31の操作に伴って、支持部
2aにて支持された状態を維持して、ガイドレール8と
一緒にプラテンロール3に直交する方向に移動するよう
になっている。なお、前記支持フレーム23には、前記
パージ装置22に加えて、ワイパー部材21も支持され
ている。
【0020】なお、このような回復装置を設けているの
は、インクジェット式の印字ヘッド5は、使用中に内部
に気泡が発生したり、吐出面上にインクの液滴が付着し
たりする等の原因により吐出不良を起こすので、これを
良好な吐出状態に回復させるためである。
は、インクジェット式の印字ヘッド5は、使用中に内部
に気泡が発生したり、吐出面上にインクの液滴が付着し
たりする等の原因により吐出不良を起こすので、これを
良好な吐出状態に回復させるためである。
【0021】前記パージ装置22は、印字ヘッド5の移
動経路内に突出した突出位置と印字ヘッド5の移動経路
より後退した待機位置との間を進退可能で、印字ヘッド
5に接触してノズル面を覆う吸引キャップ24aを有す
るキャッピング機構24と、前記キャップ24aに連結
され、前記突出位置において、印字ヘッド5のノズル面
が吸引キャップ24aに気密的に覆われているときに、
吸引ポンプ25aにより負圧を発生させ、印字ヘッド5
内の残留インクを吸引して廃液タンク25bに排出し、
良好な吐出状態を回復させるパージ機構25とを備えて
いる。なお、前記ワイパー部材21及び吸引キャップ2
4aの進退は、カム部材26によって機械的に制御され
るようになっている。
動経路内に突出した突出位置と印字ヘッド5の移動経路
より後退した待機位置との間を進退可能で、印字ヘッド
5に接触してノズル面を覆う吸引キャップ24aを有す
るキャッピング機構24と、前記キャップ24aに連結
され、前記突出位置において、印字ヘッド5のノズル面
が吸引キャップ24aに気密的に覆われているときに、
吸引ポンプ25aにより負圧を発生させ、印字ヘッド5
内の残留インクを吸引して廃液タンク25bに排出し、
良好な吐出状態を回復させるパージ機構25とを備えて
いる。なお、前記ワイパー部材21及び吸引キャップ2
4aの進退は、カム部材26によって機械的に制御され
るようになっている。
【0022】また、前記ガイドレール8は、両端部が装
置フレーム2の支持部2b(図2(b)において一方の
み図示)にて偏心カム27,27を介して偏心回転可能
に支持され、その回復エリア側端部には操作レバー31
が連結され、該操作レバー31を回転させることで、ガ
イドレール8が偏心カム27,27を介して偏心回転す
るようになっている。この偏心回転により、ガイドレー
ル8は、印刷用紙4が厚い場合にはプラテンロール3と
の間隔が大きい第1の位置P1と、印刷用紙4が薄い場
合にはプラテンロール3との間隔が小さい第2の位置P
2とを択一的にとり得るようになっている。そして、操
作レバー31の連結端部には、ガイドレール8を第1の
位置P1又は第2の位置P2に保持するように操作レバ
ー31の回転を規制するスプリング部材32が連結され
ている。
置フレーム2の支持部2b(図2(b)において一方の
み図示)にて偏心カム27,27を介して偏心回転可能
に支持され、その回復エリア側端部には操作レバー31
が連結され、該操作レバー31を回転させることで、ガ
イドレール8が偏心カム27,27を介して偏心回転す
るようになっている。この偏心回転により、ガイドレー
ル8は、印刷用紙4が厚い場合にはプラテンロール3と
の間隔が大きい第1の位置P1と、印刷用紙4が薄い場
合にはプラテンロール3との間隔が小さい第2の位置P
2とを択一的にとり得るようになっている。そして、操
作レバー31の連結端部には、ガイドレール8を第1の
位置P1又は第2の位置P2に保持するように操作レバ
ー31の回転を規制するスプリング部材32が連結され
ている。
【0023】従って、上記のように構成すれば、操作レ
バー31を回転してガイドレール8を偏心回転させる
と、ガイドレール8の位置が変更され、ヘッドギャップ
の量が調整される。その調整を行う変更に伴って、キャ
ッピング機構24を支持する支持フレーム23の位置も
変化することとなるので、キャッピング機構24と印字
ヘッド5との位置関係が、調整の前後を通じて、略一定
に維持される。よって、吸引キャップ24aのストロー
ク量を増大することなく、ヘッドギャップの調整による
影響を回避でき、パージ装置22を大型化する必要がな
くなる。
バー31を回転してガイドレール8を偏心回転させる
と、ガイドレール8の位置が変更され、ヘッドギャップ
の量が調整される。その調整を行う変更に伴って、キャ
ッピング機構24を支持する支持フレーム23の位置も
変化することとなるので、キャッピング機構24と印字
ヘッド5との位置関係が、調整の前後を通じて、略一定
に維持される。よって、吸引キャップ24aのストロー
ク量を増大することなく、ヘッドギャップの調整による
影響を回避でき、パージ装置22を大型化する必要がな
くなる。
【0024】また、ワイピング部材21については、ワ
イピング時における印字ヘッド5とのラップ量がなくな
り、ワイピング荷重のバラツキに起因する印字ヘッド5
のノズル面のコーティングの剥離や拭き残しを回避する
ことができる。
イピング時における印字ヘッド5とのラップ量がなくな
り、ワイピング荷重のバラツキに起因する印字ヘッド5
のノズル面のコーティングの剥離や拭き残しを回避する
