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JPH0396320A - シート加熱装置 - Google Patents

シート加熱装置

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Publication number
JPH0396320A
JPH0396320A JP23407689A JP23407689A JPH0396320A JP H0396320 A JPH0396320 A JP H0396320A JP 23407689 A JP23407689 A JP 23407689A JP 23407689 A JP23407689 A JP 23407689A JP H0396320 A JPH0396320 A JP H0396320A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
heating
pores
range
fine holes
Prior art date
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Granted
Application number
JP23407689A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2803213B2 (ja
Inventor
Masayuki Shibata
雅之 柴田
Isao Yoshimura
功 吉村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication of JPH0396320A publication Critical patent/JPH0396320A/ja
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  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野】 本発明は、熱可塑性材料のシートを塑性加工のために加
熱する装置に関する。 (従来の技術】 熱可塑性材料のシートを、代表的には真空戊形のために
加熱可塑化する手段としては、赤外線ランプや電気ヒー
タなと種々あるが、対象や実施場面によっては、「熱盤
」とよばれる平板状の加熱装置に接触させる方法が好ま
しいことがある。 たとえば、射出戒形と同時に絵付けを行なう場合の化粧
シートまたは転写シートを、射出金型に入れるに先立っ
て真空或形により予備或形するような場合がそうである
。 このような目的で使用する熱盤は、通常は金属製の板の
裏面に電気ヒータなどの加熱源を置いたものであって、
シートが然盤に密着して全体が均一に加熱されるよう、
表面に多数の細孔を設け、この細孔を通して減圧吸引す
るように構或したものが用いられるようになった。 このタイプの熱盤においては、吸引によりシートが表面
に密着したとき、空気が残る部分があると、加熱が均一
にできず差し支える。 といって、サイクルは迅速にで
きないと生産性が低い。 また、細孔の存在が、その跡
を真空或形後の成形品にまで残すことは好ましくない。  従来の熱盤は、こうした点が十分満足できるレベルに
は至っていない。 [発明が解決しようとする課題】 本発明の目的は、上記したような問題を解消し、熱可塑
性材料のシートを加熱可塑化する装置において、迅速に
減圧吸収しても空気が残ることなくシートが表面に密着
して均一な加熱を行なうことができ、しかも吸引用の細
孔の跡が真空或形品に実質上残らないような装置を提供
することにある。 [課題を解決するための手段】 本発明のシート加熱装置は、図面に示すように、ほぼ平
面状の表面(1)を有し、内部に加熱源(3)をそなえ
るとともに表面に多数の細孔(2)を形成してあり、こ
の細孔を通して減圧吸引することにより熱可塑性材料の
シートを上記表面に密接させて保持し、その間に上記加
熱源から熱を与えてシートを可塑化する装置において、
上記細孔を0.1〜2.5涸/CIAの密度で設け、か
つ上記表面のアラサを平均20〜800μ机、好ましく
は20〜200μ社の範囲に調節したことを特徴とする
。 図において符号(4)は、減圧吸引のためのエアランナ
ーである。 上記細孔は、その直径to.3〜0.6mの範囲に形成
することが好ましい。
【作 用】
熱可塑性材料のシートを減圧吸引により熱盤上に密接さ
せるときに、間に空気が残らない条件を求めて研究した
結果、発明者らは、吸引する細孔の分布と熱盤表面のア
