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JPH10105021A - プロセスカートリッジおよび画像形成装置および画像形成装置の画像調整制御方法 - Google Patents

プロセスカートリッジおよび画像形成装置および画像形成装置の画像調整制御方法

Info

Publication number
JPH10105021A
JPH10105021A JP8261587A JP26158796A JPH10105021A JP H10105021 A JPH10105021 A JP H10105021A JP 8261587 A JP8261587 A JP 8261587A JP 26158796 A JP26158796 A JP 26158796A JP H10105021 A JPH10105021 A JP H10105021A
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JP
Japan
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identification information
cartridge
image forming
forming apparatus
process cartridge
Prior art date
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Pending
Application number
JP8261587A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaki Otake
正記 大竹
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP8261587A priority Critical patent/JPH10105021A/ja
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  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 カートリッジが再装着されたものか新規装着
されたものかを確実に識別して適時に画像調整プロセス
を実行させることである。 【解決手段】 感光ドラムカートリッジ装着センサ31
がプロセスカートリッジが画像形成装置に装着されたこ
とを検知すると、プリンタエンジン制御回路36が不揮
発メモリ42に保持される第1の識別情報と不揮発メモ
リ37に保持される第2の識別情報とを照合し、該照合
結果に基づいて前記プロセスカートリッジ41に対する
所定の画像調整プロセスの実行を制御する構成を特徴と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定の画像形成プ
ロセスを実行し画像形成装置に着脱自在のプロセスカー
トリッジおよび画像形成装置および画像形成装置の画像
調整制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、画像濃度制御を必要とする装置
としてカラー画像形成装置がある。この種のカラー画像
形成装置には、感光ドラム上に帯電,露光,現像によっ
て形成された記録像を記録紙上に転写する行程を複数回
繰り返すことによって記録紙上に複数色重ね画像を形成
しカラー画像を得る方法である。
【0003】以下に添付図面に基づいて従来の技術を説
明する。
【0004】図7は、この種のカラー画像形成装置の構
成を説明する概略断面図である。以下、構成および動作
について説明する。
【0005】この図に示すように、装置全体のなかには
感光ドラム1,ローラ帯電器(帯電ローラ)3,廃トナ
ーを蓄積するクリーナボックス(クリーニング装置)2
6を一体的にカートリッジ化し、プリント枚数が規定数
量に達することにより交換され本体より脱着自在な感光
ドラムカートリッジ、さらに感光ドラムカートリッジの
右辺には、トナーおよびトナー収納部と現像を行うため
の現像手段とを一体的にカートリッジ化し、収納トナー
の消費完了により交換される装置本体より脱着自在な複
数個の現像カートリッジ4a,4b,4c,4dの現像
用開口面5a,5b,5c,5dを設定するものであ
る。
【0006】左辺には、転写紙(不図示)を保持し、か
つ感光ドラム1上の像を転写紙(不図示)上に転移させ
る機能を有する転写ドラム10が配置されている。
【0007】以上の構成によって、感光ドラム1は、不
図示の駆動手段によって100mm/secの周速度で
図示矢印の方向に駆動される。また、感光ドラム1は、
直径40mmのアルミシリンダの外周面に有機感光体
(OPC)からなる光導電体を塗布して構成されるが、
前述OPCは、A−Si,CdS,Se等であってもよ
い。
【0008】次に、装置本体内の情報には、露光装置を
構成するレーザダイオード11、高速モータ12によっ
て回転駆動される多面鏡13,レンズ14および折り返
しミラー15が配置され、前述帯電ローラ3には、−7
00Vの直流電圧に交流周波数700HzでVp−p