ことができる。
【0025】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に述べるような効果を奏する。
施され、以下に述べるような効果を奏する。
【0026】請求項1の発明は、ギャップ調整機構によ
ってヘッドギャップの量を調整するために、ガイドレー
ルの位置が変更されると、その変更に伴って、キャッピ
ング機構を支持する支持フレームの位置も変化するよう
にしているので、キャッピング機構と印字ヘッドとの位
置関係を略一定に維持することができる。
ってヘッドギャップの量を調整するために、ガイドレー
ルの位置が変更されると、その変更に伴って、キャッピ
ング機構を支持する支持フレームの位置も変化するよう
にしているので、キャッピング機構と印字ヘッドとの位
置関係を略一定に維持することができる。
【0027】請求項2の発明は、操作レバーを偏心回転
することで、ヘッドギャップに応じて、ガイドレールの
位置を変更させるようにしているので、ヘッドギャップ
の調整を簡単に行うことができる。
することで、ヘッドギャップに応じて、ガイドレールの
位置を変更させるようにしているので、ヘッドギャップ
の調整を簡単に行うことができる。
【0028】請求項3の発明は、操作レバーに、ガイド
レールを第1の位置又は第2の位置に保持する付勢手段
を連係しているので、ガイドレールを第1の位置又は第
2の位置に確実に保持することができる。
レールを第1の位置又は第2の位置に保持する付勢手段
を連係しているので、ガイドレールを第1の位置又は第
2の位置に確実に保持することができる。
【0029】請求項4の発明は、支持フレームが、キャ
ッピング機構に加えて、ワイパー部材を支持するように
しているので、ワイパー部材と印字ヘッドとの位置関係
を略一定に維持することができる。
ッピング機構に加えて、ワイパー部材を支持するように
しているので、ワイパー部材と印字ヘッドとの位置関係
を略一定に維持することができる。
【0030】請求項5の発明は、キャッピング機構を印
字ヘッド内のインクを吸引するパージ機構に連結してい
るので、パージ機構によって、印字ヘッド内のインクを
吸引することができる。
字ヘッド内のインクを吸引するパージ機構に連結してい
るので、パージ機構によって、印字ヘッド内のインクを
吸引することができる。
【図1】本発明に係る印字装置の概略構造を示す斜視図
である。
である。
【図2】キャッピング機構付近を示し、(a)は左側面
図、(b)は(c)のB−B線における断面図、(c)
は縦断面図、(d)は右側面図である。
図、(b)は(c)のB−B線における断面図、(c)
は縦断面図、(d)は右側面図である。
1 印字ヘッド 2 装置フレーム 2a 支持部 4 印刷用紙 5 印字ヘッド 6 キャリッジ 8 ガイドレール 21 ワイパー部材 23 支持フレーム 24 キャッピング機構 24a 吸引キャップ 25 パージ機構 27 偏心カム 31 操作レバー 32 スプリング部材
Claims (5)
- 【請求項1】 記録媒体に対しインクを噴射して印字す
る印字ヘッドと、該印字ヘッドが搭載されガイドレール
に沿って移動可能に設けられたキャリッジと、該印字ヘ
ッドのノズル面を気密的に覆うキャップを有し該キャッ
プを印字ヘッドのノズル面に進退可能に接触させるキャ
ッピング機構とを有する印字装置において、 前記ガイドレールの位置を変更することで、前記印字ヘ
ッドと記録媒体との間隔であるヘッドギャップの量を調
整するギャップ調整機構と、 少なくとも前記キャッピング機構を支持し前記ガイドレ
ールに回転可能に連結される支持フレームとを備えるこ
とを特徴とする印字装置。 - 【請求項2】 前記ギャップ調整機構は、前記ガイドレ
ールを偏心回転可能に支持する支持部と、前記ガイドレ
ールに連結され、前記ガイドレールをヘッドギャップに
応じて偏心回転させる操作レバーとを備えるところの請
求項1記載の印字装置。 - 【請求項3】 前記ガイドレールは、記録媒体の厚い場
合の第1の位置と、記録媒体が薄い場合の第2の位置と
を有し、 前記操作レバーは、前記ガイドレールを第1の位置又は
第2の位置に保持する付勢手段に連係されているところ
の請求項2記載の印字装置。 - 【請求項4】 前記支持フレームは、前記キャッピング
機構に加えて、前記印字ヘッドのノズル面をワイピング
するワイパー部材を支持するものであるところの請求項
1〜3のいずれか1つに記載の印字装置。 - 【請求項5】 前記キャッピング機構は、該キャッピン
グ機構と関連して前記印字ヘッド内のインクを吸引する
パージ機構と連結されているところの請求項1〜4のい
ずれか1つに記載の印字装置。
Priority Applications (2)
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8301462A JPH10138464A (ja) | 1996-11-13 | 1996-11-13 | 印字装置 |
Publications (1)
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JPH10138464A true JPH10138464A (ja) | 1998-05-26 |
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