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JPH10117067A - 多層配線基板及びその製造方法 - Google Patents

多層配線基板及びその製造方法

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Publication number
JPH10117067A
JPH10117067A JP26971996A JP26971996A JPH10117067A JP H10117067 A JPH10117067 A JP H10117067A JP 26971996 A JP26971996 A JP 26971996A JP 26971996 A JP26971996 A JP 26971996A JP H10117067 A JPH10117067 A JP H10117067A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wiring pattern
film
conductor layer
conductive
connection
Prior art date
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Pending
Application number
JP26971996A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukiharu Takeuchi
之治 竹内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinko Electric Industries Co Ltd
Original Assignee
Shinko Electric Industries Co Ltd
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Publication date
Application filed by Shinko Electric Industries Co Ltd filed Critical Shinko Electric Industries Co Ltd
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Publication of JPH10117067A publication Critical patent/JPH10117067A/ja
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  • Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造が容易で、高密度配線を可能とし、層間
の配線パターンの電気的接続を確実にする。 【解決手段】 電気的絶縁性フィルム20の片面あるい
は両面に配線パターンが設けられ、層間で配線パターン
を電気的に接続するための導通接続部24が設けられた
複数枚の配線パターンフィルム30が、導電粒子42を
含有した異方性導電性フィルム40を介して多層に積層
され、対向する配線パターン5間が電気的に接続された
多層配線基板において、前記導通接続部が、異方性導電
性フィルムを挟んで対向する配線パターン5に向けて、
電気的絶縁性フィルム20のフィルム面からバンプ状に
突出する接続バンプ24に形成され、接続バンプ24の
外面とこれに当接する配線パターン5の表面とに、導電
粒子42よりも硬度の低い金属による軟性金属層26が
設けられ、導電粒子42が接続バンプ24と配線パター
ン5との当接部位で軟性金属層26にくい込んで一体化
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置等の回路
基板に使用される多層配線基板及びその製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】半導体装置に使用する回路基板にはプリ
ント配線基板のように電気的絶縁性を有する樹脂を基材
として配線パターンを多層に形成した多層配線基板が使
用されている。図8はプリント基板を用いた多層配線基
板の例である。この多層配線基板では配線パターン5を
形成したプリント基板6を接着層(プリプレグ)7を介
して複数枚積層し、基板間に貫通させて設けたスルーホ
ール8にスルーホールめっきを施して層間の配線パター
ン5を電気的に導通している。
【0003】図9はいわゆるビルトアップ法により多層
に形成した多層配線基板の例である。ビルトアップ法で
は、配線パターン5を形成しながら電気的絶縁層9を積
層する。電気的絶縁層9はポリイミド等の電気的絶縁性
を有する材料をコーティングして絶縁層とするととも
