Nothing Special   »   [go: up one dir, main page]

JPH0374288A - パワーステアリングの反力制御装置 - Google Patents

パワーステアリングの反力制御装置

Info

Publication number
JPH0374288A
JPH0374288A JP21083889A JP21083889A JPH0374288A JP H0374288 A JPH0374288 A JP H0374288A JP 21083889 A JP21083889 A JP 21083889A JP 21083889 A JP21083889 A JP 21083889A JP H0374288 A JPH0374288 A JP H0374288A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chamber
control valve
pressure
reaction force
pilot
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21083889A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhiro Suzuki
勝博 鈴木
Satoru Arakawa
哲 荒川
Toshiaki Nomura
敏昭 野村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KYB Corp
Original Assignee
Kayaba Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kayaba Industry Co Ltd filed Critical Kayaba Industry Co Ltd
Priority to JP21083889A priority Critical patent/JPH0374288A/ja
Publication of JPH0374288A publication Critical patent/JPH0374288A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、反力圧力制御弁を油圧パイロット式にした
パワーステアリングの反力制御装置に関する。
(従来の技術) 第3図に示した従来の装置は、アメリカ特許第4.03
4,825号に係るパワーステアリング装置である。こ
の装置は、制御機@aの反力室すに反カボンブCを接続
している。この反カポンブCは図示していないプロペラ
シャフトに連係している。したがって、このポンプCの
吐出量は車両の車速に依存したものとなる。
そして、この反カポンプCと反力室すとの間を、タンク
dに接続しているが、その通路過程にオリフィスeを設
けている。したがって、車両の走行スピードが上れば上
るほど、反カポンプCの吐出量が多くなるが、その吐出
量に比例してオリフィスeの圧力損失も太きくなる。こ
のようにオリフィスeの圧力損失が太きくなれば、その
分、反力室すの圧力が高くなる。つまり、反力室す内の
圧力は車速に応じて変化するものである。
このようにして反力室すに圧力を作用させるということ
は、車速に応じてイニシャル反力を増大させることにな
るが、このようにイニシャル反力を増大させる装置にお
ける制御特性は第4図に示すとおりである。この制御特
性図からも明らかなように、中立付近の操舵力が大きく
なりすぎて、フィーリング特性が悪くなるという問題が
あった。
この問題を解決するものとして第5図の装置が知られて
いる。
この第5図の装置は、メインポンプPと図示していない
パワーシリンダとを接続するメイン通路lにシリンダ制
御弁2を接続している。このシリンダ制御弁2は、ステ
アリングホイールの操舵方向に応じて切り換わり、上記
バク−シリンダの作動を制御するものである。
また、このメインポンプPは、分岐通路3を介して反力
圧力制御弁4に接続しているが、この反力圧力制御弁4
の構成は次のとおりである。
反力圧力制御弁4の弁本体5には、流入ポート6、流出
ポート7及びタンクポート8を形成している。流入ポー
ト6は上記分岐通路3を介してメインポンプPに接続し
、流出ボート7はシリンダ制御弁2の反力室10に接続
し、タンクボート8はタンク11に接続している。
上記のようにした弁本体5内にはスプール12を設けて
いるが、このスプール12の一端には比例ソレノイド1
3のブツシュロッド14を当接させ、他端にはスプリン
グ15を接触させている。
そして、上記比例ソレノイド13には、その励磁電流を
制御するコントローラ16を接続するとともに、このコ
ントローラ16には車速センサ17を接続している。こ
のようにしたコントローラ16は、低速走行時に比例ソ
レノイド13に対する励磁電流を最大にし、車速が上昇
するにしたがって、その励磁電流を小さくするように制
御機能を発揮するものである。
しかして、当該車両が低速で走行しているときには、ソ
レノイド13に対する励磁電流が最大になり、スプール
12を図示の位置に保つ。この図示の位置においては、
流入ポート6と流出ボート7との連通が遮断される一方
、流出ボート7とタンクボート8とが連通ずる。この状
態ではシリンダ制御弁2の反力室10がタンク11に連
通するので、この反力室10内の圧力もタンク圧になる
。したがって、操舵反力が最も小さくなり、ステアリン
グ操舵感が軽くなる。
また、車両が中高速で走行しているときは、比例ソレノ
イド13の励磁電流が小さくなるので、その電流値に応