(ピークツウピーク)1500Vの交流電圧が重畳さ
れ、略−700Vに均一に帯電される。
【0009】前述したレーザダイオード11にはマゼン
タの画像情報に従った、信号が入力されると光路16を
通って感光ドラム1に照射され、感光ドラム1は、レー
ザ光の照射された箇所は略−100Vになる。さらに感
光ドラム1が矢印方向に進むと現像カートリッジ4a,
4b,4c,4dによって可視化される。さらに、転写
行程を詳細に記述すると、感光ドラム1の画像と同期し
て転写紙カセット17内からピックアップローラ18に
よって転写紙が給紙され、転写ドラム10に吸着される
よう、この転写ドラム10は、直径156mmの金属シ
リンダ19に厚さ2mmの弾性層20を巻き付け、さら
に、その上層には厚さは100μmのPVDF21を巻
き付けて構成され、感光ドラム1と略同速で矢印方向に
回転する同弾性層は、イノアック社製の発泡ウレタンを
使用した。
【0010】この転写ドラム10へ前述の転写紙が供給
されるとグリッパ22によって、転写紙(不図示)が保
持され、感光ドラム1上のトナー像は、不図示の高圧電
源によって感光ドラム1と転写ドラム10間の電圧によ
って、転写紙(不図示)上に転写される。同時に転写紙
(不図示)への電荷注入により、転写ドラム10へ吸着
される。必要に応じて吸着ローラ23間に電圧を印加
し、あらかじめ吸着してもよい。
【0011】以上の行程をシアン色,イエロー色,黒色
についても同様な処理を行うことによって転写紙上には
複数色のトナー像が形成することができる。カラー画像
が形成された転写紙は、分離帯電器2および分離爪24
によって転写ドラム10から剥がされ、さらに、従来公
知の加熱,加圧の定着装置25によって溶融固着されカ
ラー画像が得られ、感光ドラム1上の転写紙に転写され
ずに残ったトナーは公知のファーブラシ28や、ブレー
ド手段等のクリーニング装置26によって清掃される。
前記転写紙に画像形成するのに先んじて、最適な画像濃
度を補正するために画像濃度制御を行う。画像濃度制御
は通常、本体電源投入後、一定時間経過後、感光ドラム
カートリッジ,現像カートリッジの交換時に行われる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では感光ドラムカートリッジ,現像ドラムカートリ
ッジをジャム処理や工場の組立時などで直前に装着され
ていたカートリッジを一度脱着し、再度装着するような
場合に濃度を補正するためのパラメータがほとんど同一
であるにもかかわらず、カートリッジの脱着を繰り返す
たび毎に濃度補正制御を行っており、濃度補正制御を行
う分だけ通常のプリント可能になるまでの時間(プリン
トファーストタイム)が長くなるとともに、消費電力な
どが非常に無駄であった。
【0013】本発明は、上記の問題点を解消するために
なされたもので、本発明に係る第1の発明〜第10の発
明の目的は、画像形成装置に装着されるプロセスカート
リッジに固有の識別情報等を記憶させ、該プロセスカー
トリッジの装着検知時に、既に装着が検知されている識
別情報との照合結果により画像調整プロセスの実行を制
御することにより、画像形成装置に装着されるプロセス
カートリッジを識別して不要の画像調整プロセスの実行
を制限し、速やかに画像形成プロセスに移行できるとと
もに、消費電力を節減できるプロセスカートリッジおよ
び画像形成装置および画像形成装置の画像調整制御方法
を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、画像形成装置に装着されて所定の画像形成プロセス
を実行するカートリッジにおいて、カートリッジを識別
する識別情報および所定の画像プロセス情報を記憶する
保持手段を有するものである。
【0015】本発明に係る第2の発明は、前記保持手段
は、不揮発メモリで構成したものである。
【0016】本発明に係る第3の発明は、カートリッジ
を識別する第1の識別情報および所定の画像プロセス情
報を記憶する第1の保持手段を有するプロセスカートリ
ッジと、画像形成装置に対する前記プロセスカートリッ
ジの装着状態を検知する検知手段と、前記画像形成装置
に装着された前記プロセスカートリッジの前記第1の保
持手段から読み出した第1の識別情報を第2の識別情報
として記憶する第2の保持手段と、前記検知手段が前記
プロセスカートリッジの装着を検知した場合に、前記第
1の保持手段に保持される第1の識別情報と前記第2の
保持手段に保持される第2の識別情報とを照合し、該照
合結果に基づいて前記プロセスカートリッジに対する所
定の画像調整プロセスの実行を制御する第1の制御手段
とを有するものである。
【0017】本発明に係る第4の発明は、前記第1の制
御手段は、前記第1の識別情報と前記第2の識別情報と
が一致する場合に、前記所定の画像調整プロセスの実行
を省略するものである。
【0018】本発明に係る第5の発明は、前記第1の制
御手段は、前記第1の識別情報と前記第2の識別情報と
が不一致の場合に、前記第1の保持手段から読み出した
第1の識別情報を前記第2の識別情報として前記第2の
表示手段に登録するものである。
【0019】本発明に係る第6の発明は、前記第1の制