に、電気的絶縁層9の表面にスパッタリング等で導体層
を形成し、導体層をエッチングすることにより配線パタ
ーン5を形成する。層間での電気的導通は電気的絶縁層
9にレーザ光を照射して下地の導体層を露出させる開口
孔10を形成し、上記のスパッタリング法等で導体層を
形成する際に開口孔部分で層間の配線パターン5を電気
的に導通させることによってなされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の多層配線基板は
複雑な配線パターンが形成でき、高密度配線が可能にな
るといった特徴を有している。しかしながら、従来の多
層配線基板の製法には次のような問題点があった。すな
わち、プリント基板を用いる多層配線基板でドリル加工
によってスルーホールを形成する方法では、ドリル径、
および加工精度からスルーホールは0.1mm径程度が最
小径となる。また、スルーホール部分で電気的に導通さ
せるためスルーホールめっきを施すと、めっきが配線パ
ターンを形成する導体層の表面にも付着し、導体層の厚
さが厚くなることから、エッチングによるパターン精度
が出にくくなるという問題がある。
【0005】また、ビルドアップ法の場合は、下層から
順次配線パターン5を形成しながら積層していくから、
各層を作製する際の精度が累積的に加わり、最終製品の
歩留りが悪くなる。すなわち、多層になればなる程、製
品歩留りが下がるという問題がある。このように高精度
に多層に形成することが困難であることを解消する方法
として、層間接続を異方性導電性フィルムを用いて行う
方法がある(特開平7-94868号公報) 。異方性導電性フ
ィルムを用いた場合はスルーホールを形成したり、スル
ーホールめっきを施したりする必要がない点で有用であ
るが、異方性導電性フィルムでの導通部分の電気的接続
が必ずしも確実にはなされないという問題があった。
【0006】本発明はこれら問題点を解消すべくなされ
たものであり、その目的とするところは、高密度配線が
容易に可能で、信頼性の高い多層配線基板を確実にかつ
容易に得ることができ、製品歩留りの向上を図ることが
できる多層配線基板及びその製造方法を提供するにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため次の構成を備える。すなわち、電気的絶縁性フ
ィルムの片面あるいは両面に配線パターンが設けられ、
層間で配線パターンを電気的に接続するための導通接続
部が設けられた複数枚の配線パターンフィルムが、導電
粒子を含有した異方性導電性フィルムを介して多層に積
層され、対向する配線パターン間が電気的に接続された
多層配線基板において、前記導通接続部が、異方性導電
性フィルムを挟んで対向する配線パターンに向けて、前
記電気的絶縁性フィルムのフィルム面からバンプ状に突
出する接続バンプに形成され、該接続バンプの外面とこ
れに当接する前記配線パターンの表面とに、前記導電粒
子よりも硬度の低い金属による軟性金属層が設けられ、
前記導電粒子が前記接続バンプと配線パターンとの当接
部位で前記軟性金属層にくい込んで一体化されたことを
特徴とする。また、電気的絶縁性フィルムの片面あるい
は両面に配線パターンが設けられ、層間で配線パターン
を電気的に接続するための導通接続部が設けられた複数
枚の配線パターンフィルムを、導電粒子を含有した異方
性導電性フィルムを介して多層に積層し、対向する配線
パターン間を電気的に接続する多層配線基板の製造方法
において、前記導通接続部が、異方性導電性フィルムを
挟んで対向する配線パターンに向けて、前記電気的絶縁
性フィルムの表面からバンプ状に突出する接続バンプに
形成され、該接続バンプの外面とこれに当接する前記配
線パターンの表面とに、前記導電粒子よりも硬度の低い
金属による軟性金属層が設けられた複数枚の配線パター
ンフィルムを相互に位置合わせすると共に、これら配線
パターンフィルムの間に異方性導電性フィルムを配置
し、該異方性導電性フィルムおよび前記配線パターンフ
ィルムを加熱、加圧して、前記軟性金属層に前記異方性
導電性フィルムに含有された導電粒子をくい込ませて一
体化することを特徴とする。また、前記配線パターンフ
ィルムの接続バンプは、電気的絶縁性フィルムの片面に
導体層が被着形成された導体層付きフィルムに、前記導
通接続部に合わせて前記導体層を露出する開口孔を設
け、前記導体層をめっき給電層として電解めっきを施し
て、前記開口孔内にめっき金属を盛り上げ、電気的絶縁
性フィルムの表面から突出するバンプ状に形成すること
を特徴とする。また、前記配線パターンフィルムの接続
バンプは、電気的絶縁性フィルムの両面に導体層が被着
形成された導体層付きフィルムに、前記導通接続部に合
わせて前記導体層をエッチングして導体層に孔を形成
し、該導体層をマスクとしてレーザ光照射して他方の導
体層を露出する開口孔を設け、該導体層をめっき給電層