ラサを適切にえらぶべきことを見出した。 すなわち、
細孔は表面の1 crAあたり少なくとも0.1個、好
ましくは1個内外存在させることにより、シートとの間
に空気が残るおそれが小さくなる。 熱盤表面が鏡面であるとシートとの間に空気が閉じ込め
られやすく、シートが十分加熱ざれない部分ができるの
に対し、粗面であれば、凹凸により与えられる流路を通
じて空気が流通するため、空気が閉じ込められる心配が
ない。 この効果を確保するには、表面のアラサが20
μm以上あればよいことがわかった。 アラサが過大に
なると、シートと熱盤表面が完全に密着せず熱伝導度が
場所により異なって、シート温度が均一に高まらなくな
るとか、シートが然盤表面の凹凸に従って成形ざれてし
まい、後の真空或形に支障を来たすことがある。 もち
ろん、熱盤の凹凸がシートに転写されては困る場合も少
なくない。 これらの点を考慮して、アラサの上限を800μ罷とし
た。 射出給付成形に用いる化粧シートの厚さは通常2
5〜500μ卯であり、この厚さのシートを加熱するに
は、アラサ200μ卯までが好適である。 20〜so
oumの範囲の凹凸は、金属板に対して、ヘアライン加
工、サンドブラスト、あるいはエッチングなどの加工を
施することによって形成できる。 一方、吸引し加熱可塑化したシートに細孔の跡を残さな
いためには、孔の数は少ない方がよい。 2.5個/ctAの上限は、この観点から設けた。 細孔の径は、小さい方が戊形品に残った跡が目立たない
が、迅速な吸引密着を実現するためには空気の通りやす
い方がよいから、適当な範囲として上記直径0.3〜0
.6mをえらんだ。 (実施例】 SUS304ステンレス鋼の板にサンドブラスト加工を
施して、平均アラサが100μ仇、最大で200μ卯の
粗面に加工した。 これに、直径0.4mの孔を上下、
左右とも10mピッチで千鳥状配列で設け、図面に示す
構造の、エアランナーをそなえ電気ヒータを組み込んだ
熱盤を製作した。 熱盤のサイズは29cmX20cm
で、縦横とも縁から10mのところから孔がはじまるか
ら、孔のある部分の面積は2 8cmX 1 9cm=
 5 3 2crA、孔の数は1行28個のもの19列
と1行27個のもの18列の合計で1018個となり、
密度は1.91個/ctitである。 この熱盤を、特公昭50−19132号に記戟の絵付、
合或樹脂或形品の製造方法で代表される、躬出成形と同
時に絵付けを行なう戒形品製造に使用した。 すなわち
、絵付けのための化粧シートを射出或形金型キャビティ
を利用して、真空戒形により予備成形するに当り、巻取
ロールから繰り出した化粧シートをこの熱盤に吸引し、
加熱して可塑化させながら開いた躬出或形金型のキャビ
ティ側の上に、熱盤ごと移動することにより移行させ、
キヤビティ側を真空吸引したのちに熱盤側から空気圧を
加え、真空成形を行なって熱盤を引き上げ、割出成形金
型を閉じ、射出成形を行なうというサイクルである。 [発明の効果】 本発明の加熱装置は、熱可塑性材料のシートに対して真
空戒形などの塑性加工をするために加熱する場合に使用
して、減圧吸引したときに熱盤とシートとの間に空気が
残ることなく密着し、均一な加熱を迅速に行なうことが
できる。 しかも可塑化されたシートの方に吸引孔や熱
盤表面の凹凸が転写されず、美麗な戒形品を与える。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明のシート加熱装置の構造を示すものであっ
て、第1図は一部を切り欠いて内部を示した平面図であ
り、第2図は第1図A−A断面図、第3図は第2図の一
部を拡大して詳細を示した図である。 1・・・表面 2・・・細孔 3・・・加熱源 4・・・エアランナー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ほぼ平面状の表面を有し、内部に加熱源をそなえ
    るとともに表面に多数の細孔を形成してあり、この細孔
    を通して減圧吸引することにより熱可塑性材料のシート
    を上記表面に密接させて保持し、その間に上記加熱源か
    ら熱を与えてシートを可塑化する装置において、上記細
    孔を0.1〜2.5個/cm^2の密度で設け、かつ上
    記表面のアラサを平均20〜800μmの範囲に調節し
    たことを特徴とするシート加熱装置。
  2. (2)上記細孔の直径を0.3〜0.6mmの範囲に形
    成した請求項1のシート加熱装置。
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