御手段は、前記第1の識別情報と前記第2の識別情報と
が不一致の場合に、前記所定の画像調整プロセスを前記
第1の保持手段に記憶される前記所定の画像プロセス情
報に基づいて実行するものである。
【0020】本発明に係る第7の発明は、前記第1また
は第2の保持手段は、不揮発メモリであるものである。
【0021】本発明に係る第8の発明は、カートリッジ
を識別する第1の識別情報および所定の画像プロセス情
報を記憶する第1の保持手段を有する複数のプロセスカ
ートリッジと、画像形成装置に対する各プロセスカート
リッジの装着状態を検知する検知手段と、前記画像形成
装置に装着された各プロセスカートリッジの前記第1の
保持手段から読み出した第1の識別情報を第2の識別情
報として記憶する第2の保持手段と、検知手段がいずれ
かのプロセスカートリッジの装着を検知した場合に、検
知したプロセスカートリッジの前記第1の保持手段に保
持される第1の識別情報と前記第2の保持手段に保持さ
れる第2の識別情報とを照合し、該照合結果に基づいて
各プロセスカートリッジに対する所定の画像調整プロセ
スの実行を個別に制御する第2の制御手段とを有するも
のである。
【0022】本発明に係る第9の発明は、カートリッジ
を識別する第1の識別情報および所定の画像プロセス情
報を記憶する第1の保持手段を有するプロセスカートリ
ッジの画像形成装置に対する装着状態を検知する検知工
程と、前記プロセスカートリッジの装着を検知した場合
に、前記第1の保持手段に保持される第1の識別情報と
第2の保持手段に保持される第2の識別情報とを照合す
る照合工程と、該照合結果に基づいて前記プロセスカー
トリッジに対する所定の画像調整プロセスを制限する制
限工程と、該照合結果に基づいて前記プロセスカートリ
ッジに対する所定の画像調整プロセスを実行する調整工
程とを有するものである。
【0023】本発明に係る第10の発明は、前記照合結
果に基づいて前記画像形成装置に装着された前記プロセ
スカートリッジの前記第1の保持手段から読み出した第
1の識別情報を第2の保持手段に対して第2の識別情報
として登録する登録工程を有するものである。
【0024】
【発明の実施の形態】 〔第1実施形態〕図1は、本発明の第1実施形態を示す
画像形成装置を説明するブロック図であり、図7と同一
のものには同一の符号を付してある。
【0025】図において、36はプリンタエンジン制御
回路であり、ホストコンピュータ40,プリンタコント
ローラ39から出力された画像信号をもとに一連の電子
写真方式のプロセスによるプリント動作を行うべく、プ
リンタエンジンのシーケンス制御を行う。また、プリン
タエンジン制御回路36は内部に不揮発メモリ37を内
蔵しており、感光ドラムカートリッジ41の認識番号
(以下IDと記す)を記憶させておく。
【0026】41は感光ドラムカートリッジであり、感
光ドラム1,帯電ローラ3,廃トナーを収納するクリー
ニングボックス26、および当該感光ドラムカートリッ
ジ41のID,使用枚数,感度情報などを記憶させてお
く不揮発メモリ42を一体化し、本体装置より矢印Aに
示されるように着脱可能となっている。31は感光ドラ
ムカートリッジ装着センサ(センサ)であり、感光ドラ
ムカートリッジ41を装着しているかどうかを検出して
いる。
【0027】4は現像器であり、画像データをもとにレ
ーザ光16によって感光ドラム1上に形成された潜像
(不図示)を可視化するためのトナー(不図示)を内蔵
し、現像を行うためのものである。10は転写ドラムで
あり、プリント動作時には転写紙(不図示)を巻き付け
て現像化された画像を転写紙に転写を行い、画像濃度の
安定性をはかるために、画像濃度制御シーケンスにおい
てはプリンタエンジン制御回路36よりパッチパターン
発生回路33にコマンドが送出され、規定パッチを幾つ
か発生させて露光制御(発生)回路32によってレーザ
を発光させ感光ドラム1に潜像を形成させる。
【0028】また、プリンタエンジン制御回路36は現
像バイアス制御回路5を起動させ、現像バイアス発生回
路34により前記発生したパッチごとにバイアスを異な
らせ、前記パッチを可視画像にさせる。さらに、パッチ
画像43は転写ドラム10に直接転写させ、濃度センサ
29にて各パッチの濃度を計測し、最適な現像バイアス
を決定する。39はプリンタコントローラであり、ホス
トコンピュータ40からのデータをもとに画像データを
ビットマップデータに展開を行ったり、プリンタエンジ
ン制御回路36とコマンド,ステイタスのやり取りを行
ったりする。38は表示回路で、不図示の表示部を表示
制御する。
【0029】図2は、図1に示した感光ドラムカートリ
ッジ装着センサ31の構成を説明する図であり、(a)
はカートリッジ脱着時に対応し、(b)はカートリッジ
装着時に対応する。
【0030】この図に示すように、感光ドラムカートリ
ッジ装着センサ31は、可動ピン31a,バネ31b,
接点31c,31dで構成されている。
【0031】これにより、感光ドラムカートリッジ41
が脱着している場合は、図2の(a)に示すようにバネ
31bが伸びた状態となり、接点31c,31dは絶縁
された状態となる。
【0032】一方、感光ドラムカートリッジ41が装着
されている場合は、図2の(b)に示すように可動ピン