じてスプール12がスプリング15のばね力で図面右方
向に移動する。スプール12が右方向に移動すると、タ
ンクボート8の開度が小さくなるとともに、流入ポート
6と流出ボート7とが連通ずる。このときのタンクポー
ト開度、及び流入ポート6と流出ボート7との連通開度
はスプール12の移動量、すなわちソレノイド13に対
する励磁電流に応じて決まるものである。したがって、
励磁電流が最小になると、タンクポー18が完全に閉じ
るとともに、流入ポート6と流出ボート7との連通開度
が最大になる。
上記のように流入ポート6と流出ボート7とが連通ずる
と、メインポンプPの吐出圧が反力室10に作用し、そ
の操舵反力を大きくする。
つまり、この従来の装置は、車速に応じて比例ソレノイ
ド13の励磁電流を制御するとともに、その励磁電流に
応じてシリンダ制御弁2の反力室lO内の圧力を制御す
るものである。
したがって、この制御装置によれば、第6図に示すよう
に、イニシャル反力がほとんど変化せず、理想的な制御
特性を得ることができる。
(発明が解決しようとする課題) しかし、この第5図に示した反力制御装置では、反力圧
力制御弁4を制御するのに比例ソレノイド13を用いて
いるが、この比例ソレノイドl3は非常に高価なものな
ので、その製造コストが高くなるという問題があった。
また、上記のように電気制御方式を採用しているので、
例えば、電波障害などがあると、制御機構が誤動作する
という問題もあった。
この発明の目的は、イニシャル反力を変化させず、しか
も、比例ソレノイドを用いなくても、反力圧力制御弁を
制御できるようにしたパワーステアリングの反力制御装
置を提供することである。
(課題を解決するための手段) この発明は、メインポンプからの吐出油をパワーシリン
ダに供給する通路過程にシリンダ制御弁を接続するとと
もに、この制御弁の反力室の圧力を制御する反力圧力制
御弁を設け、反力室内の圧力に応じて操舵反力を制御す
る構成にしたパワーステリアングの反力制御装置を前提
にするものである。
上記の装置を前提にしつつ、この発明は、反力圧力制御
弁のスプールの一端をスプリング室に臨ませ、他端をパ
イロット室に臨ませる一方、車速に応じて吐出量を可変
にしたパイロットポンプを設けるとともに、このパイロ
ットポンプの吐出側を、タンクと反力圧力制御弁の上記
パイロット室との両方に接続し、しかも、パイロットポ
ンプとタンクとの接続過程に絞りを設け、かつ、この絞
りとタンクとの連通過程に上記スプリング室を連通させ
た点に特徴を看するものである。
なお、上記パイロットポンプは、スピードメータ駆動装
置に連係させてもよい。
(本発明の作用) この発明は上記のように構成したので、車速が上昇する
とパイロットポンプの吐出量が増える。
そのために、このパイロットポンプとタンクとの接続過
程に設けた絞り前後の圧力差が大きくなる。この絞りの
上流側の圧力は、反力圧力制御弁の反力室に作用するの
で、この反力室内の圧力は、車速が上昇するにしたがっ
て高圧になる。
このように反力室内の圧力が上昇すれば、それにともな
って操舵感覚が重くなる。つまり、低速走行時にはハン
ドルが軽くなり、高速走行時にはそれが重くなる。
(本発明の効果) この発明のパワーステリアングの反力制御装置によれば
、イニシャル反力をほぼ一定に保てるので、その操舵フ
ィーリングが良好に保たれる。
しかも、従来のように比例ソレノイドを用いなくてもよ
いので、それだけ安価になるというメリットもある。
また、この発明の装置は、油圧制御方式を採用している
ので、たとえ電波障害があったとしても、この反力制御
装置が誤動作したりしないものである。
さらに、スプールの両端に絞り前後の差圧を作用させる
ようにしたので、パイロット室だけに圧力を作用させる
場合よりも、スプールの作動が安定する。
(本発明の実施例) 第1.2図に示した実施例は、メインポンプPに接続し
たメイン通路1を介して、メインポンプPとシリンダ制
御弁2とを接続するとともに、このシリンダ制御弁2に
反力室10を設けたこと従来と同様である。
そして、この実施例では、メイン通路1から分岐させた
分岐通路3は、反力圧力制御弁■の流入ボート18に接
続するとともに、この分岐通路3に絞り19を設けてい
る。また、上記シリンダ制御弁2の反力室10を、上記
絞り19の下流側に接続している。
上記反力圧力制御弁Vは、その弁本体20に流入ボート
18と流出ボート21を形成するとともに、スプール2
2を内装している。そして、このスプール22は、その
一端をスプリング室23に臨ませるとともに、他端をパ
イロット室24に臨ませている。
上記スプリング室23にはドレンボート25を形成する
とともに、この中にスプリング26を介在させ、通常は
、スプール22が図示のノーマル位置を保つようにして
いる。スプール22が図示のノーマル位置にあるときは
、流入ボート18と流出ボート21との連通関度を最大
に維持するも0 のである。
また、パイロット室24は、絞り27を介してタンクT
に接続するとともに、このパイロット室24と絞り27
との間にパイロットポンプPPを接続している。さらに
、この絞り27とタンクTとの接続過程には、上記ポー
ト25に接続した戻り通路28を接続している。
そして、上記パイロットポンプPPは、第2図に示すと
おり、スピードメータ29を駆動するスピードメータ駆
動装置30の入カシャフ)31に連係している。この人
力シャフト31は、エンジン32に連係したトランスミ
ッション33に連係している。したがって、パイロット
ポンプPPは、当該車両の走行速度に比例してその吐出
量を増加させるものである。
なお、パイロットポンプPPは、プロペラシャフト34
