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JPH0385205A - 袋詰品を箱詰めする方法および装置 - Google Patents

袋詰品を箱詰めする方法および装置

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Publication number
JPH0385205A
JPH0385205A JP9756090A JP9756090A JPH0385205A JP H0385205 A JPH0385205 A JP H0385205A JP 9756090 A JP9756090 A JP 9756090A JP 9756090 A JP9756090 A JP 9756090A JP H0385205 A JPH0385205 A JP H0385205A
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JP
Japan
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bagged
case
articles
products
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Pending
Application number
JP9756090A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiichi Akaho
赤穂 成一
Shuzo Takeuchi
竹内 修造
Kazuyoshi Fujio
藤尾 和喜
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MATSUSHIMA DENKI SEISAKUSHO KK
SSA Packaging Engineering and Consultant Pty Ltd
Original Assignee
MATSUSHIMA DENKI SEISAKUSHO KK
SSA Packaging Engineering and Consultant Pty Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MATSUSHIMA DENKI SEISAKUSHO KK, SSA Packaging Engineering and Consultant Pty Ltd filed Critical MATSUSHIMA DENKI SEISAKUSHO KK
Priority to EP90305349A priority Critical patent/EP0398726A1/en
Priority to US07/524,742 priority patent/US5044143A/en
Priority to AU55193/90A priority patent/AU625942B2/en
Publication of JPH0385205A publication Critical patent/JPH0385205A/ja
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  • Container Filling Or Packaging Operations (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、袋詰めされた商品を箱詰めする方法と装置に
関し、更に詳しくは、例えばスナック菓子などを袋詰め
した商品、すなわち、軟包装品(以下、これを袋詰品と
いう)を、部分的に互いに重ね合せた状態に整列させつ
つ箱詰めする方法ならびに装置に関する。
[従来技術とその問題点] 上記のような袋詰品を輸送、保管または取引するに際し
ては、それら袋詰品を所定数量まとめて段ボール箱等の
外装箱に収納する必要がある。従来から袋詰品を段ボー
ル箱等に箱詰めすることは広く行われているが、当該袋
詰品が前記のような軟包装品である場合には、次のよう
な問題点が残されているので、商品保護という観点から
見て未だ満足すべき方法および装置は、開発されていな
いというのが現状である。
すなわち、ポテトチップス、ポツプコーン、コーンスナ
ックなどのスナック菓子は、一般に、易破損性、吸湿性
、香味飛散性などの性質を有しているので、これらスナ
ック菓子を包装、梱包するに当っては、多くの問題があ
る。とりわけ、易破損性という面で問題が多かった。す
なわち、前記のスナック菓子は、一般に形状が不揃いで
、凹凸が激しく、表面積も大きいので、製品が工場から
出荷されてから各種の流通経路を経て消費者の手元に届
くまでの間に破損し、商品価値が著しく低下するという
トラブルが生じ易い。このようなトラブルの発生を未然
に防止するため、製品を袋詰めする際に、製品と共に袋
の中に所定量の空気または窒素ガス等を封入するという
方法がとられている。しかし、袋の中に製品と共に空気
またはガスを封入し、風船のように袋を膨らませた状態
で箱詰めするとなると、その袋を一部重ね合せながらの
作業は、人手による以外に実施しようがなかった。また
、前記のように含気包装またはガス包装された製品は、
袋詰後に、当該製品の温度が下がって来ると、それにつ
れて袋が次第に収縮して、嵩が小さくなってくる。さら
にまた、袋の中に封入された空気またはガスは、袋それ
自体の密封性、シール性などの影響如何にもよるが、流
通過程で次第に抜けてゆくのを避けることができない。
これらの事情からしても一旦箱詰めされた後に、箱内に
おいて袋の嵩が次第にしぼみ、当初は密に詰め込まれた
袋詰品も、時間の経過と共に箱内でスカスカの状態にな
ってしまうことが往々にして生じていた。
ところで、袋詰品を自動的に箱詰めする装置それ自体は
、従来からも知られており、例えば日本国特開昭59−
134105号公報または同60−23105号公報に
開示されている。しかし、前者の装置は、ベルトコンベ
ヤを介して袋詰品相互をその一部が重なり合うように箱
内に一個づつ入れ込んでゆく方式であるから、多数個を
一挙に処理するという面では効率があがらず、高速処理
には不適であった。
また、前記装置は、茹うどん、そばなどの比較的重量の
ある袋詰品を箱詰めする装置として開発されたもので、
前記のような軟包装品を箱詰めする装置には適していな
い。それは、軟包装品は軽量であるため、定位置に落と
し込もうとしても、空気抵抗等によって浮上がり傾向と
なるため位置ズレが生じてしまうからである。
一方、後者の装置は、バキュームパッドを具えた駆動ア
ームを用いて、搬送コンベヤを介して供給されてきた袋
詰品を該アームで吸着保持したまま箱の上面に移載し、
ついで該パッドの吸着状態を解除して袋詰品を箱内に落
とし込む方式である。
この方式においては、落し込みに当って袋詰品の端部が
箱の上縁に引っ掛かると、品物が斜めに落ち込んでしま
うために、箱そのものを比較的大きめに設定しておかな
くてはならない。したがって、袋詰品を箱内に収納した
後にあっても、袋詰品相互の間に隙間が生じてしまって
いたという不具合が生じていた。
か\る実情から、前記袋詰品が箱内に収納された後に、
袋そのものが収縮した場合にあっても、袋詰品相互の間
に隙間ができないようにするためには、最初から箱内に
袋詰品をできるだけタイトに詰め込む必要があったが、
従来機械装置ではそのように詰め込むことができず、や
むをえず人手に頼って箱詰めする以外になかった。
なお、最近においては、いわゆるロボットなどのアクチ
ュエータを用い、このアクチュエータに吸着パッドを取
り付けて、ベルトコンベヤで送られてきた袋詰品の複数
個を前記吸着パッドでつかみあげてから、これを−旦、
側方に旋回させるか、或いは水平に移動させた上で、今
度は、前記アクチュエータを下降させて前記袋詰品を外
装ケース内に収納させるようにした方法も提案されてい
る。
しかし、この方法は、アクチュエータそのものに対して
、袋詰品の吊り上げ、吊り下げ、および旋回というを断