31aがバネ31bを縮ませて接点31c,31dは導
通した状態となる。プリンタエンジン制御回路36は接
点31c,31dが導通されたことを検知してカートリ
ッジの装着/脱着を検知可能に構成されている。
【0033】以下、本実施形態と第1〜第7の発明の各
手段との対応及びその作用について図1等を参照して説
明する。
【0034】第1の発明は、画像形成装置に装着されて
所定の画像形成プロセスを実行するカートリッジ(感光
ドラムカートリッジ41)において、保持手段(不揮発
メモリ42)がカートリッジを識別する識別情報および
所定の画像プロセス情報を記憶しているので、カートリ
ッジが画像形成装置に装着された場合に、画像形成装置
が識別情報を読み出してカートリッジを容易に識別する
ことができる。
【0035】第2の発明は、前記保持手段は、不揮発メ
モリ42で構成しているので、カートリッジを識別する
識別情報および所定の画像プロセス情報を廃棄されるま
で消失することなく保持することができる。
【0036】第3の発明は、カートリッジを識別する第
1の識別情報および所定の画像プロセス情報を記憶する
第1の保持手段(不揮発メモリ42)を有するプロセス
カートリッジ(感光ドラムカートリッジ41)と、画像
形成装置に対する前記プロセスカートリッジの装着状態
を検知する検知手段(感光ドラムカートリッジ装着セン
サ31)と、前記画像形成装置に装着された前記プロセ
スカートリッジの前記第1の保持手段から読み出した第
1の識別情報を第2の識別情報として記憶する第2の保
持手段(不揮発メモリ37)と、前記検知手段が前記プ
ロセスカートリッジの装着を検知した場合に、前記第1
の保持手段に保持される第1の識別情報と前記第2の保
持手段に保持される第2の識別情報とを照合し、該照合
結果に基づいて前記プロセスカートリッジに対する所定
の画像調整プロセスの実行を制御する第1の制御手段
(プリンタエンジン制御回路36)と有し、感光ドラム
カートリッジ装着センサ31がプロセスカートリッジが
画像形成装置に装着されたことを検知すると、プリンタ
エンジン制御回路36が不揮発メモリ42に保持される
第1の識別情報と不揮発メモリ37に保持される第2の
識別情報とを照合し、該照合結果に基づいて前記プロセ
スカートリッジ41に対する所定の画像調整プロセスの
実行を制御するので、装着されたプロセスカートリッジ
の装着/着脱が繰り返される事態が発生しても、カート
リッジが再装着されたものか新規装着されたものかを確
実に識別して適時に画像調整プロセスを実行させること
ができる。
【0037】第4の発明は、プリンタエンジン制御回路
36は、前記第1の識別情報と前記第2の識別情報とが
一致する場合に、前記所定の画像調整プロセスの実行を
省略するので、画像調整プロセスを実行することなく画
像形成待機状態に移行してプリントファーストタイムを
短縮することができる。
【0038】第5の発明は、プリンタエンジン制御回路
36は、前記第1の識別情報と前記第2の識別情報とが
不一致の場合に、前記第1の保持手段から読み出した第
1の識別情報を前記第2の識別情報として前記第2の表
示手段に登録するので、以後、カートリッジが着脱され
再装着される場合には、既に装着されたカートリッジで
あることを確実に識別することができる。
【0039】第6の発明は、プリンタエンジン制御回路
36は、前記第1の識別情報と前記第2の識別情報とが
不一致の場合に、前記所定の画像調整プロセスを前記第
1の保持手段に記憶される前記所定の画像プロセス情報
に基づいて実行するので、装着されたカートリッジが新
規装着されたものであると識別して、必要な画像調整プ
ロセスを実行させることができる。
【0040】第7の発明は、前記第1または第2の保持
手段は、不揮発メモリ37,42で構成したので、カー
トリッジを識別する第1の識別情報および所定の画像プ
ロセス情報を廃棄されるまで消失することなく保持する
ことができる。
【0041】図3は、本発明に係る画像形成装置の第1
の濃度調整処理手順の一例を示すフローチャートであ
る。なお、(1)〜(8)は各ステップを示す。
【0042】先ず、ステップ(1)にて感光ドラムカー
トリッジ41の装着を感光ドラムカートリッジ装着セン
サ31にて確認し、ステップ(2)でプリンタエンジン
制御回路36が感光ドラムカートリッジ装着センサ31
の出力に基づいて感光ドラムカートリッジ41が装着さ
れている状態かどうかを判定し、感光ドラムカートリッ
ジ41が装着されていなければ装着されるまで待機す
る。
【0043】一方、ステップ(2)で感光ドラムカート
リッジ41が装着されていると判定した場合には、不揮
発メモリ42にコマンドを出力し感光ドラムカートリッ
ジ41の識別情報(ID情報)を読み出す(3)。そし
て、プリンタエンジン制御回路36は、感光ドラムカー
トリッジ41が装着されているときに感光ドラムカート
リッジ41の不揮発メモリ42のID情報をプリンタエ
ンジン制御回路36内部にある不揮発性メモリ37に格
納しておき、感光ドラムカートリッジ41が脱着された
とき、感光ドラムカートリッジ41のID情報は保持さ
れてある。
【0044】次いで、ステップ(4)でプリンタエンジ