に連係させてもよいもので、要は、車速に依存してその
吐出量が増減するようにしておけばよいものである。
そして、パイロットポンプPPの吐出量が増加すればす
るほど、絞り27前後の差圧が大きくなるので、それに
ともなってスプリング室23とパイロット室24との圧
力差が大きくなる。このように両室23.24の圧力差
が大きくなると、スプール22がスプリング26に抗し
て移動し、両ポート18.21の連通開度を徐々に小さ
くするものである。
次にこの実施例の作用を説明する。
車両の低速走行では、パイロットポンプPPからの吐出
量が少なくなる。そのために絞り27前後の差圧も小さ
くなり、スプリング23とパイロット室24との圧力差
も大きくならない。したがって、反力圧力制御弁Vのス
プール22は、スプリング26の作用で図示のノーマル
位置を保ち、両ボート18.21の連通開度を最大に保
つ。
このように両ポー)18.21の連通開度が最大になれ
ば、シリンダ制御弁2の反力室lOと反力圧力制御弁■
の流出ポート21とが最大開度で連通ずることになる。
そのために上記反力室101 2 内の圧力が低圧に維持されるので、ハンドル操作感が軽
くなる。
当該車両が中高速で走行すると、それにともなってパイ
ロットポンプPPからの吐出量が多くなる。そのために
絞り27前後の差圧も大きくなり、スプリング室23と
パイロット室24との圧力差が大きくなる。したがって
、反力圧力制御弁■のスプール22は、スプリング26
及びスプリング室23内の圧力作用に抗して移動し、両
ボート18.21の連通開度を小さくする。
このように両ボート18.21の連通関度が小さくなれ
ば、上記反力室10内の圧力が上昇し、その分、ハンド
ル操作感を重くするものである。
以上のように、この実施例のパワーステアリングの反力
制御装置によれば、反力圧力制御弁■のスプール22を
、パイロットポンプPPの圧力で制御するようにしたの
で、従来のように比例ンレノイドを用いなくてもよくな
ったものである。
また、スプール22の両端に絞り27の差圧を作用させ
るようにしたので、このスプール22の作動を安定した
ものにできる。
なお、この実施例の反力圧力制御弁Vに変えて、従来例
として示した第2図の反力圧力制御弁4を用いてもよい
こと当然である。いずれにしても、この発明では、パイ
ロットポンプと絞りとが相まって発生させるパイロット
圧の作用で、反力圧力制御弁のスプールを切換える構造
のものには、すべて適用可能である。
また、シリンダ制御弁2も、ハンドルの切り換え方向に
応じてパワーシリンダを制御しうるものであれば、その
構成が特に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面第1.2図はこの発明の実施例を示すもので、第1
図は反力圧力制御弁のみを具体的な断面図で示した回路
図、第2図はパイロットポンプとトランスミッションと
の連係機構を示した説明図、第3.4図は従来装置を示
したもので、第3図は断面図、第4図はその制御特性を
示した特性図、第5.6図は他の従来例を示したもので
、第3 4 5図は反力圧力制御弁を具体的な断面図で示した回路図
、第6図はその制御特性を示した特性図である。 P・・・メインポンプ、2・・・シリンダ制御弁、lO
・・・反力室、■・・・反力圧力制御弁、22・・・ス
プル、24・・・パイロット室、PP・・・パイロット
ポンプ、27・・・絞り、T・・・タンク、30・・・
スピードメータ駆動装置。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)メインポンプからの吐出油をパワーシリンダに供
    給する通路過程にシリンダ制御弁を接続するとともに、
    この制御弁の反力室の圧力を制御する反力圧力制御弁を
    設け、反力室内の圧力に応じて操舵感を制御する構成に
    したパワーステリアングの反力制御装置において、上記
    反力圧力制御弁のスプールの一端をスプリング室に臨ま
    せ、他端をパイロット室に臨ませる一方、車速に応じて
    吐出量を可変にしたパイロットポンプを設けるとともに
    、このパイロットポンプの吐出側を、タンクと反力圧力
    制御弁の上記パイロット室との両方に接続し、しかも、
    パイロットポンプとタンクとの接続過程に絞りを設け、
    かつ、この絞りとタンクとの連通過程に上記スプリング
    室を連通させたことを特徴とするパワーステアリングの
    反力制御装置。
  2. (2)特許請求の範囲第1項記載のパワーステアリング
    の反力制御装置において、パイロットポンプをスピード
    メータ駆動装置に連係させてなるパワーステアリングの
    反力制御装置。
JP21083889A 1989-08-16 1989-08-16 パワーステアリングの反力制御装置 Pending JPH0374288A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21083889A JPH0374288A (ja) 1989-08-16 1989-08-16 パワーステアリングの反力制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21083889A JPH0374288A (ja) 1989-08-16 1989-08-16 パワーステアリングの反力制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0374288A true JPH0374288A (ja) 1991-03-28