続的に3つの動作をおこなわせる必要があるので、作業
速度が極めて遅く、したかつ作業効率が悪いという不都
合があった。
[問題点を解決するための手段] ここにおいて本発明は、前記のような軟包装品(袋詰品
)を段ボールケースのような外装箱内に箱詰めするに当
って、当初から前記袋詰品をその一部が互いに重なり合
うように整列させ、かつ外装箱内に収納するに際しては
、一部がオーバーラツプした状態で水平方向に整列させ
られた複数個の袋詰品を、押込板を介して上から押え込
むようにして強制的に箱内に入れ込み、さらに箱内にお
いては、昇降自在の支持プレートを待機させて、上方か
ら押入された袋詰品を下から支承しつつ袋詰品を箱内に
向って静かに受は入れるようにして、落下時の衝撃を与
えないようにしたものである。
また、本発明にあっては、互いにオーバーラツプした状
態で水平方向に整列させられた複数個の袋詰品を、昇降
ならびに水平移動可能な吸着パッドを介して直接把持さ
せ、把持させたまま開口状態にある箱内に直接入れ込み
、その際、箱内の載置面に近付けた状態で吸着パッドの
吸着状態を解除するようにした装置を包含し、それによ
って前述のような昇降自在の支持プレートを使用せずと
も済むようにしたものである。上記のようにして、前記
袋詰品を箱内に収納する際、たとえ当該袋詰品の縁が箱
の上縁に接触しても、それに影響を受けずに、整然と袋
詰品を箱内に収納させることができるようにしたもので
ある。
すなわち、本発明における袋詰品の箱詰め方法は、まず
、当該袋詰品を進行方向に対して複数列になるように整
列させた上で、それらを吸盤により同時に吸着させると
同時に、当該袋詰品が若干傾くように吸着させつつ中央
部に向って収斂させて、それらの互いに隣り合った袋詰
品を相互に一部オーバーラップさせながら、これを外装
箱の上面にまで搬送させた後に、このものを箱内に収納
させるようにしたものである。
さらにまた、本発明においては、単列で移送されて来た
袋詰品を、移送途中において複数列に並べ変える方法な
らびに装置を含み、また、上記のようにして箱詰めした
後の外装箱をのり付は対面する方法および装置を提供す
るようにしたものである。
上記のように、本発明における第一の目的は、含気包装
またはガス包装の如き袋詰による軟包装品を、外装箱内
においてその一部が重なり合うようにタイトに詰め込む
ことができるようにした点にある。第二の目的は、箱内
に収納された後の袋詰品が、気体の漏洩により次第にし
ぼんで嵩が小さくなった場合でも、袋詰品相互が密に寄
り集まった状態を維持させ、袋詰品相互に隙間が生じな
いようにした点にある。第三の目的は、前記のよう状態
の下で箱詰めを可能としながら、しかも従来の機械装置
よりも高速に稼動させて、短時間のうちに多量の袋詰品
を外装箱内に詰め込むことができるように意図した点に
ある。
[実施態様] 以下、添付図面に基づいて、本発明の実施例を具体的に
説明する。第1A〜1B図は、袋詰品の一例を示し、ガ
スバリヤ−性の高い材料、例えばアルミ蒸着を施したプ
ラスチックフィルムを用いて製造した柔軟性に富んだ袋
1の内部に、スナック菓子2を詰め、かつ袋詰めに当っ
ては該袋の中に空気3を同時に封入した状態を示す。こ
の袋1の長さを1とし、かつこのものを外装箱に収納す
る際の外装ケースである段ボール箱の長さをLとする。
本発明においてはこのケース4の中に、例として3個の
袋詰品Sを水平方向に並べ、かつそれらが互いに若干型
なり合うようにした状態で入れ込み、かつこれらが第2
A図に示すように、上下方向に多段に積み重ねるように
して収納させる。
ちなみに、前記従来型の装置にあっては、第2B図に示
すように、ケース内において袋詰品Sが互いに隙間があ
いた状態(スカスカの状態)で収納されるか、或いは第
2C図に示すように、袋詰品をケース内に落とし込む際
、ケースの上縁部に袋詰品の端が接触して該袋が乱れて
しまうという不具合があった。このように、袋詰品をケ
ース内に水平3個詰めのとする場合、該ケースと袋詰品
の寸法関係は、従来型にあっては、L’ >3fとなっ
てしまうのを、本発明によって、これをしく31の関係
に保たせることができるようにしたものである。
したがって本発明によれば、袋詰品を詰め込む箱それ自
体の寸法を従来型に比較して小型にすることができる。
換言すれば、第2A図の箱は、第2B図の箱よりも展開
状態の寸法において小さくすることができるから、それ
だけ、材料のコストを安くすることができる。
第3A〜3B図は、本発明の方法ならびにこの方法を実
施する場合の装置を概括的に説明するための略図であっ
て、まず全体構成を述べると、−例としてベルトコンベ
ヤ(lを介して一列で供給されて来た袋詰品(以下、物
品Sともいう)を、符号t2で示す複列化装置に導いて
単列のものを3列に並べかえ、次いでそれを次段の集約
装置t3に導入し、ここで前記複数列の物品を寄せ集め
て、それら物品の一部が互いにオーバーラツプするよう
なす。前記集約装置の物品排出端には、第3A〜3B図
には示されていない物品落し込み装置14(第7A〜7
D図および第8A〜8E図参照)が配設されており、こ
の装置14によって横並びにオーバーラツプさせた物品
を上から押え込みながら外装ケースである段ボールケー
ス4内に対し強制的に収納させるようになす。後記のよ
うに、前記外装ケース内には、収納物品を下面側から支
える支持プレートが待機しており、しかも、このプレー
トは当該ケース内において物品の集積高さに。
応じて支持高さが変わるようにしである。また、前記の
ような支持プレートを用いず、底部を閉塞した箱内に直
接袋詰品を収納させ、しかも箱内のおける袋詰品の集積
高さに応じて袋詰品を吸着把持するパッドの上下動が変
化するようにした装置についても、その実施例(第8A
〜8E図参照)を本明細書中に開示した。
なお、前記各装置に対して、第3B図に示すとおり、前
記ケースの自動組立装置15と、組立途中の段ボールケ
ースを、逐次、物品落し込み装置の直下に移動させてゆ
くケース移送装置16とを組み込んでおく。第3A〜3
B図において符号4aで示すものは、前記ケースを折り
畳み状態で集積した段ボールシート、符号4bは、ケー
ス内に物品が収納された後、該ケースの蓋がとじられた
状態を示す。
また、組立後の段ボールケースに付した符号を、第4C
図に基づいて説明しておく。同図に示すように、該ケー
スの上方に突出している4枚のフラップのうち、符号4
Cは進行方向と直角に配置されているフラップで上ダス
トフラップを指し、該フラップと隣接するフラップ、す
なわち、進行方向と平行に配置されているフラップはこ
れを上サイドフラップ4dと名付ける。同様にして下方
に突出する各フラップのうち、進行方向と直角のフラッ
プを下ダストフラップ4eとし、平行なものを下サイド
フラップ4rとする。
以下、前記各装置の詳細を、添付図面に参照しつつ積分
は記載する。
前述のように、本発明は外装箱である段ボールケース内
に、多数個の袋詰品を収納するための一連の方法および
装置を対象としたものであるから、最初に段ボールケー
スの組立機15と、組立途中の段ボールケースを移送し
てゆく装置i6について略述し、次いで、ベルトコンベ
ヤ11に連なる物品の複列化装置12、同じく集約装置
13ならびに物品落し込み装置14の順序で説明を進め
てゆく。
[段ボールケースの組立機] 前記第3B図並びに第4A〜4B図に明示したように、
胴張りをして平らに折畳まれた多数枚の段ボールシート
4aを、マガジン30から一枚づつ、往復運動するバキ
ュームパッド31を介して矢印の方向に引きだすと同時
に、ガイド32.3’il、案内レール34等を案内と
して図中−点鎖線で示すように、平らなシートを平行四
辺形状から角筒状へと変化させつつ開国させてから、こ
れを該組立機eこ隣接するケース移送装置16に導入す
るのである。
なお、符号35は、前記マガジ30に納められた平らな
シート4aを順次、矢印方向に押出してゆく押動片であ
って、このものはスプロケ・ント36a、 38bに懸
張された駆動チェノ36に取付けられ、一方、前記多数