ン制御回路36の不揮発メモリ37に保持されたID情
報と感光ドラムカートリッジ41の不揮発メモリ42か
ら読み出されたID情報が一致しているかどうかを判定
し、一致していると判定した場合は、ステップ(5)に
進み濃度制御シーケンスを省略してプリントレディとす
る。
【0045】一方、ステップ(4)でID情報が一致し
ていないと判定した場合には、ステップ(6)で感光ド
ラムカートリッジ41より読み出されたID情報を新た
にプリンタエンジン制御回路36の不揮発メモリ37に
書き込む。次いで、ステップ(7)で濃度制御シーケン
スを行って、ステップ(8)で現像バイアスなどのパラ
メータを決定しプリントレディとしてプリントコマンド
の待機状態となって、処理を終了する。
【0046】以下、本実施形態と第9,第10の発明の
各工程との対応及びその作用について図3を参照して説
明する。
【0047】第9の発明は、カートリッジ(感光ドラム
カートリッジ41)を識別する第1の識別情報および所
定の画像プロセス情報を記憶する第1の保持手段(不揮
発メモリ42)を有するプロセスカートリッジの画像形
成装置に対する装着状態を検知する検知工程(図3のス
テップ(1),(2))と、前記プロセスカートリッジ
の装着を検知した場合に、前記不揮発メモリ42に保持
される第1の識別情報と不揮発メモリ37に保持される
第2の識別情報とを照合する照合工程(図3のステップ
(3),(4))と、該照合結果に基づいて前記プロセ
スカートリッジに対する所定の画像調整プロセスを制限
する制限工程(図3のステップ(4)からステップ
(5)の移行)と、該照合結果に基づいて前記プロセス
カートリッジに対する所定の画像調整プロセスを実行す
る調整工程(図3のステップ(7),(8))とをプリ
ンタエンジン制御回路36の図示しないCPUがROM
等のメモリ資源に記憶される制御プログラムを実行し
て、装着されたプロセスカートリッジの装着/着脱が繰
り返される事態が発生しても、カートリッジが再装着さ
れたものか新規装着されたものかを確実に識別して適時
に画像調整プロセスを実行させることができる。
【0048】第10の発明は、該照合結果に基づいて前
記画像形成装置に装着された前記プロセスカートリッジ
の前記第1の保持手段から読み出した第1の識別情報を
第2の保持手段に対して第2の識別情報として登録する
登録工程(図3のステップ(6))をプリンタエンジン
制御回路36の図示しないCPUがROM等のメモリ資
源に記憶される制御プログラムを実行して、以後同一の
カートリッジの着脱/装着が繰り返されても画像調整プ
ロセスを不要とするカートリッジであることを確実に識
別することができる。
【0049】これにより、感光ドラムカートリッジ41
が交換されたり、他の色の現像剤を収納している他の感
光ドラムカートリッジ41が頻繁に交換される事態が発
生しても、プリンタエンジン制御回路36の不揮発メモ
リ37に同一のID情報が保持されている場合には、当
該感光ドラムカートリッジ41を識別できるため、所定
の濃度制御,現像バイアスなどのパラメータを決定等の
処理の実行が制限され、速やかにプリントレディ状態に
移行することができる。
【0050】〔第2実施形態〕上記実施形態では、単色
の現像剤を収納する感光ドラムカートリッジ41を識別
して現像条件の設定等を制限する場合について説明した
が、カラーの現像を行うために複数のカートリッジを個
別交換可能な画像形成装置にも本発明を適用することが
できる。以下、その実施形態について説明する。
【0051】図4は、本発明の第2実施形態を示す画像
形成装置を説明するブロック図であり、図1と同一のも
のには同一の符号を付してある。
【0052】本実施形態では、図4に示すように現像器
が本体装置より脱着,装着可能な現像器カートリッジ4
4,45,46,47(現像器カートリッジA,B,
C,D)の各々内部に不揮発メモリ48,49,50,
51を内蔵するような構成となっており、各不揮発メモ
リ48,49,50,51には現像器カートリッジ各々
の認識番号等の識別情報(ID情報)が格納されてい
る。
【0053】プリンタエンジン制御回路36は各々の不
揮発メモリ48,49,50,51に各ID情報の読み
出しが可能となっている。現像器カートリッジ44,4
5,46,47が各々装着されたことを検知するセンサ
52,53,54,55が配置されている。
【0054】以下、本実施形態と第8の発明の各手段と
の対応及びその作用について図4を参照して説明する。
【0055】第8の発明は、カートリッジを識別する第
1の識別情報および所定の画像プロセス情報を記憶する
第1の保持手段を有する複数のプロセスカートリッジ
(現像器カートリッジ44,45,46,47)と、画
像形成装置に対する各プロセスカートリッジの装着状態
を検知する検知手段(センサ52,53,54,55)
と、前記画像形成装置に装着された各プロセスカートリ
ッジの前記第1の保持手段から読み出した第1の識別情
報を第2の識別情報として記憶する第2の保持手段(各
不揮発メモリ48,49,50,51)と、検知手段が
いずれかのプロセスカートリッジの装着を検知した場合
に、検知したプロセスカートリッジの前記第1の保持手