として電解めっきを施して、前記開口孔内にめっき金属
を盛り上げ、電気的絶縁フィルムの表面から突出するバ
ンプ状に形成するものであることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態に
ついて説明する。本発明に係る多層配線基板の製造方法
では、電気的絶縁性フィルムの片面もしくは両面に配線
パターンを形成した配線パターンフィルムを異方性導電
性フィルムを介して積層することによって多層に形成す
る。図1はポリイミド等の電気的絶縁性フィルム20の
片面に配線パターン5を形成した配線パターンフィルム
30を作製する方法を示す。図1(a) は電気的絶縁性フ
ィルム20の片面に導体層21を被着形成した導体層付
きフィルム22である。導体層21はスパッタリング
法、蒸着法、無電解めっき、金属箔の接着等によって形
成される。配線パターン5には一般に銅が用いられる
が、導体層21に用いる金属がとくに限定されるもので
はない。
【0009】図1(b) は導体層付きフィルム22の電気
的絶縁性フィルム20にレーザ光を照射し、層間で配線
パターン5を電気的に接続する部位に開口孔23を形成
した状態である。開口孔23は孔の内底面で導体層21
を露出させる。レーザ光を電気的絶縁性フィルム20に
照射した場合は導体層21でレーザ光が遮蔽されるか
ら、導体層21を露出させる開口孔23を形成すること
は容易である。レーザ光照射による場合は、きわめて微
小な開口孔23を形成することも容易である。なお、レ
ーザ光照射によらずに、電気的絶縁性フィルム20をエ
ッチングして開口孔23を形成してもよい。
【0010】次に、導体層21をめっき給電層として電
解めっきを施し、開口孔23内にニッケル、銅等のめっ
き金属を盛り上げ、めっき金属が電気的絶縁性フィルム
20の表面からバンプ状に盛り上がるように形成する
(図1(c))。24がめっきにより形成した接続用バンプ
である。この接続用バンプ24の上面は平坦であること
が望ましいが平坦でなくてもよい。次に、導体層21を
エッチングして配線パターン5を形成する。配線パター
ン5の形成方法は導体層21の表面に感光性レジストを
塗布し、感光性レジストを露光、現像してレジストパタ
ーンを形成し、レジストパターンをマスクとして導体層
21をエッチングすることによる。
【0011】配線パターン5を形成した後、接続バンプ
24の外面と配線パターン5の表面で隣接層の接続バン
プ24が当接する部位に軟性金属層として金めっき層2
6を形成する。この金めっき層26は異方性導電性フィ
ルム40を介して配線パターンフィルム30を積層する
際に、接続バンプ24と配線パターン5とが当接する部
位で、異方性導電性フィルム40に含有されている導電
粒子を金めっき層26の層内にくい込ませて一体化させ
る目的で設けている。金めっき層26は導電粒子をくい
込ませる金属層として選択したもので、導電粒子よりも
硬度の低い金属であれば、銀、インジウム、鉛・錫等の
はんだなど金以外の金属であってもよい。なお、金めっ
き層26は接合部位を保護する目的ももちろん有してい
る。また、導電粒子としてはニッケル等の金属粒子や、
プラスチック粒子、セラミック粒子の表面に金属層を形
成したものが用いられるが、これらに限定されるもので
はない。
【0012】こうして、図1(d) に示すように、所定の
配線パターン5と層間で配線パターン5を電気的に接続
するための接続バンプ24を設けた配線パターンフィル
ム30が得られる。図2は上記方法と同様な方法で作製
した配線パターンフィルム30を複数枚積層し、異方性
導電性フィルム40を介して一体に積層することにより
多層配線基板を作製する方法を示す。多層配線基板は各
層を形成する配線パターンフィルム30をあらかじめ所
定パターンで形成しておき、これらを一体に積層して形
成される。図2に示すように各々の配線パターンフィル
ム30を位置合わせし、層間に異方性導電性フィルム4
0を配置し、加熱、加圧して一体化することによって多
層配線基板を得る。異方性導電性フィルムはBステージ
状態の熱硬化性樹脂に導電粒子を分散したものである。
【0013】図3は一体化して得た多層配線基板の断面
図である。多層配線基板は層間で配線パターン5を電気
的に接続する部位で接続バンプ24と配線パターン5と
が当接し、かつ異方性導電性フィルム40で隣接層を互
いに接着することによって電気的接続がなされる。本実
施形態では電気的絶縁性フィルム20の表面からバンプ
状に接続バンプ24を突出させ、隣接層の配線パターン
5に接続バンプ24をじかに当接させて電気的接続を図
るよう構成したことを特徴とし、かつ、配線パターンフ
ィルム30を一体化する際に異方性導電性フィルム40
に含有した導電粒子を前述した金めっき層26にくい込
ませるようにして接続させることを特徴とする。
【0014】図4に接続バンプ24と配線パターン5と