枚のシート4aは、前記チェノに連動しつつ移動するキ
ャタピラ37上に搭載されている。かくして、前記シー
)4aは、ノくキュームノくラド31iこよってL枚づ
つシートマガジン30より取り出される。その際、ガイ
ド32.33等によってシート4aは起こされ、角筒状
の外装ケースになる。
前記のようにして組み立てられたケース4の形態は、第
4B図に示すとおりであって、当該ケースにおける上下
の各フラップは何れも垂直方向(こ向いた開園状態が保
たれている。しかし、このケースが組立機15から次段
の移送装置1Bに転送される際には、第4C図のような
状態に変化する。
すなわち、前記ケースにおける下方のフラ・ツブのうち
、下サイドフラップ4rは垂直方向を向いたままである
が、下ダストフラップ4eのみは、前記移送装置に取り
付けられた案内レール40.40の作用によって、前後
の各フラップの双方が、図において右向きに屈曲した状
態を保って、次段のケース移送装置16内を図において
左向きに進行してゆく。
換言すれば、同装置16におけるボトムレール40の作
用によって前記下側のダストフラップは、右方に屈曲さ
せられるのである。このようにして、開園状態となった
ケースは前記移送装置により、後記の物品落し込み装置
(4の直下へと導かれるのである。
なお、本発明においては、箱を組み立てるに当り、第4
C図のような折り込み過程を経ずに、通常の折込み方法
にしたがって予め段ボール箱の底部のみを閉塞して第4
D図に示すような形態としてから、これを一般に汎用さ
れているベルトコンベヤ等を介して物品落し込み装置1
4に導くようにすることもできる。
Lケース移送装置コ 以下、主として第5A〜5D図に基づき、前記段ボール
ケースにおける各フラップが、順次折込まれながら移送
してゆく過程を説明する。
同装置の概略構成は、組み立てられた角筒状の段ボール
ケース4を左方向に送るべく、これを駆動する駆動機構
(第5A〜5B図参照)と、ケースを滑らせてゆく送り
面機構(第5C図参照)とから成り、前記送り面機構の
両脇には、後記のように複数個の駆動装置が配設されて
いる。すなわち、第5A図に明示するように、移送装置
i6の両サイドには、数個所において角筒状の段ボール
ケースを、バキュームパッドを介して前方に引っ張った
り、或いはそれを後方から押し動かす駆動装置(符号4
1〜42参照)が設けられており、これら駆動装置によ
ってボトムレール40の上面に導かれたケース4を順次
前方へと繰り出してゆくものである。前記駆動装置は、
符号42で示すものを除いて、すべて装置の長手方向に
沿って移動し得る構成であり、符号42で示すもののみ
が、取り付は位置が固定されていて、前後方向にも移動
しないようになっている。すなわち、符号41を付した
駆動装置は、移送装置の長手方向と平行に配設したロッ
ドレスシリンダ48と、該シリンダ43のピストンテー
ブル上に固着した廻動機構とから成り、前記廻動機構は
、第5B図に明示するように、ラック41aピニオン4
1bならびに該ピニオン41bによって駆動される廻動
腕41cとで構成されている。
なお、前記した各廻動機構のうち、廻動腕41cの作用
端に吸着バッド44が付設されているものがあり、それ
は第5A図において最も右側に位置しているものである
複数の駆動装置がどのように配置されているかの全体構
成については、第5A図に示すとおりで、固定の1基を
除いては、すべて装置の長手方向に移動し得るようにな
っている。すなわち、ロッドレスシリンダ43を介して
該シリンダの上部に取り付けられた廻動腕41cが、該
シリンダの長手方向に沿って図において左右方向に往復
動をなすように構成されている。なお、前記の各廻動腕
41cまたは42cは、何れもピニオン紬を中心に、図
中矢印で示すとおり、はぼ1/4回転を行ってケースを
前方に送り、送り終わると最初の位置にセットし直され
る。
なお、符号44は、移送経路の中途に設けたブレーキシ
リンダ装置であって、前記ケースを移送途中の一点にお
いて定位置に固定するためのものである。また、第5C
〜5D図に示すように、ボトムレール40の終端部には
、下側から角筒状のケース4内に入り込む昇降自在の支
持プレート45を取付けるもので、この支持プレートの
下側には、シリンダ機構4Bが装着されている。
進んで、前記各駆動装置の作用を説明すると、組立当初
の角筒状ケースはまず、第5A図の最右端に、符号44
で示す吸着バッドつきの廻動機構41に吸着されたまま
ロッドレスシリンダ43によって、前記したボトムレー
ル40.40の上面に引き出されてくる。吸着バッド4
4が前記シリンダ上において所定のストローク分だけ移
動する。と、次いで該バッド44を備えた廻動腕41c
は、図に矢印(鎖線)で示すように廻動して退避動作を
行い、ケースの通路をあける。すると今度は、別の駆動
装置(第5A図の下側に鎖線で描いた駆動装置41参照
)が作動し、該ケースを後方から前に向って押動かすよ
うに作用する。かくして吸着バッド44によってボトム
レール40の上面に引き出されてきた角筒状のケース4
は、第5A図に符号Xで示す位置に至る。この位置Xに
、ケースが到達すると、今度は、取付位置が固定された
駆動装置42の廻動腕42cと、前記した可動の駆動装
置41の廻動腕41cとが前記ケース4を前後から挾み
撃ちにするように、前後から固く把持する。固(把持さ
れた位置Xには、第5C〜5D図に示すように、支持プ
レート45が待機しており、このプレートがロックシリ
ンダ機構46を介し、図解のとおりに、ケースの内側に
入り込むようにして上方にあがってくる。なお、このシ
リンダ機構4Bは、複数段に停止可能なシリンダ機構で
あって、図示の例では前記支持プレート45を5段階の
高さに逐次切り替えるように作動する。かくして前記支
持プレート45の上面に、袋詰品たる物品Sが載置され
、載置段数が多くなるにしたがって該プレートは前記し
たロックシリンダ機構4Bを介して間欠的に沈降し、ケ
ース内に物品が満載されるようになす。後にも説明する
が、前記のようにして支持プレート45上に物品が5段
積みされると、該プレート45は、ケース4より引く抜
かれて最下段の位置である前記ボトムレール40と同じ
高さiこ維持されるのである。
以上が、折り畳まれてシート状になっている段ポールケ
ース4を、角筒状のケースに組み立て、かつ該ケースを
開面状態のまま物品の収納位置(x)で移動させてくる
実施態様である。
上記の説明は、段ボールケース4を第4C図の形態に折
り込みながら移送してゆく過程を述べたものであるが、
この段ボールケース4を第4D図のように組み立てた場
合には、第5C〜5D図に示す機構は使用しないで済み
、その結果、第5A〜5B図に示した機構のみを用いれ
ばよい。したがって第5A〜5B図に基づく説明は、第
4D図のように組み立てた段ボールケース4の場合にも
、あてはまる。
そこで、次に、前記収納位置に対し袋詰品を移送してく
る過程を説明することとする。
[物品の複列化装置〕 既に述べたように、本発明は袋詰品を一例として横並び
に3個、それも一部が互いにオーバラップするように集
合させてから、これを−段づつ外装ケース内に集積させ
てゆくことを特徴とするものである。したがって、単列
で送られてきた袋詰品Sを複数列に並べ変えた上で、前
記した本発明を適用しようと、或いは予め複数列で送ら
れてきた袋詰品にそれを適用しようと、いずれの場合で
あっても差し支えないが、以下においては、本発明を実
施する際の一例として、−列で搬送されてきた袋詰品S
を3列に並べ変える複列化装置の具体例について説明す
る。
前記第3B図において1.符号12で示す装置が物品の
複列化装置であって、その前段には通常のベルトコンベ
ヤ11がおかれ、該コンベヤを介して一個づつ袋詰品が
前記複列化装置12に供給される。
複列化装置の具体的構成は、第6A〜6D図に示す通り
で、まずその概念を第6A図について説明すると、左か
ら右に向って搬送されてきた一列の物品Sは、搬送途中
において、符号50で示される振分は装置に導入された
後、蓄積ストッパ5tで前記複数列の物品が横一線に並
ぶように整列せしめられる。