段に保持される第1の識別情報と前記第2の保持手段に
保持される第2の識別情報とを照合し、該照合結果に基
づいて各プロセスカートリッジに対する所定の画像調整
プロセスの実行を個別に制御する第2の制御手段(プリ
ンタエンジン制御回路36)とを有し、センサ52,5
3,54,55のいずれかがカートリッジを識別する第
1の識別情報および所定の画像プロセス情報を記憶する
各不揮発メモリ48,49,50,51を有する複数の
それぞれの現像器カートリッジ44,45,46,47
が画像形成装置に装着されたことを検知すると、プリン
タエンジン制御回路36が検知したプロセスカートリッ
ジの各不揮発メモリ48,49,50,51に保持され
る第1の識別情報と不揮発メモリ37に保持される第2
の識別情報とを照合し、該照合結果に基づいて各プロセ
スカートリッジに対する所定の画像調整プロセスの実行
を個別に制御するので、装着されたいずれかのプロセス
カートリッジの装着/着脱が繰り返される事態が発生し
ても、各カートリッジが再装着されたものか新規装着さ
れたものかを確実かつ、個別に識別して適時に必要な画
像調整プロセスのみを実行させることができる。
【0056】以下、図5,図6等を参照して本発明に係
る画像形成装置の第2の濃度調整処理について説明す
る。
【0057】図5,図6は、本発明に係る画像形成装置
の第2の濃度調整処理手順の一例を示すフローチャート
である。なお、(1)〜(22)は各ステップを示す。
【0058】先ず、ステップ(1)にて感光ドラムカー
トリッジ41の装着を感光ドラムカートリッジ装着セン
サ52〜55にて確認し、ステップ(2),(8),
(9),(10)で現像器カートリッジ44,45,4
6,47(現像器カートリッジA,B,C,D)が各々
装着されていると判別したら、プリンタエンジン制御回
路36は装着される以前の現像器カートリッジのID情
報をプリンタエンジン制御回路36内部の不揮発メモリ
37に保持しており、装着されたばかりの現像器カート
リッジのID情報と照合を各カートリッジ毎に行うた
め、ステップ(3),(11),(15),(19)
で、各現像器カートリッジ44,45,46,47の不
揮発メモリ48,49,50,51よりID情報を読み
出し、ステップ(4),(12),(16),(20)
において、それぞれ読み出したID情報とプリンタエン
ジン制御回路36の不揮発性メモリ37に保持されるI
D情報との照合を行いID情報が一致するかどうかを判
定し、一致していると判定した場合には、濃度制御シー
ケンスを省略して、ステップ(5)に移行してプリント
レディ状態となる。
【0059】一方、ステップ(4),(12),(1
6),(20)でID情報の照合の結果がそれぞれ異な
れば、ステップ(6),(13),(17),(21)
において、新しく装着された現像器カートリッジのID
情報を新たにプリンタエンジン制御回路36内部の不揮
発メモリ37に書き込み濃度制御シーケンスを行う。次
いで、ステップ(7),(14),(18),(22)
で現像バイアスなどのパラメータを決定し、ステップ
(5)へ移行してプリントレディとしてプリントコマン
ドの待機状態となって、処理を終了する。
【0060】これにより、一度に数種類のカートリッジ
を脱着後、再装着したときにIDが異なったときはID
が異なったカートリッジの色だけ濃度制御シーケンスを
行うので、所定の濃度制御,現像バイアスなどのパラメ
ータを決定等の処理の実行が制限され、速やかにプリン
トレディ状態に移行することができる。
【0061】また、上記実施形態では、カートリッジと
して感光ドラムカートリッジおよび現像器カートリッジ
について説明したが、その他のカートリッジに本発明を
適用してもよい。
【0062】なお、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適
用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置
にプログラムを供給することによって達成される場合に
も適用できることは言うまでもない。この場合、本発明
を達成するためのソフトウエアによって表されるプログ
ラムを格納した記憶媒体を該システムあるいは装置に読
み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本
発明の効果を享受することが可能となる。
【0063】さらに、本発明を達成するためのソフトウ
エアによって表されるプログラムをネットワーク上のデ
ータベースから通信プログラムによりダウンロードして
読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、
本発明の効果を享受することが可能となる。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第1
の発明によれば、画像形成装置に装着されて所定の画像
形成プロセスを実行するカートリッジにおいて、保持手
段がカートリッジを識別する識別情報および所定の画像
プロセス情報を記憶しているので、カートリッジが画像
形成装置に装着された場合に、画像形成装置が識別情報
を読み出してカートリッジを容易に識別することができ