Family

ID=16595949

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21083889A Pending JPH0374288A (ja) 1989-08-16 1989-08-16 パワーステアリングの反力制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0374288A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102010034304A1 (de) 2009-08-20 2011-03-17 CKD Corporation, Komaki-shi Durchflussregelventil

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102010034304A1 (de) 2009-08-20 2011-03-17 CKD Corporation, Komaki-shi Durchflussregelventil
DE102010034304B4 (de) * 2009-08-20 2020-02-13 Ckd Corporation Durchflussregelventil

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6167664A (ja) 動力舵取装置の操舵力制御装置
JP2532081B2 (ja) パワ−ステアリングの油圧制御装置
JPH0262430B2 (ja)
JP2503574B2 (ja) 車両用動力舵取装置
KR100471325B1 (ko) 속도 감응형 파워스티어링 시스템
JPH0374288A (ja) パワーステアリングの反力制御装置
JPH0374287A (ja) パワーステアリングの反力制御装置
JPH0243672B2 (ja)
JP2617750B2 (ja) 4輪操舵装置
JPH08210305A (ja) 油圧制御装置
JPH0825482B2 (ja) 車両の後輪操舵装置
KR960012223B1 (ko) 전자제어식 동력조향장치의 압력조정밸브
JP2559724B2 (ja) パワ−ステアリングの油圧制御装置
JPS609098Y2 (ja) 動力舵取装置における操舵力制御装置
JP2532080B2 (ja) パワ−ステアリングの油圧制御装置
JP2608423B2 (ja) 速度感応型パワーステアリング装置
JPH0637174B2 (ja) 四輪操舵装置
JPS6047763A (ja) パワ−ステアリング装置
JPH0216940Y2 (ja)
JPS61184173A (ja) 動力舵取装置の操舵力制御装置
JP2606718B2 (ja) 可変電磁絞り弁
JPS60240569A (ja) 動力舵取装置の操舵力制御装置
JP2954243B2 (ja) パワーステアリング装置
JPS63184574A (ja) 4輪操舵装置
JPS63121570A (ja) 車両用油圧制御装置