すなわち、前記振分は装置は、物品の入口側に設けた支
軸50aと、該支軸を介して廻動自在に枢着した2枚の
短冊状振分は板50b、 50bならびにこれら2枚の
振分は板を一体に連結する連杆50cとで構成され、2
枚の短冊状振分は板を同時に、次のように運動させる。
第一は、送られてきた物品がそのままストレートに、直
線方向を保って移送されるように、前記振分は板を左右
いずれにも動かさずに、物品の流れを誘導すること、第
二は、前記振分は板を左右いずれかに移動させ、それに
よって1列で送られてきた物品を、幅方向において左ま
たは右に振り分けて配布するように誘導することであっ
て、それら3段階の動きを交互に行わせて1列で搬送さ
れて来た物品を3列の分布を変えるのである。かくして
3列に分散せしめられた物品は、次いで蓄積ストッパ5
1に一旦貯留せしめられた後に、3列が横一線に並べら
れた状態で、次段の集約装置に導入されるのである。
第6B〜60図は、前記複列化装置の詳細であって、前
記した振分は板50bは、符号50eで示す駆動装置に
よって、前記した3位置、すなわち中央、右および左の
各位置を交互にとることができるようにしたもので、以
下、その機構を説明する。
第6B図に示すフレーム50dの上面に前記した振分は
装置50が搭載されている。この装置は、物品の進行方
向と直角方向に配設された2本のエアシリンダ(一つは
前記フレーム上に固定されたにエアシリンダ50eで、
他の一つは前記フレームに対し可動のエアシリンダ50
f)と、前記可動シリンダ50fならびに後記の摺動枠
58の動きを案内するスライド枠52a、52b、さら
に、前記シリンダ50eにおけるピストンロッドの作用
端に固定した摺動枠53とから成り、この摺動枠に設け
た長孔5taを介して前記連杆50cが可動状態で取付
けられている。ところで、前記振分は板50b、50b
の一端は、前述のようにフレーム50dに取り付けた支
軸50aに枢着されているが、その他端は、前記した連
杆50cに連なる可動軸50gに取り付けられている。
そして、この連杆が、摺動枠53の動きに伴って中央位
置、左右何れかの位置の3点を経由しながら一旦停止し
つつ交互に運動するので、それにともなって前記振分は
板50b、50bも、それと同様の動きを繰り返して、
物品を振り分けてゆく。
なお、前記各部は、第6B〜60図に示すように、すべ
て広幅のベルトコンベヤ54の上面に装着されている。
また、前記振分は装置50の前方には、4枚の仕切壁5
5が前記2枚の振分は板の間隔に対応した取付幅を保っ
て形成されると共に、該仕切壁の前端部には上流から移
送されてくる物品を一時貯溜する蓄積ストッパ5tが設
けられる。該ストッパは、ピン51aによって開閉自在
に枢着した停止板51bと、該停止板を開閉するシリン
ダ56とこの停止板の部分に3個の物品が揃ったか否か
を検出する検短杆5Ldから構成され、前記停止板は、
検短杆の上部に取付けたリミットスイッチLS−1−L
S−3の検出信号によって開閉するような構成となって
いる。
そして前記装置は、次のように動作して1列で供給され
た物品を3列に並べ変える。すなわち、前記ベルトコン
ベヤ11で1列のまま搬送されて来た物品Sは、入口側
のガイド56に誘導されて、前記2枚の振分は板50b
、50bの間に流入する。振分は板は、前述の駆動機構
であるシリンダ50e、 50f等の作用により間欠的
に作動し、まず、左右いずれかの側方位置、ついで図に
実線をもって示す中央位置、ついで、残りの位置である
側方位置というように、3段階に順次、切替えられて、
流入してくる物品を3列となるように割りふって行く。
かかる動作は、まず第一の固定のシリンダ50fの作用
により、そのピストンロッドに取付けられた前記第二の
可動シリンダ50eを摺動させ、さらにこの可動シリン
ダ50eのピストンロッドに固着された摺動枠53をス
ライド枠52bに沿ってコンベヤの幅方向に移動させ、
それによって該枠53の長孔に取付けられた連杆50c
を左右方向に作動させて前記の如き所定の動作を行わせ
るのである。
なお、前記の説明からも明らかなように、3列に振分け
られた物品は、その全部が一度に横一線に揃うわけでは
ないので、前記仕切り壁の前方にはこれを一線に揃える
ための蓄積ストッパ51を設けておき、このストッパに
おける3本の感短杆5(dとリミットスイッチLS−1
−LS−3とによって、全部の列の物品がスットバ部分
に到着したことが検知されると、その信号によってシリ
ンダ5Bが作動して該ストッパが解放され、3列になっ
た物品が一斉にベルトコンベヤ54から排出されるので
ある。
以下説明するように、前記コンベヤ54から排出された
物品は、次段で待機しているリフター57上に供給され
、このリフターを介して後記の物品集約装置に移載され
る。第6C図に示すとおり、前記リフター57は、ベル
トコンベヤ54の末端部に配設された縦断面り形の昇降
トレー57aと、このトレーを昇降できるように支持し
ているシリンダ57bとで構成されている。そして、ト
レー57aが空の状態のときは、該トレーは前記ベルト
コンベヤ54の排出端に同じレベルで待機しており、こ
の中に物品が供給されると、図示を省略したセンサによ
って信号が発せられ、この信号に基づいて前記昇降トレ
ー57aが図に鎖線で示すように上昇して、後記のバキ
ュームパッド62〜64に移し替えられる。
[物品集約装置] 前記昇降トレー57aの上面に移載された物品は、第7
A〜70図に示す物品集約装置の一部を構成するバキュ
ームパッドを介して釣り上げられるようにピックアップ
され、かつ吊下げられている間に、両脇に位置する物品
が中心に向って引寄せられ、かつ、その一部が重なり合
うように集約せしめられる。以下、この点について具体
的に説明する。同図において、符号80は集約装置のフ
レーム、6tは、該フレーム60上に移動自在に架設さ
れた摺動案内杆であって、このものは、前記フレーム6
0上において該フレームの幅方向に架設され、かつ後記
のように物品の進行方向に沿ってスライドし得るように
取付けられている。62〜64は、前記の物品を各別に
吸着、把持するバキュームパッド機構であって、前記し
た摺動案内杆61上において、物品の進行方向に対して
直角方向に移動し得るようになっている。なお、このバ
キュームパッド機構は、第7E図に示すように、−例と
して摺動案内杆61を跨ぐようにして取付けられた前後
2本の吸着管82a、 82bと、これら吸着管を前記
案内杆61の長手方向に沿って摺動し得るようにしたロ
ーラベアリング65とから構成させる。ちなみに、この
吸着管は前後いずれか1本でも差支えなく、設定本数は
自由である。また前記吸着管の先端部にはそれぞれ吸着
パッドが取り付けられ、このパッドが直接物品Sに接触
して所定の吊り上げ及び吊り下ろし作業を行うことは、
図示のとおりである。
しかして、前記の摺動案内杆6iは、第7A図に示すと
おり支持台66を介して物品の進行方向に沿って設けら
れた左右2本の案内レール67上に架設されると共に、
前記支持台のうちの一方は、フレーム60に固着された
エアシリンダ68のピストンウッド68aに連結せしめ
られている。そして、前記工アシリンダ68が作動する
と、それに伴って左右の案内レール67上を物品の進行
方向と平行に往復動する構成となっている。一方、前記
摺動案内杆61に対しては、前述のように、3個別々に
移動するバキュームパッド機構62〜64が該杆6tの
長手方向に沿って摺動し得るように取付けられている。
そして、バキュームパッドが付設された3個のバキュー
ムパッド機構62〜64のうち、中央部に位置するバキ
ューム機構63は、これを前記摺動案内杆61に対して
固着しておき、一方、両側に取付けられたバキューム機
構62と64は、いずれもこれを摺動案内杆61の長手
方向に沿って摺動し得るようにしておく。そして前記両
側のバキューム機構を支持している支持台6Bは、前記
案内レールB7を介して物品の進行方向に移動し得るよ
うに構成されているが、同時に第7C図に明示するよう
に、該機構62(符号64のバキューム機構についても
