JPH0395038A

JPH0395038A - 給紙トレイ

Info

Publication number: JPH0395038A
Application number: JP23208189A
Authority: JP
Inventors: Toshiyuki Yamamoto; 寿之山本
Original assignee: Alps Electric Co Ltd
Current assignee: Alps Alpine Co Ltd
Priority date: 1989-09-07
Filing date: 1989-09-07
Publication date: 1991-04-19

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は給紙トレイに係り、特に内部に複数枚の用紙を
収容し、プリンタ等の内部の給紙ローラにより前記用紙
を所定の印字位置に供給させるための給紙トレイに関す
る。

〔従来の技術〕

一般に、プリンタや複写機等において、所望の印字を行
なうための用紙を供給する場合は、複数枚の用紙が収容
された給紙トレイを前記プリンタ等に装着し５、この給
紙トレイの用紙を１枚ずつ給紙ローラにより取出し、所
定の印字位置に供給するようになっている。

第２図は従来の一般的なプリンタを示したもので、箱型
のケース１の内部にはｌ平板状のプラテン２が配設され
ており、前記ケース１の内部の前記プラテン２の近傍に
は、キャリッジ３が前記プラテン２に沿って往復動自在
に配設されている。

前記キャリッジ３の前端部には、前記プラテン２に対向
するように印字ヘッド４が搭戟されており、この印字ヘ
ッド４は、前記プラテン２に対して接離自在に形或され
ている。さらに、前記ケース１には、用紙間口５が形成
されており、この間口５には、複数枚の用紙６が収容さ
れた給紙トレイ７が装着されている。前記給紙トレイ７
の先端部に対応する位四には、給紙ローラ８が回転自在
に配設されており、この給紙ローラ８の近傍には、前記
用紙６を前記プラテン２と印字ヘッド４との間に案内す
る用紙ガイド９が配設されている。さらに、前記プラテ
ン２の上方には、排紙ローラ１０が回転自在に配設され
ており、前記排紙ローラ１０には、この排紙ローラとの
間に印字後の用紙６を挟持する小径の圧接ローラ１１が
圧接されている。

前記従来のプリンタにおいては、前記給紙トレイ７を前
記ケース１の用紙開口５に装着した状態で、給紙ローラ
８を回転駆動させることにより、前記給紙トレイ７の用
紙６を１枚ずつ取出し、この用紙６を前記用紙ガイド９
を介して前記プラテン２と印字ヘッド４との間に搬送す
る。そして、前記印字ヘッド４を図示しないインクリボ
ンを介して用紙６に所定圧力で圧接させ、前記キャリッ
ジ３を駆動しながら、前記印字ヘッド４を所定の印字信
弓に阜づいて駆動することにより、前記用紙６上に所望
の印字を行なうものである。そして、印字が進んで、印
字後の用紙６が、前記排紙ローラ１０の圧接ローラ１１
との間に挿入されると、前記排ｍ　ｏ−ラ１０により、
前記用紙６が上方に搬送ざれ、前記ケース１の上面から
外部に排出さ切る・また、前・記給紙トレイ７に収容された用紙以外の用紙
６に印字を行ないたい場合は、前記給紙トレイ７の上面
からその用紙６を手差し挿入し、この用紙６の先端部を
前記給紙ローラ８に当接さ往ることにより、この手差し
用１６を前記給紙ローラ８により搬送して前記動作と同
様に印字を行なうようになっている。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかし、前記従来の給紙トレイ７においては、手差し用
紙６により印字を行なう場合、前記用紙６が大きい場合
は問題ないが、前記給紙口ーラ８がケースの奥に配置さ
れているため、前記用紙６が例えば、はがきあるいは封
筒等のように長さ寸法の短い用紙６の場合は、前記手差
し用紙６を前記給紙ローラ８部分まで挿入させることが
できず、手差し用紙６を適正に供給させることができず
、手差し用紙６への適正な印字を行なうことができない
という問題を有している。

本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、長さ
寸法の短い用紙であっても適正に手差しにより供給する
ことのできる給紙トレイを提供することを目的とするも
のである。

〔課題を解決するための手段〕

前記目的を達成するため本発明に係る給紙トレイは、内
部に複数枚の用紙が収容されるとともに、プリンタ等の
内部に配設された給紙ローラにより前記用紙を１枚ずつ
プリンタ内部の印字部分に供給させるための給紙トレイ
において、給紙トレイの上面に手差し用紙案内板を取付
け、この手差し用紙案内板の上面に手差し用紙の端部を
保持する用紙保持板を給紙トレイの前後方向に摺動自在
に配設し、前記用紙保持板に前記用紙保持板を摺朔操作
する挿入レバーを取付けたことをその特徴とするもので
ある。また、挿入レバーを用紙保持板より取出したり、
収納したりできるように取付けている。