る。
【0065】第2の発明は、前記保持手段は、不揮発メ
モリで構成しているので、カートリッジを識別する識別
情報および所定の画像プロセス情報を廃棄されるまで消
失することなく保持することができる。
【0066】第3の発明は、検知手段がカートリッジを
識別する第1の識別情報および所定の画像プロセス情報
を記憶する第1の保持手段を有するプロセスカートリッ
ジが画像形成装置に装着されたことを検知すると、第1
の制御手段が前記第1の保持手段に保持される第1の識
別情報と前記第2の保持手段に保持される第2の識別情
報とを照合し、該照合結果に基づいて前記プロセスカー
トリッジに対する所定の画像調整プロセスの実行を制御
するので、装着されたプロセスカートリッジの装着/着
脱が繰り返される事態が発生しても、カートリッジが再
装着されたものか新規装着されたものかを確実に識別し
て適時に画像調整プロセスを実行させることができる。
【0067】第4の発明は、前記第1の制御手段は、前
記第1の識別情報と前記第2の識別情報とが一致する場
合に、前記所定の画像調整プロセスの実行を省略するの
で、画像調整プロセスを実行することなく画像形成待機
状態に移行してプリントファーストタイムを短縮するこ
とができる。
【0068】第5の発明は、前記第1の制御手段は、前
記第1の識別情報と前記第2の識別情報とが不一致の場
合に、前記第1の保持手段から読み出した第1の識別情
報を前記第2の識別情報として前記第2の表示手段に登
録するので、以後、カートリッジが着脱され再装着され
る場合には、既に装着されたカートリッジであることを
確実に識別することができる。
【0069】第6の発明は、前記第1の制御手段は、前
記第1の識別情報と前記第2の識別情報とが不一致の場
合に、前記所定の画像調整プロセスを前記第1の保持手
段に記憶される前記所定の画像プロセス情報に基づいて
実行するので、装着されたカートリッジが新規装着され
たものであると識別して、必要な画像調整プロセスを実
行させることができる。
【0070】第7の発明は、前記第1または第2の保持
手段は、不揮発メモリで構成したので、カートリッジを
識別する第1の識別情報および所定の画像プロセス情報
を廃棄されるまで消失することなく保持することができ
る。
【0071】第8の発明は、検知手段がカートリッジを
識別する第1の識別情報および所定の画像プロセス情報
を記憶する第1の保持手段を有する複数のそれぞれのプ
ロセスカートリッジが画像形成装置に装着されたことを
検知すると、第2の制御手段が検知したプロセスカート
リッジの前記第1の保持手段に保持される第1の識別情
報と前記第2の保持手段に保持される第2の識別情報と
を照合し、該照合結果に基づいて各プロセスカートリッ
ジに対する所定の画像調整プロセスの実行を個別に制御
するので、装着されたいずれかのプロセスカートリッジ
の装着/着脱が繰り返される事態が発生しても、各カー
トリッジが再装着されたものか新規装着されたものかを
確実かつ、個別に識別して適時に必要な画像調整プロセ
スのみを実行させることができる。
【0072】第9の発明は、カートリッジを識別する第
1の識別情報および所定の画像プロセス情報を記憶する
第1の保持手段を有するプロセスカートリッジの画像形
成装置に対する装着状態を検知したら前記画像形成装置
に装着された前記プロセスカートリッジの第1の保持手
段に保持される第1の識別情報と前記第2の保持手段に
保持される第2の識別情報とを照合し、該照合結果に基
づいて前記プロセスカートリッジに対する所定の画像調
整プロセスを制限する制限工程と、該照合結果に基づい
て前記プロセスカートリッジに対する所定の画像調整プ
ロセスを実行するので、装着されたプロセスカートリッ
ジの装着/着脱が繰り返される事態が発生しても、カー
トリッジが再装着されたものか新規装着されたものかを
確実に識別して適時に画像調整プロセスを実行させるこ
とができる。
【0073】第10の発明によれば、前記照合結果に基
づいて前記第1の保持手段から読み出した第1の識別情
報を第2の保持手段に対して第2の識別情報として登録
するので、以後同一のカートリッジの着脱/装着が繰り
返されても画像調整プロセスを不要とするカートリッジ
であることを確実に識別することができる。
【0074】従って、画像形成装置に装着されるプロセ
スカートリッジを識別して不要の画像調整プロセスの実
行を制限し、速やかに画像形成プロセスに移行できると
ともに、消費電力を節減できる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す画像形成装置を説
明するブロック図である。
【図2】図1に示した感光ドラムカートリッジ装着セン
サの構成を説明する図である。
【図3】本発明に係る画像形成装置の第1の濃度調整処
理手順の一例を示すフローチャートである。
【図4】本発明の第2実施形態を示す画像形成装置を説
明するブロック図である。
【図5】本発明に係る画像形成装置の第2の濃度調整処
理手順の一例を示すフローチャートである。
【図6】本発明に係る画像形成装置の第2の濃度調整処
理手順の一例を示すフローチャートである。
【図7】この種のカラー画像形成装置の構成を説明する