の接続部分を拡大して示す。本実施形態で使用する異方
性導電性フィルム40は導電粒子42を1層だけ並べた
形態のものである。導電粒子42は金よりも硬度が高い
から、異方性導電性フィルム40を配線パターンフィル
ム30で挟んで圧着した際に、接続バンプ24と配線パ
ターン5に設けた金めっき層26部分にくい込んで一体
化される。前述したように、金めっき層26は接続バン
プ24と配線パターン5とが当接する部位で導電粒子4
2を金属部分にくい込ませて、より確実な接続をなさし
めるためのものである。したがって、一体化操作の際に
導電粒子42がくい込んで一体化できるものであれば金
めっきに限らず、他の金属めっきによることができる。
【0015】本実施形態のように、層間での導電接続部
を配線パターン5に接続バンプ24を直接的に当接さ
せ、かつ、異方性導電性フィルム40の導電粒子42を
一部金属部分にくい込ませるようにして接合する方法に
よれば、従来の異方性導電性フィルムを用いて多層に形
成する方法にくらべて、より確実に電気的接続がなされ
るという利点がある。
【0016】上記実施形態の多層配線基板の製造方法で
は、配線パターンフィルム30を形成する材料として、
図1に示すように、電気的絶縁性フィルム20の片面に
導体層21を被着した導体層付きフィルム22を使用し
たが、電気的絶縁性フィルム20の両面に導体層21を
被着形成した導体層付きフィルム22を用いて配線パタ
ーンフィルム30を形成することもできる。図5は電気
的絶縁性フィルム20の両面に導体層21を形成した導
体層付きフィルム22を用いて配線パターンフィルム3
0を形成する例を示す。
【0017】図5(a) は電気的絶縁性フィルム20の両
面に導体層21を形成した導体層付きフィルム22であ
る。この導体層付きフィルム22に層間での導電接続部
を形成するため、一方の導体層21をエッチングして、
導電接続部を形成する部位を孔あけする。図5(b)で2
7が孔である。次いで、孔27を形成した面にレーザ光
を照射し、孔27部分で露出する部位の電気的絶縁性フ
ィルム20を除去し、他方の導体層21まで通じる開口
孔23を形成する。孔27を形成した面にレーザ光を照
射した場合、導体層21がレーザ光のマスクとして作用
し、孔27の部分のみ電気的絶縁性フィルム20を除去
することができる。
【0018】次に、他方の導体層21をめっき給電層と
して開口孔23内にめっき金属を盛り上げ、開口孔23
をめっき金属28で塞ぐ(図5(d))。次に、接続バンプ
24を形成するため、他方の導体層21をめっき給電層
としてめっき金属をバンプ状に盛り上げ形成する。図5
(e) ではめっき金属28を充填した2つの開口孔23の
うち、一方の開口孔23についてのみバンプ状にめっき
金属28を盛り上げ形成した。このように選択的にバン
プ形成する場合は、従来法と同様に導体層21の表面に
感光性レジストを塗布し、露光・現像して、所定のレジ
ストパターンを形成し、レジストパターンをマスクとし
て電解めっきを施すことにより、露出部分の導体部にの
み選択的にめっき金属を付着させることができる。
【0019】図5(f) は電気的絶縁性フィルム20の両
面の導体層21をエッチングして所定の配線パターン5
を形成して得られた配線パターンフィルム30を示す。
導体層21のエッチングも、導体層21の表面に感光性
レジストを塗布し、所定パターンで露光・現像してレジ
ストパターンを形成した後、レジストパターンをマスク
として導体層21をエッチングして形成することができ
る。また、接続バンプ24と配線パターン5の表面で接
続バンプ24と当接する部位には前述した実施形態と同
様に金めっき等の軟性金属層を設けておく。
【0020】図6は電気的絶縁性フィルム20の両面に
配線パターン5を設けた配線パターンフィルム30を異
方性導電性フィルム40で一体化して多層配線基板を作
製する方法を示す。図7はこの方法によって得られた多
層配線基板の断面図である。本実施形態の場合も、前述
した実施形態と同様に、接続バンプ24を配線パターン
5に直接的に当接することにより層間での電気的接続を
なす。接続バンプ24と配線パターン5との当接部分で
は、異方性導電性フィルム40に含有された導電粒子を
金めっき層にくい込ませ、確実な電気的接続が得られる
ようにしている。
【0021】
【発明の効果】本発明に係る多層配線基板およびその製
造方法によれば、上述したように、異方性導電性フィル
ムを介して配線パターンフィルムを接合して一体化して
成るから、高密度に配線パターンを形成することが可能
であり、接続バンプを介して、かつ異方性導電性フィル
ムに含有された導電粒子を軟性金属層にくい込ませて電
気的に接続することから、配線パターン間の電気的接続
が確実になされる。また、あらかじめ作製した配線パタ
ーンフィルムで良品のフィルムのみを使用することによ