全く同じ)の下面には、ローラ69を突出させ、かつこ
のローラを、案内レール67の内側位置においてフレー
ムBOに固定した平面三角形状のカムフォロワー70に
当接させると共に、該バキューム機構を常時、側方に向
って引張っておくスプリング71を、第7A〜7C図の
ように両サイドのバキューム機構62゜64と支持台6
Bとの間に張設しておく。そして前記バキューム機構6
2.64の何れについても、これを常時、摺動案内杆6
1に沿って外側に向う方向に力が働いているようにして
おく。そして前記バキューム機構82.64が前記シリ
ンダ68の作用によって前後方向(物品の進行方向)に
摺動すると、それに従って両サイドのバキューム機構も
82.64が前記カムフォロワー70に案内されて中央
部に向って移動しくバキューム機構の前進時)、あるい
は側方に向って離れてゆく (同じく後退時)ように作
動する。また、前記バキューム機構62〜64が最も前
進した位置(第7A図の位置)にあるとき、その位置に
重なるようにして、第7D図に示すような物品の落し込
み装置i4を設ける。
ところで、前記リフター57の上面に移載された物品は
、第7D図に鎖線でに示すように該リフターがシリンダ
57bの作用によって持上がるのに伴って、その直上で
待機するバキューム機構62〜64に付設された吸着管
のパッドに接触する。ちなみに、前記リフターの前面に
は、物品Sの位置が一定になるよう停止ストッパー51
bが固着されており、その位置で3個の物品が横並びの
−線に整列せしめられた状態でリフターによりバキュー
ム機構のパッドに接触させられる。すなわち、真空ポン
プに連なる前記の各バキューム機構は、吸気を開始した
状態となっているので、接触と同時に該パッドに吸着さ
れ、吸着状態を維持したまま、前記説明のようにフレー
ム上のシリンダ68の作用によって、前方へと移動し、
しかも前方に向って移動している最中に、両サイドに位
置するバキューム機構82.84が、前記したように、
カムフォロワー70の作用によって中心に寄せられて、
いわゆるセンタリングの作用を営む。ちなみに、物品S
を吸着により吊下げる際、その位置を調節して中心より
もずらせた位置とすれば、そのズレ量に応じセンタリン
グ後の物品相互のオーバーラツプ量を加減することがで
きる。
上記のようにして、第7A図に示す位置でのセンタリン
グが終了すると、今度は、第7D図に符号14で示す物
品の落し込み装置が、同図に実線で示すように、物品の
センタリングが完了した上方位置に待機しており、この
ものが次のように作用して物品をケース内に収納する。
以下、物品集約装置に関する第2実施例を、第8A〜8
B図に基づき具体的に説明する。この実施例にあっては
、第6C図に示すベルトコンベヤ54の出口側(排出端
側)に昇降自在の波型テーブル100を配置し、このテ
ーブル上に前記コンベヤ54を介して送り出されてくる
横一列に並んだ袋詰品を移載させる。すなわち、前記テ
ーブル100の上面には第8B図に示すように、送り出
されてくる袋詰品の数に対応した枕板101  (図示
の例では3枚の枕板)が斜めに傾いた状態で取り付けら
れているので、テーブル面に載置された袋詰品は、すべ
て自動的に前記枕板に沿って一定方向に傾いた状態にな
る。なお、前記テーブル(00の下面側には該テーブル
の昇降をつかさどるエアシリンダ102が配設され、か
つこのシリンダ102の両脇には案内ロッド103,1
03が取り付けられている。また、前記テーブル100
の上面側端縁部には平面形状がL字形の縁板104を突
出形成させて、テーブル面に載置された袋詰品Sが脱落
しないようにしている。さらに該テーブルの両側におけ
るやや上方には、該テーブルが所定の位置にまで上昇し
たことを検知する光電管等の位置センサ105を取り付
ける。
一方、前記波型テーブル100の上方には、第8B図に
示すように、テーブル面に載置された袋詰品Sを吸着し
つつ移載する吸着パッド110が設けられている。この
吸着パッドの構成と作用については、後に詳しく述べる
が、ここで重要なことは、前記の吸着パッド110は、
袋詰品Sの中心線Cよりも幾分片側に偏った位置、厳密
に述べると、テーブル面上の斜めの枕板の高い側に偏っ
た位置(第8B図の鎖線C′上)に配置させたことであ
る。か\る構成の下に、波型テーブル100上に袋詰品
Sがコンベヤ54を介して移載させられると、その袋詰
品は該テーブル上において前記枕板104が傾いている
ので、それに応じて斜めに置かれるることになる。一方
、前記テーブル上方には位置センサ105が待機してい
るので、それによって前記テーブル面に袋詰品が存在す
ることが確認され、確認信号によって当該テーブル10
0がエアシリンダ102の作動により上方に持ち上がる
。テーブル100の上方には、前記のように吸着ノくラ
ド110が吸引状態を保って待機しているので、その吸
着ノくラドに前記袋詰品Sが接触上かつ該ノくラドの吸
気作用によって袋詰品は該パッド110に吸着される。
前述のように、この吸着ノくラドの上下方向における作
用線C′は、袋詰品の中心線Cよりもズしているので、
吸着された袋詰品は自ずから傾0た状態のまま保持され
ると同時に、それら袋詰品は互いにオーバーラツプした
状態で、次の工程である袋詰品の箱詰め工程へと移送さ
れるのである。
前記のように、第8A〜8B図に示す装置を用いれば、
第7A〜7H図に基づいて説明したような実施例の装置
に較べ、機械的構成も簡単になり、その上、複数の袋詰
品を互いに一部オーバーラップさせるに要する時間も短
くて済む。
[物品の落し込み装置] すなわち、第7Dおよび7G図に示すとおり、前記バキ
ューム機構62〜B4に付設された各吸着管(例えば6
2a、 62b等)が移動して最も前に来たときの位置
に、物品の落し込み装置を取り付けるもので、この装置
は、垂直方向に取付けたシリンダ74と該シリンダを介
して昇降し得るようにした押え込み片72とから成り、
前記押え込み片には第7G図に示すように、前記バキュ
ーム機構62〜64に付設された各吸着管が入り込むだ
けの切欠73を形成しておく。また、符号72gは、物
品と接触する面に貼付けた緩衝用のラバーであって、物
品を押し込む際に、内部商品が破損しないようにするた
めに取付けてたが、必ずしも必要ではない。また、第7
H図に示すような構成としてもよく、物品に接触する側
の落し込み板76と押え込み片72との間にスプリング
72bを縮設して、緩衝の用に供しても差し支えない。
ちなみに、符号75はシリンダの案内ロッドである。
しかして前記押え込み片72が、シリンダ74の作用に
よってバキューム機構62〜64の各パッドに吸着され
ていた物品を上から下に向って押え込むようにして該パ
ッドから引離し、これを、その直下に位置する角筒状の
ケース4内へと押込むのである。その際、前記パッド先
端部の吸気状態は電気信号により押え込み片72の下降
動作と同時に解除しておくことはいうまでもない。
以上が、3個の物品を中央に寄せ集め、その−部が互い
にオーバーラツプする状態にしてケース内に収納するま
での過程であるが、前記ケース内には既に述べたように
、下から第5C図に示す支持プレート45がせりあがっ
てきており、このプレート上に、物品Sは前記押え込み
片72を介して強制的に収納させられるのである。
[ケース内への物品収納過程] 前述のようにして、3列に並べ変えられた物品は、前記
バキューム機構62〜84における各吸着ノ(ラドによ
り吊下げられた状態で、前進する間に、互いに引寄せら
れて密接した状態とされ、また、場合によっては必要に
応じ物品の一部がオーバーラツプした状態となる。本発
明によれば、物品を吊下げる位置ならびに吊下げた物品
を引寄せる際の引寄せ量は、これを自由に設定し得るの
で、物品の種類、重量、寸法等に応じた最も適当とする
密接度合を得ることができる。
ところで、第7D図に示すように、押え込み片72の作
用によって物品を外装ケース4内に落し込む位置が、前
記第5C〜5D図に基づいて説明したX位置となるもの
である。以下この位置において物品がケース内に収納さ
れてゆく過程を図解したのが、第9A図の(1)〜(1