〔作　用〕

本発明によれば、手差し給紙を行なう場合は、手差し用
紙を用紙保持板の上面に戟置し、前記挿入レバーを押込
むことにより、前記用紙保持板を手差し用紙案内板に沿
って移動させ、これにより、用紙をプリンタ等の給紙口
ーラ部分に挿入するものである。また、挿入レバーが取
出し、収納自在のものにおいては、使用時に挿入レバー
を用紙保持板より取出し、その他の時には収納しておく
。

したがって、長さ寸法の短い用紙でも確実に給紙を行な
うことができるものである。

〔実施例〕

以下、本允明の実施例を第１図を参照して説明する。

第１図は本発明の一実施例を示したもので、給紙トレイ
７の上面には、手差し用紙案内板１２が取付けられてお
り、この手差し用紙案内板１２の両側部には、断面形状
コ字状を有するようにガイドフランジ１３が形威されて
いる。この手差し用紙案内板１２の上面には、この手差
し用紙案内板１２の幅方向に延びる用紙保持板１４が前
記ガイドフランジ１３に案内されて前後方向に摺動自在
に配設されており、前記用紙保持板１４には、その幅方
向に延びるガイド満１５が形感されている。

前記用紙保持板１４の上面には、ほぼＬ字状を有する１
対の用紙幅保持部材１６が前記ガイド溝１５に沿って前
記用紙保持板１４の幅方向に移動自在に配設されており
、さらに、前記用紙保持板１４の上面の後方側ほぼ中央
部には、挿入レバー１７が取付けられている。なお、本
実施例においては、挿入レバー１７は、装置全体として
の小型化を図るため、同図実線の収納状態と、同図破線
の取出し状態との間を回動自在に取付けられている。

次に、本実施例の作用について説明する。

まず、内部に図示しない用紙が収容された給紙トレイ７
をプリンタに装着し、図示しない給紙ローラを回転駆動
させることにより、前記給紙トレイ７の用紙を１枚ずつ
取出し、この用紙をプラテンと印字ヘッドとの間に搬送
して所望の印字を行なうものである。

また、手差し給紙を行なう場合は、第１図の収納状態か
ら前記挿入レバー１７を回動させることにより、第１図
に破線で示すように、この仲入レバー１７の先端部を前
記用紙保持板１４の後方に突出させておく。そして、前
記用組保持板１４の用紙幅保持部材１６を前記ガイド溝
１５に沿って移動させることにより、手差し印字を行な
いたい用紙の幅に応じて調整する。

次に、前記手差し用紙を前記用紙保持板１４の上面であ
って前記各用紙幅保持部材１６の間に載置し、前記挿入
レバー１７を押込むことにより、前記用紙保持板１４を
ガイドフランジ１３に沿って移動させ、前記手差し用紙
を給紙トレイ７の上面に沿って移動させる。これにより
、前記用紙は、給紙ローラ部分に挿入され、給紙ローラ
を回転駆動することにより、前記用紙を搬送して所望の
印字を行なうようになっている。

したがって、本実施例においては、前記挿入レバー１７
を押込みｉ）ａ記用紙保持板１４を移動させることによ
り、手差し用紙を給紙トレイ７の先端部分に挿入させる
ことができるので、長さ寸法の短い用紙であっても確実
に給紙を行なうことができ、手差し用紙への適正な印字
を行なうことができる。

この挿入レバーは、装置全体が小型のものである場合な
どレバーの取付けによってスペース的な問題が生じない
ようなものであれば、保持板１４に固定して取付けたま
まで特に収納可能としなくても差支えない。

なお、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、
必要に応じて種々変更することができるものである。

〔発明の効果〕

以上述べたように本発明に係る給紙トレイは、給紙トレ
イの上面の手差し用紙案内板の上面に挿入レバーが取付
けられた用紙保持板を配設し、この用紙保持板上に手差
し用紙をｔｉした状態で、挿入レバーを押込み前記用紙
保持板を移動させ゛ることにより、手差し用紙を給紙ト
レイの先端部分に挿入させるようにしたので、長さ寸法
の短い用紙であっても確実に給紙を行なうことができ、
手差し用紙への適正な印字を行なうことができる等の効
果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る給紙トレイの一実施例を示す斜視
図、第２図は従来の一般的なプリンタを示す概略構戒図
である。７・・・給紙トレイ、１２・・・手差し用紙案内板、１
３・・・ガイドフランジ、１４・・・用紙保持板、１５
・・・ガイド溝、１６・・・用紙幅保持部材、１７・・
・挿入レバー

Claims

【特許請求の範囲】１）内部に複数枚の用紙が収容されるとともに、プリン
タ等の内部に配設された給紙ローラにより前記用紙を１
枚ずつプリンタ内部の印字部分に供給させるための給紙
トレイにおいて、給紙トレイの上面に手差し用紙案内板
を取付け、この手差し用紙案内板の上面に手差し用紙の
端部を保持する用紙保持板を給紙トレイの前後方向に摺
動自在に配設し、前記用紙保持板に前記用紙保持板を摺
動操作する挿入レバーを取付けたことを特徴とする給紙
トレイ。２）挿入レバーは、用紙保持板より取出し、収納自在に
取付けられている請求項第１項記載の給紙トレイ。