概略断面図である。
【符号の説明】
31 感光ドラムカートリッジ装着センサ 36 プリンタエンジン制御回路 37 不揮発メモリ 41 感光ドラムカートリッジ 42 不揮発メモリ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成装置に装着されて所定の画像形
    成プロセスを実行するカートリッジにおいて、カートリ
    ッジを識別する識別情報および所定の画像プロセス情報
    を記憶する保持手段を有することを特徴とするプロセス
    カートリッジ。
  2. 【請求項2】 前記保持手段は、不揮発メモリであるこ
    とを特徴とする請求項1記載のプロセスカートリッジ。
  3. 【請求項3】 カートリッジを識別する第1の識別情報
    および所定の画像プロセス情報を記憶する第1の保持手
    段を有するプロセスカートリッジと、画像形成装置に対
    する前記プロセスカートリッジの装着状態を検知する検
    知手段と、前記画像形成装置に装着された前記プロセス
    カートリッジの前記第1の保持手段から読み出した第1
    の識別情報を第2の識別情報として記憶する第2の保持
    手段と、前記検知手段が前記プロセスカートリッジの装
    着を検知した場合に、前記第1の保持手段に保持される
    第1の識別情報と前記第2の保持手段に保持される第2
    の識別情報とを照合し、該照合結果に基づいて前記プロ
    セスカートリッジに対する所定の画像調整プロセスの実
    行を制御する第1の制御手段とを有することを特徴とす
    る画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の制御手段は、前記第1の識別
    情報と前記第2の識別情報とが一致する場合に、前記所
    定の画像調整プロセスの実行を省略することを特徴とす
    る請求項3記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記第1の制御手段は、前記第1の識別
    情報と前記第2の識別情報とが不一致の場合に、前記第
    1の保持手段から読み出した第1の識別情報を前記第2
    の識別情報として前記第2の表示手段に登録することを
    特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記第1の制御手段は、前記第1の識別
    情報と前記第2の識別情報とが不一致の場合に、前記所
    定の画像調整プロセスを前記第1の保持手段に記憶され
    る前記所定の画像プロセス情報に基づいて実行すること
    を特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記第1または第2の保持手段は、不揮
    発メモリであることを特徴とする請求項3記載の画像形
    成装置。
  8. 【請求項8】 カートリッジを識別する第1の識別情報
    および所定の画像プロセス情報を記憶する第1の保持手
    段を有する複数のプロセスカートリッジと、画像形成装
    置に対する各プロセスカートリッジの装着状態を検知す
    る検知手段と、前記画像形成装置に装着された各プロセ
    スカートリッジの前記第1の保持手段から読み出した第
    1の識別情報を第2の識別情報として記憶する第2の保
    持手段と、検知手段がいずれかのプロセスカートリッジ
    の装着を検知した場合に、検知したプロセスカートリッ
    ジの前記第1の保持手段に保持される第1の識別情報と
    前記第2の保持手段に保持される第2の識別情報とを照
    合し、該照合結果に基づいて各プロセスカートリッジに
    対する所定の画像調整プロセスの実行を個別に制御する
    第2の制御手段とを有することを特徴とする画像形成装
    置。
  9. 【請求項9】 カートリッジを識別する第1の識別情報
    および所定の画像プロセス情報を記憶する第1の保持手
    段を有するプロセスカートリッジの画像形成装置に対す
    る装着状態を検知する検知工程と、前記プロセスカート
    リッジの装着を検知した場合に、前記第1の保持手段に
    保持される第1の識別情報と第2の保持手段に保持され
    る第2の識別情報とを照合する照合工程と、該照合結果
    に基づいて前記プロセスカートリッジに対する所定の画
    像調整プロセスを制限する制限工程と、該照合結果に基
    づいて前記プロセスカートリッジに対する所定の画像調
    整プロセスを実行する調整工程とを有することを特徴と
    する画像形成装置の画像調整制御方法。
  10. 【請求項10】 該照合結果に基づいて前記画像形成装
    置に装着された前記プロセスカートリッジの前記第1の
    保持手段から読み出した第1の識別情報を第2の保持手
    段に対して第2の識別情報として登録する登録工程を有
    することを特徴とする請求項9記載の画像形成装置の画
    像調整制御方法。
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