6)であって、物品が外装ケース4の真上へセンタリン
グされたとき、ケース4内においては、下から支持プレ
ート45がせりあがった状態にあるので、同図(3)〜
(4)からも明らかなようにこのプレート面上に、上か
ら押え込み片72によって物品が強制的にケース内に押
し込まれる。このようにして高さ方向において1段目の
物品がケース内に収納されると、ついで前記支持プレー
トは、その下部に装着されたステッピングエアーシリン
ダ4B(ロックシリンダでもよい)の作用によって逐次
下降していく。このようにして2段目の3個が1段目に
重なると、該プレートはさらに下降し、次第に物品が集
積されてゆくのである。
[外装ケースの閉塞動作] 上記のようにしてケース4内に所定段数の物品が収納し
終わると、第5A図の上方左側に取付けられているロッ
ドレスシリンダ43上に搭載された駆動装置41の廻動
腕41aが作動して、それまでの間(X)位置に固定さ
れたいたケースが、図の下側に配設された位置固定の駆
動装置42における廻動腕42aが鎖線のように解除さ
れるのに伴って、該ケースは図において左方向に押しや
られ、これを記号(y)の位置にまで搬送す゛る。(y
)位置においては、前記したブレーキ用シリンダ44が
動作して、送られてきたケース4をこの位置に固定し、
その上で、後記のようにケース4の下フラツプを閉塞す
る動作を遂行させる。すなわち、前記の支持プレート4
5がケースの底から抜は出て前記したようにボトムレー
ル40のレベルに維持される。
しかるときは、それに伴って該ケースの下端から延長し
ている4枚の下フラツプのうち、進行方向と直角に位置
するダストフラップ4eは、次のようにして折り曲げら
れる。前記のように、ケース4は第5A〜5D図におい
て左方向に移送され、その際、ケースの進行方向と直角
に配設される2枚のダストフラップのうち、前方のダス
トフラップは、支持プレート45をケース4内がら引き
抜lすば、その操作だけで、図に鎖線で示すとおり内側
において直角に折込まれた状態となるので、残りの後方
ダストフラップのみを反対方向に折り返す必要がある。
以下、この折込み操作について説明する。
すなわち、前記第7A〜7H図および第10−12図に
示す実施例では、第5C〜5D図に示すように、前記支
持プレート45に隣接した位置に誘導板8oを設けると
共に、該成形板の裏面側に一部が重なるように、シリン
ダ81aを駆動源とするスライド式の案内板8Iを取り
付ける。また、この案内板8iの後段にも前記とほぼ同
様なスライド式の調整板82を設け、これをシリンダ8
2aで駆動し得るようになす。さらに、前記スライド式
の調整板82に対しては、支承板83がかぶさるように
取り付けて、前記調整板82が支承板83の下側から出
没し得るようになす。一方、前記案内板81と調整板8
2との間の位置において、互いに対向しあう案内板81
と調、整板82とが、第5D図に点線の矢印で示すよう
に、両者共に引っ込んだ状態にあるときに、その空間に
、前記ダストフラップを折込むための下部キツカー84
が飛び出てくるような構成としておく。すなわち、フレ
ーム85に対してシリンダ84aを取りつけると共に、
該シリンダのピストンロッド84bにフラップ折込腕8
4cを関着するのである。
なお、前記と同様な構成の下に、外装ケース4における
上側後方のダストフラップ4Cを折込むための装置も組
み込んでおくものであって、これについては第10図の
上部キツカー86を参照されたい。
ところで、前記ケース4は、第5A図に示す駆動装置4
1およびロッドレスシリンダ43等を介して順次右から
左方向に移送されるものであるが、移送途中において、
該ケース4の下側後方のダストフラップは、次のように
して折込まれる。まず前方のダストフラップであるが、
このフラップは、ケース4の移動に伴って正しい折曲げ
状態を維持したまま位置固定の誘導板80と突出状態に
ある案内板81ならびに同じく突出状態にある調整板8
2と固定の支承板83の上面を滑りながら左方に送られ
る。しかして該フラップが前記のように突出状態にある
案内板8tと調整板82の真上を通過し終わると、これ
ら案内板81と調整板82は、第5D図の点線矢印なら
びに第10図に示すように、突出していた案内板81と
調整板82とが、順次に内側に引っ込んで、前記2枚の
板81と82との間に下側後方のダストフラップが垂れ
下がるだけの空間を形成させる。かくして後方のダスト
フラップ4eが垂れ下がると、それを狙って前記したキ
ツカー84の折込腕84cが、それに組み込まれたシリ
ンダ84aの作用により、前方に向けて、高速に該フラ
ップ4eを折り曲げるもので、第1O図(8)〜第1O
図(4)にも示すとおりである。−旦、折曲げられたフ
ラップは、該ケースの下面側に設けられた支承板83等
の案内によって、その状態のまま進行し、終始、ケース
内の物品が脱落しないように保持される。ケース上方に
取り付けられた後方のダストフラップ4cが、第10図
の上部キツカー88によって折込まれるのも前記と同様
である。
かくしてケース4の上下双方に取り付けられいる前後各
2枚のダストフラップ4Q、 4eは、何れも正しい方
向に折曲げられ、一方、該ケース4におけるすにドフラ
ップ4d、 4f’も、第11図および第12図に示す
固定のガイド杆90〜93等を介してそれぞれ移送途中
において所定の方向に折曲げられて閉塞せしめられる。
なお、封緘に当っては、ケースの移送通路中、上下の位
置に装着されたホットメルトガン95.95によって、
のり付は対画が行われる。
[袋詰品を箱詰めする方法・装置の別の実施例]第7A
〜7B図および第1O〜iz図に示す実施例以外に、次
のような装置を用いても本発明を実施することができる
。すなわち、第8c〜8E図に示す装置を用い、かっこ
のものに第5A〜5B図に示すコンベヤ装置を組合わせ
て実施することも可能であるので、以下この点について
説明する。
第8C〜8E図においてリフター57の上方に、水平に
伸びる案内枠121を設けるもので、該粋の先端部分が
前記リフターの直上にまで被さるようにしておく。そし
てこの案内枠L21に対しては、第7E図に示したと同
様な機構を採用して往復運動を行う吸着パッド122を
取り付けるもので、このパッドは記案内粋に装着したシ
リンダ12Bによって該シリンダの長平方向に沿い図に
おいてX点とY点との間で往復運動を行わせ、一方、Y
点には水平方向の位置が固定で、上下動のみを行う積み
替え用の移載板124を設けておく。この移載板は、図
示のように、案内枠121に装着した縦形のステッピン
グエアシリンダ(ロックシリンダともいう)(25によ
り上下方向には昇降動可能なように支持させる。なお、
このステッピングエアシリンダ125は、該シリンダに
おけるピストンロッド125aのストロークが可変にな
っており、当該シリンダの外周部分に取付けたリードス
イッチ(REEDSWITCII) 125bの数なら
びに取付は位置を調節することにより、前記ピストンロ
ッドのストロークを、逐次的(段階的)かつ周期的に変
化するように作動させることができる。本発明において
は、前記のようなステッピングエアシリンダまたはロッ
クシリンダ125を使用することにより、後記第9B図
に基づいて説明するとおり、該シリンダにおけるピスト
ンロッド125aのストロークを逐次的(段階的)かつ
周期的に変化させて外装ケース内に袋詰品を多段に積み
重ねていくことができるようにおた。
ところで、前記移載板124の平面形状は、第8E図に
示すとおり熊手形(グローブ形)で、中央部と左右両側
に合計3個の切欠124aを形成させ、この切欠内に前
記した吸着パッド122が入り込むようになす。また、
前記移載板124の下面には、前記吸着パッド122と
は異なる複数個の吸着パッド12Bを取り付けるもので
、これら吸着パッドは当該移載板に装着した小型のエア
シリンダ126aを介して、上下方向に若干の昇降動作
が可能なような状態にしておく。そして第8C図に示す
ように、リフター57上におかれた袋詰品Sを、−量水
平方向に往復運動する吸着パッド122で吊り上げた後