り、最終製品の歩留りを向上させることができる等の著
効を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】多層配線基板の製造に使用する配線パターンフ
ィルムの製造方法を示す説明図である。
【図2】本発明に係る多層配線基板の製造方法を示す説
明図である。
【図3】本発明に係る多層配線基板の製造方法によって
得られた多層配線基板の断面図である。
【図4】多層配線基板の接続パッドと配線パターンとの
接続部を拡大して示す説明図である。
【図5】多層配線基板の製造に使用する配線パターンフ
ィルムの他の製造方法を示す説明図である。
【図6】本発明に係る多層配線基板の製造方法を示す説
明図である。
【図7】多層配線基板の断面図である。
【図8】多層のプリント基板の構成を示す断面図であ
る。
【図9】ビルドアップ法によって形成した多層配線基板
の構成を示す断面図である。
【符号の説明】
5 配線パターン 20 電気的絶縁性フィルム 21 導体層 22 導体層付きフィルム 23 開口孔 24 接続バンプ 26 金めっき 27 孔 28 めっき金属 30 配線パターンフィルム 40 異方性導電性フィルム

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気的絶縁性フィルムの片面あるいは両
    面に配線パターンが設けられ、層間で配線パターンを電
    気的に接続するための導通接続部が設けられた複数枚の
    配線パターンフィルムが、導電粒子を含有した異方性導
    電性フィルムを介して多層に積層され、対向する配線パ
    ターン間が電気的に接続された多層配線基板において、 前記導通接続部が、異方性導電性フィルムを挟んで対向
    する配線パターンに向けて、前記電気的絶縁性フィルム
    のフィルム面からバンプ状に突出する接続バンプに形成
    され、 該接続バンプの外面とこれに当接する前記配線パターン
    の表面とに、前記導電粒子よりも硬度の低い金属による
    軟性金属層が設けられ、 前記導電粒子が前記接続バンプと配線パターンとの当接
    部位で前記軟性金属層にくい込んで一体化されたことを
    特徴とする多層配線基板。
  2. 【請求項2】 電気的絶縁性フィルムの片面あるいは両
    面に配線パターンが設けられ、層間で配線パターンを電
    気的に接続するための導通接続部が設けられた複数枚の
    配線パターンフィルムを、導電粒子を含有した異方性導
    電性フィルムを介して多層に積層し、対向する配線パタ
    ーン間を電気的に接続する多層配線基板の製造方法にお
    いて、 前記導通接続部が、異方性導電性フィルムを挟んで対向
    する配線パターンに向けて、前記電気的絶縁性フィルム
    の表面からバンプ状に突出する接続バンプに形成され、
    該接続バンプの外面とこれに当接する前記配線パターン
    の表面とに、前記導電粒子よりも硬度の低い金属による
    軟性金属層が設けられた複数枚の配線パターンフィルム
    を相互に位置合わせすると共に、 これら配線パターンフィルムの間に異方性導電性フィル
    ムを配置し、 該異方性導電性フィルムおよび前記配線パターンフィル
    ムを加熱、加圧して、前記軟性金属層に前記異方性導電
    性フィルムに含有された導電粒子をくい込ませて一体化
    することを特徴とする多層配線基板の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記配線パターンフィルムの接続バンプ
    は、電気的絶縁性フィルムの片面に導体層が被着形成さ
    れた導体層付きフィルムに、前記導通接続部に合わせて
    前記導体層を露出する開口孔を設け、 前記導体層をめっき給電層として電解めっきを施して、
    前記開口孔内にめっき金属を盛り上げ、電気的絶縁性フ
    ィルムの表面から突出するバンプ状に形成することを特
    徴とする請求項2記載の多層配線基板の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記配線パターンフィルムの接続バンプ
    は、電気的絶縁性フィルムの両面に導体層が被着形成さ
    れた導体層付きフィルムに、前記導通接続部に合わせて
    前記導体層をエッチングして導体層に孔を形成し、 該導体層をマスクとしてレーザ光照射して他方の導体層
    を露出する開口孔を設け、該導体層をめっき給電層とし
    て電解めっきを施して、前記開口孔内にめっき金属を盛
    り上げ、電気的絶縁フィルムの表面から突出するバンプ
    状に形成するものであることを特徴とする請求項2記載
    の多層配線基板の製造方法。
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