、該パッド122を介して移載板124の真下に移動さ
せ、袋詰品が移載板の直下に到達したならば、今度は該
移載板に付設された吸着パッド126を動作させてこの
パッドに吸い付かせる。すなわち前記袋詰品Sが移載板
の真下に来る前に、予め該移載板の下面に配設された吸
着パッド12Bを小型のエアシリンダ126aを介して
若干、上方に揚げておき、その真下に前記袋詰品が到達
したならば、該パッド12Bを下に向って下げて前記袋
詰品に接触つつ、吸引動作をおこなわせる。しかる後、
水平方向の動きをする前記吸着バッド122の吸引動作
を解除させて、°送られてきた袋詰品を移載板124の
下面側に移し変えるのである。
かくして、移載板の下面側に吸着された袋詰品は、今度
は当該移載板に取り付けられたステッピングエアシリン
ダ125の作用によって移載板ごと第8C図に鎖線で示
すとおり、下降させて、その直下において開口する外装
用の段ボールケース4内に向って静かに入れ込んでゆき
、自然落下を防ぐようにする。
その詳細は、第9B図の(1)〜(16)に示すとおり
であって、袋詰品Sが前述のようにして外装ケース4の
最下段に置かれると(同図(1)〜(0参照)、次の動
作である同図(5)〜(8)においては、外装ケース4
の底からの高さを検出するリミットスイッチ(図示を省
略したが、このスイッチは移載板に取り付けられている
)により、ステッピングエアシリンダ125におけるピ
ストンロッド125aのストローク長が、前記(()〜
(4)の場合に較べ短くなるように設定されているので
、次に来る袋詰品Sは、丁度前記最下段の袋詰品の上に
静かに乗せられるのである。このようにして−段づつ袋
詰品が段ボールケース内に積み重ねられてゆき、所定の
段数(図示の例では5段)だけ収納し終わると、そのケ
ースは第5A〜5B図に基づいて説明したとおりの動作
にしたがって排出される。
次いで今度は、新たな段ボールケースが前記移載板12
4の真下に供給されて、第9B図の(1)〜(4)の動
作に戻り、それが繰り返されて、逐次、外装ケース4の
中に袋詰品が箱詰めされてゆく。
上記のとおり第8C〜8E図に示す箱詰め装置を用いれ
ば、箱詰めに際して外装ケースの中に、支持プレート(
第9A図の符号45参照)を入れ込む必要がないので、
袋詰品の箱詰めに先だって外装ケース4の下フラツプ(
ボトムフラップ) 4eを予め閉塞しておくことができ
る。第3A図に符号Qで示す列の段ボール箱の組み立て
順序は、予め底部を閉塞した箱に袋詰品を収納させる場
合の略図である。
なお、第8C〜8E図および第9B図による説明におい
ては、符号57で示すリフターを例示したが、このリフ
ターに代えて第8A〜8B図に示す昇降自在の波型テー
ブル(00を使用することもできる。
[上記以外の実施態様の変形] 上記した本発明の実施例において、シリンダと表現した
駆動装置は、典型的にはエアシリンダを意味するが、油
圧、水圧その他の圧力源を使用することができ、また電
気的駆動手段として、モータを用いても差し支えない。
また、前記実施例における搬送コンベヤ11の前段に縦
ビロー型製袋充填機とそれと連動する計量機を組み込ん
で、スナック菓子等を計量充填しながらシールし、シー
ル後の袋状商品を1列または複数列にして本発明の装置
に導入してもよいことは勿論、である。
また、既に述べたように、本発明の明細書においては、
搬送コンベア上を単列に搬送されてきた袋詰品を複数列
に並び変える手段についても開示したが、必ずしもこの
複列化装置を用いる必要はない。すなわち、予め一例と
して3列で送られてきた物品を対象として、ただちにこ
れを集約装置に導入してもよい。
[発明の効果] 本発明によれば、特に、易破損性、吸湿性、香味飛散性
などの特有の性質を有しているスナック菓子等の軟包装
品に適用して極めて適切な箱詰め方法ならびに箱詰め装
置を提供し得るものであるこの種の袋詰品は、輸送、保
管その他の荷扱いに際して、袋内の空気またはガスが抜
けてしまうことが多く、そうなると内部の商品が壊れて
しまって商品価値を著しく減じる。そこで、本発明は、
それら物品をまず複数列に並び揃えた上で、これらが互
いに寄りあうように集約し、かつ集約したものをケース
内に向って上下から支持しつつ収納し得るようにしたか
ら、ケース内においては多数個の袋詰品が互いに密接し
た状態で収納されるので、輸送、保管等の荷扱いに際し
ても、内部で商品が踊ることなく、常時タイトに維持し
て破損を最小限にとどめる効果を発揮する。
また、物品を外装ケース内に強制的に押し込むように収
納するものであるから、袋詰品の端が多少外装ケースの
外側にはみだすような寸法であっても、その押し圧によ
って強制的に、かつ整然とケースの中へ物品を押し込む
ことができるので、4゜ よりタイトな箱詰め方法を提供し得る点でも、実用上有
利である。
さらにまた、本発明の箱詰め方法ならびに装置によれば
、柔軟で変形しやすい複数の袋詰め商品を互いに部分的
に重ね合せた状態に整列させたのち、外装段ボールの中
に押し込み、段ボールケースの上下両方向のフラップに
同じ圧力を加えることによって箱詰めすることが出来る
。したがって従来のような大きなサイズの外装ケースを
必要とせず、包装材料費を節減できる効果もある。
そ・の上、本発明の方法および装置によれば、箱詰め作
業の機械化による省力化が達成できる上に、従来の人手
による包装を廃止し得るので、ランニングコストの低減
にもつながる利益がある。
【図面の簡単な説明】
添付図面は、本発明たる袋詰品を箱詰めする方法を具体
的装置を使用して実施する場合を描いたものである。第
1A図は、本発明で取扱うのに適した袋詰品の一例を示
す斜視図、第1B図は、同上断面図、第2A図は、前記
袋詰品を本発明に基いて外装ケース内に収納した場合を
示す斜視図にして、正面のみを切り欠いて示した。第2
B〜2C図は、従来型の装置を用いて前記袋詰品を外装
ケースに収納した場合を示し、特に従来柱々にして生じ
ていた不具合を説明するための断面図、第3A図は、本
発明にしたがって、1列になって送られてきた袋詰品を
3列に並び替えてから、その一部がオーバーラツプする
ように重ね合せた上で外装ケース内に収納する状態を観
念的に示した斜視図であって、折畳み状態にあるケース
を組立てながらこのケース内に前記袋詰品を収納してゆ
く過程をも概括的に示した。第3B図は、同じくその正
面図、第4A図は、主として本発明の装置中で、外装ケ
ースの自動組立装置と組立て後のケースの移送機構を示
した平面図、第4B図は、同上自動組立装置の側面図、
第4C図は、組立て途中の外装ケースにおける下面ダス
トフラップの折込み過程を示す断面図、第4D図は、第
4C図のような特殊な折込み過程を経ずに、通常の方法
にしたがって箱の底部を閉塞した状態を示す一部縦断側
面図、第5A図は、前記移送機構中、主として前記ケー
スの駆動装置の全体配置を示す平面図、第5B図は、同
上駆動装置の一部を示す平面図、第5C図は、前記移送
機構中、外装ケースの下面を支持し、かつ該ケースにお
ける下面ダストフラップの折込み機構を示す側面図、第
6A図は一列で供給されてくる袋詰品を複列化する態様
を描いた説明図、第6B図は同上複列化装置の平面図、
第6C図は同上側面図、第6D図は第6B図の■−Vt
線における断面図、第7A図は、複列化された袋詰品を
横方向に一部オーバーラップさせる集約装置の平面図、
第7B図は同上背面図、第7C図は、袋詰品の吸着機構
を横方向にスライドさせる機構の一部を取り出して示し
た説明図、第7D図は、前記集約装置の側面図にして、
吸着した袋詰品を強制的に外装ケース内に収納する押込
み片の昇降装置をも示した。第7E図は、袋詰品の吸着
機構の詳細を示す側面図、第7F図は、前記吸着機構を
横方向にスライドさせるカム機構を示す斜視図、第7G
図は、前記押込み片の下側を示す平面図、第7H図は、
前記押込み片の別の実施形態を示す側面図、第8A〜8
E図は、複列化した袋詰品を横方向に一部オーバーラッ
プさせる集約装置ならびに集約された袋詰品を吸着した
まま、箱の開口面上に移送させ、かつその箱内に袋詰品
を詰め込む装置についての別の実施態様を示すもので、
第8A図は集約装置の斜視図、第8B図はその正面図、
第8C図は袋詰品を箱詰めする装置の側面図、第8D図
は該装置における昇降機構を示す正面図、第8E図は、
吸着パッドの配置関係を示す平面図、第9A図の(1)
〜(16)は、外装ケース内に袋詰品を多段に収納して
ゆく状態を描いた作用説明図、第9B図は、同じく第8
C〜8E図の箱詰め装置を用いて箱内に袋詰品を供給し
てゆく状態を示す作用説明図、第10図の(1)〜(6
)は、外装ケースにおけるサイドフラップならびにダス
トフラップの折込み順序を示す作用説明図、第11図は
、同じく前記フラップの折込み案内装置を示す側面図、
第12図は同上背面図である。 S二袋詰品(物品)、   1:袋、 2ニスナツク菓子、 3:空気、 4:ケース4a:折
畳まれた段ボール箱の集積シート、4b=組立後フラッ
プが閉塞されたケース、4C:上方ダストフラップ、 4d:上方サイドフラップ、 4e:下方ダストフラップ、 ll:ベルトコンベヤ、12:物品の複列化装置、13
:集約装置、     14:物品落し込み装置、15
:ケースの自動組立装置、 16:ケース移送装置、  30:マガジン、31:バ
キュームパッド、 32.3!lニガイド、84、85
:押動片、    3B:駆動チェノ、37:キャタピ
ラ、     40:ボトムレール、41、42:駆動
装置、   41aニラツク、41b:ビニオン   
  41c:l!!動腕、43:ロッドレスシリンダ、
44:吸着パッド、50:振分は装置、    50a
:支軸、50b:振分は板、    50C:連杆、5
0d:フレーム、    50e:駆動装置、50f:
エアシリンダ、51:蓄積ストッパ、5(a:ビ ン、 51dニジリンダ、 53:tN動枠、 54:ベルトコンベヤ、 5Bニジリンダ、 57a:昇降トレー 60:フレーム、 62〜64:バキュームバラ 62a〜62b:吸着管、 66:支持台、 68:エアシリンダ、 70ニカムフォロヮ− 72:押え込み片、 73:切 欠、 75:案内ロッド、 80:誘導板、 81aニジリンダ、 82aニジリンダ、 84:下部キツカー 85:フレーム、 51b:停止板、 52bニスライド枠、 58a:長 孔、 55:仕切壁、 57:リフタ、 57bニジリンダ、 61:摺動案内杆、 ド機構、 65:ベアリング、 67:案内レール、 69:ローラ、 71ニスプリング、 72a:緩動用のラバー 74ニジリンダ、 7B=落とし込み板、 81:案内板、 82:調整板、 83:支承板、 84c:折込腕、 86:上部キツカー 90〜94ニガイド杆、 100:波型テーブル、 102:エアシリンダ、 104:L字形の縁板、 110:吸着パッド、 122:吸着パッド、 124:移載板、 125ニスチツピングエアシリンダ 125a :ピストンロッド  125b :12B:
吸着パッド、 128b :小型のエアシリンダ。 95:ホットメルトガン、 101:枕 板、 103:案内ロッド、 105:位置センナ、 121:案内枠、 123ニジリンダ、 リードスイッチ、

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、複数列で搬送されてきた袋詰品を横一線に揃うよう
    に整列させた後、それら袋詰品相互が一部オーバーラッ
    プするように集約させ、次いで集約状態にある袋詰品を
    吸着パッドを介して上方に吊り上げてから、このものを
    開口状態にある外装ケース内に、自重落下させることな
    く、吊り上げ状態を維持したまま載置面まで降下させて
    、逐次、前記ケース内に段積みしてゆくようにしたこと
    を特徴とする袋詰品を箱詰めする方法。 2、複数列で搬送されてきた袋詰品を横一線に揃うよう
    に整列させた上で、それら袋詰品相互が一部オーバーラ
    ップするように集約させ、次いで集約状態にある袋詰品
    を、昇降自在の押え込み板と、外装ケース内を間欠的に
    下降してゆく支持プレートとによって、袋詰品が自重落
    下する程度を極力抑制した状態で強制的に外装ケース内
    に多段収納させるようにしたことを特徴とする袋詰品を
    箱詰する方法。 3、物品を複数列に並び揃える手段と、当該物品を吸着
    把持する手段と、前記物品を吸着しつつ箱詰位置にセン
    タリングする物品集約手段と、さらに前記物品を外装ケ
    ース内に上から強制的に押し込む手段と、外装ケース内
    に挿入され、かつ上段から下段に向かって階段的に降下
    する支持プレート手段とを含むことを特徴とする袋詰品
    を箱詰めする装置。 4、一列で供給されてきた物品を複数列に並び替える複
    列化手段を、物品集約手段の前に付設したことからなる
    特許請求の範囲第1項または第2項記載の装置。 5、折畳み状態にあるシート状の段ボールケースを角筒
    状に組立てる手段と、当該組立途中の段ボールケース内
    に物品を収納した後、当該ケースのダストフラップなら
    びにサイドフラップを閉塞する手段を付設させて成る特
    許請求の範囲第1項または第2項記載の装置。 6、袋詰品を複数列に並び揃える手段と、当該袋詰品相
    互を一部オーバーラップさせるため、搬送コンベヤの荷
    物排出端に袋詰品が流れ方向と直交する方向に斜めに移
    載させる手段と、さらにその波型テーブルに移載された
    袋詰品を吸着把持する手段を具えた手段とを具えた特許
    請求の範囲第1項記載の袋詰品を箱詰めする装置。 7、袋詰品を吸着しつつ水平方向に往復運動する手段を
    、同じく袋詰品を吸着しつつ垂直方向に上下運動する手
    段に組合わせ、かつ前記の上下運動のストロークを逐次
    的ないしは段階的に変化させると共に、前記上下運動の
    変化が周期的に行われるようにした手段を含む特許請求
    の範囲第1項記載の袋詰品を箱詰めする装置。
JP9756090A 1989-05-19 1990-04-16 袋詰品を箱詰めする方法および装置 Pending JPH0385205A (ja)

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US07/524,742 US5044143A (en) 1989-05-19 1990-05-17 Method and apparatus for packing flexible packages
AU55193/90A AU625942B2 (en) 1989-05-19 1990-05-18 Method and apparatus for packing flexible packages

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JP1-124614 1989-05-19

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008044663A1 (fr) * 2006-10-10 2008-04-17 Tatsuo Sasazaki Procédé de fabrication d'orifice d'amenée de grande taille, bande équipée d'orifice d'amenée, procédé de fabrication de celle-ci et appareil de fabrication.
US8136581B2 (en) 2002-12-12 2012-03-20 Sony Corporation Heat transport apparatus and heat transport apparatus manufacturing method
JPWO2019035325A1 (ja) * 2017-08-16 2020-07-30 株式会社イシダ 箱詰装置

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